4年 9.広さを調べよう[面積のはかり方と表し方] 〔指導時数〕12時間 (1

4年
9.広さを調べよう[面積のはかり方と表し方]
〔指導時数〕12時間
(1) 単元の目標
○面積について単位と測定の意味を理解し、面積を計算によって求めることができるようにするとともに、面積について
の量感を豊かにする。
(関心・意欲・態度)・面積を数値化して表すことのよさや、計算によって求められることの便利さに気づき、身の
回りの面積を求めるなど生活に生かそうとする。
(数学的な考え方) ・面積について、量や乗法の学習を基に、単位の何こ分で数値化して表すことや、辺の長さを
用いて計算で求められることを考え、とらえることができる。
(技能)
・長方形、正方形の面積を、公式を用いて求めることができる。
(知識・理解)
・面積について、単位と測定の意味や、長方形や正方形の面積は計算によって求められること
やその求め方を理解し、面積についての量感を身につける。
(2)
評価規準
関心・意欲・態度
数学的な考え方
技
能
知 識・理 解
・面積の公式の便利さに気づき ・面積を、長さやかさと同じよ ・正方形や長方形の面積を公式 ・正方形や長方形の面積を求め
、公式を用いて身の回りの正
うに、単位の大きさのいくつ
を用いて求めることができ
る公式を理解している。
方形や長方形の面積を求め
分として、数直線化して考え
る。
ようとしている。
ている。
(3)指導計画
★:考え方
時 月 曜 校
学
習
活
動
目
標
おもな評価規準
日
時
じっくりコース
ばっちりコース
はりきりコース
○面積の比べ方をい ・p.12の絵を提示し、日常生活の中で面積を比べる場面や陣取りゲ 関
□既習の量の場合を基
1
ろいろな方法で考 ームを取り上げ、自由に話し合いながら面積についての興味・関心
に、いろいろな方法で
え、面積を比べる を高めるようにする。
面積の比べ方を考え
ことができる。
・陣取りゲームで得られた図形の面積の比べ方を考える。
ようとしている。
2
○面積の単位「平方 ・陣取りゲームで得られた図形の面積の表し方を考える。
センチメートル(c ・面積の単位「平方センチメートル(cm2)」を知る。
m2)」を知り、面
積の意味について
理解する。
知
□面積の意味や面積の
単位「平方センチメー
トル(cm2)」を理解し
ている。
3
○長方形、正方形の ・長方形、正方形の面積を計算で求める方法を考える。
面積を計算で求め ・「公式」の意味を知り、長方形、正方形の面積の公式をまとめる
る方法を理解し、 。
面積を求める公式
をつくることがで
きる。
・公式を用いて、長方形や正方形の面積を求めたり、辺の長さを求
めたりする。
・周りの長さが等しい長方形や正方形の面積を調べ、周りの長さが
等しくても面積が異なる図形があることをおさえる。
関面積は計器による測
□
定でなく、縦、横の辺
の長さから計算で求
められることの便利
さに気づいている。
技
□面積の公式を用いて、
長方形、正方形の面積
を求めることができ
る。
○既習の長方形や正 ・長方形を組み合わせた図形の面積を、分割したり、補ったりする
方形の面積を求め などのいろいろな考えで求める。
る学習を活用して ・自分の考えを図や式などで説明する。
、長方形を組み合 ・友達の考えを聞き、いろいろな方法で求められることに気付く。
わせた図形の面積
☆分ける
☆分ける
の求め方を考え、 ☆分ける
4×3+2×3
2×3+2×6
2×3+2×6
面積を求めること
☆埋める
4×3+2×3
4×3+2×3
ができる。
4×6-2×3
☆埋める
☆埋める
4×6-2×3
4×6-2×3
☆移動する
☆移動する
(4-2)×(6+ (4-2)×(6+
3)
3)
(4-1)×6
☆合体させる
4×(6+3)÷
2
○面積の単位「平方メ ・長方形の形をした教室と正方形の形をした理科室の面積の求め方
ートル(m2)」を知
を考える。
り、辺の長さがm ・面積の単位「平方メートル(m2)」を知る。
の場合も、長方形 ・辺の長さがmで表されていても、面積の公式が使えることを確認す
や正方形の面積の る。
公式が適用できる
ことを理解する。
○面積の単位m2とcm2 ・1m2は何cm2になるか調べる。
関
□どの考えも既習の長
方形や正方形の形を
基にして求めている
ことに気づき、既習を
活用するよさを認め
ている。
考長方形を組み合わせ
□
た図形の面積の求め
方を、求積方法が既習
である長方形や正方
形に分割するなどし
て考え、図や式などを
用いて説明している。
4
5
6
7
-1-
知
□辺の長さがmで表され
た長方形や正方形の
面積も、面積の公式を
適用して求められる
ことを理解している。
知面積の単位m2とcm2の
□
8
9
の関係を理解する ・紙を使って、1m2の正方形を作り面積の量感をつかむ活動に取り組
。
む。
関係を理解している。
○面積の単位「アー ・1辺の長さを10mや100mにしたときの面積を考え、面積の単位「ア
ル(a)」「ヘクター
ール(a)」「ヘクタール(ha)」を知る
ル(ha)」「平方キ
ロメートル(km2)
」を知り、面積の
単位の相互関係を
理解する。
・町の面積を調べ、面積の単位「平方キロメートル(km2)」を知る
。
・1km2は何m2になるか調べる。
考
□1cm2、100cm2、1m2、1a
、1ha、1km2で表される
正方形の1辺の長さと
面積から、正方形の1
辺の長さが10倍にな
ると面積は100倍にな
る関係を見出し、説明
している。
知
□面積の単位「a」「ha
」「km2」と、その相互
関係を理解している。
関
□学習内容を適切に活
用して、活動に取り組
もうとしている。
技
□学習内容を適用して、
問題を解決すること
ができる
1
0
○学習内容を適用し ・「力をつけるもんだい」に取り組む。
・「力をつけるもんだ
て問題を解決する ・〔やってみよう〕身の回りのいろいろな物 い」に取り組む。
。
の面積を、見当をつけてから調べる。
・〔やってみよう〕身
○算数的活動を通し
の回りのいろいろな
て学習内容の理解
物の面積を、見当を
を深め、面積につ
つけてから調べる。
いての興味を広げ
・「しあげ」に取り組
る。
む。
1
1
○学習内容の定着を ・「しあげ」に取り組む。
確認し、理解を確
実にする。
1
2
技学習内容を適用して、
・「はってんもんだい □
」に取り組む。
問題を解決することが
できる
・総括テストをする。
・次回のレディネステストを行う。
*考える力をのばそう「共通部分に目をつけて」
下 p.36~37
1時間
1 ○2量の共通部分に着目し、問題 ・ 大プールと小プールを泳いだ回数と、合計
構造を図に表して問題を解決
の距離から、それぞれのプールの長さを求
することを通して、問題構造
める問題を、図を基に考える。
を簡潔にとらえられる図のよ ・ 上で表した図を使って、説明する。
さに気づくとともに、問題解 ・ 適用問題に取り組む。
決の能力を高める。
-2-
関図に表して問題構造を簡潔にとらえ
□
ようとしている。
考共通部分に着目して、関係を単純化し
□
てとらえ、言葉や図、式を用いて説明
している。