専門 - 就実大学・就実短期大学

□ 目 次 □
総合教養教育科目 ………………………………………
1
外国語教育科目 ………………………………………
47
専門教育科目
表現文化学科 …………………………………………
97
実践英語学科 …………………………………………
145
総合歴史学科 …………………………………………
207
学部総合教育科目
初等教育学科(2010年度以前入学生) ……………
265
学科基幹教育科目
初等教育学科(2010年度以前入学生) ……………
271
資格課程
教職に関する科目(中等用) ………………………
351
博物館に関する科目 …………………………………
363
図書館に関する科目 …………………………………
365
司書教諭に関する科目 ………………………………
375
社会教育に関する科目 ………………………………
379
大学院
人文科学専攻 …………………………………………
385
初等教育学専攻 ………………………………………
433
索 引 ……………………………………………………
449
総合教養教育科目
教 養
ブラックボード使用
学生生活概論
前 期
こころの健康科学
後 期
学生委員会
2単位
山田 美穂
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
新入生を対象に,学生生活の中で出会う可能性が
あるトラブルの内容と対処法について講義する。精
神面・身体面・社会面にわたる自己管理の大切さを
理解し,トラブルに対応できる知識と技能を身につ
けることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
「こころの健康」を定義することは難しい。そこ
で本講義では,まず「こころの病」あるいは「ここ
ろの傷」について,主に心理学的観点から理解を深
める。その上で,ストレスフルな現代社会の一員と
して生活する上で,自分自身や周囲の人々のこころ
の健康のために何ができるのか,様々な角度から検
討する。
[授業の概要]
学内講師(学長,学部長,学生部長など)による
大学生活の心構えについての講義と,学内外の専門
家による様々な分野におけるトラブルとその対処法
についての講義を行う。
なお,学外講師の事情等により授業計画を変更す
ることがあるので,ブラックボードのシラバスで確
認すること。
[授業の概要]
こころの病あるいは傷の分類やその治療について
の講義が中心となるが,より具体的に身近なものと
して理解できるよう,視覚的資料や事例の紹介など
を取り入れる。また,受講生が自身のこころの健康
について考える機会となるよう,毎回ミニレポート
課題を提示する。
[授業計画]
1.学生へのメッセージ ― 就実の教育理念(学長)
2.人文科学・教育学の学び方(学部長)
3.インターネットの注意点(情報センター長)
4.カルト・宗教について(学生部長)
5.こころの健康
6.悪質な勧誘,消費トラブルから身を守る
7.金融の話
8.犯罪から身を守る ― ストーカー,DV,脅迫
9.しない,させない,ハラスメント
10.アクシデント時の応急処置
11.裁判員制度について
12.脱法ドラッグの恐怖
13.性行動の安全と危険
14.ボランティア活動
15.年金の話
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.こころの病・こころの傷とは何か
3.子どものうつ
4.発達障害
5.不登校・非行・家庭内暴力
6.ひきこもり
7.大人のうつ
8.依存症
9.PTSD
10.死をめぐるグリーフワーク
11.こころの問題に対する心理的支援①
12.こころの問題に対する心理的支援②
13.こころのセルフケア①
14.こころのセルフケア②
15.まとめ
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[テキスト]
授業中に適宜資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[成績評価の方法]
平常点(授業中に課すミニレポート)により評価
する。
[成績評価の方法]
受講態度,ミニレポートおよび期末試験による総
合評価。
−1−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
現代人とこころの障害
前 期
漢詩文の表現と心
前 期
下山 真衣
2単位
佐藤 英夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現代人のこころの障害について概要を知り,ここ
ろの障害に対してどのような予防・対処ができるの
かを考えながら,心理的,社会的支援の知識を取得
します。
[授業の到達目標及びテーマ]
中国古代から中世に至る文学と詩の理解と特色。
[授業の概要]
現代社会において,こころの障害はより身近なも
のとなりました。不登校,ひきこもり,虐待,うつ
などに関連するこころの障害について人々の関心は
高まっており,心理学的予防や対応が望まれていま
す。
この授業では,こころに影響を及ぼす諸要因につ
いて心理学の立場から学び,こころの障害の基本的
な知識を習得し,各事例から心理学における基本的
な予防法,対応法について学びます。また,国や行
政の取り組みや最新トピックスを扱い,現代社会に
おけるこころの障害のある人への支援についても知
識を取得していきます。
[授業の概要]
春秋戦国時代から中世に至る特色のある文学作品,
詩を取り上げる。
[授業計画]
1.現代社会とこころの障害
2.こころの障害における心理学的理解
3.乳幼児時期・児童期のこころの障害1
4.乳幼児時期・児童期のこころの障害2
5.思春期・青年期のこころの障害1
6.思春期・青年期のこころの障害2
7.成人期のこころの障害1
8.成人期のこころの障害2
9.成人期のこころの障害3
10.家族の課題とこころの障害
11.学校の課題とこころの障害
12.職場の課題とこころの障害
13.地域社会の課題とこころの障害
14.こころの障害とともに生きる
15.まとめ
[授業計画]
1.概説
2.春秋戦国時代の詩(詩経)
3.春秋戦国時代の文学(楚辞)
4.春秋戦国時代の文学(楚辞)
5.漢代の詩(古詩十九首他)
6.漢代の歴史文学(史記)
7.漢代の歴史文学(史記)
8.南北朝の文学(陶潛)
9.南北朝の文学(陶潛)
10.唐詩
11.唐詩
12.唐詩
13.唐詩
14.唐代宋代の文学(唐宋八家文)
15.唐代宋代の文学(唐宋八家文)
[テキスト]
・授業中にプリントを配布します
[テキスト]
プリント
[参考図書・参考資料等]
・授業中に紹介します
[参考図書・参考資料等]
授業中に指示
[成績評価の方法]
授業中に提出するリアクションペーパー(テーマ
に対して自分の考えや意見を書くもの)と課題レ
ポートの内容で総合評価します。
[成績評価の方法]
授業態度,筆記試験
−2−
教 養
後 期
書道1a・b
前 期
佐藤 英夫
2単位
佐藤 英夫
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国古代の様々な思想にふれ,各思想家の主義主
張を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
書写技能の向上と基本の習熟
[授業の概要]
諸子百家を中心にして,彼等はいかにして自己の
思想を表現し,主張し,広めようとしたかを学ぶ。
[授業の概要]
楷書の基本の習得
書道史を適宜講義する
岡山市で開かれる書道展の見学
[授業計画]
1.概説
2.儒家の思想(論語)
3.儒家の思想(論語)
4.儒家の思想(論語)
5.儒家の思想(孟子)
6.儒家の思想(孟子)
7.儒家の思想(荀子)
8.儒家の思想(荀子)
9.道家の思想(老子)
10.道家の思想(老子)
11.道家の思想(荘子)
12.道家の思想(荘子)
13.法家の思想(韓非子)
14.法家の思想(韓非子)
15.墨家の思想(墨子)
[授業計画]
1.概説(書道史)
2.「一二」「三十」「上下」
3.「左右」「大小」
4.「池水」「遠心」「吾日三省」
5.「知者不言」「心外無法」
6.「空山無人」「友月交風」
7.「土積成山」「松上閑雲」「長生不老」
8.「徳如時雨」「道法自然」「温故知新」
9.「樹木方盛」「黙而識之」「人生感意気」
10.「山水有清音」「魚鳥来親人」「室閑茶味清」
11.「仰観山俯聴泉」九成宮醴泉銘の臨書
12.九成宮醴泉銘の臨書
13.夫子廟堂碑の臨書
14.孟法師碑の臨書
15.造像記の臨書
[テキスト]
プリント
[テキスト]
授業中に指示する
[参考図書・参考資料等]
授業中に指示
[参考図書・参考資料等]
書道全集(平凡社)
[成績評価の方法]
授業態度,筆記試験
[成績評価の方法]
清書作品,レポート,授業時の態度
−3−
教
養
漢詩文の表現と思想
書道2a・b
後 期
佐藤 英夫
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
書写技能の向上と基本の習熟
茶道1a・b
(茶道の基礎を身につけよう)
堀田喜美子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の伝統文化の中でも,総合文化といわれる茶
道にふれることにより,豊かな人間性と節度ある人
との対応ができるようにし,併せて日本文化(茶道
文化)を学ぶことにより,国際人としての素地を養
い伝統文化を継承していく実践的態度を身につける。
(*茶道は1と2を併せて履修すること)
[授業の概要]
行書の基本の習得から草書,隸書,かなへと展開
する。(同じ句を最初は楷書も練習する)
書道史を適宜講義する。
岡山市内で開かれる書道展の見学。
[授業の概要]
茶道の基本を身に付けることを目標に,道(心)
・
学(茶道学)・実(点前の実践)の3点を取り混ぜ
て進めていく。学外での茶席にも参加する。また自
らも茶席を計画しお客様のおもてなしの仕方,お客
の姿を学ぶ。日々の生活の中に生かせる所作を,しっ
かりと身に付けられるように修練する。材料費7000
円を別途徴収する。茶道1・2両方を修得した者は
茶道裏千家初級の資格申請ができる。
(実費別途必要)
[授業計画]
1.概説(書道史)
2.「上下」「草花」
3.「球技」「雨雲」
4.「造作」「一心不乱」「吾日三省」
5.「雨天決行」「愚公移山」
6.「魚鳥相親」「和気致祥」
7.「松風四山来」「福生積善」
8.「学理の追求」「木葉動秋声」
9.集字聖教序の臨書
10.集字聖教序の臨書
11.蘭亭序の臨書
12.書譜の臨書(草書)
13.礼器碑の臨書(隸書)
14.かな(いろは・・・)
15.かなの応用
[授業計画]
1.基礎の知識・茶道とは? 稽古に必要な道具
2.茶道の意義・客の心得(座り方,歩き方,あい
さつ)
3.茶道と日常生活・席入り,お菓子の頂き方 割
稽古
4.茶の精神 和敬清寂・盆略点前
5.茶の心・盆略点前
6.茶会参加の準備と心得・茶席での心得
7.茶会に参加・茶会に参加(後楽園お庭茶会:な
でしこ茶会)
8.茶と禅・盆略点前
9.禅語と掛物・盆略点前
10.利休七則・薄茶点前(風炉)柄杓の扱い
11.茶会を計画・薄茶点前
12.季節の花・菓子・七夕茶会(役割を決め企画・
運営)
13.茶の歴史・水屋の心得
14.茶道の成立・薄茶点前
15.茶道具・薄茶点前
[テキスト]
授業中に指示する
[テキスト]
学校茶道教本編集委員会「裏千家茶道」
(財団法
人 今日庵)
*個別販売とします
[参考図書・参考資料等]
書道全集(平凡社)
[参考図書・参考資料等]
『原色茶道大辞典』(淡交社)
『茶席の禅語大辞典』(淡交社)
[成績評価の方法]
清書作品,レポート,授業時の態度
[成績評価の方法]
受講態度,課題レポ−トの提出,実技試験,筆記
試験をもって評価する。
−4−
教 養
茶道2a・b
日本文化論1
後 期
(茶道を楽しもう)
堀田喜美子
(日本文化とは何か)
1単位
土井 通弘
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の伝統文化の中でも,総合文化といわれる茶
道にふれることにより,豊かな人間性と節度ある人
との対応ができるようにし,併せて日本文化(茶道
文化)を学ぶことにより,国際人としての素地を養
い伝統文化を継承していく実践的態度を身につける。
(*茶道は1と2を併せて履修すること)
[授業の到達目標及びテーマ]
文化とは,日本文化とは何かを考える。わが国の
前近代の歴史は,常に中国・朝鮮半島からの影響を
受けながらも,独自な展開をしてきたといわれてい
る。本講義では文化の国際性と独自性をキーワード
にして,日本文化の特質を考える能力を養う。
[授業の概要]
前期に身に付けたことを基に,実技も段階を進め
ていく。企画・運営する茶会の回数も前期より増や
し,より一層実践できるようにしていく。一年の締
めくくりとして修了茶事を行い,京都御家元拝観の
事前学習のひとつとする。材料費7000円を別途徴収
する。茶道1・2両方を修得した者は茶道裏千家初
級の資格申請ができる。(実費別途必要)
[授業の概要]
以下に取り上げる文化事象を資料の所在を明示し
ながら解説してゆく。
[授業計画]
1.利休道歌 ・千歳盆 割稽古
2.茶道具 ・千歳盆
3.茶道具 ・薄茶点前(炉) 割稽古
4.季節と道具・薄茶点前
5.茶会参加 ・茶会参加(茶道部:大学祭茶会)
6.茶会計画(三席) ・薄茶点前 立礼点前
7.露地・茶室 ・四畳半(小間席)への席入りの
仕方 薄茶点前
8.名品の鑑賞 美術館 博物館 ・美術館 博物
館での鑑賞
9.茶事とは? ・薄茶点前 立礼点前
10.茶事の流れ ・茶会の準備 点前,水屋の稽古
11.クリスマス茶会 ・各自役割の実践
12.道具の扱い方 ・濃茶の頂き方,特殊道具の扱
い方
13.初茶会 ・各自役割の実践
14.修了茶事について ・薄茶点前
15.京都裏千家今日庵について ・修了茶事の準備
[授業計画]
1.花見・山見―自然との共生の記憶―
2.八十嶋御祭と大嘗会
3.仏教伝来とその意義
4.悔過会―薬師悔過会と吉祥悔過会―
5.吉備真備―律令官人の素養と文化論―
6.神仏習合―大仏造営の論理―
7.平安仏教と和気氏の活躍
8.伝法灌頂―最澄と空海の永訣―
9.宮中真言院後七日御修法―玉体とは何か―
10.二十五三昧会と迎講
―浄土世界の現出と追体験―
11.一味契約と連歌
12. 能楽・狂言の世界
13.茶の文化
14.利休茶の勝利と挫折
15.御衣木加持考
[テキスト]
学校茶道教本編集委員会「裏千家茶道」
(財団法
人 今日庵
*個別販売とします
[テキスト]
その都度,レジュメを配布
[参考図書・参考資料等]
『原色茶道大辞典』(淡交社)
『茶席の禅語大辞典』(淡交社)
『茶の湯実践講座 正午の茶事』(淡交社)
[参考図書・参考資料等]
上山春平編『照葉樹林文化』(中公新書)
鳥越憲三郎『古代中国と倭族』(中公新書)
西嶋定生『古代東アジア世界と日本』(岩波現代
文庫)
[成績評価の方法]
受講態度,課題レポ−トの提出,実技試験,筆記
試験をもって評価する。
[成績評価の方法]
論述テストで評価
−5−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
日本文化論2
(美術・演劇に見る日本の文化)
井上 啓治
日本人の思想
前 期
(前近代の日本思想)
2単位
苅米 一志
[授業の到達目標及びテーマ]
時に文学,時に美術,時に芸能演劇,三分野のい
ずれかに偏りつつ,歴史的視点をもって日本文化を
みてゆきたい。また,日本古代∼現代の諸文化を読
解することで,東アジアの中における日本文化の位
置付けを明らかにし,日本人の倫理と美意識に迫る
ことも目標である。今年度は,昨年度の「古代・中
世・近世美術,特に日中山水画の比較研究」に替り,
「花鳥画」をテーマにしたい。だが,一番の目標は,
とにかく沢山の作品に触れることである。
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本人の思想形成の過程について,古墳時代から
江戸時代末期までを範囲として,大きな流れを理解
できるようにする。
[授業の概要]
日中花鳥画の成立から,中国近世花鳥画と日本中
古『源氏絵巻』や「山水(せんずい)図」などに見え
る僅かな花鳥,日本中世絵巻に見える様々な花鳥,
桃山・江戸初期花鳥から江戸中期・後期,明治以後
の近代花鳥画など,日中の時代区分ごとにテーマを
設定し,歴史と社会,倫理と美意識を探究してゆき
たい。
[授業の概要]
思想史上,特に論争が起こった問題に焦点をあて,
年代順に配列して解説を行う。
[授業計画]
1.授業の教材と進行形態に関するガイダンス
2.図書館探検隊,花鳥画「この一枚」の発見・調
査
3.問題提起,探究1,江戸琳派抱一「夏秋草図屏
風」に見る〈装飾性〉と〈自然思想〉
4.探究2,日本古代の花鳥画
5.探究3,日本中世の花鳥画
6.探究4,中国中世・近世の花鳥画
7.探究5,中国近世の花鳥画1
8.探究6,その2
9.探究7,その3
10.探究8,桃山・江戸初期の花鳥画
11.探究9,江戸中後期1
12.探究10,江戸中後期2
13.探究11,江戸中後期3,浮世絵
14.探究12,明治・大正・昭和,近代花鳥画
15.結論
[授業計画]
1.日本思想の問題点 ― 現代的な視点から
2.思想と論争の意義
3.仏教受容をめぐる対立 ― 古代日本と大陸
4.聖武天皇と行基 ― 国家仏教と民衆布教
5.徳一と最澄 ― 三一権実論争
6.空海と南都仏教 ― 顕密の区別
7.法然・親鸞と貞慶・明恵 ― 異端派と改革派
8.日蓮と鎌倉仏教諸師 ― 蒙古襲来と仏教界
9.臨済禅と曹洞禅 ― 戒律と禅
10.一向一揆と法華一揆 ― 農村と都市の民衆
11.キリスト教の伝来 ― 文明の衝撃と禁教
12.神道の成立と仏教 ― 神の世界の体系化
13.朱子学の形成と展開 ― 不完全な制度
14.国学と神道 ― 近代思想の準備段階
15.授業のまとめ ― 再び日本人の思想について
[テキスト]
コピーを配る。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
授業中,適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
今井淳他編
日本思想論争史(ぺりかん社,1979年)
[成績評価の方法]
平生の受講態度40パーセント,レポート60パーセ
ント。
[成績評価の方法]
毎時間の提出物と学期末のレポートを3:7の割
合で評価する。
−6−
教 養
ヨーロッパ人の思想
(新約聖書)
虫明 茂
ブラックボード使用
アジア人の思想
後 期
(古代中国人の死後の世界)
2単位
李 開元
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパ文化の宗教的源泉となっている新約聖
書について学ぶと共に,聖書を題材とした美術(主
に絵画)を鑑賞する。また,随時他の宗教(仏教,
神道,イスラーム)などとの比較考察を行い,ヨー
ロッパ人の思想を理解するために必要な基本的な知
識を身につけることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
死生観は,民族・宗教・文化・時代によってさま
ざまである。しかし,中国思想の根底とされている
諸子百家は,この人間精神の基本問題についてほと
んど語っていなかった。
[授業の概要]
新約聖書の「マタイによる福音書」のテキストを
読み,宗教画を鑑賞する。また,擬人神観,神義論,
聖像崇拝,恩寵の問題(自力/他力)など,基本的
な宗教概念について学ぶ。そして,一神教/多神教,
汎神論,無神論,創唱宗教/自然宗教,民族宗教/
世界宗教などといった観点から,宗教思想の比較考
察を行う。
[授業の概要]
本講義は考古学の出土品を通して古代中国人の死
後の世界を考察してみる。
(考古の図録にあわせて
講義を行う)
[授業計画]
1.新約聖書,福音書,マタイによる福音書,イエ
ス・キリストの系図
2.イエス・キリストの誕生,占星術の学者たちが
訪れる
3.エジプトへ逃れる,ヘロデ子供を皆殺しにする
4.洗礼者ヨハネ教えを宣べる,イエス洗礼を受け
る
5.ガリラヤで伝道を始める,病人をいやす,山上
の説教
6.地の塩,世の光,律法について
7.施し,祈り,断食,思い悩むな
8.求めなさい,狭い門
9.重い皮膚病,十二使徒,平和ではなく剣を
10.安息日,種を蒔く人,たとえ
11.洗礼者ヨハネ殺される,イエスの姿が変わる
12.神殿税,迷い出た羊,神殿から商人を追い出す
13.皇帝への税金,律法学者とファリサイ派の人々
を非難する,すべての民族を裁く
14.ユダ裏切りを企てる,主の晩餐
15.十字架につけられる,復活する,昇天
[授業計画]
1.講義の概要と説明
2.馬王堆漢墓帛画の出土
3.月と日
4.神人
5.天門
6.怪獣
7.貴婦人の生前
8.天蓋
9.木神
10.水神
11.古代中国人の死後の世界について
12.諸子百家
13.魂と魄
14.鬼の世界
15.鬼神の死
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
日本聖書協会編『聖書 和英対照』
日本基督教団出版局編『新共同訳 新約聖書 略解』
[参考図書・参考資料等]
吉川忠夫『古代中国人の不死の幻想』,東方書店,
1995年
林 巳奈夫『漢代の神々』,臨川書店,1989年
[成績評価の方法]
平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テス
ト)で評価する。
[成績評価の方法]
レポートおよびテストにより評価する。
−7−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
日本美術史a
(仏典の美術)
土井 通弘
ブラックボード使用
前 期
日本美術史b
(仏教彫刻史を中心に)
2単位
土井 通弘
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
仏教の伝来に大きな役割を果たしたのは,言うま
でもなく仏典である。仏典を護持し・読誦し,書写
する者は大きな功徳が得られると考えられた。救済
を願う人々は様々な嗜好を凝らして仏典を制作した
が,具体的に仏典をたずねることで,人々が仏典に
期待した救済の諸相を明らかにしたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
わが国の彫刻史の根幹を形成する仏像とその影響
下に造像された神像も含めて概観し,彫刻造形とは
何かを考える。
[授業の概要]
インドにおける仏典の出現の様子と,仏教東漸に
よって漢訳経典が体系化され大蔵経ないしは一切経
と呼ばれる世界の成立を概観し,さらに6世紀わが
国へ仏教が伝来すると同時に仏典が請来され,わが
国の紙文化のみならず,さまざまな造形に影響を与
えたことを作例に即して考察する。
[授業の概要]
代表作品をスライド等で紹介しながら,彫刻作品
の素材の多様性と造形技術の展開を解説し,わが国
彫刻史を概観する。
[授業計画]
1.仏教史概観−インドから日本へ―
2.漢訳仏典の編纂史Ⅰ―旧訳経玄奘以前―
3.漢訳仏典の編纂史Ⅱ―新訳経玄奘以後―
4.奈良時代の写経事業の展開と天平写経の美
5.密教経典の将来―入唐八僧の請来目録から―
6.平安期の写経
7.平安期装飾経の世界Ⅰ
8.平安期装飾経の世界Ⅱ―竹生経・久能寺経・平
家納経―
9.印刷経の出現Ⅰ―東アジアを中心に―
10.印刷経の出現Ⅱ―日本―
11.大般若経の護持と村落Ⅰ
12.大般若経の護持と村落Ⅱ
13.倭点附刻の経典
14.活字本の大蔵経の出現
15.近代における仏典整備事業
[授業計画]
1.仏像の起源と展開―インド・中国・朝鮮半島―
2.仏像の素材の変遷とその意味Ⅰ―金属像・粘土
像―
3.事例研究―法隆寺金堂釈迦三尊像・石山寺金銅
仏四躯・東大寺戒壇院四天王像
4.仏像の素材の変遷とその意味Ⅱ―脱活乾漆像・
木心乾漆像・捻土像―
5.事例研究―興福寺八部衆像及び十大弟子像・東
大寺法華堂不空羂索観音像
6.仏像の素材の変遷とその意味Ⅲ―木像・檀像―
7.事例研究―広隆寺弥勒像・法隆寺救世観音像及
び百済観音像
8.事例研究―法隆寺九面観音像・奈良国立博物館
十一面観音像・園城寺十一面観音像
9.唐招提寺旧講堂木彫群―鑑真の伝えた仏像技法
10.像内に納入品をもつ仏像例―石山寺本尊考
11.木造仏の内刳り技法―元興寺薬師如来立像等
12.東寺講堂の諸仏
13.平等院阿弥陀堂の本尊の意義
14.運慶の登場―伝統の否定と継承
15.快慶の造像活動
[テキスト]
授業時にレジュメを配布
[テキスト]
水野慶三郎編『日本仏像史』
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
論述テストで評価
[成績評価の方法]
論述テストで評価
−8−
教 養
前 期
東洋美術史
前 期
守田 均
2単位
小松 惠子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパ美術は,大きく性格を変えつつ現在も
世界美術の規準となっているが,ヨーロッパ美術の
みが他地域・文化圏の美術より抜きん出ているわけ
でも特殊なわけでもなく,より大きな世界的「芸術
史」の一部に他ならず,だからこそ独自の価値を持っ
ていることを解き明かしたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
世界の陶磁文化の技術や様式美を学びつつ,その
歴史的地理的背景を理解することを目指す。
[授業の概要]
先史時代から現代に至る美術の流れを,ヨーロッ
パ美術を基本として通史的に講義する。
細かい様式などにはこだわらず,歴史の動きに伴う
ヨーロッパ社会の変動と美術との深い関わりを追求
していく。
[授業の概要]
中国で発明されたとされる磁器の歴史を中心に,
中東,東南アジア,朝鮮半島,日本等,アジア各地
における陶磁器文化における発達の歴史的,地理的
背景を検証していきたい。また,アジアのみならず,
ヨーロッパ,アメリカ大陸の磁器文化伝播にまで言
及を広げたい。
[授業計画]
1.はじめに
2.「見る」とは何か
3. 先史・部族社会の美術
4.古代オリエント・エジプトの美術
5.古代ギリシャ・ローマの美術
6.中世ヨーロッパ
7.ルネサンス
8.バロック
9.近代の始まり
10.印象派
11.ポスト印象派
12.キュビスム
13.抽象美術
14.ダダ・シュルレアリスム
15.第二次大戦後の美術
[授業計画]
1.陶磁器……やきものとは何か
2.磁器の発明についてその1
3.磁器の発明についてその2
4.用途の変容と中国社会
5.景徳鎮磁器その1
6.景徳鎮磁器その2
7.景徳鎮磁器その3
8.景徳鎮磁器その4
9.朝鮮半島における磁器開発
10.東南アジアにおける陶磁文化
11.日本における磁器誕生についてその1
12.日本における磁器誕生についてその2
13.清朝期における再生景徳鎮……唐英の活躍
14.ヨーロッパにおける磁器開発と産業革命
15.まとめに変えて
[テキスト]
教科書は使用せず,毎回印刷資料を配布する。
[テキスト]
特に指定しない
[参考図書・参考資料等]
高階秀爾 監修 「カラー版 西洋美術史(増補新版)」
美術出版社,2002年
ISBN-10:4568400643 ISBN-13:978-4568400649
[参考図書・参考資料等]
授業内で指示する
[成績評価の方法]
期末のレポート提出で評価
[成績評価の方法]
レポートにて評価
−9−
教
養
西洋美術史
ブラックボード使用
死生観の歴史
前 期
難波 俊成
2単位
哲学の世界と歴史
(西洋文化の源流)
虫明 茂
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会において葬送儀礼は歴史的な経過から来
るしばりが,現代人の死生観と矛盾する場合が発生
している。授業ではわが国の歴史上における葬送儀
礼を古代から,順次特徴的な事例や考え方を紹介し
て,その時々の死生観を追究してみたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
西洋の古代・中世哲学について学び,哲学的な考
え方を身につける。
西洋哲学史上の主要な人物とその思想について基
本的な知識を習得すると共に,様々な問題について
論理的に考え,自分の考えを述べられるようになる
ことを目標とする。
[授業の概要]
方法として民俗学の立場から『古事記』
『日本書紀』
などの古代文献を利用したり,仏教の伝来以降に起
きるあの世に対する変化などを取り扱いたい。
[授業の概要]
西洋の学問文化の源流となっているヘレニズム
(広義のギリシア文化)および宗教文化の源流となっ
ているヘブライズム(ユダヤ・キリスト教文化),
時代的には古代から中世にいたるまでの思想を学ん
で,西洋文化を理解するための基礎的な素養を培う。
[授業計画]
1.導入1,現代社会における葬儀と多様な死生観
2.導入2,近代岡山における墓地のなりたち
3.『古事記』『日本書紀』の死者の国
4.死を確認する殯(もがり)とは
5.あの世の入り口
6.仏教伝来による死生観の変化−貴族達の浄土へ
のあこがれ−
7.仏教定着による死生観の変化−民衆達の浄土へ
のあこがれ−
8.死者達との出会いを求めて−来迎会−
9.中近世における岡山地方の浄土信仰
10.山中他界と海上他界
11.聖地へのあこがれ−西国三十三所・四国八十八
所−
12.女人往生とは
13.墓地と石塔
14.葬り方あれこれ
15.まとめ
[授業計画]
1.哲学とは何か,西洋哲学史の流れ,ギリシア文
字
2.ギリシア神話(ホメロス,ヘシオドス)
3.ミレトス学派(タレス,アナクシメネス,アナ
クシマンドロス)
4.ピュタゴラス学派(輪廻転生,オルフェウス教,
ディオニュソス)
5.ヘラクレイトス(万物流転,神義論,弁証法)
6.エレア派(クセノファネス,パルメニデス,ゼ
ノンのパラドックス)
7.アテナイ期の哲学,ソフィストたち,ソクラテ
ス,小ソクラテス学派
8.プラトン(イデア論,エロス論)
9.アリストテレスの思想,政治体制論
10.ヘレニズム期の思想(エピクロス学派,ストア
学派)
11.旧約聖書⑴
12.旧約聖書⑵,ユダヤ教の成立
13.新約聖書⑴
14.新約聖書⑵
15.キリスト教の成立と展開
[テキスト]
使用しない。授業の際プリント類を配布する。
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業進行にあわせて紹介する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[成績評価の方法]
テストでの得点で評価する。
[成績評価の方法]
平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テス
ト)で評価する。
−10−
教 養
現代の哲学と思想
(近現代の西洋思想とバイオエシックスの諸問題)
虫明 茂
後 期
2単位
人類学の世界と歴史
(アジアの人類学の世界と歴史)
賈 鍾壽
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の「哲学の世界と歴史」に引き続いて,西洋
の近現代哲学について学び,哲学的な考え方を身に
つける。
哲学史上の主要な人物と思想について基本的な知
識を習得すると共に,様々な問題について論理的に
考え,自分の考えを述べられるようになることを目
標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
文化の多様性を紹介し,文化を通じての人間の特
徴を求め,文化・民族・人間をめぐる先入観や偏見
などの問題をその歴史から学び,異民族・異文化と
の共存を考える。
[授業の概要]
近現代の西洋思想を学ぶと共に,科学技術,特に
医学や生命科学の発達に伴うバイオエシックスの諸
問題について哲学的に考察する。
[授業の概要]
人類学から何を学ぶことができるか,異民族・異
文化と共に生きる共生社会の道を模索する。
[授業計画]
1.哲学とは何か,バイオエシックスの諸問題
2.デカルト(方法的懐疑),生殖クローン技術
3.スピノザ(汎神論),生殖補助技術,臓器移植
4.F・ベーコン(イドラ論),安楽死
5.ニューロエシックス(脳神経倫理)
6.再生医療(ヒトはプラナリアになれるか?)
7.社会契約説(ホッブス,ロック,ルソー)
8.カントの批判哲学
9.ショーペンハウアー,実存思想
10.ニーチェの超人思想,優生学の問題
11.ニーチェのニヒリズム
12.ロボエシックス(ロボットと倫理)
13.カフカ,サルトル,カミュ
14.深層心理学の流れ(フロイト,アードラー,ユ
ング)
15.ヤスパース,ハイデガー
[授業計画]
1.オリエンテーション(人類学とは)
2.人類学の歴史と変遷
3.文化人類学の諸理論
4.共生とは?
5.共生社会を目指して
6.在日韓人社会
7.在日2世の世界
8.在日3世の世界
9.真の共生社会を目指すためには
10.在日4世的世界
11.新韓国人と地域社会
12.在日韓人の意識調査
13.在日韓人の思想
14.国際化における日本人・日本文化
15.なぜ国際交流・国際理解なのか
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[テキスト]
李 光圭 賈 鍾壽 編著
『共生社会を目指して−在日韓人社会と日本』
大学教育出版
ISBN978-4-88730-980-7
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テス
ト)で評価する。
[成績評価の方法]
小テスト(60%)
講義で取り上げたテーマの中から1つを選びレ
ポートを作成する(40%)
−11−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
アジアの民族誌
(バリ島民の暮らしと文化)
賈 鍾壽
後 期
地理学の世界と歴史
前 期
2単位
吉本 勇
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
インドネシアのバリ島における現地調査に基づいて,
さまざまな人々の暮らしと文化を紹介し,東南アジ
アの世界への知識を深め,異文化に関する多様な知
識を提供することに目的がある。
[授業の到達目標及びテーマ]
地域の諸問題を地理学の立場から考えるセンスを
身につける。
[授業の概要]
地上最後の楽園バリ島の影と光を探る。
[授業の概要]
身近にある地理学の対象を写真や図表,コラムを
通して考察する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.東南アジアとしてのバリ島
3.インドネシアとしてのバリ島
4.地上最後の楽園
5.バリ島の歴史
6.バリ島の歴史(中世・近世)
7.バリ島の歴史(現代)
8.バリ島の社会
9.バリ島の衣食住
10.バリ島の生活文化
11.バリ島の宗教と儀礼
12.バリ島の寺院
13.バリ島の伝統芸能
14.バリ島の遺跡・小テスト
15.バリ島の美術・小テスト
[授業計画]
1.地理学から地域をみる
2.地図に親しむ
3.身のまわりの風景(地理写真からみる)
4.身のまわりの風景(インターネットからみる)
5.フィールドを歩いて地域を調べる 1
6.フィールドを歩いて地域を調べる 2
7.人口の地理学
8.日本の産業構造を読み取る
9.都市と農村 1(日本編)
10.都市と農村 2(海外編)
11.観光・余暇の地理学
12.人とモノの流れから地域をみる 1
13.人とモノの流れから地域をみる 2
14.GISの活用
15.まとめ
[テキスト]
賈 鍾壽
『バリ島 Island of Gods』
大学教育出版
ISBN978-4-88730-929-6
[テキスト]
高橋伸夫・内田和子ほか編 現代地理学入門 古今書院
ISBN 4-7722-3049-1
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
講義で取り上げた地域や事柄について関連する書
籍を各自で調べる。
[成績評価の方法]
7月末の小テスト(80%)
レポート(20%)
[成績評価の方法]
受講態度と試験による総合評価
−12−
教 養
教
養
ブラックボード使用
教育論の世界と歴史(他学部開放科目)
前 期
村田 恵子
2単位
現代教育の諸問題(他学部開放科目)
(思想・良心形成の自由と教育)
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義では,現代的な教育課題について,それがど
のようにして生み出されたのか,それ以前とはどこ
がどのように異なるのか(あるいは同じなのか),
さらにそうした変化が人々の生活にどのような影響
をもたらしたのか,歴史的な視点から考察する方法
を学習することを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
・基本的人権についての基礎的理解
・教育問題について自らの眼と頭で,見て考えるこ
と
[授業の概要]
本講義では,特に,日本における教育の歴史につい
て,①明治以前の「学び」,②近代学校教育の成立・
展開と社会的背景,③階層意識と教育,④戦争と教
育,⑤現代日本の子どもと教育,という柱を立て,
その時代を生きた人々,子どもの暮らしや価値観と
の関係を考えながら概観する。
[授業の概要]
思想・良心の自由を確保するために,私たちは,
現代社会の動向の中で,何を考え,何をすべきなの
か。思想・良心の自由をめぐる歴史,権利としての
教育などについての歴史的・理論的接近方法を提示
する。
[授業計画]
1.教育の歴史を学ぶということ
2.近世の子ども観・教育観①
3.近世の子ども観・教育観②
4.近世における「学び」
5.日本における近代教育制度の成立・展開①
6.日本における近代教育制度の成立・展開②
7.日本における近代教育制度の成立・展開③
8.都市新中間層と子ども・教育①
9.都市新中間層と子ども・教育②
10.都市における貧困層の子どもと教育
11.総力戦体制と子ども①
12.総力戦体制と子ども②
13.敗戦と子ども,教育
14.戦後日本の教育の歩み
15.現代日本の子どもと教育
[授業計画]
1.序論:現代教育の諸問題で学ぶべきこと
2.思想・良心の自由と教育:概観
3.権利としての教育:歴史⑴:近代西欧1
4.権利としての教育:歴史⑵:近代西欧2
5.権利としての教育:歴史⑶:近代日本
6.思想・良心の自由とは何か⑴
7.思想・良心の自由とは何か⑵
8.思想・良心形成の自由と公教育⑴:宗教教育
9.思想・良心形成の自由と公教育⑵:性教育
10.思想・良心形成の自由と公教育⑶:政治教育
11.教育基本法「改正」と思想・良心の自由⑴
12.教育基本法「改正」と思想・良心の自由⑵
13.「愛国心」教育の問題⑴
14.「愛国心」教育の問題⑵
15.まとめ
[テキスト]
田嶋 一他著『やさしい教育原理 第三版』(有
斐閣アルマ,ISBN:978-4-641‒12426‒4)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
・教育思想史学会編『教育思想事典』勁草書房
・日本近代教育史事典編集委員会編『日本近代教育
史事典』平凡社
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,試験等による総合評価とす
る。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(40%)
2.試験(60%)
−13−
ブラックボード使用
ブラックボード使用
心理学の世界と歴史
前 期
現代人のこころと行動
後 期
原 奈津子
2単位
原 奈津子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
心や行動の科学としての心理学のいろいろなアプ
ローチを理解するとともに,生理心理学・感覚知覚・
記憶・学習など心理学の基礎的分野となる領域にお
ける基本的な事項を知ることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
心や行動の科学としての心理学のいろいろなアプ
ローチを理解するとともに,発達心理学・パーソナ
リティ心理学・臨床心理学・社会心理学など心理学
の応用的分野となる領域における基本的な事項を知
ることを目標とする。
[授業の概要]
私たちの行動や心的過程について,心理学の基礎
知識をもとに解説を行う。生理心理学・感覚知覚・
記憶・学習など心理学の基礎的分野となる領域を中
心に,簡単な実験をまじえながら,理解を深めるこ
とを目的とする。また,心理学の研究パラダイム(実
験や調査など)についても,体験的に学ぶ。
[授業の概要]
人間の発達や人間関係の様相について,心理学の
基礎知識をもとに解説を行う。発達心理学・パーソ
ナリティ心理学・臨床心理学・社会心理学など心理
学の応用的分野となる領域について,簡単な心理テ
ストや実験をまじえながら,理解を深めることを目
的とする。また,心理学の研究パラダイム(実験や
調査など)についても,体験的に学ぶ。
[授業計画]
1.序論 心理学とは
2.脳とこころ
3.感覚・知覚―視知覚を中心に①
4.感覚・知覚―視知覚を中心に②
5.感覚・知覚―視知覚を中心に③
6.記憶―感覚記憶・作動記憶
7.記憶―長期記憶
8.記憶―日常的な記憶現象を中心に
9.意識の諸相
10.思考―問題解決・推論
11.思考―思考の個人差
12.学習の原理①
13.学習の原理②
14.動機づけ
15.感情
[授業計画]
1.序論 心理学とは
2.発達心理学―乳幼児の認知発達
3.発達心理学―愛着
4.発達心理学―青年期の発達
5.発達心理学―親としての発達
6.発達心理学―高齢者の心理学
7.パーソナリティ心理学―パーソナリティとは
8.パーソナリティ心理学―パーソナリティの測定
9.臨床心理学―ストレス
10.臨床心理学―ストレス・マネージメント
11.社会心理学―対人認知
12.社会心理学―対人関係
13.社会心理学―社会的影響①
14.社会心理学―社会的影響②
15.社会心理学―社会的ジレンマ
[テキスト]
指定しない。
[テキスト]
指定しない。
[参考図書・参考資料等]
Smith, E. E. et al. 「Atkinson and Hilgard's
Introduction to Psychology 15th edition」
長谷川寿一ほか 「はじめて出会う心理学」
菊池聡 「超常現象をなぜ信じるのか」
以上のほか,講義中に適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
Smith, E. E. et al. 「Atkinson and Hilgard's
Introduction to Psychology 15th edition」
長谷川寿一ほか 「はじめて出会う心理学」
以上のほか,講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
1 e-learning(15%) 課題の概要については,受
講生が確定する5月初旬の講義中に解説する。
2 レポート(25%)複数回
3 テスト(60%)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
1 e-learning(15%)
課題の概要については,受
講生が確定する10月初旬の講義中に解説する。
2 レポート(25%)複数回
3 テスト(60%)
−14−
教 養
倫理と価値観の諸相
(倫理を相対化する)
九鬼 一人
ブラックボード使用
後 期
2単位
現代人の倫理と価値観
(倫理で繋がる)
九鬼 一人
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
道徳の内部から外部(合理性)へと視野を拡げて,
道徳の重力の成り立ちはどのようなものか,共に考
える。倫理学説史について理解が深められる。
[授業の到達目標及びテーマ]
もしあなたが自分の利益や快適さを求めるなら,
まず道徳的な力――それは最も手に入れやすい力で
ある――を身につけるべきである。この授業では,そ
うした力の基礎となる,
思考方法を養うことができる。
[授業の概要]
教科書に準拠し,西洋倫理学史の基本思想を紹介
しながら,倫理というものがどのような考え方に準
拠しているか,検討する。特にゲーム理論・厚生経
済学に配慮する。毎回,必ず小レポート(小筆記)
を課す。発展学習[勉強のすすめ]に積極的に取り
組むことが望ましい。
[授業の概要]
教科書に準拠するが,教科書だけが絶対的な指針
ではないことを,注意して下さい。学説の紹介より
も,倫理的思考方法を育むことに主眼を置く。毎回,
必ず小レポート
(小筆記)を課す。
『デミアン』につ
いて,第12週目を目途にして,感想を提出してもらう。
毎回,必ず小レポート(小筆記)を課す。発展学習
[勉強のすすめ]に積極的に取り組むことが望ましい。
[授業計画]
1.何が「本当に」「善い」ことなのかを反省する
2.プラトンの問題設定の偉大さが分かる
3.社会契約は可能か:ホッブズ
4.繰り返しのゲーム:夜神月の挑戦
5.福利の観点と主体性の観点
6.経済倫理学における帰結主義・非帰結主義
7.アイデンティティと「価値合理性」
8.センの経済学についての小テスト
9.アジアの環境問題と社会契約:ルソー
10.カント倫理学と利己主義を比較検討できる
11.カント倫理学と悪
12.功利主義と,道徳にとっての他者の問題
13.道徳による拘束について反省できる:ニーチェ
14.メタ倫理学・現代正義論のどこがつまらないか
15.倫理を,応用に重きを置いて概括できるビデオ
[授業計画]
http://www.osu.ac.jp/~kazuto/ethics2.htmで 授 業
の概要は把握できます(順次改訂します)。
1.コミックの一節から倫理の指針を学ぶ
2.どのような多様性までなら許容されるか
3.相対主義の落とし穴に気づくことができる
4.自分で考えることの重要性を自覚する
5.荒井献『イエス・キリスト』をひもとく
6.道徳的なジレンマの解決の方法
7.生命の自己決定権を題材にして,選択肢の幅を
拡げる方法を学ぶ ビデオ
8.死を選択する自由は認められるか
9.妊娠中絶の是非の問題
10.コミックの一節から二極化の問題について示唆
を得る
11.ヘルマン・ヘッセ『デミアン』に親しむ
12.想像力をともなった倫理を構想する
13.環境倫理への眼差しを学ぶ
14.倫理について論じる方法について
15.感想発表 ディスカッションを行う
[テキスト]
永井均
『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』
産業図書株式会社
ISBN4-7828-0209-9
[テキスト]
アンソニー・ウエストン(野矢茂樹・高見夏輝・
法野谷俊哉訳)
『ここからはじまる倫理』
春秋社
ISBN4-393-3204-1
ヘルマン・ヘッセ(実吉捷郎訳)
『デミアン』(岩波文庫)
ISBN4-00-324355-2
[参考図書・参考資料等]
アマルティア・セン(大庭健・川本隆史訳)
『合理的な愚か者』
勁草書房
ISBN4-326-15217-6
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
平常の小レポート25%,9回目の小テスト10%,
期末テスト65%。以上のような得点配分で,授業に
真面目に取り組んでいるかという点からも成績を評
価する。ブラックボードによるボーナス点,適宜加
算。
[成績評価の方法]
平常の小レポート25%,期末感想文15%,期末テ
スト60%。以上のような得点配分で,授業に真面目
に取り組んでいるかという点からも成績を評価する。
ブラックボードによるボーナス点,適宜加算。
−15−
教
養
ブラックボード使用
女性の生活と歴史
(原始から近現代にかけて)
前 期
内田由理子
2単位
現代の女性環境
(世界の女性を取り巻く環境)
内田由理子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
政治・経済・労働・生活・家族・教育・宗教・性・
民族そして社会に焦点をあて,各階層における日本
女性の生活の具体像をとらえる。また,各時代に生
きた女性を個別に取り上げ,私たちの将来像も視座
に置きながら女性の役割や生き方を考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
社会経済環境の変化に伴う女性を取り巻く諸情勢
の仕組みと構造ついて理解を深めるとともに,ジェ
ンダー分析と女性のエンパワメントを基軸に,国際
社会における女性の問題を考察する。
[授業の概要]
原始から現代に至る日本女性の歴史を幅広く概観
する。
[授業の概要]
貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権
をテーマに扱い,国連等の国際的な動向も視野にお
きながら,市民社会のあり方,NGO・NPOの役
割,私たちの生き方について展望する。
[授業計画]
1.原始の女性の生活と歴史:縄文時代の女性
2.原始の女性の生活と歴史:弥生時代の女性
3.古代の女性の生活と歴史:飛鳥時代の女性
4.古代の女性の生活と歴史:律令国家の女性
5.古代の女性の生活と歴史:奈良時代の女性
6.古代の女性の生活と歴史:平安時代の女性
7.中世の女性の生活と歴史:鎌倉時代の女性
8.中世の女性の生活と歴史:室町時代の女性
9.中世の女性の生活と歴史:戦国期の女性
10.近世の女性の生活と歴史:江戸時代の女性
11.近世の女性の生活と歴史:幕末期の女性
12.近代の女性の生活と歴史:明治時代の女性
13.近代の女性の生活と歴史:大正時代の女性
14.近代の女性の生活と歴史:戦争と女性
15.現代社会と女性
[授業計画]
1.ジェンダー概念
2.メディアとジェンダー:メディアリテラシー
3.貧困・教育とジェンダー:インドの女性
4.性と生殖に関する健康と権利:アメリカの女性
5.性と生殖に関する健康と権利:インドの女性
6.性と生殖に関する健康と権利:中国の女性
7.暴力とジェンダー:アメリカの女性
8.暴力とジェンダー:日本の女性
9.暴力とジェンダー:アフリカの女性
10.暴力とジェンダー:ネパールの女性
11.結婚とジェンダー:フィリピン・旧東欧の女性
12.宗教とジェンダー:イスラム世界の女性
13.農村開発とジェンダー:ベトナムの女性
14.「美」意識とジェンダー
15.政策とジェンダー:EUの女性政策,北欧の両
立支援制度,女性差別撤廃条約,国連女性会議
等
[テキスト]
史料,資料及び視聴覚教材等を使用する。
[テキスト]
最新の情報・データを盛り込んだ資料及び視聴覚
教材等を使用する。
[参考図書・参考資料等]
義江明子他『日本女性史大辞典』
田端泰子・服部早苗・上野千鶴子・比較家族史学
会『ジェンダーと女性』
総合女性史研究会『史料にみる日本女性のあゆみ』
その他,授業で適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
村松安子『
「ジェンダーと開発」論の形成と展開
−経済学のジェンダー化への試み』
伊藤公雄・國信潤子・樹村みのり『女性学・男性
学−ジェンダー論入門−』
その他,授業で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
授業での学習活動とともに,学期末試験,レポー
ト等の内容によって総合評価する。
[成績評価の方法]
授業での学習活動とともに,学期末試験,レポー
ト等の内容によって総合評価する。
−16−
教 養
平松 正臣
後 期
社会生活と法
後 期
2単位
松山 忠造
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人権(Human Rights)の現代的課題の基礎的理
解を図ることを目的とする。
人権は近代社会を形成する基本的な要素であり課
題でもあり,その概念と現状を学ぶことを通して,
人権を正しく理解し偏見や差別の解消に結びつける。
[授業の到達目標及びテーマ]
私たちは社会をつくって生活している。その生活
は,法ときわめて密接な関係を持ちながら営まれて
いる。法についての最低限の知識を身につけ,法を
知らないことによって不利益を受けることがないよ
うにすることが,この授業の目標である。
[授業の概要]
現代社会における,様々な領域における偏見や差
別の原因を歴史や事例を通して教授する。学生に個
の尊重,尊厳の重視という根源的な課題に気付くこ
とができる感性を育む。
[授業の概要]
法についての一般的な説明をした後に,私たちの
日常生活で関わる可能性が高いと思われる事柄を規
定している法の内容について学ぶ。
[授業計画]
1.人権の概念と現代的課題
2.「人権宣言]と人権の歴史
3.日本の差別・世界の差別
4.日本における差別と人権
5.部落差別と同和保育・教育
6.天皇制
7.古代日本の差別
8.障害及び障害の定義
9.障害のある人への差別と権利保障
10.高齢者への偏見
11.児童に対する人権侵害の現状と課題
12.病気のある人に対する偏見と差別
13.偏見や差別の発生するメカニズムI
14.偏見や差別の発生するメカニズムⅡ
15.偏見や差別の解決方法
[授業計画]
1.法とはどういうものか
2.子どもの誕生と法
3.子どもの保護と法
4.就職と法
5.職場と法
6.婚姻の成立と法
7.婚姻の解消と法
8.消費生活と法
9.契約と法
10.金銭貸借と担保・保証の法
11.不動産・分譲マンションと法
12.借地・借家と法
13.事故と法
14.財産相続と法
15.個人の尊重と法
[テキスト]
中川 淳編『市民生活と法 第3版』(法律文化社)
ISBN:4-589-02908-1
[テキスト]
指定しない。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,筆記試験の総合評価。
[参考図書・参考資料等]
甲斐道太郎編『新現代民法入門 第2版』(法律
文化社)
川井 健著『民法入門 第6版』(有斐閣)
佐藤義彦ほか編『民法5. 親族・相続 第3版』
(有
斐閣)
石田喜久夫著・田中康博補訂『消費者民法のすす
め 補訂3版』(法律文化社)
[成績評価の方法]
期末に行なう試験(2月7日に実施予定)の得点
を80%,授業の際に提出するレポートを10%,授業
への参加度(出席,発言など)を10%で評価する。
レポートのテーマ・提出日等は,第1回の授業で指
示する。授業には毎回出席すること。出席回数が10
回に満たない場合は,原則として受験資格を失う。
−17−
教
養
人権の現代的課題a・b
(人権とは何か)
日本国憲法a・b
前 期
社会学の世界と歴史
前 期
松山 忠造
2単位
山川 基
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本国憲法は,国民を主権者とし,正当に選挙さ
れた国会における代表者を通じて行動すると定める。
憲法に規定されている平和や人権などについて十分
に理解して,主権者として行動するときに的確な判
断ができるようになることが,この授業の目的であ
る。
[授業目標]
この授業の課題は三つある。第一は,社会学とは
どのような学問なのか。言い換えれば,この学問の
特質は何なのか。第二は,現代社会を解明するのに,
社会学はどのような有効性を持つのか。第三は,日
本の文化史・経済史・政治史について社会学的視点
を通して論究することである。
[授業の概要]
憲法の意義について述べた後に,日本国憲法の条
文に関する解釈を行うとともに,憲法に規定されて
いる制度がどのように運用されているかの実態を明
らかにしたい。
[到達目標]
授業を二つに区分して展開していく。前半で社会
学の基礎理論について解説し,後半で現代の日本,
世界の様々の出来事について解説していく。
[授業計画]
1.憲法とはどのような法か
2.日本国憲法の制定と展開
3.日本国憲法と平和主義
4.人権⑴人権の獲得と保障
5.人権⑵子ども
6.人権⑶教育
7.人権⑷刑罰
8.人権⑸メディア
9.人権⑹ジェンダー
10.人権⑺企業と労働
11.人権⑻福祉
12.人権⑼環境
13.統治機構⑴国会
14.統治機構⑵内閣
15.統治機構⑶裁判所
[授業計画]
1.社会学とは何か
2.人間と社会
3.個人と社会
4.社会と文化
5.社会的行為の諸理論
6.G.タルドとM.ヴェーバーの理論
7.T.パーソンズの理論
8.日本文化論①−日本の風土と文化
9.日本文化論②−日本の宗教とその理念
10.日本文化論③−宗教理念と産業の近代化
11.日本社会の構造①−日本の産業構造
12.日本社会の構造②−日本の階級構成
13.日本の政治と経済①−明治期から第2次世界大
戦終結まで
14.日本の政治と経済②−戦後の60年間を中心とし
て
15.まとめとレポート作成のノウハウ
[テキスト]
根本博愛・青木宏治編『地球時代の憲法 第3版』
(法律文化社)ISBN978-4-589-03017-7
[参考図書・参考資料等]
伊藤正己著『憲法入門』(有斐閣)
田代菊雄ほか著『平和と人権』(法律文化社)
高橋和之著『立憲主義と日本国憲法』(有斐閣)
[テキスト]
小笠原真著『集団の社会学−理論と実証−』晃洋
書房(別途販売する)
[成績評価の方法]
期末に行なう筆記試験(8月2日に実施予定)の
得点を80%,授業の際に提出するレポートの得点を
10%,授業への参加度(出席,発言など)を10%で
評価する。レポートのテーマ・提出日等は,第1回
の授業で指示する。授業には毎回出席すること。出
席回数が10回に満たないときは,原則として受験資
格を失う。
[参考図書・参考資料等]
授業時提示。
[成績評価の方法]
テストないしはレポート
−18−
教 養
後 期
山川 基
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
社会学の基礎理論におけるもうひとつのテーマと
して集団論がある。これについて概説し,併せて社
会科学全般について基礎的理解に努めたい。また現
代社会についての理解を深めるために,前期同様,
授業前一週間の社説を手掛りとして現代の諸問題に
ついて考察していく。
経済と生活
〈別途指示〉
[授業の概要]
集団の基礎理論について概説し,それを基に,家
族・村落・都市・国家などについて考察する。
[授業計画]
1.社会科学の成立
2.集団の基礎理論①−無組織集団
3.集団の基礎理論②−組織集団
4.集団の基礎理論③−一元的集団論を中心として
5.集団の基礎理論④−多元的集団論を中心として
6.村落社会学の基礎理論①−農村を中心として
7.村落社会学の基礎理論②−戦後の農村の変容
8.都市社会学の基礎理論①
9.都市人口の変容
10.人口移動−過疎と過密
11.国家とは何か
12.国家の機能
13.国家の機能不全
14.東西関係の推移とその終焉
15.南北問題の緊迫化
[テキスト]
小笠原真著『集団の社会学−理論と実証−』晃洋
書房(別途販売する)
[参考図書・参考資料等]
授業時提示する。
[成績評価の方法]
試験およびレポート
−19−
教
養
現代社会の諸問題
現代経済論
金融システムと生活
〈別途指示〉
〈別途指示〉
−20−
教 養
現代日本の企業
後 期
現代都市の魅力診断
前 期
教務委員会
2単位
吉本 勇
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
証券・金融市場関連のテーマを中心とする講義を
通じて,社会・経済の動向に関する見聞を広めると
共に,今後の資産形成・起業の際に必要となる知識
を習得する。
[授業の到達目標及びテーマ]
都市は様々な顔をもっている。そこで何が住民や
観光客を魅了するのかを探ってみる。
[授業の概要]
直接金融への期待が高まる現在,資本市場に求め
られる役割とは何か。金融ビッグバン以降,激変す
る日本の資本市場の全容と投資とリスク&リターン
の考え方,株式投資・債券投資・グローバル証券投
資・分散投資の方法などを実務の観点から解説する。
[授業の概要]
魅力ある都市や街を概観。人々を魅了する理由や
その歴史的過程などを追求していき,現在の都市や
街のあるべき姿を考察する。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.経済情報事始め
3.外国為替のいろは
4.リスク&リターン
5.ポートフォリオの考え方
6.債券入門
7.株式入門
8.投資信託入門
9.投資家心理を学ぶ
10.資産運用とライフプランニング
11.日本株の歴史
12.金融の仕組み
13.財政の仕組み
14.金融市場のゆくえ
15.これからの成長産業
[授業計画]
1.都市の観察や歩き方について
2.地方都市の発展に伴う都市構造の変化
3.大都市の発展に伴う都市構造の変化
4.世界都市東京の魅力ある空間
5.青山・原宿(東京)地域のファッションタウン
としての魅力診断
6.銀座(東京・中央区)の近現代史
7.銀座(東京・中央区)の最新事情
8.神戸におけるアーバンツーリズムの実践
9.岡山・倉敷エリアの魅力診断⑴
10.岡山・倉敷エリアの魅力診断⑵
11.広域中心都市・仙台(宮城)の魅力診断
12.広域中心都市・名古屋(愛知)の魅力診断
13.地方都市・熊本の魅力診断
14.地方都市・盛岡(岩手)の魅力診断
15.魅力ある都市空間の最新事情
[テキスト]
適宜プリントを使用する。
[テキスト]
アーバンアメニティ研究所編「街は素敵なファッ
ションの舞台」たいせい 2,300円
*講義の最初に配布するので,各自購入すること。
ISBN4-924837-11-3
[参考図書・参考資料等]
野村證券投資情報部 編『証券投資の基礎』(丸
善株式会社)
氏家純一 編『日本の資本市場(Japanese Financial Markets)』(東洋経済新報社)
[成績評価の方法]
筆記試験による。
[参考図書・参考資料等]
*授業で取りあげた都市や街の歴史や現況について
解説している図書や雑誌は講義中に提示する。
[成績評価の方法]
受講態度やテストによる総合評価
−21−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
地誌(2年次以上)
(世界の諸地域の今)
吉本 勇
ブラックボード使用
後 期
2単位
自然地理学(2年次以上)
(気候風土と人間・文化)
芳賀 修
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
世界の各地域を概観し,教職の高校地理や社会常
識にも役立つ知識を身につける。
[授業の到達目標及びテーマ]
気候と文化や日本とヨーロッパにおける民族文化
の違いなどを通して,自然環境と人間のかかわりに
ついて理解を深める。
[授業の概要]
現在の世界の地域や国々の様子を,産業,民族,
文化などから眺める。最新のニュースによる情勢や
地図,ビデオ映像などを利用してわかりやすく解説
する。
[授業の概要]
はじめに人類の進化と自然環境,気候・地形と文
化などのかかわりを考察する。その後はヨーロッパ
の肉食とその文化や思想について著したテキスト
『肉食の思想』の内容に沿って進める。ヨーロッパ
の肉食,パン食文化と日本の米食文化各々が関わる
思想がどのようなものか,それが自然環境とどうか
かわるのかなど,比較文化の視点から,日本とヨー
ロッパの違いについて考察する。
[授業計画]
1.世界地図の読み方を理解する
2.朝鮮半島の産業と人々の生活
3.経済成長の著しい中国の最新事情
4.世界と中国における人口問題
5.ASEAN諸国の経済と社会
6.イスラム諸国の宗教観と人々の生活
7.最新ニュースによるアジアの社会,経済事情
8.ヨーロッパ諸地域の概観
9.ヨーロッパ統合の歴史と課題
10.北欧における高齢社会と福祉の実態
11.アメリカ合衆国における民族問題
12.アメリカ合衆国の産業構造
13.アフリカの自然と農業
14.アジアと関係を強化するオーストラリア
15.南米の概観
[授業計画]
1.はじめに(ヒトの誕生と自然環境)
2.ヒトの誕生や人種
3.気候と文化
4.気候・地形と暮らし①
5.気候・地形と暮らし②
6.気候・地形と暮らし③
7.テキスト,ヨーロッパの肉食文化
8.食事様式・食物・食器などの食文化の比較
9.ヨーロッパの気候・農業
10.肉食・パン食文化と米食文化
11.宗教と食のタブー,宗教と動物観
12.動物観,結婚観,人間中心主義(キリスト教)
13.ヨーロッパの都市・庭園(日本との比較)
14.ヨーロッパ人の階層意識・社会意識
15.テキストやヨーロッパと日本との比較文化のま
とめ
[テキスト]
図説地理資料 世界の諸地域 NOW 2011 帝
国書院 ISBN 480715916X
地理統計要覧 2011年版 二宮書店 ISBN978-48176-0347-0 C0002
[テキスト]
鯖田豊之『肉食の思想』中公文庫,ISBN4-12-100
092-7
[参考図書・参考資料等]
*高校時代に使用した地図帳があれば,現在と比較
する点から利用すること。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やテストによる総合評価
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや筆記小テストそれに授業態
度などの総合評価
−22−
教 養
地理学概論(2年次以上)
(生活文化と地理的環境)
芳賀 修
ブラックボード使用
前 期
健康と食品a・b
前 期
2単位
国府島 泉
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
地域文化と地理的環境とのかかわりについて理解
を深める。主に中国,四国地方における地域限定文
化の背景にある地理的環境を探ると同時に文化の地
理的見方についても講義する。
[授業の概要]
「所変われば品変わる」といわれるが,全国には,
その土地の異なる気候風土を反映した地域特有の産
物,食・住文化や生活文化・習慣などがみられる。
講義では,主に西日本と東日本,日本海側と太平洋
側,岡山と香川などにおける民家や食物,県民性な
どを比較すると同時に生活文化と地理的環境とのか
かわりを考察する。
[授業計画]
1.はじめに(所変われば品変わる)
2.各地の異文化くらべ,暮らしと気候・地形
3.雪,風と暮らし,各地の地域限定品・土産物ほ
か
4.民家と風土5. 民家と風土
6.西日本と東日本の食文化の比較文化(雑煮,麺
食)
7.西日本と東日本の食文化の比較(しょうゆ,納
豆)京料理
8.中国・四国の食文化,(広島 ワニ,香川 醤
油豆)
9.瀬戸内小豆島・淡路島の暮らしと地理的環境
10.高知(太平洋側)の暮らしと地理的環境
11.鳥取・島根県(日本海側)の暮らしと地理的環
境,各地の橋・屋敷林
12.岡山県と香川県の暮らしと県民性
13.中国・四国地方の県民性,河川と流域文化
14.大阪・京都・東京三都の比較,西南日本と東北
日本の気質
15.生活文化と地理的環境について授業のまとめ
[授業の到達目標及びテーマ]
食の安心・安全をテーマにした授業です。食品を
介して起こる健康障害について最新の知見に基づい
て解説し,その予防方法についても言及します
[授業の概要]
食品を介して起こる健康障害である感染症・食中
毒・寄生虫症などのほか,環境汚染有害物質による
ものなどについて解説します。おそらく皆さんの関
心が高いと思われる食品添加物・農薬・環境ホルモ
ン・O157・ノロウイルス・遺伝子組換え食品・狂
牛病などの問題も授業に含まれています。高校で生
物・化学を履修していない学生レベルに合わせた,
日常生活に役立つ授業内容です。
[授業計画]
1.序論,食品衛生とは
2.最近の食品衛生上の問題,食品の規格基準
3.食品衛生微生物
4.食中毒発生状況
5.細菌による食品媒介感染症(サルモネラ属,チ
フス菌,赤痢菌など)
6.細菌による食品媒介感染症(腸炎ビブリオ,コ
レラ菌,下痢原性大腸菌など)
7.細菌による食品媒介感染症(カンピロバクター
属,ウエルシュ菌,黄色ブドウ球菌など)
8.細菌による食品媒介感染症(セレウス菌,ボツ
リヌス菌など)
9.ウイルスによる食品媒介感染症(ノロウイルス
など),食品媒介寄生虫症
10.プリオン病,動物性自然毒による食中毒
11.植物性自然毒による食中毒,化学物質による食
中毒,カビ毒,食品の品質低下とその防止法
12.台所などでの食品衛生微生物対策
13.有害物質による食品汚染(重金属,農薬など)
14.有害物質による食品汚染(内分泌攪乱化学物質,
動物用医薬品など),遺伝子組換え食品
15.食品添加物,まとめ
[テキスト]
【別途販売】
[テキスト]
最初の授業で指示します。
『食の安全と微生物 改訂2010年版』
(1,500円程度)
*別途販売
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
書名が『食品衛生学』
,
『環境衛生学』などで,出版
年ができるだけ最近(少なくとも10年以内)のもの。
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや筆記小テストそれに授業態
度などの総合評価
[成績評価の方法]
与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリ
ントを参照してレポートを提出してもらいます。 5回実施しますので,その内容(60%)と提出回数
(40%)で評価します。
−23−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ブラックボード使用
健康と栄養a・b
後 期
化学の世界と歴史
後 期
国府島 泉
2単位
増田 和文
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
健康を維持・増進するために必須である健全な食
生活を営むには,食品に含まれている栄養素につい
て正しい知識を持つことが重要です。栄養素の性質
や体内での役割など栄養学の基礎を解説し,現代の
食生活の問題点についても考えます。
[授業の到達目標及びテーマ]
現代の化学技術は,近代化学の黎明期において多
くの天才・偉才によりなされた画期的な発見・発明
にそのルーツを見ることができる。本講義ではこれ
ら化学・薬学・医学に深く関わる歴史上の重要な化
合物がどのようにして発見され,発展してきたかを
概観する。
[授業の概要]
五大栄養素の炭水化物・脂質・たんぱく質・無機
質・ビタミンおよび水・食物繊維などの性質と体内
での役割の解説,日本人の栄養の現状と食生活上の
問題点と改善方法の解説,生活習慣病の現状とその
予防方法の解説をします。 高校で生物・化学を履
修していない学生レベルに合わせた,日常生活に役
立つ授業内容です。
[授業の概要]
爆薬として人の命を奪う側面と,心臓病治療薬と
して人の命を救う側面を併せ持つニトログリセリン
等々テキストに沿って史実やエピソードを交え講義
を進める。
[授業計画]
1.序論,栄養とは
2.日本人の食事摂取基準と栄養の現状
3.日本人の食生活と健康,肥満
4.食物の消化,食行動異常
5.栄養素の吸収,炭水化物の種類
6.炭水化物の消化,糖尿病
7.炭水化物の代謝と栄養
8.脂質の種類と消化,過酸化脂質
9.脂質の代謝と栄養
10.たんぱく質の種類,消化,代謝
11.たんぱく質の栄養,無機質,骨粗しょう症
12.高血圧,酸性食品とアルカリ性食品,水
13.ビタミン
14.食物繊維,アルコール
15.エネルギー代謝,まとめ
[テキスト]
最初の授業で指示します。
『やさしい栄養学 改訂2010年版』(1,500円程度)
*別途販売
[参考図書・参考資料等]
書名が『生化学』,『生物化学』,『栄養学』,『栄養
化学』などで,出版年ができるだけ最近(少なくと
も10年以内)のもの。
[成績評価の方法]
与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリ
ントを参照してレポートを提出してもらいます。5
回実施しますので,その内容(60%)と提出回数
(40%)で評価します。
[授業計画]
1.ノーベルが欲しかった化合物(ニトログリセリ
ン)
2.生物における右と左の秘密(二種類の酒石酸)
3.漢方薬から覚醒剤(エフェドリンとメタンフェ
タミン)
4.結晶化された初めてのホルモン(アドレナリン)
5.ビタミン学のはじまり(オリザニンの発見)
6.化学療法のはじまり(トリパンロート)
化学者が放った魔法の弾丸(スルファニルアミ
ド)
7.生命現象解明へのアプローチ(インスリンの正
体)
8.毒ガスから生まれた制がん剤(ナイトロジェン
マスタード)
9.解明されたフグ毒の不思議(テトロドトキシン)
10.ヤナギの小枝が痛みを止めた(アスピリン)
11.アスピリンが明かした炎症の謎(プロスタグラ
ンジン)
12.視床下部ホルモンをめぐる闘争 (TRFとLRF)
13.最長の歴史をもつ医薬品 (モルヒネ)
14.脳内にあったモルヒネ様物質(オピオイドペプ
チド)
15.遺伝子の正体の解明 (DNAの記録⑴)
遺伝子治療へのアプローチ (DNAの記録⑵)
[テキスト]
山崎幹夫『歴史の中の化合物−くすりと医療の歩
みをたどる−』東京化学同人,ISBN:4-8079-1267-4
[参考図書・参考資料等]
山崎幹夫『薬の話』『毒の話』(中公新書)他
[成績評価の方法]
レポート,講義の受講態度・意欲などに基づき総
合的に評価する。
−24−
教 養
ブラックボード使用
化学と環境問題
前 期
生命機能のシステム
前 期
奈良 安雄
2単位
小野 浩重
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義では化学的な考え方をする上で必要な化学
の基礎知識を理解し,日常的な事柄を化学の視点か
ら観察することによって,物事には多様な見方のあ
ることを理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
からだの構造とそのはたらきについて理解を深め,
毎日の健康維持と生活の質の向上に役立てるととも
に,疾患や薬物治療を学ぶ上での基礎知識を身につ
けることを目的とする。
[授業の概要]
私たちの周りには化学を利用して作られたものが
溢れている。例えば,軽くて便利なペットボトルは
石油から作られている。しかし,これらを作るとき
や処理するときに発生する物質が環境破壊の原因に
なっている。本講義では化学を理解する上で必要な
基礎概念を講義し,その基礎知識を元に身の回りの
事象を化学の視点から解説する。
[授業の概要]
からだの構造はその機能と結びついている。本講
義では解剖生理学をわかりやすく解説するため,イ
ラストや図版を多く用いたテキストを使用するほか,
随時ビデオ学習も取り入れる。講義の最初に前回の
講義内容の小テストを行う。
[授業計画]
1.単位のいろいろ
2.分子の構造とモルの考え方
3.水の不思議
4.水溶液の液性
5.あらう化学
6.家庭から排出される水と河川汚染
7.食べ物の化学
8.食べ物の機能
9.生体内の活性酸素−体を守るはたらきと傷害す
るはたらき
10.食べ物の色と活性酸素
11.環境中の活性酸素−光化学スモッグ
12.石油の化学
13.石油製品−ガソリンから衣服まで
14.酸性雨・地球温暖化
15.環境ホルモン
[授業計画]
1.オリエンテーション,メタボリックシンドロー
ム
2.細胞と組織
3.消化器系
4.血液,造血器,リンパ系
5.循環器系
6.呼吸器系
7.骨格系,筋肉系と運動機能
8.前半(第1回∼第7回)の復習
9.内分泌系
10.神経系
11.感覚器系
12.免疫系
13.腎・尿路系
14.皮膚組織,体温調節
15.生殖器系,後半(第9回∼第15回)の復習
[テキスト]
なし
[テキスト]
志村二三夫『解剖生理学 人体の構造と機能』羊
土社,ISBN 9784758108690
[参考図書・参考資料等]
ジョー・シュワルツ著(栗木さつき訳)『シュワ
ルツ博士の化学はこんなに面白い』
[参考図書・参考資料等]
増田敦子『解剖生理をおもしろく学ぶ』
[成績評価の方法]
定期試験の成績で判定する
[成績評価の方法]
学期末試験の成績(70%),レポート(30%)と
する。毎回,形成的評価を目的とした小テストを実
施するが,評価の対象にしない。
−25−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ブラックボード使用
生命と自然環境
後 期
人体の構造と機能
前 期
平岡 修
2単位
松尾 浩民
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
自然環境の絶え間ない変動の中で進化してきた生
物,あるいはその構成単位である細胞は,高い効率
性とたくましさを兼ね備えた自然の化学工場です。
その細胞の機能を利用したいわゆるバイオと呼ばれ
る技術の進展によって我々の生活が随分と豊かに
なってきました。本講義では,医薬・食品・環境な
どの各分野におけるバイオ技術がいかに我々の生活
の質の向上に貢献しているかを学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
正常時における人体の構造および機能についての
基礎知識を習得することを目標とする。併せて,疾
病に伴う構造や機能の変化について理解する。
[授業の概要]
産業革命以降の人間の活動がいかに地球環境を破
壊し危機的状況に至らしめてきたかを学び,その解
決手段の1つとしてのバイオテクノロジーの技術が
いかに有望であるかを実例を交えながらパワーポイ
ントを用いて紹介する。
[授業の概要]
ヒトは誰しも病気には罹りたくなく,病気に罹っ
た場合は早く治したいと願う。そのためには病気の
予防および治療に関わる事柄を知る必要があり,人
体の構造と機能について学ぶことは重要な位置を占
めている。なぜならば,正常な人体の仕組みを学ぶ
ことによって,人体の病的状態を理解することがで
きるからである。以上を踏まえ,本講義では以下に
示す人体の構造および機能の修得に取り組む
[授業計画]
1.バイオテクノロジーの概要:ライフサイエンス
とは?
2.生命の誕生と地球の危機
3.地球が抱えている問題点:環境問題,人口爆発,
エネルギー問題,食糧問題,医療の問題
4.地球の危機からいかに脱出するか?:エネル
ギー問題の解決策
5.地球の危機からいかに脱出するか?:食糧問題
の解決策
6.地球の危機からいかに脱出するか?:環境問題
の解決策
7.地球の危機からいかに脱出するか?:医療問題
の解決策
8.地球の危機からいかに脱出するか?:蚊の科学
9.地球の危機からいかに脱出するか?:蚊が媒介
する病気をいかにくい止めるか?
10.オールドバイオテクノロジーから学ぶこと:発
酵とは?
11.醸造における微生物の役割と生物反応
12.三大醸造法
13.日本酒の造り方:原料の準備,仕込み(並行複
発酵法)
14.日本酒の造り方:熟成
15.良い日本酒をつくるための工夫:技,米,水の重
要性,
ニューバイオテクノロジーの醸造への応用
[テキスト]
パワーポイントやプリント配布により授業を行う。
[参考図書・参考資料等]
授業の中で知らせる。
[授業計画]
1.総論
2.細胞と組織
3.骨格系
4.筋肉系
5.感覚器系
6.循環器系
7.血液・リンパ系
8.呼吸器系
9.消化器系1
10.消化器系2
11.泌尿器系
12.内分泌系
13.生殖器系
14.中枢神経系
15.末梢神経系
[テキスト]
高野廣子『解剖生理学』南山堂,ISBN 525-600
81-0 C3047
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回,講義の終わりに課題をレポートにまとめ提
出。期末試験の成績と15回のレポートの内容を総合
して評価する。
[成績評価の方法]
授業毎に行う小テストの成績で総合的に判定する。
−26−
教 養
ブラックボード使用
生命機能のプログラム
前 期
生命と生活の化学
後 期
五味田 裕
2単位
山本 啓司
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ヒトは様々な機能に専門化した多種多様な細胞か
ら作り上げられている。細胞にはヒトを作り出し,
その生命を維持するために必要な遺伝情報を保存し,
取り出して読みとる力が備わっている。本講義では,
ヒトの生命機能をプログラムする「遺伝子・DNA」
を切り口にして,ヒトの生命の仕組みを解きほぐし
ていく。
[授業の到達目標及びテーマ]
生命体であるヒトは,高度に組織化された化合物
の集合体と考えることができる。また,ヒトは様々
な天然の化合物と合成された化合物に囲まれて生活
している。本講義では,ヒトが生きていく上で重要
な事柄を化学の観点から分析・解釈することで,生
命と生活を化学的にとらえる方法を身につけること
を目指す。
[授業の概要]
できるだけ分かりやすく生命の素晴らしさを紹介
すると共に,生命科学の進歩が引き起こした諸問題
について,学生諸君と一緒に考えたいと思っている。
[授業の概要]
本講義では,生命の謎や不思議,生活物質の本質
も化学の目を通して眺めれば,全体がずっと単純で
理解しやすくなることを知るために,⑴生命をつく
る分子,⑵生命は活動・連続する,⑶生命を護るた
めの化学,⑷生活の物質と化学,を中心に学ぶ。関
連項目についての ⅤISUALEARN動画も毎回利用
して理解度を深める。また,並行して毎授業で関連
演習問題を考察して応用力を養う。
[授業計画]
1.はじめに
2.ヒトの成り立ちと遺伝子・DNA
3.病気と遺伝子・DNA
4.遺伝子・DNA関連技術Ⅰ−遺伝子診断
5.遺伝子・DNA関連技術Ⅱ−遺伝子治療
6.発達成長と遺伝子・DNA
7.老化と遺伝子・DNA
8.死と遺伝子・DNA
9.心と遺伝子・DNA
10.社会で応用される遺伝子・DNA
11.人類の設計図としての遺伝子・DNA
12.医学・薬学分野における遺伝子・DNA−トピッ
クスⅠ
13.医学・薬学分野における遺伝子・DNA−トピッ
クスⅡ
14.医学・薬学分野における遺伝子・DNA−トピッ
クスⅢ
15.まとめ
[授業計画]
1.生命の謎を化学で解き明かす;細胞は生命の小
箱
2.生命をつくる分子たち1
3.生命をつくる分子たち2
4.エネルギーは生命を支える
5.生命を維持するための機能
6.核酸は遺伝情報を担う1
7.核酸は遺伝情報を担う2
8.生命の旅立ちから終わりまで
9.ヒトは生命を採れるのか
10.生命を護るしくみ
11.病気の化学
12.生命と環境1
13.生命と環境2
14.生活の物質と化学
15.高分子化合物と生活物質
学期末最終試験
[テキスト]
教科書は特に設けない。必要に応じてBlackboard
などで資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に紹介する。
[成績評価の方法]
総合的に評価する。
[テキスト]
斎藤勝裕,尾崎昌宣『生命化学』東京化学同人,
ISBN 9784807914852
補足資料と演習問題のプリントも配付,併用する。
[参考図書・参考資料等]
渡辺 啓著「日常の化学」(サイエンス社)
[成績評価の方法]
毎授業終わりに提出するレポート(当日の授業内
容に関する演習問題からの課題;計40点)と学期末
最終試験(60点)で評価する。レポート点とその合
計点はBbの「マイ成績表」に毎週速やかに掲示し,
採点レポートは次週返却する。
−27−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
病気と環境
後 期
いきものと物質
後 期
石井 裕
2単位
江川 孝・島田 憲一
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
社会の発展に伴う栄養改善,抗生物質の開発等に
よって克服できたかに見えた健康上の諸問題も,生
活習慣病,鳥インフルエンザ,多剤耐性菌に象徴さ
れるように,新たな問題として存在している。また,
科学・工業の発達により自然界には存在しなかった
ものが出現するようになり,特異的な病気が発生し
社会問題となってきた。本講義では環境要因による
健康への影響を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業の到達目標は,高校で「生物」を履修して
いない学生が大学の専門教育を受けるための基礎学
力を習得することである。生物や生命現象に関する
問題を取り上げ,"いきもの"に対する関心や探求心
を高めて生物学的に探求する能力を育てることによ
り,生命の基本的な原理・原則を理解してもらう。
[授業の概要]
前半では,公害,事件・事故などによる健康障害,
生活習慣病などについて概説し,健康とは何かにつ
いて生化学的な講義を行う。後半では,各自テーマ
を選択し,調べた内容を発表してもらう。
[授業の概要]
本講義は,生物の成り立ち,生物を形作る物質や
その働きを理解するために,"いきもの"の多様性に
ついて,分子レベルから細胞レベル,細胞レベルか
ら個体レベルへと展開しながら行う。
[授業計画]
1.公害と健康障害
2.事件・事故による健康障害
3.生活習慣病
4.風土病
5.食事の意義(生化学的考察)
6.癌
7.最近の話題
8.受講生によるプレゼンテーション1
9.受講生によるプレゼンテーション2
10.受講生によるプレゼンテーション3
11.受講生によるプレゼンテーション4
12.受講生によるプレゼンテーション5
13.受講生によるプレゼンテーション6
14.受講生によるプレゼンテーション7
15.まとめ
[授業計画]
1.いきものの定義−イントロダクション−
2.細胞の構造と働き
3.細胞の増殖
4.生殖と発生
5.細胞分裂
6.遺伝
7.生命の設計図−DNA−
8.設計図の解読−mRNA−
9.生命活動としての化学反応
10.酵素のちから
11.生体防御のシステム−免疫−
12.生体内の輸送システム−血液−
13.いきもものの恒常性−ホルモン−
14.ヒトと環境
15.生物の多様性
[テキスト]
適宜,資料を配付する。
[テキスト]
吉田邦久『好きになる生物学』講談社,ISBN406-153432-7
朝倉幹晴『休み時間の生物学』
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,プレゼンテーションにより総合的に評
価する。
[成績評価の方法]
受講態度,小テストならびに終講テストにより総
合的に評価する。
−28−
教 養
くすりと社会
(薬と社会の関係を理解)
五味田 裕
ブラックボード使用
前 期
コンピューターリテラシーa・b
前 期
2単位
森田 香苗
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
薬の必要性と存在意義,作用機構,新薬開発,医
療現場,薬物乱用,薬害等を通して,薬と社会の関
係を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
大学での学習に必要なコンピュータの知識および
技能を修得します。OSのファイル操作・インター
ネットやメールの使い方・ソフトウェアの基本的な
利用方法についても学習します。
[授業の概要]
1.薬物作用の基本,2.新薬の開発,3.医薬
品産業,4.薬が作用するしくみと病気の治療,5.
医療現場,6.薬の副作用・薬害,7.薬事行政 など。
[授業の概要]
インターネット・メールの利用と,ワープロソフ
ト(Microsoft Word)
・表計算ソフト(Microsoft
Excel)
・ プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン ソ フ ト(Microsoft
PowerPoint)を使用して学習します。
[授業計画]
1.薬物作用の基本:疾患とくすり
2.新薬の開発:新しい薬の開発について
3.新薬の開発:治験について
4.医薬品産業:医薬品の生産・流通等
5.薬が作用する仕組みと病気の治療
薬の生体内運命
脳疾患治療薬,生活習慣病関連薬等
6.薬が作用する仕組みと病気の治療
高血圧症と薬,自律神経に作用する薬物など
7.医療現場:病院・薬局
8.医療現場:今日の医療とくすり(チーム医療等)
9.医療現場:今日の医療とくすり(地域医療等)
10.薬の副作用・薬害(医薬品情報とは何か?)
サリドマイド,ソリブジン,血液製剤等
11.薬物の乱用
12.薬が作用する仕組みと病気の治療
心の病気と薬
13.薬事法などの法律:医療保険制度
14.薬が作用する仕組みと病気の治療
脳から末梢の生体の仕組みと薬
(自律神経に作用する薬物など)
15.健康食品と薬
[授業計画]
1.コンピュータのログイン,パスワードの変更と
作成方法,文字の入力
2.インターネットの利用,大学システムの利用方
法(ブラックボード・Gracemail)
3.情報モラルと情報セキュリティ
4.ファイルの管理方法,学内でのファイルの利用
方法
5.Wordの起動と終了,文書の作成
6.文書の編集1(文字の位置揃え,文字修飾,印
刷,保存)
7.表の作成,表のレイアウト変更,セルの結合と
分割,表の書式設定)
8.文書の編集2(複数の書式設定,ヘッダーとフッ
ター)
9.Excelの起動と終了,データの入力方法,移動
とコピー
10.表の作成(オートフィル,関数の入力,罫線)
11.表の編集(セル参照,オートフォーマット,効
率的な入力方法,印刷)
12.グラフの作成,グラフの編集,グラフの種類の
変更,グラフの印刷)
13.PowerPointの起動と終了,プレゼンテーショ
ンの作成
14.表の挿入,イラストの挿入,スライドショーの
実行,画面切り替え効果の設定
15.総合演習とレポート課題
[テキスト]
日本薬学会編『薬学と社会』(東京化学同人)
ISBN4-8079-1466-9 C3347
また,その都度プリント等を使用する。
[参考図書・参考資料等]
田中越郎著『イラストでまなぶ薬理学』
(医学書院)
ISBN4-260-33314-3 C3047
『 薬 学 概 論 改 訂 第 4 版 』( 南 江 堂 )ISBN4-52440218-7 C3047
斉藤勝裕・尾崎昌宣著『生命科学』
(東京化学同人)
また,その都度紹介する。
[テキスト]
富士通エフ・オー・エム株式会社『就実大学 コ
ンピューターリテラシー』富士通エフ・オー・エム
株式会社
[成績評価の方法]
筆記試験の結果などで評価する。
[成績評価の方法]
課題提出,テスト,授業態度で総合的に評価する。
[参考図書・参考資料等]
−29−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
情報と表現
(情報発信を学ぼう)
中西 裕
ブラックボード使用
後 期
2単位
情報と社会a・b
(パソコンやネットとの賢い付き合い方)
中西 裕
前期・
後期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・情報の発信に関する技能を習得するとともに,他
者の権利や情報の価値への配慮など,情報発信に
必要な見識を得る。
・マルチメディア表現に関する知識・技能を習得し,
情報技術を活用した効果的な表現ができるように
なる。
・高度情報化社会を能動的に生きる態度を養う。
[授業の到達目標及びテーマ]
高度情報化社会を主体的に生きていくために必要
な知識を学習します。第一部は「情報社会とは何か」
をテーマとして,いまわれわれが人類史上どういう
局面にさしかかっているのかを理解します。第二部
は「コンピュータのしくみ」をテーマとして,パソ
コンショップのチラシを読める程度の知識を身につ
けることを目標とします。第三部は「情報社会の光
と影」をテーマとして,情報社会におけるさまざま
な問題点をトピックス的に学習します。
[授業の概要]
実際にパソコンを操作しながらマルチメディア表
現の技能を習得するとともに,著作権・肖像権など
情報発信に必要な法制を学ぶ。それと平行して,イ
ンターネット上で行う表現活動に関して各自が小
テーマを設定し,企画を立案し,それをマルチメディ
ア作品の形に仕上げる。
[授業の概要]
授業は大教室での講義形式ですが,ブラックボー
ドを使っての復習を必須とします。毎回,テレビ
ニュースや新聞記事などタイムリーな話題を扱った
り,携帯電話を使ってその場で受講生からのレスポ
ンスを得たりと,退屈な受講にならない工夫を凝ら
しています。ですから,受け身の姿勢でなく主体的
に参加する姿勢で授業に臨んでください。
[授業計画]
1.ガイダンス(表現メディアとしてのパソコン・
インターネット)
2.情報社会における表現活動の諸問題
3.情報のデジタル化 文字情報・画像情報
4.情報のデジタル化 音声情報・動画情報
5.表現活動と法律⑴著作権・肖像権・パブリシティ
権
6.表現活動と法律⑵著作権ケーススタディ
7.表現活動と法律⑶著作権処理の実務
8.情報発信テーマの設定と企画の立案
9.企画の検討と表現技法の選択
10.表現技法の習得
11.作品制作⑴構成と素材の作成
12.作品制作⑵コンテンツの作りこみ
13.作品制作⑶自己評価と改善
14.作品制作⑷仕上げ
15.相互評価とまとめ
[授業計画]
1.ガイダンス
2.情報社会とは⑴
3.情報社会とは⑵
4.情報社会における人間関係
5.コンピュータの歴史
6.コンピュータのしくみ⑴デジタルとアナログ
7.コンピュータのしくみ⑵ハードウェアとソフト
ウェア
8.コンピュータのしくみ⑶パソコンの構成
9.コンピュータのしくみ⑷入出力装置
10.情報の量と単位
11.情報社会の光と影⑴著作権
12.情報社会の光と影⑵匿名のメディア
13.情報社会の光と影⑶個人情報保護
14.情報社会の光と影⑷ウィルスとセキュリティ
15.まとめ
携帯電話で質問・感想を送信するなどしますので,
少額のパケット代がかかることを了解のうえ受講し
てください。 携帯電話を持っていない人も受講可能
です。
[テキスト]
冊子型のテキストは使用しない。教材はブラック
ボードで配布する。
[テキスト]
冊子型のテキストは使用しない。
[参考図書・参考資料等]
科目の特性上,主としてオンラインリソースを活
用する。適宜,ブラックボードで提示。
[参考図書・参考資料等]
・『第三の波』(A・トフラー,徳岡孝夫監訳,中公
文庫)は第一部と深く関連します。
・ブラックボードの「就実情報モラルコース」は本
科目の第三部の格好の参考資料となります。
[成績評価の方法]
授業内容の理解(小テスト)30%,企画評価10%,
作品評価及び作品と企画の整合性60%
[成績評価の方法]
授業への積極的な参加姿勢30%,定期試験の得点
50%,復習の実施状況20%で評価します。
−30−
教 養
情報と文化a・b(11年度生のみ)
(情報検索を学ぼう)
中西 裕
前 期
2単位
情報処理演習1a・b
(Word・Excelの入門)
藤井 英子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・情報の検索と受信,ならびに受信した情報の利用
に関する知識・技能を習得する。
・必要な情報について,適切なデータベースと検索
方法を選択することができるようになる。
・文化的資産のデジタル化についての知見を得,学
習生活に活かすことができるようになる。
・社会のデジタル化が文化に及ぼす影響について考
えることができるようになる。
[授業の到達目標及びテーマ]
Wordの基本的な機能を習得するとともに,Excel
の基本的な機能も習得することを目的とする。
[授業の概要]
サーチエンジンの利用とその問題点,オンライン
システムや各種データベースの特性と問題点を概観
した上,情報検索の実務を体験的に学習する。各自
が小テーマを設定し,インターネット上の情報の評
価や書籍情報との比較を行い,インターネットに対
するメディアリテラシーを獲得する。
[授業の概要]
前半で,簡単な表作成・基本的な文書作成等,
Wordの基本的な機能を学習する。後半で,表作成・
簡単なグラフ作成・Excelの基本的な関数を練習問
題や実習問題をとおして学習する。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.Web検索とサーチエンジン
3.ネット上の情報の問題点
4.Web検索課題 基礎編
5.Web検索課題 応用編
6.オンラインデータベースの利用
7.文学とテキストデータベース
8.書誌情報検索
9.書誌情報検索課題
10.論文・雑誌記事・新聞記事検索
11.「ネットパスファインダー」制作⑴テーマの設
定
12.「ネットパスファインダー」制作⑵オンライン
リソースの探索
13.「ネットパスファインダー」制作⑶図書館の利用,
書籍情報との比較
14.「ネットパスファインダー」の発表
15.まとめ(情報社会と文化リソース)
[授業計画]
1.Wordの基本操作と基礎知識
2.タッチタイピングの練習方法を導入
3.漢字変換・文節の変更
4.文章入力・書式設定・保存
5.表作成(基本的機能)
6.基本文書の作成・レイアウト(基本的機能)
7.ビジュアル文書の作成(クリップアートの挿入)
8.Excelの基本操作・データ入力・保存
9.表作成・関数による数値計算
10.SUM関数・簡単なグラフ・並べ替え
11.AVERGE関数・相対参照
12.割合・RANK関数・絶対参照
13.MAX, MIN・COUNT, COUNTA関数
14.端数処理関数・INT関数
15.IF関数・模擬問題
[テキスト]
冊子型のテキストは使用しない。教材はブラック
ボードで配布する。
[テキスト]
プリント配布
[参考図書・参考資料等]
科目の特性上,主としてオンラインリソースを活
用する。適宜,ブラックボードで提示。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート(
「ネットパスファインダー」
)60%,授
業中の小テストや課題40%で評価する。
[成績評価の方法]
① 平常の授業態度や課題の提出状況
② テスト
③ ①,②の総合評価とする
−31−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ブラックボード使用
情報処理演習1c
前 期
情報処理演習2a・b
後 期
森田 香苗
2単位
森田 香苗
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
「将来の仕事に役立つソフトウェアの技能を身に
つけること」を目的とし,WordやExcelの豊富な機
能を使い,ビジネスで活用できるレベルの技術を習
得します。機能習得のみでなく,実際に仕事の場面
でよく利用される題材を使い,作成する過程を実践
します。
[授業の到達目標及びテーマ]
「将来の仕事に役立つソフトウェアの技能を身に
つけること」を目的とし,Excelの豊富な機能を使い,
ビジネスで活用できるレベルの技術を習得します。
また,PowerPointを活用した効果的な提案資料の
作成や発表の技術を習得します。機能習得のみでな
く,実際に仕事の場面でよく利用される題材を使い,
作成する過程を実践します。
[授業の概要]
Word,Excelを使用して学習します。Excelを初
めて使う人にもわかるように基礎の復習から始めま
す。
[授業の概要]
Excel,PowerPointを 使 用 し て 学 習 し ま す。
ExcelやPowerPointを初めて使う人にもわかるよう
に基礎の復習から始めます。情報処理演習1を履修
していなくても履修可能です。
[授業計画]
1.コンピュータのログイン,パスワード変更と作
成方法,文字の入力
2.クリップアートやワードアートを使用した効果
的な文書の作成
3.異なる書式の文書の挿入,段組の設定,書式の
スタイル登録
4.オートシェイプを使った図形の作成
5.差し込み印刷,フォームを利用した文書の作成,
テンプレートの保存
6.長文作成(アウトライン機能,目次作成,検索・
置換,文章の校正)
7.ビジネス文書とは,
ビジネス文書の基本形の確認
8.報告書の作成,案内状の作成
9.回覧表の作成,地図の作成
10.Excelの基本操作の確認
11.関数を使用した表作成
12.データ参照関数,条件付書式の設定,入力規則
の設定
13.複数シートの操作,シート間での集計,データ
の統合
14.データベース機能の概要,データの並べ替え,
フィルタによる抽出
15.複合グラフの作成,補助円グラフ付円グラフの
作成
[授業計画]
1.Excel2003と2010の相違点,データの入力,表
の作成,関数の基本
2.請求書の作成
3.売上データの集計
4.顧客住所録の作成
5.社員情報の統計
6.賃金計算書の作成
7.出張旅費伝票の作成
8.さまざまな関数の利用
9.PowerPoint2003と2010の相違点,プレゼンテー
ションの基本,作成
10.訴求力のあるスライドの基本
11.訴求力のあるスライドの作成
12.紙面デザインの基本,ポスター・ちらしの作成
13.カタログ冊子の作成1
14.カタログ冊子の作成2,スライドマスタの編集,
目次スライドの作成
15. オ ー ト デ モ,Webペ ー ジ, フ ォ ト ア ル バ ム,
PDFファイルの作成
[テキスト]
富士通エフ・オー・エム株式会社『就実大学 情
報処理演習1』富士通エフ・オー・エム株式会社
[テキスト]
富士通エフ・オー・エム株式会社『2007ビジネス
活用編関数テクニック』
『PowerPoint2007ビジネス
活 用 編 』FOM出 版,ISBN978-4-89311-715-1,978-489311-716-8
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
課題提出,テスト,授業態度で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
課題提出,テスト,授業態度で総合的に評価する。
−32−
教 養
情報処理演習2c・d
(Wordの活用と応用・Excelの活用と応用)
藤井 英子
後 期
スポーツと健康
前 期
2単位
宗高 弘子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Wordが使いこなせるようになるために,様々な
機能を習得するとともに,Excelの活用・応用も習
得することを目的とする。Word・Excelの基本的機
能を習得していること希望する。
[授業の到達目標及びテーマ]
自分の身体を客観的に把握し,生涯スポーツの視
点から,日常生活における身体活動の幅広い内容を
理解して実践の方法を学び,食事や飲み物を含めレ
ポートとしてまとめる。
[授業の概要]
前半で,複雑な表作成・様々な洗練された文書作
成・地図作成・Wordの様々な機能を学習する。後
半で,Excelの基本的な関数の復習をし,様々な関
数を練習問題や実習問題をとおして学習する。
[授業の概要]
スポーツ,健康など幅広い言葉の概念を知り,現
在・将来共に健康な生活を営むための,身体指標や
運動,栄養などの適正な基準を知る。身体の仕組み
やトレーニング効果などの知識や科学的根拠などを
学習する。
[授業計画]
1.文章入力・複雑な表作成(高度な機能)
2.洗練された様々な文書作成(高度な機能)
3.ビジュアル文書の作成(特殊文字の挿入)
4.地図作成Ⅰ
5.地図作成Ⅱ(高度な機能)
6.段組・ドロップキャップ・原稿用紙
7.SUM関数・AVERAGE関数・相対参照
8.割合・RANK関数・絶対参照・LARGE関数・
SMALL関数・並べ替え
9.MAX, MIN・COUNT, COUNTA関数
10.端数処理関数・INT関数
11.IF関数・様々なグラフ作成
12.VLOOKUP関数
13.LEN・LEFT・RIGHT関数
14.データベース入門・データの抽出
15.模擬問題
[授業計画]
1.授業の概要と課題認識
2.生涯スポーツとヘルシーダイアリー
3.スポーツとは
4.健康とは
5.生活習慣病 −身体の仕組みと働き−
6.フィトネスの実践(エアロビクス,筋トレ)
7.運動と栄養
8.中間発表と今後の課題及び考察
9.健康と生活リズム
10.歯と健康
11.健康と疾病
12.スポーツとケガ,障害,病気
13.健康日本21とスポーツ立国戦略2010
14.発表と討論
15.レポート提出とまとめ
[テキスト]
プリント配布
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
九州大学健康科学センター編「健康・運動・スポー
ツの科学」(大修館書店)
[成績評価の方法]
① 平常の授業態度や課題の提出状況
② テスト
③ ①,②の総合評価とする
[成績評価の方法]
中間レポートで40点,最終レポートで60点で評価
−33−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
スポーツと社会
(諸外国とのスポーツ比較)
山下 立次
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
北欧福祉社会のスポーツ組織・施設の構造と機能,
人々のスポーツとのかかわりについて,わが国のス
ポーツ環境と比較検討するなかで考察する。また,
スポーツに関する身近な諸問題,健康・ダイエット,
救急処置の方法などについて,グループで調査・研
究発表する。
[授業の概要]
授業の前半は,北欧を中心とした諸外国のスポー
ツ事情と我が国におけるスポーツ環境を比較検討す
る。後半は,抽選で決定したテーマを各グループで
情報収集および調査し発表する。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.スポーツとは何か。体育とは何か。
3.北欧の国々の生活・スポーツ(VTR:白夜の
国スカンジナビア)
4.北欧(ヨーロッパ)のスポーツクラブ(研究テー
マ発表&抽選)
5.北欧のスポーツ施設
6.北欧の福祉社会とスポーツ
7.北欧の自然とスポーツ
8. *J2観戦の予定あり
9.
(日程は未定)
10.
グループ研究発表
11.
⇨
(テーマは抽選で決定)
12.
13.
14.
15.
スポーツ2a(人文・他)
(フィットネス&卓球)
山下 立次
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
トレーニング器具を使ったフィットネス(健康・
ダイエット)運動と卓球を実施する。それらの基礎
理論と基本技能を習得するとともに,ルールやマ
ナーについての理解を深める。また,将来日常生活
の中に「生涯スポーツ」として積極的に取り入れ、
正しいダイエット活動やスポーツ実践・観戦を楽し
むことのできる能力を身につける。
[授業の概要]
フィットネスではマシーンの使用方法を説明し,
個々の目的に合ったトレーニングを実施する。また,
ストレッチや体幹トレーニングも取り入れて行う。
卓球では基本技能の練習とダブルスの試合を取り入
れリーグ戦方式で実施する。オール出席が望ましい
が、 やむを得ず欠席する場合は事前もしくは友人に
連絡すること。ただし1/3以上の欠席がある場合は
評価しない。(定員30名)
[授業計画]
1.学習の意義と特質(講義室)
2.リラクゼーション&ストレッチ
3.マシーンの使用説明(無・有酸素系マシーン)
4.トレーニング(ダイエット及び体力アップ)
5.トレーニング(体幹トレーニング)
6.トレーニング(ダイエット及び体力アップ)
7.トレーニング(ダイエット及び体力アップ)
8.卓球 グリップ,ストロークの基本
9.卓球 ショート,スマッシュ
10.卓球 サーブ&レシーブ
11.卓球 ダブルス試合説明・簡易ゲーム
12.卓球 ダブルス(記録)
13.卓球 ダブルス(記録)
14.卓球 ダブルス(記録)
15.まとめ(講義室)
[テキスト]
プリント資料配布
[テキスト]
プリント資料配布
[参考図書・参考資料等]
北欧のスポーツ(道和書院)
[参考図書・参考資料等]
特になし
[成績評価の方法]
*毎回の授業で内容及びポイント理解の確認。ミニ
レポートの提出。
*研究発表の内容及び発表の仕方・態度。
[成績評価の方法]
*レポート:2回のレポート提出(授業内容,ポイ
ントの理解)。
*積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・
片付けも含む)。
*技能と理論の習得:テーマと理論を理解し努力。
−34−
教 養
後 期
中尾 道子
1単位
スポーツ2c(教職)
(ゴルフ&バドミントン)
山下 立次
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
バドミントン及び卓球の基礎技能を身に付けると
共に,マナー・ルールについての理解を深める。
バドミントンや卓球のゲームの仕方を学び,ス
ポーツの楽しさや喜びを味わいながら,生涯にわ
たって計画的にスポーツを実践する態度や能力を養
うと共に,健康の保持増進と体力の向上を図る
[授業の到達目標及びテーマ]
ゴルフとバドミントンを中心に幅広くスポーツに
触れ、 それらの基礎理論と基本技能を習得するとと
もに,ルールやマナーについての理解を深める。ま
た,将来日常生活の中に「生涯スポーツ」として積
極的に取り入れ、 スポーツ実践・観戦を楽しむこと
のできる能力を身につける。
[授業の概要]
卓球及びバドミントンの基礎理論と基礎技能の習
得を計りながら,自分たちに合わせたゲームを楽し
むことができるようにする。 スポーツを楽しむた
めに,自分たちの手で,自分たちに合わせてルール
やゲームを作りかえていくことが出来るように,問
題を提起しながら主体的な活動を促していく。
[授業の概要]
ゴルフは学内ゴルフ練習場で実施するが雨天の場
合は種目変更をする場合がある。バドミントンは試
合を中心に体育館アリーナで実施する。また,オー
ル出席が望ましいがやむを得ず欠席する場合は事前
もしくは友人に連絡すること。ただし1/3以上の欠
席がある場合は評価しない。(定員30名)
[授業計画]
1.ガイダンス及び生涯スポーツの意義
〈バドミントン〉
2.バドミントンの歴史・施設用具・ルール及びマ
ナー,基礎感覚づくり
3.基本姿勢とラケット操作
4.サーブからのラリーゲーム
5.基本のストローク
6.ダブルスフォーメーション
7.パートナーシップとダブルスゲーム
8.ダブルスゲームを楽しもう(まとめ)
〈卓球〉
9.卓球の歴史・施設用具・ルール及びマナー・基
礎感覚づくり
10.基本姿勢とラケット操作
11.ストロークとラリーゲーム
12.サービス&リターン
13.シングルスゲーム
14.ダブルスゲーム
15.ダブルスゲームを楽しもう(まとめ)
[授業計画]
1.学習の意義と特質(講義室)
2.ゴルフ グリップ・クラブに慣れる
3.ショートアイアン
4.パッティング・ウッド
5.アプローチ
6.ショットの個人記録①
7.ショットの個人記録②
8.バドミントン ラケットに慣れる
9.ドライブ・クリア・ドロップ
10.ヘアピン・スマッシュ・サーブ
11.ダブルス試合説明・簡易ゲーム
12.ダブルス・リーグ戦(記録①)
13.ダブルス・リーグ戦(記録②)
14.ダブルス・リーグ戦(記録③)
15.まとめ(講義室)
[テキスト]
適宜プリント資料配付
[テキスト]
プリント資料配布
[注意事項]
*第1回目は,講義室で行います。着替えの必要は
ありません。筆記用具を持参してください。
*第2回目からは,体育館へ運動用の服装と体育館
シューズで集合してください。
*施設の関係で,定員30名とします。
[参考図書・参考資料等]
特になし
[成績評価の方法]
*毎回の活動状況(積極的行動・協力的態度)とレ
ポートにより総合的に評価する。
[成績評価の方法]
*レポート:2回のレポート提出(授業内容,ポイ
ントの理解)。
*積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・
片付けも含む)。
*技能と理論の習得:テーマと理論を理解し努力。
−35−
教
養
スポーツ2b
ブラックボード使用
スポーツ2d・e
(バドミントン・フィットネス・卓球)
桑原 和美
後 期
1単位
スポーツ3a(人・教・薬)
前 期
(フットサル)
山下 立次
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
生涯スポーツへの足がかりとして,誰もが手軽に
できる複数の運動を体験し,それらの基本技術を習
得するとともに,ルール,マナーについての理解を
深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
フットサルの基礎理論と基本技能を習得するとと
もに,ルールやマナーについての理解を深める。ま
た,将来日常生活の中に「生涯スポーツ」として積
極的に取り入れ、 フットサルの実践・観戦を楽しむ
ことのできる能力を身につける。
[授業の概要]
フィットネスはトレーニングマシンの正しい使用
法を習得し,自分の身体・健康に対する理解・関心
を深める。また誰もができる生涯スポーツとして,
バドミントンと卓球を行う。
[授業の概要]
授業の2・3・4回目は,トレーニング室を利用
しトレーニング機器の使い方及び正しいストレッチ
の仕方を説明する(許可証の発行)
。そして5回目
からフットサルを体育館で実施する。授業にはオー
ル出席が望ましいが、 やむを得ず欠席する場合は事
前もしくは友人に連絡すること。ただし1/3以上の
欠席がある場合は評価しない。(定員30名)
[授業計画]
1.バドミントン(オリエンテーション)
2.バドミントン(シャトルのコントロール)
3.バドミントン(サーブからラリーへ)
4.バドミントン(ダブルスゲームのルール)
5.バドミントン(クリアとミニゲーム)
6.バドミントン(ヘアピンとダブルスゲーム)
7.バドミントン(ドライブとダブルスゲーム)
8.フィットネス(ウォームアップと有酸素マシン)
9.フィットネス(無酸素系マシンの特徴と使い方)
10.フィットネス(様々なプログラムの体験)
11.フィットネス(自分のためのプログラムを作る)
12.卓球(ラリーを続ける)
13.卓球(シングルゲームをする)
14.卓球(ダブルスゲームをする)
15.卓球(ミニ卓球大会)・授業のまとめ
[授業計画]
1.フットサルの学習意義と特質(講義室)
2.ストレッチとマシーンの説明
3.有酸素系トレーニング
4.筋力系トレーニング
5.フットサル ボールに慣れる
6.パス・コミュニケーション
7.1対1・2対1の守備①
8.1対1・2対2の守備②
9.1対1・2対2の攻撃
10.グループ別対抗リーグ戦 (記録)
11.グループ別対抗リーグ戦 (記録)
12.グループ別対抗リーグ戦 (記録)
13.グループ別対抗リーグ戦 (記録)
14.グループ別対抗リーグ戦 (記録)
15.まとめ(講義室)
[注意事項]
1回目のオリエンテーションは普段の服装,筆記
用具持参で,事前に掲示版に指示された場所に集合
のこと。
体操服の指定はないので,高校までのものを使用
して構いませんが,体育の授業にふさわしい服装で
あることが大切です。運動用体育館シューズが必要
ですので,用意をしておいてください。
定員:35名
[テキスト]
プリント資料配布
[参考図書・参考資料等]
特に指定しない。必要に応じて授業時に紹介する。
[成績評価の方法]
*レポート:2回のレポート提出(授業内容,ポイ
ントの理解)。
*積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・
片付けも含む)。
*技能と理論の習得:テーマと理論を理解し努力。
[成績評価の方法]
普段の授業態度,レポート,授業への積極的な姿
勢等により総合的に評価する。
[参考図書・参考資料等]
特になし
−36−
教 養
スポーツ3b
(フィットネス+)
桑原 和美
前 期
1単位
スポーツ3C(人・教・薬)
(スクーバ・ダイビング)
山下 立次
集 中
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,日常生活で心身のコンディション
を整えるために効果的なストレッチングや有酸素運
動と日常生活に必要な筋肉の保持・増進,ウエイト
コントロールに有効な筋力トレーニングの方法を学
ぶ。またトレーニングの間に軽スポーツを組み込む
など単調に陥らないような運動の仕方を工夫し,継
続可能な生涯スポーツのあり方ついて考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
スクーバ・ダイビングに関する基礎知識,基本技
能を習得し,安全に水中を遊泳できるようにする。
また,海洋実習では環境保護,エチケット,リーダー
シップ等の社会的態度を持ってアウトドアスポーツ
の楽しみ方を体験する。全日程を終了し初級技能に
合格した者には日本水中指導者協会のスクーバ・ダ
イビング初級(Open water Diver)の認定も受ける。
[授業の概要]
様々なストレッチや,有酸素系と筋力系のトレー
ニングマシンの効果や正しい使用方法を理解・習得
し,ダンベルやラバーバンドなどの用具を使ったト
レーニングについても学ぶ。またそうしたトレーニ
ングとは異なる形式の運動,卓球やバドミントン,
ニュースポーツなども取り入れて行う。
[授業の概要]
*場所:沖縄県那覇市
*期間:8月22日(月)∼25日(木)3泊4日
*宿泊:那覇パシフィックホテル
*経費:約100,000円以内(交通,宿泊,器材レン
タル料,カード申請料,諸費を含む)
*定員:15名(4人以下の場合は実施しない)
*履修登録は先着順とし,予約金30,000円が必要。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.身体意識とコンディショニングのストレッチ
3.ストレッチングと有酸素系マシントレーニング
4.ストレッチングと筋力系マシントレーニング
5.有酸素能力・筋力向上の為の様々なプログラム
6.有酸素運動としてスポーツを取り入れる①卓球
7.有酸素運動としてスポーツを取り入れる②卓球
8.ストレッチ・トレーニングマシン・ダンベル
9.マシン・トレとラバーバンド・バランスボード
10.有酸素運動としてのスポーツ③バドミントン
11.有酸素運動としてのスポーツ④ニュースポーツ
12.各種トレーニングマシンを組み合わせて使う
13.自分にあったマシン・プログラムを組む−1
14.自分にあったマシン・プログラムを組む−2
15.授業のまとめ
[留意事項]
この授業の履修者で希望する者には,本学トレー
ニング室の「利用許可証」を発行します。1回目の
オリエンテーションは普段の服装,筆記用具持参で,
事前に掲示版に指示された場所に集合。 体操服の
指定はないので,高校までのものを使用して構いま
せんが,体育の授業にふさわしい服装であることが
大切です。運動用体育館シューズが必要です。
定員:約30名
[授業計画]
1.講義①日程(4月23日(土)10:00∼12:00)
2.講義②器材(5月14日(土)10:00∼12:00)
3.講義③潜水(6月11日(土)10:00∼12:00)
4.講義④医学(7月9日(土)10:00∼12:00)
5.講義⑤テス(8月6日(土)10:00∼12:00)
*水泳に自信の無い者のみ,7月17(日)
・18(月)プー
ル実習
沖縄 海洋実習日程
日 程
午 前
午 後
8月22日(月) 沖縄移動
限定水域実習
8月23日(火) 海洋実習1
海洋実習2
8月24日(水) 海洋実習3
海洋実習4
8月25日(木) 那覇市内観光
岡山移動
*マスク,フィン,スノーケル,ブーツ,グローブ
などの器材はレンタル。
*健康な身体で水泳ができることが望ましい。
[テキスト]
JULIAダイビング・マニアル(授業時配布)
[参考図書・参考資料]
授業時に配布・紹介する。
[参考図書・参考資料等]
特になし
[成績評価の方法]
普段の授業態度,レポート,授業時の積極的な姿
勢等により総合的に評価する。
[成績評価の方法]
評価については,出席状況とレポートによって総
合的に評価する。
−37−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
スポーツ4a
(ボウリング:初級及び中級)
山下 立次
後 期
1単位
スポーツ4b
(バドミントン)
桑原 和美
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ボウリングの基礎理論と基本技能を習得するとと
もに,ルールやマナーについての理解を深める。ま
た,将来日常生活の中に「生涯スポーツ」として積
極的に取り入れ、 ボウリングの実践・観戦を楽しむ
ことのできる能力を身につける。
(初級及び中級程度)
[授業の到達目標及びテーマ]
バドミントンのルールやマナーについて理解を深
め,生涯スポーツとして楽しむことのできる基礎的
な知識と技術,パートナーシップを身につける。
[授業の概要]
第2回目の授業から「岡山フェアレーン」現地集
合・解散方式で実施する。学外施設を利用するため
施設使用料として6,000円が必要。授業にはオール
出席が望ましいが、 やむを得ず欠席する場合は事前
もしくは友人に連絡すること。ただし1/3以上の欠
席がある場合は評価しない。(定員30名)
[授業の概要]
シャトルのコントロールと基本的なストローク練
習,ルールを理解し,ダブルスゲーム・シングルス
ゲームを行う。経験の違いや巧拙にとらわれず,初
期段階からゲームを積極的に行い,その中で,技術
の向上とパートナーとの協力を図る。
[授業計画]
1.ボウリング学習の意義と特質(講義室)
2.ルールとエチケット,基本投球動作と実践
3.⑦⑩スペアリング理論と実践
4.デュアルレーン方式リーグ説明と実践
5.デュアルレーン方式リーグ
6.構えとリズミカルな助走のポイント
7.投球スイングとタイミングのポイント
8.スパット投球
9.スペアアングルとキーピン
10.3・6・9システムの実践
11.スカッチリーグ戦(仲間との協力,コミュニケー
ション)
12.相手チームの戦力の分析
13.作戦を立てる
14.学習したすべてを出して質の高いゲームを楽し
む)
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.シャトルのコントロールと基本のストローク
3.サーブからラリーへ
4.ダブルスゲームのルールを理解する
5.クリア練習とミニゲーム
6.ヘアピン練習とダブルスゲーム
7.ドライブ練習とダブルスゲーム
8.スマッシュ練習とダブルスゲーム
9.シングルスゲームのルールを理解する
10.シングルスゲームに慣れる
11.シングルスゲーム(リーグでのゲーム)
12.シングルスゲーム(リーグでのトーナメント)
13.チーム対抗
14.チーム対抗(つづき)・基礎知識の確認
15.授業のまとめ(基礎技術の確認)
[テキスト]
大学正課体育 BOWLING(授業時配布)
[注意事項]
1回目のオリエンテーションは普段の服装,筆記
用具持参で,事前に掲示版に指示された場所に集合。
体操服の指定はないので,高校までのものを使用
して構いませんが,体育の授業にふさわしい服装で
あることが大切です。運動用体育館シューズが必要
です。
定員:40名
[参考図書・参考資料等]
特になし
[成績評価の方法]
*レポート:2回のレポート提出(授業内容,ポイ
ントの理解)。
*積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・
片付けも含む)。
*技能と理論の習得:テーマと理論を理解し努力。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業時に紹介する。
[成績評価の方法]
通常の授業態度・意欲・関心,ルールの理解,授
業時に学んだ技術・マナーなどの習得度により,総
合的に評価する。
−38−
教 養
前 期
松田 文子
2単位
日本事情2
後 期
(外国人留学生履修科目)
松田 文子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学生に関心があると思われるテーマを題材に,プ
ロジェクト型の授業を通して,日本社会・日本人の
意識や行動への関心を深める。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,学生に関心があると思われる
テーマを題材に,プロジェクト型の授業を通して,
日本社会・日本人の意識や行動への関心を深める。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本事情1」「日本事情2」において,現代日本
社会における身近なテーマをもとに,プロジェクト
活動を通して,現代社会に対する認識を深めるよう
にする。
[授業の概要]
「日本事情1」(前期)に引き続き,現代日本社会
における身近なテーマをもとに,プロジェクト活動
を通して,現代社会に対する認識を深めるようにす
る。
[授業計画]
1.授業内容に関するオリエンテーション
2.テーマ⑴「若者の価値観」(テキストで知識の
確認)
3.テーマ⑴「若者の価値観」(テキストで知識の
確認)
4.テーマ⑴「若者の価値観」(ミニリサーチ)
5.テーマ⑴「若者の価値観」(発表)
6.テーマ⑵「災害対策」(テキストで知識の確認)
7.テーマ⑵「災害対策」(テキストで知識の確認)
8.テーマ⑵「災害対策」(ミニリサーチ)
9.テーマ⑵「災害対策」(発表)
10.テーマ⑶「男女の役割」
(テキストで知識の確認)
11.テーマ⑶「男女の役割」
(テキストで知識の確認)
12.テーマ⑶「男女の役割」(ミニリサーチ)
13.テーマ⑶「男女の役割」(発表)
14.各自のミニリサーチ
15.各自の発表
[授業計画]
1.授業内容に関するオリエンテーション
2.テーマ⑴「高齢化社会」
(テキストで知識の確認)
3.テーマ⑴「高齢化社会」
(テキストで知識の確認)
4.テーマ⑴「高齢化社会」(ミニリサーチ)
5.テーマ⑴「高齢化社会」(発表)
6.テーマ⑵「食生活とダイエット」
(テキストで知識の確認)
7.テーマ⑵「食生活とダイエット」
(テキストで知識の確認)
8.テーマ⑵「食生活とダイエット」
(ミニリサーチ)
9.テーマ⑵「食生活とダイエット」(発表)
10.テーマ⑶「民話・昔話」
(テキストで知識の確認)
11.テーマ⑶「民話・昔話」
(テキストで知識の確認)
12.テーマ⑶「民話・昔話」(ミニリサーチ)
13.テーマ⑶「民話・昔話」(発表)
14.各自のミニリサーチ
15.各自の発表
[テキスト](後期も同じ)
山下 早代子・小川 小百合
『インタビュープロジェクト』
くろしお出版
ISBN4-87424-090-9 C3081
[テキスト](前期も同じ)
山下 早代子・小川 小百合
『インタビュープロジェクト』
くろしお出版
ISBN4-87424-090-9 C3081
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,関連参考資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,関連参考資料を配付する。
[成績評価の方法]
課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッ
ション等により総合的に評価する。
[成績評価の方法]
課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッ
ション等により総合的に評価する。
−39−
教
養
日本事情1
(外国人留学生履修科目)
キャリアデザイン論A
前 期
キャリアデザイン論B
後 期
キャリア支援・開発委員会
2単位
キャリア支援・開発委員会
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
職業上の能力に限らず,家族生活,社会の一員と
しての生活,社会的活動などを通じて,「自分らし
い生き方」を自分自身で考えるために必要な知識を
身につけることを目的としています。
[授業の到達目標及びテーマ]
地元岡山の経営者等が,企業の役割,企業の求め
る人材のほか,現在直面している諸問題やその解決
への努力を現場の立場から解説します。経営者の生
の声を聞くことにより,社会に出て働く意味を考え
るきっかけとします。
[授業の概要]
「キャリア」とは狭く考えると「職業」のことを
意味しますが,広く考えると「人生」や「生き方」
の選択を意味します。講義においては,自己を認識
することに始まり,社会生活において最も必要とさ
れるコミュニケーション能力の向上をめざし,仕事
や社会を考察することにより社会人として生きる意
味を考えます。
[授業の概要]
地元企業の経営者等によるオムニバス授業です。
[授業計画]
1.キャリアデザインって何だろう?
2.自分について考えるⅠ
3.自分について考えるⅡ
4.大学と社会を考える
5.自分について考えるⅢ
6.社会の変化を考える
7.仕事を考えるⅠ
8.仕事を考えるⅡ
9.仕事を考えるⅢ
10.自己表現Ⅰ
11.自己表現Ⅱ
12.自己表現Ⅲ
13.自己表現Ⅳ
14.自己表現Ⅴ
15.自己表現Ⅵ
[授業計画]
1.岡山県の企業について
2.地場企業の現状①
3.地場企業の現状②
4.地場企業の現状③
5.地場企業の現状④
6.地場企業の現状⑤
7.地場企業の現状⑥
8.地場企業の現状⑦
9.地場企業の現状⑧
10.地場企業の現状⑨
11.地場企業の現状⑩
12.地場企業の現状⑪
13.地場企業の現状⑫
14.地場企業の現状⑬
15.まとめ
予定講師:アルマ経営研究所額田信一社長,両備
HD酒井採用係長,トミヤコーポレーション古市大
蔵社長,岡山放送入野和生特別顧問,アトリエ フ
ルール・ド・ジュアン石山ふみ枝代表,さえら木谷
忠義社長,岡山旭東病院土井章弘院長,中谷興運中
谷庄吾社長,トマト銀行中川隆進社長,おかやま信
用金庫藤原鈴加支店長,はるやま商事治山正史社長,
フジワラテクノアート藤原恵子社長,三菱化学小野
榮一顧問,富士通岡山エンジニアリング田中耕平社
長,就実学園青井賢平相談役
[テキスト]
資料はプリントを配付。適性検査を行うため,実
費(2,000円)が必要です。
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,発表等により行います。
[成績評価の方法]
各授業ごとのレポート提出(15回)による「認定」
「不認定」の2段階で評価します。
−40−
教 養
集 中
各1単位
キャリア支援・開発委員会
[授業の到達目標及びテーマ]
在学中に就業体験をすることにより,仕事や企業
に対する理解を深め,各自の将来へのビジョンが明
確になることを目的とします。
[授業の概要]
社会において,働くとはどのようなものであるか
を学生時代に実体験することにより,大学での学び
と実社会における職業とのつながりを実感すること
が出来ます。また普段とは異なる環境のもとに身を
置くことで学習意欲が喚起され,専門能力・実務能
力の向上を図れる機会を提供します。
[授業計画]
【認定単位数】
科 目 名
漢字検定1・2
集 中
(表・英・史のみ)
教務委員会
1単位
[科目の目的]
本学に入学以前又は以後に,下表に示した検定試
験等で一定の成績を修めた者に対し,申請に基づい
て単位の認定を行う。この単位は,年間履修登録単
位数の上限48単位の枠外とし,卒業要件単位として
教務委員会が認定する。複数の試験による申請や同
じ試験による複数回の申請も可能であるが,前回認
定された単位を上回った場合のみ,その差の単位を
追加認定する。
[認定単位数]
財団法人日本漢字能力検定協会
期 間
単 位
インターンシップ1
5日間
1単位
インターンシップ1・2
10日間
各1単位
認定単位
1
2
準1級
1級
試験の種類
【インターンシップの流れ】
実施説明会
↓
申込・選考・決定
↓
関係書類をキャリアセンターへ提出
↓
事前指導
↓
インターンシップ実施
↓
単位認定申請書・実習報告書を提出,事後指導
【注意事項】
・インターンシップ希望者は,実施説明会に必ず
参加のこと
・履修登録は,インターンシップ終了後の後期追
加登録時に申し出ること
日本漢字能力検定
※上限2単位(漢字検定1∼2)まで認定を行う。
[テキスト]
使用しない
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
インターンシップ実習評価及び実習報告書などか
ら,委員会が総合的に評価します。
[単位認定申請の方法]
前期は7月末日,後期は1月末日までに単位認定
申請書に財団法人日本漢字能力検定協会の合格書を
添えて学生支援課教務へ提出すること。
−41−
教
養
インターンシップ1・2
異文化コミュニケーション1∼4
国際交流委員会
夏期・春期
集中 2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
海外の大学の語学研修機関で学び,コミュニケー
ション能力を身につけるとともに,現地での生活で
異文化を体験することにより,国際的視野を広める
ことを目的とする。
教師論
(「教育職」の特性)
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・教職についての基礎的理解
・教職適性(能力)の判定機会
・今後の学習への指針の獲得
[授業の概要]
[授業計画]
それぞれの研修での具体的な授業内容については,オ
リエンテーション期間に配布する海外研修募集要項を参
照のこと。
・ハワイ夏期研修(ハワイ大学マノア校,8月中旬から
約3週間)
・中国語文化研修(上海師範大学対外漢語学院,8月上
旬∼8月下旬,約3週間)。
・春のオーストラリア研修(クイーンズランド大学ラン
ゲージセンター,2月中旬∼3月中旬,約3週間)
[注意事項]
・4月初めのオリエンテーション期間中の「海外語学
研修説明会」に必ず参加すること。
・研修ごとに事前の研修説明会を必ず参加すること。
・履修登録の際に「異文化コミュニケーション」の科
目登録を行わない。
・履修登録時に,語学研修(「異文化コミュニケーショ
ン」2単位)の単位を加えても年度内の卒業要件単
位が48単位を越えないように履修登録すること。
*個人参加による短期海外語学研修
夏期休業や春期休業を利用した個人参加の語学研修に
対して,各個人の申請に基づいて単位を認定する。研修
期間中の安全等に関しては,本学はいかなる責任も負う
ものでないことを了承したうえで履修登録・単位申請の
手続きを行うこと。
[注意事項]
・出発予定日の2ヶ月前までに単位申請のための詳しい
書類を作成しなければならない。
・手続きが従来とは異なるので,『履修要覧』およびオリ
エンテーション期間中の説明会での指示に従うこと。
・春期休業中での研修は,単位認定の手続きに一定の時
間がかかるため,3月20日までに帰着するものでなけ
ればならない(報告書の提出は3月22日まで)。
[授業の概要]
学校教育における教師の役割とその仕事の性質,
教師に求められる能力,未来の教師として今学ぶべ
きことなどに関する歴史的・理論的アプローチの方
法を提示する。
[授業計画]
1.序論:教師論で学ぶべきこと
2.教師の歴史⑴:近代学校成立以前
3.教師の歴史⑵:戦前1:教師養成制度
4.教師の歴史⑶:戦前2:教師文化
5.教師の歴史⑷:戦後1:教師養成制度
6.教師の歴史⑸:戦後2:教師文化
7.教師の職責と能力⑴:職務上の責任
8.教師の職責と能力⑵:基本的能力
9.教師の職責と能力⑶:人間性と専門的指導力
10.社会の中の教師⑴:教育改革と教師
11.社会の中の教師⑵:文化変容と教師
12.社会の中の教師⑶:子どもと教師
13.教師としての成長:教師の身分・保障・研修
14.未来の教師として今学ぶべきこと
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
それぞれの研修で指示する。各自で購入すること。
[参考図書・参考資料等]
研修に関するプリントを配布し,映像資料を提示
する。
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
研修説明会の参加,研修先での学習成績,参加態
度,および帰国後に提出する「研修実施報告書」(国
際交流センターの定める様式)による総合評価。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
−42−
教 養
ブラックボード使用
教育学概論(中等)
教育心理学(中等用)
(「教育」理解の方法論)
□□ □□
(2年次以上)
2単位
堤 幸一
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・「教育」に関する基礎的知識の習得
・「教育(学)」的に考え,振舞うことのできる基礎
的の力の形成
[授業の到達目標及びテーマ]
発達,学習,人格,教育評価の基礎知識を得るだ
けでなく,相互間の関連性を知る。現代的な教育心
理学分野の課題に対して問題意識を高める。
[授業の概要]
「教育」概念の歴史的・理論的考察を起点とし,
現代社会における「教育」理解の在り方,「公教育」
としての「学校教育」「社会教育」の理念と現実,
教育にかかわる諸問題への理論的接近方法を提示す
る
[授業の概要]
発達,学習,人格,教育評価の4領域の基礎知識
を概説し,併せて,特別支援の必要な対象に関して
の学習支援などの現代的な問題にも触れる。
[授業計画]
1.序論:教育学概論で学ぶべきこと
2.「教育」概念の歴史的考察⑴
3.「教育」概念の歴史的考察⑵
4.「教育」概念の理論的考察⑴:社会階層と教育⑴
5.「教育」概念の理論的考察⑵:社会階層と教育⑵
6.「教育」概念の理論的考察⑶:政治経済と教育⑴
7.「教育」概念の理論的考察⑷:政治経済と教育⑵
8.「教育」概念の理論的考察⑸:文化と教育⑴
9.「教育」概念の理論的考察⑹:文化と教育⑵
10.「公教育」概念の歴史的・理論的考察
11.「公教育」としての「学校教育」:理念と現実
12.「公教育」としての「社会教育」:理念と現実
13.教育にかかわる諸問題⑴:教育改革⑴
14.教育にかかわる諸問題⑵:教育改革⑵
15.まとめ
[授業計画]
1.教育心理学とは何か
2.教育心理学の歴史
3.教育心理学の研究法
4.動機づけとコンピテンス
5.発達理論(遺伝と環境)
6.発達理論(相互作用説)
7.学習理論(連合学習)
8.学習理論(認知学習他)
9.教授−学習過程
10.人格理論
11.人格検査法
12.教育評価
13.特別支援教育(発達障害)
14.特別支援教育(学習障害)
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
堤幸一『新版 初歩の心理学』大学教育出版,
4-88730-117-0
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[参考書・資料等]
適宜,配布する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト2回の総合評価
−43−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ブラックボード使用
学校論
博物館概論
(「学校」「教育行政」について考える)
□□ □□
(博物館の歴史と役割)
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・近現代学校についての基礎的理解
・学校制度,教育行政についての基礎的理解
[テキスト]
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
生涯学習や文化創造の拠点として重要な役割を担
う博物館・美術館は多様な世界をもっている。本授
業では,世界と日本の博物館の具体的な事例をとり
あげ,現在の博物館・美術館に何が求められている
かを学ぶ。
[授業の概要]
近代学校制度の成立と発展,現代日本の学校法制,
学校の組織構造と教育,学校制度改革,教育行政制
度などの主題の下で,学校及び学校問題への歴史
的・理論的アプローチの方法を提示する。
[授業計画]
1.序論:学校論で学ぶべきこと
2.近代学校制度の成立と発展⑴:欧米1
3.近代学校制度の成立と発展⑵:欧米2
4.近代学校制度の成立と発展⑶:日本
5.学校制度の法的枠組み⑴:憲法・教育基本法
6.学校制度の法的枠組み⑵:学校教育法
7.教育行政の組織:文部科学省・教育委員会
8.学校と教育行政
9.学校の組織構造と教育⑴:目標と組織構造
10.学校の組織構造と教育⑵:職員会議
11.学校制度改革⑴:教育改革の中の学校
12.学校制度改革⑵:学校選択制
13.学校と社会
14.学校と文化
15.まとめ
土井 通弘
前 期
[授業の概要]
博物館運動の歴史を大英博物館・ルーブル美術
館・メトロポリタン美術館・ボストン美術館など世
界各地域の主要な博物館を事例にして,その発達の
歴史を概観する。また,国立博物館・私立美術館・
地方自治体立博物館を事例にして,明治期以降にわ
が国において展開する博物館の歴史と課題を紹介す
る。
[授業計画]
1.博物館とは何か。博物館運動の展開と博物館法
2.ヨーロッパの博物館−大英博物館の歴史−
3.ヨーロッパの博物館Ⅱ−ルーブル美術館の歴史
−
4.アメリカの博物館−スミソニアン博物館群の歴
史−
5.アメリカの博物館Ⅱ−ボストン美術館−
6.アメリカの博物館Ⅲ−メトロポリタン美術館の
歴史−
7.わが国の博物館運動の歴史−正倉院から物産会
まで−
8.わが国近代の博物館思想の導入−福沢諭吉・キ
ヨッソーネ・フェノロサ・岡倉天心ら−
9.わが国近代の博物館思想の導入Ⅱ−万国博覧会
と博物館−
10. わが国近代の博物館思想の導入Ⅲ−臨時全国
宝物調査と古社寺保存法の成立−
11.わが国古美術の再評価と新美術運動の展開
12.西洋美術専門館の成立
13.私立美術館の登場と役割
14.地方自治体立博物館の登場と役割
15.学芸員の役割と必要とされる能力
[テキスト]
『新しい博物館学』全国大学博物館学講座協議会
西日本部会編,芙蓉書房出版
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
[参考図書・参考資料等]
関 秀夫著『博物館の誕生−町田久成と東京帝室
博物館』(岩波新書)
[成績評価の方法]
論述テストにより評価
−44−
教 養
土井 通弘
前 期
2単位
博物館学各論2(2年次以上)
(ミュージアムの資料学)
土井 通弘
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
博物館の専門スタッフをめざし,博物館における
実践的な知識について,以下のことを中心に修得す
る。1)博物館経営および教育普及活動についての
理解(博物館経営論),2)博物館における情報の
質と活用方法についての理解(博物館情報論)
[授業の到達目標及びテーマ]
博物館の専門スタッフをめざし,博物館における
実践的な知識について,以下のことを中心に修得す
る。1)博物館の収集,2)整理保管,3)展示等
に関する知識・技術
[授業の概要]
使用者の立場と利用者の立場から博物館施設の設
計。全国の博物館の普及教育の取り組みを紹介し,
市民社会における博物館の役割を理解する。
[授業の概要]
資料分類法の意義を詳述し,実際に各博物館で利
用されている資料分類法を紹介する。また,資料の
保全における基本的な考え方を学ぶ。
[授業計画]
1.博物館経営とその組織−国立博物館の場合
2.博物館経営とその組織−私立博物館の場合
3.博物館経営とその組織−地方自治体立博物館の
場合
4.博物館施設の設計−事例研究Ⅰ(大規模館)
5.博物館施設の設計−事例研究Ⅰ(中規模館)
6.博物館施設の設計−事例研究Ⅰ(規模館)
7.博物館施設の設計−私が考える博物館施設
8.博物館情報とは何か
9.博物館情報の収集と整理
10.博物館情報の提供とその方法−紙媒体と電子情
報−
11.画像データと文字情報
12.画像データの処理法
13.文字情報の処理法
14.博物館情報と著作権
15.博物館情報と著作権Ⅱ−デジタル・アーカイブ
の活用に向けて
[授業計画]
1.博物館資料とは何か。
2.博物館資料の収集Ⅰ−購入資料の事務取扱い法
3.博物館資料の収集Ⅱ−寄贈資料の事務取扱い法
4.博物館資料の収集Ⅲ−受託資料の事務取扱い法
5.博物館資料の分類法Ⅰ−文化財保護法と博物館
6.博物館資料の分類法Ⅱ−隣接諸科学の分類と博
物館
7.博物館資料の保管の注意点−調書・映像記録の
作成
8.博物館資料の保管の注意点Ⅱ−日常的な保管法
9.博物館資料の保管の注意点Ⅲ−保存修理事例研
究Ⅰ(絵画・書跡資料の場合)
10.博物館資料の保管の注意点Ⅳ−保存修理事例研
究Ⅱ(彫刻作品の場合)
11.資料展示法Ⅰ−テーマの設定と作品選択
12.資料展示法Ⅱ−展示構成と作品の配置
13.資料展示法Ⅲ−展示の演出法(空間・照明等)
14.資料梱包論と事例研究(絵画・工芸品・彫刻)
15.まとめ
[テキスト]
『新しい博物館学』全国大学博物館講座協議会西
日本部会編(芙蓉書房出版)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
提出物,論述テストで評価
[成績評価の方法]
全出席(止むを得ない場合は除く)を基本条件と
し,論述テストで評価
−45−
教
養
博物館学各論1(2年次以上)
(マネージメントとインフォメーション)
ブラックボード使用
生涯学習概論Ⅰ
前 期
図書館概論
前 期
赤坂 英二
2単位
松崎 博子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人は出会いにより,人格が形成され人生が創造さ
れる。ここに人生の不思議さ面白さがあることに気
づき前向きな生き方ができる。
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館と社会の関係を理解して「図書館とは何か」
という問いかけにそれぞれ自分なりの答えを見つけ
る。図書館は,図書館員が読者と本を結び付ける場
所であり,図書館員は“求める人に求める本を”提
供する本の専門家であることを伝える。
[授業の概要]
先人の生き方を探り,その中から人生の不思議さ
面白さに気づかせる。一人ひとりに将来にむけての
展望を持たせる。
[授業の概要]
現代公共図書館の社会的意義を概観し,日頃利用
者が強く意識しない図書館の機能に気づかせる。図
書館専門職の果す役割について概説する。
[授業計画]
1.講義への思いと計画
2.生涯学習の意義と必要性
3.生きることとは
4.人との出会いと人格・人生への影響⑴
5.人との出会いと人格・人生への影響⑵
6.出来事との出会いと人格・人生への影響⑴
7.出来事との出会いと人格・人生への影響⑵
8.本との出会いと人格・人生への影響⑴
9.本との出会いと人格・人生への影響⑵
10.趣味との出会いと人格・人生への影響⑴
11.趣味との出会いと人格・人生への影響⑵
12.夢との出会いと人格・人生への影響⑴
13.夢との出会いと人格・人生への影響⑵
14.生涯学習と人生⑴
15.生涯学習と人生⑵
[授業計画]
1.現代社会と公共図書館
2.図書館専門職の役割
3.司書養成について
4.図書館法
5.図書館のミッション
6.知的自由と図書館⑴:アメリカ図書館協会
7.知的自由と図書館⑵:日本図書館協会
8.図書館の歴史⑴:図書館専門職の出現
9.図書館の歴史⑵:公共図書館の成立
10.図書館の歴史⑶:ドキュメンテーションの発展
11.大学図書館
12.専門図書館
13.学校図書館
14.類縁機関(とくに点字図書館)
15.図書館情報学について
[テキスト]
使用しない
[テキスト]
塩見昇[編著]『図書館概論』(JLA図書館情報学
テキストシリーズⅡ:1)日本図書館協会,ISBN
978-4-8204-0815-4
[参考図書・参考資料等]
「人生って不思議なもの・面白いもの」赤坂英二
(作成資料)
[成績評価の方法]
授業態度,レポートによる総合評価
[参考図書・参考資料等]
塩見昇・山口源治郎[編著]『図書館法と現代の
図書館』
[成績評価の方法]
レポートの内容で判断する。
−46−
外国語教育科目
外国語
ブラックボード使用
English Reading Ⅰa
(英語を速く正確に読む)
前 期
1単位
English Reading Ⅰb・c
(英語を楽しく正確に読む)
b 長瀬恵美 c 渡辺 浩
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,英語を速くかつ正確に読むことを
第一の目標とする。一年の段階でこの能力を身につ
けることは,その後の実践的な英語力養成に欠かさ
ない基礎となる。またそうした自信となる力をつけ
ることにより様々な英語科目に対する応用力となる
ので,四年間を通じた実力養成のために大きな礎と
なる。もちろん文法や発音,リスニング等の力も確
認しながら進めて行く予定である。
[授業の到達目標及びテーマ]
この科目は,今日的な話題を取り上げたエッセイ
を読んで,速く,しかも的確に読むReading Skillを
養成することを目標としています。テキストは,中
級者向けに平易な英文でまとめられた,パラグラフ
の構造も明確なエッセイと,読解のスキル中心に作
られた問題が用意されています。また夏季休暇を利
用して,一定のテーマについてレポートを書く練習
もしていきます。
[授業の概要]
テキストは多様な文章を多読する内容になってい
るので,飽きることなく読み進むことができると思
う。予習をしっかりと行い,また各章の要点や語句
を忘れないうちに確認しながら進めてゆく予定であ
る。とにかく一年のうちにしっかりとした基本事項
の確認を行いながら,リーディングの能力に関して
は自身がつくまでしっかり取り組んでもらいたい。
[授業の概要]
各章のエッセイを読み全体の内容とパラグラフご
との意味を把握するとともに,各パラグラフの機能
と構造について学習する。併せて文構造の理解,語
彙とイディオムの強化を図る。
[授業計画]
1.Introduction
2.Y So Lonely ⑴
3.Y So Lonely ⑵
4.Seeing Double ⑴
5.Seeing Double ⑵
6.Beautiful Swimmer ⑴
7.Beautiful Swimmer ⑵
8.Ready for Mars ⑴
9.Ready for Mars ⑵
10.The Art of Blogging ⑴
11.The Art of Blogging ⑵
12.Health, Drink and Stress ⑴
13.Health, Drink and Stress ⑵
14.Bungee Jumping ⑴
15.Bungee Jumping ⑵
[授業計画]
1.Course Guidance
2.Pet Medicine
3.Pet Medicine
4.China’s Four-Wheel Revolution
5.China’s Four-Wheel Revolution
6.Lifestyle Coaches
7.Lifestyle Coaches
8.Wasabi from Tasmania
9.Wasabi from Tasmania
10.Time Out
11.Time Out
12.Women Bodyguards
13.Women Bodyguards
14.Taste and Flavor
15.Taste and Flavor
[テキスト]
Timothy Kiggell, Katuhiko Muto
Prism Green
Macmillan Languagehouse,1700円+税
4-89585-536-8
河野哲也 『レポート・論文の書き方入門』
慶應義塾大学出版会,1000円+税
4-7664-0969-8
Progressive English-Japanese Dictionary
(株)小学館,3360円(税込み)
4-09-510204-7
[テキスト]
Timothy Kiggel, Katsuhiko Muto, Prism Blue
(Macmillan Language House)
ISBN 4-89585-535-x
Shogakukan Progressive English-Japanese
Dictionary (第4版)(小学館)
河野哲也 『レポート・論文の書き方入門』第3
版(慶応義塾大学出版会)
ISBN4-7664-0969-8
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み+小テスト等(40%)試験(60%)
*夏休み中に小論文の課題を出しますが,これは
English ReadingⅡa の成績に組み入れます。
[成績評価の方法]
授業の準備および課題レポート等の提出物,授業
への参加度(40%),試験(60%)の総合評価によ
り行う。予習は必須である。指定された英和辞典は
毎時間持参のこと。教室での電子辞書の使用は禁じ
る。夏休みの課題レポートの評価は後期に含まれる。
−47−
外国語
有木 恭子
ブラックボード使用
ブラックボード使用
English Reading Ⅱa
(英語を速く正確に読む)
有木 恭子
ブラックボード使用
前 期
1単位
English Reading Ⅱb・c
(英語を楽しく正確に読む)
b 長瀬恵美 c 渡辺 浩
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,英語を速くかつ正確に読むことを
第一の目標とする。一年の段階でこの能力を身につ
けることは,その後の実践的な英語力養成に欠かさ
ない基礎となる。またそうした自信となる力をつけ
ることにより様々な英語科目に対する応用力となる
ので,四年間を通じた実力養成のために大きな礎と
なる。もちろん文法や発音,リスニング等の力も確
認しながら進めて行く予定である。
[授業の到達目標及びテーマ]
この科目は,今日的な話題を取り上げたエッセイ
を読んで,速く,しかも的確に読むReading Skillを
養成することを目標としています。テキストは,中
級者向けに平易な英文でまとめられた,パラグラフ
の構造も明確なエッセイと,読解のスキル中心に作
られた問題が用意されています。また春季休暇を利
用して,一定のテーマについてレポートを書く練習
もしていきます。
[授業の概要]
テキストは多様な文章を多読する内容になってい
るので,飽きることなく読み進むことができると思
う。予習をしっかりと行い,また各章の要点や語句
を忘れないうちに確認しながら進めてゆく予定であ
る。とにかく一年のうちにしっかりとした基本事項
の確認を行いながら,リーディングの能力に関して
は自身がつくまでしっかり取り組んでもらいたい。
[授業の概要]
各章のエッセイを読み全体の内容とパラグラフご
との意味を把握するとともに,各パラグラフの機能
と構造について学習する。併せて文構造の理解,語
彙とイディオムの強化を図る。
[授業計画]
1.Introduction
2.Toxic Time Bomb ⑴
3.Toxic Time Bomb ⑴
4.Sadam Ruins Iraq ⑴
5.Sadam Ruins Iraq ⑵
6.Flexible Gaming ⑴
7.Flexible Gaming ⑵
8.Killer Waves ⑴
9.Killer Waves ⑵
10.My Bones ⑴
11.My Bones ⑵
12.Technology Bites Back ⑴
13.Technology Bites Back ⑵
14.Ig Noble Awards ⑴
15.Ig Noble Awards ⑵
[授業計画]
1.Course Guidance
2.Cutting Edge Technology
3.Cutting Edge Technology
4.Cowboys and Samurai
5.Cowboys and Samurai
6.Prison Fashion
7.Prison Fashion
8.Aftereffects of War
9.Aftereffects of War
10.The Art of Making Perfume
11.The Art of Making Perfume
12.Living with Reindeer
13.Living with Reindeer
14.A Ghostly Tale
15.A Ghostly Tale
[テキスト]
Timothy Kiggell, Katuhiko Muto
Prism Green
Macmillan Languagehouse,
1700円+税
4-89585-536-8
Progressive English-Japanese Dictionary
(株)小学館,3360円(税込み)
4-09-510204-7
河野哲也 『レポート・論文の書き方入門』
慶應義塾大学出版会,1000円+税
4-7664-0969-8
[テキスト]
Timothy Kiggel, Katsuhiko Muto, Prism Blue
(Macmillan Language House)
ISBN 4-89585-535-x
Shogakukan Progressive English-Japanese
Dictionary (第4版)(小学館)
河野哲也 『レポート・論文の書き方入門』第3
版(慶応義塾大学出版会)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み+小テスト等(40%)試験(60%)
*春休み中に小論文の課題を出しますが,これは
English ReadingⅢ の成績に組み入れます。
[成績評価の方法]
授業の準備,授業の参加度(20%)
,課題小論文
(20%),試験(60%)の総合評価により行う。予習
は必須である。指定された英和辞典は毎時間持参の
こと。教室での電子辞書の使用は禁じる。春休みの
課題レポートの評価は2年時のEnglish Reading 前
期に含まれる。
−48−
外国語
ブラックボード使用
English Reading Ⅲa
(英語を速く正確に読む)
前 期
1単位
English Reading Ⅲb・c
(早く正確に読む)
b 有木恭子 c 長瀬恵美
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]Course Goals
速読力,語彙力を高めるとともに,正確に多くの
文を読む力を養う。様々なテーマを取り上げた英文
を読みながら,楽しみながら総合力を付けることも
学んで頂きたい。長期の休暇を利用して,文学作品
についての研究レポートを書く。
[授業の到達目標及びテーマ]
今日的な話題に富んだ英文を読み,Reading skill
を伸ばすことを目標とする。一行ごとの訳読ではな
く,一定の速度でパラグラフ単位での正確な内容把
握を進めることをめざしてほしい。
[授業の概要]
いろいろなテーマの文を読みながら,速読の力,
語彙力を総合的に養う。様々な英文に対処する力を
養うことが大切である。
[授業の概要]
各章ではエッセイを読み,全体の内容を把握する
とともに,パラグラフの意味と機能,文構造の理解,
および語彙とイディオムの強化に努める。
[授業計画]
1.Course Guidance
2.Gaijin
3.Gaijin
4.Speed Performance
5.Speed Performance
6.Stamp Out Bullying
7.Stamp Out Bullying
8.Tiger Trouble
9.Tiger Trouble
10.Blood Types
11.Blood Types
12.Walking Nightmares
13.Walking Nightmares
14.You’ve Never Too Young
15.You’ve Never Too Young
[授業計画]
1.Course Guidance
2.Personal Best
3.Personal Best
4.The Beauty of Lipstick
5.The Beauty of Lipstick
6.Cosmetic Surgery
7.Cosmetic Surgery
8.Japanese Life Unfolded
9.Japanese Life Unfolded
10.Floating Garbage
11.Floating Garbage
12.Killer Beast
13.Killer Beast
14.The World of Whisky
15.The World of Whisky
前期試験
[テキスト]
Timothy Kiggell, Katsuhiko Muto
Prism Orange
(Macmillan Language House,1,785円)
4-89585-538-4
以下は1年次で購入のものを使用
Shogakukan Progressive English-Japanese
Dictionary
河野哲也『レポート・論文の書き方入門』第3版
(慶応義塾大学出版会)
[テキスト]
Prism Yellow(Macmillan Language House,1,785
円)
河野哲也『レポート・論文の書き方入門』第3版
(慶応義塾大学出版会)(1年次に購入したもの)
[参考図書・参考資料等]
Shogakukan Progressive English-Japanese Dictionary(1年次に購入したもの)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業の準備および課題等の提出物(20%),
・レポー
ト(20%),試験(60%)の総合評価により行う。
予習は必須である。指定された英和辞典は毎時間持
参のこと。1年次春休みの課題レポートの評価は前
期に含まれる。
[成績評価の方法]
授業への参加度(20%),授業の準備および課題
(30%),試験(50%)の総合評価により行う。
予習は必須である。
指定された英和辞典は毎時間持参のこと。教室で
の電子辞書の使用は禁じる。
−49−
外国語
渡辺 浩
ブラックボード使用
ブラックボード使用
English Reading Ⅳa
(英語を速く正確に読む)
渡辺 浩
ブラックボード使用
後 期
1単位
English Reading Ⅳb・c
(早く正確に読む)
b 有木恭子 c 長瀬恵美
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各IIIaよりもやや高度の速読力,語彙力を高める
とともに,正確に多くの文を読む力を養う。様々な
テーマを取り上げた英文を読みながら,楽しみなが
ら総合力を付けることも学んで頂きたい。長期の休
暇を利用して,文学作品についての研究レポートを
書く。
[授業の到達目標及びテーマ]
今日的な話題に富んだ英文を読み,Reading skill
を伸ばすことを目標とする。一行ごとの訳読ではな
く,一定の速度でパラグラフ単位での正確な内容把
握を進めることをめざしてほしい。
[授業の概要]
いろいろなテーマの文を読みながら,速読の力,
語彙力を総合的に養う。様々な英文に対処する力を
養うことが大切である。
[授業の概要]
各章ではエッセイを読み,全体の内容を把握する
とともに,パラグラフの意味と機能,文構造の理解,
および語彙とイディオムの強化に努める。
[授業計画]
1.Course Guidance
2.Responsible Tourism
3.Responsible Tourism
4.An Introduction to Islam
5.An Introduction to Islam
6.It’s a Big Issue
7.It’s a Big Issue
8.You Naughty Child!
9.You Naughty Child!
10.Facing Death
11.Facing Death
12.Japanese Anime
13.Japanese Anime
14.It’s My Life
15.It’s My Life
[授業計画]
1.Course Guidance
2.The Koreans and Kimchi
3.The Koreans and Kimchi
4.The Changing World of Computers
5.The Changing World of Computers
6.Fashionable Models
7.Fashionable Models
8.Dangerous Lifestyles
9.Dangerous Lifestyles
10.International Awards
11.International Awards
12.Thrills & Chills
13.Thrills & Chills
14.The Indian Movie Industry
15.The Indian Movie Industry
前期試験
[テキスト]
Timothy Kiggell, Katsuhiko Muto
Prism Orange
(Macmillan Language House,1,785円)
4-89585-538-4
以下は1年次で購入のものを使用
Shogakukan Progressive English-Japanese
Dictionary,
河野哲也『レポート・論文の書き方入門』第3版
(慶応義塾大学出版会)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業の準備および課題等の提出物(20%),レポー
ト(20%),試験(60%)の総合評価により行う。
予習は必須である。指定された英和辞典は毎時間持
参のこと。夏休みの課題レポートの評価は後期に含
まれる。
[テキスト]
Prism Yellow(Macmillan Language House,1,785
円)
河野哲也『レポート・論文の書き方入門』第3版
(慶応義塾大学出版会)(1年次に購入したもの)
[参考図書・参考資料等]
Shogakukan Progressive English-Japanese
Dictionary(1年次に購入したもの)
[成績評価の方法]
授業への参加度(20%),授業の準備および課題
(30%),試験(50%)の総合評価により行う。
予習は必須である。
指定された英和辞典は毎時間持参のこと。教室で
の電子辞書の使用は禁じる)。
−50−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
前 期
Oral CommunicationⅠc
前 期
J.コックス
1単位
A.ティジャニ
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to exchange information and
opinions and practice listening and speaking with
the aim of continuous six minute English
conversations on everyday topics.
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の概要]
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業計画]
1.Orientation
2.Unit 1 Introductions
3.Unit 1 Practice
4.Unit 2 Family
5.Unit 2 Practice
6.Unit 3 Sports
7.Unit 3 Practice
8.Review
9.Unit 4 Food
10.Unit 4 Practice
11.Unit 5 Part Time Jobs
12.Unit 5 Practice
13.Review Units 1 to 5
14.Consolidation
15.Test Preparation
[授業計画]
1.Getting to know you
2.Getting to know you/ Discussion
3.The way we live
4.They way we live/ Discussion
5.What happened next?
6.What happened next? Discussion
7.The market place
8.The market place Discussion
9.What do you want to do?
10.What do you want to do?
11.What do you want to do? Discussion
12.Places and things
13.Places and things
14.Places and things/ Discussion
15.Review
[テキスト]
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Third Edition
Student Book (Oxford)
ISBN 9780194715850
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[成績評価の方法]
participation(20%), homework(30%), and conversation test(50%)
[成績評価の方法]Method of Evaluation
Class participation; Homework; Test
−51−
外国語
Oral Communication Ⅰa・b・e
ブラックボード使用
ブラックボード使用
Oral Communication Ⅰd
前 期
Oral Communication Ⅱa・b・e
後 期
A.ティジャニ
1単位
J.コックス
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to exchange information and
opinions and practice listening and speaking with
the aim of continuous nine minute English
conversations on everyday topics.
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業の概要]
[授業計画]
1.Getting to know you
2.Getting to know you/ Discussion
3.The way we live
4.They way we live/ Discussion
5.What happened next?
6.What happened next? Discussion
7.The market place
8.The market place Discussion
9.What do you want to do?
10.What do you want to do?
11.What do you want to do? Discussion
12.Places and things
13.Places and things
14.Places and things/ Discussion
15.Review
[授業計画]
1.Unit 6 Friends
2.Unit 6 Practice
3.Unit 7 School
4.Unit 7 Practice
5.Unit 8 Music
6.Unit 8 Practice
7.Review
8.Unit 9 Dating
9.Unit 9 Practice
10.Presentation Practice
11.Presentation Practice
12.Unit 10 Travel
13.Unit 10 Practice
14.Review
15.Test Preparation
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Third Edition
Student Book (Oxford)
ISBN 9780194715850
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation; Homework; Test
[成績評価の方法]
participation(20%), homework(30%), and conversation test(50%)
−52−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
後 期
Oral CommunicationⅡd
後 期
A.ティジャニ
1単位
A.ティジャニ
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業計画]
1.Fame!
2.Fame! Discussion
3.Do’
s and don’
ts
4.Do’
s and don’
ts
5.Do’
s and don’
ts/ Discussion
6.Going places
7.Going places/ Discussion
8.Things that changed the world
9.Things that changed the world/Discussion
10.What if?
11.What if?
12.What if? Discussion
13.Trying your best
14.Trying your best
15.Review
[授業計画]
1.Fame!
2.Fame! Discussion
3.Do’
s and don’
ts
4.Do’
s and don’
ts
5.Do’
s and don’
ts/ Discussion
6.Going places
7.Going places/ Discussion
8.Things that changed the world
9.Things that changed the world/Discussion
10.What if?
11.What if?
12.What if? Discussion
13.Trying your best
14.Trying your best
15.Review
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Student Book
(Oxford)
ISBN 9780194715850
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Student Book
(Oxford)
ISBN 9780194715850
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[成績評価の方法]
Class participation; Homework; Test
[成績評価の方法]
Class participation; Homework; Test
−53−
外国語
Oral Communication Ⅱc
Oral CommunicationⅢa
前 期
Oral Communication Ⅲb
前 期
D.タウンゼンド
1単位
D.タウンゼンド
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks.
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Asking for information
3.Asking for information
4.Describing things
5.Describing things
6.Making requests
7.Making requests
8.Giving instructions
9.Giving instructions
10.Asking for permission
11.Asking for permission
12.Making excuses and giving reasons
13.Making excuses and giving reasons
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Asking for information
3.Asking for information
4.Describing things
5.Describing things
6.Making requests
7.Making requests
8.Giving instructions
9.Giving instructions
10.Asking for permission
11.Asking for permission
12.Making excuses and giving reasons
13.Making excuses and giving reasons
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
−54−
外国語
ブラックボード使用
前 期
Oral CommunicationⅢe
前 期
J.コックス
1単位
D.タウンゼンド
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to exchange information and
opinions, and practice listening and speaking in
pairs and in groups.
