→ れ以外の地域経済の活性化に 討委員会﹂よりいただいた答 徐々に拡大し、高齢者や交通 も、より一層の精力を傾注し 申を基軸として、地域医療の 弱者の方々にとりまして利便 てまいりたいと考えていま 中 核 を 担 う 2つ の 市 立 病 院 性の高い、生活基盤の充実し す。一昨年に端を発したリー が、持続安定的に質の高い医 たまちづくりに邁進してまい マンショックから一旦回復の 療と看護が提供できるような りたいと考えています。 兆しを見せたところ、昨年突 体制づくりを着実に進め、美 次に、東洋屈指の大鍾乳洞 如衝撃を与えたドバイショッ 祢医療圏を構築したいと考え ﹁秋芳洞﹂やカルスト台地﹁秋 ク、これらにより経済活動は ています。子供から高齢者ま 吉台﹂をはじめとする、無限 世界的に低迷しています。し で、全市民の安心の拠り所と の可能性を秘めた多くの観光 の 中、 昨 年 は 政 かし、県内 市町中6番目に して、2つの市立病院を引き 資 源 を 有 す る 本 市 に と っ て、 界に政権交代な 広 大 な 4 7 2・7 1 ㎡と い 続き運営いたします。 さらなる観光交流の促進を図 る激震が走った う面積を有する本市には、豊 ることは、全市民の希望であ さらには、子育て支援対策 歴史的な年とな かな地下資源、類い希な観光 と し て ﹁ 美 祢 市 フ ァ ミ リ ー サ る と 同 時 に 誇 り で も あ り ま り ま し た。 こ の 資源があります。これらを活 ポートセンター事業﹂を、昨 す。昨年は、秋芳洞開洞百周 よ う な 中、 政 権 用した商工業と、自然資源に 年 9 月 に 開 始 い た し ま し た。 年を記念し、秋芳洞での﹁光 交代に左右され 恵まれた本市ならではの基幹 本事業は、仕事や家庭の用事 響ファンタジー 水と大地の ない不変の行政 産業である農林業の振興に重 な ど で 子 供 の 世 話 が で き な い 神 秘 ﹂ 等 、 数 々 の 画 期 的 か つ 基 盤 を 築 き、 市 点を置き、雇用の拡大を図る ときに、一時的、臨時的に手 効果的な地域発信イベントに 民生活に揺るぎ ため、 ﹁交流拠点都市 美祢市﹂ 助けをする有償ボランティア 取り組んだ結果、本市への観 ない安心感をも 活動の橋渡しを行うものであ 光客数は着実に増加の一途を の旗を高く揚げ、より一層の たらすことがで り 、 こ れ に よ り 、 子 育 て 中 の た ど っ て い ま す 。 ま た 、 秋 吉 トップセールスを続けてまい き る よ う、﹁ 市 民 誰 も が 仕 事 と 育 児 を 両 立 し、 台は、昨年見事に読売新聞社 ります。 が夢・希望・誇りをもって暮 安心して働くことができる環 の﹁平成百景﹂の栄冠に輝き 昨年は、新政権において各 新年明けましておめでとう ございます。市民の皆様には、 らす交流拠点都市 美祢市﹂ 境が整備され、ひとにやさし ました。加えて、今年完成い 種事業の必要性を判定する事 希望にあふれる新年をお迎え を基本理念とする第一次美祢 い ま ち づ く り に 励 ん で い る と た し ま す ﹁ 美 祢 市 観 光 振 興 計 業仕分けが行われました。税 のことと、心よりお慶び申し 市総合計画の策定をいたしま ころです。 画﹂のもと、国内外を問わず 金の無駄遣いをなくし、国民 上げます。 した。 世界有数の観光立市へと導く 生活の立て直しに遣うという また、市民の皆様にとって、 大きな課題の一つでございま ため、誇りうる観光資源をさ 大義は、市政を預かる者とし 平素は、市政推進に対しま まずは、市民の皆様が安全 して、心温まるご理解とご支 に安心して健やかに暮らすこ し た 交 通 手 段 の 確 保 を 実 現 す ら に ア ピ ー ル し て ま い る 所 存 て当然のことであると考えて 援をいただき、厚くお礼申し とができるよう、医療や福祉、 る た め、﹁ ミ ニ バ ス 運 行 ﹂ を です。 います。同時に、地方自治体 上げます。 そして子育て環境の充実を図 昨 年 よ り 開 始 い た し ま し た。 私は、新市の舵取り役を授 に係る事業仕分けは、基礎自 ることを第一に掲げていま 個人の玄関先まで出迎えてく か っ て 以 来、﹁ 交 流 拠 点 都 市 治体を重視し地域主権の立場 す。そのための第一歩として、 美 祢 市 ﹂ と い う キ ャ ッ チ フ れ る ﹁ ミ ニ バ ス 運 行 ﹂ は 、 私 をふまえるものであるべきで 今年は、山口大学の羽生正宗 レーズを駆使して、美祢市の にとっても念願の政策のひと あり、市民の意見を十分尊重 教授が委員長を務められた トップセールスを行っていま つであったわけですが、今後 する必要があり、国と地方が ﹁美祢市立病院事業あり方検 す。観光資源はもとより、そ も﹁ミニバス﹂の運行区域を 対等の立場で対話してゆける さて、新市となり間もなく 2年近くになろうとしていま すが、進展する地方分権社会 の進展により、自治体により 一層自主性が求められる環境 20 k 広報みね 2010 年(平成 22 年) 1月1日 ② 美祢市民の皆様、新年明け ましておめでとうございま す。 