回心堂薬局

第180号
2011.09
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回心堂薬局
9月に入りました。秋というにはま
だまだ暑いですが、なんとなく秋の
気配を感じられる様になってきま
したね^^
今年の夏も暑かった!とにかく暑
かった!!暑さに加えて、節電と
いう課題もあり、いつもの夏に比べて皆さん大変
だった事と思います。それでも一人一人の小さな
気遣いと我慢で、大きな難題も
超えられるものだと、少し
感動もしました。
さて、朝晩と少し涼しく
なってきたので、眠りやすい
時期になってきましたね^^
暑くて目を覚ます事もなくなりました。
皆さんはゆっくり眠れていますか?
今回は眠りについて少し調べてみました^^
良い眠りには、リズムが大切!
詳しくは裏面を参照ください
♪
厚生労働省が全国規模でおこなった調査(2000 年)によると、日本人の約 3 人
に 1 人が「満足のいく睡眠が得られていない」という結果となっているそうです。
その理由として、ダントツは「朝起きても熟睡感がない(24.2%)」
。睡眠をとっ
たにもかかわらず疲労が抜けず、すっきり目覚められないヒトが多い。
たっぷり寝ても疲れが残る一方で、短い睡眠時間でも爽快な朝を迎えることもあ
る。つまり睡眠は「長さ」ではなく、「質」も大きな要素なのだといえます。
さらに睡眠には、脳を休ませるだけでなくもっと積極的に、脳が取り込んだ様々
な情報を整理して、記憶を鮮明にさせるはたらきまであります。
★ 眠っている間に何が起こっているの??
ヒトの体は睡眠中、さまざまな物質を分泌します。
皮膚の形成や新陳代謝にかかわる成長ホルモン、活性酸素を無毒化するグルタチオン、免疫物質をつくる
コルチゾール、肌をきれいにするプロラクチンなど、健康的な体をつくるために必要な物質ばかりです。
また睡眠は体だけでなく、脳の疲労も回復してくれます。人間は起きている間に膨大なエネルギーを消費
するため、体だけでなく脳も疲れきってしまいます。睡眠はその活動をセーブすることで、脳をリフレッ
シュさせてくれます。
★ナイフル
★血圧・心拍数・呼吸数が減り、
筋肉がリラックスするため、体
が休息モードになる。
★ケガの修復、美肌づくりがお
こなわれる。
★免疫力をアップさせ、病気に
かかりにくい体をつくる。
★気分を安定させ、精神的スト
レスを軽減する。
★記憶を定着させ、整理させる。
寝付きが悪い方や、
眠りが浅い方にオススメ!又、旅行先で
ゆっくり眠れないという方にも。
10錠入り ¥980
★若甦温
※お湯で溶かして飲む
寝る前にお湯で溶かして飲むと、リラッ
クスして眠りにつきやすくなります。
翌朝もスッキリと目覚る事ができます
よ^^ 一度お試しください。
28包入り ¥6,825 1日分¥240
眠りにはリズムがあります。それがレム睡眠とノンレム睡眠。一般的
には、レム睡眠のときに目覚めた方が、ノンレム睡眠の深い眠りの
状態のときに起きるよりスッキリするといわれています。
★ レム睡眠・・・脳波から見た脳の活動レベルは浅い眠り程度
と判断されるのに、揺さぶりおこしても目が覚めにくく、実際には
深く眠っているという特徴があります。
レム睡眠には、入眠後 1 時間 30 分ほどのノンレム睡眠の後に初め
て現れ、その後ほぼ 1 時間 30 分間隔で一晩に 4~5 回繰り返すと
いう特徴がある。また、夢を見るのはこのレム睡眠の時だといわれています。
さらに、昼間見たり、聞いたり、触れた事を、一時的な記憶ではなく、長期的な記憶に固定する役割もあ
り、また、昼間の学習が多ければ、レム睡眠も増える事が確認されています。この世に登場したばかりで、
覚える事がいっぱいの新生児は睡眠の約半分がレム睡眠です。
★ ノンレム睡眠・・・レム睡眠の反対で、眠りに入った時の「うつらうつら」から始まり、「すやすや」
「ぐっすり」
「ぐったり」とした眠りのことを言います。心身ともに深い眠りに入っている状態で、ノンレ
ム睡眠の時期には脳波の周波数が遅くなるなど、大脳の活動レベルが低下し、脳の休息に役立っています。
眠くてどうしようもないときに、ほんの 10 分~20 分眠るだけでもスッキリとするのは、このノンレム睡
眠のはたらきによるものなのです。
睡眠時にはノンレム睡眠とレム睡眠がワンセットになって一晩に 4~5 回このサイクルが繰り返される
が、朝が近づくにつれてノンレム睡眠が浅くなります。
自分にあった睡眠方法を見つけるのも大事ですね。
体にとって必要な睡眠時間は人それぞれ。一概に何時間眠ればいいとは必ずしも言えないもの。日中スッ
キリと活動できれば、それがその人にとって快適な睡眠状況です。以下の快眠のためのアドバイスを心が
けてみてはいかがでしょうか。早速今夜から、あなたにとっての快眠方法を見つけてください^^
1.睡眠時間は人それぞれ。日中の眠気で困らなければ十分・・・睡眠の長い人、短い人、季節で
も変化します。
「8 時間」にこだわらなくても OK 。歳をとるに従い必要な睡眠時間は短くなるもの。
2.刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス方法を・・・就寝4時間前からのカフェイン
(コーヒーなど)の摂取は避け、就寝1時間前からの喫煙も避ける。軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、
香りなどでリラックスを。
3.眠たくなってから床に就く。就寝時間にはこだわり過ぎない
眠ろうという意気込みが頭を余計に冴えさせ、寝付きを悪くします。
4.同じ時刻に毎日起床・・・早寝早起きではなく、早起きが早寝に通じる。
5.光りの利用でよい睡眠を・・・目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン!
6.規則正しい3度の食事、規則的な運動週間
朝食は心と体の目覚めに、とても重要です。夜食は軽めに。また運動習慣は熟睡を促進します。
7.昼寝をするなら、15時前の20~30分
長い昼寝はかえってぼんやりのもと。夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響。
8.眠りが浅い時は、むしろ積極的に早寝早起きに・・・寝床で長く過ごしていると熟睡感が減る。
9.睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
背景に睡眠の病気が関わっているかも・・・専門家の治療が必要。
10.十分眠っても、日中の眠気が強い時は専門家に
長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門家に相談。
11.睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる。
12.睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安心
一定時刻に服用し、就寝。アルコールとの併用は絶対にしない!