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks. This class will be conducted at an
accelerated rate with additional activities such as
role-plays, free discussions and task-based
interaction. Students are expected to strongly
challenge themselves to learn and use English.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Orientation
2.Asking for Information
3.Practice
4.Describing Things
5.Practice
6.Making Requests
7.Practice
8.Review
9.Giving Instructions
10.Practice
11.Asking for Permission
12.Practice
13.Making Excuses and Giving Reasons
14.Practice
15.Review
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Asking for information
3.Asking for information
4.Describing things
5.Describing things
6.Making requests
7.Making requests
8.Giving instructions
9.Giving instructions
10.Asking for permission
11.Asking for permission
12.Making excuses and giving reasons
13.Making excuses and giving reasons
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition
Pearson Longman
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
participation(25%), homework(25%), and conversation test(50%)
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
−55−
外国語
Oral Communication Ⅲc・d
ブラックボード使用
ブラックボード使用
Oral CommunicationⅢw
前 期
Oral Communication Ⅲx
前 期
A.ティジャニ
1単位
G.トーマス
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and
opinions and practise listening and speaking with
the aim of increase the speaking turn
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業の概要]
A range of communication strategies will be
first explored, followed by listening, and finally
speaking practice in pairs.
[授業計画]
1.Getting to know you
2.Getting to know you/ Discussion
3.The way we live
4.They way we live/ Discussion
5.What happened next?
6.What happened next? Discussion
7.The market place
8.The market place Discussion
9.What do you want to do?
10.What do you want to do?
11.What do you want to do? Discussion
12.Places and things
13.Places and things
14.Places and things/ Discussion
15.Review
[授業計画]
1.Introduction
2.Unit 1 Extra Information
3.Unit 1 Practice
4.Unit 2 Follow-up Questions
5.Unit 2 Practice
6.Unit 3 Verbal Cues
7.Unit 3 Practice
8.Unit 4 Non-Verbal
9.Unit 4 Practice
10.Unit 5 Agree/Disagree
11.Unit 5 Practice
12.Unit 6 Sureness Phrases
13.Unit 6 Practice
14.Consolidation
15.Class evaluation
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Third Edition
Student Book (Oxford)
ISBN 9780194715850
[テキスト]
Matthew Ressor
Tell Me More
(Macmillan Language House)
978-4-89585-510-5
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[参考図書・参考資料等]
A Japanese-English dictionary will be needed in
some classes
[成績評価の方法]
Class participation; Homework; Test
[成績評価の方法]
Participation(10%)homework(10%)and an 8
minute conversation test(80%)
−56−
外国語
後 期
Oral Communication Ⅳb
後 期
D.タウンゼンド
1単位
D.タウンゼンド
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks. This class is continuing from Oral
Communication III.
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks. This class is continuing from Oral
Communication III.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Giving opinions
3.Giving opinions
4.Comparing things
5.Comparing things
6.Giving advice and making suggestions
7.Giving advice and making suggestions
8.Talking about experiences
9.Talking about experiences
10.Invitations
11.Invitations
12.Making predictions
13.Making predictions
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Giving opinions
3.Giving opinions
4.Comparing things
5.Comparing things
6.Giving advice and making suggestions
7.Giving advice and making suggestions
8.Talking about experiences
9.Talking about experiences
10.Invitations
11.Invitations
12.Making predictions
13.Making predictions
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
−57−
外国語
Oral Communication Ⅳa
ブラックボード使用
Oral Communication Ⅳc・d
後 期
Oral Communication Ⅳe
後 期
J.コックス
1単位
D.タウンゼンド
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to exchange information and
opinions, and practice listening and speaking in
pairs and in groups.
[授業の到達目標及びテーマ]
Through listening and extensive speaking
practice students will acquire the skills necessary
to have more natural and meaningful conversations. The course will focus mainly on listening
tasks, and extended pair work and group work
speaking tasks. This class will be conducted at an
accelerated rate with additional activities such as
role-plays, free discussions and task-based
interaction. Students are expected to strongly
challenge themselves to learn and use English.
This class is continuing from Oral Communication
III.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Review of Oral Communication IIId
2.Giving Opinions
3.Practice
4.Making Comparisons
5.Practice
6.Giving Advice and Making Suggestions
7.Practice
8.Review
9.Talking About Experiences
10.Practice
11.Inviting
12.Practice
13.Making Predictions
14.Practice
15.Review
[授業計画]
1.Course introduction / getting started
2.Giving opinions
3.Giving opinions
4.Comparing things
5.Comparing things
6.Giving advice and making suggestions
7.Giving advice and making suggestions
8.Talking about experiences
9.Talking about experiences
10.Invitations
11.Invitations
12.Making predictions
13.Making predictions
14.Final Paper Test and Speaking Test Practice
15.Final Speaking Test
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition
Pearson Longman
[テキスト]
Warren Wilson and Roger Barnard
Fifty-Fifty Book 2 Third Edition, Level 2
Longman
9789620056666
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
participation(25%), homework(25%), and conversation test(50%)
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 30% and Final
Exam 30%
−58−
外国語
ブラックボード使用
後 期
Oral Communication Ⅳx
後 期
A.ティジャニ
1単位
G.トーマス
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and
opinions and practice listening and speaking with
the aim of increasing the speaking turn.
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業の概要]
A range of communication strategies will be
first explored, followed by listening, and finally
speaking practice in pairs.
[授業計画]
1.Fame!
2.Fame! Discussion
3.Do’s and don’ts
4.Do’s and don’ts
5.Do’s and don’ts/ Discussion
6.Going places
7.Going places/ Discussion
8.Things that changed the world
9.Things that changed the world/Discussion
10.What if?
11.What if?
12.What if? Discussion
13.Trying your best
14.Trying your best
15.Review
[授業計画]
1.Review of Oral communication III
2.Unit 7 Learning Strategies Review
3.Unit 7 Practice
4.Unit 8 Approximations
5.Unit 8 Practice
6.Unit 9 Inventing
7.Unit 9 Practice
8.Unit 10 Describing
9.Unit 10 Practice
10.Unit 11 Rephrasing
11.Unit 11Practice
12.Unit 12 Conversation Strategies Review
13.Unit 12 Practice
14.Consolidation
15.Class evaluation
[テキスト]
New Headway Pre-Intermediate Student Book
(Oxford)
ISBN 9780194715850
[テキスト]
Matthew Ressor
Tell Me More
(Macmillan Language House)
978-4-89585-510-5
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[参考図書・参考資料等]
A Japanese-English dictionary will be needed in
some classes
[成績評価の方法]
Class participation; Homework; Test
[成績評価の方法]
Participation(10%)homework(10%)and an 8
minute conversation test(80%)
−59−
外国語
Oral Communication Ⅳw
ブラックボード使用
ブラックボード使用
English Composition Ⅲa
前 期
English CompositionⅢb
前 期
J.スコット
1単位
J.スコット
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first year. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited and in-text
references.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first year. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited and in-text
references.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業計画]
1.Introduction, Project 1 (Learning English is
important, 300 words)
2.Project 1 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 1 ‒ Peer-edit, final draft
4.Collect Project1, begin Project2 (English
language education, 400 words)
5.Project 2 ‒ Introduce Works Cited
6.Avoiding personal terms, mind-map, outline,
first draft
7.Project 2 ‒ Peer-edit, second draft
8.Project 2 ‒ Third draft
9.Collect Project 2, begin Project 3 research
(Author, 500 words)
10.Project 3 ‒ Introduce in-text references
11.Project 3 ‒ Mind-map, outline
12.Project 3 ‒ Topic sentences, first draft
13.Avoiding personal terms, peer-edit, second
draft
14.Project 3 ‒ Final draft
15.Project 3, class evaluation
[授業計画]
1.Introduction, Project 1 (Learning English is
important, 300 words)
2.Project 1 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 1 ‒ Peer-edit, final draft
4.Collect Project1, begin Project2 (English
language education, 400 words)
5.Project 2 ‒ Introduce Works Cited
6.Avoiding personal terms, mind-map, outline,
first draft
7.Project 2 ‒ Peer-edit, second draft
8.Project 2 ‒ Third draft
9.Collect Project 2, begin Project 3 research
(Author, 500 words)
10.Project 3 ‒ Introduce in-text references
11.Project 3 ‒ Mind-map, outline
12.Project 3 ‒ Topic sentences, first draft
13.Avoiding personal terms, peer-edit, second
draft
14.Project 3 ‒ Final draft
15.Project 3, class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Project 1 = 15% , Project 2 = 30% , Project 3 =
35% , Class participation = 20%
[成績評価の方法]
Project 1 = 15% , Project 2 = 30% , Project 3 =
35% , Class participation = 20%
−60−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
前 期
English CompositionⅢ d
前 期
J.スコット
1単位
J.スコット
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first year. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited and in-text
references.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first year. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited and in-text
references.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業計画]
1.Introduction, Project 1 (Learning English is
important, 300 words)
2.Project 1 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 1 ‒ Peer-edit, final draft
4.Collect Project 1, begin Project 2 (English
language education, 400 words)
5.Project 2 ‒ Introduce Works Cited
6.Avoiding personal terms, mind-map, outline,
first draft
7.Project 2 ‒ Peer-edit, second draft
8.Project 2 ‒ Third draft
9.Collect Project 2, begin Project 3 research
(Author, 500 words)
10.Project 3 ‒ Introduce in-text references
11.Project 3 ‒ Mind-map, outline
12.Project 3 ‒ Topic sentences, first draft
13.Avoiding personal terms, peer-edit, second
draft
14.Project 3 ‒ Final draft
15.Project 3, class evaluation
[授業計画]
1.Introduction, Project 1 (Learning English is
important, 300 words)
2.Project 1 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 1 ‒ Peer-edit, final draft
4.Collect Project 1, begin Project 2 (English
language education, 400 words)
5.Project 2 ‒ Introduce Works Cited
6.Avoiding personal terms, mind-map, outline,
first draft
7.Project 2 ‒ Peer-edit, second draft
8.Project 2 ‒ Third draft
9.Collect Project 2, begin Project 3 research
(Author, 500 words)
10.Project 3 ‒ Introduce in-text references
11.Project 3 ‒ Mind-map, outline
12.Project 3 ‒ Topic sentences, first draft
13.Avoiding personal terms, peer-edit, second
draft
14.Project 3 ‒ Final draft
15.Project 3, class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Project 1 = 15% , Project 2 = 30% , Project 3 =
35% , Class participation = 20%
[成績評価の方法]
Project 1 = 15% , Project 2 = 30% , Project 3 =
35% , Class participation = 20%
−61−
外国語
English CompositionⅢc
ブラックボード使用
English Composition Ⅲx(初等)
前 期
English CompositionⅣa
後 期
G.トーマス
1単位
J.スコット
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to write paragraphs, letters
and compositions.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first semester. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited, quotations,
and in-text references.
[授業の概要]
Students will practice mind-mapping, outlining,
peer-editing and revisions. Students will also be
introduced to writing papers using Microsoft Word
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業計画]
1.Course Outline and Instructions
2.The Writing process
3.Mind-mapping, outlining
4.Paragraphs and first drafts
5.Peer editing and seconds drafts
6.Short compositions and letter writing
7.Writing project
8.Writing project
9.Writing project
10.Writing project
11.Writing project
12.Writing project
13.Writing project
14.Writing project
15.Class evaluation
[授業計画]
1.Project 4 ‒ begin research (Compare and contrast, 500 words), introduce quotations
2.Project 4 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 4 ‒ Peer-edit, second draft
4.Project 4 ‒ Final draft
5.Collect Project 4 ‒ begin Project 5 research
(Terrorism, 500 words)
6.Review quotations, mind-map, outline, first
draft
7.Project 5 ‒ Peer-edit, second draft
8.Third draft, topic suggestions for Project 6
9.Collect Project 5, begin Project 6 research
(Current issue, 750 words)
10.Project 6 ‒ Research, mind-map
11.Project 6 ‒ Outline, first draft
12.Project 6 ‒ First draft
13.Project 6 ‒ Second draft
14.Project 6 ‒ Final draft
15.Project 6, class evaluation
[テキスト]
D. Olsher
Words in Motion
(Oxford university Press,
[テキスト]
ISBN 0194344525
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Grades will be based on class participation and
completion of five class projects.
[成績評価の方法]
Project 4 = 20% , Project 5 = 25% , Project 6 =
35% , Class participation = 20%
−62−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
後 期
English CompositionⅣc
後 期
J.スコット
1単位
J.スコット
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first semester. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited, quotations,
and in-text references.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first semester. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited, quotations,
and in-text references.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業の概要]
Students will use process writing steps
(research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業計画]
1.Project 4 ‒ begin research (Compare and contrast, 500 words), introduce quotations
2.Project 4 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 4 ‒ Peer-edit, second draft
4.Project 4 ‒ Final draft
5.Collect Project 4 ‒ begin Project 5 research
(Terrorism, 500 words)
6.Review quotations, mind-map, outline, first
draft
7.Project 5 ‒ Peer-edit, second draft
8.Third draft, topic suggestions for Project 6
9.Collect Project 5, begin Project 6 research
(Current issue, 750 words)
10.Project 6 ‒ Research, mind-map
11.Project 6 ‒ Outline, first draft
12.Project 6 ‒ First draft
13.Project 6 ‒ Second draft
14.Project 6 ‒ Final draft
15.Project 6, class evaluation
[授業計画]
1.Project 4 ‒ begin research (Compare and
contrast, 500 words), introduce quotations
2.Project 4 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 4 ‒ Peer-edit, second draft
4.Project 4 ‒ Final draft
5.Collect Project 4 ‒ begin Project 5 research
(Terrorism, 500 words)
6.Review quotations, mind-map, outline, first
draft
7.Project 5 ‒ Peer-edit, second draft
8.Third draft, topic suggestions for Project 6
9.Collect Project 5, begin Project 6 research
(Current issue, 750 words)
10.Project 6 ‒ Research, mind-map
11.Project 6 ‒ Outline, first draft
12.Project 6 ‒ First draft
13.Project 6 ‒ Second draft
14.Project 6 ‒ Final draft
15.Project 6, class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Project 4 = 20% , Project 5 = 25% , Project 6 =
35% , Class participation = 20%
[成績評価の方法]
Project 4 = 20% , Project 5 = 25% , Project 6 =
35% , Class participation = 20%
−63−
外国語
English CompositionⅣb
ブラックボード使用
English CompositionⅣd
後 期
English Composition Ⅳx(初等)
後 期
J.スコット
1単位
G.トーマス
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will build on writing skills learned in
first semester. The course will focus on academic
writing skills, including essay structure, notetaking, summarizing, list of works cited, quotations,
and in-text references.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn to write paragraphs, letters
and compositions.
[授業の概要]
Students will use process writing steps (research, mind-map, outline, peer-edit, and first,
second and third drafts) to write 3 essays during
semester.
[授業の概要]
Students will practice mind-mapping, outlining,
peer-editing and revisions. Students will also be
introduced to writing papers using Microsoft Word
[授業計画]
1.Project 4 ‒ begin research (Compare and
contrast, 500 words), introduce quotations
2.Project 4 ‒ Mind-map, outline, first draft
3.Project 4 ‒ Peer-edit, second draft
4.Project 4 ‒ Final draft
5.Collect Project 4 ‒ begin Project 5 research
(Terrorism, 500 words)
6.Review quotations, mind-map, outline, first
draft
7.Project 5 ‒ Peer-edit, second draft
8.Third draft, topic suggestions for Project 6
9.Collect Project 5, begin Project 6 research
(Current issue, 750 words)
10.Project 6 ‒ Research, mind-map
11.Project 6 ‒ Outline, first draft
12.Project 6 ‒ First draft
13.Project 6 ‒ Second draft
14.Project 6 ‒ Final draft
15.Project 6, class evaluation
[授業計画]
1.Course Outline and Instructions
2.The Writing process
3.Mind-mapping, outlining
4.Paragraphs and first drafts
5.Peer editing and seconds drafts
6.Short compositions and letter writing
7.Writing project 6
8.Writing project 6
9.Writing project 7
10.Writing project 7
11.Writing project 8
12.Writing project 8
13.Writing project 9
14.Writing project 9
15.Class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
D. Olsher
Words in Motion
Oxford university Press
ISBN 0194344525
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Project 4 = 20% , Project 5 = 25% , Project 6 =
35% , Class participation = 20%
[成績評価の方法]
Grades will be based on class participation and
completion of four class projects.
−64−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
前 期
General English 1b
前 期
A.ティジャニ
1単位
J.コックス
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn the key language they need
when traveling abroad.
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業の概要]
[授業計画]
1.Hello Everybody!
2.Hello Everybody!
3.Meeting People
4.Meeting People
5.The world of work
6.The world of work
7.Take it easy
8.Take it easy
9.Take it easy
10.Where do you live?
11.Where do you live?
12.Can you speak English?
13.Can you speak English?
14.Then and now
15.Then and now
[授業計画]
1.Introduction
2.On the flight
3.At the Immigration desk
4.Talking about family
5.Making requests
6.Ordering a meal
7.Review
8.Asking for directions
9.In the bank
10.Reserving a room
11.Visiting a pharmacy
12.Talking about your hometown
13.Review
14.Talking about culture 1
15.Talking about culture 2
[テキスト]
New Headway Elementary (Oxford) ISBN
9780194715096
[テキスト]
Angela Buckingham and Lewis Lansford
Passport 1 Second Edition
Oxford
9780194718165
Class CD ISBN 9780194715140
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Homework
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
participation(30%), homework(30%), and test
(40%)
−65−
外国語
General English 1a
General English 1c
前 期
D.タウンゼンド
1単位
General English 1d
(総合英語)
小野 順子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and
opinions as well as practice listening and speaking
with the aim of continuous five-minute English
conversations on interesting everyday topics. You
will also practice useful conversation strategies
that will make your English more natural and
effective.
[授業の到達目標及びテーマ]
イギリスの文化を理解し,平易な英文をスラスラ
と読める読解力と標準英語で話された簡潔な文章を
目で読まないでも理解できる聴解力と自分の思って
いることを書ける作文の力を身につける。
[授業の概要]
While this class is focused primarily on speaking,
all four skills will be practiced. As well, emphasis
will be placed on appropriate use of aizuchi and
comments.
[授業の概要]
伝統と新しいものが交錯する国,イギリスの文化
やイギリス人の考え方を紹介するテキストを読み,
それに関連した練習問題を解いていく。聴解力を高
めるためにCDを聴き,音読する。
[授業計画]
1.Class introduction and orientation
2.Talking about yourself
3.Talking about yourself
4.Talking about your hometown
5.Talking about your hometown
6.What kind of food do you like? Dislike?
7.What kind of food do you like? Dislike?
8.Midterm speaking test preparation
9.Midterm speaking test
10.Who do you admire?
11.Who do you admire?
12.What would you like to change about Japan?
13.What would you like to change about Japan?
14.Review & final speaking test preparation
15.Final speaking test
[授業計画]
1.ガイダンス
2.Check In and Work Out
3.What Will the Weather Be Like?
4.A London without Red Buses?
5.Back to the Future
6.Shop-‘n’-Chat
7.More Than Just a Post Office
8.Off the Beaten Path
9.Pubs in Decline
10.Dining Out Diversity
11.Afternoon Tea
12.The Beatles Are Forever
13.Football: Sport or Business?
14.The Royal Family or TV Melodrama?
15.The Royal Family or TV Melodrama?
16.学期末試験
[テキスト]
[テキスト]
Terry O’Brien,Kei Mihara, Miwa Uhara
Gateway to Britain ちょっとイギリス街角散策
南雲堂
978-4-523-176664-4 C0082
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 25%, Midterm
Speaking Test 5% and a Final Speaking Test 30%
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,予習,復習を含む授業態
度を総合して評価する。
−66−
外国語
ブラックボード使用
General English 1 e
(文献講読のための英語 )
General English 2a
前 期
1単位
A.ティジャニ
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文献を読むための英語の授業である。これまでに
習ってきた英語の知識の再確認をしながら,実際の
資料を読み進める。
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’ reading, writing,
speaking and listening skills in English while
addressing issues in Japanese society.
[授業の概要]
主にインターネットのサイトから採った記事を読
む。英語で何かを読む場合,英語そのものの読解力
の問題と,書かれている内容についての知識不足の
両方が足枷となる。その両方を考えながら文献を読
み進める。なお,この授業では電子辞書でない英和
中辞典(小学館プログレッシブ英和中辞典,グロー
バル英和中辞典,研究社新英和中辞典など中辞典ク
ラスのもの)を使用すること。
[授業の概要]
Each class will involve using a four skills
approach with cultural elements.
[授業計画]
1.Introduction
2.資料講読1⑴
3.資料講読1⑵
4.資料講読2⑴
5.資料講読2⑵
6.資料講読2⑶
7.資料講読3⑴
8.資料講読3⑵
9.資料講読3⑶
10.資料講読4⑴
11.資料講読4⑵
12.資料講読4⑶
13.資料講読4⑴
14.資料講読4⑵
15.資料講読4⑶
[授業計画]
1.A date to remember
2.A date to remember
3.Food you like!
4.Food you like!
5.Bigger and better!
6.Bigger and better!
7.Looking good!
8.Looking good!
9.Life’s an adventure!
10.Life’s an adventure!
11.Story time
12.Story time
13.Have you ever?
14.Have you ever?
15.Review
[テキスト]
プリント配布および各自のインターネット検索資
料
[テキスト]
New Headway Elementary (Oxford) ISBN
9780194715096
Class CD ISBN 9780194715140
[参考図書・参考資料等]
英和中辞典(小学館プログレッシブ英和中辞典,
グローバル英和中辞典,研究社新英和中辞典など,
中辞典クラスのもの,ただし電子辞書は使わないこ
と)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
評価は、毎回の授業への予習の度合い,小テスト,
期末テストなどの総合評価により行う。
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Homework
−67−
外国語
進藤 秀彦
前 期
ブラックボード使用
General English 2b
後 期
General English 2c
後 期
J.コックス
1単位
D.タウンゼンド
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn the key language they need
when traveling abroad.
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and
opinions as well as practice listening and speaking
with the aim of continuous five-minute English
conversations on interesting everyday topics. You
will also practice useful conversation strategies
that will make your English more natural and
effective.
[授業の概要]
[授業の概要]
While this class is focused primarily on speaking,
all four skills will be practiced. As well, emphasis
will be placed on appropriate use of aizuchi and
comments.
[授業計画]
1.Introduction
2.Asking for information
3.Asking about experiences
4.Talking about interests
5.Inviting and arranging to meet
6.Haggling
7.Review
8.At the post office
9.Making plans
10.Describing lost property
11.Catching a bus
12.Talking about your holiday
13.Review
14.Talking about culture 3
15.Talking about culture 4
[授業計画]
1.Review
2.What are your most important possessions?
3.What are your most important possessions?
4.Talking about experiences
5.Talking about experiences
6.What kind of music do you like?
7.What kind of music do you like?
8.Midterm speaking test preparation
9.Midterm speaking test
10.Talking about emotions
11.Talking about emotions
12.Talking about the future
13.Talking about the future
14.Review & final speaking test preparation
15.Final speaking test
[テキスト]
Angela Buckingham and Lewis Lansford
Passport 1 Second Edition
Oxford
9780194718165
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
participation(30%), homework(30%), and test
(40%)
[成績評価の方法]
Participation 40%, Homework 25%, Midterm
Speaking Test 5% and a Final Speaking Test 30%
−68−
外国語
General English 2d
(総合英語)
1単位
General English 2 e
(文献講読のための英語 2)
進藤 秀彦
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
イギリスの文化を理解し,平易な英文をスラスラ
と読める読解力と標準英語で話された簡潔な文章を
目で読まないでも理解できる聴解力と自分の思って
いることを書ける作文の力を身につける。
[授業の到達目標及びテーマ]
文献を読むための英語の授業である。これまでに
習ってきた英語の知識の再確認をしながら,実際の
資料を読み進める。
[授業の概要]
伝統と新しいものが交錯する国,イギリスの文化
やイギリス人の考え方を紹介するテキストを読み,
それに関連した練習問題を解いていく。聴解力を高
めるためにCDを聴き,音読する。
[授業の概要]
主にインターネットのサイトから採った記事を読
む。英語で何かを読む場合,英語そのものの読解力
の問題と,書かれている内容についての知識不足の
両方が足枷となる。その両方を考えながら文献を読
み進める。なお,この授業では電子辞書でない英和
中辞典(小学館プログレッシブ英和中辞典,グロー
バル英和中辞典,研究社新英和中辞典など中辞典ク
ラスのもの)を使用すること。
[授業計画]
1.Preserving Britain
2.Preserving Britain
3.Britain’s Special Character
4.British Universities
5.A Miniature British Icon
6.On the Job
7.Margaret Thatcher’s Legacy
8.A Vicious Cycle
9.Aliens and Advertisements
10.The BBC Then and Now
11.Customer Services
12.Mind the Gap
13.Media Mogul
14.Gateway to Britain
15.Gateway to Britain
16.学期末試験
[授業計画]
1.Introduction
2.資料講読1⑴
3.資料講読1⑵
4.資料講読2⑴
5.資料講読2⑵
6.資料講読2⑶
7.資料講読3⑴
8.資料講読3⑵
9.資料講読3⑶
10.資料講読4⑴
11.資料講読4⑵
12.資料講読4⑶
13.資料講読4⑴
14.資料講読4⑵
15.資料講読4⑶
[テキスト]
Terry O’Brien,Kei Mihara, Miwa Uhara
Gateway to Britain ちょっとイギリス街角散策
南雲堂
978-4-523-176664-4 C0082
[テキスト]
プリント配布および各自のインターネット検索資
料
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
英和中辞典(小学館プログレッシブ英和中辞典,
グローバル英和中辞典,研究社新英和中辞典など,
中辞典クラスのもの,ただし電子辞書は使わないこ
と)
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,予習,復習を含む授業態
度を総合して評価する。
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業への予習の度合い,小テスト,
期末テストなどの総合評価により行う。
−69−
外国語
小野 順子
後 期
ブラックボード使用
General English 3a
前 期
General English 3b
前 期
田頭 衛子
1単位
小池 直己
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
辞書で得られる情報の,どこを見て,どのように
必要なものを取り出し,使い,応用してゆくかとい
う方法を学びます。
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカの社会と文化を学びながら,英文をアタ
マから訳読する力を伸ばすと共に映像と音声を通し
て,英語の総合力を伸ばす。
[授業の概要]
構文や語の結びつき(コロケーション)のパター
ンにならって,品詞に注目しながら辞書を活用し,
表現を発展させてゆきます。
文法的な確認にはテキスト②を用います。
[授業の概要]
アメリカ社会で実際に起こったニュースの中から
健康・食物・医療・教育・環境問題などを中心に取
り上げ,アメリカの社会と文化を学びながら,英文
をアタマから訳読する力を伸ばすと共に,総合的な
英語力を伸ばすことを目的とする。
[授業計画]
1.学習の進め方と小テストについて
2.Unit 1 Course Description
3.Unit 2 Daily Schedule
4.Unit 3 Weekly Schedule
5. まとめ
6.Unit 4 Punctuality
7.Unit 5 Dream
8. まとめ
9.Unit 6 Tests
10.Unit 7 Being Healthy
11.Unit 8 Comparison
12. まとめ
13.Unit 9 Volunteer Work
14.Unit 10 Prediction
15. まとめ
[授業計画]
1.Health and Fitness
2.Health and Fitness
3.Health and Fitness
4.Food and Health
5.Food and Health
6.Food and Health
7.Accident
8.Accident
9.Accident
10.Freeway Foxes
11.Freeway Foxes
12.Problems on campus
13.Problems on campus
14.School is Broke
15.Clearing the Air
[テキスト]
①小室夕里 Braven Smillie『Write Better with
Patterns』(金星堂)
ISBN978-4-7647-3917-8
②もう1冊については後日指示するので掲示等を
よく確認すること。
[テキスト]
小池直己著『American Daily Life』(英光社)
ISBN978-4-87097-107-3
小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店)
ISBN978-4-00-500661-8
[参考図書・参考資料等]
辞書あるいは電子辞書
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英会話の基本表現100』(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
[成績評価の方法]
予習必須。課題を能動的に行ってゆくことが大切
です。
講義開始時に小テストを行います。
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,試験等の総合評価
−70−
外国語
ブラックボード使用
General English 3c
(世界の歴史)
1単位
General English 3d
(総合英語)
小野 順子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
平易な英語で書かれた世界史を読解して,専門的
な文献を読むための導入とする。文法・語彙等を正
確に踏まえて内容を理解する。併せて,教科書の英
文と語彙にも歴史的・文化的な視点を注いで教養を
高める。
[授業の到達目標及びテーマ]
Reading, Writing, Listening, Speaking の 4 技 能
を伸ばし,実践的な英語によるコミュニケーション
能力を養成する。
[授業の概要]
教科書は全体で88の項目から構成されており,前
期は1回の授業で原則として3項目ずつ進み42項目
を読了する。Part 1(西洋史)のうち約7割を読
了する。
[授業の概要]
アメリカに留学した際に遭遇する生活,文化に関
する事柄を取り上げたテキストを使用して,Listening, Reading, Writingの演習問題をといて行く。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Part 1 The History of the West(西洋史)
Chapter 1 From the Ancient Civilizations to
the Medieval Europe(古代文明∼中世ヨーロッ
パ)
3.Part 1 Chapter 1
4.Part 1 Chapter 1
5.Part 1 Chapter 1
6.Part 1 Chapter 1 7.Part 1 Chapter 1
8.Part 1 Chapter 2 From the Modern Europe to
the Present Age(近世のヨーロッパ∼現代)
9.Part 1 Chapter 2
10.Part 1 Chapter 2
11.Part 1 Chapter 2
12.Part 1 Chapter 2
13.Part 1 Chapter 2
14.Part 1 Chapter 2
15.Part 1 Chapter 2
[授業計画]
1.ガイダンス
2.On-Campus Facilities
3.On-Campus Facilities
4.Classroom Expectations
5.Classroom Expectations
6.Roommates Wanted
7.Roommates Wanted
8.Tutoring
9.Tutoring
10.A Blind Date Disaster
11.A Blind Date Disaster
12.A Blind Date Disaster
13.Marriage Announcement
14.Marriage Announcement
15.Marriage Announcement
16.学期末試験
[テキスト]
綿田浩崇監修
流れがわかる!すんなり頭に入る!英語対訳で読
む世界の歴史
実業之日本社
ISBN 978-4-408-10838-4
[テキスト]
西原敏明,西原真弓,Amy Mukamuri
Cultural Encounters-American Campus Life
アメリカ留学生活と文化に触れる総合英語
センゲージラーニング
978-4-86312-184-3
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題30点,試験(提出課題を含む)70点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,予習,復習を含む授業態
度を総合して評価する。
−71−
外国語
平松 進
前 期
ブラックボード使用
General English 4a
後 期
General English 4b
後 期
田頭 衛子
1単位
小池 直己
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
辞書で得られる情報の,どこを見て,どのように
必要なものを取り出し,使い,応用してゆくかとい
う方法を学びます。
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカの社会と文化を学びながら,英文をアタ
マから訳読する力を伸ばすと共に映像と音声を通し
て,英語の総合力を伸ばす。
[授業の概要]
構文や語の結びつき(コロケーション)のパター
ンにならって,品詞に注目しながら辞書を活用し,
表現を発展させてゆきます。
文法的な確認にはテキスト②を用います。
[授業の概要]
アメリカ社会で実際に起こったニュースの中から
健康・食物・医療・教育・環境問題などを中心に取
り上げ,アメリカの社会と文化を学びながら,英文
をアタマから訳読する力を伸ばすと共に,総合的な
英語力を伸ばすことを目的とする。
[授業計画]
1.学習の進め方と小テストについて
2.Unit 11 Eco-friendly
3.Unit 12 Vacation
4.Unit 13 What to Wear?
5. まとめ
6.Unit 14 Going to a Hairdresser
7.Unit 15 Email Message
8. まとめ
9.Unit 16 Classification
10.Unit 17 Meeting Old Friends
11.Unit 18 Describing People
12. まとめ
13.Unit 19 Responsibility
14.Unit 20 Favorite Writers
15. まとめ
[授業計画]
1.Consumer Trends
2.Layoffs in Southern California
3.Consumer Price Index
4.Consumer Price Index
5.Signs of Recovery Recession
6.Signs of Recovery Recession
7.The State of Education
8.SAT
9.SAT
10.Head Start on Inner City Problems
11.Head Start on Inner City Problems
12.University Education
13.University Education
14.A Hard Time for Finding Summer Jobs
15.Less Employment Opportunities
[テキスト]
①小室夕里 Braven Smillie『Write Better with
Patterns』(金星堂)
ISBN978-4-7647-3917-8
②もう1冊については後日指示するので掲示等を
よく確認すること。
[テキスト]
小池直己著『American Daily Life』(英光社)
ISBN978-4-87097-107-3
小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店)
ISBN978-4-00-500661-8
[参考図書・参考資料等]
辞書あるいは電子辞書
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英会話の基本表現100』(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
[成績評価の方法]
予習必須。課題を能動的に行ってゆくことが大切
です。
講義開始時に小テストを行います。
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,試験等の総合評価
−72−
外国語
ブラックボード使用
General English 4c
(世界の歴史)
1単位
General English 4d
(総合英語)
小野 順子
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
平易な英語で書かれた世界史を読解して,専門的
な文献を読むための導入とする。文法・語彙等を正
確に踏まえて内容を理解する。併せて,教科書の英
文と語彙にも歴史的・文化的な視点を注いで教養を
高める。
[授業の到達目標及びテーマ]
Reading, Writing, Listening, Speaking の 4 技 能
を伸ばし,実践的な英語によるコミュニケーション
能力を養成する。
[授業の概要]
後期は1回の授業で教科書を原則として3∼4項
目ずつ読解し,Part 1(西洋史)のChapter 2(近
世のヨーロッパ∼現代)の後半からPart 2(東洋史)
に取り組み46項目を読了する。
[授業の概要]
アメリカに留学した際に遭遇する生活,文化に関
する事柄を取り上げたテキストを使用して,Listening, Reading, Writingの演習問題をといて行く。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Part 1 The History of the West(西洋史)
Chapter 2 From the Modern Europe to the
Present Age(近世のヨーロッパ∼現代)
3.Part 1 Chapter 2
4.Part 1 Chapter 2
5.Part 1 Chapter 2
6.Part 1 Chapter 2
7.Part 1 Chapter 2
8.Part 1 Chapter 2
9.Part 2 The History of the East(東洋史)
Chapter 1 From the Indian and Chinese
Civilizations to the Ming and Qing Dynasties
(インドと中国の文明∼明・清の時代)
10.Part 2 Chapter 1
11.Part 2 Chapter 1
12.Part 2 Chapter 2 From the Asian Rule by the
Great Powers to the Modern Asia(列強のア
ジア支配∼現在のアジア)
13.Part 2 Chapter 2
14.Part 2 Chapter 2
15.Part 2 Chapter 2
[授業計画]
1.Chemistry
2.Chemistry
3.Pre-Wedding Parties
4.Pre-Wedding Parties
5.Driving in the Unites States ⑴
6.Driving in the United States ⑴
7.Driving in the United States ⑵
8.Driving in the United States ⑵
9.Pastime
10.Pastime
11.Relaxing Time
12.Relaxing Time
13.Words of Encouragement
14.Words of Encouragement
15.Words of Encouragement
16.学期末試験
[テキスト]
綿田浩崇監修
流れがわかる!すんなり頭に入る!英語対訳で読
む世界の歴史
実業之日本社
ISBN 978-4-408-10838-4
[テキスト]
西原敏明,西原真弓,Amy Mukamuri
Cultural Encounters-American Campus Life
アメリカ留学生活と文化に触れる総合英語
センゲージラーニング
978-4-86312-184-3
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題30点,試験(提出課題を含む)70点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,予習,復習を含む授業態
度を総合して評価する。
−73−
外国語
平松 進
後 期
ブラックボード使用
ブラックボード使用
General English 5a
前 期
General English 6a
後 期
A.ティジャニ
1単位
A.ティジャニ
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’speaking, writing,
reading and listening skills in English.
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’speaking, writing,
reading and listening skills in English.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to
build general English ability skills through four
skills development.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to
build general English ability skills through four
skills development.
[授業計画]
1.Introduction/Idol Mania
2.Idol Mania
3.The Blogoshere
4.The Blogoshere
5.Organic Food
6.Organic Food
7.Franchises
8.Franchises
9.Character Culture
10.Character Culture
11.Language Change
12.Language Change
13.Yellow Dust Storms
14.Yellow Dust Storms
15.Review
[授業計画]
1.The End of Privacy
2.The End of Privacy
3.Going Carbon Neutral
4.Going Carbon Neutral
5.Retro Style
6.Retro Style
7.It pays to be the CEO
8.It pays to be the CEO
9.London
10.London
11.Web 2.0
12.Web 2.0
13.Space Colonies
14.Space Colonies
15.Review
[テキスト]
Reading Pass 3 Andrew Bennett Nan’un do
ISBN 9784523176107
[テキスト]
Reading Pass 3 Andrew Bennett Nan’un do
ISBN 9784523176107
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Homework
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Homework
−74−
外国語
ブラックボード使用
検定外国語1∼4
前 期
教務委員会
虫明 茂
1単位
[科目の目的]
本学に入学以前又は以後に,下表に示した検定試
験等で一定の成績を修めた者に対し,申請に基づい
て上限8単位(検定英語1∼4)の認定を行う。こ
の単位は,年間履修登録単位数の上限48単位の枠外
とし,卒業要件単位として教務委員会が認定する。
複数の試験による申請や同じ試験による複数回の申
請も可能であるが,前回認定された単位を上回った
場合のみ,その差の単位を追加認定する。
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパ言語共通参照枠A1に相当する基礎的
なドイツ語の文法を学び,簡単な文章が読め,挨拶
程度の会話が交わせるようになることを目標とする。
[認定単位数]
[授業の概要]
ドイツ語の発音と文法を学び,簡単な文章を講読
し,日常会話の練習を行うと共に,ドイツの社会や
文化について最新の知識を身につける。
種類
認定単位
実用英語技
能検定試験
(英検)
TOEFL PBT
TOEFL CBT
TOEFL iBT
TOEIC
―
480∼519
157∼189
54∼67(点)
550∼619
(点)
2
4
準1級
520∼559
190∼219
68∼82(点)
620∼729
(点)
6
―
560∼599
220∼249
83∼99(点)
730∼859
(点)
8
1級
600∼677
250∼300
100∼120
(点)
860∼990
(点)
[授業計画]
1.発音
2.動詞の現在人称変化⑴
3.動詞の現在人称変化⑵
4.不規則変化動詞⑴
5.不規則変化動詞⑵
6.不規則変化動詞⑶
7.名詞⑴
8.名詞⑵
9.冠詞⑴
10.冠詞⑵
11.代名詞⑴
12.代名詞⑵
13.dieser
14.welcher
15.指示代名詞
[テキスト]
[テキスト]
三宅恭子・Michaela Koch
『CD付き ドイツ語コンパクト』
三修社
ISBN978-4-384-12266-4 C1084
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[単位認定申請の方法]
前期は7月末日,後期は1月末日までに単位認定
申請書へ合格通知書又は成績証明書を添えて学生支
援課教務へ提出すること。
[成績評価の方法]
平常点(予習,小テスト)で評価する。
−75−
外国語
ドイツ語文法入門1
集 中
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ドイツ語文法入門2
後 期
ドイツ語中級3
前 期
虫明 茂
1単位
虫明 茂
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,ヨーロッパ言語共通参照枠A1
に相当する基礎的なドイツ語の文法を学び,簡単な
文章が読め,挨拶程度の会話が交わせるようになる
ことを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
簡単なドイツ語の講読,会話の練習を行ってドイ
ツ語の基礎を復習すると共に,ドイツの社会や文化
について学ぶ。
[授業の概要]
ドイツ語の発音と文法を学び,簡単な文章を講読
し,日常会話の練習を行うと共に,ドイツの社会や
文化について最新の知識を身につける。
[授業の概要]
資料を用いて基礎ドイツ語の復習を行うと共に,
各自の興味に基づいてもう一つの資料を選んで講読
する。
[授業計画]
1.分離動詞⑴
2.分離動詞⑵
3.分離動詞⑶
4.命令形⑴
5.命令形⑵
6.話法の助動詞⑴
7.話法の助動詞⑵
8.話法の助動詞⑶
9.前置詞⑴
10.前置詞⑵
11.前置詞⑶
12.現在完了形⑴
13.現在完了形⑵
14.seinとhabenの過去形
15.前置詞⑷
[授業計画]
1.「こんにちは」
2.アルファベット,発音
3.「インタビュー」
4.動詞の現在
5.「パーティー」
6.定冠詞・不定冠詞・否定冠詞
7.「駅で」
8.不規則動詞
9.「女性と職業」
10.動詞の位置,人称代名詞
11.命令形
12.「訪問」
13.定冠詞類・不定冠詞類
14.「休暇」
15.前置詞
[テキスト]
前期のテキストを引き続いて用いる。
(三宅恭子・Michaela Koch
『CD付き ドイツ語コンパクト』
三修社
ISBN978-4-384-12266-4 C1084)
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[成績評価の方法]
平常点(予習,小テスト)で評価する。
[成績評価の方法]
平常点で評価する。
−76−
外国語
ブラックボード使用
ブラックボード使用
後 期
虫明 茂
1単位
フランス語文法入門1a
(フランス語のしくみ)
松田 照彦
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続いて,簡単なドイツ語の講読,会話
の練習を行ってドイツ語の基礎を復習すると共に,
ドイツの社会や文化について学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス語文法の基礎を形成する。綴りと発音の
基本を理解する。仏和辞書を引くことを習得する。
英語文化以外の異文化へと理解の幅を拡げる。
[授業の概要]
資料を用いて基礎ドイツ語の復習を行うと共に,
各自の興味に基づいてもう一つの資料を選んで講読
する。
[授業の概要]
フランス語文法の基礎の第一歩から学ぶ。一つ一
つの構成要素に慣れ親しみながら,積み木を重ねて
いくような気軽な気持ちで学習を進め,日常生活上
の単純な表現が理解できるようにする。練習問題を
着実に行うことを重視する。
[授業計画]
1.「百貨店で」
2.形容詞の格変化・比較変化
3.「ミュンヘンで」
4.話法の助動詞
5.「電話での会話」
6.分離動詞,再帰動詞
7.「警察で」
8.動詞の三基本形
9.「週末」
10.現在完了,不定詞
11.「オフィスで」
12.受動態
13.「結婚」
14.関係代名詞
15.「都会か田舎か」
[授業計画]
1.フランス語はどのような言語か(歴史的な視点
から)
2.文字と音と発音(アルファベ,綴り字と発音)
3.名詞の性と数,冠詞
4.動詞êtreとavoirの直説法現在
5.第一群・第二群規則動詞の直説法現在
6.形容詞の性と数,形容詞の位置
7.否定文
8.疑問文
9.指示形容詞,名詞と形容詞の女性形・複数形
10.Allerとvenirの直説法現在,近接未来・過去
11.疑問形容詞,疑問副詞
12.比較級,最上級
13.命令法,非人称構文
14.複合過去
15.人称代名詞の目的補語
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[テキスト]
(テキストはフランス語文法入門2aと共通)
小野ゆり子,村松マリ=エマニュエル著『マ・グ
ラメール』(白水社,2300円) ISBN978-4-568-061039 C3885
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]
平常点で評価する。
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト
60%とする。
−77−
外国語
ドイツ語中級4
ブラックボード使用
フランス語文法入門1b
(フランス語のしくみ)
松田 照彦
ブラックボード使用
前 期
1単位
フランス語文法入門1c
(フランス語のしくみ)
松田 照彦
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス語文法の基礎を形成する。綴りと発音の
基本を理解する。仏和辞書を引くことを習得する。
英語文化以外の異文化へと理解の幅を拡げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス語文法の基礎を形成する。綴りと発音の
基本を理解する。仏和辞書を引くことを習得する。
英語文化以外の異文化へと理解の幅を拡げる。
[授業の概要]
フランス語文法の基礎の第一歩から学ぶ。一つ一
つの構成要素に慣れ親しみながら,積み木を重ねて
いくような気軽な気持ちで学習を進め,日常生活上
の単純な表現が理解できるようにする。練習問題を
着実に行うことを重視する。
[授業の概要]
フランス語の一つ一つの構成要素に慣れ親しみな
がら,積み木を重ねていくような気軽な気持ちで学
習を進め,日常生活上の単純な表現が理解できるよ
うにする。練習問題を着実に行うことを重視する。
[授業計画]
1.フランス語はどのような言語か(歴史的な視点
から)
2.文字と音と発音(アルファベ,綴り字と発音)
3.主語人称代名詞,動詞êtreの直説法現在
4.名詞の性,名詞の数,品質形容詞
5.冠詞,提示表現,不定冠詞と定冠詞の用法
6.-er動詞,直接目的人称代名詞
7.Avoir,faireの直説法現在,部分冠詞
8.提示表現,中性代名詞yとen,前置詞の縮約
9.-ir動詞の直説法現在,命令法
10.所有形容詞,付加形容詞
11.否定文,強勢形人称代名詞
12.目的代名詞とその位置
13.疑問形容詞,疑問副詞
14.疑問代名詞,指示代名詞
15.直説法複合過去
[授業計画]
1.フランス語はどのような言語か(歴史的な視点
から)
2.文字と音と発音(アルファベ,綴り字と発音)
3.Être,疑問文
4.名詞の性と数,不定冠詞・定冠詞,否定文
5.形容詞-er動詞の直説法現在
6.部分冠詞,動詞choisir, faire, prendre
8.所有形容詞,近接未来,近接過去
9.非人称表現
10.複合過去1
11.複合過去2,半過去
12.単純未来,指示形容詞
13.前未来
14.比較級,最上級
15.代名動詞
[テキスト]
(テキストはフランス語文法入門2bと共通)
石野好一著『ボンジュール グラメール』(早美出
版,2300円) ISBN978-4-86042-065-9 C3085
[テキスト]
(テキストはフランス語講読入門2cと共通)
関 未玲,高橋 愛,玉田敦子 著『カトリーヌ
とパリの四季』(駿河台出版社,2500円) ISBN9784-411-01113-8 C1085
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]Method of Evaluation
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト
60%とする。
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト
60%とする。
−78−
外国語
ブラックボード使用
フランス語文法入門2a
(フランス語のしくみ)
後 期
1単位
フランス語文法入門2b
(フランス語のしくみ)
松田 照彦
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス語文法の基礎を形成する。綴りと発音の
基本を理解する。仏和辞書を引くことを習得する。
英語文化以外の異文化へと理解の幅を拡げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス語文法の基礎を形成する。綴りと発音の
基本を理解する。仏和辞書を引くことを習得する。
英語文化以外の異文化へと理解の幅を拡げる。
[授業の概要]
フランス語文法入門1aに引き続いて,フランス
語の文法の基礎のを学ぶ。一つ一つの構成要素に慣
れ親しみながら,積み木を重ねていくような気軽な
気持ちで学習を進め,日常生活上の単純な表現が理
解できるようにする。練習問題を着実に行うことを
重視する。
[授業の概要]
フランス語文法入門1bに引き続いて,フランス
語の文法の基礎のを学ぶ。一つ一つの構成要素に慣
れ親しみながら,積み木を重ねていくような気軽な
気持ちで学習を進め,日常生活上の単純な表現が理
解できるようにする。練習問題を着実に行うことを
重視する。
[授業計画]
1.人称代名詞の強勢形
2.複合過去と目的補語人称代名詞
3.関係代名詞,強調構文
4.代名動詞の直説法現在
5.代名動詞の直説法複合過去
6.直説法単純未来
7.中性代名詞le, en, y
8.直説法半過去
9.直説法大過去
10.受動態
11.現在分詞,ジェロンディフ
12.条件法現在
13.条件法過去
14.接続法現在
15.直接話法と間接話法
[授業計画]
1.直説法複合過去
2.直説法半過去
3.非人称構文
4.目的人称代名詞,代名詞の語順
5.代名動詞の直説法現在
7.代名動詞の直説法複合過去
8.比較級,最上級
9.que節構文,時制の一致
10.中性代名詞le,不定詞構文
11.受動態,所有代名詞
12.直説法大過去
13.関係代名詞
14.直説法単純未来,直説法前未来
15.条件法現在,条件法前未来
[テキスト]
(テキストはフランス語文法入門1aと共通)
小野ゆり子,村松マリ=エマニュエル著『マ・グ
ラメール』(白水社,2300円) ISBN978-4-568-061039 C3885
[テキスト]
(テキストはフランス語文法入門1bと共通)
石野好一著『ボンジュール グラメール』(早美出
版,2300円) ISBN978-4-86042-065-9 C3085
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト
60%とする。
[成績評価の方法]Method of Evaluation
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト
60%とする。
−79−
外国語
松田 照彦
ブラックボード使用
ブラックボード使用
フランス語講読入門1a
(日常のフランス語会話)
松田 照彦
ブラックボード使用
前 期
1単位
フランス語講読入門1b
(日常のフランス語会話)
松田 照彦
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日常のフランス語会話の基礎を形成する。綴りと
発音の基本を理解し,フランス人のようには出来な
くても,音読出来るようにする。仏和辞書を引くこ
とを習得する。フランスの日常の様々なテーマを,
フランス語を通して理解して,英語文化以外の異文
化へと理解の幅を拡げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
日常のフランス語会話の基礎を形成する。綴りと
発音の基本を理解し,フランス人のようには出来な
くても,音読出来るようにする。仏和辞書を引くこ
とを習得する。フランスの日常の様々なテーマを,
フランス語を通して理解して,英語文化以外の異文
化へと理解の幅を拡げる。
[授業の概要]
フランス語の読み方の第一歩から始める。美しい
フランス語の音に親しみ,簡単なフランス語が聞い
て分かるよう練習する。また楽しむ気持ちで繰り返
し音読し,覚えて,テーマ・場面に応じた日常の会
話表現の初歩ができるようにする。
フランス語文法入門1を同時に,あるいは先に履
修していることが望ましいが,講読入門しか受講で
きない場合でも理解できるよう,適宜文法事項を講
義する。
[授業の概要]
フランス語の読み方の第一歩から始める。美しい
フランス語の音に親しみ,簡単なフランス語が聞い
て分かるよう練習する。また楽しむ気持ちで繰り返
し音読し,覚えて,テーマ・場面に応じた日常の会
話表現の初歩ができるようにする。
フランス語文法入門1を同時に,あるいは先に履修
していることが望ましいが,講読入門しか受講でき
ない場合でも理解できるよう,適宜文法事項を講義
する。
[授業計画]
1.フランス語はどのような言語か(現代世界にお
けるフランス語の位置)
2.アルファベ,
フランス語の音の種類,
発音と綴り字
3.こんにちは;挨拶・名前を言う
4.今日は何日ですか?;日付と曜日
5.お国は?;国籍名,否定形
6.わたしは学生です.;職業の男性形と女性形
7.誰ですか?;êtreの活用・名詞と形容詞の複数形
8.どんな人ですか?;形容詞の性と複数形
9.これは何ですか?;定冠詞と不定冠詞
10.音楽が好きですか?;疑問文
11.彼らは何をしていますか?;「-er型」動詞
12.何歳ですか?;avoirの活用,洋服と色
13.ブルーズ;描き方の練習
14.兄弟姉妹はいますか?;所有形容詞,家族
15.キッシュの材料;部分冠詞,savoir, Il faut
[授業計画]
1.フランス語はどのような言語か(現代世界にお
けるフランス語の位置)
2.アルファベ,フランス語の音の種類,発音と綴
り字1
3.発音と綴り字2
4.二人の出会い;主語人称代名詞
5.二人の出会い;国籍の言い方
6.自己紹介をする;規則動詞の活用
7.自己紹介をする;形容詞の性と数,
名前の言い方
8.好きなものを言う;名詞の性と数
9.好きなものを言う;疑問文
10.これは何ですか;疑問代名詞
11.これは何ですか;:不定冠詞と指示代名詞ce
12.ここはどこ?;否定文1,疑問副詞où
13.ここはどこ?;il y aの表現,量の表現
14.年齢の話し;avoirの活用
15.年齢の話し;職業を表す名詞,疑問形容詞quel
[テキスト]
(テキストはフランス語講読入門2aと共通)
Marie-Emmanuelle-Muramatsu 著『 マ ン ガ の 国
レ ア 』( 駿 河 台 出 版,2500円 ) ISBN978-4-41100827-5 C1085
[テキスト]
(テキストはフランス語講読入門2bと共通)
藤田裕二 著『パリのクール・ジャパン』(朝日出
版社,2500円)978-4-255-35211-4 C1085
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト・
音読テスト60%とする。
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト・
音読テスト60%とする。
−80−
外国語
ブラックボード使用
フランス語講読入門2a
(日常のフランス語会話)
後 期
1単位
フランス語講読入門2b
(日常のフランス語会話)
松田 照彦
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日常のフランス語会話の基礎を形成する。綴りと
発音の基本を理解し,フランス人のようには出来な
くても,音読出来るようにする。仏和辞書を引くこ
とを習得する。フランスの日常の様々なテーマを,
フランス語を通して理解して,英語文化以外の異文
化へと理解の幅を拡げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
日常のフランス語会話の基礎を形成する。綴りと
発音の基本を理解し,フランス人のようには出来な
くても,音読出来るようにする。仏和辞書を引くこ
とを習得する。フランスの日常の様々なテーマを,
フランス語を通して理解して,英語文化以外の異文
化へと理解の幅を拡げる。
[授業の概要]
フランス語講読入門1aに引き続いて,美しいフ
ランス語の音に親しみ,簡単なフランス語が聞いて
分かるよう練習する。また楽しむ気持ちで繰り返し
音読し,覚えて,テーマ・場面に応じた日常の会話
表現の初歩ができるようにする。
フランス語文法入門を同時に,あるいは先に履修
していることが望ましいが,講読入門しか受講でき
ない場合でも理解できるよう,適宜文法事項を講義
する。
[授業の概要]
フランス語講読入門1bに引き続いて,美しいフ
ランス語の音に親しみ,簡単なフランス語が聞いて
分かるよう練習する。また楽しむ気持ちで繰り返し
音読し,覚えて,テーマ・場面に応じた日常の会話
表現の初歩ができるようにする。
フランス語文法入門を同時に,あるいは先に履修
していることが望ましいが,講読入門しか受講でき
ない場合でも理解できるよう,適宜文法事項を講義
する。
[授業計画]
1.キッシュの作り方;faire, mettre, parlerの直説
法現在
2.禁止されていること;pouvoirの直説法現在
3.今何時ですか;時間・代名動詞
4.レアがフランスに帰ります.;allerの用法
5.夏休みは楽しかったですか?;複合過去
6.食事
7.今朝,何を食べましたか?;複合過去(助動詞
がavoir)
8.早く起きました.;複合過去(助動詞がêtre)
9.子供の頃;半過去
10.楽しかったです.;半過去と複合過去1
11.楽しかったです.;半過去と複合過去2
12.遅すぎた.;venirの用法
13.将来の話し;単純未来1
14.将来の話し;単純未来2
15.仏検試験問題,後期総復習
[授業計画]
1.日本料理店に行く;部分冠詞
2.日本料理店に行く;冠詞のまとめ,定冠詞の縮約
3.布団が好き;所有形容詞
4.布団が好き;人称代名詞の強勢形
5.店で買い物をする;指示形容詞ce,指示代名詞celui
6.店で買い物をする;形容詞の比較級,疑問副詞
combien
7.ジャパン・エキスポ;命令形,
8.ジャパン・エキスポ;補語人称代名詞,中性代
名詞y
9.天候の話;代名動詞
10.天候の話;非人称構文,女性形容詞の特殊な形
11.美術館に行く;疑問代名詞qui
12.美術館に行く;複合過去1
13.バカンス;複合過去2
14.バカンス;否定文2,疑問副詞comment
15.ユミの帰国;未来の表現
[テキスト]
(テキストはフランス語講読入門1 aと共通)
Marie-Emmanuelle-Muramatsu 著『 マ ン ガ の 国
レア』(駿河台出版,2500円) ISBN978-4-411-008275 C1085
[テキスト]
(テキストはフランス語講読入門1bと共通)
藤田裕二 著『パリのクール・ジャパン』(朝日出
版社,2500円)978-4-255-35211-4 C1085
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト・
音読テスト60%とする。
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト・
音読テスト60%とする。
−81−
外国語
松田 照彦
ブラックボード使用
ブラックボード使用
フランス語講読入門2c
(日常のフランス語会話)
松田 照彦
ブラックボード使用
後 期
1単位
フランス語中級3
(仏検4級をめざして)
松田 照彦
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日常のフランス語会話の基礎を形成する。綴りと
発音の基本を理解し,フランス人のようには出来な
くても,音読出来るようにする。仏和辞書を引くこ
とを習得する。フランスの日常の様々なテーマを,
フランス語を通して理解して,英語文化以外の異文
化へと理解の幅を拡げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
基礎をかためながら応用力をつけることを目指す。
中級のフランス語力を養うとともに,フランス社会
と文化への理解力を深める。仏検4級∼3級に合格
する程度のフランス語力を目ざす。
[授業の概要]
フランス語文法入門1cで初等文法を終えた受講
生が,実際の会話文に接する。美しいフランス語の
音に親しみ,簡単なフランス語が聞いて分かるよう
練習する。また楽しむ気持ちで繰り返し音読し,覚
えて,テーマ・場面に応じた日常の会話表現ができ
るようにする。
[授業の概要]
初級を終えたフランス語学習者が理解できるフラ
ンス語レベルで,時事的な文を中心に,多様な文に
触れ,フランス人の生活や社会の実像を理解する手
がかりとする。練習問題を着実に行うことを重視し,
読む,聞く,話す,書くという総合的なフランス語
力を養う。
[授業計画]
1.「私はサンジェルマン・デ・プレにいます.
」;
êtreの現在,
2.「私は少しお腹が好いています.
」
;冠詞,否定文
3.「日本語を話しますか?」;形容詞,職業・国籍
4.「メルランを買います.」;部分冠詞
5.「マリーは大学に来ますか?」;所有形容詞,近
接未来,近接過去
6.「何時ですか? 11時です.」;時間,天候
7.「私はよく勉強しました.」;複合過去
8.「柔道の練習はどうでしたか?」;半過去
9.「私はスイスに出発する予定です.」;単純未来
10.「私の出発だわ.」前未来
11.「でもヨーグルトの方が,子供の健康に良いの
です.」;比較級,最上級
12.「きみは二枚ももっているの?」;関係代名詞,
中性代名詞
13.「私は申し込みがしたいです.」;代名動詞
14.「信号を良く見てください.」;ジェロンディフ
15.「もしバカンスがもっと早くから始まれば,
」;
条件文
[授業計画]
1.バカロレアを取ってからにしなさい!(教育)1
2.バカロレアを取ってからにしなさい!(教育)2
3.エコロジックな大使館(日本 / フランス)1
4.エコロジックな大使館(日本 / フランス)2
5.ファーストレディーはシンガー・ソングライ
ター(政治)1
6.ファーストレディーはシンガー・ソングライ
ター(政治)2
7.日本人パリジェンヌ(日本 / フランス)1
8.日本人パリジェンヌ(日本 / フランス)2
9.二頭の馬?(経済)1
10.二頭の馬?(経済)2
11.顔のないエレクトロ・グループ(文化)1
12.顔のないエレクトロ・グループ(文化)2
13.「郊外の若者」(社会)1
14.「郊外の若者」(社会)2
15.水(飲食物)
[テキスト]
(テキストはフランス語文法入門1cと共通)
関 未玲,高橋 愛,玉田敦子 著『カトリーヌ
とパリの四季』(駿河台出版社,2500円)ISBN9784-411-01113-8 C1085
[テキスト]
(テキストはフランス語中級4と共通)
加藤晴久,ミシェル・サガズ 著 『時事フランス
語』
(朝日出版社,1900円)ISBN978-4-255-35216-9
C1085
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[成績評価の方法]
新しく始める外国語では,授業の予習と復習が極
めて大切である。これを怠ると大変分かりにくくな
る。そのため成績評価は,授業に対する取り組み(予
習・意欲・提出課題)40%,定期試験・小テスト・
音読テスト60%とする。
[成績評価の方法]
学び始めて2年目あるいは3年目のフランス語
も,これに慣れ身につくようにするには時間を要す
る。そのため予習と復習は欠かせない。成績評価は,
授業に対する取り組み(予習・意欲・提出課題)
40%,定期試験・小テスト・音読テスト60%とする
−82−
外国語
ブラックボード使用
フランス語中級4
(仏検4級をめざして)
1単位
中国語文法入門1a・b
(初心者のための文法入門)
王 祖茜
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
基礎をかためながら応用力をつけることを目指す。
中級のフランス語力を養うとともに,フランス社会
と文化への理解力を深める。仏検4級∼3級に合格
する程度のフランス語力を目ざす。
[授業の到達目標及びテーマ]
1.中国語で簡単な自己紹介文を書くことができる。
2.辞書を使い初歩的な文章を読めること。
[授業の概要]
フランス語中級3に引き続き,時事ランス語を中
心に,多様な文に触れ,フランス人の生活や社会の
実像を理解する手がかりとする。練習問題を着実に
行うことを重視し,読む,聞く,話す,書くという
総合的なフランス語力を養う。
[授業の概要]
中国語の初歩から始め,正しい発音と基礎文法知
識を系統的に勉強し,簡単な中国語文章を読めるよ
うに指導します。学習内容に合わせ,ビジュアル教
材を用いて受講者に中国語圏の人々の暮らしや文化
に触れさせ,国際理解を深めます。
[授業計画]
1.ミレーとラ・アーグそして六ヶ所村(文化 /
産業)1
2.ミレーとラ・アーグそして六ヶ所村(文化 /
産業)2
3.フランス語を話すアメリカ人(フランコフォ
ニー)1
4.フランス語を話すアメリカ人(フランコフォ
ニー)2
5.わたしがモード(モード)
6.ホームレスとの連帯(社会)
7.麗しの島 コルシカ(フランスの地域)
8.モナリザ盗まれる!(文化)
9.フランス共和国の象徴(政治)
10.イスラムとヨーロッパ(宗教 / 政治)
11.デザート,すこし,いかが?(ガストロノミー)
12.燃え尽き症候群(教育)
13.ヴァンパイア・マニア(文化)
14.カルトにご注意(社会)
15.アルジェリア
[授業計画]
1.ガイダンス・中国と中国語について
2.発音Ⅰ(声調・単母音・複母音)+ビデオ視聴
(20分)
3.発音Ⅱ(子音・鼻音を伴う母音)
4.発音Ⅲ(発音総まとめ・数字と挨拶用語)+小
テスト
5.文法 中国語の語順・人称代名詞・指示代名詞
6.文法 動詞述語文+ビデオ視聴(20分)
7.文法 形容詞述語文
8.文法 主述述語文・部分否定文
9.文法 「所有」と「存在」の表現+ビデオ視聴(20
分)
10.文法 数詞と量詞+小テスト
11.文法 動作の完了を表す助詞「了」
12.文法 経験を表す助詞「過」
13.文法 動作の持続を表す助詞「着」・介詞(前
置詞)
14.文法総まとめ①
15.文法総まとめ②
16.試験
(受講生の学習習熟度に合わせ内容を増減する
こともあります。)
[テキスト]
(テキストはフランス語中級3と共通)
加藤晴久,ミシェル・サガズ 著『時事フランス語』
(朝日出版社,1900円)ISBN978-4-255-35216-9 C1085
[テキスト]
『楽しく学ぼう やさしい中国語』(基礎編)
張 慧絹 王 武雲 朱 藝 著(ikubundo 出版)
ISBN978-4-261-01859-2 C1087 (2,500円+税)
この教科書は中国語文法1・2に使用します。
[参考図書・参考資料等]
『ラジオ フランス語講座』(日本放送協会)
『テレビ フランス語会話』(日本放送協会)
『クラウン仏和辞典』(三省堂,3800円)
『ディコ仏和辞典』(白水社,3900円)
[参考図書・参考資料等]
辞書,参考書は,初回授業時に紹介します。
[成績評価の方法]
学び始めて2年目のフランス語も,これに慣れ身
につくようにするには時間を要する。そのため出席
は重視される。成績評価は,出席・授業に対する取
り組み(予習)54%,定期試験・小テスト60%とする。
[成績評価の方法]
小テストの成績(30%)及び期末試験の成績(70%)
で総合評価します。
−83−
外国語
松田 照彦
後 期
ブラックボード使用
中国語文法入門1c
前 期
中国語文法入門2a・b
後 期
李 志華
1単位
王 祖茜
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語の正しい発音及び基本的文法を習得し,簡
単な挨拶,自己紹介が出来るようにし,また辞書の
正しい使い方を身に付け,簡単な翻訳ができるよう
にしたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
1.自己紹介及び日本を説明する文章を中国語で書
けること。
2.辞書を使い初中級程度の文章を読めること。
[授業の概要]
中国の文化・社会を理解し,中国人と交流するた
めに不可欠な中国語の基礎,とりわけ文法をしっか
りと学習する。また,中国人の生活習慣・思考様式
などについて,ビデオ等を通して随時紹介する。
[授業の概要]
中国語初級Ⅰで身についた基礎を固め,文法知識
をより系統的に勉強し,初歩的な中国語文章を読め
るように指導します。架空した言語知識のみでなく,
学習内容に合わせて視聴教材等を用いて,受講者に
中国語圏の人々の暮らしや文化に触れる機会を作り
ます。
[授業計画]
毎回,詳しい文法説明をし、 テキストの読みと訳,
練習問題をこなす。
1.ガイダンスと中国・中国語についての基礎知識
の紹介。
2.発音Ⅰ (声調,母音,変化する声調)
3.発音Ⅱ (子音)
4.発音Ⅲ (複母音)
5.発音総まとめ(数字の読み方,簡単挨拶表現,
氏名を名乗るときの表現)
6.人称代名詞,動詞述語文,副詞“也”と“都”
7.指示代名詞,助詞“的”の用法Ⅰ
8.形容詞述語文,主述述語文,部分否定
9.文法事項の確認と会話への応用
10.ものの数え方,歳の尋ね方,名詞述語文
11.「所有」を表す“有”と「存在」を表す“有”
12.「存在」を表す“在”(動詞),
「存在」を表す“在”
と“有”の区別
13.前置詞“在”“給”など,語気助詞
14.動詞(句)を目的語に取る動詞,方位詞
15.総復習
以上のように計画しているが,学生の到達度に応
じて変更することがある。
[授業計画]
1.中国語初級Ⅰ内容の復習①
2.中国語初級Ⅰ内容の復習②
3.文法 中国語の語順・補語(補語の種類,機能)
4.文法 数量(時間)補語
5.文法 結果補語+ビデオ視聴(20分)
6.文法 強調文型「是・・・的」+小テスト
7.文法 助動詞「会」・「能」・「可以」
8.文法 接続詞
9.文法 可能補語・方向補語+ビデオ視聴(20分)
10.文法 比較の表現
11.文法 助動詞「得」・複合方向補語
12.文法 前置詞「把」の構文+小テスト
13.文法 受身の表現・使役の表現
14.文法総まとめ①
15.文法総まとめ②
16.試験
(受講生の学習習熟度に合わせ内容を調整するこ
とがあります。)
[テキスト]
教科書:李志華・王祖茜・友野佳世 著『同窗友
情 ――共に学ぶ中国語文法―― 』2,600円 白
帝社
ISBNコード:978-4-89174-576-9
[テキスト]
『楽しく学ぼう やさしい中国語』(基礎編)
張 慧 絹 王 武 雲 朱 藝 著 (ikubundo
出版)
ISBN978-4-261-01859-2 C1087 (2,500円+税)
[参考図書・参考資料等]
辞 書: 第一回目の授業の時に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
初回授業時に紹介します。授業進度に合わせて,
プリントを配布します。
[成績評価の方法]
学期末テスト(60%)。授業への取り組み,平素
の授業中の態度及び小テストの成績(40%)で総合
的に評価を行う。
[成績評価の方法]
小テストの成績(30%)及び期末試験の成績(70%)
で総合評価します。
−84−
外国語
前 期
中国語講読入門2a・b
後 期
王 祖茜
1単位
王 祖茜
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語発音の基礎をマスターすると同時に,中国
文化に触れ,異文化理解を深めることを目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語発音の基礎をしっかり学び,初歩の日常会
話をマスターすることを目指す。と同時に,中国文
化に触れ,異文化理解を深めて行きたい。
[授業の概要]
リズム感のある中国語発音を楽しみながら,基礎
から学ぶ。
発音が難しいとされる中国語は,日本語にないイ
ントネーションを数多く持ち,イントネーションで
言葉の意味が変わることが多い。
「何を言っている
のか分からない」と言われることなく,話せば通じ
る中国語を目標に,発音の基礎を丁寧に教える。
[授業の概要]
リズム感のある中国語発音を楽しみながら,基礎
から学ぶ。
発音が難しいとされる中国語は,日本語にないイ
ントネーションを数多く持ち,イントネーションで
言葉の意味が変わることもある。
「何を言っている
のか分からない」と言われることなく,通じる中国
語を目標に,発音及び文法の基礎を丁寧に教える。
[授業計画]
1.ガイダンス 中国語について
2.発音Ⅰ 単母音 声調
3.発音Ⅱ 子音
4.発音Ⅲ 複母音と鼻母音
5.発音の総まとめ 小テスト
6.人称代名詞・語順
7.動詞述語文・指示代名詞
8.形容詞述語文・副詞
9.基礎会話トレーニング①自己紹介
10.「存在」と「所有」の表現+単語テスト
11.時間詞①(日付,曜日)
12.基礎会話トレーニング②自分の電話番号を伝え
る
13.時間の量(時間の長さ)を表す言葉
14.値段を言う・買い物するときの表現
15.総まとめ・基礎会話トレーニング③
16.試験
[授業計画]
1.ガイダンス 既得知識の復習
2.数詞・量詞・値段の言い方
3.会話トレーニング①明日一緒に買い物行きま
しょう。
4.「経験」を表す助詞
5.「可能」を表す助動詞
6.会話トレーニング②中国映画を見たことがあり
ますか?
7.比較の表現
8.願望・意図の表現
9.二つの目的語を取る動詞
10.補語の種類とその働き①結果補語
11.補語の働き②様態補語・程度補語
12.会話トレーニング③あなたの中国語はお上手で
すね。
13.補語の働き③方向補語・可能補語
14.基礎会話トレーニング④私は食べ切れません。
15.総まとめ・
16.試験
[テキスト]
王祖茜・李志華等著『共に学ぶ中国語会話』
(白
帝社,2,600+税)
ISBN4-89174-577-0 C3887
このテキストは「中国語講読入門1,2」に使用
します。
[テキスト]
王祖茜・李志華等著『共に学ぶ中国語会話』
(白
帝社,2,600+税)
ISBN4-89174-577-0 C3887
このテキストは「中国語講読入門1,2」に使用
します。
[参考図書・参考資料等]
授業時に紹介します。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指定します。
[成績評価の方法]
小テスト(30%)+基礎会話トレーニング(10%)
+試験(60%)で,総合的に評価します。
[成績評価の方法]
小テスト(30%)+基礎会話トレーニング(10%)
+試験(60%)で,総合的に評価します。
−85−
外国語
中国語講読入門1a・b
ブラックボード使用
中国語講読入門2c
後 期
李 志華
1単位
中国語中級3
(初中級文法)
王 祖茜
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語の正しい発音及び基本的文法を習得し,中
国語圏の人々との簡単なコミュニケーションに必要
な表現力・語彙力の習得を目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
基礎文法を身につけることを目標とします。
辞書を使って,中国の中学校で使用される教科書
の文章が読めることを目指します。
[授業の概要]
中国の文化・社会を理解し,中国人と交流するた
めに不可欠な中国語の基礎,とりわけ文法をしっか
りと学習する。また,中国人の生活習慣・思考様式
などについて,ビデオ等を通して随時紹介する。
[授業の概要]
近年,中国語のできる人材を求める会社が増えつ
つあります。中国語もビジネスやキャリアアップに
有効な外国語のひとつとして,重視されています。
社会のニーズに合わせ,本授業では,基礎文法に
基づき作文および読解練習を繰り返し,文書を読む
力を身につけるように指導します。
[授業計画]
前期で使用するテキストを継続して使うが,講読
に重点を置く。毎回,テキストの読みと訳,応用会
話の練習などをする。
1.受講の心得などや前期習ったものの復習をする
2.時を表す語(年,月,日,曜日の言い方と尋ね
方など)
3.時の量を表す語(時の量の表す語の位置,連動
式文Ⅰ
4.“了”の使い方,経験を表す“過”,結果補語
5.“是…的”の使い方,状態補語を導く“得”
6.連動式文Ⅱ.“騎”“坐”“用”,副詞“才”“就”
7.助動詞“会”“能”“可以”,2つの目的語をもつ
動詞
8.文型“不但…而且”,
“一辺…一辺”,助動詞“要
Ⅱ”
9.“就要…了”,“着”,“比”比較の表現
10.“的”の用法Ⅱ,
“地”
,方向補語と複合方向補
語
11.可能補語“得”
“不”
,「ちょっと…する」 の表
現
12.「推量」などを表す助詞,“連…都/也”,“越…
越”
13.受け身文,使役文
14.“把”構文,選択疑問を表す“還是”
15.総復習
以上のように計画しているが,学生の到達度に応
じて変更することがある。
[授業計画]
1.ガイダンス・既得知識の復習①
2.既得知識の復習②
3.使役文・受身文
4.接続詞
5.複文①
6.複文②
7.副詞の種類
8.前置詞と前置詞構文
9.虚詞と実詞+小テスト
10.長文読解1
11.長文読解2
12.長文読解3
13.文章を読む1
14.文章を読む2
15.総まとめ
16.試験.
[テキスト]
教科書:李志華・王祖茜・友野佳世 著
『 同 窗 友 情 ―― 共 に 学 ぶ 中 国 語 文 法 ―― 』
2,600円 白帝社
ISBNコード:978-4-89174-576-9
[テキスト]
崎原麗霞 万 里 著『音読したい中国語 中
級』(朝日出版社 2,300円+税)
ISBN978-4-255-45177-0 C1087
[参考図書・参考資料等]
辞 書:前期で使用するもの
[参考図書・参考資料等]
初回授業で紹介します。テキストに合わせてプリ
ントを配布します。
[成績評価の方法]
学期末テスト(60%)。授業への取り組み,平素
の授業中の態度及び小テストの成績(40%)で総合
的に評価を行う。
[成績評価の方法]
授業時の発表(20%),小テスト(20%),期末試
験(60%)で総合的に評価します。
−86−
外国語
ブラックボード使用
中国語中級4
(中級文法)
ハングル文法入門1a
前 期
1単位
河 智弘
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
基礎文法を身につけることを目標とします。
辞書を使って,中国の中学校で使用される教科書
の文章が読めることを目指します。
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の基礎を習得するために必要な文字,発音
を学んだ上で,簡単な会話文をロールプレイなどで
実践する。文字,発音をマスターして,実際に使え
る日常会話が駆使できることを目標とする。
[授業の概要]
近年,中国語のできる人材を求める会社が増えつ
つあります。中国語もビジネスやキャリアアップに
有効な外国語のひとつとして,重視されています。
社会のニーズに合わせ,本授業では,基礎文法に
基づき作文および読解練習を繰り返し,文書を読む
力を身につけるように指導します。
[授業の概要]
韓国語の文字,発音を丁寧に習得する。その上,
簡単な自己紹介,日常会話ができるように練習を行
う。韓国の文化や現代韓国事情にも触れて,総合的
な側面で韓国語を学んでいく。
[授業計画]
1.ガイダンス・中級1既習文法の復習
2.中級1既習文法の復習②
3∼5.文章精読1『孔子』
6∼9.文章精読2『五顔六色』・『小皇帝』
10.小テスト+ドラマ鑑賞
11∼15.文章精読3『中国の飲食文化』・『技術と未
来』
16.試験
[授業計画]
1.ハングルとは,文字(母音)
2.文字(母音と子音)
3.文字(パッチム)と発音練習
4.これは何ですか
5.誰ですか
6.何をしますか
7.社長はいらっしゃいますか
8.韓国映画観賞
9.どこに行かれますか
10.何番ですか
11.銀行はどこにありますか
12.週末は何をしましたか
13.市場はどうですか
14.いくらですか
15.まとめ
[テキスト]
崎原麗霞 万 里 著『音読したい中国語 中
級』(朝日出版社 2,300円+税)
ISBN978-4-255-45177-0 C1087
[テキスト]
講義の中で提示する
[参考図書・参考資料等]
初回授業で紹介します。テキストに合わせてプリ
ントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業時の発表(20%),小テスト(20%),期末試
験(60%)で総合的に評価します。
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
−87−
外国語
王 祖茜
後 期
ハングル文法入門1b
(韓国語入門)
賈 鍾壽
前 期
ハングル文法入門1c
前 期
1単位
河 智弘
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の初歩を学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の基礎を習得するために必要な文字,発音
を学んだ上で,簡単な会話文をロールプレイなどで
実践する。文字,発音をマスターして,実際に使え
る日常会話が駆使できることを目標とする。
[授業の概要]
基本文字を覚え,基礎文法を理解する。
[授業の概要]
韓国語の文字,発音を丁寧に習得する。その上,
簡単な自己紹介,日常会話ができるように練習を行
う。韓国の文化や現代韓国事情にも触れて,総合的
な側面で韓国語を学んでいく。
[授業計画]
1.オリエンテーション(韓国語はどんな言語?)
2.文字と発音(10の基本母音)
3.母音の書き方
4.基本母音の復習と2重母音
5.文字と発音(14の基本子音)
6.子音の書き方
7.基本子音の復習と激音・濃音
8.文字を読む・書く練習
9.文法の構造は日本語と瓜二つ
10.語順と品詞,日本語と類似性が高い助詞
11.基本会話(あいさつ)
12.基本会話(自己紹介)
13.基本会話(買い物)
14.基本会話(感謝と謝罪)
15.基本会話の復習と応用
[授業計画]
1.ハングルとは,文字(母音)
2.文字(母音と子音)
3.文字(パッチム)と発音練習
4.これは何ですか
5.誰ですか
6.何をしますか
7.社長はいらっしゃいますか
8.韓国映画観賞
9.どこに行かれますか
10.何番ですか
11.銀行はどこにありますか
12.週末は何をしましたか
13.市場はどうですか
14.いくらですか
15.まとめ
[テキスト]
毎週,プリントを配布する。
[テキスト]
講義の中で提示する
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
5月末・6月末・7月末の3回の小テストで評価
する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
−88−
外国語
後 期
河 智弘
1単位
ハングル文法入門2b
(韓国語入門)
賈 鍾壽
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期で学んだ韓国語の基礎を生かして,会話,慣
用的な表現などを用いて読み,書き,聞き取り,話
すことをバランスよく習得していくことを目的とす
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の初歩を学ぶ。
[授業の概要]
前期で学んだ韓国語の基礎の文字,発音を生かし
て場面の中で適当な会話ができるように繰り返し練
習を行う。基本文型と文法を会話文の中で習得し,
日韓の文化の比較になる読解文も取り入れる。
[授業の概要]
簡単な日常会話と基礎文法を学習する。
[授業計画]
1.前期の復習
2.何時に終わりますか
3.いつから働きましたか
4.映画館の前で会いましょう
5.料理をしません
6.どんな運動が好きですか
7.旅行は楽しかったですか
8.韓国事情(文化)
9.明日何をしましょうか
10.就職するつもりです
11.今,行っています
12.私は行けません
13.誕生日にもらいました
14.地下鉄で来ます
15.まとめ
[授業計画]
1.文字と基本会話の復習
2.文法学習の近道
3.あいさつと自己紹介の応用
4.漢字語彙をふやすコツ
5.基本会話(食事のマナーと韓国料理)
6.基本会話(買い物)
7.基本会話(数字)
8.基本会話(ソウルを歩く)
9.基本会話(感謝と謝罪の応用)
10.基本会話(電話の決まり文句)
11.基本会話(道を尋ねる)
12.基本会話(困った時の一言)
13.基本会話(すぐ役に立つ旅行会話30)
14.基本会話の復習
15.基本会話の応用
[テキスト]
講義中に提示する
[テキスト]
毎週,プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
11月末・12月末・1月末の3回の小テストで評価
する。
−89−
外国語
ハングル文法入門2a
ハングル講読入門1a
前 期
李 正姫
1単位
ハングル講読入門1b
(韓国語入門)
賈 鍾壽
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の文字と発音を覚えた上で,読み・書きが
できるのを第一の目的とする。
自ら文章を作れることを第2の目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
世界で最も合理的な文字といわれているハングル
の「読む」・「書く」ことに重点をおく。
[授業の概要]
まずは,文字を覚えることから出発しだんだん語
彙を増やしていったら,韓国旅行及び韓国人との友
達とも日常会話ぐらいはできる。
[授業の概要]
基本文字を読む・書く
[授業計画]
1.オリンテーション
2.文字(母音)
3.文字(子音)
4.文字(二重母音)
5.日本語をハングル表記に
6.自己紹介
7.指示代名詞(これ・それ・あれ)
8.名詞の否定文(∼ 이/가 아닙니다)
9.基本動詞(가다/ 먹다/ 하다など)
10.動詞の否定文(∼지 않습니다 )
11.まとめ
12.動詞の意志表現(∼려고 합니다 )
13.数字
14.「買い物にいく」表現
15.会話練習
(進行状況によって変わることもある)
[授業計画]
1.韓国語はどんな言語?
2.文字と発音(10の基本母音)
3.母音の書き方
4.基本母音の復習
5.文字と発音(14の基本子音)
6.子音の書き方
7.基本子音の復習
8.基本文字を読む
9.基本文字を書く
10.子音と母音の復習
11.基本会話(あいさつ)
12.基本会話(自己紹介)
13.基本会話(買い物)
14.基本会話の復習
15.基本文字の復習
[テキスト]
毎回,プリントを配布する
[テキスト]
プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に提示する
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
4回の小テスト(25×4)
−90−
外国語
後 期
李 正姫
1単位
ハングル講読入門2b
(韓国語入門)
賈 鍾壽
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期で習ったものを生かしつつ,基礎的な文法事
項・表現を習得することを第1の目標とする。
日韓の異文化(例:礼儀作法)に関する理解を含
めることを第2の目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の初歩を学ぶ。
[授業の概要]
まずは,文字を覚えることから出発し,だんだん
語彙を増やしていったら,韓国旅行及び韓国人との
友達とも日常会話ぐらいはできる。
[授業の概要]
ハングルの読み方,書き方を完全にマスターし,
簡単な日常会話を学習する。
[授業計画]
1.前期の復習
2.動詞の可能形1.(∼수 있다 )
3.動詞の可能形2.(∼수 없다)
4.∼ですと∼ますの区別( ∼입니다 ∼ㅂ니다)
5.∼요 体について
6.∼요 体の特別例
7.動詞の過去形
8.動詞の未来形
9.仮定表現(∼면 )
10.推測表現
11.会話練習
12.まとめ
13.韓国語の謙譲語
14.韓国語の尊敬語
15.韓国語で履歴書を書く
(学生の到達度に応じて変更することがある)
[授業計画]
1.基本文字の復習
2.基本会話の復習
3.あいさつと自己紹介の応用
4.韓国事情(食文化)
5.基本会話(食事)
6.基本会話(買い物
7.基本会話(数字と買い物)
8.基本会話(ソウルを歩く)
9.基本会話(感謝と謝罪)
10.基本会話(電話)
11.基本会話(道を尋ねる)
12.韓国事情(ドラマ・映画・音楽)
13.基本会話(買い物)
14.基本会話の復習
15.旅行会話
[テキスト]
毎回,プリントを配布する
[テキスト]
プリントを配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に提示する
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
4回の小テスト(25×4)
−91−
外国語
ハングル講読入門2a
ハングル講読入門2c
後 期
ハングル中級3
前 期
河 智弘
1単位
李 正姫
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期で学んだ韓国語の基礎を生かして,会話,慣
用的な表現などを用いて読み,書き,聞き取り,話
すことをバランスよく習得していくことを目的とす
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の基本会話をこなせることを目標とする。
[授業の概要]
前期で学んだ韓国語の基礎の文字,発音を生かし
て場面の中で適当な会話ができるように繰り返し練
習を行う。基本文型と文法を会話文の中で習得し,
日韓の文化の比較になる読解文も取り入れる。
[授業の概要]
いろんな場面設定をして,会話を覚える。
[授業計画]
1.前期の復習
2.何時に終わりますか
3.いつから働きましたか
4.映画館の前で会いましょう
5.料理をしません
6.どんな運動が好きですか
7.旅行は楽しかったですか
8.韓国事情(文化)
9.明日何をしましょうか
10.就職するつもりです
11.今,行っています
12.私は行けません
13.誕生日にもらいました
14.地下鉄で来ます
15.まとめ
[授業計画]
1.ガイダンス
2.既得知識の復習Ⅰ
3.既得知識の復習Ⅱ
4.会話1「私は大学生です」
5.会話2「私は大学生ではありません」
6.会話3「週末に何をしますか」
7.会話4「週末に何をしましたか」
8.話し言葉「∼요体」について
9.まとめ
10.会話5「一緒に行きませんか」
11.韓国の映画鑑賞(韓国文化に触れる)
12.韓国語のしりとりゲーム
13.会話6「∼さんはいらっしゃいますか」
14.会話7「私はすしが好きです」
15.総まとめ
(学生の到達度に応じて変更することがある)
[テキスト]
講義中に提示する
[テキスト]
毎回,プリントを配布する
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
授業中に提示する
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
−92−
外国語
後 期
李 正姫
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国語の基本会話及び作文ができることを目標と
する。
日本語1
(外国人留学生履修科目)
松田 文子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力に
なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手
に十分伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく
効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話すに
はどうしたらよいかをタスクを通してともに考え,
日本語の話す力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
会話と作文を中心に授業を進行する。
[授業の概要]
「日本語1」「日本語2」においては,タスク型の
授業を実施し,実際にタスクを行いながら,聞いた
人が不快に思ったり誤解したりしない日本語が話せ
るようにする。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.既得知識の復習Ⅰ
3.既得知識の復習Ⅱ
4.作文1「動詞の現在形」
5.作文2「動詞の過去形」
6.会話1「「動詞の過去形」
7.会話2「週末に何をしましたか」
8.まとめ
9.韓国映画鑑賞
10.作文3「形容詞の現在形」
11.作文4「形容詞と動詞の否定形」
12.会話3「形容詞の現在形」
13.会話4「形容詞と動詞の否定形」
14.韓国映画鑑賞(日韓の文化)
15.総まとめ
(学生の到達度に応じて変更することがある)
[授業計画]
1.タスク⑴:「問い合わせをする」①
2.タスク⑴:「問い合わせをする」②
3.タスク⑵:「お店で接客をする」①
4.タスク⑵:「お店で接客をする」②
5.タスク⑶:「お願いをする」①
6.タスク⑶:「お願いをする」②
7.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」①
8.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」②
9.タスク⑸:「誘う,断る,謝る」①
10.タスク⑸:「誘う,断る,謝る」②
11.タスク⑹:「道や交通の案内をする」①
12.タスク⑹:「道や交通の案内をする」②
13.タスク⑺:「インタビューをする」①
14.タスク⑺:「インタビューをする」②
15.総合課題
[テキスト]
毎回,プリントを配布する
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔
『日本語を話すトレーニング』
ひつじ書房
ISBN4-89476-210-2
[参考図書・参考資料等]
授業中に提示する
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期
末試験(40%)で総合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により
総合的に評価する。
−93−
外国語
ハングル中級4
日本語2
(外国人留学生履修科目)
松田 文子
後 期
1単位
日本語3
(外国人留学生履修科目)
松田 文子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力に
なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手
に十分伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべ
く効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話す
にはどうしたらよいかをタスクを通してともに考え,
日本語の話す力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を書くとき,中上級の日本語力に
なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手
に十分伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべ
く効率よく,なるべく相手を不快にさせないで書く
にはどうしたらよいかをタスクを通してともに考え,
日本語の書く力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本語1」(前期)に引き続き,「日本語2」で
もタスク型の授業を実施し,実際にタスクを行いな
がら,聞いた人が不快に思ったり誤解したりしない
日本語が話せるようにする。
[授業の概要]
「日本語3」「日本語4」においては,実際に書か
れた文章を読んで検討し,それを踏まえてピア・レ
スポンス活動を取り入れながら,読む人のことを考
えた日本語が書けるようにトレーニングする。
[授業計画]
1.タスク⑻:「雑談をする」①
2.タスク⑻:「雑談をする」②
3.タスク⑼:「スピーチをする」①
4.タスク⑼:「スピーチをする」②
5.タスク⑽:「会議で発言する」①
6.タスク⑽:「会議で発言する」②
7.タスク⑾:「手順を説明する」①
8.タスク⑾:「手順を説明する」②
9.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」①
10.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」②
11.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」①
12.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」②
13.タスク⒁:「研究を発表する」①
14.タスク⒁:「研究を発表する」②
15.タスク⒂:「面接を受ける」
[授業計画]
1.トレーニング⑴:「お知らせメール」①
2.トレーニング⑴:「お知らせメール」②
3.トレーニング⑵:「レストランのメニュー」①
4.トレーニング⑵:「レストランのメニュー」②
5.トレーニング⑶:「問い合わせのメール」①
6.トレーニング⑶:「問い合わせのメール」②
7.トレーニング⑷:「注意書きやサービス案内」①
8.トレーニング⑷:「注意書きやサービス案内」②
9.トレーニング⑸:「お願いのメール」①
10.トレーニング⑸:「お願いのメール」②
11.トレーニング⑹:「お店やイベントの広告」①
12.トレーニング⑹:「お店やイベントの広告」②
13.トレーニング⑺:「わかりやすいマニュアル」①
14.トレーニング⑺:「わかりやすいマニュアル」②
15.総合的課題
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔
『日本語を話すトレーニング』
ひつじ書房
ISBN4-89476-210-2
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔
『日本語を書くトレーニング』
ひつじ書房
ISBN4-89476-177-7
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により
総合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により
総合的に評価する。
−94−
外国語
日本語4
(外国人留学生履修科目)
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を書くとき,中上級の日本語力に
なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手
に十分伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべ
く効率よく,なるべく相手を不快にさせないで書く
にはどうしたらよいかをタスクを通してともに考え,
日本語の書く力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本語3」(前期)に引き続き,「日本語4」に
おいても,実際に書かれた文章を読んで検討し,そ
れを踏まえてピア・レスポンス活動を取り入れなが
ら,読む人のことを考えた日本語が書けるようにト
レーニングする。
[授業計画]
1.トレーニング⑻:「場所や交通の案内」①
2.トレーニング⑻:「場所や交通の案内」②
3.トレーニング⑼:「企画や提案を出す」①
4.トレーニング⑼:「企画や提案を出す」②
5.トレーニング⑽:「ニュースレターを作る」①
6.トレーニング⑽:「ニュースレターを作る」②
7.トレーニング⑾:「アンケート用紙を作る」①
8.トレーニング⑾:「アンケート用紙を作る」②
9.トレーニング⑿:「掲示板やメーリングリスト
を使う」①
10.トレーニング⑿:「掲示板やメーリングリスト
を使う」②
11.トレーニング⒀:「日本語弱者のことを考えて
書く」①
12.トレーニング⒀:「日本語弱者のことを考えて
書く」②
13.トレーニング⒁:「レポートや論文を書く」①
14.トレーニング⒁:「レポートや論文を書く」②
15.総合的課題(奨学金の応募など)
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔
『日本語を書くトレーニング』
ひつじ書房
ISBN4-89476-177-7
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により
総合的に評価する。
−95−
外国語
松田 文子
後 期
専門教育科目
表現文化学科
表現文化学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
文章表現a∼d
前 期
岡部 由文・京 健治
中西 裕・三宅ちぐさ
2単位
文章表現e(他学科開放科目)
(実践的文章レッスン)
山本 光久
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
言葉は一人だけのものではない。自分勝手な表現
ではコミュニケーションは成立しません。基本的な
コミュニケーション能力は社会に出て必要不可欠。
その能力を養うために,基本的な故事成語や慣用句
の習得が大切ですが,それを単に知識として勉強し
てもあまり意味がない。実際の文章練習によって表
現力を身につけることを目標とします。
[授業の概要]
文章表現の基礎理論を学ぶとともに,頻繁に作文
実習を行い,実践力をつける。また,授業後半では
各自がテーマを設定して一定のボリュームの文章を
書き上げる。
[授業の概要]
慣用句と故事成語を使った短文の文章練習と,さ
まざまなテーマに応じた「自分の考え」を400字2
枚程度でまとめる文章練習をテレコで行なうのを基
本とします。また,
「書く」には「聞き取る」能力
もコインの裏表のように必要なので,講演等の聞き
取りの練習(テープ起こし)も行ないます。
[授業計画]
1.ガイダンス 学習の動機づけ
2.短文のテクニック⑴(文の構成など)
3.短文のテクニック⑵(ハとガの使い分けなど)
4.シチュエーション作文⑴(依頼する,断るなど)
5.シチュエーション作文⑵(抗議する,謝るなど)
6.和文和訳(硬から軟,軟から硬の文体変換)
7.論証の方法(帰納と演繹など)
8.データによる論説
9.作文の計画⑴テーマとターゲット
10.作文の計画⑵取材計画
11.作文の計画⑶段落構成
12.文章化
13.推敲
14.清書
15.まとめ
[授業計画]
1.文章表現の基礎知識
2.「読むこと」と「書くこと」との関係
3.慣用句のレッスン①
4.仕事の依頼文の練習
5.慣用句のレッスン②
6.社内連絡文の練習
7.慣用句のレッスン③
8.手紙文の練習①
9.慣用句のレッスン④
10.手紙文の練習②
11.慣用句のレッスン⑤
12.講演のビデオを聞いて大意をまとめる
13.慣用句のレッスン⑥
14.粗筋を書く
15.まとめ
[テキスト]
なし。プリント教材を配布する。
[テキスト]
適宜,提供する。
[参考図書・参考資料等]
授業で適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
「ダ・カーポの文章上達講座」(マガジンハウス,
1,300円税別)ISBN4-8387-1207-3
[成績評価の方法]
授業課題,提出作品,定期試験を総合的に評価す
る。
[成績評価の方法]
受講態度,および毎回の課題の提出状況・内容か
ら総合的に判断する。
−97−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
・文章表現の基礎知識と基礎技能を獲得する。
・文章表現の楽しさを知り,自ら学習する態度を養
う。
ブラックボード使用
口頭表現a∼d
(場に応じた話し方をマスターしよう)
a井上 啓治・b岡崎友子
c川崎 剛志・d松尾直昭
後 期
口頭表現e(他学科開放科目)
後 期
2単位
森田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人間が社会的存在である以上,ことばは,社会の
中で生きていくために最も重要な手段であり,力で
ある。ここでは,音声言語(話しことば)を対象に,
公的場面における伝達技術を高めるため,その基礎
理論を学ぶ。その後に,理論に基づいた実践的学習
を行い,言語技術力を磨く。
[授業の到達目標及びテーマ]
テーマ:学生らが共に学び共に歩む中で,互いに
「場」と「学び」の支援を行い,コミュニケーショ
ンとしての日本語口頭表現方法を体得する。
到達目標:①自身のコミュニケーションを振り返り,
自分のコミュニケーションの状態を確認する。
②相手の立場にたった思いやりの伝達スキルを磨く。
②学んだ内容がすぐに日常生活で使えるようになる。
[授業の概要]
下記の授業計画に従って,授業を行った後,それ
ぞれ発表の順番を決定し,実践を行っていく。その
ために,各自の積極的な授業参加が基本となる。
[授業の概要]
「聴く」「伝える」「敬語表現」など,実践と体験
学習を展開する。気づいたことを全員でシェア(共
有)しながらより学びを深め,日常生活で活かせる
コミュニケーションを学んでいく
[授業計画]
1.授業概要の説明と計画
2.話しことばの基本
3.自己紹介①
4.自己紹介②
5.自己紹介③
6.敬語①
7.敬語②
8.敬語を日常生活に応用する。
依頼・断り・感謝・電話・アポイント①
9.敬語を日常生活に応用する。
依頼・断り・感謝・電話・アポイント②
10.敬語を日常生活に応用する。
依頼・断り・感謝・電話・アポイント③
11.意見を述べて相手を説得する①
12.意見を述べて相手を説得する②
13.デスカッシヨン・ディベート①
14.デスカッシヨン・ディベート②
15.デスカッシヨン・ディベート③
[授業計画]
1.講義内容説明∼コミュニケーションの構造
2.伝える力①
3.伝える力②
4.「聴く」
5.敬語と言葉づかい
6.非言語がもつ力∼表情,しぐさ,身体表現など
7.様々なコミュニケーション∼アサーション
8.好印象の話し方と聴き方
9.会の進行∼ファシリテーションの役割
10.議論の基礎と実践
11.ロジカルシンキング
12.プレゼンテーション①
13.プレゼンテーション②
14.本当に理解してもらう口頭表現をめざして
15.まとめ
[テキスト]
山下暁美『日本語表現』おうふう,ISBN4-27303192-2
[テキスト]
箱田 忠明『「できる人」の聞き方&質問テクニッ
ク−なぜか、
「人に好かれる人」の技術と習慣』フォ
レスト出版,ISBN-10:4894512211
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
日常的な授業態度,発表内容,質疑応答の態度,
提出物,レポートまたは課題発表などから授業内容
の理解度を判断し,総合的に評価を決定する。
[成績評価の方法]
授業中の発言,マナー,小テスト,レポートなど。
実践で上手に話せないことは評価の対象にならない。
話そうとする前向きな意思や気持ちなどを重視する。
口頭発表による学期末試験の内容については別途指
示。
−98−
表現文化学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
基礎ゼミナール1
前 期
基礎ゼミナール2
後 期
岡部 由文・川崎 剛志・井上 啓治
松尾 直昭・小林 敦子・三宅ちぐさ
岡崎 友子・山本 光久・岡本 悦子
2単位
小林 敦子・三宅ちぐさ・岡崎 友子
岡部 由文・川崎 剛志・井上 啓治
松尾 直昭・中西 裕・土井 通弘
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
大学で人文科学を学ぶために必要な方法と技能の
基礎を身につけることを目標とする。
[授業の概要]
人文科学の諸問題を取り上げ,実践的に学ぶなか
で,人文科学の方法と技能の基礎を身につける。
[授業の概要]
人文科学の諸問題を取り上げ,実践的に学ぶなか
で,人文科学の方法と技能の基礎を身につける。
[授業計画]
1.大学の学びの目標と方法
2.学習施設の利用方法
3.図書館の利用方法
4.調査・報告の基礎
5.議論の基礎
6.レポート作成の基礎
7.実践①
8.実践②
9.実践③
10.実践④
11.実践⑤
12.実践⑥
13.実践⑦
14.実践⑧
15.まとめ
[授業計画]
1.人文科学部の学びの目標と方法
2.調査・報告の方法
3.情報収集の方法
4.議論の方法
5.レポート作成の方法
6.実践①
7.実践②
8.実践③
9.実践④
10.実践⑤
11.実践⑥
12.実践⑦
13.実践⑧
14.実践⑨
15.まとめ
[テキスト]
漢字学習教育推進研究会『頻出度順 漢字検定2
級 合 格! 問 題 集 平 成23年 版 』 新 星 出 版 社,
ISBN978-4-405-04724-2
[テキスト]
漢字学習教育推進研究会『頻出度順 漢字検定2
級 合 格! 問 題 集 平 成23年 版 』 新 星 出 版 社,
ISBN978-4-405-04724-2
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表等(40%),レポート(30%)
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表等(40%),レポート(30%)
−99−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
大学で人文科学を学ぶために必要な方法と技能の
基礎を身につけることを目標とする。
ブラックボード使用
日本文学入門1
(対象と方法の意識化)
岡部 由文
ブラックボード使用
前 期
2単位
日本文学入門2
(作品を勉強する前に知ってほしい基本事項)
松尾 直昭
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
「文学」という言葉は,対象を指示するのか,対
象に取り組む学問を指示するのかは判然とない。こ
の授業では,
「対象」・「学」としての「文学」を峻
別し,対象と方法の認識を明確化することを目標と
する。
[授業の到達目標及びテーマ]
日本文学研究の基本的問題の理解を図りたい。先
ず「文学」とは何かを考えたうえで,
「対象」と「方
法」の体系のイメージを理解し,その後に,明治期
の「小説」の成立について検討したい。
[授業の概要]
方法としての「文学」と対象としての「文学」の
うち,前者に関する講義を中心に展開する。観念的
事項を扱うことが多くなる。
[授業の概要]
小説は西欧の文学の影響を受けて,明治期に誕生
する。この母胎が江戸期の「戯作」と一般に呼ばれ
る作品群であり,西欧の文学作品および,文学理論
が作家達を刺激したのである。本講義は,この時代
の特質,西欧の文学理論,理論を受容した先駆者た
ちの模索,こうした,問題を念頭にして,近代小説
の成立を理解したい。
[授業計画]
1.「文学」の二義性
2.方法意識の重要性
3.方法論の概要
4.文献学的文芸研究①
5.文献学的文芸研究②
6.民俗学的文芸研究①
7.民俗学的文芸研究②
8.文芸学的文芸研究①
9.文芸学的文芸研究②
10.歴史社会学的文芸研究①
11.歴史社会学的文芸研究②
12.研究操作へのアプローチ①
13.研究操作へのアプローチ②
14.研究操作へのアプローチ③
15.レポートと論文
[授業計画]
1.講義概説,年間の授業計画
2.日本の近代化の諸問題,福澤諭吉の近代観
3.中村正直の近代観
4.近世の文学 井原西鶴
5.近世の文学 三遊亭円朝
6.坪内逍遥と「小説神髄」
7.「当世書生気質」の新しさ
8.二葉亭四迷と「小説総論」
9.「浮雲」の新しさ
10.山田美妙と「胡蝶」
11.樋口一葉と「たけくらべ」
12.尾崎紅葉と「金色夜叉」
13.幸田露伴と「五重の塔」
14.高山樗牛と「高野聖」
15.森鷗外の登場 西欧体験と「舞姫」
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[テキスト]
テキストはこちらで準備します。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じてその都度,指示します。
[成績評価の方法]
課題レポート(2回各35%)及び授業態度(30%)
によって評価する。
[成績評価の方法]
講義内容の区切りのよいところでレポート提出ま
たは試験を実施する。この評価と,受講態度,それ
に加えて,最終試験から授業内容の理解度を判断し,
総合的に評価を決定する。
−100−
表現文化学科
ブラックボード使用
日本語表現入門1
前 期
(現代日本語の諸相)
三宅ちぐさ
2単位
日本語表現入門2
(現代日本語の諸相)
京 健治
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
地球上に3000種もあろうかという言語の中で,日
本語はどのような特徴を有する言語なのであろうか。
伝達手段としてよりよく使えるようになることを目
指し,それを学ぶ。なお,分野としては,日本語表
現入門1で学ぶ項目を除き,日本語学(日本語研究
の意義と方法)
・文法・待遇表現・位相語・言語研
究の方法などを扱うことにする。
[授業の概要]
分野としては,日本語表現入門2で学ぶものを除
き,主として音声・音韻,文字・表記,語彙の3分
野を扱うこととする。
[授業の概要]
日本語のしくみやその歴史的変遷に関する知見を
広めるとともに,日本語研究の方法の修得を目指す。
この授業では,日常何気なく使用している日本語の
しくみについて,テキストに沿いながら解説を施す。
また,必要に応じて,日本語の歴史的変遷に関する
基本的な事項にも言及することにしたい。
[授業計画]
1.はじめに
2.総論
3.音声・音韻⑴日本語の特徴・音声と音韻
4.音声・音韻⑵音節と音節構造
5.音声・音韻⑶アクセントなど
6.文字・表記⑴日本語の特徴・字形と字体
7.文字・表記⑵文字の分類と体系性
8.文字・表記⑶文字の機能
9.文字・表記⑷表記
10.語彙 ⑴日本語の特徴・語と語彙
11.語彙 ⑵語構成
12.語彙 ⑶語種
13.語彙 ⑷語彙と語彙量
14.語彙 ⑸語の意味
15.まとめ
[授業計画]
1.日本語と日本語学−日本語を見つめなおす−
2.文とその構造
3.動詞の諸相
4.テンスとアスペクト
5.アスペクト補遺
6.受動文
7.使役文
8.自動詞文・他動詞文
9.モダリティ①
10.モダリティ②
11.待遇表現−〈尊敬語・謙譲語・丁寧語など〉−
12.待遇表現とその周辺
13.現代方言の諸相
14.方言差の形成
15.中央語史と地方語史
16.試験
[テキスト]
沖森卓也・木村義之・陳力衛・山本真吾『図解日
本語』三省堂,ISBN978-4-385-36242-7
注:日本語表現入門2(後期)と共通
[テキスト]
沖森卓也・木村義之・沈力衛・山本真吾著『図解
日本語』三省堂,ISBN978-4-385-36242-7
※日本語表現入門1(前期)と共通
[参考図書・参考資料等]
国語学会(現日本語学会)編『国語学辞典』(東
京堂出版)
国語学会(現日本語学会)編『国語学大辞典』
(東
京堂出版)
佐藤喜代治編『国語学研究辞典』(明治図書)
その他については,分野別に随時紹介する。
[参考図書・参考資料等]
国語学会編(現日本語学会)『国語学大事典』(東
京堂出版)
その他については必要に応じ,適宜指示する。
[成績評価の方法]
小テスト及び定期試験等による。
[成績評価の方法]
平常点(小レポート)
・期末試験等により総合的
に評価する。
−101−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
地球上に3000種もあろうかという言語の中で,日
本語はどのような特徴を持ったことばなのだろうか。
伝達手段としてよりよく使えるようになることを目
指し,それを学ぶ。
ブラックボード使用
表現創造入門1
前 期
岡本 悦子
2単位
表現創造入門2
(身の回りの世界をどう見つめるか)
山本 光久
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人間の身体の雄弁さについてあるいは寡黙さにつ
いて,知る。
表現は意図的な表出として責任を伴うことについ
て考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
表現とは,「今ある自分」をそのまま「垂れ流せ
ばいい」ものではない。既存の表現に疑いを持つと
ころから新しい表現は生まれる。その意味で,鷲田
清一『われわれはなぜ服を着るのか』をテキストに,
在来的な考え,また自分の身の回りの認識の仕方に
疑いをもってもらうことを大切にしたい。肝腎なの
は,自分の目で見,自分の耳で聞くことから,何が
明らかになるかということ。
[授業の概要]
生活を取り巻く様々な現象から,非言語的表現・
非言語的コミュニケーションという観点から幅広く
題材を取り上げて比較考察していく。
[授業の概要]
鷲田氏のテキストを輪番で読み,発表してもらい
ます。そこで大切なのは,「正しい読解」(それがあ
るに越したことはありませんが)ではなく,テキス
トから「何を触発されたか」です。この「触発」を
契機に,できればいろんなトークが可能であってほ
しいと思います。
[授業計画]
1.人生における選択もあなたの表現?!
2.多様に広がるコミュニケーションの方法…特徴
を認識し,使い分けるという表現
3.表出する身体(思い通りにならない身体と行為)
コミュニケーションの障害
4.表出する身体(思い通りにならない身体と行為)
人種や性を超える
5.表出する身体(思い通りにならない身体と行為)
制度と身体
6.デフォルメのいろいろ(ファッション…ヘアメ
イク,かつら,衣装,ハイヒール)
7.デフォルメのいろいろ(身体の変形…纏足,ピ
アス,コルセット,入れ墨など)
8.デフォルメのいろいろ(身体の変形…纏足,ピ
アス,コルセット,入れ墨など)
9.デフォルメのいろいろ(ダイエットの歴史)
10.人間の不思議な風習についてリサーチ
11.人間の不思議な風習についてリサーチ
12.人間の不思議な風習についてリサーチ
13.人間の不思議な風習についてリサーチ
14.人間の不思議な風習についてリサーチ
15.マナーはなぜ生まれるのか。
[授業計画]
1.テキストを読むにあたって
2.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート①(この間に関連テキストを提供する,
以下同)
3.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート②
4.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート③
5.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート④
6.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑤
7.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑥
8.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑦
9.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑧
10.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑨
11.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑩
12.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑪
13.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑫
14.『われわれはなぜ服を着るのか』読解とそのレ
ポート⑬
15.まとめ
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[テキスト]
鷲田清一『われわれはなぜ服を着るのか』
(NHK
ブックス,414084096X)
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
−102−
表現文化学科
表現創造基礎1
(近現代文学講読1)
神崎 照子
後 期
2単位
表現創造基礎2
(体温が伝わる言葉の使い方と表現の方法を心がけて)
森田 恵子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
デジタルツールの普及した現代,直接会うなどの
方法によるコミュニケーション能力の低下が危惧さ
れている。本講では,他者との関わりを通してコミュ
ニケーションの基礎を体得することをテーマとする。
日頃使っている言葉や自分の表現,また相手の表現
を理解することをあらためて振り返ってみることが,
自分の伝達能力を高め円滑な人間関係を築くことに
つながっていくと思われる。
[授業の概要]
物語が生まれるまでの10のステップ
[授業の概要]
「聴く」「伝える」「自分を知る」「相手を知る」な
どをベースに実践と体験学習を展開する。気づいた
ことを全員でシェア(共有)しながらより学びを深
め,日常生活で活かせるコミュニケーションを学ん
でいく
[授業計画]
1.想像力について
2.観察
3.ノンフィクションからフィクションへ
4.キャラクターの設定
5.世界の設定
6.資料の面白さ
7.物語の構造
8.プロット
9.ストーリー
10.最初の1行
11.視線を動かす
12.最後の1行
13.タイトル
14.オノマトペ
15.物語の提出
[授業計画]
1.講義内容説明∼簡単な自己紹介から始めよう
2.自己紹介∼話す材料・組み立て・自分をアピー
ルする方法
3.コーチング入門1∼「聴く」「承認する」
4.コーチング入門2∼「質問の種類」「フィード
バック」
5.コーチング入門3∼自分を知る・相手を知る
6.他己紹介のポイント∼他人をアピールする方法
7.敬語の実践
8.電話のかけかた・受け方・話し方
9.フリートーク∼短いセンテンスでわかりやすく
10.フリートーク∼自分らしさを活かして
11.ブックリストの交換∼好きな本を伝えてみよう
12.ブックリストの交換∼本のリストについて意見
交換してみよう
13.コミュニケーションワーク
14.メディアから感じること
15.まとめ
[テキスト]
神崎 照子『幻の向こう側』ゆきのまち通信,
ISBN978-4906691098
[テキスト]
伊藤守『コミュニケーション100の法則』
ディスカヴァー・トゥエンティワン 1020円
ISBN-10:4924751324
[参考図書・参考資料等]
講義の中で適宜紹介
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
提出作品を評価
[成績評価の方法]
授業中の発言,マナーなど。実践で上手に話せな
いことは評価の対象にならない。話そうとする前向
きな意思や気持ちなどを重視する。口頭発表による
学期末試験の内容については別途指示。
−103−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
物語を書く。(400字詰原稿用紙5枚)人間は誰で
も自分の物語を持っている。
表現創造基礎3(言語表現1)
前 期
表現創造基礎4(身体表現1)
後 期
大森 智子
2単位
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
1 記紀歌謡以来,日本の文学に深く関わってきた
短歌形式を,近代・現代の歌人達がいかに継承
し,展開させたかを探る。
2 また彼らは何をどのように表現し,如何なる影
響を与えてきたか。
3 各自が作歌することにより,日々の感情の動き
を韻律にのせて表現する。
[授業の到達目標及びテーマ]
身体で表現するには,自分に対して,内側からと
外側からの両面から向かい合うことが重要である。
すなわち,自分の内側から湧いて起こる感情や思い
を素直にカラダの感覚として味わい,心身で再現で
きること。と同時に,身体運動としての客観的な特
徴(時間性・空間性・力性など)を外側からの視線
で瞬時に把握することが必要である。体験を通して
その力を養いたい。
[授業の概要]
毎回一人の歌人の足跡と歌を紹介。また各自の
作った歌を一覧にし,評と添削をする。歌会を試み
る。古典の名歌を声にだして読み,筆記するなど。
[授業の概要]
この授業では,表現の基礎的な美的原則について,
体験を通して学ぶ(静と動,緩急,調和,シンメト
リーとコントラストなど)。
[授業計画]
1.概 論 現代に至るまでの短歌の流れ
実作の方法,短歌の書き方の指導
2.与謝野晶子 実作及び歌評・添削
岡山の歌人とその歌の紹介
3.石川啄木 実作及び歌評・添削
小倉百人一首の紹介
4.斎藤茂吉 実作及び歌評・添削 古歌朗読
5.若山牧水 実作及び歌評・添削 古歌筆記
6.北原白秋 実作及び歌評・添削
学生百人一首の紹介
7.中条ふみ子 実作及び歌評・添削 即詠
8.塚本邦雄 実作及び歌評・添削
9.岡井 隆 実作及び歌評・添削 歌会を試み
る
10.馬場あき子 実作及び歌評・添削
現代百人一首の紹介
11.佐佐木幸綱 実作及び歌評・添削 名歌朗読
12.岸上大作 実作及び歌評・添削 名歌筆記
13.河野裕子 実作及び歌評・添削 歌会を試み
る
14.小池 光 実作及び歌評・添削 即詠
15.俵 万智 実作及び歌評・添削
[授業計画]
1.ガイダンス
2.自分のカラダをおもしろがろう
3.動きながら,自分のカラダを知ろう
4.動きながら,自分の動きを知ろう
5.動きながら,自分の心を知ろう(他者とのかか
わりの中で自分を相対的に眺める)
6.音響への反応(曲と動きのイメージから)
7.音響への反応(曲と動きのイメージから)
8.場や他者の形,小道具を手掛かりに動きを探す
9.声や物音に反応する
10.声や物音を出しながら動いてみる
11.動きからコトバへ,コトバから動きへ
12.動きからコトバへ,コトバから動きへ…鑑賞の
ポイント,鑑賞の言葉
13.小グループで課題①から創作・発表
14.小グループで課題②から創作・発表
15.評価と反省
なお,受講生に応じて,授業の進行や内容を適宜
調整配慮する。
[テキスト]
小高 賢『現代短歌の鑑賞101』新書館,
ISBN978-4-403-25038-5
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[参考図書・参考資料等]
授業の内容に即した本を随時紹介。
[注意事項等]
服装:動ける軽装。原則として素足で行う。
定員:約30名
[成績評価の方法]
短歌提出回数と,その数。歌への取り組み方の熱
意。
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
−104−
表現文化学科
ブラックボード使用
近現代文学講読3
(近現代文学における古典受容の諸相)
加藤美奈子
ブラックボード使用
後 期
実地調査2(1B)
集 中
2単位
川崎 剛志
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
大学で様々な表現文化のあり方を研究するにあ
たって,過去の文化表徴を実地に見聞することで,
自分自身でその指標を見つけるきっかけを得る。
[授業の概要]
前年度は,
『竹取物語』・『源氏物語』と現代,太
宰治「カチカチ山」,中島敦「名人伝」,芥川龍之介
「好色」(『今昔物語』)等を例に近現代文学における
古典摂取について紹介しました。今年度は,樋口一
葉「たけくらべ」等の文語文と古典文学の関連につ
いても視野に入れたいと考えています。また,レポー
トの一つとして,古典を典拠とした作品を受講生自
ら「創作」
,相互評価することを通じて原典と作品
への理解を深める課題を実施しましたが,今年度も
予定しています。
[授業の概要]
本年度は,世界遺産の熊野三山を探訪する。実施
時期は9月中旬を予定。
[授業計画]
1.「古典」受容の諸相:『竹取物語』等を例に1
2.「古典」受容の諸相:『竹取物語』等を例に2
3.「古典」受容の諸相:『源氏物語』を例に1
4.「古典」受容の諸相:『源氏物語』を例に2
5.近現代文学と古典:太宰治1
6.近現代文学と古典:太宰治2
7.近現代文学と古典:太宰治3
8.近現代文学と古典:芥川龍之介1
9.近現代文学と古典:芥川龍之介2
10.近現代文学と古典:芥川龍之介3
11.近現代文学と古典:樋口一葉1
12.近現代文学と古典:樋口一葉2
13.近現代文学と古典:樋口一葉3
14.近現代文学と古典:樋口一葉4〔試験〕
15.レポート講評・相互評価・講義のまとめ
[授業計画]
2泊3日の見学行程で,本宮,新宮,那智をめぐ
る。参詣路を歩く,熊野川を舟で下る,といった行
程を含み,熊野参詣を体感する。また現地の専門家
に案内と解説をお願する予定である。
[テキスト]
使用しません(必要に応じて資料を配布します)。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
芥川龍之介「羅生門」
,中島敦「山月記」を,教
科書等で出来れば再読しておくこと。高等学校の「国
語便覧」類があれば文学史等の確認に活用すること。
[参考図書・参考資料等]
プリントを配布する。
[成績評価の方法]
平生点〔毎時実施する提出用紙への記述〕45%
レポート〔創作・ブックレポート等 2回〕
:30%
※「ぶらぼ」からのデータ提出もします。
試験〔知識問題+論述問題〕:25%
※担当者への連絡・問い合わせは,メールまたは
直接研究室(B117)まで。[email protected]
[成績評価の方法]
見学後の課題レポートで評価する。
−105−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
近現代文学が,どのように古典文学を摂取してい
るか,原典との比較を通して鑑賞します。近現代文
学の作家がどのように古典を受容したか,また,古
典文学が近現代においてどのように受容されてきた
か,作品の鑑賞を通じて幅広い時代の文学の諸相に
関心を広げることを目標としています。
古典文学史
(新文学の創造とは)
井上 啓治
前 期
2単位
近現代文学史
(近現代日本の歩みと文学)
小林 敦子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本文学史は,転換期にあっては常にといってよ
いほど外国文学の影響のもとに,新ジャンル・新文
芸を立ち上げてきた。その時重要なことの一つは,
外国文学の思想を採ってストーリイは変えるのか,
それともストーリイは採っても思想は採らず変える
のかという点で,この探究を目標とする。具体的に
は,平安期に輸入された美しい異類婚姻譚から再創
造する際の,方法と思想を知るをテーマにしたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
明治から戦後までの日本の歴史的・社会的状況を
学びつつ,主流を担った文学の歩みを理解する。そ
の上で,過去の文学を現代と異質なものととらえる
のではなく,問題に連続性があること,現代の私た
ちが学べるヒントが豊富にあることを知る。
[授業の概要]
中国文人の創った唐代伝奇(短編小説)
『任氏伝(じ
んしでん)
』は,平安以来の歌人に影響を与えてき
たが,物語としての影響作は,江戸中期の国学者文
人作家による短編浪漫小説『繁野話(しげしげやわ)』
の中の「紀の関守」が初作である。今年度は,昨年
度の翻案方法と思想(国学者らしく本朝の美しい説
話『今昔物語』の中の〈白鳥説話〉を付け会わした
際に,如何に新たな創造を行ったのか)の探究に加
えて,文化人類学的方法からも探ってみたい。
[授業の概要]
近現代の代表的な文学者・文学作品を,政治的・
思想的流れと照応させながら通史的に解説する。
歴史的背景をイメージするための歴史資料も多数
扱う。
[授業計画]
1.授業の進行形態と教材のガイダンス
2.図書館探検隊,東アジアの「異類婚姻譚,この
一話」の発見と調査
3.「任氏伝」読解1
4.読解2
5.読解3
6.「紀関守」読解1
7.読解2
8.『今昔』読解
9.序文の主意,〈弓・白鳥説話〉と異類婚姻譚
10.〈白狐説話〉と夢
11.男女の信実の愛、 異類の論理と義
12.ヒロインは何処に行き、男たちは何を得たのか、
結論
13.〈弓・白鳥説話〉の文化人類学的読解
14.〈白狐説話〉の文化人類学的読解
15.結論
[授業計画]
1.「文学史」の意味
2.言文一致・写実主義・ロマン主義
3.明治の詩歌
4.自然主義と私小説
5.自然主義批判と漱石の系譜
6.白樺派
7.大正の詩歌
8.プロレタリア文学
9.モダニズム文学
10.批評の登場
11.アジア太平洋戦争と文学者
12.敗戦と近代主義/マルクス主義
13.「日本」と「世界」
14.現代への転換・文学の場の変容
15.まとめ
[テキスト]
コピーを配る。
[テキスト]
大久保典夫,高橋春夫,保昌正夫,薬師寺章明『現
代日本文学史』笠間書院,ISBN 4305001381
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
平生の受講態度40パーセント,レポート60パーセ
ント。
[成績評価の方法]
授業態度及び学期末試験の得点により判断する。
−106−
表現文化学科
ブラックボード使用
日本語史
(日本語の歴史について)
岡﨑 友子
後 期
2単位
言語表現史
(エミール・ゾラの現代性)
山本 光久
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス19世紀末の作家ゾラのライフワーク「ル
ーゴン・マッカール叢書」全20巻は,副題として「第
二帝政下における一家族の自然的・社会的歴史」と
銘打たれた壮大な試みだが,現在すべて日本語に移
されている。受容初期の偏見と誤解に満ちたあり方
からすると隔世の感があるが,これにはフランスを
始めとする研究の進展が大きい。印象主義の画家た
ちの積極的な擁護者でもあったゾラは,狭い意味で
の作家に止まらない存在で,その背景には認識・文
明の変容がある。それをどう受け止めていくか。
[授業の概要]
上代から現代まで,実際に資料を見ながら,各時
代の音韻・表記・文法・語彙について講義していく。
[授業の概要]
ゾラの作品は最も多く映画化されるものでもある
が,そこには既に現代的アイテムが出揃っているか
らである。都市,デパート(消費社会),ストライキ,
機関車(新しい交通手段),アルコール中毒,食物
市場,株式市場,スキャンダル(女優)等々。ここ
では発表当時激しい毀誉褒貶を巻き起こした『居酒
屋』をテキストとする。「自然主義」などというレッ
テルに支配されるのではなく,作品そのものを読ん
でいく。
[授業計画]
1.日本語の歴史の概略:各時代の資料
2.上代(古事記,日本書紀,万葉集より)
3.上代(上代特殊仮名遣い,宣命書等)
4.中古(土左日記,伊勢物語,源氏物語等より)
5.中古(表記・音韻を中心に:仮名の発生)
6.中古(文法を中心に:動詞活用,係結び等)
7.中世(平家物語,キリシタン資料,抄物等より)
8.中世(音韻・表記・文法:係結びの崩壊等)
9.中世(平家物語と天草版平家物語の比較より)
10.近世(浮世草子,浄瑠璃,滑稽本等より)
11.近世(音韻・表記・文法:二段動詞の一段化等)
12.近世(国学の発達等)
13.近代(明治期:標準語制定等)
14.近代(明治∼大正期:書生言葉等)
15.現代へ
[テキスト]
『資料 日本語史』沖森卓也編,おうふうISBN:
4273024241
[参考図書・参考資料等]
築島裕『国語の歴史』東京大学出版会
山口明穂・鈴木英夫・坂梨隆三・月本雅幸『日本
語の歴史』東京大学出版会
小田勝『古代日本語文法』おうふう
[成績評価の方法]
授業に対する態度・熱意(30%),試験(70%)
により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
[授業計画]
1.はじめに
2.再評価の視点
3.『居酒屋』を読む
4.『居酒屋』を読む
5.『居酒屋』を読む
6.『居酒屋』を読む
7.ゾラと同時代の作家・芸術家①
8.ゾラと同時代の作家・芸術家②
9.『居酒屋』を読む
10.『居酒屋』を読む
11.『居酒屋』を読む
12.語り方(自由間接話法)
13.『居酒屋』を読む
14.『居酒屋』を読む
15.まとめ
[テキスト]
ゾラ/古賀照一訳『居酒屋』
(新潮文庫,ISBN4102116036)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,適宜課すレポート,および期末レポー
トの内容から総合的に判断する。
−107−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
上代(奈良時代)から,現代までの日本語の歴史
的な変化の構造を捉えることを目標とする。
なぜ,高校で習った時には,古文(平安時代『源
氏物語』等)が分かりにくかったのか,そして,い
つ,どのようにして,現代語にみられるような日本
語に近づいていったのかを学んでいく。また,各時
代の様々な資料に触れることによって,古典語に親
しんでもらう。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
身体表現史
後 期
岡本 悦子
2単位
古典文学研究1
(源氏物語の表現世界)
岡部 由文
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
表現には何らかの必然と偶然が絡み合って潜んで
いる。人の営みも,人が意識的にあるいは無意識的
に起こしたアクションの連鎖ともいえる。一つの事
象から様々な背景の要素を読み取り,根拠のある想
像力を養い,多面的に知ろうとする態度を養うこと
を目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
平安文学の到達と同時に世界文学としての評価の
高い『源氏物語』の表現世界に講読という方法によっ
て踏み込み,その豊かさと文化史的価値を理解する。
[授業の概要]
身体の行為をスポーツ・芸能・芸術・イベントな
ど幅広くとらえながら,消えていく行為,継承され
ていく行為,変遷する行為について,丁寧に見つめ
る。
[授業の概要]
本年度は,光源氏の栄華世界が一転して崩壊へと
向かう契機を迎える第二部の始発巻「若菜上」を対
象として読みすすめる。
[授業計画]
1.残せるものと残せないもの
…残せるものの限界。消えていく行為と肉体
2.現在の自身を培ってきたものはなにか。
変化のきっかけに何があったか。
3.見世物小屋で人は何見たがったのか。サーカス
の歴史
4.ローマの人々はコロッセウムで行われた様々な
娯楽に何を求めたのか。
5.スポーツの歴史(人種)
6.スポーツの歴史(性)
7.スポーツの歴史(国際化…柔道と相撲)
8.日本の風習・伝統芸能を手がかりに
9.日本の風習・伝統芸能を手がかりに
10.世界の風習・伝統芸能を手がかりに
11.世界の風習・伝統芸能を手がかりに
12.表現行為としての芸術
13.表現行為としての芸術
14.表現行為としての芸術
15.「残す」意味「残さない」意味
[授業計画]
1.源氏物語総論①∼構成と概要
2.源氏物語総論②∼第一部から第二部への展開
3.源氏物語総論③∼読む方法
4.「若菜上」巻講読実践①
5.「若菜上」巻講読実践②
6.「若菜上」巻講読実践③
7.「若菜上」巻講読実践④
8.「若菜上」巻講読実践⑤
9.「若菜上」巻講読実践⑥
10.「若菜上」巻講読実践⑦
11.「若菜上」巻講読実践⑧
12.「若菜上」巻講読実践⑨
13.「若菜上」巻講読実践⑩
14.「若菜上」巻講読実践⑪
15.「若菜上」巻の表現と問題
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[テキスト]
授業で使用するテキストは「ぶらぼ」によって配
信するので,指定はしないが,源氏物語全文を備え
る単行本を用意することが望ましい。
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
課題レポート(70%)及び授業態度(30%)によっ
て評価する。
−108−
表現文化学科
ブラックボード使用
古典文学研究2
(絵巻物をよむ)
川崎 剛志
ブラックボード使用
前 期
2単位
古典文学研究3
(八犬伝にみる江戸文化)
井上 啓治
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近世(江戸)後期文学の代表である八犬伝は,馬
琴が理念で造り上げた理想主義の稗史である。幕末
尊皇攘夷運動につながる理念と浪漫主義,歴史観,
知性等によって近代を用意した。テキストを読解し,
これらを探究することで,現代につながる江戸期日
本人の倫理と美意識を知ることを目標としたい。そ
して,少年犬士の成長と完成に至る過程と,馬琴の
少年犬士に託した願いや理想を確認することなどを
テーマとしたい。
[授業の概要]
鎌倉時代後期に制作された『春日権現験記絵』の
主要な段を取り上げて,絵と詞をていねいに読み解
いていく。
[授業の概要]
八犬伝第一部前半の「〈里見の仁〉と『封神演義』」
・
後半の「
〈伏姫浪漫〉による世界観と世界構造」の
設定についてまず明らかにする。次いで,昨年度の
第二部美少年犬士毛野に続いて,今年度は天才幼童
犬士親兵衛を採り上げ,高慢な像から追放されて苦
悩する像へ,やがて真の挫折を経て儒学原理的な完
成像へと成長を続ける姿を追い,世界観との関係を
考察したい。
[授業計画]
1.絵巻物概説
2.神と仏の関係
3.南都の歴史①
4.南都の歴史②
5.『春日権現験記絵』概説
6.『春日権現験記絵』を読む①
7.『春日権現験記絵』を読む②
8.『春日権現験記絵』を読む③
9.『春日権現験記絵』を読む④
10.『春日権現験記絵』を読む⑤
11.『春日権現験記絵』を読む⑥
12.『春日権現験記絵』を読む⑦
13.『春日権現験記絵』を読む⑧
14.『春日権現験記絵』を読む⑨
15.まとめ
[授業計画]
1.授業の教材・進行形態に関するガイダンスと,
採り上げる論の概説
2.図書館探検隊,入門編参考図書を調査
3.八犬伝第一部前半〈建国サーガ〉読解1,里見の
仁と知
4.読解2,簒奪革命と天命と封神演義
5.読解3,大軍師と封神演義
6.第一部後半〈伏姫伝奇〉読解1,伏姫像二様
7.読解2,伏姫と異類婚姻譚
8.読解3,日中の犬婿入り譚
9.読解4,八犬伝の犬婿入り譚と世界観・世界構造
10.八犬伝第二部列伝部,〈親兵衛第一物語〉読解1,
英雄譚1,〈成功譚〉
11.読解2,英雄譚2,〈失敗追放譚〉
12.〈親兵衛第二物語〉読解,英雄譚3,
〈人を知り
世を知る〉
13.〈親兵衛第三物語〉読解1,英雄譚4,
〈真の挫折〉
14.読解2,〈真の成長,馬琴の願い〉
15.馬琴の理想と結論
[テキスト]
授業時にプリント配布。
[テキスト]
白井喬二訳
『現代語訳南総里見八犬伝 上』(河出文庫)
ISBN:978-43099407098
高田衛著『完本 八犬伝の世界』
(ちくま学芸文庫)
を貸し出す。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示。
[参考図書・参考資料等]
諏訪春雄・高田衛編著『復興する八犬伝』(勉誠
出版)。授業中,ヴィジュアル的な特集本等,簡便
なものを紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),小テスト・小レポート(40%),
レポート(30%)
[成績評価の方法]
平生の受講態度40パーセント,レポート60パーセ
ント。
−109−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
絵巻物が社会の中でどのような意味を持ち,また
受け入れられたのかを理解することを目標とする。
ブラックボード使用
近現代文学研究1
(文学研究とはどういうものか。この理解をさらに深める)
松尾 直昭
ブラックボード使用
前 期
2単位
近現代文学研究2
(近現代短歌の諸相)
加藤美奈子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
高校の国語学習と文学研究の相違の理解をもとに
して,文学研究に必要な事項を把握したい。作品の
理解と,作家の問題と時代の特質とはどのように重
なり,または重ならないのか。こうした問題を解決
しながら,自分が把握した作品の特質を他人の関心
に訴えるためには,どのような配慮や技法が必要か,
を修得したい。
[授業の到達目標及びテーマ]
詩歌,特に「短歌」を読解・鑑賞する基礎的な力
の涵養を図ります。近代短歌の文学史的な概略,歌
人とその作風について,個々の作品の鑑賞を通して
親しみ,自身の解釈を示せるようになることを目標
としています。加えて,現代短歌への関心を広げ,
自身の表現活動に資するものとして頂けることを期
待します。
[授業の概要]
専門的研究の前提として,「方法」と「対象」の
問題を説明する。学問方法の前提として自然科学的
方法が要求されるが,この妥当性を検討した後に,
適切な方法を提示したい。この理解をもとに,遠藤
周作の「沈黙」の主要問題の理解をこころみたい。
[授業の概要]
近・現代の詩人・歌人の代表的な詩歌を紹介しま
す。特に,近代短歌の潮流とその中心となった歌人
を紹介し,作品を鑑賞します。あわせて,現代歌人
の動向,新聞歌壇・公募短歌・学生短歌など,現代
の短歌創作の諸相についても紹介します。レポート
では関心を持った近代歌人の生涯と作品について調
査し,まとめることを課題として予定しています。
[授業計画]
1.講義概要の説明,授業の構成についての説明 文学研究の必須条件とは?
2.文学研究とは?① 学的名称「文学」の妥当性
の検討
3.文学研究とは?② 文芸性の特質について
4.文学研究とは?③ 異化作用についての説明
5.文学研究とは?④ 自然科学的方法の特質と限
界
6.文学研究とは?⑤ 「現象学的方法」の妥当性
について
7.文学研究とは?⑥ 「何を」「どう」研究するの
か 「現象学的方法」の現代文学読解への応用
8.森鷗外歴史小説概説
9.「興津弥五右衛門の遺書」の通読
10.作家の精神史 家庭環境 上京と進学
11.留学と「舞姫」
12.迷いと「青年」「妄想」
13.乃木将軍の自害と衝撃
14.歴史小説の開始
15.歴史小説のバリエーション
[テキスト]
森鷗外「阿部一族・舞姫」
「山椒大夫・高瀬舟」
新潮文庫 ISBN 4-10-102005-1,4-10-102004-3
[授業計画]
1.詩歌の基礎知識 鑑賞・創作入門1
2.詩歌の基礎知識 鑑賞・創作入門2
3.詩歌の基礎知識 鑑賞・創作入門3
4.近現代詩歌の文学史1
5.近現代詩歌の文学史2
6.近現代詩歌の文学史3
7.現代短歌の諸相1
8.現代短歌の諸相2
9.近代の歌人と短歌作品1
10.近代の歌人と短歌作品2
11.近代の歌人と短歌作品3
12.近代の歌人と短歌作品4
13.現代の歌人と短歌作品1
14.現代の歌人と短歌作品2〔試験〕
15.現代の歌人と短歌作品3〔レポート講評・解説〕
[テキスト]
使用しません(必要に応じて資料を配布します)。
[参考図書・参考資料等]
小高賢編 近代短歌の鑑賞77(新書館)
[参考図書・参考資料等]
必要に応じてそのつど指示をする
[成績評価の方法]
講義内容の区切りのよいところでレポート提出ま
たは試験を実施する。この評価と,受講態度,それ
に加えて,最終試験から授業内容の理解度を判断し,
総合的に評価を決定する。
[成績評価の方法]
平生点〔小テスト,提出用紙への記述(毎時)〕
45% レポート:25%
※「ぶらぼ」からのデータ提出も予定しています。
試験〔知識問題+論述問題〕:30%
※担当者への連絡・問い合わせは,メールまたは
直接研究室(B117)まで。[email protected]
−110−
表現文化学科
ブラックボード使用
日本語研究1
(意味分野からみた語彙とその変化)
三宅ちぐさ
ブラックボード使用
後 期
2単位
日本語研究2
(古代・現代日本語の諸問題)
岡﨑 友子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近年,盛んに研究されているテーマを中心に日本
語学・言語学(・国語学)の論文を読み,さらに議
論することにより,日本語の本質的な構造を理解す
ることを目標とする。
[授業の概要]
色彩・植物・食物など,種々の意味分野の語彙を,
順次,語種・語構成・ネーミングの方法などといっ
た観点から分析し,変化の特徴を確認する。
[授業の概要]
現在,日本語学・言語学(・国語学)において活
発に研究されているテーマについて,音声・音韻・
語彙・文法・その他の順に,主な論文の内容を紹介
し,議論していく。その後,授業の中で,ディスカッ
ションする。
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容など
2.語彙史の時代区分
3.語彙の定義と特徴
4.単語の性質⑴意味など
5.単語の性質⑵構成など
6.単語の性質⑶働きなど
7.余り変化しない語⑴中古まで
8.余り変化しない語⑵現代との比較
9.余り変化しない語⑶まとめ
10.著しく変化した語⑴上代
11.著しく変化した語⑵中古
12.著しく変化した語⑶中世
13.著しく変化した語⑷近世
14.著しく変化した語⑸まとめ
15.まとめ
[授業計画]
1.概説:日本語学・言語学の現在
2.音声:音声学における幼児の言語発達
3.音韻:窪園晴夫『語形成と音韻構造』他
4.語彙:影山太郎『文法と語形成』他
5.語彙:窪園晴夫『新語はこうして作られる』他
6.文法:文の成分について(導入1)
7.文法:文の成分について(導入2)
8.文法:テンス・アスペクト論,金田一春彦他
9.文法:接続詞・指示詞について
10.方言:方言周圏論他
11.方言:東西対立(導入)
12.方言:柳田征司『日本語の歴史方言の東西対立』
13.その他:意味論・語用論について(概説)
14.その他:役割語について⑴
15.その他:役割語について⑵
[テキスト]
使用しない
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
随時,必要に応じて紹介する。
例 『講座日本語の語彙』(明治書院)
樺島忠夫 『日本語はどう変わるか 語彙と
文字』(岩波新書・岩波書店)
矢崎源九郎『日本語の外来語』
(岩波新書・
岩波書店)など
[参考図書・参考資料等]
授業中に指示する。
[成績評価の方法]
レポート・授業態度(発表・提出物など)による。
[成績評価の方法]
授業に対する態度・熱意(30%),小レポート(30
%),試験(40%)により総合的に評価する。試験
は授業で学んだテーマについて,記述を行ってもら
う。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−111−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
文化や社会の影響を受けやすい語彙の変化の様子
を,意味分野別にたどりながら,日本語の語彙的特
徴を学び取る。
表現創造研究1
(マイム)
いいむろなおき
集 中
2単位
表現創造研究2
(文学を書くということ)
小林 敦子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
マイムという表現手法を学ぶことを通して,身体
と心が持つ表現力を豊かにするとともに,マイムの
面白さ,奥深さを学ぶことをテーマとする。また,
フランスのエチエンヌ・ドゥクルーのシステム「ミー
ム・コーポレル・ドラマティック」や,マルセル・
マルソーのメソッドを中心に,身体表現としてのマ
イムを学び,その基礎的な仕組みを理解する。マイ
ムのテクニックだけではなく,舞台上での身体のコ
ントロールや演出について学ぶことで,幅広い表現
の方法を探る。
[授業の到達目標及びテーマ]
「書く」という表現活動において,文学はどのよ
うな位置を占めているのだろうか。私たちが「文学」
と呼ぶものは,どのような性格を持ち,またその他
の言語活動とは,何が同じで何が異なっているのだ
ろうか。私たちを取り巻く様々な言語表現の基本的
性格を学び,実作を通して理解を深めていくことを
目指す。
[授業の概要]
Ⅰ「表現者の身体づくり」/Ⅱ「身体表現の基礎」
/Ⅲ「作品づくり」
上記の三点を基本とし,前半では身体コントロール
の基礎訓練に重点を置き,自身の身体と向き合う。
また,身体表現の基礎としての,マイムの基礎テ
クニックや演出方法の解説・実践を行い,最終的に
生徒各自の小作品の創作・発表を行う。
[授業の概要]
文学作品や新聞,雑誌記事,webサイトなどを例
に「書く」ことの意味を検討し,短い課題に取り組
む。
[授業計画]
1.パントマイム① マイムとパントマイムの違い
について/身体づくりの基礎
2.パントマイム② 重心移動によるイリュージョ
ンと空間固定のテクニック
3.パントマイム③ 胴体と行動の関係/人の習慣
を逆手に取った目の錯覚について
4.mime corporel dramatique① 理論と基礎訓練
5.mime corporel dramatique② 立体と重心の関
係(動く彫刻)
6.mime corporel dramatique③ Dynamo Rythmes
(独自の動きのメソッド)
7.マイムの歴史① ギリシャ時代のマイム
8.マイムの歴史② 18世紀末のフランスのマイム
(コメディアデラルテの影響とジャン・ガスパー
ル・デュビュローの登場)
9.マイムの歴史③ 現代のマイム(チャップリン,
バスター・キートン,マルセル・マルソーまで)
10.マルセル・マルソー メソッド① convention
de caractère(キャラクターの決まりごと)
11.マルセル・マルソー メソッド② 手の動き・
足を使ったイリュージョンマイム
12.マルセル・マルソー メソッド③ les 4éléments
(四大元素をテーマにしたマルソーの作品)
13.作品づくり① ソロ作品
14.作品づくり② アンサンブル作品
15.作品発表
[授業計画]
1.なぜ表現するのか/何を表現するのか
2.なぜ表現するのか/何を表現するのか
3.言語表現のあり方:日常生活の言語活動
4.言語表現のあり方:事実を伝える
5.言語表現のあり方:創造する
6.言語表現のあり方:創造する
7.文学の様々なジャンル:近現代の文学とそれ以
前の文学
8.文学の様々なジャンル:詩
9.文学の様々なジャンル:翻訳
10.文学の様々なジャンル:随筆
11.文学の様々なジャンル:批評
12.文学の様々なジャンル:小説
13.文学の様々なジャンル:小説
14.表現の目指すもの:
「純文学」と「大衆文学」
の問題
15.これからの表現創造のために
[テキスト]
不使用
[テキスト]
そのつど提供する。
[参考図書・参考資料等]
不使用
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
・通常の授業参加態度と取り組み姿勢
・オリジナル作品創作の成果
[成績評価の方法]
授業態度,授業内の提出課題及び学期末レポート
の内容により判断する。
−112−
表現文化学科
表現創造研究3
(人とかかわる力∼からだの表現性を深める∼)
多田 慶子
集 中
2単位
言語表現2(表現創造基礎5)
(1920∼30年代の文体の挑戦)
小林 敦子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
言語表現にとって最も大きな要素の一つは文体で
ある。文体は母語,ジャンルや時代,社会条件など
によって大きく規定される。しかしそのような縛り
を受けてなお,個性を持つ文体を創造するのが優れ
た作家である。非常に多様な挑戦が見られる1920年
代から30年代にかけての日本の作家の文体を学び,
自分自身の〈自由〉な文体の可能性を探る。
[授業の概要]
ボディイランゲージを中心とした『人とのやりと
り』をからだを使ったさまざまなゲーム的な演習で
学びます。少人数グループでの活動をとおし,個人
およびグループでの小作品の創作・発表まで展開し
ます。
[授業の概要]
回ごとに一∼二人の作家に焦点をあて,その文体
の特質を解説する。また関連する他の作家の作品も
比較検討しつつ紹介する。
[授業計画]
1.相手を認める演習
2.自分の発しているシグナルを知る。
3.発信・受信→よいパスを出す&受ける。
4.声を磨く。
5.相手を観て聴いて感じる①
6.相手を観て聴いて感じる②
7.からだからの声,生きたことば
8.からだからの声,生きたことば
9.テキストを自分のことばにする(個人発表)
10.豊かな非言語能力を育てる・
11.豊かな非言語能力を育てる。
12.演劇的演習①
13.演劇的演習②
14.演劇的演習③(グループ発表)
15.発表への相互講評とまとめ
*講義内容は受講者の人数と資質にあわせ,多少の
変更があります(最大35名)。
*体操服またはそれに準ずる服装と運動靴(上履き)
着用のこと。Gパン,ストッキング不可。
[授業計画]
1.文体と個性:日本語・歴史・社会
2.島崎藤村:冷厳な眼差し
3.志賀直哉:自然であること
4.武者小路実篤:等身大の自分
5.萩原朔太郎:近代の憂愁
6.室生犀星:野生の言葉
7.折口信夫:古代の日本の声
8.横光利一:鋭利な新感覚
9.川端康成:美的な緊張
10.葉山嘉樹,小林多喜二:怒りと闘い
11.草野心平,宮沢賢治:蛙の言語・自然の言語
12.稲垣足穂,萩原恭次郎:未来感覚と破壊性
13.高見順,太宰治:饒舌とデカダンス
14.保田與重郎,小林秀雄:二つの自意識
15.まとめ
[テキスト]
講義時間内にプリントで配布します。
特に個人発表の候補テキストとして希望するテキ
スト(小説,詩,演説など)があれば用意ください。
[テキスト]
そのつど提供する。
[参考図書・参考資料等]
講義時間内に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
川端康成『新文章読本』(たちばな教養文庫)
[成績評価の方法]
授業へ取り組む態度(積極性,協力性,動きやア
イデアの提示など)
,個人発表,グループ発表での
表遠成果(創作・練習過程での貢献度を含む),授業
内の活動記録と考察の簡易なレポート,以上を総合
評価。
[成績評価の方法]
授業態度および学期末試験の得点により評価する。
−113−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
自分のからだとしぐさ・声をみつめ意識化し,非
言語でのコミュニケーション能力を高めます。さら
に他者とのやりとりから,自分らしい表現を生み出
します。
ブラックボード使用
古典文学講義1
(歌物語の表現と背景)
岡部 由文
ブラックボード使用
後 期
2単位
古典文学講義2
(聖地の図像表現)
川崎 剛志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歌物語と括られる伊勢物語・大和物語・平仲物語
であっても,三作品はそれぞれに個性的である。こ
の講義では,もっとも歴史的事実との関係性が濃厚
な大和物語を対象にして,歴史と文学表現の関連を
明かにすることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
聖地の図像を,図像学・文学研究の成果に基づい
て読み解く技能を身につけることを目標とする。
[授業の概要]
大和物語に登場している人物の全体的傾向を把握
した上で,藤原定方や藤原兼輔を核にしていると考
えられる交遊圏に照明をあてて,その人間関係の特
性と大和物語に定着している表現との関連を考察す
る。
[授業の概要]
日本を代表する聖地が,どのように描かれてきた
かをていねいに読み解いていく。
[授業計画]
1.大和物語の文学史的位置
2.大和物語の概要
3.大和物語の表現特性①
4.大和物語の表現特性②
5.大和物語の表現特性③
6.大和物語の表現特性④
7.大和物語の人間模様①
8.大和物語の人間模様②
9.大和物語の藤原定方関係表現①
10.大和物語の藤原定方関係表現②
11.藤原定方の交遊圏と歴史像①
12.藤原定方の交遊圏と歴史像②
13.藤原定方の交遊圏と歴史像③
14.藤原定方の交遊圏と歴史像④
15.大和物語の表現と人間観
[授業計画]
1.聖地とは?