平 成 年 の 年 頭 に 当 た り、 市 議 会 を 代 表 い た し ま し て、 謹んで新年のご挨拶を申し上 げます。 市民の皆様方には、明るく 希望に満ちた新年を、ご家族 おそろいでお迎えのこととお 喜 び 申 し 上 げ ま す。 昨 年 は、 市民の皆様には、市議会に対 し、温かいご理解と、絶大な るご協力を賜り、心より厚く お礼申し上げます。 ﹁ 美 祢 市 ﹂ も 合 併 を し て、 今年3月には、早や3年目を 迎え、我々議員も任期の折り 返しの年でもあります。 12 は、 旧 市 町 そ れ 美 祢 市 に お い て も 過 疎 化、 において、慎重に協議を重ね パートナーシップ関係の構築 ぞれの議会運営 少子高齢化などにより、人口 ており、近日中に答申が提出 が重要であると確信していま の違いから来る の 減 少 に 伴 う 地 域 の 衰 退 や、 されるものと思います。 す。すなわち、国を支えるの 戸 惑 い や、 合 併 公共事業の減少による産業の また、昨年の8月に当市の は地方であり、市を支えるの 後の市政を取り 冷え込みが進み、市の財政も 引き受けで、山口県市議会議 は 市 民 で あ る と い う 誇 り を、 巻く多くの課題 極めて厳しい状況にある中 員研修会を開催し、前三重県 我々はもたなければなりませ が山積する中 で、商工業・観光産業・農林 知事の北川正恭先生、専修大 ん。本市においても、メリハ で、 議 論 の 多 く 業 の 振 興、 行 財 政 改 革 な ど、 学講師の加藤幸雄先生を講師 リのある効果的な行政運営で が旧市町時代の 早急に対応しなければならな としてお招きし、議会改革の まちづくりを進め、市民感覚 政策に集中する い課題や重要な問題を数多く 必要性等をご教示いただきま に基づく厳格な行政改革に取 状況でありまし 抱えておりますが、今後は市 した。今後、議会基本条例の り 組 み、 よ り 質 の 高 い 行 政 た。 し か し、 2 民・行政一丸となって、合併 制定に向け議論を重ねて行き サービスを実現いたします。 年目の昨年度は によるスケールメリットを活 たいと思います。 今年の干支でございます虎 会派結成などに かし、﹁秋吉台﹂﹁秋芳洞﹂等 時代を見据えた情勢分析に は、﹁ 一 夜 に し て 千 里 を 走 り よる議員相互の信頼関係も生 の豊かな観光資源を活用し 力点を置きながら、市民の皆 抜ける﹂と古くから言われて まれ、また執行部においても て、活気のあるまちづくりを 様の求める効率のよい行政を います。私も虎の勢いにあや 組織体制の充実などで、徐々 進めなければなりません。 念頭に、市執行部と互いの知 かり、これからも市民の皆様 に新しい﹁美祢市議会﹂の基 そして、昨年 月議会で可 恵を出し合いながら市民参加 方にとって夢と希望、そして 礎固めが出来つつあり、この 決した美祢市の将来像を描い の市政運営に努力していく所 誇りに満ちた交流拠点都市実 ような重要な時期に、市議会 た﹁美祢市総合計画基本構想﹂ 存であります。 現に向かって疾走し、第一次 議長としてことにあたられた を 基 に、 市 民 が﹃ 夢・ 希 望・ 美祢市総合計画に基づく政策 大変厳しい財政状況ではご ことは、大変光栄に存じてい 誇り﹄をもって暮らす交流拠 を着実に推進するという確固 ざいますが、市民の皆様の更 るところであります。 点都市 美祢市を基本理念と たる信念をもって、市政運営 なるご理解、ご協力をいただ し、安全・安心のまちづくり にあたってまいる所存です。 きますようお願いを申し上 さて、国では、昨年、政権 交代があり、新政権は大きな に向けて、市民と行政の協働 げ、この一年が皆様方にとり 何とぞ、本年が美祢市にと 政策として、地域主権改革を による個性あるまちづくりを りまして、輝かしい年となり まして輝かしい年であります 掲 げ、 こ れ に よ り 地 方 で は、 進め、希望を持って暮らして ますよう、ご支援賜りますよ よ う ご 祈 念 申 し 上 げ ま し て、 自己決定・自己責任が強く求 いける美祢市を、次世代に引 う心からお願い申し上げま 念頭のご挨拶といたします。 められる本格的な地方分権時 き継げるよう努力していくこ す。 代が到来する中で、最近の社 とが、私たちに課せられた使 新年が、市民の皆様におか 会経済情勢は、地域経済の低 命であると考えております。 れまして、健康で喜びに満ち 迷、人口減少など、様々な問 私ども市議会といたしまし あふれた一年となりますこと 題を抱えており、とりわけ都 ても、懸案であります次期市 を心からお祈りし、新年のご 市と地方の格差問題は、極め 議会議員選挙の定数につきま あいさつといたします。 て深刻であります。 して、現在、議会運営委員会 → この2年間の市議会を振り 返ってみますと、合併初年度 ③ 広報みね 2010 年(平成 22 年) 1月1日 22
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