【投資のミカタ】Vol.76 海外投資家の評価が高まりつつある日本株

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海外投資家の評価が高まりつつある日本株
投資のミカタ Vol.76 | 2015年3月26日
株式
日本
ミ カ タ の ポ イ ン ト
 1月以降、海外投資家の買いが再開したことを背景に、日
経平均株価は堅調に推移しています。
 海外投資家の中でも特に北米の投資家が積極的に日本
株を買っています。
日本株の高値更新をけん引する海外投資家
海外投資家が日本株に強気になってきたワケ
日経平均株価は年初来で堅調な推移を示しており、およ
海外の投資家が日本株に強気になってきた背景の一つが
そ15年ぶりの水準にまで達しました。個人投資家は年初来
賃金です。海外投資家はまだ日本の賃金上昇に関しては半
で日本株を約1.6兆円*1売り越していますが、その反対側で
信半疑だと思われますが、消費増税の影響が一巡しつつあ
海外投資家は大幅に買い越しており、日本株の上昇をけん
ることと、今回の春闘に関する報道を受け、今後実質賃金が
引しています。 *1 2015年3月第2週時点
上昇する可能性に期待して日本株を買い始めているようです。
いち早く日本株を買い始めたのは、ヘッジファンドをはじ
もう一つは、スチュワードシップコードの導入をきっかけに、
め、動きの速い投資家です。彼らは個別の銘柄を吟味する
多くの企業がROE(株主資本利益率)などの収益性の目標
よりも、日経平均やTOPIXの先物を使って手っ取り早く日
を持ち始めたことです。欧米企業と比較して日本企業の収
本株を買う傾向があります。図にあるように、1月以降、先
益性の低さは突出していましたが、多くの企業がアクション
物買いが目立っていたのは、このような投資家が買いに動
を取り始めました。これを受けて、海外投資家からの日本
いていたためだと考えられます。直近は買いが一巡してや
株の評価が急速に高まっています。既に年初来で日本株
や売り越しに転じていますが、先物の買い越し額は1月の
の水準は上昇しましたが、中長期的な観点から投資を行う
第3週目以降で約2.6兆円*2に達しています。
投資家が戻ってきたと考えられることは、日本株投資にとっ
*2
て安心材料だと言えるでしょう。
2015年1月第3週~3月第2週
2月以降、現物株でも買い越し
一方で、個別銘柄を吟味して中長期的な視点で投資する
運用者の動きは、現物の売買動向に表れます。先物の動
きにやや遅れた格好で2月に現物株で買い越しが見られた
ということは、個別企業の業績を吟味するアプローチの投
資家がようやく日本株買いに参入してきた可能性を示唆し
ています。
地域別の売買動向データはまだ2月分までしか公表され
ていませんが、1月に現物株を大幅に売り越していた海外
投 資家 、特に 北米の投資家 が買いに転 じ、2月には 約
2,000億円の買い越しになっています。米国では日本株の
ETFへ資金流入が続いており、日本株への関心が高まりつ
2015年1月以降の日本株売買動向(単位:百億円)
120
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
-80
-100
現物
先物
第1週 第2週 第3週 第4週 第1週 第2週 第3週 第4週 第1週 第2週
1月
2月
3月
出所:大和証券のデータを元にJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成
つあることを示しています。
本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変
動等を示唆・保証するものではありません。
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お客さま用資料
投資の ヒ ン ト
 2月は北米投資家の現物買いが目立っており、長期的視点を持った投資家が日本
株を再度物色し始めたようです。
 海外投資家は日本の賃金動向、スチュワードシップコードなどのテーマを重視してお
り、今後も日本経済や企業の動向が注目されます。
~これまでの投資のミカタ 日本株編~
高値更新を続ける注目の日本株を投資のミカタでおさらい
Vol.75 日本株の救世主 ― コーポレート
ガバナンス改革
 コーポレートガバナンス改革によって、
日本株が再評価され、中長期的な日本
株のリターン上昇につながることが期待
されます。
Vol.72 今年の日本株投資で思うこと
~賃上げが実質賃金上昇に結び付く年に~
 2015年は賃上げが実質賃金の上昇につ
ながり、消費の回復をもたらすと考えてい
ます。
味
見 方
執筆者
RDP運用本部 株式運用部
内田 正樹(うちだ まさき)
世界におけるファンドの資金フローの状況や外国人投資家の動
向など、外資系資産運用会社の運用担当者ならではのテーマ
や、日本株式市場の注目点などを取り上げます。
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