生産性向上

Power and Productivity for a better world
ABBジャパン 企業案内
ABBは世界100カ国以上に
10万人のネットワークを擁する
電力技術とオートメーション技術の
リーディングカンパニーです。
環境負荷を最低限に抑えながら
業務効率を最適化するソリューションの数々を
産業界と公益事業のお客さまに提供しています。
ごあいさつ
ABB は世界をリードするエンジニアリング会社のひとつです。
私たちはお客さまが電力を効率よく使い、生産性を高め、持続
可能な方法で環境への負荷を軽減できるよう貢献することに
全力を尽くしています。
私たちABB は、次のような使命をもっています。
● 技術革新を追求すること。技術革新こそABB が提供する
製品やシステム、サービスの最大の特長です。
● 優秀な人材を採用しともに働き、
魅力あるグローバルな職場
環境を提供すること。献身的で有能な社員なくして会社の
発展は望めません。
● 責任ある行動を取ること。
持続可能性、環境負荷の低減、
企業倫理の実践が、ABB の事業活動の核心です。
日本は ABB にとって重要な市場です。私たちは日本のお客さ
まやパートナーの皆さまとともに100 年を超える歴史を築き、
皆さまが国内や海外で展開するビジネスの基盤を整え、その
発展に貢献してきました。
私たちはお客さまやパートナーの皆さまの声に耳を傾け、現在
のみならず将来のニーズをも予測し、お応えしたいと願ってい
ます。そして何よりも、現在から未来へ向かうスムーズな発展
のお役に立ちたいと望んでいます。
これまで私たちは、研究開発や製造、販売、エンジニアリング
サービスの力を結集し、卓越した競争力を築いてまいりました。
今後も公益事業や産業界のお客さまが、ABB の提供する製品
やシステム、サービスを通して企業価値をいっそう高められる
よう取り組んでまいります。私たちが目指すパートナーシップ
とは、双方が満足できる信頼関係のことであり、お互いに敬意
と責任を保ちながら、持続可能な方法で発展していくことに
ほかならないのです。
日本のお客さまやパートナーの皆さまからこれまでお寄せいた
だいた信頼とご支援に、感謝を申し上げます。ABBジャパンは
今後とも皆さまに選ばれるビジネスパートナーとして、皆さま
からの信頼とご期待に応えられるよう、
さらなる向上を目指してま
いります。私たちの組織と事業、そして社員について、いっそうの
ご理解とご支援をお願い申し上げます。
ABB株式会社 代表取締役社長
トニー・ザイトゥーン
ABB Japan profile
ABBグループ
ABBのテクノロジーは、
生産性・信頼性の向上と
エネルギーの節約で
産業界に貢献
しています
ABBのグローバルなネットワークは、世界100カ国以上に広がっています。
常に持続可能な方法で
お客さまをサポートしていく。
それが、世界をリードする
エンジニアリング企業としての、
ABBの考え方です。
ABBは優れた技術力と生産についての豊富なノウハウ、グローバルな事業展
開によって、お客さまに先進的な電力技術とオートメーションのソリューション
をお届けします。技術革新と優れた品質が、私たちの製品とサービスの最大の
特長です。ABBグループの本部はスイスのチューリッヒにあります。グループが
誕生したのは1988年。スウェーデンの「アセア」とスイスの「BBCブラウンボベ
リ」が、ABBの名の下に合併しました。アセアの歴史は1883年にまでさかのぼ
ります。BBCブラウンボベリは1891年に設立されました。
ABBにはパワープロダクト、パワーシステム、オートメーションプロダクト、プロ
セスオートメーション、ロボティクスの5つのディビジョンがあり、ABBの製品と
システム、ソリューション、サービスは私たちの日常生活に関係するさまざまな
産業で利用されています。
ABB の製品を利用する産業分野
電気・ガス・水道など各種公益事業
自動車
■ 化学・医薬品
■ 金属
■ 鉱業
■ 発電
■ セメント
■ 商業・産業用建築物
■ 飲食料
■ 紙・パルプ
