若き音楽家に演奏の場を提供しようと､園田高弘が生前にスタートさせた｢園田高弘が推薦する"旬のピアニスト"｣､その遺志を継いだ｢シリーズ"ピアニスツ''｣の両シリーズで24回の演奏会を開催して参りました｡これまでに紹介したピアニストがそれぞれに日本のピアノ界の貴重な存在として頑張っているのを嬉しく思っております｡しかし､そろそろ若い人にバトンタッチする時期と考え､園田高弘の命日10月7日と翌8日にシリーズ出演者によります記念コンサートを開催し､それをもって､シリーズに終止符を打つことといたしました｡都合で参加できないピアニストもいますが､まさに旬の15名のピアニストが代わる代わる登場し､精魂込めた演奏をお届けします｡この記念コンサートが心に残るコンサートとなり､そこから更なるステージがスタートすることを心より願っております｡芸術教育企画園田春子青柳晋(Susumu Aoyagi) 高橋望(Nozomu Takahashi) 桐朋学園大学在学中にベルリン芸術大学に留学｡ロン=テイボー国際苦楽コンクール入賞し､欧米でドレスデン苦楽大学､同大学院マイスタークラスを修了｡G･ガンドルフイ国際ピアノコンクール第2位入賞｡2002年帰国し､各地での演奏活動に加え､郷活動を開始する｡ハエン､アルフレード=ガゼッラ､ポリーノの各国際コンクールで優勝｡ 1997年より日本でも活動を開始する｡日本ショパン協会賞を受賞｡現在､東京蛮術大学准教授｡里･秩父で自主リサイタルシリーズや小中学校での演奏会なども積極的に手掛ける｡卵､田村響(HibikiTamura) 大崎結真(Yuma Osaki) 高校を卒業後､イモラ音楽院､パリ国立高等音楽院大学院､パリ･エコール･ノルマル音楽院で研輩を積む｡ロン=テイボー､A.ルービンシュタイン､ジュネーブ､リーズ等国際コンクールに多数入賞｡高校卒業と同時にザルツブルグ･モーツアルテウム苦楽院に留学｡同院在学中にロン=テイボー国際苦楽コンクールに優勝し､一躍注目を集め､世界各地で演奏活動を展開する｡ 2010年にパリから日本に拠点を移す｡日本ショパン協会賞を受賞｡現在は日本を拠点に活躍｡アリオン賞､出光苦楽大橋雅子(Masako Ohashi) 新納洋介(Ybsuke Niino) フェリス女学院大学音楽学部を首席で卒業｡ドイツ国立デトモルト苦楽大学大学院､スイス国立チューリヒ苦楽大学大学院修了｡イタリア･パドヴァ市国際苦楽コンクール第1位｡現在､チューリッヒを拠点にヨーロッパと日本で演東京垂術大学を卒業｡その後､パリ地方国立音楽院で研鍔を積み､審査員満場一致の一等賞で卒業｡マリア･カナルス国際コンクール第2位をはじめ､多賞､文化庁長官表彰などを受賞｡くの国際コンクールで上位入賞｡現在､国立音楽大学などで後進の指導にもあたる｡ √ 奏活動を展開している｡岡田将(Masaru Okada) 平井千絵(Chie Hirai) 高校在学中に日本苦楽コンクール優勝｡ザルツブルグ･モーツアルテウム音楽院､ベルリン芸術大学にて研輩を積む｡日本人で初めてリスト国際ピアノコンクールに優勝する｡ドイツを拠点に活動を開始桐朋学園大学ピアノ科を卒業後､ハーグ王立音楽院古楽科でフォルテピアノの研輩を積み､首席で卒業｡ブルージュ国際フォルテピアノコンクール3位､ IYAP国際古楽コンクール優勝｡し､ 2007年に帰国｡欧州を中心に演奏活動を展開｡2012年に拠点を日出光音楽賞､日本ショパン協会賞などを受賞｡本に移す｡川井綾子(Ayako Kawai) 松本和将(Kazumasa Matsumoto) 桐朋学園大学を卒業後､渡仏｡パリ･エコールノルマル苦楽院を首席で卒業｡マリア･カナルス国際コンクール最高位とローレックス賞､エリザベート王妃コンクール入賞など､多くのコンクールで入賞｡現在､フェリス女学院大学講師｡東京蛮術大学1年で日本苦楽コンクールに優勝し､在学中より活発な演奏活動を開始する｡エリザベート王妃コンクール､ブゾーニ国際コンクール入賞｡現在､クラシックの枠に留まらない幅広い活動を展開｡岡山県芸術特別顕彰などを受賞｡北村朋幹(Tomoki Kitamura) 三木香代(Kayo Miki) 弱冠14歳で東京音楽コンクールで第1位ならびに審査員大賞を受賞｡東京垂術大学在学中の201 1年に渡独し､現在はベルリン芸術大学で研輩を積みつつ､日本でも活発な活動を展開している｡京都市立芸術大学卒業｡ショパン国際コンクールにて最優秀演奏賞､エリザベート王妃コンクール入賞など､コンクールにて多くの賞を受賞｡日本ショパン協会賞､姫路市芸術文化賞などを受賞｡現在､国立音楽大学教授島田彩乃(Ayano Shimada) 宵谷理香(Rika Miyatani) 高校卒業と同時に､渡欧｡パリ国立高等音楽院､パ桐朋学園大学､同大学研究科を卒業｡リ･エコール･ノルマル音楽院､ライブツイヒ苦楽演劇大学にて研鏡を積む｡ジャン･フランセ国際苦楽コンクール第1位をはじめ､多くのコンクールに入賞｡201 1年に拠点を日本に移す｡現在､上野学園大学講師｡現在､ソロ､室内楽での活躍に加え､学校訪問､レクチャーなど幅広い活動を展開している｡日本ショパン協会賞を受賞｡杉目奈央子(Naoko Sugime) 桐朋学園大学卒業｡同大学研究科を修了後､ミュンヘン国立音楽大学大学院にて研輩を積む.ブゾーニ国際コンクール入賞｡現在は地元･大分で活動中｡大分県立芸術文化短期大学専任講師｡ショパン国際コンクール第5位入賞｡ - i-'誌