“旅するブラッスリー” Brasserie & Wine café Buzz(バズ) 丸の内店 山形ワイナリー メーカーズディナー 4 月 14 日 開催のご案内 タケダワイナリー 岸平典子氏、酒井ワイナリー 酒井一平氏、月山ワイン 阿部豊和氏 “旅するブラッスリー”をコンセプトとし、純国産の食材とワインのマッチングを気軽に楽しめる Brasserie & Wine café Buzz(バズ) 丸の内では、4 月下旬からの山形フェアに先立ち、山形の3ワイナ リーを招いてのメーカーズディナーを 4 月 14 日(土)に開催、タケダワイナリー 代表取締役社長 栽培・ 醸造責任者の岸平典子氏、酒井ワイナリー 栽培・醸造責任者の酒井一平氏、月山ワイン 醸造責任者の阿部 豊和氏の三氏をお招きいたします。 山形県は、日本三大急流である最上川が縦断し、村山・置賜・庄内・最上と4つのエリアに分かれており、 言語も生活習慣も食文化も異なります。今回は、それぞれのエリア(村山エリア:タケダワイナリー、置賜 エリア:酒井ワイナリー、庄内エリア:月山ワイン)の持つ風土をテーマとし、それぞれのワイナリーのエ リアの食材とワインをマッチングさせ構成いたします。 醸造責任者が語るワインのお話とともに、ワイナリーが属するそれぞれエリアの特徴や文化、食材にも触 れることにより、ワイナリーについてより深く知っていただく機会となることを願っております。 ■ 山形ワイナリー メーカーズディナー 日時 場所 定員 料金 お申込 2012 年 4 月 14 日(土)19 時 21 時 30 分 (18 時 30 分オープン) Brasserie & Wine café Buzz 丸の内店 東京都千代田区丸の内 2-4-1 丸の内ビルディング 5F Tel. 03-6269-9155 HP http://www.bwc-buzz.jp 着席形式 25 名様 ※ 先着順。定員になり次第締めきりとさせていただきます。 ※ ご相席の場合もございます。ご了承下さいませ。 お一人様 ¥8,400 (料理・ワイン代・消費税・サービス料金込み) Brasserie & Wine café Buzz 丸の内店 Tel. 03-6269-9155 当日のワイン タケダワイナリー ドメイヌ・タケダ ベリーA古木 2009 年 サン・スフル 白・発泡 デラウェア 2011 年 ドメイヌ・タケダ リースリング ヴァンダンジュタルディヴ 酒井ワイナリー バーダップ シャルドネ 2011 年 バーダップ樽熟成 鳥上坂 名子山 2010 年 鳥上坂 金沢 2010 年 月山ワイン ソレイユ・ルバン ロゼ 2010 年 ソレイユ・ルバン ルージュ 2008 年 ソレイユ・ルバン 甲州シュールリー 2011 年 2009 年 (タンクサンプル) ◆ Brasserie & Wine café Buzz とは 東京駅を眼前に望む丸ビル、および大阪:梅田に居ながらにして、日本各地の美味しい食 材を通じて様々な“旅”が体験できる食空間です。シェフが、全国の生産者を巡って選りすぐ った旬の食材をその持ち味を最大限に活かしながらフレンチの技で調理し、ソムリエが厳 選した世界のワインとともに“旅する感覚”でお楽しみいただけます。 タケダワイナリー 岸平典子氏 プロフィール (村山エリア) 代表取締役社長 栽培・醸造責任者、山形県若手葡萄酒産地研究会 会長 1966 年 5 月 山形県上山市生まれ。“良いワインは良いブドウから”をモットーに品質 重視のワイン作りを続ける、1920 年創業の老舗 タケダワイナリーの 5 代目。国内では女 性初の栽培・醸造責任者 兼 代表取締役社長。 玉川大学 農学部 農芸化学科で応用微生物学を学んだ後、「技術的なことだけではなく “エスプリ”、つまりワインに対する考え方や慈しみ方といった精神をも学ぶために」1990 年から 94 年までワイン研修のため渡仏。 