■ オイル・ガス
■ 精錬
■ 鉄道
■ 石油化学
■ 船舶・過給機
■ 一般通信・データ通信
■
■
ABBは直接販売のほかにも、OEM(相手先ブランド生産)企業
やEPC(設計・調達・建設)企業、卸売業者、販売店などの販
売パートナーを通じて製品と専門技術を提供しています。
ABB Japan profile
ABBジャパン
ABBジャパンは、
最先端のソリューションを
提供するお客さまの
戦略的パートナーとして
貢献していきます
ABBは日本に強固な基盤を持っています。日本での事業の歴史は1907年までさか
のぼり、現在のABBジャパンの前身にあたるいくつかの企業が、発展途上にあっ
た当時の日本で活動を始めました。そして現在、世界第2位の経済大国となった日
本は、ABBにとって最も重要な市場のひとつです。
ABBジャパンは4つの事業部で、ABBグループの5つのディビジョンを担当しています。
■ ロボティクス事業部
■ オートメーションプロダクト事業部
■ プロセスオートメーション事業部
■ 電力事業部(パワープロダクト、
パワーシステム)
(各事業部の業務の詳細については 4 ページ以降をご覧ください。)
ABBジャパンは、ABBの最先端の製品とサービス、ソリューションを日本のお客さ
まにお届けしています。日本におけるABBグループの窓口として、世界100カ国に展
開するABBのネットワークを最大限に活用します。お客さまのプロジェクトの成功
を、世界のいかなる場所でも確実にサポートできます。
ABBジャパンはこれからもお客さまの戦略的パートナーとして、より付加価値の高
いサービスを提供し、生産性と競争力の向上のために積極的に貢献していきます。
ABB Japan profile
ロボティクス事業部
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1
1
最先端の塗装ロボットを備えた
テクニカルセンターの
ペイントブース。
2
ABB ジャパンのテクニカルセンター
(静岡県島田市)。
産業用ロボットの
世界トップ企業がお届けする
ロボットとペイントソリューション
ソフトウエア、モジュール式生産セル
ABBジャパンのロボティクス事業部の主要なビジネスは
2つあります。ひとつは、塗装アプリケーションのソリュー
ションを日本とアジア太平洋 地区の自動 車メーカーに
提供すること。および、塗装ラインに関する 総合的なソ
リューションを自動車部品メーカーに提供することです。
2 つめは、ABB グループにおける静電塗装機のグローバル
な拠点として、研究開発と製造を担うこと。あわせて、静
岡県島田市のテクニカルセンターでは、ロボットと塗装機
器のトレーニングコースも実施しています。また、全国に展
開する営業所のネットワークを通じ、ロボットと塗装機器に
関するトップクラスのソリューションと各種のアフターセール
スサービスを、迅速にお届けします。
ABB Japan profile
塗装ラインを一新した革新的なソリューション
温度や湿度、気流などの厳格な管理が必要な塗装ブースでは、
膨大なエネルギーが消費されます。そこで ABB はブースの長さ
を半分にしてエネルギー使用量を半減させる「モジュールシス
テム」を共同開発しました。ロボットの可動範囲を大きくした 8
軸ロボットを立体的に配置。1台のロボットが内板用と外板
用の塗装 機を持ち替えてひとつ のステージでの内 外 板 塗
装を可能にしました。さらに、塗料をカートリッジに詰めて
供給するカートリッジベルシステムと組み合わせることで、
省エネルギーだけでなくサイクルタイムも向上させ、革新的
な塗装ブースを実現しています。
緻密な制御とセンサー技術で「 Wet 」に貢献
「3 Wet( スリーウェット)塗装」は中塗り・上塗りベース・ク
リア 塗装の乾燥工程を一度に集約し、VOC(揮発性有機化
合物)使用量を 45%、使用エネルギーを15%削減した画
期的な塗装技術です。塗装機とロボットを統合した ABB な
らではの 緻密な制御によって正確な膜厚で塗装を行うと共