2.聖地の図像①
3.聖地の図像②
4.春日概説
5.春日①
6.春日②
7.日吉概説
8.日吉①
9.日吉②
10.吉野・熊野概説
11.吉野①
12.吉野②
13.熊野①
14.熊野②
15.まとめ
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[テキスト]
授業時にプリント配布。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[成績評価の方法]
課題レポート(70%)及び授業態度(30%)によっ
て評価する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),小テスト・小レポート(40%),
レポート(30%)
−114−
表現文化学科
ブラックボード使用
古典文学講義3
(日欧風景画比較に見る日本人の精神)
井上 啓治
前 期
2単位
近現代文学講義2
(近代短歌−与謝野晶子をめぐって)
加藤美奈子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近代の歌人の生涯と作品,同時代の評論を読解す
ることを通じて,従来の作品解釈に検討を加えます。
一人の歌人(与謝野晶子を予定しています)を中心
として,生涯,同時代の詩人・歌人との影響関係,
時代背景と作品について,資料を読解します。先行
論文を検証する方法・姿勢を身に付けることを目標
としています。
[授業の概要]
昨年度の「美人画の確立・和様化,日中韓美人画
の比較」に続き,今年度は日本・ヨーロッパの風景
画の比較を行う。ルネッサンス以来の写実的技法で
描かれたヨーロッパの神話・聖書・歴史に関する物
語画や肖像画・風俗画には,背景として風景が描か
れることは多くなかった。その少ない風景の部分を
採り上げ,日本の風景画(山水画と浮世絵風景画)
と比較読解する。風景を早くから発見していた東ア
ジア人は山に精神性を見,思想を託した。山に魔を
見たヨーロッパ人の絵と比較してみたい。
[授業の概要]
与謝野晶子を中心として,近代短歌,特に明治期
の関連する諸作品を,読解・鑑賞します。与謝野晶
子『みだれ髪』の成立までの背景と,作品の解釈に
ついて,同時代から現代にいたる評論・論文を紹介
し,考察します。時間の許す限り,
『みだれ髪』以
降の晶子の作品と,「明星」の歌人についても,当
時の歌壇の動向とともに紹介することを予定してい
ます。
[授業計画]
1.授業の進行形態と教材のガイダンス
2.図書館探検隊,
「日欧風景画,この一対」の発
見と調査
3.ルネッサンス1
4.その2
5.1400代日本山水画1,確立期・雪舟・三阿弥・
狩野派初期
6.その2
7.1500代日本山水画,狩野派
8.ヴェネツィア派・マニエリスム
9.桃山・江戸初期山水画・風景画
10.バロック・ロココ
11.江戸前期・中期
12.新古典派・浪漫派・印象派・ポスト印象派
13.江戸後期と明治
14.アールヌーボーと大正・昭和
15.結論
[テキスト]
『雪舟』(新潮日本美術文庫)
[授業計画]
1.近代詩歌の成立と与謝野鉄幹・晶子1
2.近代詩歌の成立と与謝野鉄幹・晶子2
3.近代詩歌の成立と与謝野鉄幹・晶子3
4.近代詩歌の成立と与謝野鉄幹・晶子4
5.与謝野晶子『みだれ髪』をめぐって1
6.与謝野晶子『みだれ髪』をめぐって2
7.与謝野晶子『みだれ髪』をめぐって3
8.与謝野晶子『みだれ髪』以降の作品4
9.与謝野晶子『みだれ髪』以降の作品5
10.与謝野晶子『みだれ髪』以降の作品6
11.「明星」の歌人と作品1
12.「明星」の歌人と作品2
13.「明星」の歌人と作品3
14.「明星」の歌人と作品4〔試験〕
15.「明星」の歌人と作品5〔レポート講評・解説〕
[テキスト]
使用しません(必要に応じて資料を配布します)。
[参考図書・参考資料等]
逸見久美『新みだれ髪全釈』(八木書店)
逸見久美編『与謝野晶子『みだれ髪』作品論集成』
(大空社)
[参考図書・参考資料等]
『日本の美術335号 水墨画ー雪舟とその流派』
[成績評価の方法]
平生の受講態度40パーセント,レポート60パーセ
ント。
[成績評価の方法]
平生点〔小テスト,提出用紙への記述(毎時)〕
45%
レポート:25%
※「ぶらぼ」からのデータ提出も予定しています。
試験〔知識問題+論述問題〕:30%
※担当者への連絡・問い合わせは,メールまたは
直接研究室(B117)まで。[email protected]
−115−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
さまざまなジャンルをとりあげ,歴史的視点を
もって日本文化をみてゆきたい。目標は日本人の美
意識,歴史と民俗,人心など日本の文化と思想の一
端を(時に外国文化との比較により)確認すること,
これまで知らなかった日本文化を知ること触れるこ
とである。テーマは,江戸期を中心として中世・古
代と江戸,江戸と近代現代の連続性の確認である。
ブラックボード使用
近現代文学講義3
(現代の文学理論を勉強しよう)
松尾 直昭
前 期
2単位
日本語講義1
(日本語文法史の諸問題)
京 健治
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
いく種類かの近現代文学理論の理解をはかりたい。
理論とは,言わば,作品を説明するときの「ものの
見方」である。この「見方」の代表的なものを取り
上げ,その見方に立てば,現実の諸面がどのように
見えてくるのか,この問題を具体的作品に即して理
解したい。
[授業の到達目標及びテーマ]
日本語の歴史に関する知見を広めるとともに,日
本語研究の方法論の修得を目指す。
[授業の概要]
明治,大正,昭和,現代の日本の文学が影響を受
けてきた外国の文学理論と文学思潮の代表的なもの
を紹介し,説明を行なう。必ず具体的な作家と作品
に即して講義を進行させたい。ドイツにおける時代
の特質と浪漫主義の誕生,それに対しての自然主義
の対立。社会状況の変化を背景にして発生した世紀
末芸術,そして無意識の発見。これらの歴史的意義
を確認しつつ,邦国での受容を追及する。
[授業の概要]
日本語文法史のうち,特に動詞をめぐる諸問題を
取り上げながら,日本語史の一端を垣間見ることに
する。
[授業計画]
1.浪漫主義文学理論① ヨーロッパの精神的情況
概観
2.浪漫主義文学理論② 神による調和 古典主義
3.浪漫主義文学理論③ バイロン「マンフレッド」
と北村透谷「蓬莱曲」の文学特質
4.浪漫主義文学理論④ ゲーテ「若きウエルテル
の悩み」とシラー「群盗」
5.浪漫主義文学理論⑤ 明治時代の時代状況 森
鷗外の登場「舞姫」「青年」のテーマ
6.自然主義文学理論① ゾラとクロード・ベルナ
ール 「実験小説論」の文学理論
7.自然主義文学理論② 日本の自然主義理論 長
谷川天渓と田山花袋
8.自然主義文学理論③ 島崎藤村,田山花袋,永
井荷風の文学特質
9.世紀末文学 ① 時代精神の理解 社会変
化と貴族の没落
10.世紀末文学 ② ミュッセ「世紀児の告白」
とユイスマンス「さかしま」
11.世紀末文学 ③ ボードレールとベルレー
ヌ 象徴主義
12.世紀末文学 ④ 永井荷風の耽美と芥川龍
之介の不安
13.意識の流れ ① W・ジェイムスと「意識
の流れ」の発見
14.意識の流れ ② J・ジョイス「ユリシー
ズ」の意義1
15.意識の流れ ③ 川端康成と横光利一の文
学特質
[授業計画]
1.ガイダンス(授業の目的と取り上げる言語事象)
2.動詞活用の変遷概観−〈古典語と現代語〉−
3.動詞活用の変遷とその要因
4.上一段活用「生きる」の成立
5.上一段活用「借りる」の成立
6.ハ行下二段活用動詞のヤ行下二段化
7.中央語史と地方語史
8.テンス・アスペクト
9.自動詞・他動詞
10.自他対応形式の展開
11.複合動詞
12.可能動詞の成立と展開
13.「−カス」型動詞の成立
14.「−カス」型動詞の展開
15.ある型動詞の成立
16.試験
[テキスト]
テキストはこちらで準備します
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
必要に応じてそのつど指示をする
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
講義内容の区切りのよいところでレポート提出ま
たは試験を実施する。この評価と,受講態度,それ
に加えて,最終試験から授業内容の理解度を判断し,
総合的に評価を決定する。
[成績評価の方法]
平常点(小テスト含む)及び学期末試験にて総合的
に評価する。
−116−
表現文化学科
日本語講義2
後 期
表現創造講義1
前 期
堤 良一
2単位
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
身体表現そのものは消えていく行為である。その
行為をどのように言語で表現するかについて学ぶ。
[授業の概要]
日本語の興味深い現象をいくつかとりあげ,日本
語の文法について考える。
[授業の概要]
行為を表記するコトバ,表現意図を説明するコト
バ,作品タイトルとしてのコトバ,キャッチコピー
としてのコトバ,鑑賞・批評文としてのコトバなど
を題材に学習し,それぞれの特徴を理解して,自分
の想定した作品にタイトルをつけて発表する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.日本語の音声と音韻①
3.日本語の音声と音韻②
4.日本語の指示詞①
5.日本語の指示詞②
6.日本語のフィラー①
7.日本語のフィラー②
8.コミュニケーションの文法①
9.コミュニケーションの文法②
10.日本語の受け身①
11.日本語の受け身②
12.留学生の日本語について①
13.留学生の日本語について②
14.総括①
15.総括②
[授業計画]
1.行為を表記するコトバ…観察と記録
2.新聞に学ぶ…文字の大きさや字数のバランス 言葉の選択,表記のレイアウト
3.イベントチラシに学ぶ…キャッチフレーズ,表
記の必要事項,レイアウト,色彩
4.書物タイトルに学ぶ…作品の概要,具体的展開
5.書物タイトルに学ぶ
6.書物タイトルに学ぶ,テーマ,タイトルの関係
7.上演芸術(舞踊・演劇)に学ぶ…作品の概要,
具体的展開,テーマ,タイトルの関係
8.上演芸術(舞踊・演劇)に学ぶ…作品の概要,
具体的展開,テーマ,タイトルの関係
9.上演芸術(舞踊・演劇)に学ぶ…作品の概要,
具体的展開,テーマ,タイトルの関係
10.上演芸術(舞踊・演劇)に学ぶ…作品の概要,
具体的展開,テーマ,タイトルの関係
11.自分の見つけたネーミング解説(建築物名やイ
ベント,芸術など)
12.自分の見つけたネーミング解説(建築物名やイ
ベント,芸術など)
13.創作・発表
14.創作・発表
15.創作・発表
[テキスト]
特に指定しない。
[テキスト]
特には使用しない。
必要に応じて,プリントを配布し,映像資料を提
示する。
[参考図書・参考資料等]
『新しい日本語学入門』
庵 功雄
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[成績評価の方法]
学期末試験(50%),授業態度(30%),レポート
などの提出物(20%)
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
−117−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
日本語学概説
表現創造講義2
(内田魯庵研究)
山本 光久
前 期
2単位
表現創造講義3
(「ゲーテとの対話」に学ぶ表現創造)
小林 敦子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
魯庵の『文学者となる法』は明治の一大奇書とさ
れていますが,本書が喚起するもので重要なのは,
反語・逆説・諧謔といった表現形態です。これは本
来文学では当たり前のあり方ですが,現代ではとも
すれば忘れられがち。こうした表現に接することで,
文学の本当の豊かさを学びたい。また,大知識人と
しての彼の背後にある健全な常識人としてのあり方
も学びたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
エッカーマン「ゲーテとの対話」は,ゲーテに導
かれて芸術の世界の秘密を知る人間の姿が生き生き
と語られた書物である。時代や国が異なっても,ゲー
テの思考方法は,今なお私たちの表現の創造に大き
なヒントを投げかけてくれている。本講義では,自
分自身の表現創造という観点から,この作品を丁寧
に読み,様々なテーマを検討していく。
[授業の概要]
近年,内田魯庵の再評価がとみに高まっています
が,この作家・批評家が匿名で書いた『文学者とな
る法』をテキストに,彼の多彩な営為を探ります。
彼の表現行為に関係する精神的系譜は別に日本に限
りません。通時的な文学史の枷をはずして,テキス
トそのものが誘うものも参照したい。
[授業の概要]
テキストを読み進めつつ,内容を解説する。随時
ゲーテの作品,他の作家についても紹介する。
[授業計画]
1.テキストを読むにあたって
2.『文学者となる法』を読む①
3.『文学者となる法』を読む②
4.『文学者となる法』を読む③
5.『文学者となる法』を読む④――魯庵の多様な
あり方①
6.『文学者となる法』を読む⑤――魯庵の多様な
あり方②
7.山口昌男『内田魯庵山脈』の意味
8.魯庵とエラスムスやラブレーとの比較
9.魯庵と斎藤緑雨
10.反語・逆説・諧謔について
11.コラム的精神とは何か
12.匿名性の意味合い
13.『文学者となる法』を読む⑥
14.『文学者となる法』を読む⑦
15.まとめ
[授業計画]
1.ゲーテ及びエッカーマンについて
2.ゲーテの生きた時代
3.「ゲーテとの対話」解説
4.「ゲーテとの対話」解説
5.「ゲーテとの対話」解説
6.「ゲーテとの対話」解説
7.「ゲーテとの対話」解説
8.〈世界文学〉について
9.「ゲーテとの対話」解説
10.「ゲーテとの対話」解説
11.「ゲーテとの対話」解説
12.「ゲーテとの対話」解説
13.「ゲーテとの対話」解説
14.「ゲーテとの対話」解説
15.まとめ
[テキスト]
内田魯庵/坪内祐三『明治の文学11 内田魯庵』
(筑
摩書房,ISBN 4-480-10151-9)
[テキスト]
エッカーマン(著)
,山下肇(翻訳)『ゲーテとの
対 話 』 上・ 中・ 下, 岩 波 書 店( 岩 波 文 庫 )ISBN
400324091X 4003240928 4003240936
[参考図書・参考資料等]
山口昌男『内田魯庵山脈――「失われた日本人」
発掘』(晶文社)
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
[成績評価の方法]
授業態度及び学期末レポートの内容により判断す
る。
−118−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅠa
(古代物語文学の世界)
岡部 由文
ブラックボード使用
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅠb
(『平家物語』を読む)
川崎 剛志
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
古典文学作品を読み解くための基礎力を養うこと
を目標とする。
[授業の概要]
「物語の出で来はじめの祖」とされる『竹取物語』
以下四編の物語文学作品を取り上げて,ダイジェス
ト的概説とハイライト的表現の吟味を交えて,そこ
に表現される世界観と人間観のありようを探る。
[授業の概要]
受講者の調査・報告に基づいて,『平家物語』巻
第十を丁寧に読み解いていく。
[授業計画]
1.古代物語文学の概略
2.『竹取物語』の世界と人間①
3.『竹取物語』の世界と人間②
4.『竹取物語』の世界と人間③
5.『落窪物語』の世界と人間①
6.『落窪物語』の世界と人間②
7.『落窪物語』の世界と人間③
8.『大和物語』の世界と人間①
9.『大和物語』の世界と人間②
10.『大和物語』の世界と人間③
11.『源氏物語』の世界と人間①
12.『源氏物語』の世界と人間②
13.『源氏物語』の世界と人間③
14.『源氏物語』の世界と人間④
15.物語の行く方
[授業計画]
1.歴史叙述とは何か
2.『平家物語』概説①
3.『平家物語』概説②
4.調査・報告の方法①
5.調査・報告の方法②
6.海道下①
7.海道下②
8.海道下③
9.千手前①
10.千手前②
11.千手前③
12.横笛①
13.横笛②
14.横笛③
15.まとめ
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[テキスト]
杉本圭三郎
講談社学術文庫 平家物語(十)
講談社
ISBN 978-4-06-158360-3
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[参考図書・参考資料等]
牧野和夫
新潮古典文学アルバム 平家物語
[成績評価の方法]
レポート(70%)と授業態度(30%)とによって
評価する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),報告(40%),レポート(30%)
−119−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
古代物語文学作品は,それぞれに個性的な世界構
築と人間の様相を描き出している。この授業は多様
な表現世界に対する知見を広げることを目標とする。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅠc
(好きな江戸文化を見つける)
井上 啓治
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近世(江戸期)を中心とした諸文化「文学・美術・
芸能演劇等」の作品に,まずは触れること知ること
を目標としたい。また,各自,自らテーマを選び,
探究した結果を形にして自己表現することを授業
テーマとしたい。結果は問わない。楽しむことがで
きるか,何かを発見することができるかなど,プロ
セスを重視したい。
[授業の概要]
各自,文学なら八犬伝の八犬士や里見に伏姫等か
ら人物を選び,美術なら屏風絵など肉筆の大画面絵
画か,北斎・広重など版画の風景画等から探す。演
劇なら歌舞伎か人形浄瑠璃か説経節(操り芝居)の
中から選ぶ。これ以外にどうしてもしたい作品があ
るなら相談にのる。教員の指導のもと,テキスト分
析と考察を行い,レジュメを作り,発表する。
[授業計画]
1.授業の進行形態や資料・文献目録探索等のガイ
ダンス
2.八犬伝の概説
3.作品・テーマの探索1
4.探索2
5.分析方法・レジュメ作りの指導1
6.指導2
7.口頭発表の指導
8.発表
9.発表
10.発表
11.発表
12.発表
13.発表
14.発表
15.発表
[テキスト]
白井喬二訳
『現代語訳南総里見八犬伝 上』(河出文庫)
ISBN:978-43099407098
表現文化ゼミナールⅠd
(研究論文作成のための資料読解)
松尾 直昭
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近現代文学研究にかかわる,対象と方法の問題を
把握し,それに対する各自の理解を研究論文として
表現することを学ぶ。
[授業の概要]
前期は夏目漱石の「夢十夜」をとりあげる。まず,
私が漱石文学の基本的問題を説明し,全員に発表を
割り当てる。そして,各自の論文発表と,それに対
する受講者全員による質疑応答によって,授業は進
行する。
[授業計画]
1.漱石文学研究の基本的図書・文献の紹介
2.夏目漱石文学の基本的問題① 漱石と生い立ち
の問題 生家の問題
3.夏目漱石文学の基本的問題② 漱石と生い立ち
の問題 養家の問題
4.夏目漱石文学の基本的問題③ 漱石と神経症
5.夏目漱石文学の基本的問題④ 神経症の概念と
分類
6.夏目漱石文学の基本的問題⑤ 漱石と参禅の問
題
7.夏目漱石文学の基本的問題⑥ 「自然」の回復 禅の機能
8.資料1をもとにした発表と質疑応答
9.資料2をもとにした発表と質疑応答
10.資料3をもとにした発表と質疑応答
11.資料4をもとにした発表と質疑応答
12.資料5をもとにした発表と質疑応答
13.資料6をもとにした発表と質疑応答
14.資料7をもとにした発表と質疑応答
15.資料8をもとにした発表と質疑応答
[テキスト]
夏目漱石
「夢十夜」
新潮文庫
ISBN 4-10-101018-8
高田衛著『完本 八犬伝の世界』
(ちくま学芸文庫)
を貸し出す。
[参考図書・参考資料等]
『復興する八犬伝』(勉誠出版)
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示する。
[成績評価の方法]
受講態度20%,学習態度40%,発表40%。
[成績評価の方法]
発表論文内容,質疑応答の態度から授業内容の理
解度を判断し,総合的に評価を決定する。
−120−
表現文化学科
表現文化ゼミナールⅠe
前 期
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品創作の方向性を実践的に探る。
[授業計画]
1.身体表現ゼミナールにおける卒業研究について
概説(卒業制作発表会と創作ノートの作成)
2.身体の調整,身体で考えるレッスン①
3.身体の調整,身体で考えるレッスン②
4.身体の調整,身体で考えるレッスン③
5.身体の調整,身体で考えるレッスン④ 6.上記に加えて,作品をなぞるレッスン
動いて流れをつかむ
7.上記に加えて,作品をなぞるレッスン
動いて緩急をつかむ
8.上記に加えて,作品をなぞるレッスン 動いて気持ちをつかむ
9.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する①
10.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する②
11.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する③
12.課題による創作及び発表及び鑑賞①
13.課題による創作及び発表及び鑑賞②
14.課題による創作及び発表及び鑑賞③
15.課題による創作及び発表及び鑑賞④
* 授業進行について,特に鑑賞については,随時
必要に応じて振り分けて行う場合もある。
* 基本的には体を動かす授業であるため,動ける
軽装でのぞむこと。
山本 光久
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
「幸福」は一般的にいかにも「それらしいもの」
としてやりすごされているが,このテーマは歴史的
なものである。無論古来から幸福についてはさまざ
まな言説があるが,本授業では,現代における幸福
とは何かを現代フランスの作家ドレルムのエッセイ
を通じて考察する。大切なのは,「自分の生」とい
わゆる「幸福」観をどうすり合わせ,考えるかとい
うこと。
[授業の概要]
フィリップ・ドレルムの『しあわせの森をさがして』
というテキストに即して,当該テーマを考える。ド
レルムの文章は何かもっともらしい「知識」を与え
るわけではないが,その行文に「しあわせ」の秘密
があるとも言える。そういう物事の綾を,実際に文
章を読むことで辿りたい。
[授業計画]
1.はじめに
2.なぜ,ドレルムか
3.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む①
4.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む②
5.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む③
6.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む④
――ポスト・モダンの意味について
7.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑤
8.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑥
9.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑦
――アランの幸福論について
10.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑧
――B・ヴェルジュリの幸福論
11.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑨
――幸福をめぐる箴言
12.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑩
13.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑪
――スタンダール『恋愛論』をめぐって
14.ドレルム『しあわせの森をさがして』を読む⑫
15.まとめ
[テキスト]
特には使用しない。
必要に応じて,プリントを配布し,映像資料を提
示する。
[テキスト]
フィリップ・ドレルム/山本光久訳『しあわせの
森をさがして』
(廣済堂出版,ISBN4331509079)の
コピーを配布する。
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
−121−
専門︵表現文化︶
[授業の概要]
様々な課題をもとに体を動かし,創作体験を積み
重ねる。身体表現全般にわたって重要と思われる基
本的な美的原理や演出について,実践的に学ぶ。
表現文化ゼミナールⅠf
(幸福とは何か)
表現文化ゼミナールⅠg
(言語表現の秘密)
小林 敦子
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅠh
(ことばの探求)
三宅ちぐさ
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
優れた文学表現の秘密はどこにあるのだろうか。
本授業ではそれを考察してゆく基礎的なステップと
して,明治・大正・昭和・現代の代表的な作家の言
語表現を,一定のテーマに沿って調査・分析してい
く。街の描写・恋愛の描写・食の描写など,テーマ
は自由である。様々な表現を比較検討しつつ,差異
が何から生まれているのかを明らかにし,その上で,
現在の私たちにとってどう感じられるかを考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
音声・音韻,文字・表記,語彙などの分野から課
題を見出し,それを解決するための基礎的な力をつ
ける。
[授業の概要]
受講者自身で関心のあるテーマを立て,調査・分
析し発表する。希望があればテーマに即した短い創
作も行なう。
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容等の確認など
2.テーマを決めるために
参考文献収集法・索引活用法など
3.資料を選定するために 書誌学的な基礎事項
4.レジュメを作成するために
レポートの構成・表現法など
5.よいレポートにするために 論文批評
6.テーマ発表
7.調査・分析方法と資料篇作成法の発表⑴
8.調査・分析方法と資料篇作成法の発表⑵
9.調査結果を活用するために データの読み方
10.調査結果と考察の発表⑴
11.調査結果と考察の発表⑵
12.よいレポートにするために
構成法・表現法など
13.結論の発表⑴
14.結論の発表⑵
15.まとめ
[授業計画]
1.はじめに:言語表現を注視する
2.調査・分析・発表の方法
3.調査・分析・発表の方法
4.調査・分析・発表の方法
5.発表・討論
6.発表・討論
7.発表・討論
8.発表・討論
9.発表・討論
10.発表・討論
11.発表・討論
12.発表・討論
13.発表・討論
14.発表・討論
15.まとめ
[授業の概要]
語学的課題を解決するための基礎的方法を,調
査・分析・発表・批評などを実践する過程を通して
学ぶ。
なお,過去に扱った課題については,一部だがホー
ムページに紹介してある。
注:受講者数によっては,変更することがある。
[テキスト]
使用しない。
[テキスト]
そのつど提供する。
[参考図書・参考資料等]
国語学会(現日本語学会)編 『国語学辞典』
(東京堂出版)
国語学会(現日本語学会)編 『国語学大辞典』
(東京堂出版)
佐藤喜代治編 『国語学研究辞典』(明治図書)
など
また,課題別に入門書や先行論文などを読むこと
が必要となる。
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
授業態度,発表及び学期末レポートの内容にて判
断する。
[成績評価の方法]
レポートを主とするが,授業態度(発表・質疑に
対する積極性など)も加味する。
−122−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅠi
(ことばの探求−現代日本語文法を中心に−)
岡﨑 友子
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅡa
(平安女流日記文学の世界)
岡部 由文
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
平安女流日記文学作品は,それぞれの女性が直面
した切実な人間的苦悩の様相を描き出している。こ
の授業はそれらの多様な表現世界に対する知見を広
げることを目標とする。
[授業の概要]
前半は,現在おこなわれている日本語学・言語学
の研究について概略を講義する。また,専門的なレ
ポート・論文の書き方についても講義する。後半は
各自テーマを決め,発表をおこなってもらう。
○この講義では古代・現代日本語の文法について詳
しく講義していく。特に現代日本語の文法に興味
のある人は,是非講義を受けて欲しい。
[授業の概要]
蜻蛉日記以下四編の平安女流日記文学作品と作者
について,ダイジェスト的概説とハイライト的表現
の吟味を交えて,そこに表現されている女性たちの
内面世界のありようを探る。
[授業計画]
1.日本語学研究について ∼導入∼
2.文法編Ⅰ:現代日本語
3.文法編Ⅱ:現代日本語
4.文法編Ⅲ:古代日本語
5.新しい研究:役割語
6.語用論・意味論編
7.レポート・論文の書き方について
8.社会言語学編Ⅰ:方言
9.社会言語学編Ⅱ:位相語
10.テーマ決定,各自発表
11.発表,及びクラスでディスカッション
12.発表,及びクラスでディスカッション
13.発表,及びクラスでディスカッション
14.発表,及びクラスでディスカッション
15.発表,及びクラスでディスカッション
[授業計画]
1.日記と日記文学(男性と女性)
2.日記文学の概要と特性
3.『蜻蛉日記』の世界と表現①
4.『蜻蛉日記』の世界と表現②
5.『蜻蛉日記』の世界と表現③
6.『紫式部日記』の世界と表現①
7.『紫式部日記』の世界と表現②
8.『紫式部日記』の世界と表現③
9.『和泉式部日記』の世界と表現①
10.『和泉式部日記』の世界と表現②
11.『和泉式部日記』の世界と表現③
12.『更級日記』の世界と表現①
13.『更級日記』の世界と表現②
14.『更級日記』の世界と表現③
15.女流日記文学の意義
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。その他,適宜,参
考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
田中章夫著『揺れ動くニホン語』東京堂出版
益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』くろしお
出版
上野智子・定延利之・佐藤和之・野田春美編集『日
本語のバラエティ』おうふう
多門靖容・半沢幹一編集『日本語の表現』おうふう
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[成績評価の方法]
発表(30%),授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[成績評価の方法]
課題レポート(70%)と授業態度(30%)とによっ
て評価する。
−123−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
ことばを研究するための基礎を学ぶ。
研究対象としては,現代・古代語の文法(敬語・
副詞・指示詞等),方言,役割語,意味論・語用論
等を扱う。「ことばの様々な側面」を知ることによっ
て「ことばの研究」の第一歩を踏み出すことを目標
とする。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅡb
(『平家物語』を読む)
川崎 剛志
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅡc
(好きな江戸文化を見つける)
井上 啓治
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
古典文学作品を読み解くための基礎力を養うこと
を目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
江戸期諸文化の作品に,まずは触れること・知る
ことを目標としたい。各自,作品・テーマを選び,
探究し,結果を形にして自己表現することを授業
テーマにしたい。
[授業の概要]
受講者の調査・報告に基づいて,『平家物語』巻
十を丁寧に読み解いていく。
[授業の概要]
各自,文学なら八犬伝の中から人物を選び,美術
が好い者は屏風絵や浮世絵風景画等を探す。演劇な
ら歌舞伎・人形劇の浄瑠璃や説経節から作品を選ぶ。
教員の指導のもと,レジュメを作成し,発表を目指
す。これら以外でどうしてもしたいものがあるなら
相談にのる。
[授業計画]
1.歴史叙述とは何か
2.『平家物語』概説①
3.『平家物語』概説②
4.調査・報告の方法①
5.調査・報告の方法②
6.維盛出家①
7.維盛出家②
8.維盛出家③
9.熊野参詣①
10.熊野参詣②
11.熊野参詣③
12.維盛入水①
13.維盛入水②
14.維盛入水③
15.まとめ
[授業計画]
1.授業の進行形態と文献目録等のガイダンス
2.八犬伝概説
3.作品選びと分析方法・レジュメ作り・口頭発表
の指導1
4.指導2
5.指導3
6.指導4
7.指導5
8.発表
9.発表
10.発表
11.発表
12.発表
13.発表
14.発表
15.発表
[テキスト]
杉本圭三郎
講談社学術文庫 平家物語(十)
講談社
ISBN 978-4-06-158360-3
[テキスト]
白井喬二訳
『現代語訳南総里見八犬伝 上』(河出文庫)
ISBN:978-43099407098
高田衛著『完本 八犬伝の世界』
(ちくま学芸文庫)
を貸し出す。
[参考図書・参考資料等]
牧野和夫
新潮古典文学アルバム 平家物語
[参考図書・参考資料等]
『復興する八犬伝』(勉誠出版)
[成績評価の方法]
受講態度(30%),報告(40%),レポート(30%)
[成績評価の方法]
受講態度20パーセント,学習態度40パーセント,
発表40パーセント。
−124−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅡd
(研究論文作成のための資料読解)
松尾 直昭
後 期
表現文化ゼミナールⅡe
後 期
2単位
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品創作の方向性を実践的に探る。
[授業の概要]
後期は太宰治の「津軽」をとりあげる。まず,私
が太宰文学の基本的問題を説明し,全員に発表を割
り当てる。そして,各自の論文発表と,それに対す
る受講者全員による質疑応答によって,授業は進行
する。
[授業の概要]
様々な課題をもとに体を動かし,創作体験を積み
重ねる。身体表現全般にわたって重要と思われる基
本的な美的原理や演出について,実践的に学ぶ。
[授業計画]
1.太宰文学研究の基本的図書・文献の紹介
2.太宰治文学の基本的問題① 家庭環境の特殊性
父母の欠如
3.太宰治文学の基本的問題② 文学の芽生えとコ
ミュニズムへの接近
4.太宰治文学の基本的問題③ 「撰民意識」と「太
宰治」の誕生
5.太宰治文学の基本的問題④ 初期代表作「晩年」
の世界
6.太宰治文学の基本的問題⑤ キリスト教への接
近 「聖書知識」の存在
7.太宰治文学の基本的問題⑥ 中期代表作「走れ
メロス」の世界
8.資料1をもとにした発表と質疑応答
9.資料2をもとにした発表と質疑応答
10.資料3をもとにした発表と質疑応答
11.資料4をもとにした発表と質疑応答
12.資料5をもとにした発表と質疑応答
13.資料6をもとにした発表と質疑応答
14.資料7をもとにした発表と質疑応答
15.資料8をもとにした発表と質疑応答
[授業計画]
1.身体表現ゼミナールにおける卒業研究について
概説(卒業制作発表会と創作ノートの作成)
2.身体の調整,身体で考えるレッスン①
3.身体の調整,身体で考えるレッスン②
4.身体の調整,身体で考えるレッスン③
5.身体の調整,身体で考えるレッスン④
6.上記に加えて,作品をなぞるレッスン
動いて流れをつかむ
7.上記に加えて,作品をなぞるレッスン
動いて緩急をつかむ
8.上記に加えて,作品をなぞるレッスン
動いて気持ちをつかむ
9.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する①
10.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する②
11.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する③
12.課題による創作及び発表及び鑑賞①
13.課題による創作及び発表及び鑑賞②
14.課題による創作及び発表及び鑑賞③
15.課題による創作及び発表及び鑑賞④
*授業進行について,特に鑑賞については,随時
必要に応じて振り分けて行う場合もある。
*基本的には体を動かす授業であるため,動ける
軽装でのぞむこと。
[テキスト]
太宰治「津軽」新潮文庫 ISBN978-4-10-1000604-8
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じてその都度指示します
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[成績評価の方法]
発表論文内容,質疑応答の態度から授業内容の理
解度を判断し,総合的に評価を決定する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
−125−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
近現代文学研究にかかわる,対象と方法の問題を
把握し,それに対する各自の理解を研究論文として
表現することを学ぶ。
表現文化ゼミナールⅡf
(クレオールとは何か)
山本 光久
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
クレオールとはかつての列強の帝国主義的支配下
に生まれたものだが,今日注目されているのはその
ハイブリッド(雑種・混合)性のありかたである。そ
のクレオール性ないし言語が現在なぜ注目されるの
か。一国主義的文化の考え方を破るものとして,改
めて共に考えたい。文化の本当の豊かさとは何か,
さまざまなテキストを読むことで探る。
[授業の概要]
小泉八雲=ラフカディオ・ハーンは周知の存在だ
が,彼を単なる「日本文化の紹介者」としてのみ捉
えるのではなく,未知の文化に遭遇した人間の生き
生きとした反応に着目する。それを始めとして,日
本語を母語としない,あるいは異語の世界に積極的
に飛び込んでいった作家のテキストを読みながら現
代の文化を考える。
表現文化ゼミナールⅡg
(言語表現の秘密)
小林 敦子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
優れた文学表現の秘密はどこにあるのだろうか。
本授業ではそれを考察してゆく基礎的なステップと
して,明治・大正・昭和・現代の代表的な作家の言
語表現を,一定のテーマに沿って調査・分析してい
く。街の描写・恋愛の描写・食の描写など,テーマ
は自由である。様々な表現を比較検討しつつ,差異
が何から生まれているのかを明らかにし,その上で,
現在の私たちにとってどう感じられるかを考える。
[授業の概要]
受講者自身で関心のあるテーマを立て,調査・分
析し発表する。希望があればテーマに即した短い創
作も行なう。
[授業計画]
1.はじめに
2.小泉八雲と現代文化①
3.小泉八雲と現代文化②
4.小泉八雲と現代文化③
5.小泉八雲と現代文化④
6.田中克彦の考え方−言語と文化①
7.田中克彦の考え方−言語と文化②
8.桑田圭介のミュージックをクレオール的観点か
ら考える
9.文化人類学者・今福龍太のクレオール的視線①
−フットボールへの視線
10.文化人類学者・今福龍太のクレオール的視線②
−ブラジル
11.文化人類学者・今福龍太のクレオール的視線③
−沖縄ほか
12.ル・クレジオ(2008年度ノーベル文学賞受賞)
の営為①
13.ル・クレジオ(2008年度ノーベル文学賞受賞)
の営為②
14.リービ英雄の営為
15.まとめ
[授業計画]
1.はじめに:言語表現を注視する
2.調査・分析・発表の方法
3.調査・分析・発表の方法
4.調査・分析・発表の方法
5.発表・討論
6.発表・討論
7.発表・討論
8.発表・討論
9.発表・討論
10.発表・討論
11.発表・討論
12.発表・討論
13.発表・討論
14.発表・討論
15.まとめ
[テキスト]
適宜,提供する。
[テキスト]
そのつど提供する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
[成績評価の方法]
授業態度,発表及び学期末レポートの内容にて判
断する。
−126−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅡh
(ことばの探求)
三宅ちぐさ
ブラックボード使用
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅡi
(ことばの探求−古代日本語文法を中心に−)
岡﨑 友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ことばを研究するための基礎を学ぶ。研究対象と
しては,古代・現代語の文法(敬語・副詞・指示詞
等),方言,役割語,意味論・語用論等を扱う。「こ
とばの様々な側面」を知ることによって「ことばの
研究」の第一歩を踏み出すことを目標とする。
[授業の概要]
語学的課題を解決するための基礎的方法を,調
査・分析・発表・批評などを実践する過程を通して
学ぶ。
[授業の概要]
前半は,現在行われている日本語学・言語学の研
究について概略を講義する。また,専門的なレポー
ト・論文の書き方についても講義する。後半は各自
テーマを決め,発表をおこなってもらう。
○この講義では古代・現代日本語の文法について詳
しく講義していく。特に古代語に興味のある人は,
是非講義を受けて欲しい。
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容等の確認など
2.テーマを決めるために
参考文献収集法・索引活用法など
3.資料を選定するために 書誌学的な基礎事項
4.レジュメを作成するために
レポートの構成・表現法など
5.よいレポートにするために 論文批評
6.テーマ発表
7.調査・分析方法と資料編作成法の発表⑴
8.調査・分析方法と資料編作成法の発表⑵
9.調査結果を活用するために データの読み方
10.調査結果と考察の発表⑴
11.調査結果と考察の発表⑵
12.よいレポートにするために
構成法・表現法など
13.結論の発表⑴
14.結論の発表⑵
15.まとめ
注:受講者数によっては,変更することがある。
[授業計画]
1.日本語学研究について ∼導入∼
2.文法編Ⅰ:古代日本語
3.文法編Ⅱ:古代日本語
4.文法編Ⅲ:現代日本語
5.新しい研究:役割語
6.語用論・意味論編
7.レポート・論文の書き方について
8.社会言語学編Ⅰ:方言
9.社会言語学編Ⅱ:位相語
10.テーマ決定,各自発表
11.発表,及びクラスでディスカッション
12.発表,及びクラスでディスカッション
13.発表,及びクラスでディスカッション
14.発表,及びクラスでディスカッション
15.発表,及びクラスでディスカッション
[テキスト]
使用しない。
[参考図書・参考資料等]
田中章夫著『揺れ動くニホン語』東京堂出版
益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』くろしお
出版
多門靖容・半沢幹一編集『日本語の表現』おうふう
小田勝『古代日本語文法』おうふう
その他,適宜,参考文献を紹介する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
国語学会(現日本語学会)編『国語学辞典』(東
京堂出版)
国語学会(現日本語学会)編『国語学大辞典』
(東
京堂出版)
佐藤喜代治編 『国語学研究辞典』
(明治図書)など
また,課題別に入門書や先行論文などを読むこと
が必要となる。
[成績評価の方法]
レポートを主とするが,授業態度(発表・質疑に
対する積極性など)も加味する。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−127−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
音声・音韻,文字・表記,語彙などの分野から課
題を見出し,それを解決するための基礎的な力をつ
ける。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅢa
(和泉式部日記精読演習)
岡部 由文
ブラックボード使用
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅢb
(『とはずがたり』を読む)
川崎 剛志
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
時に「うかれ女」とも称される和泉式部と帥宮敦
道親王との恋の経緯を素材としている『和泉式部日
記』を対象として,精読の実践演習を行ない,課題
発見及び問題設定の方法を養うことを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
時代状況や制作事情を踏まえて,古典文学作品の
本文を精確に読み解く力を身につけることを目標と
する。
[授業の概要]
授業は演習による。
『和泉式部日記』本文を適当
な範囲に区切って担当者を定め,注釈書や先行研究
を参観して作成した資料に基づいた発表と討議で進
める。
[授業の概要]
後深草院二条『とはずがたり』の後半,尼となっ
た二条が諸国を旅するところを,学生の調査・発表
に基づいて読み解いていく。
[授業計画]
1.演習資料作成要領解説
2.『和泉式部日記』解題①
3.『和泉式部日記』解題②
4.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
5.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
6.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
7.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
8.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
9.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
10.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
11.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
12.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
13.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
14.『和泉式部日記』演習(発表と討議)①
15.『和泉式部日記』演習総括
[授業計画]
1.後深草院・亀山院の時代
2.『とはずがたり』概説1
3.『とはずがたり』概説2
4.調査・発表の方法
5.読解1
6.読解2
7.読解3
8.読解4
9.中世文学の世界1
10.読解5
11.読解6
12.読解7
13.読解8
14.中世文学の世界2
15.まとめ
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[テキスト]
編著者名:次田香澄
書名:講談社学術文庫 とはずがたり(下)
出版社:講談社ISBN:4-06-158796-X
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[参考図書・参考資料等]
編著者名:島津忠夫ほか
書名:『とはずがたり』の諸問題
[成績評価の方法]
発表資料の達成度と発表内容(50%)及び討議へ
の取り組み態度(50%)によって評価する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表(40%),レポート(30%)
−128−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅢc
ブラックボード使用
前 期
(深みのあるテーマを見つける)
井上 啓治
2単位
表現文化ゼミナールⅢd
(近現代の作家と作品 基礎篇)
松尾 直昭
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近現代文学作品を対象とする研究論文作成の
ゼミナール。2年生までに修得したであろう基本理
解をもとに,具体的作品の研究論文を各自が作成発
表し,それに対するゼミ生全員との質疑応答によっ
て授業を展開する。作品から受けたイメージを,ど
のように表現すればよいのか。そして,どのような構
成を取れば,他人にその問題の重要さを理解しても
らえるのか。こうした表現技法の修得をはかりたい
[授業の概要]
文学ならば江戸前期・中期・後期の本格小説を中
心に,美術なら本画,版画でも北斎・広重の風景画
を中心に,演劇は歌舞伎・人形芝居の浄瑠璃・説経
節から選ぶ。教員の指導のもと,発表を目指す。
[授業の概要]
参考文献をリストアップする作業や,近代文学研
究の精読に必要な事典などの紹介を中心にした,図
書館ガイダンスを実施する。その後に,明治時代か
ら大正までの著名な作家を取り上げて,受講生の希
望に従い,研究論文を作成し発表してもらう。翌週
は近代文学研究に必要な事項,文学思潮,重要な文
学的事件の説明を行い,近現代文学の全体像の理解
を図る。
[授業計画]
1.授業進行や資料探索等のガイダンス
2.作品・テーマ選びと分析方法の指導1
3.指導2
4.指導3
5.考察・論理表現・レジュメ作りの指導1
6.指導2
7.指導3
8.発表
9.発表
10.発表
11.発表
12.発表
13.発表
14.発表
15.発表
[授業計画](昨年例)
1.図書館等でのガイダンス OPACの使用方法
資料検索と蒐集の方法
2.作家と作品 二葉亭四迷「浮雲」の研究発表
3.実践文章力養成講座① 二葉亭四迷補足
4.作家と作品 森鷗外「雁」の研究発表
5.実践文章力養成講座② 森鷗外補足
6.作家と作品 夏目漱石「それから」の研究発表
7.実践文章力養成講座③ 夏目漱石補足
8.作家と作品 芥川龍之介「河童」の研究発表
9.実践文章力養成講座④ 芥川龍之介補足
10.作家と作品 谷崎潤一郎「痴人の愛」の研究発表
11.実践文章力養成講座⑤ 谷崎潤一郎補足
12.作家と作品 有島武郎「或る女」の研究発表
13.実践文章力養成講座⑥ 有島武郎補足
14.作家と作品 志賀直哉「暗夜行路」の研究発表
15.実践文章力養成講座⑦ 志賀直哉補足
[テキスト]
コピーする。
[テキスト]
授業で取り上げる作品を各自,新潮文庫で購入す
ること
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに沿って指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じてその都度指示します。
[成績評価の方法]
中間発表会等ゼミ活動を含めた受講・学習態度60
パーセント,発表40パーセント。
[成績評価の方法]
実践文章力養成講座のテーマ終了後に提出しても
らうレポートの評価と,発表論文内容,質疑応答の
態度から授業内容の理解度を判断し,総合的に評価
を決定する。
−129−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近代は,江戸期と断絶してはいない。直接の
延長線上でつながっている。ゆえに,江戸人を知る
ことは,現代日本人を知ることにつながる。そこで,
江戸期文化を知ることによって,日本人の倫理と美
意識,換言すれば,道義と風雅を探究することを目
標としたい。テーマは,倫理的なことや美意識など
の表現・思想を作品に見出すことである。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅢe
前 期
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品創作の方向性を実践的に探る。
協力して発表の場をもつために必要な態度を養う。
表現文化ゼミナールⅢf
(基礎力養成編)
山本 光久
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現代の表現がきわめて多様化しているのは周知の
とおり。しかし,基本は一つ。過去・現在の表現を
体験し,読み解き,その過程で変貌するかもしれぬ
「自己」をどう表出するか。読んだから,書く。書
いては,読む。その反復作業を大切にしたい。性急
に自分の志向性を決めないこと。
[授業の概要]
様々な課題をもとに体を動かし,創作体験を積み
重ねる。身体表現全般にわたって重要と思われる基
本的な美的原理や演出について,実践的に学ぶ。自
分のイメージを形として実現し,出演や演出補助と
して他者の協力を仰ぐために,動きを言葉や図で補
いながら説明する練習をする。
[授業の概要]
さまざまなジャンルの作品にあたってもらいなが
ら,実作のエクササイズをしてもらいます。好き嫌
いを言わず,いろんな表現の「型」を学びたい−そ
ういう授業形態を取ります。まずは実践,です。
[授業計画]
1.身体表現ゼミナールにおける卒業研究について
概説(卒業制作発表会と創作ノートの作成)
2.自分の卒業制作作品の構想についてレポート発
表
3.身体の調整,身体で考えるレッスン①
4.身体の調整,身体で考えるレッスン②
5.身体の調整,身体で考えるレッスン③
6.上記に加えて,2人で動く
7.上記に加えて,グループで動く
8.上記に加えて,グループで動く
9.上記に加えて,小道具や場所を使って動く
10.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する①
11.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する②
12.作品鑑賞,鑑賞の言葉を理解する③
13.課題による創作及び発表及び鑑賞①
14.課題による創作及び発表及び鑑賞②
15.課題による創作及び発表及び鑑賞③
* 授業進行について,特に鑑賞については,随時
必要に応じて振り分けて行う場合もある。
* 基本的には体を動かす授業であるため,動ける
軽装でのぞむこと。
[授業計画]
1.はじめに(心構え)
2.簡単な連絡文の練習
3.ちょっと綾のついた連絡文の練習
4.歌謡曲のノベライズ
5.その批評
6.マンガのノベライズ
7.その批評
8.講演などのテープ起こし
9.コラムを書く
10.その批評
11.エッセイを書く
12.その批評
13.簡単な翻訳の練習
14.その批評
15.まとめ
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[テキスト]
適宜,提供する。
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する
−130−
表現文化学科
表現文化ゼミナールⅢg
(創作と手法)
小林 敦子
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅢh
(ことばの研究)
三宅ちぐさ
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音声・音韻,文字・表記,語彙などの分野から課
題を見出し,それを解決するための研究方法を,調
査・分析・発表・批評などを実践する過程を通して
身につける。
[授業の概要]
授業の前半では,
「一人称」/「三人称」,「リア
リズム」/「ロマン主義」といった小説における代
表的な手法を検証しながら,作家の創作態度や意図
を学ぶ。後半では,前半で学んだ様々な手法に着目
しつつ各自,創作を行なう。
[授業の概要]
Ⅲにおいては,調査・分析をすすめる上で有用な
パ−ソナルコンピュ−タの基礎的活用法を身につけ,
調査を進める力をつけることに重点をおく。
[授業計画]
1.創作に関わる理論と実践について
2.古典的な文学理論と現代文学理論
3.語り手・人称
4.内と外・主観と客観
5.内と外・主観と客観
6.作品世界の内と外
7.実践と発表
8.実践と発表
9.実践と発表
10.実践と発表
11.実践と発表
12.実践と発表
13.実践と発表
14.実践と発表
15.まとめ
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容・構成など
2.テーマ・資料を決定するために 参考文献収集法
3.資料篇のために⑴パーソナルコンピュータ概説
4.資料篇のために⑵データベース実習①
5.資料篇のために⑶データベース実習②
6.資料篇のために⑷ワードプロセッサ実習
7.資料篇のために⑸データベース・ワードプロセ
ッサ実習
8.レジュメを作成するために 構成・表現法など
9.課題及び研究史などの発表と提出⑴
10.課題及び研究史などの発表と提出⑵
11.課題及び研究史などの発表と提出⑶
12.研究方法・調査項目・ボーリング調査結果など
の発表と提出⑴
13.研究方法・調査項目・ボーリング調査結果など
の発表と提出⑵
14.研究方法・調査項目・ボーリング調査結果など
の発表と提出⑶
15.まとめ
注:受講者数によっては,変更することがある。
[テキスト]
そのつど提供する。
[テキスト]
使用しない。
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[参考図書・参考資料等]
日本語学の概説書を読むこと,また,課題別に入
門書や先行論文などを読むことが必要となる。
例 『講座日本語学』(明治書院)
『日本語研究叢書』(ひつじ書房)
『講座日本語の語彙』(明治書院) など
[成績評価の方法]
授業態度,発表及び学期末レポートの内容で判断
する
[成績評価の方法]
レポートを主とするが,授業態度(発表・質疑に
対する積極性など)も加味する。
−131−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
文学作品は,作家が生み出した様々な手法・技法
によって構成されている。そうした手法の背景にあ
る作家の姿勢・考え方を学び,表現活動に生かす力
を身につける。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅢi
(ことばの探求:文法を中心に)
岡﨑 友子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ことばの研究をより深化させていく。研究対象と
しては,古代・現代語の文法(副詞・接続詞・敬語
等),方言,役割語,意味論・語用論等を扱う。4
年次における卒論提出に向かって,論文の大まかな
骨組みを示してもらう。
表現文化ゼミナールⅣa
(解読演習から研究へ)
岡部 由文
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期ゼミナールⅢで修得した精読手法を踏まえて,
それぞれの興味・関心事項について課題化し,これ
を確かな問題意識へと発展させることを目標とする。
[授業の概要]
卒業論文に向かって各自テーマを決定し,調査・
分析をおこない,発表してもらう。主として,論文
執筆のための基礎的な作業をおこなう。
[授業計画]
1.ことばの研究について ∼導入
2.ことばの研究について ∼講義Ⅰ
3.ことばの研究について ∼講義Ⅱ
4.各自テーマの確認,発表順の決定
5.発表・ディスカッション
6.発表・ディスカッション
7.発表・ディスカッション
8.発表・ディスカッション
9.発表・ディスカッション
10.発表・ディスカッション
11.発表・ディスカッション
12.発表・ディスカッション
13.発表・ディスカッション
14.発表・ディスカッション
15.まとめ・後期に向かっての計画
[授業の概要]
前期ゼミナールⅢに引き続き,『和泉式部日記』
を対象とする調査によって作成した資料に基づいて,
報告・発表を実施する。これを討論によって受講者
が相互に批評し合う授業となる。
前期の発表では特に,資料の収集,先行研究の分
析を中心におこなってもらう。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[授業計画]
1.課題発見と問題設定①
2.課題発見と問題設定②
3.課題発見と問題設定③
4.発表と討論①
5.発表と討論②
6.発表と討論③
7.調査方法①
8.調査方法②
9.調査実践①
10.調査実践②
11.調査結果の資料化①
12.調査結果の資料化②
13.調査報告・討論及び資料分析①
14.調査報告・討論及び資料分析②
15.調査報告・討論及び資料分析③
[参考図書・参考資料等]
金水敏『ヴァーチャル日本語役割語の謎』岩波書
店
益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法』くろしお
出版
その他,授業中に指示をおこなう。
[テキスト]
「ぶらぼ」によって配信する。
[成績評価の方法]
授業に対する態度・熱意(20%)と発表(30%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[成績評価の方法]
レポート(50%)
・発表資料の達成度と発表内容
(20%)及び受講態度(30%)によって評価する。
−132−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅣb
(『とはずがたり』を読む)
川崎 剛志
ブラックボード使用
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅣc
後 期
(江戸文化の探究)
井上 啓治
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
江戸を知ることは,現代日本を知ることにつなが
る。江戸期の作品とテーマを探究し,日本人の道義
と風雅に触れることを目標としたい。テーマは,従っ
て倫理的なことや美意識などの表現・思想を作品に
見出し,その意味を明らかにすることである。
[授業の概要]
後深草院二条『とはずがたり』の後半,尼となっ
た二条が諸国を旅するところを,学生の調査・発表
に基づいて読み解いていく。
[授業の概要]
前期ゼミⅢで修得した分析方法・考察のための論
理構築(分析から論理即言葉の発見へ・言葉の創造
へ・意味と理由の探究・結論化)
・レジュメ製作(文
と視像)
・口頭発表という一連の自己表現・発信を
更に深め,高度化する。
[授業計画]
1.卒業研究の準備1
2.卒業研究の準備2
3.読解1
4.読解2
5.読解3
6.読解4
7.卒業研究の準備3
8.読解5
9.読解6
10.読解7
11.読解8
12.読解9
13.卒業研究の準備4
14.卒業研究の準備5
15.まとめ
[授業計画]
1.授業進行や資料探索等のガイダンス
2.テーマ選びと分析方法の指導1
3.指導2
4.指導3
5.考察・論理表現・レジュメ作りの指導1
6.指導2
7.指導3
8.発表
9.発表
10.発表
11.発表
12.発表
13.発表
14.発表
15.発表
[テキスト]
次田香澄『講談社学術文庫 とはずがたり(下)』
講談社,ISBN:4-06-158796-X
[テキスト]
コピーする。
[参考図書・参考資料等]
島津忠夫ほか 『とはずがたり』の諸問題
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに沿って指示する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表(40%),レポート(30%)
[成績評価の方法]
ゼミ活動を含めた受講・学習態度60パーセント,
発表40パーセント。
−133−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
時代状況や制作事情を踏まえて,古典文学作品の
本文を精確に読み解く力を身につけることを目標と
する。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅣd
(近現代の作家と作品 応用篇)
松尾 直昭
前 期
表現文化ゼミナールⅣe
後 期
2単位
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近現代文学作品を対象とする研究論文作成の
ゼミナール。自分が抱いている作品読後のイメージ
をどのような表現と構成で説明をすれば,他人の興
味に訴えることができるのか。こうした,イメージ
の表現技巧の発展的修得をはかりたい。
[授業の概要]
明治時代から現代までの著名な作家を取り上げて,
受講生の希望に従い,研究論文を作成し発表しても
らう。翌週は近代文学研究に必要な事項,文学思潮,
重要な文学的事件などの説明を実践文章力養成講座
として行う。
[授業計画]
1.作家と作品 武者小路実篤 「友情」の研究発表
2.実践文章力養成講座① 武者小路の補足説明
3.作家と作品 宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」の研
究発表
4.実践文章力養成講座② 宮沢賢治の補足説明
5.作家と作品 川端康成 「千羽鶴」の研究発表
6.実践文章力養成講座③ 川端康成の補足説明
7.作家と作品 太宰治 「斜陽」の研究発表
8.実践文章力養成講座④ 太宰治の補足説明
9.作家と作品 堀辰雄 「菜緒子」の問題
10.実践文章力養成講座⑤ 堀辰雄の補足説明
11.作家と作品 三島由紀夫 「金閣寺」の研究発表
12.実践文章力養成講座⑥ 三島由紀夫の補足説明
13.作家と作品 遠藤周作 「海と毒薬」の研究発
表
14.実践文章力養成講座⑦ 遠藤周作の補足説明
15.作家と作品 村上春樹 「1973年のピンボー
ル」の研究発表
[テキスト]
授業で取り上げる作品をなるべく新潮文庫で購入
すること
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示します。
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品創作の方向性を実践的に探る。
協力して発表の場をもつために必要な態度を養う。
[授業の概要]
様々な課題をもとに体を動かし,創作体験を積み
重ねる。身体表現全般にわたって重要と思われる基
本的な美的原理や演出について,実践的に学ぶ。自
分のイメージを形として実現し,出演や演出補助と
して他者の協力を仰ぐために,動きを言葉や図で補
いながら説明する練習をする。
[授業計画]
1.卒業制作作品の進行状況について発表
2.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
3.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
4.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
5.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
6.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
7.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
8.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作(群舞)
9.4年次生卒業制作発表会出品作品の創作発表
(群舞)
10.舞台発表の反省
11.舞台発表の反省を踏まえて,次回運営について
見通す
12.舞台発表の反省を踏まえて,自作について見通
す
13.来年度に向けて事務的活動開始,創作に関して
は個別指導
14.来年度に向けて事務的活動開始,創作に関して
は個別指導
15.来年度に向けて事務的活動開始,創作に関して
は個別指導
*授業進行について,特に鑑賞については,随時必
要に応じて振り分けて行う場合もある。
*基本的には体を動かす授業であるため,動ける軽
装でのぞむこと。
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[成績評価の方法]
実践文章力養成講座のテーマ終了後に提出しても
らうレポートの評価と,発表論文内容,質疑応答の
態度から授業内容の理解度を判断し,総合的に評価
を決定する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
−134−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅣf
(様々な表現のレッスン)
山本 光久
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅣg
(創作と手法)
小林 敦子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文学作品は,作家が生み出した様々な手法・技法
によって構成されている。そうした手法の背景にあ
る作家の姿勢・考え方を学び,表現活動に生かす力
を身につける。
[授業の概要]
各人の志向性は区々でしょうが,ここでは基本的
な表現力を鍛えるための課題を出します。まずはそ
れを実践し,クリアすること。また,自分で書いた
ものを「ただ単に提出」するのではなく,事前に推
敲することを求めたい。推敲なくして,まともな表
現はありません。
[授業の概要]
授業の前半では,
「一人称」/「三人称」,「リア
リズム」/「ロマン主義」といった小説における代
表的な手法を検証しながら,作家の創作態度や意図
を学ぶ。後半では,前半で学んだ様々な手法に着目
しつつ各自,創作を行なう。
[授業計画]
1.はじめに
2.テープ起こしの練習
3.その批評
4.粗筋を書く
5.その批評
6.連小説の試み
7. 連小説の試み−合評①
(「連小説」とは,連歌・連句・連詩のひそみに
ならって,土台となる作品に各自が次の「小説」
を付けていく試み)
8. 連小説の試み−合評②
9. 連小説の試み−合評③
10. 連小説の試み−合評④
11. 連小説の試み−合評⑤
12. 連小説の試み−合評⑥
13. 連小説の試み−合評⑦
14. 連小説の試み−合評⑧
15.まとめ
[授業計画]
1.創作に関わる理論と実践について
2.空間・舞台
3.空間・舞台
4.時間・歴史
5.時間・歴史
6.始まりと終わり
7.実践と発表
8.実践と発表
9.実践と発表
10.実践と発表
11.実践と発表
12.実践と発表
13.実践と発表
14.実践と発表
15.まとめ
[テキスト]
適宜,提供する。
[テキスト]
そのつど提供する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
そのつど提示する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
[成績評価の方法]
授業態度,発表及び学期末レポートの内容で判断
する
−135−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
前期でエクササイズしたことを踏まえて,さらに
いろんな実作をやってもらいます。本授業の後半で
は,各自の実作を相互批評してもらいます。そうい
う実践を通して,自分なりの表現のきっかけをつか
んでもらうのが,この講座の目標です。
表現文化ゼミナールⅣh
(ことばの研究)
三宅ちぐさ
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅣi
(ことばの探求:文法を中心に)
岡﨑 友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音声・音韻,文字・表記,語彙などの分野から課
題を見出し,それを解決するための研究方法を,調
査・分析・発表・批評などを実践する過程を通して
身につける。
[授業の到達目標及びテーマ]
ことばの研究をより深化させていく。研究対象と
しては,古代・現代語の文法,方言,役割語,意味
論・語用論等を扱う。4年次における卒業論文提出
に向かって,実際に書き進めていく(10000字を目
指し,レポートを書き提出することを目標とする)。
[授業の概要]
Ⅳでは,特に,調査結果をもとに論を構築し,分
かりやすく伝える力を培うことに重点をおく。
[授業の概要]
卒業論文に向かって各自テーマを決定し,調査・
分析をおこない,発表してもらう。主として,論文
執筆のための基礎的な作業をおこなう。
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容など
2.調査結果を活用するために データの読み方
3.調査項目別結果・考察の発表と提出⑴
4.調査項目別結果・考察の発表と提出⑵
5.調査項目別結果・考察の発表と提出⑶
6.よい論文にするために
論文批評⑴方法に注目して
7.よい論文にするために
論文批評⑵論理に注目して
8.よい論文にするために
論文批評⑶表現に注目して
9.調査項目相互関係の結果・考察の発表と提出⑴
10.調査項目相互関係の結果・考察の発表と提出⑵
11.調査項目相互の関係の結果・考察の発表と提出⑶
12.調査項目相互の関係の結果・考察の発表と提出⑷
13.調査項目相互の関係の結果・考察の発表と提出⑸
14.調査項目相互の関係の結果・考察の発表と提出⑹
15.まとめ
注:受講者数によっては,変更することがある。
[授業計画]
1.テーマの確認・後期のスケジュールの調整
2.発表・ディスカッション
3.発表・ディスカッション
4.発表・ディスカッション
5.発表・ディスカッション
6.発表・ディスカッション
7.発表・ディスカッション
8.発表・ディスカッション
9.発表・ディスカッション
10.発表・ディスカッション
11.発表・ディスカッション
12.発表・ディスカッション
13.発表・ディスカッション
14.発表・ディスカッション
15.まとめ・来年度に向かっての計画
[テキスト]
使用しない。
[参考図書・参考資料等]
金水敏編『役割語研究の地平』くろしお出版
名古屋大学日本語研究会GA5『ふしぎ発見!日
本語文法』三弥井書店
その他,適宜,参考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
課題別に入門書や先行論文などを読むことが必要
となる。
例 国立国語研究所報告
日本語学論説資料 など
[成績評価の方法]
レポートを主とするが,授業態度(発表・質疑に
対する積極性など)も加味する。
○収集したデータの分析を中心に行ってもらう。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−136−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅤa
(卒業論文執筆の方法と実践)
岡部 由文
ブラックボード使用
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅤb
(学術論文作成)
川崎 剛志
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでに学んできた基礎技能を確認しながら,
学術論文作成のための手続きを実践的に身につける
ことを目標とする。
[授業の概要]
卒業論文の課題設定は個別であるが,共通する手
続き・方法も重要な要素である。一般的方法論の学
習と個別実践のバランス調整を図りながら,卒業論
文の執筆を進行させる。
[授業の概要]
各自の定めたテーマに関する情報と資料を網羅的
に収集,整理した上で,自説を論理的に展開できる
よう,着実に準備を進めていく。
[授業計画]
1.研究工程計画の作成
2.課題設定の具体化
3.課題と仮説
4.論文構想と構成
5.研究史の意義と調査方法
6.研究史の把握実践
7.進行状況報告・発表①
8.進行状況報告・発表②
9.進行状況報告・発表③
10.対象把握の実践・個別指導①
11.対象把握の実践・個別指導②
12.対象把握の実践・個別指導③
13.対象把握の実践・個別指導④
14.対象分析の方法
15.対象分析と考察実践
[授業計画]
1.先行研究の整理1
2.先行研究の整理2
3.先行研究の整理3
4.先行研究の整理4
5.論文の構成1
6.論文の構成2
7.第1課題の準備1
8.第1課題の準備2
9.第1課題の発表
10.第1課題のまとめ
11.第2課題の準備1
12.第2課題の準備1
13.第2課題の発表
14.第2課題のまとめ
15.研究計画の再点検
[テキスト]
個別に指示する
[テキスト]
個別に指示
[参考図書・参考資料等]
個別に指示する
[参考図書・参考資料等]
個別に指示
[成績評価の方法]
発表内容及び論文執筆への取り組み意欲・姿勢に
授業態度を加えて評価する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
−137−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を執筆するにあたって,各学生が設定し
た課題を解決するために必要な調査・資料収集・分
析・考察・論理構築といった過程ごとの方法を実践
体験を通して修得する。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅤc
(卒論作成実践)
井上 啓治
ブラックボード使用
前 期
2単位
表現文化ゼミナールⅤd
(自分の好きな作品を説明してみよう)
松尾 直昭
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒論を書く実践的演習である。目標は,江戸文化
を探究し,日本人の道義と風雅を探ることである。
テーマは,その結果を形にする自己表現の実践であ
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
すでに修得したはずの研究論文作成の基礎力をも
とに,各自の発展的研究をはかる。各自が決定した
研究題目にしたがい,論文を作成し発表する。授業
はその発表された論文とそれに対する質疑応答に
よって進める。
[授業の概要]
大学の勉強,研究とはどういうものかを,卒論を
通して実践し,課題設定・テキスト内外調査・探究・
結論化・表現化という方法的修得を学ぶ。
[授業の概要]
各自の選択した作品について研究論文を作成して
もらい,その発表と質疑応答で授業をすすめる。翌
週は,近現代文学を理解するために必要な事項,文
学思潮,重要な文学的事件などを説明する。
[授業計画]
1.年間日程・進行計画などのガイダンス
2.研究計画の作成
3.研究史を押さえる1
4.その2
5.課題・注目点問題点の設定1
6.設定2
7.設定3
8.方法論
9.卒論の序論Ⅰ∼Ⅳ製作1
10.製作2
11.本論第一章,テキスト内・外調査1
12.調査2
13.考察・結論化
14.レジュメ製作1
15.製作2,中間発表会のための準備
[授業計画](昨年例)
1.夏目漱石「坊ちゃん」の研究発表
2.実践文章力養成講座① 大正・昭和初期の文学
概観
3.江國香織「きらきらひかる」の研究発表
4.実践文章力養成講座② 内田百閒の文体とモチ
ーフ
5.芥川龍之介「杜子春」の研究発表
6.実践文章力養成講座③ 佐藤春夫の文体とモチ
ーフ
7.芥川龍之介「白」の研究発表
8.実践文章力養成講座④ 谷崎潤一郎の文体とモ
チーフ
9.夏目漱石「三四郎」の研究発表
10.実践文章力養成講座⑤ 「白樺」派の文学観
11.福永武彦「草の花」の研究発表
12.実践文章力養成講座⑥ コミュニズム文学観
13.吉本ばなな「キッチン」の研究発表
14.実践文章力養成講座⑦ コミュニズムと日本文
学
15.樋口一葉「たけくらべ」の作品研究
[テキスト]
[テキスト]
授業で取り上げる作品をなるべく新潮文庫で購入
すること
[参考図書・参考資料等]
各自に合わせて指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示します。
[成績評価の方法]
中間発表会等への参加態度30パーセント,学習態
度30パーセント,中間発表40パーセント。
[成績評価の方法]
実践文章力養成講座のテーマ終了後に提出しても
らうレポートの評価と,発表論文内容,質疑応答の
態度から授業内容の理解度を判断し,総合的に評価
を決定する。
−138−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅤe
前 期
岡本 悦子
2単位
表現文化ゼミナールⅤf
(卒業研究①)
山本 光久
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作を個別に指導。前期末までに作品
の仮「完成」にまで持っていくことを目標とする。
前期末に仮「完成」に持っていかないと,後期でい
たずらに慌てることになります。くれぐれも,そう
いうことのないように自分の作業をスケジュール化
すること。
[授業の概要]
各自の進行状況を発表し合い,会の運営のための
打ち合わせ及び作業を行う。
[授業の概要]
個別指導であるがゆえに詳細はここでは書けない
が,ともかく,社会に出て恥ずかしくないような表
現力を身につけてもらうような個別のプログラムで
接する。
[授業計画]
1.卒業制作作品の進行状況について発表
2.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
3.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
4.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
5.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
6.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
7.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
8.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
9.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
10.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
11.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
12.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
13.外部主催の身体表現公演鑑賞及びws等参加
14.外部主催の身体表現公演鑑賞及びws等参加
15.外部主催の身体表現公演鑑賞及びws等参加
*授業進行について,特に鑑賞等については,随時
必要に応じて振り分けて行う場合もある。
*基本的には体を動かす授業であるため,動ける軽
装でのぞむこと。
[授業計画]
1.卒業作品指導①
2.卒業作品指導②
3.卒業作品指導③
4.卒業作品指導④
5.卒業作品指導⑤
6.卒業作品指導⑥
7.卒業作品指導⑦
8.卒業作品指導⑧
9.卒業作品指導⑨
10.卒業作品指導⑩
11.卒業作品指導⑪
12.卒業作品指導⑫
13.卒業作品指導⑬
14.卒業作品指導⑭
15.卒業作品指導⑮
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する
−139−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品を創作する。協力して発表の
場をもつために必要な態度を養う。
表現文化ゼミナ−ルⅤh
(ことばの探求)
三宅ちぐさ
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅤi
(日本語学の諸問題)
岡﨑 友子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
調査方法・分析方法を工夫し,研究内容をより深
める。そして,成果を分かりやすく口頭で伝える力
を養う。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を中心とした演習を行う。論文の完成を
目指し,さらなる内容の精密化をはかることを目標
とする。
[授業の概要]
受講者各自が選んだ課題について,調査報告,相
互批評などを実践する。
[授業の概要]
卒業論文に完成に向かって,各自,調査・分析を
おこない,発表してもらう。
また,全体の構成(章・節)を決定していく。
[授業計画]
1.発表法⑴資料の作成法・活用法の確認
2.発表法⑵話し方の確認
3.調査結果・考察などの発表⑴
4.調査結果・考察などの発表⑵
5.調査結果・考察などの発表⑶
6.構成法 演繹法・帰納法の確認,一般的構成法
の確認等
7.研究内容にふさわしい構成法を用いての発表⑴
8.研究内容にふさわしい構成法を用いての発表⑵
9.研究内容にふさわしい構成法を用いての発表⑶
10.研究内容にふさわしい構成法を用いての発表⑷
11.研究内容にふさわしい構成法を用いての発表⑸
12.定められた条件に合わせて発表する。⑴
13.定められた条件に合わせて発表する。⑵
14.定められた条件に合わせて発表する。⑶
15.まとめ
注:受講者数によっては,変更することがある。
[授業計画]
1.前期授業の計画,確認
2.発表・ディスカッション
3.発表・ディスカッション
4.発表・ディスカッション
5.発表・ディスカッション
6.発表・ディスカッション
7.発表・ディスカッション
8.発表・ディスカッション
9.発表・ディスカッション
10.発表・ディスカッション
11.発表・ディスカッション
12.発表・ディスカッション
13.発表・ディスカッション
14.発表・ディスカッション
15.発表・ディスカッション
[テキスト]
使用しない。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
受講者各自が選んだ課題に関する論文や書籍を読
むことが必要となる。
[参考図書・参考資料等]
各自の卒業論文に関する参考文献を,適宜,指示
する。
[成績評価の方法]
発表を主とするが,授業態度(発表・質疑に対す
る積極性など)も加味する。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
12000字を目指し,レポートをまとめ提出する。
−140−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅥa
(卒業論文の完成と提出)
岡部 由文
ブラックボード使用
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅥb
(学術論文作成)
川崎 剛志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでに学んできた基礎技能を確認しながら,
学術論文作成のための手続きを実践的に身につける
ことを目標とする。
[授業の概要]
卒業論文の課題設定が個別であるため指導も個別
となるが,プロセスにおいてそれぞれの取り組み内
容と進行状況についての相互報告を実施する。
[授業の概要]
各自の定めたテーマに関する情報と資料を網羅的
に収集,整理した上で,自説を論理的に展開できる
よう,着実に準備を進めていく。
[授業計画]
1.卒業論文進行状況確認
2.卒業論文進行状況報告・発表①
3.卒業論文進行状況報告・発表②
4.卒業論文進行状況報告・発表③
5.卒業論文進行状況報告・発表④
6.卒業論文個別指導
7.卒業論文個別指導
8.卒業論文個別指導
9.卒業論文個別指導
10.卒業論文個別指導
11.卒業論文完成・提出
12.卒業論文提出後の総括と総評
13.卒業論文個別総括・反省①
14.卒業論文個別総括・反省②
15.懇話会
[授業計画]
1.中間発表
2.計画の再点検
3.第3課題の準備1
4.第3課題の準備2
5.第3課題の発表
6.第3課題のまとめ
7.第4課題の準備1
8.第4課題の準備2
9.第4課題の発表
10.第4課題のまとめ
11.計画の最終点検
12.正確な論述をめざして1
13.正確な論述をめざして2
14.口頭試問1
15.口頭試問2
[テキスト]
特に指示しない
[テキスト]
個別に指示
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて個別に指示する
[参考図書・参考資料等]
個別に指示
[成績評価の方法]
発表及び論文執筆への取り組み意欲・姿勢に授業
態度を加えて評価する。
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
−141−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を完成させることを最終目標とし,その
充実に取り組むことをテーマとする。
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅥc
(卒論の完成)
井上 啓治
ブラックボード使用
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅥd
(自分の好きな作品を説明してみよう)
松尾 直昭
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期のゼミⅤに引き続き,卒論を完成させる実践
的演習である。目標は,各自の選んだ対象とテーマ
を探究し,江戸文化を,日本人の道義と風雅を探る
ことである。テーマは,探究の結果を形にする自己
表現の実践である。
[授業の到達目標及びテーマ]
すでに修得したはずの研究論文作成の基礎力をも
とに,各自の発展的研究をはかる。各自が決定した
研究題目にしたがい,論文を作成し発表する。授業
はその発表された論文とそれに対する質疑応答に
よって進める。
[授業の概要]
研究とはどういうものかを,卒論を通して実践し,
課題設定・調査・探究・結論化・表現化という一連
の方法的修得を学び,もって大学生活四年間の集大
成にするものである。
[授業の概要]
各自の選択した作品について研究論文を作成して
もらい,その発表と質疑応答で授業をすすめる。翌
週は,近現代文学を理解するために必要な事項,文
学思潮,重要な文学的事件などを説明する。
[授業計画]
1.序論・本論第一章の文章化確認,本論第二章作
成計画
2.第二章のための研究史要約1
3.要約2
4.課題・注目点問題点の設定1
5.設定2
6.第二章製作・添削1
7.製作・添削2
8.製作・添削3
9.結論総合考察の製作・添削1
10.製作・添削2
11.序論・本論・結論の完成へ,指導1
12.指導2
13.指導3
14.指導4
15.卒論完成・和綴じ製本
[授業計画](昨年例)
1.村上春樹「ノルウェイの森」の作品研究
2.実践文章力養成講座① コミュニズム文学運動
と国家体制
3.中原中也「在りし日の歌」の作品研究
4.実践文章力養成講座② 「意識の流れ」と無意
識
5.芥川龍之介「羅生門」の作品発表
6.実践文章力養成講座③ 「意識の流れ」と無意
識
7.長野まゆみ「天体議会」の作品発表
8.実践文章力養成講座④ J・ジョイスと「ユリ
シーズ」
9.宮沢賢治「夜だかの星」の作品発表
10.実践文章力養成講座⑤ 川端康成と「意識の流
れ」
11.三島由紀夫「サド侯爵夫人」の作品研究
12.実践文章力養成講座⑥ 横光利一と「意識の流
れ」
13.吉本ばなな「TSUGUMIつぐみ」の研究発表
14.実践文章力養成講座⑦ 伊藤整と「意識の流れ」
15.村上春樹「羊をめぐる冒険」の作品研究
[テキスト]
[テキスト]
授業で取り上げる作品をなるべく新潮文庫で購入
すること
[参考図書・参考資料等]
各自に合わせて指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示します。
[成績評価の方法]
個別指導への対応態度30パーセント,学習態度50
パーセント,卒論完成へ向けたゼミ活動20パーセン
ト。
[成績評価の方法]
実践文章力養成講座のテーマ終了後に提出しても
らうレポートの評価と,発表論文内容,質疑応答の
態度から授業内容の理解度を判断し,総合的に評価
を決定する。
−142−
表現文化学科
ブラックボード使用
表現文化ゼミナールⅥe
後 期
岡本 悦子
2単位
表現文化ゼミナールⅥf
(卒業研究②)
山本 光久
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業作品を完成までもっていく。この段階
で受動的な受講態度は論外だが,単に「作品」を作
るのみならず,目前に迫っている「社会人」として
の自覚をもって,またその予行演習としても,真摯
に課題に向かうこと。
[授業の概要]
各自の進行状況を発表し合い,会の運営のための
打ち合わせ及び作業を行う。
[授業の概要]
個別指導だから,とくに「概要」というものはな
い。とにかく,いままでの学習を踏まえて真摯に卒
業制作に向かうよう指導するのみである。
[授業計画]
1.卒業制作作品の進行状況について発表
2.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
3.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
4.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
5.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
6.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
7.10月の卒業制作発表に向けて創作及び運営準備
8.卒業制作発表会を執り行う
9.反省と申し送り事項を整理・確認
10.創作ノート作成
11.創作ノート作成
12.創作ノート作成
13.創作ノート作成
14.創作ノート作成
15.創作ノート提出後,討論
*特に卒業制作発表会までの間は,集中的な練習
が加わる。
[授業計画]
1.卒業作品指導①
2.卒業作品指導②
3.卒業作品指導③
4.卒業作品指導④
5.卒業作品指導⑤
6.卒業作品指導⑥
7.卒業作品指導⑦
8.卒業作品指導⑧
9.卒業作品指導⑨
10.卒業作品指導⑩
11.卒業作品指導⑪
12.卒業作品指導⑫
13.卒業作品指導⑬
14.卒業作品指導⑭
15.卒業作品指導⑮
[テキスト]
特には使用しない。必要に応じて,プリントを配
布し,映像資料を提示する。
[テキスト]
適宜,提供する。
[参考図書・参考資料等]
適宜授業中に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み,レポート,発表などにより総
合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,および適宜課すレポートの提出状況,
期末レポートの内容から総合的に判断する。
−143−
専門︵表現文化︶
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の卒業制作作品を創作する。協力して発表の
場をもつために必要な態度を養う。自作の創作過程
を振り返り,創作ノートを作成する。
表現文化ゼミナ−ルⅥh
(ことばの探求)
三宅ちぐさ
後 期
2単位
表現文化ゼミナールⅥi
(日本語学の諸問題)
岡﨑 友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講者各自が選んだ課題の調査結果を,論理的に
構成し,分かりやすく伝達する力を養う。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を中心とした演習をおこなう。卒業論文
の仕上げをおこなっていく。
[授業の概要]
構成法や表現法を学ぶ。その上で,各自の研究成
果を過不足なく,分かりやすい文章にすべく,推敲・
相互批評などを実践する。
[授業の概要]
卒業論文に完成に向かって,各自,調査・分析を
おこない,発表してもらう。また,出来上がった論
文を丁寧に読み込む作業(校正)もおこなう。
[授業計画]
1.はじめに 目標・内容など
2.構成法⑴ 全体の展開
3.構成法⑵ 章・節・段落など各レベル毎に
4.論旨の展開発表⑴
5.論旨の展開発表⑵
6.論旨の展開発表⑶
7.推敲法⑴ 内容など
8.推敲法⑵ 表現・表記など
9.推敲⑴序論 研究史を中心に
10.推敲⑵序論 調査項目を中心に
11.推敲⑶本論各節
12.推敲⑷本論各節
13.推敲⑸結論 まとめを中心に
14.推敲⑸結論 研究史上への位置づけを中心に
15. 推敲⑹表記
[授業計画]
1.後期授業の計画,確認
2.発表・ディスカッション
3.発表・ディスカッション
4.発表・ディスカッション
5.発表・ディスカッション
6.発表・ディスカッション
7.発表・ディスカッション
8.発表・ディスカッション
9.発表・ディスカッション
10.発表・ディスカッション
11.発表・ディスカッション
12.発表・ディスカッション
13.発表・ディスカッション
14.発表・ディスカッション
15.発表・ディスカッション
発表順を決め,書いた論文の読み合わせをおこ
なっていく。また,個別に指導をおこない,卒業論
文を完成させる。
注:受講者数によっては,変更することがある。
[テキスト]
使用しない。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
受講者各自が選んだ課題に関する論文や書籍を読
むことが必要となる。
[参考図書・参考資料等]
各自の卒業論文に関する参考文献を,適宜,指示
する。
[成績評価の方法]
レポートを主とするが,授業態度(発表・質疑に
対する積極性など)も加味する。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−144−
専門教育科目
実践英語学科
実践英語学科
ブラックボード使用
ライティング演習Ⅰa
(introduction to writing)
A.スミス
前 期
ライティング演習Ⅰb
前 期
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs,
letters, and compositions. Students will practice
mind-mapping, outlining, peer-editing, and revisions.
Students will also be introduced to writing papers
using Microsoft Word.
[授業の到達目標及びテーマ]
You will use process-writing methods to improve
your writing skills. You will practice mindmapping, outlining, peer-editing and revisions to
write paragraphs and compositions. Active
participation is very important.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 1)
Yoshima Camp(300 wds); 2)favorite place(300
wds); 3)character description(300 wds); 4)
short story(450 wds). Projects will be typed.
[授業の概要]
Students will complete 4 writing projects.
1)Yoshima Camp(300 words); 2)favorite place
(350 words); 3)favorite person(400 words); 4)
short story(450 words). Projects will be typed.
[授業計画]
1.Course overview, introductions
2.Writing Project 1 ‒ Yoshima Camp: mind map
3.Writing Project 1 ‒ outline, first draft
4.Writing Project 1 ‒ peer-edit, rewrite
5.Writing Project 2 ‒ Favorite Place: mind map,
outline
6.Writing Project 2 ‒ first draft
7.Writing Project 2 ‒ peer-edit, rewrite
8.Writing Project 3 ‒ Favorite person: mind
map,
9.Writing Project 3 ‒ outline, first draft
10.Writing Project 3 ‒ peer-edit, rewrite
11.Writing Project 4 ‒ Story: time-order words,
mind-map
12.Writing Project 4 ‒ outline
13.Writing Project 4 ‒ first draft
14.Writing Project 4 ‒ peer-edit, rewrite
15.Writing Project 4, class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
A detailed rubric is used to score each project.
The rubric includes points for mind map, outline,
format, organization, grammar/spelling, and
content & specific details. A seventh area is
added from project-2 to cover various grammar
points. Project-1 is 20 % , project-2 is 20 % ,
project-3 is 20 % , project-4 is 20 % , Class
participation is 20% .
[成績評価の方法]
Project 1 = 20% , Project 2 = 20% , Project 3 =
20% , Project 4 = 20% , Class participation = 20%
−145−
専門︵実践英語︶
[授業計画]
1.Class introduction. Warm-up activities. Class
rules and expectations.
2.Start Yoshima Camp paper. Introduce
paragraphs, topic sentences, mind map, &
outline.
3.Check outline & 1st draft. Introduce simple
peer editing. Work on 2nd draft.
4.Collect project-1. Start project 2. Mind map.
Introduce expanding MM. Introduce spatial
order words. Assign outline & 1 st draft as
homework.
5.Check outline & 1st draft. Simple peer-edit.
6.Hand back project-1. Introduce teachercomment codes. Peer-edit focus on spatial order
words.
7.Peer-edit 2nd draft. Introduce peer-edit form.
8.Collect project-2. Start project-3. Introduce
physical description words. Mind map character.
9.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
10.Hand back project-2 w/teacher-comment
codes. Peer-edit project-3.
11.Collect project-3. Start project-4. Introduce
time-order words. Mind map of short story.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Hand back project-3 w/teacher-comment
codes. Students hand in 2 nd draft copy for
teacher check. Peer-edit in class.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft.
Revise essays.
15.Collect project-4. Class evaluation.
ライティング演習Ⅰc
前 期
ライティング演習Ⅰd
前 期
D.タウンゼンド
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs,
letters, and compositions. Students will practice
mind-mapping, outlining, peer-editing, and revisions.
Students will also be introduced to writing papers
using Microsoft Word.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs,
and compositions. Students will practice mindmapping, outlining, peer-editing, and revisions.
Students will also be introduced to writing papers
using Microsoft Word.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 1)
Yoshima Camp(300 wds); 2)favorite place(300
wds); 3)character description(300 wds); 4)
short story(450 wds). Projects will be typed.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 1)
Yoshima Camp(300 wds); 2)favorite place(300
wds); 3)character description(300 wds); 4)
short story(450 wds). Projects will be typed.
[授業計画]
1.Class introduction. Warm-up activities. Class
rules and expectations.
2.Start Yoshima Camp paper. Introduce
paragraphs, topic sentences, mind map, &
outline.
3.Check outline & 1st draft. Introduce simple
peer editing. Work on 2nd draft.
4.Collect project-1. Start project 2. Mind map.
Introduce expanding MM. Introduce spatial
order words. Assign outline & 1st draft as
homework.
5.Check outline & 1st draft. Simple peer-edit.
6.Hand back project-1. Introduce teachercomment codes. Peer-edit focus on spatial order
words.
7.Peer-edit 2nd draft. Introduce peer-edit form.
8.Collect project-2. Start project-3. Introduce
physical description words. Mind map character.
9.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
10.Hand back project-2 w/teacher-comment
codes. Peer-edit project-3.
11.Collect project-3. Start project-4. Introduce
time-order words. Mind map of short story.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Hand back project-3 w/teacher-comment
codes. Students hand in 2 nd draft copy for
teacher check. Peer-edit in class.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft.
Revise essays.
15.Collect project-4. Class evaluation.
[授業計画]
1.Class introduction. Warm-up activities. Class
rules and expectations.
2.Start Yoshima Camp paper. Introduce
paragraphs, topic sentences, mind map, &
outline.
3.Check outline & 1st draft. Introduce simple
peer editing. Work on 2nd draft.
4.Collect project-1. Start project 2. Mind map.
Introduce expanding MM. Introduce spatial
order words. Assign outline & 1 st draft as
homework.
5.Check outline & 1st draft. Simple peer-edit.
6.Hand back project-1. Introduce teachercomment codes. Peer-edit focus on spatial order
words.
7.Peer-edit 2nd draft. Introduce peer-edit form.
8.Collect project-2. Start project-3. Introduce
physical description words. Mind map character.
9.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
10.Hand back project-2 w/teacher-comment
codes. Peer-edit project-3.
11.Collect project-3. Start project-4. Introduce
time-order words. Mind map of short story.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Hand back project-3 w/teacher-comment
codes. Students hand in 2 nd draft copy for
teacher check. Peer-edit in class.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft.
Revise essays.
15.Collect project-4. Class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
A detailed rubric is used to score each project.
The rubric includes points for mind map, outline,
format, organization, grammar/spelling, and
content & specific details. A seventh area is
added from project-2 to cover various grammar
points. Project-1 is 20 % , project-2 is 20 % ,
project-3 is 20 % , project-4 is 20 % , Class
participation is 20% .
[成績評価の方法]
A detailed rubric is used to score each project.
The rubric includes points for mind map, outline,
format, organization, grammar/spelling, and
content & specific details. A seventh area is
added from project-2 to cover various grammar
points. Project-1 is 20 % , project-2 is 20 % ,
project-3 is 20 % , project-4 is 20 % , Class
participation is 20% .
−146−
実践英語学科
ブラックボード使用
ライティング演習Ⅱa
(introduction to writing)
A.スミス
後 期
ライティング演習Ⅱb
後 期
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs and
multi-paragraph compositions. Students will
practice mind-mapping, outlining, peer-editing, and
revisions.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 5)
Future dreams(400 wds); 6)favorite music(400
wds); 7)movie review(500 wds); 8)most
important thing(s)I learned this year(500 wds).
All projects will be typed.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 5)
Future dreams(400 words); 6)Favorite music(400
words); 7)Movie review(500 words); 8)Most
important thing(s)I learned this year(500
words).All projects will be typed.
[授業計画]
1.Warm-up activities. Return project-4 w/
teacher comments. Start mind map of project-5.
2.Check mind map. Introduce detailed outline
with introduction and conclusion. Check outline.
3.Check 1st draft. Peer edit checking for tense.
4.Collect project-5. Start project-6. Intro likes/
dislikes. Use notes from Internet English. Mind
map.
5.Check outline & 1st draft. Topic sentences.
6.Peer-edit focus on expressing likes/dislikes.
Return project-5 w/teacher comments.
7.Collect project-6. Start project-7. Intro idea
markers. Use notes from Internet English. Mind
map.
8.Check outline. Start 1st draft.
9.Peer-edit focus on idea markers. Return
project-6 w/teacher comments.
10.Collect project-7. Start project-8. Review tense.
Mind map.
11.Holiday activity.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Return project-7 w/teacher comments.
Students hand in 2 nd draft copy for teacher
check.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft,
focus on use of tense. Revise essays.
15.Collect project-8. Class evaluation.
[授業計画]
1.Writing Project 5 ‒ Future Dreams
2.Writing Project 5
3.Writing Project 5
4.Writing Project 6 ‒ Music
5.Writing Project 6
6.Writing Project 6
7.Writing Project 6
8.Writing Project 7 ‒ Movie Review
9.Writing Project 7
10.Writing Project 7
11.Writing Project 7
12.Writing Project 8 ‒ The Most Important Things
13.Writing Project 8
14.Writing Project 8
15.Writing Project 8, class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Method of Evaluation: A detailed rubric is used
to score each project. The rubric includes points
for mind map, outline, format, organization,
grammar/spelling, content & specific details, and
a grammar point. Projects 5-8 are 20 % each.
Class participation is 20% .
[成績評価の方法]
Project 5 = 20% , Project 6 = 20% , Project 7 = 20% ,
Project 8 = 20% , Class participation = 20%
−147−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs and
multi-paragraph compositions. Students will
practice mind-mapping, outlining, peer-editing, and
revisions. Students will also be introduced to
writing papers using Microsoft Word.
ライティング演習Ⅱc
後 期
ライティング演習Ⅱd
後 期
D.タウンゼンド
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs,
letters, and compositions. Students will practice
mind-mapping, outlining, peer-editing, and revisions.
Students will also be introduced to writing papers
using Microsoft Word.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn how to write paragraphs and
multi-paragraph compositions. Students will
practice mind-mapping, outlining, peer-editing, and
revisions. Students will also be introduced to
writing papers using Microsoft Word.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 5)
Future dreams(400 wds); 6)favorite music(400
wds); 7)movie review(500 wds); 8)most
important thing(s)I learned this year(500
wds).All projects will be typed.
[授業の概要]
Students will complete four writing projects. 5)
Future dreams(400 wds); 6)favorite music(400
wds); 7)movie review(500 wds); 8)most
important thing(s)I learned this year(500
wds). All projects will be typed.
[授業計画]
1.Warm-up activities. Return project-4 w/
teacher comments. Start mind map of project-5.
2.Check mind map. Introduce detailed outline
with introduction and conclusion. Check outline.
3.Check 1st draft. Peer edit checking for tense.
4.Collect project-5. Start project-6. Intro likes/
dislikes. Use notes from Internet English. Mind
map.
5.Check outline & 1st draft. Topic sentences.
6.Peer-edit focus on expressing likes/dislikes.
Return project-5 w/teacher comments.
7.Collect project-6. Start project-7. Intro idea
markers. Use notes from Internet English. Mind
map.
8.Check outline. Start 1st draft.
9.Peer-edit focus on idea markers. Return
project-6 w/teacher comments.
10.Collect project-7. Start project-8. Review tense.
Mind map.
11.Holiday activity.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Return project-7 w/teacher comments.
Students hand in 2 nd draft copy for teacher
check.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft,
focus on use of tense. Revise essays.
15.Collect project-8. Class evaluation.
[授業計画]
1.Warm-up activities. Return project-4 w/
teacher comments. Start mind map of project-5.
2.Check mind map. Introduce detailed outline
with introduction and conclusion. Check outline.
3.Check 1st draft. Peer edit checking for tense.
4.Collect project-5. Start project-6. Intro likes/
dislikes. Use notes from Internet English. Mind
map.
5.Check outline & 1st draft. Topic sentences.
6.Peer-edit focus on expressing likes/dislikes.
Return project-5 w/teacher comments.
7.Collect project-6. Start project-7. Intro idea
markers. Use notes from Internet English. Mind
map.
8.Check outline. Start 1st draft.
9.Peer-edit focus on idea markers. Return
project-6 w/teacher comments.
10.Collect project-7. Start project-8. Review tense.
Mind map.
11.Holiday activity.
12.Check outline & 1st draft. Work on 2nd draft.
13.Return project-7 w/teacher comments.
Students hand in 2 nd draft copy for teacher
check.
14.Teacher returns 2nd drafts. Peer-edit 3rd draft,
focus on use of tense. Revise essays.
15.Collect project-8. Class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
A detailed rubric is used to score each project.
The rubric includes points for mind map, outline,
format, organization, grammar/spelling, content
& specific details, and a grammar point. Projects
5-8 are 20% each. Class participation is 20% .
[成績評価の方法]
Method of Evaluation: A detailed rubric is used
to score each project. The rubric includes points
for mind map, outline, format, organization,
grammar/spelling, content & specific details, and
a grammar point. Projects 5-8 are 20% each.
Class participation is 20% .
−148−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英文法Ⅰa・b
前 期
英文法Ⅱa・b
後 期
小田 希望
2単位
小田 希望
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
英文理解を支える要が英文法である。基本文法事
項を使用状況に結び付けて確認していくことで,実
用的に英語を使いこなせるようにすることを目標と
する。
[授業の到達目標及びテーマ]
英文法Ⅰで確認した英文法を,TOEIC形式の問
題を解きながら,さらに確実に英文法の定着を図り
たい。
[授業の概要]
毎回テキストに沿って,授業は進めていく。履修
者は必ず予習をして授業に臨むこと。また,語彙力
強化のために,毎回ブラックボードを使用して単語
テストも行なう。
[授業の概要]
テキストに沿って,文法事項を確認していく。ま
た,単語力強化のため,ブラックボードを使って単
語テストを毎回行なう。
[授業計画]
1.Unit 1 形容詞
2.Unit 2 動詞
3.Unit 3 不定詞
4.Unit 4 強調,倒置
5.Unit 5 否定
6.Unit 6 使役
7.Unit 7 仮定法
8.Unit 8 分詞
9.Unit 9 助動詞
10.Unit 10 副詞
11.Unit 11 主語と動詞の一致
12.Unit 12 関係詞
13.Unit 13 比較
14.Unit 14 時制
15.Unit 15 名詞
(*進行状況によって変更することもある)
[テキスト]
神谷佳郎・Theodore Bonnah・清水裕子
Circuit Grammar Training
センゲージラーニング
ISBN 978-4-86312-116-4
[テキスト]
ハーバート久代・伊藤佳代子・村上裕美・John C.
Herbert
The Next Stage to the TOEIC Test
金星堂
ISBN 978-4-7647-3920-8
[参考図書・参考資料等]
綿貫陽・マーク・ピーターセン
『表現のための実践ロイヤル英文法』
[参考図書・参考資料等]
綿貫陽・マーク・ピーターセン
『表現のための実践ロイヤル英文法』
[成績評価の方法]
授業準備・授業への参加度(5%),単語テスト
(15%),課題(10%),試験(70%)
[成績評価の方法]
授業準備・参加度(5%)
,単語テスト(15%),
課題(10%),試験(70%)
−149−
専門︵実践英語︶
[授業計画]
1.導入&Unit 1 現在形と過去形
2.Unit 2 未来を表す表現
3.Unit 3 現在完了形
4.Unit 4 過去完了形と未来完了形
5.Unit 5 助動詞1
6.Unit 6 助動詞2
7.Unit 7 助動詞3
8.Unit 8 名詞と冠詞
9.Unit 9 数量を表す表現&Unit 10形容詞と副詞
10.Unit 11 比較
11.Unit 12 受動態
12.Unit 13 動名詞・不定詞・分詞
13.Unit 14 関係詞
14.Unit 15 節
15.Unit 16 仮定法
(*進行状況によって変更することもある)
インターネット英語Ⅰa
前 期
インターネット英語Ⅰb
前 期
L.ダンテ
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students should be able to use the Internet and
the library to get, read, and comprehend
information in English. Students should then be
able to use this knowledge to write short essays
using Microsoft Word.
[授業の到達目標及びテーマ]
This class is an introduction to basic study skills
including using the computer, Internet, and library.
Reading, listening, speaking, and writing skills will
be used to complete assigned tasks.
[授業の概要]
This class is an introduction to basic study skills
including using a computer, the Internet, and the
library. Students will also learn how to use
Microsoft Word and writing skills that will help
them to write short essays. The two short essays
will be about a newspaper article chosen by each
student and environmental issues.
[授業の概要]
Outline : In the first semester students will learn
how to use a Windows Operating System PC, how
to use Microsoft Word, how to access the Internet,
and how to use the Shujitsu library. Class
attendance and participation are very important.
Students will complete projects and worksheets
throughout the semester.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Computer Basics
3.Computer Basics
4.Writing Basics
5.Writing Basics
6.Library Skills
7.Newspaper Sheet
8.The Internet/Newspaper English
9.The Internet/Newspaper English
10.The Internet/Environmental Problems(first
essay due)
11.The Internet/Environmental Problems
12.Search Activities
13.Essay Writing
14.Essay Writing
15.Skills Review(second essay due)
[授業計画]
1.Course outline and introductions.
2.Introduction to the PC and Windows OS.
3.Tour of Shujitsu library.
4.Introduction to MS Word. Self-introduction.
5.Scrambled sentences.
6.Introduction to Internet. Fashion worksheet.
7.Fashion worksheet.
8.Newspaper Summary Form.
9.Newspaper Summary Form.
10.Restaurant Review Form.
11.Restaurant Review essay.
12.Newspaper Summary Form.
13.Newspaper Summary Form.
14.Newspaper Summary Form essay
15.Class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation 30 % , homework 25 % , short
essays 20% and 25%
[成績評価の方法]
Self-introduction
(10%)
, scrambled sentences
(10%)
,
F a s h i o n W o r k s h e e t ( 1 0 % ), N e w s p a p e r
Summary Form(15%), Restaurant Review
Form & essay(15%), Newspaper Summary
Form & essay(20%),class participation(20%).
−150−
実践英語学科
ブラックボード使用
インターネット英語Ⅰc
前 期
インターネット英語Ⅱa
後 期
J.スコット
2単位
L.ダンテ
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students should be able to use the Internet and
the library to get, read, and comprehend
information in English. Students should then be
able to use this knowledge to write short essays
using Microsoft Word. Students will also learn
how to make a presentation using PowerPoint.
[授業の概要]
In the first semester students will learn how to
use a PC, how to use Microsoft Word, how to
access the Internet, and how to use the Shujitsu
library. Class attendance and participation are
very important. Students will complete projects
and worksheets throughout the semester.
[授業の概要]
This class is an introduction to basic study skills
including using a computer, the Internet, and the
library. Students will also learn how to use
Microsoft Word and writing skills that will help
them to write short essays. The two short essays
will be about a newspaper article chosen by each
student and global issues. Students will make a
PowerPoint presentation about their global issue
essay.
[授業計画]
1.Course outline, introductions, scrambled
sentences warm-up activity
2.Self-introduction
3.Self-introduction, email
4.Tour of Shujitsu library
5.Introduction to Internet. Fashion worksheet
6.Fashion worksheet, report
7.Newspaper Summary Form 1
8.Restaurant Review Form
9.Restaurant Review essay
10.Newspaper Summary Form 2
11.Newspaper Summary Form
12.Newspaper Summary Form essay
13.Newspaper Summary Form essay
14.Music worksheet
15.Class evaluation.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Skills Review
3.Music
4.Movies
5.Newspaper Sheet
6.First Essay Introduction(Newspaper)
7.Search Activities
8.Essay Writing
9.Second Essay Introduction/Global Issues(first
essay due)
10.Search Activities
11.PowerPoint Introduction
12.Search Activities
13.Presentations
14.Presentations
15.Presentations(second essay due)
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Self-introduction(10 %),Fashion Worksheet &
essay(15 %),Newspaper Summary 1(10 %),
Restaurant Review Form & essay(15%),
Newspaper Summary 2 & essay(20%),Music
worksheet(10%),class participation(20%).
[成績評価の方法]
Class participation 25%,homework 15%,short
essays 20% and 25%,presentation 15%
−151−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
This class is an introduction to basic study skills
including using the computer, Internet, and library.
Reading, listening, speaking, and writing skills will
be used to complete assigned tasks.
ブラックボード使用
インターネット英語Ⅱb
後 期
インターネット英語Ⅱc
後 期
C.ソワー
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
In the second semester students will use the
skills they learned in the first semester. They will
find information on the Internet and in the library,
they will read and summarize the information, and
they will submit brief papers about the
information. Class attendance and participation are
very important.
[授業の到達目標及びテーマ]
In the second semester students will use the
skills they learned in the first semester to find
information on the Internet and in the library, read
and summarize information, and submit brief
papers about the information.
[授業の概要]
In the second semester students will use a
Windows Operating System PC, Microsoft Word,
Microsoft PowerPoint, access the Internet, and use
the Shujitsu library. Class attendance and
participation are very important. Students will
complete projects and worksheets throughout the
semester.
[授業の概要]
In the second semester students will use Word,
PowerPoint, access the Internet, and use the
Shujitsu library. Class attendance and participation
are very important. Students will complete
projects and worksheets throughout the semester.
[授業計画]
1.Course outline and introductions.
2.Music Worksheet.
3.Movie Worksheet.
4.1st Global Issues Worksheet.
5.1st Global Issues Worksheet.
6.1st Global Issues Worksheet & essay.
7.2nd Global Issues Worksheet.
8.2nd Global Issues Worksheet.
9.2nd Global Issues Worksheet & essay.
10.2nd Global Issues Worksheet & essay.
11.2nd Global Issues speech preparation.
12.2nd Global Issues speech preparation.
13.PowerPoint presentations.
14.PowerPoint presentations.
15.Class evaluation.
[授業計画]
1.Course outline and introductions.
2.Movie Worksheet.
3.Famous Australian worksheet
4.Famous Australian essay first draft
5.Famous Australian essay second draft
6.Collect Famous Australian project, start
Global Issues worksheet.
7.Global Issues research, notes
8.Global Issues mind-map, outline
9.Global Issues PowerPoint presentation slides
10.Global Issues PowerPoint presentation script
11.Global Issues report first draft
12.Global Issues speech preparation.
13.PowerPoint presentations
14.PowerPoint presentations.
15.PowerPoint presentations, class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Music Worksheet(10%),Movie Worksheet
(10 %)
,1st Global Issues Worksheet(5 %),1st
Global Issues essay(10%),2 nd Global Issues
Worksheet(10%),2nd Global Issues essay(25%)
,
PowerPoint FD(5%)
,speech presentation(5%)
,
class participation(20%).
[成績評価の方法]
Movie Worksheet(10%),Famous Australian
Worksheet & essay(20%),Global Issues
Worksheet(10%),Global Issues essay(30%),
PowerPoint p r e s e n t a t i o n ( 1 0 % ), c l a s s
participation(20%).
−152−
実践英語学科
ブラックボード使用
リスニングa
前 期
リスニングb
前 期
J.スコット
2単位
L.ダンテ
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業計画]
1.Course overview, essential listening skills
2.Unit 1 ‒ Anthropology : The Sahara
3.Unit 1
4.Unit 2 ‒ Business: The Fashion Industry
5.Unit 2
6.Unit 3 ‒ Architecture: Public Spaces
7.Unit 3
8.Presentations
9.Unit 4 ‒ Music : World Music
10.Unit 4
11.Unit 5 History : Exploration of the Sea
12.Unit 5
13.Unit 6 ‒ History : Spies
14.Unit 6
15.Presentations, class evaluation
[授業計画]
1.Course overview, essential listening skills
2.Unit 1 ‒ Anthropology : The Sahara
3.Unit 1
4.Unit 2 ‒ Business : The Fashion Industry
5.Unit 2
6.Unit 3 ‒ Architecture : Public Spaces
7.Unit 3
8.Presentations
9.Unit 4 ‒ Music : World Music
10.Unit 4
11.Unit 5 History : Exploration of the Sea
12.Unit 5
13.Unit 6 ‒ History : Spies
14.Unit 6
15.Presentations, class evaluation
[テキスト]
Daphne Mackey, Laurie Blass, Ellen Kisslinger
Panorama Listening 2
Oxford
ISBN 978-0-19-475713-3
[テキスト]
Daphne Mackey, Laurie Blass, Ellen Kisslinger
Panorama Listening 2
Oxford
ISBN 978-0-19-475713-3
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Continual assessment: participation 20%,
presentations 40%,listening test 40%
[成績評価の方法]
Continual assessment: participation 20%,
presentations 40%,listening tests 40%
−153−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
ブラックボード使用
リスニングc
前 期
英文読解a
後 期
C.ソワー
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will read graded readers and take
quizzes on a schedule determined by the difficulty
of the reader selected by students. They will
complete two book report forms during the
semester.
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level. They will take quizzes at
intervals determined by the difficulty of the reader
selected by students. They will complete two book
report forms during the semester. 1st semester
requirement will be 50 questions(3-5 books)
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will read graded readers and take
quizzes on a schedule determined by the difficulty
of the reader selected by students. They will
complete two book report forms and make one
presentation during the semester.
[授業計画]
1.Class introduction. Warm up. Go to library to
look at graded readers.
2.Everyone to library to select first book.
Review library rules.
3.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results. Explain book report form.
4.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
5.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
6.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
7.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
9.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
11.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
12.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
13.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
14.Reading & quizzes. Give previous week's quiz
results.
15.2nd book report form due. Reading & quizzes.
Give previous week's quiz results. Class
evaluation.
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level and take quizzes at intervals
determined by the difficulty of the reader selected.
They will complete two book report forms and
make one presentation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Quiz scores
(50%)
,book reports
(15% × 2)
,class
participation
(20%)
.Students must take a total of 30
quiz questions.Quiz intervals & questions : Starter,
Level-1 & (
2 2 weeks ; 10 questions per book)
.Level-3
&(
4 3 weeks ; 12-13 questions per book)
.Level-5 & 6
(4 weeks ; 16-17 questions per book)
.Students must
take a total of 50 quiz questions in 1st semester.
[成績評価の方法]
Quiz scores(50%),book reports(10% × 2),
presentation(10%),class participation(20%).
[授業計画]
1.Class introduction. Go to library to look at
graded readers.
2.Select first book. Review library rules.
3.Reading & quizzes. Explain book report form.
4.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
5.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
6.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
7.Reading & quizzes. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
9.Reading & quizzes. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
11.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
12.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
13.Reading, presentations & quizzes.
14.Reading, presentations & quizzes.
15.Presentations & quizzes. 2nd book report form
due. Class evaluation.
−154−
実践英語学科
英文読解b
後 期
英文読解c
後 期
L.ダンテ
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will read graded readers and take
quizzes on a schedule determined by the difficulty
of the reader selected by students. They will also
complete two book report forms.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will read graded readers and take
quizzes on a schedule determined by the difficulty
of the reader selected by students. They will complete
two book report forms during the semester.
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level. They will take quizzes at
intervals determined by the difficulty of the reader
selected by students. They will complete two book
report forms during the semester. 2nd semester
requirement will be 60 questions(3-6 books)
[授業計画]
1.Class introduction. Go to library to look at
graded readers.
2.Select first book. Review library rules.
3.Reading & quizzes. Explain book report form.
4.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
5.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
6.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
7.Reading & quizzes. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
9.Reading & quizzes. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
11.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
12.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
13.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
14.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
15.2nd book report form due. Class evaluation.
[授業計画]
1.Return 1st-semester book reports. Warm up.
2.Everyone to library to select first book.
Review library rules.
3.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results. Explain book report form.
4.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
5.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
6.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
7.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
9.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
11.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
12.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
13.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
14.Reading & quizzes. Give previous week s quiz
results.
15.2nd book report form due. Reading & quizzes.
Give previous week’s quiz results. Class
evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Quiz scores(50%),book reports(15% × 2),
class participation(20%).
[成績評価の方法]
Quiz scores(50 %),book reports(10 % × 3),
class participation(20%).Students must take a
total of 30 quiz questions.Quiz intervals &
questions : Starter,Level-1 & 2(2 weeks ; 10
questions per book).Level-3 & 4(3 weeks ; 15
uestions per book).Level-5 & 6(4 weeks ; 20
questions per book).Students must take a total
of 60 quiz questions in 2nd semester.
−155−
専門︵実践英語︶
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level and take quizzes at intervals
determined by the difficulty of the reader selected.
They will also complete two book report forms.
Requirement will be 30 questions(3-6 books)
英語表現演習Ⅰa
前 期
D.タウンゼンド
4単位
英語表現演習Ⅰb・e
(Using Practical English)
A.スミス
前 期
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills.
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study starting and finishing conversations
naturally and other useful conversation skills. They
will also practice using an English language
dictionary. In unit two, students will study fashion
and appearance to develop their powers of
description. In unit three, students will study foodrelated topics and cultural aspects relating to food.
There is regular review and extension within the
lessons.
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study starting and finishing conversations
naturally and other useful conversation skills. They
will also practice using an English language
dictionary. In unit two, students will study fashion
and appearance to develop their powers of
description. In unit three, students will study foodrelated topics and cultural aspects relating to food.
There is regular review and extension within the
lessons.
[授業計画]
1.Introduction(practicing checking information;
starting conversations)
2.Getting Started/Dictionary Skills(finishing
conversations; dictionary skills I)
3.Getting Started/Dictionary Skills(making
longer conversations; dictionary skills II)
4.Getting Started/Dictionary Skills(sharing
conversations; dictionary skills III)
5.Getting Started/Dictionary Skills Evaluation
(conversation test; dictionary skills test)
6.Fashion & Appearance(describing clothing)
7.Fashion & Appearance(describing objects
and function; completing forms)
8.Fashion & Appearance(describing appearance)
9.Fashion & Appearance(describing personality;
prices/shopping)
10.Fashion & Appearance Evaluation(review;
speaking & listening tests)
11.Food(cooking methods; serving methods)
12.Food(ingredients; recommending)
13.Food(recipes; restaurants)
14.Food(cultural-table manners & table settings)
15.Food(taste; review)
[授業計画]
1.Introduction(practicing checking information;
starting conversations)
2.Getting Started/Dictionary Skills(finishing
conversations; dictionary skills I)
3.Getting Started/Dictionary Skills(making
longer conversations; dictionary skills Ⅱ)
4.Getting Started/Dictionary Skills(sharing
conversations; dictionary skills III)
5.Getting Started/Dictionary Skills Evaluation
(conversation test; dictionary skills test)
6.Fashion & Appearance(describing clothing)
7.Fashion & Appearance(describing objects
and function; completing forms)
8.Fashion & Appearance(describing appearance)
9.Fashion & Appearance(describing
personality; prices/shopping)
10.Fashion & Appearance Evaluation(review;
speaking & listening tests)
11.Food(cooking methods; serving methods)
12.Food(ingredients; recommending)
13.Food(recipes; restaurants)
14.Food(cultural - table manners & table settings)
15.Food(taste; review)
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
Longman ISBN 9781405862288
J.C. Richards Basic Tactics For Listening 2 nd
Edition(with CD)
Oxford
ISBN 9780194384513
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
(Longman, 3,050円)ISBN 9781405862288
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
J.C. Richards Basic Tactics For Listening 2 nd
Edition(with CD)(Oxford 2,400円)
ISBN 9780194384513
−156−
実践英語学科
英語表現演習Ⅰc・d
前 期
英語表現演習Ⅱa
後 期
J.コックス
4単位
D.タウンゼンド
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills.
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study starting and finishing conversations
naturally and other useful conversation skills. They
will also practice using an English language dictionary.
In unit two, students will study fashion and
appearance to develop their powers of description. In
unit three, students will study food-related topics and
cultural aspects relating to food. There is regular
review and extension within the lessons.
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study starting and finishing conversations
naturally and other useful conversation skills. They
will also practice using an English language dictionary.
In unit two, students will study fashion and appearance
to develop their powers of description. In unit three,
students will study food-related topics and cultural
aspects relating to food. There is regular review and
extension within the lessons.
[授業計画]
1.Introduction(practicing checking information;
starting conversations)
2.Getting Started/Dictionary Skills(finishing
conversations; dictionary skillsⅠ)
3.Getting Started/Dictionary Skills(making
longer conversations; dictionary skillsⅡ)
4.Getting Started/Dictionary Skills(sharing
conversations; dictionary skillsⅢ)
5.Getting Started/Dictionary Skills Evaluation
(conversation test; dictionary skills test)
6.Fashion & Appearance(describing clothing)
7.Fashion & Appearance(describing objects
and function; completing forms)
8.Fashion & Appearance(describing appearance)
9.Fashion & Appearance(describing personality;
prices/shopping)
10.Fashion & Appearance Evaluation(review;
speaking & listening tests)
11.Food(cooking methods; serving methods)
12.Food(ingredients; recommending)
13.Food(recipes; restaurants)
14.Food(cultural - table manners & table settings)
15.Food(taste; review)
[授業計画]
1.Introduction & Revision(conversational
review; weather)
2.Health & Fitness(parts of the body; illnesses;
advice)
3.Health & Fitness(talking/asking about
illness; showing sympathy)
4.Health & Fitness(friendly advice; frequency)
5.Health & Fitness(time; making appointments)
6.Health & Fitness Evaluation(review; listening
and speaking test)
7.Shopping(shop names; recommending)
8.Shopping(opening and closing times; location)
9.Shopping(directions; shopping and prices)
10.Shopping(shopping and prices; clarifying similar
numbers)
11.Shopping Evaluation(review; listening and
speaking test)
12.The Media(conversational skills; talking about
and comparing movies)
13.The Media(class survey; brief presentation)
14.The Media(talking about and comparing TV
shows)
15.The Media(review; Xmas-themed lesson at
appropriate time)
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
Longman
ISBN 9781405862288
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
Longman
ISBN 9781405862288
J.C. Richards
Basic Tactics For Listening 2nd Edition(with CD)
Oxford
ISBN 9780194384513
J.C. Richards
Basic Tactics For Listening 2nd Edition(with CD)
Oxford
ISBN 9780194384513
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
−157−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills.
英語表現演習Ⅱb・e
(Using Practical English)
A.スミス
後 期
英語表現演習Ⅱc・d
後 期
4単位
J.コックス
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills.
[授業の到達目標及びテーマ]
A skills-based communication course for English
majors. Students will develop practical English
skills, particularly speaking and listening. Students
are expected to participate actively in pair and
group activities and to work independently.
Student notes will be regularly assessed, in
addition to their speaking and listening skills.
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study health and fitness, practicing conversational
skills such as giving advice and showing sympathy.
In unit two, students will study shopping-related
topics such as giving and asking for directions. In
unit three, students will study the Media and make a
brief presentation based on a class survey. There is
regular review and extension within the lessons.
[授業の概要]
There are three basic units. In unit one, students
will study health and fitness, practicing conversational
skills such as giving advice and showing sympathy.
In unit two, students will study shopping-related
topics such as giving and asking for directions. In
unit three, students will study the Media and make a
brief presentation based on a class survey. There is
regular review and extension within the lessons.
[授業計画]
1.Introduction & Revision(conversational
review; weather)
2.Health & Fitness(parts of the body; illnesses;
advice)
3.Health & Fitness(talking/asking about
illness; showing sympathy)
4.Health & Fitness(friendly advice; frequency)
5.Health & Fitness(time; making appointments)
6.Health & Fitness Evaluation(review; listening
and speaking test)
7.Shopping(shop names; recommending)
8.Shopping(opening and closing times; location)
9.Shopping(directions; shopping and prices)
10.Shopping(shopping and prices; clarifying
similar numbers)
11.Shopping Evaluation(review; listening and
speaking test)
12.The Media(conversational skills; talking
about and comparing movies)
13.The Media(class survey; brief presentation)
14.The Media(talking about and comparing TV
shows)
15.The Media(review; Xmas-themed lesson at
appropriate time)
[授業計画]
1.Introduction & Revision(conversational
review; weather)
2.Health & Fitness(parts of the body; illnesses;
advice)
3.Health & Fitness(talking/asking about
illness; showing sympathy)
4.Health & Fitness(friendly advice; frequency)
5.Health & Fitness(time; making appointments)
6.Health & Fitness Evaluation(review; listening
and speaking test)
7.Shopping(shop names; recommending)
8.Shopping(opening and closing times; location)
9.Shopping(directions; shopping and prices)
10.Shopping(shopping and prices; clarifying
similar numbers)
11.Shopping Evaluation(review; listening and
speaking test)
12.The Media(conversational skills; talking
about and comparing movies)
13.The Media(class survey; brief presentation)
14.The Media(talking about and comparing TV
shows)
15.The Media(review; Xmas-themed lesson at
appropriate time)
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
(Longman, 3,050円)ISBN 9781405862288
[テキスト]
Longman Active Study Dictionary + CD ROM
Longman ISBN 9781405862288
J.C. Richards Basic Tactics For Listening 2nd
Edition (with CD)(Oxford 2,400円)
ISBN 9780194384513
J.C. Richards
Basic Tactics For Listening 2nd Edition (with CD)
Oxford ISBN 9780194384513
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
[成績評価の方法]
class participation 30%
study skills(notes)10%
total of 3 listening tests 15%
3 speaking tests 15% each
−158−
実践英語学科
英語表現演習Ⅲa・c
(Using Practical English)
A.スミス
前 期
英語表現演習Ⅲb
前 期
4単位
L.ダンテ
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will develop research, discussion, and
presentation skills
[授業の概要]
There are four basic units. In unit one students
will study about education and will make an
evaluated presentation on their motivation to study
English. Unit two(TV & media)will require
students to take part in an evaluated group debate.
Unit three(love and marriage)contains a short
evaluated explaining exercise. In unit four students
will research a country of their choice and make
an evaluated presentation on that country.
[授業の概要]
This is a communication course involving
research, giving opinions, discussion and making
presentations. Students will develop practical
English skills in a student-centered environment.
Students are expected to actively participate in
groups and to work independently.
[授業計画]
1.Introduction(keyword presentations)
2.Giving Opinions(discussion skills)
3.Education(listening strategies & discussion
phrases)
4.Education(discussion skills)
5.Education(making presentations)
6.Education(making presentations)
7.TV & the Media(debate skills)
8.TV & the media(debate skills)
9.Love & Marriage(explaining)
10.Love & Marriage(discussion skills)
11.Love & Marriage(explaining)
12.Travel & Culture(making presentations)
13.Travel & Culture(making presentations ‒
using visual aids)
14.Travel & Culture(making presentations)
15.Travel & Culture(making presentations)
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Giving Opinions/Discussion
3.Giving Opinions/Discussion
4.Making Presentations
5.Making Presentations
6.First Presentation
7.Introduction to Group Presentation
8.Group Presentation
9.Group Presentation
10.Group Presentation
11.Group Discussion
12.Group Discussion
13.Individual Presentation
14.Individual Presentation
15.Individual Presentation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料など]
English dictionary
Japanese-English dictionary
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Study Skills(notes)10%
Tests⑷ 50%
[成績評価の方法]
Participation 30%,presentation and discussion
quiz 15%⑶,group presentation 25%.
−159−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
A communication course for English majors
involving research, giving opinions and making
presentations. Students will develop practical
English listening, speaking, reading and writing
skills in a student-centred environment. Students
are expected to actively participate in groups, to
work independently and to attend regularly.
英語表現演習Ⅲd
前 期
D.タウンゼンド
4単位
英語表現演習Ⅲe
(Using Practical English - Advanced)
A.スミス
前 期
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will develop research, discussion, and
presentation skills
[授業の到達目標及びテーマ]
A communication course for English majors
involving research, giving opinions and making
presentations. Students will develop practical
English listening, speaking, reading and writing
skills in a student-centred environment. Students
are expected to actively participate in groups, to
work independently and to attend regularly. This
class will be conducted at an accelerated rate with
additional activities, such as role-plays, free
discussion and task-based interaction. Students are
expected to challenge themselves to use and
improve their English.
[授業の概要]
This is a communication course involving
research, giving opinions, discussion and making
presentations. Students will develop practical
English skills in a student-centered environment.
Students are expected to actively participate in
groups and to work independently.
[授業の概要]
There are four basic units. In unit one students
will study about education and will make an
evaluated presentation on their motivation to study
English. Unit two(TV & media)will require
students to take part in an evaluated group debate.
Unit three(love and marriage)contains a short
evaluated explaining exercise. In unit four students
will research a country of their choice and make
an evaluated presentation on that country.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Giving Opinions/Discussion
3.Giving Opinions/Discussion
4.Making Presentations
5.Making Presentations
6.First Presentation
7.Introduction to Group Presentation
8.Group Presentation
9.Group Presentation
10.Group Presentation
11.Group Discussion
12.Group Discussion
13.Individual Presentation
14.Individual Presentation
15.Individual Presentation
[授業計画]
1.Introduction(keyword presentations)
2.Giving Opinions(discussion skills)
3.Education(listening strategies & discussion
phrases)
4.Education(discussion skills)
5.Education(making presentations)
6.Education(making presentations)
7.TV & the Media(debate skills)
8.TV & the media(debate skills)
9.Love & Marriage(explaining)
10.Love & Marriage(discussion skills)
11.Love & Marriage(explaining)
12.Travel & Culture(making presentations)
13.Travel & Culture(making presentations ‒
using visual aids)
14.Travel & Culture(making presentations)
15.Travel & Culture(making presentations)
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
Japanese-English dictionary
[成績評価の方法]
Participation 30 %,presentation and discussion
quiz 15%(3),group presentation 25% .
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Study Skills(notes)10%
Tests(4)50%
−160−
実践英語学科
英語表現演習Ⅳa・c
(Using Practical English)
A.スミス
後 期
英語表現演習Ⅳb
後 期
4単位
L.ダンテ
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will develop research, discussion, and
presentation skills
[授業の概要]
There are four basic units. In unit one students
will research global food problems and make an
evaluated presentation. In unit two students will
look at the problem of over-consumption,
undertake a class survey and take part in a short
evaluated explaining exercise. In unit three
students will study the role of work in society. The
final unit contains an evaluated homework and pair
presentation on a topic of the students` choice.
[授業の概要]
This is a communication course involving
research, giving opinions, discussion and making
presentations. Students will develop practical
English skills in a student-centered environment.
Students are expected to actively participate in
groups and to work independently.
[授業計画]
1.Introduction(review)
2.Food Problems(listening strategies;
discussion phrases)
3.Food Problems(discussion skills)
4.Food Problems(making presentations ‒ using
visual aids)
5.Food Problems(making presentations)
6.Shopping(making a survey)
7.Shopping(visual aids; explaining)
8.Shopping(explaining)
9.Work & Society(listening strategies;
discussion phrases)
10.Work & Society(discussion skills)
11.Final Topic(research and presentation)
12.Final Topic(survey and visual aids ‒
evaluated homework)
13.Final Topic(research and presentation)
14.Final Topic(research and presentation)
15.Final Topic(research and presentation)
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Giving Opinions/Discussion
3.Giving Opinions/Discussion
4.Making Presentations
5.Making Presentations
6.First Presentation
7.Introduction to Group Presentation
8.Group Presentation
9.Group Presentation
10.Group Presentation
11.Group Discussion
12.Group Discussion
13.Individual Presentation
14.Individual Presentation
15.Individual Presentation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
Japanese-English dictionary
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Study Skills(notes)5%
Evaluated Homework 5%
Tests(3)50%
[成績評価の方法]
Participation 30%,presentation and discussion
quiz 15%(3),group presentation 25% .
−161−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
A communication course for English majors
involving research, giving opinions and making
presentations. Students will develop practical
English listening, speaking, reading and writing
skills in a student-centred environment. Students
are expected to actively participate in groups, to
work independently and to attend regularly.
英語表現演習Ⅳd
後 期
D.タウンゼンド
4単位
英語表現演習Ⅳe
(Using Practical English - Advanced)
A.スミス
後 期
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will develop research, discussion, and
presentation skills
[授業の到達目標及びテーマ]
A communication course for English majors
involving research, giving opinions and making
presentations. Students will develop practical
English listening, speaking, reading and writing
skills in a student-centred environment. Students
are expected to actively participate in groups, to
work independently and to attend regularly. This
class will be conducted at an accelerated rate with
additional activities, such as role-plays, free
discussion and task-based interaction. Students are
expected to challenge themselves to use and
improve their English.
[授業の概要]
This is a communication course involving
research, giving opinions, discussion and making
presentations. Students will develop practical
English skills in a student-centered environment.
Students are expected to actively participate in
groups and to work independently.
[授業の概要]
There are four basic units. In unit one students
will research global food problems and make an
evaluated presentation. In unit two students will
look at the problem of over-consumption,
undertake a class survey and take part in a short
evaluated explaining exercise. In unit three
students will study the role of work in society and
undertake a short evaluated exercise. The final
unit contains an evaluated homework and pair
presentation on a topic of the students` choice.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Giving Opinions/Discussion
3.Giving Opinions/Discussion
4.Making Presentations
5.Making Presentations
6.First Presentation
7.Introduction to Group Presentation
8.Group Presentation
9.Group Presentation
10.Group Presentation
11.Group Discussion
12.Group Discussion
13.Individual Presentation
14.Individual Presentation
15.Individual Presentation
[授業計画]
1.Introduction(review)
2.Food Problems(listening strategies;
discussion phrases)
3.Food Problems(discussion skills)
4.Food Problems(making presentations ‒ using
visual aids)
5.Food Problems(making presentations)
6.Shopping(making a survey)
7.Shopping(visual aids; explaining)
8.Shopping(explaining)
9.Work & Society(listening strategies;
discussion phrases)
10.Work & Society(discussion skills)
11.Final Topic(research and presentation)
12.Final Topic(survey and visual aids ‒
evaluated homework)
13.Final Topic(research and presentation)
14.Final Topic(research and presentation)
15.Final Topic(research and presentation)
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
Japanese-English dictionary
[成績評価の方法]
Participation 30 %,presentation and discussion
quiz 15%(3),group presentation 25% .
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Study Skills(notes)5%
Evaluated Homework 5%
Tests(4)50%
−162−
実践英語学科
ブラックボード使用
イギリス文化研究入門(11年度生用)
(イギリスを知る)
進藤 秀彦
ブラックボード使用
後 期
2単位
アメリカ文化研究入門(11年度生用)
(アメリカを知る)
長瀬 恵美
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカ人とは誰なのか,アメリカはどんな国な
のか。アメリカの文化とは?アジアの遊牧民族の移
民から現在のアメリカまでを概観し,アメリカの真
髄を知る。
[授業の概要]
下記のテキスト2冊と画像・映画をもとに,英語
の国イギリスの文化と歴史を概観する。また,イギ
リスはヨーロッパでどのような位置を占め,アメリ
カとどう違うのかを考える。
[授業の概要]
アメリカについての簡単な歴史や文化を背景にし
た英文をもとに,アメリカについて最低限知ってい
るべきことを学ぶ。また,各時代に特徴的な文化,
文学などについても併せて講義していく。
[授業計画]
1.Introduction: The British Isles
2.The U.K.: England, Wales, Scotland
3.The Royal Wedding of Prince William
4.The U.K. 1972
5.The Middle Class
6.Gentlemen and the Working Class
7.British History and the Royal Family
8.British History⑴
9.British History⑵
10.British History⑶
11.British History⑷
12.The U.K. 1999
12.The Country and Country Houses
13.The British Pop Culture
14.British Architecture and Furniture
15.TV and Films in Britain
[授業計画]
1.Introduction
2.Coming to America
3.The American Revolution and the Declaration
of Independence
4.The Constitution, the Bill of rights and the
Amendments
5.Review I
6.Growth and the Civil War
7.Twentieth Century
8.Celebrations
9.Review II + Literature of the 19th Century
10.The Legislature
11.The Executive and Judicial Branches
12.State and Local Government
13.Review III
14.Becoming a Citizen
15.Literature of the 20th Century
[テキスト]
佐久間康夫・中野葉子・太田雅孝編著,
『概説イ
ギリス文化史』
(ミネルヴァ書房,3,150円)ISBN
978-4-623-03564- 9
川北 稔,
『イギリス近代史講義』(講談社,798円)
ISBN 978-4-06-288070-1
[テキスト]
Rona Magy& Yuji Maekawa
USA in a Nutshell
Cengage Learning
ISBN978-4-86312-114-0
[参考図書・参考資料等]
BBC News Timeline (Homepage)
『クイーン』(DVD),『英国王のスピーチ』(DVD)
『ウェールズの山』(DVD),『プライドと偏見』
(DVD)
[参考図書・参考資料等]
亀井俊介『アメリカ文学史講義1∼3』(南雲堂),
示村陽一『異文化社会アメリカ』(研究社),
朝日由紀子・粂井輝子・谷中寿子『アメリカ文化
への招待』(北星堂)
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業への取組み,テスト,提出課
題の内容などの総合評価により行う。
[成績評価の方法]
授業への準備,参加度(20%),課題(20%),試
験(60%)の総合評価による。
−163−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
イギリスとはどういう国なのか。英語を学んでゆ
く上で知っていなければならない基本的な事柄とは
何なのかについて講義する。
ブラックボード使用
イギリス文化研究入門
(イギリスを知る)
進藤 秀彦
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
イギリス人とはどういう国民性をもつ人々なのか。
イギリスはヨーロッパの中でどのような位置を占
め,アメリカとどう違うのかを考える。
[授業の概要]
イギリスの文化を多面的に扱った下記のテキスト
と画像・映画をもとに,英語の国イギリスの文化と
歴史を概観する。使用テキストは日本語であるが,
英語文献からの抜粋とその翻訳を含む。
アメリカ文化研究入門
(アメリカを知る)
長瀬 恵美
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカ人とは誰なのか,アメリカはどんな国な
のか。アメリカの文化とは?アジアの遊牧民族の移
民から現在のアメリカまでを概観し,アメリカの真
髄を知る。
[授業の概要]
アメリカの広大な国土の歴史的推移と地理的広が
りを概観する。前半ではアメリカの歴史を紀元前の
アジア系民足の移住から東部13州の独立に至るまで
学ぶ。後半では,合衆国の領土拡大の過程をたどり
ながら,東海岸から西海岸,さらにはアラスカとハ
ワイまで,それぞれの地域の歴史と風土,産業と人々
の暮らしぶりなどを学んでいく。
[授業計画]
1.Introduction: The British Isles
2.The U.K.: England, Wales, Scotland
3.The Royal Wedding of Prince William
4.The U.K. 1972
5.The Middle Class
6.Gentlemen and the Working Class
7.British History and the Royal Family
8.British History⑴
9.British History⑵
10.British History⑶
11.British History⑷
12.The U.K. 1999
12.The Country and Country Houses
13.The British Pop Culture
14.British Architecture and Furniture
15.TV and Films in Britain
[授業計画]
1.Introduction
2.The First Americans
3.Discovery and Exploration
4.Early English Explorations in the New World;
the Lost Colony
5.Jamestown and the Story of Pocahontas
6.New England
7.Paul Revere and the American Revolution
8.The Middle Atlantic States
9.The Capital of the United States: Washington
DC
10.The South
11.The Mid-West
12.The Great Plains
13. The West
14.The 49th and 50th States
15.Hiking the Appalachian Trail
[テキスト]
佐久間康夫・中野葉子・太田雅孝編著,
『概説イ
ギリス文化史』
(ミネルヴァ書房,3,150円)ISBN
978-4-623-03564-9
川北 稔,
『イギリス近代史講義』(講談社,798円)
[テキスト]
Teresa Gruner Cox
Across America; A History of the USA and its
Regions
Macmilan Language House
ISBN4-89585-251-2
[参考図書・参考資料等]
小池 滋監修『世界の歴史と文化 イギリス』(新潮
社,1992)
『クイーン』(DVD),『英国王のスピーチ』(DVD)
『ウェールズの山』(DVD),『プライドと偏見』
(DVD)
[参考図書・参考資料等]
亀井俊介『アメリカ文学史講義1∼3』(南雲堂),
示村陽一『異文化社会アメリカ』(研究社),
朝日由紀子・粂井輝子・谷中寿子『アメリカ文化
への招待』(北星堂)
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業への取組み,テスト,提出課
題の内容などの総合評価により行う。
[成績評価の方法]
授業への準備,参加度(20%),課題(20%),試
験(60%)の総合評価による。
−164−
実践英語学科
ブラックボード使用
検定英語Ⅰa・b
(TOEIC)
小田 希望
ブラックボード使用
前 期
2単位
検定英語Ⅱa・b
(TOEIC)
小田 希望
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に続き,TOEICの基本的な知識・対策を確
認する。語彙力も強化しながら,TOEICスコア500
点以上の獲得を目指す。後期はReading partに重点
を置く。
[授業の概要]
毎回テキストに沿って,リスニング問題を解いて
いく。随時,別教材も追加して,TOEIC問題の形
式に慣れてもらう。また,単語テストも毎回行なう。
[授業の概要]
毎回テキストに沿って,リーディング問題を解い
ていく。随時,別教材も追加して,TOEIC問題の
形式に慣れてもらう。また,単語テストも毎回行な
う。
[授業計画]
1.Introduction
2.TOEIC Basics ‒ Practice Test 1
3.Practice Test 1
4.Part 1 ‒ Photos
5.Pictures and Strategies
6.Part 2 ‒ Questions and Responses
7.Identifying Time, People, Opinions
8.Identifying Choices, Suggestions, Reasons
9.Part 3 ‒ Conversations
10.Identifying Time and People
11.Identifying Intent and Topics
12.Part 4 ‒ Short Talks
13.Identifying the Sequence
14.Identifying the Audience
15.Final Test
(*授業進度により多少変更する場合があります。)
[授業計画]
1.Introduction
2.Parts 5 & 6
3.Word Families, Similar Words
4.Prepositions, Conjunctions
5.Causative Verbs, Conditional Sentences
6.Words in Context, Pronouns
7.Subject-Verb Agreement, Modal Auxiliaries
8.Gerunds and Infinitives
9.Part 7 ‒ Reading Strategies
10.Advertisements
11.Business Correspondence
12.Forms, Charts, Graphs
13.Articles and Reports
14.Final Test
15.Practice Test 1
[テキスト]
Lin Lougheed
Longman Preparation Series for the New TOEIC
Test ‒ Introductory Course
Pearson Longman
ISBN0-13-199320-8
[テキスト]
Lin Lougheed
Longman Preparation Series for the New TOEIC
Test ‒ Introductory Course
Pearson Longman
ISBN0-13-199320-8
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
小テスト・課題(50%),試験(50%)
[成績評価の方法]
小テスト・課題(50%),試験(50%)
−165−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
TOEICテストの基本的な知識・対策を確認した
うえで,語彙力も強化してTOEICスコア500点以上
の獲得を目指す。前期はおもにListening partに重
点を置く。
検定英語Ⅲ(TOEIC)
前 期
検定英語Ⅳ(TOEIC)
後 期
D.タウンゼンド
2単位
D.タウンゼンド
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
This course will help students develop the
strategies, skills and vocabulary that are necessary
to improve their scores on the TOEIC test. Useful
test strategies will be introduced, and all seven
parts of the TOEIC listening and reading sections
will be practiced.
[授業の到達目標及びテーマ]
This course will help students develop the
strategies, skills and vocabulary that are necessary
to improve their scores on the TOEIC test. Useful
test strategies will be introduced, and all seven
parts of the TOEIC listening and reading sections
will be practiced.
[授業の概要]
Students will become more competent using
English in a wide range of international business
situations, while learning the skills to improve
their overall TOEIC score.
[授業の概要]
Students will become more competent using
English in a wide range of international business
situations, while learning the skills to improve
their overall TOEIC score.
[授業計画]
1.Introduction / Diagnostic Test
2.Listening Test Part 1
3.Listening Test Part 2
4.Listening Test Part 3
5.Listening Test Part 4
6.Reading Test Part 5
7.Reading Test Part 6
8.Reading Test Part 7
9.Listening Test Part 1
10.Listening Test Part 2
11.Listening Test Part 3
12.Listening Test Part 4
13.Reading Test Part 5
14.Reading Test Part 6
15.Review
[授業計画]
1.Reading Test Part 7
2.Listening Test Part 1
3.Listening Test Part 2
4.Listening Test Part 3
5.Listening Test Part 4
6.Reading Test Part 5
7.Reading Test Part 6
8.Reading Test Part 7
9.Listening Test Part 2
10.Listening Test Part 3
11.Listening Test Part 4
12.Reading Test Part 5
13.Reading Test Part 6
14.Reading Test Part 7
15.Review
[テキスト]
Grant Trew
Tactics for TOEIC Listening and Reading Test
Student Book
Oxford University Press
ISBNISBN-13: 9780194529532
[テキスト]
Grant Trew
Tactics for TOEIC Listening and Reading Test
Student Book
Oxford University Press
ISBNISBN-13: 9780194529532
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 60%,Final Tests 40%
[成績評価の方法]
Participation 60%,Final Tests 40%
−166−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
児童英語教育法
前 期
児童英語
後 期
A.ティジャニ
2単位
A.ティジャニ
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To introduce and explore methods for teaching
English to older children with an emphasis on
categories.
[授業の概要]
Each class will involve theory and practice with
cultural elements.
[授業の概要]
Each class will involve theory and practice with
cultural elements.
[授業計画]
1.Phonics
2.Food
3.Sports
4.Family
5.Everyday Activities
6.Body
7.Countries/Culture
8.Numbers/Time
9.Days/Months/Seasons
10.Colors/Shapes/Appearance
11.Feelings/States
12.Animals
13.Holidays
14.Japan
15.Mini Lessons
[授業計画]
1.Speaking Skills
2.Home Economics
3.Reading/Literacy
4.Civics
5.Everyday Activities
6.Physical Education
7.Social Studies
8.Math
9.History
10.Geography
11.Art/Industrial Arts
12.Music
13.Holidays
14.Japan
15.General Science
[テキスト]
Students need a notebook, scissors, glue and
color pencils
[テキスト]
Students need a notebook, scissors, glue and
color pencils
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
[成績評価の方法]
Class Participation; Homework; Mini lessons;
Final exam
[成績評価の方法]
Class Participation; Homework; Report; Final
Exam
−167−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
To introduce and explore methods for teaching
English to young children
ブラックボード使用
英語学研究1
(イギリス英語の音声)
田淵 博文
前 期
2単位
英語学研究2
(上級英文法)
小池 直己
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
イギリス英語の44の音素(母音20,子音24)を正
確に発音できるようになり,イギリス英語の自然な
発話に近づけるようになることを目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,英文法の単なる知識の伝達に留まる
のではなく,教員採用試験などの様な資格試験に対
処できるような英文法の実践的な運用能力の育成を
目指したい。
[授業の概要]
言語学の基礎である英語音声学を主にRP(容認
発音)を中心にして論じる。RPの音素を学習した
後は話し言葉において大切な弱形,強勢,イントネー
ションに力点を置いて説明し,自然な発話の中で音
がどのように変化するかについて理解を深めてもら
いたい。
[授業の概要]
この授業では,英文法の実践的かつ理論的な英文
法を体系的に学んで行きたいと考えている。単なる
英文法の知識の伝達に留まるのではなく,英文法の
本質を,問題解決法的学習を通して理論的に学んで
行く。
[授業計画]
1.英語音声学とはー文献解題
2.音声器官の名称について
3.RPの母音の音素について(短母音)
4.RPの母音の音素について(長母音)
5.RPの母音の音素について(二重母音)
6.RPの子音の音素について
7.調音点と調音方法について
8.音節と文綴について
9.強形について
10.弱形について
11.語強勢について
12.文強勢について
13.イントネーションについて⑴
14.イントネーションについて⑵
15.イントネーションについて⑶
[授業計画]
1.動詞
2.分詞・動名詞
3.不定詞
4.時制
5.接続詞
6.仮定法
7.助動詞
8.関係詞・疑問詞
9.形容詞・副詞・比較
10.名詞・冠詞
11.代名詞
12.前置詞
13.英文法総合演習
14.英文法総合演習
15.英文法総合演習
[テキスト]
Beverley Collins and Inger M. Mees
Practical Phonetics and Phonology
Routledge
ISBN978-0-415-42514-8
[テキスト]
小池直己 著『大学生のための英文法』(英光社)
ISBN978-4-87097-113-4
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
小池直己 著『基本表現80で身につく英語』
(か
んき出版)
ISBN4-7612-5839-X
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評
価する。
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,試験等の総合評価
−168−
実践英語学科
ブラックボード使用
英文講読Ⅰa・c
前 期
英文講読Ⅰb
前 期
J.コックス
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Increase reading speed, reading comprehension,
and enjoyment of reading in English. Develop
criticism and discussion of English texts.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Introduction and Level Check
2.Parts of a Book / Blurb and Title Match
3.What Would You Do?
4.Discussion 1 ‒ General Questions
5.Discussion 2 ‒ The Story / Dramatic Structure
6.One Sentence Summary
7.Discussion 3 ‒ The Characters
8.Poetry with Character
9.Discussion 4 ‒ Response ‒ The Story
10.Discussion 5 ‒ Response ‒ The Characters
11.Discussion 6 ‒ Response ‒ Meaning
12.Discussion 7 ‒ Response ‒ Feelings
13.What Next?
14.Level Check
15.Review and Practice
[授業計画]
1.Introduction and Level Check
2.Parts of a Book / Blurb and Title Match
3.What Would You Do?
4.Discussion 1 ‒ General Questions
5.Discussion 2 ‒ The Story / Dramatic Structure
6.One Sentence Summary
7.Discussion 3 ‒ The Characters
8.Poetry with Character
9.Discussion 4 ‒ Response ‒ The Story
10.Discussion 5 ‒ Response ‒ The Characters
11.Discussion 6 ‒ Response ‒ Meaning
12.Discussion 7 ‒ Response ‒ Feelings
13.What Next?
14.Level Check
15.Review and Practice
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Homework(70%),Discussion Test(30%)
[成績評価の方法]
Homework(70%),Discussion Test(30%)
−169−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Increase reading speed, reading comprehension,
and enjoyment of reading in English. Develop
criticism and discussion of English texts.
ブラックボード使用
英文講読Ⅱa・c
後 期
英文講読Ⅱb
後 期
J.コックス
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Increase reading speed, reading comprehension,
and enjoyment of reading in English. Develop
criticism and discussion of English texts.
[授業の到達目標及びテーマ]
Increase reading speed, reading comprehension,
and enjoyment of reading in English. Develop
criticism and discussion of English texts.
[授業の概要]
[授業の概要]
[授業計画]
1.Collocations
2.Literary Devices
3.Haiku
4.Anticipating What Comes Next
5.Personal Responses 1
6.Personal Responses 2
7.Personal Responses 3
8.Sentence Detective
9.Character by the Letter
10.A Different Ending
11.My Own Story 1
12.My Own Story 2
13.My Own Story 3
14.Level Check
15.Review and Practice
[授業計画]
1.Collocations
2.Literary Devices
3.Haiku
4.Anticipating What Comes Next
5.Personal Responses 1
6.Personal Responses 2
7.Personal Responses 3
8.Sentence Detective
9.Character by the Letter
10.A Different Ending
11.My Own Story 1
12.My Own Story 2
13.My Own Story 3
14.Level Check
15.Review and Practice
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Homework(70%),Discussion Test(30%)
[成績評価の方法]
Homework(70%),Discussion Test(30%)
−170−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英文講読Ⅲ
前 期
英文講読Ⅳ
後 期
J.スコット
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To increase students’reading speed, reading
comprehension, and enjoyment of reading in
English through the use of graded English texts.
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level and take quizzes at intervals
determined by the difficulty of the reader selected.
They will complete two book report forms and
make one presentation.
[授業の概要]
Students will choose graded readers appropriate
to their reading level and take quizzes at intervals
determined by the difficulty of the reader selected.
They will complete two book report forms and
make one presentation.
[授業計画]
1.Introduction
2.Select first book. Review library rules.
3.Reading & quizzes. Explain book report form.
4.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
5.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
6.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
7.Reading & quizzes. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
9.Reading & quizzes. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
11.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
12.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
13.Reading, presentations & quizzes.
14.Reading, presentations & quizzes.
15.Presentations & quizzes. 2nd book report form
due. Class evaluation.
[授業計画]
1.Select first book.
2.Reading & quizzes.
3.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
4.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
5.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
6.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
7.Reading & quizzes. 1st book report form due.
8.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
9.Reading & quizzes. Return 1st book reports.
10.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
11.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
12.Reading & quizzes. Give previous quiz results.
13.Reading, presentations & quizzes.
14.Reading, presentations & quizzes.
15.Presentations & quizzes. 2nd book report form
due. Class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Quiz scores(50%),book reports(10%×2),presentation(10%),class participation(20%).
[成績評価の方法]
Quiz scores(50 %),book reports(10 % × 2)
,
presentation(10%),class participation(20%)
−171−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
To increase students’reading speed, reading
comprehension, and enjoyment of reading in
English through the use of graded English texts.
ブラックボード使用
ブラックボード使用
通訳演習入門
後 期
翻訳演習入門
前 期
渡辺 浩
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
通訳の技法を応用した英語理解とコミュニケー
ション能力の向上を目指すと共に,基本的な英和・
和英の通訳技能の基本を練習し身につけて行きます。
[授業の到達目標及びテーマ]
翻訳とは,ある言語で書かれたものを単に別の言
語に置き換えることではない。英語と日本語とは言
語体系がまったく異なるだけでなく,背後にある文
化も異なっている。それを踏まえたうえで,自然で
こなれた日本語に翻訳するための基礎訓練をする。
[授業の概要]
通訳的な演習を初めて経験する人が多いと思いま
すので,基本的なスラッシュリスニングやシャドウ
イングのやり方,また逐語通訳などの練習からス
タートし,次第にナチュラルスピードに近い英語を
ある程度訳せるレベルまで目指して行く予定です。
[授業の概要]
翻訳とはなにか,翻訳の基本のルールをまず学ぶ。
そのうえでテキストに沿ってやさしい英文で翻訳
の練習を重ねていく。授業にはなからず予習が必要
である。
さらに,授業後に訂正した翻訳を提出すること。
[授業計画]
1.OKAMOTO TARO
(コース内容と教材等の説明)
2.YUKAWA HIDEKI
3.HONDA SOICHIRO
4.TEZUKA OSAMU
5.MISORA HIBARI
6.PRINCESS DIANA
7.FUTABAYAMA
8.NOGUCHI HIDEYO
9.KUROSAWA AKIRA
10.JOHN LENNON
11.MIURA KENZO
12.MIYAZAWA KENJI
13.ICHIKAWA FUSAE
14.HIGUCHI ICHIYO
15.MOTHER TERESA
[授業計画]
1.翻訳とは,翻訳のルールについて
2.翻訳とは,翻訳のルールについて
3.翻訳とは,翻訳のルールについて
4.翻訳とは,翻訳のルールについて
5.Chapter 1: The Real Alice in Wonderland
6.Chapter 2: The Lady Entered A UFO
7.Chapter 3: The Dead Woman
8.Chapter 4: The Death of Pompei
9.Chapter 5: The Bermuda Triangle
10.Chapter 6: The $50,000 Wallpaper
11.Chapter 7: The Titanic Disaster
12.Chapter 8: A Boy’s Dream
13.Chapter 9: Music for a Dead Man
14.Chapter 10: Soup for A Russian Tsar
15.プリント教材
[テキスト]
The Japan Times 編
ニューズダイジェス
ト ビ ギ ナ ー ズ Vol.
9(ジャパンタイムズ,
1200円)
The Japan Times
ISBN
978-4-7890-1359-8
[テキスト]
ブライアン・ポール他
What a Story!
南雲堂
ISBN978-4-523-17564-3
茅ヶ崎方式英語会
『0からスタート,再
学習の英語』(1,479円)
茅ヶ崎出版
ISBN
978-4-434-12228-6
[参考図書・参考資料等]
その都度必要に応じて指示します。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への取り組み(20%),実技等の評価(20%),
試験(60%)
[成績評価の方法]
課題(50パーセント)授業参加度(20パーセント)
試験(30パーセント)
−172−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語コミュニケーション1a
前 期
英語コミュニケーション1b
前 期
L.ダンテ
2単位
J.コックス
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Presentation and Discussion Explanation
3.Cosmetic Surgery
4.Cosmetic Surgery
5.Friends
6.Friends
7.Housework
8.Housework
9.The Unborn Child
10.The Unborn Child
11.Earning Money
12.Earning Money
13.Adult Children
14.Adult Children
15.Review of Issues
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Presentation and Discussion Explanation
3.Cosmetic Surgery
4.Cosmetic Surgery
5.Friends
6.Friends
7.Housework
8.Housework
9.The Unborn Child
10.The Unborn Child
11.Earning Money
12.Earning Money
13.Adult Children
14.Adult Children
15.Review of Issues
[テキスト]
Richard R. Day, Joseph Shaules, Junko Yamanaka
Impact Issues 3 (New Edition)
Pearson Longman
ISBN978-962-01-9932-5
[テキスト]
Richard R. Day, Joseph Shaules, Junko Yamanaka
Impact Issues 3 (New Edition)
Pearson Longman
ISBN978-962-01-9932-5
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 20% , presentations 40% , discussion
evaluation 20% , listening tests 20%
[成績評価の方法]
Participation 20% , presentations 20% , discussion
evaluation 40% , listening test 20%
−173−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
ブラックボード使用
英語コミュニケーション2a
後 期
英語コミュニケーション2b
後 期
L.ダンテ
2単位
J.コックス
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will improve their listening skills and
also use the knowledge they gain to discuss
various issues and make presentations.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業の概要]
Students will listen to information and opinions
concerning various social issues, and then will
discuss these topics in pairs and groups. They will
also make short presentations about the issues.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Presentation and Discussion Explanation
3.Studying Overseas
4.Studying Overseas
5.Career Choice
6.Career Choice
7.High-Tech Toys
8.High-Tech Toys
9.Women’s Roles
10.Women’s Roles
11.War and Peace
12.War and Peace
13.Divorce
14.Divorce
15.Review of Issues
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Presentation and Discussion Explanation
3.Studying Overseas
4.Studying Overseas
5.Career Choice
6.Career Choice
7.High-Tech Toys
8.High-Tech Toys
9.Women’s Roles
10.Women’s Roles
11.War and Peace
12.War and Peace
13.Divorce
14.Divorce
15.Review of Issues
[テキスト]
Richard R. Day, Joseph Shaules, Junko Yamanaka
Impact Issues 3 (New Edition)
Pearson Longman
ISBN978-962-01-9932-5
[テキスト]
Richard R. Day, Joseph Shaules, Junko Yamanaka
Impact Issues 3 (New Edition)
Pearson Longman
ISBN978-962-01-9932-5
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 20% , presentations 20% , discussion
evaluation 40% , listening tests 20%
[成績評価の方法]
Participation 20% , presentations 20% , discussion
evaluation 40% , listening test 20%
−174−
実践英語学科
英語コミュニケーション3
(Communication Strategies)
D.タウンゼンド
前 期
2単位
英語コミュニケーション4
(Communication Strategies)
D.タウンゼンド
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
This class will focus on extensive speaking
practice in pairs or groups. Special focus will be
given to acquiring essential communication
strategies that will make your communication
more natural and effective.
[授業の概要]
Every unit we will discuss a different topic. To
help you prepare to discuss these topics in the
lesson I would like you to write one page of
homework in a B5 size notebook. Your writing
does not have to be perfect. I am not concerned
with grammar or spelling errors and you may also
use the occasional Japanese word or phrase too.
[授業の概要]
Every unit we will discuss a different topic. To
help you prepare to discuss these topics in the
lesson I would like you to write one page of
homework in a B5 size notebook. Your writing
does not have to be perfect. I am not concerned
with grammar or spelling errors and you may also
use the occasional Japanese word or phrase too.
[授業計画]
1.Class introduction and orientation
2.Unit 1: Talking about yourself
3.Unit 1: Talking about yourself
4.Unit 2: The world’s biggest problems
5.Unit 2: The world’s biggest problems
6.Unit 3: New gadgets
7.Unit 3: New gadgets
8.Unit 4: Unique people
9.Unit 4: Unique people
10.Midterm Test
11.Unit 5: Best dreams / worst nightmares
12.Unit 5: Best dreams / worst nightmare
13.Unit 6: The future
14.Unit 6: The future
15.Review
[授業計画]
1.Class introduction and orientation
2.Unit 1: Vices?
3.Unit 1: Vices?
4.Unit 2: Cultural impressions
5.Unit 2: Cultural impressions
6.Unit 3: The generation gap
7.Unit 3: The generation gap
8.Unit 4: Dealing with rudeness
9.Unit 4: Dealing with rudeness
10.Midterm Test
11.Unit 5: Disagreeing
12.Unit 5: Disagreeing
13.Unit 6: Interviews
14.Unit 6: Interviews
15.Review
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 40 % , Homework 30 % , Midterm
Test 10% and Final Test 20%
[成績評価の方法]
Participation 40 % , Homework 30 % , Midterm
Test 10% and Final Test 20%
−175−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
This class will focus on extensive speaking
practice in pairs or groups. Special focus will be
given to acquiring essential communication
strategies that will make your communication
more natural and effective.
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語コミュニケーション5A
前 期
英語コミュニケーション5B
前 期
J.コックス
2単位
J.コックス
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To successfully communicate in situations
encountered while travelling abroad.
[授業の到達目標及びテーマ]
Building students’communicative fluency in a
business setting.
[授業の概要]
In each unit students will visit a different city in
England, Australia, Canada or the USA. Each unit
also provides a lot of practice in goal-oriented
language practice. For example, in Sydney
students will learn health-related vocabulary and
how to talk about health problems; in London
students will practice how to shop for items and
how to understand prices.
[授業の概要]
Students imagine they are new employees at an
exciting international company, bringing a new
product to market. They must work together in
small groups to perform a series of practical, yet
fun, tasks.
[授業計画]
1.Victoria - Check in for a flight
2.Portland - Introduce yourself
3.Manchester - Hotel check-in, making special
requests
4.Stratford-upon-Avon - Choosing and planning
a day trip
5.Review
6.Chicago - Arranging and paying for transportation
7.Santa Fe - Choosing a restaurant, ordering
8.Oxford - Understanding and giving directions
9.London - Shopping
10.Review
11.Vancouver - Lost and Found
12.Sydney - Talking to a Doctor
13.Brisbane - Talking about a trip
14.Las Vegas - Advice, travel safety
15.Review
[授業計画]
1.Welcome Aboard 1 ‒ meeting and greeting,
business cards
2.Welcome Aboard 2 ‒“watercooler”chat, describing products, meet your team
3.Eureka 1 ‒ choosing departments and leaders
4.Eureka 2 ‒ brainstorming, choosing best
product ideas
5.Eureka 3 ‒ Product Proposal Form
6.Decisions, Decisions 1 ‒ discussing strengths
and weaknesses of products
7.Decisions, Decisions 2 ‒ disagreeing, pros and
cons
8.Decisions, Decisions 3 ‒ choose best product
to produce, prepare presentation
9.Decisions, Decisions 4 - presentation
10.Customer is Always Right 1 ‒ market research
11.Customer is Always Right 2 ‒ collate and
analyze market research data
12.Customer is Always Right 3 - presentation
13.As Seen on TV 1 ‒ brainstorm ideas for product
infomercial
14.As Seen on TV 2 ‒ plan and rehearse infomercial
15.As Seen on TV 3 ‒ perform infomercial
[テキスト]
Dale Fuller and Kevin Cleary
Adventures Abroad
MacMillan Language House
ISBN
[テキスト]
Marcos Benevides and Chris Valvona
Widgets
Pearson Longman
ISBN
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation 40% , Tests and Assignments 60%
[成績評価の方法]
Participation 30% , Tests and Assignments 70%
−176−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語コミュニケーション5C
前 期
英語コミュニケーション6A
後 期
A.ティジャニ
2単位
J.コックス
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Building students’communicative fluency in a
business setting.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to
build conversation skills through drills and pair
work activities.
[授業の概要]
Students imagine they are new employees at an
exciting international company, bringing a new
product to market. They must work together in
small groups to perform a series of practical, yet
fun, tasks.
[授業計画]
1.Immigration
2.Prices
3.Train ticket
4.Problems
5.Disagreeing
6.Past
7.Hospital
8.Experiences
9.Eating out
10.Check out
11.Keep in touch
12.Check in
13.Asking for help
14.Destinations
15.Review
[授業計画]
1.Welcome Aboard 1 ‒ meeting and greeting,
business cards
2.Welcome Aboard 2 ‒“watercooler”chat, describing products, meet your team
3.Eureka 1 ‒ choosing departments and leaders
4.Eureka 2 ‒ brainstorming, choosing best
product ideas
5.Eureka 3 ‒ Product Proposal Form
6.Decisions, Decisions 1 ‒ discussing strengths
and weaknesses of products
7.Decisions, Decisions 2 ‒ disagreeing, pros and
cons
8.Decisions, Decisions 3 ‒ choose best product
to produce, prepare presentation
9.Decisions, Decisions 4 - presentation
10.Customer is Always Right 1 ‒ market research
11.Customer is Always Right 2 ‒ collate and
analyze market research data
12.Customer is Always Right 3 - presentation
13.As Seen on TV 1 ‒ brainstorm ideas for
product infomercial
14.As Seen on TV 2 ‒ plan and rehearse infomercial
15.As Seen on TV 3 ‒ perform infomercial
[テキスト]
Passport 2 Oxford University Press
ISBN 9780194718226
[テキスト]
Marcos Benevides and Chris Valvona
Widgets
Pearson Longman
ISBN
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Quizzes
[成績評価の方法]
Participation 30% , Tests and Assignments 70%
−177−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’speaking and listening
skills in English while focusing on travel topics.
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語コミュニケーション6B
後 期
英語コミュニケーション6C
後 期
J.コックス
2単位
A.ティジャニ
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
To successfully communicate in situations
encountered while travelling abroad.
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students’speaking and listening
skills in English while focusing on homestay topics.
[授業の概要]
In each unit students will visit a different city in
England, Australia, Canada or the USA. Each unit
also provides a lot of practice in goal-oriented
language practice. For example, in Sydney
students will learn health-related vocabulary and
how to talk about health problems; in London
students will practice how to shop for items and
how to understand prices.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to
build conversation skills through and pair work,
group activities and role plays.
[授業計画]
1.Victoria - Check in for a flight
2.Portland - Introduce yourself
3.Manchester - Hotel check-in, making special
requests
4.Stratford-upon-Avon - Choosing and planning
a day trip
5.Review
6.Chicago - Arranging and paying for transportation
7.Santa Fe - Choosing a restaurant, ordering
8.Oxford - Understanding and giving directions
9.London - Shopping
10.Review
11.Vancouver - Lost and Found
12.Sydney - Talking to a Doctor
13.Brisbane - Talking about a trip
14.Las Vegas - Advice, travel safety
15.Review
[授業計画]
1.Choosing a destination
2.Making preparations
3.Planning your stay
4.Learning the local culture
5.Being safe
6.Talking about yourself
7.Talking about your hometown
8.Talking about Japan
9.Getting around
10.New experiences
11.Helping out
12.Emergencies
13.Good advice
14.Being polite
15.Review
[テキスト]
Dale Fuller and Kevin Cleary
Adventures Abroad
MacMillan Language House
ISBN
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
English Dictionary
[成績評価の方法]
Participation 40% , Tests and Assignments 60%
[成績評価の方法]
Class participation; Final Exam; Homework
−178−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語コミュニケーション7A
(Pronunciation & Comprehension)
A.スミス
前 期
英語コミュニケーション7B
前 期
2単位
J.コックス
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn advanced conversation
strategies, and apply them in pair and group
discussions on interesting topics.
[授業の概要]
Students will study two contrasting pronunciation points each lesson and practice their use
with games and role-plays. The lessons will contain
conversational practice in order to practice the
pronunciation in a more natural setting. There will
be ten mini-tests practicing listening or
understanding of the material from the previous
lesson. At the end of the course your pronunciation in the first lesson will be recorded and
compared with your pronunciation in the final
lesson to help determine your course grade.
[授業の概要]
[授業計画]
1.Course Introduction (initial recording of
student pronunciation)
2.v V b (contrasting sounds)
3.l V r (contrasting sounds)
4.bird V bard (contrasting sounds)
5.s V sh (contrasting sounds)
6.s V th (contrasting sounds)
7.Stress & Rhythm I (syllables ; schwa with common words)
8.Stress & Rhythm Ⅱ (schwa with common verbs)
9.Stress & Rhythm Ⅲ (schwa with common verbs Ⅱ)
10.Stress & Common Intonation Patterns (when
to use rising or falling intonation)
11.Consonant & Vowel Linking (understanding
native speed English)
12.Vowel & Vowel Linking (understanding native
speed English)
13.Linking Review (review and practice of weeks
11 & 12)
14.Final Review (group chooses most problematic
sound for final teacher review)
15.Test Preparation (students prepare texts for
final recording)
[授業計画]
1.Orientation
2.Clarifications
3.Keeping/Killing a Conversation
4.Interrupting Someone
5.Echoing Instructions
6.Getting a Response
7.Soliciting Details
8.Making a Group Decision
9.Finding the Right Word
10.Summarizing
11.Correcting Someone
12.Expressing Opinions
13.Discussion Connectors
14.Correcting Yourself
15.Review
[テキスト]
NONE
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
NONE
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class Participation 30%
10 Weekly Mini-tests 30%
Final Listening Test 15%
Final Pronunciation Test 15%
Final Written Test 10%
[成績評価の方法]
participation(30 %),homework(30 %),and conversation test(40%)
−179−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
This course is designed to focus on areas of
pronunciation that are problematic for Japanese
students of English. Students will learn in class
how to pronounce these difficult English sounds
but should be prepared to practice at home and in
other lessons in order to show lasting
improvement in their pronunciation. Many of the
pronunciation points are also useful for helping
students to understand native English at more
natural speeds.
ブラックボード使用
英語コミュニケーション7C
(Circumlocution)
A.スミス
前 期
英語コミュニケーション7D
前 期
2単位
小池 直己
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
This is a conversation course designed to help
students practice explaining unfamiliar items,
places or events. The skills practiced will be useful
in a variety of conversational situations, not only
explaining Japanese culture, and should make the
student a more confident and able communicator.
[授業の到達目標及びテーマ]
『MESSAGE IN A BOTTLE』のシナリオの英和
翻訳と映画英語字幕の翻訳とを平行しながら,頻繁
に使われる基本動詞と前置詞に内在する意味,イ
メージ,機能を考察することによって,コミュニケー
ションのための英語力を伸ばしてゆきたい
[授業の概要]
Students will study various aspects of everyday
Japanese culture, including food and special
cultural events. Students will explain and describe
the topics with partners using conversational
games and role plays to practice the vocabulary
and phrases. Active participation in English will be
vital.
[授業の概要]
『MESSAGE IN A BOTTLE』のシナリオの英和
翻訳と映画の英語字幕翻訳を通して,英米の映画を
教材として,映像,音声を通して英米社会の日常生
活の中で実際に使われている英語を実践的に学ぶと
同時に,基本動詞と前置詞に焦点を定めて,コミュ
ニケーションのための実践的な英語の総合力を伸ば
してゆきたいと考えている。
[授業計画]
1.Cherry Blossom Viewing (description)
2.New Year (description)
3.Sento (description)
4.Ryokan (explaining unfamiliar objects)
5.Sumo (explaining unique sports/games)
6.Wedding (explaining unfamiliar objects)
7.Tea Ceremony (explaining process)
8.Sushi Restaurant (explaining food & drink)
9.Girls`/Boys` Festivals (explaining events)
10.Gion Festival (explaining events)
11.Bon Odori (explaining unfamiliar objects)
12.Temple (explaining basic religious buildings)
13.Snow Festival (descriptive review)
14.Famous Places (explaining note-able locations)
15.Review Game (review and consolidation)
[授業計画]
1.基本動詞HAVEとKEEPのイメージと機能
2.基本動詞TAKE,GIVE,PUTのイメージと機
能
3.基本動詞DOのイメージと機能
4.基本動詞MAKEとLETのイメージと機能
5.基本動詞GOとCOMEのイメージと機能
6.基本動詞GETのイメージと機能
7.前置詞INのイメージと機能
8.前置詞ATのイメージと機能
9.前置詞WITHのイメージと機能
10.前置詞TOのイメージと機能
11.前置詞BYのイメージと機能
12.前置詞FROMのイメージと機能
13.前置詞FORのイメージと機能
14.前置詞OFのイメージと機能
15.前置詞ONのイメージと機能
[テキスト]
[テキスト]
小池直己著『英会話の基本表現100話』
(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英語・日本語で耳から覚える使える
英会話』(学研)ISBN4-05-604347-7
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Study Skills (Notes) 10%
Written Test 20%
Speaking Test 30%
[成績評価の方法]
授業態度,レポート等の総合評価
−180−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語コミュニケーション7E
前 期
小池 直己
2単位
英語コミュニケーション8A
(Research & Application)
A.スミス
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will focus on a pronunciation point
which they feel is a weakness for them. They will
be required to study and practice it and then to
plan and present a pronunciation lesson on that
point to their peers. Assistance and advice with
teaching resources, materials and planning will be
provided. Regular attendance will be vital as the
lesson will be planned and practiced stage by stage
on a regular basis.
[授業の概要]
『ローマの休日』のシナリオの英和翻訳と映画の
英語字幕翻訳を通して,英米の映画を教材として,
映像,音声を通して英米社会の日常生活の中で実際
に使われている英語を実践的に学ぶと同時に,基本
動詞と前置詞に焦点を定めて,コミュニケーション
のための実践的な英語の総合力を伸ばしてゆきたい
と考えている。
[授業の概要]
Small groups will be responsible for presenting a
45-minute lesson on their chosen pronunciation
point. The course will be of interest to students
wishing to become language teachers or to those
who want to learn how to research and correct
their own pronunciation weaknesses in a more
independent way.
