スペシャル・レポート フィデリティ・欧州株・ファンド

2015年6月29日
スペシャル・レポート
フィデリティ・欧州株・ファンド
販売用資料
販売会社様内限
追加型投信/海外/株式
フィデリティ投信株式会社
ギリシャの財政支援協議に関連して、ギリシャ政府、議会は、債権者側から提案されている財政改革案について、
国民投票で是非を問うことを決定しました。当レポートでは、今後のギリシャ支援協議を巡るポイントなどについて
ご説明いたします。
ポイント
1. ギリシャの債務不履行の可能性が高まる
2. ギリシャ問題がユーロ圏全体に波及する可能性は低い
3. 短期的にリスク資産が軟調になれば魅力的な投資機会
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ギリシャのチプラス首相は6月27日、ユーロ圏などの債権者側から提案されていた財政改革案について、
国民投票で賛否を問うと発表しました。ユーロ圏は、6月30日となっているギリシャ支援協議の期限を延長
しないことを決定しました。6月30日に返済期限となるIMF(国際通貨基金)向けの15億ユーロの返済につい
て、債務不履行(デフォルト)となる懸念が広がっています。
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ギリシャでは、銀行からの預金引き出し制限などの資本規制が実施される見通しとなり、当面ギリシャ経済
の混迷が深まるのは避け難い状況です。
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しかし、この問題が、ユーロ圏全体に波及する可能性は現状低いと想定されます。2010年の欧州債務
危機の後、欧州金融安定基金(EFSF)が発足し、欧州金融システムが一部の国の問題で連鎖的に影響を
受けることを防ぐ仕組みが出来上がっています。さらに、欧州中央銀行(ECB)は量的緩和で各国の国債を
購入しており、この点も域内の金融市場の安定につながっています。
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また、欧州債務危機時に、ギリシャから懸念が広がった、イタリア、スペインなどの経済状況は大きく改善し
ています。イタリアは基礎的財政収支が黒字化し、スペインも黒字化に向けて大きく前進しています。アイ
ルランドとポルトガルもECBからの支援資金を完済しています。
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今後数日間は、流動的な状況が続くと思われますが、仮に7月5日の国民投票でユーロ圏の財政改革案に
対して反対多数となった場合には、ギリシャがユーロ圏から離脱する可能性が高まると想定されます。
一方、賛成多数となった場合には、引き続きユーロ圏にとどまり、IMFなどの支援を受けながら財政構造
改革をすすめると見られ、市場の混乱は低下すると見られます。
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心理的な影響などで世界株式などのリスク資産が軟調となる場合には、魅力的な投資機会となる可能性
があります。欧州経済のファンダメンタルズは堅調に推移しており、また、ECBの量的緩和も相俟って、
欧州株相場は堅調に推移すると期待されます。
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なお、当ファンドではギリシャ企業の株式は保有しておりません。当社が設定運用する投資信託商品につ
いては、世界の主要拠点にある運用調査体制を駆使し、今後とも銘柄選択に励んで参ります。
(注)各種情報等よりフィデリティ投信作成。
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上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
2ページ目以降を必ずご確認ください。
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