に、無駄なオーバースプレーを最小化して VOC 排出の軽減
に尽力し、3 Wet 塗装の実現に貢献しました。また、ロボッ
トがドアを開けるドアオープナーセンサー技術によって内板・
外板塗装の無人ラインを実現し、ラインスピードのアップと塗
装品質の安定にも貢献しています。
ロボット数を半減させる大吐出量の最新モデル
ABB ジャパンが開発した最新の静電塗装機「RB1000 シリー
ズ」は、塗料の吐出能力を従来の約 2 倍に向上。ラインあたり
の塗装ロボットと塗装機の設置台数を半減させ、導入コスト
の大幅な削減を実現します。同時に対象物の幅に応じて塗
装パターンを変化させ、常に無駄のない最適な吐出量で塗装
を行う「パターンコントロール」により塗料コストを 25 〜 35%
削減し、VOC 排出を最低限に抑えます。
3
4
5
3
「RobotStudio」は
3D シミュレーションと
プログラミングを同時に行う
ソフトウエア。他に類を見ない
画期的なオートメーションの
ソリューションです。
4
ABB ジャパンが製造する
ベル型静電塗装機
(写真はカットモデル)。
5
ABB のモジュールシステムは
ペイントブースを短縮し、
エネルギーコストを削減します。
6
革新的な「3 Wet 塗装」は、
2 つの乾燥工程を集約し、
VOC の排出削減と
大幅な省エネルギーを
実現しました。
7
ABB のロボットは日本でも
ウォータージェットカッティングや、
過酷な鋳造工程などで
多くの実績があります。
高精度で力持ち—日本でも活躍する ABB ロボット
産業用ロボットの大手メーカーが競合する「激戦区」の日本で
も、ABB のロボットは活躍しています。現在のロボットの原型
となった世界初の電動サーボモーター制御による多関節ロ
ボットを1974 年に発売して以来、ABBはロボット技術のパイオニ
アです。例えば、高速作動中でも正確な軌跡精度が求められる
ウォータージェットカッティング用として、多数の ABB ロボット
が 稼 動。他 の 追 随を許さない「QuickMove」
「 TrueMove」
などの優れた制御性能が信頼される理由です。また、防塵防滴
(IP67)仕様のロボットは過酷な鋳造工程用として、自動車メー
カーや部品メーカーなどに多くの実績があります。
6
7
ABB Japan profile
オートメーションプロダクト事業部
エネルギー効率に優れた
信頼性の高い製品で、
生産性向上に貢献
日本の重工・機械メーカーや EPC 企業などのお客さまに ABB
のモーターとドライブ、計装機器、低電圧機器を提供する
ABB ジャパンのオートメーションプロダクト事業部。お客さま
から信頼され、数多くのリピート・オーダーをいただくのには、
確かな裏付けがあります。
例えばモーターは、今日の産業設備では単なる消耗品に過ぎ
ないかも知れません。しかしABB のグローバルネットワークを
通じて、世界各地の生産拠点から最適な製品を調達すれば、
事情は変わります。ABB のオートメーション機器は、競合製品
に比べてより堅牢かつ小型。工場内の貴重なスペースを無駄
にせず、最も過酷な環境下で 稼動し続けます。導入後のラン
ニングコストを考えれば、優れたエネルギー効率を実感いた
だけることでしょう。
ABB ジャパンのオートメーションプロダクト事業部は現在、
営業と技術、サービスなどのスタッフがクロスファンクション
チームを結成し、お客さまの再輸出業務をサポート。同時に国
内市場でもより多くの皆さまにご利用いただけるよう事業体
制を拡充しています。
1
2
1
大型ポンプなどの駆動源としても
活躍する ABB の高圧モーター。
2
ABB の低圧モーターは
日本製の船舶にも多数採用。
3
大型プラントでは数多くの
モーターとドライブが使用されています。
3
ABB Japan profile
樹脂ペレット押出機で長年のパートナーシップ
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製品のデモ、テスト、
社内トレーニングのために