[授業計画]
1.基本動詞HAVEとKEEPのイメージと機能
2.基本動詞TAKE,GIVE,PUTのイメージと機
能
3.基本動詞DOのイメージと機能
4.基本動詞MAKEとLETのイメージと機能
5.基本動詞GOとCOMEのイメージと機能
6.基本動詞GETのイメージと機能
7.前置詞INのイメージと機能
8.前置詞ATのイメージと機能
9.前置詞WITHのイメージと機能
10.前置詞TOのイメージと機能
11.前置詞BYのイメージと機能
12.前置詞FROMのイメージと機能
13.前置詞FORのイメージと機能
14.前置詞OFのイメージと機能
15.前置詞ONのイメージと機能
[授業計画]
1.Introduction ‒ Demonstration Lesson (model
lesson example)
2.Presenting Section (preparing handouts and
forming the sounds)
3.Presenting Section (preparing handouts and
forming the sounds)
4.Presenting Section (trial session)
5.Practice Section ‒ Demonstration (practicing
with pronunciation games)
6.Practice Section (preparing games and
practicing the sounds)
7.Practice Section (trial session)
8.Performing Section ‒ Demonstration (practicing
with performance activities)
9.Performing Section (preparing activities and
practicing the sounds)
10.Performing Section (trial session)
11.Final Group Review (final preparations)
12.Let`s Try It! (final group practice)
13.Group Lesson 1 (full lesson performance)
14.Group Lesson 2 (full lesson performance)
15.Group Lesson 3 (full lesson performance)
[テキスト]
小池直己著『英会話の基本表現100話』
(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店)
ISBN978-4-00-500661-8
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英語・日本語で耳から覚える使える
英会話』(学研)ISBN4-05-604347-7
[テキスト]
[成績評価の方法]
授業態度,レポート等の総合評価
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Lesson Plans 10%
Materials Preparation 20%
Lesson Presentation/Pronunciation 30%
[参考図書・参考資料等]
−181−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
『ローマの休日』のシナリオの英和翻訳と映画英
語字幕の翻訳とを平行しながら,頻繁に使われる基
本動詞と前置詞に内在する意味,イメージ,機能を
考察することによって,コミュニケーションのため
の英語力を伸ばしてゆきたい
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語コミュニケーション8D
後 期
英語コミュニケーション8E
後 期
小池 直己
2単位
小池 直己
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
『MEET JOE BLACK』のシナリオの英和翻訳と
映画英語字幕の翻訳とを平行しながら,頻繁に使わ
れる基本動詞と前置詞を用いた表現法を習得する。
[授業の到達目標及びテーマ]
『MEET JOE BLACK』のシナリオの英和翻訳と
映画英語字幕の翻訳とを平行しながら,頻繁に使わ
れる基本動詞と前置詞を用いた表現法を習得する。
[授業の概要]
『MEET JOE BLACK』のシナリオの英和翻訳と
映画の英語字幕翻訳を通して,英米の映画を教材と
して,映像,音声を通して英米社会の日常生活の中
で実際に使われている英語を実践的に学ぶと同時に,
基本動詞と前置詞を用いた表現法を学んで行きたい。
[授業の概要]
『哀愁』のシナリオの英和翻訳と映画の英語字幕
翻訳を通して,英米の映画を教材として,映像,音
声を通して英米社会の日常生活の中で実際に使われ
ている英語を実践的に学ぶと同時に,基本動詞と前
置詞を用いた表現法を学んで行きたい。
[授業計画]
1.基本動詞HAVEとKEEPを用いた表現法
2.基本動詞TAKE,GIVE,PUTを用いた表現法
3.基本動詞DOを用いた表現法
4.基本動詞MAKEとLETを用いた表現法
5.基本動詞GOとCOMEを用いた表現法
6.基本動詞GETを用いた表現法
7.前置詞INを用いた表現法
8.前置詞ATを用いた表現法
9.前置詞WITHを用いた表現法
10.前置詞TOを用いた表現法
11.前置詞BYを用いた表現法
12.前置詞FROMを用いた表現法
13.前置詞FORを用いた表現法
14.前置詞OFを用いた表現法
15.前置詞ONを用いた表現法
[授業計画]
1.基本動詞HAVEとKEEPを用いた表現法
2.基本動詞TAKE,GIVE,PUTを用いた表現法
3.基本動詞DOを用いた表現法
4.基本動詞MAKEとLETを用いた表現法
5.基本動詞GOとCOMEを用いた表現法
6.基本動詞GETを用いた表現法
7.前置詞INを用いた表現法
8.前置詞ATを用いた表現法
9.前置詞WITHを用いた表現法
10.前置詞TOを用いた表現法
11.前置詞BYを用いた表現法
12.前置詞FROMを用いた表現法
13.前置詞FORを用いた表現法
14.前置詞OFを用いた表現法
15.前置詞ONを用いた表現法
[テキスト]
小池直己著『英会話の基本表現100話』
(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
[テキスト]
小池直己著『英会話の基本表現100話』
(岩波書店)
ISBN4-00-500362-1
小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店)
ISBN978-4-00-500661-8
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英語・日本語で耳から覚える使える英
会話』(学研)
ISBN4-05-604347-7
[参考図書・参考資料等]
小池直己著『英語・日本語で耳から覚える使える
英会話』(学研)
ISBN4-05-604347-7
[成績評価の方法]
授業態度,レポート等の総合評価
[成績評価の方法]
授業態度,レポート等の総合評価
−182−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
異文化理解1A
前 期
L.ダンテ
2単位
異文化理解1B
(Australian Studies)
J.スコット
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will increase their understanding of
Australia by focussing on 3 main themes:
Aboriginal Australia, Multicultural Australia,
including the Australia-Japan relationship, and
Australian lifestyle and popular culture.
[授業の概要]
Minorities in the U.S. will be a main theme of
the course. The three main minorities covered will
be African Americans, Native Americans, and
Mexican Americans.
[授業の概要]
In addition to weekly quizzes on the lecture
content, students will research various aspects of
Australia and present that information as written
reports. Class attendance and active participation
are very important.
[授業計画]
1.Introduction/American Culture
2.African Americans
3.African Americans
4.African Americans
5.African Americans
6.African Americans
7.African Americans
8.Native Americans
9.Native Americans
10.Native Americans
11.Native Americans
12.Mexican Americans
13.Mexican Americans
14.Mexican Americans
15.Review/Essay Due
[授業計画]
1.Course overview, introduction
2.Aboriginal Australia: Before European Settlement
3.Aboriginal Australia: European Settlement
and its Effects
4.Multicultural Australia: Early Immigration
5.Multicultural Australia: Post-war Immigration
6.Multicultural Australia: Australia and Japan
7.Multicultural Australia: Australia Now
8.Lifestyle & Popular Culture: The City and the
‘Bush’
9.Lifestyle & Popular Culture: Education
10.Lifestyle & Popular Culture: Sport
11.Aboriginal Australia: The Stolen Generations
12.Aboriginal Australia: Movie ‒‘Rabbit-Proof
Fence’
13.Lifestyle & Popular Culture: Protecting the
Environment
14.Lifestyle & Popular Culture: Music, Movies,
Books, Art
15.Lifestyle & Popular Culture: What Makes
Australia Australian?
[テキスト]
有賀夏紀,油井三郎(編)
アメリカの歴史,テーマで読む多文化社会の夢と
現実
有斐閣アルマ
ISBN4-641-12162-1
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation 20% , quizzes 60% , essay 20%
[成績評価の方法]
Weekly quizzes: 50%
Written reports:(25% + 25%)50%
−183−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will have the opportunity to increase
their understanding of United States culture and
to improve their overall understanding of
intercultural issues.
ブラックボード使用
異文化理解2A
後 期
J.コックス
2単位
異文化理解2B UK Studies
(Cultural Comparison)
A.スミス
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will learn about New Zealand culture
and history.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will have the opportunity to increase
their understanding of the four countries that
make up The United Kingdom. We will study both
the historical and modern country and compare it
with Japan to improve inter-cultural understanding.
Lessons will contain some conversational practice.
Homework and regular attendance are very
important
[授業の概要]
[授業の概要]
There are a variety of topics for study. Students
will be required to complete one evaluated
practical homework during term. There will one
evaluated written test. All materials will be
provided but students are required to maintain
and complete their notes in an ordered and timely
fashion. The teacher will monitor completion of
review homeworks.
[授業計画]
1.Introduction
2.History 1
3.History 2
4.Animals
5.Maori Culture
6.Sports
7.New Zealand English
8.Famous Events
9.Life in New Zealand 1
10.Life in New Zealand 2
11.Tourism ‒ South Island
12.Tourism ‒ North Island
13.Movies 1
14.Movies 2
15.New Zealand Icons
[授業計画]
1.Introduction & Geography (location, terrain &
weather)
2.The UK - Flags, Languages & National Symbols (cultural differences within the UK)
3.England - An Introduction
4.England - The Historical British Empire
(historical global influence)
5.England - The New British“Empire”(the
globalization of British popular culture)
6.Wales - An Introduction
7.Wales - Castles and the Loss Of Independence
(gradual union with England: unique buildings)
8.Scotland - An Introduction
9.Scotland - A Unique Culture (comparison of
unique sports and music)
10.Northern Ireland - An Introduction
11.Northern Ireland -“The Troubles”and Sectarian Murals (comparison of unique art forms)
12.UK World Heritage Sites (comparison of
famous places)
13.Famous Places - Design a Tour of the UK
(extension and review)
14.Famous British Men & Women (British people
of international influence)
15.The Changing Face Of The UK - A New Flag?
(cultural review & evaluated design task); Q&A
[テキスト]
No textbook. Material will be provided by the
teacher.
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
participation(20%),class tests(40%),and test
(40%)
[参考図書・参考資料等]
English dictionary
Japanese-English dictionary
[成績評価の方法]
Class Participation 40%
Review Homeworks 10%
Evaluated Design Task 5%
Study Skills (notes) 10%
Written test 35%
−184−
実践英語学科
ブラックボード使用
イギリス文化研究1
(イギリスの歴・文化・文学散策)
渡辺 浩
ブラックボード使用
前 期
2単位
イギリス文化研究2
(今のイギリスを読む)
進藤 秀彦
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
今のイギリスを,なるべく広いパースペクティブ
でとらえることを目標とする。
[授業の概要]
古代の状況から,ローマやノルマン人の支配,中
世期の国家としての形成,近代・現代の発展期等を
概観しながら,各時代の文化や文学の特色などを紹
介し,現代にもつながる伝統や国情,国民性等を考
察する。
[授業の概要]
英国BBC放送のホームページを中心に,歴史・
文化を採り上げたページおよび最新のニュース報道
でイギリスを紹介する。講義のはじめでは,4月29
日 に 予 定 さ れ て い るPrince WilliamのRoyal
Weddingをめぐる報道と日本の皇室報道と異なるそ
のありかたについ紹介する予定である。
[授業計画]
1.Introduction
2.Stonehenge / Hadrian’s Wall
3.The Arrival of the Anglo-Saxons / The Normans and the Doomsday Book
4.The English Language
5.The Monarchy in Britain / The Government
of Britain
6.Religion in Britain / Festivals in Britain
7.Education in Britain / The Universities in
Britain
8.Newspapers in Britain / The British Museum
9.William Shakespeare
10.Sherlock Holmes and the Detective Story /
The Culture of Children
11.Popular Music in Britain / The National Trust
12.The Stores / Britain and the Railways
13.Beer and Pubs / Tea and Food in Britain
14.Britain and Sports / Britain and the World
15.Conclusion
[授業計画]
1.Introduction: About the U.K.
2.The Royal Wedding⑴
3.The Royal Wedding⑴
4.The Language and Classes⑴
5.The Language and Classes⑵
6.My Fair Lady (A Musical Play)⑴
7.My Fair Lady (A Musical Play)⑵
8.TV and Radio in Britain⑴
9.TV and Radio in Britain⑵
10.United Kingdom Country Profile⑴
11.United Kingdom Country Profile⑵
12.Prime Ministers⑴
13.Prime Ministers⑵
14.Old Britain
15.Britain Now
[テキスト]
Adrian J. Pinnington
On Britain
(株)開文社出版
ISBN978-4-87571-466-8
[テキスト]
配布資料
[参考図書・参考資料等]
必要な資料等はその都度配布する。
[参考図書・参考資料等]
My Fair Lady (DVD 授業で上映する)
BBC News:Timeline (Internet)
佐久間康夫・中野葉子・太田雅孝編著,
『概説イ
ギリス文化史』(ミネルヴァ書房,2002)
[成績評価の方法]
授業参加度(20%) 提出物等(20%) 試験(60%)
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業への予習の度合い,テスト,
提出課題の内容などの総合評価により行う。
−185−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
文字に記録されているイギリスの歴史を見ても
二千年以上にさかのぼる。ヨーロッパとアジアの違
いはあるが,同じ島国としてイギリスと日本の文化
を比べてみることも興味深い。16世紀以降20世紀に
わたる世界への版図の拡大と,現在再びヨーロッパ
の端に位置しながら大きな影響力を保つ,イギリス
独特の文化的特色を学び考察する。
ブラックボード使用
イギリス文化研究3
(声に出して読む英語の詩)
進藤 秀彦
後 期
2単位
アメリカ文化研究1
(アメリカ合衆国の形成を学ぶ)
有木 恭子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
英語の詩には,
「今を生きよ」,「人生は短い,命
短し恋せよ乙女」とうたう作品や,死と正面から向
き合う詩が多く見られる。これらの詩に見られる人
生観(Carpe Diem)について概説するとともに,
声に出して読むことにより英語の詩とリズムに親し
むことを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
世界でもっとも影響力のあるアメリカ合衆国はど
のようにして形成されたのか,また,アメリカの歴
史は文化の形成とどう関わっているかを理解する。
岡山の文化の発信に取り組む(岡山城)
[授業の概要]
ロバート・バーンズほかのやさしい詩でまず詩へ
の導入を行なう。続いてエドマンド・スペンサー,
シェイクスピア,ジョン・ダン,ロバート・へリッ
ク,アンドルー・マーヴェルらの詩を読み,詩の解
説と解釈を行なう。Marvell の代表作“To His Coy
Mistress”の読解がこの講義の終着点となる。
[授業の概要]
アメリカ大陸発見から現代にいたるまで,歴史と
それを形成する歴史的事象をテキストに沿って学ん
でいく。
[授業計画]
1.Mother Goose / Robert Burns
2.Edmund Spenser
3.Christopher Marlowe
4.Christopher Marlowe
5.William Shakespeare
6.William Shakespeare
7.William Shakespeare
8.James Shirley
9.John Donne
10.Robert Herrick
11.Robert Herrick
12.Robert Herrick
13.Andrew Marvell
14.Andrew Marvell
15.Andrew Marvell
[授業計画]
1.Introduction(導入)
2.The New World
3.New England and the Southern Colonies
4.The War of Independence
5.Americans Move West
6.The California Gold Rush
7.The American Civil War
8.America in the Great Depression
9.The Japanese Attack on Pearl Harbor
10.World War II and the United States
11.The Vietnam War and its Effects on the U. S.
12.The Expansion of the United States
13.The Industrialization of the United States
14.Women’s Rights in the United States
15.America’s Civil Tights Movement
[テキスト]
プリント配布
[テキスト]
S. Kathleen Kitao, Kenji Kitao
Events and Trends in American History
三修社
ISBN978-384-31034-4
[参考図書・参考資料等]
平井正穂編,『イギリス名詩選』
(岩波文庫,1990)
郡山 直編,New Anthology of English Literature
(北星堂,1969)
[成績評価の方法]
評価は、毎回の授業への予習の度合い,音読,小
テスト,提出課題の内容などの総合評価により行う。
[参考図書・参考資料等]
池田智・松本利秋
早わかりアメリカ
[成績評価の方法]
予習課題・授業への参加度(30%),授業の提出
物(20%)
試験(50%)
−186−
実践英語学科
ブラックボード使用
アメリカ文化研究2
(アメリカの過去・現在・未来を読む)
有木 恭子
ブラックボード使用
後 期
2単位
アメリカ文化研究3
(アメリカ文学を知る)
長瀬 恵美
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカと日本のそれぞれ独自の文化,生活,教
育,習慣などを理解し,その差異を知ることにより
お互いの文化を尊重し認めあうことができるように
なることを目指す。
[授業の概要]
毎回アメリカ社会の多様な側面のひとつを取り上
げ,考察していく。これらの学習をつうじてアメリ
カ文化の特徴を学び,日本の社会との違いについて
考える。
[授業の概要]
比較的やさしい英文で書かれた身の回りにある身
近なトピックを通して,日米比較をすることにより,
日米の差異共通性を理解する。日米の文化的理解を
図るとともに,CDを利用してリスニングの能力向
上も目指していく。
[授業計画]
1.Introduction(導入)
2.Pursuing the American Dream
3.America’s Immigrant Roots
4.America’s Immigrant Roots
5.The Trail of Tears
6.Jews and American Culture
7.The Japanese American Internment
8.The Illegal Immigration problem
9.The Illegal Immigration problem
10.The American“Gun Society”
11.Barack Obama: Breaking Through the Glass
Ceiling
12.The Tradition of American Philanthropy
13.The Tradition of American Philanthropy
14.The Same-Sex Marriage Battle
15.The Same-Sex Marriage Battle
[授業計画]
1.Introduction
2.Physical Education + Sports Clubs
3.Cultural Differences + Haircuts
4.Music + Money
5.Safety + Life Expectancy
6.The Metric System + Police
7.Seasons ; TV Sports
8.Business + Jobs
9.NHK vs. PBS + Marriage Ceremonies
10.American Culture + Apartments
11.Technology
12.School Rules
13.Drinking
14.Entertaining
15.Choice
[テキスト]
Gary Dendo/ Masako Dendo
America in Motion
成美堂
ISBN978-4-7919-3128-6
[テキスト]
George Truscott, Hiroshi Kimura 他
Eye on America and Japan
Nan’un-do
ISBN978-4-523-17614-5
[参考図書・参考資料等]
池田智・松本利秋
早わかりアメリカ
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
予習課題・授業への参加度(30%),授業の提出
物(20%)
試験(50%)
[成績評価の方法]
授業への準備,参加度(20%),課題(20%),試
験(60%)の総合評価による。
−187−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカの多様性に富む事象を知り,現在アメリ
カが直面している問題を理解する。
岡山の文化の発信に取り組む(後楽園)
ブラックボード使用
ブラックボード使用
通訳演習1
前 期
通訳演習2
後 期
渡辺 浩
2単位
渡辺 浩
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
通訳演習1においては,ナチュラルスピードと同
じ英語を題材に,会話や説明文,またメディアの英
語等の総合的な通訳演習を行う予定である。この演
習を通して技術の向上と総合的なコミュニケーショ
ン能力の促進を目指す。
[授業の概要]
コミュニケーション力の向上に関しては,多角的
な演習が効果的であると考えられる。従って基本的
に多角的な応用ができる多くの英文理解を行い,そ
れに基づいたナチュラルスピードに等しいレベルで
の理解と通訳演習を行う。通訳技術を学ぶだけでな
く,総合的な英語の表現力や理解力が身に着く演習
を目指す予定である。
[授業の到達目標及びテーマ]
通訳演習2においては,通訳演習1の基礎力をふ
まえて,ナチュラルスピードと同じ英語を題材に,
さらに高度な会話や説明文,またメディアの英語等
の総合的な通訳演習を行う予定である。この演習を
通して技術の向上と総合的なコミュニケーション能
力の促進を目指す。
[授業の概要]
コミュニケーション力の向上に関しては,多角的
な演習が効果的であると考えられる。従って基本的
に多角的な応用ができる多くの英文理解を行い,そ
れに基づいたナチュラルスピードに等しいレベルで
の理解と通訳演習を行う。通訳技術を学ぶだけでな
く,総合的な英語の表現力や理解力が身に着く演習
を目指す予定である。
[授業計画]
1.出身地について/Egypt Copyrights Sphinx and
Pyramids
2.故郷について/Message of Love in Kitten’
s Fur
3.家族について/Office Irritants
4.友人について/Films Chosen for National Registry
5.恋愛について/U.S. Teen Opens School in Cambodia
6.出身校について/IBM Rewards Healthy Employees
7.仕事について/Spielberg Boycotts Beijing Olympics
8.会社・人間関係について/No Restaurant Service for Obese People?
9.インターネットについて/Russia Chooses New
President
10.食べ物について/Hopes for AIDS Vaccine Dim
11.おすすめの店について/Breakfast, Key to Staying Slim
12.よく行く場所について/Norway’
s Doomsday Seed
Vault
13.社交の話題について/Texas Growing Fast
14.交遊について/Starbucks Must Pay Baristas Back
Tips
15.趣味について/Tata Buys Jaguar and Land Rover
[授業計画]
1.お気に入りのテレビ番組/Baby-Dropping Festival
2.好きな音楽の話題/London, Priciest Place to Dine
3.ファッションについて話す/Night Shifts Bad for
Your Health
4.スポーツの話題/Transforming Skin Cells into
Stem Cells
5.スポーツ観戦の話題/Crude Oil Hits $100
6.ドライブの話題/Korean National Treasure Destroyed
7.最近楽しかったことについて話す/McDonald’s
to Serve Up Higher Education
8.旅の思い出を話す/Cuba’
s Fidel Castro Resigns
9.天候の話をする/Ancient Frogzilla
10.健康について話す/Reparation for Those Jilted
at the Altar
11.ダイエットの話をする/Awan in Love
12.悩みを相談する/French President Sarkozy Remarries
13.子供の教育の話をする/China to Continue OneChild Policy
14.将来の夢を語る/Lack of Honeybees Threatens
Food Supply
15.理想の結婚について話す/Mobile Phone Usage
on EU Flights
[テキスト]
長尾和夫,マケーレ
ブ英美
『とりあえず英語で30
秒話す練習帳』
すばる舎
ISBN4-88399-554-2
[テキスト]
長尾和夫,マケーレ
ブ英美
『とりあえず英語で30
秒話す練習帳』
すばる舎
ISBN4-88399-554-2
CNN English Express編集部
『やさしいCNN NEWS
DIGEST』vol. 2
朝日出版社
ISBN978-4-255-00446-4
CNN English Express編集部
『やさしいCNN NEWS
DIGEST』vol. 2
朝日出版社
ISBN978-4-255-00446-4
[参考図書・参考資料等]
参考資料等はその都度配布する。
[参考図書・参考資料等]
参考資料等はその都度配布する。
[成績評価の方法]
授業への取り組み(20%)
実技等の評価(20%)
試験(60%)
[成績評価の方法]
授業への取り組み(20%)
実技等の評価(20%)
試験(60%)
−188−
実践英語学科
ブラックボード使用
通訳演習3
(ビジネス実務)
平松 進
ブラックボード使用
前 期
2単位
通訳演習4
(ビジネス実務)
平松 進
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
通訳の観点からビジネス英語を実践的に学習し訓
練を行う。種々の訓練法を通してコミュニケーショ
ン能力を高める。ビジネス特有の用語・表現・商習
慣にも慣れる。
[授業の概要]
各単元の内容を理解した上で,通訳訓練を行う。
主 な 内 容 は,shadowing( 聞 き な が ら 話 す ),repeating( 聞 い た 後 で 話 す )
,sense group understanding(原文の語順で意味の区切り毎に理解)
,
paraphrasing(言い換え)
,逐次通訳,同時通訳な
どである。
[授業の概要]
各単元の内容を理解した上で,通訳訓練を行う。
主 な 内 容 は,shadowing( 聞 き な が ら 話 す ),repeating( 聞 い た 後 で 話 す )
,sense group understanding(原文の語順で意味の区切り毎に理解)
,
paraphrasing(言い換え)
,逐次通訳,同時通訳な
どである。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Chapter 1 挨拶・紹介
3.Chapter 2 アポイントメント
4.Chapter 3 来客・訪問
5.Chapter 3 来客・訪問
6.Chapter 4 商談
7.Chapter 4 商談
8.Chapter 4 商談
9.Chapter 4 商談
10.Chapter 4 商談
11.Chapter 5 会議・打ち合わせ
12.Chapter 5 会議・打ち合わせ
13.Chapter 6 プレゼンテーション
14.Chapter 6 プレゼンテーション
15.総合まとめ,実技試験
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Chapter 7 注文
3.Chapter 8 クレーム
4.Chapter 8 クレーム
5.Chapter 8 クレーム
6.Chapter 9 電話
7.Chapter 9 電話
8.Chapter 10 接待
9.Chapter 11 海外出張
10.Chapter 11 海外出張
11.Chapter 11 海外出張
12.Chapter 12 スモールトーク
13.Chapter 12 スモールトーク
14.総合まとめ
15.実技試験
[テキスト]
(株)ディー・オー・エム・フロンティア他
場面別 会社で使う英会話
ベレ出版
ISBN978-4-86064-010-1
[テキスト]
(株)ディー・オー・エム・フロンティア他
場面別 会社で使う英会話
ベレ出版
ISBN978-4-86064-010-1
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題30点,実技試験40点,期末試験30点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
[成績評価の方法]
演習課題30点,実技試験40点,期末試験30点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
−189−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
通訳の観点からビジネス英語を実践的に学習し訓
練を行う。種々の訓練法を通してコミュニケーショ
ン能力を高める。ビジネス特有の用語・表現・商習
慣にも慣れる。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
翻訳演習1
前 期
翻訳演習2
後 期
戸田 仁
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
「翻訳演習入門」で学んだ基礎をもとにこの科目
では,翻訳の実践学習をする。小説,手紙文,エッ
セイなどさまざまのジャンルの英文を自然な日本語
に翻訳するコツを学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の「翻訳演習1」に続いてこの科目では,翻
訳の実践学習をする。小説,手紙文,エッセイなど
さまざまのジャンルの英文を自然な日本語に翻訳す
るコツを学ぶ。
[授業の概要]
まず自分の力で課題の箇所を翻訳して授業に臨む。
授業のなかで自分の翻訳を誤り,あるいは不適切な
箇所を訂正する。授業終了後に訂正済みの翻訳を提
出すること。
[授業の概要]
まず自分の力で課題の箇所を翻訳して授業に臨む。
授業のなかで自分の翻訳を誤り,あるいは不適切な
箇所を訂正する。授業終了後に訂正済みの翻訳を提
出すること。
[授業計画]
1.Tell me a
2.Tell me a
3.Tell me a
4.Tell me a
5.Tell me a
6.Tell me a
7.Tell me a
8.Tell me a
9.Tell me a
10.Tell me a
11.Tell me a
12.Tell me a
13.Tell me a
14.Tell me a
15.Tell me a
[授業計画]
1.Tell me a Story (Ch. 9)Step-Up English (Ch. 11)
2.Tell me a Story (Ch. 9)Step-Up English (Ch. 12)
3.Tell me a Story (Ch. 10)Step-Up English (Ch. 13)
4.Tell me a Story (Ch. 10)Step-Up English (Ch. 14)
5.Step-Up English (Ch. 15)
6.Step-Up English (Ch. 15)
7.プリント教材
8.Step-Up English (Ch. 17)
9.プリント教材,Step-Up English (Ch. 18)
10.プリント教材,Step-Up English (Ch. 19)
11.プリント教材
12.Step-Up English (Ch. 20)
13.プリント教材
14.プリント教材
15.プリント教材
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
Story (Ch.
1)Step-Up English (Ch. 1)
1)Step-Up English (Ch. 2)
2)Step-Up English (Ch. 3)
2)Step-Up English (Ch. 4)
3)Step-Up English (Ch. 5)
3)Step-Up English (Ch. 6)
4)Step-Up English (Ch.7)
4)Step-Up English (Ch. 8)
5)Step-Up English (Ch. 9)
5)Step-Up English (Ch. 10)
6)
7)プリント教材
7)プリント教材
8)プリント教材
8)プリント教材
[テキスト]
①Brian Powle他
Tell Me a Story!
南雲堂
ISBN978-4-523-17563-6
②Tetsuo Sato他
Step-Up English
南雲堂
ISBN94-523-17404-0
[テキスト]
①Brian Powle他
Tell Me a Story!
南雲堂
ISBN978-4-523-17563-6
②Tetsuo Sato他
Step-Up English
南雲堂
ISBN94-523-17404-0
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
課題(50パーセント)授業参加度(20パーセント)
試験(30パーセント)
[成績評価の方法]
課題(50パーセント)授業参加度(20パーセント)
試験(30パーセント)
−190−
実践英語学科
ブラックボード使用
翻訳演習3
(ビジネス実務)
平松 進
ブラックボード使用
前 期
2単位
翻訳演習4
(ビジネス実務)
平松 進
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
翻訳の観点からビジネス英語を実践的に学習し練
習する。ビジネス特有の用語・表現・商習慣に慣れ
ながら格調高いコミュニケーション能力を養う。
[授業の概要]
各単元のビジネス英語の内容を理解しながら,翻
訳練習を行う。そして,翻訳課題を往復添削の形態
で行い,洗練された文書に仕上げる実務能力を養う。
課題の内訳は,英和・和英を数題ずつとする。詳細
は授業の中で通知する。
[授業の概要]
各単元のビジネス英語の内容を理解しながら,翻
訳練習を行う。そして,翻訳課題を往復添削の形態
で行い,洗練された文書に仕上げる実務能力を養う。
課題の内訳は,英和・和英を数題ずつとする。詳細
は授業の中で通知する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Part 1 英文ビジネスレターと英文Eメールの体
裁 1. 英文ビジネスレターの3つの様式
3.Part 1 2.英文ビジネスレターの各構成要素
4.Part 1 2.英文ビジネスレターの各構成要素
5.Part 1 3.エアメール封筒の書き方
6.Part 1 4.英文Eメールの構成と特徴
7.Part 2 英文ビジネスレター20の実例 文書構
成のルール 1.
8.Part 2 2. ∼3.
9.Part 2 4. ∼5.
10.Part 2 6. ∼7.
11.Part 2 8. ∼9.
12.Part 2 10. ∼11.
13.Part 2 12. ∼13.
14.Part 2 14. ∼15.
15.総合まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.Part 2 英文ビジネスレター20の実例 文書構成
のルール 16. ∼17.
3.Part 2 18. ∼19.
4.Part 2 20.
5.Part 3 パターンで覚える文章構成の仕方 1. 便
利な10通りの構成パターン(パターン1∼3)
6.Part 3 1.(パターン4∼6)
7.Part 3 1.(パターン7∼10)
8.Part 3 2. Eメールで使える用件別の例文⑴∼⑶
9.Part 3 2. ⑷∼⑸
10.Part 3 2. ⑹∼⑻
11.Part 4 使いやすいセンテンスと事例集 1. 「書
き出し」 で使えるセンテンス⑴∼⑵
12.Part 4 1. ⑶∼⑺
13.Part 4 2.「文中」で使えるセンテンス⑴∼⑵
14.Part 4 3.「結び」で使えるセンテンス⑴∼⑷
15.総合まとめ
[テキスト]
松崎久純
英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方
研究社
ISBN978-4-327-43053-5
[テキスト]
松崎久純
英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方
研究社
ISBN978-4-327-43053-5
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題30点,提出課題40点,期末試験30点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
[成績評価の方法]
演習課題30点,提出課題40点,期末試験30点とす
る。なお単位認定には3分の2以上の出席を必要と
する。遅刻・早退は30分以内とし1回に付き0.5回
分の欠席となる。
−191−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
翻訳の観点からビジネス英語を実践的に学習し練
習する。ビジネス特有の用語・表現・商習慣に慣れ
ながら格調高いコミュニケーション能力を養う。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅠa
前 期
英語ゼミナールⅠc
前 期
小田 希望
2単位
有木 恭子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
意味論(とくに認知言語学)の基本的なトピック
を学んでいく。それを通して,受講生には4年で書
く卒業研究のテーマを見つけてもらいたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
・20世紀アメリカンポップカルチャー(アメリカ大
衆文化)を作った人とその時代について学ぶ。
・卒業論文の準備
[授業の概要]
テキストを中心に進めていく。関連資料として,
英語の論文を読む作業も随時行なう。また,テキス
トの各章で担当者を決めて,ゼミで説明をしてもら
う。
[授業の概要]
20世紀を代表する大衆文化の担い手,あるいは20
世紀アメリカをリードする人たちとして,エルビ
ス・プレスリーからヒラリー・クリントンまでの人
物とその影響力を探る。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.空はなぜ青いのか?
3.「ものの見方」と意味
4.プロトタイプ
5.抽象化とスキーマ
6.イメージ・スキーマ
7.意味のネットワーク
8.メタファー
9.メトニミー
10.概念メタファー
11.方向性のメタファー
12.「色」とことば
13.構文と意味
14.ことばのダイナミズム
15.ことば,文化,普遍性
[授業計画]
1.授業オリエンテーション
2.Elvis Presley
3.Elvis Presley
4.Norman Rockwell
5.Norman Rockwell
6.Rock’s Heroes
7.Rock’s Heroes
8.Andy Warhol
9.Andy Warhol
10.Michael Jackson
11.Michael Jackson
12.Malcolm X
13.Malcolm X
14.Madonna
15.Madonna
[テキスト]
谷口一美
『学びのエクササイズ 認知言語学』
ひつじ書房
ISBN4-89476-282-X
[テキスト]
Ayako Maeda
ポピュラー・カルチャーに見るアメリカ
三修社
ISBN978-4-384-32020-6
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への参加度及び発表(40%),課題(10%),
レポート(50%)などの総合評価により評価する。
受講生の予習は必須である。
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポートの提出(40%)
試験(30%)
−192−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅠd
(アメリカを知る)
長瀬 恵美
ブラックボード使用
前 期
英語ゼミナールⅠf
前 期
2単位
渡辺 浩
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期科目であるこのゼミナールの期間においては,
「イギリスの文化史」に含まれる内容を時代ごとに
学んで行く予定である。主に歴史的に大きな出来事
や文学の背景,英語の発達の経緯などを紹介しなが
らイギリス文化の概観をつかんでもらいたい。
[授業の概要]
このゼミナールでは,多様性を有しダイナミック
に変容するアメリカ文化のプロセスを反映したエッ
セイ――人種問題,犯罪,環境,教育などに関する
エッセイからスポーツ,音楽や映画などソフトなト
ピックを扱ったエッセイまでさまざまな領域を扱っ
ている――を読み,アメリカの様々な文化事象につ
いて学んだ後でそれぞれのトピックについてゼミの
中で話し合っていく。
[授業の概要]
イギリスの多民族性や英語の発達の経緯などは一
般的によく知られていない部分がある。そうしたイ
ギリス独特の国情,文化事情を学びながら,現代に
つながるイギリスの国民性や文学的な背景を学んで
行く予定である。
[授業計画]
1.Introduction
2.Individualism and Equality in the United
States
3.Individualism and Equality in the United
States
4.Individualism and Equality in the United
States
5.Religion in American Private Life
6.Religion in American Private Life
7.Football: An American Spectacle
8.Football: An American Spectacle
9.Some Kinds of American Music Travel Better
Than Others
10.Some Kinds of American Music Travel Better
Than Others
11.Universally Individual and Mythically Real
12.Universally Individual and Mythically Real
13.No Privacy on the Web
14.No Privacy on the Web
15.The Test of Their Lives
[授業計画]
1.Chap. 1 2.Chap. 2 ⑴
3.Chap. 2 ⑵
4.Chap. 3 ⑴
5.Chap. 3 ⑵
6.Chap. 4 7.Chap. 5 8.Chap. 6 9.Chap. 7 ⑴
10.Chap. 7 ⑵
11.Chap. 8 ⑴
12.Chap. 8 ⑵
13.Chap. 9 ⑴
14.Chap. 9 ⑵
15.Conclusion
[テキスト]
Katsunori Yamazato, Patric D. Murphy 他
English at Your Fingertips: Reader in American
Culture
Eihosha
ISBN4-269-16021-7
[テキスト]
ジェームズ・M・バーダマン,渡辺愛子
『あらすじで読む英国の歴史』
中経出版,1800円:税別
ISBN978-4-8061-2962-2
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
必要な資料はその都度配布する。
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業の予習,授業への参加度,発
表,課題,試験などの総合評価により行う。予習は
必須である。
[成績評価の方法]
授業参加度(20%),提出物等(20%),レポート
等(60%)
−193−
Prehistory to Roman Britannia
Anglo-Saxon England, 450-1066
Anglo-Saxon England, 450-1066
The Early Middle Ages
The Early Middle Ages
The Late Middle Ages
The Beginning of the Modern Period
Elizabethan England
From the Stuarts to the Revolution
From the Stuarts to the Revolution
Towards‘Great Britain’
Towards‘Great Britain’
The Twentieth Century
The Twentieth Century
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
このゼミのねらいは,アメリカ文化について研究
をするための素地をつくり,4年で各卒業研究を書
く準備段階とすることである。そのために,まず,
アメリカについて知ることから始める。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅠg
前 期
C.ソワー
2単位
英語ゼミナールⅠh
(Academic Writing)
L.ダンテ
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this class is to teach students
the thinking and writing skills necessary for
writing their graduation dissertation in their fourth
year.
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will be able to conduct research in
English and also write a coherent, well-balanced
essay.
[授業の概要]
Students will write two essays of 500 and 1500
words. Current events including women’
s issues,
education, social issues, and other topics will be
discussed in student-led groups. From these
discussions, essays will be planned and written.
Students will work in small groups to peer-edit
each other’s papers. Student attendance and class
participation are very important.
[授業の概要]
Students will have the opportunity to work on
their research and writing skills in preparation for
writing an 8,000-word graduation thesis in the
fourth year. Japanese domestic issues will be
discussed and researched. Two papers will be
written during the semester.
四年次に完成させる8,000語の卒論の準備のため,
物事を研究し,書く力を中心に学習する。日本国内
問題を学生が中心になり論議する。二つの論文を完
成させる。
[授業計画]
1.Course outline and introductions.
2.Thinking skills.
3.The writing process.
4.Writing Project 1̶500 words.
5.Peer editing and second drafts.
6.Peer editing and third drafts.
7.Writing Project 1 due.
8.Writing Project 2̶1500 words
9.Research, bibliographies, plagiarism.
10.First drafts
11.Teacher editing & second drafts
12.Peer editing and third drafts.
13.Peer editing and fourth drafts.
14.Peer editing and final drafts.
15.Writing Project 2 due. Class evaluation.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Essay Writing Skills
3.Essay Writing Skills
4.Essay Writing Skills (start first essay)
5.Peer Editing of First Draft
6.Discussion and Introduction of Domestic
Issues Topic (first essay due)
7.Domestic Issues Discussion and Research
8.Library Research Skills
9.Essay Writing Skills/Small Group Work
10.Essay Writing Skills/Small Group Work
11.Peer Editing of First Draft
12.Essay Writing Skills
13.Peer Editing of Second Draft
14.Essay Writing Skills
15.Final Discussion (second essay due)
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Grade will be based on class participation and
completion of class projects. (500-wd paper 20 % ,
1500-wd paper 60% , class participation 20% )
[成績評価の方法]
Class performance(20%)and two essays(20% ,
500 words; 60% , 1,500 words).
−194−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅠi
前 期
英語ゼミナールⅡa
後 期
J.スコット
2単位
小田 希望
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
語用論(pragmatics)の基本的なトピックを学ん
でいく。それを通して,受講生には4年で書く卒業
研究のテーマを見つけてもらいたい。
[授業の概要]
Students will write two essays of 500 and 1500
words. Current events including women’
s issues,
education, social issues, and other topics will be
discussed, and essays planned and written.
Students will peer-edit each other’s papers.
[授業の概要]
用意したプリントを用いて,採りあげるトピック
について授業で話し合う。また,関連資料として,
英語の論文を読む作業も随時行なう。
[授業計画]
1.Course outline, introduce Project 1 (500 words)
2.Project 1 ‒ mind map, outline
3.Project 1 first draft
4.Project 1 second draft
5.Peer editing and final draft
6.Introduce library research skills
7.Collect Project 1, begin Project 2 (1500 words)
8.Research, bibliographies, plagiarism
9.Project 2 mind-map, outline
10.Project 2 first draft
11.Project 2 first draft
12.Project 2 peer editing, second draft
13.Project 2 peer editing, third draft
14.Project 2 final draft
15.Project 2 final draft. Class evaluation
[授業計画]
1.語用論とは何か。
2.挨拶
3.言語運用能力
4.直示
5.指示と推論
6.前提と意味論的含意
7.会話の含意 1
8.会話の含意 2
9.発話行為 1
10.発話行為 2
11.間接発話行為
12.ポライトネス 1
13.ポライトネス 2
14.談話分析
15.ディスカッション&レポートの書き方
[テキスト]
[テキスト]
とくにテキストは使用しない。適宜,プリントを
配布する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Project 1 = 20 % , Project 2 = 60 % , Class participation = 20%
[成績評価の方法]
授業への参加度(10%),課題(30%),レポート
(60%)などの総合評価により評価する。受講生の
予習は必須である。
−195−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this class is to teach students
the thinking and writing skills necessary for
writing their graduation dissertation in fourth
year.
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅡc
後 期
有木 恭子
2単位
英語ゼミナールⅡd
(アメリカの短編を味わう)
長瀬 恵美
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・20世紀を代表するアメリカ文学作家の短編小説を
読み,作品を理解する。
・卒業論文の準備
[授業の到達目標及びテーマ]
このゼミのねらいは,文化の結晶である文学作品
−特にアメリカでは非常にすぐれた短編小説が多く
世に出ている−をいくつか取り上げ,短編小説の面
白さ,複雑さ,またその作品を取り巻く時代や文化
的な背景との関わりを深く知ることである。
[授業の概要]
220世紀アメリカ作家のなかでもとくに代表的な
John Steinbeck, Scott Fitzgerald, Mark Twain,
Nathaniel Hawthorneの作品を精読する。
[授業の概要]
各々の物語を読むにあたって,まず作品の背景と
なっている都市,社会,時代の特質,また作家本人
などについて調べ,それを発表することからはじめ,
次に作品を読んでいき,内容理解を深めていく。大
切なことは英語で書かれた物語を正確に読む,ある
いは書かれていないことを読み取るという作業に
よって,各自がどれだけ多くのことを感じたり,様々
なことを考えたりできるかということである。本物
のアメリカ文学を味わうとともに,愛と人生につい
て考えましょう。
[授業計画]
1.授業オリエンテーション
2.John Steinbeck̶“The Chrysanthemums”
3.John Steinbeck̶“The Chrysanthemums”
4.John Steinbeck̶“The Chrysanthemums”
5.J John Steinbeck̶“The Chrysanthemums”
6.J John Steinbeck̶“The Chrysanthemums”
7.Ernest Hemingway̶“Indian Camp”
8.Ernest Hemingway̶“Indian Camp”
9.Scott Fitzgerald̶The Sensible Thing”
10.Scott Fitzgerald̶The Sensible Thing””
11.Scott Fitzgerald̶The Sensible Thing”
12.Scott Fitzgerald̶The Sensible Thing”
13.Scott Fitzgerald̶The Sensible Thing”
14.Mark Twain̶Adventure of Huckleberry Finn
15.Mark Twain̶Adventure of Huckleberry Finn
[授業計画]
1.Introduction
2.Snow by Julia Alvarez
3.The Father by Raymond Carver
4.Corporal by Richard Brautigan
5.The Flowers by Alice Walker
6.Mouse Steals Fire
7.The Lampshade Vendor by Allen Woodman
8.A Public denial by Allah Gurganus
9.Blackberries by Ellen Hunnicutt
10.The Appalachian Trail by Bruce Eason
11.Love Poems by Lon Otto
12.Can-Can by Arturo Vivante
13.The Idea by Raymond Carver
14.The Idea by Raymond Carver
15.The Idea by Raymond Carver
[テキスト]
プリント教材
[テキスト]
Kiyoshi Nakayama & Toshiko Ishihara
Mini-Fiction
Ikubundo
ISBN4-261-02039-4
[参考図書・参考資料等]
プリント教材
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポートの提出(40%)
試験(30%)
[成績評価の方法]
評価は,毎回の授業の予習,授業への参加度,発
表,課題,試験などの総合評価により行う。予習は
必須である。
−196−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅡf
後 期
英語ゼミナールⅡg
後 期
渡辺 浩
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this class is to teach students
the thinking and writing skills necessary for
writing their graduation dissertation in their fourth
year.
[授業の概要]
現在もイギリスは児童物語やファンタジーが盛ん
である。その種類と背景は,マザーグースにみられ
る童謡や妖精物語,政治・風刺小説から生まれた児
童文学,また歴史や宗教に関する題材を含むものな
ど多岐にわたっている。そうしたイギリス独特の背
景と児童文学・ファンタジーの関係を学ぶ予定であ
る。
[授業の概要]
Students will write one essay of 2500 words.
Current events including women’s issues,
education, social issues, and other topics will be
discussed in student-led groups. From these
discussions, essays will be planned and written.
Students will work in small groups to peer-edit
each other’s papers. The last three classes will
focus on the graduation dissertation to be written
the following year. Student attendance and class
participation are very important.
[授業計画]
1.コースの説明と導入
2.『マザーグース』等について
3.「妖精物語」等について
4.デフォーと『ロビンソン・クルーソー』につい
て⑴
5.デフォーと『ロビンソン・クルーソー』につい
て⑵
6.スウィフトと『ガリバー旅行記』について⑴
7.スウィフトと『ガリバー旅行記』について⑵
8.キャロルと『不思議の国のアリス』について⑴
9.キャロルと『不思議の国のアリス』について⑵
10.ポーターと『ピーター・ラビット』について
11.トールキンと『指輪物語』について⑴
12.トールキンと『指輪物語』について⑵
13.ルイスと『ナルニア国物語』について⑴
14.ルイスと『ナルニア国物語』について⑵
15.ローリングと『ハリー・ポッター』について
[授業計画]
1.Review & preparation for semester.
2.Writing Project 3̶2500 words.
3.Citation of sources.
4.Reading & research notes.
5.Reading & research notes.
6.First drafts.
7.Teacher editing & second drafts.
8.Peer editing and third drafts.
9.Peer editing and fourth drafts.
10.Teacher editing & fourth drafts
11.Peer editing and third drafts.
12.Writing Project 3 due.
13.Meet with 4th-year students.
14.Preparation for dissertation.
15.Class evaluation.
[テキスト]
ピーター・ミルワード
『童話の国イギリス』
中央公論社
ISBN4-12-101610-6
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
必要な資料・文献はその都度指示・配布を行う。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業参加度(20%),提出物等(20%),レポート
等(60%)
[成績評価の方法]
Grade will be based on class participation and
completion of class projects. (2500-wd paper 70% ,
class participation 20 % , preparation for sotsuron
10% )
−197−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
後期科目のゼミナールⅡfにおいては,前期のゼ
ミナールⅠf の内容をふまえて児童文学やファンタ
ジーに関する歴史と背景,また作品そのものの鑑賞
と批評を行う予定である。
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅡh
(Academic Writing)
L.ダンテ
ブラックボード使用
後 期
英語ゼミナールⅡi
後 期
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will be able to conduct research in
English and also write a coherent, well-balanced
essay.
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this class is to teach students
the thinking and writing skills necessary for
writing their graduation dissertation in fourth
year.
[授業の概要]
Students will have the opportunity to work on
their research and writing skills in preparation for
writing an 8,000-word graduation thesis in the
fourth year. International issues and other studentchosen topics will be discussed and researched.
One paper will be written during the semester.
四年次に完成させる8,000語の卒論の準備のため,
物事を研究し,書く力を中心に学習する。国際問題
など(学生が興味を持っている課題)を学生が中心
になり論議する。一つの論文を完成させる。
[授業の概要]
Students will continue working to improve their
research and writing skills. They will write one
paper of 2,500 words. Topics such as international
issues, women’
s issues, social and intercultural
issues, and education will be discussed and
researched.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Essay Writing Skills
3.International Issues Discussion (start essay)
4.Essay Writing Skills/Research
5.Essay Writing Skills/Research
6.Peer Editing of First Draft
7.Essay Writing Skills/Research
8.Peer Editing of Second Draft
9.Essay Writing Skills/Research
10.Peer Editing of Third Draft
11.Essay Writing Skills
12.Introduction to Graduation Thesis
13.Library Research
14.Thesis Writing Skills
15.Final Discussion/Introduction of Fourth-Year
Schedule (essay due
[授業計画]
1.Introduction
2.Project 3 (2,500 words)
3.Review citations and in-text references
4.Project 3 - research, notes
5.Project 3 - research, notes
6.Project 3 first draft
7.Project 3 peer-edit and second draft
8.Project 3 teacher-edit and third draft
9.Project 3 ‒ peer-edit and third draft
10.Project 3 ‒ work on drafts
11.Project 3 ‒ teacher-edit and fourth draft
12.Project 3 - peer-edit and fourth draft
13.Project 3 ‒ work on drafts
14.Preparation and planning for 4th year projects
15.Collect Project 3, Class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class performance(20%)and one paper(80% ,
2,500 words).
[成績評価の方法]
Project 3 = 80% , class participation = 20%
−198−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅢa
前 期
英語ゼミナールⅢc
前 期
戸田 仁
2単位
有木 恭子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・アメリカのルーツ,アメリカを形成している本質
とはなにかを学ぶ。
・卒業論文を予定にしたがって書く。
[授業の概要]
『不思議の国のアリス』の英語は大学生が読むの
にふさわしいものであるが,作者ルイス・キャロル
が隠している英語の面白さが楽しめるようにする。
また,翻訳の難しさも指摘する。
[授業の概要]
・テキストに沿ってアメリカの歴史,およびアメリ
カの制度,アメリカンドリームについて学ぶ。
・卒業論文を予定通りに書けるように随時発表を行
う。
[授業計画]
1.『不思議の国のアリス』第1章の前半
2.『不思議の国のアリス』第1章の後半
3.『不思議の国のアリス』第2章の前半
4.『不思議の国のアリス』第2章の後半
5.『不思議の国のアリス』第3章の前半
6.『不思議の国のアリス』第3章の後半
7.『不思議の国のアリス』第4章の前半
8.『不思議の国のアリス』第4章の後半
9.『不思議の国のアリス』第5章の前半
10.『不思議の国のアリス』第5章の後半
11.『不思議の国のアリス』第6章の前半
12.『不思議の国のアリス』第6章の後半
13.『不思議の国のアリス』第7章の前半
14.『不思議の国のアリス』第7章の後半
15.『不思議の国のアリス』第8章の前半
[授業計画]
1.授業オリエンテーション
2.Unit1:Gateway to the USA
3.Unit1:Gateway to the USA
4.Unit2:America̶Melting Pot?
5.Unit2:America̶Melting Pot?
6.Unit3:The“Anglo-Saxons”and the American
Character
7.Unit3:The“Anglo-Saxons”and the American
Character
8.Unit4:American English and British English
9.Unit4:American English and British English
10.Unit5: Blacks and Whites
11.Unit5: Blacks and Whites
12.Unit6: The American Indians
13.Unit6: The American Indians
14.Unit7: The 4th of July
15.Unit7: The 4th of July
[テキスト]
Lewis Carroll『不思議の国のアリス』
(学生はす
でに購入済み)南雲堂
[テキスト]
Richard Musman
Background to the USA
金星堂
ISBN4-7647-0420-x
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポート提出(40%)
試験(30%)
−199−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
『不思議の国のアリス』を読み,英語力をつける
ことを目標とする。
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅢd
(アメリカ文化の研究)
長瀬 恵美
ブラックボード使用
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
このゼミのねらいは,学生一人一人がアメリカ文
化の様々な問題をテーマに取り上げ,そのテーマに
従って資料の収集・研究をし,各自の考えを練って
いく鍛錬をすることである。
[授業の概要]
ゼミナールでは,各自のテーマに従って,資料や
テキストを読み込み,発表し,ディスカッションする。
[授業計画]
1.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
2.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
3.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
4.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
5.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
6.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
7.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
8.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
9.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
10.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
11.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
12.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
13.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
14.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
15.各自のテーマについての研究,発表,ディスカッ
ション
[テキスト]
英語ゼミナールⅢf
(オーウェルの『動物農場』について)
渡辺 浩
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼ ミ ナ ー ル Ⅲ で は オ ー ウ ェ ル の『 動 物 農 場 』
(Animal Farm)を取り上げてみる。この作品も一
見短く平易な英文で書かれているが,第二次大戦直
前の世界情勢(特にソ連の独裁政治)に対する深い
洞察と警鐘が込められている。作品を通じて作者が
描き出した危機感とメッセージを考察する予定であ
る。
[授業の概要]
まず作品の成立事情を考え,オーウェルの伝記的
な背景からもその経緯を考察してゆきたい。オー
ウェルに関しては本格的な政治小説を書いた時期は
第二次大戦の前後である。彼の思想的な変遷も分析
し,作品の中に現れる要素と思想を分析してゆきた
い。
[授業計画]
1.ジョージ・オウェルの生涯について
2.創作時期ごとの作品紹介
3.創作時期の世界情勢
4.作品内容⑴
5.作品内容⑵
6.作品内容⑶
7.作品分析⑴
8.作品分析⑵
9.作品分析⑶
10.他作品との比較⑴
11.他作品との比較⑵
12.他作品との比較⑶
13.オーウェルと戦後世界⑴
14.オーウェルと戦後世界⑵
15.総合評価
[テキスト]
(対訳)
『動物農園』
(一藝社)のオリジナルと翻
訳の両方を用いる。
ISBN-978-4-8635-9023-6
[参考図書・参考資料等]
『大学生の英語学習ハンドブック』研究社
吉田健正著『大学生と大学院生のためのレポー
ト・論文の書き方』ナカニシ出版
[参考図書・参考資料等]
参考資料・文献は必要に応じて指定する。
[成績評価の方法]
毎時間の授業への参加度,課題レポート,発表,
ハンドアウトなどの総合評価による。
[成績評価の方法]
授業への参加度(20%),提出物(20%)
,レポー
ト(60%)
−200−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅢg
前 期
C.ソワー
2単位
英語ゼミナールⅢh
(Graduation Thesis Writing)
L.ダンテ
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will have the opportunity to improve
their English writing skills. Emphasis will be
placed on methods of writing a graduation thesis.
[授業の概要]
Students will work in small study groups to
discuss and peer-edit each other’s papers. Students
will submit reports, notes, and early drafts to the
teacher throughout the year. The teacher will
return corrections in a timely manner. Student
attendance and class participation are very
important.
[授業の概要]
Students will work toward writing an 8,000-word
graduation thesis. Writing skills learned in the 3rdyear seminar will be reviewed and new skills
needed to write a thesis will be introduced,
particularly overall introductions, body unity and
how to make a presentation.
[授業計画]
1.Course outline and introductions.
2.Dissertation requirements.
3.Working in small groups.
4.Peer-editing.
5.Research Plan due.
6.Dissertation organization.
7.Research plan and deadlines.
8.Outline due.
9.Bibliography and quotes.
10.Paraphrasing and plagiarism.
11.First draft (small-group discussion).
12.First draft of first 2,000 words due.
13.First draft (small-group discussion).
14.Teacher corrections of first 2,000 words
15.First draft of second 2000 words due.
[授業計画]
1.Course Introduction
2.Writing a Thesis Statement
3.Narrowing a Topic/Writing a Thesis Statement
4.Research Planning
5.Writing an Outline
6.Thesis/Essay Writing Skills
7.Job Skills
8.Making a Works Cited List
9.Essay Introductions (first 2,000 words due)
10.Essay Introductions
11.Presentation Skills
12.Body Unity
13.Body Unity
14.Thesis/Essay Writing Skills
15.Presentations (second 2,000 words due)
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Continuous assessment of progress on completing dissertation. Students must read and take
notes throughout the spring vacation and the first
semester. The first draft of the first 2,000 words is
due the last week of June. The first draft of the
second 2,000 words is due the last week of July.
[成績評価の方法]
Class performance(50%)and presentation(50%)
−201−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this seminar is to help students
complete their final graduation dissertations.
Information necessary to complete the dissertations will be given to students throughout the
year.
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅢi
前 期
英語ゼミナールⅣa
後 期
J.スコット
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this seminar is to help students
complete their final graduation dissertations.
Information necessary to complete dissertations
will be given to students throughout the year.
[授業の到達目標及びテーマ]
『不思議の国のアリス』の残りの章を読み,英語
力を付けることを目標とする。また,卒業研究の完
成をも目標とする。
[授業の概要]
Students will work in small study groups to
discuss and peer-edit each other’s papers. Students
will submit reports, notes, and early drafts to the
teacher throughout the year. Student attendance
and class participation are very important.
[授業の概要]
英語を読むだけでなく,英語の裏に隠された面白
さ,また日本語に翻訳するさいの苦労について話を
する。また,卒業論文を書く学生,卒業制作をする
学生の指導も行う。
[授業計画]
1.Course outline and introductions
2.Dissertation requirements
3.Working in small groups
4.Peer-editing
5.Research Plan due
6.Dissertation organization
7.Research plan and deadlines
8.Outline due
9.Bibliography and quotes
10.Paraphrasing and plagiarism
11.First draft
12.First draft of first 2,000 words due
13.First draft
14.Teacher corrections of first 2,000 words
15.First draft of second 2000 words due
[授業計画]
1.『不思議の国のアリス』第8章の後半
2.『不思議の国のアリス』第9章の前半
3.『不思議の国のアリス』第9章の後半
4.『不思議の国のアリス』の英語の面白さについて
5.『不思議の国のアリス』の英語の面白さについて
6.『不思議の国のアリス』の翻訳の難しさについて
7.『不思議の国のアリス』の翻訳の難しさについて
8.卒業論文・卒業制作の指導
9.卒業論文・卒業制作の指導
10.卒業論文・卒業制作の指導
11.卒業論文・卒業制作の指導
12.卒業論文・卒業制作の指導
13.卒業論文・卒業制作の指導
14.卒業論文・卒業制作の指導
15.卒業論文・卒業制作の指導
[テキスト]
[テキスト]
Lewis Carroll『不思議の国のアリス』
(学生はす
でに購入済み)南雲堂
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
その都度指示する。
[成績評価の方法]
Continuous assessment of dissertation progress.
Students must read and take notes throughout
spring vacation and first semester, and complete
4,000 words of the first draft.
[成績評価の方法]
レポート等によって成績評価する。
−202−
実践英語学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅣc
後 期
有木 恭子
2単位
英語ゼミナールⅣd
(アメリカ文化の研究)
長瀬 恵美
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
このゼミのねらいは,学生一人一人がアメリカ文
化の様々な問題をテーマに取り上げ,そのテーマに
従って資料の収集・研究をし,各自の考えを練って
いく鍛錬をすることである。
[授業の概要]
・テキストに沿ってアメリカの歴史,およびアメリ
カの制度,アメリカンドリームについて学ぶ。
・卒業論文を予定通りに書けるように随時発表を行
う。
[授業の概要]
ゼミナールでは,各自のテーマに従って,資料や
テキストを読み込み,発表し,ディスカッションす
る。
[授業計画]
1.Unit8: The Frontier Spirit
2.Unit8: The Frontier Spirit
3.Unit9: War Between Brothers
4.Unit9: War Between Brothers
5.Unit10: The Federal Government
6.Unit10: The Federal Government
7.Unit11: A Federation of States
8.Unit11: A Federation of States
9.Unit 12: The Police and the Intelligence
Agents
10.Unit 12: The Police and the Intelligence
Agents
11.Unit 13: Growing up̶at Home and at school
12.Unit 13: Growing up̶at Home and at school
13.Unit 14: College Students
14.Unit 14: College Students
15.Unit 15: American Womens
[授業計画]
1.卒業研究初稿検討
2.卒業研究初稿検討
3.卒業研究初稿検討
4.卒業研究初稿検討
5.卒業研究第二稿検討
6.卒業研究第二稿検討
7.卒業研究第二稿検討
8.卒業研究第二稿検討
9.卒業研究第3稿検討
10.卒業研究第3稿検討
11.卒業研究第3稿検討
12.卒業研究英文梗概
13.卒業研究英文梗概
14.卒業研究英文梗概
15.卒業研究英文梗概
[テキスト]
Richard Musman
Background to the USA
金星堂
ISBN4-7647-0420-x
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
日本アメリカ文学・文化研究書編『アメリカ文学
ガイド』荒地出版
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポート提出(40%)
試験(30%)
[成績評価の方法]
毎時間の授業への参加度,課題レポート,発表,
ハンドアウトなどの総合評価による。
−203−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
・アメリカのルーツ,アメリカを形成している本質
とはなにかを学ぶ。
・卒業論文を予定にしたがって書く。
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅣf
(コンラッドの「闇の奥」について)
渡辺 浩
ブラックボード使用
後 期
英語ゼミナールⅣg
後 期
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅣfにおいては,作品や作家の背景や
思想を掘り下げて考察してゆく予定である。このゼ
ミナールにおいてはコンラッドの傑作の一つである
「闇の奥」
(’Heart of Darkness’
) を 取 り 上 げ,
十九世紀末前後のヨーロッパとアフリカの関係や,
植民地経営の実情などを考察し,作家の世界情勢の
とらえ方などを考えてゆく予定である。
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this seminar is to help students
complete their final graduation dissertations.
Information necessary to complete the dissertations will be given to students throughout the
year.
[授業の概要]
「闇の奥」は中編小説であるが今なおポスト・コ
ロニア二ズムなどの視点からも積極的に研究されて
いる作品である。それは社会情勢と人間心理の深い
部分まで描いている作品の証左である。この作品に
含まれる要素を逐次分析し,全体的な作品の価値を
考察してゆきたい。
[授業の概要]
Students will work in small study groups to
discuss and peer-edit each other’s papers. Students
will submit reports, notes, and early drafts to the
teacher throughout the year. The teacher will
return corrections in a timely manner. Student
attendance and class participation are very
important.
[授業計画]
1.ジョセフ・コンラッドの紹介
2.「闇の奥」の創作事情
3.時代背景と社会情勢
4.作品内容⑴
5.作品内容⑵
6.作品内容⑶
7.作品評価⑴
8.作品評価⑵
9.作品評価⑶
10.作品と植民地主義⑴
11.作品と植民地主義⑵
12.作品と植民地主義⑶
13.作品とポスト・コロニア二ズム⑴
14.作品とポスト・コロニア二ズム⑵
15.総合評価
[授業計画]
1.First draft of the paper is due.
2.Second draft (small-group discussion).
3.Second draft (small-group discussion).
4.Second draft (small-group discussion).
5.Second draft (small-group discussion).
6.Second draft (small-group discussion).
7.Third draft (small-group discussion).
8.Third draft (small-group discussion).
9.Third draft (small-group discussion).
10.Third draft (small-group discussion).
11.Final draft (small-group discussion).
12.Final draft (small-group discussion).
13.Final draft (small-group discussion).
14.Final draft (small-group discussion).
15.Class evaluation.
[テキスト]
[テキスト]
「闇の奥」(中野好夫訳,岩波文庫)を用いる。
ISBN4-00-322481-7
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
植民地主義,ポスト・コロニア二ズムに関する文
献等(必要に応じて指定する)。
[成績評価の方法]
Continuous assessment of progress on completing dissertation. The first draft of the last 4,000
words is due the first week of October. The second
draft is due in early November. The third draft is
due in late November. The fourth draft is due in
December. The final paper is due in January.
[成績評価の方法]
授業への参加度(20%),提出物(20%),レポー
ト(60%)
−204−
実践英語学科
ブラックボード使用
英語ゼミナールⅣh
(Graduation Thesis Writing)
L.ダンテ
ブラックボード使用
後 期
英語ゼミナールⅣi
後 期
2単位
J.スコット
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
The purpose of this seminar is to help students
complete their final graduation dissertations.
Information necessary to complete dissertations
will be given to students throughout the year.
[授業の概要]
Students will work toward writing an 8,000-word
graduation thesis. Writing skills learned in the 3rdyear seminar will be reviewed and new skills
needed to write a thesis will be introduced,
particularly writing an abstract, giving proper
support, writing an overall conclusion, and how to
make a presentation.
[授業の概要]
Students will work in small study groups to
discuss and peer-edit each other’s papers. Students
will submit reports, notes, and early drafts to the
teacher throughout the year. Student attendance
and class participation are very important.
[授業計画]
1.Course Introduction (4,000 words due)
2.Writing an Abstract
3.Writing a Conclusion
4.Writing a Conclusion
5.Writing a Conclusion
6.Giving Proper Support
7.Giving Proper Support (2nd-draft due)
8.Making a Works Cited List
9.Review of Presentations
10.Thesis Writing/Essay Writing
11.Thesis Writing/Essay Writing Skills (3rd-draft
due)
12.Thesis Writing/Essay Writing Skills
13.Presentations
14.Presentations
15.Final Discussion
[授業計画]
1.First draft due (8000 words)
2.Second draft
3.Second draft
4.Second draft
5.Second draft
6.Second draft
7.Third draft
8.Third draft
9.Third draft
10.Third draft
11.Final draft
12.Final draft
13.Final draft
14.Final draft
15.Class evaluation
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class performance(40%)and presentation(60%)
[成績評価の方法]
Continuous assessment of dissertation pro-gress.
The 2nd half of 1st draft is due the 1st week of
October, 2nd draft in mid November, 3rd draft in
December, & final in January.
−205−
専門︵実践英語︶
[授業の到達目標及びテーマ]
Students will have the opportunity to improve
their English writing skills. Emphasis will be
placed on methods of writing a graduation thesis.
専門教育科目
総合歴史学科
総合歴史学科
ブラックボード使用
日本史入門1
(日本古代中世史料読解入門)
曾根 正人
ブラックボード使用
前 期
2単位
日本史入門2
(日本近世史入門)
山田 芳則
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
享保改革・寛政改革・天保改革を通じて,幕藩体
制の矛盾と本質を具体的に考察することを目的とす
る。
[授業の概要]
日本古代ないし中世の有名事件の漢文原史料をテ
キストとする。毎回次回の授業で扱うテキストの範
囲を指定するので,学生はその範囲の史料を漢和辞
典・古語辞典・日本史辞典などを用いて自宅学習で
解読し,結果を次回授業開始時にレポートとして提
出する(全員)。教員はそのレポートをもとに,読
解の指導を行う。
※史料読解とは別に,自宅学習で古代の国名と現代
の都道府県名の対応を暗記せしめる。第2回∼第
6回までの授業冒頭で行う小テストでその達成度
をチェックし,正答率9割をもって授業全体の成
績評価の必要条件とする。(正答率9割に達しな
い場合は,自動的に不可となる)。
[授業の概要]
この目的及びテーマにそって,江戸時代の基本的
な概要を細かく説明したい。
[授業計画]
1.授業の進め方の説明。最初にテキストとして用
いる史料『藤氏家伝』の全体的説明。
2.国名小テスト。『藤氏家伝』鎌足伝⑴
3.国名小テスト。『藤氏家伝』鎌足伝⑵
4.国名小テスト。『藤氏家伝』鎌足伝⑶
5.国名小テスト。『藤氏家伝』鎌足伝⑷
6.国名小テスト。『藤氏家伝』鎌足伝⑸
7.『藤氏家伝』武智麻呂伝⑴
8.『藤氏家伝』武智麻呂伝⑵
9.『藤氏家伝』武智麻呂伝⑶
10.『藤氏家伝』武智麻呂伝⑷
11.第2にテキストとして用いる史料『唐大和上東
征伝』の全体的説明。
12.『唐大和上東征伝』⑴
13.『唐大和上東征伝』⑵
14.『唐大和上東征伝』⑶
15.『唐大和上東征伝』⑷
[授業計画]
1.農民経済の変化と商人の台頭
2.将軍吉宗の登場と幕府財政の窮乏
3.享保改革Ⅰ
4.享保改革Ⅱ
5.享保改革Ⅲ
6.巨大商人との闘いと将軍家重の時代
7.田沼意次の時代
8.松平定信と平賀源内
9.大御所時代
10.ロシアの来寇
11.天保の大飢饉と大塩平八郎の乱
12.シーボルト事件と蛮社の獄
13.水野忠邦の天保改革
14.雄藩の台頭
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
プリント配布。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
大石 学編 『享保改革と社会変容』
(吉川弘文館)
藤田 覚編 『近代の胎動』(吉川弘文館)
[成績評価の方法]
第2回∼第6回までの授業冒頭で行う国名小テス
トに合格することが評価を受ける大前提(不合格の
場合はその時点で不可となる)
。そのうえで,学期
内に2∼3回程度予定している漢文史料読解試験の
成績で点数評価する。
[成績評価の方法]
小テスト・レポートの成績に授業態度を加味する。
−207−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
有名な歴史事象の原史料を学生自ら解読すること
で,一般に信じられている「事実」と史料から検証
される「史実」との落差を認識せしめ,史料解読の
重要性を認識せしめる。
ブラックボード使用
ヨーロッパ・アメリカ史入門1
(古代・中世史の基礎知識(その1))
福田 誠
ブラックボード使用
前 期
2単位
ヨーロッパ・アメリカ史入門2
(近現代ヨーロッパ史の諸問題)
櫻田美津夫
[授業の到達目標及びテーマ]
古代オリエントから中世ヨーロッパにいたる歴史
の流れの要点を学び,西方世界の古代史・中世史に
関する基礎知識をえる授業としたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の概要]
講義の聴講とビデオの視聴をとおして,古代オリ
エントから中世ヨーロッパにいたる歴史の流れを概
観する。毎回の授業内容に即したビデオを紹介する。
[授業の概要]
[授業計画]
1.メソポタミア文明の成立と発展
2.古代エジプト文明の展開
3.小アジアとシリアの文明
4.アッシリアとペルシア帝国
5.ギリシア人のポリス建設と植民活動
6.ペルシア戦争とアレクサンドロス大王
7.ヘレニズム世界の展開
8.ローマ人のイタリア統一と地中海征服
9.ローマ元首政の成立と発展
10.ローマ専制君主政への移行と東西分裂
11.ゲルマン民族の大移動と諸王国の建設
12.ビザンツ帝国と東ヨーロッパ
13.カロリング帝国と神聖ローマ帝国
14.ローマ教皇とヨーロッパ諸国
15.英仏百年戦争と教会の大分裂
[授業計画]
[テキスト]
講義ノートと関連資料を印刷して配布する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
山本・他編 『西洋の歴史〔古代・中世編〕
』(ミ
ネルヴァ書房,1988年)
服部・他編 『大学で学ぶ西洋史〔古代・中世〕』
(ミ
ネルヴァ書房,2006年)
[参考図書・参考資料等]
後 期
2単位
古代・中世ヨーロッパと近代ヨーロッパを分かつ相違
点は種々考えられようが,なかでも「自由」観の違いは,
古い時代と新しい時代との根本的な質的差異を端的に示
していると言える。ヨーロッパ史における自由の具体的
諸相を取り上げることによって,近代とその自由の特質
を浮かび上がらせる。
まず古代・中世の「自由」の諸相を概観し,自由の多
義性に気づかせる。これを受けてルネサンス,宗教改革
のなかに近代的自由が垣間見えること,そしてフランス
革命において自由概念の決定的転換が成就されたことを
示す。最後に自由の「重荷」にも触れ,自由の本質に思
い至らせる。
1.ヨーロッパ史における様々な「自由」⑴:古代ギリ
シア・ローマにおける「自由」
2.ヨーロッパ史における様々な「自由」⑵: 中世ヨーロッ
パにおける「自由」
3.ペスト(黒死病)大流行 ̶ 近代の夜明け?
4.ルネサンス ̶ 中世の終わりか,近代の始まりか⑴:
ルネサンス概観
5.ルネサンス ̶ 中世の終わりか,近代の始まりか⑵:
新プラトン主義
6.ルネサンス ̶ 中世の終わりか,近代の始まりか⑶:
ルネサンス的自由とは?
7.宗教改革の原因と結果⑴:宗教改革概観
8.宗教改革の原因と結果⑵:様々な原因論の検討
9.宗教改革の原因と結果⑶:宗教改革と自由 / 宗教改
革の近代性
10.啓蒙思想家たちが果たした役割 ̶ 宗教的自由(寛容)
の理論化
11.フランス革命⑴:事件史の概観
12.フランス革命⑵:通説とそれに対する批判(本当に
ブルジョワ革命と言えるのか?)
13.フランス革命⑶:革命の真の成果は何か?(「自由」
概念の決定的変化!)
14.ヒトラーとその時代⑴:自由の重荷
15.ヒトラーとその時代⑵:真の自由とは?
特定のテキストはないが,以下の書物はこの講義の内
容と密接に連関している。
仲手川良雄 編著『ヨーロッパ的自由の歴史』(南窓社,
1992年)→ 図書館に5冊配架。
[成績評価の方法]
古代オリエント,ギリシア・ローマ,中世ヨーロッ
パに関する4回の小試験の成績,および受講状況(欠
席数,受講態度など)を考慮して評価する。詳細は,
授業中に伝達する。
各テーマに関する文献は講義の中で随時紹介する。西
洋史全般の参考書としては下記の2冊がよい。
山本 茂 ほか編『西洋の歴史[古代・中世編]』(ミ
ネルヴァ書房,1988年)
木下尚一 ほか編『西洋の歴史[近現代編]』
(ミネルヴァ
書房,1987年)
とくに教職を目ざす人にとっては絶好の参考書と言える。
[成績評価の方法]
基本的には,最終試験の結果をもって評価する。ノート,
参考書等の持ち込みは不許可。合否の最終判断に迷うよ
うなケースには,平生の受講態度も参考にする。
−208−
総合歴史学科
ブラックボード使用
アジア史入門1
(発掘が語る古代中国)
李 開元
ブラックボード使用
前 期
2単位
アジア史入門2
(南アジア史への招待)
井上あえか
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アジア史を学ぼうとする学生諸氏に,学習の手が
かりとなるテーマと方法論を紹介する。南アジアを
中心として,研究課題を概観し,自ら取り組むテー
マを選びとる力の獲得を目標とする。
[授業の概要]
婦好墓と三星堆遺跡を取り上げ,考古の図録にあ
わせて古代中国の歴史を講義する。
[授業の概要]
原則として一回一テーマで南アジア史の諸問題を
提示し,解説する。AV教材も取り入れつつ,南ア
ジアを具体的に理解するよう工夫する。
[授業計画]
1.講義の概要と説明
2.婦好墓の発掘と出土品
3.殷墟からみる婦好−王室との係わり
4.装飾品からみる婦好−女性か
5.武器からみる婦好−軍人か
6.婦好が徴兵を行う
7.婦好が出征する
8.婦好が祭祀を司る
9.婦好墓と殷代の女性
10.古代蜀国の滅亡
11.三星堆遺跡の発見
12.三星堆遺跡の紹介
13.三星堆はどの国の廃墟か
14.三星堆文明がなぜ滅ぼされたか
15.金沙遺跡へ
[授業計画]
1.アジアを勉強するということ
2.日本における南アジア人
3.パキスタンの言語・文化・社会
4.インドの言語・文化・社会
5.インド映画入門
6.南アジアの世界遺産(AV教材使用)
7.南アジアの宗教(ヒンドゥー教ほか)
8.南アジアの宗教(イスラーム教)
9.「植民地」と「脱植民地」
10.南アジアの課題(アフガニスタンの戦争1)
11.南アジアの課題(アフガニスタンの戦争2)
12.南アジアの課題(分離独立とカシミール問題)
13.南アジアの課題(インド・パキスタンの対立)
14.南アジアの課題(グローバル化と貧困・暴力)
15.歴史と現在のかかわり
[テキスト]
[テキスト]
とくに指定しない。
[参考図書・参考資料等]
『中国の歴史』 講談社 2004年
[参考図書・参考資料等]
田中雅一,田辺明生『南アジア社会を学ぶ人のた
めに』,世界思想社,2010年
[成績評価の方法]
レポートおよびテストにより総合的に評価する。
[成績評価の方法]
適宜,レポートを課し,後半に実施する小テスト
とあわせて評価する。
−209−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
最近の考古発掘の中から,その時代の歴史と文化
を語り得る代表的な遺跡を取り上げ,見える形で中
国古代史を考察する。
ブラックボード使用
歴史遺産入門1
(歴史遺産の基礎知識)
賈 鍾壽
前 期
2単位
歴史遺産入門2
(歴史遺産のある都市)
吉本 勇
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本と韓国の世界遺産を取り上げ,物事の起こり,
遺産の成り立ちなどについて,検証的に5w1hを
明確にすることで,歴史を研究する基礎能力を養成
することに目的がある。
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパを中心に,魅力的な「歴史遺産」をも
つ都市の魅力を紹介する。
[授業の概要]
日本と韓国の世界遺産を中心に取り上げ,教員が
5w1hに基づいて講義を行い,その後受講生各自が
関心をもつテーマについて,文献を調べ,読み,レ
ポートを作成する。作成したレポートはチェックリ
ストにしたがって添削を受ける。
[授業の概要]
主にヨーロッパの都市を取り上げ,都市の発展に
ともなう変化とそこに存在する歴史遺産が現在では
どのように活用されているのかを探る。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.世界遺産とは?
3.歴史遺産とは何か
4.日本の世界遺産(法隆寺)
5.日本の世界遺産(奈良)
6.日本の世界遺産(京都)
7.岡山の歴史遺産(鬼ノ城)
8.岡山の歴史遺産(熊山遺跡)
9.韓国の世界遺産(支石墓)
10.韓国の世界遺産(石窟庵と仏国寺)
11.韓国の世界遺産(慶州)
12.百済の歴史遺産(公州と扶余)
13.高麗時代の仏教と海印寺
14.韓国の世界遺産(華城と古代山城)
15.朝鮮時代の王陵
[授業計画]
1.歴史遺産と都市
2.ロンドン(イギリス)1 都市の発達史と都市
構造 3.ロンドン(イギリス)2 テムズ川沿いの歴史
的建造物と街並み 4.パリ(フランス)1 都市の発達史と都市
構造 5.パリ(フランス)2 セーヌ川沿いの歴史
的建造物と街並み 6.ダブリン(アイルランド)パブと教会の街
7.ポンペイ(イタリア) 火山によって消えた
街 8.ローマ(イタリア) 都市の発達史と都市
構造 9.ベネチア(イタリア) 都市の発達史と都市
構造 10.バルセロナ(スペイン) ガウディの建築群
11.ドイツの各都市 ドイツの都市の特色
12.他のヨーロッパの都市の概要
13.アジア編:ソウル(韓国)王宮を中心とした
都心部の景観 14.オセアニア編:シドニー(オーストラリア)
オペラハウスと歴史的な街並み
15.魅力的な外国の都市の最新事情
[テキスト]
授業中,適宜資料を配付する。
[テキスト]
ブルーガイド海外版編集部編 わがまま歩きプラ
ス ヨーロッパ シティマップ 実業之日本社
ISBN978-4-408-02463-9
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介する関連書籍を各自で参照すること。
[成績評価の方法]
講義で取り上げたテーマの中から1つを選び,レ
ポートを作成する。
[成績評価の方法]
受講態度やレポートによる総合評価
−210−
総合歴史学科
ブラックボード使用
日本史講読1
ブラックボード使用
前 期
(古代中世古文書入門1)
曾根 正人
2単位
日本史講読2
(古代中世古文書入門2)
曾根 正人
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の日本史講読1で培った古文書読解の基礎的
能力を土台に,さらに広範囲の古文書読解技術を修
得する。
[授業の概要]
学生には適宜自宅学習で『新版古文書学入門』の
指定範囲を予習しておくことを義務付ける。毎回次
回授業で扱う古代中世の古文書(8割が漢文文書,
2割がカナ古文文書)数通をテキストとして配布す
るので,学生は各自自宅学習で全文書を解読し,解
答を次回授業開始時に提出する。教員は提出された
解答をもとに指導をおこなう。定期的な古文書読解
テストで,読解能力の定着を確認する。
※日本古代中世史を専攻予定のものは,後期の日本
史講読2と通して取るのが望ましい。
[授業の概要]
学生には適宜自宅学習で『新版古文書学入門』の
指定範囲を予習しておくことを義務付ける。毎回次
回授業で扱う古代中世の古文書(8割が漢文文書,
2割がカナ古文文書)数通をテキストとして配布す
るので,学生は各自自宅学習で全文書を解読し,解
答を次回授業開始時に提出する。教員は提出された
解答をもとに指導をおこなう。定期的な古文書読解
テストで,読解能力の定着を確認する。
※前期の日本史講読1と通して取るのが望ましい。
日本史講読1を取らずに本科目を受講する場合は,
かなりの自助努力を求められる。
[授業計画]
1.授業の進め方の解説。古代中世古文書の種類と
本授業で扱う様式の概説。
2.公式様文書(詔・勅)
3.公式様文書(符①)
4.公式様文書(符②)
5.公式様文書(移・牒)
6.公式様文書(解①)
7.公式様文書(解②)
8.公家様文書(宣旨①)
9.公家様文書(官宣旨)
10.公家様文書(下文①)
11.公家様文書(下文②)
12.公家様文書(庁宣・大府宣)
13.公家様文書(綸旨)
14.公家様文書(院宣)
15.公家様文書(御教書)
[授業計画]
1.本授業で扱う古文書の概要と様式の概説。
2.武家様文書(下文)
3.武家様文書(下知状)
4.武家様文書(御教書・奉書)
5.武家様文書(直状・書下)
6.武家様文書(印判状)
7.上申文書(解状)
8.上申文書(訴陳状)
9.上申文書(請文①)
10.上申文書(請文②)
11.上申文書(着到状・軍忠状)
12.証文類(譲状)
13.証文類(置文)
14.証文類(売券)
15.証文類(借用状)
[テキスト]
佐藤進一『新版 古文書学入門』
(法政大学出版局)
[テキスト]
佐藤進一『新版 古文書学入門』
(法政大学出版局)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期内に2∼3回程度予定している古文書読解試
験の成績に,平常時の提出物の得点を加味して評価
する。
[成績評価の方法]
学期内に2∼3回程度予定している古文書読解試
験の成績に,平常時の提出物の得点を加味して評価
する。
−211−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
古代中世古文書の基礎的読解能力を養う。
ブラックボード使用
日本史講読3
(新書の読解と発表)
ブラックボード使用
前 期
苅米 一志
2単位
日本史講読4
後 期
(中世史料の読解)
苅米 一志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本中世史に関する入門・概説書を読み,専門用
語や概念などを理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
文学作品など比較的簡易な中世の史料を読み,そ
こからどのように歴史研究のテーマを見つけられる
かについて検討を行う。
[授業の概要]
クラスを2∼3人のグループに分け,各グループ
が日本中世史に関する入門書・概説書を選び,特定
のテーマについて調べて発表を行う。
[授業の概要]
クラスを2∼3人のグループに分け,各グループ
が中世後期の文学作品(説話・軍記物・謡曲)のう
ち,好む素材を選び精読し,内容を発表する。
[授業計画]
1.中世という時代−政治・経済・社会体制
2.怪異学への招待−中世王権の装置
3.中世平安京の怪異⑴
4.中世平安京の怪異⑵
5.グループ報告⑴と補足説明
6.グループ報告⑵と補足説明
7.グループ報告⑶と補足説明
8.グループ報告⑷と補足説明
9.グループ報告⑸と補足説明
10.グループ報告⑹と補足説明
11.グループ報告⑺と補足説明
12.グループ報告⑻と補足説明
13.戦国における合戦の実態⑴
14.戦国における合戦の実態⑵
15.古文書学への招待
[授業計画]
1.文学作品の歴史的意義−説話を例として
2.謡曲「殺生石」−陰陽道・武士・禅僧
3.昔話「もの食う魚」−仏教と民衆の生業
4.グループ報告⑴と補足説明
5.グループ報告⑵と補足説明
6.グループ報告⑶と補足説明
7.グループ報告⑷と補足説明
8.グループ報告⑸と補足説明
9.グループ報告⑹と補足説明
10.グループ報告⑺と補足説明
11.グループ報告⑻と補足説明
12.古文書学入門⑴−史料の扱い方
13.古文書学入門⑵−史料の読解
14.謡曲「藤戸」から「藤戸石」伝承へ
15.東大寺の蘭奢待と織豊政権
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
佐藤和彦編 中世史用語辞典(新人物往来社,
1991年)
[参考図書・参考資料等]
小峯和明書名 説話の森(大修館書店,1991年)
[成績評価の方法]
授業内の報告と学期末のレポートを4:6の割合
で評価する。
[成績評価の方法]
授業内の報告と学期末のレポートを4:6の割合
で評価する。
−212−
総合歴史学科
日本史講読5
(日本近世史講読)
山田 芳則
前 期
2単位
日本史講読6
(日本近代史講読)
山田 芳則
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近代史に関する概説書(新書本)を読み、そ
れをまとめて報告することを通じて、その時代認識
を深めることを目的とする。
[授業の概要]
岩波新書や中公新書などに収録されている日本近
世史に関する概説書,たとえば北島正元の『徳川家
康』・辻達也の『大岡越前守』・石井良助の『江戸の
刑罰』・『吉原』・岸井良衛の『江戸の町』・原口虎雄
の『幕末の薩摩』・田中彰の『幕末の長州』・高木俊
輔の『幕末の志士』・犬塚孝明の『薩摩藩英国留学
生』・吉田常吉の『唐人お吉』・芳賀徹の『大君の使
節』などから,各自で選び,それをまとめて順番に
報告する。
[授業の概要]
岩波新書や中公新書などに収録されている日本近
代史に関する概説書、たとえば石井孝の『明治維新
の舞台裏』・田中彰の『高杉晋作と奇兵隊』・飛鳥井
雅道の『文明開化』
・松浦玲の『徳川慶喜』
・
『勝海舟』
・
奈良本辰也の『高杉晋作』・大江志乃夫の『木戸孝
允』・大久保利謙の『岩倉具視』・絲屋寿雄の『大村
益次郎』・井上靖の『西郷隆盛』・池田敬正の『坂本
龍馬』・毛利敏彦の『明治六年政変』などから、各
自で選び、それをまとめて順番に報告する。
[授業計画]
1.授業の概要
2.本の選択
3.まとめの発表
4.まとめの発表
5.まとめの発表
6.まとめの発表
7.まとめの発表
8.まとめの発表
9.まとめの発表
10.まとめの発表
11.まとめの発表
12.まとめの発表
13.まとめの発表
14.まとめの発表
15.まとめ
[授業計画]
1.授業の概要
2.本の選択
3.まとめの発表
4.まとめの発表
5.まとめの発表
6.まとめの発表
7.まとめの発表
8.まとめの発表
9.まとめの発表
10.まとめの発表
11.まとめの発表
12.まとめの発表
13.まとめの発表
14.まとめの発表
15.まとめ
[テキスト]
各自が選んだ本。
[テキスト]
各自が選んだ本。
[参考図書・参考資料等]
各自の興味に応じた文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
各自の興味に応じた文献を紹介する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
−213−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近世史に関する概説書(新書本)を読み,そ
れをまとめて報告することを通じて,その時代認識
を深めることを目的とする。
ブラックボード使用
ヨーロッパ・アメリカ史講読1
(古代・中世史の基礎知識(その2))
福田 誠
ブラックボード使用
前 期
2単位
ヨーロッパ・アメリカ史講読2
(古代・中世史の基礎知識(その3))
福田 誠
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
西方世界の古代史・中世史(アフリカ,新大陸,
十字軍や東西交渉史を含む)に関する基礎知識を学
ぶ目的で,教員による講義だけでなく,ビデオ視聴
や博物館・美術館の見学,学生自身による発表など
をおこなう。
[授業の到達目標及びテーマ]
西方世界の古代史・中世史(アフリカ,新大陸,
十字軍や東西交渉史を含む)に関する基礎知識を学
ぶ目的で,教員による講義だけでなく,ビデオ視聴
や博物館・美術館の見学,学生自身による発表など
をおこなう。
[授業の概要]
イギリスの歴史に関する平易な英語文献を輪読し,
翻訳と内容の解説を順番にグループ発表してもらう。
また学外授業として,岡山県立美術館や岡山市立オ
リエント美術館など,大学周辺の学術施設を見学す
る。
[授業の概要]
古代エジプト史に関する英語文献を輪読し,翻訳
と内容の解説を順番にグループ発表してもらう。ま
た学外授業として,岡山県立美術館や岡山市立オリ
エント美術館など,大学周辺の学術施設を見学する。
[授業計画]
1.導入授業
2.発表グループ作り,分担箇所と発表順の決定
3.博物館・美術館の見学
4.英文の翻訳と解説①
5.英文の翻訳と解説②
6.英文の翻訳と解説③
7.英文の翻訳と解説④
8.英文の翻訳と解説⑤
9.英文の翻訳と解説⑥
10.英文の翻訳と解説⑦
11.英文の翻訳と解説⑧
12.英文の翻訳と解説⑨
13.英文の翻訳と解説⑩
14.英文の翻訳と解説⑪
15.まとめの授業
[授業計画]
1.導入授業
2.発表グループ作り,発表題目と発表順の決定
3.博物館・美術館の見学
4.英文の翻訳と解説①
5.英文の翻訳と解説②
6.英文の翻訳と解説③
7.英文の翻訳と解説④
8.英文の翻訳と解説⑤
9.英文の翻訳と解説⑥
10.英文の翻訳と解説⑦
11.英文の翻訳と解説⑧
12.英文の翻訳と解説⑨
13.英文の翻訳と解説⑩
14.英文の翻訳と解説⑪
15.まとめの授業
[テキスト]
イギリスの歴史に関する平易な英語文献
[テキスト]
古代エジプト史に関する簡略な英語文献
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[成績評価の方法]
担当の発表をきちんとおこなったかを重視し,受
講状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価す
る。
[成績評価の方法]
担当の発表をきちんとおこなったかを重視し,受
講状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価す
る。
−214−
総合歴史学科
ヨーロッパ・アメリカ史講読3
(スペイン無敵艦隊)
櫻田美津夫
前 期
アジア史講読1
前 期
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
高校レベルの「覚える」世界史と,多様な解釈を許
容する豊かな本物の歴史学の世界との違いを知っても
らうために,欧米における歴史学の名著のなかから下
記のテキストを選び,これを輪読する。欧文献を読む
苦労と,解読の喜びとを味わってもらいたい。
[授業の概要]
最初に,名君とも悪の権化とも対照的な評価を受け
ている16世紀後半のスペイン王フェリーペ2世の生涯
を概観し,アルマダ(無敵艦隊)作戦の本質が通説ほ
ど単純でないことを示す。また1年前期の授業である
ので,レポートの書き方も詳しく説明する。以後は基
本的に英書の「解読」に努める。
[授業の到達目標及びテーマ]
中国史に関する基礎的な知識を講読する。また,
英雄豪傑たちの魅力溢れるエピソードを通して中国
史研究への入門も行う。また,重要な歴史遺産と考
古発掘の紹介も行う。
[授業の概要]
『史記』の列伝は,歴史のうちに名を知られる人々
の生涯を盛り込んで書いた最初の人物伝記で,古代
中国の歴史を勉強するための基本史料である。前期
は『史記』の人物列伝を読む。中国語を取っている
学生が望ましい。
[授業計画]
1.授業の概要と説明。
2.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
3.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
4.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
5.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
6.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
7.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
8.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
9.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
10.現代中国語の訳文を加え,漢文にあわせて読ん
でもらう。
11.現代中国語の訳文を加え,漢文にあわせて読ん
でもらう。
12.現代中国語の訳文を加え,漢文にあわせて読ん
でもらう。
13.現代中国語の訳文を加え,漢文にあわせて読ん
でもらう。
14.現代中国語の訳文を加え,漢文にあわせて読ん
でもらう。
15.出土品と遺跡の紹介。
[テキスト]
[テキスト]
G. Mattingly, The Defeat of the Spanish Armada
[コピーを配付する] ※英語の史書のなかではかなり難解な部類に属する。
邦訳が出版されない理由の一つでもある。
[参考図書・参考資料等]
J. H. エリオット(藤田一成 訳)『スペイン帝国の興
亡』(岩波書店,1982年)
川口 博「フェリペ2世」(『世界歴史シリーズ15 近代国家の成立』世界文化社,1969年,所収)
櫻田美津夫「フェリーペ2世とネーデルランデンの
反乱」
(『就実女子大学史学論集』第17号,2002年,所収)
[成績評価の方法]
英書輪読への取り組みの熱意や英文理解度をもって
50%,前期末のレポートの出来ばえをもって50%。な
お,翻訳の順番がめぐってきた際の「逃避的欠席」は
厳しく減点する。
[参考図書・参考資料等]
司馬遼太郎など編『人物 中国の歴史』,集英社,
1981年
藤田勝久『司馬遷の旅−『史記』の古跡をたどる』,
中公新書,2003年
[成績評価の方法]
授業はゼミ形式で,出席者各々分担して読んでも
らうので,報告の状況および期末のレポートにより
評価する。
−215−
専門︵総合歴史︶
1.[講義]フェリーペ2世の生涯の概観
2.[講義]フェリーペ2世は「悪の権化」か,スペイン
黄金時代の「名君」か?
3.[講義]レポート課題の提示と主要参考文献の解説
4.[講義]論文・レポートの書き方(実例つき)
5.英文テキストの輪読⑴:アルマダ(無敵艦隊)の
英仏海峡への接近
6.英文テキストの輪読⑵:港市カレー沖合いへの投
錨
7.英文テキストの輪読⑶:イングランド側の作戦
8.英文テキストの輪読⑷:オランダ海軍の動き
9.英文テキストの輪読⑸:メディナ・シドニア公と
パルマ公の通信
10.英文テキストの輪読⑹:パルマ公の不可解な行動
11.英文テキストの輪読⑺:火船攻撃の準備
12.英文テキストの輪読⑻:火船攻撃の成功
13.[映画鑑賞]戦前のイギリス映画『無敵艦隊』の
鑑賞(モノクロ)
14.英文テキストの輪読⑼:アルマダの敗走
15.[講義]無敵艦隊の敗因に関する通説と新しい解
釈
[授業計画]
アジア史講読2
後 期
李 開元
2単位
アジア史講読3
(ガーンディーを読む)
井上あえか
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国史に関する基礎的な知識を講読する。また,
英雄豪傑たちの魅力溢れるエピソードを通して中国
史研究への入門も行う。また,重要な歴史遺産と考
古発掘の紹介も行う。
[授業の到達目標及びテーマ]
インド独立の指導者モーハンダース・カラムチャ
ンド・ガーンディーの著作を読み,彼の思想を今日
的な位相から理解し学ぶことを目標とする。
[授業の概要]
『史記』の列伝は,歴史のうちに名を知られる人々
の生涯を盛り込んで書いた最初の人物伝記で,古代
中国の歴史を勉強するための基本史料である。後期
は続けて『史記』の人物列伝を読む。中国語をとっ
ている学生が望ましい。
[授業の概要]
前半は『真の独立への道』を読み,後半は彼の著
作からの抜粋を原文(英語)で読む。受講者は章毎
のレジュメの作成,ないし英文の音読と解釈を行い,
教員が背景と補足説明を行う形式ですすめる。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
3.和刻本の『史記』孔子世家を読む。
4.現代中国の訳文を加えて読む。
5.現代中国の訳文を加えて読む。
6.現代中国の訳文を加えて読む。
7.現代中国の訳文を加えて読む。
8.現代中国の訳文を加えて読む。
9.現代中国の訳文を加えて読む。
10.現代中国の訳文を加えて読む。
11.現代中国の訳文を加えて読む。
12.現代中国の訳文を加えて読む。
13.現代中国の訳文を加えて読む。
14.現代中国の訳文を加えて読む。
15.出土品と遺跡の紹介
[授業計画]
1.ガーンディーとその時代(解説)
2.『真の独立への道』第一章∼第三章
3.第四章∼第六章
4.第七章∼第九章
5.第一〇章∼第一二章
6.第一三章∼第一五章
7.第一六章∼第一八章
8.第一九章∼第二〇章
9.Collected Works⑴
10.Collected Works⑵
11.Collected Works⑶
12.Collected Works⑷
13.Collected Works⑸
14.Collected Works⑹
15.Collected Works⑺
[テキスト]
[テキスト]
M・K・ガーンディー『真の独立への道』
,岩波
書店(岩波文庫),(ISBN-13:978-4003326121)
[参考図書・参考資料等]
司馬遼太郎など編『人物 中国の歴史』,集英社,
1981年
藤田勝久『司馬遷の旅−『史記』の古跡をたどる』,
中公新書,2003年
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
授業はゼミ形式で,出席者各々分担して読んでも
らうので,報告の状況および期末のレポートにより
評価する。
[成績評価の方法]
授業での発表のための準備および発表内容を主た
る評価対象とし,それに後半に実施する小テストの
結果を加味して最終評価とする。
−216−
総合歴史学科
アジア史購読4
(英植民地下のインド)
井上あえか
後 期
2単位
歴史遺産史料講読1
前 期
(歴史遺産の基礎知識)
賈 鍾壽
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産の全般について理解を深めるために,そ
れと関連する「文化財」から何がわかり,何を学ぶ
べきかを具体的に取り上げる。
[授業の概要]
受講者でテキストを分担し,順番に和訳をしなが
ら読み進めていく。教員は訳を吟味しつつ,背景,
補足説明を加える。
[授業の概要]
歴史遺産(文化財)を見て,「考える」(歴史や文
化の解釈)力を育みたい。
[授業計画]
Tim Leadbeater, Britain and India, 1845-1947
(Access to History), Hodder Education, London
(ISBN-13:978-0340965979) を輪読する。
1.Chapter 1-1
2.Chapter 1-2
3.Chapter 1-3
4.Chapter 1-4
5.Chapter 2-1
6.Chapter 2-2
7.Chapter 2-3
8.Chapter 2-4
9.Chapter 3-1
10.Chapter 3-2
11.Chapter 3-3
12.Chapter 3-4
13.Chapter 4-1
14.Chapter 4-2
15.Chapter 4-3
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.歴史の記述と理論
3.歴史観(文明史観)
4.文化史とは何か(文化の語源的意味)
5.歴史遺産から何を学べるか
6.ボストン美術館から何を学ぶべきか
7.モース,フェノロサ,岡倉天心
8.染織品が語る歴史(インドネシアの絣)
9.美術の始原(洞窟壁画)
10.岩刻画が語る歴史とは
11.青銅器絵が語る歴史とは
12.壁画古墳が語る歴史とは(日本)
13.壁画古墳が語る歴史とは(日本)
14.壁画古墳が語る歴史とは(韓国)
15.壁画古墳が語る歴史とは(韓国)
[テキスト]
当方で用意する。
[テキスト]
参考資料をプリントして配付する。
[参考図書・参考資料等]
浜渦正雄『東インド会社 軍隊・官僚・総督』
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業での発表のための準備および発表内容を主た
る評価対象とし,それに後半に実施する小テストの
結果を加味して最終評価とする。
[成績評価の方法]
小テスト(30%)
:ボストン美術館から何を学ぶ
べきかについて具体的に述べなさい。
レポート(70%)
:講義で取り上げたテーマの中
から1つを選び,レポートを作成する。
−217−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
南アジア近現代史にかんする基本的な英文テキス
トを読む。英文の史料解釈,研究論文読解に慣れる
ことを目標とする。
ブラックボード使用
歴史遺産史料講読2
(歴史遺産の基礎知識)
賈 鍾壽
後 期
2単位
歴史遺産史料講読3
(都市観光とまちづくり)
吉本 勇
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産の全般についての理解を深めるために,
それと関連する「もの」
(文化財=文化遺産)から
何がわかり,何を学ぶべきかを具体的に取り上げる。
[授業の到達目標及びテーマ]
都市観光の魅力要素を解説し,都市の個性創出に
結びつける方策を考察する。
[授業の概要]
歴史遺産(文化財)を見て,「考える」(歴史や文
化の解釈)力を育みたい。
[授業の概要]
人口減少時代において,交流人口を増加させるこ
とが,重要な課題になってきている。都市観光でま
ちづくりを成功させている都市を事例に取り上げ,
成功理由を探求していき,今後の進むべき方向を追
求していく。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.遺跡調査及び踏査の事前計画と準備
3.遺跡と関連する研究文献を収集する
4.遺跡調査及び踏査の基礎技術と方法
5.高松塚・キトラ古墳の壁画と高句麗の壁画古墳
6.高松塚・キトラ古墳の壁画と中国の壁画古墳
7.壁画が語る古代日本文化と朝鮮半島
8.原始石像が語る歴史
9.飛鳥の石造遺物のルーツをめぐって
10.韓国の石造遺物(現地調査は如何に大切か)
11.モンゴルの石造遺物(現地調査は如何に大切か)
12.インドネシアの巨石遺構(スマトラ島)
13.インドネシアの巨石遺構(スラウェシ島)
14.インドネシアの巨石遺構(スンバ島)
15.アジアの巨石文化(従来の研究を検証する)
[授業計画]
1.脚光を浴びる都市観光
2.都市観光の魅力要素(見る楽しみ)
3.都市観光の魅力要素(買う楽しみ)
4.都市観光の魅力要素(食べる楽しみ)
5.都市観光の魅力要素(集う楽しみ)
6.都市観光の魅力要素(憩う楽しみ)
7.都市観光の魅力要素(回遊する楽しみ)
8.都市観光でまちづくりを実践している都市の事例
(小樽と函館)
9.都市観光でまちづくりを実践している都市の事例
(北九州市・門司)
10.都市観光でまちづくりを実践している都市の事例
(倉敷)
11.観光客を惹きつける海外の都市(ニューヨーク)
12.観光客を惹きつける海外の都市(ロンドン)
13.日本各地における「都市観光による活性化」
に取り組む最新情報
14.都市観光に対する問題点と今後の課題
15.まとめ
[テキスト]
授業中,適宜資料を配付する。
[テキスト]
都市観光を創る会 監修 都市観光でまちづくり
学芸出版社 ISBN4-7615-2319-0
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
関連する都市に関する文献を各自で参照すること。
[成績評価の方法]
① 各自関心があるテーマの「研究史」の目録
(40%)を作成し,提出する。
② レポート(60%)により評価する。
[成績評価の方法]
受講態度やレポートによる総合評価
−218−
総合歴史学科
ブラックボード使用
歴史遺産史料講読4
前 期
山川 基
2単位
歴史人物の生と時代1A
(中世を生きる人々)
苅米 一志
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本中世を生きる人々を通して,この時代の特徴
を大まかに把握し,説明できるようにする。
[授業の概要]
世界宗教は,人間にとっての普遍的な問題と対峙
している。しかし,普遍的な課題へのアプローチに
差が見られる。最初にヒンドゥー教,キリスト教に
ついて概説しておきたい。その上でブッダの言葉に
耳を傾けてみよう。
[授業の概要]
全体を高僧・悪人・女性の三部に分け,特徴的な
人々を素材として解説を加える。
[授業計画]
1.宗教についての概説⑴
2.宗教についての概説⑵
3.鷲の峰にて・修行僧たちに教える
4.旅に出る・パータリ村にて
5.コーティナ村にて・ナーディカ村にて
6.商業都市ヴェーサーリー・遊女アンババーリー
7.旅に病む−ヴェールヴァ村にて・命を捨てる決
意
8.悪魔との対話・大地震に関連して
9.死別の運命・一生の回顧−バンダ村へ
10.ボーガ市における四大教示・鍛冶工チュンダ
11.臨終の地をめざして−ブックサとの邂逅・病い
重し
12.アーナンダの号泣・大善見王の物語
13.マッラ族への呼びかけ・スバッダの帰依
14.臨終のことば・死を悼む
15.遺体の火葬・遺骨の分配と崇拝
[授業計画]
1.文覚と西行−武士と僧侶
2.俊乗房重源−入宋三度の苦労人
3.明恵房高弁−天竺への憧れと春日明神の夢
4.思円房叡尊−戒律復興と慈善救済
5.一休宗純−風狂に生きる
6.梶原景時−讒言の人
7.紀州湯浅一族−耳を切り,鼻を削ぎ
8.播磨赤松一族−翻弄される守護大名
9.松永久秀−野望と下克上の人
10.織田信長−烈火の人
11.巴御前と静御前−「御前」の名の謎
12.源実朝室と亀谷禅尼−夫の遺影を守って
13.阿仏尼−息子のために「いざ鎌倉」
14.室町時代の女性上皇−公武の信頼
15.細川洞松院尼−女戦国大名
[テキスト]
『ブッダの最後の旅−大パリニッバーナ経』(中村
元訳),岩波文庫,700円+税。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
授業時提示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
発表とレポート
[成績評価の方法]
毎回の提出物と学期末のレポートを4:6の割合
で評価する。
−219−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
本年度は「原始仏典」の一つ「大パリニッパーナ
経」
(釈尊の死に関した経典)を手掛りとして仏教
の根本思想の一端に触れたい。
ブラックボード使用
歴史人物の生と時代2A
(古代オリエント研究を樹立した人々)
福田 誠
後 期
2単位
歴史人物の生と時代2B
後 期
(南アジア史の指導者たち)
井上あえか
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近代ヨーロッパの人々が古代オリエント世界の研
究,つまりエジプト学(古代エジプトの言語・歴史
の研究),アッシリア学(楔形文字世界の言語・歴
史の研究),ヒッタイト学(ヒッタイトの言語・歴
史の研究)をどのように確立していったかを考察す
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
南アジア世界において政治,社会を指導した人物
を取り上げて論じる。彼らの生涯を切り口として,
彼らの生きた時代を理解することを目標とする。
[授業の概要]
まず古代ギリシア時代から16世紀までの古代オリ
エント研究史を概観したのち,17世紀以降の近代
ヨーロッパ人による古代オリエント研究の3分野
(エジプト学,アッシリア学,ヒッタイト学)それ
ぞれの確立過程をたどりたい。
[授業の概要]
政治史上の人物を中心として,宗教,社会運動の
指導者を含めて取り上げ,その人物像を描き出すこ
とをつうじて,南アジアの歴史の一側面へのアプ
ローチを試みる。
[授業計画]
1.16世紀までの古代オリエント研究①
2.16世紀までの古代オリエント研究②
3.エジプト学を樹立した人々①
4.エジプト学を樹立した人々②
5.エジプト学を樹立した人々③
6.エジプト学を樹立した人々④
7.エジプト学を樹立した人々⑤
8.アッシリア学を樹立した人々①
9.アッシリア学を樹立した人々②
10.アッシリア学を樹立した人々③
11.アッシリア学を樹立した人々④
12.アッシリア学を樹立した人々⑤
13.ヒッタイト学を樹立した人々①
14.ヒッタイト学を樹立した人々②
15.ヒッタイト学を樹立した人々③
[授業計画]
1.M・K・ガーンディーとその時代⑴
2.M・K・ガーンディーとその時代⑵
3.現代に生きるガーンディー
4.ガーンディーを継ぐ J・ネルー⑴
5.ガーンディーを継ぐ J・ネルー⑵
6.孤独な指導者M・A・ジンナー⑴
7.孤独な指導者M・A・ジンナー⑵
8.汚れた英雄S・チャンドラ・ボース⑴
9.汚れた英雄S・チャンドラ・ボース⑵
10.神なき信仰のために ゴータマ・シッダールタ
11.差別克服と新仏教B・アンベードカル
12.インド女性運動の群像
13.インドの権力と宗教をめぐって(アクバル他)
14.南アジアの女性宰相I・ガーンディー
15.南アジアの女性宰相B・ブットー
[テキスト]
講義ノートと関連資料を印刷して配布する。
[テキスト]
とくに指定しない。
[参考図書・参考資料等]
ツェーラム『神・墓・学者』上・下(中央公論社,
1981年),ツェーラム編『古代を甦らせた人々』(新
潮社,1981年),ベルクテール『古代エジプト探検史』
(創元社,1990年),ボテロ/ステーヴ『メソポタミ
ア文明』(創元社,1994年),ドーブルホーファー『失
われた文字の解読』全3巻(山本書店,1963年)な
ど
[成績評価の方法]
講義内容に関連したレポート(2000字前後)の成
績と出席状況(出席数,受講態度など)を考慮して
評価する。詳細は,授業中に伝達する。
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
学期末に課すレポートによって評価する。
−220−
総合歴史学科
ブラックボード使用
地域史特殊研究1A
(古代メソアメリカ史入門)
福田 誠
前 期
2単位
地域史特殊研究2A
前 期
(東南アジアのヒンドゥー・仏教遺跡:パガン遺跡)
渡邊 佳成
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
東南アジアの文化,
「伝統的」な国家のあり方に
ついて理解を深めるとともに,人類の歴史の中にお
ける様々な国家形成のあり方について学ぶ。
[授業の概要]
メソアメリカに展開した古代文明の歴史を,文明
の形成期から時代順に概観していく。
[授業の概要]
東南アジア最大の仏教遺跡であるミャンマーのパ
ガン遺跡を題材として,これらの素晴らしい宗教建
造物が,どのような意図のもとに建設されたのか,
共に考えていきたい。その中で,仏教などの諸宗教
が,支配権力の正統性に如何なる論理を提供し,国
家形成にどのような役割を果たしたかについて,考
えてみたい。
[授業計画]
1.古代メソアメリカ文明の形成①
2.古代メソアメリカ文明の形成②
3.モンテ・アルバンの文明①
4.モンテ・アルバンの文明②
5.モンテ・アルバンの文明③
6.テオティワカンの文明①
7.テオティワカンの文明②
8.テオティワカンの文明③
9.マヤ文明①
10.マヤ文明②
11.マヤ文明③
12.後古典期のメソアメリカ文明①
13.後古典期のメソアメリカ文明②
14.アステカ文明①
15.アステカ文明②
[授業計画]
1.ガイダンス
2.東南アジア古代の歴史:概観
3.パガン遺跡:仏塔
4.パガン遺跡:寺院と僧院
5.パガン遺跡:仏像
6.パガン遺跡:壁画
7.パガン王国の歴史:前史 ピューとモン族の遺
跡,王国の成立
8.パガン王国の歴史:周辺諸地域との交流,交渉
9.パガン王国の歴史:ビルマ文化の成立
10.パガン王国の歴史:王国の衰退
11.王国の国家構造と宗教:上座部仏教の思想
12.王国の国家構造と宗教:王権と仏教的世界観
13.王国の国家構造と宗教:王権と農業,貿易
14.王国の国家構造と宗教:マンダラ国家論と銀河
系政体論
15.まとめ
[テキスト]
講義ノートと関連資料を印刷して配布する。
[参考図書・参考資料等]
関/青山『岩波アメリカ大陸古代文明事典』
(岩
波書店,2005年),青山和夫『古代マヤ 石器の都
市文明』(京都大学学術出版会,2005年),青山和夫
『古代メソアメリカ文明』(講談社,2007年),青山
/猪俣『メソアメリカの考古学』(同成社,1997年),
グリュジンスキ『アステカ王国』(創元社,1992年)
[成績評価の方法]
授業内容に関連したレポート(2000字前後)の成
績と受講状況(出席数,受講態度など)を考慮して
評価する。詳細は,授業中に伝達する。
[テキスト]
教科書は使用せず,プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に,適宜,紹介する。
[成績評価の方法]
授業への取組・平常点35点,最終レポートもしく
は試験65点。
−221−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
メソアメリカ(中央アメリカ)に起こったマヤと
アステカの名称で代表される古代文明の歴史を概観
する。ユーラシア大陸とは異なり,石器時代のまま,
高度な文明に到達した事情を把握したい。
ブラックボード使用
地域史特殊研究2B(韓国文化論)
(韓国を知ろう)
賈 鍾壽
後 期
2単位
地域史特殊研究2C(中国文化論)
(茶と中国文化)
李 開元
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
韓国文化の全般についての理解を深めたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
茶は中国で生まれた飲み物である。歴史や自然と
深く結びついている茶文化は,今日の健康志向・自
然志向にともない,新しい文化の創造に向かって動
き始めている。
[授業の概要]
韓国伝統文化の深層を探る。
[授業の概要]
本講義は,茶と茶文化を通して中国文化を考察す
る。(写真と図録にあわせて中国茶の歴史を講義を
行う)
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.先史文化
3.神話
4.古墳文化
5.仏教史
6.仏教文化財
7.儒教文化と社会制度
8.儒教の国韓国の今と昔
9.衣食住
10.民俗
11.宗教
12.風水と民俗文学
13.韓国語−特に日本語との比較を中心に
14.朝鮮時代の絵画
15.海洋文化と遊牧文化
[授業計画]
1.授業の概略と説明
2.茶の種類と製茶
3.茶の始まり
4.茶文化の起源
5.茶文化の定着
6.茶聖陸羽と『茶経』
7.法門寺遺跡からみる唐代の喫茶
8.絵画からみる唐代の茶文化
9.煮茶法から点茶法への移行
10.絵画からみる宋代宮廷の茶文化
11.徽宗皇帝と『大観茶論』
12.点茶から泡茶へ
13.中国茶の日本への伝播
14.中国茶を愉しむ
15.中国茶を愉しむ
[テキスト]
賈 鍾壽編・著『韓国伝統文化論』大学教育出版,
ISBN978-4-88730-847-3
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
布目潮風『中国喫茶文化史』,岩波書店,1995年
布目潮風『中国名茶紀行』,新潮社,1991年
[成績評価の方法]
小テスト(60%)とレポート(40%)
[成績評価の方法]
レポートおよびテストにより評価する
−222−
総合歴史学科
吉備地方文化特論1
(倭国内における吉備勢力の最盛期の考察)
出宮 徳尚
前 期
2単位
吉備地方文化特論2
(倭国の頂点を占めた吉備勢力の後先)
出宮 徳尚
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の特論1で,吉備はわが国最初の国家である
前方後円墳体制の倭国の有力構成員であり,造山古
墳を倭国大王の陵墓と評価している。5世紀に最盛
期を迎えた吉備勢力の前史と,倭国の古代国家への
成長過程で衰退消滅した,吉備の消長の歴史的認識
を図る。
[授業の概要]
造山古墳の検証作業と,その前史及び後継並びに
関係資料の展望を行う。
[授業の概要]
吉備勢力の消長を,弥生時代後期から平安時代前
期のスパンで,考古学と文献史の両面から検証し,
象徴的な事跡の考察をとおして歴史的な展望を図る。
[授業計画]
1.古代の吉備−その歴史的アイデンティティ−
2.倭世界における邪馬台国(卑弥呼)体制の終焉
3.吉備の政治勢力の形成
4.前方後円墳体制の成立(倭国のまとまりと古墳
時代の到来)
5.前方後円墳体制下での吉備
6.造山古墳の再評価Ⅰ
7.造山古墳の再評価Ⅱ
8.作山古墳・両宮山古墳(ポスト造山古墳)
9.吉備中心地での前方後円墳の断絶と復活
10.吉備氏部族同盟論
11.古事記・日本書紀での吉備の群像と叛乱伝承
12.倭国大王の王朝交代と吉備氏一族の凋落
13.宋書倭国伝の問題点
14.吉備の姓と官制及び国造制
15.吉備津彦の原像を探る
[授業計画]
1.倭世界での吉備(弥生時代後期の吉備)
2.高塚と低塚(前方後円墳体制下での二重構造)
3.ヤマトタケル伝承(英雄伝説)と吉備
4.吉備の挽歌:後期古墳の「吉備柄」と「大和柄」
5.吉備の神話の非伝承
6.児島の屯倉と古代山城
7.吉備大宰と吉備世界の分割
8.吉備の氏族の変身(郡司層)と氏寺の展開
9.吉備氏の宗族窪屋氏の謎
10.吉備出自の中央高級官僚
11.山上寺院の展開
12.荘園開発
13.一品聖霊吉備津宮
14.遺跡が語る源平の相克
15.後日譚:吉備の戦国大名とその城府(岡山城跡
の現地検証)
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[参考図書・参考資料等]
岡山県『岡山県史 古代Ⅰ』・『同 古代Ⅱ』
門脇禎二・狩野 久・葛原克人『古代を考える 吉備』(吉川弘文館)
[参考図書・参考資料等]
岡山県『岡山県史 古代Ⅰ』・『同 古代Ⅱ』
門脇禎二・狩野 久・葛原克人『古代を考える 吉備』(吉川弘文館)
[成績評価の方法]
試験により評価する。
[成績評価の方法]
試験により評価する。
−223−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
吉備地方は,古墳時代の前半期に限れば,前方後
円墳の質・量の達成状況と古事記・日本書紀での記
載状況が,倭国の中心を占めていたヤマトに劣って
はいない。その象徴が造山古墳であり,築造時点で
は倭国内で最大規模をなして,倭国大王陵と評価で
きる。5世紀に倭国の頂点を担った吉備勢力の検証
を図る。
ブラックボード使用
吉備地方文化特論3
(吉備地域の国司と中世的変遷)
後 期
吉備地方文化特論4
後 期
2単位
難波 俊成
2単位
田中 修實
[授業の到達目標及びテーマ]
「制度」を広義の文化概念として捉え,吉備地域
の国司制度が中世にはどのような変貌を遂げるか,
制度と人との関わり合いを考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
古代史上における吉備地方(特に岡山県)は畿内
の中央政権と密接な関係を持っていた。
『古事記』
『日
本書紀』をはじめ古文献や民俗資料を用いてせまっ
てみたい。
[授業の概要]
吉備地域において古代国司制度が中世にはどのよ
うに変遷・変貌するかを基軸として,各時代官職・
官途的属性から人物を取り上げる。適宜「ブラック
ボード:コース教材」に教材を掲出し,あわせて随
時簡単な予習課題を出す。事前にパソコンで閲覧・
プリントアウトし,予習課題の提出が必要である。
[授業の概要]
神話時代の吉備の形成や古墳の分布,豪族たちの
発生や中央への進出をみてゆきたい。
[授業計画]
1.はじめに
2.奈良時代:備前・美作国造和気清麻呂
3.平安時代:備中介三善清行
4.平安時代(院政期):備前守平忠盛
5.鎌倉時代:美作国目代梶原景時
6.鎌倉時代:三野五郎左衞門尉佐信
7.建武政権期:陶山備中守
8.南北朝時代:美作知行国主万里小路仲房
9.南北朝時代:多治部備中守
10.室町時代:伊勢備中守・長町備中守
11.室町時代:浦上美作守
12.戦国時代:庄備中守・石川備中守
13.戦国時代:毛利備中守隆元
14.江戸時代:池田備中守・松平美作守
15.まとめ
[授業計画]
1.『古事記』『日本書紀』の神話の中の吉備とは
2.吉備神話の形成と大和政権の吉備支配
3.古代吉備の神々と鬼ノ城
4.大和政権による屯倉の設置
5.古代吉備の豪族−その1−
6.古代吉備の豪族−その2−
7.吉備の分割
8.吉備地方の仏教文化−その1−
9.吉備地方の仏教文化−その2−
10.大嘗祭と吉備
11.備中神楽の歴史
12.吉備地方の呪術
13.古代吉備における神社の展開
14.古代山陽道とは
15.まとめ
[テキスト]
なし(適宜,ブラックボード上に教材を掲出する。)
[テキスト]
使用しない。授業の際プリント類を配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業進行にあわせて紹介する。
[成績評価の方法]
課題提出状況・筆記試験の総合評価
[成績評価の方法]
テストでの得点で評価する。
−224−
総合歴史学科
考古学の基礎(考古学入門)
(考古学の基礎知識を学ぶ)
出宮 徳尚
前 期
2単位
考古学の現在
(考古学が明らかにする日本列島の歴史)
出宮 徳尚
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本列島で今日まで不断に営まれている先人の歴
史の内で,考古学による再構成が時代のポイントと
なっている成果の,具体的内容の認識を図る。
[授業の概要]
考古学の基本的観点と研究法,この方法で再構成
された日本の歴史像の概要を学ぶ。
[授業の概要]
考古学によるわが国の歴史的再構成の成果を,江
戸時代から順次過去に遡って展望し,立体感且つ親
近感のある歴史像を学ぶ。
[授業計画]
1.考古学へのアプローチ−身近での考古学−
2.考古学の調査研究法
3.考古学の体系
4.考古学の対象
5.発掘調査と遺物・遺構
6.歴史学と考古学の時代区分
7.考古学の年代観(相対年代と実年代)及び理化
学的年代測定法
8.文字資料(史料)と考古資料の補完性
9.旧石器時代・縄文時代の概要
10.弥生時代の概要
11.古墳時代の概要①
12.古墳時代の概要②
13.歴史時代の概要①
14.歴史時代の概要②
15.歴史時代の概要③
[授業計画]
1.江戸時代の考古学① 名城は一日にして成らず
(城府の構えを探る)
2.江戸時代の考古学② 岡山城跡の検証
3.江戸時代の考古学③ 大名の墓
4.織豊期の考古学① 黒い城と金箔押し瓦及び安
土城
5.織豊期の考古学② 戦陣遺跡:高松城水攻めと
甲斐新府城
6.中世の考古学① 戦国城下町:一乗谷
7.中世の考古学② 有事籠城から常時在城の城構
8.中世の考古学③ 備前焼の商品生産と港湾都市
の賑わい
9.古代の考古学① 荘園の構成
10.古代の考古学② 氏寺の盛衰と山上寺院
11.古代の考古学③ 官衙(役所建物)の実態
12.古代の考古学④ 謎の山城
13.古墳時代① 後期=古代国家への途上期
14.古墳時代② 前方後円墳体制と倭国への発展
15.弥生時代の岡山平野
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[参考図書・参考資料等]
鈴木公雄『考古学入門』(東京大学出版会)
江 坂 輝 彌・ 芹 沢 長 介『 考 古 学 ハ ン ド ブ ッ ク 』
(ニュー・サイエンス社)
[参考図書・参考資料等]
大塚初重・戸沢充則・佐原 眞『日本考古学を学
ぶ』1∼3(有斐閣)
網野善彦・大塚初重・森 浩一監修書名:
『シン
ポジウム日本の考古学』全5巻(学生社)
[成績評価の方法]
試験により評価する。
[成績評価の方法]
試験により評価する。 −225−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史学の研究法の一分野をなす考古学は,先人が
残した物証から歴史の再構成を追求する学問である。
多くの場合,地中に残されている物(遺物)と跡
(遺跡)が研究対象となっており,文字資料とは異
なる観点からの歴史の追究である。考古学の概要の
認識と理解を図る。
ブラックボード使用
古文書学の基礎(古文書学入門)
(古代・中世古文書様式論)
田中 修實
ブラックボード使用
前 期
2単位
古文書解読
(中世文書の解読)
田中 修實
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史認識構築の根幹である古文書とは何か,古文
書学とはどういった学問か,ということを様式論を
中心に学ぶ。日本史研究の基礎的教養であるから,
日本史専攻にとっては必須である。
[授業の到達目標及びテーマ]
「古文書学の基礎」(前期)を総論とすれば,本講
義は各論ともいうべきものであり,
「古文書学の基
礎」を受講・履修していることが望ましい。古文書
の解読(釈文)と活字史料の読解(読み下し)をリ
ンクさせ,より深い歴史世界認識への入り口とした
い。
[授業の概要]
古文書学の入門書として定評のある佐藤進一『新
版古文書学入門』をテキストに,古文書様式を中心
に概説する。適宜「ブラックボード:コース教材」
に掲出し,あわせて随時簡単な予習課題を出す。事
前にパソコンで閲覧・プリントアウトし,予習課題
の提出が必要である。
[授業の概要]
中世文書の釈文・読み下し・歴史用語・成立背景・
様式・機能などを見ることによって,文書史料の背
後に広がる歴史世界を探る。古文書写真を「ブラッ
クボード:コース教材」に掲出し,あわせて随時簡
単な予習課題を出す。毎回,事前にパソコンで閲覧・
プリントアウトして事前に釈文を作成準備し,課題
を提出することが必要である。
[授業計画]
1.はじめに(古文書の定義・古文書学の発達ほか)
2.公式様文書・詔書・勅旨
3.符・移・牒・解
4.公家様文書・宣旨
5.官宣旨・庁宣・大府宣
6.綸旨・院宣・令旨
7.御教書・女房奉書
8.武家様文書・下文
9.下知状
10.御教書・奉書
11.直状・書下・印判状
12.上申文書・解状・訴陳状・紛失状・請文・請取状
13.起請文・着到状・軍忠状
14.証文類・譲状・売券・借用状
15.むすび(古文書学の課題)
[授業計画]
1.はじめに
2.鳥羽天皇宣旨(東南院文書)
3.長門国司庁宣(赤間神宮文書)
4.後醍醐天皇綸旨(熊野速玉大社文書)
5.雑訴決断所牒(大友文書)
6.源頼朝袖判下文(神護寺文書)
7.関東下知状(三嶋大社文書)
8.備前国豊原庄荘官等連署禁制写(弘法寺文書)
9.尼子詮久判物(木山寺文書)
10.備中国守護細川氏久書下(法泉寺文書)
11.僧定縁公文職請文(額安寺文書)
12.美作国塩湯郷地頭職掟書写(赤堀氏所蔵文書)
13.丹生屋正頼寄進状(安養寺文書)
14.新見貞経譲状(竹田家文書)
15.十円房玄有借券(米良文書)
[テキスト]
佐藤進一『新版古文書学入門』(法政大学出版局)
ISBN 978-4-588-32011-8
[テキスト]
佐藤進一『新版古文書学入門』(法政大学出版局)
ISBN 978-4-588-32011-8
[参考図書・参考資料等]
『日本古文書学講座』古代編Ⅰ・Ⅱ,中世編Ⅰ・
Ⅱ(雄山閣)
[参考図書・参考資料等]
日本歴史学会編『演習古文書選 様式編』・『演習
古文書選 古代・中世編』(吉川弘文館)
[成績評価の方法]
課題提出状況・筆記試験の総合評価
[成績評価の方法]
課題提出状況・筆記試験の総合評価
−226−
総合歴史学科
ブラックボード使用
日本史研究1
(古文書特訓&古記録入門)
曾根 正人
ブラックボード使用
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
1年次の日本史講読で培った古文書読解の基礎を土
台として,応用力を養う。平安時代以後の一級史料の
代表格である古記録および周辺史料の,基礎的読解能
力を養う。
[授業の概要]
[授業計画]
1.古文書上申文書(訴陳状①)
2.古文書上申文書(訴陳状②)
3.古文書上申文書(請文)
4.古文書証文類(譲状)
5.古文書証文類(置文①)
6.古文書証文類(置文②)
7.古文書証文類(売券①)
8.古文書証文類(売券②)
9.古文書証文類(借用状)
10.古文書読解法総括
11.『大日本史料』の内容・使用法の概説
12.『大日本史料』正治元年正月条 ①
13.『大日本史料』正治元年正月条 ②
14.『大日本史料』正治元年正月条 ③
15.『大日本史料』正治元年正月条 ④
[テキスト]
曾根 正人
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の日本史研究1で培った古記録および周辺史
料の基礎的読解能力を土台に,より高度な能力・技
術を養う。
[授業の概要]
『大日本史料』の古代の巻をテキストとして,よ
り高度な古記録読解演習をおこなう。毎回次回の授
業で扱う箇所を指定するので,学生は各自自宅学習
で該当箇所を解読し,解答を次回授業開始時に提出
する。教員は提出された解答をもとに指導をおこな
う。さらに定期的な古記録読解テストで,読解能力
の定着を確認する。
[授業計画]
1.『大日本史料』寛弘8年6月条 ①
2.『大日本史料』寛弘8年6月条 ②
3.『大日本史料』寛弘8年6月条 ③
4.『大日本史料』寛弘8年6月条 ④
5.『大日本史料』寛弘8年7月条 ①
6.『大日本史料』寛弘8年7月条 ②
7.『大日本史料』寛弘8年7月条 ③
8.『大日本史料』寛弘8年8月条 ①
9.『大日本史料』寛弘8年8月条 ②
10.『大日本史料』寛弘8年8月条 ③
11.『大日本史料』寛弘8年9月条 ①
12.『大日本史料』寛弘8年9月条 ②
13.『大日本史料』寛弘8年9月条 ③
14.『大日本史料』寛弘8年10月条 ①
15.『大日本史料』寛弘8年10月条 ②
[テキスト]
佐藤進一『新版 古文書学入門』(法政大学出版局)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
学期内に2∼3回予定している古記録および周辺
史料読解試験の成績に,平常時の提出物の得点を加
味して評価する。
学期前半に1∼2回程度予定している古文書読解試
験の成績を50%,後半に1回予定している古記録読解
試験の成績を40%,それに平常時の提出物の得点を
10%として評価する。
−227−
専門︵総合歴史︶
*前半3分の2は,古文書(上申文書・証文類)読解
能力のブラッシュアップをおこなう。
学生には適宜自宅学習で『新版古文書学入門』の指
定範囲を予習しておくことを義務付ける。
その上で毎回次回の授業において扱う古代中世の古
文書(8割が漢文文書,2割がカナ古文文書)数通を
テキストとして配布するので,学生は各自自宅学習で
全文書を解読し,解答を次回授業開始時に提出する。
教員は提出された解答をもとに指導をおこなう。
さらに定期的な古文書読解テストで,読解能力の定
着を確認する。
*後半3分の1は『大日本史料』の古代ないし中世の
条項をテキストとして,古記録および周辺史料の基本
読解演習をおこなう。
毎回次回の授業で扱う箇所を指定するので,学生は
各自自宅学習で該当箇所を解読し,解答を次回授業開
始時に提出する。教員は提出された解答をもとに指導
をおこなう。
さらに定期的な古記録読解テストで,読解能力の定
着を確認する。
日本史研究2
(古記録特訓)
ブラックボード使用
日本史研究3
(中世史料の読解)
苅米 一志
ブラックボード使用
前 期
2単位
日本史研究4
後 期
(中世史料の読解)
苅米 一志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
室町時代の簡易な日記史料を読み,中世における
変体漢文の読解能力を養成する。
[授業の到達目標及びテーマ]
室町時代の日記史料を読解するとともに,鎌倉時
代∼安土桃山時代における古文書のうち,主要なも
のの様式と内容を理解する。
[授業の概要]
『看聞日記』を輪読し,中世の記録・文書史料の
基礎的読解能力を高める。
[授業の概要]
クラスを2∼3人のグループに分け,各グループ
に鎌倉時代∼安土桃山時代の主要な文献史料を割り
当てて発表させる。
[授業計画]
1.テキスト『看聞日記』について
2.古典文法の復習⑴
3.古典文法の復習⑵
4.テキストの読解⑴
5.テキストの読解⑵
6.テキストの読解⑶
7.テキストの読解⑷
8.テキストの読解⑸
9.テキストの読解⑹
10.テキストの読解⑺
11.テキストの読解⑻
12.テキストの読解⑼
13.テキストの読解⑽
14.テキストの読解⑾
15.テキストの読解⑿とまとめ
[授業計画]
1.テキストの説明と古典文法の復習
2.発表・報告の例−太政官符
3.テキストの読解⑴
4.テキストの読解⑵
5.グループ報告⑴−鎌倉将軍下文
6.グループ報告⑵−関東下知状
7.グループ報告⑶−関東御教書
8.グループ報告⑷−後醍醐天皇綸旨
9.グループ報告⑸−足利尊氏・直義下文
10.グループ報告⑹−室町将軍家御判御教書
11.グループ報告⑺−守護遵行関係文書
12.グループ報告⑻−戦国大名直状・判物
13.グループ報告⑼−織田信長発給文書
14.グループ報告⑽−豊臣秀吉朱印状
15.授業のまとめ
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
横井清 室町時代の一皇族の生涯(講談社,2002
年)
[参考図書・参考資料等]
佐藤進一 新版 古文書学入門(法政大学,1997
年)
[成績評価の方法]
毎時間の提出物と学期末のレポートを4:6の割
合で評価する。
[成績評価の方法]
授業内の報告と学期末のレポートを4:6の割合
で評価する。
−228−
総合歴史学科
日本史研究5
(日本近世史講読)
山田 芳則
前 期
2単位
日本史研究6
(日本近代史講読)
山田 芳則
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近世史に関する基本史料を講読し,これらを
著した人びとが,どのような課題に直面し,その課
題にいかに答えようとしたのかを考察することを目
的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
日本近代史に関する基本史料を講読し,これらを
著した人びとが,日本の近代化過程でどのような課
題に直面し,その課題にいかに答えようとしたのか
を考察することを目的とする。
[授業の概要]
岩波文庫に収録されている日本近世史に関する基
本史料,たとえば宮本武蔵の『五輪書』・貝原益軒
の『養生訓・和俗童子訓』
・新井白石の『西洋紀聞』
・
『折たく柴の記』・『読史余論』・石田梅岩の『都鄙問
答』・本居宣長の『うひ山うみ鈴屋答問録』・杉田玄
白の『蘭学事始』などから,各自で選び,⑴その本
を選んだ理由,⑵内容のまとめ,⑶時代背景などを
順番に報告する。
[授業の概要]
岩波文庫に収録されている日本近代史に関する基
本史料,たとえば福沢諭吉の『文明論之概略』・中
江兆民の『三酔人経論問答』・志賀重昂の『日本風
景論』・岡倉覚三の『茶の本』・新渡戸稲造の『武士
道』
・内村鑑三の『余は如何にして基督信徒となり
し乎』・細井和喜蔵の『女工哀史』・陸奥宗光の『蹇
蹇録』などから,各自で選び,⑴その本を選んだ理
由,⑵内容のまとめ,⑶時代背景などを順番に報告
する。
[授業計画]
1.授業の概要
2.本の選択
3.まとめの発表
4.まとめの発表
5.まとめの発表
6.まとめの発表
7.まとめの発表
8.まとめの発表
9.まとめの発表
10.まとめの発表
11.まとめの発表
12.まとめの発表
13.まとめの発表
14.まとめの発表
15.まとめ
[テキスト]
各自が選んだ本。
[テキスト]
各自が選んだ本。
[参考図書・参考資料等]
各自の興味に応じた文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
各自の興味に応じた文献を紹介する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
−229−
専門︵総合歴史︶
[授業計画]
1.授業の概要
2.本の選択
3.まとめの発表
4.まとめの発表
5.まとめの発表
6.まとめの発表
7.まとめの発表
8.まとめの発表
9.まとめの発表
10.まとめの発表
11.まとめの発表
12.まとめの発表
13.まとめの発表
14.まとめの発表
15.まとめ
ブラックボード使用
ヨーロッパ・アメリカ史研究1
(古代史・中世史の専門教養(その1))
福田 誠
ブラックボード使用
前 期
2単位
ヨーロッパ・アメリカ史研究2
(古代史・中世史の専門教養(その2))
福田 誠
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
西方世界の古代史・中世史(アフリカ,新大陸,
十字軍や東西交渉史を含む)に関する専門教養を習
得しながら,受講者各自が自分の研究テーマを発見
していく学習の場としたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
西方世界の古代史・中世史(アフリカ,新大陸,
十字軍や東西交渉史を含む)に関する専門教養の習
得と研究発表をつうじて,受講者各自が自分の研究
テーマを発見していく学習の場としたい。
[授業の概要]
前期は,古代ギリシアに関する英語文献を輪読し,
翻訳と内容の解説を順番にグループ発表してもらう。
また,輪読する英語文献の補足となる内容のビデオ
を視聴する。さらに学外授業として,岡山県立美術
館や岡山市立オリエント美術館など,大学周辺の学
術施設を見学したい。
[授業の概要]
後期は,中世ヨーロッパ人の怪物概念に関する英
語文献を輪読し,翻訳と内容の解説を順番にグルー
プ発表してもらう。また,学外授業として,岡山県
立美術館や岡山市立オリエント美術館など,大学周
辺の学術施設を見学したい。
[授業計画]
1.導入授業
2.発表グループ作り,分担箇所と発表順の決定
3.博物館・美術館の見学
4.英文の翻訳と解説①
5.英文の翻訳と解説②
6.英文の翻訳と解説③
7.英文の翻訳と解説④
8.英文の翻訳と解説⑤
9.英文の翻訳と解説⑥
10.英文の翻訳と解説⑦
11.英文の翻訳と解説⑧
12.英文の翻訳と解説⑨
13.英文の翻訳と解説⑩
14.英文の翻訳と解説⑪
15.まとめの授業
[授業計画]
1.導入授業
2.発表題目と発表順の決定
3.博物館・美術館の見学
4.英文の翻訳と解説①
5.英文の翻訳と解説②
6.英文の翻訳と解説③
7.英文の翻訳と解説④
8.英文の翻訳と解説⑤
9.英文の翻訳と解説⑥
10.英文の翻訳と解説⑦
11.英文の翻訳と解説⑧
12.英文の翻訳と解説⑨
13.英文の翻訳と解説⑩
14.英文の翻訳と解説⑪
15.まとめの授業
[テキスト]
古代ギリシアに関する簡略な英語文献
[テキスト]
中世ヨーロッパ人の怪物概念に関する英語文献
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[成績評価の方法]
担当の発表をきちんとおこなったかを重視し,受
講状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価す
る。
[成績評価の方法]
担当の発表をきちんとおこなったかを重視し,受
講状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価す
る。
−230−
総合歴史学科
ヨーロッパ・アメリカ史研究4
(過去と現在との対話)
櫻田美津夫
後 期
アジア史研究1
前 期
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史研究は単なる知識の蒐集や鑑賞に留まるべきで
はない。歴史は過ぎ去った無数の「現在」であり,過
去から学べることは非常に多い。一方,現在に目を凝
らすことで過去を探求する新たな切り口が得られる。
こうした過去の研究と現在の理解との相互依存の関係
を実体験することがこの授業の目的である。
[授業の概要]
前半は,教員の専門分野のなかから,過去と現在と
の対話の実例を披露する。後半は,受講者がグループ
ごとに決定したテーマについての報告である。Aチー
ム(過去)
,Bチーム(現在)の順に発表し,1週おい
てAとBの討論にもとづき,班全体として「過去と現
在との対話」の成果を報告する。
[授業計画]
[テキスト]
特別なテキストは無い。
[参考図書・参考資料等]
E. H. カー(清水幾太郎 訳)
『歴史とは何か』(岩波
新書,1962年)
小田中直樹『歴史学ってなんだ?』
(PHP新書,
2004年)
[成績評価の方法]
平生の受講態度(30%)
,グループ報告への取り組
みの熱心さ・貢献度(40%),総括レポート(30%),
という配点で評価する。
[授業の概要]
Ⅰ.文献資料を読む
Ⅱ.出土史料を紹介する
Ⅲ.発掘と遺跡を紹介する。中国語をとっている学
生が望ましい。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.和刻本の『史記』高祖本紀を読む。
3.和刻本の『史記』高祖本紀を読む。
4.現代中国語の訳文を加えて読む。
5.現代中国語の訳文を加えて読む。
6.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
7.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
8.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
9.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
10.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
11.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
12.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
13.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
14.出土史料を紹介する。
15.発掘と遺跡を紹介する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
井上 靖など編『中国の美術と考古』,六興出版,
1977年
『20世紀的中国考古学』,文物出版社,1999年
鶴間和幸『秦の始皇帝』,吉川弘文館,2001年
佐竹靖彦『劉邦』,中央公論社,2005年
堀敏一『漢の劉邦』,研文出版,2004年
[成績評価の方法]
授業はゼミ形式で,出席者各々分担して読んでも
らうので,報告の状況および期末のレポートにより
評価する。
−231−
専門︵総合歴史︶
1.この授業の目的
2.今年度のテーマの決定と班分け
3.教員の専門分野から「過去と現在との対話」を試
みる⑴:オランダ共和国の誕生
4.同上⑵:ユダヤ系ポルトガル人の流入
5.同上⑶:オランダ共和国のユダヤ人
6.同上⑷:現代のオランダのイスラム教徒住民の問
題
7.同上⑸:ピム・フォルタインとテオ・ファン・ゴッ
ホ
8.同上⑹:17世紀オランダの宗教事情と現代オラン
ダの移民問題との比較考察
9.第1班の過去チームと現在チームの報告〔仮題:
ナチスの宣伝戦術と現代日本の広告・宣伝〕
10.第1班の総括/第2班の過去チームと現在チーム
の報告
11.第2班の総括/第3班の過去チームと現在チーム
の報告〔仮題:結婚の昔と今〕
12.第3班の総括/第4班の過去チームと現在チーム
の報告〔仮題:中世ヨーロッパの食糧問題と現代
の食をめぐる諸問題〕
13.第4班の総括/第5班の過去チームと現在チーム
の報告〔仮題:ペスト大流行とエイズの蔓延〕
14.第5班の総括/第6班の過去チームと現在チーム
の報告〔仮題:魔女狩りと現代のいじめ〕
15.第6班の総括/授業のまとめ
[授業の到達目標及びテーマ]
中国古代史に関する基礎的な知識と史料を講読す
る。文献史料および出土史料を通して中国史を勉強
する。また,重要な歴史遺産と考古発掘の紹介も行
う。
アジア史研究2
後 期
アジア史研究3a
前 期
李 開元
2単位
小松 惠子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国古代史に関する基礎的な知識と史料を講読す
る。文献史料および出土史料を通して中国史を勉強
する。また,重要な歴史遺産と考古発掘の紹介も行
う。
[授業の到達目標及びテーマ]
唐宋変革期の中国における地域社会のダイナミッ
クな変容を,在野の文人洪邁の目を通して描いた『夷
堅志』を読み解きつつ理解していきたい。漢文読解
に慣れていくのはもちろんだが,当時の民衆が何を
好み,恐れ,どのように生き抜こうとしていたかを
史料から解読し,社会史的視点を鍛えていくことを
目的とする。
[授業の概要]
Ⅰ.文献資料を読む
Ⅱ.出土史料を紹介する
Ⅲ.発掘と遺跡を紹介する。中国語をとっている学
生が望ましい。
[授業の概要]
『夷堅志』を講読しつつ,当時の中国社会のあり
方を風俗慣習,信仰,倫理観等,諸方面から地域性
を踏まえつつ検証する。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.和刻本の『史記』高祖本紀を読む。
3.和刻本の『史記』高祖本紀を読む。
4.現代中国語の訳文を加えて読む。
5.現代中国語の訳文を加えて読む。
6.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
7.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
8.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
9.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
10.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
11.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
12.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
13.中国版の『史記』を加え,その注釈まで読む。
14.出土史料を紹介する。
15.発掘と遺跡を紹介する。
[授業計画]
1.『夷堅志』に見える宗教観1
2.『夷堅志』に見える宗教観2
3.『夷堅志』に見える宗教観3
4.『夷堅志』に見える宗教観4
5.『夷堅志』に見える宗教観5
6.『夷堅志』に見える風俗慣習1
7.『夷堅志』に見える風俗慣習2
8.『夷堅志』に見える風俗慣習3
9.『夷堅志』に見える風俗慣習4
10.『夷堅志』に見える風俗慣習5
11.『夷堅志』に見える民衆の倫理観1
12.『夷堅志』に見える民衆の倫理観2
13.『夷堅志』に見える民衆の倫理観3
14.『夷堅志』に見える民衆の倫理観4
15.『夷堅志』に見える民衆の倫理観5
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
井上 靖など編『中国の美術と考古』,六興出版,
1977年
『20世紀的中国考古学』,文物出版社,1999年
鶴間和幸『秦の始皇帝』,吉川弘文館,2001年
佐竹靖彦『劉邦』,中央公論社,2005年
堀敏一『漢の劉邦』,研文出版,2004年
[テキスト]
洪邁撰『夷堅志』……授業でコピーを配布する。
指 定 辞 書 と し て,
『新字源』
( 角 川 書 店ISBN 4-04-010804-3)
[成績評価の方法]
授業はゼミ形式で,出席者各々分担して読んでも
らうので,報告の状況および期末のレポートにより
評価する。
[成績評価の方法]
原則として,授業内の講読力の達成度で成績評価
をするが,場合によっては,レポートを課す。
[参考図書・参考資料等]
『中国歴史地図集 第六冊』
『中国社会経済史語彙 正・続・三編』(星斌夫編)
−232−
総合歴史学科
ブラックボード使用
アジア史研究3b
(現代南アジア史の諸問題)
井上あえか
前 期
アジア史研究4a
後 期
2単位
小松 惠子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
唐宋変革期の中国における地域社会のダイナミッ
クな変容を,在野の文人洪邁の目を通して描いた『夷
堅志』を読み解きつつ理解していきたい。漢文読解
に慣れていくのはもちろんだが,当時の民衆が何を
好み,恐れ,どのように生き抜こうとしていたかを
史料から解読し,社会史的視点を鍛えていくことを
目的とする。
[授業の概要]
はじめに,近現代世界を捉える上で重要な論点を
紹介する講義を行った上で,各自グループに分かれ
てテーマを選び,授業で発表する。それをもとに全
員で質疑応答と討論を行う。
[授業の概要]
前期に引き続き,『夷堅志』を講読しつつ,当時
の中国社会のあり方を風俗慣習,信仰,倫理観等,
諸方面から地域性を踏まえつつ検証する。また,洪
邁の当時の世相に対する批判的視座にも迫っていき
たい。
[授業計画]
1.現代アジアの諸問題(講義)
以下,各グループで選択するテーマの一例。教員
に相談の上,その他のテーマを設定してもよい。
2.植民地主義とナショナリズム
3.アジアにおける東西冷戦
4.ソ連崩壊後の中央アジア
5.現代世界の安全保障と核開発
6.湾岸戦争とアメリカ
7.アジアにおける民主主義
8.アジアの内戦と地域紛争
9.アフガニスタンにおける内戦
10.同時多発テロと二一世紀の世界
11.人はなぜ移民するのか
12.異文化の共生と対立
13.現代史と自分史
14.「文明の衝突」と「歴史の終焉」
15.総括-アジア史研究の方法
[授業計画]
1.『夷堅志』に見える民衆の上昇志向と官僚社会1
2.『夷堅志』に見える民衆の上昇志向と官僚社会2
3.『夷堅志』に見える民衆の上昇志向と官僚社会3
4.『夷堅志』に見える民衆の上昇志向と官僚社会4
5.『夷堅志』に見える民衆の上昇志向と官僚社会5
6.『夷堅志』に見える女性の地位1
7.『夷堅志』に見える女性の地位2
8.『夷堅志』に見える女性の地位3
9.『夷堅志』に見える女性の地位4
10.『夷堅志』に見える女性の地位5
11.『夷堅志』に見える作者洪邁の世相批判1
12.『夷堅志』に見える作者洪邁の世相批判2
13.『夷堅志』に見える作者洪邁の世相批判3
14.『夷堅志』に見える作者洪邁の世相批判4
15.『夷堅志』に見える作者洪邁の世相批判5
[テキスト]
とくに指定しない。
[テキスト]
洪邁撰『夷堅志』……授業でコピーを配布する。
指 定 辞 書 と し て,
『新字源』
( 角 川 書 店 ISBN
4-04-010804-3)
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
『中国歴史地図集 第六冊』
『中国社会経済史語彙 正・続・三編』(星斌夫編)
[成績評価の方法]
研究発表の内容,毎回の授業後に提出する感想文
の内容と提出状況,教室での討論への参加姿勢に
よって評価する。
[成績評価の方法]
原則として,授業内の講読力の達成度で成績評価
をするが,場合によっては,レポートを課す。
−233−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
現代世界の政治経済を理解し,戦争と平和を考え,
未来を展望することを目標とする。世界の中の現代
アジアをテーマとして自主的な研究に取り組む方法
を身につける。
アジア史研究4b
(現代アジアの政治と経済)
後 期
井上あえか
2単位
歴史遺産研究1
(文化財の基礎知識・調査)
賈 鍾壽
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史への認識を深める端緒として,今日の世界に
関心をもつことは重要であるとの前提にもとづいて,
現代アジアの政治経済を理論と実際の両面から理解
することを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
文化財全般に関する基礎知識を学ぶ。
[授業の概要]
現代アジアの政治経済をめぐる重要テーマを理論
と実際から取り上げ,講義する。
[授業の概要]
文化財の基礎知識をまなびながら,プレゼンテー
ションと報告書作成のやり方を身につける。
[授業計画]
1.歴史的概念としての国民国家⑴
2.歴史的概念としての国民国家⑵
3.イスラーム経済入門⑴
4.イスラーム経済入門⑵
5.イスラーム経済入門⑶
6.インド経済発展の軌跡⑴
7.インド経済発展の軌跡⑵
8.インド経済発展の軌跡⑶AV教材使用
9.「イスラーム問題」とヨーロッパ社会⑴
10.「イスラーム問題」とヨーロッパ社会⑵
11.世界システム論とアジア⑴
12.世界システム論とアジア⑵
13.新自由主義の理論
14.グローバル化の諸相
15.平和学の現在
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.文献を調べる
3.遺跡調査の計画と準備
4.遺跡調査の技術と資料収集の方法
5.文化財の理解(日韓の古墳)
6.文化財の理解(日韓の土器)
7.文化財の理解(日韓の青銅器)
8.文化財の理解(古代の王宮)
9.文化財の理解(仏教寺院)
10.文化財の理解(百済の仏像)
11.文化財の理解(新羅の仏像)
12.文化財の理解(仏塔)
13.文化財の理解(青磁と白磁)
14.文化財の理解(工芸)
15.報告書の書き方
[テキスト]
とくに指定しない。
[テキスト]
参考資料をプリントして配付する。
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末に課すレポートによって評価する。
[成績評価の方法]
講義で取り上げたテーマの中から1つを選び,レ
ポートを作成する。
−234−
総合歴史学科
ブラックボード使用
歴史遺産研究2
(歴史遺産の保存と活用)
賈 鍾壽
後 期
2単位
歴史遺産研究3
(港町神戸と横浜の発達史)
吉本 勇
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
開港後に建設された建物や街並みが,現在のまち
づくりの中でどのように活用されているのか探って
みる。
[授業の概要]
日本や諸外国の歴史遺産の保存と活用について学
ぶ。
[授業の概要]
東西を代表する港町神戸,横浜を取り上げ,明治
期における都市形成から魅力ある近代都市へと発展
していく過程を時代区分や地域によって分析してい
く。
そして都市のもつ歴史が現在のまちづくりの中で,
どのように活かされているのか事例研究を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.文化財保護法
3.文化財保護法の歴史
4.遺跡保存を考える(欧米諸国との比較)
5.事例研究(奈良長屋王邸宅)
6.事例研究(吉野ヶ里遺跡)
7.遺跡保護の仕組み
8.歴史遺産の保存に関する最近の問題
9.歴史遺産の破壊⑴
10.歴史遺産の破壊⑵
11.歴史遺産の活用(歴史遺産と観光)
12.歴史遺産の活用(平城京・慶州・長安)
13.歴史遺産の活用(歴史遺産をいかに活用するか)
14.歴史遺産の活用(歴史遺産をいかに活用するか)
15.地域内の歴史遺産をいかに活用するか
[授業計画]
1.神戸市の概要
2.開港時の神戸の様子
3.神戸における外国人居留地の形成
4.横浜市の概要
5.横浜市における外国人居留地の形成
6.神戸・北野町異人館街の形成
7.神戸・北野町異人館街の歴史的建造物と街並み
8.神戸・元町商店街の歴史と現在の様子
9.横浜・中華街の歴史と現在の様子
10.横浜・元町商店街の歴史と現在の様子
11.横浜の新しい街・みなとみらい地区の概要と魅力
12.神戸における震災の影響と復興過程
13.魅力ある都市空間の最新事情(神戸)
14.魅力ある都市空間の最新事情(横浜)
15.神戸・横浜の今後の課題
[テキスト]
授業中,適宜資料を配布する。
[テキスト]
中尾 清 著 都市観光行政論 たいせい
*講義の最初の時間に購入のこと(2,300円プラス
税予定)
ISBN4-924837-20-2 C2065
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
*両都市について土地勘のない学生は,参考資料を
図書館などでよく調べておくこと。
講義中に知らせる。
[成績評価の方法]
講義で取り上げたテーマの中から1つを選び,レ
ポートを作成する。
[成績評価の方法]
受講態度やレポートによる総合評価
−235−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
海外における歴史遺産を取り上げ,その保存や活
用を紹介し,日本と比較しながら,歴史遺産の保存
や活用のよりベストな方法を探る。
ブラックボード使用
歴史遺産研究4
後 期
山川 基
2単位
総合歴史演習1
(古文書 上級編)
苅米 一志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本年度は昨年の続きである。M.エリアーデの宗
教理論を踏まえながら敦煌莫高窟の仏像・壁画,楡
林窟,雲崗石窟,龍門石窟について概説し,日本の
奈良,平安,鎌倉期の仏像へと考察を広げたい。出
来るだけヴィデオ教材を見せることとする。
[授業の到達目標及びテーマ]
草書体や変体仮名など,難読とされる「くずし字」
を読解する能力を身につける。
[授業の概要]
バラモン教やヒンズー教はアニミズムの影響を受
け,仏教もこれらの影響を受けている。このことは
仏像などに顕著に見られるが,こういった宗教現象
に対してどのような方法論が有効なのであろうか。
まず宗教現象全般について概説し,どのようなプロ
セスを経て仏教の日本化がおこなわれてきたのか。
仏像や寺院の建築様式などを通して考察してみたい。
[授業の概要]
古文書の写真版を用いて,これを判読する訓練を
行なう。多くの作業を課すため,受講にあたっては,
古文書学の授業を既修していることが望ましい。
[授業計画]
1.M.エリアーデの宗教理論の枠組み①
2.M.エリアーデの宗教理論の枠組み②
3.ヒンズー教と仏教⑴
4.ヒンズー教と仏教⑵
5.釈尊の半生
6.苦悩と救いの物語
7.末法の世界
8.涅槃の世界・ 浄土の風景
9.敦煌の大仏・ 密教の曼荼羅世界
10.楡林窟概要
11.雲崗石窟・龍門石窟概要
12.飛鳥・奈良時代の仏像・寺院
13.平安時代の仏像・寺院
14.鎌倉時代の仏像・寺院
15.まとめ
[授業計画]
1.古文書と時代区分
2.変体仮名の基礎⑴
3.変体仮名の基礎⑵
4.変体仮名の基礎⑶
5.変体仮名の読解⑴
6.変体仮名の読解⑵
7.書状の形式と字体
8.書状における草書体⑴
9.書状における草書体⑵
10.書状における草書体⑶
11.書状における草書体⑷
12.漢字・仮名まじり文の読解⑴
13.漢字・仮名まじり文の読解⑵
14.近世古文書の読解⑴
15.近世古文書の読解⑵
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
授業時提示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
発表とレポート
[成績評価の方法]
毎時間の提出物と定期的な小テスト,学期末のレ
ポートを2:2:1の割合で評価する。
−236−
総合歴史学科
総合歴史演習2
(歴史と文学・美術・映画)
櫻田美津夫
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
⑴歴史研究と文学との関係,⑵歴史研究と美術との関
係,⑶映画を利用した歴史教育,という3つのテーマにつ
いて,それぞれ具体的な事例に即して講義する。歴史学
とその近縁領域を探索することで,学問的歴史研究とい
うものの輪郭をある程度まで明確化することを目ざす。
[授業の概要]
⑴に関しては,イエス・キリストと初期キリスト教史を
2つの著名な歴史小説と関連づけながら論じる。⑵につ
いては16世紀のブリューゲルと17世紀オランダ絵画を例
にとり,絵画史料の使い方とその際注意すべき点を解説
する。⑶は歴史教育における映画の利用価値について一
考する。
[授業計画]
李 開元
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
遺跡調査を通して,歴史を勉強する。
[授業の概要]
福岡における古代中国に関連する遺跡を調査する。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.遺跡調査の事前準備
3.遺跡調査の事前準備
4.遺跡調査の事前準備
5.遺跡調査の事前準備
6.福岡の古代遺跡を歩く
7.福岡の古代遺跡を歩く
8.福岡の古代遺跡を歩く
9.福岡の古代遺跡を歩く
10.福岡の古代遺跡を歩く
11.福岡の古代遺跡を歩く
12.福岡の古代遺跡を歩く
13.福岡の古代遺跡を歩く
14.報告会
15.報告会
6月4∼5日(1泊2日)福岡を中心に学外授業
を行う。
【別途費用がかかります。】
[テキスト]
[テキスト]
特定のテキストは無い。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
大貫 隆/佐藤 研 編『イエス研究史』(日本基督教団出
版局,1998年)
『NHK日曜美術館 名画への旅10 美はアルプスを越
えて』(講談社,1992年)
『NHK日曜美術館 名画への旅14 市民たちの画廊』
(講談社,1992年)
家長知史『映画で学ぶ世界史』(地歴社,1994年)
[成績評価の方法]
課題図書リストのなかから1冊を選び,書評レポート
を書いてもらう。これで50%。他は,平生の受講態度を
さまざまな角度から評価する。
[成績評価の方法]
授業の事前準備,学外授業のマナーやレポートに
よる評価
−237−
専門︵総合歴史︶
1.授業の狙いと課題レポートの説明
2.[講義1:歴史研究と文学]イエス・キリストの生涯を
めぐって⑴
3.[講義1:歴史研究と文学]イエス・キリストの生涯
をめぐって⑵
4.[講義1:歴史研究と文学]イエス・キリストの生涯
をめぐって⑶
5.[講義1:歴史研究と文学]イエス・キリストの生涯
をめぐって⑷
6.[講義2:歴史研究と絵画史料]ピーテル・ブリュー
ゲルの作品とその歴史的背景⑴
7.[講義2:歴史研究と絵画史料]ピーテル・ブリュー
ゲルの作品とその歴史的背景⑵
8.[講義2:歴史研究と絵画史料]ピーテル・ブリュー
ゲルの作品とその歴史的背景⑶
9.[講義2:歴史研究と絵画史料]17世紀オランダ絵画
の史料的価値⑴
10.[講義2:歴史研究と絵画史料]17世紀オランダ絵画
の史料的価値⑵
11.[講義2:歴史研究と絵画史料]17世紀オランダ絵画
の史料的価値⑶
12.[講義3:歴史学習と映画]歴史を題材にとった映画
の見方および見せ方⑴
13.[講義3:歴史学習と映画]歴史を題材にとった映画
の見方および見せ方⑵
14.[講義3:歴史学習と映画]歴史を題材にとった映画
の見方および見せ方⑶
15.授業のまとめ
総合歴史演習3
(福岡の古代遺跡を歩く)
ブラックボード使用
総合歴史演習4
(横浜と鎌倉の町並みと文化施設を巡る)
吉本 勇
ブラックボード使用
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
都市の起源や構造の大きく異なる神奈川県内の代
表的な都市を取り上げ,町並みや文化施設がどのよ
うに観光と結びついているかを考察する。
日本史講義1A
(日本仏教の源流)
曾根 正人
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本仏教とはかなり相違する仏教の源流(古代イ
ンド仏教)の様相と歴史的背景に光を当て,世界仏
教の中における日本仏教の位相を確認せしめる。
[授業の概要]
横浜,鎌倉の町並みや文化施設を見学する。
[授業計画]
1∼7回:4/14,4/21,4/28,7/7,7/14,7/21,7/28
横浜と鎌倉についての歴史や文化や観光地として
の現在の様子を概説する。
後半は,現地での研修
(研修費は各自負担で4万5千円程度)
現地研修の概要は以下に記載。
*2011年9月14∼16日の2泊3日を予定。
1日目
岡山午前発のぞみで新横浜下車。
新横浜からJRでホテルで荷物預けて中華街へ。
中華街で自由昼食。
各自昼食後,関内,元町,山下公園(マリンタワー)
,
徒歩
横浜 泊
2日目
朝食後,鎌倉へ小町通り,若宮大路,鶴岡八幡宮
各自昼食
昼食後,江ノ電で,長谷駅へ。高徳院大仏見学後,
江ノ電で江ノ島下車。
江ノ島から湘南モノレールで大船駅。大船駅から
桜木町駅へ。赤レンガ倉庫へ。
横浜 泊
3日目
朝食後 神奈川県立歴史博物館と横浜開港資料館
みなとみらい地区散策 昼食後に新横浜駅へ
新横浜発 のぞみで岡山へ。午後6時過ぎ帰着。
太字は見学予定地
※徒歩による移動が多いので注意。
[授業の概要]
日本仏教が世界仏教のなかでは一特殊形態である
ことから説き起こし,その特殊性の具体的様相を確
認するため,始原たる原始仏教から大乗仏教の興隆
までを照射する。
[テキスト]
南学編 横浜 交流と発展のまちガイド 岩波
ジュニア選書
ISBN 4-00-500487-3
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
各自で文献を検索,参照のこと
[成績評価の方法]
学期中に提示される課題図書についての論評レ
ポート(400字×12∼15枚)の提出を成績評価の大
前提とする(未提出の場合は即不可となる)
。その
うえで,学期内に2回予定している筆記試験の成績
を70%,レポートの成績を30%として評価する。
[成績評価の方法]
受講態度や現地研修後のレポートによる評価
[授業計画]
1.日本仏教は仏教か?