国立 マコン・ダヴァイエ醸造学校(上級技者 コース専攻)、国立味覚研究所にて研修(醸造学者ジャック・ピュイゼ主催)、ボルドー大 学 醸造研究所ティースティングコースを修了し、ブルゴーニュ・ロワールのドメイヌで 研修を行う。1994 年に帰国後、タケダワイナリーのセラーマスターに就任。2000 年に取 締役専務兼栽培・醸造責任者に、2005 年に現職に就任する。 土壌改良に有機農法を取り入れ、できるだけ低農薬で化学肥料を使用しない自然農法 栽培で育てられ、醸造されたワインは、国内外で高い評価を受けており、2008 年 洞爺湖 サミットで「ドメイヌ・タケダ≪キュベ・ヨシコ」2003」 「ドメイヌ・タケダ リースリン グ ヴァンダンジュ・タルディヴ 2005」が採用されたほか、「シャトータケダ 赤 2004」が ソムリエ世界チャンピオン オリビエ・プシェ氏より4.5点(5点満点)の評価を受け、 仏ワイン雑誌にも掲載されている 酒井ワイナリー 酒井一平氏 プロフィール (置賜エリア) 酒井ワイナリー 栽培・醸造責任者 1978 年 山形県南陽市生まれ。山形のぶどう発祥の地と言われる南陽市赤湯地区にて最 も古い歴史を持つ(東北地方で最も古いワイナリーでもある)、1892 年創業の酒井ワイナ リーの 5 代目。ろ過機を一切使わない、ノンフィルター製法を守り続けている。 2004 年東京農業大学 農学研究科 醸造学専攻 前期過程を修了後、同年に酒井ワイナリ ーに入社。一日の寒暖差が激しく、急斜面による水捌けの良さと日当たりとが相まった栽 培の条件が揃っている赤湯地域に強い想いをもち、「赤湯のワインならではという味を目 指して、少量ずつであっても高品質のワインを造っていきたい」という想いのもと、栽培・ 醸造を担当している。 急斜面と積雪を抱える赤湯地区は ぶどう栽培農家の高齢化による耕作放棄地が増大し ており、酒井氏は 醸造用ぶどうを安定確保する為、赤湯のぶどう畑を守る為に、自社畑 拡大畑の自社管理を始め、2005 年より自社畑の開墾を始めている。 また、酒井氏が醸造責任者になってから化学肥料、除草剤の使用をやめ、2007 年から 羊を 2 頭飼いはじめ、羊の放牧とぶどう栽培を組み合わせるなど、赤湯ならではのワイン の個性と農業の持続可能性を追求している。 月山ワイン 阿部豊和氏 プロフィール (庄内エリア) 庄内たがわ農業協同組合 月山ワイン山ぶどう研究所 醸造責任者 1976 年 山形県藤島町(現鶴岡市)生まれ。1999 年に東京農業大学 醸造学科を卒業後、 鶴岡にある清酒蔵に 3 年勤め、2003 年に月山ワインに入社。醸造試験場で約半年間の研 修後 2006 年に現職に就任、「専門知識を活かしたワイン造りを通じて、農業振興に寄与 しながら世界に負けないワインを造りあげたい」という想いもって醸造づくりに取り組ん でいる。 同ワイナリーは、澄んだ空気ときれいな水に恵まれたこの自然豊かな山村地帯にあり、 この一帯では、ワインという名がまだ知られていない頃から広い山林原野に自生する“山 ぶどう”を使って山ぶどう酒を造り愛飲してきていた。庄内たがわ農業協同組合はこれに 着眼し、1972 年から山ぶどうを使った本格ワインの研究開発を進め、1979 年に酒類製造 免許を取得、ワイナリーをスタートさせた。以降、山ぶどうの特徴とコクを活かす方法を 模索しながら発酵方法や酵母などを研究し、高品質な味わいを醸すワインを造り出してい る。醸造設備には、昔ながらのホーロータンクをはじめ、ステンレスタンク、サーマルタ ンクがあり、醸すぶどうによってタンクを選択。シュール・リー製法など、昔ながらの造 りも大切にしながら研究を重ねている。また、国内でも例を見ない、旧国道のトンネルを そのまま活用した貯蔵庫をもっている。
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