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情報提供資料
J.P.モルガンの日本株運用チームと運用の特長のご紹介
日本株運用チームからのメッセージ | 2016年11月
投資テーマと着眼点 ―半導体分野―
今回は、前回のレポートで触れた我々の運用方法において、
発掘したアイデア・投資テーマをポートフォリオに反映した具体
例 と し て 、 2016 年 の 株 式 市 場 の テ ー マ の 1 つ と な っ た
「3D NAND(3次元NANDフラッシュメモリ)」をご紹介します。
「3D NAND」は「スリーディーナンド」と読み、IoT本格化*による
ビッグデータの活用などと関連し注目を集めているキーワード
です。
フラッシュメモリは、記憶媒体の代表格であるハードディスクド
ライブ(HDD)と比較して、電力消費量が小さく、高速アクセス
で、衝撃にも強いのが特徴です。少し前までは、高いコストが
障壁となって、モバイル機器への搭載にとどまりましたが、低コ
スト化が進み、今ではHDDを代替し、パソコンやデータセン
ターのサーバーに採用されるようになり、普及が加速していま
す。
現在のいわゆる2次元の ‘2D’ NANDを3次元の ‘3D’ NAND
の多層化構造に作り変えると、記憶容量が劇的に大きくなりま
す。技術革新の結果、3D NANDの製品化が実現し、今では東
芝などを牽引役として、さらなる容量の拡大に向けた開発が進
められています。
この「進化系フラッシュメモリ」とも言える3D NANDは大量の
データ保存を可能にするため、IoT本格化によるビッグデータ
の保存先として期待が膨らんでいます。
さて、このように専門的分野ながら将来性が高い投資テーマを
ポートフォリオに組み入れる際には、チームメンバーで企業取
材を行って市場動向を勉強することから始め、産業の発展に
寄与し、その恩恵を受け得る企業を発掘します。
例えば、3D NANDを製造する半導体メーカーはもちろんです
が、半導体を構成する部材、製造する際に使用される装置、
製造工程に使われる材料、それらを扱う商社など、企業取材を
する先は幅広く、投資対象となる企業は、電機、機械、化学、
卸売など多業種に存在します。
特に半導体製造装置や化学材料の分野では、グローバルに
展開する大企業だけでなく、世間ではまだあまり認知されてい
ない部品や原料を製造する上場企業も多いため取材対象は
多岐に渡ります。
3D NANDの製造から販売までサプライチェーン全体を把握す
るために、我々の強みである「大型株から中小型株まで、業種
をまたいだ横断的な調査」を実践しています。
これらの広範囲な調査の結果、良好な市場見通しを前提に、こ
の分野において高い付加価値を提供でき、高い収益成長の機
会が期待できる企業への投資決定に至ります。
今後も、J.P.モルガン・アセット・マネジメントのファンドを通じて、
皆さまの資産運用に貢献することはもちろんですが、このよう
な機会に数多くの優良な日本企業を知っていただく橋渡しをす
ることで、日本株投資の魅力をお伝えできるように心がけてい
きます。
* IoT本格化:IoT(Internet of Thingsの略/モノのインターネット)化とは、
すべての「モノ」がインターネットに繋がることを指しています。従来から
インターネットにつながっていたパソコンやスマートフォンなどの情報通機器
に加え、昨今では冷蔵庫や掃除機といった白物家電など、ありとあらゆる
「モノ」がインターネットにつながり、より日常生活が快適になることが期待
されています。
上記は、J.P.モルガン・アセット・マネジメントのEMAP日本株式運用チームにおける運用体制や運用手法の特長および同チームの見解等を記載したものです。
個別銘柄の推奨を目的として示したものではなく、ファンドへの組入れを保証するものではありません。
企業取材とは、企業訪問、企業来訪、電話取材等を通じて、企業の情報を得ることをいいます。写真はイメージです。
本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の
変動等を示唆・保証するものではありません。
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| 「投資リスク」「注意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。
情報提供資料
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投資リスク
投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、財務状況
等により価格が変動するため、投資信託の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合に
は、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証されているものではありません。なお、投資信
託は預貯金ではありません。
注意事項
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 投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に
制限が設けられている場合があります。
 分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が
支払われないことがあります。
ファンドの費用
投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、
また、一部の手数料がかからない場合もあるため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託
説明書(交付目論見書)をご覧ください。
投資信託の購入時
購入時手数料(上限3.78%(税抜3.5%))、信託財産留保額
投資信託の換金時
換金(解約)手数料、信託財産留保額(上限0.5%)
投資信託の保有時
運用管理費用(信託報酬)(上限年率2.052%(税抜1.9%))
費用の料率につきましては、JPモルガン・アセット・マネジメント(株)が設定・運用するすべての公募投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用にお
ける最高の料率を記載しています。その他、有価証券の取引等にかかる費用、外貨建資産の保管費用、信託財産における租税等の実費(または
一部みなし額)および監査費用のみなし額がかかります(投資先ファンドを含みます)。また、一定の条件のもと目論見書の印刷に要する費用の実
費相当額またはみなし額がかかります。
金融商品取引業者について
投資信託委託会社
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
※J.P.モルガンは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよびその各国子会社または関連会社のマーケティングネームです。
※J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関連会社の資産運用ビジネスのブランドです。
本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の
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れることがあります。
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