2.シャカが生まれた世界−古代インド世界−
3.シャカが生まれた時代
4.シャカの生涯
5.シャカの教え
6.シャカの時代の教団
7.シャカ入滅直後の教団
8.上座部(小乗)仏教の成立
9.上座部仏教の教え ①
10.上座部仏教の教え ②
11.大乗仏教の源流
12.初期大乗仏教の思想
13.中期大乗仏教の思想
14.後期大乗仏教の思想
15.日本仏教への道
[テキスト]
−238−
総合歴史学科
ブラックボード使用
日本史講義1B
(前近代の法と法観念)
田中 修實
ブラックボード使用
前 期
2単位
日本史講義2C
(日本中世の社会)
苅米 一志
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本中世の政治・社会の移り変わりについて,研
究の基本的な用語・知識・概念を身につけることを
目的とする。
[授業の概要]
中世各時代の代表的法典・法令等を取り上げて紹
介する。適宜「ブラックボード:コース教材」に教
材を掲出し,あわせて随時簡単な予習課題を出す。
事前にパソコンで閲覧・プリントアウトし,予習課
題の提出が必要である。
[授業の概要]
各回とも近年の主要な研究テーマや専門用語にも
とづいて立項し,時代順に並べて解説する。時代の
範囲は摂関・院政期から戦国時代末期までとする。
[授業計画]
1.はじめに
2.古代法概説
3.律令前古代法
4.律令法
5.中世法概説
6.公家法⑴(公家新制)
7.公家法⑵(明法勘文)
8.寺院法
9.建武政権の法
10.鎌倉幕府法(御成敗式目)
11.室町幕府法(建武式目)
12.「清原宣賢式目抄」
13.戦国家法(今川仮名目録)
14.近世法概説
15.まとめ
[授業計画]
1.鎌倉・室町という時代
2.東アジア世界の中で
3.治承・寿永の内乱
4.武家政権の本格的展開
5.権門体制論について
6.荘園制の形成と展開
7.顕密体制論について
8.鎌倉・室町の民衆生活①
9.鎌倉・室町の民衆生活②
10.鎌倉幕府の滅亡と南北朝内乱
11.室町幕府と足利氏
12.守護大名の台頭
13.室町時代の文化
14.戦国大名の登場
15.授業のまとめ
[テキスト]
なし(適宜,ブラックボード上に教材を掲出する。)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
水林彪ほか編『新体系日本史2 法社会史』(山
川出版社)
植田信廣ほか編『日本法制史』(青林書院)
日本思想大系『中世政治社会思想 上・下』
(岩
波書店)
[参考図書・参考資料等]
朝尾直弘・他編『岩波講座 日本通史』7∼10(1994
年)
[成績評価の方法]
課題提出状況・筆記試験の総合評価
[成績評価の方法]
主として学期末のレポート(4000字程度)で評価
する。
−239−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の法制度の歴史を対象とする「日本法制史」
は法学部に基礎法学科目として置かれることが多い
が,中世史料の多くは法令・訴訟記録などの法史料
であり,歴史の解明に不可欠である。法典・法令・
法解釈史料など,特に中世の法と法観念を中心に学
ぶ。
ブラックボード使用
日本史講義3C
(幕末期の政治と思想)
山田 芳則
前 期
2単位
ヨーロッパ・アメリカ史講義1A
集 中
(古代エジプト史)
内田 杉彦
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ペリー来航以降の幕末期を対象として,開国のプ
ロセスとその影響,公武合体と尊王攘夷運動,さら
には討幕運動などの諸相を,具体的に考察すること
を目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
古代文明の歴史や性格に触れることにより,歴史
や文明の意義,宗教や思想が人間社会において果た
してきた役割について考える手がかりを得る。
[授業の概要]
この目的及びテーマにそって,幕末政治史の構造
を細かく説明したい。
[授業の概要]
現代文明の原点をなす古代オリエント文明のうち,
現代の「国家」の原型を生んだといえる古代エジプ
トの歴史を,自然環境や文明の性格に触れつつ概観
する。
[授業計画]
1.黒船の威圧と和親条約
2.阿部正弘の幕政改革
3.ハリスと通商条約
4.安政の大獄
5.和宮降嫁
6.開国の波紋
7.天誅の季節
8.一橋慶喜と松平慶永政権
9.下関と鹿児島
10.尊攘運動の敗退
11.長州征討と幕仏同盟
12.薩長同盟の成立
13.長州再征と幕府の敗退
14.討幕と大政奉還
15.まとめ
[授業計画]
1.エジプトの風土と文明
2.古代エジプト史の枠組みと史料
3.先王朝時代:階層社会の成立・発展
4.初期王朝時代:「神王」の登場
5.古王国時代:王権とピラミッド
6.ピラミッドの示すもの:王権と太陽信仰
7.古王国の衰退:集権から分権へ
8.古王国の滅亡と第一中間期
9.中王国時代:混沌からの再生
10.中王国と第二中間期:異民族支配の時代
11.第二中間期と新王国:国土解放
12.新王国の繁栄:「帝国」の時代
13.新王国の光と陰:「アマルナ革命」
14.新王国から末期王朝へ
15.レポート
[テキスト]
プリント配布
[テキスト]
使用せず,プリントを配布
[参考図書・参考資料等]
井上 清『日本現代史Ⅰ』(東大出版)
石井 孝『明治維新の国際的環境』(吉川弘文館)
井上 勲編『開国と幕末の動乱』(吉川弘文館)
[参考図書・参考資料等]
内田杉彦『古代エジプト入門』岩波ジュニア新書
[成績評価の方法]
小テスト・レポートの成績に授業態度を加味する。
[成績評価の方法]
授業後に課すレポートにより評価する。書物や
webの記述などの他人の文章を丸写ししたレポート
は不合格となる。
−240−
総合歴史学科
ブラックボード使用
ヨーロッパ・アメリカ史講義1B
(ビザンツ帝国前期の歴史)
福田 誠
ブラックボード使用
前 期
ヨーロッパ・アメリカ史講義2A
集 中
2単位
山澄 亨
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
20世紀のアメリカ外交の展開を見ていくことで,
現在の国際社会の特徴がどのようなものであるかを
理解したうえで,その歴史的な意味を考えることを
目指す。
[授業の概要]
今年度は,ビザンツ帝国前期の歴史を詳しくたど
りながら,西ヨーロッパ世界との関わり,ササン朝
ペルシア帝国との抗争,イスラム教徒の勃興と勢力
拡大,スラヴ諸民族の南下と定住,ブルガリアの建
国などについても解説したい。
[授業の概要]
アメリカが国際秩序の中心になる過程を,第一次
世界大戦,大恐慌,第二次世界大戦,冷戦,といっ
た転機に区切って説明していく。その際,上述の出
来事がなぜ転機であったかを重視して解説する。
[授業計画]
1.コンスタンティヌス1世の治世①
2.コンスタンティヌス1世の治世②
3.キリスト教の国教化
4.ローマ帝国の東西分裂
5.ユスティ二アヌス1世の時代①
6.ユスティ二アヌス1世の時代②
7.ユスティ二アヌス1世の時代③
8.ユスティ二アヌス1世の時代④
9.帝国の生存闘争①
10.帝国の生存闘争②
11.中世ビザンツ世界の成立①
12.中世ビザンツ世界の成立②
13.聖画像破壊運動①
14.聖画像破壊運動②
15.聖画像破壊運動③
[授業計画]
1.第一次世界大戦とアメリカ
2.ウィルソン大統領と国際連盟構想
3.1920年代の共和党外交
4.大恐慌の勃発とアメリカ外交
5.善隣外交と国際秩序
6.国際危機の高まりとアメリカ外交
7.第二次世界大戦参戦の経緯
8.第二次世界大戦中のアメリカ外交
9.第二次世界大戦と戦後構想
10.冷戦の始まり
11.朝鮮戦争とアジアの冷戦
12.冷戦の拡大
13.ヴェトナム戦争とアメリカ外交
14.20世紀アメリカ外交の歴史的意義
15.テスト
[テキスト]
講義ノートと関連資料を印刷して配布する。
[テキスト]
特になし
[参考図書・参考資料等]
オストロゴルスキー『ビザンツ帝国史』(恒文社,
2001年),カプラン『黄金のビザンティン帝国』(創
元社,1993年),尚樹啓太郎『ビザンツ帝国史』(東
海大学出版会,1999年),ルメルル『ビザンツ帝国史』
(白水社,2003年),マラヴァル『皇帝ユスティニア
ヌス』(白水社,2005年)など
[成績評価の方法]
講義内容に関連したレポート(2400字前後)の成
績と出席状況(欠席数,受講態度など)を考慮して
評価する。詳細は,授業中に伝達する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講状況とテストの双方を加味する。
−241−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
東ローマ・ビザンツ帝国の歴史を詳しく概観しな
がら,スラヴ諸民族の動向や,ブルガリア,ハンガ
リーなどの国家建設についても学び,中世における
地中海世界と東ヨーロッパ世界の歴史を再認識する。
ブラックボード使用
ヨーロッパ・アメリカ史講義2B
(西方人の探検と地理知識)
ブラックボード使用
後 期
福田 誠
2単位
アジア史講義1A
(馬王堆漢墓と漢代社会)
李 開元
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
コロンブスを代表とする大航海時代の冒険者たち
が共有した幻想的な世界地理観をめぐり,どのよう
な経緯でそうした幻想的地理観念が形成されていっ
たかを明らかにしたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
近年以来,中国古代史を塗り替える発掘と発見が
次々に出ており,中国古代史は全面的に書き直さな
ければならない局面に迫られることになった。
[授業の概要]
幻想的な世界地理観が形成される背景となった古
典古代(ギリシア・ローマ)と中世西ヨーロッパの
人々の探検活動と地理知識について,時代順にた
どっていく。
[授業の概要]
本講義はその歴史の書き直しの一環として,20世
紀七十年代に発掘された馬王堆漢墓を取り上げ,そ
れについての検討を通して漢の歴史と社会を再考し,
さらに漢帝国の建国に関するいくつかの歴史真相に
迫っていきたい。
(考古の図録にあわせて講義を行
う)
[授業計画]
1.幻想的世界地理観の背景
2.古典古代における探検と地理知識①
3.古典古代における探検と地理知識②
4.古典古代における探検と地理知識③
5.中世西ヨーロッパ人の探検と地理知識①
6.中世西ヨーロッパ人の探検と地理知識②
7.プレスター ・ジョン伝説の展開①
8.プレスター ・ジョン伝説の展開②
9.プレスター ・ジョン伝説の展開③
10.モンゴル帝国との交渉①
11.モンゴル帝国との交渉②
12.モンゴル帝国との交渉③
13.モンゴル帝国との交渉④
14.地中海から大西洋へ①
15.地中海から大西洋へ②
[授業計画]
1.授業の概略と説明
2.馬王堆漢墓の発見と発掘
3.貴婦人の遺体と豪華な副葬品
4.地下から図書館が出土した
5.馬王堆漢墓の主人について
6.長沙王国の丞相
7.文献による軑侯家族のこと
8.『史記』を調べる
9.『漢書』を調べる
10.軑侯の家系
11.垓下の会戦
12.項羽の死
13.皇帝の詔書
14.軑侯家族と漢代社会
15.軑侯の人物像
[テキスト]
講義ノートと関連資料を印刷して配布する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
織田武雄『地図の歴史』(講談社,1974年),ボイ
ス・ペンローズ『大航海時代』(筑摩書房,1985年),
福田誠「プレスター ・ジョン伝説⑴∼⑶」『就実女
子大学史学論集』第3号,第4号,第6号(1988∼
1991年)など
[参考図書・参考資料等]
何介钧・張維明編著(田村正敬・福宿孝夫訳)『馬
王堆漢墓のすべて』,中国書店,1992年
李 開元『漢帝国の成立と劉邦集団−軍功受益階
層研究−』汲古書院,2000年
[成績評価の方法]
講義内容に関連したレポート(2400字前後)の成
績と出席状況(欠席数,受講態度など)を考慮して
評価する。詳細は,授業中に伝達する。
[成績評価の方法]
レポートおよびテストにより評価する。
−242−
総合歴史学科
アジア史講義1B
後 期
(海のシルクロード)
渡邊 佳成
2単位
アジア史講義2A
(南アジア現代史)
井上あえか
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
南アジア近・現代史を論じる。現在の地域紛争と
国際情勢を歴史的に理解し,戦争と平和を自分のこ
とばで語れるようになることを目的とする。
[授業の概要]
紀元前から紀元後13世紀頃までの海のシルクロー
ドの歴史を題材として,歴史学の手法,歴史的なも
のの見方,考え方を修得することを目指す。特に,
過去に起こったと考えられている様々な出来事,事
象(歴史的事実)というものが,どのような史料に
基づきそれをどう読み取ることによって,導き出さ
れるのかを,考えながら理解していくことを目指す。
[授業の概要]
アフガニスタンを含む南アジアについて,おのお
のの社会の歴史をたどり,政治的・文化的背景をふ
まえて現在を理解し,将来を展望する。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.人の移動と「もの」の移動
3.インダス文明とメソポタミア文明:印章から見
る交渉
4.インダス文明とメソポタミア文明:海の道の考
古学
5.インダス文明とメソポタミア文明:粘土板文書
から見える貿易
6.古代エジプトとインド:エリュトラー海案内記
の世界
7.古代エジプトとインド:胡椒と香料
8.古代エジプトとインド:ローマの金貨とギリシ
ア商人
9.古代インドと東南アジア,中国:沿岸交通の成
立
10.古代インドと東南アジア,中国:海港オケオの
繁栄∼扶南王国
11.イスラーム商人のネットワーク:ダウ船の活躍
12.イスラーム商人のネットワーク:情報と貿易
13.中国人海商の活動:ジャンク船の登場
14.中国人海商の活動:華僑社会の成立
15.まとめ
[授業計画]
1.アフガニスタンの復興と「タリバン化」問題
2.パキスタンの軍・政治・イスラーム
3.インドの民主主義
4.現代のイスラーム
5.デリー・スルタン朝とムガル帝国
6.ムガルの建築物
7.ムガルの細密画
8.イギリス東インド会社と英領インド
9.インド大反乱と独立運動
10.ヒンドゥー・ムスリム対立の起源
11.独立運動とインド・パキスタンの分離(AV教材)
12.バングラデシュの独立
13.スリランカの民族紛争
14.帰還兵から見た戦争(AV教材)
15.平和主義の未来に向けて
[テキスト]
教科書は使用せず,プリントを配布する。
[テキスト]
とくに指定しない。
[参考図書・参考資料等]
授業中に,適宜,紹介する。
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
授業への取組・平常点35点,最終レポートもしく
は試験65点。
[成績評価の方法]
学期末に課すレポートで評価する。
−243−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
アジアにおける様々な交流,交渉の個々の事例か
ら,異文化との出会い,衝突と受容について考えて
いく。
アジア史講義2B
後 期
小松 惠子
2単位
歴史遺産講義1C
(日韓の交流史)
賈 鍾壽
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アジアにおける文化形成,及び地域性の確立を,
人口の移動という視点から捉える。本授業では,漢
民族の移動を中心視座に据え,中国社会及びアジア
社会が発達する上で,どのような影響を及ぼしたか
を検証する。文化,エスニシティー,地域性を社会
的・歴史的に把握する基礎力を鍛えたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産を中心に取り上げ,日本と朝鮮半島の交
流史の理解を深める。
[授業の概要]
漢民族の移住に至るプロセス及び歴史的地理的背
景を学びつつ,移住先の社会・文化形成の様子に迫
りたい。その際,朝鮮半島,日本,東南アジア等,
海外移住の視点も取り入れたい。
[授業の概要]
日韓の交流史映像資料を使いより理解を深めたい。
[授業計画]
1.漢民族とは何か1
2.漢民族とは何か2
3.地域社会の定義について
4.プレ移住期
5.第一次南下移住期
6.第二次南下移住期
7.第三次南下移住期
8.第四次南下移住期
9.中国東南盆地開発1
10.中国東南盆地開発2
11.人口飽和と再移住1
12.人口飽和と再移住2
13.客家について
14.海外移住……華僑とは何か1
15.海外移住……華僑とは何か2
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.日韓の交流史(弥生時代の交流)
3.日韓の交流史(古墳時代)
4.日韓の交流史(伽耶)
5.仏教伝来
6.日韓の交流史(高句麗)
7.日韓の交流史(百済)
8.日韓の交流史(新羅)
9.日韓の交流史(統一新羅)
10.日韓の交流史(高麗)
11.日韓の交流史(朝鮮)
12.吉備と朝鮮半島⑴
13.吉備と朝鮮半島⑵
14.最近の韓国の発掘情報⑴
15.最近の韓国の発掘情報⑵
[テキスト]
授業内で,適宜関連文献を紹介する。
[テキスト]
授業中,適宜資料を配布する
[参考図書・参考資料等]
『伝統中国』(上田信 講談社撰書メチエ 1995)
『華僑』(斯波義信 岩波新書 1995)
『中国移民史全六冊』(葛剣雄主編 福建人民出版
社 1995)
『 風 水 と い う 名 の 環 境 学 』( 上 田 信 農 文 協 2007)など
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート(講義のテーマに則した著書,論文の書
評)で,評定する。
[成績評価の方法]
講義内容の中から1つのテーマを選んでレポート
をまとめる。(3000字以上)
−244−
総合歴史学科
ブラックボード使用
歴史遺産講義2C
(観光と観光産業)
吉本 勇
ブラックボード使用
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
観光の歴史やそれらを取り巻く観光産業を概観し,
歴史や文化を感じる観光地との結びつきを考察する。
総合歴史ゼミナールⅠa
(古代中世史料読解特訓)
曾根 正人
前 期
単位2
[授業の到達目標及びテーマ]
2年次まで扱ったものよりさらに広い時代の多様
な史料を対象として読解演習をおこない,卒業研究
(卒論)で使える実戦的な史料読解能力を身につけ
させる。
[授業の概要]
『大日本史料』の2年次日本史研究で扱った条項
とは異なる時期の条項をテキストとして,実戦的な
読解能力養成演習をおこなう。毎回次回の授業で扱
うパートを指定するので,学生は各自自宅学習で該
当箇所を解読し,解答を次回授業開始時に提出する。
教員は提出された解答をもとに指導をおこなう。さ
らに定期的な古記録読解テストで,読解能力の定着
を確認する。終了時には夏期休暇中の宿題として,
後期の総合歴史ゼミナールⅡa(卒論執筆入門)の
土台となる各自の卒論テーマ概要作成を義務付ける。
円滑にこの作業に入るため,最終回には卒論執筆の
ガイダンスをおこなう。
[授業計画]
1.最新の観光事情の概要
2.観光産業の歴史 1
3.観光産業の歴史 2
4.観光関連産業と経済効果
5.観光資源と地域の文化資源 1
6.観光資源と地域の文化資源 2
7.観光メディアの多様化
8.主要観光施設の概要 1
9.主要観光施設の概要 2
10.日本の観光資源の概要 1
11.日本の観光資源の概要 2
12.歴史・文化を中心とした観光地の取り組み 1
13.歴史・文化を中心とした観光地の取り組み 2
14.持続可能な観光地づくり
15.まとめ
[授業計画]
1.『大日本史料』文治5年3月条 ①
2.『大日本史料』文治5年3月条 ②
3.『大日本史料』文治5年3月条 ③
4.『大日本史料』文治5年4月条 ①
5.『大日本史料』文治5年4月条 ②
6.『大日本史料』文治5年4月条 ③
7.『大日本史料』文治5年4月条 ④
8.『大日本史料』文治5年5月条 ①
9.『大日本史料』文治5年5月条 ②
10.『大日本史料』文治5年6月条 ①
11.『大日本史料』文治5年6月条 ②
12.『大日本史料』文治5年6月条 ③
13.『大日本史料』文治5年7月条 ①
14.『大日本史料』文治5年7月条 ②
15.卒論執筆ガイダンス
[テキスト]
井 口 貢 編 著 観 光 学 へ の 扉 学 芸 出 版 社 ISBN978-4-7615-2446-3
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
関連する書籍,文献を各自で参照すること。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポートによる評価
[成績評価の方法]
学期内に2∼3回予定している古記録および周辺
史料読解試験の成績に,平常時の提出物の得点を加
味して評価する。
−245−
専門︵総合歴史︶
[授業の概要]
人口減少時代において,交流人口を増加させるこ
とが,重要な課題になってきている。観光形態の歴
史を通して,消費者ニーズと合った歴史や文化を活
かした観光地像に迫る。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅠb
(中世史料の精読1)
苅米 一志
前 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅠc
(卒業研究の指導)
山田 芳則
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中世の「引付」を読解し,古記録と古文書との関
連性を考える材料とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の近世・近代史を専攻しようとする学生を対
象として,卒業研究の作成を目的とする。
[授業の概要]
戦国期の『政基公旅引付』をテキストとし,全員
で輪読を行なう。受講者は最初に訓読文を読みあげ,
次に現代語訳を発表する。
[授業の概要]
各自が興味を持つテーマに関する概説書を選び,
それをまとめて順番に報告する。 発表内容につい
て他の受講生たちと討論する。
[授業計画]
1.テキスト『政基公旅引付』についての解説
2.テキストの読解⑴
3.テキストの読解⑵
4.テキストの読解⑶
5.テキストの読解⑷
6.テキストの読解⑸
7.テキストの読解⑹
8.テキストの読解⑺
9.テキストの読解⑻ 南北朝の文書1
10.テキストの読解⑼ 南北朝の文書2
11.テキストの読解⑽ 室町期の文書1
12.テキストの読解⑾ 室町期の文書2
13.テキストの読解⑿ 戦国期の文書1
14.テキストの読解⒀ 戦国期の文書2
15.テキストの読解⒁ 織豊期の文書
[授業計画]
1.卒業研究のテーマについて
2.概説書のまとめの発表
3.概説書のまとめの発表
4.概説書のまとめの発表
5.概説書のまとめの発表
6.概説書のまとめの発表
7.概説書のまとめの発表
8.概説書のまとめの発表
9.概説書のまとめの発表
10.概説書のまとめの発表
11.概説書のまとめの発表
12.概説書のまとめの発表
13.概説書のまとめの発表
14.概説書のまとめの発表
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[参考図書・参考資料等]
小山靖憲・他編 歴史の中の和泉(和泉書院,
1995)
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献を紹介する。
[成績評価の方法
毎時間の提出物と学期末のレポートを4:6の割
合で評価する
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
−246−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅠd
(卒業研究の指導1)
福田 誠
前 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅠe
(多面的アプローチの意義)
櫻田美津夫
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史研究者がいかに客観的たろうと努めても,評
価・判断の段になると,どうしても主観の混入が避
けられない。歴史研究の成果を客観性により近づけ
るためには,こうした個々の歴史家の主観を無数に
積み上げていくほかない。多面的アプローチの重要
性を実感してもらうことが,この授業の目的である。
[授業の概要]
4年次生による卒業研究の中間報告を聞いて,質
疑応答し,研究発表の仕方を学ぶ。平行して各自の
研究テーマをおおまかに決めていき,それぞれの
テーマに関連した日本語あるいは英語の論文や史料
の翻訳などを輪読する。そして,夏休み中に「卒業
研究仮題目」を決定する。
[授業の概要]
今年度はケネディ大統領の暗殺をめぐる様々な議
論に焦点を合わせる。いくつかの代表的文献を選定
し,参加者はグループごとに報告テーマを選ぶ。最
初に映画『J・F・K』を鑑賞しその解説・背景説明
等をおこない,それに費やす5週間の間に,各グルー
プで発表の準備を進める。実際の報告では,プレゼ
ンテーションの技術についても学ぶ。
[授業計画]
1.導入授業
2.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答①
3.文献史料の輪読①
4.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答②
5.文献史料の輪読②
6.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答③
7.文献史料の輪読③
8.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答④
9.文献史料の輪読④
10.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答⑤
11.文献史料の輪読⑤
12.4年次生による卒業研究の中間報告と質疑応答⑥
13.文献史料の輪読⑥
14.文献史料の輪読⑦
15.まとめの授業
[授業計画]
1.映画『J・F・K』の鑑賞と補足説明⑴
2.映画『J・F・K』の鑑賞と補足説明⑵
3.映画『J・F・K』の鑑賞と補足説明⑶
4.講義:ケネディとその時代⑴
5.講義:ケネディとその時代⑵
6.[報告1]シオドア・ソレンセン『ケネディの道』
7.[報告2]高村 暢児編訳『ケネディ登場』
8.[報告3]藤本 一美編著『ケネディとアメリカ政治』
9.[報告4]ロバート・ケネディ『13日間:キュー
バ危機回顧録』
10.[報告5]デイヴィッド・リフトン『ベスト・
エヴィデンス』(1985)
11.[報告6]ジム・ギャリソン『JFK:ケネディ
暗殺犯を追え』(1992)
12.[報告7]マーク・レーン『大がかりな嘘』
13.[報告8]仲 晃『ケネディはなぜ暗殺されたか』
(1995)
14.[報告9]土田 宏『秘密工作 ケネディ暗殺』
(2003)
15.まとめ−多面的アプローチの意義
[テキスト]
なし
[テキスト]
特定のテキストはない。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
井上 一馬『ケネディ:その実像を求めて』講談
社現代新書,1994年
土田 宏『ケネディ:
「神話」と実像』中公新書,
2007年
[成績評価の方法]
質疑応答に積極的に参加したかを重視し,受講状
況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価する。
[成績評価の方法]
この授業の最終段階では,各自の卒業研究のテー
マを決定する。主題と参考文献についてレポートし
てもらい,それで40%。グループ報告への取り組み
の熱心さ・貢献度で40%。残る20%は,他のさまざ
まな角度から平生の受講態度を評価する。
−247−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパ・アメリカ史(十字軍や東西交渉史,
アフリカ史,中南米古代史を含む)を専攻して,卒
業研究を作成しようとする学生に,卒業研究作成の
基礎となる学識を高めるため,受講者各自に研究発
表の仕方を学んでもらい,さらに研究テーマ見極め
の学習をしてもらう。
総合歴史ゼミナールⅠf
前 期
李 開元
2単位
総合歴史ゼミナールⅠg
(卒業研究指導1)
井上あえか
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中国史を専攻しようとする学生を対象として,概
説書と史料を勉強する上で,卒業研究の作成に向け
ての準備を行う。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究のテーマを模索する学生諸氏が,自らの
問題意識を深め,情熱を傾けるにふさわしいテーマ
とであることを目標として,関心に応じた読書指導
を行う。
[授業の概要]
Ⅰ.中国史関係の概説書と紹介書,たとえば『秦の
始皇帝』,『司馬遷と史記』,『宦官物語』,『中国の
占星術の世界』,『敦煌の絵物語』,『中国喫茶文化
史』などから,各参加者が興味をもつ本を選択し,
それをまとめて報告する。
Ⅱ.概説書の読み方と論文の作法について解説を行
う。
Ⅲ.史料を読む(『史記』項羽本紀)。
[授業の概要]
受講者が自らの問題意識に従って選んだ書物を読
み,ゼミの場で批判的に紹介し,他の受講者からの
批評,質問に答え,全員で議論する。共通課題図書
としてアマルティア・センの著作を読む。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.概説書を読む
3.概説書を読む
4.概説書を読む
5.概説書を読む
6.概説書を読む
7.概説書の読み方,論文の作法について解説を行う。
8.概説書の読み方,論文の作法について解説を行う。
9.史料を読む
10.史料を読む
11.史料を読む
13.史料を読む
14.研究発表
15.研究発表
[授業計画]
1.アマルティア・セン 人と時代
2.受講者による発表
3.受講者による発表
4.受講者による発表
5.受講者による発表
6.『議論好きなインド人』⑴
7.『議論好きなインド人』⑵
8.『議論好きなインド人』⑶
9.『議論好きなインド人』⑷
10.受講者による発表
11.受講者による発表
12.受講者による発表
13.受講者による発表
14.『議論好きなインド人』⑸
15.『議論好きなインド人』⑹
[テキスト]
[テキスト]
アマルティア・セン著,佐藤宏,粟屋利江訳『議
論好きなインド人』,明石書店,2008年(ISBN-13:
978-4750327952)
[参考図書・参考資料等]
藤田勝久『項羽と劉邦の時代』,講談社,2006年
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
報告の状況およびレポートにより評価する
[成績評価の方法]
授業での報告と議論への参加態度によって評価す
る。
−248−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅠh
(歴史遺産研究)
賈 鍾壽
前 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅠi
前 期
(卒業研究の準備)
吉本 勇
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産を活用したまちづくりや都市の活性化に
関心のある学生を対象とし,資料収集の方法などを
身につける。
[授業の概要]
基本的に「歴史遺産」を観て,考えて,まとめる
ことを大事にしたい。
[授業の概要]
まず,学生各自が興味の対象を見つけ,卒論テー
マに基づいた資料収集の方法などを身につけること
を目的とする。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.歴史遺産研究とパーソナルコンピュータの活用
3.関連文献を収集する。
4.研究史を作成する。
5.レジメ作成
6.発表資料の作成とPower Pointの使い方
7.秀作の卒業論文とは(先輩の卒論を読む)
8.発表①(発表内容の問題点や課題を討論する)
9.発表②(発表内容の問題点や課題を討論する)
10.発表③(発表内容の問題点や課題を討論する)
11.レポート(4000字ほど)を作成する。
12.レポート内容の問題点や課題を討論する。
13.レポート内容の問題点や課題を討論する。
14.校正・訂正したレポートをゼミ生全員が熟読
15.総括(今後の課題・計画)
[授業計画]
1.卒論提出までの流れ
2.卒論テーマの導き方⑴
3.各自が興味ある分野についての発表⑴
4.各自が興味ある分野についての発表⑵
5.各自が興味ある分野についての発表⑶
6.各種資料,文献の収集方法(学校図書館)
7.各種資料,文献の収集方法(公共図書館1)
8.各種資料,文献の収集方法(公共図書館2)
9.各種資料,文献の収集方法(行政資料1)
10.各種資料,文献収集の方法(行政資料2)
11.各種資料,文献収集の方法(国会図書館)
12.各種資料,文献収集の方法(専門図書館)
13.各種資料,文献収集の方法(大型書店)
14.インターネットの上手な利用方法 1
15.インターネットの上手な利用方法 2
[テキスト]
授業中,適宜資料を配布する。
[テキスト]
なし。プリントを配布。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介する。図書館などで個人の研究テーマ
に応じた資料や文献を収集すること。
[成績評価の方法]
歴史遺産のなかの1つのテーマを選び,調査・発
表(40%)・報告書(60%)をまとめる。
[成績評価の方法]
受講態度やゼミでの研究発表による評価。
−249−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文作成のための基礎知識を高めることを目
的とする。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅡa
(卒論執筆入門)
曾根 正人
ブラックボード使用
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅡb
(中世史料の精読2)
苅米 一志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学生各自が卒論で取組みたいと考えているテーマ
を具体的な形に練り上げ,4年春の執筆開始に直結
する具体的設計図を完成させる。
[授業の到達目標及びテーマ]
中世の「引付」を読解し,古記録と古文書との関
連性を考える材料とする。平行して,受講者の興味
にもとづき卒業研究のテーマの絞りこみを行なう。
[授業の概要]
夏期休暇中の宿題でまとめてきた学生各自の卒論
テーマについて,全体発表における学生相互の意見
交換および個人指導を通じて検討と指導を加える。
その過程でテーマの具体像を各自に明文化させる。
次いで踏まえるべき研究分野と研究史を明確にさせ
た上で,終了時には,春期休暇中の宿題として研究
史の粗原稿の執筆を義務付ける。もって4年新学期
にはすぐ具体的作業がスタートできる体制を作らせ
る。
[授業の概要]
戦国期の『政基公旅引付』をテキストとし,全員
で輪読を行なう。平行して,受講者は一時間に二人
のペースで卒業研究についての発表を行う。
[授業計画]
1.学生各自による卒論テーマ発表と学生間の意見
交換会①
2.学生各自による卒論テーマ発表と学生間の意見
交換会②
3.学生各自による卒論テーマ発表と学生間の意見
交換会③
4.学生各自による卒論テーマ発表と学生間の意見
交換会④
5.学生の卒論テーマに対する教員の個別指導①
6.学生の卒論テーマに対する教員の個別指導②
7.学生の卒論テーマに対する教員の個別指導③
8.学生の卒論テーマに対する教員の個別指導④
9.学生各自による卒論テーマの再発表会①
10.学生各自による卒論テーマの再発表会②
11.学生各自による卒論の材料(読むべき史料・論
文)のプレゼンテーションと教員の指導①
12.学生各自による卒論の材料(読むべき史料・論
文)のプレゼンテーションと教員の指導②
13.学生各自による卒論の材料(読むべき史料・論
文)のプレゼンテーションと教員の指導③
14.学生各自による今後の執筆計画と春期休暇中に
おこなう作業計画提示①
15.学生各自による今後の執筆計画と春期休暇中に
おこなう作業計画提示②
[授業計画]
1.テキスト『政基公旅引付』についての解説
2.テキストの読解⑴
3.テキストの読解⑵
4.テキストの読解⑶
5.卒業研究報告⑴ テキストの読解⑷
6.卒業研究報告⑵ テキストの読解⑸
7.卒業研究報告⑶ テキストの読解⑹
8.卒業研究報告⑷ テキストの読解⑺
9.卒業研究報告⑸ テキストの読解⑻
10.卒業研究報告⑹ テキストの読解⑼
11.卒業研究報告⑺ テキストの読解⑽
12.卒業研究報告⑻ テキストの読解⑾
13.卒業研究報告⑼ テキストの読解⑿
14.卒業研究報告⑽ テキストの読解⒀
15.テキストの読解⒁ 授業のまとめ
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
小山靖憲・他編 歴史の中の和泉(和泉書院,
1995)
[成績評価の方法]
学期中の卒論テーマ発表を60%,卒論材料のプレ
ゼンテーションを40%として評価する。
[成績評価の方法]
授業内の報告と学期末のレポートを4:6の割合
で評価する。
−250−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅡc
(卒業研究の指導)
山田 芳則
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅡd
(卒業研究の指導2)
福田 誠
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ヨーロッパ・アメリカ史(十字軍や東西交渉史,
アフリカ史,中南米古代史を含む)を専攻して,卒
業研究を作成しようとする学生に,卒業研究作成の
基礎となる学識を高めるため,出席者各自にそれぞ
れが興味を持つテーマに応じた学習と研究発表をし
てもらう。
[授業の概要]
各自が研究テーマをおおまかに決めていき,それ
に関する史料を選び,まとめて順番に報告する。 さらに各自が研究テーマに関する論文や専門書を収
集し,研究の視点を明確にし,その論旨を順番に報
告する。このプロセスを繰り返すことによって,卒
業研究につなげたい。
[授業の概要]
夏休み中に決定した「卒業研究仮題目」を,後期
の初めに登録する。受講者各自に,自分の研究テー
マに関して自主的に学び,まとめた研究発表を順番
に2回以上してもらう。
[授業計画]
1.卒業研究のテーマについて
2.史料のまとめの発表
3.史料のまとめの発表
4.史料のまとめの発表
5.史料のまとめの発表
6.史料のまとめの発表
7.史料のまとめの発表
8.史料のまとめの発表
9.史料のまとめの発表
10.史料のまとめの発表
11.史料のまとめの発表
12.史料のまとめの発表
13.史料のまとめの発表
14.史料のまとめの発表
15.まとめ
[授業計画]
1.導入授業
2.「卒業研究仮題目」の検討と登録①
3.「卒業研究仮題目」の検討と登録②
4.個人研究発表①
5.個人研究発表②
6.個人研究発表③
7.個人研究発表④
8.個人研究発表⑤
9.個人研究発表⑥
10.個人研究発表⑦
11.個人研究発表⑧
12.個人研究発表⑨
13.個人研究発表⑩
14.個人研究発表⑪
15.まとめの授業
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
[成績評価の方法]
研究発表をきちんとおこなったかを重視し,受講
状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価する。
−251−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の近世・近代史を専攻しようとする学生を対
象として,卒業研究の作成を目的とする。
総合歴史ゼミナールⅡe
(卒業研究の始動)
櫻田美津夫
後 期
総合歴史ゼミナールⅡf
後 期
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期のIeのグループ学習をふまえて,後期では
各人の卒業研究制作を始動させる。一人ひとりが自
分のテーマの輪郭を明らかにするように努め,今後
の研究計画を確立することを目ざす。
[授業の到達目標及びテーマ]
中国史を専攻しようとする学生を対象として,学
術論文と専門書を勉強する上で,卒業研究の作成に
向けての準備を行う。
[授業の概要]
まず卒業研究のノウハウについて講義する。準備
が整う11月頃から各人の報告に移行する。発表者は,
自身の研究テーマの魅力を熱く語ってほしい。研究
テーマは毎年多岐にわたっているので,ゼミ生は通
常の授業だけでは得られない多様な歴史知識を意欲
的に学びとってもらいたい。
[授業の概要]
Ⅰ.研究テーマと関連がある学術論文を読み,それ
をまとめて報告する。
Ⅱ.研究テーマと関連がある専門書を読み,それを
まとめて報告する。
Ⅲ.研究論文と専門書の読み方,論文の作法につい
て解説を行う。
[授業計画]
1.卒業研究のテーマの決め方
2.参考文献の探し方
3.学術論文とは何か⑴
4.学術論文とは何か⑵
5.各自の研究報告に際して留意すべきこと
6.[報告 第1回]各自のテーマについての報告(各
回2名ずつ)←フィードバック用紙記入
7.[報告 第2回]前回報告者へのフィードバック
用紙返還(以下同じ)
8.[報告 第3回]
9.[報告 第4回]
10.[報告 第5回]
11.[報告 第6回]
12.[報告 第7回]
13.[報告 第8回]
14.[報告 第9回]
15.まとめ−春休みの課題
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.研究論文を読む
3.研究論文を読む
4.研究論文を読む
5.研究論文を読む
6.卒論に関する中間発表
7.卒論に関する中間発表。
8.研究論文の読み方,論文の作法について解説を
行う。
9.専門書を読む
10.専門書を読む
11.専門書を読む
12.専門書を読む
13.卒論に関する中間発表。
14.卒論に関する中間発表。
15.専門書の読み方,論文の作法について解説を行
う。
[テキスト]
特定のテキストはない。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
以下の書物は,図書館に10冊配架されているので,
適宜参照すること。
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部)
なお,2006年に発行されたこの本の新訂版では,
共著者として西岡達裕氏が加わり,オンライン情報
の活用法が新たに書き加えられている。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業中の各自の報告で40%,後期末のレポート(授
業中の発表内容を継承した内容で)で40%,残る
20%は平常点,という配点で評価する。
[成績評価の方法]
報告の状況およびレポートにより評価する
−252−
総合歴史学科
総合歴史ゼミナールⅡg
(卒業研究指導2)
井上あえか
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅡh
(歴史遺産研究)
賈 鍾壽
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自関心・興味がある研究対象を選び,卒業論文
作成に向けて,調査・研究をさらに進めていく。
[授業の概要]
前期同様,各自の勉強を深め,卒業研究に備える。
最低二冊以上専門書を読破し,授業で発表し参加者
と議論する。議論へのいっそうの積極的参加を求め
る。共通課題図書として『歴史学のフロンティア』
を読む。
[授業の概要]
歴史遺産のなかの1つのテーマを選び,調査・発
表・レポートをまとめる。
[授業計画]
1.受講者による発表1
2.受講者による発表2
3.受講者による発表3
4.受講者による発表4
5.『歴史学のフロンティア』1
6.『歴史学のフロンティア』2
8.『歴史学のフロンティア』3
9.『歴史学のフロンティア』4
10.受講者による発表5
11.受講者による発表6
12.受講者による発表7
13.受講者による発表8
14.『歴史学のフロンティア』5
15.『歴史学のフロンティア』6
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.各自の研究テーマと関連する文献資料を集める。
3.その研究史を年代順にまとめる。
4.先行論文・研究の問題点を探る。
5.各自の研究計画を発表する。
6.ゼミ生の発表①
7.ゼミ生の発表②
8.ゼミ生の発表③
9.発表内容の問題点や課題を討論する。
10.レポート(8000字)を作成
11.レポートをゼミ生全員が熟読する。
12.レポート内容の問題点や課題を討論する。
13.レポート内容の問題点や課題を討論する。
14.校正・訂正したレポートをゼミ生全員が熟読
15.総括(今後の課題・計画)
[テキスト]
当方で用意する。
[テキスト]
授業中,適宜資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業での発表の内容,議論への参加態度によって
評価する。
[成績評価の方法]
調査・発表(40%)・レポート(60%)
−253−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,卒業研究作成に備えた指導を行
う。関心を絞り込み,学年末までに卒業研究のテー
マを決定することを目標とする。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅡi
(卒業研究の準備)
吉本 勇
ブラックボード使用
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産を活用したまちづくりや都市の活性化に
関する各種資料や論文について,理解度を深める。
[授業の概要]
卒論テーマに基づいた資料収集の方法などを身に
つけ,各自が収集した各種資料や文献の紹介を学生
各自が行う。
総合歴史ゼミナールⅢa
(卒論執筆指導1)
曾根 正人
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒論の本論章の土台となる研究史の章を完成させ
るとともに、夏期休暇中に読解する史料の選択をお
こなわせる。
[授業の概要]
春期休暇中の宿題として作成した研究史の粗原稿
を出発点として、全体発表における学生相互の意見
交換および個人指導を通じて検討と指導を加える。
その成果を踏まえて研究史の最終稿執筆を進めさせ
る。さらにその結果から導き出される必要史料の収
集を学生各自におこなわせ、頻繁な個人指導を通じ
て読解すべき史料のリストを作成させる。最後に、
当初よりも設計図が明確となっているはずの卒論本
論の概要を発表させ、進むべき方向を自覚せしめる。
[授業計画]
1.卒論提出までの流れ
2.卒論テーマの導き方
3.各自が興味ある分野についての確認⑴
4.各自が興味ある分野についての確認⑵
5.収集資料,文献について⑴
6.収集資料,文献について⑵
7.収集資料,文献について⑶
8.学生による研究発表⑴
9.学生による研究発表⑵
10.学生による研究発表⑶
11.学生による研究発表⑷
12.学生による研究発表⑸
13.研究史のまとめ方⑴
14.研究史のまとめ方⑵
15.4年生に向けて
[授業計画]
1.学生各自による研究史概要発表と学生間の意見
交換会①
2.学生各自による研究史概要発表と学生間の意見
交換会②
3.学生各自による研究史概要発表と学生間の意見
交換会③
4.学生各自による研究史概要発表と学生間の意見
交換会④
5.学生の研究史概要発表に対する教員の個別指導①
6.学生の研究史概要発表に対する教員の個別指導②
7.学生の研究史概要発表に対する教員の個別指導③
8.学生の研究史概要発表に対する教員の個別指導④
9.学生各自の必要史料報告と教員の個別指導①
10.学生各自の必要史料報告と教員の個別指導②
11.学生各自による本論概要発表会①
12.学生各自による本論概要発表会②
13.学生各自による研究史最終稿発表会①
14.学生各自による研究史最終稿発表会②
15.学生各自による研究史最終稿発表会③
[テキスト]
なし。プリントを配布。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介する。図書館などで個人の研究テーマ
に応じた資料や文献を収集すること。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やゼミでの研究発表による評価
[成績評価の方法]
学期前半の研究史概要発表を40%、学期末の研究
史最終稿発表を60%として評価する。
−254−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅢb
前 期
(卒業研究と古文書学)
苅米 一志
2単位
総合歴史ゼミナールⅢc
(卒業研究の指導)
山田 芳則
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の近世・近代史を専攻しようとする学生を対
象として、卒業研究の作成を目的とする。
[授業の概要]
毎時間に2人のペースで卒業研究の進捗状況につ
いての報告を行なう。同時に,古文書の写真版を配
布して,その読解演習を行なう。
[授業の概要]
各自が研究テーマに関する概説書・史料・論文・
専門書を踏まえて、研究の視点を明確にし、その論
旨を順番に報告する。
[授業計画]
1.授業の方針と作業の具体的内容
2.口頭報告の例−教員による研究報告の例
3.卒業研究報告⑴−太政官符
4.卒業研究報告⑵−官宣旨・下文
5.卒業研究報告⑶−鎌倉将軍下文
6.卒業研究報告⑷−関東下知状
7.卒業研究報告⑸−関東御教書
8.卒業研究報告⑹−後醍醐天皇綸旨
9.卒業研究報告⑺−足利氏下文
10.卒業研究報告⑻−室町将軍御判御教書
11.古文書の読解⑼−守護遵行関係の文書
12.古文書の読解⑾−合戦関係の文書
13.古文書の読解⑿−寄進状・安堵状
14.古文書の読解⒀−印判状
15.古文書の読解⒁−分国法
[授業計画]
1.卒業論文の書き方について
2.経過報告
3.経過報告
4.経過報告
5.経過報告
6.経過報告
7.経過報告
8.経過報告
9.経過報告
10.経過報告
11.経過報告
12.経過報告
13.経過報告
14.経過報告
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献を紹介する。
[成績評価の方法]
授業内での報告と学期末のレポートを4:6の割
合で評価する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
−255−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究へむけての作業のサポートやアドバイス
をすると同時に,学芸員レベルで中世古文書の読解
と解説ができるようにする。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅢd
(卒業研究の指導3)
福田 誠
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究の中間発表をとおして,論文作成の道筋
をつける。
総合歴史ゼミナールⅢe
(卒業研究作成の着実な進展)
櫻田美津夫
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
大目標は言うまでもなく,卒業研究完成に向けた
準備を着実に積み重ねていくことである。夏休み前
までに,卒論の分量のおよそ3分の1程度まで原稿
を蓄積することを目ざす。
[授業の概要]
最初に改めて,卒業研究の作成方法について,さ
まざまな参考書に依拠しながら講義する。次いで毎
回原則2名程度の研究発表に移る。また前期末まで
に,詳細な目次案を完成させる。
[授業の概要]
受講者各自に,春休み中の勉学の成果をふまえて,
卒業研究作成途上の中間発表を2回以上してもらう。
その作業をつうじて卒業研究の題目を決定し,本登
録する。
[授業計画]
1.導入授業
2.個人研究発表①
3.個人研究発表②
4.「卒業研究仮題目」の再検討と本登録①
5.「卒業研究仮題目」の再検討と本登録②
6.個人研究発表③
7.個人研究発表④
8.個人研究発表⑤
9.個人研究発表⑥
10.個人研究発表⑦
11.個人研究発表⑧
12.個人研究発表⑨
13.個人研究発表⑩
14.個人研究発表⑪
15.まとめの授業
[授業計画]
1.[授業]卒業研究の書き方について⑴: 卒論の
構成
2.[授業]卒業研究の書き方について⑵: 卒論の
表現
3.[授業]卒業研究の書き方について⑶: 実際の
学術論文を例に挙げて
4.学生による一巡目の発表⑴
5.学生による一巡目の発表⑵
6.学生による一巡目の発表⑶
7.学生による一巡目の発表⑷
8.学生による一巡目の発表⑸
9.学生による一巡目の発表⑹
10.学生による二巡目の発表⑴
11.学生による二巡目の発表⑵
12.学生による二巡目の発表⑶
13.学生による二巡目の発表⑷
14.学生による二巡目の発表⑸
15.学生による二巡目の発表⑹
※各回3名ずつ。読み上げ原稿は印刷してゼミ生全
員に配付。
発表の分量は1600∼2000字程度。聞き手の興味・
関心をかきたてる工夫が求められる。
発表後,他の学生は必ずコメント用紙に感想を記
入。建設的な助言が望ましい。
[テキスト]
なし
[テキスト]
特定のテキストは無い。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部)※図書館に10冊あり。
小林康夫 ほか編『知の技法』
(東京大学出版会)
※図書館に5冊あり。
[成績評価の方法]
研究発表をきちんとおこなったかを重視し,受講
状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価する。
[成績評価の方法]
各自の発表内容(事前の準備の周到さ,プレゼン
テーションの出来ばえetc.)で50%,ゼミ参加への
積極性など平常点が50%−このような配点で評価す
る。
−256−
総合歴史学科
総合歴史ゼミナールⅢf
前 期
李 開元
2単位
総合歴史ゼミナールⅢg
(卒業研究指導3)
井上あえか
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでに蓄積してきた知見を基本として個々の
テーマを深め,参加者相互に関心をもちあって議論
する。夏休み前までに第一草稿を作成することを目
標とする。
[授業の概要]
Ⅰ.研究論文を読む。
Ⅱ.卒業論文の書き方について指導を行う。
[授業の概要]
参加者は,月一回程度研究内容を発表し,参加者
相互でその完成度を高めるべく議論する。共通課題
図書として『平和政策』の輪読を適宜差し挟む。
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.研究論文を読む。
3.研究論文を読む。
4.卒業論文の書き方について指導を行う。
5.卒業論文の書き方について指導を行う。
6.卒業論文の書き方について指導を行う。
7.各自が研究テーマに関する研究史をまとめて報
告する。
8.各自が研究テーマに関する研究史をまとめて報
告する。
9.資料のリストをつくる。
10.資料のリストをつくる。
11.章立てをつくる。
12.章立てをつくる。
13.章立てをつくる。
14.卒業論文作成の中間報告をする。
15.卒業論文作成の中間報告をする。
[授業計画]
1.受講者による発表(目次,文献目録の作成,史
料の収集整理)
2.『平和政策』1
3.受講者による発表(目次,文献目録の作成,史
料の収集整理)
4.『平和政策』2
5.『平和政策』3
6.受講者による発表(目次,文献目録の作成,史
料の収集整理)
7.『平和政策』4
8.『平和政策』5
9.受講者による発表(構成の修正,文献の充実等)
10.受講者による発表(構成の修正,文献の充実等)
11.受講者による発表(構成の修正,文献の充実等)
12.受講者による発表(構成の修正,文献の充実等)
13.『平和政策』5
14.『平和政策』6
15.『平和政策』7
[テキスト]
[テキスト]
当方で用意する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
報告発表の状況により評価する。
[成績評価の方法]
授業での発表の内容,議論への参加態度によって
評価する。
−257−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
研究論文の作法を勉強する上で,卒業論文の指導
に当たる。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅢh
(歴史遺産研究)
賈 鍾壽
前 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅢi
(卒業研究指導)
吉本 勇
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究作成のための指導を行う。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文作成の指導。
[授業の概要]
卒業論文の草稿を書く。
[授業の概要]
卒論テーマに基づいた論文作成の技術を身につけ
るとともに,個人研究発表を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.卒業研究の作成方法(目次)
3.卒業研究の作成方法(図版・注・参考文献)
4.今までの研究成果を発表する。
5.発表内容の問題点や課題を討論する。
6.レポート(12000字)を作成する。
7.レポートをゼミ生全員が熟読する。
8.レポート内容の問題点課題を討論する。
9.卒業論文の草稿をまとめる。
10.草稿をゼミ生全員が熟読する。
11.草稿の問題点や課題を討論する。
12.卒業論文の草稿を校正・訂正する。
13.卒業論文の草稿の校正・訂正した内容を再確認
する。
14.卒論の書き方(目次・本文の確認)
15.総括(今後の課題・計画)
[授業計画]
1.卒論提出までの流れ
2.卒論テーマの確認
3.卒論の経過報告⑴
4.卒論の経過報告⑵
5.卒論の経過報告⑶
6.卒論の経過報告⑷
7.卒論の経過報告⑸
8.卒論の構成について⑴
9.卒論の構成について⑵
10.夏期休暇中にやるべきこと⑴
11.夏期休暇中にやるべきこと⑵
12.卒業論文の書き方⑴
13.卒業論文の書き方⑵
14.卒業論文の書き方⑶
15.後期に向けて
[テキスト]
授業中,適宜資料を配布する。
[テキスト]
なし。プリントを配布。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介する。図書館などで個人の研究テーマ
に応じた資料や文献を収集すること。
[成績評価の方法]
発表(40%)・卒業論文の草稿(60%)
[成績評価の方法]
資料や文献の読解力やゼミでの研究発表による評
価。
−258−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅣa
(卒論執筆指導2)
曾根 正人
ブラックボード使用
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅣb
前 期
(卒業研究と古文書学)
苅米 一志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文章の添削を行なう他,卒業後における歴史研究
のため,古文書読解のスキルアップを目指す。
[授業の概要]
夏期休暇中の必要史料読解の結果を踏まえた本論
の概要発表会から出発して,学生相互の意見交換お
よび教員の個人指導を経て本論執筆に入る。本格的
執筆に入る前に章・節の切り方や注の付け方など書
式の説明をおこなう。執筆開始後も折に触れて個人
指導をおこなう。本論が完成した後は,1ヶ月後に
行われる口頭試問対策の指導をおこない,十分に試
問に答えられる準備をさせる。
[授業の概要]
卒業研究の執筆における疑問点について,毎時間
3人のペースで報告を行なう。同時に,古文書の写
真版について読解の演習を行なう。
[授業計画]
1.学生各自による本論概要発表と学生相互の意見
交換会①
2.学生各自による本論概要発表と学生相互の意見
交換会②
3.学生各自による本論概要発表と学生相互の意見
交換会③
4.学生各自による本論概要発表と学生相互の意見
交換会④
5.卒論の書式(章・節・注・史料引用etc.)ガイ
ダンス
6.学生が発表した本論概要に対する教員の個人指導①
7.学生が発表した本論概要に対する教員の個人指導②
8.学生が発表した本論概要に対する教員の個人指導③
9.本論執筆中の継続的個人指導①
10.本論執筆中の継続的個人指導②
11.本論執筆中の継続的個人指導③
12.本論執筆中の継続的個人指導④
13.本論執筆中の継続的個人指導⑤
14.提出卒論の問題点摘出と口頭試問対策の個人指導①
15.提出卒論の問題点摘出と口頭試問対策の個人指導②
[授業計画]
1.授業の方針と作業の具体的内容
2.論文の例の紹介−論文の意義と論理展開
3.卒業研究報告⑴−分国法関係①
4.卒業研究報告⑵−分国法関係②
5.卒業研究報告⑶−分国法関係③
6.卒業研究報告⑷−織田信長文書①
7.卒業研究報告⑸−織田信長文書②
8.卒業研究報告⑹−織田信長文書③
9.古文書の読解⑺−豊臣秀吉文書①
10.古文書の読解⑻−豊臣秀吉文書②
11.古文書の読解⑼−豊臣秀吉文書③
12.古文書の読解⑾−近世文書①
13.古文書の読解⑿−近世文書②
14.古文書の読解⒀−近世文書③
15.古文書の読解⒁−近世文書④
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期当初の本論概要発表を25%,卒論執筆過程の
作業を75%として評価する。
[成績評価の方法]
毎時間の提出物と報告内容を4:6の割合で評価
する。
−259−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒論本論を執筆せしめて卒論を完成させた上で,
卒論内容に関する口頭試問の準備を整えさせる。
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅣc
(卒業研究の指導)
山田 芳則
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅣd
(卒業研究の指導4)
福田 誠
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究の作成を目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究の作成に不可欠な基本的事項を指導する。
[授業の概要]
個別に論文指導を行う。各自が400字30枚以上の
草稿を提出する。草稿に加筆・訂正を加える。個別
に試問を行う。
[授業の概要]
夏休み中に,卒業研究の目次や執筆の手順などを
計画し,後期の初めに報告してもらう。担当教員と
学生との個人面談をおこない,作成上の基本的なこ
とがらを指導していく。提出された卒業研究につい
て質疑応答をおこなう。
[授業計画]
1.個別論文指導
2.個別論文指導
3.個別論文指導
4.個別論文指導
5.個別論文指導
6.個別論文指導
7.個別論文指導
8.個別論文指導
9.個別論文指導
10.個別論文指導
11.個別論文指導
12.個別論文指導
13.個別論文指導
14.個別論文指導
15.個別試問
[授業計画]
1.導入授業
2.研究題目の再検討①
3.研究題目の再検討②
4.研究題目の再検討③
5.目次作成と執筆手順の検討①
6.目次作成と執筆手順の検討②
7.目次作成と執筆手順の検討③
8.個人面談と執筆指導①
9.個人面談と執筆指導②
10.個人面談と執筆指導③
11.個人面談と執筆指導④
12.卒業研究に対する質疑応答①
13.卒業研究に対する質疑応答②
14.卒業研究に対する質疑応答③
15.まとめの授業
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
関連の参考文献を紹介する。
[成績評価の方法]
報告内容と授業態度によって評価する。
[成績評価の方法]
研究発表をきちんとおこなったかを重視し,受講
状況(欠席数や受講態度など)も考慮して評価する。
−260−
総合歴史学科
総合歴史ゼミナールⅣe
(卒業研究の完成)
櫻田美津夫
後 期
総合歴史ゼミナールⅣf
後 期
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
研究論文の作法を勉強する上で,卒業論文の指導
に当たる。
[授業の概要]
まず夏休中の9月に一度,途中経過報告の機会を
もうける。後期開始の第1回目もしくは他の適切な
時期に,注のつけ方について詳しく説明する。その
他は,従来どおりの研究発表を継続する。四巡目は
おそらく全員は無理だろうから希望者のみ。提出締
め切りの2∼3週前は個別指導に当てる。最終回は
時間を拡大して,口頭試問をおこなう。
[授業の概要]
卒業論文の書き方について指導を行う。
[授業計画]
1.[授業]卒業研究の書き方について:注のつけ方
2.学生による三巡目の発表⑴
3.学生による三巡目の発表⑵
4.学生による三巡目の発表⑶
5.学生による三巡目の発表⑷
6.学生による三巡目の発表⑸
7.学生による三巡目の発表⑹
8.学生による四巡目の発表⑴−希望者のみ
9.学生による四巡目の発表⑵−希望者のみ
10.卒業研究の個別指導⑴
11.卒業研究の個別指導⑵
12.卒業後の進路に関する相談
13.[授業]歴史学から何を学びどう活かすか⑴
14.[授業]歴史学から何を学びどう活かすか⑵
15.卒業研究に対する口頭試問
[授業計画]
1.授業の概要と説明
2.卒論指導
3.卒論指導
4.卒論指導
5.卒論指導
6.卒論報告
7.卒論報告
8.卒論報告
9.卒論報告
10.質問と指導
11.質問と指導
12.質問と指導
13.質問と指導
14.質問と指導
15.質問と指導
[テキスト]
特定のテキストは無い
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部)
※図書館に10冊あり。
小林康夫 ほか編『知の技法』(東京大学出版会)
※図書館に5冊あり。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
各自の発表内容(事前の準備の周到さ,プレゼン
テーションの出来ばえetc.)で50%,ゼミ参加への
積極性など平常点が50%−このような配点で評価す
る。
[成績評価の方法]
報告発表の状況により評価する。
−261−
専門︵総合歴史︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究を無事完成させることが大目標である。
提出期日が迫ってくる時期なので,注のつけ方,文
献の表記法といった技術的側面と,結論のまとめ方
のコツなどに,とくに力をいれて指導する。
総合歴史ゼミナールⅣg
(卒業研究指導4)
井上あえか
後 期
2単位
総合歴史ゼミナールⅣh
(歴史遺産研究)
賈 鍾壽
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期までに進めてきた研究をまとめ,論文として
の形式を整え,完成させることを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究作成のための指導を行う。
[授業の概要]
参加者は,夏休み前に完成した草稿を発表し,参
加者相互でその完成度を高めるべく議論する。共通
課題図書として『平和政策』の輪読を適宜差し挟む。
[授業の概要]
卒業論文を完成させる。
[授業計画]
1.受講者による発表(草稿の発表,訂正・加筆,
全体構成の見直し,文献の充実など)
2.『平和政策』1
3.受講者による発表(草稿の発表,訂正・加筆,
全体構成の見直し,文献の充実など)
4.『平和政策』2
5.『平和政策』3
6.受講者による発表(草稿の発表,訂正・加筆,
全体構成の見直し,文献の充実など)
7.『平和政策』4
8.『平和政策』5
9.受講者による発表(完成稿の作成,形式の確認)
10.受講者による発表(完成稿の作成,形式の確認)
11.受講者による発表(完成稿の作成,形式の確認)
12.受講者による発表(完成稿の作成,形式の確認)
13.『平和政策』5
14.『平和政策』6
15.『平和政策』7
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.目次を書く。
3.注・参考文献のリストを作成
4.図版を整理する。
5.各自の草稿を提出する。
6.各自の草稿を輪読する。
7.草稿の訂正を行う。
8.プレゼンテーション
9.プレゼンテーションと草稿の輪読
10. 発表内容の問題点や課題を教員と討論
11.草稿に訂正・加筆を加えていく
12.改善した草稿をプレゼンテーション
13.個別に試問を行う。
14.卒業論文の意義・成果・問題点などを発表する。
15.卒論の課題(修士論文を目指すのには)
[テキスト]
当方で用意する。
[テキスト]
業中,適宜資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業での発表の内容,議論への参加態度によって
評価する。
[成績評価の方法]
プレゼンテーション(50%)と卒論(50%)によ
り評価する。
−262−
総合歴史学科
ブラックボード使用
総合歴史ゼミナールⅣi
(卒業研究指導)
吉本 勇
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文作成の指導。
[授業の概要]
卒論テーマに基づいた論文作成のための個別指導
を中心とするともに,個人研究発表も行う。
専門︵総合歴史︶
[授業計画]
1.卒論提出までの流れの再確認
2.卒論の中間報告⑴
3.卒論の中間報告⑵
4.卒論の中間報告⑶
5.卒論の中間報告⑷
6.卒論の中間報告⑸
7.論文構成の再確認⑴
8.論文構成の再確認⑵
9.個別指導⑴
10.個別指導⑵
11.個別指導⑶
12.口頭試問⑴
13.口頭試問⑵
14.口頭試問⑶
15.卒論総評
[テキスト]
なし。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介する。図書館などで個人の研究テーマ
に応じた資料や文献を収集すること。
[成績評価の方法]
ゼミでの研究発表による評価。
−263−
学部総合教育科目
初等教育学科
初等教育学科
ブラックボード使用
教師論
前 期
赤坂 英二
2単位
教育学概論
(教育の基礎を学ぶ)
佐藤 和順
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教師として備えていなければならない資質,能力
や責任感,使命感を学習するとともに,学校を取り
巻く諸問題に気づかせ,教師としてどのように対処
すべきかを考え,教師としてのあるべき姿を探求す
ることができる。
[授業の到達目標及びテーマ]
・「教育」概念の歴史的・理論的理解
・「教育」的思考・行動の醸成
[授業の概要]
法の下に示されている教師の服務について学習し,
教師という職業の厳しさと責任の重さを知る。さら
に学校の現状と諸問題について知り,その対応を考
える。これらのことを把握した上で,信頼される教
師像を理解する。
[授業の概要]
本講義では西欧・日本の教育思想家の思想を概観
し,「教育」概念の歴史的・理論的考察を行うとと
もに,「公教育」としての「学校教育」「社会教育」
の理念と現実について考察する。また,教育に係る
基礎的知識を提供し,「教育」的に考え,振る舞う
ことのできる基礎的能力を形成する。具体的には,
教育の現代的課題について言及し,教育者としてそ
の課題の意味を理解し,解決の方向性を模索する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育学の成立と教育研究の諸方向
3.現代社会における「教育」理解のあり方:理論
的考察⑴教育の「場」
4.現代社会における「教育」理解のあり方:理論
的考察⑵教育を取り巻く現状
5.「教育」理解のあり方:歴史的考察⑴西欧古代
∼中世
6.「教育」理解のあり方:歴史的考察⑵西欧近世
∼近代
7.「教育」理解のあり方:歴史的考察⑶日本古代
∼中世
8.「教育」理解のあり方:歴史的考察⑷日本近世
∼近代
9.「公教育」としての「学校教育」理解:理念と
現実
10.「公教育」としての「社会教育」理解:理念と
現実
11.教育の現代的課題⑴「学力」
12.教育の現代的課題⑵「教育改革」
13.教育の現代的課題⑶「いじめ」「不登校」
14.教育の現代的課題⑷「男女共同参画」
15.まとめ
[テキスト]
なし
[テキスト]
授業時に指示する。
『小学校学習指導要領・総則編』文部科学省
[参考図書・参考資料等]
『解説 教育六法』(三省堂)
『子どもや保護者から信頼される教師を目指して』
赤坂英二著(自作資料)
[成績評価の方法]
受講態度と意欲,レポート,筆記試験の総合評価
[参考図書・参考資料等]
勝 田 守 一 編『 現 代 教 育 学 入 門 』 有 斐 閣 双 書
(ISBN4-641-09704-6)
その他は,授業中に随時紹介する
[成績評価の方法]
筆記試験(60%)
・レポート(30%)
・授業態度(10%)
を総合的に評価
−265−
学部総合︵初等教育︶
[授業計画]
1.教師に関する法規と服務について(日本国憲
法・学校教育法・教育公務員特例法)
2.教師に関する法規と服務について(地方公務員
法・教育基本法)
3.第二次世界大戦後の日本社会の変化と学校教育
(その1)めざましい復興と急激な発展
4.第二次世界大戦後の日本社会の変化と学校教育
(その2)失われつつある心
5.第二次世界大戦後の日本社会の変化と学校教育
(その3)心の復活をめざして
6.学習指導要領の変遷と教師像(その1)昭和22
年・26年・33年・43年の改訂
7.学習指導要領の変遷と教師像(その2)昭和52
年・平成元年・平成10年の改訂
8.学習指導要領の変遷と教師像(その3)平成20
年の改訂と解説
9.教師として求められる資質と能力(その1)人
間性と感性
10.教師として求められる資質と能力(その2)教
科指導力と学級経営力
11.教師の厳しさと喜び(その1)使命感と責任感
12.教師の厳しさと喜び(その2)幅広い知見と研修
13.信頼される教師をめざして(その1)子どもの
視点からの望ましい教師像
14.信頼される教師をめざして(その2)保護者の
視点からの望ましい教師像
15.信頼される教師をめざして(その3)学生自身
の夢(こんな教師に)
ブラックボード使用
ブラックボード使用
社会福祉Ⅰ
前 期
児童福祉Ⅰ
前 期
村田 恵子
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会における生活問題と,社会福祉のニーズ
について学習し,日本の社会福祉の制度・実践はそ
れにどのように対応しようとしているのか,現状と
課題について考察する。
[授業の到達目標及びテーマ]
・今日の児童問題の背景について学ぶ。
・児童福祉の役割や仕組みについて,体系的に学ぶ。
・児童福祉施策の動向について学ぶ。
[授業の概要]
社会福祉とはどのような仕組みであるのか,障害
者福祉,高齢者福祉,児童福祉の各領域を中心に,
学習をすすめていく。
[授業の概要]
今日の児童問題の背景と,児童福祉の役割や仕組み,
動向等に関する基本的知識の習得を図る。
[授業計画]
1.オリエンテーション−社会福祉とは何か
2.社会福祉の歴史
3.社会福祉の法と行財政
4.ソーシャルワークの理解
5.最低生活保障と生活保護制度
6.障害者福祉①障害とはなにか−障害の構造的把
握
7.障害者福祉②障害者福祉制度の変遷
8.障害者福祉③障害者福祉の課題
9.高齢者福祉①
高齢者とは/高齢化社会・高齢社会とは
10.高齢者福祉②
高齢者福祉制度の変遷と高齢者福祉の課題
11.児童福祉①
子どもとは/「児童の権利に関する条約」にみ
る子ども・児童福祉の課題
12.児童福祉②児童福祉制度の変遷
13.児童福祉③現代における児童福祉の課題ⅰ
14.児童福祉④現代における児童福祉の課題ⅱ
15.これからの社会福祉
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.現代日本の子どもと家庭① 子どもをめぐる生活環境の変化
3.現代日本の子どもと家庭② 格差社会と子どもの育ち
4.子どもの権利と子ども家庭福祉のあゆみ① 日本における子ども家庭福祉のあゆみ
5.子どもの権利と子ども家庭福祉のあゆみ② 子どもの権利思想の形成過程
6.子どもの権利と子ども家庭福祉のあゆみ③ 児童の権利に関する条約の意義と特徴
7.子ども家庭福祉のしくみ① 子ども家庭福祉に関する法律
8.子ども家庭福祉のしくみ② 子ども家庭福祉の専門機関
9.子ども家庭福祉のしくみ③ 子ども家庭福祉にかかわるサービスと専門職
10.次世代健全育成と子ども家庭福祉① 次世代健全育成と少子化対策
11.次世代健全育成と子ども家庭福祉② 児童健全育成施策の現状と課題
12.保育所と子育て支援
13.特別なニーズを持つ子どもと子ども家庭福祉①
児童虐待をめぐって
14.特別なニーズを持つ子どもと子ども家庭福祉②
障害のある子どもへの支援等
15.まとめ
−現代日本における子ども家庭福祉の課題−
[テキスト]
①大久保秀子著 『新・社会福祉とは何か』
(株)中央法規
ISBN : 978-4-8058-3285-1
②社会福祉の動向編集委員会編
『社会福祉の動向2011』(株)中央法規
ISBN : 978-4-8058-3398-8
③ミネルヴァ書房編集部編『ワイド版社会福祉小
六法2011』
ISBN:978-4-623-06023-8
[テキスト]
水田和江・中野菜穂子編著『子ども家庭福祉の扉』
学文社,
ISBN978-4-7620-1956-2
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,試験等による総合評価とす
る。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,試験等による総合評価とす
る。
−266−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
教育心理学
前 期
学習心理学
後 期
北川 歳昭
2単位
堤 幸一
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育心理学の基本概念の理解を目標とする。あわ
せて,初等教育・保育をめぐる諸問題に対する教育
心理学的なとらえ方を習得することを目指す。
[授業の概要]
教育心理学は,教育・保育に関連する諸事象につ
いて心理学的に研究し,教育・保育効果を高めるの
に役立つ心理学的知見と技術を提供する学問である。
認知(学習・記憶・思考),動機づけ,学級内人間
関係,学習指導法,教育評価,発達(知能,人格)
など,基本的内容の学習を通し,教育・保育の対象
である子どもの心理学的理解を深める。また,障害
のある子どもの発達やそのような子どもに対する学
習支援のあり方についてもふれる。適宜,教育に関
するトピックスを取り上げ,その意味とメカニズム
について教育心理学的な観点から考察を試みる。
[授業の到達目標及びテーマ]
学習理論・学習研究法の基礎知識を得る。教育,
心理学における学習の重要性を理論だけでなく,体
験的に理解させる。
[授業の概要]
学習理論および学習の研究法についての基礎知識
を概説した後,デモ実験も交えて,いくつかの学習
分野のトピックスについてより詳しく説明する。
[授業計画]
1.学習心理学とは何か
2.認知と情報処理
3.認知と記憶モデル
4.デモ実験1(系列位置効果)
5.連合学習(古典的条件づけ)
6.連合学習(道具的条件づけ)
7.デモ実験2(学習曲線)
8.認知学習1(洞察)
9.認知学習2(サイン−ゲシュタルト)
10.デモ実験3(認知学習)
11.その他の学習理論(観察学習)
12.教授−学習過程1(有意味受容学習他)
13.教授−学習過程2(発見学習・仮説実験授業)
14.学習障害(LD)と記憶障害
15.まとめ
[テキスト]
鎌原雅彦・竹綱誠一郎『やさしい教育心理学 』
(有
斐閣アルマ,ISBN:978-4641122598)
[テキスト]
篠原彰一
学習心理学への招待:学習・記憶のしくみを探る
(改訂版)
サイエンス社
978-4-7819-1204-2
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[参考書・資料等]
適宜,配布する。
[成績評価の方法]
受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小
テスト(筆記試験)による総合評価。
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト2回の総合評価
−267−
学部総合︵初等教育︶
[授業計画]
1 .教育心理学とは
2 .記憶と忘却
3 .知識と問題解決
4 .学習(条件づけ)
5 .学習(モデリング・自己強化)
6 .動機づけと統制感
7 .学級内の人間関係(教師と子ども)
8 .学級内の人間関係(子ども同士)
9 .学習指導形態と適性処遇交互作用
10 .教育評価
11 .発達段階と発達課題
12 .知能の発達と学力
13 .人格の発達と適応
14 .特別支援を必要とする子ども(知能障害など)
15 .特別支援を必要とする子ども(発達障害など)
古典文学史
表現文化学科専門教育科目p.106を参照
近現代文学史
表現文化学科専門教育科目p.106を参照
日本語史
表現文化学科専門教育科目p.107を参照
言語・身体表現史a(言語表現史)
表現文化学科専門教育科目p.107を参照
言語・身体表現史b(身体表現史)
表現文化学科専門教育科目p.108を参照
漢詩文の表現と心
総合教養科目p.2を参照
漢詩文の表現と思想
総合教養科目p.3を参照
書道1a・b
総合教養科目p.3を参照
書道2a・b
総合教養科目p.4を参照
茶道1a・b
総合教養科目p.4を参照
茶道2a・b
総合教養科目p.5を参照
日本文化論1
総合教養科目p.5を参照
日本文化論2
総合教養科目p.6を参照
韓国文化論(地域史特殊研究2B)
総合歴史学科専門教育科目p.222を参照
中国文化論(地域史特殊研究2C)
総合歴史学科専門教育科目p.222を参照
歴史人物の生と時代1a(1A)
総合歴史学科専門教育科目p.219を参照
歴史人物の生と時代2a(2A)
総合歴史学科専門教育科目p.220を参照
歴史人物の生と時代2b(2B)
総合歴史学科専門教育科目p.220を参照
地域史特殊研究1(1A)
総合歴史学科専門教育科目p.221を参照
地域史特殊研究2(2A)
総合歴史学科専門教育科目p.221を参照
日本人の思想
総合教養科目p.6を参照
ヨーロッパ人の思想
総合教養科目p.7を参照
アジア人の思想
総合教養科目p.7を参照
日本美術史a
総合教養科目p.8を参照
日本美術史b
総合教養科目p.8を参照
西洋美術史
総合教養科目p.9を参照
吉備地方文化特論1
総合歴史学科専門教育科目p.223を参照
吉備地方文化特論2
総合歴史学科専門教育科目p.223を参照
考古学入門(考古学の基礎)
総合歴史学科専門教育科目p.225を参照
考古学の現在
総合歴史学科専門教育科目p.225を参照
古文書学入門(古文書の基礎)
総合歴史学科専門教育科目p.226を参照
古文書解読
総合歴史学科専門教育科目p.226を参照
哲学の世界と歴史
総合教養科目p.10を参照
−268−
初等教育学科
総合教養科目p.11を参照
人類学の世界と歴史
総合教養科目p.11を参照
アジアの民族誌
総合教養科目p.12を参照
地理学の世界と歴史
総合教養科目p.12を参照
現代都市の魅力診断
総合教養科目p.21を参照
教育の歴史(教育論の世界と歴史)
総合教養科目p.13を参照
現代教育の諸問題
総合教養科目p.13を参照
心理学の世界と歴史
総合教養科目p.14を参照
現代人のこころと行動
総合教養科目p.14を参照
女性の生活と歴史
総合教養科目p.16を参照
現代の女性環境
総合教養科目p.16を参照
異文化コミュニケーション1∼4
総合教養科目p.42を参照
地誌
総合教養科目p.22を参照
自然地理学
総合教養科目p.22を参照
地理学概論
総合教養科目p.23を参照
学校論
総合教養科目p.44を参照
博物館概論
総合教養科目p.44を参照
博物館学各論1
総合教養科目p.45を参照
博物館学各論2
総合教養科目p.45を参照
生涯学習概論Ⅰ
総合教養科目p.46を参照
図書館概論
総合教養科目p.46を参照
学部総合︵初等教育︶
現代の哲学と思想
−269−
学科基幹教育科目
初等教育学科
初等教育学科
学校経営論
□□ □□
学校法制論
2単位
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・近現代学校についての基礎的理解
・学校法制についての基礎的理解
・学校制度改革についての基礎的理解
[授業の概要]
学校経営の意義と課題,学校経営と教育行政,学
校の組織構造,教育課程の経営過程,学校経営と地
域社会などの主題の下で,学校経営にかかわる諸問
題への歴史的・理論的接近方法を提示する。
[授業の概要]
近現代日本の学校法制の特質,学校制度改革と教
育法などの主題の下で,教育基本権・教育人権の保
障法(教育法)への歴史的・理論的接近方法を提示
する。
[授業計画]
1.学校経営論で学ぶべきこと
2.学校経営の意義と課題
3.学校経営と教育行政⑴:戦前日本と戦後日本
4.学校経営と教育行政⑵:学校と文部科学省
5.学校経営と教育行政⑶:学校と教育委員会
6.学校の組織構造⑴:構成メンバー
7.学校の組織構造⑵:目標と組織構造
8.学校の組織構造⑶:リーダーシップと職員会議
9.教育課程の経営過程⑴:教科指導
10.教育課程の経営過程⑵:学校行事
11.教育課程の経営過程⑶:習熟度別クラス編成
12.学校経営と地域社会⑴:学校選択制
13.学校経営と地域社会⑵:PTA
14.学校経営と地域社会⑶:学校評議員制度
15.まとめ
[授業計画]
1.序論:学校法制論で学ぶべきこと
2.学校制度の成立と発展⑴:歴史的概観
3.学校制度の成立と発展⑵:戦前・教育勅語体制
4.学校制度の成立と発展⑶:戦後
5.教育法制の展開と現在⑴:新旧教育基本法
6.教育法制の展開と現在⑵:学校教育法制の確立
7.教育法制の展開と現在⑶:学校教育法の理解
8.教育法制の展開と現在⑷:学校制度法制
9.教育法制の展開と現在⑸:教職員法制
10.教育法制の展開と現在⑹:教育行財政法制
11.学校制度改革と教育法⑴:教育改革の中の学校
12.学校制度改革と教育法⑵:学校選択制
13.学校制度改革と教育法⑶:学校評議員制度
14.憲法・教育基本法体制の現在・未来
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
−271−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
・学校経営についての基礎的理解
・学校経営参加者としての教師の基礎的能力形成
ブラックボード使用
保育原理Ⅰ
(保育士になるための基礎力の構築)
佐藤 和順
ブラックボード使用
前 期
2単位
保育原理Ⅱ(=保育者論)
(保育職の理解)
佐藤 和順
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育士に必要な知識・技術の概要を把握する
・保育所の機能や役割を理解する
・子どもの育ちを理解する
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育士に必要な知識・技術の概要を把握する
・子どもの育ちを理解する
[授業の概要]
保育所は,保育に欠ける乳幼児を保育することを
目的とする児童福祉施設である。その役割は,保育
所に入所している子どもに最善の利益を考慮して保
育をすること,地域の子育て支援をすることなど多
岐にわたる。本講義では,保育士が保育所に入所し
ている子どもを保育する上で必要な基本的な理念や
知識の習得を目的とする。
[授業の概要]
保育原理Ⅰの講義を前提に,保育の専門家として
の保育士に求められる知識・資質・専門性について
より高次に考える。保育の計画や地域とのかかわり,
幼稚園や小学校との連携など,保育の各場面に対応
できるような,自分で考え,解答を導ける保育者に
必要な実践力(保育力)の基盤を構築することを目
的とする。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育とは
3.家庭保育と集団施設保育①施設・制度の概要
4.家庭保育と集団施設保育②子ども・子育て新シ
ステム
5.保育の歴史①西洋
6.保育の歴史②日本
7.保育所保育の特性と目標
8.保育所保育の方法と環境
9.保育所保育指針における子ども観
10.保育所保育指針における保育観
11.保育所保育指針における発達観
12.保育の内容①概要
13.保育の内容②5領域の関係性
14.保育者の職能論
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育者の役割
3.保育者の倫理
4.保育士制度の理解
5.保育士の専門性①養護と教育
6.保育士の専門性②資質と能力
7.保育士の専門性③保育技術
8.保育士の専門性④保育の計画
9.保育士の専門性⑤保育の記録・省察
10.保育者の協働関係
11.地域の子育て支援
12.保育者の専門職的成長
13.現代保育の課題への対応①幼・小との連携
14.現代保育の課題への対応②リテラシーの涵養
15.まとめ
[テキスト]
「保育所保育指針解説書」(フレーベル館,ISBN
978-4-577-81242-6)
「幼稚園教育要領解説」
(フレーベル館,ISBN 978-4-577-81245-7)
[テキスト]
「保育所保育指針解説書」(フレーベル館,ISBN
978-4-577-81242-6)
「幼稚園教育要領解説」
(フレーベル館,ISBN 978-4-577-81245-7)
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)・授業中レポート(30%)・
授業態度(10%)を総合的に評価
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)・授業中レポート(30%)・
授業態度(10%)を総合的に評価
−272−
初等教育学科
ブラックボード使用
保育原理Ⅲ
(保育実践力の醸成)
佐藤 和順
ブラックボード使用
前 期
養護原理
前 期
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育を実践する力の醸成
・現代の保育ニーズ・課題の理解
[授業の到達目標及びテーマ]
今日における社会的養護の原理と内容,その担い
手としての保育士の専門性等について学ぶ。
[授業の概要]
児童養護の体系について説明したあと,児童養護
の基本的な考え方について,特に子どもの権利保障
という視点から整理する。その後,今日の児童養護
問題と養護実践について,施設種別ごとに確認して
いく。
[授業の概要]
保護者の保育に対するニーズは,拡大している。
それに対応し保育士に求められる資質・能力・技能
にも変化がみられる。本講義では,保育原理Ⅰ・保
育原理Ⅱで学んできたことを基盤に,保育者の職能
論について検討を試みる。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育者の存在と姿
3.保育のなかの子どもと保育者
4.保護者と向き合う保育者
5.地域社会のなかの保育者
6.保育者の職務内容
7.保育者の職場文化
8.カリキュラム開発と保育者の職能
9.保育者のキャリア・アップと研修
10.世界の保育者から学ぶ
11.日本の保育者から学ぶ
12.専門職としての保育者養成
13.保育者の人間性
14.保育者の世間知
15.まとめ
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[テキスト]
① 水田和江・中野菜穂子編『三訂子どもの養護−
その理念と実践−』(株)みらい
ISBN:978-4-86015-157-7
② 山縣文治・柏女霊峰編『社会福祉用語辞典 第
8版』ミネルヴァ書房
ISBN:9784623056279
[参考図書・参考資料等]
『社会福祉小六法』も,適宜使用するので準備し
ておいてほしい。*他の授業のもので可。
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)
・課題レポート発表(30%)
・
授業態度(10%)を総合的に評価
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,試験等による総合評価とす
る。
−273−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
「MINERVA保 育 実 践 学 講 座 2 保 育 者 の 職 能
論」(ミネルヴァ書房,ISBN 978-4-623-04599-0)
[授業計画]
1.児童養護とは,養護原理とは−児童養護の基本
的な考え方
2.子どもの権利と「児童の権利に関する条約」
3.現代社会と子どもの生活
4.児童養護の制度
5.児童養護の取り組み
6.里親による家庭的養護
7.施設養護と自立支援(乳児院,母子生活支援施
設,児童養護施設等)①
8.施設養護と自立支援(乳児院,母子生活支援施
設,児童養護施設等)②
9.施設養護と自立支援(乳児院,母子生活支援施
設,児童養護施設等)③
10.障害児・者への援助①(知的障害児施設,重症
心身障害児施設,肢体不自由児施設,盲ろうあ
児施設)
11.障害児・者への援助②(知的障害児施設,重症
心身障害児施設,肢体不自由児施設,盲ろうあ
児施設)
12.障害児・者への援助③(知的障害児施設,重症
心身障害児施設,肢体不自由児施設,盲ろうあ
児施設)
13.情緒障害や非行のある子どもへの援助(情緒障
害児短期治療施設,児童自立支援施設)①
14.情緒障害や非行のある子どもへの援助(情緒障
害児短期治療施設,児童自立支援施設)②
15.児童の健全育成,家庭支援と地域の連携
ブラックボード使用
社会福祉Ⅱ
後 期
社会福祉援助技術Ⅰ
前 期
村田 恵子
2単位
松井 圭三
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
社会福祉の援助方法,社会福祉の原理や制度につ
いて理解する
[授業の到達目標及びテーマ]
社会福祉援助技術とは何かについて理解する。ま
た各技術の概要を学習し,社会福祉現場においての
臨床能力を養う。
[授業の概要]
社会福祉の現状に関する社会福祉Ⅰでの学習を基
礎として,社会福祉の援助方法,社会福祉の原理や
制度等についてより深く学習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.社会福祉の援助方法① ソーシャルワークの視
点と体系
3.社会福祉の援助方法② 直接援助技術
4.社会福祉の援助方法③ 間接援助技術,関連援
助技術
5.社会保障と社会福祉−社会福祉基礎構造改革−
6.欧米の社会福祉の歴史
7.日本の社会福祉の歴史①
明治国家の形成と慈善救済事業/産業革命の進
展と慈善救済事業
8.日本の社会福祉の歴史②
社会事業の成立と展開/戦後社会福祉の成立と
発展
9.社会福祉の国際的視点
10.社会福祉の法制度と実施機関① 社会福祉の法
制度
11.社会福祉の法制度と実施機関②
社会福祉の行政機関,社会福祉事業にかかわる
法人等
12.社会福祉の財政
13.現代における社会福祉の課題①
※①,②ともグループワークを実施
14.現代における社会福祉の課題②
15.まとめ
[授業の概要]
社会福祉援助技術の沿革,概要,また各技術の概
要を学習し,社会福祉援助技術の本質を学習する。
[テキスト]
社会福祉Ⅰで使用したテキスト類を活用する。そ
の他は,適宜指示する。
[テキスト]
松井圭三 小倉毅「社会福祉援助技術」(大学図
書出版,ISBN978-4-903060-37-8c3036)
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業時に紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,試験等による総合評価とす
る。
[成績評価の方法]
学期末試験,レポートを80点,授業の状況,小テ
ストを20点とする。
[授業計画]
1.現代社会と社会福祉援助技術
2.社会福祉援助技術の沿革
3.社会福祉援助技術の体系
4.社会福祉援助技術の概要
5.個別援助技術Ⅰ
6.個別援助技術Ⅱ
7.個別援助技術Ⅲ
8.集団援助技術Ⅰ
9.集団援助技術Ⅱ
10.集団援助技術Ⅲ
11.地域援助技術Ⅰ
12.地域援助技術Ⅱ
13.その他の技術Ⅰ
14.その他の技術Ⅱ
15.まとめ
−274−
初等教育学科
ブラックボード使用
社会福祉援助技術Ⅱ
後 期
児童福祉Ⅱ
後 期
松井 圭三
1単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
保育士資格取得を目指す学生を主な対象に,2年
次の実習を視野に入れ,特に施設養護と地域子育て
支援の実践に焦点をあてた内容としたい。前期にお
ける養護原理,児童福祉Ⅰでの学習を基礎に,児童
福祉実践について理解を深めることを目的とする。
[授業の概要]
高齢者,障がい者,子ども,母子等が抱える生活
課題を学習し,利用できる社会資源,社会福祉援助
技術等について学習する。
[授業の概要]
前半は児童福祉施設での養護内容,課題について,
後半は,地域子育て支援の実践を中心に学習する。
その際,事例検討などグループ討議なども行いなが
ら,受講生が児童福祉の実践に対し様々な角度から
自身の関心を深めることができるようすすめていき
たい。人数によっては,施設訪問等を行う場合もあ
る。
[授業計画]
1.高齢者の事例研究Ⅰ
2.高齢者の事例研究Ⅱ
3.高齢者の事例研究Ⅲ
4.障がい者の事例研究Ⅰ
5.障がい者の事例研究Ⅱ
6.障がい者の事例研究Ⅲ
7.子どもの事例研究Ⅰ
8.子どもの事例研究Ⅱ
9.子どもの事例研究Ⅲ
10.母子の事例研究Ⅰ
11.母子の事例研究Ⅱ
12.母子の事例研究Ⅲ
13.その他の事例研究Ⅰ
14.その他の事例研究Ⅱ
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.現代社会と子どもの生活
3.児童福祉の課題
4.子どもの権利擁護と児童福祉実践
5.社会的養護の現状と課題①
児童福祉施設入所児童の現状(児童養護施設を
中心に)
6.社会的養護の現状と課題②
児童福祉施設における援助実践
7.社会的養護の現状と課題③
家族,地域,他機関との連携
8.地域子育て支援とは何か
9.地域子育て支援拠点における援助実践
10.地域子育て支援の現状と課題
11.援助実践に必要なコミュニケーションの技法
12.援助実践とチームワーク
13. 援助実践における「観察」と「記録」
14.「観察」と「記録」の技法
15.まとめ
[テキスト]
小 田 兼 三 他「 社 会 福 祉 援 助 技 術 」( 勁 草 書 房,
ISBN4-326-60183-3c3036)
[テキスト]
プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業時に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験,レポートを80点,授業の状況,小テ
ストを20点とする。
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価とする。
−275−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
社会福祉援助技術を応用するため,社会福祉問題
事例をどのように考え,援助するかについての臨床
能力を養う。
発達心理学
前 期
発達心理学特講
後 期
村中由紀子
2単位
村中由紀子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
胎児期から青年期までの,発達課題について理解
すると共に,心の発達を生来的要因と環境的な要因
の両面からとらえ,教育・保育の場面につなげるこ
とにより,より効果的な実践に資することを目標と
する。
[授業の到達目標及びテーマ]
「発達心理学」で学んだ知識を深め,発達につい
ての理論を深く学ぶ。さらに,現代の子どもを取り
まく状況の理解と親性の発達について理解し,発達
的支援の方策について考える。また,それらを通し
て自らの教育観を深め,教育者としての人間性の確
立を目指す。
[授業の概要]
子どもの心の発達に多大な影響を持つとされてい
る初期経験と臨界期について学ぶと共に,なるべく
多くの発達理論に触れることによって,子どもの心
が育つ道すじを幅広く理解し,教育・保育の実践に
つなげていく。
[授業の概要]
先ず,現代の発達心理学に影響を与えてきた4人
の先達理論を学ぶ。次に,親と子どもの発達に関連
する要因について深く学ぶと同時に,教育現場にお
ける発達支援に役立つ知識を習得する。また,親と
子どもの発達を支え,導く者としてのカウンセリン
グマインドについて理解する。
[授業計画]
1.イントロダクション・発達とは
2.胎児期・新生児期(胎児の能力・性の分化)
3.胎児期・新生児期(新生児の認知能力)
4.乳児期(初期経験と愛着)
5.乳児期(社会化とことば・情緒の発達)
6.幼児期前期(自我のめざめ・ことばの発達)
7.幼児期前期(反抗期と問題行動)
8.幼児期後期(論理的思考・認知能力の発達)
9.幼児期後期(ことばの上達・遊びと社会化)
10.幼児期後期(保育所・幼稚園で学ぶこと)
11.児童期(学校への適応・学習能力)
12.児童期(自己肯定感・課題解決能力)
13.青年期(性へのめざめ・男女の違いと統合)
14.成人期初期・中期(仕事・家庭・子育て)
15.成人期後期・老年期(中年の危機・老いの受容)
[授業計画]
1.イントロダクション・発達心理学の基礎および
専門知識の復習
2.フロイトの理論
3.エリクソンの理論
4.ピアジェの理論
5.ヴィゴツキーの理論
6.親子の関係と親の精神衛生
7.目標修正的協調性と人間関係の基礎
8.情緒的対象恒常性と子どもの自己肯定感
9.親としての成長と変貌
10.親としての認知と個人差・子育てに関する有能
性
11.発達支援のあり方(正論は人間の内面を育てる
のか)
12.発達の 「一般性」 および 「普遍性」 への懐疑
13.関係発達的視点と生涯発達
14.カウンセリングマインドの醸成
15.ピアカウンセリング・自己評価法
[テキスト]
無藤隆他編著「よくわかる発達心理学」
(ミネル
ヴァ書房,ISBN:4-623-03928-5)
[テキスト]
特に指定しない。
毎回,必要な資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
加藤義信編「資料で学ぶ認知発達心理学入門」
(ひ
となる書房)
[参考図書・参考資料等]
鯨岡駿著「関係発達論の展開」ミネルヴァ書房
[成績評価の方法]
定期試験の結果,レポート,授業中の態度等によ
る総合評価
[成績評価の方法]
定期試験の結果,レポート,授業中の態度等によ
る総合評価
−276−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
臨床心理学
前 期
臨床心理学特講
後 期
山田 美穂
2単位
山田 美穂
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
臨床心理学の基本的知識をふまえ,子どもを対象
とした心のケアを中心に,心理療法の実践的な技法
や臨床現場における実際問題について学ぶ。
実際に心のケアにかかわっていくための具体的か
つ実践的な知識を身につける。
[授業の概要]
心が病む・傷つく・癒えるとはどういうことか,
心理的援助とは何をすることか,といったテーマに
ついて学習する。テキストを用いた概説に加え,ロー
ルプレイなどの体験的学習を通して理解を深める。
[授業の概要]
テキストや参考文献の輪読およびディスカッショ
ンと,実践的技法の模擬体験を行う。受講生が関心
のあるテーマがあれば適宜取り上げる。受講生の主
体的参加を期待する。
[授業計画]
1.オリエンテーション:臨床心理学とは何か
2.心の構造
3.心理的問題の分類①
4.心理的問題の分類②
5.アセスメント① 知能テスト・発達テスト
6.アセスメント② パーソナリティ・テスト
7.アプローチ① フロイト派・ユング派
8.アプローチ② ロジャース派・認知行動療法
9.心理療法の一般的プロセスと実際問題
10.関連機関と専門家
11.心理的援助の現場① 乳児期
12.心理的援助の現場② 幼児期
13.心理的援助の現場③ 児童期
14.心理的援助の現場④ 思春期・青年期
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション:テーマと分担について
2.テキスト第1章
3.テキスト第2章
4.テキスト第3章
5.テキスト第4章
6.プレイセラピー
7.箱庭療法①
8.箱庭療法②
9.箱庭療法③
10.箱庭療法④
11.表現療法①
12.表現療法②
13.選択テーマ①
14.選択テーマ②
15.まとめ
[テキスト]
倉光修著『臨床心理学』(岩波書店,ISBN4-00-00
3925-3)
[テキスト]
河合隼雄著『河合隼雄のカウンセリング教室』
(創
元社,ISBN978-4422114224)
[参考図書・参考資料等]
下山晴彦編『よくわかる臨床心理学 改訂新版』
[参考図書・参考資料等]
授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,ミニレポート,筆記試験による総合評
価。
[成績評価の方法]
受講態度,発表,レポートによる総合評価。
−277−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会において,心理的問題とその援助につい
て学ぶ必要性は増している。本講では,特に子ども
にかかわる者として必要な臨床心理学の理論と技法
について,基本的知識を習得することを目的とする。
教育心理学特講
(人間形成の心理学)
水野 正憲
前 期
小児保健Ⅰ
後 期
2単位
猪下 光
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人間の生涯発達について,ライフ・サイクルの観
点から心理学的に理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
小児の人権と健康的な成長・発達を促進するため
の基礎的知識を学び,小児の健康生活,成長・発達
の促進者としての,保健管理の基礎的能力を育成す
る。
[授業の概要]
エリクソンのライフ・サイクル論に基づき,一生
の心理発達について発達段階ごとに検討する。
[授業の概要]
1.小児の健康と小児保健の意義と目的を学ぶ。
2.小児の発育,発達と生活の支援を学ぶ。
3.小児の健康増進の意義とその実践を学ぶ。
4.子育支援と虐待予防,母子保健対策を学ぶ。
5.気になる小児への対応について考える。
[授業計画]
1.人間形成とライフ・サイクル
2.心理的に誕生するまで
3.幼児期の心理的発達
4.時代の変化と子どもの発達
5.児童期の課題と脱中心化
6.道徳性の発達
7.青年期の特徴
8.青年が達成すべき発達課題
9.自我同一性の達成過程
10.モラトリアムとしての青年期
11.大人になるということ
12.成人期の発達とストレス対処
13.創造的に働く成人期
14.人生をまとめる老年期
15.自己実現について
[授業計画]
1.小児保健の目的と母子保健施策
2.生命の誕生と母子支援
3.乳幼児期の形態的成長
4.乳幼児期の栄養と摂食・歯・食習慣の発達
5.乳幼児期の視覚・聴覚・言語・知的発達
6.乳幼児期の排泄機能の発達,生活習慣の確立
7.乳児の生活と健康問題
8.幼児の生活と健康問題
9.乳幼児期の子育て支援,チャイルドマザ−,育
児不安,虐待予防
10.学童期の生活と健康問題
11.思春期・青年期の生活と健康問題
12.小児の健康観,セルフケア,ライフスキル,ス
トレス対処行動
13.小児の死生観,グリーフケア,喪の儀式
14.小児の障害と家族支援,障害の国際分類,障害
受容のプロセス
15.小児に関する法律生命倫理,親権,保健統計,
小児保健の課題
[テキスト]
中西信男編「人間形成の心理学」
(ナカニシヤ出版,
ISBN4-88848-091-5)
[テキスト]
今村栄一ら(編)「新・小児保健 第12版 2010」
(診断と治療社,ISBN:978-4-7878-1595-8)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
授業の際に提示します。
[成績評価の方法]
授業時間に書く小作文と学期末試験によって成
績を評価する。
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,レポート,授業態度によ
る総合評価。
−278−
初等教育学科
小児保健Ⅱ
前 期
猪下 光
2単位
小児保健Ⅲ
(施設の小児保健)
郷木 義子
後 期
2単位
[授業の到達目標]
社会情勢の変化に伴い,保育への要望は著しく多
様化し,保育の対象は病児や心身発達障害児など特
別な乳幼児にまで拡大している。小児保健での学習
を基盤に,種々の児童福祉施設に入所通所する小児
の障害や問題点及び保健活動の実際について,基礎
的な知識を習得する。
[授業の概要]
1.集団保育の場での保健管理と病気の考え方,病
気の予防と早期発見を学ぶ。
2.小児期の代表的な病気の特徴と治療,対応を学
ぶ。
3.小児期の急な病気や感染症・事故の対応と医療
的ケアのポイントを学ぶ。
4.母子保健対策および保健医療の連携を学ぶ。
[授業の概要]
種々の児童福祉施設に通所入所している子どもた
ちの日常生活のケアを担当するのは保育士が大半で
ある。子供達は単に障害があるだけでなく医療的配
慮の必要な場合も少なくない。授業では,種々の障
害についての理解と健康管理を中心に学ぶ。また施
設では環境衛生,感染症,給食の衛生管理や食教育,
事故防止も欠かせない。それらの基礎的な内容につ
いて出来るだけわかりやすく講義する。
[授業計画]
1.集団保育の場での保健,集団保育の場での病気
の考え方
2−3.集団保育の場での病気予防 感染症と予防
4−10.集団保育の場での病気の早期発見とケア
1)先天性の病気, 2)呼吸器系の病気,
3)アレルギー,喘息,皮膚の病気,
4)尿路系,内分泌系の病気,
5)循環器系の病気, 6)悪性の病気,
7)脳・神経系の病気 8)難病の病気
9)目・鼻・耳・歯の病気
11.教育・保育の現場で必要な医療的制限(食事・
運動・安静・拘束など)と注意事項
12−14.教育・保育の現場で必要な医療的ケアの概
要と注意事項
15.小児医療チームとトータルケア,病児保育の実
際,病棟(医療)保育士,病弱児と家族への支
援,ネットワーク,まとめ
[授業計画]
1.施設保健の基本的考え方,健康のとらえ方
2.障害の理解と支援…①視覚障害
3.障害の理解と支援…②聴覚障害,言語発達障害
4.障害の理解と支援…③知的障害,自閉症と広汎
性発達障害,軽度発達障害
5.障害の理解と支援…④肢体不自由と脳性麻痺,
重症心身障害児・超重症児
6.児童福祉施設の実態とその保育…①乳児院,保
育所,児童養護施設
7.児童福祉施設の実態とその保育…②知的障害児
施設,肢体不自由児施設,重症心身障害児施設
8.児童福祉施設以外での保育(病棟保育,病(後)
児保育)
9.施設・保育における保健・衛生管理
10.施設・保育における感染症とその予防
11.施設・保育の衛生管理及び食育
12.施設・保育における事故と安全教育…1.一般
的健康管理
13.施設・保育における事故と安全教育…2.子ど
も虐待 3.医療的ケア
14.職員の健康管理 15.子育て支援のための重点施策(母子保健福祉事
業)
[テキスト]
今村栄一ら(編)「新・小児保健 第12版 2010」
(診断と治療社,ISBN:978-4-7878-1595-8)
[参考図書・参考資料等]
授業の際に提示します。
[テキスト]
宇佐川 浩編著 新版 小児保健Ⅱ 障害児の
理解と発達支援(建帛社,ISBN:978-4-7679-32217 C3047)
[参考図書・参考資料等]
授業の際に提示する。
[成績評価の方法]
学期末試験,小テスト,レポート,授業態度によ
る総合評価。
[成績評価の方法]
授業態度,筆記試験にて評価
−279−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
小児を健康,発育,心理,保育,家族,環境の視
点で総合的に理解し,小児の特徴と健康レベルに応
じた対応および療養支援と医療的ケアを学ぶ。
小児保健実習
前 期
郷木 義子
1単位
[授業の到達目標]
乳幼児の健康を守り,健全な成長発達を援助する
役割を担う保育者として,小児保健実習は不可欠で
ある。ぜひ身につけておきたい小児保健の基礎知識
と根拠に基づいた技術を習得する。
[授業の概要]
小児の健康を理解し,成長・発達の把握,健康状
態の把握,異常の早期発見,主な症状への対応,応
急処置等について理解し,実践できる技術の習得に
努める。
そこで授業では,講義とともにできるだけ演習を
取り入れる。またビデオや実際に触れることにより
理解を深める。さらに救命処置については,日赤岡
山県支部の指導員による幼児安全法の講習会も実施
予定である。
[授業計画]
1.小児保健実習の必要性,乳幼児の健康状態の観
察と記録
2.乳幼児の身体計測と評価の基礎知識
3.身体計測,手洗い,乳児の取り扱い(抱き方・
寝かせ方・衣服の着脱)の実際・・演習
4.乳幼児の生理機能の測定と評価(体温・呼吸・
脈拍)・・演習
5.乳幼児の精神・運動発達評価,感覚機能の発達
6.乳幼児の生理機能と養護(Ⅰ)食事,歯の健康
7.乳幼児の生理機能と養護(Ⅱ)排泄,睡眠,清
潔,衣服,外気浴
8.乳幼児の生理機能と養護(Ⅲ)身体の清潔(沐
浴)・・演習
9.主な症状と手当て(Ⅰ)発熱,せき,嘔吐,下
痢,脱水,
10.主な症状と手当て(Ⅱ)腹痛,便秘,発疹,痙
攣
11.薬の用い方,罨法,浣腸,
12.事故と応急手当(Ⅰ)事故の現状,救命処置,
出血と止血法,傷の手当,頭部外傷
13.事故と応急手当(Ⅱ)熱傷,熱中症,誤飲,気
道内異物,捻挫,脱臼,骨折
14.保育における環境保健,包帯・三角布の用い
方・・演習
15.乳幼児心肺蘇生法(日赤指導員による幼児安全
法講習会)
*教材及び協力金として500円を開講後集金します。
[テキスト]
佐藤益子編著「小児保健実習」(ななみ書房,
ISBN:978-4-90335-18-4)
小児栄養Ⅰa・b
(栄養の基礎知識)
本田 真美
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
1.小児期の栄養と食生活は,生涯にわたる健康と
生活の基礎であることを理解し,小児期から成人
に至る一貫した食生活の意義を理解する。
2.食育の基本とその内容及び食育のための環境を
地域社会・文化とのかかわりの中で理解する。
[授業の概要]
小児栄養の基礎的知識を体系的に理解する。
[授業計画]
1.小児期の特徴
2.小児の栄養と食生活
3.食べる機能の発達
4.栄養に関する基礎知識①
5.栄養に関する基礎知識②
6.栄養生理に関する基礎知識①
7.栄養生理に関する基礎知識②
8.消化吸収機能発達と栄養①
9.消化吸収機能発達と栄養②
10.代謝に関する基礎知識
11.「日本人の食事摂取基準」の意義とその活用
12.食品に関する知識①
13.食品に関する知識②
14.食育の基本と内容①
15.食育の基本と内容②
[テキスト]
上田礼子編著「子どもの食生活」(ななみ書房,
ISBN:978-4-903355-14-6)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
授業の際に提示します。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート提出,筆記試験の成績で評価
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,学期末試験により評価する。
−280−
初等教育学科
ブラックボード使用
小児栄養Ⅱa・b
(子どもの食と栄養)
本田 真美
後 期
精神保健
後 期
1単位
北川 歳昭
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
精神保健の基本概念の習得を目的とする。あわせ
て子どもや保護者の精神的健康を守る保育専門職と
してのもののとらえ方を身につけることを目指す。
[授業の概要]
子どもを取り巻く食生態を体系的に把握し,各ラ
イフステージの栄養生理や食べる行動の発達過程,
食行動について学び,子どもの栄養・食生活を支援
する保育者の役割を理解する。
[授業の概要]
子どもの発達に及ぼす人的及び社会的環境の重要
性と現代社会における問題性に気づかせ,現代に生
きる子どもの精神的健康の保持・増進及び精神的不
健康(精神疾病・適応障害)や発達障害への対応に
ついて,臨床的かつ実践的な知識を学ぶ。さらに大
人(保護者・保育者)の精神的健康(メンタルヘル
ス)についても学び,広く精神保健の知識と対処法,
サポート技術を身につける。
[授業計画]
1.妊娠・授乳期の食生活
2.乳児期の食と栄養①
3.乳児期の食と栄養②
4.乳児期の食と栄養③
5.幼児期の食と栄養①
6.幼児期の食と栄養②
7.学童期の食と栄養
8.思春期の食と栄養
9.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養①
10.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養②
11.児童福祉施設における食生活
12.食育の内容と計画及び評価①
13.食育の内容と計画及び評価②
14.食育の計画と評価
15.食を通した保護者への支援
[授業計画]
1.保育と精神保健
2.子どもを取り巻く社会環境,生活環境,家族環
境
3.小児期の精神保健活動
4.子どもの精神機能発達⑴中枢神経系の成熟
5.子どもの精神機能発達⑵精神発達
6.乳児期・幼児期の精神保健
7.学齢期以降の精神保健
8.子どもの心と身体の問題⑴:問題行動
9.子どもの心と身体の問題⑵:子どもの心身症
10.身体障害,知的障害,発達障害など
11.気になる子どものケア
12.保護者の精神保健
13.虐待する親の心理,アダルトチルドレン
14.親への支援と訓練
15.保育者の精神保健
[テキスト]
上田礼子編著「子どもの食生活」(ななみ書房,
ISBN:978-4-903355-14-6)
[テキスト]
池田勝昭・平松芳樹(編著)「新時代の保育双書
保育者が学ぶ精神保健」
((株)みらいISBN: 978-4-86015-099-0)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
小林芳郎(編著)
「精神保健の理論と実際」保育
出版社
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,学期末試験により評価する。
[成績評価の方法]
受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小
テスト(筆記試験)による総合評価。
−281−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
子どもの発育・発達と食生活の関連について理解
を深め,家庭や児童福祉施設における食生活の現状
と課題について学ぶ。
ブラックボード使用
家族援助論
後 期
教育心理学研究法
前 期
神﨑 順子
2単位
堤 幸一
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現在の家庭を取り巻く社会状況について考え,家
庭における子育ての諸問題について理解する。さら
に子育て支援体制の現状について学び,ニーズに応
じた多様な支援と関係機関との連携ついて理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
心理学研究法の基礎知識を得る。研究の手順を
テーマ設定から実験調査の実施,データ処理まで,
一貫性を持って理解させ,卒業研究等の基礎能力を
養う。
[授業の概要]
1.保育者は「子育て支援」を重要な社会的役割と
して理解し,幼児・保護者を含めた家族が保育の
対象であることから「子育て家庭への支援」も合
わせて推進することを理解する。
2.現在の家庭を取り巻く社会環境における家庭生
活,特にその人間関係のあり方を理解すること,
及びそれを踏まえて適切な 「相談・助言」 が 「子
育て支援」のために欠かせないことを理解する。
3.それぞれの家族のニーズに応じた多様な支援対
策を提供するため,児童福祉の基礎となる家族の
福祉を図るための種々の援助活動および関係機関
との連携について理解する。
[授業の概要]
心理学研究法の基礎知識を概説した後,デモ実験
も交え,データ処理までの一連の流れを体験させる。
[授業計画]
1.本講のねらいと概要
2.家族とは何か
3.家族の変容と社会的要因(地域の見直し)
4.社会の変容と家族機能の変化(地域における支
援活動)
5.現代の家族関係
6.子育て家庭の問題
7.地域における子育て支援の意義と活動
8.保育所における子育て支援活動
9.子育て支援の政策と制度
10.子育て支援と関係機関との効果的連携
11.子育て支援サービスの現状と課題
12.多様な子育て支援サービス
13.特別なニーズをもつ家庭と援助①
14.特別なニーズをもつ家庭と援助②
15.家庭援助の実態(事例を演習)
[授業計画]
1.はじめに
2.研究法の基礎知識
3.観察法(目的と技法)
4.観察法(実施)
5.観察法(データ処理とレポート)
6.面接法(目的と技法)
7.面接法(実施とデータ処理,レポート)
8.質問紙法(目的と技法1)
9.質問紙法(技法2)
10.質問紙法(実施とデータ処理1)
11.質問紙法(データ処理2,レポート)
12.実験法(目的と技法)
13.実験法(実施とデータ処理1)
14.実験法(データ処理2,レポート)
15.まとめ
[テキスト]
柏女霊峰・山縣文治『保育・看護・福祉プリマー
ズ④家族援助論』(ミネルヴァ書房)
ISBN987-4-623-03627-1
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料を配付する。
[参考書・資料等]
適宜,配布する。
[成績評価の方法]
受講態度,筆記試験による総合評価
[成績評価の方法]
受講態度,小レポート4回の総合評価
−282−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
心理統計学
前 期
教育心理学実験実習
後 期
堤 幸一
2単位
北川 歳昭・堤 幸一・下山 真衣
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
心理学の基本的研究法である実験法,質問紙調査
法,観察法・面接法の理論と実際を実験・実習を通
して学ぶ。
[授業の概要]
心理統計の基礎知識,特に記述統計法のトピック
スを概説した後,推測統計法の考え方を,実例デー
タの分析を通して,体験的に理解させる。
[授業の概要]
心理学の中で教育と関連する領域に焦点を当て,
主要な研究法である実験法,質問紙調査法及び観察
法・面接法について学ぶ。自ら被験者になったり友
人や知人などに被験者を依頼したりして体験的に学
ぶとともに,この実習を通して,教育心理学の分野
における心理行動測定のための実験・調査的研究法,
データの整理,レポートの書き方について習得する。
[授業計画]
1.はじめに(数量化の意味)
2.集合,順列組合せ
3.記述統計(代表値)
4.記述統計(連関)
5.記述統計(共分散と相関)
6.表計算ソフト演習1
7.推測統計(確率分布1)
8.推測統計(確率分布2)
9.推測統計(仮説検定の基礎)
10.表計算ソフト演習2
11.推測統計演習1(1平均値の検定)
12.推測統計演習2(対応のある場合)
13.推測統計演習3(対応のない場合)
14.推測統計演習4(検定法の使い分け)
15.表計算ソフト演習3
[授業計画]
3人の担当者による4回ずつのローテーション・
オムニバス方式。各担当者の分担は以下の通り。
堤幸一(実験法,4回)
知覚・記憶・学習・社会などの分野から代表的な
実験パラダイムを選んで追試し,心理学実験の基礎
的事項を体験的に習得する。
北川歳昭(質問紙調査法,4回)
質問紙調査法の理論を学習した後,尺度項目,質
問紙の作成,調査の実施,結果の集計処理,考察の
仕方を学ぶ。
下山真衣(観察法・面接法,4回)
観察技法を概説し,研究法における観察・面接の
重要性を学ぶ。理論の体得のため,プレイルームで
の模擬観察や実際のキャンパス内のパブリックな場
所での条件を統制した観察など,実践的に学ぶ。
なお,第1・2回及び第15回は全体会とする。詳
細な授業計画表は第1回目に受講者に配付する。
[テキスト]
山田剛史・村井潤一郎「よくわかる心理統計」(ミ
ネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-03999-9)
[テキスト]
3冊。以下,編著者名,書名,出版社,ISBNの順。
① 西口利文・松浦均
(編)
「心理学実験法・レポー
ト の 書 き 方 」 ナ カ ニ シ ヤ 出 版,978-7795-0237-8
C3011
② 小西真司・西口利文(編)「質問紙調査の手順」
ナカニシヤ出版,978-4-7795-0200-2 C3011
③ 松浦均・西口利文(編)「観察法・調査的面接
法の進め方」ナカニシヤ出版,978-4-7795-0290-3
C3011
[参考書・資料等]
適宜,配布する。
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト4回の総合評価
[成績評価の方法]
授業への取り組む姿勢,レポートによる総合評価。
グループ作業を伴う実験実習であるため,遅刻・
欠席は許されない。
−283−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
記述統計法の基礎知識を得,活用させる。推測統
計法の基礎的な考え方を理解し,t検定などの簡単
な推測統計法を利用できるようにさせる。
ブラックボード使用
心理検査法実習
前 期
発達障害の心理学
後 期
村中由紀子・岩佐 和典
山田 美穂
2単位
下山 真衣
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
心理検査(心理テスト)の理論と実施法を学び,
各検査の利点と限界を知るとともに,個人の心理的
特性の測定技法を会得する。
[授業の概要]
心理検査には,知性や発達を把握する知能検査と
心理状態や人格を測定するパーソナリティー検査が
あり,検査の形式には,質問紙法,作業検査法,投
影法,面接法,描画法などがある。代表的な心理検
査について,基礎理論を学習した上で実施法を実習
する。
[授業計画]
3人の担当者による4回ずつのローテーション・
オムニバス方式。各担当者の分担は以下の通り。
村中由紀子(パーソナリティー検査Ⅰ,4回)
主に,質問紙法によるパーソナリティー検査の理
論と実施法を体験的に学習する。取り上げる検査は,
エゴグラム,Y-G性格検査,クレペリン検査,バウ
ムテストなど。
岩佐和典(パーソナリティー検査Ⅱ,4回)
主に,投影法によるパーソナリティー検査の理論
と実際を学ぶ。取り上げる検査は,ロールシャッハ・
テスト,TAT,P-Fスタディ,SCTなど。
山田美穂(知能検査,4回)
知能検査の理論と実際を学ぶ。取り上げる検査は,
WISC-R,WAIS-R,DAMグッドイナフ人物画知能
検査,田中B式,乳幼児発達検査など。
なお,第1・2・15回は全体会とする。詳細な授
業計画は第1回目に配布する。
[テキスト]
テキストは特に用いない。適宜プリントを配布す
る。
[参考図書・参考資料等]
澤田丞司『改定版心理検査の実際』振興医学出版
花沢成一・佐藤誠・大村政男『心理検査の理論と
実際−第Ⅳ版』駿河台出版
社氏平寛・岡堂哲雄・亀口憲治『心理査定実践ハ
ンドブック』創元社
渡部洋『心理検査法入門』福村出版
上里一郎監修『心理アセスメントハンドブック第
2版』西村出版
小山充道『必携臨床心理アセスメント』金剛出版
[成績評価の方法]
授業への取り組み姿勢,レポートによる総合評価。
グループ作業を伴う実習であるので,遅刻・欠席
は許されない。
[授業の到達目標及びテーマ]
発達障害の概念と発達障害のある子どもの認知・
心理・身体発達について知り,発達障害のある子ど
もや成人に対する心理学的評価や心理学的立場から
の支援を学び,説明できるようになります。
[授業の概要]
特別支援学級・学校だけではなく,発達障害のあ
る子どもたちの多くは通常級に在籍しています。社
会において,生きづらさを抱えながら生活している
発達障害のある人も多くいます。
このような子どもや
成人への具体的な支援は重要な課題となっています。
本授業では,発達障害の概念と発達障害(主とし
て広汎性発達障害,注意欠陥・多動性障害,学習障
害)のある子どもの認知・心理・身体的発達の特性
を知り,発達障害のある子どもと成人の心理的課題
への理解と,心理学的評価と心理学的支援について
学びます。
[授業計画]
1.ICFから発達障害を考える
2.発達障害の定義と分類
3.自閉性障害児の認知発達と身体的発達
4.自閉性障害児者のコミュニケーションと社会性
5.アスペルガー障害児の認知発達と身体的発達
6.アスペルガー障害児者のコミュニケーションと
社会性
7.注意欠陥・多動性障害児の認知発達と身体的発達
8.注意欠陥・多動性障害児者のコミュニケーショ
ンと社会性
9.学習障害児の認知発達と身体的発達
10.学習障害児者のコミュニケーションと社会性
11.発達障害児と家族への支援
12.発達障害児と学校への支援
13.発達障害と二次的障害
14.発達障害者への支援 就労・結婚・子育て
15.まとめ
[テキスト]
東條吉邦・大六一志・丹野義彦(編)
2010年『発
達障害の臨床心理学』東京大学出版
ISBN : 9784130111256
[参考図書・参考資料等]
小野 次朗・藤田 継道・上野 一彦 (編) 2010年『よ
くわかる発達障害−LD・ADHD・高機能自閉症・
アスペルガー症候群 (やわらかアカデミズム・わか
るシリーズ)』ミネルヴァ書房
ISBN-13:9784623057368
[成績評価の方法]
定期試験50%,小テスト20%,レポート20%,授
業態度10%により評価します。
−284−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
社会心理学
前 期
コミュニケーションの心理学
前 期
原 奈津子
2単位
原 奈津子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
社会心理学の研究的関心を発展させていく際に必
要となる,基礎的な知識を身につけながら,社会心
理学の着想と方法を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
さまざまなタイプの対人コミュニケーションの特
徴について,社会心理学の観点から理解することを
目標とする。
[授業の概要]
社会心理学とは「人間と社会との相互作用」につ
いての心理学的法則を明らかにしようとする研究分
野である。社会心理学の扱う現象はわたしたちが日
頃普通に経験している出来事であり,それらに対し
て実験や調査など一定の客観的方法によってアプ
ローチしようとする。本講義では,社会的認知,自
己,対人行動と対人関係,集団の影響過程と集団間
関係などを取り上げる。
[授業の概要]
本講義は,コミュニケーションの諸相について,
“インターパーソナル・コミュニケーション(interpersonal communication)
”を中心に,理解を深め
ることを目的とする。インターパーソナル・コミュ
ニケーションとは,個人と個人の間で交わされるコ
ミュニケーションであり,社会的存在としての人間
にとって,基盤となる行為である。本講義では,イ
ンターパーソナル・コミュニケーションの諸相を中
心に考察するほか,マス・コミュニケーションの影
響等についてもとりあげる。
[授業計画]
1.序論 社会心理学とは
2.序論 社会心理学の方法論
3.対人認知①
4.対人認知②
5.社会的推論①
6.社会的推論②
7.自己①
8.自己②
9.社会的態度
10.対人関係の形成
11.対人関係の維持
12.攻撃と援助
13.集団と個人
14.集団の影響過程
15.集団間関係
[授業計画]
1.序論 コミュニケーションとは,インターパー
ソナル・コミュニケーションとは
2.言語的コミュニケーション―敬語
3.言語的コミュニケーション―要求表現
4.非言語的コミュニケーション①
5.非言語的コミュニケーション②
6.自己を知らせる―自己開示
7.自己を演出する―自己呈示
8.他者の心を動かす―説得①
9.他者の心を動かす―説得②
10.他者を欺く―欺瞞
11.他者と取引する―対人交渉
12.うわさ
13.集団内コミュニケーション
14.マス・コミュニケーションの影響①
15.マス・コミュニケーションの影響②
[テキスト]
指定しない
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(30%)
② テスト(70%)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(30%)
② テスト(70%)
−285−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
吉田富二雄・松井豊・宮本聡介「新編社会心理学
[改訂版]」(福村出版,ISBN:978-4-571-25036-1)
家族心理学
後 期
教育課程論
後 期
村中由紀子
2単位
門松 良子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近年の社会状況の急激な変化に伴い,「家族」「夫
婦」
「親子」のあり方も変化し,既存の暗黙知では
もはや理解できない状況にある。本講では,家族を
歴史認識的に捉えなおし,現代家族としてのあり方
と幸せへの方向性を見出すことを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園,小学校の教育課程の意義,教育課程の編
成の仕方,教育課程と指導計画との関連を知る。そ
して,教育課程・指導計画,保育の展開,評価など
について実践的な視点から理解する。また,幼小連
携の重要性とその教育課程の特徴について理解する。
[授業の概要]
これまでの家族心理学は,「家族」や「親」を子
どもの発達の規定要因として扱うことが多かった。
本講では,このような偏りを是正し,
「家族とは」「母
親とは」
「父親とは」といった,固定役割的な捉え
方から,家族の成員を一人の人間として,男・女と
いった個としての発達という観点から見つめなおし,
その上で,家族の発達へと統合していく。
[授業の概要]
幼稚園3年間の幼児の発達をVTRで視聴する。
そして,幼稚園で実践されている,幼児の発達に応
じた教育課程・指導計画のあり方,教育課程と指導
計画との関連について,実際の編成の手順に基づい
て解説する。また,小学校の教育課程の編成の手順
について講義する。
[授業計画]
1.家族をとりまく現状と家族心理学の意義
2.家族と個人−絆と個の二面性−
3.女性の高学歴化と家族の変化
4.女性の高学歴化にともなう親子関係,子育てに
対する意識の変化
5.役割期待と性役割理論
6.母性と父性の発達
7.男性の自立とワーク・ライフ・バランス
8.男性にとっての職業/家庭の意味
9.子どもを持つことと持たないことによる家族の
形成と生涯発達
10.男女の性差①脳の性差
11.男女の性差②能力差
12.男女の性差③愛のかたち
13.性差の統合と家族の成熟
14.親になることへの変化
15.幸せと家族・まとめ
[授業計画]
1.幼稚園教育における3年間の幼児の発達を理解
する(発達の概論)
2.幼稚園教育における教育課程⑴
3.幼稚園教育における教育課程⑵
4.教育課程・指導計画の変遷
5.教育課程の編成(編成の基本と手順)⑴
6.教育課程の編成(編成の基本と手順)⑵
7.教育課程と指導計画との関連
8.幼児の発達と学びを見取ることの重要性⑴
9.幼児の発達と学びを見取ることの重要性⑵
10.教育課程の編成(幼小連携)
11.小学校教育課程の編成⑴
12.小学校教育課程の編成⑵
13.小学校教育課程の編成⑶
14.指導計画の編成(週案作成)⑴
15.指導計画の編成(週案作成)⑵及び総括
[テキスト]
柏木惠子監修「発達家族心理学を拓く」
(ナカニ
シヤ出版,ISBN:978-4-7795-0287-3)
[テキスト]
① 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ
ル館,ISBN:978-4-577-81245-7)
② 文部科学省『小学校学習指導要領 総則編』
(東
洋館出版社,ISBN:978-4-491-02370-0)
[参考図書・参考資料等]
柏木惠子他著「家族心理学への招待」
(ミネルヴァ
書房)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
定期試験の結果,レポート,出席状況,授業中の
態度等による総合評価
[成績評価の方法]
レポート,授業態度,試験等による総合評価
−286−
初等教育学科
ブラックボード使用
保育内容総論
前 期
幼児の健康a・b
後 期
門松 良子
2単位
宗高 弘子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児が様々な体験を積み重ねながら総合的に発達
することを理解し,遊びを中心とした保育内容や総
合的な指導のあり方について理解を深める。また,
実践事例を通して具体的な保育内容について学び,
総合的な保育の視点を養うことを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
健康の意義とその必要性を理解し,それを乳幼児
の保育に反映しうる教育内容と指導法について知る。
子どもが心身ともに健康な日常生活を送りうるよう
な指導のあり方について理解する。
[授業の概要]
「幼稚園教育要領」・「保育所保育指針」に示され
る保育内容と保育内容の基本的な考え方について講
義する。VTR視聴,グループ協議などを通して,
遊びを中心とした保育内容や総合的な指導のあり方,
保育者のかかわり,幼児の学び等について講義する。
[授業の概要]
1.心身の発達を総合的に把握し,正常な発達の援
助ができるようにする。
2.健康と安全に必要な,基本的な生活習慣や生活
リズムを身につけることができるようにする。
3.運動遊びと運動発達の内容を理解し,指導がで
きるようにする。
4.安全や保健に関心を持ち,危険な環境を排除す
るよう施設・設備の整備ができるようにする。
[授業計画]
1.保育内容とは⑴
2.保育内容とは⑵
3.幼稚園教育要領について(教育方法の基本)
4.幼稚園教育要領における保育内容
5.保育所保育指針について
6.保育内容の変遷(社会の変化と保育内容との関
連)
7.環境を通して行う教育⑴
8.環境を通して行う教育⑵
9.保育における遊びとは(幼児の遊びの捉え方)⑴
10.保育における遊びとは(幼児の遊びの捉え方)⑵
11.保育者の役割について
12.保育の形態について
13.保育内容と指導計画(総合的な指導)
14.保育内容と指導計画(遊びや体験の組織化)
15.保育内容総論の課題と保育内容の総括
[授業計画]
1.イントロダクション
2.健康のねらい
3.子どものからだの特質⑴
4.子どものからだの特質⑵
5.心身の発育・発達
6.子どもの生活リズム
7.基本的生活習慣とその指導法
8.V・T・R(保育現場での活動)
9.遊びと運動及びその指導法
10.運動発達及びその指導法
11.体力測定の実際
12.運動会とその指導上の留意点
13.安全の指導上の留意点
14.保健(予防接種)
15.まとめ
[テキスト]
適時プリントを渡す
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示
[参考図書・参考資料等]
中村和彦著「子どもの身体が危ない!」
(日本標準)
[成績評価の方法]
レポート,授業態度,試験等による総合評価
[成績評価の方法]
小テスト,学期末テスト合わせて70点,新聞のス
クラップブック30点
−287−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
① 塩 美佐枝『保育内容総論』
(同文書院,ISBN
:978-4-8103-1292-8)
② 井戸和秀・門松良子『「子育ち・子育て」の心
理学』
(チャイルド本社,ISBN:978-4-8054-0118-7)
③ 厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレー
ベル館,ISBN:978-4-577-81242-6)
④ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ
ル館,ISBN:978-4-577-81245-7)
ブラックボード使用
幼児の人間関係a・b
前 期
宮川 洋子
2単位
幼児の環境a・b
(身近な環境をとおして幼児教育)
秋吉 博之
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
① 幼稚園教育要領と保育所保育指針における「人
間関係」のねらいや内容の意味を理解する。
② 実際の保育場面で領域人間関係をどのように指
導していくか,実践的な知識と技術を習得する。
③ 子どもの道徳性の発達理論について学ぶ。
④ 保育実践場面で道徳的な発達を促すための保育
者の手だて等について学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児が周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもっ
てかかわり,それらを生活に取り入れていこうとす
る力を育てるのに必要とされる基礎的な知識と技能
を習得する。
[授業の概要]
幼児教育の指針である幼稚園教育要領と保育所保
育指針における「人間関係」のねらいや内容を理解
する。実際の保育場面で保育者はどのように指導し
ていくか,ビデオや教科書の実践例を教材にして実
践的な知識と技術を習得する。さらに,子どもの道
徳性の発達理論について学んだ後,幼少期に育てる
べき道徳性の具体的なねらい,集団の中でどのよう
な問題や場面を通して道徳性を育てていくか,どの
ように指導すればよいのか(指導法)について学ぶ。
[授業の概要]
幼稚園教育要領に示された領域「環境」のねらい
と内容について理解し,子どもの育ちと領域「環境」
との関わりについて具体的な事例をとおして学ぶ。
[授業計画]
1.現代社会の人間関係の特徴(*)
2.人とのかかわりの発達(*)
3.保育所保育指針・幼稚園教育要領における領域
「人間関係」(*)
4.ふれあい遊びの中で育つ「人間関係」(宮川)
5.3歳以上児の集団遊びと「人間関係」(宮川)
6.3歳未満児の集団遊びと「人間関係」(宮川)
7.日常生活場面での「人間関係」(*)
8.3歳以上児のトラブルと援助(*)
9.3歳未満児のトラブルと援助(*)
10.子どもの道徳性の発達①(*)
11.子どもの道徳性の発達②(*)
12.子どもたちとつくりだす道徳的なクラス(理論)
(宮川)
13.子どもたちとつくりだす道徳的なクラス(実践)
(宮川)
14.家族や地域の中での「人間関係」(*)
15.保育者同士の「人間関係」(*)
(*)には,ゲストスピーカーを招く。
[授業計画]
1.身近な環境をとおしての幼児教育
2.幼稚園教育要領
3.保育所保育指針
4.子どもの育ちと領域「環境」
5.植物・動物とのかかわり⑴農耕体験
6.植物・動物とのかかわり⑵
7.植物・動物とのかかわり⑶
8.ものや道具とのかかわり⑴
9.ものや道具とのかかわり⑵
10.数量,図形及び標識や文字とのかかわり⑴
11.数量,図形及び標識や文字とのかかわり⑵
12.環境をとおしての幼児教育⑴具体的事例
13.環境をとおしての幼児教育⑵具体的事例
14.環境をとおしての幼児教育⑶具体的事例
15.現在的課題と領域「環境」(まとめ)
[テキスト]
濱名 浩編『新時代の保育双書 保育内容人間関
係』みらい978-4-86015-180-5
[テキスト]
文部科学省『幼稚園教育要領解説』
(フレーベル館,
ISBN 978-4-577-81245-7)
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省『保育所保育指針』,文部科学省『幼
稚園教育要領』,Rheta Devries 他著 橋本祐子 他訳『子どもたちとつくりだす道徳的なクラス』大
学教育出版
[参考図書・参考資料等]
無籐隆監修・福元真由美編著『事例で学ぶ保育内
容 領域環境』(萌文書林)
[成績評価の方法]
受講態度や発言50% 提出物
(課題やレポート)
50%
[成績評価の方法]
受講態度,作品発表,レポートによる総合評価
−288−
初等教育学科
ブラックボード使用
幼児の言葉a・b
前 期
幼児の音楽表現Ⅰa・b
後 期
門松 良子
2単位
古山 典子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児を取巻く音環境を考えるにあたり,学生自身
の音や音楽への捉え方を拡げる。幼児の発達を踏ま
え,豊かな音楽活動とは何か,また,音・音楽を適
切なかかわりとはどのようなものかについての理解
を深める。
[授業の概要]
「幼稚園教育要領」
・
「保育所保育指針」の領域「言
葉」のねらい,内容等を踏まえ,幼児期の言葉の発
達,指導のあり方について講義する。また,言葉を
育てる保育者の役割,言葉を育てる環境のあり方な
どについても講義する。その際,絵本などの文化財
の読み聞かせや言葉遊びなどの演習を行う。
[授業の概要]
幼児は生活や遊びのあらゆる場面で,さまざまな
表現を行っている。そこにおとなが音や音楽を媒体
として,どのようにかかわるべきなのか。子どもか
ら発せられる音楽表現の萌芽を的確にとらえ,音楽
表現へと導くための知識と,模擬指導を通して指導
力・表現力を身に付ける。
[授業計画]
1.子どもの育ちと言葉
2.保育の基本と領域「言葉」(幼稚園教育要領)⑴
3.保育の基本と領域「言葉」(保育所保育指針)⑵
4.言葉の指導 0歳∼1歳
5.言葉の指導 1歳∼2歳
6.言葉の指導 2歳∼3歳
7.言葉の指導 4歳∼6歳
8.言葉が育つ環境の実践⑴
9.言葉が育つ環境の実践⑵
10.言葉が育つ環境の実践⑶
11.言葉が育つ環境の実践⑷
12.言葉を育てる保育者の役割と援助
13.言葉と他領域との関連
14.幼小連携における言葉の指導
15.言葉の育ちにかかわる課題及び総括
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.幼児の歌唱の実態と指導①−子どもの声域
3.幼児の歌唱の実態と指導②−子どもの歌唱表現
4.幼児の歌唱の実態と指導③−歌唱指導について
5.幼児の歌唱の実態と指導④−歌唱教材
6.主要な音楽教育法について−ダルクローズ
7.主要な音楽教育法について−リトミックの実践
8.主要な音楽教育法について−コダーイ
9.主要な音楽教育法について−オルフ
10.幼児音楽教育の変遷①−明治期
11.幼児音楽教育の変遷②−大正∼昭和期
12.幼児音楽教育の変遷③−昭和期
13.幼稚園教育要領の変遷と領域「表現」の解説
14.保育所保育指針の変遷と領域「表現」の解説
15.総括
※毎回,童謡歌唱及び手遊びの模擬指導演習,リズ
ム読譜を行う。
[テキスト]
① 小田 豊・芦田 宏『保育内容 言葉』(北大
路書房,ISBN:978-4-7628-2631-3)
② 井戸和秀・門松良子『「子育ち・子育て」の心
理学』
(チャイルド本社,ISBN:978-4-8054-0118-7)
③ 厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレー
ベル館,ISBN:978-4-577-81242-6)
④ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ
ル館,ISBN:978-4-577-81245-7)
[テキスト]
吉富功修・三村真弓編著『幼児の音楽教育法』(ふ
くろう出版)
ISBN:978-4-86186-393-6
※改訂版が出た場合は最も新しいもの。
[参考図書・参考資料等]
① 今井和子『子どもとことばの世界』
(ミネルヴァ
書房)
② 松居 直『絵本のよろこび』
(日本放送出版協会)
[参考図書・参考資料等]
『歌のカレンダー』(エー・ティ・エヌ)ほか授業
で適宜指示する。
[成績評価の方法]
レポート,授業態度,試験等による総合評価
[成績評価の方法]
演習態度・内容(40%),提出課題(20%),ペー
パーテスト(40%)等を総合して評価を行う。
−289−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児期の言葉の発達と言葉の機能について理解す
る。そして,幼児が言葉によって考えたり表現した
り,友達とのコミュニケーションを楽しむことがで
きるようになるための指導のあり方について学ぶ。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
幼児の音楽表現Ⅱa・b
前 期
幼児の造形表現Ⅰa・b
前 期
古山 典子
1単位
藤田 知里
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
即興的な音(楽)作品を作ったり,味わえる力を
身につけるとともに,器楽表現の技能を高め,幼児
の表現に対する音楽的な理解と解釈ができる感性と
知識,そして表現力を養う。
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児教育の指針である幼稚園教育要領と保育所保
育指針における「表現」のねらいや内容の意味を理
解し,実際の保育現場で保育者はどのように指導を
行っていくか,実践例を教材にして学生自らの表現
力を伸ばし,実践的な知識と技能を習得することで
指導力を向上させる。
[授業の概要]
身近なものを楽器として音楽表現を行ったり,さ
まざまな楽器での即興演奏やアンサンブル,身体を
用いた音楽表現等,幼児の音楽的な能力の発達を踏
まえながら,音を通して子どもとかかわる者として
の感性を育てるための様々な演習を行う。
[授業の概要]
幼児の造形表現活動に関する保育実践を展開させ
るため,色彩構成やモダンテクニックを用いた平面
作品,紙・粘土などによる立体作品の製作を中心と
した実技演習を行う。
[授業計画]
1.「表現する」ということを問い直す
2.幼児の表現の芽生え−イメージと表現の関係
3.イメージと音をつなぐ−絵本への音楽付け
4.イメージと音をつなぐ−絵本への音楽付け発表
5.リズミック・パフォーマンス①
6.リズミック・パフォーマンス②−作品を作る
7.リズミック・パフォーマンス③−発表と討論
8.教育用楽器による合奏①
9.教育用楽器による合奏②
10.教育用楽器による合奏③−発表
11.童話を題材とする表現作品の創作①
12.童話を題材とする表現作品の創作②
13.童話を題材とする表現作品の創作③−中間発表
14.童話を題材とする表現作品の創作④−発表
15.総括
[授業計画]
1.表現技法1(ちぎり絵②)
2.表現技法2(ちぎり絵①)
3.幼児の造形表現における特性と発達(講義)
4.幼児造形教育の内容と方法(講義)
5.描画材1(割り箸ペン)
6.表現技法1(ドリッピング・デカルコマニー)
7.材料1(テラコッタ粘土①)
8.材料1(テラコッタ粘土②)
9.描画材2(パス)表現技法3(バチック)
10.表現技法3(スタンピング)
11.表現技法4(フィンガーペインティング)
12.材料2(壁面装飾①)
13.材料2(壁面装飾②)
14.材料2(壁面装飾③)
15.鑑賞
[テキスト]
吉富功修・三村真弓編著『幼児の音楽教育法』(ふ
くろう出版)
(「幼児の音楽表現Ⅰ」で使用したテキスト)
※その他,必要に応じてプリントを配付する。
[テキスト]
花篤 實『幼児造形教育の基礎知識』
(建帛社,
ISBN 4767931347)
オリエンテーション期間中に「テラコッタ粘土(1
㎏)」を必ず購入すること。
[参考図書・参考資料等]
・『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ)
・岡田加津子『リズミック・パフォーマンス1・2』
(マザーアース)
[参考図書・参考資料等]
『保育所保育指針』
『幼稚園教育要領』
また,必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
演習態度・内容(40%),提出課題(30%),レポー
ト(30%)等を総合して評価を行う。
[成績評価の方法]
課題作品・ワークシートへの取り組みなどによる
総合評価。
−290−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
幼児の造形表現Ⅱa・b
前 期
幼児の身体表現Ⅰa・b・c
後 期
藤田 知里
1単位
桑原 和美
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児の発達段階をふまえ,対象に応じた表現のね
らいと内容を理解する。表現Ⅰでは,表現者・指導
者として必要な表現能力を高める。
[授業の概要]
幼児の造形表現活動に関する保育実践を展開させ
るため,粘土や紙など身近な材料を用いた作品の製
作など実践例を教材にして実技演習を行う。
[授業の概要]
自分自身や他者の身体に対する意識をたかめ,身
体各部・空間・時間の使い方や,音楽・モノ・声・
物語など幼児の身体表現を豊かに引き出すための素
材・方法を工夫して表現を創作する。
[授業計画]
1.色彩原理と色遊び(切り紙①)
2.色彩原理と色遊び(切り紙②)
3.材料1(アルミワイヤー①)
4.材料1(アルミワイヤー②)
5.粘土工作(紙粘土)
6.表現技法1(スチレン版画)
7.表現技法2(紙染色)
8.材料2(油粘土)
9.成形技法(張子①)
10.成形技法(張子②)
11.成形技法(張子③)
12.いろいろな材料を用いた工作①
13.いろいろな材料を用いた工作②
14.いろいろな材料を用いた工作③
15.鑑賞
[授業計画]
1.オリエンテーション(授業の目的と内容)
2.幼児の発達段階と身体表現
3.表現者・指導者としての身体づくり
4.ごっこ遊び・劇遊びの表現
5.音楽リズムを生かした身体ほぐしと表現
6.身体を素材にした造形
7.身近な物・表現遊具をいかして
8.ストーリーのある表現
9.いろいろな生き物に変身!
10.みんなで探検に行こう!
11.グループでの表現創作(テーマ・グループ)
12.グループでの創作−1
13.グループ創作−2(仕上げ)
14.創作発表
15.ビデオ鑑賞,評価
[テキスト]
花篤 實『幼児造形教育の基礎知識』
(建帛社,
ISBN4767931347)
オリエンテーション期間中に「ちょうせん!ビー
玉めいろ」を必ず購入すること。
[テキスト]
特に指定しない
[参考図書・参考資料等]
『保育所保育指針』
『幼稚園教育要領』
また,必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
『楽しい表現運動・ダンス』(小学館),『ココロと
カラダほぐしあそび』(学習研究社)
そのほか必要に応じて授業で紹介する。
[成績評価の方法]
課題作品・ワークシートへの取り組みなどによる
総合評価。
[成績評価の方法]
授業態度,ノート,創作発表などにより総合的に
評価する。
−291−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児教育の指針である幼稚園教育要領と保育所保
育指針における「表現」のねらいや内容の意味を理
解し,実践的な知識と技能を習得する。学生自らの
表現力を伸ばし,造形指導上必要とされる材料や道
具の基本的な扱い方を習得する。
ブラックボード使用
幼児の身体表現Ⅱa・b
前 期
乳児保育Ⅰa・b
前 期
桑原 和美
1単位
宮川 洋子・柏 まり
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
「身体表現Ⅰ」の内容をふまえて幼児の豊かな表
現を引き出し心身の成長に役立てる指導者のあり方
を考える。個人・グループで表現運動を創り,発表・
鑑賞・評価を通して指導者としての質を相互に高め
あう。
[授業の到達目標及びテーマ]
① 3歳未満児の乳幼児の発達を理解する。
② 保育所で行われる乳児保育の意義と内容を理解
する。
③ 乳児保育(3歳未満児の保育)の実際を学ぶ。
[授業の概要]
音楽,衣装,小道具を工夫し,季節や行事に合わ
せた表現の指導方法を考える。表現Ⅰでの内容をふ
まえ,様々なテーマに応じて幼児の表現運動を引き
出すための指導法を考え,指導をする。
[授業の概要]
理論面ではテキストを中心に学習し,教材ビデオ
を通して乳幼児の発達や乳児保育の実際について実
践的に学ぶ。さらに,提示する実践事例ビデオを通
して,乳幼児の豊かな発達を促すための保育者の役
割や援助について学ぶ。また,課題やレポート作成
を通して,乳幼児(0歳∼3歳)の発達的な特徴を
整理する。
[授業計画]
1.オリエンテーション(授業の目標と内容)
2.心身をほぐすウォーミングアップ
3.ウォーミングアップの指導
4.多様な身体の使い方を考える
5.多様な身体部位・使い方を感じ取らせる指導法
6.指導法の研究〈子どもたちを変身させよう!〉
7.指導法の研究〈物語を題材にした表現〉
8.指導法の研究〈わらべうたを素材にした表現〉)
9.指導法の研究〈道具を使った表現〉
10.指導法の研究〈優れた指導法に学ぶ・DVD)
11.発表会を企画・指導する(グループとテーマ)
12.発表会で表現指導する−1
13.発表会で表現指導する−2
14.発表会で表現指導する−3
15.授業のまとめ・評価
[授業計画]
1.オリエンテーション(宮川・柏)
・胎生期と乳
児保育①(柏)
2.胎生期と乳児保育②(柏)
3.乳児保育の歴史と意義(柏)
4.乳児保育の基本と理論①(柏)
5.乳児保育の基本と理論②(柏)
6.乳幼児の身体発達・運動発達(宮川)
7.乳幼児の言語発達(宮川)
8.乳幼児の認知発達(宮川)
9.乳幼児の人間関係の発達(宮川)
10.乳幼児の人間関係を育むふれあい遊び(模擬保
育)(宮川)
11.乳児保育の実際と手袋シアター①(宮川)
12.乳児保育の実際と手袋シアター②(宮川)
13.手袋シアターの実演(模擬保育)(宮川)
14.乳児保育と環境①(生活と環境)(宮川)
15.乳児保育と環境②(遊びと環境)(宮川)
[テキスト]
特に指定しない
〔留意点〕
◎初回の授業時に,表現Ⅰで使用したノートと,新
しい表現Ⅱ用のノート,筆記用具を持参してくだ
さい。更衣の必要はありません。
[テキスト]
髙内正子編著「乳児保育への招待」北大路書房 978-4-7628-2670-2
C.カミイ他編「ピアジェの構成論と幼児教育Ⅰ」
大学教育出版 978-4-88730-830-5
開 仁志編著「これで安心!保育指導案の書き方」
北大路書房 978-4-7628-2621-4
[参考図書・参考資料等]
『楽しい表現運動・ダンス』(小学館),『ココロと
カラダほぐしあそび』(学習研究社)
その他必要に応じて授業時に紹介する。
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省「保育所保育指針」
[成績評価の方法]
指導案の作成,指導の実施,ノート,授業態度等
により総合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)
50%
−292−
初等教育学科
乳児保育Ⅱa・b
後 期
乳児保育Ⅲ
前 期
宮川 洋子
1単位
柏 まり
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
① 保育所保育指針に基づく乳児保育の実際につい
て理解する。
② 乳児保育(3歳未満児)の保育計画を作成し,
その計画に基づき模擬保育を実施し,その後評価
反省を行う。
③ 乳幼児の発達の特徴を理解し,その発達にふさ
わしい手作りおもちゃを作成する。
[授業の到達目標及びテーマ]
①乳幼児教育における遊びと環境の意義について理
解する。
②乳幼児の発達特性に応じた保育教材について学ぶ。
③小グループによる共同作業を通して,保育者間の
連携や指導案の作成及び保育実践について学ぶ。
[授業の概要]
ビデオ教材等を通して,乳児保育の養護の側面(食
事・排泄・衣服の着脱・睡眠等)での援助の仕方の
基本を学ぶ。乳幼児の年齢別発達と保育の実際につ
いて実践ビデオを使いながら理解を深めていく。さ
らに,乳児保育(3歳未満児)の指導案を立案し,
模擬保育を行うことにより,実践力をつける。
[授業の概要]
講義により家庭教育の現状や環境を通して行う保
育の重要性について解説し,保育所の役割や乳児期
の遊びの本質について討議すると共に,保育の記録
ビデオや写真から乳児保育の実践的な側面を学ぶ。
また,子どもの発達段階に応じた保育教材につい
て学び,保育実践に活用できる保育教材の製作及び
発表を行う。授業を通して,子どもの育ちを支える
保育者としての専門性である「保育の教材観」
「保
育の組み立て」といった実践力を育てる。
[授業計画]
1.乳児保育の遊びと環境
2.乳児保育と養護①(食事・排泄)
3.乳児保育と養護②(衣服の着脱・睡眠)
4.6か月未満児の発達と保育内容
5.6か月∼1歳3か月未満児の発達と保育内容
6.1歳3か月∼2歳未満児の発達と保育内容
7.2歳児の発達と保育内容
8.乳児保育と指導計画
9.保育指導案作成と模擬保育「乳児の生活」
10.保育指導案作成と模擬保育「乳児の遊び」
11.保育指導案作成と模擬保育(まとめ)
12.乳児保育と今後の課題
13.子どもの遊びと発達①(物と関わる遊び)
14.子どもの遊びと発達②(人と関わる遊び)
15.乳児保育と絵本
[授業計画]
1.家庭教育の現状と保育所の役割
2.環境を通して行う保育の展開
3.乳幼児期における遊びの本質と意義
4.子どもの物と関わる遊びの重要性
5.子どもの遊びと発達①「音の出るおもちゃ」
6.子どもの遊びと発達②「新聞紙遊び」
7.子どもの遊びと発達③「なぐり描き」
8.子どもの遊びと発達④「シャボン玉」
9.子どもの遊びと発達⑤「新聞紙シアター」
10.子どもの遊びと発達⑥「ミニ絵本」
11.子どもの遊びと保育①「ペタペタエプロン1」
12.子どもの遊びと保育②「ペタペタエプロン2」
13.子どもの遊びと保育③「お店屋さんごっこ1」
14.子どもの遊びと保育④「お店屋さんごっこ2」
15.乳幼児の育ちを支える保育者の役割
[テキスト]
高岡正子 編著「乳児保育への招待」北大路書房
978-4-7628-2670-2
その他,プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省 「保育所保育指針」
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省『保育所保育指針』
塩美佐枝・新沢誠治編・佐々木美緒子『保育環境
プランニングブック⑴0.1.2歳時の保育環境』
チャイルド本社 978-4-8054-0029-6
[成績評価の方法]
受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)
50%
[成績評価の方法]
受講態度や発言50%
提出物(課題やレポート)50%
−293−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
髙内正子編著「乳児保育への招待」北大路書房 978-4-7628-2670-2
C.カミイ他編「ピアジェの構成論と幼児教育Ⅰ」
大学教育出版 978-4-88730-830-5
開 仁志編著「これで安心!保育指導案の書き方」
北大路書房 978-4-7628-2621-4
障害児保育Ⅰ
(=障がい児保育Ⅰ)
岡田 信吾
後 期
障害児保育Ⅱ
前 期
1単位
岡田 信吾
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
近年,発達障がいへの注目がたかまり,支援が必
要であると考えられる子どもの対象が大きく広がっ
た。そのため,保育においても障がいのある子ども
たちを受け入れる意義と必要性について,現状認識
をふまえた考えをもつことが重要となっている。本
授業では子どもの行動の背景となる障害および発達
の基本的知識の習得を目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
近年,発達障がいへの注目がたかまり,支援が必
要であると考えられる子どもの対象が大きく広がっ
た。そのため,保育においても障がいのある子ども
たちを受け入れる意義と必要性について,現状認識
をふまえた考えをもつことが重要となっている。本
授業においては,障がい特性に応じた具体的な支援
を中心に,関係機関との連携,家族との協働など障
がい児保育に関する幅広い理解と視点をもつことが
できることを目指す。
[授業の概要]
本授業では,障害自体のとらえ方および発達の基
本的な理解を学ぶとともに,各障害に関する特性お
よび支援の基本的方針について考えていく。
[授業の概要]
本授業においては,障がい児の特性理解に基づく
実際的な保育の方略について考える。また,障がい
児を取り巻く社会的な状況を考えるとともに,イン
クルーシブな社会における保育園の役割について考
える
[授業計画]
1.障害のある子どもの支援における基本的理念
2.障害とは何か
3.幼児期の発達と保育
4.障害の理解と支援①知的障害
5.障害の理解と支援②肢体不自由
6.障害の理解と支援③視覚障害
7.障害の理解と支援④聴覚障害
8.障害の理解と支援⑤言語障害
9.障害の理解と支援⑥重度重複障害
10.障害の理解と支援⑦ADHD
11.障害の理解と支援⑧自閉症
12.インクルージョン
13.子どもの行動理解と支援
14.家族への支援
15.まとめ 障害児保育の展開
[授業計画]
1.障害児保育の基礎
2.子どもの理解と支援について
3.支援の方略① 保育環境の整備
4.支援の方略② 視覚支援1
5.支援の方略③ 視覚支援2
6.保育の内容① 身辺自立
7.保育の内容② コミュニケーション
8.保育の内容③ 遊び
9.保育の内容④ 社会性(人との関わり)
10.保育の内容⑤ 認知・発達
11.家庭支援
12.関係機関との連携
13.生涯を通した支援と保育①
14.生涯を通した支援と保育②
15.まとめ:障害児保育の理念と実際
[テキスト]
資料を随時配布する
[テキスト]
資料を随時配布
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度と授業レポート,および期末レポートに
よる総合評価
[成績評価の方法]
出席状況と授業レポート,および期末レポートに
よる総合評価
−294−
初等教育学科
ブラックボード使用
養護内容a・b
後 期
家庭管理
後 期
樋口 俊司
1単位
足立 啓子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
将来の社会及び家庭生活において適切な思考,選
択,態度がとれるように,必要な知識や技術,能力,
態度を養成したいと考える。
[授業の概要]
ほぼ教科書に沿って進めるが,各児童福祉施設に
ついて成り立ちや現状と課題について深く学び,ビ
デオ視聴等により先駆者の取り組みからも,福祉に
関してのあるべき姿を感じ取り,加えて事例検討を
組み入れる。
[授業概要]
急速に変動する現代社会の中で社会や家庭におい
て個人や家族にとって重要な個々の問題について考
察し検討する。
[授業計画]
1.児童養護の体系と児童福祉施設の概要
2.児童相談所の機能と役割
3.児童虐待と発達障害
4.乳児院と母子生活支援施設
5.情緒障害児短期治療施設
6.児童養護施設①
7.児童養護施設②
8.児童自立支援施設
9.障害児施設
10.児童の権利擁護
11.組織のあり方と援助者の資質
12.事例①児童対応
13.事例②保護者支援
14.事例③
15.まとめと振り返り
[授業計画]
1.生活経営
2.家族生活の変化
3.家族機能の変化
4.生活時間
5.労働
6.生活設計
7.家庭経済
8.消費者問題
9.生活情報の選択
10.食生活
11.衣生活
12.住生活
13.高齢者問題
14.社会保障
15.環境問題
[テキスト]
編著者名:高橋一弘・田村紋子・吉田眞理
書名:児童の福祉を支える〈演習〉養護内容
出版社:萌文書林
[テキスト]
奥村美代子・赤星礼子「生活経営学」(九州大学
出版会,ISBN:978-4-87378-840-1)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業ごとに記入する感想コメントの内容(20点)
事例検討における態度や積極性(10点)
学期末テストの成績(70点)
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,小テストなどを総合して判
定する。
−295−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
社会養護の仕組みと,各児童福祉施設の役割と営
みを学ぶ中で,児童の育ちの現状を理解し,支援者
としての知識と,あるべき姿を身につける。
ブラックボード使用
児童文化
後 期
国語科教育法
後 期
山根 薫子
2単位
伊崎 一夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
保育内容としての児童文化を子どもの視点から捉
え直し,子どもの成長にとってどのような意義を持
つのかを考えるとともに,児童文化の内容を子ども
達に伝える保育者としての技能を実際に自分で修得
し,児童文化の指導法を体験的に学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校国語科の授業者として必要な視野と,基礎
的な能力を身につけることを目指す。
[授業の概要]
日本の伝承遊びを中心に遊びのもつ意義を文献で
確認しながら,遊びとしての児童文化の技能修得に
自ら励む体験を通して,指導のポイントを体得する。
[授業の概要]
言語活動各領域の指導における目的・方法・教材
研究などについて講義するとともに,国語科学習指
導案を作成し,教材研究の方法と授業構想について
検討していく。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.子どもの遊び―今と昔―①文献により遊びの歴
史的変遷を学ぶ
3.子どもの遊び―今と昔―②子どもの成長にふさ
わしい遊びとは何かを考える。
4.自然物を使った遊び取り扱い上の留意点を理解
し,指導法を学ぶ。
5.伝承遊び①あやとり
6.伝承遊び②お手玉
7.伝承遊び③こままわし
8.伝承遊び④けんだま
9.伝承遊び⑤まりつき
伝承遊び①∼⑤
それぞれの遊びの特徴を理解し,技術修得
をするとともに指導のポイントを学ぶ。
10.絵本①選書基本的な選書の方法を学び,保育指
導案の作成をおこなう。
11.絵本②読み語り語りについての基本的技術を学
び,保育における絵本指導を考える。
12.絵本③作家作家について調べ,こどもたちやお
となへのメッセージをよみとる。
13.語り①日本の昔ばなし昔ばなしの特徴を文献で
学び,保育における「おはなし」の位置づけを
考えるとともに基本的指導法を学ぶ。
14.語り②グリム童話
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.国語科教育の変遷
3.国語科学習指導要領の変遷
4.読むことの教育の目標・内容
5.説明文の学習指導
6.入門期の説明文の教材研究
7.文章構造図による説明文の教材研究
8.批判的思考に留意した説明文の教材研究
9.説明文の教材研究と学習指導案の作成
10.物語の学習指導
11.説明文の模擬授業と合評会
12.物語の教材研究と学習指導案の作成
13.書くことの教育の目標・内容
14.子どもの作文の分析・評価
15.話すこと・聞くことの教育の目標・内容
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
・文部科学省「小学校学習指導要領解説国語編』東
洋館出版社
・全国大学国語教育学会編『新たな時代を拓く小学
校国語科教育研究』学芸図書株式会社
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
[テキスト]
伊﨑一夫著「小学校国語科 学習指導案で授業が
変わる!−学習指導案を読む・書く・使いこなす−」
日本標準
2,100円(本体2000円+税)
ISBN978-4-8208-0526-7
[成績評価の方法]
受講態度,提出物,学期末試験による総合評価
−296−
初等教育学科
ブラックボード使用
算数科教育法
後 期
社会科教育法
後 期
黒崎 東洋郎
2単位
竹中 伸夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・算数科の授業改善の基本方針の意図実現に向けて,
算数的活動を核にした,習得と探究を活用でつな
ぐ実践的な算数科教育法を確実に身に付けさせる
ようにする。
[授業の概要]
・算数科の授業改善の基本方針に照らして,算数的
活動を中核にした授業設計・指導方法を解説する
とともに,授業設計(P),模擬授業(D),省察(C),
改善(A)を行い,確かな算数の授業力をPDCA
サイクルに基づいて体験重視の授業を行う。
[授業計画]
1.算数科授業改善の基本方針
2.「算数的活動」を核にした授業設計(学習指導
案作成の仕方)
3.「算数的活動」を基にした「数」の指導(学習
指導案作成)
4.「算数的活動」を基にした「計算」の指導(学
習指導案作成)
5.「算数的活動」生かした模擬授業
6.算数的活動を生かした模擬授業の省察会(反省
的思考と授業改善)
7.数学的な考え方を伸ばす授業設計(学習指導案
の作成)
8.説明力を育成する場の工夫と授業設計(学習指
導案の作成)
9.数学的表現力を育成する協働立案授業の設計
10.協働立案による模擬授業
11.協働立案による模擬授業の省察会と授業改善
12.T・T指導とその授業設計
13.習熟度別・少人数指導とその授業設計(学習指
導案の作成)
14.習熟度別・少人数指導の模擬授業
15.習熟度別・少人数指導の模擬授業の省察会と授
業改善・小論文作成
[参考図書・参考資料等]
① 教科書(小学校算数,啓林館)
② 小学校算数科の指導(KENPAKUSYA) 978-47679-2093-IC3037
③ 習熟度別少人数指導(東洋館出版社)
[成績評価の方法]
授業態度30%,レポート30%,試験40%により総
合的に評価する。
[授業の概要]
教えることによって育むことを目的とする教育に
おいて,何を育むことが求められているのか,それ
を育むためにどのように教えればいいのか,それに
よって育むことができたかどうかはどのようにすれ
ば判定可能か,という観点から,目標論と授業論と
評価論の関連性について体系的に迫る。
[授業計画]
1.授業設計とは何か(指導案の書き方)
2.指導案の作り方①(教材研究の方法)
3.指導案の作り方②(目標観の類型化)
4.類型の説明①(社会常識科と社会生活科)
5.類型の説明②(社会思想科と社会道徳科)
6.類型の説明③(社会科学科)
7.類型の説明④(社会反省科)
8.類型の説明⑤(社会批判科)
9.指導案の作り方③(指導方法の研究)
10.指導案の作り方④(学習指導過程の設計)
11.指導案の作り方⑤(学習形態,教材の選択)
12.授業実施の方法と授業評価の注意点
13.授業評価の方法と評価の現状・課題
14.授業評価を踏まえて授業改善について
15.どのような授業を作るべきか(指導要領解説)
[テキスト]
社会認識教育学会編『初等社会科教育学』
(学術
図書出版社,1800円,9784780601770)
[参考図書・参考資料等]
文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編』
東洋館出版
森分孝治,片上宗二編集『社会科重要用語300の
基礎知識』(明治図書)
全国社会科教育学会編著『小学校の“優れた社会
科授業”の条件』(明治図書)
[成績評価の方法]
レポート3本(10点・10点・40点)とテスト40点
で評価する。
−297−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
「小学校学習指導要領解説算数編」(文部科学省)
[授業の到達目標及びテーマ]
自身の教育観を構築・具現化させるために,目標
論・授業論・評価論という社会科教育に関する本質
的な三つの理論を体系的に教育することを通じて,
社会系教科の教員として必要な教育理論の枠組みに
関する基礎的知識を習得させる。
ブラックボード使用
理科教育法
(理科授業実践のための技能の習得)
秋吉 博之
ブラックボード使用
生活科教育法
後期
(生活科授業実践のための技能の習得)
2単位
秋吉 博之
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
科目「理科」で学んだ基礎的な知識をふまえて,
理科学習指導案の作成方法について学ぶ。次いで小
学校各領域の学習内容について,模擬授業を通して
理科授業を実践していくための基礎的な技能を身に
つける。
[授業の到達目標及びテーマ]
科目「生活」で学んだ基礎的な知識を踏まえて,
生活科学習指導案の作成方法について学ぶ。次いで
生活科の授業を実践していくための基礎的な技能に
ついて,模擬授業を通して理解する。
[授業の概要]
学習指導案作成の基礎を知り,実際に理科学習指
導案を作成する。次いで作成した学習指導案に基づ
いて模擬授業を行う。模擬授業での実践を通して,
観察・実験を生かした授業を展開していくための知
識や技術の基礎を身につける。
[授業の概要]
学習指導案作成の基礎を知り,実際に生活科学習
指導案を作成する。次いで作成した学習指導案に基
づいて模擬授業を行う。模擬授業での実践を通して,
生活科の授業を展開していくための知識や技術の基
礎を理解する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・小学校学習指導要領
2.理科における評価の方法
3.指導案の作成方法
4.指導案の作成
5.模擬授業の方法
6.模擬授業の実際
7.模擬授業:小学校理科5年・生命領域
8.模擬授業:小学校理科6年・生命領域
9.模擬授業:小学校理科5年・地球領域
10.模擬授業:小学校理科6年・地球領域
11.模擬授業:小学校理科5年・物質領域
12.擬授授業:小学校理科6年・物質領域
13.模擬授業:小学校理科5年・エネルギー領域
14.模擬授業:小学校理科6年・エネルギー領域
15.理科教育の今後の課題
[授業計画]
1.オリエンテーション・小学校学習指導要領
2.生活科における評価の方法
3.指導案の作成方法
4.指導案の作成
5.模擬授業の方法
6.模擬授業の実際
7.模擬授業:つくる あそぶ
8.模擬授業:自然とのかかわり
9.模擬授業:生命尊重
10.模擬授業:安全教育の充実
11.模擬授業:社会性の育成
12.擬授授業:公共物と公共施設の利用
13.模擬授業:自己の振り返りと成長
14.模擬授業:家族と生活
15.生活科教育の今後の課題
[テキスト]
山田卓三・秋吉博之編著『理科教育法−理論をふ
まえた理科の授業実践−』(大学教育出版,ISBN:
978-4-88730-894-7)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN:978-4-477-01949-9)
[テキスト]
鹿毛雅治・清水一豊編著『小学校新学習指導要領
ポイントと授業づくり生活』
( 東 洋 館 出 版 社,
ISBN:978-4-491-02406-6)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』
(日本文教出版,ISBN:978-4-536-59002-0)
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[参考図書・参考資料等]
小学校生活科検定教科書(東京書籍,大日本図書,
学校図書,教育出版,信濃教育会出版部,光村図書,
啓林館,日本文教出版)
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価
−298−
初等教育学科
ブラックボード使用
家庭科教育法
後 期
三宅 元子
2単位
児童英語教育法
(小学校の英語指導の在り方)
上仲 律子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
実践的コミュニケーション能力を養成するための
基礎としての小学校の英語指導のあり方を理解し,
授業計画の作成などを通して,小学校の英語教育に
どのような指導が必要とされるのかを探り,適切な
内容と方法で英語活動を実践していく能力の獲得を
目指す。
[授業の概要]
小学校家庭科の指導目標と内容を学習指導要領に
て解説する。また授業設計について講義し,学習指
導案の作成,模擬授業の実施・評価を行う。
[授業の概要]
文部科学省の「外国語活動」指導要領,第二言語
習得教授法などの解説と,実践例や授業指導法の紹
介およびその内容の検討を行う。グループでの授業
活動計画の作成・発表を行う。
[授業計画]
1.家庭科教育の意義
2.小学校家庭科の学習指導要領
3.家庭科の評価
4.家庭科をめぐる問題と課題
5.授業研究
6.模擬授業の方法
7.学習指導案の作成
8.教材研究
9.模擬授業
10.模擬授業
11.学習指導案の作成
12.教材研究
13.模擬授業
14.模擬授業
15.模擬授業評価
[授業計画]
1.イントロダクション:授業内容の説明
2.小学校英語教育の現状と問題点
3.文部科学省「外国語活動」指導要領概説
4.第二言語習得教授法の解説⑴
5.第二言語習得教授法の解説⑵
6.『英語ノート1』の指導法
7.『英語ノート2』の指導法
8.歌・チャンツの指導法とデモンストレーション
9.ゲーム・フォニックス指導法
10.文字・リテラシー指導法(絵本の読み聞かせ)
11.教材(市販テキスト等)の検討
12.指導計画の立て方と授業計画作成
13.授業計画発表⑴
14.授業計画発表⑵
15.発表および授業のまとめ
[テキスト]
「家庭」で使用したものと同じテキストを使う。
小学校教科書,
「新編新しい家庭5・6」,東京書籍
「小学校学習指導要領解説 家庭編(平成20年8
月)」東洋館出版社(ISBN:978-4-491-02374-8)
「私たちの家庭科小学校5・6」,開隆堂 文部科
学省(編)
[テキスト]
1. 文部科学省『小学校学習指導要領解説 外国語
活動編』(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-023779)
2 . 文 部 科 学 省『 英 語 ノ ー ト 1』
( 教 育 出 版,
ISBN:978-4-316-30014-6)
3 . 文 部 科 学 省『 英 語 ノ ー ト 2』
( 教 育 出 版,
ISBN:978-4-316-30015-3)
(その他の資料は適宜
配布する)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
大津由紀雄・鳥飼久美子『小学校でなぜ英語?』
その他,授業で紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,模擬授業,提出物等により総合的に評
価する。
[成績評価の方法]
受講態度(20%), 小テスト(30%), 授業計画レポ
ートおよび発表(50%)
−299−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校家庭科の目標,内容,評価を理解し,授業
設計が出来ることを目的とする。また学習指導案を
作成し,模擬授業を実践することで,家庭科の指導
ができる教育実践力を身に付ける。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
音楽科教育法
前 期
図画工作科教育法
後 期
古山 典子
2単位
藤田 知里
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校の音楽科授業の意義を踏まえた上で,歌
唱・器楽・創作・鑑賞のそれぞれの分野の内容を指
導できる知識とノウハウを身につける。
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校教育の指針である小学校学習指導要領にお
ける「図画工作科」のねらいや内容の意味を理解し,
実際の教育現場で教育者はどのように指導していく
か,子どもの視座に立つ実践的な図画工作科の内容
と指導方法を習得することを目的とする。
[授業の概要]
本授業は,音楽を学ぶこと,教えることの意味を
さまざまな角度から問うことを目的とし,講義と演
習を組み合わせながら進めていく。講義で音楽科教
育の内容を学びながら,創意工夫のある模擬授業を
求める演習を通して,実践的な力を身につける。
[授業の概要]
図画工作科教育法では大まかに,⑴図画工作の基
本的位置付け,⑵指導要領の概説,⑶実践における
授業内容と指導方法,の講義をとおして現代の図画
工作科が内包する課題と特性を把握する。また,図
画工作を担当する教師として必要最低限の美術史に
ついても学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション,音楽科教育の意義
2.音楽科指導要領の歴史的変遷とその内容①
3.音楽科指導要領の歴史的変遷とその内容②
4.学習指導要領の内容と系統性−領域「表現」
5.学習指導要領の内容と系統性−領域「鑑賞」
6.音楽科の評価
7.指導計画について−題材構成
8.指導計画について−指導案
9.音楽科教育における授業内容−歌唱
10.音楽科教育における授業内容−器楽表現
11.音楽科教育における授業内容−音楽づくり
12.音楽科教育における授業内容−鑑賞〈内容〉
13.音楽科教育における授業内容−鑑賞〈実践〉
14.視聴覚資料による授業実践事例の検討
15.音楽教育を取り巻く環境と今後の展望
※毎回,模擬授業(演習)を行う。
[授業計画]
1.図画工作科の特性と課題
2.学習指導要領について
3.学習指導案について(工作実技)
4.A表現の内容と学習指導(絵)
5.A表現の内容と学習指導(立体)
6.A表現の内容と学習指導(工作)
7.B鑑賞の内容と学習指導①
8.B鑑賞の内容と学習指導②
9.美術館見学(学外授業)
10.A表現の内容と学習指導(造形遊び)
11.美術教育の歴史
12.摸擬授業①
13.摸擬授業②
14.子どもの発達と造形活動
15.実技
[テキスト]
① 初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教
育法』(音楽之友社)ISBN:978-4-276-82008-1
※必ず,2009年に刊行されたものを用意すること。
② 文部科学省『小学校学習指導要領解説 音楽編』
ISBN:978-4-87788-383-6
[テキスト]
1.宮脇理(監修)書名『小学校図画工作科指導の
研究』建帛社,ISBN 4767920744
2.『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本
文教出版,ISBN 4536590013
[参考図書・参考資料等]
授業で指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
受講態度,演習内容,提出課題,ペーパーテスト
等を総合して評価を行う。
[成績評価の方法]
試験,レポート,実技作品,授業態度などによる
総合評価。
−300−
初等教育学科
体育科教育法
後 期
中尾 道子
2単位
道徳教育研究
(道徳教育の理論と実践)
渡邉 満
集 中
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学校の教育活動全体における道徳教育と道徳の時
間における道徳教育の意義と目標について理解し,
道徳授業の内容と方法について基礎的な知識を学び,
実践的指導力を獲得する。
[授業の概要]
小学校体育科の学習指導要領の歴史的変遷と社会
的背景を探りながら,平成20年度の学習指導要領の
改訂について学び,体育科教育の意義や目標につい
て講述する。また体育科の学習指導のベースをもと
に,各運動領域について具体的な実践事例を取り上
げながら,基本的な考え方・内容・方法について分
析していく。それに基づいて学生が指導案を作成し,
発表し合いながら改善していく。
[授業の概要]
学ぶ・教えるという学校における教育の基礎的な
理解を獲得し,学校における道徳教育の歴史,学習
指導要領の変遷,道徳の時間の目標,内容,方法に
ついて理解をした上で,多様な道徳授業論に対応す
る各々の道徳授業について学ぶ。そして,各自で資
料を選定し,それを使った道徳授業の学習指導案を
作成し,それを発表して批評をし合いながら改善を
行う。
[授業計画]
1.学習指導要領の歴史的変遷と社会的背景
2.平成20年度の学習指導要領改訂の経緯
3.体育の学習指導要領改訂のポイント
4.体育の学習指導のベース(児童の発育・発達)
5.体育の学習指導のベース(運動の楽しさ)
6.体育の学習指導のベース(自発性と自主性)
7.指導計画(年間計画・単元計画・学習指導案)
8.各論1.「体つくり運動」領域
9.各論2.「ゲーム」と「ボール運動」領域
10.各論3.「陸上運動」領域
11.各論4.「器械運動」領域
12.各論5.「表現運動」「水泳」領域
13.各論6.「保健」領域
14.各論7.模擬授業と指導案の改善1
15.各論8.模擬授業と指導案の改善2
[授業計画]
1.学ぶ・教えるとはどういうことか
2.学校教育における道徳教育の意義と位置づけ
3.我が国における道徳教育の歴史Ⅰ(戦前)
4.我が国における道徳教育の歴史Ⅱ(戦後)
5.道徳教育の目標
6.道徳の時間の内容
7.道徳の時間の方法
8.道徳性の発達段階
9.道徳授業の諸類型Ⅰ(価値の自覚)
10.道徳授業の諸類型Ⅱ(価値観の相対化)
11.道徳の指導計画
12.道徳の学習指導案の作成Ⅰ(指導過程の構想)
13.道徳の学習指導案の作成Ⅱ(展開過程の工夫)
14.発表Ⅰ
15.発表Ⅱ
[テキスト]
小学校学習指導要領解説 体育編(東洋館出版社,
ISBN:978-4-491-02375-5)
[テキスト]
村田昇「道徳の指導法」(玉川大学出版部,ISBN
:978-4-472-40384-2)
[参考図書・参考資料等]
中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育」
[参考図書・参考資料等]
「小学校学習指導要領 道徳編」
「中学校学習指導要領 道徳編」
[成績評価の方法]
平生の受講態度,特に授業中の討論・質疑応答な
どに基づく毎回のミニレポートやノート及び課題レ
ポートを50%,試験成績を50%で総合評価する。
[成績評価の方法]
試験及びレポートによって評価する。
−301−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校体育科の学習指導要領と体育科の学習指導
のベースを理解し,それに基づいて年間計画から学
習指導案までを作成する力を養うと共に,1年生か
ら6年生までの運動領域ごとの系統的発展について
の理解を図り,具体的・実践的な指導方法の基礎を
身につける。
特別活動研究
(明るい学級をつくる特別活動)
渡邉 満
集 中
2単位
教育方法論(初等教員養成用)
(学習指導法とカリキュラム開発)
木原 俊行
集 中
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
今日の子どもたちの諸課題を明らかにし,それら
の諸課題に特別活動においてどのように取り組むの
かについて学習し,特別活動に関する実践的理解と
指導力を獲得する。
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生が,我が国や諸外国の様々な教育方法を,
1)学力観,2)学習指導法,3)カリキュラム開
発という視点から分類・整理できること等を目指す。
[授業の概要]
今日の子どもたちの諸課題を把握し,それらを適
切に理解した上で,特別活動の意義,目標,内容及
び指導方法を指導事例の検討をとおして学習する。
[授業の概要]
我が国や諸外国の教育方法を,学力観,学習指導
法,カリキュラム開発を視点として,解説する。ま
た,毎回の講義において,授業のビデオ記録や文字
記録を提示し,多様な実践事例を紹介する。
[授業計画]
1.今日の子どもたちの諸課題
2.特別活動の意義と目標
3.特別活動の指導原理
4.学級活動Ⅰ(学級とは)
5.学級活動Ⅱ(学級づくりの活動)
6.学級活動Ⅲ(学級活動の指導法)
7.学校行事Ⅰ(内容①儀式・文化・体育的行事)
8.学校行事Ⅱ(内容②体験を重視する活動)
9.学校行事Ⅲ(学校行事の指導法)
10.児童会活動の意義と実際
11.学級経営の現代的課題Ⅰ(家庭との連携)
12.学級経営の現代的課題Ⅱ(いじめ問題)
13.学級経営の現代的課題Ⅲ(不登校問題)
14.特別活動の評価
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション(診断的評価,講義のキー
ワード・鍵概念の解説)
2.教育方法の基本的な枠組み1(教育方法の理論
的枠組みの確認)
3.教育方法の基本的な枠組み2(実践事例の分析)
4.戦後60年の我が国のカリキュラム開発1(コア・
カリキュラム)
5.戦後60年の我が国のカリキュラム開発2(仮説
実験授業等)
6.オープン教育の特徴と課題
7.総合的な学習のカリキュラム開発
8.確かな学力の育成と個に応じた指導の展開
9.新しい幼稚園教育要領の特徴
10.小中連携教育の推進
11.放送教育の減点
12.放送教育の新展開(デジタル教材の活用)
13.学校の情報化と授業におけるICT活用
14.情報教育の体系的展開
15.ICT活用(情報教育)の授業プラン作成
[テキスト]
相原次男・新富康央「個性をひらく特別活動」(ミ
ネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-03443-7)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 特別活動
編」「中学校学習指導要領解説 特別活動編」
[参考図書・参考資料等]
佐藤学『教育方法学』(岩波書店,2,060円)
[成績評価の方法]
発表とレポートによって評価する。
[成績評価の方法]
小レポートと最終テストによって,成績を算出す
る。成績評価に占める両者の比率は3:7とする。
−302−
初等教育学科
ブラックボード使用
教育評価
前 期
幼児理解とカウンセリング
後 期
寺澤 孝文
2単位
北川 歳昭
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育評価は,児童・生徒にとってどの段階から指
導を始めるのが適当かを判断し,目標に即した教育
活動が行われた後,その指導がどの程度の成果を挙
げたかを確認し,さらにその評価を参考にして,そ
の後の指導法やカリキュラムの改善を行うことを目
的とする。また教育評価は,本来,児童・生徒に自
己教育の意欲を育てて,学習の進展,パーソナリ
ティーの成長を促すことを目指している。このよう
な立場から,講義では,教育の現場に密着しながら,
公正な教育評価を行うのに必要な知識と技術につい
て習得することを目的とする。
[授業の概要]
まず,データを厳密に解釈する訓練に時間をとる。
その後,教育評価の目的などに言及し,教育評価と
指導などの関係を紹介する。後半は,最近の新しい
評価技術を紹介し,その理論と実践の様子を,具体
的な実践例を用いて詳述する。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.統計の基礎⑴ データの見方
3.統計の基礎⑵ 標準偏差,偏差値
5.教育評価の目的と種類
6.評価に影響を与える要因
7.学業成績と知能の関係
8.学習指導法の評価
9.学習意欲と評価の関係
10.指導と評価の関係
11.教育評価に関わる情報技術
12.学力評価の実際(理論)
13.学力評価の実際(実践)
14.将来の学力評価
15.まとめと補足
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児期の心理と保育教育現場にあわせたカウンセ
リングのあり方の基本を習得する。保育者・教育者
として必要なカウンセリングマインドの習得を目指
す。
[授業の概要]
教師はまず子どもの心情の理解者であり,心のよ
りどころであらねばならない。子どもの行動や内面
への深い理解を図るためにカウンセリングの理論・
技能を学ぶとともに,プレイセラピーの考え方,保
護者への対応も含めた教育相談の実際例を学び,カ
ウンセリングマインドを備えた教師への育ちを目指
す。
[授業計画]
1.教育・保育活動における教育相談の意義
2.子どもの発達への援助(3歳未満児)
3.子どもの発達への援助(3歳以上児)
4.子ども理解の意味と方法
5.カウンセリングの理論と方法(主な理論と原理)
6.カウンセリングの理論と方法(基本的技法)
7.カウンセリングマインド
8.遊びの意義とプレイセラピー(理論と技法)
9.遊びの意義とプレイセラピー(事例)
10.子どもの問題行動とその背景の理解
11.子どもの問題行動とその背景の理解(乱暴など)
12.子育て支援のあり方(保護者カウンセリング)
13.子育て支援のあり方(保護者との連携)
14.地域社会・関係機関との連携
15.教師としての成長とメンタルへルス
[テキスト]
清水勇・阿部裕子『子育て・保育カウンセリング
ワークブック』(学事出版,ISBN:4-7619-1181-6)
[参考図書・参考資料等]
田中耕治編 よくわかる教育評価 ミネルヴァ書
房
太田信夫編 記憶の心理学と現代社会 有斐閣
森正義彦(編著)理論からの心理学入門 培風館
[参考図書・参考資料等]
青木久子・間藤佑・河邉貴子『子ども理解とカウ
ンセリングマインド』萌文書林
[成績評価の方法]
授業中に課す課題の評価によって成績を評価する。
課題の成績によってレポートを課す場合もある。原
則として,出席数が授業時数の3分の2以上あるこ
とを成績評価の前提とする。
[成績評価の方法]
受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小
テスト(筆記試験)による総合評価。
−303−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
教科書は用いず,適宜資料を配布する。e-learningを課すので(予定)
,インターネット(携帯で
も可)が使える環境を各自用意しておくこと。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
教育相談
前 期
生徒・進路指導論
後 期
原 奈津子
2単位
原 奈津子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育相談の重要性を理解し,教育相談に必要な基
礎的知識と態度を身につけることを目標とする。ま
た,教育上配慮が必要な児童生徒への理解を深め,
そうした児童生徒に対し学校内,外部専門機関や地
域専門家と連携することの必要性とその実際を理解
することを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
生徒指導・進路指導の考え方および生徒指導・進
路指導に関わる基本的事項についての知識の習得を
目標とする。
[授業の概要]
近年,教師自身にカウンセラーとしての資質・能
力が要求されている。本講義ではカウンセリングの
理論について習得するとともに,児童・生徒の成長
を助けるために役に立つ「話の聴き方」を,学校や
社会で即生かすことができるよう,役割演習などを
通して体験的に学ぶ。また,児童の各種の問題行動
や心理的障害についての理解を深め,さらに適切な
対処を行うための体制づくりについて考察する。
[授業の概要]
生徒指導および進路指導の意義・目的についての
理解を深め,"生きる力の育成"という視点に立った
援助の原理・方法を学習する。生徒理解の方法・生
徒および学校が直面している諸問題(いじめ・暴力
行為・不登校・自殺など)について理解を深め,適
切な生徒指導のあり方について考察する。さらに,
生徒が自らのキャリアを主体的に選択・決定できる
ような進路指導のあり方について習得する。
[授業計画]
1.教育相談とは
2.教育相談の基礎理論−精神分析
3.教育相談の基礎理論−来談者中心療法①
4.教育相談の基礎理論−来談者中心療法②
5.教育相談の基礎理論−行動療法と認知療法
6.教育相談の基礎理論のまとめ
7.傾聴的態度のロールプレイ①
8.傾聴的態度のロールプレイ②
9.傾聴的態度のロールプレイ③
10.傾聴的態度のロールプレイ④
11.学校不適応の理解①
12.学校不適応の理解②
13.学校不適応の理解③
14.教育相談の体制①
15.教育相談の体制②
[授業計画]
1.生徒指導とは
2.生徒指導の原理
3.生徒理解の基本
4.生徒理解の方法
5.生徒指導と学級経営−教師のリーダーシップ
6.学校不適応の理解−現状①
7.学校不適応の理解−現状②
8.学校不適応の理解−いじめ
9.学校不適応の理解−不登校
10.進路指導とは
11.進路指導の基礎理論
12.進路指導の方法や技術
13.特別活動における進路指導
14.生徒指導・進路指導の体制
15.生徒指導・進路指導をめぐる今日的問題につい
て
[テキスト]
二宮克美・宮沢秀次・大野木裕明「ガイドライン
発達学習・教育相談・生徒指導」(ナカニシヤ出版,
ISBN 978-4-7795-0184-5)
[テキスト]
二宮克美・宮沢秀次・大野木裕明「ガイドライン
発達学習・教育相談・生徒指導」(ナカニシヤ出版,
ISBN:978-4-7795-0184-5)
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(30%)
② テスト(70%)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 個人レポート(20%)
② グループレポート(20%)
③ テスト(60%)
−304−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
国語Ⅰ
前 期
国語Ⅱ
後 期
影山 礼子
2単位
影山 礼子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園・小学校教諭に求められる国語に関する素
養を養うとともに,小学校国語科を指導するための
基本的・基礎的な力の育成を目指す。
[授業の概要]
ことばの学びにおける子どもの発達段階を追うこ
とで見極め,それにふさわしい学びや授業が構想で
きるようにする。実際の教科書を体験し,理解力・
表現力等の要点をつかむことができる。
[授業の概要]
国語Ⅰに引き続いて,子どもの発達段階にふさわ
しい学びの段階について理解できるようにする。実
際の教材を利用し,講義を通して国語教育の概略を
つかむことができる。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.子どもに身につけさせたいことば力・国語学力
3.「読むこと」の基礎・基本を学ぶ ①(幼稚園∼
低学年の場合)
4.「読むこと」の基礎・基本を学ぶ ②(中学年の
場合)
5.「読むこと」の基礎・基本を学ぶ ③(高学年の
場合)
6.「書くこと」の基礎・基本を学ぶ ①(幼稚園∼
低学年の場合)
7.「書くこと」の基礎・基本を学ぶ ②(中学年の
場合)
8.「書くこと」の基礎・基本を学ぶ ③(高学年の
場合)
9.「話すこと・聞くこと」の基礎・基本を学ぶ ①
(幼稚園∼低学年の場合)
10.「話すこと・聞くこと」の基礎・基本を学ぶ ②
(中学年の場合)
11.「話すこと・聞くこと」の基礎・基本を学ぶ ③
(高学年の場合)
12.書写(毛筆)の実技(中学年)
13.書写(硬筆)の実技(中学年)
14.幼稚園のことばの学びと小学校の国語の授業の
実際
15.小学校入門期の国語科授業の実際
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.「読むこと」文学的文章を読む①(幼稚園∼低
学年向け)
3.「読むこと」文学的文章を読む②(中学年向け)
4.「読むこと」文学的文章を読む③(高学年向け)
5.「読むこと」説明的文章を読む①(幼稚園∼低
学年向け)
6.「読むこと」説明的文章を読む②(中学年向け)
7.「読むこと」説明的文章を読む③(高学年向け)
8.「書くこと」作文作成から学ぶ①(幼稚園∼低
学年向け)
9.「書くこと」作文作成から学ぶ②(中学年向け)
10.「書くこと」作文作成から学ぶ③(高学年向け)
11.「話すこと・聞くこと」討論ゲーム
12.「話すこと・聞くこと」パネルディスカッショ
ン
13.「言語文化・言語事項」昔話・神話・伝承
14.「言語文化・言語事項」古典
15.総括
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)ISBN978-4-491-02371-7
※上記のほかに下記の教科書を利用する。光村図
書出版の小学校国語科教科書第1学年(上)第3学
年(上)第5学年(上)日本文教出版の書写の教科
書第3学年
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
ISBN978-4-491-02371-7(
「国語I」
と同じもの)
※上記のほかに下記の教科書を利用する。光村図書
出版の小学校国語科教科書第2学年(下)第4学年
(下)第6学年(下)
[参考図書・参考資料等]
授業の中で紹介する。
[参考図書・参考資料等]
授業の中で紹介する。
[成績評価の方法]
授業態度(25%)
,授業後の小レポート(25%),
課題についてのレポート(25%),小テスト(25%)など
を総合的に評価する。
[成績評価の方法]
授業態度(25%)
,授業後の小レポート(25%),
課題についてのレポート(25%),小テスト(25%)など
を総合的に評価する。
−305−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園・小学校教育で身につけさせるべきことば
の力・国語学力を明らかにするとともに,教師に求
められる基礎的な素養を養う。
ブラックボード使用
算数
前 期
黒崎 東洋郎
2単位
社会
(社会科教材研究法)
竹中 伸夫
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
算数科の「A数と計算」
「B量と測定」
「C図形」
「D
数量関係」の4領域における数量や図形に関する基
礎的・基本的な概念・原理・法則に関わる指導事項
を確実に理解させることができるようにする。
[授業の到達目標及びテーマ]
自身の教育観の具現化に必須の教材研究の方法に
ついて,具体的な事例の講義を通じて習得させると
ともに,社会系教科の教員として必要な地理的分
野・歴史的分野・公民的分野についての基礎的知識
を習得させる。
[授業の概要]
第1学年から第6学年までの「A数と計算」
「B
量と測定」「C図形」「D数量関係」の4領域におけ
る基礎的・基本的な数量や図形の概念・原理・法則
に関わる指導内容・指導事項を包括的,一般的に解
説する。
[授業の概要]
社会科の授業内容を考える上で重要な社会科的な
ものの見方・考え方について概説した後,学生の希
望も踏まえ,いくつかの重要な項目について概説す
る。
[授業計画]
1.算数科の目標と指導内容の概要
2.整数の概念と十進位取り記数法
3.小数の概念
4.分数の概念
5.整数の加法・減法の意味とその計算原理
6.整数の乗法・除法の意味とその計算原理
7.小数の加法・除法の意味とその計算原理
8.小数の乗法・除法と意味とその計算原理
9.分数の加法・減法の意味とその計算原理
10.分数の乗法・除法の意味とその計算原理
11.長さ・面積・体積・重さなどの量の概念と測定
の原理
12.基本的図形の概念
13.図形の見方・考え方(論理的思考力・多面的な
見方)
14.関数的な見方
15.問題解決と文章題
[授業計画]
1.社会科的なものの見方・考え方の基礎
2.構造主義・構築主義・構成主義
3.批判的思考(常識を疑う)
4.論理的思考(構造的に事象を分析する)
5.リテラシー(読解)
6∼15.基礎的な項目についての概説(学生に希望
を取りすすめることとする。以下はその具体
例。)
6.政治と選挙:なぜ異なる選挙制度が存在するか
7.経済とお金:なぜ紙(幣)が必要なのか
8.経済とお金:なぜ紙(幣)をたくさん刷っては
ならないか
9.経済とお金:なぜモノの値段は一定ではないの
か
10.法と社会:なぜ人を殺してはいけないか
11.国民主権:なぜ,裁判員制度を導入するのか
12.なぜ日本の人口減少と世界の人口爆発が同時に
起こるか
13.立地論:なぜ岡山でマスカットが作られるのか
14.身分と差別の概念:なぜ士・農・工・商の順番
なのか
15.時代区分:なぜ様々な呼び方があるのか
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説算数編」平
成20年告示,東洋館出版社
[参考図書・参考資料等]
① 平成23年度版算数 教科書(啓林館)清水静海他
② 「算数数学教育の理論と実践」(現代教育社)
ISBEN4-906488-26-9,黒崎東洋郎他
③ 「小学校算数科の指導」ISBEN978-4-7679-20931,黒崎東洋郎他
[成績評価の方法]
学習態度30%,レポート30%,定期試験40%で評
価する
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
岩田一彦ほか「社会科 間違いやすい・紛らわし
い用語指導辞典』(明治図書)
[成績評価の方法]
レポート3本(15点・15点・30点)とテスト40点
で評価する。
−306−
初等教育学科
ブラックボード使用
理科
(理科授業実践のための基礎の習得)
秋吉 博之
前 期
2単位
家庭
(基礎知識・技能の習得)
本田 真美・萱島 知子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
理科授業の方法,観察・実験の安全指導について
学び,小学校理科の「物質」
「エネルギー」
「生命」
「地
球」の各領域における学習内容について,主に観察・
実験を通して理解を深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
家庭科を学ぶ意義を理解し,小学校家庭科で扱う
「家庭生活と家族」,「快適な衣服と住まい」,「日常
の食事と調理の基礎」,「身近な消費生活と環境」の
4領域についての基礎知識・技能を習得することを
目標とする。
[授業の概要]
観察や実験の基礎的な操作について学ぶ。次いで
小学校学習指導要領に示された「理科」の目標と内
容について理解する。
[授業の概要]
小学校家庭科で扱う衣・食・住生活,家族,消費
生活に関する内容について講義する。また,調理や
被服に関する基本的な技術の習得をめざして,演習
を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション・理科室での安全指導
2.小学校学習指導要領〈理科〉
3.野外活動の実際
4.実験器具の使い方⑴生命・地球領域
5.実験器具の使い方⑵物質・エネルギー領域
6.小学校理科3,4年・生命領域
7.小学校理科5,6年・生命領域
8.小学校理科3,4年・地球領域
9.小学校理科5,6年・地球領域
10.小学校理科3,4年・物質領域
11.小学校理科5,6年・物質領域
12.小学校理科3,4年・エネルギー領域
13.小学校理科5,6年・エネルギー領域
14.理科における環境教育
15.小学校理科の今後の課題
[授業計画]
1.家庭科とは(萱島)
2.家庭生活と家族(萱島)
3.家庭生活と家族(萱島)
4.衣服の着用と手入れ(萱島)
5.快適な住まい方(萱島)
6.小物製作(萱島)
7.消費生活(萱島)
8.食事の役割(本田)
9.栄養素の種類とはたらき(本田)
10.栄養を考えた食事(本田)
11.調理の基礎その1(本田)
12.調理の基礎その2(本田)
13.調理操作(本田)
14.ごはんとみそ汁の調理(本田)
15.環境に配慮した生活(本田)
[テキスト]
・柳昌子,中屋紀子(編),「家庭科の授業をつくる
−授業技術と基礎知識−小学校編」
,学術図書出
版社(IBSN:978-4-7806-0153-4)
・文部科学省(編),「小学校学習指導要領解説 家
庭 編( 平 成20年 8 月 )」 東 洋 館 出 版 社(ISBN:
978-4-491-02374-8)
・小学校教科書,「新編 新しい家庭5・6」,東京
書籍
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[参考図書・参考資料等]
中間美砂子(編),「小学校家庭科指導の研究」
,
建帛社(ISBN:978-4-7679-2080-1)
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価
[成績評価の方法]
試験60%,レポート等40%により評価する。
−307−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
山田卓三・秋吉博之編著『理科教育法−理論をふ
まえた理科の授業実践−』
(大学教育出版,ISBN:
978-4-88730-894-7)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN:978-4-477-01949-9)
生活
後 期
竹中 伸夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
生活科についてその意義や背景,生活科の性格,
教科を構成する原理,内容,などについての基礎的
認識を形成させる。
[授業の概要]
生活科の意義や特異性,原理などについて概説し
たのち,生活科で学ばれることの多いいくつかの項
目に関して指導案を手がかりに,それらが具体的に
どのように意識されながら授業として組織されたか
を追体験するなかで,生活科の教科内容に関してそ
の是非や取り上げ方なども踏まえながら考察する。
児童英語
(小学校英語教育の在り方)
上仲 律子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校英語教育の必修化に至る歴史的経緯と社会
的・理論的背景を理解する。また,アジア諸国との
比較や実際の教材にふれて「外国語活動」の望まし
いあり方について考察し,理解を深める。
[授業の概要]
小学校英語教育の歴史的経緯について,学習指導
要領・副教材などの様々な資料を読み,解説する。
子供の言語習得の理論の学習と,
『英語ノート』の
アクティビティーの内容検討を行い,これからの小
学校英語教育の在り方についてディスカッションす
る。
[授業計画]
1.オリエンテーション(生活科創設の経緯)
2.生活科の意義や背景,生活科の目標
3.幼小連携としての生活科と社会科・理科との接
続
4.生活科ではどのようなことが学ばれるのか①(学
習指導要領を手がかりに)
5.生活科ではどのようなことが学ばれるのか②(教
科用図書を手がかりに)
6.生活科の授業構成方法(教材研究)
7.生活科における栽培
8.生活科における学校探検
9.生活科における地域探検
10.生活科における遊び①(自然と遊び)
11.生活科における遊び②(道具と遊び)
12.季節の変化と生活
13.公共物と公共施設の利用:方法の問題
14.公共物と公共施設の利用:マナーやルール
15.買い物などの日常生活
[授業計画]
1.イントロダクション:授業内容の説明
2.小学校英語教育の歴史的経緯
3.文部科学省指導要領解説⑴(異文化理解等)
4.文部科学省指導要領解説⑵(指導計画・内容)
5.アジア諸国の英語教育⑴
6.アジア諸国の英語教育⑵
7.子供の言語習得⑴
8.子供の言語習得⑵
9.言語への気づき1(音声・文法)
10.言語への気づき2(文字・リテラシー)
11.『英語ノート1』の内容の概観
12.『英語ノート2』の内容 の概観
13.授業タスクデモンストレーション
14.授業タスクデモンストレーション
15.まとめ:今後の小学校英語教育の展望
[テキスト]
なし
[テキスト]
1.文部科学省『小学校学習指導要領解説 外国語
活動編』(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-023779)
2.文部科学省『英語ノート1』
(教育出版,ISBN
:978-4-316-30014-6)
3.文部科学省『英語ノート2』
(教育出版,ISBN
:978-4-316-30015-3)
(その他の資料は適宜配布する)
[参考図書・参考資料等]
小原友行他『生活科教育 改訂新版 ―21世紀のた
めの教育創造―』学術図書出版,2010年。
岡山県小学校教育研究会社会科部会著『学び方を
培う生活科・社会科の授業』明治図書,1991年。
片上宗二編著『オープンエンド化による生活科授
業の創造』明治図書,1995年。
文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』
日本文教出版,2008年。
[成績評価の方法]
レポート2本(50点分)と期末テスト(50点分)
による
[参考図書・参考資料等]
大津由紀雄『小学校での英語教育は必要か』
『日
本の英語教育に必要なこと』(慶應義塾大学出版会)
[成績評価の方法]
受講態度(20%),小テスト(30%),課題レポー
ト(50%)
−308−
初等教育学科
ブラックボード使用
音楽Ⅰa・b・c
(声楽・楽典)
ズビャーギナ山田章子
前 期
音楽Ⅱa・b・c
後 期
1単位
藤井 貞子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
初等・幼児教育における音楽教育で求められる基
礎的な知識・技能のうち,声楽と音楽理論を中心に
演習する。声楽においては,正しい姿勢,豊かな呼
吸法など,発声の基礎的技術を習得する。手遊び歌・
わらべ歌・童謡・唱歌などのレパートリーを充実さ
せ,保育現場での実践力を養うことを目指す。
[授業の概要]
美しくしなやかな声を習得するためのヴォイスト
レーニングや,音楽理論の基礎となるソルフェー
ジュのレッスンを行う。また,季節や行事に合った
童謡や手遊び,わらべうたなど,豊かな音楽表現を
実践するための歌唱指導を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.声はどこから? 発声のしくみとヴォイスト
レーニング①
3.豊かな呼吸法とは? 身体機能とヴォイスト
レーニング②
4.美しい姿勢とは? わらべうたによるユニゾン,
音楽理論①
5.共鳴のしくみ わらべうたによるカノン
6.声と表情 童謡を歌う①,音楽理論②
7.ことばとメロディー 童謡を歌う②
8.声の表現力 童謡を歌う③,音楽理論③
9.詩の世界 童謡を歌う④
10.ことばとリズム 手遊び歌,音楽理論④
11.作曲者研究 日本歌曲を歌う①
12.歌唱と伴奏 日本歌曲を歌う②,音楽理論⑤
13.諸外国の歌 原語で歌う世界の歌
14.発表会 舞台発表
15.まとめ
[授業の概要]
音楽基礎理論を学び読譜や演奏,伴奏法の基本を
学ぶ。
本授業は各人の技能,進度に合わせ個人指導中心
の形態で進める。
[授業計画]
1.各人の進度に応じた課題曲選定
2.音楽の基礎理論及び基本奏法について
3.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ハ長調を主に①
4.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ハ長調を主に②
5.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ハ長調を主に③
6.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ヘ長調を主に①
7.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ヘ長調を主に②
8.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ヘ長調を主に③
9.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ト長調を主に①
10.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ト長調を主に②
11.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ニ長調を主に①
12.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
ニ長調を主に②
13.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
その他の調 ①
14.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏
その他の調 ②
15.まとめ
[テキスト]
それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。
[参考図書・参考資料等]
今川恭子ほか監修「おんがくのしくみ」教育芸術
社
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施
する発表会への取り組みを総合して評価する。
[成績評価の方法]
平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価
する。
−309−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
伊藤嘉子/小川宜子/妹尾美智子/長柄孝彦/早
川史郎編 保育の四季「歌のカレンダー」エー・
ティー・エヌ出版
フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳「コールユー
ブンゲン」大阪開成館発行
その他適宜プリントを配布する。
[授業の到達目標及びテーマ]
ピアノを通して音楽基礎知識及び基本奏法の習得
を目指す。
ブラックボード使用
音楽Ⅱd・e・f・g
(器楽 初級∼中級)
古山 典子・津上 崇
後 期
音楽Ⅲa・b・c
前 期
1単位
藤井 貞子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生全員にバイエル50番までを終了させるとと
もに,数曲の童謡等の弾き歌いができるようにする。
また,教員や保育士に求められる伴奏付けや移調奏
について,理論的に理解させ,実践できる力を身に
つけさせることを目指す。
[授業の概要]
本授業では,音楽の基礎知識(楽典)の理解を図
りながら,幼児教育および初等教育の現場で必要と
されるピアノ実技の基礎的技能,童謡・唱歌等の歌
唱教材の伴奏法を,ML教室を利用しながら初歩か
ら学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.楽典・ピアノ実技−音部記号と音名
3.楽典・ピアノ実技−音名と鍵盤,変化記号
4.楽典・ピアノ実技−リズムと拍子∼わらべうた
5.楽典・ピアノ実技−リズムと拍子∼言葉のリズ
ム
6.楽典・ピアノ実技−いろいろな拍子
7.楽典・ピアノ実技−リズムにのって
8.中間実技発表会
9.楽典・ピアノ実技−音階と調①∼長音階
10.楽典・ピアノ実技−音階と調②∼短音階
11.楽典・ピアノ実技−音階と調③∼まとめ
12.楽典・ピアノ実技−和音と伴奏①∼主要三和音
13.楽典・ピアノ実技−和音と伴奏②∼コードネー
ム
14.楽典・ピアノ実技−和音と伴奏③∼コードネー
ム
15.実技発表会,総括
[テキスト]
今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著『お
んがくのしくみ』(教育芸術社)
ISBN:978-4-87788-377-5
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽Ⅱで習得したピアノ奏法や知識をさらに充実,
発展させる。
[授業の概要]
幅広いジャンルの楽曲演奏及び童謡・唱歌の弾き
歌いやコード即興伴奏等を習得していく。音楽Ⅱに
引き続き各人の進度に合わせて個人指導中心の形態
で進める。
[授業計画]
1.音楽Ⅱでの課題曲演奏
2.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自然に関する歌を中心に①
3.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自然に関する歌を中心に②
4.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自然に関する歌を中心に③
5.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自然に関する歌を中心に④
6.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
生活に関する歌を中心に①
7.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
生活に関する歌を中心に②
8.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
生活に関する歌を中心に③
9.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
生活に関する歌を中心に④
10.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自由なジャンルで①
11.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自由なジャンルで②
12.楽曲や弾き歌いの演奏と表現
自由なジャンルで③
13.演奏発表(発表会形式)
14.演奏発表について
15.まとめ
[参考図書・参考資料等]
全員バイエル教則本を準備すること(出版社は問
わない)
。すでにバイエル教則本を持っている場合
は,古くても買い直す必要はない。授業開始後,ブ
ルグミュラー,ソナチネなど各自のレベルに適した
テキストを指示する。
[テキスト]
それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。
[成績評価の方法]
受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度,
課題の提出状況と質を総合して評価を行う。
[成績評価の方法]
平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価
する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で適宜紹介する。
−310−
初等教育学科
ブラックボード使用
音楽Ⅲd・e・f・g
ブラックボード使用
前 期
(器楽−初級∼中級)
伊達 優子・虫明 泰子
古山 典子・津上 崇
1単位
音楽Ⅳa・b
(声楽アンサンブル)
ズビャーギナ山田章子
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽Ⅰの学習内容をさらに発展させ,より豊かな
発声法を確立する。重唱・合唱曲を通して音楽の基
礎能力を伸ばし,音楽的感性を高めることを目指す。
また,ミュージカルやオペレッタを通して創作活動
の楽しさを味わいながら歌唱力を高め,子どもに伝
わる音楽表現を研究する。
[授業の概要]
「音楽Ⅱ」で学習した音楽理論のより一層の理解
を図りながら,初等教育において必要とされる楽器
の演奏技能を学ぶ。ここでは,個人の演奏能力に合
わせたピアノ曲を選択するとともに,さまざまな童
謡や歌唱共通教材の弾き歌いを中心に授業を進める。
[授業の概要]
様々なジャンルの楽曲に取り組み,幅広いレパー
トリーを習得する。声楽アンサンブルや合唱曲,さ
らに歌と台詞を伴ったミュージカルやオペレッタを
通して,ことばとメロディー・ことばとリズムとの
かかわりを考え,自分の「こえ」と他者の「こえ」
との調和を感じながら音楽表現の楽しさを味わう。
[授業計画]
1.オリエンテーション,ピアノ実技・楽典
2.ピアノ実技・楽典(簡易伴奏への編曲法①)
3.ピアノ実技・楽典(簡易伴奏への編曲法②)
4.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ハ長調)
5.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ヘ長調)
6.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ト長調)
7.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ニ長調)
8.中間実技発表会
9.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け①)
10.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け②)
11.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け③)
12.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け④)
13.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け⑤)
14.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け−総括)
15.総括
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.コーラス① ハーモニーを描く
3.コーラス② 日本の調べ①
4.コーラス③ 日本の調べ②
5.ヴォーカルアンサンブル① 世界の調べ①
6.ヴォーカルアンサンブル② 世界の調べ②
7.ヴォーカルアンサンブル③ アカペラで歌う
8.オペレッタ① オペレッタについて
9.オペレッタ② ストーリーの把握と表現の工夫
10.オペレッタ③ 音楽表現と朗読表現
11.オペレッタ④ キャラクター研究
12.オペレッタ⑤ 舞台美術と衣装
13.オペレッタ⑥ 発表者と観客
14.発表会 舞台発表
15.まとめ
[テキスト]
・バイエル教則本,ブルグミュラー,ソナチネ等,
個人のレベルに適したテキストを授業で指示する。
・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著
『おんがくのしくみ』(教育芸術社)
(「音楽Ⅱ」で使用したテキスト)
[テキスト]
伊藤嘉子/小川宜子/妹尾美智子/長柄孝彦/早
川史郎編 保育の四季「歌のカレンダー」エー・
ティー・エヌ出版
フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳「コールユー
ブンゲン」大阪開成館発行
その他適宜プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ)
[参考図書・参考資料等]
大村典子著「大村典子ハッピーコーラス」音楽之
友社
[成績評価の方法]
受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度,
提出課題等を総合して評価を行う。
[成績評価の方法]
演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施
する発表会への取り組みを総合して評価する。
−311−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
各人のレベルに合ったピアノ曲に取組んでいくが,
受講生全員のバイエル終了を目指す。小学校教諭を
目指す受講生は,歌唱共通教材に指定された歌,保
育士・幼稚園教諭を目指す受講生は,童謡の弾き歌
いができるようにする。
ブラックボード使用
音楽Ⅴa・b
前 期
藤井 貞子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽Ⅲで習得したピアノ奏法や知識を基に応用力
を高め,アンサンブルを含めレパートリーを広げて
ゆく。
[授業の概要]
世界の各地や各時代の音楽に注目しながら,子ど
もたちの音楽活動を豊かに援助できる様,幅広くピ
アノ奏法を習得する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽①
3.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽②
4.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽③
5.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽④
6.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽⑤
7.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
ヨーロッパの音楽⑥
8.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
アジアの音楽①
9.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
アジアの音楽②
10.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
アジアの音楽③
11.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
アジアの音楽④
12.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
その他の地域の音楽①
13.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
その他の地域の音楽②
14.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現
その他の地域の音楽③
15.まとめ
音楽Ⅴc
(器楽アンサンブル)
古山 典子
前 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各人のレベルに合った,さまざまなピアノ曲に取
り組む。また,前半では実技指導と並行して音楽史
を扱い,楽曲の特徴を把握する。後半は個別演奏だ
けではなく,連弾等を行い,アンサンブル能力を育
む。
[授業の概要]
西洋音楽の歴史的な変遷を踏まえて楽曲の特徴を
理解することで,実際の演奏をより音楽的なものへ
と導く。また,他者とともに演奏することを通して,
自他が出す音への感覚を鋭敏にするとともに,アン
サンブルの魅力を知り,音楽表現の楽しさを味わう。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−バロック①
3.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−バロック②
4.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−古典派①
5.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−古典派②
6.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−ロマン派①
7.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−ロマン派②
8.中間実技発表会
9.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−現代音楽
10.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−現代音楽
11.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾①
12.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾−発表
13.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾②
14.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾−発表
15.総括
[テキスト]
各自のレベルに合った教材を授業で指示する。
[テキスト]
それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。
[参考図書・参考資料等]
・『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ)
・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著
『おんがくのしくみ』(教育芸術社)
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価
する。
[成績評価の方法]
受講態度,ピアノ実技の上達度,音楽史の理解度,
提出課題等を総合して評価を行う。
−312−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
音楽Ⅵa
後 期
藤井 貞子
1単位
音楽Ⅵb・c
(器楽)
b伊達 優子・c古山 典子
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽Ⅱ・Ⅲで習得した内容をもとに幼児教育や初
等教育に関わるいろいろな場面でそれらが活かせる
様,音楽知識や技能の更なる理解と習熟を目標とす
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
各人のレベルに合った,さまざまなピアノ曲に取
組む。弾き歌いについては,伴奏にさまざまなアレ
ンジができる知識と技術をより確実に習得する。ま
た,移調の記譜ができるようにする。
[授業の概要]
楽曲演奏のより音楽的な表現を目指すと共に,実
践的なレパートリーをひろげていく。本授業は音楽
Ⅱ・Ⅲと同様に各人の進度に合わせて個人指導中心
の形態で進める。
[授業の概要]
これまでに習得した伴奏法をより充実させ,発展
的なピアノの実技指導を行う。教育の場におけるピ
アノ伴奏は,音の強弱,フレージング,アーティキュ
レーションなどによって子どもたちの音楽表現へ影
響を及ぼしている。それを踏まえ,より実践的かつ
音楽的なピアノ表現を目指す。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
リズム曲を中心に①
3.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
リズム曲を中心に②
4.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
リズム曲を中心に③
5.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に①
6.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に②
7.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に③
8.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に④
9.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に⑤
10.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に⑥
11.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に⑦
12.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開
応用奏を中心に⑧
13.演奏発表(発表会形式)
14.演奏発表について
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション,ピアノ実技
2.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法①
3.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法②
4.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法③
5.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け①
6.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け②
7.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け③
8.中間実技発表会
9.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏①∼理論
10.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏②∼理論
11.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏③∼実践
12.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏④∼実践
13.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏⑤∼実践
14.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法∼まとめ
15.総括
[テキスト]
各自のレベルに合った教材を授業で指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
・『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ)
・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著
『おんがくのしくみ』(教育芸術社)
[成績評価の方法]
平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価
する。
[成績評価の方法]
受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度,
提出課題等を総合して評価を行う。
−313−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
図画工作Ⅰa・b
前 期
図画工作Ⅰc
前 期
a藤田 知里・b柴川 敏之
1単位
鳥越 亜矢
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図画工作を指導する教師として必要となる,美術
及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分
なりの造形教育観を実技演習をとおして体得するこ
とを目的とする。図画工作Ⅰでは平面作品の制作を
中心として造形に親しみ,観察能力,描画技術,デ
ザイン感覚等を高める。
[授業の到達目標及びテーマ]
① 初等教育期間中の図画工作科カリキュラム編成
の理解。
② 発達や学齢に応じた子どもの造形表現を援助・
指導するための知識・技術を体験的に習得する。
③ ものの形や色,材質,機能に関心を持ち,自ら
の創造行為を楽しみつつ,目的にかなった構成や
的確な作業工程・段取りを考えることができるよ
うになること。
[授業の概要]
前半は,デッサン,平面構成などを行い,基本的
な描画技術や平面表現における配置・形態・色彩な
どについて学ぶ。後半では,ポスター,版画を制作
し,発想や工夫,構成の方法,制作計画の立て方な
どを学ぶ。
[授業の概要]
講義や実技を通して,素材経験や道具の操作経験
を積んでいく。また,扱う素材や方法に応じて活動
や出来上がりの感じが異なることを理解するため,
同じジャンルやテーマの活動を数回にわたり行うこ
とがある。毎回スケッチブックにその時間の講義内
容や感想を記して,学習の記録とする。また,この授
業は後期の図画工作Ⅱcと関連した授業構成とする。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.デッサン(鉛筆)
3.デッサン(水彩絵の具)
4.絵の具の三原色①
5.絵の具の三原色②
6.鑑賞学習
7.コラージュ①
8.コラージュ②
9.レタリング・グラデーション
10.デザイン(ポスター①)
11.デザイン(ポスター②)
12.デザイン(ポスター③)
13.版画①
14.版画②
15.版画③
[授業計画]
1.オリエンテーションこの授業で身につけたいこ
と・深めたいこと
2.表現と素材(描画材)1 身近なもので描く自
分の手
3.表現と素材(描画材)2 パス類とその技法
4.表現と素材(描画材)3 水絵の具の扱いと注
意
5.表現と素材(描画材)4 三原色の混色・三色
での混色
6.表現と素材(描画材)5 いろいろな混色遊び
7.表現と素材(描画材)6 混色のにじみを生か
した創作
8.発達に応じた造形表現 版画1 版あそびと
様々な版画
9.発達に応じた造形表現 版画2 消しゴムはん
こ
10.発達に応じた造形表現 版画3 紙版画の版づ
くり
11.発達に応じた造形表現 版画4 転写版画の版
づくり
12.発達に応じた造形表現 版画5 紙版画・転写
版画印刷
13.目的にかなった構成とその実現 1構図の中の
視覚言語
14.目的にかなった構成とその実現 2レタリング
15.目的にかなった構成とその実現 3レタリング
[テキスト]
特になし。ただし,オリエンテーション期間中に
指定のスケッチブックを購入し,第1回目授業時か
ら持参すること。同時に希望者には絵の具セットの
販売も行う。
[テキスト]
使用せず
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
使用せず
[成績評価の方法]
課題作品・鑑賞ワークシートへの取り組みなどに
よる総合評価。
[成績評価の方法]
授業態度,課題作品,レポート等を総合的に評価
する。
−314−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
図画工作Ⅱa・b
後 期
図画工作Ⅱc
後 期
a藤田 知里・b柴川 敏之
1単位
鳥越 亜矢
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図画工作を指導する教師として必要となる,美術
及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分
なりの造形教育観を,実技演習をとおして体得する
ことを目的とする。図画工作Ⅱでは,立体表現を中
心として造形に親しみ,材料あるいは加工方法に見
合う様々な道具の扱い方を身につけ,学生自らの造
形技能の向上を目指し,発想や工夫,造形のおもし
ろさ,構成の方法,制作計画の立て方などを学び,
教材研究としての実技能力を養う。
[授業の概要]
紙,粘土,木材など身近な材料とそれぞれの加工
のための道具を用いて,作品の制作を行う。
[授業計画]
1.切り紙遊び1(折り紙)
2.切り紙遊び2(折り紙)
3.紙工作(飛び出すカード①)
4.紙工作(飛び出すカード②)
5.紙工作(飛び出すカード③)
6.立体(紙粘土①)
7.立体(紙粘土②)
8.立体(紙粘土③)
9.立体(紙粘土④)工作(木材①)
10.工作(木材②)
11.工作(木材③)
12.工作(木材④)工作(紙人形①)
13.工作(紙人形②)
14.工作(紙人形③)
15.発表
[授業の概要]
講義や実技を通して,素材経験や道具の操作経験
を積む。特に立体構成については子どもの造形行為
の発達に対応させた内容と順序で行う。立体構成や
粘土など作品を保存できない場合は,そのプロセス
および作品を写真撮影する。また,毎回スケッチブッ
クに講義内容や感想を記して学習の記録とする。
[授業計画]
1.夏休み課題作品のプレゼンテーションと鑑賞
2.立体構成遊び―積む・つなぐ―
3.可塑性の高い素材による造形表現(粘土)1 油粘土
4.可塑性の高い素材による造形表現(粘土)2 紙粘土
5.手ごたえのある材料と用具1(クランプ・鋸・
のみ鑿)
6.手ごたえのある材料と用具2(釘・錐・金槌・
釘抜き)
7.手ごたえのある材料と用具3(木版作り・彫刻
刀)
8.手ごたえのある材料と用具4(木版作り・彫刻
刀)
9.手ごたえのある材料と用具5(木版印刷・手彩
色)
10.可塑性の高い素材を用いた造形表現(紙)
「折り・
曲げ」
11.可塑性の高い素材を用いた造形表現(紙)「切
り紙」
12.可塑性の高い素材を用いた造形表現(紙)
「POP
UP」
13.ペーパークラフト作品の制作1(構想・試作)
14.ペーパークラフト作品の制作2(完成)
15.ペーパークラフト作品の鑑賞/鑑賞ゲーム/レ
ポート
[テキスト]
使用せず
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
使用せず
[成績評価の方法]
課題作品・鑑賞ワークシートへの取り組みなどに
よる総合評価。
[成績評価の方法]
授業態度,課題作品,レポート等を総合的に評価
する。
−315−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
特になし。スケッチブック,鉛筆,カッター,は
さみは必ず持参すること。
[授業の到達目標及びテーマ]
① 発達や学齢に応じた子どもの造形表現を援助・
指導するための知識・技術を体験的に習得すること。
② 扱う素材に応じて活動や使う道具や制作方法,
出来上がりの感じが異なることを理解していく。
③ ものの形や色,材質,機能に関心を持ち,自ら
の創造行為を楽しみつつ,目的にかなった構成や
的確な作業工程・段取りを考えることができるよ
うになること。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
図画工作Ⅲ
前 期
図画工作Ⅳ
後 期
藤田 知里
1単位
藤田 知里
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前年度までに履修してきた図画工作Ⅰ・Ⅱ,幼児
の造形表現Ⅰなどを踏まえ,小学校,幼稚園,保育
園などで造形教育を行ううえで必要な知識と技術を
深める。また,作品制作をとおし,図画工作で扱う
基本的な素材の特徴,制作に必要な道具の使い方を
身につける。また,鑑賞を通し美術文化に親しむ。
[授業の到達目標及びテーマ]
図画工作Ⅰ∼Ⅲで得た知識や技術を生かし,教材
研究あるいは作品制作を行い,造形に関する実技能
力を深めることを目的とする。
[授業の概要]
図画工作Ⅲでは,自らの表現技術を高め,造形表
現の平面・立体様々な作品を制作する。絵画・デザ
インの表現技法について学ぶ。さらに,紙粘土など
学生が興味を持った身近な素材を用い,立体作品を
制作する。
[授業の概要]
学生自らが興味ある分野(絵画・陶芸・木工など)
を選択し,構想から展示まで15回で2点以上の作品
制作に取り組む。
[授業計画]
1.ペーパーストラクチャー①
2.ペーパーストラクチャー②
3.ペーパーストラクチャー③
4.版画①
5.版画②
6.版画③
7.版画④
8.紙工作①
9.紙工作②
10.紙工作③
11.紙工作④
12.粘土工作①
13.粘土工作②
14.粘土工作③
15.粘土工作④
[授業計画]
1.制作の構想①
2.制作の構想②
3.作品制作1−①
4.作品制作1−②
5.作品制作1−③
6.作品制作1−④
7.作品制作1−⑤
8.中間発表
9.作品制作2−①
10.作品制作2−②
11.作品制作2−③
12.作品制作2−④
13.作品制作2−⑤
14.作品制作−⑥
15.作品展示と鑑賞
[教材]
1.ペーパーストラクチャー(小)→第1回授業時
に必ず持参すること。
2.キャンバスボード(片面エンボス加工B4サイ
ズ)
※上記教材はオリエンテーション期間中に必ず購入
すること。
[テキスト]
特になし。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
作品および制作への取り組みによる総合評価。
[成績評価の方法]
作品および制作への取り組みによる総合評価。
−316−
初等教育学科
体育Ⅰa・b・c
前 期
体育Ⅱa
後 期
山下 立次・中尾 道子
1単位
中尾 道子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域
を中心に実施し,基礎的な運動技能の習得を目指す
とともに,各領域の教材理解を深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域
を中心に実施し,基礎的な運動技能の習得を目指す
とともに,各領域の教材理解を深める。
[授業の概要]
器械運動,陸上運動,水泳の各領域を実践し様々
な技能を修得する。
【授業受講上の留意点】
・スポーツのできる服装と靴(屋外用,屋内用)を
用意すること。
・水泳の実習は「O・S・Kスポーツクラブ」で行
う。その際水着,帽子,ゴーグル,バスタオルと,
施設実習費3,150円が必要。
・お茶・水の準備
[授業の概要]
ボール運動,体つくり運動,表現運動の各領域を
実践し様々な技能を修得する。
【授業受講上の留意点】
・スポーツのできる服装と靴(屋外用,屋内用)を
用意すること。
・お茶・水の準備。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.器械運動 器械器具を使っての運動遊び
3.器械運動 跳び箱運動
4.器械運動 マット運動
5.器械運動 鉄棒運動
6.陸上運動 ハードル走
7.陸上運動 走り幅跳び
8.陸上運動 走り高跳び
9.陸上運動 走の運動遊び
10.陸上運動 跳の運動遊び
11.陸上運動 短距離走,リレー
12.水泳 水遊び,浮く,泳ぐ運動
13.水泳 クロール,平泳ぎ
14.水泳 安全に泳ぐ,救急処置法
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ボール運動 鬼遊び(鬼ごっこ)
3.ボール運動 ボールゲーム(スキル)
4.ボール運動 ゴール型①
5.ボール運動 ゴール型②
6.ボール運動 ネット型①
7.ボール運動 ネット型②
8.ボール運動 ベースボール型①
9.ボール運動 ベースボール型②
10.体つくり運動 体ほぐしの運動
11.体つくり運動 体力を高めるための運動
12.表現運動 表現リズム遊び
13.表現運動 リズムダンス
14.表現運動 表現・フォークダンス
15.まとめ
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」
(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-02375-5)
[参考図書・参考資料等]
中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育1∼
6」
[参考図書・参考資料等]
中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育1∼
6」
[成績評価の方法]
ノートの提出と実技の出来ばえ,授業態度を含め
た総合評価
[成績評価の方法]
ノートの提出と実技の出来ばえ,授業態度を含め
た総合評価
−317−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」
(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-02375-5)
体育Ⅱb・c
後 期
小学校教育実習
集 中
山下 立次
1単位
赤坂 英二
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域
を中心に実施し,基礎的な運動技能の習得を目指す
とともに,各領域の教材理解を深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
教育実習を行い,児童とのかかわり方,指導のあ
り方,学級経営,校務分掌等,小学校における実践
的な指導力の基礎を身に付ける。
[授業の概要]
ボール運動,体つくり運動,表現運動の各領域を
実践し様々な技能を修得する。
【授業受講上の留意点】
・スポーツのできる服装と靴(屋外用,屋内用)を
用意すること。
・お茶・水の準備。
[授業の概要]
4週間の観察実習,参加実習を体験する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ボール運動 鬼遊び(鬼ごっこ)
3.ボール運動 ボールゲーム(スキル)
4.ボール運動 ゴール型①
5.ボール運動 ゴール型②
6.ボール運動 ネット型①
7.ボール運動 ネット型②
8.ボール運動 ベースボール型①
9.ボール運動 ベースボール型②
10.体つくり運動 体ほぐしの運動
11.体つくり運動 体力を高めるための運動
12.表現運動 表現リズム遊び(中尾・山下)
13.表現運動 リズムダンス(中尾・山下)
14.表現運動 表現・フォークダンス
(中尾・山下)
15.まとめ
[授業計画]
1.小学校教育実習オリエンテーション
2.観察実習と参加実習(1週目)
3.部分指導の実践・部分指導案作成と実践(2週
目)
4.連続指導の実践・部分指導案作成と実践(3週
目)
5.全日経営の実践・全日指導案作成(4週目)
6.反省・評価
[テキスト]
文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」
(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-02375-5)
[テキスト]
就実大学初等教育学科「小学校教育実習の手引き」
*授業で配付する
[参考図書・参考資料等]
中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育1∼
6」
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
ノートの提出と実技の出来ばえ,授業態度を含め
た総合評価
[成績評価の方法]
勤務態度,児童への関わり,学習指導の実践力,
学級経営力等による総合評価
−318−
初等教育学科
小学校教育実習実践研究Ⅰ
前 期
小学校教育実習実践研究Ⅱ
後 期
赤坂 英二
1単位
赤坂 英二
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教師としての実践力を身に付けることができる。
[授業の概要]
学校訪問で教師としての目を養う。模擬授業を実
践する。教師の服務を理解する。
[授業の概要]
教育実習の経験をもとに,グループごとに課題を
出し合い,解決の糸口を探る。また模擬授業を通し
て実践力を高める。
[授業計画]
1.学校訪問⑴
2.学校訪問⑵
3.学校訪問⑶
4.教師の心構え
5.指導案作成⑴
6.指導案作成⑵
7.模擬授業
8.教育実習の目的と心得
9.教育実習の内容と方法⑴
10.教育実習の内容と方法⑵
11.教師の服務
12.子どもとのかかわり方⑴
13.子どもとのかかわり方⑵
14.学習指導上の配慮事項⑴
15.学習指導上の配慮事項⑵
[授業計画]
1.グループで出し合い,課題をまとめる⑴
2.グループで出し合い,課題をまとめる⑵
3.グループで出し合い,課題をまとめる⑶
4.グループごとに発表⑴
5.グループごとに発表⑵
6.学級経営上の課題を取り上げ話し合う⑴
7.学級経営上の課題を取り上げ話し合う⑵
8.学習指導上の課題を取り上げ話し合う⑴
9.学習指導上の課題を取り上げ話し合う⑵
10.指導案作成⑴
11.指導案作成⑵
12.模擬授業⑴
13.模擬授業⑵
14.信頼される教師を目指して⑴
15.信頼される教師を目指して⑵
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
就実大学初等教育学科「小学校教育実習の手引き」
[参考図書・参考資料等]
・文部科学省「学習指導要領 教科編」
・「信頼される教師51か条」(著)赤坂英二 吉備人
出版
[成績評価の方法]
学習態度,指導案,模擬授業,レポートによる総
合評価
[成績評価の方法]
授業態度,指導案,模擬授業,レポートによる総
合評価
−319−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
教師としての基本的な資質や指導力を身に付ける
ことができる。
介護等体験
集 中
幼稚園教育実習
集 中
赤坂 英二
1単位
門松 良子
4単位
[授業の到達目標及びテーマ]
特別支援学校や社会福祉施設の業務を理解するこ
とができる。今後の学習意欲や進路選択への動機付
けとすることができる。
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園実習を行い,幼児とのかかわり方,指導の
あり方,学級経営等,幼稚園における保育に関する
実践的な指導力の基礎を身につける。特に幼児の発
達や個人差に応じた指導の仕方ついて学ぶ。また,
教師としての態度(勤務態度,幼稚園での勤務内容,
幼児理解,教師同士の相互理解等)を身につける。
さらに,保護者や地域との関連,幼小連携等につい
て学ぶ。
[授業の概要]
障害者や老人とのかかわり方や心構えを指導する。
体験に参加させる。体験をもとに学んだこと,気付
いたこと,反省等を書かせる。なお,オリエンテー
ション・事前研修会に出席しないと,当年度の介護
等体験実施を認めない。
[授業の概要]
幼稚園教育実習 4週間
[授業計画]
1.説明会(オリエンテーション)
2.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)依
頼
3.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)交
渉
4.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)決
定
5.事前研修会2回
6.体験(特別支援学校2日)
7.体験(社会福祉施設5日)
8.体験日誌提出
[授業計画]
1.幼稚園教育実習オリエンテーション
2.観察実習(1週目)
3.参加実習(1週目)
4.部分指導の実践(部分指導案作成と実践)(2
週目)
5.部分指導の連続指導の実践(部分指導案作成と
実践)(3週目)
6.全日経営の計画と実践(全日指導案作成と実践)
(4週目)
7.反省・評価
[テキスト]
[テキスト]
① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保
育現場を知る 幼稚園実習』北大路書房,ISBN
:978-4-7628-2400-3
② 『幼稚園教育実習てびき』
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
オリエンテーション,事前研修の授業態度やレ
ポートと体験日誌等による総合評価
[成績評価の方法]
教師としての勤務態度,幼児へのかかわり,保育
指導の実践力,学級指導の実践力等による総合評価
−320−
初等教育学科
幼稚園教育実習実践研究Ⅰa・b
前 期
幼稚園教育実習実践研究Ⅱa・b
後 期
門松 良子
1単位
門松 良子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園教育実習の反省と評価を行い,今後どのよ
うな保育者になりたいのか,そのためには今後どの
ような学習が必要なのか等について自分なりの課題
を明確にする。
[授業の概要]
実習の目的,意義,実施方法について講義する。
実習テーマの設定,実習で必要とされる記録のとり
方,指導計画の立案方法を具体的に講義する。特に,
幼児を指導していくということの意義・意味につい
て深く理解させる。そのために,保育案を立案し,
ロールプレイを行い,保育実践に備える。
[授業の概要]
幼稚園教育実習の事後研究として,実習目標の評
価,実習テーマの発表,研究保育の問題点の討議等
を行う。そして,今後どのような保育者になりたい
のか,そのためには今後どのような学習が必要なの
か等について,各自でまとめる。特に重要視してい
る点は,実習体験後に学生がどのように意識の変化
があったかを発表させることである。
[授業計画]
1.授業の目的・概要の説明
2.幼稚園教育実習の意義・目的
3.保育の形態と指導方法
4.指導案(部分案)の作成⑴
5.指導案(部分案)の作成⑵
6.指導案(部分案)の作成⑶
7.ロールプレイの実践⑴
8.ロールプレイの実践⑵
9.ロールプレイの実践⑶
10.指導案(日案)の作成⑴
11.指導案(日案)の作成⑵
12.幼稚園教育実習の際の留意事項
13.幼児理解と観察方法
14.記録のとり方
15.実習テーマ作成と総括
[授業計画]
1.オリエンテーション及び授業概要の説明
2.各実習園の概要報告⑴
3.各実習園の概要報告⑵
4.各実習園の概要報告⑶
5.保育実践の問題点の討議⑴
6.保育実践の問題点の討議⑵
7.保育実践の問題点の討議⑶
8.保育実践の問題点の討議⑷
9.保育実践の問題点の討議⑸
10.保育実践の問題点の討議⑹
11.保育実践の問題点の討議⑺
12.実習テーマのまとめ
13.実習前と実習後の意識変化について発表⑴
14.実習前と実習後の意識変化について発表⑵
15.まとめ
[テキスト]
① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保
育 の 現 場 を 知 る 幼 稚 園 実 習 』( 北 大 路 書 房,
ISBN:978-4-7628-2400-3)
② 井戸和秀,門松良子『事例から学ぶ子ども主体
の 保 育 』( チ ャ イ ル ド 本 社,ISBN:978-4-80540153-8)
③ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ
ル館,ISBN:978-4-577-81245-7)
④ 『幼稚園教育実習てびき』
[テキスト]
① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保
育現場を知る 幼稚園実習』(北大路書房,ISBN
:978-4-7628-2400-3)
② 井戸和秀,門松良子『事例から学ぶ子ども主体
の 保 育 』( チ ャ イ ル ド 本 社,ISBN:978-4-80540153-8)
③ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ
ル館,ISBN:978-4-577-81245-7)
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示
[成績評価の方法]
授業態度,レポート等による総合的評価
[成績評価の方法]
授業態度,討議,発表,レポートによる総合的評
価
−321−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園教育実習の目的,意義,実施方法を理解す
る。実習テーマの設定,実習で必要とされる記録の
とり方,指導計画の立案方法を学習する。そして,
ロールプレイ(模擬保育)を行い,保育実践をする
ための具体的方法を学ぶ。 ブラックボード使用
ブラックボード使用
保育所保育実習Ⅰ
集 中
施設保育実習Ⅰ
集 中
柏 まり
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
①保育所の内容・機能等を実地の体験を通して理解
する。
②保育所における実践を通して,子どもを集団的・
個人的側面から理解する。
③保育士の職務内容および役割,また,職員とのチー
ムワークなどを学ぶ。
④保育士および子どもと生活をともにし,実習生自
身がさまざまな働きかけを行うことにより,みず
からの子ども観や保育観を検討し,とらえ直す。
⑤学内の授業で習得した理論が実践の場でいかに具
体化され,統合されるかを理解し,学習への目的
意識をより明確に持つ。
[授業の到達目標及びテーマ]
施設保育実習Ⅰは,居住型児童福祉施設等の生活
に参加し,利用児・者への理解を深めるとともに,
施設の機能とそこでの保育士の職務について体験を
とおして学ぶことを目的とする。
[授業の概要]
保育所での保育実習10日間を通して学習する。
[授業の概要]
各実習先のプログラムによる。
[授業計画]
Ⅰ.観察実習
①保育所の沿革と保育の基本方針を知る。
②子どもの構成等について知る。
③物的環境を把握する。
④人的環境を把握する。
Ⅱ.観察/参加実習
①観察・参加の方法を学ぶ。
②子どもの発達の概要を知る。
③保育の一日の流れを把握する。
④生活,遊びなどの指導を手伝う。
Ⅲ.部分指導実習/全日指導実習
①子どもの生活や遊びの指導を行う。
・保育形態を理解する。
・指導案の立て方を学ぶ。
・指導技術を学ぶ。
・反省と評価の方法を学ぶ。
Ⅴ.反省会
①実習保育所での反省会
②記録のまとめ(実習日誌・指導案の整理)
③実習報告書(レポート)の作成
[授業計画]
■施設保育実習Ⅰ
10月17日∼10月26日 10日間(宿泊実習)
※8月または9月に事前オリエンテーション(施
設訪問)あり。
[テキスト]
『保育所実習の手引き』 岡山県保育士養成協議会
『保育所実習日誌』 岡山県保育士養成協議会
開仁志編著 『これで安心!保育指導案の書き方』
北大路書房 978-4-7628-2621-4
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会
『施設実習の手引き』『施設実習日誌』
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省 『保育所保育指針』
柏女霊峰監修 全国保育士会遍 『全国保育士会
倫理綱領ガイドブック』全国社会福祉協議会
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
保育所実習における実習園からの評価票や出勤状
況,実習日誌,指導案の準備等を総合的に評価する。
[成績評価の方法]
施設側の評価表,事後報告会,面接等の結果によ
る評価。
−322−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
保育所保育実習Ⅱ
集 中
施設保育実習Ⅱ(今年度休講)
集 中
柏 まり
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
施設保育実習Ⅱは,保育所以外の児童福祉施設等
における保育士をめざす人が主に選択する実習であ
る。本校では,施設実習Ⅰと同じ施設での実施とな
るため,施設保育実習Ⅰでの体験,学習をとおして
得たそれぞれの関心・課題をさらに深めるとともに,
支援プログラムの策定や,地域との連携など,施設・
利用者と地域や社会との関係へも視野を広げていく
ことが求められる。
[授業の概要]
保育所での保育実習10日間を通して学習する。
[授業の概要]
各実習先のプログラムによる。
[授業計画]
Ⅰ.観察/参加実習
①観察・参加の方法を学ぶ。
②子どもの発達の概要を知る。
③保育の一日の流れを把握する。
④生活,遊びなどの指導を手伝う。
Ⅱ.部分指導実習/全日指導実習
①子どもの生活や遊びの指導を行う。
・保育形態を理解する。
・指導案の立て方を学ぶ。
・指導技術を学ぶ。
・反省と評価の方法を学ぶ。
Ⅲ.反省会
①実習保育所での反省会
②記録のまとめ(実習日誌・指導案の整理)
③実習報告書(レポート)の作成
[授業計画]
■施設保育実習Ⅱ
10月27日∼11月5日 10日間(宿泊実習)
■事前指導
※保育所実習前の夏休みに,実施予定。3回程
度を予定。
①オリエンテーション(施設保育実習Ⅱの目的,
諸連絡等)
②③実習先施設の特徴,実習課題の設定等
[テキスト]
『保育所実習の手引き』 岡山県保育士養成協議会
『保育所実習日誌』 岡山県保育士養成協議会
開仁志編著 『これで安心!保育指導案の書き方』
北大路書房 978-4-7628-2621-4
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』
『施
設実習日誌』
[参考図書・参考資料等]
厚生労働省 『保育所保育指針』
柏女霊峰監修 全国保育士会遍 『全国保育士会
倫理綱領ガイドブック』全国社会福祉協議会
中島紀子 横松友義 共編 『保育指導法の研究』
ミネルヴァ書房
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
保育所実習における実習園からの評価票や出勤状
況,実習日誌,指導案の準備等を総合的に評価する。
[成績評価の方法]
施設側の評価表,面接等の結果による評価。
−323−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
①保育所の保育内容の各領域とその全体を実践に照
らして理解する。
②実践における指導技術を身につける。
③保育計画,年間,期間,月間,週間および1日の
指導計画の体系と立案の方法などを実践に即して
理解する。
④保育士の指導のもとに子どもの保育を担当し,保
育実践を総合的に学ぶ。
⑤子どもの発達の遅れや保育所の生活に慣れにくい
状態などへの,具体的な対応の仕方を学ぶ。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
保育実習実践研究Ⅰ
前 期
保育実習実践研究Ⅱ
後 期
柏 まり・村田 恵子
2単位
柏 まり・村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
【保育所実習事前指導】
① 保育所実習を行う上で必要な知識・技能を習得する。
② 実習に向けての自己課題を明らかにし,意識を高
める。
【施設実習事前指導】
施設実習は,種別の異なる施設に分かれての実施と
なる。受講者が,それぞれの実習先に応じた事前学習
を行い,自らの課題を明確にして臨むことを目的とする。
【保育所実習事後指導】
保育所実習の反省を通して,自己の学習すべき保育
の知識や技術を明らかにする。
【施設実習事後指導】
施設実習をふり返り経験交流することをとおして,
施設養護について理解を深めるとともに,未来の保育
者としての自らの課題を明らかにすることを目的とする。
[授業の概要]
[授業の概要]
最初の授業時に配布する計画表にそって,保育所実
習指導と施設実習指導を交互に実施する。それぞれ,
実習に向けての心構え,事前学習の内容,実習課題の
設定,指導案や日誌の書き方等,実習に際して必要な
事項について,実習時に使用する手引・日誌を用いて
指導する。
[授業計画]
【保育所実習事前指導】
1.オリエンテーション
2.保育所実習の意義と目標
3.保育所実習の計画と準備
4.保育の理解(保育の目標・保育のねらい・保育の
内容)
5.実習の方法(見学実習・観察参加実習・指導実習・
日誌の書き方)
6.指導計画の作成と事前訪問
【施設実習事前指導】
1.オリエンテーション
2.実習先発表・実習関係書類の作成指導等
3.施設実習の意義と目標
4.実習課題について
5.日誌の書き方①
6.日誌の書き方②
7.実習課題について①
8.実習課題について②・事前訪問
9.直前オリエンテーション(夏期休業中に実施予定)
[テキスト]
【保育所実習事前指導】
① 岡山県保育士養成協議会『保育所実習の手引き』
『保
育所実習日誌』
②『保育所保育指針』
【施設実習事前指導】
岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』『施
設実習日誌』
[参考図書・参考資料等]
【保育所実習事前指導】
『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』全国社会福
祉協議会
【施設実習事前指導】
「養護原理」
「児童福祉Ⅰ」で使用したテキスト・参
考資料等
※法令集については,法改正が頻繁に行われているた
め,新しいものを購入することが望ましい。
最初の授業時に配布する計画表にそって,保育所実
習事後指導と,施設実習事後指導を交互に行う。それ
ぞれ,実習をとおして学んだ内容を,グループ発表の
形で交流し,共有できるようにする。
[授業計画]
【保育所事後指導】
1.保育所実習のまとめ(保育所実習反省会)
2.保育指導法の研究Ⅰ(保育指導形態の選択の基本
的な考え方)
3.保育指導法の研究Ⅱ(指導法の実際−3歳以上児
の保育)
4.保育指導法の研究Ⅲ(指導法の実際−3歳未満児
の保育)
5.特色のある保育方法論と保育所における特別保育
事業
6−7.個人面談
【施設実習事後指導】
1.施設実習のまとめ(施設実習反省会,オリエンテー
ション)
2.実習報告会へ向けて(実習報告会の進め方,役割
分担,レジュメの書き方等)
3−7.実習報告会(グループ別発表)
8.まとめ(発表に関する講評,施設評価の概要と課題)
9−10.個人面談
[テキスト]
【保育所実習事後指導】
岡山県保育士養成協議会『保育所実習の手引き』
『保
育所実習日誌』
【施設実習事後指導】
岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』『施
設実習日誌』
[参考図書・参考資料等]
【保育所実習事後指導】
①『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』全国社会福
祉協議会
②『保育所保育指針』
【施設実習事後指導】
「養護原理」
「児童福祉Ⅰ」で使用したテキスト・参
考資料等
※法令集については,法改正が頻繁に行われているた
め,新しいものを購入することが望ましい。
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
【保育所実習事前指導】
受講態度や発言50%,課題レポート50%。
【施設実習事前指導】
受講態度,レポート,発表等による総合評価とする。
【保育所実習事前指導】
受講態度や発言50%,課題レポート50%
【施設実習事前指導】
受講態度,レポート,発表等による総合評価とする。
−324−
初等教育学科
教育保育インターンシップ
集 中
初等教育ゼミナールⅠa
前 期
本田 真美
1単位
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
実際にその教育・保育現場を訪問し,当該教育・
保育現場においてどのような教育・保育活動が展開
されているかを観察する。授業の内容が現場ではど
のように活かされているかを認識し,学習の動機付
けとする。
〈別途指示〉
[授業の概要]
小学校,学童保育,幼稚園,保育所のいずれか一
方の教育・保育現場を選び,主として夏季休業中
(8・9月)に合計で5日間,実際にその教育・保
育現場を訪問し,当該教育・保育現場においてどの
ような教育・保育活動が展開されているかを観察す
る。
[授業計画]
1.説明会
2.受け入れ先校・園への依頼
3.受け入れ先校・園との交渉
4.受け入れ先校・園の決定
5.計画書・事前レポート等の関係書類の提出
6.事前研修会
7.事前研修会
8.事前研修会
9.インターンシップの実施(5日間)
10.単位認定書・実習日誌・アンケートの提出
11.事後研修会
12.事後研修会
[テキスト]
[成績評価の方法]
研修会の態度,インターンシップ中の活動態度,
実習日誌等による総合評価
−325−
基幹︵初等教育︶
[参考図書・参考資料等]
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅠb
(理科教材開発と授業の方法I)
秋吉 博之
前 期
初等教育ゼミナールⅠc
前 期
2単位
柏 まり
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文献講読を行い,小学校学習指導要領をふまえた
理科教材開発,理科授業研究に関する研究方法につ
いて理解する。なお受講者の希望に応じて,幼児の
環境,小学校生活科の教材開発に関する実証的な研
究を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,乳幼児期における遊び,社会
性の発達,保育(教育)内容,保育(教育)指導法,
保育者の資質等に関するテーマについての理論的研
究と実践的研究を行うための知識や技能の習得を目
的とする。
[授業の概要]
理科教材開発,理科授業研究の文献講読を行い,
理科教育の研究方法を知り,研究課題を設定する。
次いで研究課題に基づいて文献の調査を行う。また
サツマイモなどの栽培実習を行う。
[授業の概要]
ゼミナールⅠでは,乳幼児保育(教育)研究に必
要な基礎的な知識(研究手順・方法)を学ぶ。毎回
講義形式ではなく,グループワークを取り入れて,
関心のある研究テーマへの接近を試みる。
[授業計画]
1.オリエンテーション・栽培実習⑴
2.文献講読(理科教材開発1)
3.文献講読(理科教材開発2)
4.文献講読(授業研究1)
5.文献講読(授業研究2)
6.栽培実習⑵
7.研究テーマの選択
8.文献の調査方法⑴
9.文献の調査方法⑵
10.文献調査⑴
11.文献調査⑵
12.栽培実習⑶
13.文献調査報告⑴
14.文献調査報告⑵
15.研究のまとめと今後の課題
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.関心ある研究テーマの設定・発表
3.文献検索の方法・先行研究の調査
4.質的研究法について
5.量的研究法について
6.フィールドワークについて
7.質的研究法の実際①(グループワーク)
8.質的研究法の実際②(グループワーク)
9.量的研究法の実際①(グループワーク)
10.量的研究法の実際②(グループワーク)
11.フィールドワーク①(グループワーク)
12.フィールドワーク②(グループワーク)
13.グループ発表①
14.グループ発表②
15.グループ発表③
[テキスト]
山田卓三・秋吉博之編著『理科教育法−理論をふ
まえた理科の授業実践−』
(大学教育出版,ISBN
978-4-88730-894-7)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN 978-4-477-01949-9)
[テキスト]
白井歳昭他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル
ヴァ書房 ISBN978-4-623-05111-3
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[参考図書・参考資料等]
高橋順一 渡辺文夫 大渕憲一編著『人間科学 研 究 法 ハ ン ド ブ ッ ク 』 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 ISBN488848-438-4
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価
[成績評価の方法]
受講態度や発言50%
提出物(課題やレポート)50%
−326−
初等教育学科
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅠd
前 期
初等教育ゼミナールⅠe
前 期
門松 良子
2単位
古山 典子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽教育に関する最新の研究に触れながら,①文
献探索の方法を習得し,②音楽教育研究の動向をと
らえ,③受講生各自の関心のある領域の専門的な知
識を養うことを目指す。
[授業の概要]
幼児の遊びや生活場面のVTRを視聴し,グルー
プ討議を行い幼児教育とは何かについて講義と演習
を行う。また,文献や論文などを読み,保育内容の
あり方について討議させる。
[授業の概要]
受講生それぞれが,興味のある音楽教育関係の論
文の精読と概要の発表を行い,受講生全員で討論を
行う。また,さまざまな音楽教育現場の実践報告等
の資料に対して協議を行い,音楽教育に関する基礎
的な知識を習得する。
[授業計画]
1.オリエンテーション「保育とは何か?」
2.VTR視聴及び討議⑴
3.VTR視聴及び討議⑵
4.VTR視聴及び討議⑶
5.まとめ・発表
6.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑴
7.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑵
8.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑶
9.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑷
10.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑸
11.VTRと保育内容と考え合わせた問題意識の醸
成
12.問題意識についてまとめる⑴
13.問題意識についてまとめる⑵
14.問題意識について発表
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション・文献検索の方法
2.文献調査演習(図書館での実習)
3.受講生の関心に基づく文献調査演習①
4.受講生の関心に基づく文献調査演習②
5.論文の読み方ならびにレポートの書き方
6.研究の方法について
7.先行研究の批判的検討①
8.先行研究の批判的検討②
9.先行研究の批判的検討③
10.研究課題の発表と討論①
11.研究課題の発表と討論②
12.研究方法論―量的研究と質的研究
13.研究方法論―量的研究と質的研究
14.研究計画の発表
15.研究計画の発表,総括,及び夏休みの課題提示
[テキスト]
① 井戸和秀・門松良子『「子育ち・子育て」の心
理学』チャイルド本社978-4-8054-0118-7
② 白井利明・高橋一郎『よくわかる卒論の書き方』
ミネルヴァ書房978-4-623-05111-3
[テキスト]
プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
① 全米乳幼児教育協会S.ブレデキャンプ+C.
コップル『《誕生から小学校低学年にかけて》乳
幼児の発達にふさわしい教育実践 21世紀の乳幼
児教育プログラムへの挑戦』(東洋館出版)
② コンスタンス・カミイ他 『遊びの理論と実践』
(風媒社)
[参考図書・参考資料等]
・K.スワンウィック『音楽と心と教育』野波健彦
/石井信夫ほか訳(音楽之友社)
・佐伯胖/藤田英典/佐藤学編『表現者として育つ』
(東京大学出版会)
・小川容子/今川恭子『音楽する子どもをつかまえ
たい』(ふくろう出版),ほか授業で指示する。
[成績評価の方法]
レポート,討議,授業態度等による総合評価
[成績評価の方法]
受講態度(討論への参加態度を重視する)
,発表
の準備の綿密さと内容,レポート等を総合的に判断
し,評価を行う。
−327−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
教育課程・指導計画等を理解することにより,幼
児教育の全体像を捉え,環境と遊びを通した保育の
あり方を追究することを目的とする。
初等教育ゼミナールⅠf
(興味・関心の模索)
佐藤 和順
前 期
2単位
初等教育ゼミナールⅠg
(研究方法の習得)
竹中 伸夫
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育・幼児教育の基礎
・受講生それぞれの関心領域の専門的知識
・論文作成の基本的能力 等の養成
[授業の到達目標及びテーマ]
社会認識教育学研究における具体的なテーマに関
する専門的知識の習得と「書かれたものを分析的に
読む」ことや論文検索の仕方といった基本的な研究
方法の習得を目指す
[授業の概要]
ゼミナールⅠでは,研究の基本となる問題意識の
もち方や研究の視点作り,論文作成のための基本的
な能力を育てる。具体的には,幼児教育に関する共
通の文献を講読し,学生自身が内容について発表し,
その内容について議論を行う。
[授業の概要]
新書・論文・専門書というように段階的に分析対
象を配列し,それらの講読・分析・発表を受講生に
課すことを通じて研究の仕方を具体的に身につける
とともに,現在の社会認識教育学研究が抱える課題
や受講生個々人の問題意識に応じた専門的知識を身
につけさせる
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.講読文献の選定,関連文献の検索方法について
3.講読文献についての個人発表及び議論①
4.講読文献についての個人発表及び議論②
5.講読文献についての個人発表及び議論③
6.講読文献についての個人発表及び議論④
7.講読文献についての個人発表及び議論⑤
8.講読文献についての個人発表及び議論⑥
9.講読文献についての個人発表及び議論⑦
10.講読文献についての個人発表及び議論⑧
11.自らの研究テーマの設定①
12.自らの研究テーマの設定②
13.自らの研究テーマの設定③
14.自らの研究テーマの設定④
15.まとめ
[授業計画]
1.本の読み方⑴
2.本の読み方⑵
3.本の読み方⑶
4.論文検索の方法
5.論文分析⑴
6.論文分析⑵
7.論文分析⑶
8.論文分析⑷
9.理論書分析⑴
10.理論書分析⑵
11.理論書分析⑶
12.理論書分析⑷
13.理論書分析⑸
14.理論書分析⑹
15.理論書分析⑺
[テキスト]
なし
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する
[成績評価の方法]
期末レポート(70%)
・授業態度(30%)を総合
的に評価
[成績評価の方法]
毎回の課題に対する発表レジュメの出来(50点),
およびレポート(50点)によって評価する
−328−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅠh
前 期
初等教育ゼミナールⅠi
前 期
原 奈津子
2単位
藤田 知里
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅠでは,図画工作科・美術科教育,幼
児の造形教育,美術に関する知見を広げ,課題を解
決するための基礎能力を養うことが目的である。ま
た,造形表現の見方についても学び,自らの制作技
術を高める。
[授業の概要]
本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対
して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。
言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社
会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行うための
一連の科学的方法論の習得を目指す。
[授業の概要]
まず,研究に関する情報収集など,基礎的な課題
解決方法を学ぶ。それらを活かし,授業前半では美
術作品について研究・発表を行い,後半では,図画
工作科,幼児の造形教育の課題を踏まえ,教材研究・
発表を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.研究立案の方法①−問題の設定,資料の集め方
3.文献検索実習および文献整理の方法
4.論文の読み方入門
5.文献講読①と研究立案の方法②−資料のまとめ
方,要因図の作成
6.文献講読②と実験法の基礎知識
7.文献講読③と実験計画立案
8.文献講読④と実験実施
9.文献講読⑤と実験結果の分析
10.文献講読⑥と論文・レポート作成の基本につい
て
11.文献講読⑦と論文・レポート作成
12.文献講読⑧
13.文献講読⑨
14.文献講読⑩
15.前期の総括と後期に向けての課題(夏休み課題)
提示
[授業計画]
1.オリエンテーション①
2.オリエンテーション②(研究分野について)
3.美術・美術教育について
4.文献調査の方法研究課題について
5.美術作品研究①
6.美術作品研究②
7.美術作品研究③
8.レポート提出・発表・討論⑴
9.美術館鑑賞学習
10.図画工作科・美術科教育について
11.教材研究①
12.教材研究②
13.教材研究③
14.教材研究④
15.レポート提出・発表・討論⑵
[テキスト]
都筑学「心理学論文の書き方―おいしい論文のレ
シピ」(有斐閣,ISBN:978-4-641-12303-8)
[テキスト]
特になし。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(50%)
② 個人発表(30%)
③ 討議等への取り組み(20%)
[成績評価の方法]
課題への取り組みによる総合評価。
−329−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
教育社会心理学領域を中心とした文献の講読と討
議をとおして,受講者各人が関連知識を習得すると
ともに,具体的な教育社会心理学的研究を立案する
ための実践的技能や能力を身に付ける。
初等教育ゼミナールⅠj
(食育)
本田 真美
前 期
初等教育ゼミナールⅠk
前 期
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
1.論文,資料等の検索方法とその読み方,まとめ
方,引用の仕方等を身につける。
2.専門的知識の理解を深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,教育・福祉に関する課題を対
象に,歴史的な視点から研究を行う。ゼミナールⅠ
では,①ゼミ員各自の課題の明確化と,②研究論文
作成に求められる基本的な知識ならびに技術の取得
を目標とする。
[授業の概要]
全回とも講義ではなく,関係論文の検討,発表等
ゼミ員による運営形態をとり,下記のスケジュール
ですすめていく。
[授業の概要]
子どもの食育・健康教育に関する現状や問題点に
ついて,文献および実地観察から知る。そこでの問
題点や自分が興味関心をもった課題解決のために,
食育・健康教育を扱った文献を自ら選択し多読,精
読する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.食育・健康教育に関する基礎知識
3.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議
4.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議
5.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議
6.自分の関心領域に関する基礎知識
7.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
8.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
9.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
10.研究方法に関する基礎知識
11.研究方法に関する基礎知識
12.研究方法に関する基礎知識
13.研究方法に関する文献抄読及び演習
14.研究方法に関する文献抄読及び演習
15.まとめ
[テキスト]
白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」
(ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3)
[授業計画]
1.オリエンテーション&メンバー紹介
ゼミの運営方法,担当の決定
2.ゼミ年間計画確認(担当者)
研究領域・研究方法に関する学習⑴
教育研究における歴史的アプローチとは/研
究対象(キーワード)について
3.研究領域・研究方法に関する学習⑵
文献・資料調査の方法と演習/(課題① 関心
テーマ,キーワードの選定)
4.先行研究の検討⑴ テーマ・キーワードの報告
(課題② 先行研究の調査)
5.先行研究の検討⑵
先行研究調査の報告(課題③ 関係論文の選定)
6.先行研究の検討⑶
各自が選んだ関係論文について報告・討論(課
題③)
7.先行研究の検討⑷
各自が選んだ関係論文について報告・討論(課
題③)
8.先行研究の検討⑸
各自が選んだ関係論文について報告・討論(課
題③)
9.先行研究の検討⑹
各自が選んだ関係論文について報告・討論(課
題③)
10.先行研究の検討⑺
各自が選んだ関係論文について報告・討論(課
題③)
11.論文・レポートの作成方法について
12.各自の研究課題に関する中間報告⑴
13.各自の研究課題に関する中間報告⑵
14.各自の研究課題に関する中間報告⑶
15.前期の総括と後期への課題提示(資料調査計画
等含む)
[テキスト]
白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』
ミネルヴァ書房,ISBN: 978-4-623-05111-3
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
発表内容と討論内容およびレポートにより総合評
価する。
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
受講態度,報告その他による総合評価とする。
−330−
初等教育学科
初等教育ゼミナールⅠl
前 期
初等教育ゼミナールⅡa
後 期
山下 立次
2単位
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育・保育に関する諸問題を体育及び身体活動を
ともなう遊びの視点から研究する。各自の興味・関
心,課題の明確化に向けた学習をするとともに,教
育・研究に求められる基礎的な知識の習得を目的と
する。
〈別途指示〉
[授業の概要]
子どもの発育・発達の特徴や子どもを取り巻く社
会環境について理解を深める。小学校・幼稚園の現
場視察を実施し子どもや教師の現状について認識す
るとともに,自然体験学習を取り入れ環境問題,子
どもと自然との関わりについても論議する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.体育・スポーツ(遊び)の意義・価値
3.子どもの発育・発達の特徴①
4.子どもの発育・発達の特徴②
5.子どもの遊びと社会環境①
6.子どもの遊びと社会環境②
7.教育・保育現場の視察(幼稚園・小学校)
8.教育・保育現場の諸問題の検討①
9.教育・保育現場の諸問題の検討②
10.子どもの生活と社会について諸問題の検討①
11.子どもの生活と社会について諸問題の検討②
12.研究論文の作成にあたって
13.自然体験学習(短期集中:蒜山又は大山)
14.自然体験学習(短期集中:蒜山又は大山)
15.まとめ
[テキスト]
[成績評価の方法]
受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など),
レポート等により総合的に判断し評価する。
−331−
基幹︵初等教育︶
[参考図書・参考資料等]
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅡb
(理科教材開発と授業の方法Ⅱ)
秋吉 博之
ブラックボード使用
後 期
初等教育ゼミナールⅡc
後 期
2単位
柏 まり
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅡでは,ゼミナールIでの文献調査を
ふまえて,小学校学習指導要領に基づく理科教材開
発の方法について学ぶ。なお受講者の希望に応じて,
幼児の環境,小学校生活科の教材開発に関する実証
的な研究方法について理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,乳幼児期における遊び,社会
性の発達,保育(教育)内容,保育(教育)指導法,
保育者の資質等に関するテーマについての理論的研
究と実践的研究を行うための知識や技能の習得を目
的とする。
[授業の概要]
ゼミナールⅡでは,ゼミナールIに引き続き,小
学校理科各領域から1つを選択し,理科教材の開発
を試みる。なお受講者の希望に応じて,幼児の環境,
小学校生活科の教材開発に関する実証的な研究を進
める。また生命・地球領域に関する野外活動,サツ
マイモ・タマネギなどの栽培実習を行う。
[授業の概要]
ゼミナールⅡでは,乳幼児保育(教育)に関する
内容から,自分の関心領域に関する先行研究の整理
を通して研究テーマを明確化させ,研究計画作成の
取り組みから,自らの研究目的や研究手法を具体化
する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・栽培体験⑴
2.研究発表⑴
3.研究発表⑵
4.野外調査の実際(地球領域1)
5.野外調査の実際(地球領域2)
6.野外調査の実際(生命領域1)
7.野外調査の実際(生命領域2)
8.栽培体験⑵
9.教材開発実習⑴
10.教材開発実習⑵
11.栽培体験⑶
12.教材を用いた授業研究⑴
13.教材を用いた授業研究⑵
14.教材を用いた授業研究⑵
15.研究のまとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.フィールドワークについて
3.観察法について
4.メッセージ分析について
5.文献検索及び文献依頼について
6.関心領域に関する先行研究の整理①
7.関心領域に関する先行研究の整理②
8.関心領域に関する先行研究の整理③
9.研究テーマ及び文献レビューの発表・討議①
10.研究テーマ及び文献レビューの発表・討議②
11.研究計画作成①
12.研究計画作成②
13.研究計画作成③
14.研究計画作成④
15.研究計画作成⑤
[テキスト]
川村康文・山下芳樹・秋吉博之・荻原彰編著『実
験で実践する魅力ある理科教育−小中学校編−』
(オーム社,ISBN 978-4-274-20920-8)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN 978-4-477-01949-9)
[テキスト]
白井歳昭他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル
ヴァ書房 ISBN978-4-623-05111-3
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[参考図書・参考資料等]
高橋順一 渡辺文夫 大渕憲一編著『人間科学
研 究 法 ハ ン ド ブ ッ ク 』 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 ISBN488848-438-4
[成績評価の方法]
受講態度,レポートによる総合評価
[成績評価の方法]
受講態度や発言50%
提出物(課題やレポート)50%
−332−
初等教育学科
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅡd
後 期
初等教育ゼミナールⅡe
後 期
門松 良子
2単位
古山 典子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児教育に関する論文の書き方および論述の仕方
について学ぶ。
[授業の概要]
問題意識にそった事例や論文,文献を読み,まと
める。また,問題意識にそったテーマや要旨(数行)
を自分なりにA4,2,3枚に発展させ発表を行う。
その後,受講生全員でグループ討議を行う。そして,
また,レポート作成やプレゼンテーションを行う。
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,理論と実践を組み合わせなが
ら,研究的態度とより専門的な知識を習得する。ま
た,卒業研究として,各自の研究課題の検討を行う。
[授業の概要]
各受講生の関心に基づく先行研究の批判的検討を
継続し,自らの研究課題を絞り込んでいく。併せて,
「ゼミナールⅠ」で得た知見を基に,音楽授業や保
育の場のフィールドワークを行い,事例分析の視点
と方法を習得する。
[授業計画]
1.夏休み課題についての研究発表①
2.夏休み課題についての研究発表②
3.先行研究への批判的検討①(論文)
4.先行研究への批判的検討②(論文)
5.先行研究への批判的検討③(論文)
6.各自の研究課題に関する中間報告①
7.各自の研究課題に関する中間報告②
8.先行研究への批判的検討③(論文―欧文含む)
9.先行研究への批判的検討④(論文―欧文含む)
10.先行研究への批判的検討⑤(論文―欧文含む)
11.実践現場へのフィールドワーク(事前指導)
12.実践現場へのフィールドワーク
13.実践現場へのフィールドワーク(事後検討会)
14.研究計画報告①
15.研究計画報告②,総括
[テキスト]
『よくわかる卒論の書き方』(ミネルヴァ書房,
ISBN:978-4-623-05111-3)
[テキスト]
プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示
[参考図書・参考資料等]
・井戸和秀編著『幼児の音楽的表現とその環境』
(大
学教育出版)
・K.スワニック『音楽の教え方』(音楽之友社)
ほか適宜授業で指示する。
[成績評価の方法]
レポート,討議,授業態度等による総合評価
[成績評価の方法]
受講態度(討論への参加態度を重視する)
,発表
の準備の綿密さと内容,レポート等を総合的に判断
し,評価を行う。
−333−
基幹︵初等教育︶
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.論文作法について学ぶ⑴
3.論文作法について学ぶ⑵
4.論文作法について学ぶ⑶
5.論文作法について学ぶ⑷
6.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑴
7.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑵
8.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑶
9.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑷
10.課題のレポートに関する内容の精査
11.資料・文献にもとづいた発表と討議⑴
12.資料・文献にもとづいた発表と討議⑵
13.資料・文献にもとづいた発表と討議⑶
14.資料・文献にもとづいた発表と討議⑷
15.まとめ
初等教育ゼミナールⅡf
(興味・関心の追求)
後 期
佐藤 和順
2単位
初等教育ゼミナールⅡg
(研究課題の設定)
竹中 伸夫
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育・幼児教育の基礎
・受講生それぞれの関心領域の専門的知識
・論文作成の基本的能力 等の養成
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅠで身に付けた専門的な知識をもとに,
受講生個々人の問題意識の自覚を促すことで,卒論
の研究課題を自覚的に設定することを目標とする
[授業の概要]
ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠに引き続き共通
の文献講読を行う。加えて,受講生それぞれが,興
味あるテーマの論文の精読と概要の発表を行い,受
講生全員で質疑応答,討論を行う。それにより,⑴
幼児教育の基礎,⑵受講生それぞれの関心領域の専
門的知識,(3)論文作成の基本的能力,を養う。必
要に応じて,卒業研究の中間まとめおよび発表を行
い,卒業研究の準備とする。
[授業の概要]
ゼミナールⅠでの知見をもとに,受講生自らが
テーマを決め,そのテーマに関連する先行研究論文
の収集と精読・分析を課すことで,そのテーマにお
ける研究の到達点と残された課題に関して発表させ
る。その発表に関して受講生全員で相互に討論をお
こなう中で卒業論文研究の研究課題をある程度絞り
込んでいく
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.講読文献についての個人発表及び議論①
3.講読文献についての個人発表及び議論②
4.講読文献についての個人発表及び議論③
5.講読文献についての個人発表及び議論④
6.個人研究テーマの発表①
7.個人研究テーマの発表②
8.個人研究テーマの発表③
9.個人研究テーマの発表④
10.個人研究テーマの発表⑤
11.個人研究テーマの発表⑥
12.個人研究テーマの発表⑦
13.個人研究テーマの発表⑧
14.個人研究テーマの発表⑨
15.まとめ
[授業計画]
1.研究課題設定⑴
2.研究課題設定⑵
3.研究課題設定⑶
4.先行研究調査5. 先行研究論文の分析⑴
6.先行研究論文の分析⑵
7.先行研究論文の分析⑶
8.先行研究論文の分析⑷
9.分析対象の調査
10.先行研究(理論書)の分析⑴
11.先行研究(理論書)の分析⑵
12.先行研究(理論書)の分析⑶
13.先行研究(理論書)の分析⑷
14.先行研究(理論書)の分析⑸
15.分析対象と研究方法の確定
[テキスト]
なし
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する
[成績評価の方法]
期末レポート(70%)
・授業態度(30%)を総合
的に評価
[成績評価の方法]
毎回の課題に対する発表レジュメの出来(50点),
および期末に実施する口頭試問(50点)によって評
価する
−334−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅡh
後 期
初等教育ゼミナールⅡi
後 期
原 奈津子
2単位
藤田 知里
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育社会心理学領域を中心とした文献の講読と討
議をとおして,受講者各人が関連知識を習得すると
ともに,具体的な教育社会心理学的研究を立案する
ための実践的技能や能力を身に付ける。
[授業の概要]
本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対
して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。
言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社
会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行うための
一連の科学的方法論の習得を目指す。
[授業計画]
1.文献講読①と質問紙調査法の基礎知識
2.文献講読②とアイディアから質問紙へ
3.文献講読③と尺度項目を作る①
4.文献講読④と尺度項目を作る②
5.文献講読⑤とデータの入力・整理
6.文献講読⑥と統計ソフトを使っての分析①
7.文献講読⑦と統計ソフトを使っての分析②
8.文献講読⑧と論文の書き方①
9.文献講読⑨と論文の書き方②
10.文献講読⑩と論文の書き方③
11.文献講読⑪
12.文献講読⑫
13.卒業研究の計画発表①
14.卒業研究の計画発表②
15.後期の総括と次年度に向けての課題(春休み課
題)提示
[テキスト]
松井豊「心理学論文の書き方―卒業論文や修士論
文を書くために」(河出書房新社,ISBN: 978-4309-24391-7)
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠに引き続き,各
受講生が図画工作科教育,幼児の造形教育,その他
美術に関するもののなかから,興味ある分野を選択
し,受講生による文献調査,発表,討論をとおして,
自らの研究に対する知識を深め,研究課題に関する
問題点を明らかにすることが目的である。教材研究
を行う学生は,子どもの発達に即した教材開発を行
い,その教材を用い授業実践する方法について考察
を深める。希望によっては,美術史,あるいはデザ
イン史に関するような内容研究に取り組む。
[授業の概要]
各受講生が,興味ある分野に関して課題を設定し,
収集した資料をもとにレポート作成を行う。研究へ
の基礎作りとして,先行研究の調査と分析を行う。
教材研究を行う学生は,A表現,B鑑賞のうちどち
らかを選択する。
[授業計画]
1.研究課題について①
2.研究課題について②
3.研究課題について③
4.先行研究調査①
5.先行研究調査②
6.課題のまとめ⑴
7.調査結果・考察の発表・討論①
8.調査結果・考察の発表・討論②
9.調査結果・考察の発表・討論③
10.課題のまとめ⑵
11.調査結果・考察の発表・討論①
12.調査結果・考察の発表・討論②
13.調査結果・考察の発表・討論③
14.調査結果・考察の発表・討論④
15.課題のまとめ⑶
[テキスト]
特になし。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(50%)
② 個人発表(30%)
③ 討議等への取り組み(20%)
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
課題への取り組みによる総合評価。
−335−
基幹︵初等教育︶
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅡj
(食育)
本田 真美
後 期
初等教育ゼミナールⅡk
後 期
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
1.専門的知識の理解を深める。
2.実地調査に必要な知識やスキルを修得する。
3.卒業研究に向けての問題意識を明確にする。
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅡもⅠと同様,①ゼミ員各自の課題の
明確化(ゼミナールⅡでは,卒業研究のテーマの確
定まで)と,②研究論文作成に求められる基本的な
知識ならびに技術の取得を目標とする。
[授業の概要]
食育・健康教育の基礎的知識,自分の関心領域の
専門的知識を高め,各自の課題や興味にしたがった
研究計画をたて,研究の方向性を具体化する。
[授業の概要]
ゼミナールⅡでは,Ⅰに引き続き,先行研究の精
読・報告・討論を行い,まず各自の研究テーマを確
定する。それに基づいて各自関係資料の収集をすす
め,資料の状況や内容等について順に報告する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
3.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
4.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議
5.研究方法に関する基礎知識
6.研究方法に関する基礎知識
7.研究方法に関する基礎知識
8.研究方法に関する基礎知識
9.研究方法に関する文献抄読及び演習
10.研究方法に関する文献抄読及び演習
11.研究計画
12.研究計画
13.研究計画
14.研究計画
15.まとめ
[授業計画]
1.先行研究の検討と整理,資料状況報告①
各自が選んだ関係論文や,関係資料について報
告するとともに,それらの整理を行う。
2.先行研究の検討と整理,資料状況報告②
3.先行研究の検討と整理,資料状況報告③
4.先行研究の検討と整理,資料状況報告④
5.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑤
6.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑥
7.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑦
8.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑧
9.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑨
10.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑩
11.研究課題・計画書の作成・検討①
12.研究課題・計画書の作成・検討②
13.研究課題・計画書の作成・検討③
14.各自の研究課題・研究計画報告①
15.各自の研究課題・研究計画報告②
[テキスト]
白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」
(ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3)
[テキスト]
適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
発表と討論の内容およびレポートにより総合評価
する。
[成績評価の方法]
受講態度,報告等による総合評価とする。
−336−
初等教育学科
初等教育ゼミナールⅡl
後 期
山下 立次
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の興味・関心のある研究分野の課題を明確化
する。研究分野の文献収集・調査,報告・討論を通
じて研究に対する理解を深める。また,諸外国(グ
アムの教育機関)の視察を実施し初等教育に対する
グローバルな視点を培う。
初等教育ゼミナールⅢa
(卒業研究指導1)
□□ □□
前 期
2単位
〈別途指示〉
[授業の概要]
各自の課題に応じた文献,先行研究の情報収集及
び調査・報告,討論をする。また,グアムの幼稚園,
小学校視察(3月に実施)のための事前準備も実施
する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.研究課題の抽出・検討①
3.研究課題の抽出・検討②
4.研究課題の抽出・検討③
5.研究課題の抽出・検討④
6.研究計画の報告・討論①
7.研究計画の報告・討論②
8.研究計画の報告・討論③
9.研究計画の報告・討論④
10.グアム視察・研修ガイダンス(研修内容)
11.グアム視察・研修の事前準備(役割分担)
12.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり)
13.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり)
14.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり)
15.まとめ
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など),
レポート等により総合的に判断し評価する。
−337−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢb
前 期
赤坂 英二
2単位
初等教育ゼミナールⅢc
(理科教材開発と授業の方法Ⅱ)
秋吉 博之
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
仮説設定のための文献収集をすることができる。
また仮設に対して自分の意見となる根拠を探ること
ができる。
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅢでは,ゼミナールⅡでの理科教材の
開発をふまえて,教材を授業で用いる手法について
模擬授業を通して理解する。なお受講者の希望に応
じて,幼児の環境,小学校生活科での保育・授業実
践に関する実証的な研究方法を理解する。
[授業の概要]
発表会と意見交換会で理論を深める。
[授業の概要]
ゼミナールⅢでは,ゼミナールⅡに引き続き,受
講生は教材開発に工夫を加え,模擬授業等を通して
授業研究の方法について学ぶ。なお受講者の希望に
応じて,幼児の環境,小学校生活科の教材開発に関
する実証的な研究を進める。
[授業計画]
1.仮説設定とテーマ関連文献の分析⑴
2.仮説設定とテーマ関連文献の分析⑵
3.仮説設定とテーマ関連文献の分析⑶
4.仮説設定とテーマ関連文献の分析⑷
5.発表会と意見交換会⑴
6.発表会と意見交換会⑵
7.テーマと仮説の理論付け⑴
8.テーマと仮説の理論付け⑵
9.テーマと仮説の理論付け⑶
10.テーマと仮説の理論付け⑷
11.発表会と意見交換会⑴
12.発表会と意見交換会⑵
13.修正⑴
14.修正⑵
15.修正⑶
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.研究計画発表⑴
3.研究計画発表⑵
4.教材開発実習⑴
5.教材開発実習⑵
6.教材開発実習⑶
7.教材開発実習⑷
8.教材を用いた授業研究⑴
9.教材を用いた授業研究⑵
10.教材を用いた授業研究⑶
11.教材を用いた授業研究⑷
12.教材を用いた授業研究⑸
13.教材を用いた授業研究⑹
14.研究のまとめ⑴
15.研究のまとめ⑵
[テキスト]
使用しない
[テキスト]
川村康文・山下芳樹・秋吉博之・荻原彰編著『実
験で実践する魅力ある理科教育−小中学校編−』
(オーム社,ISBN 978-4-274-20920-8)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN 978-4-477-01949-9)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[成績評価の方法]
授業態度,発表,まとめなどによる総合評価
[成績評価の方法]
受講態度,研究発表,レポートによる総合評価
−338−
初等教育学科
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢd
前 期
初等教育ゼミナールⅢe
前 期
門松 良子
2単位
北川 歳昭
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育・保育に関わる諸問題を教育心理学及び発達
心理学の視点から研究することを通して,心理学的
発想のできる人材の育成を目指す。
[授業の概要]
各自が設定したテーマに必要な資料収集などを報
告し,基礎的な作業を行う。
[授業の概要]
ゼミナールⅢ・Ⅳでは,教育・保育の実践者とし
ての課題意識を深め,問題解決者としての基礎固め
を目指す。ゼミナールⅢでは「課題意識の深化」
「問
題解決能力の向上」に取り組む。ゼミナールⅢでは,
ゼミナールⅡに引き続き各自の課題意識を深めるた
め,関連の専門文献(心理学系学術雑誌)について,
その要約を口頭発表とともに,自らの卒業研究の進
捗状況について,相互に発表する。
[授業計画]
1.オリエンテーション(研究計画と資料収集)
2.研究テーマの設定⑴
3.研究テーマの設定⑵
4.章立ての構築⑴
5.章立ての構築⑵
6.資料収集の報告⑴
7.資料収集の報告⑵
8.資料収集の報告⑶
9.資料収集の報告⑷
10.資料収集の報告⑸
11.資料収集の報告⑹
12.資料収集の報告⑺
13.資料収集の報告⑻
14.資料収集の報告⑼
15.まとめ
[授業計画]
第1回 オリエンテーション
第2∼13回
・論文の書き方(教師による講義)
・学生による学術論文要約紹介(レジメ作成,口頭
発表)
・学生による卒業研究の進捗状況発表
・質疑応答,相互批判
・教師による指導助言
・教師による課題指示
第14∼15回 まとめ・卒業研究中間発表⑴∼⑵
[テキスト]
『よくわかる卒論の書き方』(ミネルヴァ書房,
ISBN:978-4-623-05111-3)
[テキスト]
都筑学「心理学論文の書き方」(有斐閣,ISBN:
4-641-12303-9)
[参考図書・参考資料等]
個別に指示する。
[参考図書・参考資料等]
松井豊「心理学論文の書き方」河出書房新社
[成績評価の方法]
論文作成への取り組み,意欲及びレポート,授業
態度から総合的に評価する。
[成績評価の方法]
取り組みの姿勢やレポート等による総合評価。
−339−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を作成するにあたって,各自が設定した
課題を解決するために必要な資料収集などを行う。
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢf
前 期
古山 典子
2単位
初等教育ゼミナールⅢg
(興味・関心の表現)
佐藤 和順
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅢでは,これまでに蓄積した専門的な知
識を用い,新たな文献や情報を収集しながら自らの
研究課題をさらに追究する。最新の研究を踏まえな
がら,受講生間での討論を繰り返し,卒業研究とし
て論文を構成していく。
[授業の到達目標及びテーマ]
・受講生各自の関心領域に係る専門的知識の養成
・論文作成の実際
[授業の概要]
各受講生の研究課題について,文献精査や調査を
継続する。研究の全体像を意識しながら,これまで
の分析・調査の内容を卒業論文としてまとめていく。
[授業の概要]
ゼミナールⅢでは,ゼミナールⅠ・Ⅱを基盤にし
て,受講生それぞれが,興味あるテーマの論文の精
読と概要の発表を継続的に行い,受講生全員で質疑
応答,討論を行う。また必要に応じて,卒業研究の
中間まとめおよび発表を行い,卒業研究の取組を開
始する。
[授業計画]
1.論文の構成について①
2.論文の構成について②
3.卒業研究の進行状況の報告①
4.卒業研究の進行状況の報告②
5.卒業研究の進行状況の報告③
6.卒業論文の構成について発表・討論①
7.卒業論文の構成について発表・討論②
8.卒業論文の構成について発表・討論③
9.卒業研究の進行状況の報告・討論①
10.卒業研究の進行状況の報告・討論②
11.卒業研究の進行状況の報告・討論③
12.論文構成についての個別指導①
13.論文構成についての個別指導②
14.卒業研究の中途原稿の提出
15.今後の研究計画について(総括)
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.個人研究テーマの発表①
3.個人研究テーマの発表②
4.個人研究テーマの発表③
5.個人研究テーマの発表④
6.中間発表の準備①
7.中間発表の準備②
8.中間発表の準備③
9.中間発表の準備④
10.卒業論文の指導①
11.卒業論文の指導②
12.卒業論文の指導③
13.卒業論文の指導④
14.卒業論文の指導⑤
15.まとめ
[テキスト]
なし
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
個別に授業で指示する。
[参考図書・参考資料等]
個別に適宜指示
[成績評価の方法]
受講態度(課題追究に対する積極性,討論への参
加姿勢)
,研究の内容等を総合的に判断し,評価を
行う。
[成績評価の方法]
授業中の発表・態度(70%)
・個別レポート(30%)
を総合的に評価
−340−
初等教育学科
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢh
(卒業論文の指導)
竹中 伸夫
前 期
初等教育ゼミナールⅢi
前 期
2単位
原 奈津子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究に向けて,初等教育・保育に関わる論文
等を精読したり,研究計画を立案し実験・調査など
を行って卒業研究としてまとめることを目標とする。
[授業の概要]
定期的に卒業研究の現状や進み具合に関して発表
させ,それに関する質疑応答やそれを踏まえた先行
研究等の紹介・購読によって,研究を進めていく中
で生じる問題点や疑問点などを具体的に共有すると
ともに,研究方法についての再確認をおこない,自
身の研究を批判的に検討・深化させるきっかけを提
供する。
[授業の概要]
本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対
して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。
言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社
会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行う。
[授業計画]
1.各自の研究課題の確認と精査,卒業論文の書き
方,研究の計画見通し
2.課題に応じた先行研究の講読指導
3.個人研究発表①(経過報告)
4.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導①
5.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導②
6.個人研究発表②(経過報告)
7.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導③
8.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導④
9.個人研究発表③(経過報告)
10.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導⑤
11.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導⑥
12.個人研究発表④(経過報告)
13.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導⑦
14.課題と進み具合に応じた先行研究の購読指導⑧
15.個人研究発表⑤(中間発表)
[授業計画]
1.研究計画の立案① 学生各自の研究計画につい
て個人発表。その発表内容について全体で討論。
2.研究計画の立案②
3.研究計画の立案③
4.研究計画の立案④
5.研究計画の立案⑤
6.研究計画の立案⑥
7.研究計画の立案⑦
8.データ分析① 学生各自の実験・調査データの
分析方法および結果について個人発表。その発
表内容について全体で討論。
9.データ分析②
10.データ分析③
11.データ分析④
12.データ分析⑤
13.データ分析⑥
14.データ分析⑦
15.前期の総括と後期に向けての課題(夏休み課題)
提示
[テキスト]
なし
[テキスト]
指定しない。
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
研究に取り組む姿勢や個人研究発表の出来を考慮
して評価する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(50%)
② 個人発表(30%)
③ 討議等への取り組み(20%)
−341−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでのゼミナールの成果を受け,自身の卒業
研究に取り組ませる。卒業論文作成の目途を付ける
ことを目的とする。
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢj
前 期
藤田 知里
2単位
初等教育ゼミナールⅢk
(卒業研究)
本田 真美
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生各自の研究課題に従い,それらを解決する
ための研究方法を調査・分析・批評・制作などを通
して工夫し,研究内容をより深めることが目的であ
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
個別に卒業論文の進捗状況を確認しつつ,今後の
方向性を示唆する。
[授業の概要]
卒業論文完成に向かい,各自の定めた課題に沿っ
て研究を進める。授業時の発表,討論をとおして,
自らの進度や問題点を確認する。
[授業の概要]
各自の課題を設定し,質問紙調査,観察調査など
を行い,実証的なデータに基づく卒業論文を作成す
る。
[授業計画]
1.課題の見直し・研究計画
2.卒業論文の構成
3.卒業論文の構成について発表・討論①
4.卒業論文の構成について発表・討論②
5.課題のまとめ⑷
6.調査結果・考察の発表・討論①
7.調査結果・考察の発表・討論②
8.調査結果・考察の発表・討論③
9.調査結果・考察の発表・討論④
10.課題のまとめ⑸
11.調査結果・考察の発表・討論⑤
12.調査結果・考察の発表・討論⑥
13.調査結果・考察の発表・討論⑦
14.調査結果・考察の発表・討論⑧
15.課題のまとめ⑹
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.卒業論文の進捗状況確認
3.卒業論文の進捗状況確認
4.卒業論文の進捗状況確認
5.卒業論文の進捗状況確認
6.卒業論文の進捗状況確認
7.卒業論文の進捗状況確認
8.卒業論文の進捗状況確認
9.卒業論文の進捗状況確認
10.卒業論文の進捗状況確認
11.卒業論文の進捗状況確認
12.卒業論文の進捗状況確認
13.卒業論文の進捗状況確認
14.卒業論文の進捗状況確認
15.まとめ
[テキスト]
特になし。
[テキスト]
白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」
(ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3)
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
課題への取り組みによる総合評価。
[成績評価の方法]
卒業研究への取り組み態度,随時のレポート提出
等により総合的に評価する。
−342−
初等教育学科
ブラックボード使用
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅢl
前 期
初等教育ゼミナールⅢm
前 期
宮川 洋子
2単位
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,卒業研究のテーマに基づいた
学習を深め,研究の進め方や分析および考察の仕方
について学び,発表や討議を通して卒業研究を進め
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究完成に向けた準備を進める。夏休み中に
草稿を作成することを目標とする。
[授業の概要]
ゼミナールⅢにおいては,卒業研究のデータ収集,
結果の整理と分析,考察を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション・研究計画書
2.研究計画の詳細
3.研究方法の実際①(データの収集の仕方)
4.研究方法の実際②(データの収集の仕方)
5.文献レビューの作成
6.文献レビューの修正(発表)
7.得られたデータの整理と分析①
8.得られたデータの整理と分析②
9.得られたデータの整理と分析③(発表)
10.考察の仕方①
11.考察の仕方②
12.考察の仕方③(発表)
13.卒業論文の構成①
14.卒業論文の構成②
15.卒業論文の構成③(発表)
[授業の概要]
卒業研究の作成方法についての講義と,ゼミ生の
研究発表(経過報告)により進めていく。
[テキスト]
白井利明他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル
ヴァ書房 978-4-623-05111-3
[成績評価の方法]
受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)
50%
[テキスト]
特定のテキストはない。
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
受講態度,発表内容等による総合評価とする。
−343−
基幹︵初等教育︶
[参考図書・参考資料等]
戸田山和久著『論文の教室−レポート作成から卒
論まで』NHKブックス
松井 豊著『心理学論文の書き方』河出書房新社
John W. Creswell 著,操華子他訳『研究デザイ
ン−質的・量的・そしてミックス法』日本看護協会
出版会
佐藤郁哉著『質的データ分析法』新曜社
秋田喜代美・能智正博監修『はじめての質的研究
法 教育・学習編』東京図書
山田剛史・村井純一郎著『よくわかる心理統計』
ミネルヴァ書房
[授業計画]
1.卒業研究の書き方について①(講義)
ゼミ生による春休みまでの研究経過報告
2.卒業研究の書き方について②
ゼミ生による春休みまでの研究経過報告
3.研究発表(目次構成・文献目録・史料整理)①
4.研究発表②
5.研究発表③
6.研究発表④
7.研究発表(2巡目)①
8.研究発表(2巡目)②
9.研究発表(2巡目)③
10.研究発表(2巡目)④
11.研究発表(3巡目)①
12.研究発表(3巡目)②
13.研究発表(3巡目)③
14.研究発表(3巡目)④
15.中間発表
初等教育ゼミナールⅣa
(卒業研究指導2)
□□ □□
〈別途指示〉
後 期
初等教育ゼミナールⅣb
後 期
2単位
赤坂 英二
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
テーマと仮説との理論付けができ,卒論としての
構成をまとめることができる。
[授業の概要]
今までにまとめた論文の修正・補充をさせる。発
表会・意見交換会をもち修正補充をさせる。論文を
仕上げる。
[授業計画]
1.修正と補充⑴
2.修正と補充⑵
3.修正と補充⑶
4.修正と補充⑷
5.まとめ⑴
6.まとめ⑵
7.まとめ⑶
8.まとめ⑷
9.まとめ⑸
10.発表会と意見交換会⑴
11.発表会と意見交換会⑵
12.最終推敲⑴
13.最終推敲⑵
14.発表会と感想会⑴
15.発表会と感想会⑵
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度,発表,論文による総合評価
−344−
初等教育学科
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅣc
(理科教材開発と授業の方法Ⅱ)
秋吉 博之
後 期
初等教育ゼミナールⅣd
後 期
2単位
門松 良子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ゼミナールⅣでは,ゼミナールⅢに引き続き,理
科教材開発の研究方法について理解する。なお受講
者の希望に応じて,開発途上国の理科教育支援,幼
児の環境,小学校生活科での保育・授業実践に関す
る実証的な研究方法を理解する。
[授業の到達目標及びテーマ]
各自の課題にそった卒業論文を完成させることを
目標とする。
[授業の概要]
ゼミナールⅣでは,ゼミナールⅢでの模擬授業を
ふまえて教材としての有効性について検討する。な
お受講者の希望に応じて,開発途上国の理科教育支
援,幼児の環境,小学校生活科での保育・授業実践
に関する実証的な研究を行う。
[授業の概要]
卒業論文の課題により個別指導が主となるが,取
り組みについて相互に報告を行いながら,論文を完
成させる。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.研究発表⑴
3.研究発表⑵
4.教材を用いた授業研究⑴
5.教材を用いた授業研究⑵
6.教材を用いた授業研究⑶
7.教材を用いた授業研究⑷
8.教材としての有効性の検討⑴
9.教材としての有効性の検討⑵
10.教材としての有効性の検討⑶
11.教材としての有効性の検討⑷
12.教材としての有効性の検討⑸
13.教材としての有効性の検討⑹
14.研究のまとめ⑴
15.研究のまとめ⑵
[授業計画]
1.オリエンテーション(論文作法の確認)
2.卒業論文個別指導⑴
3.卒業論文個別指導⑵
4.卒業論文個別指導⑶
5.卒業論文個別指導⑷
6.卒業論文個別指導⑸
7.卒業論文進行状況の報告⑴
8.卒業論文進行状況の報告⑵
9.卒業論文個別指導⑹
10.卒業論文個別指導⑺
11.卒業論文個別指導⑻
12.卒業論文個別指導⑼
13.卒業論文個別指導⑽
14.プレゼンテーションの指導⑴
15.プレゼンテーションの指導⑵
[テキスト]
個別に指示する。
[参考図書・参考資料等]
小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日
本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部)
[参考図書・参考資料等]
個別に指示する。
[成績評価の方法]
受講態度,研究発表,レポートによる総合評価
[成績評価の方法]
論文作成への取り組みに関して総合的に評価する。
−345−
基幹︵初等教育︶
[テキスト]
川村康文・山下芳樹・秋吉博之・荻原彰編著『実
験で実践する魅力ある理科教育−小中学校編−』
(オーム社,ISBN 978-4-274-20920-8)
文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』
(大日本図書,ISBN 978-4-477-01949-9)
ブラックボード使用
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅣe
後 期
初等教育ゼミナールⅣf
後 期
北川 歳昭
2単位
古山 典子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
教育・保育に関わる諸問題を教育心理学及び発達
心理学の視点から研究することを通して,心理学的
発想のできる人材の育成を目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
必要な資料,分析の結果等を再度精査の上整理し,
これまでの研究成果を論文にまとめる。また,2年
間のゼミナールを受講した結果として,人間にとっ
て「音楽すること」とはどういうことかを問い,実
践・研究する態度が養えたかを振り返る。
[授業の概要]
ゼミナールⅢ・Ⅳでは,教育・保育の実践者とし
ての課題意識を深め,問題解決者としての基礎固め
を目指す。ゼミナールⅣでは「問題解決能力の向上」
に取り組む。ゼミナールⅣでは,ゼミナールⅢに引
き続き各自の課題意識を深め,その解決能力を高め
るため,自らの卒業研究の進捗状況について,相互
に発表する。
[授業の概要]
個別指導を中心としながら,受講生は自らの研究
課題について,文献の精査や情報の収集,調査・分
析を継続する。研究の全体像を見通しながら,これ
までの考察内容を卒業論文として仕上げる。
[授業計画]
第1回 オリエンテーション
第2∼13回
・教師による一般的な問題の指摘(講義)
・学生による学術論文要約紹介
(レジメ作成,口頭発表)
・学生による卒業研究の進捗状況発表
・質疑応答,相互批判
・教師による指導助言
・教師による課題指示
第14∼15回 まとめ・卒業研究発表⑴∼⑵
[授業計画]
1.卒業論文の個別指導①
2.卒業論文の個別指導②
3.卒業論文の個別指導③
4.卒業論文の個別指導④
5.卒業論文の構成について発表・討論①
6.卒業論文の構成について発表・討論②
7.卒業論文の個別指導⑤
8.卒業論文の個別指導⑥
9.卒業論文の個別指導⑦
10.卒業論文の校正
11.卒業論文の校正,最終確認
12.卒業論文の提出
13.卒業論文の内容発表会・反省①
14.卒業論文の内容発表会・反省②
15.総括
[テキスト]
都筑学「心理学論文の書き方」(有斐閣,ISBN:
4-641-12303-9)
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
松井豊「心理学論文の書き方」河出書房新社
[参考図書・参考資料等]
個別に授業で指示する。
[成績評価の方法]
取り組みの姿勢やレポート等による総合評価。
[成績評価の方法]
受講態度(課題追究に対する積極性)
,卒業論文
の内容等を総合的に判断し,評価を行う。
−346−
初等教育学科
初等教育ゼミナールⅣg
(卒業論文の完成)
佐藤 和順
後 期
2単位
初等教育ゼミナールⅣh
(卒業論文の完成)
竹中 伸夫
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでのゼミナールの成果を受け,自身の卒業
研究に取り組ませる。卒業論文を完成させ,口頭試
問の準備をおこなわせることを目的とする。
[授業の概要]
ゼミナールⅣでは,ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲを基盤
にして,卒業論文を完成させる。また完成した論文
を受講生相互に発表し,他者の論文理解に努め,保
育者としての資質の向上を図る。
[授業の概要]
卒業研究の完成に向け,受講生個々人に対する個
別指導をおこなう。特に研究内容の一層の検討と,
研究方法の正当性の吟味,これまでの研究過程にお
いて実施したさまざまな分析や取り組みについての
反省的再考を求めることとする。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.卒業論文の指導①
3.卒業論文の指導②
4.卒業論文の指導③
5.卒業論文の指導④
6.卒業論文の個別指導①
7.卒業論文の個別指導②
8.卒業論文の個別指導③
9.卒業論文の個別指導④
10.卒業論文の個別指導⑤
11.卒業論文の個別指導⑥
12.研究・討議①
13.研究・討議②
14.研究・討議③
15.まとめ
[授業計画]
1.目次と第1次草稿の発表と指導
2.個人面談と研究内容の吟味検討①
3.個人面談と研究内容の吟味検討②
4.個人面談と研究内容の吟味検討③
5.個人面談と研究内容の吟味検討④
6.個人面談と研究内容の吟味検討⑤
7.個人面談と研究内容の吟味検討⑥
8.個人面談と研究内容の吟味検討⑦
9.第2次草稿の発表と指導
10.個人面談と執筆指導①
11.個人面談と執筆指導②
12.個人面談と執筆指導③
13.個人面談と執筆指導④
14.卒業研究を踏まえて(講義)
15.卒業研究に関する口頭試問
[テキスト]
なし
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
個別に適宜指示
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する
[成績評価の方法]
授業中の発表・態度(70%)
・個別レポート(30%)
を総合的に評価
[成績評価の方法]
研究に取り組む姿勢や卒業論文の内容,口頭試問
の出来を考慮して評価する。
−347−
基幹︵初等教育︶
[授業の到達目標及びテーマ]
・卒業論文の完成
・関連する研究領域の理解
ブラックボード使用
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅣi
後 期
初等教育ゼミナールⅣj
後 期
原 奈津子
2単位
藤田 知里
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究に向けて,初等教育・保育に関わる論文
等を精読したり,研究計画を立案し実験・調査など
を行って卒業研究としてまとめることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでに進めてきた各自の研究をまとめ,卒業
論文の完成を目指すことが目的である。
[授業の概要]
本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対
して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。
言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社
会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行う。
[授業の概要]
前半は卒業論文完成に向かい,学生それぞれの発
表・討論をとおして研究の完成を高める。後半は,
研究の進捗状況に応じて個別指導を行う。
[授業計画]
1.考察① 学生各自が,自身の研究結果について
考察を加え,個人発表。その発表内容について
全体で討論。
2.考察②
3.考察③
4.考察④
5.考察⑤
6.考察⑥
7.考察⑦
8.考察⑧
9.考察⑨
10.考察⑩
11.総括① 学生各自が,自身の研究について個人
発表。その発表内容について全体で討論。
12.総括②
13.総括③
14.総括④
15.総括⑤
[授業計画]
1.卒業論文執筆計画再確認
2.調査結果・考察の発表・討論⑨
3.調査結果・考察の発表・討論⑩
4.調査結果・考察の発表・討論⑪
5.課題のまとめ⑺
6.調査結果・考察の発表・討論⑫
7.調査結果・考察の発表・討論⑬
8.調査結果・考察の発表・討論⑭
9.課題のまとめ⑻
10.卒業論文進行状況報告①
11.卒業論文進行状況報告②
12.卒業論文進行状況報告③
13.卒業論文の推敲①
14.卒業論文の推敲②
15.卒業論文完成
[テキスト]
指定しない。
[テキスト]
特になし。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 課題およびレポート(50%)
② 個人発表(30%)
③ 討議等への取り組み(20%)
[成績評価の方法]
課題への取り組みによる総合評価。
−348−
初等教育学科
初等教育ゼミナールⅣk
(卒業研究)
本田 真美
後 期
初等教育ゼミナールⅣl
後 期
2単位
宮川 洋子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業論文を完成させる。
[授業の到達目標及びテーマ]
本ゼミナールでは,卒業研究の論文作成(文章や
図表)に関する指導を行い,卒業研究の完成を目指
す。
[授業の概要]
各自の課題を設定し,質問紙調査,観察調査など
を行い,実証的なデータに基づく卒業論文を作成す
る。
[授業の概要]
ゼミナールⅣにおいては,卒業研究の論文の作成
に向けての指導と討議を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.卒業論文の進捗状況確認
3.卒業論文の進捗状況確認
4.卒業論文の進捗状況確認
5.卒業論文の進捗状況確認
6.卒業論文の進捗状況確認
7.卒業論文の進捗状況確認
8.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
9.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
10.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
11.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
12.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
13.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
14.卒業論文の進捗状況確認と草稿の校正
15.まとめ
[授業計画]
1.卒業研究論文の中間報告①
2.卒業研究論文の中間報告②
3.卒業研究論文の中間報告③
4.卒業研究論文の中間報告④
5.プレゼンテーションの仕方①
6.プレゼンテーションの仕方②
7.卒業研究論文の書き方の指導①
8.卒業研究論文の書き方の指導②
9.卒業研究論文の書き方の指導③
10.卒業研究論文の書き方の指導④
11.卒業論文の発表と口頭試問①
12.卒業論文の発表と口頭試問②
13.卒業論文の発表と口頭試問③
14.卒業論文のまとめ
15.研究の反省と今後の研究課題
[テキスト]
白井利明他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル
ヴァ書房 978-4-623-05111-3
[テキスト]
白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」
(ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3)
[成績評価の方法]
卒業研究への取り組み態度,随時のレポート提出
等により総合的に評価する。
[成績評価の方法]
受講態度や発言50%
提出物(課題やレポート)50%
−349−
基幹︵初等教育︶
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
戸田山和久著『論文の教室−レポート作成から卒
論まで』NHKブックス
松井 豊著『心理学論文の書き方』河出書房新社
John W. Creswell著,操華子他訳『研究デザイ
ン−質的・量的・そしてミックス法』日本看護協会
出版会
佐藤郁哉著『質的データ分析法』新曜社
秋田喜代美・能智正博監修『はじめての質的研究
法 教育・学習編』東京図書
山田剛史・村井純一郎著『よくわかる心理統計』
ミネルヴァ書房
ブラックボード使用
初等教育ゼミナールⅣm
後 期
村田 恵子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
卒業研究完成が目標となる。各自が取り組んでき
た研究内容を,論文としての形式を整えて無事完成
させることができるよう指導する。
[授業の概要]
夏休み中に作成した草稿の発表を行う。提出締め
切りまでの期間,進捗状況に応じた個別指導を行い,
最終回は提出された卒業研究に対する口頭試問を行
う。
[授業計画]
1.第一草稿発表①
2.第一草稿発表②
3.第一草稿発表③
4.第一草稿発表④
5.個別指導①
6.個別指導②
7.個別指導③
8.個別指導④
9.研究発表(2巡目)①
10.研究発表(2巡目)②
11.研究発表(2巡目)③
12.研究発表(2巡目)④
13.個別指導(最終稿のチェック等)⑤
14.個別指導(最終稿のチェック等)⑥
15.口頭試問
[テキスト]
特定のテキストはない。
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
受講態度,発表内容等による総合評価とする。
−350−
資格課程
教職に関する科目
教 職 課 程
教育課程論
教科教育研究(国語)Ⅰ
(教育課程研究の理論と方法)
□□ □□
(国語科教育の理論)
2単位
竹内 慎一
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・教育課程の歴史的・理論的理解
・教育課程編成の基礎的能力
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校・高等学校における国語科教育の目標と内
容および構造について理解し,国語科の授業者とし
て必要な知識と技能を身につけることをめざす。
[授業の概要]
教育課程改革の歴史,教育課程編成の基本問題,
教育課程研究の課題などへの歴史的・理論的接近方
法を提示する
[授業の概要]
国語科教育の目標,方法,内容,評価等について,
話すこと・聞くこと,書くこと,読むこと,伝統的
な言語文化と国語の特質に関する事項,それぞれの
内容や領域について具体的な教材や授業を取り上げ
て,分析・研究・実習する。
[授業計画]
1.序論:教育課程論で学ぶべきこと
2.教育課程改革の歴史⑴:教育課程の近代的見方
3.教育課程改革の歴史⑵:近代日本:戦前
4.教育課程改革の歴史⑶:現代日本:戦後
5.教育課程改革の歴史⑷:学習指導要領の変遷
6.教育課程改革の歴史⑸:欧米
7.教育課程編成の基本問題⑴:教育課程の構造
8.教育課程編成の基本問題⑵:構成要件
9.教育課程編成の基本問題⑶:編成原理
10.教育課程編成の基本問題⑷:教科書
11.近代学校批判と教育課程
12.社会階層と教育課程
13.文化と教育課程
14.教育課程研究の課題
15.まとめ
[授業計画]
1.国語教育の必要性と意義
2.国語科教育の目標と内容
3.学習指導要領の変遷
4.授業の構成要素
5.教材研究のあり方
6.読むこと(説明的文章)の学習指導
7.読むこと(文学的文章)の学習指導
8.話すこと・聞くことの学習指導
9.書くことの学習指導
10.伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項の
学習指導
11.教材研究と学習指導案の作成⑴
12.教材研究と学習指導案の作成⑵
13.読書指導,国語科と総合的な学習
14.国語科における評価
15.模擬授業と授業研究の方法
[テキスト]
[テキスト]
文部科学省「中学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
その他,必要に応じてプリント資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
学習指導要領に関しては,各自で文部科学省ホー
ムページから必要箇所をダウンロードすること適宜
指示
[参考図書・参考資料等]
長田久男「国語連文論」
(和泉書院),渡辺 実「国
語構文論」(塙書房刊)長田久男「国語文章論」(和
泉書院),「文章を読む行為の研究」
(渓水社)長田
久男編「国語とその授業」(和泉書院)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
[成績評価の方法]
受講態度,毎時間の小テスト,授業中の課題,模
擬授業,レポート,筆記試験による総合評価
−351−
教
職
ブラックボード使用
ブラックボード使用
教科教育研究(国語)Ⅱ
(国語科教育の実践)
竹内 慎一
ブラックボード使用
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校・高等学校における国語科教育の目標と内
容および構造について理解し,国語科の授業者とし
て必要な知識と技能を身につけることをめざす。教
科教育研究(国語)Ⅰをもとに,授業力の育成に力
を入れる。
[授業の概要]
教材を読み解く方途から授業構築の実際について,
話すこと・聞くこと,書くこと,読むこと,伝統的
な言語文化と国語の特質に関する事項,それぞれの
内容や領域について具体的な教材を取り上げて,分
析・研究・実習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教材研究(自覚的な読み方)⑴
3.教材研究(自覚的な読み方)⑵
4.教材研究(自覚的な読み方)⑶
5.教材研究(自覚的な読み方)⑷
6.教材研究(自覚的な読み方)⑸
7.教材研究と学習指導案の作成⑴
8.教材研究と学習指導案の作成⑵
9.教材研究と学習指導案の作成⑶
10.教材研究と学習指導案の作成⑷
11.模擬授業と授業研究⑴
12.模擬授業と授業研究⑵
13.模擬授業と授業研究⑶
14.模擬授業と授業研究⑷
15.模擬授業と授業研究⑸
[テキスト]
文部科学省「中学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
教科書「中学校国語1・2・3」(光村図書)
その他,必要に応じてプリント資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
長田久男「国語連文論」
(和泉書院),渡辺 実「国
語構文論」(塙書房刊)長田久男「国語文章論」(和
泉書院),「文章を読む行為の研究」
(渓水社)長田
久男編「国語とその授業」(和泉書院)
[成績評価の方法]
受講態度,毎時間の小テスト,授業中の課題,模
擬授業,レポート,筆記試験による総合評価
教科教育研究(国語)Ⅲ
(国語科教育の実践)
竹内 慎一
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校における国語科教育の目標と内容および構
造について理解し,国語科の授業者として必要な知
識と技能を身につけることをめざす。教科教育研究
(国語)Ⅰ,Ⅱをもとに,授業力の育成に力を入れる。
[授業の概要]
国語科教育の目標,方法,内容,評価等について,
話すこと・聞くこと,書くこと,読むこと,伝統的
な言語文化と国語の特質に関する事項,それぞれの
内容や領域について具体的な教材や授業を取り上げ
て,分析・研究・実習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.読むことの学習指導(説明的文章)⑴教材研究
と学習指導案の作成
3.読むことの学習指導(説明的文章)⑵教材研究
と学習指導案の作成
4.読むことの学習指導(文学的文章)⑶教材研究
と学習指導案の作成
5.読むことの学習指導(文学的文章)⑷教材研究
と学習指導案の作成
6.読むことの学習指導(韻文)⑸教材研究と学習
指導案の作成
7.読むことの学習指導(韻文)⑹教材研究と学習
指導案の作成
8.読むことの学習指導(古典)⑺教材研究と学習
指導案の作成
9.読むことの学習指導(古典)⑻教材研究と学習
指導案の作成
10.話すこと・聞くことの学習指導⑴教材研究と学
習指導案の作成
11.話すこと・聞くことの学習指導⑵教材研究と学
習指導案の作成
12.書くことの学習指導⑴教材研究と学習指導案の
作成
13.書くことの学習指導⑵教材研究と学習指導案の
作成
14.言語事項の学習指導⑴教材研究と学習指導案の
作成
15.言語事項の学習指導⑵教材研究と学習指導案の
作成
※ 学校現場へ出向いての授業参観・授業研究。
(2回程度)
※ 教科教育研究(国語)Ⅲ・Ⅳと合わせて履修すること。
[テキスト]
文部科学省「中学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
教科書「中学校国語1・2・3」(光村図書)
その他,必要に応じてプリント資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
長田久男「国語連文論」
(和泉書院),渡辺 実「国
語構文論」(塙書房刊)長田久男「国語文章論」(和
泉書院),「文章を読む行為の研究」
(渓水社)長田
久男編「国語とその授業」(和泉書院)
[成績評価の方法]
受講態度,毎時間の小テスト,授業中の課題,模
擬授業,レポート,筆記試験による総合評価
−352−
教 職 課 程
教科教育研究(国語)Ⅳ
(国語科教育の実践)
竹内 慎一
ブラックボード使用
後 期
教科教育研究(英語)Ⅰ
後 期
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校における国語科教育の目標と内容および構
造について理解し,国語科の授業者として必要な知
識と技能を身につけることをめざす。教科教育研究
(国語)Ⅰ,Ⅱ,Ⅲをもとに,より現場に密着した
授業力の育成に力を入れる。
[授業の概要]
国語科教育の目標,方法,内容,評価等について,
話すこと・聞くこと,書くこと,読むこと,伝統的
な言語文化と国語の特質に関する事項,それぞれの
内容や領域について具体的な教材や授業を取り上げ
て,分析・研究・実習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.読むことの学習指導(説明的文章)⑴模擬授業
と授業研究
3.読むことの学習指導(説明的文章)⑵模擬授業
と授業研究
4.読むことの学習指導(文学的文章)⑶模擬授業
と授業研究
5.読むことの学習指導(文学的文章)⑷模擬授業
と授業研究
6.読むことの学習指導(韻文)⑸模擬授業と授業
研究
7.読むことの学習指導(韻文)⑹模擬授業と授業
研究
8.読むことの学習指導(古典)⑺模擬授業と授業
研究
9.読むことの学習指導(古典)⑻模擬授業と授業
研究
10.話すこと・聞くことの学習指導⑴模擬授業と授
業研究
11.話すこと・聞くことの学習指導⑵ 模擬授業と
授業研究
12.書くことの学習指導⑴模擬授業と授業研究
13.書くことの学習指導⑵模擬授業と授業研究
14.言語事項の学習指導⑴模擬授業と授業研究
15.言語事項の学習指導⑵模擬授業と授業研究
※ 学校現場へ出向いての授業参観・授業研究(2回程度)
※ 教科教育研究(国語)Ⅲ・Ⅳと合わせて履修すること。
[テキスト]
文部科学省「中学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 国語編」
(東洋館出版社)
教科書「中学校国語1・2・3」(光村図書)
その他,必要に応じてプリント資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
長田久男「国語連文論」
(和泉書院),渡辺 実「国
語構文論」(塙書房刊)長田久男「国語文章論」(和
泉書院),「文章を読む行為の研究」
(渓水社)長田
久男編「国語とその授業」(和泉書院)
[成績評価の方法]
受講態度,毎時間の小テスト,授業中の課題,模
擬授業,レポート,筆記試験による総合評価
[授業の到達目標及びテーマ]
The goals of this course are to help students 1)
examine their reasons for becoming a professional
teacher, 2) to prepare for the teaching practicum,
and 3) to improve their own English proficiency.
Students will study how a second language is
learned, including listening, speaking, reading, and
writing. English will be used, as much as possible,
as a medium of instruction throughout the course
to help students improve their own English
proficiency.
[授業の概要]
Students will examine learning, teaching &
language. They will learn how to plan, prepare,
and deliver a lesson using Total Physical Response
(TPR). They will practice receiving feedback.
[授業計画]
1.Why become a teacher?
2.View of learning and learners
3.View of teaching and teachers.
4.Group presentations on good teachers.
5.Feedback on presentation.
6.Discuss language, learning and teaching. Start
paper.
7.Introduction to Total Physical Response (TPR).
8.Preparation of first TPR lesson plan.
9.Preparation of first TPR lesson materials and
practice.
10.Small-group presentation of first TPR lessons.
11.Feedback on 1st lesson.
12.Preparation of second TPR lesson plan.
13.Preparation of second TPR lesson plan.
14.Small-group presentation of second TPR
lessons.
15.Feedback on 2nd lesson & class evaluation.
[テキスト]
J. C. リチャ̶ズ&T.S.ロジャース著,アルジェ
ミー&高見澤監訳『世界の言語 教授・指導法』(東
京書籍)(¥2,500+税)
D. Larsen-Freeman, Techniques and Principles in
Language Teaching (Oxford University Press) (2310)
The Sunshine English Readers 1,2,3 New
Crown English 1,2,3
文部省『中学校学習指導要領』
(東京書籍)
(¥60)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Evaluation will be based on attendance,
participation, presentations, practice lessons, and
papers written during the course. Each week
students will have assignments that will be used in
the following lesson. Supplementary readings will
be given to students. A strong commitment to
become an English teacher is required to succeed
in this course.
−353−
教
職
ブラックボード使用
ブラックボード使用
教科教育研究(英語)Ⅱ
(英語教育を知る)
C.ソワー/長瀬 恵美
ブラックボード使用
前 期
教科教育研究(英語)Ⅲ
前 期
2単位
長瀬 恵美
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業の目的は,中学校および高等学校の英語
科教師になるため必要な事項−日本の英語教育の歴
史と現状,英語教育の目的と理論,さまざまな英語
教授法,指導にかかわる技術と方法など−について
学ぶと同時にいくつかの教授法を用いて授業を実践
することである。
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業の目的は,中学校および高等学校の英語
科教師になるため必要な事項−日本の英語教育の歴
史と現状,英語教育の目的と理論,さまざまな英語
教授法,指導にかかわる技術と方法など−について
学ぶと同時にいくつかの教授法を用いて授業を実践
することである。
[授業の概要]
日本の英語教育の歴史と現状を概説するとともに
英語科教育法の様々なテクニックの中からAudioLingual Methodをとくに研究し,模擬授業に利用
する。
[授業の概要]
英語科教育法の様々なテクニックの中から
Community Language Learningをとくに研究し,模
擬授業に利用する。またその他すべてのテクニック
を応用して50分授業の模擬授業をし,相互評価する。
[授業計画]
1.Introduction
2.日本における英語教育の歴史と現状その1
(The
History of English Education in Japan)
3.教材研究(General Idea about Investigation of
Teaching Material)
4.授業運営
(General Idea about Class Management)
5.授業運営
(General Idea about Class Management)
6.教案作成
(General Idea about Lesson Planning)
7.英語教授法の理論と実践1:Audio-Lingual Methodについて:Introduction
8.模擬授業(Video & Demo Lesson)
9.授業計画(Lesson Planning & Practice)
10.授業展開と評価
(Student ALM Lessons in Small
Groups)
11.授業展開と評価(Individual ALM Lessons)
12.授業展開と評価(Individual ALM Lessons)
13.授業展開と評価(Individual ALM Lessons)
14.授業展開と評価(Individual ALM Lessons)
15.ALM授業についての評価とまとめ(Review /
Discussion of ALM Lessons)
[授業計画]
1.Introduction and Course Outline
2.英語教授法の理論と実践その2:Community
Language Learning: Introduction
3.模擬授業(Video & CLL Demo Lesson)
4.授業計画
(Lesson Plan and Preparation for CLL
Lesson)
5.授業展開と評価(Student CLL Lessons in Small
Groups)
6.授業展開と評価(Individual CLL Lessons)
7.授業展開と評価(Individual CLL Lessons)
8.授業展開と評価(Individual CLL Lessons)
9.授業展開と評価(Individual CLL Lessons)
10.CLL授業についての評価とまとめ(Review /
Discussion of Student CLL Lessons)
11.授業評価(General Idea about Assessment)
12.授業評価(General Idea about Evaluation)
13.授業評価(General Idea about Feedback)
14.授業評価(Review of assessment, Evaluation &
Feedback)
15.まとめと評価(Review and Evaluation)
[テキスト]
以下はすべて教科教育研究Ⅰで購入したものを使
用する。
J. C. リチャ―ズ&T.S.ロジャース著,A. アルジェ
イミー&高見澤監訳『世界の言語 教授・指導法』
(東
京書籍)
D. Larsen-Freeman,Techniques and Principles in
Language Teaching(Oxford University Press)
The Sunshine English Readers 1,2,3
New Crown English 1,2,3
文部省『中学校学習指導要領』(東京書籍)
[テキスト]
以下はすべて教科教育研究Ⅰで購入したものを使
用する。
J. C. リチャ―ズ&T.S.ロジャース著,A.アルジェ
イミー&高見澤監訳『世界の言語 教授・指導法』
(東
京書籍)
D. Larsen-Freeman,Techniques and Principles in
Language Teaching (Oxford University Press)
The Sunshine English Readers 1,2,3
New Crown English 1,2,3
文部省『中学校学習指導要領』(東京書籍)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への参加度,模擬授業,教案,レポートなど
の総合評価による。
[成績評価の方法]
授業への参加度,模擬授業,教案,レポートなど
の総合評価による。
−354−
教 職 課 程
教科教育研究(英語)Ⅳ
(英語授業の実践)
長瀬 恵美
後 期
2単位
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅰ
(社会科目標論・評価論)
竹中 伸夫
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中学・高校における1時間の英語の授業を実践で
きる知識と技能を身につける
[授業の到達目標及びテーマ]
自身の教育観を構築させるために必須の,教科
論・目標論・評価論という中学校社会科・高等学校
地理歴史科に関する本質的・総合的な理論の講義を
通して,社会系教科の教員として必要な基礎的知識
を習得させる。
[授業の概要]
受講生による模擬授業(micro-teaching)を中心
に進めていく。受講者はテーマに則り⑴1時間分の
授業の計画を立て,⑵指導案を作成し,⑶授業内で
模擬授業をする。模擬授業はビデオ撮影し,ディス
カッションの対象とする。各模擬授業に対し,担当
教員と受講生が感想,アドバイス等を与える。受講
者は毎時間ジャーナルにより学習記録をつけること
が求められる。
[授業の概要]
教えることによって育むことを目的とする教育に
おいて,何を育むことが求められているのか,それ
を育むことができたかどうかはどのようにすれば判
定可能か,という観点から,教育論の最も根幹たる
目標論を中心に育むべきものの在り方について迫る。
[授業計画]
1.ガイダンス+ビデオによる授業観察
2.学習指導要領の特色
3.授業の組み立て方:指導案の作成方法
4.グループによる模擬授業⑴準備
5.グループによる模擬授業⑴実践+評価
6.グループによる模擬授業⑵準備
7.グループによる模擬授業⑵実践+評価
8.グループによる模擬授業⑶準備
9.グループによる模擬授業⑶実践+評価
10.模擬授業⑴
11.模擬授業⑵
12.模擬授業⑶
13.模擬授業⑷
14.模擬授業⑸
15.模擬授業⑹
[授業計画]
1.オリエンテーション:理想とする教師像
2.教科論:社会科とはどのような教科か
3.社会科の歴史⑴:戦前の社会認識教育と社会科
の成立
4.社会科の歴史⑵:学習指導要領の変遷
5.現行社会科指導要領の特質と限界
6.社会科の目標⑴:目標観と類型
7.社会科の目標⑵:社会常識科と社会生活科
8.社会科の目標⑶:社会道徳科と社会思想科
9.社会科の目標⑷:社会科学科
10.社会科の目標⑸:社会反省科
11.社会科の目標⑹:社会形成科
12.社会科の評価⑴:評価研究の現状と課題
13.社会科の評価⑵:評価の手順:目標の明確化
14.社会科の評価⑶:評価の手順:問題の作成
15.社会科の評価⑷:評価の種類と新しい評価観
[テキスト]
社会認識教育学会編『中学校社会科教育』
(学術
図書出版社,1900円,9784780601787)
社会認識教育学会編『地理歴史科教育』
(学術図
書出版社,1900円,9784780601794)
[テキスト]
岡秀夫・赤池秀代・酒井志延『英語授業力強化マ
ニュアル』大修館書店,ISBN4-469-24494-5
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への参加度,模擬授業,授業指導案により総
合評価する。
[参考図書・参考資料等]
文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』
(日本文教出版)
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴
史編』(教育出版)
全国社会科教育学会編『中学校・高校の“優れた
社会科授業”の条件』(明治図書)
[成績評価の方法]
期末考査(100点)によって評価する
−355−
教
職
ブラックボード使用
ブラックボード使用
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅱ
(社会科カリキュラム論・授業論)
竹中 伸夫
前 期
2単位
教科教育研究(社会)Ⅲ
(授業設計論・授業評価研究)
石田 省三
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
自身の教育観を具現化させるために必須のカリ
キュラム論・授業論という中学校社会科・高等学校
地理歴史科に関する本質的・系統的な理論の講義を
通して,社会系教科の教員として必要な知識を習得
させる。
[授業の到達目標及びテーマ]
自らの教育観に基づく授業を構築できるようにさ
せるため,社会科的なものの見方や社会科教育の関
する教材の研究法を身につけさせる。また社会科の
授業計画及び評価の方法など,授業設計をする上で
必要な知識や方法を獲得させることを目標とする。
[授業の概要]
教えることによって育むことを目的とする教育に
おいて,ある目標を育むためにどのように教えるこ
とが求められているのか,という観点から,カリキュ
ラム論・授業論を中心に教える方法の在り方につい
て迫る。
[授業の概要]
社会科の授業内容を考える上で重要な社会科的な
ものの見方・考え方について概説し,その考え方を
いくつかの重要な項目を概説する中で実践して見せ,
それをもとに他者の授業の適不適を考える。
[授業計画]
1.教科教育研究Ⅰ(目標論)の復習
2.社会科の目標:各類型の限界
3.歴史教育の内容編成論(理論編①:教材立脚型)
4.歴史教育の内容編成論(理論編②:教育内容・
学習者立脚型)
5.我が国の歴史教育の内容編成(実践編)
6.地理教育の内容編成論(理論編)
7.我が国の地理教育の内容編成(実践編)
8.公民教育の内容編成論(理論編)
9.我が国の公民教育の内容編成(実践編)
10.社会科の指導計画(授業論)の類型
11.教科教育における実践力
12.授業設計の理論と方法⑴:授業設計とは何か
13.授業設計の理論と方法⑵:教材研究の方法
14.授業設計の理論と方法⑶:指導案策定の流れ
15.授業評価の方法
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.社会的なものの見方・考え方とは何か
3.教材研究とは何か
4.批判的に思考するということ
5.リテラシーとは何か
6.教材研究の実践①(地理学)
7.教材研究の実践②(歴史学)
8.教材研究の実践③(政治学)
9.教材研究の実践④(経済学)
10.教材研究の実践⑤(社会学)
11.よい授業のあり方を考える(模擬授業実践・観
察・批評)
12.よい授業のあり方を考える(模擬授業実践・観
察・批評)
13.よい授業のあり方を考える(模擬授業実践・観
察・批評)
14.よい授業のあり方を考える(模擬授業実践・観
察・批評)
15.よい授業のあり方を考える(模擬授業実践・観
察・批評)
* 受講人数により11.∼15.の時数を変更するこ
とがある。
[テキスト]
社会認識教育学会編『中学校社会科教育』
(学術
図書出版社,1900円,9784780601787)
社会認識教育学会編『地理歴史科教育』
(学術図
書出版社,1900円,9784780601794)
教科教育研究Ⅰで購入したものと同じ。
[参考図書・参考資料等]
『社会科教材の論点・争点と授業づくり』シリー
ズ 全10巻(明治図書)
社会認識教育学会編『社会認識教育の構造改革−
ニュー・パースペクティブにもとづく授業開発−』
(明治図書)
溝上泰編著『社会科教育実践学の構築』
(明治図書)
森分孝治,片上宗二編集『社会科重要用語300の
基礎知識』(明治図書)
社会認識教育学会編『社会科教育のニュー・パー
スペクティブ 変革と提案』(明治図書)
[成績評価の方法]
レポート2本(15点・35点)とテスト50点で評価
する。
[テキスト]
社会認識教育学会編『中学校社会科教育』
(学術図書出版社1,900円)
社会認識教育学会編『地理歴史科教育』
(学術図書出版社1,900円)
*教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅰ及びⅡで使用
したテキスト
*その他必要に応じてプリント資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介
[成績評価の方法]
受講態度,レポートとテストによる総合評価
−356−
教 職 課 程
教
職
ブラックボード使用
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅳ
後 期
(社会科教育の実践)
石田 省三
2単位
道徳教育研究
(公教育における道徳教育)
□□ □□
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
社会科教育の目標と内容について理解し,社会科
の授業者として必要な知識と技能を習得することを
めざす。教科教育研究Ⅰ,Ⅱ,Ⅲをもとに,より現
場に即した授業力の育成に力を入れる。
[授業の到達目標及びテーマ]
・道徳教育の歴史的・理論的理解
・「公教育」としての「学校教育」の枠内での「道
徳教育」の在り方と指導方法についての基礎的理
解
[授業の概要]
社会科教育の目標,方法,内容,評価について,
地理的分野,歴史的分野,公民的分野のそれぞれの
内容や領域について具体的な教材や授業を取り上げ
て,分析・研究・実習する。
[授業の概要]
「公教育」としての「学校教育」の枠内での「道
徳教育」の歴史・現状・課題・指導方法などへの歴
史的・理論的・実践的接近方法を提示する
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.地理的分野の学習指導 授業研究⑴地理実習
3.地理的分野の学習指導 授業研究⑵世界の自然
と環境
4.地理的分野の学習指導 授業研究⑶世界地誌
5.地理的分野の学習指導 授業研究⑷日本地誌
6.地理的分野の学習指導 授業研究⑸岡山の地理
7.地理的分野の学習指導 授業研究⑹
8.教育機器の利用に関する研究
9.総合学習に関する学習指導 授業研究⑴
10.総合学習に関する学習指導 授業研究⑵
11.歴史的分野の学習指導 授業研究⑴
12.歴史的分野の学習指導 授業研究⑵授業参観
13.公民的分野の学習指導 授業研究⑴
14.公民的分野の学習指導 授業研究⑵
15.公民的分野の学習指導 授業研究⑶
[授業計画]
1.序論:道徳教育研究で学ぶべきこと
2.教育・道徳・法と社会
3.道徳教育の歴史⑴:戦前日本:概要
4.道徳教育の歴史⑵:戦前日本:特質と問題点
5.道徳教育の歴史⑶:戦後日本:概要
6.公教育と道徳教育
7.学習指導要領の歴史的・批判的理解⑴:「目標」
8.学習指導要領の歴史的・批判的理解⑵:「内容」
9.2008年学習指導要領の批判的理解
10.道徳教育の指導理論⑴
11.道徳教育の指導理論⑵
12.「道徳」の時間の指導⑴
13.「道徳」の時間の指導⑵
14.道徳教育の課題
15.まとめ
*出来るだけ学校現場(中学・高校)に出向いて
授業参観・授業研究等を行なう
[テキスト]
*必要に応じてプリント資料を配付する。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
教科書「中学地理」(帝国書院)「中学歴史」「中
学公民」
・内田和子 地理学演習帳(古今書院)
・大杉昭英 中学校社会科 重点指導事項の実践開
発(明治図書)
・渋澤文隆他 新学習指導要領 ハンドブック(時
事通信社)
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,による総合評価
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
−357−
特別活動研究
教育方法論(中等教員養成用)
(自治能力形成と特別活動)
□□ □□
(学習指導法とカリキュラム開発)
2単位
木原 俊行
集 中
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・自治・自治能力の歴史的・理論的理解
・自治能力の形成方法の基礎的理解
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生が,我が国や諸外国の様々な教育方法を,
1)学力観,2)学習指導法,3)カリキュラム開
発という視点から分類・整理できること等を目指す。
[授業の概要]
自治能力形成を中心とする「特別活動」の理解,
課題構造,指導方法などへの歴史的・理論的・実践
的アプローチの方法を提示する。
[授業の概要]
我が国や諸外国の教育方法を,学力観,学習指導
法,カリキュラム開発を視点として,解説する。ま
た,毎回の講義において,授業のビデオ記録や文字
記録を提示し,多様な実践事例を紹介する。
[授業計画]
1.序論:特別活動研究で学ぶべきこと
2.「自治」「自治能力」をどのように理解するか
3.学校教育と「特別活動」⑴:歴史的考察
4.学校教育と「特別活動」⑵:教育課程論の視点
5.学校教育と「特別活動」⑶:集団形成論の視点
6.学習指導要領の批判的理解⑴:歴史⑴
7.学習指導要領の批判的理解⑵:歴史⑵
8.学習指導要領の批判的理解⑶:「学級活動」
9.学習指導要領の批判的理解⑷:「生徒会活動」⑴
10.学習指導要領の批判的理解⑸:「生徒会活動」⑵
11.学習指導要領の批判的理解⑹:「学校行事」⑴
12.学習指導要領の批判的理解⑺:「学校行事」⑵
13.「特別活動」と「道徳教育」
14.「特別活動」と生徒指導(生活指導)
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション(診断的評価,講義のキー
ワード・鍵概念の解説)
2.教育方法の基本的な枠組み1(教育方法の理論
的枠組みの確認)
3.教育方法の基本的な枠組み2(実践事例の分析)
4.戦後60年の我が国のカリキュラム開発1
(コア・
カリキュラム)
5.戦後60年の我が国のカリキュラム開発2(仮説
実験授業等)
6.オープン教育の特徴と課題
7.総合的な学習のカリキュラム開発
8.確かな学力の育成と個に応じた指導の展開
9.キャリア教育の展開
10.中高一貫教育の推進
11.放送教育の新展開(デジタル教材の活用)
12.メディア・リテラシーの育成
13.学校の情報化と授業におけるICT活用
14.情報教育の体系的展開
15.ICT活用(情報教育)の授業プラン作成
[テキスト]
[テキスト]
レジュメや資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
高等学校学習指導要領解説は,文部科学省ホーム
ページから必要箇所を各自でダウンロードすること
適宜指示
[参考図書・参考資料等]
佐藤学『教育方法学』(岩波書店,2,060円)
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.レポート(30%)
2.試験(70%)
[成績評価の方法]
小レポートと最終テストによって,成績を算出す
る。成績評価に占める両者の比率は3:7とする。
−358−
教 職 課 程
ブラックボード使用
生徒・進路指導論
後 期
カウンセリング概論
前 期
原 奈津子
2単位
北川 歳昭
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
生徒指導・進路指導の考え方および生徒指導・進
路指導に関わる基本的事項についての知識の習得を
目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
学校教育相談に関する基礎知識・技能の習得を目
標とする。
[授業の概要]
生徒指導および進路指導の意義・目的についての
理解を深め,"生きる力の育成"という視点に立った
援助の原理・方法を学習する。生徒理解の方法・生
徒および学校が直面している諸問題(いじめ・暴力
行為・不登校・自殺など)について理解を深め,適
切な生徒指導のあり方について考察する。さらに,
生徒が自らのキャリアを主体的に選択・決定できる
ような進路指導のあり方について習得する。
[授業の概要]
学校教育をはじめとする児童・生徒と接する機関
においては,児童・生徒の成長・発達に伴って生ず
る諸問題について,児童・生徒ならびに保護者とと
もに考えながら,解決のために個々の場面における
助言・援助が必要となる。その基盤となるのが,教
育相談である。
児童期・思春期の問題は,特有の態様を示すこと
があるので,その理解と対応のためには基礎的な知
識・技能の習得が重要である。この講義では,教育
相談の必要性,児童・生徒の発達上の問題の理解の
方法,指導の仕方等を具体的に学び,あわせてカウ
ンセリングの基礎を身につける。
[授業計画]
1.生徒指導とは
2.生徒指導の原理
3.生徒理解の基本
4.生徒理解の方法
5.生徒指導と学級経営−教師のリーダーシップ
6.学校不適応の理解−現状①
7.学校不適応の理解−現状②
8.学校不適応の理解−いじめ
9.学校不適応の理解−不登校
10.進路指導とは
11.進路指導の基礎理論
12.進路指導の方法や技術
13.特別活動における進路指導
14.生徒指導・進路指導の体制
15.生徒指導・進路指導をめぐる今日的問題につい
て
[テキスト]
二宮克美・宮沢秀次・大野木裕明「ガイドライン
発達学習・教育相談・生徒指導」(ナカニシヤ出版,
ISBN:978-4-7795-0184-5)
[参考図書・参考資料等]
講義中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。
① 個人レポート(20%)
② グループレポート(20%)
③ テスト(60%)
[授業計画]
1.学校教育相談の意義と役割,教育相談の歴史
2.教育相談の扱う問題
3.学校における教育相談の特質
4.カウンセリングの基礎知識
5.主なカウンセリングの理論と技法
6.カウンセリングとカウンセリング・マインド
7.教育相談の進め方
8.児童・生徒理解の方法
9.事例研究の意義と進め方
10.事例研究の実際
11.面接の進め方①
12.面接の進め方②
13.教育相談を学習指導・生徒指導・学級指導に生
かす
14.担任・生徒指導担当・スクールカウンセラー・
養護教諭の連携
15.保護者・関係機関との連携
[テキスト]
江川文成「教育相談」(学芸図書,ISBN:47616
03747)
[参考図書・参考資料等]
上地安昭「学校教師のカウンセリング基礎訓練」
北大路出版
[成績評価の方法]
受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小
テスト(筆記試験)による総合評価。
−359−
教
職
ブラックボード使用
総合演習Ⅰ
(人間の総合的理解を求めて:基礎編)
山川 基・国府島 泉
□□ □□
前 期
1単位
総合演習Ⅱ
(人間の総合的理解を求めて:発展編)
山川 基・国府島 泉
□□ □□
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・人間に関する総合的理解力の基礎形成
[授業の到達目標及びテーマ]
・人間に関する総合的理解力の基礎形成
[授業の概要]
人文科学・社会科学・自然科学のそれぞれに関し
て,各自がテーマを設定し,研究発表と質疑応答を
展開する。
[授業の概要]
人文科学・社会科学・自然科学のそれぞれに関し
て,各自がテーマを設定し,研究発表と質疑応答を
展開する。
[授業計画]
0.総合演習の概説,グループ分け(A・B・C)
1.(人文1)日本語及び外国語の言語現象から各
自の研究テーマを決定
2.∼5.(人文2∼5)研究発表と質疑応答
6.(社会1)日本の政治・経済・社会・社会病理・
家族病理などから各自の研究テーマを決定
7.∼10.(社会2∼5)研究発表と質疑応答
11.(自然1)各自の研究テーマを決定,食・環境
分野での最近の話題提供・解説と討論
12.∼15.(自然2∼5)
*A:
(人文・社会・自然) B:
(社会・自然・人文)
C:(自然・人文・社会)
総合演習Ⅱも同様の順番で各5回開設
[授業計画]
1.(人文1)日本及び外国の文化現象から各自の
研究テーマを決定
2.∼5.(人文2∼5)研究発表と質疑応答
6.(社会1)日本の政治・経済・社会・社会病理・
家族病理などから各自の研究テーマを決定
7.∼10.(社会2∼5)研究発表と質疑応答
11.(自然1)各自の研究テーマを決定,食・環境
分野での最近の話題提供・解説と討論
12.∼15.(自然2∼5)
*A:
(人文・社会・自然) B:
(社会・自然・人文)
C:(自然・人文・社会)
[テキスト]
特になし
[テキスト]
特になし
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.議論への参加・寄与の程度(50%)
2.レポート(50%)
*各系列の評価を総合
[成績評価の方法]
以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)
1.議論への参加・寄与の程度(50%)
2.レポート(50%)
*各系列の評価を総合
−360−
教 職 課 程
集 中
教育実習Ⅰ・Ⅱ
原 奈津子・□□ □□
1単位
原 奈津子・□□ □□
[授業の到達目標及びテーマ]
教育実習の目的の効果的追求
集 中
各2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・既習事項の教育現場での批判的・研究的確認
・教職に対する自己の姿勢・能力・適性などの批判
的吟味
[授業の概要]
[授業の概要]
実習校における指導教諭による指導及び大学から
の教員による訪問指導
[授業計画]
Ⅰ.事前指導
a.3年次後期(2月∼3月)
① 教育実習の基本原理の解説及び課題提示
② 教育実習の心得及び観察・参加・実習の解
説
③ 教科の学習指導についての解説及び課題提
示
④ 教育実習に向けての準備
b.4年次前期(5月)
① aで提示された課題に基づく解説
② その他の注意事項及び確認事項
Ⅱ.事後指導(6月下旬∼7月上旬)
教育実習経験の反省・吟味及びそれらに基づ
く今後の学習課題の提示・確認
[授業計画]
A.実習校における観察・参加・実習の教育実習及
び指導教諭による指導
B.大学からの教員による訪問指導
[テキスト]
特になし
[テキスト]
特になし
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[参考図書・参考資料等]
適宜指示
[成績評価の方法]
以下の総合評価
1.事前指導でのレポート
2.事前指導及び事後指導の受講態度
3.実習後のレポート
[成績評価の方法]
実習校から提出される評価を参考に総合的に評価
−361−
教
職
事前・事後指導
教師論
総合教養教育科目p.42を参照
教育学概論(中等)
総合教養教育科目p.43を参照
教育心理学(中等)
総合教養教育科目p.43を参照
学校論
総合教養教育科目p.44を参照
−362−
資格課程
博物館に関する科目
博物館課程
博物館実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
(プラクティカル トレーニング)
視聴覚教育メディア論
前 期
各1単位
守時 和彦
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
博物館実習の授業は,1)学芸員として必要な技
術と知識を修得し,2)学芸員としての人格形成を
目指す。「モノ」を見る力と扱う技術の養成と,応
用力・適応力を鍛える。①実習Ⅰでは「モノ」を見
る力,記録する力を養う。②実習Ⅱでは「モノ」を
扱う技術の養成を図る。③実習Ⅲでは,実際の展示
の技術や実務実習を行う。
[授業の概要]
①実習Ⅰでは資料を把握する着眼点を解説し,写
真撮影の方法や調書の書き方等の記録法を習得する。
②実習Ⅱでは博物館資料の様々な形態を紹介し,そ
の長所と弱点を見極めて安全な取扱い法の基本を学
ぶ。③実習Ⅲでは実際の展示構成を考えると共に,
実務実習に出る。また,年間を通して,3回程度見
学実習を実施する。
[授業計画]
実習Ⅰ(前期)
1.ガイダンス
2.3.絵画作品の着眼点と調書の作成Ⅰ・Ⅱ
4.5.書跡・古文書作品の着眼点と調書の作成
Ⅰ・Ⅱ
6.7.工芸作品の着眼点と調書の作成Ⅰ・Ⅱ
8.9.彫刻作品の着眼点と調書の作成Ⅰ・Ⅱ
10.11.写真撮影の方法Ⅰ・Ⅱ
12.県立博物館展示見学(平常授業)
13.県立美術館展示見学(平常授業)
14.岡山市オリエント美術館展示見学(平常授業)
15.林原美術館展示見学(平常授業)
実習Ⅱ(後期)
1.ガイダンス
2.絵画作品の構造と形態
3.絵画取扱い法
4.書跡・古文書の構造と形態
5.書跡・古文書取扱い法
6.工芸作品の構造と形態
7.工芸作品の取扱い法
8.彫刻作品の構造と形態
9.彫刻作品の取扱い法
10.絵画・書跡資料の梱包と輸送
11.工芸作品の梱包と輸送
12.彫刻作品の梱包と輸送
13.岡山市デジタル・ミュージアム展示見学(平常
授業)
14.県立博物館展示見学(平常授業)
15.林原美術館展示見学(平常授業)
実習Ⅲ(集中)
⑴ 見学研修
① 笠岡市立竹喬美術館・成羽町美術館
② 奈良国立博物館 (以上,貸切バス)
⑵ 実務実習
県立博物館・県立美術館・成羽美術館など
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
全出席(止むを得ない場合は除く)を基本条件と
し,積極的な受講態度と論述テストで評価
[授業の到達目標及びテーマ]
各種の情報機器や情報通信機器のソフト面やハー
ド面について概説すると共に,できるだけ数多くの
視聴覚メディアに接して,それらの描く世界やハー
ド面の発達の歴史について学び,著作権,特許権等
への理解も深めていく。また,実務上で用いられる
情報サービスを活用するための知識を習得すること
も目指す。
[授業の概要]
主に,ビデオ,DVD,CD等の視聴や文献,資料
の学習を通して,視聴覚メディアの特性や歴史を理
解する。特に,メディアの様々な切り口による人物
や歴史の描き方,物事の始まりや発明とその後の発
達などの描き方などから,情報を鵜呑みせず,物事
を多面的,総合的に理解する大切さを身につけ,そ
れらを自分自身の目を通して表現していくための力
も養成する。
[授業計画]
1.図書館活動,司書,著作権など
2.博物館,美術館等の活動,学芸員,年代測定など
3.実例(人物①):オードリー,シャネル:一面
4.実例(人物②):オードリー,シャネル:他の面
5.実例(歴史①):日本,エジプト,マヤ等の遺跡
6.実例(歴史②):禁酒法の成立,明治の改暦など
7.実例(歴史③):禁酒法による混乱,欧米の改暦
8.実例(歴史④):禁酒法の廃止,うるう秒など
9.実例(スポーツ①):古代,近代オリンピック
10.実例(スポーツ②):アスリートの活躍など
11.実例(芸術①):楽器,音楽,オーディオなど
12.実例(芸術②):美術:モナリザ:,舞台芸術
13.情報通信の発達(腕木∼衛星通信,携帯電話)
14.情報メディアの発達(写真,映画,テレビなど)
15.情報メディアの発達(漫画,アニメ,PCなど)
[テキスト]
テキストは使用しない。授業の中で関連文献等を
紹介する。
[参考図書・参考資料等]
書籍名・著作者,掲載新聞名,週刊,月刊,季刊
誌名など,詳しくは授業で紹介する。
[成績評価の方法]
平素の授業態度,熱意,授業で視聴するメディア
や使用する資料に対する関心度,理解度やそれらの
感想の文章による表現力に45%,授業中に必要に応
じて何回か課すこともあるかもしれない小レポート
と前期末に授業内容に関わるテーマで提出の最終レ
ポートの出来ばえに55%,の配点で評価する。
−363−
博物館
土井 通弘
Ⅰ前 期
Ⅱ後 期
Ⅲ集 中
生涯学習概論Ⅰ
総合教養教育科目p.46を参照
博物館概論
総合教養教育科目p.44を参照
博物館学各論1
総合教養教育科目p.45を参照
博物館学各論2
総合教養教育科目p.45を参照
教育学概論(表・英・史)
総合教養教育科目p.43を参照
教育学概論(初等)
学部総合教育科目p.265を参照
日本文化論1
総合教養教育科目p.5を参照
日本文化論2
総合教養教育科目p.6を参照
古文書学の基礎(古文書学入門)
専門教育科目(総合歴史)p.226を参照
古文書解読
専門教育科目(総合歴史)p.226を参照
人類学の世界と歴史a・b
総合教養教育科目p.11を参照
日本美術史a・b
総合教養教育科目p.8を参照
西洋美術史
総合教養教育科目p.9を参照
東洋美術史
総合教養教育科目p.9を参照
考古学の基礎(考古学入門)
専門教育科目(総合歴史)p.225を参照
考古学の現在
専門教育科目(総合歴史)p.225を参照
アジアの民族誌
総合教養教育科目p.12を参照
−364−
資格課程
図書館に関する科目
図書館課程
ブラックボード使用
図書館経営論
後 期
図書館サービス論a・b
前期・
後期
松崎 博子
1単位
田井郁久雄
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館の実際の状況と現実の課題を知ることによ
り,図書館の現場で仕事をするための目的意識と実
務能力を身につける。
[授業の概要]
まず,公共図書館は行政組織の一環であることを
確認する。その上で,図書館職員・施設の管理形態
が多様化していることを知る。さらに,「コミュニ
ティが図書館に求めているものは何か」について,
図書館サービス計画を材料にして考える。
[授業の概要]
公立図書館のサービス活動の内容を中心に,それ
を支える理念および近年の公立図書館のサービス活
動の歩みと現在の課題を概説する。
[授業計画]
1.図書館法,図書館に関する法律,図書館サービ
ス関連法規
2.自治体行政と図書館
3.図書館業務の理論と実際
4.図書館の職員・組織,施設・設備
5.図書館の管理形態の多様化⑴
6.図書館の管理形態の多様化⑵
7.図書館サービスの計画と調査・評価
[授業計画]
1.公立図書館とはなにか
2.公立図書館のサービス活動の歩み⑴
3.公立図書館のサービス活動の歩み⑵
4.図書館サービスの概要,貸出の意義,登録
5.貸出方式,貸出の規定
6.資料案内とレファレンスサービス
7.予約サービス
8.図書館サービスと著作権
9.AVサービス
10.利用に障害のある人たちへのサービス
11.全域サービスと図書館システム
12.県立図書館,相互協力
13.図書館の自由⑴
14.図書館の自由⑵
15.図書館職員
[テキスト]
高山正也[編]『図書館経営論』(新・図書館学シ
リーズ:2)樹村房,ISBN 4-88367-002-3
[テキスト]
塩見昇編『図書館サービス論』新訂版(新編 図
書 館 学 教 育 資 料 集 成 3) 教 育 史 料 出 版 会,ISBN
978-4-87652-489-1
[参考図書・参考資料等]
永田治樹[編著]『図書館経営論』(JLA図書館情
報学テキストシリーズⅡ:2)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
小テストの得点で判断する。
[成績評価の方法]
学期末に提出するレポート(60−70%)毎回授業
後に授業内容に関連した感想,意見,質問などを提
出する(30−40%)
図書館
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館はコミュニティのなかに存在するものであ
り,つねに利用者を意識して経営されている。図書
館運営の基礎を踏まえて,コミュニティの分析,図
書館サービス計画の立案および評価ができるように
なる。
−365−
情報サービス概説
前 期
レファレンスサービス演習a・b
後 期
渡部 秀人
2単位
渡部 秀人
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
現代の情報社会において情報の重要性は増してい
る。本講義では,図書館において「情報サービス」
の業務を遂行するに必要な基礎知識を学ぶ。
[授業の到達目標及びテーマ]
「レファレンスサービス」とは情報源を典拠とし
て,図書館員が直接行なうサービスである。本講義
では,図書館において「レファレンスサービス」の
業務を遂行するに必要な基礎知識を学ぶ。
[授業の概要]
図書館における情報サービスの意義を明らかにし,
その内容を総合的に解説する。また,
「情報サービス」
に関する事例の紹介・ビデオの活用等により,一層
の理解を図る。
[授業の概要]
「情報サービス概説」で学んだ理論的内容を踏ま
え,レファレンスサービスに関連する実務的な知識
と技術の習得をめざす。基礎的な問題を調査テーマ
としてとりあげ,調査プロセスについて演習形式で
学ぶ。
[授業計画]
1.情報サービスとはなにか
2.米国における情報サービスの発生と現状
3.日本への導入と展開
4.直接的サービスと間接的サービス
5.各種図書館と情報サービス
6.情報検索の定義と種類
7.情報検索システムの構成とデータベース
8.図書館における情報検索システム
9.組織と情報サービス
10.情報サービスと情報資源
11.情報サービスの収集と運用
12.利用者の情報要求の構造
13.情報探索行動とレファレンスプロセス
14.レファレンスプロセス
15.各種情報源の特徴と利用法
[授業計画]
1.レファレンスサービスとレファレンスプロセス
2.探索方法の検討と情報源の選択
3.演習の準備(レファレンスプロセスの確認とレ
ポート作成,レファレンスツールの評価)
4.レファレンスツールの種類(事実解説型,案内
指示型)と特性
5.レファレンスツールのガイドを調べる
6.ことば・文字を調べる
7.事柄・事象・データを調べる
8.歴史・時を調べる
9.演習レポートの報告
10.場所・地理・地名を調べる
11.人物・団体・企業を調べる
12.図書・出版を調べる
13.新聞・雑誌を調べる
14.レファレンスコレクションの構築と維持
15.「これからの図書館像」とレファレンスサービ
ス
[テキスト]
渋谷嘉彦編著『情報サービス概説』樹村房,改訂
2010年,ISBN978-4-88367-076-5
適宜プリント配布
[テキスト]
木本幸子・原田智子著『改訂 レファレンスサー
ビス演習』樹村房,改訂2006年,ISBN4-88367-077-5
適宜プリント配布
[参考図書・参考資料等]
三輪真木子著『情報検索のスキル:未知の問題を
どう解くか』(中央公論社,2003年)
[参考図書・参考資料等]
長澤雅男 他著『問題解決のためのレファレンス
サービス』(日本図書館協会,2007年)
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト,最終試験の総合評価。出席
日数が2/3に満たない場合は最終試験の受験資格な
し。
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト,演習レポート,最終試験の
総合評価。出席日数が2/3に満たない場合は最終試
験の受験資格なし。
−366−
図書館課程
ブラックボード使用
情報検索と蒐集a
(インターネットで探し・伝える技術の基礎)
加藤美奈子
ブラックボード使用
前 期
2単位
情報検索と蒐集b
(ネットで書籍や情報を探すテクニック)
中西 裕
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
情報検索の道具となる各種のデータベースサービ
スを概観し,図書館司書として必要な実務的な検索
スキルを習得します。また,電子書籍の台頭といっ
たITの発展が図書館に何をもたらしたかについて
功罪両面からさぐり,インターネット時代の図書館
がどうあるべきかを自分の頭で考えられるようにし
ます。
[授業の概要]
図書館における情報検索について概観し,利用者
の必要とする情報を取捨選択し,より信頼出来る調
査結果を提供するための知識,特にインターネット
を利用した情報検索の基礎的な技術を,実践的に学
びます。
[授業の概要]
授業はほぼ毎回ブラックボードを利用します。各
種データベースサービスに関する講義および演習を
交互に行い,理論と実践を結合させます。いわば手
と頭を両方使う授業です。それを通して,インター
ネットが図書館にいかに大きなインパクトを与えつ
つあるかについての認識を深めていきます。 パソ
コンについては基礎的な技能を持っていることを前
提に授業します。
[授業計画]
1.PC操作の基礎・利用者へのメールのマナー
2.PC操作の基礎・利用者へのメールのマナー
3.「情報」とは何か 定義・媒体と保存1
4.「情報」とは何か 定義・媒体と保存2
5.検索サイトとネット情報・データベース1
6.検索サイトとネット情報・データベース2
7.検索サイトとネット情報・データベース3
8.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用1
9.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用2
10.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用3
11.情報の蓄積・引用と出典・提供1
12.情報の蓄積・引用と出典・提供2
13.検索課題演習1〔試験1(知識問題)〕
14.検索課題演習2〔試験2(論述・実技試験)〕
15.検索課題演習3〔レポート・試験の講評・解説〕
[授業計画]
1.ガイダンス 学習の方向づけ
2.情報検索のいろいろ(最先端の情報検索)
3.情報とは・情報の伝達とは
4.インターネットのインパクト
−Google、 Amazon,Wikipedia等−
5.情報検索の基礎訓練(1)情報検索のスキル
6.情報検索の基礎訓練(2)情報検索の問題点
7.情報検索の理論
8.Web検索演習(1)基礎編
9.Web検索演習(2)応用編
10.パッケージ型データベース(CD-ROM,DVDROM)
11.書誌情報のデータベース
−NDL-OPAC,Webcat Plus等−
12.書誌情報検索演習(1)基礎編
13.書誌情報検索演習(2)応用編
14.論文・雑誌・新聞記事検索
15.まとめ
[テキスト]
教科書は使用しません。教材は配布または,ブラッ
クボードを利用してオンラインで提供します。
[参考図書・参考資料等]
ブラックボード上で,書誌情報・外部リンクなど
による参考資料の提示をします。
[テキスト]
教科書は使用しません。教材はブラックボードを
利用してオンラインで提供します。
[成績評価の方法]
平生点〔授業態度+提出用紙への記述等〕:30%
小テスト・演習課題等:20%
レポート・提出課題:15%
試験〔知識問題+論述・PC利用の実技試験〕
:
35%
連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接
研究室(B117)まで。[email protected]
[参考図書・参考資料等]
科目の特性上,主としてオンラインリソースを活
用する。適宜,ブラックボードで提示。
[成績評価の方法]
授業への参加姿勢と授業課題評価50%,定期試験
の得点50%で評価します。
−367−
図書館
[授業の到達目標及びテーマ]
インターネット時代における図書館の役割をイ
メージし,提案出来ることを目標とします。技術面
として,図書館司書として必要とされる実務的な検
索スキルの習得を目指します。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
図書館資料論
後 期
専門資料論
後 期
松崎 博子
2単位
松崎 博子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の主たる知識は,本(資料)に関するも
のである。本に関する知識を有してこそ,読者と本
とを結びつけることができる。図書館が扱う資料の
特性について知る。図書館資料について書かれた文
献を読み,
「利用者の要求」に答えるコレクション
形成が何より重要であることを伝える。
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の有する知識・技術のうち,とりわけ重
要なのは資料に関する知識である。
図書館で取り扱う基本的な資料に関する知識を身
につける。
[授業の概要]
まず,図書館が扱う資料の特性について知る。そ
れから,選書の必要性を認識し,その方法について
学ぶ。
[授業の概要]
1.図書館資料人文科学,社会科学,自然科学,工
業・技術を四分野にわけ,それぞれの一次資料,
二次資料について概観する。
2.各種インターネット情報資源についても紹介す
る。
[授業計画]
1.ネットワーク情報資源
2.資料類型の観点
3.資料収集方針(まんがの提供)
4.資料の保存(スロー・ファイアー)
5.逐次刊行物
6.雑誌
7.新聞と小冊子,クリッピング
8.政府刊行物
9.郷土資料
10.録音図書(DAISY)
11.視聴覚資料
12.ネットワーク情報資源:インターネット接続
13.ネットワーク情報資源:図書館ポータル
14.ネットワーク情報資源:電子ジャーナル
15.ネットワーク情報資源:情報発信
[授業計画]
1.専門分野の特性
2.主題文献の特性と種類
3.人文科学分野
4.社会科学分野
5.自然科学分野
6.工学・工業技術分野
7.専門資料とメディアの多様化
[テキスト]
馬場俊明[編著](JLA図書館情報学テキストシ
リーズⅡ:7)
『図書館資料論』日本図書館協会,
ISBN 978-4-8204-0816-1
[テキスト]
戸田光昭[編集]
『専門資料論』(第2版)
樹村房
ISBN978-4-88367-075-8
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
小テストの得点で判断する。
[成績評価の方法]
小テストの得点で判断する。
−368−
図書館課程
ブラックボード使用
ブラックボード使用
資料組織概説
前 期
資料組織演習Ⅰa・b
前 期
松崎 博子
2単位
松崎 博子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・
管理に関するものである。伝統的な図書館分類法,
目録記述法について知り,書誌データベースへの入
力作業を行うための前提知識を習得する。
(※「資料組織概説」と併せて履修することが望ま
しい。)
[授業の概要]
1.まず,図書および雑誌記事(情報源)から書誌
情報を読み取る訓練をする。
2.図書の分類,件名,目録について説明する。
3.書誌情報の流通と提供について概説する。
[授業の概要]
1.『日本十進分類法』『基本件名標目標』『日本目
録規則』の演習問題に解答して,目録作成に関
わる技術を習得する。
[授業計画]
1.書誌要素
2.図書の主題分析
3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程
4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表
5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表
6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程
7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目
8.『基本件名標目標』演習⑵:細目
9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
10.『日本目録規則』演習⑵:版
11.『日本目録規則』演習⑶:出版
12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの
13.『日本目録規則』演習⑸:合集
14.MARCとメタデータ
15.書誌データベースの構築
[授業計画]
1.書誌要素
2.図書の主題分析
3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程
4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表
5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表
6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程
7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目
8.『基本件名標目標』演習⑵:細目
9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
10.『日本目録規則』演習⑵:版
11.『日本目録規則』演習⑶:出版
12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの
13.『日本目録規則』演習⑸:合集
14.MARCとメタデータ
15.書誌データベースの構築
[テキスト]
柴田正美[著]『資料組織概説』(JLA図書館情報
学 テ キ ス ト シ リ ー ズ Ⅱ: 9) 日 本 図 書 館 協 会,
ISBN 978-4-8204-0720-1
[テキスト]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著]
『資料組織
法 第6版』第一法規,ISBN 978-4-474-02291-1
[参考図書・参考資料等]
千賀正之[著]『図書分類の実務とその基礎』
[参考図書・参考資料等]
柴田正美[著]
『資料組織概説』
(JLA図書館情報
学テキストシリーズⅡ:9)
[成績評価の方法]
小テストの得点で判断する。
[成績評価の方法]
学期末レポートの内容で判断する。
−369−
図書館
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・
管理に関するものである。伝統的な図書館分類法,
目録記述法について知り,書誌データベースへの入
力作業を行うための前提知識を習得する。
(※「資料組織演習I」と併せて履修することが望
ましい。)
ブラックボード使用
資料組織演習Ⅱa・b
後 期
児童サービス論a・b
前 期
松崎 博子
2単位
伊丹 弥生
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
各種目録規則に従い目録を作成することができ,
また各種コーディングマニュアルに従い書誌データ
ベースへの入力作業ができるようになる。
(※「資料組織概説」および「資料組織演習I」の
履修を前提とする。)
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児,児童,青少年期における読書の認識を深め,
公共図書館においての児童サービスの重要性,専門
性を理解する。児童資料を利用し,課題やレポート
でサービスの内容を実践的に学び,児童サービスの
あり方を考える。
[授業の概要]
1.『英米目録規則』について学び,演習問題に取
り組む。
2.共同分担目録作業(NACSIS-CAT/ILL図書登
録実習)を行う。
[授業の概要]
1.子どもにとっての読書の意義を解説する。
2.児童資料を具体的に解説する。
3.様々なサービスの方法を実践し,ビデオ等で学
習を深める。
4.児童サービスのあり方を考える。
[授業計画]
1.『英米目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
2.『英米目録規則』演習⑵:版
3.『英米目録規則』演習⑶:出版
4.『英米目録規則』演習⑷:シリーズもの
5.『英米目録規則』演習⑸:合集
6.『英米目録規則』演習⑹:総合問題
7.『英米目録規則』演習⑺:テスト
8.NACSIS-CAT⑴:目録システム概論
9.NACSIS-CAT⑵:目録情報の基準
10.NACSIS-CAT⑶:目録検索
11.NACSIS-CAT⑷:登録総論
12.NACSIS-CAT図書登録実習⑴:所蔵登録
13.NACSIS-CAT図書登録実習⑵:書誌流用入力
14.NACSIS-CAT図書登録実習⑶:書誌修正
15.NACSIS-CAT図書登録実習⑷:書誌新規入力
[授業計画]
1.子どもと読書・図書館(意義,関係法規,児童
サービスの歩み)
2.児童資料の特色と選択(絵本,児童文学,伝承
文学 他)
3.児童資料の特色と選択(知識,言葉,伝記,特
別支援,図書以外)
4.児童サービスの方法・技術(読み聞かせ,ストー
リーテリング,ブックトーク,書評)
5.児童サービス(フロアーワーク,行事,レファ
レンス,ベビーブックスタート 他)
6.児童サービスの展開(ヤングアダルト・サービ
ス,学校や地域との連携・協力)
7.児童図書館員に求められるもの,児童サービス
の最近の動向
[テキスト]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著]
『資料組織
法 第6版』第一法規,ISBN 978-4-474-02291-1
[テキスト]
プリント資料配布
授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
ハンター,エリック[著]『コンサイス AACR
2R:プログラム式演習』
[参考図書・参考資料等]
佐藤凉子編著『児童サービス論 改訂版』(新編
図書館学教育資料集成6 教育史料出版会 2009
年)
堀川照代編著『児童サービス論』(JRA図書館情
報学テキストシリーズⅡ11 日本図書館協会 2009
年)他
[成績評価の方法]
『英米目録規則』のテストの得点で判断する。
[成績評価の方法]
授業態度20% レポート30%
課題2(20%+30%)
−370−
図書館課程
ブラックボード使用
図書及び図書館史
後 期
コミュニケーション論
後 期
渡部 秀人
1単位
松崎 博子
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館は各種メディアを扱う場所である。図書館
におけるメディアを介したコミュニケーションにつ
いて知る。
[授業の概要]
図書の形態,印刷等に関し歴史的に概説する。さ
らに,欧米及び日本の図書館はどのように発展して
きたか,図書館が果すべき役割は何か等について歴
史的な流れを踏まえて概説する。
[授業の概要]
1.メディア・スタディーズ(本,雑誌,新聞,映
画,ラジオ,テレビ)について論じる。
[授業計画]
1.コミュニケーションとメディア
2.図書の形態史,印刷の歴史
3.図書館の源流,中世及び近世の図書館
4.公共図書館の成立,近代の図書館
5.前近代日本の図書館,デモクラシーと図書館
6.戦時体制下の図書館,戦後改革と図書館
7.自治体政策のなかの図書館
[授業計画]
1.メディアとは何か
2.マス・コミュニケーション
3.カルチュラル・スタディーズ
4.メディア・スタディーズ
5.本・雑誌・新聞
6.映画・ラジオ
7.テレビ
[テキスト]
小黒浩司編著『図書及び図書館史』日本図書館協
会,2010年,ISBN 978-4-8204-0919-9
適宜プリント配布
[テキスト]
吉見俊哉著
メディア文化論:メディアを学ぶ人のための15話
有斐閣
ISBN978-4-6411-2190-4
[参考図書・参考資料等]
川崎良隆著『図書館の歴史:アメリカ編』(日本
図書館協会,1995年)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,最終試験の総合評価。出席日数が2/3
に満たない場合は最終試験の受験資格なし。
[成績評価の方法]
期末レポートで判断する。
図書館
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館が歩むべき方向を考える際には,歴史に学
ぶことが重要な意味を持つ。本講義では,歴史的な
観点から,記録メディアはどのように発展してきた
か,図書館はどのように発展してきたかを学ぶ。
−371−
ブラックボード使用
図書館特論
(岡山の図書館史)
松崎 博子
後 期
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館史研究の基礎知識を習得する。
[授業の概要]
1.図書館史研究の方法を知る。
2.グループごとに課題に取り組み発表する。
[授業計画]
1.図書館史研究の方法
2.図書館史研究の方法
3.図書館史研究の方法:グループ発表
4.シカゴ学派とアナ―ル学派
5.岡山の図書館史
6.岡山の図書館史:グループ発表
7.岡山の図書館史:グループ発表
[テキスト]
小黒浩司[編著]『図書及び図書館史』(JLA図書
館情報学テキストシリーズⅡ:12)日本図書館協会,
ISBN978-4-8204-0919-9
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
グループ発表の内容で判断する。
−372−
図書館課程
生涯学習概論Ⅰ
総合教養教育科目p.46を参照
図書館概論
総合教養教育科目p.46を参照
視聴覚教育メディア論
博物館課程p.363を参照
図書館
−373−
資格課程
司書教諭に関する科目
司書教諭課程
ブラックボード使用
学校経営と学校図書館
前 期
学校図書館メディアの構成
後 期
永井 悦重
2単位
松崎 博子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学校図書館は,
「学習情報センター」
「読書セン
ター」としての役割を担っている。学校図書館には,
本と児童・生徒の両方をよく知る,司書教諭・学校
図書館司書の存在,そして学校図書館メディアの組
織化(メディアの管理・整理)が不可欠である。組
織化の基礎知識を習得する。
[授業の概要]
学校図書館の成立・発展を歴史的にとらえ,現状
を把握し,課題を明らかにする。また,学校図書館
を活用した優れた実践を通して学校図書館経営や司
書教諭の職務について考察する。学校図書館活動,
図書館機能を活用した授業,それを可能にする校内
体制,公共図書館との連携についても学習する。
[授業の概要]
まず,多種多様な学校図書館メディアについて知
り,選書方法について学ぶ。次に,
『日本図書館分
類法』
『日本目録規則』各種「件名標目表」の基礎
を知る。さらに,学校図書館メディアにおける書誌
情報の構築・提供について知る。
[授業計画]
1.学校図書館とは何か ユネスコ学校図書館宣言
2.学校図書館の成立;デューイと学校図書館
3.戦後の教育改革と学校図書館法の成立
4.学校図書館の発展5.学校図書館活動Ⅰ 資料
提供と図書館の自由
6.学校図書館活動Ⅱ 授業との連携;授業で学校
図書館を活用するとは
7.学校図書館活動Ⅲ 広報・行事活動
8.岡山市内の小・中学校図書館の見学(レポート)
9.学校図書館の教育力と可能性
10.学校図書館の経営;職員・資料・施設
11.司書教諭と学校司書の協働
12.学校図書館の現状と施策
13.図書館ネットワーク;学校図書館と公共図書館
の連携
14.生涯学習と学校図書館
15.司書教諭の役割と校内体制
[授業計画]
1.学校図書館メディアの種類
2.学校図書館メディア構築の方針と基準
3.学校図書館メディアの選択方法とツール
4.学校図書館メディアの評価
5.『日本十進分類法』⑴:主題分析と分類規程
6.『日本十進分類法』⑵:一般補助表
7.『日本十進分類法』⑶:一般補助表
8.『日本十進分類法』⑷:固有補助表
9.書誌要素
10.『日本十進分類法』⑴:区切り記号
11.『日本十進分類法』⑵:標目
12.「件名標目表」とシソーラス
13.MARCと書誌ユーティリティ
14.児童生徒にOPACの使い方を教える
15.学校図書館メディアの配列・レイアウト
[テキスト]
塩見 昇 編・著『学校教育と学校図書館 新訂
版』教育史料出版会,ISBN 978-4-87652-496-9
[テキスト]
小田光宏[編]『学校図書館メディアの構成』(司
書教諭テキストシリーズ;2)樹村房,ISBN 4-883
67-091-0
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する。
[参考図書・参考資料等]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著]
『資料組織
法 第6版』
[成績評価の方法]
レポート・授業態度50%,テスト成績50%を総合
して評価する。
[成績評価の方法]
学期末試験の得点で判断する。
−375−
司書教諭
[授業の到達目標及びテーマ]
学校図書館に関する基本的・総論的な内容を取り
上げる。学校図書館の意義や理念を共有すると共に,
学校図書館の充実・発展に意欲的に取り組む力を育
成する。
学習指導と学校図書館
後 期
永井 悦重
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学校図書館の機能を活用した授業づくりの意義と
目的を理解し,その知識と方法の習得をめざす。
[授業の概要]
各教科の授業と学校図書館との関わり,とりわけ
図書館機能を活用した授業づくりについて,様々な
実践例を素材に学習する。また,その過程で子ども
たちがメディア・リテラシーを獲得することの意義
と方法についても考察する。
[授業計画]
1.学校図書館の機能とその役割
2.学習における資料活用の意義
3.レファレンス・サービス
4.図書館を活用する授業1 小学校 理論編
5.図書館を活用する授業2 小学校 実際編
岡山市内の小学校における調べ学習を見学
6.図書館を活用する授業3 中・高校編
7.調べ学習の意義と目的・組み立て方
8.教科学習とブックトーク1 理論編
9.教科学習とブックトーク2 実際編
10.図書館利用教育1 図書館オリエンテーション
11.図書館利用教育2 レポートの書き方
12.NIEと学校図書館
13.メディア・リテラシー1世界と日本の動向
14.メディア・リテラシー2図書館教育と情報教育
15.司書教諭と学校司書,授業担任との協働
読書と豊かな人間性
後 期
(一人ひとりの子どもに読書の楽しみを)
伊丹 弥生
2単位
[授業の概要]
子どもたちの読書の実態と読書資料の特性につい
て理解し,さまざまな読書指導の方法で本と子ども
たちを結びつける活動を実践的に学ぶ。また,子ど
もたちが読書を通して豊かな人間性を育むために,
司書教諭のはたす役割とあり方を考える。
[授業の到達目標及びテーマ]
1.子どもの発達や読書の実態を把握する。
2.資料の種類,特性を知り,読書指導の方法を具
体的に学ぶ。
3.課題や読書体験の発表,レポートで司書教諭の
果たす役割を考える。
[授業計画]
1.読書の意義と目的
2.発達段階に応じた読書
3.子どもの読書の実態
4.読書指導の方法1(読み聞かせ,ストーリーテ
リング 他)
5.読書指導の方法2(ブックトーク 他)
6.読書指導の実践(書評,NIE実践例)
7.新しく開拓された読書の方法(読書のアニマシ
オン,読書アクション 他)
8.指導者の読書体験(発表①)
9.指導者の読書体験(発表②)
10.読書資料の種類と特性(絵本,児童文学,伝承
文学 他)
11.読書資料の種類と特性(ノンフィクション,知
識の本,言葉,郷土資料 他)
12.読書資料の選択
13.読書資料の活用(新聞記事,視覚資料を使って
のテーマ学習)
14.公共図書館・地域関連機関との連携・協力
15.読書推進のための環境整備
[テキスト]
プリント資料配布
授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。
[テキスト]
塩見 昇 編・著『学校教育と学校図書館 新訂
版』教育史料出版会,ISBN 978-4-87652-496-9
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する。
[成績評価の方法]
授業態度・レポート50%,テスト成績50%を総合
して評価する。
[参考図書・参考資料等]
新学校図書館学編集委員会編『読書と豊かな人間
性』
(新学校図書館学4 全国学校図書館協議会
2006年)
キラキラ読書クラブ著『キラキラ応援ブックトー
ク』(岩崎書店 2009年)
佐藤凉子編『読書のアニマシオン』
(児童図書館
研究会 2005年) 他
[成績評価の方法]
授業態度 20% レポート・発表 20%
課題2 20% 試験 40%
−376−
司書教諭課程
ブラックボード使用
情報メディアの活用
(学校図書館でのメディア利用を指導するために)
中西 裕
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
これからの学校図書館は,学校における学習情報
センターとしての役割が期待されており,司書教諭
にはメディアのスペシャリストであることが求めら
れています。この授業では,学校図書館で扱う各種
の情報メディアについて知るとともに,司書教諭と
して必要な知識と実践的な技能を習得することを目
的としています。
[授業計画]
1.情報社会の学校図書館
2.情報メディアとは何か
3.情報メディアの種類と特性⑴基礎編
4.情報メディアの種類と特性⑵応用編
5.図書館における視聴覚機器の種類と特性
6.インターネット時代の司書教諭の役割
7.web検索演習⑴基礎編
8.web検索演習⑵応用編
9.ネット上の情報の加工と利用
10.パッケージ型データベース(CD-ROM,DVDROM等)
11.図書情報の検索⑴基礎編
12.図書情報の検索⑵応用編
13.調べ学習とインターネット
14.学校図書館と著作権
15.情報モラル教育とデジタルデバイド
[テキスト]
教科書は使用しません。教材はブラックボードを
利用してオンラインで提供します。
[参考図書・参考資料等]
『月刊 学校図書館』(社団法人 全国学校図書館
協議会刊)の最近の号に目を通し,学校図書館のお
かれている状況を把握しておくことが望ましい。就
実の図書館にあります。
[成績評価の方法]
授業への参加姿勢と授業課題評価50%,定期試験
の得点50%で評価します。
−377−
司書教諭
[授業の概要]
情報メディアに関する基礎的かつ技術的な知識を
学習し,現在の学校図書館の置かれている現状と,
これからの学校図書館がどうあるべきかを,情報メ
ディア・コンピュータ・インターネットとのかかわ
りから考えていきます。
情報教室で,ほぼ毎時間ブラックボードを利用し
ながらの授業となります。
資格課程
社会教育に関する科目
社会教育課程
生涯学習概論Ⅱ
後 期
赤坂 英二
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
生涯学習の理念や生涯学習社会への展望を持つこ
とができるとともに,いかに生きるべきかを考える
ことができる。
社会教育計画Ⅰ
〈別途指示〉
[授業の概要]
生涯学習の歴史的経過を理解させる。社会教育施
設の役割を理解させ,視察することにより理解を深
める。生涯学習の展望と人生設計を考える。
社会教育
[授業計画]
1.生涯学習の意義と必要性
2.生涯学習の歴史的経過(世界史)
3.生涯学習の歴史的経過(日本史)
4.生涯学習と教育基本法
5.社会教育施設の役割
6.岡山後楽園と岡山県立博物館について
7.岡山後楽園と岡山県立博物館視察
8.市立オリエント美術館について
9.市立オリエント美術館視察
10.視察まとめ
11.生涯学習の今後の展望⑴
12.生涯学習の今後の展望⑵
13.先人の生き方からの学び
14.自己の人生設計⑴
15.自己の人生設計⑵
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度 レポートによる総合評価
−379−
社会教育計画Ⅱ
〈別途指示〉
社会教育演習Ⅰ
前 期
山川 基
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本年度は特に岡山市の公民館における最近の年次
報告書を手がかりとして,各公民館がどのような問
題を抱え,それを克服してきたのか。これらについ
て考察したい。地域性を無視した施策はそれがどれ
ほど高度なものであっても住民からソッポを向かれ
る。換言すれば,地域住民のニーズに応えることが
社会教育の原点である。すなわち各公民館はこの基
本に従って対応してきたかが問われることになる。
[授業の概要]
最初に岡山県立図書館および中央公民館を訪ねる
予定だ。岡山市は周辺地域との合併だけでなく2009
年の4月より政令指定都市となった。社会教育にも
新たな視点が求められていると言えよう。先ず,社
会教育のおかれている今日の状況について把握して
おきたい。その上でそれぞれの公民館のホームペー
ジや年次報告書を通して各公民館の取り組みとそれ
ぞれの地域の特質,課題について考える。また,地
域間の連携事業についても検討したい。
[授業計画]
Ⅰ.公民館の主催講座・クラブ・年次報告書の検索
を通して地域ごとの取り組みと問題点の摘出。
Ⅱ.公民館の取り組みを通して地域住民のニーズを
理解する。
Ⅲ.各公民館は,他の公民館・他の県の公民館とど
のように連携・協力しているか。
上記3点を軸に学生自ら調査し,レジュメにし
たものを通してディスカッションの出来る授業に
したい。
1.岡山県立図書館訪問
2.子供青少年対策①
3.子供青少年対策②
4.子供青少年対策③
5.子供青少年対策④
6.高齢者対策①−生きがいづくり−
7.高齢者対策②−健康づくり−
8.環境対策①−自然との共生−
9.環境対策②−ごみゼロ,フリーマーケット−
10.共生−発達障害−
11.文学講座
12.地域諸団体との連携
13.ボランティアグループの活動状況
14.市内公民館の連携事業
15.県外自治体との連携事業
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
授業時提示
[成績評価の方法]
発表とレポート
−380−
社会教育課程
社会教育演習Ⅱ
後 期
山川 基
1単位
社会教育実習
(社会教育施設での短期教育実習)
山川 基
集 中
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
公民館で開催される講座には,公民館の主催講座
と住民のニーズによるものとがある。夏休みに行わ
れる公民館での社会教育実習の経験を通して,地域
に密着した実践力を身に付けよう。
[授業の概要]
インターネット等を使って,いくつかの自治体の
実態を先ず見ておきたい。それらを検討しながら,
併せて岡山市の公民館で行われている歴史講座につ
いて考えよう。
[授業の概要]
あらゆる世代との触れ合いや講座の企画立案など
を通して,また住民をサポートするだけでなく共生
することの重要性を認識すること。換言すれば,机
上論ではない現実に自らを置くことによって地域住
民の求めに対応できるはずである。
[授業計画]
1.大都市における社会教育①――東京を中心とし
て――
2.大都市における社会教育②――大阪を中心とし
て――
3.大都市における社会教育③−名古屋を中心とし
て――
4.中都市における社会教育①――広島を中心とし
て――
5.中都市における社会教育②――倉敷を中心とし
て――
6.中都市における社会教育③――長野を中心とし
て――
7.小都市における社会教育①――広島県御調町を
中心として――
8.小都市における社会教育②――岡山県井原市を
中心として――
9.小都市における社会教育③――岡山県笠岡市を
中心として――
10.岡山県立博物館の視察
11.岡山市の公民館における歴史講座①−京山・一
宮公民館を中心として−
11.岡山市の公民館における歴史講座②−北・津高
公民館を中心として−
12.赤磐市郷土資料館の視察
13.山陽町の史跡の視察
14.総社市吉備路資料館の視察
15.総社市・倉敷市の史跡の視察
[授業計画]
〈事前指導〉① 実習の目的と意義
② 実習スケジュールと内容理解
③ 実習心得
〈事後指導〉① 反省と自己評価
② 実習レポートの作成
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
発表とレポート
[成績評価の方法]
実習後の発表と実習日誌,報告書,公民館長の評
価を含めた総合評価
−381−
社会教育
[授業の到達目標及びテーマ]
社会教育演習Ⅰの続きである。対象を岡山県外に
拡大し,大・中・小の都市や全国的に注目されてい
る自治体の社会教育施策などを調べ,皆で討議でき
るゼミとしたい。最先端を走っている自治体の実情
を知ることは,他の地域にとって大きな刺激となる。
その上で出来ることと出来ないことを理解すること
が地域に密着した社会教育となる。その意味で,地
域の歴史講座は各地の公民館で行われている最も典
型的なものといえよう。歴史講座や史跡の視察も行
います。
社会教育課題研究Ⅰ
前 期
社会教育課題研究Ⅱ
後 期
山川 基
1単位
山川 基
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
最近の公民館の講座やクラブは,実に多様である。
一昨年から団塊の世代が退職を迎え,どの公民館も
かなり盛況のようであるが,その実様々である。こ
こでは公民館の全体的活動の把握に努めたい。世代
を超えてあらゆる年齢層の人たちが気軽に来る公民
館となっているのか。あるいはコミュニティ・セン
ターとしての役割を果たしているのか。それぞれの
公民館が歴史的社会的に様々の要因に規定されてき
たことは言うまでもないが,各公民館が問題解決に
どう取り組んできたか。この点に特に注目したい。
[授業の到達目標及びテーマ]
戦後わが国は高齢化社会から高齢社会へ,そして
今や超高齢社会へ突入しようとしている。3年前よ
り団塊の世代が退職し始め,高齢者の肥大化が目前
の課題となっている。こうした状況下,生涯学習は
どのようになされているのであろうか。最近の変化
に留意しながら公民館等における取り組みについて
検討していきたい。
[授業の概要]
最初に過去3年間の岡山市内の公民館の現状と課
題について検討し,平成20年度,21年度の全体的な
取り組みについていくつかの公民館について検討し
たい。
[授業の概要]
最初に過去3年間の岡山市内の公民館の現状と課
題について検討し,平成21年度,22年度の取り組み
について個別に見ておきたい。
[授業計画]
Ⅰ. 各地の公民館の現状と課題について調べる。
Ⅱ.調べたことを発表し,皆で討議する(発表はひ
とり2回程度)。
Ⅲ.レポートに仕上げる。
以上の3点に留意して岡山市内の以下の公民館に
ついて調べる。
1.平成18年度における公民館の取り組みと課題
2.平成19年度における公民館の取り組みと課題
3.平成20年度における公民館の取り組みと課題
4.京山公民館①
5.京山公民館②
6.一宮公民館①
7.一宮公民館②
8.北公民館①
9.北公民館②
10.津高公民館①
11.津高公民館②
12.建部町公民館①
13.建部町公民館②
14.御津公民館①
15.御津公民館②
[授業計画]
Ⅰ. 各地の公民館における生涯学習の現状と課題
について調べる。
Ⅱ. 調べたことを発表し,皆で討議する(発表は
ひとり2回程度)。
Ⅲ. レポートに仕上げる。
以上の3点に留意して岡山市内の以下の公民館に
ついて調べる。
1.平成19年度における公民館の現状と課題
2.平成20年度における公民館の現状と課題
3.平成21年度における公民館の現状と課題
4.京山公民館①
5.京山公民館②
6.一宮公民館①
7.一宮公民館②
8.北公民館①
9.北公民館②
10.津高公民館①
11.津高公民館②
12.建部町公民館①
13.建部町公民館②
14.御津公民館①
15.御津公民館②
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
授業時提示する。
[参考図書・参考資料等]
授業時提示する。
[成績評価の方法]
発表とレポート
[成績評価の方法]
発表とレポート
−382−
社会教育課程
ブラックボード
婦人問題と社会教育
後 期
正保 正惠
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
ジェンダー視点で女性の労働力化,人権,ワーク・
ライフ・バランス視点に立つ男性を含めた育児支援
などの基本的な考え方を理解し,社会教育に繋げる。
[授業の概要]
性別役割分業の固定化を乗り越えて,女子差別撤
廃条約,男女共同参画社会基本法を踏まえた社会教
育プログラムを構築するための知識と,実践を伴う
理解,考察を行う。
社会教育
[授業計画]
1.性別役割分業の是非と限界
2.国際的な性別役割分業撤廃論の展開
3.1980年代における女性の学習
4.性別役割分業体制の転換と生涯学習政策
5.人権に根ざした社会と教育を求めて
6.ワーク・ライフ・バランスと社会教育
7.家族問題と社会教育
8.男性問題と社会教育
9.子育てと社会教育
10.女子差別撤廃条約と社会教育
11.男女共同参画社会基本法と社会教育
12.シティズンシップ教育と社会教育
13.社会教育法とジェンダー
14.仕事と家族と幸福と社会教育
15.子どもの権利条約と大人の社会教育
[テキスト]
中藤洋子『女性問題と社会教育−ジェンダー視点
に立つ成人の教育・学習論の試み−』ドメス出版,
ISBN4-8107-0644-3
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
期末提出のレポート,途中に提出の小レポートに
よる総合評価
−383−
生涯学習概論Ⅰ
総合教養教育科目p.46を参照
情報と社会a・b
総合教養教育科目p.30を参照
博物館概論
総合教養教育科目p.44を参照
博物館学各論1
総合教養教育科目p.45を参照
博物館学各論2
総合教養教育科目p.45を参照
図書館概論a・b
総合教養教育科目p.46を参照
視聴覚教育メディア論
博物館課程p.363を参照
教育学概論(表・英・史)
総合教養教育科目p.43を参照
教育学概論(初等)
学部総合教育科目p.265を参照
考古学の基礎(考古学入門)
専門教育科目(総合歴史)p.225を参照
考古学の現在
専門教育科目(総合歴史)p.225を参照
死生観の歴史
総合教養教育科目p.10を参照
人権の現代的課題a・b
総合教養教育科目p.17を参照
−384−
大 学 院
人文科学専攻
大 学 院
日本語特論Ⅰ
(語彙)
三宅ちぐさ
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生の専門・関心を考慮の上,共時的或いは通
時的に語彙を学び考察する。
共時的に扱う場合:言語における語彙の重要性を
認識し,日本語の語彙的特徴を修得することを目標
とする。
[授業の概要]
語彙の重要性・研究法・研究成果等を学び理解す
ると同時に,その知識・理解をより深め確かなもの
とするため,身近な語彙を材料に内省や調査を実践
する。
三宅ちぐさ
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講生の専門・関心を考慮の上,語彙とその他の
研究分野(文法・文体など)との関わりの深さを認
識し,日本語の語彙的特徴を修得することを目標と
する。
[授業の概要]
語彙とその他の分野との関わりを学び理解すると
同時に,その知識・理解をより深め確かなものとす
るため,身近な資料を用い内省・調査を実践する。
[授業計画]
1.はじめに:語彙・語彙論とは何か。
2.はじめに:語彙研究の歴史を外観する。
3.他の研究分野との関わり
文法:文法的カテゴリーとの関わりを考える。
4.他の研究分野との関わり
文法:形態的カテゴリーとの関わりを考える。
5.他の研究分野との関わり
意味:語形・意味との関わりを考える。
6.他の研究分野との関わり
意味:包摂関係との関わりを考える。
7.他の研究分野との関わり
構文:構文の複雑性との関わりを考える。
8.他の研究分野との関わり
構文:描写の傾向性との関わりを考える。
9.他の研究分野との関わり
文体:文章の種類との関わりを考える。
10.他の研究分野との関わり
文体:位相との関わりを考える。
11.調査方法:調査目的と調査範囲について確認し,
決定する。
12.調査方法:調査方法について学び,実践する。
13.調査結果のまとめ方について学び,考察する。
14.まとめ:他言語との比較結果を学ぶ。
15.まとめ:日本語の語彙的特徴を確認する。
[テキスト]
必要に応じ紹介する。
[テキスト]
必要に応じ紹介する。
[参考図書・参考資料等]
『講座日本語の語彙』(明治書院)
『岩波講座日本語9 語彙と意味』(岩波書店)
『講座国語史』(大修館書店)
玉村文郎『語彙の研究と教育』(国立国語研究所)
鈴木孝夫『ことばと文化』(岩波書店)
その他,多数。必要に応じ紹介する。
[参考図書・参考資料等]
仁田義雄「語彙と文法」『講座日本語の語彙1 語彙言論』(明治書院)
林 大『分類語彙表』国立国語研究所資料集6(秀
英出版)
野村雅昭「語種と造語力」
『日本語学』3−9(明
治書院)
渡辺 実『国語構文論』(塙書房)
樺島忠夫・寿岳章子『文体の科学』(綜芸舎)
その他,多数。必要に応じ紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度(20%)とレポート(80%)による。
[成績評価の方法]
受講態度(20%)とレポート(80%)による。
−385−
大学院
[授業計画]
共時的に扱う場合
1.はじめに:語彙・語彙論とは何か。
2.はじめに:語彙研究の歴史を概観する。
3.語彙研究の視点:単語の性質から語彙を考える。
4.語彙研究の視点:単語の意味から語彙を考える。
5.語彙研究の視点:単語の構成から語彙を考える。
6.語彙研究の視点:単語の出自から語彙を考える。
7.語彙研究の視点:単語の位相から語彙を考える。
8.語彙研究の視点:その他,表記・オノマトペ・
命名法 などから語彙を考える。
9.語彙研究の視点:語彙の体系性について考える。
10.調査方法:調査目的と調査範囲について確認し,
決定する。
11.調査方法:調査単位について学び,決定する。
12.調査方法:計量方法について学び,実践する。
13.調査結果のまとめ方について学び,考察する。
14.まとめ:他言語との比較結果を学ぶ。
15.まとめ:日本語の語彙的特徴を確認する。
日本語特論Ⅱ
(語彙とその他の分野)
日本語特論Ⅲ
(日本語文法の深化)
岡
友子
前 期
2単位
日本語特論Ⅳ
(日本語文法の深化)
岡
友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
様々な日本語の文法に関する論文を輪読し,その
後に議論することにより,文法研究における問題点
を探っていく。
[授業の到達目標及びテーマ]
様々な日本語の文法に関する論文を輪読し,その
後に議論することにより,文法研究における問題点
を探っていく。
[授業の概要]
現代・古代語における日本語の文法を,様々な側
面から学んでいく。特に「指示詞」「代名詞」「接続
語」について詳しく講義していく。
[授業の概要]
現代・古代語における日本語の文法を,様々な側
面から学んでいく。特に「副詞」「助詞」,そして役
割語について詳しく講義していく。
[授業計画]
1.授業計画と概論
2.指示詞の研究史
3.指示詞の基礎的論文1:佐久間鼎より
4.指示詞の基礎的論文2:三上章・高橋太郎他
5.指示詞の基礎的論文3:金水敏・田窪行則他
6.指示詞の発展的論文1:日本語と韓国語
7.指示詞の発展的論文2:古代語
8.代名詞の研究史
9.代名詞各論1:現代語における代名詞
10.代名詞各論2:古代語から現代語へ(1)
11.代名詞各論3:古代語から現代語へ(2)
12.接続語の研究史
13.接続語各論1:いわゆる「接続詞」とは?
14.接続語各論2:その他の接続
15.接続語各論3:古代語から現代語へ
[授業計画]
1.授業計画と概論
2.副詞の概説(程度・陳述・様態の副詞)と研究
史について
3.副詞各論1:現代語の副詞
4.副詞各論2:古代語から現代語へ(1)
5.副詞各論3:古代語から現代語へ(2)
6.助詞の概説と研究史
7.助詞各論1:現代語(接続助詞)
8.助詞各論2:現代語(とりたて)
9.助詞各論3:古代語から現代語へ(1)
10.助詞各論4:古代語から現代語へ(2)
11.役割語について(概説)
12.役割語各論1:博士語・お嬢様語・ピジン,そ
の特徴と起源
13.役割語各論2:武士・遊女語,その特徴と起源
14.役割語各論3:幼児語について
15.役割語各論4:その他の役割語について
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。こちら
でプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
『指示詞』金水敏・田窪行則編,ひつじ書房
[参考図書・参考資料等]
『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』金水敏,岩波
書店
『日本語のとりたて−現代語と歴史的変化・地理
的変異』沼田善子・野田尚史編,くろしお出版他
[成績評価の方法]
授業に対する態度・熱意(50%),レポート(50%)
により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
[成績評価の方法]
授業に対する態度・熱意(50%),レポート(50%)
により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−386−
大 学 院
ブラックボード使用
古典文学特論Ⅰ
(源氏物語と日本的表現)
岡部 由文
ブラックボード使用
前 期
2単位
古典文学特論Ⅱ
後 期
(古代和歌と日本的表現)
岡部 由文
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
平安期に規範化された日本的心性と美意識の具体
相についての認識を深めると同時に,その形成過程
の考究を目指す。
[授業の概要]
上記課題に対する取り組みとして,源氏物語続編
である宇治十帖「橋姫」巻を対象に注釈史を踏まえ
た解読を実践的に進めることによって,その具体化
と方法の修得を図る。
[授業の概要]
上記課題に対する取り組みとして,日本的美意識
の典型的規範を示していると仰がれてきた古今集を
中心にして,その解読と分析をとおして実情把握と
課題解明の方法修得を図る。
[授業計画]
1.源氏物語の概要(五十四帖の梗概と構成).
2.宇治十帖の概要と課題
3.源氏物語テキストの問題1(諸本の状況)
4.源氏物語テキストの問題2(校訂作業)
5.源氏物語注釈の史的理解1(古注釈書の概況)
6.源氏物語注釈の史的理解2(現代注釈書の概況)
7.「橋姫」巻解読実践1(八の宮の物語)
8.「橋姫」巻解読実践2(八の宮の道心)
9.「橋姫」巻解読実践3(宇治の姉妹)
10.「橋姫」巻解読実践4(法の友)
11.「橋姫」巻解読実践5(垣間見)
12.「橋姫」巻解読実践6(大君物語への展開)
13.注釈史的課題の発見と整理
14.課題へのアプローチ(注釈的解読から研究へ)
15.研究テーマ化と分析の方法
[授業計画]
1.古今集の和歌史的位置
2.古今集撰集の背景1(政治史的考察)
3.古今集撰集の背景2(文化史的考察)
4.古今集歌の時代層1(読み人知らず歌)
5.古今集歌の時代層2(六歌仙歌)
6.古今集歌の時代層3(撰者時代歌).
7.古今集の配列構造
8.春歌(巻一・二)の配列構造と表現.
9.秋歌(巻四・五)の配列構造と表現
10.古今集四季歌の表現特性と美意識
11.恋歌(巻十一・十二)の配列構造と表現
12.恋歌(巻十三∼十五)の配列構造と表現
13.古今集恋歌の表現特性と美意識
14.古今集的表現の定着と変容
15.古今集的美意識の定着と変容
[テキスト]
授業に必須のテキストは担当者が用意し,
「ぶら
ぼ」によって配信するが,源氏物語宇治十帖を完備
する活字テキストを備えることを希望する。
[テキスト]
授業に必須のテキストは担当者が用意し,
「ぶら
ぼ」によって配信するが,古今集を完備する活字テ
キストを備えることを希望する。
[参考図書・参考資料等]
源氏物語注釈史を調査の対象とするため,参考文
献の分量は非常に多くなる。必要の都度,参考文献
についての解説を含めて授業時に指示する。
[参考図書・参考資料等]
参考文献の分量は非常に多くなる。必要の都度,
参考文献についての解説を含めて授業時に指示する。
[成績評価の方法]
授業態度及び授業時間外の取り組み姿勢(50%)
と学期末に提出を求めるレポート(50%)によって
評価する。
[成績評価の方法]
授業態度及び授業時間外の取り組み姿勢(50%)
と学期末に提出を求めるレポート(50%)によって
評価する。
−387−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
平安期に規範化された日本的心性と美意識の具体
相についての認識を深めると同時に,その形成過程
の考究を目指す。
古典文学特論Ⅲ
前 期
古典文学特論Ⅳ
後 期
川崎 剛志
2単位
川崎 剛志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文献調査の基礎を身につけることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
注釈書のない古典文学作品を読み解くための基礎
力を身につける。
[授業の概要]
中世文学の書物の諸形態と内容を学ぶ。
[授業の概要]
注釈書のないいくつかの古典文学作品を取りあげ,
読み解いていく。
[授業計画]
1.書物の体験
2.「古典」意識と学問
3.書物をつくる1
4.書物をつくる2
5.書物をよむ1
6.書物をよむ2
7.書物をあつめる1
8.書物をあつめる2
9.書物をひく
10.書物をひく2
11.注釈書1
12.注釈書2
13.写本文化に規定された学問
14.文献調査のために1
15.文献調査のために2
[授業計画]
1.基礎力の判定
2.読解のための基本文献
3.読解のための基礎知識
4.和文1
5.和文2
6.和文3
7.和文4
8.和文5
9.和文6
10.和文7
11.漢文1
12.漢文2
13.漢文3
14.漢文4
15.まとめ
[テキスト]
編著者名:小川剛生
書名:日本史リブレット 中世の書物と学問
出版社:山川出版社
ISBN:978-4-634-54690-4
[テキスト]
プリント配布
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
−388−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
近代文学特論Ⅰ
前 期
近代文学特論Ⅱ
後 期
松尾 直昭
2単位
松尾 直昭
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
漱石文学の基本的問題の理解を図る。漱石の精神
史的問題,明治・大正時代の特質,当時の社会問題
の特質が,どのような視点や方法論と結びついて「作
家」
「作品」が説明されているのか。この事を正確
に理解してもらいたいと願う。
[授業の概要]
漱石の人と作品を理解する際の必須事項を説明し,
理解の徹底化を図りたい。明治時代の特質,漱石の
出自の問題,神経症の問題,参禅の問題,ロンドン
留学の問題,臨死体験の問題などをとりあげる。
[授業の概要]
漱石の人と作品を理解する際の必須事項を説明し,
理解の徹底化を図りたい。明治時代の特質,漱石の
出自の問題,神経症の問題,参禅の問題,ロンドン
留学の問題,臨死体験の問題などをとりあげる。
[授業計画]
1.江戸から明治へ① 「立身出世」主義
2.江戸から明治へ② 国家有用の人物像への傾斜
3.江戸から明治へ③ アイデンティティの確立
4.漱石と生い立ちの問題① 庚申信仰と金之助
5.漱石と生い立ちの問題② 養父塩原昌之助と漱
石の確執 養父側からの「道草」反論
6.漱石と生い立ちの問題③ 漱石のコンプレック
スの形成
7.漱石と大学時代① 自己形成の契機
8.漱石と大学時代② 自己形成の契機
9.漱石と参禅① 参禅の動機の解明 漱石内奥の
「不安」の分析
10.漱石と参禅② 師家の系譜の確認 今北洪川,
釈宗演,釈宗活の史的系譜
11.漱石と参禅③ 公案との格闘,
「父母未生以前
の生」が暗示するものへの接近
12.漱石と参禅④ 作品との連結 「夢十夜」「門」
「それから」との関連
13.漱石と神経症・狂気①明治23年代の狂気の特徴
精神史的事実の確認 大学時代
14.漱石と神経症・狂気② 明治35年代の狂気の特
徴 精神史的事実の確認 留学時代
15.漱石と神経症・狂気③ 明治35年代の狂気の特
徴 精神史的事実の確認 東大講師時代
[授業計画]
1.漱石と神経症問題概説
2.漱石の神経症の特質
3.漱石と神経症・狂気① 伊東高麗雄,平井富雄,
土居健郎,千谷七郎による漱石の症状分析
4.漱石の文芸理論①
5.漱石の文芸理論②
6.漱石の文芸理論③
7.「吾輩は猫である」と「トリストラム・シャン
ディー」
8.「夢十夜」と無意識の構造
9.「行人」と理性の限界
10.漱石の作品「思い出すことなど」の位置
11.漱石と臨死体験① 「修善寺の大患」の経緯の
確認
12.漱石と臨死体験② 「思い出すことなど」によ
る「大患」の意味の確認
13.漱石と臨死体験③ 「大患」以前,以後の作品
の傾向の比較分析
14.明暗双々の解釈
15.「明暗」の特質 「則天去私」とは
[テキスト]
テキストはこちらで準備する。
[テキスト]
テキストはこちらで用意する
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど指示します
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,そのつど示します。
[成績評価の方法]
受講態度,課題報告などから授業内容の理解度を
判断し,総合的に評価を決定する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題報告などから授業内容の理解度を
判断し,総合的に評価を決定する。
−389−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
漱石文学の基本的問題の理解を図る。漱石の精神
史的問題,明治・大正時代の特質,当時の社会問題
の特質が,どのような視点や方法論と結びついて「作
家」
「作品」が説明されているのか。この事を正確
に理解してもらいたいと願う。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
近代文学特論Ⅲ
前 期
近代文学特論Ⅳ
後 期
山本 光久
2単位
山本 光久
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
在来的に「近代文学」という呼称が流通している。
しかし,「近代」と「文学」とが問い直されて来て
既に久しい。それは具体的にはどういうことか。既
に「古典的」著作ともされている柄谷行人の『日本
近代文学の起源』は単なる文学論に留まらず現代の
認識論批判の射程も含んでいるが,本書およびその
関連文献を読みながら,現代文化における表象批判
の意味を考える一助とすることを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
在来的に「近代文学」という呼称が流通している。
しかし,「近代」と「文学」とが問い直されて来て
既に久しい。それは具体的にはどういうことか。既
に「古典的」著作ともされている柄谷行人の『日本
近代文学の起源』は単なる文学論に留まらず現代の
認識論批判の射程も含んでいるが,本書およびその
関連文献を読みながら,現代文化における表象批判
の意味を考える一助とすることを目的とする。
[授業の概要]
前期では,既に導入されて久しい「表象」という
概念をキーワードに,近現代の認識の枠組みを改め
て検討に付す。
[授業の概要]
後期では,前期でのパースペクティブを踏まえて,
さまざまな「制度的認識」を具体例に即して洗いな
おす。文化の現場では何が起きていたのか,起きて
いるのかを考える。
[授業計画]
1.表象とは何か① ̶ なぜ「表象(representation)」
という概念が導入されたのか
2.表象とは何か② ̶ 表象概念の多様性と可能性
3.表象とは何か③ ̶ 表象概念の具体的適応例
4.パリ68年5月革命① ̶ その歴史的意味(文化
革命の側面)
5.パリ68年5月革命② ̶ 同時代の衝撃とその波
紋
6.パリ68年5月革命③ ̶ 叢生したさまざまな「小
出版社」とその意義
7.パリ68年5月革命④ ̶ 「歴史的現在」として
5月革命を考える
8.パリ68年5月革命⑤ ̶ 認識の変容
9.出版文化と文学
10.「声」と活字
11.メディア空間の中の文学
12.近代国家・ネーション・国語という「問題」は
何を孕んでいるか① ̶ 小泉八雲について
13.近代国家・ネーション・国語という「問題」は
何を孕んでいるか② ̶ クレオールという問題
14.クレオールの可能性
15.ベンヤミン『複製技術時代の芸術』の提起した
もの
[テキスト]
柄谷行人著『日本近代文学の起源』講談社文芸文
庫。本書以外にも,関連するテキストは適宜紹介・
提供する。
[授業計画]
1.夏目漱石『文学論』『文学評論』が問いかける
もの① ̶ 単なる「移入」としてではなく彼の
営為をどう考えるか
2.夏目漱石『文学論』『文学評論』が問いかける
も の ② ̶ 18世 紀 イ ギ リ ス 文 学
(ロレンス・ス
ターン,ヘンリー・フィールディング)への視線
3.先駆的研究者・前田愛の仕事を振り返る① ̶
読者論の視点から
4.先駆的研究者・前田愛の仕事を振り返る② ̶
ジャーナリズムへの視点から
5.先駆的研究者・前田愛の仕事を振り返る③ ̶
大衆文化論・都市論への視点から
6.テクスト論の地平① ̶ なぜ「テクスト」か
7.テクスト論の地平② ̶ 閉じた「作品」概念の
解体が開くもの
8.ヌーヴォー・ロマンの意味を再考する
9.「文学」批判としての批評
10.1960年代がもたらしたものを再検討する
11.ポスト・モダンと文学
12.澁澤龍彦がもたらしたもの
13.批評家と同時代作家
14.三島由紀夫とメディア
15.現代における批評意識のありかを考える
[テキスト]
柄谷行人著『日本近代文学の起源』講談社文芸文庫。
本書以外にも,関連するテキストは適宜紹介・提供する。
[参考書・参考資料等]
李孝徳著『表象空間の近代 ̶ 明治「日本」のメ
ディア編制』新曜社,小林康夫・松浦寿輝編『表象』
(東京大学出版会)等々。
[参考書・参考資料等]
李孝徳著『表象空間の近代 ̶ 明治「日本」のメ
ディア編制』新曜社,小林康夫・松浦寿輝編『表象』
(東京大学出版会)等々。
[学生に対する評価]
受講姿勢(予習・取り組み方)および適宜課すレ
ポート(50%),期末レポート(50%)を総合して
評価する。
[学生に対する評価]
受講姿勢(予習・取り組み方)および適宜課すレ
ポート(50%),期末レポート(50%)を総合して
評価する。
−390−
大 学 院
イギリス文化特論Ⅰ
前 期
イギリス文化特論Ⅱ
後 期
戸田 仁
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
エミリ・ブロンテの『嵐が丘』周辺の小説,特に
姉の『ジェーン・エア』との比較を通して,
『嵐が丘』
の理解の幅を広げることを目標とする。
[授業の概要]
ヴィクトリア朝という時代について書かれた書籍
を読み,他の作家たちについて調べることによって,
ブロンテ姉妹への理解を深めるための作業を行う。
[授業の概要]
『ジェーン・エア』ばかりか,その作者シャーロッ
ト・ブロンテの伝記を調べる。前期は特に『ジェー
ン・エア』や妹のアン・ブロンテの『アグネス・グ
レイ』を読んで『嵐が丘』と比較検討する。
[授業計画]
1.ヴィクトリア朝について(1)
2.ヴィクトリア朝について(2)
3.ヴィクトリア朝について(3)
4.ヴィクトリア朝について(4)
5.ヴィクトリア朝について(5)
6.19世紀の作家について(1)
7.19世紀の作家について(2)
8.19世紀の作家について(3)
9.19世紀の作家について(4)
10.19世紀の作家について(5)
11.19世紀の作家について(6)
12.19世紀の作家について(7)
13.19世紀の作家について(8)
14.19世紀の作家について(9)
15.19世紀の作家について(10)
[授業計画]
1.『ジェーン・エア』について
2.『ジェーン・エア』について
3.『ジェーン・エア』について
4.『ジェーン・エア』について
5.『ジェーン・エア』について
6.シャーロット・ブロンテの伝記
7.シャーロット・ブロンテの伝記
8.シャーロット・ブロンテの伝記
9.シャーロット・ブロンテの伝記
10.シャーロット・ブロンテの伝記
11.『アグネス・グレイ』について
12.『アグネス・グレイ』について
13.『アグネス・グレイ』について
14.アン・ブロンテの伝記
15.アン・ブロンテの伝記
[テキスト]
適宜プリントを使う
[テキスト]
『ジェーン・エア』『アグネス・グレイ』の翻訳な
らびにシャーロット・ブロンテの伝記を利用する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて指示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて指示する。
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する。
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する。
−391−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
後期は,ブロンテ姉妹が生きたヴィクトリア朝と
いう時代の背景について考え,そのことで彼女たち
をより深く理解することを目標とする。
イギリス文学特論Ⅰ
前 期
イギリス文学特論Ⅱ
後 期
渡辺 浩
2単位
渡辺 浩
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
単なる作家・作品論を検討するだけではなく,時代
背景をしっかりとふまえた作品分析と作家の思想的変
遷を考えてゆきたい。特に20世紀は二度の世界大戦を
経験し,大いに社会的思潮・風潮が激変した時代であ
る。そうした意味で,19世紀末から20世紀に半ばまで
を中心にオーウェルとコンラッドに焦点を当てて考察
し,その文学と社会背景理解を到達目標とする。
単なる作家・作品論を検討するだけではなく,時代
背景をしっかりとふまえた作品分析と作家の思想的変
遷を考えてゆきたい。特に20世紀は二度の世界大戦を
経験し,大いに社会的思潮・風潮が激変した時代であ
る。そうした意味で,19世紀末から20世紀に半ばまで
を中心にオーウェルとコンラッドに焦点を当てて考察
し,その文学と社会背景理解を到達目標とする。
[授業の概要]
[授業の概要]
前半はジョージ・オーウェルを取り上げる予定であ
る。彼の創作活動を通して,イギリス帝国主義にたい
する批判や後の全体主義への批判などがどのように醸
成されていったのか,そのプロセスを作品以外の書簡
や資料も使いながらたどる予定である。
後期の授業においてはイギリスの植民地が最大とな
るビクトリア朝の終盤から活躍を始め,第一次大戦後
まで創作活動を続けたジョセフ・コンラッドを中心に
取り上げる。特にポストコロニアリズムの思想にも大
きな関連がある傑作「闇の奥」の解釈に焦点を当てて,
彼の思想上の背景と,時代ごとの解釈を考察してみる
予定である。
[授業計画]
1.オーウェル的発想の端緒(階級意識の芽生え)
2.『ビルマの日々』等に表現される反帝国主義の態
度(帝国主義の前線で)
3.オーウェルにとっての帝国主義(作品・具体的な
言動を通して)
4.オーウェルの放浪 ̶『牧師の娘』を考える(オー
ウェル的放浪)
5.オーウェルの中流意識 ̶ 『葉欄をそよがせよ』
を考える(複雑な中流意識)
6.オーウェルの記憶と庶民像 ̶ 『空気を吸いに』
を考える(失われる過去と記憶)
7.社会主義的発想の端緒 ̶ 『ウイガン波止場への
道』を通して(英国の労働者たち)
8.オーウェルの妥協と決心(世界情勢と作家の立場
再考)
9.大きな転機 ̶ 「スペイン内線」と『カタロニア
賛歌』(全体主義と報道)
10.反全体主義への道 ̶ 『アニマル・ファーム』創
作の前後(創作時とその後の評価)
11.大戦直前のオーウェル ̶ エッセイと書簡を通し
て(オーウェルにとっての国際情勢)
12.大戦中のオーウェル ̶ 「気の向くままに」等の
コラムを通して(戦争と英国の現実)
13.大戦直後のオーウェル ̶『1984年』創作の前後(戦
後の世界観)
14.『1984年』の構成と意義について(込められたメッ
セージ)
15.現代の国際情勢とオーウェル的発想(近年のオー
ウェル評価の動向)
[授業計画]
1.コンラッドを生み出した背景(亡命者としての発
想と運命)
2.コンラッド作品の時代的展開(実体験と創作の関連性)
3.コンラッドの現代性(モダニズム的な要素)
4.「闇の奥」の解釈の多様性(歴史,政治,悲劇の
背景)
5.「闇の奥」に関する近年の解釈と分析(ポスト・
コロニアルにおける解釈等)
6.「闇の奥」にまつわる当時の世相と世界情勢(ベ
ルギーと帝国主義)
7.コンラッドの国際的影響と評価(作家たちへの影響)
8.小説舞台の多様性(コンラッドの国際性の意義)
9.作品からみる恐怖と政治思想(コンラッド的恐怖
感と政治観)
10.コンラッドのモダニズム(コンラッドの新しさと
奇抜さ)
11.コンラッドの心理小説(コンラッドの卓越した心
理描写−『ナーシサス号』,「青春」等も含めて)
12.コンラッドの自伝的要素再検討(自伝『海の鏡』
等を通して)
13.英国の中のコンラッド(英国内での評価の変遷)
14.ポストコロニアルの中のコンラッド(サイード等
によるコンラッド評価)
15.現代の論点と課題(新しい戦後社会での評価と今
後の課題)
[テキスト]
George Woodcock, The Crystal Spirit , Schocken Books
Carola M. Kaplan and two othrs(ed.), Conrad in
the Twenty-First Century , Routledge
Terry Collits, Postcolonial Conra , Routledge
[参考書・参考資料等]
[参考書・参考資料等]
参考資料等は必要に応じてその都度指定・配布を行う。
参考資料等は必要に応じてその都度指定・配布を行う。
[学生に対する評価]
[学生に対する評価]
課題・レポートの提出状況(80%),予習・復習・
授業中の質疑応答の様子等(20%)を含めて総合評価
を行う。
課題・レポートの提出状況(80%),予習・復習・
授業中の質疑応答の様子等(20%)を含めて総合評価
を行う。
[テキスト]
−392−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
アメリカ文化特論Ⅰ
前 期
アメリカ文化特論Ⅱ
後 期
有木 恭子
2単位
有木 恭子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカの歴史を概観し,いわゆる「アメリカン・
ドリーム」はどのような土壌によって育まれ,生み
出されたのかを理解・考察する。また,アメリカ文
化の特質を分析し,その特質はいかにして形成され
たかを把握することを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカの歴史を概観し,いわゆる「アメリカン・
ドリーム」はどのような土壌によって育まれ,生み
出されたのかを考察・理解する。また,アメリカ文
化の特質を分析し,その特質はいかにして形成され
たのかを把握することを目標とする。
[授業の概要]
前期は,アメリカ大陸の発見から南北戦争までの時
代を扱い,アメリカ文化を特徴づける「アメリカン・
ドリーム」を生み出した歴史とその特質をみてゆく。
[授業の概要]
後期は,19世紀後半から20世紀後半にかけてのア
メリカの歴史を辿りながら,アメリカ人の精神のな
かに「アメリカン・ドリーム」がどのように受け継
がれているかを考察する。
[授業計画]
1.Horatio Algerの 小 説『 ぼ ろ 着 の デ ィ ッ ク 』
(Ragged Dick , 1866)に見る「アメリカン・ド
リーム」
2.強制移住法とアメリカ先住民
3.フロンティア(西部開拓時代)の消滅
4.「アメリカン・ドリーム」を求めてやってきた
東欧からの移民たち
5.マーク・トェイン(Mark Twain)の小説にみ
るアメリカの文明
6.都市の発展と文明への危惧:自然主義文学の全盛
7.保守化と繁栄の 1920年代:KKK(クー・クラッ
クス・クラン),およびScott Fitzgerald
8.929年の「暗黒の木曜日」から1930年代のアメ
リカ
9.1950年代と「カウンター・カルチャー」
10.公民権運動とキング牧師
11.公民権運動とケネディ大統領
12.1960年代のフェミニズム運動:ベティ・フリー
ダンの『女らしさの創造』
13.アメリカン・ドリームを実現した人①:Henry
Fordとそのビジネス哲学
14.アメリカン・ドリームを実現した人②:Walt
Disneyとそのビジネス哲学
15.アメリカン・ドリームを実現した人③: Elvis
Plresleyが大衆の心をなぜつかんだか
[テキスト]
講義のすべてを網羅したテキストはないが,授業
のなかで適宜必要な関連文献を紹介してゆく。
[テキスト]
講義のすべてを網羅したテキストはないが,授業
のなかで適宜必要な関連文献を紹介してゆく。
[参考書・参考資料等]
『アメリカの歴史 ̶ テーマで読む多文化社会の
夢と現実』(有斐閣アルマ)有賀夏紀編
『アメリカの歴史と文化』(遠藤泰生)
[参考書・参考資料等]
『アメリカの歴史 ̶ テーマで読む多文化社会の
夢と現実』(有斐閣アルマ)有賀夏紀編
『アメリカの歴史と文化』(遠藤泰生)
[学生に対する評価]
授業への取り組みと研究への熱意,および授業の
準備(60パーセント)
期末のレポート(40パーセント)
[学生に対する評価]
授業への取り組みと研究への熱意,および授業の
準備(60パーセント)
期末のレポート(40パーセント)
−393−
大学院
[授業計画]
1.アメリカ先住民はどこからやってきたのか。先
住民の文化と暮らし
2.アメリカ大陸はどのようにして発見されたのか。
その背景について
3.植民地時代1:ジェームス・タウンと「ピリグ
リム・ファーザーズ」,および植民地の文化
4.植民地時代2:Jonathan EdwardsとBenjamin
Franklin
5. 植 民 地 時 代 3:Benjamin Franklin ̶ Poor
Richard's Almanac とAutobiography に見られる哲学
6.独立戦争時代1:独立戦争の背景と独立宣言
(The Declaration of Independence)
7. 独 立 戦 争 時 代 2:George Washington と
Thomas Jeffersonの功績と精神
8.ニュー・イングランド・ルネッサンスと超絶主
義(Transcendentalism)
9.超絶主義とRalph Waldo Emerson
10.超 絶 主 義 : H e n r y D a v i d T h o r e a u と W a l t
Whitmanの場合
11.南北戦争(Civil War)の背景と経緯
12.南北戦争(Civil War)と奴隷制度
13.Gone With the Wind に見る南北戦争と奴隷問題
14. 独 立 宣 言 と ジ ェ フ ァ ソ ン 大 統 領(Thomas
Jefferson)
15.ゴールドラッシュで西に急拡大するアメリカ
ブラックボード使用
ブラックボード使用
アメリカ文学特論Ⅰ
前 期
アメリカ文学特論Ⅱ
後 期
有木 恭子
2単位
有木 恭子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカ1930年代を代表するJohn Steinbeckの作
品講読を通じてSteinbeckの男女観を考察する。ま
た彼の描く女性が作品中で果たす役割の分世紀を試
みる。
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカ1930年代を代表するJohn Steinbeckの作
品講読を通じてSteinbeckの男女観を考察する。ま
た彼の描く女性が作品中で果たす役割の分世紀を試
みる
[授業の概要]
Steinbeckの短編集The Long Valley を講読するこ
とによって,それぞれの短編の女性たちがどのよう
に描かれているかを考察する。
[授業の概要]
Steinbeckの短編集The Long Valley を講読するこ
とによって,それぞれの短編の女性たちがどのよう
に描かれているかを考察する。
[授業計画]
1.ジョン・スタインベックと1930年代
2.The Long Valley の背景について
3.“The Chrysanthemums”の講読と登場人物の分析
4.“The Chrysanthemums”の講読と登場人物の分析
5.“The Chrysanthemums”の講読と登場人物の分析
6.“The White Quail”の講読
7.“The White Quail”の講読
8.“The White Quail”の講読
9.“The White Quail”と“The Chrysanthemums”に
共通するものはなにか
10.“The White Quail”と“The Chrysanthemums”に
共通するものはなにか
11.“The White Quail”と“The Chrysanthemums”に
共通するものはなにか”
12.スタインベックの女性描写における特徴
13.スタインベックの女性描写における特徴
14.1930年代の女性の役割
15.1930年代の女性の役割とスタインベックの女性観
[授業計画]
1.短編“Flight”の精読
2.短編“Flight”の精読
3.短編“Flight”の精読
4.“Flight”のテーマはなにか
5.短編“Flight”のぺぺの「男らしさ」とは?
6.ぺぺの母親の役割と意義
7.“The Snake”の精読
8.“The Snake”の精読
9.“The Snake”の精読
10.“The Snake”の女性像について
11.“Breakfast”の精読
12.“Breakfast”の精読
13.“Breakfast”の精読
14.“Breakfast”と1930年代アメリカ
15.スタインベックの描く女性像
[テキスト]
Masaji Onoe,The Long Valley (南雲堂)
[テキスト]
Masaji Onoe,The Long Valley (南雲堂)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポート提出(40%)
試験(30%)
[成績評価の方法]
授業参加度(30%)課題・レポート提出(40%)
試験(30%)
−394−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
研究方法論Ⅰ
前 期
研究方法論Ⅱ
後 期
C.ソワー
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
修士論文を完成させるための英語論文の演習を目
的とし,修士論文のテーマは論文指導者と連携をと
りながら決定する。
[授業の到達目標及びテーマ]
修士論文を完成させるための英語論文の演習を目
的とし,修士論文のテーマは論文指導者と連携をと
りながら決定する。
[授業の概要]
修士論文のテーマを決め,それに基づいた研究を
行い,前期・後期にそれぞれエッセイを完成させる。
[授業の概要]
学生は修士論文のテーマを決め,それに基づいた
研究を行い,前期・後期にそれぞれエッセイを完成
させる。
[授業計画]
1.夏期休業中の課題についての確認 担任との面
談予定と目標設定
2.研究課題,記録,マインドマップ,草稿などの
論文作成過程について
3.研究記録について 研究のプロセスや内容を確
認,次の段階の研究分野について提案
4.マインドマップについて 研究のプロセスや内
容を確認,研究調査分野の絞込み
5.アウトラインについて 研究のプロセスや内容
を確認し,詳細を追加
6.第1草稿750語を提出。一文ごとの読み合わせ
を実施し書き直しのための訂正箇所を確認
7.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
8.参考文献について MLAガイドラインに基づ
き,それぞれの参考文献の確認
9.第2草稿1500語を提出。一文ごとの読み合わせ
を実施し書き直しのための訂正箇所を確認
10.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
11.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
12.第3草稿2500語を提出 一文ごとの読み合わせ
を実施し訂正箇所を確認
13.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
14.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
15.最終草稿3000語(参考文献を含む)を提出 授
業の反省
[テキスト]
[テキスト]
[参考書・参考資料等]
状況により,他のテキストや文献の活用する
[参考書・参考資料等]
状況により,他のテキストや文献の活用する
[学生に対する評価]
①1500語論文55%
(ノート20% マインドマップ5% アウトライ
ン5% 原稿 10% 構成20% スペル・グラ
マー20% 内容・細部 20%)
②実行力 35%③後期完成予定の論文準備 10
[学生に対する評価]
①1500語論文55%
(ノート20% マインドマップ5% アウトライ
ン5% 原稿 10% 構成20% スペル・グラ
マー20% 内容・細部 20%)
②実行力 35% ③論文準備 10%
−395−
大学院
[授業計画]
1.修士論文,前期講義の概要説明 担任との面談
予定と目標設定
2.研究課題,記録,マインドマップ,草稿などの
論文作成過程について
3.研究記録について 研究のプロセスや内容を確
認,具体的な研究分野について提案
4.マインドマップについて 研究のプロセスや内
容を確認,研究調査分野の絞込み
5.アウトラインについて 研究のプロセスや内容
を確認し,詳細を追加 6.第1草稿500語を提出 一文ごとの読み合わせ
を実施し書き直しのための訂正箇所を確認
7.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
8.参考文献について MLAガイドラインに基づ
き,それぞれの参考文献の確認
9.第2草稿1000語を提出。一文ごとの読み合わせ
を実施し書き直しのための訂正箇所を確認
10.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
11.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
12.第3草稿1250語を提出 一文ごとの読み合わせ
を実施し訂正箇所を確認
13.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
14.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来てい
るか確認 次の研究への提案
15.最終草稿1500語(参考文献を含む)を提出 授
業の反省
日本史特論Ⅰ
前 期
日本史特論Ⅱ
後 期
曾根 正人
2単位
曾根 正人
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
古代・中世日本史の中心史料である古記録の読解
に必要な知識の修得と,常に記録文の8割以上は理
解できる読取技術の獲得を目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
古代・中世日本史の中心史料である古記録の読解
に必要な知識の修得と,常に記録文の8割以上は理
解できる読取技術の獲得を目的とする。
[授業の概要]
前期は,まず古記録という史料の成立と性格を明
らかにしたうえで,平安時代の代表的古記録の内容
を紹介する。次いでその読解に必要な参照史料を順
番に挙げ,利用法を解説する。
[授業の概要]
後期は,実際に『小右記』『御堂関白記』を主史
料として読解しながら,道長政権成立期から三条天
皇との確執期を経て権力基盤を確立するまでの様相
を追究する。
[授業計画]
1.古記録の成立とその史料的特性
2.平安時代の古記録①;『御記』
3.平安時代の古記録②;『貞信公記』
4.平安時代の古記録③;『吏部王記』
5.平安時代の古記録④;『小右記』
6.平安時代の古記録⑤;『御堂関白記』
7.平安時代の古記録⑥;『権記』
8.平安時代の古記録⑦;『左経記』
9.古記録読解の参照資料①;『公卿補任』『尊卑分
脈』
10.古記録読解の参照資料②;『北山抄』
11.古記録読解の参照資料③;『江家次第』
12.古記録読解の参照資料④;『西宮記』
13.古記録読解の参照資料⑤;『栄花物語』
14.古記録読解の参照資料⑥;『大鏡』
15.古記録読解の参照資料⑦;説話類
[授業計画]
1.道長政権成立期を分析する①;長徳2年1月諸条
2.道長政権成立期を分析する②;長徳2年4月諸条
3.道長政権成立期を分析する③;長徳2年5月諸条
4.道長政権成立期を分析する④;長徳4年2月諸条
5.道長政権成立期を分析する⑤;長保元年11月諸条
6.道長政権成立期を分析する⑥;長保2年2月諸条
7.道長政権成立期を分析する⑦;寛弘5年9月諸条
8.道長政権成立期を分析する⑧;寛弘8年6月諸条
9.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する①;寛弘8年8月諸条
10.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する②;寛弘8年10月諸条
11.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する③;長和4年3月諸条
12.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する④;長和4年8月諸条
13.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する⑤;長和5年1月諸条
14.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する⑥;寛仁元年8月諸条
15.三条天皇との確執期から道長政権確立期を分析
する⑦;寛仁2年10月諸条
[テキスト]
すべて教員がコピ−で用意。
[テキスト]
すべて教員がコピ−で用意。
[参考書・参考資料等]
授業のなかで,随時必要なものを指示。
[参考書・参考資料等]
授業のなかで,随時必要なものを指示。
[学生に対する評価]
平生の受講姿勢(予習・宿題など)で75%分,学
期末提出のレポートで25%分を評価する。
[学生に対する評価]
平生の受講姿勢(予習・宿題など)で75%分,学
期末提出のレポートで25%分を評価する。
−396−
大 学 院
日本史特論Ⅲ
前 期
日本史特論Ⅳ
後 期
久野 修義
2単位
久野 修義
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
第1に,日本中世史における種々の「通説」が,
いつ頃,いかなる根拠に基づいて形成されたかを理
解すること。第2に,それをもとに歴史学の方法と
課題についての認識を高める。
[授業の概要]
前期では,近代日本の中世史研究における古典的
な著作をとりあげ,その時代背景や方法的特徴を探
る。適宜,輪読による著作の精読もおこなう。
[授業の概要]
後期では,通説的とされている岡山地域史研究の
成果を学び,その多彩な資料を活用していく方法と
課題について学ぶ。
[授業計画]
1.近代的な中世史学の形成
2.戦後中世史学の基盤
3.原勝郎『日本中世史』をめぐって(1)
4.原勝郎『日本中世史』をめぐって(2)
5.原勝郎『日本中世史』をめぐって(3)
6.原勝郎『日本中世史』をめぐって(4)
7.原勝郎の比較史的文化論(1)
8.原勝郎の比較史的文化論(2)
9.原勝郎の比較史的文化論(3)
10.原勝郎のアジア観
11.内藤湖南の日本史研究(1)
12.内藤湖南の日本史研究(2)
13.内藤湖南の日本史研究(3)
14.内藤湖南の日本史研究(4)
15.まとめ
[授業計画]
1.吉備のイメージと「県民性」
2.吉備地域の考古学(旧石器∼縄文・弥生)
3.「吉備王国」と巨大古墳
4.吉備の古代世界
5.中世社会への胎動
6.平安時代の荘園と国衙領
7.別所の形成
8.平氏政権と瀬戸内
9.治承寿永の戦争と岡山
10.新しい宗教の動き
11.承久の乱と岡山
12.商品流通と岡山
13.南北朝の動乱と守護
14.国人の台頭と浦上・宇喜多
15.戦国時代の岡山地域
[テキスト]
内藤湖南『日本文化史研究』
(諸本があるので適宜指示する)
[テキスト]
『新版 岡山県の歴史』(山川出版社)
ISBN 978-4-634-32330-8
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
吉田晶・近藤義郎『図説岡山県の歴史』(河出書
房新社 1990年)
[成績評価の方法]
通常授業時の課題報告と取り組み姿勢(50%)。
テキスト輪読のさいの担当(25%)
。提出レポート
(25%)
[成績評価の方法]
通常授業時の課題報告と取り組み姿勢(50%)。
テキスト輪読のさいの担当(25%)
。提出レポート
(25%)
−397−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
第1に,日本中世史における種々の「通説」が,
いつ頃,いかなる根拠に基づいて形成されたかを理
解すること。第2に,それをもとに歴史学の方法と
課題についての認識を高める。
日本史特論Ⅴ
前 期
日本史特論Ⅵ
後 期
山田 芳則
2単位
山田 芳則
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幕末・明治期における郷校の実態と儒学思想の変
遷さらに西洋思想の受容について深く理解させるこ
とを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
幕末・明治期における郷校の実態と儒学思想の変
遷さらに西洋思想の受容について深く理解させるこ
とを目標とする。
[授業の概要]
前期では主に幕末期の郷校の実態と思想家を取り
上げる。(適宜漢文の輪読を行う。)
[授業の概要]
後期では主に明治期の郷校の実態と思想家を取り
上げ,さらに同志社についても言及したい。(ゼミ
形式も取り入れる。)
[授業計画]
1.幕末期の閑谷学校
2.幕末期の興譲館
3.幕末期の井原教諭所
4.いわゆる朱子学・陽明学・徂徠学の基本的な性格
5.陽明学派の実例(春日潜庵)
6.陽明学派の実例(池田草庵)
7.陽明学派の実例(山田方谷)
8.朱子学派の実例(森田節斎)
9.朱子学派の実例(江木鰐水)
10.朱子学派の実例(阪谷朗盧)
11.折衷学派の実例(三島中洲)
12.洋学者の実例(津田真道)
13.洋学者の実例(西周)
14.洋学者の実例(西村茂樹)
15.洋学者の実例(森有礼)
[授業計画]
1.明治期の閑谷学校
2.明治期の興譲館
3.儒者の実例(坂田警軒)
4.儒者の実例(西薇山)
5.儒者の実例(奥田諫山)
6.儒者の実例(岡本巍)
7.儒者の実例(鎌田玄渓・谷川達海)
8.明治期の同志社
9.伝道活動と同志社演説会
10.同志社キリスト教思想の展開
11.洋学者の実例(新島襄)
12.洋学者の実例(内村鑑三)
13.洋学者の実例(大西祝)
14.洋学者の実例(北村透谷)
15.いわゆる近代化の問題
[テキスト]
山田芳則『幕末・明治期の儒学思想の変遷』(思
文閣出版,1998年)
授業の中で関連文献を紹介する。
[テキスト]
山田芳則『幕末・明治期の儒学思想の変遷』(思
文閣出版,1998年)
授業の中で関連文献を紹介する
[参考図書・参考資料等]
上記のテキストのほか,山田「井原教諭所と興譲
館」(『井原市史』1),同「江木鰐水論」,同「池田
草庵論」など,詳しくは授業で紹介する。
[参考図書・参考資料等]
上記のテキストのほか,山田ほかの『閑谷学校ゆ
かりの人々』,山田「奥田諫山論」,同「岡本巍論」,
同「『七一雑報』における同志社記事」
,同「
『七一
雑報』における同志社キリスト教思想の展開」など,
詳しくは授業で紹介する。
[成績評価の方法]
平生の受講態度(テーマへの取り組み)
(50%),
レポート(25%),漢文読解力(25%)で評価する。
[成績評価の方法]
平生の受講態度(テーマへの取り組み)
(50%),
レポート(25%),漢文読解力(25%)で評価する。
−398−
大 学 院
東洋史特論Ⅰ
前 期
東洋史特論Ⅱ
後 期
李 開元
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史学において史実と史書・史料・歴史家との関
係について,
『史記』をその実例を取り上げて考える。
[授業の概要]
前期では,『史記』の編纂,とくに編纂者の司馬
遷について各方面から考察する。
[授業の概要]
後期では,『史記』の編纂史料と『史記』に語ら
れる歴史について,戦国秦漢時代の事例を取り上げ
て考察する。
[授業計画]
1.司馬遷の家系
2.司馬遷の故郷
3.父の司馬談について
4.漢の武帝の時代
5.太史令と史書の編纂
6.司馬遷の現地調査1:第一回の旅
7.司馬遷の現地調査2:第二,三回の旅
8.司馬遷の現地調査3:第四,五回の旅
9.司馬遷の現地調査4:第六,七回の旅
10.暦法改革との関わり11.歴史観の形成
12.『史記』の編纂
13.李陵の禍と著述の深化
14.『史記』の完成
15.『史記』の伝播
[授業計画]
1.『史記』と『世本』
2.『史記』と『戦国策』
3.『史記』と『竹書記年』
4.『史記』と『戦国縦横家書』
5.『史記』と『楚漢春秋』
6.『秦本紀』と秦国の歴史
7.『楚世家』と楚国の歴史
8.『韓世家』と韓国の歴史
9.『魏世家』と魏国の歴史
10.『趙世家』と趙国の歴史
11.『燕世家』と燕国の歴史
12.『斉世家』と斉国の歴史
13.『始皇帝本紀』と秦王朝の歴史
14.『陳渉世家』と秦末の乱
15.『項羽本紀』と秦・楚・漢の交代
[テキスト]
とくにないが,授業中で,適宜,関連文献を紹介
する。
[テキスト]
とくにないが,授業中で,適宜,関連文献を紹介
する。
[参考書・参考資料等]
佐藤武敏『司馬遷の研究』(汲古書院,1997年)
張大可『史記研究』(甘粛人民出版社,1985年)
[参考書・参考資料等]
藤 田 勝 久『 史 記 戦 国 史 料 の 研 究 』( 汲 古 書 院,
1997年)
韓兆琦『史記箋証』(江西人民出版社,2005年)
[学生に対する評価]
受講態度50%。レポート50%
[学生に対する評価]
受講態度50%。レポート50%
−399−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史学において史実と史書・史料・歴史家との関
係について,
『史記』をその実例を取り上げて考える。
西洋史特論Ⅰ
前 期
西洋史特論Ⅱ
後 期
岡本 明
2単位
岡本 明
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス絶対王政の確立期と江戸幕藩体制を比較
考察する(テーマ)。共通の土俵は何なのか,どこ
まで類比が可能かを引き出すことが目標である。
[授業の概要]
16世紀の宗教争乱からルイ14世の親政を準備した
時期のフランス史と,戦国時代から江戸幕藩体制確
立までの日本史の過程とを突き合わせてみる。封建
王政から絶対王政に至る歩みに焦点を合わせる。
[授業計画]
1.中世末のフランスと日本①:中央と地方
2.中世末のフランスと日本②:社団の変容
3.中世末のフランスと日本③:新しい経済組織の
出現
4.フランス宗教戦争と日本の戦国時代①:ユグノー
戦争の過程
5.フランス宗教戦争と日本の戦国時代②:室町政
権の動揺
6.フランス宗教戦争と日本の戦国時代③:遠心化
と集権化
7.アンリ4世の王権と織豊政権①:アンリ4世の
手腕
8.アンリ4世の王権と織豊政権②:信長と秀吉に
よる地固め
9.アンリ4世の王権と織豊政権③:国家統一の理
念
10.リシュリュー宰相と徳川政権①:フランス17世
紀前半期の王権強化
11.リシュリュー宰相と徳川政権②:関ヶ原合戦の
意義
12.リシュリュー宰相と徳川政権③:貴族と武士
13.太陽王ルイ14世①:摂政マザランのもとで
14.太陽王ルイ14世②:フロンドの乱
15.太陽王ルイ14世③:親政と絶対王政の絶頂期
[授業の到達目標及びテーマ]
フランス絶対王政と江戸幕藩体制のそれぞれの特
質を把握できるようにすること,特に盛期から末期
に重点を置き,比較考察できるようにする。国王に
権威を与えるもの,王権と中間団体の関係が最盛期
と末期でどう異なるかが,説明できるようにする。
変革期における君主像(天皇と将軍,国王と皇帝)
の変遷を,日仏で突き合わせてみる。
[授業の概要]
ルイ14世期末期からルイ15世期を経て,ルイ16世
にいたる啓蒙王政期と江戸幕藩体制末の比較をおこ
なう。
[授業計画]
1.幕府,朝廷,藩①:江戸幕府と各藩の関係
2.幕府,朝廷,藩②:朝廷の位置づけ
3.幕府,朝廷,藩③:絶妙の均衡
4.王権と高等法院①:中世の契約王政観
5.王権と高等法院②:ローマ法学者による王権の
擁護
6.王権と高等法院③:「新しい君主政」から絶対
王政へ
7.幕閣体制と国務会議体制①:君主の藩屏
8.幕閣体制と国務会議体制②:組織と役割
9.幕閣体制と国務会議体制③:手詰まりと機能不
全
10.幕政改革と啓蒙的王政改革①:テュルゴー,ネッ
ケルの改革
11.幕政改革と啓蒙的王政改革②:攘夷から開国へ
12.幕政改革と啓蒙的王政改革③:フランス革命と
明治維新
13.近代君主像に向けて①:ブルボン家君主とナポ
レオン1世
14.近代君主像に向けて②:幕末の将軍と天皇
15.近代君主像に向けて③:君主親政から立憲君主
政へ
[テキスト]
講義担当者が書いた仮綴じ印刷冊子『日仏絶対王
政成立の類比的考察』を用意する。
[テキスト]
講義担当者が書いた仮綴じ印刷冊子『日仏君主像
の類比的研究』を用意する。
[参考書・参考資料等]
佐藤進一『日本の中世国家』岩波書店(岩波モダ
ンクラシックス)。
小山啓子『フランス・ルネッサンス王政と都市社
会』九州大学出版会
[参考書・参考資料等]
山口啓二『鎖国と改革』(岩波書店,日本歴史学
叢書第7巻)。
岡本明『ナポレオン体制への道』
(ミネルヴァ書房)
[学生に対する評価]
通常の受講態度(50%)および集中講義前半終了
時点でのレポート(50%)によって評価する。
[学生に対する評価]
通常の受講態度(50%)および集中講義後半終了
時点でのレポート(50%)によって評価する。
−400−
大 学 院
日本語演習A(a)
(日本語研究さまざま)
三宅ちぐさ
前 期
2単位
日本語演習A(b)
(日本語の探求)
岡
友子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
研究テーマを決定し,その後に,発表と議論を繰
り返すことにより,問題点を明確化していく。また,
論理的に論を進めることを習得する。
[授業の概要]
研究課題や研究方法の現状を知るため,種々の学
界展望や先行研究を比較検討する。
研究史を踏まえて,自らの研究目的や意義,調査・
分析の方法を発表する。
[授業の概要]
最初にテーマを決定する。次に先行論文を参考に
しながら問題点を洗い出していく。また,データの
収集・分析の仕方等についても再確認していく。
[授業計画]
Ⅰ 参考文献一覧を作成する。
参考文献収集法の確認
書誌学的な基礎知識の確認
索引類の利用方法確認 など
Ⅱ 研究史をまとめる。
学界の現状確認
先行研究の比較検討
調査・分析法の確認 など
Ⅲ 研究目的や意義,調査・分析方法などを発表する。
調査・分析方法の有効性確認
資料篇の作成法確認 など
[授業計画]
1.研究テーマについて(前期の計画)
2.論の進め方,データの取り方についての確認
3.発表と議論
4.発表と議論
5.発表と議論
6.発表と議論
7.発表と議論
8.発表と議論
9.発表と議論
10.発表と議論
11.発表と議論
12.発表と議論
13.発表と議論
14.発表と議論
15.発表と議論
[テキスト]
必要に応じ,随時紹介する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じ,随時紹介する。
例 青葉ことばの会『日本語研究法』
(おうふう)
『言語学大辞典』
(三省堂)
『日本語学研究事典』
(明治書院)
など
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,講義内で指示していく。
[成績評価の方法]
授業態度・レポ−トによる。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−401−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
学生自身の問題意識をもとに,文字・表記,語彙,
文法,その他の分野から研究課題を設定し,論文と
して成果を示すに到るまでの研究方法を,調査・分
析・発表・批評などの過程を通して体得すること。
Aにおいては,研究課題・調査法・分析法等を自
覚し,調査・研究をすすめる準備を整えることに重
点を置く。
日本語演習B(a)
後 期
三宅ちぐさ
2単位
日本語演習B(b)
(日本語の探求)
岡
友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学生自身の問題意識をもとに,文字・表記,語彙,
文法,その他の分野から研究課題を設定し,論文と
して成果を示すに到るまでの研究方法を,調査・分
析・発表・批評などの課程を通して体得すること。
Bにおいては,調査結果の解釈法・表現法等を検
討し,分かりやすく伝えることに重点を置く。
[授業の到達目標及びテーマ]
修士論文の完成を目指し,さらなる内容の精密化
をはかることを目標とする。
[授業の概要]
語史をふまえた上で,調査結果の解釈法や表現法
を知るために種々の先行研究を比較検討する。
自らの研究内容にふさわしい表現法を用い,調査
結果と解釈を発表する。
[授業の概要]
修士論文に完成に向かって,各自,調査・分析を
おこない,発表してもらう。そして発表後の議論で,
さらに論を精密化していく。
[授業計画]
Ⅰ 日本語の変遷を学ぶ。
日本語の変遷確認
分野別日本語の変遷確認 など
Ⅱ 調査結果の解釈法や表現法を学ぶ。
言語理論や研究法,研究上の立場の確認
統計的手法の確認 など
Ⅲ 調査項目別に調査結果を発表する。
分析法の有効性確認
具体的表現法(図表など)の確認
Ⅳ 調査項目別に解釈を発表する。
論理性の確認
調査結果の成果確認 など
[授業計画]
1.後期授業の計画,確認
2.発表と議論
3.発表と議論
4.発表と議論
5.発表と議論
6.発表と議論
7.発表と議論
8.発表と議論
9.発表と議論
10.発表と議論
11.発表と議論
12.発表と議論
13.発表と議論
14.発表と議論
15.発表と議論
[テキスト]
必要に応じ,随時紹介する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じ,随時紹介する。
例,『講座国語史』(大修館書店)
伊藤雅光『計量言語学入門』
(大修館書店) など
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,講義内で指示していく。
[成績評価の方法]
受講態度・レポートによる。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−402−
大 学 院
日本語演習C(a)
前 期
三宅ちぐさ
2単位
日本語演習C(b)
(修士論文の完成に向かって)
岡
友子
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
修士論文を中心とした演習を行う。修士論文の完
成を目指し,さらなる内容の精密化をはかることを
目標とする。
[授業の概要]
論文の構成法を知るために種々の先行研究を比較
検討する。
自らの研究内容にふさわしい構成法を用いて発表
する。
[授業の概要]
修士論文に完成に向かって,各自のテーマについ
て調査・分析した後,発表をおこない,さらに内容
について議論していく。
[授業計画]
Ⅰ 構成法を学ぶ。
一般的構成法の確認
演繹法・帰納法の確認 など
Ⅱ 発表法を学ぶ。
資料の作成法確認
話し方の確認 など
Ⅲ 規定された条件に合わせて,発表する。
事前準備の確認
予想される質疑確認
反省内容の確認 など
[授業計画]
1.前期授業の計画,確認
2.発表と議論
3.発表と議論
4.発表と議論
5.発表と議論
6.発表と議論
7.発表と議論
8.発表と議論
9.発表と議論
10.発表と議論
11.発表と議論
12.発表と議論
13.発表と議論
14.発表と議論
15.発表と議論
[テキスト]
必要に応じ,随時紹介する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じ,随時紹介する。
例,『日本語講座 第5巻 話ことばと書きことば』
(大修館書店)
『日本語口頭発表と討論の技術』(東海大学出版
会)
「特集 話しことばの諸問題」
『日本語学』
(明
治書院) など
[成績評価の方法]
受講態度,及び,発表による。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,講義内で指示していく。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−403−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
学生自身の問題意識をもとに,文字・表記,語彙,
文法,その他の分野から研究課題を設定し,論文と
して成果を示すに到るまでの研究方法を,調査・分
析・発表・批評などの課程を通して体得すること。
Cにおいては,発表会を目標として,調査結果と
考察内容などを論理的に構成し,分かりやすく口頭
で伝達することに重点を置く。
日本語演習D(a)
後 期
三宅ちぐさ
2単位
日本語演習D(b)
(修士論文の完成に向かって)
岡
友子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
学生自身の問題意識をもとに,文字・表記,語彙,
文法,その他の分野から研究課題を設定し,論文と
して成果を示すに到るまでの研究方法を,調査・分
析・発表・批評などの課程を通して体得すること。
Dにおいては,調査結果と考察内容などを論理的
に構成し,過不足なく説得力を持った論文に書き上
げることに重点を置く。
[授業の到達目標及びテーマ]
修士論文を中心とした演習を行う。修士論文の仕
上げを行っていく。
[授業の概要]
論文の構成を練る。
論文を推敲する。
[授業の概要]
修士論文に完成に向かって,各自,調査・分析を
おこない,発表してもらう。そして,後半には既に
書いた論文を何度か,読み合わせしていく。
[授業計画]
Ⅰ 要旨を添えた論文の構成を作成し,検討する。
論理の展開確認
分かりやすさの確認 など
Ⅱ 論文を推敲する。
内容の過不足確認
表現の正確さ確認
表記の正確さ確認 など
[授業計画]
1.後期授業の計画,確認
2.発表と議論
3.発表と議論
4.発表と議論
5.発表と議論
6.発表と議論
7.発表と議論
8.発表と議論
9.発表と議論
10.発表と議論
11.発表と議論
12.発表と議論
13.発表と議論
14.発表と議論
15.発表と議論
[テキスト]
必要に応じ,随時紹介する。
[テキスト]
講義全体をカヴァーするテキストはない。必要が
あれば,こちらでプリントを用意し,配布する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じ,随時紹介する。
例,長田久男『日本語構文論』
(岐阜タイプライター)
浜田麻里 他『論文ワークブック』
(くろしお出版) など
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,講義内で指示していく。
[成績評価の方法]
受講態度,及び,提出物による。
[成績評価の方法]
発表(30%)
,授業に対する態度・熱意(20%),
レポート(50%)により総合的に評価する。
なお,質問がある場合は,直接研究室(A203)
を訪ねるか(その場合にはメールにて予約を取る),
随時メールでの質問も受け付けている。
E-mail: [email protected]
−404−
大 学 院
日本文学演習A(a)
前 期
日本文学演習A(b)
前 期
川崎 剛志
2単位
井上 啓治
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文献を精確に読解するための知識と技能を身につ
ける。
[授業の到達目標及びテーマ]
江戸文学の中で八犬伝のもつ特異さ,即ち理念中心
主義,原理中心主義とでもいうべきものが,その奥に
潜む浪漫主義とともに,幕末の草莽・知識人による情
熱的な維新運動に大きな影響を与えた。その江戸後期
日本人をとらえた理念・原理・浪漫の探求を通して,
日本人の倫理と美意識を考察する。
[授業の概要]
[授業の概要]
読解のために必要な資料を探りながら,古典文学
作品に注釈をつけていく。
前期は,八犬伝の第二部(列伝部)最後の犬士親兵
衛の英雄譚の前半部を読む。八犬伝は,伝奇性や軍記
性,歴史小説性で知られるが,それだけではない。
〈公̶
私〉の葛藤を描く近世戯曲性のみならず,〈他者̶私〉
の葛藤を描く近代小説性も含んでいる。また,
〈歴史̶
思想〉の中で英雄を流浪させる神話的物語でもあった。
その根底には,馬琴の理想主義があり,それを支える
理念・原理があった。そこで,テキストの犬士や善の
脇役達に明示された馬琴の理想,慷慨,人生観等を一
つ一つ指摘し,その理念や原理を明らかにする。
[授業計画]
1.研究史の確認1,概論,高田説,
〈母子神の物語〉
論を中心に
2.研究史の確認2,各論,小谷野説,
〈二重王権論〉
を中心に
3.八犬伝第百四回読解,親兵衛の超越性・里見初代
の理想性の指摘
4.第百五回読解,伏姫神女の母性と脇役ヒロイン節
婦達の義侠性の指摘
5.第百六回読解,親兵衛の理想性の指摘,その原理
の考察
6.第百七回読解,親兵衛の英雄性の指摘
7.第百八回読解,里見二代の理想性の指摘
8.第百九回読解,八百比丘尼の考察
9.第百十回読解,親兵衛の限界の考察
10.第百十一回読解,軍記性の考察
11.第百十二回読解,親兵衛の聖賢性の指摘
12.第百十三回読解,義侠性の指摘
13.第百十四回読解,義侠論の考察
14.以上の理想性・義侠性等の諸特質の指摘と考察を
もとに,それらを支える原理を調査
15.その調査をもとに考察・結論化を試みる。
[テキスト]
[テキスト]
授業時に指示
新潮日本古典集成 別巻『南総里見八犬伝』第7巻など,
上記の回を含むものなら何でもかまわないが,岩波クラ
シックス版や岩波文庫版より,なるべく新潮版がのぞま
しい。
[参考書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
『完本 八犬伝の世界』
(高田衛著,ちくま学芸文庫),
『新
編 八犬伝綺想』
(小谷野敦著,ちくま学芸文庫)
,『復興
する八犬伝』(高田衛篇,勉誠出版),井上「八犬伝第一部,
刺客・軍師・聖賢」・「八犬伝,毛野の〈智〉と人性観・
教育観」等。
[学生に対する評価]
調査発表(60パーセント),受講態度等(40パーセント)
により評価する。
−405−
大学院
[授業計画]
1.基礎力の判定
2.古典文法1
3.古典文法2
4.書物の形態1
5.書物の形態2
6.中世史1
7.中世史2
8.中世文学史1
9.中世文学史2
10.文庫1
11.文庫2
12.物語読解1
13.物語読解2
14.物語読解3
15.物語読解4
ブラックボード使用
日本文学演習B(a)
後 期
日本文学演習B(b)
後 期
川崎 剛志
2単位
井上 啓治
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文献を精確に読解するための知識と技能を身につ
ける。
[授業の到達目標及びテーマ]
前期のⅠと同様,江戸後期日本人をとらえた八犬
伝の理念・原理・浪漫の探求を通して,日本人の倫
理と美意識を考察する
[授業の概要]
後期は,八犬伝の第三部序盤〈京師の話説〉を読
む。船旅の危難における親兵衛の自己内省と相対化,
京都における英雄像,室町将軍・東山殿(八代義政)
・
京管領細川の像などを通して,馬琴の理想,特に政
治的思想とその原理等を明らかにする。
[授業の概要]
読解のために必要な資料を探りながら,古典文学
作品に注釈をつけていく。
[授業計画]
1.和歌読解1
2.和歌読解2
3.和歌読解3
4.和歌読解4
5.漢文読解1
6.漢文読解2
7.漢文読解3
8.漢文読解4
9.史料読解の基礎1
10.史料読解の基礎2
11.史料読解の基礎3
12.史料読解の基礎4
13.仏書読解の基礎1
14.仏書読解の基礎2
15.まとめ
[テキスト]
授業時に指示
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示
[成績評価の方法]
受講態度(30%),発表とレポート(70%)
[授業計画]
1.八犬伝第百三十四回読解,親兵衛の自己相対化
の考察
2.第百三十五回読解,応仁の乱以後の政治論と馬
琴の政治観の考察
3.第百三十六回読解,親兵衛像の変化を指摘
4.第百三十七回読解,脇役像における理想性の指摘
5.第百三十八回読解,京管領像を通した政治的理
想の考察
6.第百三十九回読解,親兵衛の完全性・無欠性の考察
7.第百四十回読解,新しい親兵衛像の追加を指摘
8.第百四十一回読解,画中無瞳虎妖異説話を通し
た馬琴の人間観を指摘
9.第百四十二回読解,親兵衛の文武二道の指摘
10.第百四十三回読解,妖_出現論を通した馬琴の
政治的理想を考察
11.第百四十四回読解,東山殿批判における馬琴の
思想を考察
12.第百五十回読解,.一休和尚の東山殿直諌にお
ける理想論と智論の考察
13.以上の考察と指摘をもとに,親兵衛像の確立と
理想性を考察
14.〈京師の話説〉全体における中央権力論・王権
論の考察
15.これらの根底にある原理を調査・考察し,結論
化を試みる。
[テキスト]
新潮日本古典集成 別巻『南総里見八犬伝』第9
巻等,上記の回を含むもの。
[参考書・参考資料等]
『馬琴の大夢 里見八犬伝の世界』(信多純一著,
岩波書店),ミネルヴァ日本評伝選『滝沢馬琴』(高
田衛著,ミネルヴァ書房)
,井上「八犬伝と孝経・
論語と史記」
・
「八犬伝の根底世界」
・
「八犬伝,毛野・
房八の智と〈私情〉」等。
[学生に対する評価]
調査・発表(60パーセント),受講態度等(40パー
セント)により評価する。
−406−
大 学 院
日本文学演習C(a)
前 期
日本文学演習D(a)
後 期
川崎 剛志
2単位
川崎 剛志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
研究史上の問題点を念頭に置いた上で,関連資料
を博捜し,作品研究を遂行する能力を養成する。
[授業の概要]
受講者各自の研究対象について,研究史上の問題
を整理し,関連資料を博捜する。
[授業の概要]
受講者各自の研究対象について,収集したテキス
トと関連資料を精緻に読解し,文学史上に位置づけ
る。
[授業計画]
Ⅰ.中世文学史の展望
Ⅱ.個別の研究対象に関する研究文献目録の作成
Ⅲ.研究史の整理と問題点の指摘
Ⅳ.文献調査の計画と実践
Ⅴ.関連資料収集の計画と実践
Ⅵ.作業の到達状況の確認
[授業計画]
Ⅰ.テキスト読解ノートの作成
Ⅱ.関連資料読解ノートの作成
Ⅲ.作品の成立に関する年表の作成
Ⅳ.同時代の作品,文化事象との比較研究
Ⅴ.当該研究の研究史上の位置づけ
Ⅵ.当該研究の文学史上の位置づけ
[テキスト]
講義時に個別に指示する。
[テキスト]
講義時に個別に指示する。
[参考書・参考資料等]
島 津 忠 夫 『島津忠夫著作集』第1巻文学史
(2003,和泉書院)
岡見正雄 『室町文学の世界』(1996,岩波書店)
[学生に対する評価]
調査・発表(70%),レポート(30%)
[参考書・参考資料等]
島 津 忠 夫 『島津忠夫著作集』第1巻文学史
(2003,和泉書院)
岡見正雄 『室町文学の世界』(1996,岩波書店)
[学生に対する評価]
調査・発表(70%),レポート(30%)
−407−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
研究史上の問題点を念頭に置いた上で,関連資料
を博捜し,作品研究を遂行する能力を養成する。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語学演習A
前 期
英語学演習B
後 期
小池 直己
2単位
小池 直己
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
放送英語と新聞英語との比較分析研究をとおして,
時事英語の文法・語法の特徴を考察してゆくことを授
業の目的とする。
[授業の概要]
放送英語は,一般聴取者を対象とした簡潔な標準的
な口語英語であり,特に英語ニュースの記事構成は英
字新聞の場合とは逆に,ピラミッド型構成(triangle,
radio pyramid)をとっている。
放送英語と新聞英語の構造上の特徴を対比させなが
ら授業を進めてゆくことによって,効率的な時事英語
の授業を目指す。
[授業計画]
英字新聞の記事が重要な事実を書き出しにつめこむ
方法で書かれているのに対し,英語ニュースの原稿は,
短い文を積み重ねて,重要な事実を説明して行く方法
で書かれていると言える。しかし,ニュースの性質に
よっては,この原則が破られ,英字新聞同様の記事構
成をとることもある。
第1講から第5講においては
放送英語ではニュース・解説などの番組ではあまり
くだけすぎたslangは原則として使われない。親しみあ
る口語(informal speech)として,come, go, getなど
いわゆるbasic verbsと,副詞(前置詞)が結びついた
慣用語句(idiom)が多用されている。
以上の点に焦点を定めて授業を進めたい。
第6講から第10講においては,
放送英語では時制の一致が厳密に守られていない。
新聞・雑誌などと同様に,間接話法の形式をとりなが
ら,実質は直接法形式を用いる構成が多用されている。
以上の点に焦点を定めて授業を進めたい。
第11講から第15講においては
放送英語では関係代名詞があまり使われていない。
また使われていても先行詞とあまり離れていない。ま
た,放送英語文は新聞の英語にくらべると文章が短い。
1つの文の平均語数15∼25語。更に,放送英語では,
現在形・現在完了が多用されている。 以上の点に焦点を定めて授業を進めたい。
[授業の到達目標及びテーマ]
英語学演習Aに引き続き,放送英語と新聞英語と
の比較分析研究をとおして,時事英語の文法・語法
の特徴を考察してゆくことを授業の目的とする。
[授業の概要]
英語学演習Aに引き続き,放送英語と新聞英語の
構造上の特徴を対比させながら授業を進めてゆくこ
とによって,効率的な時事英語の授業を目指す。
[授業計画]
英語学演習Aに引き続き,放送英語と新聞英語と
の文法・語法の特徴を比較考察しながら,実践的な
英語力を育成してゆくことに主眼を置きたい。
第1講から第5講においては
・放送英語では受動態よりも能動態が多用される点
に特徴がある。
・文章が主語で始まる場合が放送英語では多くみら
れる点に特徴がある。
以上の点に焦点を定めて授業を進めたい。
第6講から第10講においては,
・ 放 送 英 語 で は 難 解 な 単 語(polysyllabic words)
よりも,高校生でも理解できる一般的なやさしい
単語が多く用いられている点に特徴がある。
・ 新 聞 英 語 よ り も 放 送 英 語 の 方 が 単 文(simple
sentence)が多用されている点に特徴がある。
以上の点に焦点を定めて授業を進めたい。
第11講から第15講においては
・放送英語では疑問文と感嘆文はほとんど使われて
いない点に特徴がある。
・放送ニュースでは文が長くなっても,文中で接続
詞をはじめ,わかりやすいつなぎの語句で結びつ
けられてゆくだけであるので,語られるままに聴
いてゆけば用意に話の筋を追うことができる点に
特徴がある。
以上の点に焦点を定めて授業を進めてゆきたいと
考えている。
[テキスト]
小池直己著『放送英語と新聞英語の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-01059-3
[テキスト]
小池直己著『放送英語と新聞英語の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-01059-3
[参考書・参考資料等]
小池直己著『放送英語と英語教育の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-01068-2
小池直己著『放送英語を教材とした英語教育の研
究』(北星堂)ISBN4-590-01110-7
[参考書・参考資料等]
小池直己著『放送英語と英語教育の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-01068-2
小池直己著『放送英語を教材とした英語教育の研
究』(北星堂)ISBN4-590-01110-7
[学生に対する評価]
授業における学生の取り組み方(50%)
,レポー
ト発表(50%)により評価する。
[学生に対する評価]
授業における学生の取り組み方(50%)
,レポー
ト発表(50%)により評価する。
−408−
大 学 院
イギリス文学演習A
前 期
イギリス文学演習B
後 期
戸田 仁
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
『息子と恋人』の後半を読み通すことを目標とする。
[授業の概要]
『息子と恋人』の前半のPart 1を読む。ペンギン
版で176ページまで。
[授業の概要]
『息子と恋人』の後半であるPart 2 を読む。ペン
ギン版で511ページまでである。
[授業計画]
1.Chapter 1
2.Chapter 1
3.Chapter 2
4.Chapter 2
5.Chapter 3
6.Chapter 3
7.Chapter 4
8.Chapter 4
9.Chapter 4
10.Chapter 5
11.Chapter 5
12.Chapter 5
13.Chapter 6
14.Chapter 6
15.Chapter 6
[授業計画]
1.Chapter 7
2.Chapter 7
3.Chapter 8
4.Chapter 8
5.Chapter 9
6.Chapter 9
7.Chapter 10
8.Chapter 10
9.Chapter 11
10.Chapter 12
11.Chapter 12
12.Chapter 13
13.Chapter 13
14.Chapter 14
15.Chapter 15
[テキスト]
D. H. Lawrence『Sons and Lovers 』Publisher
(学生はすでに原書を持っている。)
[テキスト]
D. H. Lawrence『Sons and Lovers 』Penguin
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する。
[成績評価の方法]
レポート等により評価する。
−409−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
D. H. ロ レ ン ス の『 息 子 と 恋 人 』
(Sons and
Lovers )を原文で読み通すことを目標とする。
イギリス文学演習C
前 期
イギリス文学演習D
後 期
戸田 仁
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
『嵐が丘』(Wuthering Heights)の作者エミリ・ブ
ロンテの伝記を読み,
『嵐が丘』への理解を深める
ことを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
『嵐が丘』に関する英文の論文を読み,
『嵐が丘』
への理解を深め,最終的には修士論文を完成するこ
とを目標とする。
[授業の概要]
『嵐が丘』に関する英文の伝記を読んで,
『嵐が丘』
という小説に作者の伝記的事実がどのように反映し
ているのかを考える。彼女が書いた詩も利用する。
[授業の概要]
『嵐が丘』に関する英文の論文を読み,学生と討
論する。討論を通して理解を深める。
[授業計画]
1.伝記(1)
2.伝記(2)
3.伝記(3)
4.伝記(4)
5.伝記(5)
6.伝記(6)
7.伝記(7)
8.伝記(8)
9.伝記(9)
10.伝記(10)
11.伝記(11)
12.伝記(12)
13.伝記(13)
14.大学院の研究発表の準備(一)
15.大学院の研究発表の準備(二)
[授業計画]
1.論文(1)
2.論文(1)
3.論文(2)
4.論文(2)
5.論文(3)
6.論文(3)
7.論文(4)
8.論文(4)
9.論文(5)
10.論文(5)
11.修士論文の作成
12.修士論文の作成
13.修士論文の作成
14.修士論文の完成
15.修士論文の完成
[テキスト]
エミリ・ブロンテの伝記に関してはいくつかの伝
記からの抜粋を使う。
[テキスト]
プリント
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する。
[成績評価の方法]
レポート等によって評価する。
−410−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
アメリカ文学演習A
前 期
アメリカ文学演習B
後 期
有木 恭子
2単位
有木 恭子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業は,修士論文を作成するうえで必要な,
テーマの見つけ方,文献の見つけ方,論旨の展開な
どを,実際に作品とそれについて書かれた研究論文
を読むことによってこれらの技能を養うのが目的で
ある。その作品がどのような視点から分析され,い
かなる結論を導き出しているかを授業のなかで学ん
でゆく。
[授業の概要]
ジョン・スタインベックの短編The Long Valley
を読み,それぞれの作品のテーマは何であるのか,
それは作品中にどのように提示されているかを読み
取る訓練をする。さらに,これまで研究者たちはこ
れらの作品をいかに読み解いているかを,文献にあ
たりながら検証してゆく。
[授業の概要]
まずJohn Steinbeckの The Pearl を読み,次にそ
の作品の文献の入手法を学ぶ。そのうえで入手した
文献(研究論文)を読む。できるだけ多くの文献を
読み,The Pearlがこれまでどのように分析・研究
されてきたかをまとめる。そして,これらの文献を
援用しながら自分で小論文を作成する。
[授業計画]
・“The Chrysanthemums”
“The White Quail”
“Flight”
“Breakfast”の4編を熟読する。
・それぞれの作品に共通する要素は何か。
・それぞれの作品のテーマはなにか。
・それぞれの作品で女性はどのように描かれている
か。
・研究書,論文などの文献にあたり,これらの作品
はどのように分析され,評価されているか。
・このなかから1編を選び,ミニ論文を作成する。
[授業計画]
・受講者はあらかじめ The Pearl を各々熟読して
授業に臨む。
・授業のなかでは,指定する箇所のみを読み,いく
つかの質問にしたがって,学生たちは自分の意見
を述べる。
・最も古典的な研究者たち(Peter LiscaやWarren
Frenchなど)の The Pearl を読み,論点をまとめ,
発表する。
・それぞれの研究者が,テーマに従ってどのように
論を展開しているかをまとめる。
・フェミニズム的立場から書かれた研究論文を何点
か読み,主人公KinoとJuanaの役割を分析する。
・受講者は,それぞれ The Pearl 論の概要を書き,
発表する。
・受講者は,最終的には The Pearl 論を書き,提
出する。
[テキスト]
The Long Valley, 南雲堂,2000.1,800円
[テキスト]
John Steinbeck, The Pear . The Hokuseido Press,
2000. 1,600 円
[参考書・参考資料等]
・中山喜代市.
『スタインベック文学の研究 ̶ カ
リフォルニア時代』吹田:関西大学出版,1987.
・Lisca Peter. The Wide World of John Steinbeck.
New Brunswick, N. J. : Rutgers UP, 1958.
・斉藤孝・西岡達裕.『学術論文の技法』
[参考書・参考資料等]
・Tetsumaro Hayashi ed. A Study Guide to
Steinbeck: A Handbook to his Major Works .
Scarecrow Press, 1974.
・Benson, Jackson J. ed. The True Adventure of
John Steinbeck, Writer: A Biography. New York:
Viking, 1984.
・中山喜代市.
『スタインベック文学の研究 ̶ カ
リフォルニア時代』吹田:関西大学出版,1987.
斉藤孝・西岡達裕.『学術論文の技法』
[学生に対する評価]
授業参加度(30パーセント),発表および準備(30パー
セント),レポート(40パーセント)
[学生に対する評価]
授業参加度(30パーセント),発表および準備(30
パーセント),レポート(40パーセント)
−411−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業は,修士論文を作成するうえで必要な,
テーマの見つけ方,文献の見つけ方,論旨の展開な
どを,実際に作品とそれについて書かれたその研究
論文を読むことによってこれらの技能を養うのが目
的である。その作品がどのような視点から分析され,
いかなる結論を導き出しているかを授業のなかで学
んでゆく。
ブラックボード使用
日本史演習A(a)
前 期
日本史演習A(b)
前 期
曾根 正人
2単位
山田 芳則
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
受講者が学部時代に培った古代史料についての基
本的知識と読解力をチェック。受講者自身に自己の
能力における問題点を明確に認識させ,後期のブ
ラッシュアップに備えての態勢を整備する。
[授業の到達目標及びテーマ]
受講者が学部時代に扱ったテーマに関する先行研
究の理解力を確認することによって,修士論文の具
体的なテーマの確定をめざす。
[授業の概要]
一つの歴史的対象について複数の史料が存在する
時期や領域を選び,それぞれの史料を筆者による観
点や表現の差異に注目しつつ,受講者に読解させて
いく。
[授業の概要]
上記の目標を達成するため,まず各人の卒業研究
の骨子を報告させ,その後先行研究を年代順に報告
させ,その問題点を指摘させる。
[授業計画]
Ⅰ 古代史研究上もっとも難読とされる古記録が同
時期に複数存在する時期のうち,11∼12世紀の
一時期を選び(具体的には受講者と相談の上決
定),古記録ばかりでなく関係する全史料を受
講者に読解させていく。
Ⅱ 受講者は授業で扱う予定の範囲に関係するすべ
ての史料を事前に網羅して解読しておくととも
に,補足が必要な字句・事項・人物・背景等に
ついて説明できるよう準備しておく。
史料上に見える事柄について既存研究がある場
合は,それら研究史の概観や論点の説明もでき
るよう準備しておく。
Ⅲ 授業において受講者は,Ⅱで準備した事柄を
発表する。発表内容が不十分な場合は,教員の
指導を受けて,次回以降により充実した解読お
よび準備作業を試みさせる。
Ⅳ Ⅱ∼Ⅲの行程で諸史料の読解を進めるなかで,
受講者の知識・読解能力の問題点を洗い出して
いく
[授業計画]
1.近世・近代史研究はテーマによってさまざまに
細分化され,業績も蓄積されているので,修士
論文としてどのような作業を行えば,新たな論
点を付け加えることができるかを検討する。
[テキスト]
当初のテキストは史料コピーを教員が用意。
以後は必要な追加史料・論文を,教員ないし学生
で適宜コピーして用意。
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[参考書・参考資料等]
斎木一馬『古記録学概論』。山中裕『御堂関白記
全注釈』。
[学生に対する評価]
準備の充実度で評価。
2.新たな論点を付け加えるには,いまだあまり研
究されていない史料を見出すことが早道であり,
特に古文書史料・漢文史料・雑誌史料などを検
討する。
3.新たな論点を付け加えることができない場合は,
テーマ自体を再検討しなければならない。
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献。
[成績評価の方法]
論文執筆への熱意によって評価する。
−412−
大 学 院
日本史演習A(c)
(現地調査論 基礎)
苅米 一志
前 期
日本史演習B(a)
後 期
2単位
曾根 正人
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中世荘園をフィールドとして,地理学・民俗学・
考古学・文献史学を融合させた調査方法を身につけ
る。
[授業の到達目標及びテーマ]
前期で摘出した受講者の史料処理能力上の問題点
を克服するトレーニングを行って,古代史研究者と
しての基本的能力の完成を期す。
[授業の概要]
前期と同種ながらまた別の時期や領域を選び,前
期に確認せしめた受講者の能力上の問題点を解決す
ることを主眼目として,読解作業を発展させていく。
[授業の概要]
現地調査の準備段階として,デスクワークによっ
て獲得できる情報を整理する。主として,地形・地
名・遺物・文献史料の確認をめざす。
[テキスト]
[テキスト]
当初のテキストは史料コピーを教員が用意。
以後は必要な追加史料・論文を,教員ないし受講者
で適宜コピーして用意。
[参考図書・参考資料等]
服部英雄『景観にさぐる中世』新人物往来社,
1995
[参考書・参考資料等]
斎木一馬『古記録学概論』。山中裕『御堂関白記
全注釈』。
[成績評価の方法]
授業に対する姿勢(発言,報告内容)と提出され
たレポートを,2:1の割合で評価する。
[学生に対する評価]
準備の充実度で評価。
−413−
大学院
[授業計画]
1.歴史学の素材としての「現地」
2.測量と作図の基本
3.歴史的な地図・絵図
4.地名に秘められた歴史
5.発掘とモノ資料の扱い
6.モノにこめられた信仰
7.石造物の調査法
8.モノとしての古文書
9.文書の作成・伝達・保管
10.近世古文書の調査法
11.情報の宝庫としての「土地台帳」
12.村落の調査法
13.民俗調査の種類と範囲
14.祭祀の観察と記録
15.荘園の調査法とは?
[授業計画]
Ⅰ 前期と同様,古記録が同時期に複数存在する時
期のうち11∼12世紀の一時期(前期とは異なる
時期で,修士論文で主題となりうる問題に関係
する時期)を選び,関連する全史料を受講者に
読解させていく。
Ⅱ 前期と同様,受講者は授業で扱う予定の範囲に
関係する史料を事前に解読しておく。また史料
に見える字句・事項・人物ないしはそれらの背
景等について,ことに前期で明確となった弱点
部分についてはより詳しく説明できるよう準備
しておく。
史料上に見える事柄について既存研究がある場
合は,それら研究史の概観や論点の説明もでき
るよう準備しておく。さらに修士論文の予定主
題に関係する事柄の場合は,自分なりの研究史
批判も準備する。
Ⅲ 授業において受講者は,Ⅱで準備した事柄を発
表する。内容が不十分な場合は,教員の指導を
受けて,次回以降により充実した発表を試みさ
せる。
Ⅳ Ⅱ∼Ⅲの行程で諸史料の読解を進めるなかで,
前期に洗い出した受講者の知識・読解能力の問
題点の克服を図り,また修士論文執筆への道筋
を模索していく。
日本史演習B(b)
後 期
山田 芳則
2単位
日本史演習B(c)
(現地調査論 応用)
苅米 一志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,修士論文の具体的なテーマの確
定をめざす。
[授業の到達目標及びテーマ]
地理学・民俗学・考古学・文献史学を融合させた
現地調査の方法を身につける。特定のフィールドを
選んで,実地に調査に取り組む。
[授業の概要]
新たな論点を付け加えることが可能な場合は,そ
の史料の要約を報告させ,新たな論点を付け加える
ことが不可能な場合は,新たなテーマを設定してそ
の先行研究を年代順に報告させる。
[授業の概要]
デスクワークによって獲得した情報を整理した上
で,特定のフィールドを選び,地理学・民俗学・考
古学・文献史学にわたるモノグラフを作成する。
[授業計画]
1.先行研究に新たな論点を付け加えるためには,
史料的な裏づけが必要であり,特に古文書史
料・漢文史料はその読解力がかぎとなる。
[授業計画]
1.荘園調査の概況と傾向
2.フィールドとしての荘園の選定
3.論文の読解と批判的検討
4.地図,航空写真などによる景観の確認
5.歴史的な地図・絵図の検討
6.文献における地名と土地台帳の検討
7.発掘調査の状況と報告書の検討
8.出土品の傾向の把握と検討
9.現地における伝承のあり方の把握
10.祭祀慣行の確認と文献史料との比較
11.調査項目の選定と役割分担
12.自治体との連絡と協力体制
13.カードの整理と情報の取捨選択
14.先行研究および文献史料との比較対照
15.荘園のモノグラフの構築
2.古文書史料・漢文史料を扱う場合は,その読解
力を養うためのトレーニングが重要であり,史
料を徹底的に読むことになる。
3.修士論文仮題目を登録する。
[テキスト]
各自のテーマに関する文献。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
各自のテーマに関する文献。
[参考図書・参考資料等]
佐藤郁哉『フィールドワークの技法』新曜社,
2002
[成績評価の方法]
論文執筆への熱意によって評価する。
[成績評価の方法]
授業に対する姿勢(発言,報告内容)と提出され
たレポートを,2:1の割合で評価する。
−414−
大 学 院
日本史演習C(c)
(古文書演習)
苅米 一志
前 期
2単位
日本史演習D(c)
(中世女性史の研究)
苅米 一志
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
中世における女性をとりあげ,その生き方や境遇
を学ぶとともに,修士論文作成にむけての指導を行
なう。
[授業の概要]
伊予国弓削島荘に関する文書(東寺文書)を一点
ずつ読解し,荘園における社会・経済などの理解を
めざす。
[授業の概要]
中世における女性を数人とりあげ,その生涯を辿
るととともに,彼女らに関する史料を読解し,それ
ぞれの表現の差異について考察する。
[授業計画]
1.東寺領荘園伊予国弓削島荘の概要⑴
2.東寺領荘園伊予国弓削島荘の概要⑵
3.東寺百合文書について⑴
4.東寺百合文書について⑵
5.伊予国弓削島荘の通史⑴
6.伊予国弓削島荘の通史⑵
7.弓削島荘関係文書の読解⑴
8.弓削島荘関係文書の読解⑵
9.弓削島荘関係文書の読解⑶
10.弓削島荘関係文書の読解⑷
11.弓削島荘関係文書の読解⑸
12.弓削島荘関係文書の読解⑹
13.弓削島荘関係文書の読解⑺
14.弓削島荘関係文書の読解⑻
15.授業のまとめ
[授業計画]
1.中世女性史研究の現在⑴
2.中世女性史研究の現在⑵
3.巴御前と板額御前
4.静御前
5.阿仏尼
6.源実朝の室・本覚尼
7.中原師員の室・亀谷禅尼
8.広義門院寧子
9.崇賢門院仲子
10.日野富子
11.細川洞松院尼
12.浅井三姉妹
13.古文書における女性
14.古記録における女性
15.授業のまとめ
[テキスト]
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
山内譲
『弓削島荘の歴史』弓削町,1984
[参考図書・参考資料等]
総合女性史研究会編
日本女性史論集3,吉川弘文館,1997
[成績評価の方法]
授業に対する姿勢(発言,報告内容)と提出され
たレポートを,2:1の割合で評価する。
[成績評価の方法]
授業に対する姿勢(発言,報告内容)と提出され
たレポートを,2:1の割合で評価する。
−415−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
中世荘園に関する古文書を読解し,中世の社会・
経済を理解する。
東洋史演習A
前 期
東洋史演習B
後 期
李 開元
2単位
李 開元
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
東洋史の修士論文を作成するために必要な史料の
解読能力を養う。学術論文の作り方を理解する上で,
修士論文のテーマを確定することをめざす。
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,漢文史料と出土史料の解読能力
を鍛える。学術論文の作り方を理解するため,学術
論文を読みながら,論文の構成と書き方について具
体に学ぶ。
[授業の概要]
必要な漢文史料と出土史料について,教員の選ん
だテキストを輪読していく。史料を正しく読むため
にまず史料批判を行う。史料の性格を正しく理解す
る上で,その内容の正確さを解読していく。また,
学術論文を作成の基礎について解説を行う。
[授業の概要]
院生各自の研究テーマに応じて,関連論文を選ん
で輪読する。史料を正しく解読する上で,如何なる
自分の論文の中に取り込むか,如何に注釈をつける
か,など技法を,実例を取り上げて学ぶ。
[授業計画]
Ⅰ.輪読するテキストについては,主に出土史料を
中心として選定したいが,まず漢文史料とかか
わりがある部分を取り上げ,できるだけ両方を
照らして読んでいきたい。
[授業計画]
Ⅰ.東洋史関係の優秀論文や,日本の代表的な史学
誌の特集論文を読む。
Ⅱ.史料を読む時には,本文だけではなく,注釈ま
でに精読して正しく理解していく。
Ⅲ.出土史料を正しく理解するため,その発掘関係
の報告書をも適度に調べてもらいたい。
Ⅲ.議論の場を設け,論文を読みながら,批判と評
論を行う。自分の研究テーマを念頭にして,論
文の構成,論の進め方などを著者ごとに分析し,
できる限り多くのヒントを掴みとってもらいた
い。
Ⅳ.修士論文のテーマについては,授業中に学生と
の対話によって,早く決めてもらいたい。
Ⅳ.研究テーマを決め,研究の中間報告を数回にわ
たってしてもらう。
[テキスト]
『史記・秦本紀』,『睡虎地秦墓竹簡』
[テキスト]
授業Ⅰに関しては,教員が選定する。
授業Ⅱに関しては,院生に自ら選んでもらいたい。
Ⅱ.院生の研究テーマに直結する研究論文を読む。
[参考書・参考資料等]
藤 田 勝 久『 史 記 戦 国 史 料 の 研 究 』( 汲 古 書 院,
1997年)
[参考書・参考資料等]
工藤元男『睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会』
(創文社,1998年)
[学生に対する評価]
1 授業に取り組む熱意,2 輪読する史料に対
する理解度,3 自主性と積極性,4 与えられる
課題の達成度,などを総合的に評価する。
[学生に対する評価]
1 授業に取り組む熱意,2 輪読する史料に対
する理解度,3 自主性と積極性,4 与えられる
課題の達成度,などを総合的に評価する。
−416−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
西洋史演習A
前 期
西洋史演習B
後 期
櫻田美津夫
2単位
櫻田美津夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
西洋史の修士論文を作成するために必要な欧文史
料の読解力を鍛え,学術論文の技法を理解すること
を目標とし,前期末までに修士論文の具体的テーマ
を確定することをめざす。
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,欧文史料の読解力を鍛えるとと
もに,学術論文の技法を具体的な実例に即して会得
することを目標とする。また後期中に修士論文の構
成(目次)を決定することをめざす。
[授業の概要]
上記の目標を達成するために,教員の選んだ欧文
テキストを,正確さを旨として輪読していく。また,
随時,下記の参考書を取り上げ,学術論文作成の基
礎について解説をおこなうとともに,テーマの決定
に向けて,助言や指導をおこなう。
[授業の概要]
上記の目標を達成するために,後期では院生1人
1人の研究テーマに沿ったテキストを選び出して輪
読する。また,学術論文の実例を多数取り上げ,論
文の構成について具体的に学ぶ。
[授業計画]
Ⅰ.輪読するテキストは,前期のように教員の専門
分野に関わるものではなく,院生各自の研究
テーマに直結するものを用いる。修士1年目で
あるので,いずれの言語であれ,まずは正確さ
を第1目標として丁寧に読んでいく。
Ⅱ.後期ではとくに,西洋史に関する優れた日本語
論文(モノグラフ)や,日本の代表的な史学誌
の特集論文などを読み比べ,皆で合評する機会
ももうける。論文の構成,論の進め方などを著
者ごとに分析し,自身の論文を書くときのヒン
トをできるかぎり多く掴み取ってもらいたい。
Ⅲ.準備が整いしだい,研究の途中経過報告も開始
する。報告の内容をふまえて,テーマの範囲設
定や文献の選択などの妥当性について,助言と
指導をおこなう。基本的にこの1年次は,欧文
献を中心に徹底的に資料蒐集をおこなうこと。
Ⅳ.後期末までに,専門書の目次などを参考にして,
各自の修士論文の構成案(目次案)を完成させ
る。歴史研究の場合,一般的に因果関係の究明
がメインテーマになるので,時代順に節目ごと
に章・節を区切って論じていくのがオーソドッ
クスなやり方だが,テーマによっては別の区切
り方・分析方法もあるだろう。よく相談しなが
ら,全体の構成を整えていきたい。
[テキスト]
K.W. Swart, William of Orange and the Revolt of
the Netherlands, 1572-84 (Aldershot, 2003)
[コピーを配付する]
[テキスト]
授業計画Ⅰに関しては,院生各自の研究テーマに
関わる欧文献。
授業計画Ⅱに関しては,たとえば『歴史学研究』
808∼810号に掲載された多数の特集論文。
[参考書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部,1977年)※図書館に10冊排架。
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」(2008年)
[参考書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部,1977年)※図書館に10冊排架。
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」(2008年)
[学生に対する評価]
①授業に取り組む熱意,②輪読する欧文献に対す
る予習の周到さや理解度,③随時与えられる課題の
達成度,などを均等に評価ポイントとし,平常点に
よって評価する。
[学生に対する評価]
平生の授業に取り組む熱意,輪読する欧文献に対
する予習の周到さや理解度をもって50%,そして後
期末に提出してもらう修士論文の詳細な計画書の出
来ばえで50%, ̶ 以上のような配点で評価する。
−417−
大学院
[授業計画]
Ⅰ.輪読するテキストについては,ひとまず教員の
専門分野から選んだ下記の英書を取り上げるこ
とにしたい。ただし近年は,ゼミ生の顔ぶれを
見て,慎重にテキストを選定しているので,他
のテキストに変わる可能性もある。
いずれにせよ,主に英語,ドイツ語,オランダ
語の3言語のうちから適切な文献を選ぶことに
なる。欧文の学術論文を読む際の要領,メモの
取り方,後注・脚注などの活用法(注こそ読む
べきである!)などを,実際のテキストを熟読
しながら理解を深めさせる。
Ⅱ.修士論文のテーマは,卒業研究の延長線上で決
定するのが基本ルールである。授業のなかでの
対話をとおして,具体的なテーマを,遅くとも
前期末までに決定することをめざす。また,欧
文献の調べ方・集め方についても詳しく指導す
る。
Ⅲ.日本西洋史学会や歴史学研究会など,各種学会
の研究大会が開かれるおりには,事前にその内
容について知らせるので,都合のつく人は積極
的に参加してほしい。旅費・宿泊費等について
は,大学院予算から若干の補助が出るので,手
続きをすること。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
西洋史演習C
前 期
西洋史演習D
後 期
櫻田美津夫
2単位
櫻田美津夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
目標は,修士論文完成の目処が立つように,準備
を着実に進めていくことである。
[授業の到達目標及びテーマ]
大目標は,言うまでもなく,修士論文を最終的完
成に導くことである。
[授業の概要]
上記の目標を達成するために,論文テーマに関す
る必須文献(欧文)を読んでいくとともに,1年次
で作成した構成案(目次案)に従って,一定の間隔
をおいて中間報告をしてもらう。
[授業の概要]
各自が論文執筆の過程で直面する大小さまざまな
疑問に答えながら,期限内での論文完成へと導いて
いく。欧文の必須文献の精読も,タイムリミットま
で継続する。
[授業計画]
Ⅰ.論文完成に必要な欧文献を,すべて演習の時間
内で教員とともに読みとおすことは,もとより
不可能である。肝心なのは,おそらく修士論文
の「下敷き」になるであろう幾つかの必須文献
のうちから1つを選り出して,精読していくこ
とである。
Ⅱ.しかし,例年ゼミ生の研究テーマは著しく多岐
にわたっているので,たとえば仮に院生A,B
がいて,いずれも英語とドイツ語が基本的に読
めるとすると,第1週目はAに関わる英語文献
を読み,第2週目はBに関わるドイツ語文献を
読む,そして第3週目はAにもどり,第4週目
はまたBといった具合で進んでいく。
Ⅲ.その間,おおよそ月1回のペースで,Aまたは
Bによる修士論文の途中経過報告をさしはさむ。
報告は構成案に従って,計画的におこなう。折々
の報告の原稿が積み重なって,論文の核の部分
がひとりでに仕上がっていくような形で進めて
いくのが理想である。
Ⅳ.なるべくこの時期に,就実大学大学院の「研究
発表会」で報告をおこない,専攻分野の異なる
先生方からの率直な助言にも耳を傾けること。
[授業計画]
Ⅰ.上記のとおり,通常の授業では,引き続き各自
のテーマに関わる文献をいっしょに読み解いて
いく。この段階まで来ると,基本的な事実や評
価に関するデータは頭に入っているはずだから,
各自が独力で読むべき他の文献の処理速度も
いっそう向上しているものと期待される。
Ⅱ.途中経過報告も継続しておこなう。論文完成が
間近に迫ってくると,非常に専門的で微細な問
題点が多々生じてくるものである。実際の学術
論文を例に挙げながら,こうした形式上・技術
上の問いに対しても丁寧に答えていく。
Ⅲ.1月中旬に首尾よく修士論文が提出できたとす
ると,2月中旬の主査・副査による口頭試問を
待つことになる。
Ⅳ.最終試験に合格した場合は,次に『就実修士論
文報』のための要約原稿の執筆が控えている。
なるべく修了式までに原稿を提出してほしい。
[テキスト]
上記のとおり,各自のテーマに関わる必須文献。
[テキスト]
上記のとおり,各自のテーマに関わる必須文献。
[参考書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部,1977年)※図書館に10冊排架。
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」(2008年)
[参考書・参考資料等]
斉藤 孝『学術論文の技法』
(日本エディタースクー
ル出版部,1977年)※図書館に10冊排架。
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」(2008年)
[学生に対する評価]
平生の受講態度,とくに①テーマに取り組む熱意,
②授業で読む欧文献に対する予習の周到さや理解度,
③随時与えられる課題の達成度,などを均等に判断
材料として評価する。
[学生に対する評価]
①修士論文に打ち込む熱意,②授業で読む欧文献
に対する予習の周到さや理解度,そして③修士論文
進捗の着実さや作業の堅実さ,などに均等に目配り
しながら,平常点によって評価する。
−418−
大 学 院
応用江戸文化論1
前 期
応用江戸文化論2
後 期
井上 啓治
2単位
井上 啓治
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
270年間に及ぶ江戸文学の半ばは戯作であり,半
ばは浮世草子・前期読本(よみほん)
・後期読本といっ
た本格小説であった。前期と後期の読本は江戸中後
期の主流文学であった。人間観・人生観・歴史観は
もちろんのこと,それらを超えて人性や命(めい)
といった認識・思想や,理想を訴えるものであった。
主流文学を通して,日本人の思想と文化を,倫理と
美意識を探究してゆきたい。
[授業の概要]
前期の1では,前期読本の『雨月』を中心に,江
戸前期の中国小説翻案系『伽婢子』の短編と,その
同じ原拠たる中国小説を用いた江戸中期の『垣根草』
の一篇とを,比較読解したい。この二篇を読むこと
で,『雨月』の文学性,殊に歴史を通した人間認識
や日本文化認識の深さに迫りたい。それは,後期の
応用江戸文化論2,八犬伝の歴史と人間・理想につ
ながってゆくだろう。
[授業の概要]
前期の1では,
『雨月』を含む江戸前期中期の中
国小説翻案系の三作品を比較読解した。後期の2で
は,『八犬伝』の思想性,殊に歴史と儒学を通した
人間認識や社会認識,そして馬琴の願いと託した理
想の深さに迫りたい。
[授業計画]
1.教材と進行日程,資料・目録等に関するガイダ
ンス
2.資料捜索
3.『伽婢子』と原拠中国小説概説,読解1
4.読解2
5.読解3
6.読解4
7.読解5
8.『垣根草』読解1
9.読解2
10.読解3
11.読解4
12.『雨月』読解1
13.読解2
14.読解3
15.小結論
[授業計画]
1.教材と進行日程,資料・目録等に関するガイダ
ンス
2.資料捜索
3.八犬伝,読解1
4.読解2
5.読解3
6.読解4
7.読解5
8.テーマ1,世界観「仁と知」1
9.「仁と知」2
10.「仁と知」3
11.「仁と知」4
12.馬琴の人生1
13.馬琴の人生2
14.馬琴の理想・思想
15.結論
[テキスト]
コピーする。
[テキスト]
コピーする。
[参考図書・参考資料等]
授業中指示する。
[参考図書・参考資料等]
授業中指示する。
[成績評価の方法]
平生の学習態度50パーセント,レポート50パーセ
ント。
[成績評価の方法]
平生の学習態度50パーセント,レポート50パーセ
ント。
−419−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
270年間に及ぶ江戸文学の半ばは戯作であり,半
ばは浮世草子・前期読本(よみほん)
・後期読本といっ
た本格小説であった。前期と後期の読本は江戸中後
期の主流文学であった。人間観・人生観・歴史観は
もちろんのこと,それらを超えて人性や命(めい)
といった認識・思想や,理想を訴えるものであった。
主流文学を通して,日本人の思想と文化を,倫理と
美意識を探究してゆきたい。
ブラックボード使用
ブラックボード使用
出版事業特論Ⅰ
前 期
出版事業特論Ⅱ
後 期
山本 光久
2単位
山本 光久
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文学史および文学において従来等閑視されていた嫌
いのあるジャーナリズムの関わり・役割を,近代のさ
まざまな事例を通して考え,現代文学およびメディア
のあり方を考える一助とすることを目的とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
文学史および文学において従来等閑視されていた
嫌いのあるジャーナリズムの関わり・役割を,近代
のさまざまな事例を通して考え,現代文学およびメ
ディアのあり方を考える一助とすることを目的とす
る。
[授業の概要]
前期では,既に19世紀半ばにおいてジャーナリズ
ムが爛熟期を迎えていたフランスの事例を中心に,
文化事象としての出版メディアと文学・芸術の関わ
りを考える。
[授業の概要]
後期では,若干のタイムラグはあるものの,西欧
とほぼ同時代的に進行していた日本の「メディアと
文化」のありようを検討する。ひいては,リアルタ
イムでの「メディアと文化」の問題も考える。
[授業計画]
1.バルザック『幻滅』を読む① ̶ 作品の背景
2.バルザック『幻滅』を読む② ̶ 作家という職業
の成立
3.バルザック『幻滅』を読む③ ̶ 既にして爛熟期
を迎えたジャーナリズム
4.職業作家エミール・ゾラの場合① ̶ ゾラの戦略
5.職業作家エミール・ゾラの場合② ̶ 芸術・文学
における同時代性
6.職業作家エミール・ゾラの場合③ ̶ 勤勉なる原
稿執筆者
7.職業作家エミール・ゾラの場合④ ̶ 新聞による
告発(ドレフュス事件とその波紋)
8.ジャーナリスト・プルードン① ̶ 彼にとって「新
聞」とは何だったのか
9.ジャーナリスト・プルードン② ̶ 1848年二月革
命とメディア
10.ボードレールの美術批評① ̶ 印象派への眼差し
11.ボードレールの美術批評② ̶ モデルニテ(現代
性)とは何か
12.ボードレールの美術批評③ ̶ さまざまに論じ続
けられる「モデルニテ」とメディアの問題
13.書評ジャーナリズム① ̶ なぜ「書評」か。
「ク
リティック」誌の意義
14.書評ジャーナリズム② ̶「タイムズ・リテラリー・
サプルメント」の意義
15.書評ジャーナリズム③「キャンゼーヌ・リテレール」
の意義
[授業計画]
1.読本作家・滝澤馬琴とジャーナリズム(江戸の
メディア)
2.ジャーナリスト・中江兆民① ̶ 松本清張『火
の虚舟』を読む
3.ジャーナリスト・中江兆民② ̶ 時代へのスタ
ンスのありかた
4.ジャーナリスト・中江兆民③ ̶ 『三酔人経綸
問答』の視線のありか
5.ジャーナリスト・中江兆民④ ̶ プルードンと
兆民の比較論
6.内田魯庵のありかた① ̶ 丸善・洋書仕入れ担
当として
7.内田魯庵のありかた ̶ 同時代と内田魯庵(サ
ロンと文化)
8.内田魯庵のありかた③ ̶ 大知識人として
9.内田魯庵のありかた④ ̶ 大教養人として
10.内田魯庵のありかた⑤ ̶ 知られざる文化史家
として
11.菊池寛とジャーナリズム
12.いわゆる「文学賞」と作者/読者 ̶ 作品受容
のありか
13.マイナー・メディアの役割① ̶ 「ユリイカ」
の創設者・伊達得夫と詩ジャーナリズム
14.マイナー・メディアの役割② ̶ リトル・マガ
ジンの持った意味
15.メディアと文学
[テキスト]
その都度,資料・関連文献を配布・紹介する。
[テキスト]
その都度,資料・関連文献を配布・紹介する。
[参考書・参考資料等]
バルザック『ジャーナリズム博物誌』
(ちくま文
庫)
,宮下志朗『いま,なぜゾラか』
(藤原書店),
プルードン『革命家の告白』(作品社),宮川淳『美
術史とその言説』等々。
[参考書・参考資料等]
紅野謙介『書物の近代』
(筑摩書房),紅野謙介『投
機としての文学』(新曜社),前田愛『近代読者の成
立』
(岩波書店),山口昌男『内田魯庵山脈』
(晶文社)
等々。
[学生に対する評価]
受講姿勢(予習・取り組み方)および適宜課すレ
ポート(50%),期末レポート(50%)を総合して
評価する。
[学生に対する評価]
受講姿勢(予習・取り組み方)および適宜課すレ
ポート(50%),期末レポート(50%)を総合して
評価する。
−420−
大 学 院
マルチメディア表現特論
後 期
論文の作法
前 期
中西 裕
2単位
各担当者計7名(オムニバス)
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の最初の7週を使い,修士論文作成の大原則
と,多様なアプローチの仕方とを学ばせる。
[授業の概要]
文字,静止画像,動画像,音声の全般に亙るデジ
タル表現のしくみを実践的に理解し,ネットワーク
における情報発信の諸相と特性を学び,ビデオ教材,
アニメーション等,マルチメディア小作品の実作と
公開を通じて実務的な知見を獲得する。
[授業の概要]
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」にもとづき,修士論文作成の基本を1年次生
全員に理解させるとともに,各専攻分野の先生方に
自身の論文について語っていただく。
[授業計画]
1.ガイダンス 総論
2.情報の表現(1) 画像の表現
3.情報の表現(2) 文字の表現
4.情報の表現(3) 音声の表現
5.情報の表現(4) 動画の表現
6.表現手法と公開手法
7.著作権と肖像権(1) 概説
8.著作権と肖像権(2) ケーススタディ
9.作品企画
(マーケティングとターゲティング,
実現手法の検討,法務上の検討)
10.作品制作(1) 素材の収集(撮影,録音,制作)
11.作品制作(2) 作品の編集
12.作品制作(3) 作品の仕上げと特殊効果
13.作品制作(4) 作品の公開
14.表現の検討
15.表現の改善
[授業計画]
1.修士論文の書き方(櫻田美津夫)…上記の「手
引き」をもとに,学術論文の技法を概説。
2.正確な伝達のために日本語研究の成果を生かす
(三宅ちぐさ)
3.図像資料を解読する(川崎剛志)
4.人文学とは?(戸田仁)
5.アメリカ文化の深奥に分け入る(有木恭子)
6.身近な素材から始める日本史研究(苅米一志)
7.研究の苦心,新発見の喜び,そして研究するこ
ととは(土井通弘)…総括を兼ねて。
[テキスト]
教科書は使用しない。実データを使って実践的に
理解するほかは,インターネット上のリソースを活
用する。
[テキスト]
就実大学大学院「修士論文作成の手引き/評価の
基準」
[参考図書・参考資料等]
・『コンピュータユーザのための著作権&法律ガイ
ド』プロジェクトタイムマシン,毎日コミュニケー
ションズ,2002年
・『要約著作権判例212』本橋光一郎・本橋美智子著,
学陽書房,2005年
[参考書・参考資料等]
各担当者が適宜,補足・追加の資料を配付する。
[成績評価の方法]
平常点(授業内容の理解,授業参加の主体性等)
30%
作品評価(制作過程,検討改善過程の評価を含む)
70%
[学生に対する評価]
担当教員が紹介した学術論文を,どれか一つ選ん
で熟読し,読後の感想をレポートしてもらう。その
出来ばえを各教員が採点して,評価を決定する。
−421−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
専門知識を有する人は同時に社会への情報発信の
義務を負う。この授業では,コンピュータとネット
ワークを利用したマルチメディア表現を自立してな
し得る知識と技能を習得し,あわせて情報社会にお
ける表現行為をめぐる諸問題について他を指導し得
る実務的な知見を持つことを目的とする。
ブラックボード使用
応用日本語学
(日本語力の習得)
岡
友子
後 期
都市文化振興特論Ⅰ
前 期
2単位
岡本 悦子
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義は,留学生を対象とする。日本語の「読み・
書き」に不自由は無くなったとしても,日本語の力
をより高めていくためには,日本語のシステムの本
質を知る必要がある。本講義では,日本語のシステ
ムについて,文法のテーマ別に学ぶことによって,
高い日本語力を得ることを目標とする。
[授業の概要]
これまで日本国内で発表された日本語文法の様々
な研究成果を知ることによって,その本質を学んで
いく。さらに,母国語と比較することによって,理
解を深めていくこともおこなってもらう。
[授業の到達目標及びテーマ]
文化と社会の関わりについて学ぶ。「共感」や「社
会参加」の実態を多角的に考察し,分析することによっ
て,個性の相互尊重と共存共栄のシステムとしての文
化を理解する。現状における課題を発見し,わずかで
も実現にむけて接近できる提言を考案する。
[授業の概要]
都市文化について,芸術文化(特に身体表現領域)
を対象に取り上げ,現状把握とともに都市文化振興に
おける芸術文化の役割を探り,都市文化振興に関する
課題を考える。国内外の主要都市の文化振興状況調査
などに目を配りながらも,岡山周辺地域の文化振興に
関しては,学生との討議を交えながらより具体的に考
える。
[授業計画]
[授業計画]
1.導入1:日本語文法の諸問題
2.日本語文法その1:動詞・助動詞編
3.その1応用編:関係論文輪読(動詞・助動詞)
4.日本語文法その2:代名詞・名詞編
5.その2応用編:関係論文輪読
6.日本語文法その3:副詞編
7.その3応用編:関係論文輪読
8.日本語文法その4:助詞編
9.その4応用編:関係論文輪読
10.日本語文法その4:接続詞編
11.その4応用編:関係論文輪読
12.日本語文法その5:感動詞編
13.その5応用編:関係論文輪読
14.日本語文法その6:敬語編
15.その6応用編:関係論文輪読
上記の問題について,歴史的・対照言語学的な視
点からも考えていく。
1.ガイダンス
2.文化政策とは?支える側から文化を眺めてみよう。
3.文化政策が社会を変える
4.文化事業の過去
5.文化事業の現在①(海外の事例)
6.文化事業の現在②(国内の事例)
7.文化事業の現在③(岡山県の事例)
8.文化事業の現在④(岡山市の事例)
9.岡山国体及び全国障害者スポーツ大会の場合を事
例に①
(スポーツ大会における開会式式典演技の位置)
10.岡山国体及び全国障害者スポーツ大会の場合を事
例に②
(スポーツ大会における開会式式典演技企画組織)
11.岡山国体及び全国障害者スポーツ大会の場合を事
例に③
(スポーツ大会における開会式式典演技内容の構成)
12.岡山国体及び全国障害者スポーツ大会の場合を事
例に④
(スポーツ大会における開会式式典演技振付創作演出)
13.岡山国体及び全国障害者スポーツ大会の場合を事
例に⑤
(スポーツ大会における開会式式典演技の記録)
14.あなたが描く文化事業の未来①(受講者による発表)
15.あなたが描く文化事業の未来②(受講者による発表)
[テキスト]
名古屋大学日本語研究会GA6『ふしぎ発見!日
本語文法』(三弥井書店,ISBN:4838290713)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
『日本語類義表現の文法』(上下)宮島達夫・仁田
義雄編,くろしお出版
『日本語文法』日本語文法学会,くろしお出版 他
[参考書・参考資料等]
授業の中で,適宜,プリントを配布し,関連文献や
映像資料を紹介する。
池上 惇 他『文化政策入門』(丸善ライブラリー)
平田オリザ『芸術立国論』(集英社新書)その他
[学生に対する評価]
[成績評価の方法]
平常点(発言等30%・課題30%),レポート(40%)
により総合的に評価する。
平常点(授業内容の理解,主体的な授業参加態度な
ど50%),レポート発表(50%)により総合的に評価
する。
−422−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
都市文化振興特論Ⅱ
後 期
実用英語特論Ⅰ
前 期
岡本 悦子
2単位
小池 直己
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
文化と社会の関わりについて学ぶ。「共感」や「社
会参加」の実態を多角的に考察し,分析することに
よって,個性の相互尊重と共存共栄のシステムとし
ての文化を理解する。現状における課題を発見し,
わずかでも実現にむけて接近できる提言を考案する。
[授業の概要]
都市文化について,芸術文化(特に身体表現領域)
を対象に取り上げ,現状把握とともに都市文化振興
における芸術文化の役割を探り,都市文化振興に関
する課題を考える。国内外の主要都市の文化振興状
況調査などに目を配りながらも,岡山周辺地域の文
化振興に関しては,学生との討議を交えながらより
具体的に考える。
[授業の概要]
前期では,放送英語の文法・語法の特徴を理論的
に考察しながら,実際にテレビで放送されている英
語ニュースを教材として,放送英語の本質を実践的
に研究する。
[授業計画]
1.放送英語の特徴の分析
2.放送英語と新聞英語との文法・語法の分析
3.放送英語リスニングが難しい原因の分析
4.日本人が間違えやすい放送英語の語彙(聞き落
としによる誤りの分析)
5.日本人が間違えやすい放送英語の語彙(聞き違
いによる誤りの分析)
6.日本人が間違えやすい放送英語の語彙(聴解不
能による誤りの分析)
7.天気予報・災害に関する英語ニュースの聴解上
の留意点と誤答分析
8.スポーツに関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
9.健康問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
10.政治問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
11.経済問題における英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
12.貿易問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
13.環境問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
14.法律問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
15.外交問題に関する英語ニュースの聴解上の留意
点と誤答分析
[テキスト]
授業の中で,適宜,プリントを配布し,関連文献
や映像資料を紹介する。
[テキスト]
小池直己著『放送英語と英語教育の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-1068-2
[参考書・参考資料等]
『地域創造』(財団法人地域創造)その他
[参考書・参考資料等]
小池直己著『放送英語を教材とした英語教育の研
究』(北星堂)ISBN4-590-01110-7
[学生に対する評価]
平常点(授業内容の理解,主体的な授業参加態度
など50%),レポート発表(50%)により総合的に
評価する。
[学生に対する評価]
授業中の学習態度・意欲及び研究に対する取り組
み方(50%)
レポートの内容・構成(25%)
研究成果を発表する際の表現力・態度(25%)
−423−
大学院
[授業計画]
1.ガイダンス 総論
2.ワークショップのいろいろ
3.ホールが町をつくる。
4.文化ボランティアを考える
5.市民参加型アート発信
6.美術館と子ども
7.場とアート 街とアート
8.アウトリーチ
9.地域と大学
10.スポーツイベントとアートイベント
11.生活と文化
12.福祉と文化
13.あなたが考える地域を活性化させる文化企画
(受講者による発表)
14.あなたが考える地域を活性化させる文化企画
(受講者による発表)
15.あなたが考える地域を活性化させる文化企画
(受講者による発表)
[授業の到達目標及びテーマ]
実際にテレビで放送されている英語ニュースを教
材として,主としてリスニングを中心にしたコミュ
ニケーションのための実用的な英語力を育成するこ
とを授業の到達目標及びテーマとする
ブラックボード使用
ブラックボード使用
実用英語特論Ⅱ
後 期
英語教育論Ⅰ
前 期
小池 直己
2単位
C.ソワー
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
英字新聞を教材として,主として読解力・翻訳を
中心にした実用的な英語力を育成することを授業の
到達目標及びテーマとする。
[授業の到達目標及びテーマ]
TEFLに関連する問題についての研究を行う。実践
的な教育方法について読み,研究し討論を行う。主に
RPT (reflective practice of teaching ) を学習し,英語
の教授法を理解することを目的とする。
[授業の概要]
RPT(reflective practice of teaching )についての講義
を第一に行う。次に言語の特性,4つのスキルの訓練
言語習得のための様々なモデル 評価 フィード
バックついて順次学習していく。TPR, ALM,CLLなど
の教授法について確認する。模擬授業を実施する。
[授業の概要]
後期では,新聞英語の文法・語法の特徴を理論的
に考察しながら,英字新聞を教材として,新聞英語
の本質を実践的に研究する。
[授業計画]
1.新聞英語の特徴
2.新聞英語と放送英語との文法・語法上の相違点
3.新聞英語が日本人にとって難しい原因の分析
4.英字新聞の記事の構成について
5.英字新聞のHeadlineの特徴について
6.英字新聞のLead の特徴について
7.英字新聞のBody の特徴について
8.英字新聞における名詞の形容詞化 ,群形容詞
の多用,分詞構文の多用について
9.健康問題に関する英字新聞記事の訳読
10.政治問題に関する英字新聞記事の訳読
11.経済問題における英字新聞記事の訳読
12.貿易問題に関する英字新聞記事の訳読
13.環境問題に関する英字新聞記事の訳読
14.法律問題に関する英字新聞記事の訳読
15.外交問題に関する英字新聞記事の訳読
[テキスト]
小池直己著『放送英語と英語教育の研究』
(北星堂)
ISBN4-590-1068-2
[参考書・参考資料等]
小池直己著『放送英語を教材とした英語教育の研
究』(北星堂)ISBN4-590-01110-7
[学生に対する評価]
授業中の学習態度・意欲及び研究に対する取り組
み方を最も重視する(50%)
授業との関連として提出してもらうレポートの内
容・構成(25%)
研究成果を発表する際の表現力・態度(25%)
[授業計画]
1.授業の概要 RPT(reflective practice of teaching )
について フィードバックの重要性
2.模擬授業の内容確認 フィードバックの設定
3.ジャーナルとRPT 観察と記録のとり方(描写 解釈 評価)
4.第1回目フィールドワークの実施(模擬授業もし
くは授業参観)
5.第1回目フィールドワークの報告(評価の25%)
6.言語習得原理・学習原理について
7.教授法(TPR&ALM) について ビデオ撮影 参観
の実施
8.教授法 (CLL) について ビデオ撮影 参観の実施
9.第2回目フィールドワークの実施(模擬授業もし
くは授業参観)
10.第2回目フィールドワークの報告(評価の25%)
11.効果的な学習効果を生む教室内での学習環境につ
いて
12.教室内の学習環境と学習成果について
13.後期プロジェクトについて(夏季休業中の課題も
含む)
14.第3回目フィールドワークの実施(模擬授業もし
くは授業参観)
15.第3回目フィールドワークの報告(評価の25%)
[テキスト]
英語教育のアクション・リサーチ[Reflective Teaching
in Second Language Classrooms],(Japanese or English
version), Jack Richards& Charles Lockhart, Kenkyusha
Technique and Principles in Language Teaching, Dian
Larson-Freeman, Oxford University Press
[参考書・参考資料等]
状況により,他のテキストや文献の活用する
[学生に対する評価]
①実行力(25%)
②3回実施予定のフィードバッ
クの報告(各25%)
討論や発表を通して,教授法の基本原理を理解する
必要がある
−424−
大 学 院
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語教育論Ⅱ
後 期
C.ソワー
2単位
通訳論とその演習I
(英語を速く正確に読む)
渡部 浩
前 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
TEFLに関連する問題についての研究を行う。実践
的な教育方法について読み,研究し討論を行う。主に
RPT(reflective practice of teaching ) を学習し,英語
の教授法を理解することを目的とする。
近年,様々な分野での国際化に伴い,コミュニケー
ションに力点が置かれた外国語教育の必要性が求めら
れている。しかししっかりしたコミュニケーションも
基本的な四技能の修得があってこそ可能である。そう
した意味で通訳としての視点,コミュニケーションカ
向上を目指す上での技法を学習し,理論も含めた総合
的な通訳技術,国際感覚の修得を目指す。
[授業の概要]
RPT(reflective practice of teaching )についての
講義を第一に行う。次に言語の特性,4つのスキルの
訓練 言語習得のための様々なモデル 評価 フィー
ドバックついて順次学習していく。TPR,ALM,CLL
などの教授法について確認する。模擬授業を実施する。
[授業計画]
[テキスト]
英語教育のアクション・リサーチ[Reflective Teaching
in Second Language Classrooms],(Japanese or English
version), Jack Richards& Charles Lockhart, Kenkyusha
Technique and Principles in Language Teaching, Dian
Larson-Freeman, Oxford University Press
後期の授業に関しては,理論的な知識を応用へと結
びつける取り組みと課題の実践を行う予定である。
また様々な通訳分野に応じた実践的なスキルアップ
も行う予定である。
[授業計画]
1.コミュニケーションの視点をどのように通訳に生
かすか(理論から応用へ)
2.インタビューの技術と実践(情報を引き出しまと
める技術)
3.インタビューを応用した通訳トレーニング(対話
から上級の会話へ)
4.通訳案内士としての通訳:活動内容と意義(実務
としての通訳案内)
5.通訳案内士としての通訳:実際のトレーニングと
活用(実務上の知識と技術)
6.プレゼンテーションについてニ構成と作成(分析
と構成,用語等)
7.プレゼンテーションについて:通訳と技術(速読・
即聴と通訳)
8.逐次通訳の技術と実践:パラグラフ通訳,通訳メ
モ等(具体的な技術)
9.逐次通訳の技術と実践:場面ごとの通訳(臨機応
変な活動)
10.放送英語の特徴:ニュース報道等の特徴について
(音声メデイアの英語)
11.同時通訳の技術と実践:リピー卜練習,シヤドウ
イング(具体的な技術)
12.同時通訳の技術と実践:スラツシュリスニング等
(具体的な技術と応用)
13.放送英語の通訳:テレビ報道等の用語と通訳(報道・
映像メデイアの英語)
14.放送英語の通訳:ラジオニュースの用語と通訳(映
像のないメデイアの英語)
15.通訳の技術・仕事の将来性(様々な新しい技術や
教材の紹介と今後の通訳活動の展望)
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[参考書・参考資料等]
参考資料や参考図書,訓練上のペーパー等はその都
度配布する予定である。
状況により,他のテキストや文献の活用する
[学生に対する評価]
①実行力(25%)
②3回実施予定のフィードバッ
クの報告(各25%)
討論や発表を通して,教授法の基本原理を理解する必
要がある
[成績評価の方法]
課題・レポートの提出状況(80%)
,予習・復習・
授業中の質疑応答の振子等(20%)を含めて総合評価
を行う。
−425−
大学院
1.夏期休業中の課題についての確認
2.夏期休業中の課題についての確認
3.研究記録について 研究のプロセスや内容を確認,
次の段階の研究分野について提案
4.マインドマップについて 研究のプロセスや内容
を確認,研究調査分野の絞込み
5.アウトラインについて 研究のプロセスや内容を
確認し,詳細を追加 6.第1草稿750語を提出。一文ごとの読み合わせを
実施し訂正箇所を確認
7.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来ている
が確認 次の研究への提案
8.参考文献について MLAガイドラインに基づき,
それぞれの参考文献の確認
9.第2草稿1500語を提出。一文ごとの読み合わせを
実施し訂正箇所を確認
10.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来ている
が確認 次の研究への提案
11.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来ている
が確認 次の研究への提案
12.第3草稿2500語を提出 一文ごとの読み合わせを
実施し訂正箇所を確認
13.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来ている
が確認 次の研究への提案
14.書き直しについて 訂正すべき箇所が出来ている
が確認 次の研究への提案
15.最終草稿3000語(参考文献を含む)を提出 授業
の反省
[授業の概要]
通訳論とその演習Ⅱ
後 期
翻訳論とその演習Ⅰ
前 期
渡辺 浩
2単位
戸田 仁
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
単なる作家・作品論を検討するだけではなく,時代
背景をしっかりとふまえた作品分析と作家の思想的変
遷を考えてゆきたい。特に20世紀は二度の世界大戦を
経験し,大いに社会的思潮・風潮が激変した時代であ
る。そうした意味で,19世紀末から20世紀に半ばまで
を中心にオーウェルとコンラッドに焦点を当てて考察
し,その文学と社会背景理解を到達目標とする。
[授業の概要]
後期の授業においてはイギリスの植民地が最大とな
るビクトリア朝の終盤から活躍を始め,第一次大戦後
まで創作活動を続けたジョセフ・コンラッドを中心に
取り上げる。特にポストコロニアリズムの思想にも大
きな関連がある傑作「闇の奥」の解釈に焦点を当てて,
彼の思想上の背景と,時代ごとの解釈を考察してみる
予定である。
[授業計画]
1.コンラッドを生み出した背景(亡命者としての発
想と運命)
2.コンラッド作品の時代的展開(実体験と創作の関
連性)
3.コンラッドの現代性(モダニズム的な要素)
4.「闇の奥」の解釈の多様性(歴史,政治,悲劇の
背景)
5.「闇の奥」に関する近年の解釈と分析(ポスト・
コロニアルにおける解釈等)
6.「闇の奥」にまつわる当時の世相と世界情勢(ベ
ルギーと帝国主義)
7.コンラッドの国際的影響と評価(作家たちへの影
響)
8.小説舞台の多様性Oンラッドの国際性の意義)
9.作品からみる恐怖と政治思想(コンラッド的恐怖
感と政治観)
10.コンラッドのモダニズム(コンラッドの新しさと
奇抜さ)
11.コンラッドの心理小説(コンラッドの卓越した心
理描写−『ナーシサス号』,「青春」等も含めて)
12.コンラッドの自伝的要素再検討(自伝『海の鏡』
等を通して)
13.英国の中のコンラッド(英国内での評価の変遷)
14.胤ポストコロニアルの中のコンラッド(サイード
等によるコンラッド評価)
15.現代の論点と課題(新しい戦後社会での評価と今
後の課題)
[授業の到達目標及びテーマ]
翻訳は一つの言語を別の言語に機械的に移す作業
ではなく,一種の創造行為である。出来るだけ自然
な日本語に変える技術を身に付けることを目標とす
る。
[授業の概要]
翻訳に関する基本的なルールを学び,それらを活
かしてプリントの英文を翻訳する作業を行う。毎回
レポートを提出させる。
[授業計画]
1.翻訳の基本的なルール(一)
2.翻訳の基本的なルール(二)
3.翻訳の基本的なルール(三)
4.翻訳の基本的なルール(四)
5.翻訳の基本的なルール(五)
6.プリント(1)
7.プリント(2)
8.プリント(3)
9.プリント(4)
10.プリント(5)
11.プリント(6)
12.プリント(7)
13.プリント(8)
14.プリント(9)
15.プリント(10)
[テキスト]
適宜プリントを配り,それを使う。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
参考資料等は必要に応じてその都度指定・配布を行
う。
[成績評価の方法]
課題・レポートの提出状況(80%),予習・復習・
授業中の質疑応答の様子等(20%)を含めて総合評価
を行う。
[参考図書・参考資料等]
特になし。
[成績評価の方法]
レポートの出来によって評価する。
−426−
大 学 院
ブラックボード使用
翻訳論とその演習Ⅱ
後 期
現地調査特論Ⅰ
前 期
戸田 仁
2単位
苅米 一志
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
前期よりも難しい英文の翻訳を試み,翻訳する力
を高めることを目標とする。
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史学における現地調査の方法論について,地理学・
考古学・民俗学などに学びつつ,その確立のためのア
プローチを行なう。荘園というフィールドを最終目標
として,その方法論を習得する。
[授業の概要]
地理学・考古学・民俗学などの分野から,荘園史の
構築に寄与しうる方法論を抽出し,具体的なフィール
ドにどのように適用していけるかを検討・議論する。
[授業計画]
[授業の概要]
前期よりも難しい英文のプリントを配り,翻訳さ
れた日本語をさらに練る訓練を行う。
[テキスト]
[テキスト]
プリント(英文の候補は決めてあるが,変える必
要があれば適宜変える)
[参考図書・参考資料等]
特に定めないが,フィールドワークの方法論につい
て述べた,地理学・文化人類学・民俗学など,歴史学
以外の分野から論考を選んで,その読解と報告を義務
付ける。
[参考書・参考資料等]
服 部 英 雄『 景 観 に さ ぐ る 中 世 』( 新 人 物 往 来 社,
1995年)
R.エマーソン他『方法論としてのフィールドノート』
(新曜社,1998年)
[学生に対する評価]
[成績評価の方法]
レポートによって評価する。
授業に対する姿勢(出席,発言,報告の仕方など)
を40%,独創的な方法論の提唱ができるかどうかを
30%,学期末に課題とするレポートの内容を30%の割
合で評価する。
−427−
大学院
[授業計画]
1.プリント(1)
2.プリント(2)
3.プリント(3)
4.プリント(4)
5.プリント(5)
6.プリント(6)
7.プリント(7)
8.プリント(8)
9.プリント(9)
10.プリント(10)
11.プリント(11)
12.プリント(12)
13.プリント(13)
14.プリント(14)
15.プリント(15)
1.歴史学の素材としての「現地」 ̶ 史料が錯綜す
る場としての「現地」とは?
2.地理学的情報の整理① ̶ 測量と作図の基本
3.地理学的情報の整理② ̶ 歴史的な地図・絵図と
現代の地図を比較する
4.地理学的情報の整理③ ̶ 地名に秘められた歴史
の意味を探る
5.考古学的情報の整理① ̶ 発掘とモノ資料の扱い
の基本
6.考古学的情報の整理② ̶ モノにこめられた信仰
を探る
7.考古学的情報の整理③ ̶ 石造物の調査法の基本
8.文献学的情報の整理① ̶ モノとして古文書をと
らえる
9.文献学的情報の整理② ̶ 文書の作成・伝達・保
管のあり方
10.文献学的情報の整理③ ̶ 近世古文書の調査法
11.文献学的情報の整理④ ̶ 情報の宝庫としての「土
地台帳」を読解する
12.民俗学的情報の整理① ̶ 村落の調査にあたって
の注意事項
13.民俗学的情報の整理② ̶ 民俗調査における「聞
き書き」と「質問紙法」
14.民俗学的情報の整理③ ̶ 現代に残る祭祀の観察
と記録の方法
15.諸資料の統合 ̶ 荘園の調査を例とした最終的な
方法論の構築
ブラックボード使用
現地調査特論Ⅱ
後 期
メディア政治特論I
前 期
苅米 一志
2単位
井上あえか
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
特定の荘園を設定して,それに関する情報を網羅的
に検討するとともに,学期末に現地調査を実施するこ
とを予定して,そのための方法論を練り上げる。歴史
学的現地調査法の確立と習得を目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
今日,メディアは一国の政治を動かし,戦争を引
き起こす力さえもつ。そうしたメディアの機能を理
解し,国内外の政治を批判的に見通す力を養うこと
を目標とする。
[授業の概要]
一つの荘園を選定して,地理学・考古学・文献史学・
民俗学など隣接分野における情報を収集して,現地調
査を行なう。学期末の調査結果を検討して,荘園史を
再構築する。
[授業計画]
1.荘園の選定作業① ̶ 全国的な荘園調査の概況と
傾向
2.荘園の選定作業② ̶ 荘園の選定と研究史の検討
3.荘園の選定作業③ ̶ 主要な論文の読解と批判的
検討
4.地理学的なアプローチ① ̶ 現代の地図,航空写
真などによる景観の確認
5.地理学的なアプローチ② ̶ 歴史的な地図・絵図
の把握と検討
6.地理学的なアプローチ③ ̶ 文献史料からの地名
の抽出,土地台帳の検討
7.考古学的なアプローチ① ̶ 発掘調査の状況と報
告書の検討
8.考古学的なアプローチ② ̶ 出土品の傾向の把握
と検討
9.民俗学的なアプローチ① ̶ 現地における伝承の
あり方の把握
10.民俗学的なアプローチ② ̶ 祭祀慣行の確認と文
献史料との比較
11.荘園調査にむけて① ̶ 調査項目の選定と役割分
担の確認
12.荘園調査にむけて② ̶ 自治体との連絡と協力体
制の確立
13.調査成果の検討① ̶ カードの整理と情報の取捨
選択
14.調査成果の検討② ̶ 先行研究および文献史料と
の比較対照
15.荘園史の再構築 ̶ ふたたび荘園のモノグラフを
作成する
[テキスト]
特に定めないが,苅米一志『荘園社会における宗教
構造』
(校倉書房,2004年)
,中野栄夫『荘園の歴史地
理学的世界』
(同成社,2006年)などの方法論を適宜
参照し,また批判的に検討する。
[参考書・参考資料等]
佐藤郁哉『フィールドワークの技法』新曜社,2002年
アジア農村研究会『学生のためのフィールドワーク
入門』めこん社,2005年
[学生に対する評価]
授業に対する姿勢(出席,発言,報告の仕方など)を40%,
積極的な調査の実施ができるかどうかを30%,学期末に課
題とするレポートの内容を30%の割合で評価する。
[授業の概要]
1990年代以降,各地の地域紛争と大国,およびメ
ディアのかかわりを扱ったテキストを輪読する。
[授業計画]
1.砂漠の小さな放送局
2.電波の種,中東に蒔かれる
3.アラブ世界への衝撃
4.アラブ世界への衝撃
5.反イスラエル闘争の真実
6.アフガニスタンとタリバン
7.アルジャジーラかCNNか(1)
8.アルジャジーラかCNNか(2)
9.現地から報道するということ
10.イラク戦争,特派員の殉職
11.テロリストに電波を使用させる
12.アラブ人と言論の自由
13.英語放送は未来を開くか
14.日本の国際放送と世界
15.メディアを警戒しつつ生かすために
[テキスト]
ヒュー・マイルズ『アルジャジーラ 報道の戦争』
(光文社,ISBN-13: 978-4334961848)
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
教室での報告の内容と参加態度によって評価する。
−428−
大 学 院
ブラックボード使用
メディア政治特論Ⅱ
後 期
歴史遺産解説特論Ⅰ
前 期
井上あえか
2単位
賈 鍾壽
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
日本は優れた伝統文化や歴史遺産をもちながら,
それを充分活用しているとはいえない。優れた文化
とその歴史遺産を観光産業化・資源化し,内外の観
光客に水準の高いサービスと文化や歴史遺産の正確
な知識を伝達できる専門解説員の養成を目指す。
[授業の概要]
同時多発テロとその後の戦争をめぐって,アジア
の各国がどのような論調でこれを伝えたかを記録し
た書物を輪読し,いわゆる「テロとの戦争」を多角
的に理解する。
[授業の概要]
伝統文化や歴史遺産の「広報大使」の役割をする
歴史遺産解説員の養成は非常に至急な状況に来てい
る。地方自治団体ごとに外国観光客を誘致に総力を
挙げているにもかかわらず,観光客をサービスする
専門人力が少ない。特論Ⅰは歴史遺産を活用して,
文化観光産業として育成するための歴史遺産解説員
に求められる知識を深める。
[授業計画]
1.パキスタン
2.インド
3.ネパール
4.バングラデシュ
5.スリランカ
6.インドネシア
7.マレーシア
8.フィリピン
9.タイ
10.シンガポール
11.ミャンマー,カンボジア,ラオス,ベトナム
12.中国,台湾
13.韓国,北朝鮮
14.世界の四分の三は今何を考えているか
15.テロ事件,アフガニスタン空爆とアジア
[授業計画]
1.歴史遺産の保存と活用(長屋王邸・岡山津島遺
跡・吉野ヶ里遺跡の事例分析)
2.歴史遺産を活用した多用な文化コンテンツ
3.古都の文化コンテンツ開発
4.古都の活用(慶州・奈良・京都の事例分析)有
形文化財の活用
5.有形文化財の活用
6.無形文化財の活用
7.歴史遺産を活用した観光商品
8.歴史遺産解説員の必要性と目的
9.歴史遺産解説員の制度(韓国の事例分析)
10.歴史遺産解説の類型
11.歴史遺産解説の方法
12.解説員の準則と姿勢
13.歴史遺産解説員の活動
14.歴史遺産解説員の役割
15.吉備地方における歴史遺産の文化コンテンツ開
発
[テキスト]
重冨真一,中川雅彦,松井和久編『アジアは同時
テ ロ・ 戦 争 を ど う 見 た か 』( 明 石 書 店,ISBN-13:
978-4750315263)
[テキスト]
プリントを配布
[参考図書・参考資料等]
教室で適宜指示する。
[成績評価の方法]
教室での報告の内容と参加態度によって評価する。
[参考書・参考資料等]
必要に応じて紹介する
[学生に対する評価]
①地域の歴史遺産を如何に活用するか,または②
歴史遺産解説員は何かについてレポートを書く
(50%)。
必要に応じて諸外国の事例分析を行い,その結果
を発表する(50%)
−429−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
アメリカや日本の大手マスコミが報じる戦争と,
アジアの各国が報じる戦争の姿を比較し,一つの事
件が報じられ方によっていかに多様な姿を見せるか
理解することを目標とする。
ブラックボード使用
歴史遺産解説特論Ⅱ
後 期
歴史遺産保護行政特論Ⅰ
前 期
賈 鍾壽
2単位
出宮 徳尚
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産解説員に求められる正確かつ幅広い知識
の獲得と,歴史遺産を活用した企画立案の実務能力
およびプレゼンテーション能力の向上を目指す。
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産保護行政の根幹をなす文化財保護法の認
識と理解を図る。
[授業の概要]
政府が「観光庁」を新設したのは文化観光の重要
性を認識した大きな意味がある。歴史遺産を活用し
た文化コンテンツ産業は今後注目されることが予測
されている。多様な能力をもつ歴史遺産解説員によ
る「よりベストな歴史遺産の活用の道」を探る。
[授業計画]
1.歴史遺産解説の理論と実演
2.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論①古代の吉備地方
3.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論②岡山と倉敷
4.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論③飛鳥・奈良・京都
5.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論④ソウル
6.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論⑤扶余・公州・全州
7.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論⑥慶州
8.歴史遺産を活用した観光商品の開発と解説方法
論⑦バリ島
9.歴史遺産とエコ・ツアーリズム①スンバ島の事
例分析
10.歴史遺産とエコ・ツアーリズム②フローレス島
の事例分析
11.歴史遺産とエコ・ツアーリズム③スレウェシ島
の事例分析
12.歴史遺産の活用とツアー・ガイド
13.歴史遺産の活用とツアー・キューレイター
14.歴史遺産を活用したツアー・マーケティング
15.観光と歴史遺産の保存の問題
[授業の概要]
歴史遺産を包括する文化財の保護行政と,文化財
保護法の規定する保護保存と活用の施策内容の概要
を学ぶ。
[テキスト]
プリントを配布
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[参考書・参考資料等]
必要に応じて紹介する
[学生に対する評価]
テーマごとに主な歴史遺産を取り上げ,プレゼン
テーションを行う(50%)。
歴 史 遺 産 を 活 用 し た 観 光 商 品 を 企 画・ 立 案 す る
(50%)
[授業計画]
1.歴史遺産の保護保存と文化財保護行政
2.文化財保護行政の歩み
3.文化財保護法の制定(理念と目的及び法体系並
びに変遷)
4.文化財保護法の詳論①
5.文化財保護法の詳論②
6.文化財保護法の大系
(所有者・国及び自治体・行政)
7.文化財保護行政の概要① 指定とその対応
8.文化財保護行政の概要②
有形及び無形並び民俗の各文化財
9.文化財保護行政の概要③ 記念物
10.文化財保護行政の概要④ 埋蔵文化財
11.文化財保護行政の概要⑤
景観及び建造物群並びに登録文化財
12.指定文化財・登録文化財の保存と活用
13.史跡等の保存と整備と活用
14.文化財保護行政と諮問等の委員会
15.地方自治体の文化財保護行政
[参考図書・参考資料等]
文化庁文化財部監修『文化財保護関係法令集』
(ぎょうせい)
[成績評価の方法]
課題に対するレポートの内容で評価
−430−
大 学 院
歴史遺産保護行政特論Ⅱ
後 期
文化財保護活動特論
前 期
出宮 徳尚
2単位
土井 通弘
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史遺産保護行政でも施策的に中心を占める史跡
等に焦点を置いて,具体的内容の認識を図る。
[授業の到達目標及びテーマ]
歴史上に生起した広義の意味での“文化財保護活
動”の具体的様相を読み解きながら,近代の文化財
保護活動の成立と意義を理解させる。
[授業の概要]
特論Ⅰの継承発展として,行政的に実施されてい
る史跡等の保護保存と整備活用の,施行と実態の様
相を展望していき,歴史遺産保護の現況を認識把握
する。
[授業の概要]
美術工芸史資料を中心に文化財保護活動史を概観
し,その将来的意義について,近代博物館活動や学
術的研究の側面から考察していく。
[テキスト]
非使用(プリント配布)
[テキスト]
授業時にプリントを配布
[参考図書・参考資料等]
文化庁文化財部記念物課監修『史跡等整備のてび
き』(同成社)
[参考書・参考資料等]
『文化財保護必携』(第一法規出版)
[成績評価の方法]
課題に対するレポートの内容で評価
[学生に対する評価]
課題レポートにより評価
−431−
大学院
[授業計画]
1.歴史遺産の調査研究と普及及び活用の活動
2.埋蔵文化財の保護行政
3.史跡等の保護行政の概要
4.史跡等の保存整備の歴史
5.史跡等の保護保存対策
6.史跡等の環境整備
7.ケーススタディ(史跡岡山城跡)
8.史跡等の構成要素であった歴史的建造物の復元
9.大規模(大型一体的)史跡の保存整備
10.続大規模史跡及び歴史の道関連の保存整備
11.文化庁とは別の史跡等を活用した保存整備
12.史跡等の公開・活用の施設(ハード面)
13.活用事業(ソフト面)の展開と運営・地域連帯
14.史跡整備のコンセプトと技術大系
15.文化財保護法施行の実務的問題点
[授業計画]
1.正倉院の歴史とその意義
2.近代における“正倉院展”の登場とその意味
3.平安前期における入唐求法僧関連資料の保存行
為
4.鎌倉前期東大寺再建事業と文化財保護の意義
5.室町期『君台観左右帳記』を読む ̶ 文化伝承
の一様相 ̶
6.江戸前期における大寺院復興のねらいとその意
味 ̶ 比叡山の復興と日光東照宮造営 ̶
7.プレ近代博物館活動事始 ̶ 物産会の興隆 ̶
8.シーボルト博物館学とパークス和紙コレクショ
ンの形成
9.明治維新と文化伝承の相克
10.明治10年代“文化財流出”の実相 ̶ ボストン
美術館の日本美術コレクション ̶
11.明治20年代臨時全国宝物取調べ事業と古社寺保
存法
12.美術院第二部文化財修復の歴史 ̶ 岡倉天心と
新納忠之介 ̶
13.国宝保存法と重要美術品認定制度
14.国宝保存法の成立とその目的
15.近代博物館の成立と学術研究
ブラックボード使用
哲学と倫理の諸問題
後 期
虫明 茂
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人文科学上の様々なテーマについて言語・文化・
歴史探究ないし表現・実践・歴史活用の観点から研
究するために必要な哲学・倫理学の知識を掘り下げ
て学ぶと共に,種々の問題について哲学的・倫理学
的に考察し分析する技法を身につける。
[授業の概要]
言語,文化,歴史,表現,実践などに関する哲学
史・倫理学史上の理論,およびこれらに関連する諸
問題を分析し論ずるための方法論について講義し,
具体的な事例に即して問題を考察し解決方法を模索
する訓練を行う。
[授業計画]
1.人文科学と哲学・倫理学の方法論
2.言語の哲学(1)(言語の本質,記号論,言語と社
会)
3.言語の哲学(2)(W・フンボルト,L・ヴィトゲ
ンシュタイン)
4.文化の哲学(1)(文化の本質,文明,文化と社会)
5.文化の哲学(2)(H・リッカート,A・シュヴァ
イツァー)
6.歴史の哲学(1)(歴史の本質,歴史と人間,歴史
と社会)
7.歴史の哲学(2)(J・ヘルダー,G・ヘーゲル)
8.表現の哲学(1)(表現の本質,生と表現,表現と
社会)
9.表現の哲学(2)(W・ディルタイ,H・ベルクソ
ン)
10.実践の哲学(1)(実践の本質,理論と実践,実践
と社会)
11.実践の哲学(2)(I・カント,M・ハイデガー)
12. 現代社会の倫理問題(1)(技術の本質,人間と技
術,技術と社会)
13.現代社会の倫理問題(2)(生命の本質,生命技術,
生命倫理)
14.現代社会の倫理問題(3)(精神の本質,心と脳,
脳神経倫理)
15.現代社会と哲学・倫理の諸問題
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示する。
[成績評価の方法]
平常点(授業中に随時課すミニレポート,プレゼ
ンテーション,小テスト)で評価する。
−432−
大 学 院
初等教育学専攻
大 学 院
教育学特論AⅠ
(カリキュラム論)
佐藤 和順
前 期
2単位
教育学特論AⅡ
(教育思想史)
佐藤 和順
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
・初等教育カリキュラムの研究
初等教育の基礎段階である幼稚園におけるカリ
キュラムに関して,歴史的・政策的な観点,実践的・
開発的な観点から理論的考察を加えるなかで,教育
実践者としての幅の広い高度な専門性を修得させる
ことを目的とする。さらに,幼小連携の観点から小
学校低学年のカリキュラムについても言及する。こ
の講義の中で得た知識や技法を基に,就学前教育・
初等教育に携わる者として,理論に支えられた実践
的職能の更なる形成が期待される。
・近代教育史の概観とデューイ思想の再評価
今日,わが国においても教育問題に関する議論は
多く噴出している。深刻な教育問題が注目されるに
伴い,近代教育思想もまた問い直されている時期で
もある。このような現代的状況を踏まえ,人間性を
主眼とする近代教育思想の再検討を試みる。本講義
においては,日本の教育学成立に大きな影響を与え
た代表的な教育思想を学ぶとともに,わが国の教育
との関係性にも着目をする。
[授業の概要]
フランス・ドイツ・アメリカを代表する近代教育思
想を概観する。具体的には,ルソー・ペスタロッチ・
フレーベル・デューイの著作を通して各思想の理解に
努める。特に,デューイについてはその思想の理解の
みならず,アメリカ,日本における現代の評価と教育
関係の関係性に着目をして,詳細を検討する。
実際使用されているカリキュラムをもとに,その成
立過程における多様な力学を分析する。特に,倉橋惣
三に代表される児童中心主義による望ましいカリキュ
ラム開発の視座について検討する。そこから導き出さ
れるカリキュラム実践者として必要となる知識や技能
を模索することで,具体的な職能の形成につなげていく。
[授業計画]
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.近代教育思想概説
3.ジャン・ジャック・ルソー『学問芸術論』の講読
と論議
4.ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ『隠者の夕暮れ』
の講読と論議
5.フリードリヒ・フレーベル『人間の教育』の講読
と論議
6.ジョン・デューイ『学校と社会』の講読と論議①(第
1・2章)
7.ジョン・デューイ『学校と社会』の講読と論議②(第
3・4章)
8.ジョン・デューイ『学校と社会』の講読と論議③(第
5・6章)
9.ジョン・デューイ『学校と社会』の講読と論議④(第
7・8章)
10.ジョン・デューイ『学校と社会』の講読と論議⑤(総括)
11.アメリカにおけるデューイ教育思想の再評価
12.日本におけるデューイ教育思想の再評価
13.日本の教育改革とデューイの再評価①(宇沢弘文・
佐藤学の再評価)
14.日本の教育改革とデューイの再評価②(デューイ
のリベラリズム理解)
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
田中亨胤「幼児教育カリキュラムの研究」日本教育
センター(ISBN4-89026-091-9)
倉橋惣三「幼稚園真諦」フレーベル館
(ISBN4-577-80046-2)
ジョン・デューイ著,市村尚久訳「学校と社会・子
どもとカリキュラム」講談社学術文庫
(ISBN4-06-159357-9)
杉浦宏編「現代デューイ思想の再評価」世界思想社
(ISBN4-7907-0995-7)
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて適宜指示する
必要に応じて適宜指示する
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)
・課題レポート発表(30%)・
授業態度(10%)を総合的に評価
期末レポート(60%)
・課題レポート発表(30%)・
授業態度(10%)を総合的に評価
−433−
大学院
1.オリエンテーション
2.カリキュラム研究の諸相
3.就学前教育カリキュラムの多様性と責任制①(幼
児教育論の諸相)
4.就学前教育カリキュラムの多様性と責任制②(ア
メリカにおけるエイジェント・カリキュラム)
5.初等教育カリキュラムの多様性と責任制
6.教育カリキュラム・イデオロギーの発達と構造
7.倉橋惣三と児童中心主義①(「幼稚園真諦」第一編)
8.倉橋惣三と児童中心主義②(「幼稚園真諦」第二・
三編)
9.教育目標分析からみたイデオロギー構造①(分析
の目的と方法)
10.教育目標分析からみたイデオロギー構造②(分析
事例)
11.指導計画のフォームとイデオロギー①(指導計画
の枠組みと概念)
12.指導計画のフォームとイデオロギー②(指導計画
フォームの開発)
13.カリキュラム開発の方策
14.カリキュラム開発の視座
15.まとめ
[授業の概要]
教育学特論BⅠ
(教育社会学)
佐藤 和順
前 期
2単位
教育学特論BⅡ
(現代教育の課題)
佐藤 和順
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
・教育社会学研究法の理解
教育社会学に依拠する実証的研究の理論を学ぶと
ともにその方法を習得し,修了研究の基礎となる教
育研究の手法を身につけることを目的とする。
・男女共同参画社会構築のための教育
「学校の中で性の不平等(セクシズム)がどのよ
うに再生産されているのか」という問いに関しては,
欧米の研究者達を中心に1970年代から盛んに追及さ
れてきた。学校といっても,学校段階によって組織
や運営のあり方,文化の在り様は異なる。現代日本
の学校教育をジェンダーの観点から概観すると,そ
の後何年にもわたって続くことになる学校教育の入
り口にあたる幼稚園・小学校におけるジェンダーと
教育の関係性の研究は,セクシズム解消の観点から
も意味を有すると思われる。本講義では,男女共同
参画社会形成のために,幼児教育・初等教育段階に
おいて教師にはどのようなジェンダー理解が必要で
あり,具体的な教育方法にはどのような配慮が必要
であるのかを検討する。
[授業の概要]
教育研究に係る代表的な方法としてアンケート調査,
エスノグラフィー及びライフヒストリー的研究に着目
し,その手法の基礎を学ぶ。教育研究の一般的なアプ
ローチの①課題の発見,②課題の明確化,③課題解決
に必要な情報の獲得,④情報の分析及び⑤解釈の観点
の理解と実際の研究の方法について,その研究方法を
実施することにより効果と課題を学ぶ。併せて,研究
の前提となる研究に関する倫理についても学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育研究のプロセス
3.研究に関する倫理①(研究対象者の人権)
4.研究に関する倫理②(研究者の説明責任)
5.アンケート調査の理論と実際①(理論と質問紙作
成の実際)
6.アンケート調査の理論と実際②(データの処理)
7.アンケート調査の理論と実際③(データの分析)
8.エスノグラフィーの理論と実際①(理論と仮説構
築)
9.エスノグラフィーの理論と実際②(フィールドワー
クの実際とフィールドノートの処理)
10.エスノグラフィーの理論と実際③(データの分析)
11.ライフヒストリーの理論と実際①(理論と仮説構
築)
12.ライフヒストリーの理論と実際②(インタビュー
の実際とデータの処理)
13.ライフヒストリーの理論と実際③(データの分析)
14.研究手法の統合の意味と課題
15.まとめ
[テキスト]
石川淳志他「見えないものを見る力【社会調査とい
う認識】」八千代出版(ISBN4-8429-1087-9)
志水宏吉変「教育のエスノグラフィー」嵯峨野書院
(ISBN4-7823-0258-4)
アイヴァー・グッドソン・パット・サイクス「ライ
フヒストリーの教育学」昭和堂(ISBN4-8122-0617-0)
[授業の概要]
男女共同参画社会構築に関わるジェンダー概念の理
解とこれまでの教育とジェンダーに係る先行研究の整
理を行う。その上で,初等教育における男女共同参画
社会構築のための教育のあり方を検討する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ジェンダー・パースペクティブと教育研究の接点
①(ジェンダーと教育研究の接点)
3.ジェンダー・パースペクティブと教育研究の接点
②(フェミニズム教育学)
4.幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化①(環
境要因)
5.幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化②(集
団の作用)
6.幼児期におけるジェンダー形成と子ども文化③(子
どもと保育者の相互作用)
7.小学校における隠れたカリキュラム①(教室にお
けるジェンダー形成)
8.小学校における隠れたカリキュラム②(ジェン
ダー・トラック)
9.小学校における隠れたカリキュラム③(教育達成
のジェンダー構造)
10.教育達成のジェンダー構造
11.良妻賢母思想と公教育体制
12.母性神話と3歳児神話
13.ジェンダー・フリー教育再考①(事例研究と課題
抽出)
14.ジェンダー・フリー教育再考②(ジェンダー・セ
ンシティブの重要性)
15.まとめ
[テキスト]
木村涼子編「ジェンダーと研究」日本図書センター
(ISBN978-4-284-30260-9)
必要に応じて適宜指示する
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて適宜指示する
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)
・課題レポート発表(30%)
・
授業態度(10%)を総合的に評価
[成績評価の方法]
期末レポート(60%)
・課題レポート発表(30%)
・
授業態度(10%)を総合的に評価
[参考図書・参考資料等]
−434−
大 学 院
教育心理学特論AⅠ
(自律性概念によるしつけ論再考)
北川 歳昭
前 期
2単位
教育心理学特論AⅡ
(教室空間の座席行動)
北川 歳昭
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
自律性概念の教育心理学的理解。自律性の発達に関
する教育心理学的研究−構成主義心理学によるしつけ
論の検討−
座席行動研究の教育心理学上の意義を理解する。教
室空間における座席行動の研究−着席位置の読み取り
から座席指導へ−
[授業の概要]
[授業の概要]
ピアジェ理論(構成主義心理学)においては,教育
の目標は自律性の獲得である。現代日本の教育におい
ても,自律性autonomyの概念は,教育の目標にとど
まらず,教育の方法・内容・評価にも関わる鍵概念と
位置づけられている。本講では,自律性の概念を教育
心理学の立場から再検討するとともに,子どもの自律
性の発達を軸に,行動主義心理学や伝統的なロマン主
義心理学と対比しながら,家庭のしつけ場面や学校・
園の授業保育場面における言葉かけのあり方について,
教育心理学(構成主義心理学・認知発達論)の立場か
ら考察し,子どもの自律性の発達を促すしつけ論の構
築を目指す。
座席行動は,非言語的コミュニケーションの重要な
チャネルの1つであり,観察されやすく,意図的に操
作することが可能な特徴である。教室における座席行
動,とりわけ着席位置は,学習者の心理を知る上で重
要な行動指標になる。着席位置の教育心理学的意味を
探るとともに,学習者の行動を統制する力をもつ座席
指導の学級経営上のあり方について考察する。
[授業計画]
[授業計画]
1.オリエンテーション(到達目標・テーマの提示,
計画,役割分担等)
2.自律性概念の一般的理解①
3.自律性概念の一般的理解②
4∼9.構成的心理学における自律性概念
(1)ピアジェ①
(2)ピアジェ②
(3)コールバーグ①
(4)コールバーグ②
(5)カミイ①
(6)カミイ②
10.自律性と行動主義
11.自律性と伝統的ロマン主義
12.しつけ論の検討①伝統的しつけ論
13.しつけ論の検討②行動主義的・ロマン主義的しつ
け論
14.しつけ論の再構築①構成主義的心理学に基づくし
つけ論
15.しつけ論の再構築②自律性としつけ論,まとめ・
課題提示
1.オリエンテーション(到達目標・テーマの提示,
計画,役割分担等)
2.非言語行動とその教育心理学的意味
3.空間行動とその教育心理学的意味
4.なわばり
5.スペーシング
6.空間行動としての座席行動
7.座席行動に関わる要因
8.座席位置の効果
9.教室空間の心理的構造
10.スペーシングによる着席位置の説明
11.態度としての座席行動
12.座席指導のあり方①健常児の場合
13.座席指導のあり方②障害児の場合
14.教室以外の場面への応用
15.まとめ・課題提示
[テキスト]
[テキスト]
下の参考書を含め,関連論文など,適宜紹介する。
下の参考書を含め,関連論文など,適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
DeVries, R. & Kohlberg, L. (1987). Programs of
Early Education:The Constructivist's View":
Longman.(ブリーズ,R., コールバーグ,L.加藤泰
彦監訳. 1992 ピアジェ理論と幼児教育の実践−モン
テッソーリ,自由保育との比較研究−(上・下)北大
路書房)
北川歳昭(著)(2003)『教室空間における着席位置
の意味』風間書房
家本芳郎・佐藤功(編)
(1981)『座席の指導』あゆ
み出版
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
講義ではあるが,ゼミナール方式で授業を行う。毎
回,課題を発表しながら進めていき,最終的には自分
なりの考えをまとめるレポートを課す。授業への参加
度50%,レポート50%。
講義ではあるが,ゼミナール方式で授業を行う。毎
回,課題を発表しながら進めていき,最終的には自分
なりの考えをまとめるレポートを課す。授業への参加
度50%,レポート50%。
−435−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
教育心理学特論BⅠ
(教育場面の人間関係)
原 奈津子
前 期
2単位
教育心理学特論BⅡ
(教室場面における対人認知と説得)
原 奈津子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
人間関係の発達,教育場面での人間関係の諸特徴,
教師のメンタルヘルスについて理解を深めるととも
に,最新の研究を概観することにより,教育社会心
理学的な研究方法を習得する。
[授業の到達目標及びテーマ]
教育場面における対人認知および子どもの説得的
コミュニケーション能力の発達について理解を深め
るとともに,最新の研究を概観することにより,教
育社会心理学的な研究方法を習得する。
[授業の概要]
教育の場における諸問題を社会心理学の観点から
論じる。特に,人間関係の発達,教育場面における
人間関係の諸特徴,教師のメンタルヘルスについて,
最近の研究動向を概観するとともに,近年,教育の
現場で取りざたされる人間関係の諸問題について解
決へのアプローチ法を考察する。
[授業の概要]
教育の場における諸問題を社会心理学の観点から
論じる。特に,教育場面における対人認知および子
どものコミュニケーション能力の発達について,最
近の研究動向を概観する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.愛着と内的作業モデル
3.児童期の親子関係
4.仲間関係・友人関係の発達①−幼児期から思春
期まで
5.仲間関係・友人関係の発達②−思春期以降
6.子どもの人間関係を測る
7.子どもと教師の人間関係①−社会的勢力の観点
から
8.子どもと教師の人間関係②−リーダーシップの
観点から
9.教師間の人間関係
10.教師と保護者の人間関係①−保護者への対応
11.教師と保護者の人間関係②−保護者との連携
12.教師のストレス
13.バーンアウト
14.組織としてのメンタルヘルス対策
15.まとめ
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教師による子ども認知①−測定方法
3.教師による子ども認知②−多面的な認知を目指
して
4.子どもによる教師認知①−低学年・中学年
5.子どもによる教師認知②−高学年
6.教師による保護者認知
7.保護者による教師認知
8.教育場面における対人認知のまとめ
9.子どもの説得的コミュニケーション受容能力の発
達①−精緻化見込みモデルの観点から
10.子どもの説得的コミュニケーション受容能力の
発達②−中心的ルートと発達
11.子どもの説得的コミュニケーション受容能力の
発達③−周辺的ルートと発達
12.子どもの説得的メッセージ生成能力の発達①−
他者視点取得の観点から
13.子どもの説得的メッセージ生成能力の発達②−
社会的スキルの観点から
14.子どもの説得的メッセージ生成能力の個人差
15.子どもの説得的コミュニケーション能力の発達
のまとめ
[テキスト]
国内外の研究論文を授業内において指示する。
[テキスト]
国内外の研究論文を授業内において指示する。
[参考図書・参考資料等]
淵上克義(2005)
『学校組織の心理学』日本文化
科学社,ISBN 978-4-8210-6084-9
蘭千壽・古城和敬(1996)
『教師と教育集団の心理』
誠信書房,ISBN 978-4-414-32532-4
[参考図書・参考資料等]
深田博己(編)
(2002)
『説得心理学ハンドブック』
北大路書房
[成績評価の方法]
課題レポート発表(80%)
,受講態度(20%)の
総合評価
[成績評価の方法]
課題レポート発表(80%)
,受講態度(20%)の
総合評価
−436−
大 学 院
教育支援学特論AⅠ
(健康教育と学校保健のあり方)
郷木 義子
前 期
2単位
教育支援学特論AⅡ
(児童の健康問題の研究動向)
郷木 義子
[授業の到達目標及びテーマ]
近年起こっている児童の健康問題とその背景を明
らかにし,学校教育の果たす役割を学ぶ。学校教育
の中でも特に初等教育段階にある児童が生涯を通し
て健康で生きる力をはぐくむ健康教育と学校保健の
あり方についての理解を深める。
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の概要]
様々な健康レベルにある子どもたちが,より健康
な生活を送ることができ,QOLを高めるために教
育職員としてどのような視点をもち教育支援をして
いけばよいのか,その基礎原理と実践活動について
多面的に教授する。
[授業の概要]
[授業計画]
1.ガイダンス 講義計画と内容について
2.学校における教育の目的と目標
3.児童の発育発達と教育
4.児童を取り巻く生活環境
5.子どもの健康問題とその背景⑴ 身体的健康問
題
6.子どもの健康問題とその背景⑵ 精神的健康問
題
7.学校保健の意義
8.学校におけるヘルスプロモーション
9.健康教育と学校保健
10.学校保健を支える人々
11.実践事例の検討⑴ 学校における性教育
12.実践事例の検討⑵ いじめの理解と対応
13.実践事例の検討⑶ 不登校(保健室登校)の理
解と対応
14.関係機関との連携
15.まとめ
[授業計画]
[テキスト]
瀧澤利行「健康文化論」大修館書店
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
適宜資料を配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
各テーマに対するプレゼンテーション(30%),
レポート(60%),講義への貢献度(10%)を総合
的に評価する。
[成績評価の方法]
後 期
2単位
児童の健康問題をテーマに今おこっている問題とそ
の背景,教師として取り組むべき課題を発見し,研究
する能力を身につける。
児童に対する健康教育の実践能力を養うために必要
な専門的理論を修得するために,それらに関する文献
検討と受講者同士の討論によって授業を進める。
児童の健康教育をテーマに,健康問題を研究する理
論を講義と文献検討を通して身につけ,教師としての
実践能力を養う。
B・Gグレイザー,A・ストラウス「データ対話型
理論の発見」新曜社
萱間真美「質的研究実践ノート」医学書院
適宜資料を配布する。
各テーマに対するプレゼンテーション(30%)
,レ
ポート(30%),定期試験の結果(30%)
,講義への貢
献度(10%)を総合的に評価する。
−437−
大学院
1.ガイダンス
2.学校における健康教育の意義及び基本的な考え方
3.健康教育の実践:計画,実施,評価
4.発達段階における健康問題と健康教育実践:幼稚
園
5.発達段階における健康問題と健康教育実践:小学
校
6.発達段階における健康問題と健康教育実践:中学
校
7.発達段階における健康問題と健康教育実践:高等
学校
8.児童の健康問題に関する研究動向−喘息,アレル
ギー
9.児童の健康問題に関する研究動向−小児糖尿病な
ど
10.児童の健康問題に関する研究動向−不登校など
11.児童の健康問題に関する研究動向−薬物乱用
12.児童の健康問題に関する研究動向−関係機関との
連携
13.教職員の果たす役割
14.児童の健康問題の解決に向けて
15.まとめ
教育支援学特論BⅠ
(特別支援教育の実際的問題)
石山 貴章
前 期
2単位
教育支援学特論BⅡ
(特別支援教育の研究動向)
石山 貴章
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園,保育所,小学校,特別支援学校等で必要と
される「特別支援教育」関係の知識や技能の習得を目
指していくとともに,個々の幼児・児童・生徒の実態
に即応した実践力の向上をねらって,演習形式で講義
を展開していく。最終的には,理論と実践を有機的に
結び付けていくことのできる人材育成を目標としてい
る。
本講義では,幼稚園や保育所,小学校等で必要とさ
れている特別なニーズのある幼児,児童,生徒等に対
する教育的アプローチや理論に関連した内容について
の研究動向を把握しながら,通常学校および特別支援
教育現場で求められている障害児保育,教育の専門性
を高めていくことをねらいとしている。また,先行研
究のレビューを丁寧に行いながら,その研究の目的や
意義,研究内容等について討論形式で講義を展開し,
特別支援教育研究の理解を図っていく。
[授業の概要]
本講義では,障害児教育(特別支援教育)の理論と
実際的問題についての理解を深めていくとともに,学
校現場で必要とされる障害児教育実践の幅広い理論を
修得していく。さらに,保育,教育現場の具体的実践
例を取り上げながら,支援者に必要とされる行動力,
創造力,課題解決力と特別支援教育に関する専門性を
養っていく。また,知的障害児者および関連障害の理
解を高めていきながら,学校現場で有効に活用できる
アプローチ方法についても学んでいく。
[授業の概要]
障害児教育に関連した先行研究をベースとしながら,
障害児教育現場で活用できる研究アプローチ法や理論,
実践方法等を学んでいく。また,障害児教育研究のあ
り方や取り組みについて,具体的なテーマや課題を提
示しつつ,講義及び演習を展開していく。最後に,諸
外国の研究動向を把握していくための外書講読も行っ
ていく。
[授業計画]
[授業計画]
1.オリエンテーション 講義計画と内容について
2.特別支援教育の歴史的背景
3.特別支援教育に関する制度・特別支援教育の現状
と課題
4.視覚・聴覚障害児に対する教育的支援
5.知的障害児に対する教育的支援
6.肢体不自由児に対する教育的支援
7.病弱児に対する教育的支援
8.自閉症スペクトラム児に対する教育的支援
9.重度・重複障害児に対する教育的支援
10.LD,ADHD児に対する教育的支援
11∼15.特別支援教育の理解と実践
Ⅰ 幼稚園・保育所における実践
Ⅱ 小学校における実践
Ⅲ 特別支援学校における実践
Ⅳ 校内支援システムと巡回相談,コーディ
ネーターの役割
Ⅴ 関係機関との連携のあり方
定期試験:レポート課題
1.オリエンテーション 講義計画と内容について
2∼4.知的障害および関連領域の教育研究に関する
基礎理論Ⅰ テキスト講読と内容把握
① 知的障害
② 自閉症
③ Dawn症
5∼7.発達障害および関連領域の教育研究の実際 障害乳幼児教育の研究動向
① 発表討論 ADHD
② 発表討論 LD
③ 発表討論 その他
8∼10.特 別 支 援 教 育 の 研 究 理 解 事 例 研 究 の レ
ビューおよび討論①・②・③
11∼13.特別支援教育に関連する研究の実際と研究討
論 量的研究アプローチ
14・15.特別支援教育に関連する諸外国の研究動向 外書講読①・②
[テキスト]
[テキスト]
大沼直樹・吉利宗久【共編著】
(2007)
「特別支援教
育の基礎と動向−新しい障害児教育のかたち」,培風館。
上野一彦・竹田契一・下司昌一(2007)
「特別支援
教育の理論と実践Ⅰ・Ⅱ」,金剛出版。
波 平 恵 美 子・ 道 信 良 子(2005)「 質 的 研 究Step by
Step すぐれた論文作成をめざして」,医学書院。
浦上昌則・脇田貴文(2008)
「心理学・社会科学研
究のための調査系論文の読み方」,東京図書。
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
その他,必要に応じて,資料を配布する
参考書・参考資料等研究論文その他,必要に応じて,
資料を配布する
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
受講態度(20%)
,発表課題(20%)
,レポート課題
(60%)などを総合して評価
受講態度(20%)
,発表課題(20%)
,レポート課題
(60%)などを総合して評価
−438−
大 学 院
教育内容指導法特論AⅠ
(理科・環境における学習指導法)
秋吉 博之
前 期
2単位
教育内容指導法特論AⅡ
(児童における科学概念の構成過程)
秋吉 博之
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・初等教育における学習指導法の開発に関する研究
初等教育のカリキュラムや教授・学習方法などに
ついて構成主義理論に基づいて理解を深める。特に
幼稚園における保育内容領域「環境」,小学校生活
科及び理科のカリキュラムの継続性,教授・学習方
法の開発に関する理論的・実証的研究に必要な能力
を育成する。またあわせて修士論文の作成に必要な
研究能力を習得する。
・初等教育における保育・学習論に関する研究
子ども達の実態を十分に踏まえて保育・授業を構
成していく手法について理解する。すなわち子ども
の既有の考え方から出発し,さまざまな学びを通し
て科学的な見方や考え方ができるように導いていく
手法について理解する。またあわせて実践者として
も必要な研究能力を習得する。
[授業の概要]
[授業の概要]
初等教育における目標・内容論,特に幼稚園におけ
る保育内容領域「環境」,小学校生活科及び理科のカ
リキュラムの継続性を考察する。次いで初等理科学習
論,初等理科の教授方法論,初等理科教材論について
の研究課題について理解する。これらの学習を踏まえ
て,幼児や児童の自然認識ついて考察する。
子ども達の考え方の多様性とその調査方法から子ど
も達の考え方の特質を理解し,子ども達に科学的な意
味を学習させるための方策の検討を行う。次いで個々
の問題意識に応じて研究課題を設定し,研究の方法,
計画,結果,考察などについてゼミナール形式で発表・
討議する。
[授業計画]
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.初等教育の目標・内容論−①幼稚園における保育
内容領域「環境」,生活科の継続性
3.初等教育の目標・内容論−②生活科及び理科の継
続性
4.初等理科学習論−①幼稚園における保育内容領域
「環境」との関連
5.初等理科学習論−②生活科との関連
6.初等理科学習論−③生活科と理科
7.初等理科の教授方法論①認知の発達
8.初等理科の教授方法論②メタ認知
9.初等理科の授業構成論①問題解決
10.初等理科の授業構成論②構成主義
11.初等理科教材論①エネルギー・粒子領域
12.初等理科教材論②生命・地球領域
13.幼児・児童の自然認識①幼児・児童の自然体験
14.幼児・児童の自然認識②幼児・児童の原体験
15.まとめ
1.オリエンテーション
2.子ども達の考え方の多様性とその調査方法
3.子ども達の考え方の特質
4.子ども達に科学的な意味を学習させるための方策
5.科学者と子どの達との科学に対する考え方の相違
6.科学概念の適切な形での導入
7.学校・園のカリキュラムにおける自然科学の位置
づけ
8.教師としての位置づけ①動機づけ
9.教師としての位置づけ②診断者
10.教師としての位置づけ③考え方の刷新
11.保育・学習論に関する学生レポートの発表と討議
①問題の所在
12.保育・学習論に関する学生レポートの発表と討議
②解決すべき課題
13.保育・学習論に関する学生レポートの発表と討議
③課題解決の状況
14.保育・学習論に関する学生レポートの発表と討議
④残された課題
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
オズボーン他編,森本・堀訳『子ども達はいかに科
学理論を構成するか』東洋館出版社,1988
オズボーン他編,森本・堀訳『子ども達はいかに科
学理論を構成するか』東洋館出版社,1988
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
森本真也・他編著『子どもの科学的リテラシー形成
を目指した生活科・理科授業の開発』東洋館出版社,
2009
その他,必要に応じて適宜,学術論文等を指示する。
森本真也・他編著『子どもの科学的リテラシー形成
を目指した生活科・理科授業の開発』東洋館出版社,
2009
その他,必要に応じて適宜,学術論文等を指示する。
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
期 末 レ ポ ー ト(40 %)・ 課 題 レ ポ ー ト 発 表 と 討 議
(40%)・受講態度(20%)を総合的に評価
期 末 レ ポ ー ト(40 %)・ 課 題 レ ポ ー ト 発 表 と 討 議
(40%)・受講態度(20%)を総合的に評価
−439−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
教育内容指導法特論BⅠ
(初等音楽教育における教授方法論)
古山 典子
前 期
2単位
教育内容指導法特論BⅡ
(音楽教育学の研究動向と研究方法論)
古山 典子
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
・初等教育における音楽指導法及び学習開発に関する
研究
初等教育における音楽教育カリキュラムや教授・
学習方法などについて理解する。小学校の音楽科教
育,ならびに領域「表現」での音楽的な側面に視点
をおき,カリキュラムの内容とその系統性の理解と
その開発,教授方法,教材論に対する理論的・実証
的研究に要する能力を修得する。
・初等教育における保育・学習論に関する研究
幼児期及び学童期の子どもたちの音楽カリキュラ
ムの在り方について,文化的視点や認知心理学的視
点から考察を行うとともに,実際の音楽指導場面か
ら,子どもたちの学びの様子と指導者の行動を分析
し,音楽指導に不可欠な理論と実践的知識を一層深
める。また,音楽教育研究に必要なスキルを獲得する。
[授業の概要]
初等教育において音楽指導がいかに行われているの
かを,諸外国の様々なカリキュラム分析を通して学ぶ。
また,ハワード・ガードナーらによる「ハーバード・
プロジェクト・ゼロ」に焦点をあて,認知心理学的な
見地から音楽能力の理解を深める。次いで,音楽教育
研究の方法論について検討した上で,個々の問題意識
に基づいて実際の音楽指導場面の分析・考察を行い,
実践的な研究能力を修得する。本授業は,各回のテー
マに即して個々に分析・考察を行わせ,発表と討議に
よって進める。
初等教育における音楽教育の目標及び内容について,
領域「表現」から音楽科教育へのカリキュラムの系統
性を踏まえながら理解するとともに,初等音楽学習の
教授方法論,教材論について考察する。また,評価と
目標の関係に着目しながら音楽教育の特性への理解を
深め,音楽指導法を考察するとともに,楽曲分析等を
行い,音楽そのものに対する広範な理解を図る。
[授業計画]
1.人と音・音楽とのかかわりについて
2.音楽教育の対象・内容・目的について
3.初等教育の目標と学習内容−領域「表現」と小学
校音楽科教育の系統性
4.音楽指導における目標と評価
5.音楽指導における評価の理論
6.教授−学習過程における評価行為について①
7.教授−学習過程における評価行為について②
8.初等音楽教育における教授方法論①−歌唱指導と
幼児の発声
9.初等音楽教育における教授方法論②−歌唱指導と
児童の発声
10.初等音楽教育における教授方法論③−器楽指導
11.初等音楽教育における教授方法論④−創作指導
12.初等音楽教育における教材論①−楽曲分析と鑑賞
(主題と楽曲構造)
13.初等音楽教育における教材論②−楽曲分析と鑑賞
(主題とその展開)
14.初等音楽教育における教材論③−楽曲分析と鑑賞
(調性について)
15.総括
[テキスト]
小原光一/山本文茂監修『音楽教育論』教育芸術社,
2009年。このほか資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
山本文茂『これからの音楽教育を考える』音楽之友
社,2006年。
日本音楽教育学会編『日本音楽教育事典』音楽之友
社,2004年。ほか
[成績評価の方法]
[授業の概要]
[授業計画]
1.子どもを取り巻く音楽的環境
2.音楽教育をめぐる諸外国の文化的背景
3.諸外国の音楽カリキュラムの分析と検討①−アメ
リカ
4.諸外国の音楽カリキュラムの分析と検討②−イギ
リス
5.諸外国の音楽カリキュラムの分析と検討③−アジ
アの国々
6.ハーバード・プロジェクト・ゼロの概要
7.ハーバード・プロジェクト・ゼロにみる音楽能力
の特性
8.ハーバード・プロジェクト・ゼロにみる音楽能力
の評価の方法
9.音楽教育研究の方法−質的研究と量的研究
10.音楽教育研究の方法−質的研究の傾向
11.音楽指導の実践−視聴覚資料の分析とディベート
①−幼児の音楽活動事例
12.音楽指導の実践−視聴覚資料の分析とディベート
②−A小学校の事例
13.音楽指導の実践−視聴覚資料の分析とディベート
③−B小学校の事例
14.音楽指導における指導者の価値観について
15.総括
[テキスト]
各回のテーマに沿った資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
Krechevsky, M., Project Spectrum : Preschool
Assessment Handbook , Teachers College Press,
1998. ほか
[成績評価の方法]
課題への取組み(30%)
,課題の内容(40%)
,授業
内容の理解度(30%)を総合的に評価する。
レポートの内容・構成(40%),課題へと取組み方
(30%),発表態度・内容(30%)を総合的に評価する。
−440−
大 学 院
教育内容指導法特論CⅠ
(初等造形教育における教授方法論)
藤田 知里
前 期
2単位
教育内容指導法特論CⅡ
(美術教育における研究・実践の動向)
藤田 知里
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・初等教育における学習開発に関する研究
保育の領域「表現(造形)
」および図画工作科に
対する理解を深め,教授,学習方法の開発に関する
理論的・実証的研究に必要な能力を育成する。また,
教材研究及び開発に必要な技能や知識を探求し,保
育・授業を構成していく手法について理解する。あ
わせて修士論文の作成に必要な研究能力を習得する。
・美術教育の多面的理解に関する研究
美術教育を支えてきた研究・実践の動向を理解し,
造形活動のさらなる広がりにつながる初等教育段階
の美術教育とは何かという問いをもとに,学生が
様々な造形活動や鑑賞を通して,自分なりの美術教
育観を持つことを目的とする。あわせて修士論文の
作成に必要な研究能力を習得する。
[授業の概要]
[授業の概要]
初等教育目標・内容論,特に領域「表現(造形)
」
と図画工作科のカリキュラムの継続性を考察する。造
形教育の授業分析,教材の試作,作品鑑賞等,これら
の学習を踏まえ,初等図画工作科学習論,初等図画工
作の教授方法論,初等図画工作教材論などの研究課題
について理解する。
様々な造形活動を支援するための美術教育のあり方
について,複数の美術教師の教育観をもとに考察を行
う。それらをもとに,子どもの実態を十分に踏まえ,
子どもがそれぞれの思いを表現できるように導いてい
く方法について理解を深める。ついで,それぞれの問
題意識に応じて研究課題を設定し,研究の方法,計画,
結果,考察などについて教員と学生,双方向性の高い
発表・討議を行う。
[授業計画]
[授業計画]
1.図画工作科,幼児の造形教育の目標と内容
2.保育・教育の場における造形活動の傾向とその問
題点
3.造形評価論とその問題点
4.鑑賞教育の観点とその展開
5.美術館見学学習
6.技法研究(平面)
7.技法研究(立体)
8.材料・素材研究(紙)
9.材料・素材研究(木材)
10.材料・素材研究(粘土)
11.材料・素材研究(身辺材)
12.造形遊びの展開と可能性
13.教材開発演習(計画)
14.教材開発演習(制作)
15.まとめ
1.美術教育を取り巻く状況と課題
2.学校美術教育の揺籠期における子どもの造形活動
3.美術教育における感性とは(ヴィクトリア朝イギ
リスに見る趣味論から)
4.児童画研究史と絵画指導論
5.「遊び」と「造形活動」の相関
6.美術史に見る教材開発の視点(19世紀)
7.美術史に見る教材開発の視点(20世紀)
8.ヴィクトリア期イギリスに見る美術教材(描画手
本について)
9.ヴィクトリア期イギリスに見る美術教材(美術試
験について)
10.教材開発研究(調査)
11.教材開発研究(制作)
12.造形・美術教育観に関するレポート(計画と調査)
13.造形・美術教育観に関するレポート
(発表①と討議)
14.造形・美術教育観に関するレポート(発表②)
15.まとめ
[テキスト]
[テキスト]
宮脇理監修,
『小学校図画工作科指導の研究』
,建帛
社,2001。
花篤實監修,『幼児造形教育の基礎知識』,建帛社,
1999。
特になし。
[参考図書・参考資料等]
金子和夫『美術科教育の方法論と歴史』,中央公論
美術出版,2003。
[成績評価の方法]
[参考図書・参考資料等]
マクドナルド,S., 中山修一・織田芳人訳『美術教
育の歴史と哲学』,玉川大学出版部,1990
久保貞次郎,
『チィゼックの美術教育』
,黎明書房,1976.
Taylor, E., "Elementary Art Teaching ", Chapman &
Hall, 1893.
[成績評価の方法]
課題レポートの発表と討議(90%),受講態度(10%)
を総合的に評価。
学生に対する評価課題レポートの発表と討議
(90%),受講態度(10%)を総合的に評価。
−441−
大学院
[授業の到達目標及びテーマ]
教育内容指導法特論DⅠ
(社会認識教育学の研究動向)
竹中 伸夫
前 期
2単位
教育内容指導法特論DⅡ
(社会認識教育学の発展的研究方法論)
竹中 伸夫
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
社会認識教育学の基礎的研究方法論
最新かつ代表的な研究の批判的吟味を通じて,研究
方法論の基礎を身につけさせる。
社会認識教育学の発展的研究方法論
異校種間連携を考える上で必須の,シークエンスを
軸に据えたカリキュラム研究を題材の中核として取り
上げ,批判的に吟味するとともに,それに関して自ら
が研究を行い,その成果を発表する中で研究方法論を
精緻化させる。
[授業の概要]
教科教育学研究とは,何をどのように研究すればい
いのか。社会認識教育学における各種の研究をいくつ
かに横断的に類型化し,類型ごとの代表的な研究事例
を挙げ,その研究がどのような意図でどのようになさ
れ,何が明らかになり,何が課題として残ったかを吟
味する。
[授業の概要]
イギリスを事例とした外国研究をフィールドとして
選び,かの国をフィールドとしてなされた各類型の研
究を縦断的に配し,それらの研究がどのような意図で
どのようになされ,何が明らかになり,何が課題とし
て残ったかを受講生の課題発表を手がかりに吟味する。
[授業計画]
[授業計画]
1.社会認識教育学研究の本質
2.社会認識教育学研究の対象と課題と研究の類型
3.研究の分析・解説①(事実収集研究)
4.研究の分析・解説②(事実作り研究①:教材・教
具開発研究)
5.研究の分析・解説③(事実作り研究②:授業・単
元開発研究)
6.研究の分析・解説④(事実分析研究①:目標論研究)
7.研究の分析・解説⑤(事実分析研究②:カリキュ
ラム論研究)
8.研究の分析・解説⑥(事実分析研究③:教科書研究)
9.研究の分析・解説⑦(事実分析研究④:授業論研究)
10.研究の分析・解説⑧(事実分析研究⑤:教材・教
具論研究)
11.研究の分析・解説⑨(事実分析研究⑥:評価論研究)
12.研究の分析・解説⑩(教育史研究)
13.研究の分析・解説⑪(外国研究①:アメリカの場合)
14.研究の分析・解説⑫(外国研究②:イギリスの場合)
15.研究方法論研究のまとめ
1.我が国の歴史教育カリキュラムの現状と課題
2.歴史哲学の吟味:エドワード・カーの場合(教科
論研究①)
3.歴史哲学の吟味:ヘイドン・ホワイトの場合(教
科論研究②)
4.1991年版ナショナル・カリキュラム歴史の分析①:
到達目標の構造化(目標論研究③)
5.1991年版ナショナル・カリキュラム歴史の分析②:
学習プログラムの構造化(カリキュラム論研究①)
6.1991年版ナショナル・カリキュラム歴史の分析③:
認知心理学に基づくカリキュラム構造の分析(カ
リキュラム論研究②)
7.教科書分析①:KS1用教材の分析
(教科書研究①)
8.教科書分析②:KS2用教材の分析
(教科書研究②)
9.教科書分析③:KS3用教材の分析
(教科書研究③)
10.教科書分析④:KS4用教材の分析
(教科書研究④)
11.教科書分析⑤:教科書の構成上の差異に見る単元
構造と原理(カリキュラム論研究③)
12.イギリス歴史教育における学力論の特質(評価論
研究①)
13.学力論と歴史授業分析:ブーザム・スクールの事
例を手がかりに(授業論研究)
14.学力論と歴史評価:形成的評価とは何か(評価論
研究②)
15.評価問題研究:GCSEを手がかりに(評価論研
究③)
[テキスト]
[テキスト]
全国社会科教育学会編『社会科教育学研究ハンド
ブック』明治図書,2001年。
DfEE, The National Curriculum for England, QCA,
1999.
[参考図書・参考資料等]
[参考図書・参考資料等]
社会認識教育学会編『改訂版 社会科教育学ハンド
ブック』明治図書,2011年3月出版予定
森分孝治編著『社会科教育学研究 方法論的アプ
ローチ入門』明治図書,1999年
渡辺雅子『叙述のスタイルと歴史教育』三元社,
2003年
ゲオルグ・イッガース『ヨーロッパ歴史学の新潮流』
晃洋書房,1986年
[成績評価の方法]
[成績評価の方法]
レポート5回(各20点)を総計する
毎回の課題発表の内容(60点)と期末レポート(40点)
で評価する
−442−
大 学 院
教育内容指導法特論F
(思考力を育てる算数の理論とその指導法)
加藤 泰彦
前 期
2単位
教育内容指導法特論G
(初等英語教育の理論と実践的展開)
長瀬 恵美
後 期
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園指導要領及び小学校学習指導要領に示す算数
教育の目標に基づいて,幼児及び児童に求められる数
的思考力とその表象能力を培うことのできる教師の育
成をめざす。まず,認知発達的側面から,子どもの数
概念とその表象の特性及び発達過程について学習する。
すなわち,数と量の保存概念,計数とたし算,ひき算,
かけ算,わり算の概念と操作,文章題の構造等につい
て理論的に学習する。次に,それらに対応する指導の
原則及び指導の実際について演習する。すなわち,幼
児では,遊びや日常の生活場面を利用した指導の実際,
小学生では,学習指導要領に基づく指導案を作成して,
数的操作能力の育成をめざした算数指導について演習
し,それによって理論と実践の統合を量る。
到達目標:初等教育における外国語活動の応用言語学
的理解。
テーマ:初等英語教育における第二言語習得理論の研
究と現場における実践。
[授業の概要]
[授業計画]
1.数の諸理論
2.数の概念(論理数学的知識)と数の表象(数字の
読みと書き,計数,数式等)
3.数の保存課題とその発達段階
4.四則演算の構造とその特性
5.算数の指導の一般的原則
6.生活場面を活用した算数Ⅰ:おやつの当番
7.生活場面を活用した算数Ⅱ:出席調べ
8.あそびを活用した算数Ⅰ:ブリンク
9.あそびを活用した算数Ⅱ:七並べ
10.教科書に基づく算数Ⅰ:たし算
11.教科書に基づく算数Ⅱ:ひき算
12.教科書に基づく算数Ⅲ:かけ算とわり算
13.教科書に基づく算数Ⅳ:文章題
14.指導案の作成
15.指導の実際と評価定期試験:レポート課題
初等教育における「外国語活動」
(英語教育)への
理論的アプローチの発展として,言語習得理論−特に
第二言語習得(Second Language Acquisition)理論−
を概観するとともに,世界各地および国内での様々な
実践例を考察することにより,実際の現場での具体的
な指導案の作成,授業実践へとつなげていくことをめ
ざす。
[授業計画]
1.オリエンテーション(到達目標・テーマの提示,
計画,役割分担等)
2.言語習得:母語の習得と第二言語習得①
3.言語習得:母語の習得と第二言語習得②
4.初等教育における外国語教育
5.アジアにおける初等英語教育
6.欧米における初等英語教育
7.国内の初等英語教育:特区指定の実践例
8.外国語教授法①伝統文法とオーラルメソッド
9.外国語教授法②構造主義とオーディオリンガルメ
ソッド
10.外国語教授法③インプット仮説とナチュラル・ア
プローチ
11.外国語教授法④コミュニカティブ・アプローチと
フォーカスオンフォーム
12.指導案の作成と模擬授業①
13.指導案の作成と模擬授業②
14.指導案の作成と模擬授業③
15.全体討議とまとめ
[テキスト]
岡秀夫・金森強編『小学校英語教育の進め方 こと
ばの教育として』[改訂版]CD付,成美堂
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
コンスタンス・カミイ著(2003)
「子どもたちが発
明する算数」大学教育出版
『小学校学習指導要領解説 外国語活動編』文部科学
省『英語ノート1,2』文部科学省『英語ノート1,2
指導資料』文部科学省白井 恭弘,『外国語学習の科学
−第二言語習得論とは何か』岩波書店
[参考図書・参考資料等]
・ピアジェ著「数の発達心理学」国土社
・Kato Yasuhiko & Kamii, C. (2002). Young Children's
Representation of Group of Objects : The
Relationship between Abstraction and Representation.
JRME, 33 (1) : NCTM, U. S. A.
・その他,必要に応じて資料を配布する。
[成績評価の方法]
授業への参加(30%)
,発表課題(30%)
,レポート
課題(40%)などを総合して評価する。
[成績評価の方法]
講義ではあるが,ゼミナール方式で授業を行う。毎
回,講義と課題発表を組み合わせながら進めていき,
最後の3回の講義では,授業実践として受講生全員に
指導案の作成と模擬授業を課す。授業への参加度50%,
指導案・模擬授業50%。
−443−
大学院
本授業は,①理論②指導論③カリキュラム論④実践
の4つから構成される。①の理論では,数及び算数の
諸理論と「幼稚園教育要領」及び「小学校学習指導要領,
算数編」の教育の目標について学習する。②の指導論
では,数の指導の一般的原則について学習した後,幼
児における生活場面とあそびを活用した数の指導と,
教科書に準拠した低学年の算数指導について学習する。
③のカリキュラム論では,幼児の生活場面と遊びを活
用したカリキュラムの編成,1年生では現行教科書の
単元及び主題についてまとめる。④の実践では,指導
案を作成して,幼稚園(小学校)で実際の授業を行い,
指導の内容と方法について検討評価する。
[授業の概要]
教育内容指導法特論H
(幼児のことばの獲得と発達)
門松 良子
前 期
2単位
教育内容指導法特論Ⅰ
(子どもの認知発達と保育内容指導論)
宮川 洋子
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義では,幼児がどのようにして「ことば」を
獲得していくのか,また,「ことば」の獲得が幼児
の発達にどのように影響するのかについて理解する
ことを目標とする。テーマは,「ことばの獲得と幼
児の心身の発達との関連」である。
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の概要]
テキスト『子どもとことば』
(岡本夏木・岩波新書)
を参考図書にしながら,ゼミ形式で授業を行う。そ
の際,テキストを輪読しながら,ビデオの視聴や幼
児の心身の発達,
「ことば」の獲得との関係等を理
解できるように講義を進める。
[授業の概要乳]
[授業計画]
1.オリエンテーション(到達目標,計画,役割分
担等)
2.幼児の発達とことば
3.ことば以前(1)新生児のコミュニケーション
4.ことば以前(2)発達の場における「人」の機
能
5.ことば以前(3)共有関係の成立
6.ことば以前(4)行動による対話
7.シンボルの形成(1)記号の世界
8.シンボルの形成(2)音声の機能
9.シンボルの形成(3)人間におけるシンボル
10.ことばの獲得(1)ことばの機能と幼児の発達
(追跡研究)
11.ことばの獲得(2)ことばの機能と幼児の発達
(ことばの役割)
12.ことばの獲得(3)自我の形成とことば
13.ことばの獲得(4)発達の障害とことば
14.保育とことば
15.14回までの授業に関する質問及び総括
16.試験
[授業計画]
後 期
2単位
① 乳幼児・児童の認知発達(物理的知識・空間的概念・
時間的概念・論理性・論理数学的知識・社会的知識・
道徳性など)について理解を深める。
② 子どもの認知発達に適応した保育(教育)内容を
計画し,実践できる専門的な指導力を身につける。
③ 「子どもの育ちを振り返る視点」と「自らの保育(教
育)を振り返る視点」から,保育(教育)を反省・
評価できる能力を身につける。
児期から児童期までの認知発達と保育(教育)内容
について学ぶ。①文献講読や研究論文から学ぶ方法 ②
実践研究ビデオから学ぶ方法 ③実践現場で指導しなが
ら学ぶ方法により,理論と実践が深く結びついた指導
力が育成されるように授業を行う。
1.子どもの発達段階論
2.感覚運動期(乳児期)における認知発達と遊び(物
理的遊び)の指導法
3.感覚運動期(乳児期)における認知発達と遊び(模
倣遊び)の指導法
4.感覚運動期(乳児期)における人間関係の発達と
遊び(ふれあい遊び)の指導法
5.前操作期(幼児期)における認知発達と遊び(物
理的遊び)の指導法
6.前操作期(幼児期)における認知発達と遊び(ごっ
こ遊び)の指導法
7.前操作期(幼児期)における認知発達と遊び(集
団ゲーム)の指導法
8.前操作期(幼児期)における認知発達と遊び(読
み書きの活動)の指導法
9.前操作期(幼児期)における人間関係の発達と遊
び(集団遊び)の指導法
10.前操作期(幼児期)における道徳性の発達とクラ
スづくり
11.具体的操作期
(児童期)
における認知発達と遊び
(集
団ゲーム)の指導法
12.具体的操作期(児童期)における道徳性の発達と
クラスづくり
13.発達と学習の関係
14.保育(教育)の実践報告と課題の発表①
15.保育(教育)の実践報告と課題の発表②
[テキスト]
岡本夏木著(2006)『子どもとことば』岩波新書
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
高正信男 著(1999)
『0歳児がことばを獲得す
るとき』中公新書資料等は,必要に応じて配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業への参加態度20%,レポート20%,試験60%
[成績評価の方法]
授業に必要な書籍・研究論文等の資料は配付する。
R.デブリーズ(著)加藤泰彦(監訳)
(1992)ピ
アジェ理論と幼児教育の実践(上・下)北大路書房
J.ピアジェ(著)中垣啓(訳)
(2007)『ピアジェ
に学ぶ認知発達の科学』北大路書房
J.ピアジェ(著)谷村覚(訳)
(1978)
『知能の誕生』
ミネルバ書房
出席状況25% 授業への参加態度25% 課題へ取り
組む態度25% 課題発表25%
−444−
大 学 院
教職実地研究Ⅰ
前 期
教職実地研究Ⅱ
前 期
秋吉 博之
1単位
秋吉 博之
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
[授業の到達目標及びテーマ]
・教育的課題の把握と実地研究の計画作成。
・配属校園での実習と学内での演習により教育現場での今
日的課題とその取り組みの実態を理解するとともに,自
らの研究課題に沿った実地研究の計画を作成する。
・配属学級における学級経営の実践的理解と研究課題
の追究深化。
・配属学級での観察参加型の実践的フィールドワーク
を通して,教職員の職務,児童の育ちについての理
解を深め,自らの研究課題に沿った観察を行う。
[授業の概要]
教 職 実 地 研 究 は, 教 育 現 場 へ の 長 期 継 続 的 な 実 習
(フィールドワーク)と同時進行する学内での演習(セミ
ナーワーク)により,①今日的課題の実態と取り組みを
具体的に理解する,②教職員の職務を具体的・体験的に
理解する,③児童の育ちを具体的に理解する,④自らの
教育実践力を育成する,⑤自己省察力を育成する,⑥研
究的視点を育成するなど,複合的な目的をもって行う。
教職実地研究Ⅰでは,教職実地研究の導入部であり,
フィールドワークにおいては,配属校園の校園長,教頭,
生活指導担当教諭,養護教諭などからの講話及び見学,
資料を通して,学校運営の組織的機能や教育指導体制等,
教育現場の現状と課題を把握し理解を深める。セミナー
ワークでは,フィールドワークの方法,研修ノート(記
録簿)の付け方,フィールドワークの成果の分析法を具
体例に沿って学ぶ。また各自の研究課題の推進に沿った
今後の実地研究の計画を作成する。
[授業計画](30時間)
[テキスト]
[授業計画](60時間,10日間。実習8時間×5日
間+4時間×5日間)
配属学級でのフィールドワーク①観察
配属学級でのフィールドワーク②観察
配属学級でのフィールドワーク③観察
配属学級でのフィールドワーク④観察
配属学級でのフィールドワーク⑤観察
配属学級でのフィールドワーク⑥参加(補助)
・
観察
配属学級でのフィールドワーク⑦参加(補助)
・
観察
配属学級でのフィールドワーク⑧参加(補助)
・
観察
配属学級でのフィールドワーク⑨参加(補助)
・
観察
配属学級でのフィールドワーク⑩参加(補助)
・
観察
[テキスト]
なし。
[参考図書・参考資料等]
特に定めないが,適宜紹介する。
なし。
[成績評価の方法]
研修ノート(観察記録,参加度)80%,レポート
20%。
[参考図書・参考資料等]
特に定めないが,適宜紹介する。
[成績評価の方法]
研修ノート(観察記録,参加度)60%,レポート(研
究課題と計画書)40%。
−445−
大学院
1)教職実地研究Ⅰa 配属校園でのフィールドワーク
10時間(2時間×5回)
配属校園でのフィールドワーク①「学校園運営」に
関する講話と実地見学等
配属校園でのフィールドワーク②「生活指導」に関
する講話と実地見学等
配属校園でのフィールドワーク③「教育相談」に関
する講話と実地見学等
配属校園でのフィールドワーク④「保健管理」に関
する講話と実地見学等
配属校園でのフィールドワーク⑤「学級運営」に関
する講話と実地見学等
2)教職実地研究Ⅰb 学内でのセミナーワーク20時間
(2時間×10回)
学内でのセミナーワーク①オリエンテーション1(教
職実地研究の目的,方法,内容等)
学内でのセミナーワーク②オリエンテーション2(研
修ノートの付け方)
学内でのセミナーワーク③「学校園運営」に関する
収集資料の整理・報告
学内でのセミナーワーク④「生活指導」に関する収
集資料の整理・分析
学内でのセミナーワーク⑤「教育相談」に関する収
集資料の整理・分析
学内でのセミナーワーク⑥「保健管理」に関する収
集資料の整理・分析
学内でのセミナーワーク⑦「学級運営」に関する収
集資料の整理・分析
学内でのセミナーワーク⑧研究課題に関する収集資
料の整理・分析・報告1
学内でのセミナーワーク⑨研究課題に関する収集資
料の整理・分析・報告2
学内でのセミナーワーク⑩まとめ(レポート課題指
示)と今後の教職実地研究の計画作成
[授業の概要]
教職実地研究Iで作成した計画に基づき配属学級
での集中的な観察・参加型の実践的フィールドワー
クを行い,学級運営の課題と取り組みへの理解を深
め,自らの研究課題を検討する。児童観察について
は,学級担任と十分な打ち合わせを行い,観察方法
や 内 容 項 目 を 詳 細 に 検 討 す る。 指 導 教 員 は 随 時
フィールドに出向き,直接指導する。研修ノートに
記録するとともに,終了時には報告書を作成する。
教職実地研究Ⅲ
後 期
教職実地研究Ⅳ
後 期
秋吉 博之
4単位
秋吉 博之
1単位
[授業の到達目標及びテーマ]
・配属学級での調査研究と課題解決への方策の検討。
・同一学級への長期にわたる実践的フィールドワーク(観
察・参加)を通して,教師としての実践力を高めるとと
もに,研究課題の解決に向けて取り組む。
[授業の概要]
教職実地研究Ⅱでの短期的な観察・参加型のフィール
ドワークを踏まえ,教職実地研究Ⅲでは,半年間にわた
る継続的なフィールドワーク(配属学級で観察や授業補
助参加)を通して,教師として実践力を養うとともに,
児童の様子を継続的に観察し,児童の発達的変化の実態
を理解する。自らの研究課題の解決のために学習指導や
生活指導の方策について学級担任から助言を受ける。配
属学級で学習指導や生活指導における実践を積み重ねて,
その成果を検討していく。また,観察内容については,
適宜,学校園に報告(フィードバック)し指導を受ける。
指導教員は,随時,学校園を訪問し,直接指導する。
なお,フィールドワークの実施時期については,実習
校園側と綿密に打合せを行い,教職実地研究Ⅰで立てた
計画に従う。
[授業計画](実習120時間)週1回各8時間×15
週(または週2回各4時間×15週)
配属学級でのフィールドワーク①(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク②(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク③(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク④(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑤(観察研究及び授業
補助参加,学校園へのフィードバック①)
配属学級でのフィールドワーク⑥(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑦(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑧(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑨(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑩(観察研究及び授業
補助参加,学校園へのフィードバック②)
配属学級でのフィールドワーク⑪(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑫(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑬(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑭(観察研究及び授業
補助参加)
配属学級でのフィールドワーク⑮(観察研究及び授業
補助参加,学校園へのフィードバック③)
[授業の到達目標及びテーマ]
・教職実地研究の成果をまとめ,各自の研究課題の
追究に結実させる。
・配属学級での調査・観察・授業補助参加を通して
得た資料を分析しまとめる。
[授業の概要]
教職実地研究Ⅳは,フィールドワークである教職
実地研究Ⅲと同時並行的に行われるセミナーワーク
であり,フィールドワークの進行と連動しながら進
める。
教職実地研究Ⅲで取り組んでいる実践的な研究課
題解決への方策について,学級担任からの指導を踏
まえて,学内で演習形式の授業により指導教員の指
導のもとに,フィールドワークの成果をより確実な
ものにする。特に研究課題に対するアプローチの手
法,調査方法の妥当性,結果を導き出す手法の検討
など行い,実践的な研究課題を論文資料としてまと
めていく。各学生の研究課題の指導にあたっては,
適宜,研究指導教員を交えた演習を行うなど,柔軟
な指導体制を組む。配属学級の担任による指導と整
合性を持つように留意する。
[授業計画](演習30時間 2時間×15回)
1.オリエンテーション
2.配属学級での実地研究方法(観察・調査・授業
補助参加)の方針の検討
3.配属学級での実地研究方法の方針の決定
4.配属学級での研究のための用紙の作成
5.配属学級での研究経過の報告①
6.配属学級での研究経過の報告②
7.配属学級での研究経過の報告③
8.実地研究成果の中間発表
9.配属学級での研究経過の報告④
10.配属学級での研究経過の報告⑤
11.配属学級での研究経過の報告⑥
12.配属学級での研究結果の分析①
13.配属学級での研究結果の分析②
14.配属学級での研究結果の分析③
15.実施研究の研究成果発表・レポート提出
[テキスト]
なし。
[参考図書・参考資料等]
特に定めないが,適宜紹介する。
[テキスト]
なし。
[参考図書・参考資料等]
特に定めないが,適宜紹介する。
[成績評価の方法]
研修ノート(観察記録,参加度)80%,レポート
20%。
[成績評価の方法]
研修ノート(授業の参加度及び態度)20%,発表・
レポート(研究報告書)80%。
−446−
大 学 院
初等教育学特演Ⅰ
前 期
北川 歳昭,郷木 義子,秋吉 博之,石山 貴章,佐藤 和順,原 奈津子,古山 典子
藤田 知里,竹中 伸夫
2単位
[授業の到達目標及びテーマ]
到達目標:教育基礎学・教育支援学・教育内容指導学に関する専門的知識の習得と修了研究推進能力の育成。
テ ー マ:教育基礎学・教育支援学・教育内容指導学に関わる概念の研究と研究テーマの設定。
[授業概要]
[授業計画]
1.オリエンテーション(到達目標・テーマの提示,計画,役割分担等)
2.文献講読と個人発表・討論①
3.文献講読と個人発表・討論②
4.文献講読と個人発表・討論③
5.文献講読と個人発表・討論④
6.文献講読と個人発表・討論⑤
7.文献講読と個人発表・討論⑥
8.文献講読と個人発表・討論⑦
9.文献講読と個人発表・討論⑧
10.研究テーマの設定と研究法の検討①
11.研究テーマの設定と研究法の検討②
12.研究テーマの設定と研究法の検討③
13.研究テーマの設定と研究法の検討④
14.研究テーマの設定と研究法の検討⑤
15.まとめとレポート課題の提示
[テキスト]
関連論文など,適宜紹介する。
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
普段の参加度50%,レポート50%。
−447−
大学院
(1 北川 歳昭)
本講では,教育心理学ないし発達心理学に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講読の中で検討し,
教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に発表・討論しながら,
先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(2 郷木 義子)
本講では,児童の健康教育に関する研究を行う上で必要な概念と研究法について文献講読の中で検討し,教育実践的研究
者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に発表・討論しながら,先行研究を自
己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(3 秋吉 博之)
本講では,保育内容「環境」
,小学校生活科及び理科教育学に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献
講読の中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に
発表・討論しながら,先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(4 石山 貴章)
本講では,障害教育に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講読の中で検討し,教育実践的研究者と
して求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に発表・討論しながら,先行研究を自己の
修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(5 佐藤 和順)
初等教育学特演Ⅰでは,教育研究の基本となる問題意識のもち方や研究の視点作り,論文作成のための基本的な能力を育
てる。具体的には,幼児教育・教育社会学に関する共通の文献を講読し,学生自身が内容について発表し,議論を行う。
(6 原 奈津子)
本講では,教育社会心理学に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講読の中で検討し,教育実践的研
究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,受講生のテーマに沿って,先行研究に関わる文献を講読し,
それらの研究成果と問題点について整理する。次に,そのテーマについて研究計画を立案し,受講生全員で検討する。
(7 古山 典子)
音楽教育分野で修士論文を作成するための基礎的演習である。国内外の先行研究を精読し,全員で質疑応答及び議論を行
い,音楽教育研究についての専門的知識を獲得する。先行研究の検討と整理を通して,音楽教育研究の方法論を学ぶととも
に,各自の問題意識に基づいて研究テーマの明確化を図る。
(8 藤田 知里)
初等教育学科特演Ⅰでは,教育研究の基本となる問題意識の持ち方や研究の視点作り,論文作成のための基本的な能力を
育てる。具体的には,研究課題や研究方法の現状を知るため,様々な先行研究の比較検討を行う。
(9 竹中 伸夫)
社会認識教育学研究の論文購読および発表を毎回受講生に課し,その発表内容を手がかりに議論する中で,社会認識教育
学の本質・研究の傾向性・研究方法論の特質・限界などに関して,専門的な認識の形成をめざす。
初等教育学特演Ⅱ
後 期
北川 歳昭,郷木 義子,秋吉 博之,石山 貴章,佐藤 和順,原 奈津子,古山 典子
藤田 知里,竹中 伸夫
2単位
[授業の到達]
目標及びテーマ到達目標:教育基礎学・教育支援学・教育内容指導学に関する専門的知識の習得と修了研究推進能力の育成。
テーマ:教育基礎学・教育支援学・教育内容指導学に関わる概念の研究と研究テーマ・研究法の検討。
[授業の概要]
(1 北川 歳昭)
本講では,初等教育学特演Ⅰに引き続き,教育心理学ないし発達心理学に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法につ
いて文献講読の中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批
評的に発表・討論しながら,先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(2 郷木 義子)
本講では,初等教育学特演Ⅰに引き続き,児童の健康教育に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講
読の中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に発
表・討論しながら,先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(3 秋吉 博之)
本講では,初等教育学特演Ⅰに引き続き,保育内容「環境」,小学校生活科及び理科教育学に関する研究を行う上で必要
な鍵概念と研究法について文献講読の中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的に
は,関連文献を精読し批評的に発表・討論しながら,先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定
と研究法を練り上げる。
(4 石山 貴章)
本講では,初等教育学特演Ⅰに引き続き,障害児教育に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講読の
中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,関連文献を精読し批評的に発表・
討論しながら,先行研究を自己の修了研究の構想に関連づけ,修士論文のテーマ設定と研究法を練り上げる。
(5 佐藤 和順)
初等教育学特演Ⅱでは,初等教育学特演Ⅰに引き続き共通の文献講読を行う。加えて,受講生それぞれが,興味あるテー
マの論文の精読と先行研究の総括,発表を行い,受講生全員で質疑応答,討論を行う。それにより幼児教育・教育社会学の
基礎をもとに受講生それぞれの関心領域の専門的知識の充実及び論文作成の準備を行う。必要に応じて,修了研究の中間ま
とめおよび発表を行い,修了研究論文の端緒とする。
(6 原 奈津子)
本講では,初等教育学特演Ⅰに引き続き,教育社会心理学に関する研究を行う上で必要な鍵概念と研究法について文献講
読の中で検討し,教育実践的研究者として求められる研究推進能力を育成する。具体的には,受講生のテーマに沿って,先
行研究に関わる文献を講読し,それらの研究成果と問題点について整理する。次に,そのテーマについて研究計画を立案し,
受講生全員で検討する。
(7 古山 典子)
音楽教育に関する主要学会誌に掲載された研究論文を,各自の研究テーマに基づく視点から選択し,批判的検討を積み重
ね,先行研究の整理を行う。本授業は,先行研究に対する考察内容や各自の研究テーマについて,全員で質疑応答及び議論
を行う形で進める。
(8 藤田 知里)
初等教育学科特演Ⅱでは,教育研究の基本となる問題意識の持ち方や研究の視点作り,論文作成のための能力を育てる。具
体的には,受講生それぞれが興味あるテーマの文献精読を行い,先行研究と合わせてその概要の発表を行う。また,受講生全
員で質疑応答,討論を行う。それにより,受講生それぞれの関心領域における専門知識の充実及び論文作成の準備を行う。
(9 竹中 伸夫)
自身の研究目的や問題意識に応じた社会認識教育学研究の論文購読および発表を毎回受講生に課し,その発表内容を手が
かりに議論する中で,社会認識教育学の本質・研究の傾向性・研究方法論の特質・限界などに関して,専門的な認識の形成
をめざす。
[授業計画]
1.オリエンテーション(到達目標・テーマの提示,計画,役割分担等)
2.文献講読と個人発表・討論①
3.文献講読と個人発表・討論②
4.文献講読と個人発表・討論③
5.文献講読と個人発表・討論④
6.文献講読と個人発表・討論⑤
7.文献講読と個人発表・討論⑥
8.文献講読と個人発表・討論⑦
9.文献講読と個人発表・討論⑧
10.研究テーマと研究法に関する発表①
11.研究テーマと研究法に関する発表②
12.研究テーマと研究法に関する発表③
13.研究テーマと研究法に関する発表④
14.研究テーマと研究法に関する発表⑤
15.まとめとレポート課題の提示
[テキスト]
関連論文など,適宜指示する。
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
普段の参加度50%,レポート50%。
−448−
索 引
索 引
英字
Oral CommunicationⅡa・b・e
52
60
Oral CommunicationⅡc
53
English CompositionⅢb
60
Oral CommunicationⅡd
53
English CompositionⅢc
61
Oral CommunicationⅢa
54
English CompositionⅢd
61
Oral CommunicationⅢb
54
English CompositionⅢx(初等)
62
Oral CommunicationⅢc・d
55
English CompositionⅣa
62
Oral CommunicationⅢe
55
English CompositionⅣb
63
Oral CommunicationⅢw
56
English CompositionⅣc
63
Oral CommunicationⅢx
56
English CompositionⅣd
64
Oral CommunicationⅣa
57
English CompositionⅣx(初等)
64
Oral CommunicationⅣb
57
English ReadingⅠa
47
Oral CommunicationⅣc・d
58
English ReadingⅠb・c
47
Oral CommunicationⅣe
58
English ReadingⅡa
48
Oral CommunicationⅣw
59
English ReadingⅡb・c
48
Oral CommunicationⅣx
59
English ReadingⅢa
49
English ReadingⅢb・c
49
あ
English ReadingⅣa
50
アジア史研究1
231
English ReadingⅣb・c
50
アジア史研究2
232
General English 1a
65
アジア史研究3a
232
General English 1b
65
アジア史研究3b
233
General English 1c
66
アジア史研究4a
233
General English 1d
66
アジア史研究4b
234
General English 1e
67
アジア史講義1A
242
General English 2a
67
アジア史講義1B
243
General English 2b
68
アジア史講義2A
243
General English 2c
68
アジア史講義2B
244
General English 2d
69
アジア史講読1
215
General English 2e
69
アジア史講読2
216
General English 3a
70
アジア史講読3
216
General English 3b
70
アジア史講読4
217
General English 3c
71
アジア史入門1
209
General English 3d
71
アジア史入門2
209
General English 4a
72
アジア人の思想
7
General English 4b
72
アジアの民族誌
12
General English 4c
73
アメリカ文学演習A
411
General English 4d
73
アメリカ文学演習B
411
General English 5a
74
アメリカ文学特論Ⅰ
394
General English 6a
74
アメリカ文学特論Ⅱ
394
Oral CommunicationⅠa・b・e
51
アメリカ文化研究1
186
Oral CommunicationⅠc
51
アメリカ文化研究2
187
Oral CommunicationⅠd
52
アメリカ文化研究3
187
−449−
索
引
English CompositionⅢa
アメリカ文化研究入門
164
英語コミュニケーション2a
174
アメリカ文化研究入門(11年度生)
163
英語コミュニケーション2b
174
アメリカ文化特論Ⅰ
393
英語コミュニケーション3
175
アメリカ文化特論Ⅱ
393
英語コミュニケーション4
175
英語コミュニケーション5A
176
英語コミュニケーション5B
176
28
英語コミュニケーション5C
177
イギリス文学演習A
409
英語コミュニケーション6A
177
イギリス文学演習B
409
英語コミュニケーション6B
178
イギリス文学演習C
410
英語コミュニケーション6C
178
イギリス文学演習D
410
英語コミュニケーション7A
179
イギリス文学特論Ⅰ
392
英語コミュニケーション7B
179
イギリス文学特論Ⅱ
392
英語コミュニケーション7C
180
イギリス文化研究1
185
英語コミュニケーション7D
180
イギリス文化研究2
185
英語コミュニケーション7E
181
イギリス文化研究3
186
英語コミュニケーション8A
181
イギリス文化研究入門
164
英語コミュニケーション8D
182
イギリス文化研究入門(11年度生)
163
英語コミュニケーション8E
182
イギリス文化特論Ⅰ
391
英語ゼミナールⅠa
192
イギリス文化特論Ⅱ
391
英語ゼミナールⅠc
192
42
英語ゼミナールⅠd
193
異文化理解1A
183
英語ゼミナールⅠf
193
異文化理解1B
183
英語ゼミナールⅠg
194
異文化理解2A
184
英語ゼミナールⅠh
194
異文化理解2B
184
英語ゼミナールⅠi
195
インターネット英語Ⅰa
150
英語ゼミナールⅡa
195
インターネット英語Ⅰb
150
英語ゼミナールⅡc
196
インターネット英語Ⅰc
151
英語ゼミナールⅡd
196
インターネット英語Ⅱa
151
英語ゼミナールⅡf
197
インターネット英語Ⅱb
152
英語ゼミナールⅡg
197
インターネット英語Ⅱc
152
英語ゼミナールⅡh
198
インターンシップ1・2
41
英語ゼミナールⅡi
198
英語ゼミナールⅢa
199
英語ゼミナールⅢc
199
い
いきものと物質
異文化コミュニケーション1∼4
え
英語学演習A
408
英語ゼミナールⅢd
200
英語学演習B
408
英語ゼミナールⅢf
200
英語学研究1
168
英語ゼミナールⅢg
201
英語学研究2
168
英語ゼミナールⅢh
201
英語教育論Ⅰ
424
英語ゼミナールⅢi
202
英語教育論Ⅱ
425
英語ゼミナールⅣa
202
英語コミュニケーション1a
173
英語ゼミナールⅣc
203
英語コミュニケーション1b
173
英語ゼミナールⅣd
203
−450−
索 引
英語ゼミナールⅣf
204
音楽Ⅵa
313
英語ゼミナールⅣg
204
音楽Ⅵb・c
313
英語ゼミナールⅣh
205
音楽科教育法
300
英語ゼミナールⅣi
205
英語表現演習Ⅰa
156
か
英語表現演習Ⅰb・e
156
介護等体験
320
英語表現演習Ⅰc・d
157
カウンセリング概論
359
英語表現演習Ⅱa
157
化学と環境問題
25
英語表現演習Ⅱb・e
158
化学の世界と歴史
24
英語表現演習Ⅱc・d
158
学習指導と学校図書館
376
英語表現演習Ⅲa・c
159
学習心理学
267
英語表現演習Ⅲb
159
学生生活概論
英語表現演習Ⅲd
160
家族援助論
282
英語表現演習Ⅲe
160
家族心理学
286
英語表現演習Ⅳa・c
161
学校経営と学校図書館
375
英語表現演習Ⅳb
161
学校経営論
271
英語表現演習Ⅳd
162
学校図書館メディアの構成
375
英語表現演習Ⅳe
162
学校法制論
271
英文講読Ⅰa・c
169
学校論
英文講読Ⅰb
169
家庭
307
英文講読Ⅱa・c
170
家庭科教育法
299
英文講読Ⅱb
170
家庭管理
295
英文講読Ⅲ
171
漢字検定1・2
英文講読Ⅳ
171
漢詩文の表現と心
2
英文読解a
154
漢詩文の表現と思想
3
英文読解b
155
英文読解c
155
き
英文法Ⅰa・b
149
基礎ゼミナール1
99
英文法Ⅱa・b
149
基礎ゼミナール2
99
44
41
吉備地方文化特論1
223
吉備地方文化特論2
223
応用江戸文化論1
419
吉備地方文化特論3
224
応用江戸文化論2
419
吉備地方文化特論4
224
応用日本語学
422
キャリアデザイン論A
40
音楽Ⅰa・b・c
309
キャリアデザイン論B
40
音楽Ⅱa・b・c
309
教育学概論
音楽Ⅱd∼g
310
教育学概論(中等)
音楽Ⅲa・b・c
310
教育学特論AⅠ
433
音楽Ⅲd ∼ g
311
教育学特論AⅡ
433
音楽Ⅳa・b
311
教育学特論BⅠ
434
音楽Ⅴa・b
312
教育学特論BⅡ
434
音楽Ⅴc
312
教育課程論
286
−451−
265
43
索
引
お
1
教育課程論(中等用)
351
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅱ
356
教育支援学特論AⅠ
437
教科教育研究(社会)Ⅲ
356
教育支援学特論AⅡ
437
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅳ
357
教育支援学特論BⅠ
438
教職実地研究Ⅰ
445
教育支援学特論BⅡ
438
教職実地研究Ⅱ
445
教育実習Ⅰ・Ⅱ
361
教職実地研究Ⅲ
446
教育心理学
267
教職実地研究Ⅳ
446
教育心理学(中等用)
43
教師論
42
教育心理学研究法
282
教師論(初等用)
265
教育心理学実験実習
283
近現代文学研究1
110
教育心理学特講
278
近現代文学研究2
110
教育心理学特論AⅠ
435
近現代文学講義2
115
教育心理学特論AⅡ
435
近現代文学講義3
116
教育心理学特論BⅠ
436
近現代文学講読3
105
教育心理学特論BⅡ
436
近現代文学史
106
教育相談
304
近代文学特論Ⅰ
389
教育内容指導法特論AⅠ
439
近代文学特論Ⅱ
389
教育内容指導法特論AⅡ
439
近代文学特論Ⅲ
390
教育内容指導法特論BⅠ
440
近代文学特論Ⅳ
390
教育内容指導法特論BⅡ
440
金融システムと生活
教育内容指導法特論CⅠ
441
教育内容指導法特論CⅡ
441
く
教育内容指導法特論DⅠ
442
くすりと社会
教育内容指導法特論DⅡ
442
教育内容指導法特論F
443
け
教育内容指導法特論G
443
経済と生活
教育内容指導法特論H
444
研究方法論Ⅰ
395
教育内容指導法特論I
444
研究方法論Ⅱ
395
教育評価
303
健康と栄養 a・b
24
教育保育インターンシップ
325
健康と食品 a・b
23
教育方法論(初等教員養成用)
302
言語表現2
113
教育方法論(中等教員養成用)
358
言語表現史
107
教育論の世界と歴史(他学部開放科目)
13
20
29
19
現代教育の諸問題(他学部開放科目)
13
教科教育研究(英語)Ⅰ
353
現代経済論
20
教科教育研究(英語)Ⅱ
354
現代社会の諸問題
19
教科教育研究(英語)Ⅲ
354
現代人とこころの障害
2
教科教育研究(英語)Ⅳ
355
現代人のこころと行動
14
教科教育研究(国語)Ⅰ
351
現代人の倫理と価値観
15
教科教育研究(国語)Ⅱ
352
現代都市の魅力診断
21
教科教育研究(国語)Ⅲ
352
現代日本の企業
21
教科教育研究(国語)Ⅳ
353
現代の女性環境
16
教科教育研究(社会・地理歴史)Ⅰ
355
現代の哲学と思想
11
−452−
索 引
現地調査特論Ⅰ
427
し
現地調査特論Ⅱ
428
死生観の歴史
検定英語Ⅰa・b
165
施設保育実習Ⅰ
322
検定英語Ⅱa・b
165
施設保育実習Ⅱ(今年度休講)
323
検定英語Ⅲ
166
事前・事後指導
361
検定英語IV
166
自然地理学(2年次以上)
検定外国語1∼4
75
こ
10
22
視聴覚教育メディア論
363
実地調査2(1B)
105
実用英語特論Ⅰ
423
考古学の基礎(考古学入門)
225
実用英語特論Ⅱ
424
考古学の現在
225
児童英語(実践英語学科)
167
口頭表現a ∼ d
98
児童英語
308
口頭表現e
98
児童英語教育法(実践英語学科)
167
国語Ⅰ
305
児童英語教育法
299
国語Ⅱ
305
児童サービス論a・b
370
国語科教育法
296
児童福祉Ⅰ
266
1
児童福祉Ⅱ
275
こころの健康科学
古典文学研究1
108
児童文化
296
古典文学研究2
109
社会
306
古典文学研究3
109
社会科教育法
297
古典文学講義1
114
社会学の世界と歴史
古典文学講義2
114
社会教育演習Ⅰ
380
古典文学講義3
115
社会教育演習Ⅱ
381
古典文学史
106
社会教育課題研究Ⅰ
382
古典文学特論Ⅰ
387
社会教育課題研究Ⅱ
382
古典文学特論Ⅱ
387
社会教育計画Ⅰ
379
古典文学特論Ⅲ
388
社会教育計画Ⅱ
380
古典文学特論Ⅳ
388
社会教育実習
381
コミュニケーションの心理学
285
社会心理学
285
コミュニケーション論
371
社会生活と法
古文書解読
226
社会福祉Ⅰ
266
古文書学の基礎(古文書学入門)
226
社会福祉Ⅱ
274
社会福祉援助技術Ⅰ
274
社会福祉援助技術Ⅱ
275
出版事業特論Ⅰ
420
29
さ
17
茶道1a・b
4
出版事業特論Ⅱ
420
茶道2a・b
5
生涯学習概論Ⅰ
46
算数
306
生涯学習概論Ⅱ
379
算数科教育法
297
障害児保育Ⅰ(障がい児保育)
294
障害児保育Ⅱ
294
小学校教育実習
318
小学校教育実習実践研究Ⅰ
319
−453−
索
引
コンピューターリテラシー a・b
18
小学校教育実習実践研究Ⅱ
319
初等教育ゼミナールⅡh
335
小児栄養Ⅰa・b
280
初等教育ゼミナールⅡi
335
小児栄養Ⅱa・b
281
初等教育ゼミナールⅡj
336
小児保健Ⅰ
278
初等教育ゼミナールⅡk
336
小児保健Ⅱ
279
初等教育ゼミナールⅡl
337
小児保健Ⅲ
279
初等教育ゼミナールⅢa
337
小児保健実習
280
初等教育ゼミナールⅢb
338
情報検索と蒐集a
367
初等教育ゼミナールⅢc
338
情報検索と蒐集b
367
初等教育ゼミナールⅢd
339
情報サービス概説
366
初等教育ゼミナールⅢe
339
情報処理演習1a・b
31
初等教育ゼミナールⅢf
340
情報処理演習1c
32
初等教育ゼミナールⅢg
340
情報処理演習2a・b
32
初等教育ゼミナールⅢh
341
情報処理演習2c・d
33
初等教育ゼミナールⅢi
341
情報と社会a・b
30
初等教育ゼミナールⅢj
342
情報と表現
30
初等教育ゼミナールⅢk
342
情報と文化a・b
31
初等教育ゼミナールⅢl
343
377
初等教育ゼミナールⅢm
343
16
初等教育ゼミナールⅣa
344
書道1a・b
3
初等教育ゼミナールⅣb
344
書道2a・b
4
初等教育ゼミナールⅣc
345
初等教育学特演Ⅰ
447
初等教育ゼミナールⅣd
345
初等教育学特演Ⅱ
448
初等教育ゼミナールⅣe
346
初等教育ゼミナールⅠa
325
初等教育ゼミナールⅣf
346
初等教育ゼミナールⅠb
326
初等教育ゼミナールⅣg
347
初等教育ゼミナールⅠc
326
初等教育ゼミナールⅣh
347
初等教育ゼミナールⅠd
327
初等教育ゼミナールⅣi
348
初等教育ゼミナールⅠe
327
初等教育ゼミナールⅣj
348
初等教育ゼミナールⅠf
328
初等教育ゼミナールⅣk
349
初等教育ゼミナールⅠg
328
初等教育ゼミナールⅣl
349
初等教育ゼミナールⅠh
329
初等教育ゼミナールⅣm
350
初等教育ゼミナールⅠi
329
資料組織演習Ⅰa・b
369
初等教育ゼミナールⅠj
330
資料組織演習Ⅱa・b
370
初等教育ゼミナールⅠk
330
資料組織概説
369
初等教育ゼミナールⅠl
331
人権の現代的課題 a・b
17
初等教育ゼミナールⅡa
331
人体の構造と機能
26
初等教育ゼミナールⅡb
332
身体表現史
初等教育ゼミナールⅡc
332
心理学の世界と歴史
初等教育ゼミナールⅡd
333
心理検査法実習
284
初等教育ゼミナールⅡe
333
心理統計学
283
初等教育ゼミナールⅡf
334
人類学の世界と歴史
初等教育ゼミナールⅡg
334
情報メディアの活用
女性の生活と歴史
−454−
108
14
11
索 引
す
総合歴史演習1
236
図画工作Ⅰa・b
314
総合歴史演習2
237
図画工作Ⅰc
314
総合歴史演習3
237
図画工作Ⅱa・b
315
総合歴史演習4
238
図画工作Ⅱc
315
総合歴史ゼミナールⅠa
245
図画工作Ⅲ
316
総合歴史ゼミナールⅠb
246
図画工作Ⅳ
316
総合歴史ゼミナールⅠc
246
図画工作科教育法
300
総合歴史ゼミナールⅠd
247
スポーツ2a(人文・他)
34
総合歴史ゼミナールⅠe
247
スポーツ2b
35
総合歴史ゼミナールⅠf
248
スポーツ2c(教職)
35
総合歴史ゼミナールⅠg
248
スポーツ2d・e
36
総合歴史ゼミナールⅠh
249
スポーツ3(人・教・薬)
37
総合歴史ゼミナールⅠi
249
スポーツ3a
36
総合歴史ゼミナールⅡa
250
スポーツ3b
37
総合歴史ゼミナールⅡb
250
スポーツ4a
38
総合歴史ゼミナールⅡc
251
スポーツ4b
38
総合歴史ゼミナールⅡd
251
スポーツと健康
33
総合歴史ゼミナールⅡe
252
スポーツと社会
34
総合歴史ゼミナールⅡf
252
総合歴史ゼミナールⅡg
253
総合歴史ゼミナールⅡh
253
せ
308
総合歴史ゼミナールⅡi
254
生活科教育法
298
総合歴史ゼミナールⅢa
254
精神保健
281
総合歴史ゼミナールⅢb
255
生徒・進路指導論(初等用)
304
総合歴史ゼミナールⅢc
255
生徒・進路指導論(中等用)
359
総合歴史ゼミナールⅢd
256
生命機能のシステム
25
総合歴史ゼミナールⅢe
256
生命機能のプログラム
27
総合歴史ゼミナールⅢf
257
生命と自然環境
26
総合歴史ゼミナールⅢg
257
生命と生活の化学
27
総合歴史ゼミナールⅢh
258
西洋史演習A
417
総合歴史ゼミナールⅢi
258
西洋史演習B
417
総合歴史ゼミナールⅣa
259
西洋史演習C
418
総合歴史ゼミナールⅣb
259
西洋史演習D
418
総合歴史ゼミナールⅣc
260
西洋史特論Ⅰ
400
総合歴史ゼミナールⅣd
260
西洋史特論Ⅱ
400
総合歴史ゼミナールⅣe
261
西洋美術史
9
総合歴史ゼミナールⅣf
261
専門資料論
368
総合歴史ゼミナールⅣg
262
総合歴史ゼミナールⅣh
262
総合歴史ゼミナールⅣi
263
そ
総合演習Ⅰ
360
総合演習Ⅱ
360
−455−
索
引
生活
た
道徳教育研究(中等用)
357
体育Ⅰa・b・c
317
東洋史演習A
416
体育Ⅱa
317
東洋史演習B
416
体育Ⅱb・c
318
東洋史特論Ⅰ
399
体育科教育法
301
東洋史特論Ⅱ
399
東洋美術史
ち
9
読書と豊かな人間性
376
地域史特殊研究1A
221
特別活動研究(初等用)
302
地域史特殊研究2A
221
特別活動研究(中等用)
358
地域史特殊研究2B(韓国文化論)
222
都市文化振興特論Ⅰ
422
地域史特殊研究2C(中国文化論)
222
都市文化振興特論Ⅱ
423
371
地誌(2年次以上)
22
図書及び図書館史
中国語講読入門1a・b
85
図書館概論
中国語講読入門2a・b
85
図書館経営論
365
中国語講読入門2c
86
図書館サービス論a・b
365
中国語中級3
86
図書館資料論
368
中国語中級4
87
図書館特論
372
中国語文法入門1a・b
83
中国語文法入門1c
84
に
中国語文法入門2a・b
84
日本語1(外国人留学生履修科目)
93
地理学概論(2年次以上)
23
日本語2(外国人留学生履修科目)
94
地理学の世界と歴史
12
日本語3(外国人留学生履修科目)
94
日本語4(外国人留学生履修科目)
95
つ
46
日本語演習A(a)
401
通訳演習1
188
日本語演習A(b)
401
通訳演習2
188
日本語演習B(a)
402
通訳演習3
189
日本語演習B(b)
402
通訳演習4
189
日本語演習C(a)
403
通訳演習入門
172
日本語演習C(b)
403
通訳論とその演習Ⅰ
425
日本語演習D(a)
404
通訳論とその演習Ⅱ
426
日本語演習D(b)
404
日本国憲法a・b
て
哲学と倫理の諸問題
哲学の世界と歴史
18
日本語研究1
111
432
日本語研究2
111
10
日本語講義1
116
日本語講義2
117
日本語史
107
と
ドイツ語中級3
76
日本語特論Ⅰ
385
ドイツ語中級4
77
日本語特論Ⅱ
385
ドイツ語文法入門1
75
日本語特論Ⅲ
386
ドイツ語文法入門2
76
日本語特論Ⅳ
386
日本語表現入門1
101
道徳教育研究(初等用)
301
−456−
索 引
101
日本文学演習C(a)
407
日本史演習A(a)
412
日本文学演習D(a)
407
日本史演習A(b)
412
日本文学入門1
100
日本史演習A(c)
413
日本文学入門2
100
日本史演習B(a)
413
日本文化論1
5
日本史演習B(b)
414
日本文化論2
6
日本史演習B(c)
414
乳児保育Ⅰa・b
292
日本史演習C(c)
415
乳児保育Ⅱa・b
293
日本史演習D(c)
415
乳児保育Ⅲ
293
日本史研究1
227
日本史研究2
227
は
日本史研究3
228
博物館概論
44
日本史研究4
228
博物館学各論1(2年次以上)
45
日本史研究5
229
博物館学各論2(2年次以上)
45
日本史研究6
229
博物館実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
363
日本史講義1A
238
発達障害の心理学
284
日本史講義1B
239
発達心理学
276
日本史講義2C
239
発達心理学特講
276
日本史講義3C
240
ハングル講読入門1a
90
日本史講読1
211
ハングル講読入門1b
90
日本史講読2
211
ハングル講読入門2a
91
日本史講読3
212
ハングル講読入門2b
91
日本史講読4
212
ハングル講読入門2c
92
日本史講読5
213
ハングル中級3
92
日本史講読6
213
ハングル中級4
93
日本事情1(外国人留学生履修科目)
39
ハングル文法入門1a
87
日本事情2(外国人留学生履修科目)
39
ハングル文法入門1b
88
日本史特論Ⅰ
396
ハングル文法入門1c
88
日本史特論Ⅱ
396
ハングル文法入門2a
89
日本史特論Ⅲ
397
ハングル文法入門2b
89
日本史特論Ⅳ
397
日本史特論Ⅴ
398
ひ
日本史特論Ⅵ
398
病気と環境
日本史入門1
207
表現創造基礎1
103
日本史入門2
207
表現創造基礎2
103
日本人の思想
6
表現創造基礎3(言語表現1)
104
日本美術史a
8
表現創造基礎4(身体表現1)
104
日本美術史b
8
表現創造研究1
112
日本文学演習A(a)
405
表現創造研究2
112
日本文学演習A(b)
405
表現創造研究3
113
日本文学演習B(a)
406
表現創造講義1
117
日本文学演習B(b)
406
表現創造講義2
118
−457−
28
索
引
日本語表現入門2
表現創造講義3
118
表現文化ゼミナールⅤd
138
表現創造入門1
102
表現文化ゼミナールⅤe
139
表現創造入門2
102
表現文化ゼミナールⅤf
139
表現文化ゼミナールⅠa
119
表現文化ゼミナールⅤh
140
表現文化ゼミナールⅠb
119
表現文化ゼミナールⅤi
140
表現文化ゼミナールⅠc
120
表現文化ゼミナールⅥa
141
表現文化ゼミナールⅠd
120
表現文化ゼミナールⅥb
141
表現文化ゼミナールⅠe
121
表現文化ゼミナールⅥc
142
表現文化ゼミナールⅠf
121
表現文化ゼミナールⅥd
142
表現文化ゼミナールⅠg
122
表現文化ゼミナールⅥe
143
表現文化ゼミナールⅠh
122
表現文化ゼミナールⅥf
143
表現文化ゼミナールⅠi
123
表現文化ゼミナールⅥh
144
表現文化ゼミナールⅡa
123
表現文化ゼミナールⅥi
144
表現文化ゼミナールⅡb
124
表現文化ゼミナールⅡc
124
ふ
表現文化ゼミナールⅡd
125
婦人問題と社会教育
表現文化ゼミナールⅡe
125
フランス語講読入門1a
80
表現文化ゼミナールⅡf
126
フランス語講読入門1b
80
表現文化ゼミナールⅡg
126
フランス語講読入門2a
81
表現文化ゼミナールⅡh
127
フランス語講読入門2b
81
表現文化ゼミナールⅡi
127
フランス語講読入門2c
82
表現文化ゼミナールⅢa
128
フランス語中級3
82
表現文化ゼミナールⅢb
128
フランス語中級4
83
表現文化ゼミナールⅢc
129
フランス語文法入門1a
77
表現文化ゼミナールⅢd
129
フランス語文法入門1b
78
表現文化ゼミナールⅢe
130
フランス語文法入門1c
78
表現文化ゼミナールⅢf
130
フランス語文法入門2a
79
表現文化ゼミナールⅢg
131
フランス語文法入門2b
79
表現文化ゼミナールⅢh
131
文化財保護活動特論
表現文化ゼミナールⅢi
132
文章表現a∼d
97
表現文化ゼミナールⅣa
132
文章表現e
97
表現文化ゼミナールⅣb
133
表現文化ゼミナールⅣc
133
ほ
表現文化ゼミナールⅣd
134
保育原理Ⅰ
272
表現文化ゼミナールⅣe
134
保育原理Ⅱ(=保育者論)
272
表現文化ゼミナールⅣf
135
保育原理Ⅲ
273
表現文化ゼミナールⅣg
135
保育実習実践研究Ⅰ
324
表現文化ゼミナールⅣh
136
保育実習実践研究Ⅱ
324
表現文化ゼミナールⅣi
136
保育所保育実習Ⅰ
322
表現文化ゼミナールⅤa
137
保育所保育実習Ⅱ
323
表現文化ゼミナールⅤb
137
保育内容総論
287
表現文化ゼミナールⅤc
138
翻訳演習1
190
−458−
383
431
索 引
翻訳演習2
190
ヨーロッパ・アメリカ史入門2
翻訳演習3
191
ヨーロッパ人の思想
翻訳演習4
191
翻訳演習入門
172
ら
翻訳論とその演習Ⅰ
426
ライティング演習Ⅰa
145
翻訳論とその演習Ⅱ
427
ライティング演習Ⅰb
145
ライティング演習Ⅰc
146
ライティング演習Ⅰd
146
ライティング演習Ⅱa
147
ライティング演習Ⅱb
147
ライティング演習Ⅱc
148
ライティング演習Ⅱd
148
ま
マルチメディア表現特論
421
め
メディア政治特論Ⅰ
428
メディア政治特論Ⅱ
429
208
7
り
よ
理科
307
養護原理
273
理科教育法
298
養護内容a・b
295
リスニングa
153
幼児の音楽表現Ⅰa・b
289
リスニングb
153
幼児の音楽表現Ⅱa・b
290
リスニングc
154
幼児の環境a・b
288
臨床心理学
277
幼児の健康a・b
287
臨床心理学特講
277
幼児の言葉a・b
289
倫理と価値観の諸相
幼児の身体表現Ⅰa・b・c
291
幼児の身体表現Ⅱa・b
292
れ
幼児の造形表現Ⅰa・b
290
歴史遺産解説特論Ⅰ
429
幼児の造形表現Ⅱa・b
291
歴史遺産解説特論Ⅱ
430
幼児の人間関係a・b
288
歴史遺産研究1
234
幼児理解とカウンセリング
303
歴史遺産研究2
235
幼稚園教育実習
320
歴史遺産研究3
235
幼稚園教育実習実践研究Ⅰa・b
321
歴史遺産研究4
236
幼稚園教育実習実践研究Ⅱa・b
321
歴史遺産講義1C
244
ヨーロッパ・アメリカ史研究1
230
歴史遺産講義2C
245
ヨーロッパ・アメリカ史研究2
230
歴史遺産史料講読1
217
ヨーロッパ・アメリカ史研究4
231
歴史遺産史料講読2
218
ヨーロッパ・アメリカ史講義1A
240
歴史遺産史料講読3
218
ヨーロッパ・アメリカ史講義1B
241
歴史遺産史料講読4
219
ヨーロッパ・アメリカ史講義2A
241
歴史遺産入門1
210
ヨーロッパ・アメリカ史講義2B
242
歴史遺産入門2
210
ヨーロッパ・アメリカ史講読1
214
歴史遺産保護行政特論Ⅰ
430
ヨーロッパ・アメリカ史講読2
214
歴史遺産保護行政特論Ⅱ
431
ヨーロッパ・アメリカ史講読3
215
歴史人物の生と時代1A
219
ヨーロッパ・アメリカ史入門1
208
歴史人物の生と時代2A
220
索
引
−459−
15
歴史人物の生と時代2B
220
レファレンスサービス演習a・b
366
ろ
論文の作法
421
−460−