東京に設置したウエアハウス。
モーターのシミュレーション試験を
行っています。
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モーターとドライブの
世界的なリーダーである ABB は、
世界各地の 製造拠点で
多様なタイプの製品を生産。
6
大型案件には製品を
カスタマイズして供給します。
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押出機・可変速ミキサーの
駆動用として高いシェアを
持つ高圧大 型インバーター
ACS6000。
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発電所向けの
水質分析計パッケージシステム。
ABB は水質分析に
必要な分析計を豊富な
製品ラインナップの中から
お届けします。
多様なプラスチックの原材料となるポリエチレンやポリプロピ
レンペレット製造用押出機のメーカーは、日本と欧州に数社し
かありません。このうち日本のメーカーに、ABBジャパンは長
年のパートナーシップを通じてモーターとインバーターを供給
してきました。これらの製品は通常、産油地に設置されます。
ABB の製品は優れた性能と品質に加え、産油地独自の厳し
い仕様を満たしているため、押出機には欠かせない存在なの
です。また、ABB の高圧大型インバーター ACS6000 はこの分
野で高い評 価をいただき、押出機・可変速ミキサーの 駆動
用としてすべてのメーカーが採用。現在高いシェアを獲得して
います。
日本の大手重工メーカーに船舶用モーターを供給
日本で建造される船舶にも ABB のモーターが採用されてい
ます。ABBジャパンは、船舶のデッキクレーンなどに使う低圧
モーター(定格 110kWクラス)の長期供給契約を、日本の大手
重工・機械メーカー 3 社と締結。年間 150 〜 170 台を各社に
納入しています。その理由は ABB の中国・上海工場が作るモー
ターの性能と品質、ABB のグローバルなサービスネットワーク
が高い評価をいただいたこと。世界のどこでも最寄りの港で
サービスを提供できるのは、世界 100 カ国に展開する ABB な
らではの特長です。
大型案件を支援するプロジェクトマネジメント
モーターとドライブの世界的なリーダーである ABB は、世界各
地の製造拠点で多様なタイプの製品を生産しています。ABB
ジャパンはそれらを統括して日本のお客さまの単一窓口にな
り、
最適なコンディションで製品を供給します。例えば「カター
ルガス」LNGプロジェクトでは、包括契約により高圧モーター
をお客さまが求めるスペックにカスタマイズ。内部プロセス
も標準化し、お客さまの手間やコストの軽減に貢献しました。
また、設備の完成後は世界中に展開する ABBのサービスネット
ワークが対応するので、エンドユーザーにもご安心いただけます。
7
伝統の計測テクノロジーで国内実績を拡大中
Kent、Taylor、Fischer & Porter といった伝統のブランドを受け
継ぐABBは、流量測定の分野でも独自の技術を持っています。
例えば電磁流量計は、繊維などの混入により粘性が高いスラ
リーなどの測定で安定した精度と耐久性を持つのが最大の
特長。それらの測定に苦慮していた日本の紙・パルプメーカー
でも導入が進んでいます。同様に、独自の構造により耐久性
8
ABB Japan profile
に優れた pH センサーも実績を拡大中。また、
「カタールガス」
LNG プロジェクトでは、ベンチュリー流量計の安定した性能と
中東地区での豊富な実績が評価をいただき、各サイズ 約 60
台を一括して受注しました。
プロセスオートメーション事業部
プラントの制御と最適化、
生産のノウハウを併せて提供する
ABBの統合ソリューション
ABB ジャパンのプロセスオートメーション事業部は、オイル・ガス、
電力、化学、製薬、紙・パルプ、金属・鉱業、船舶といった広範
な産業にソリューションを提供します。お客さまの設備の生産性
を高め、エネルギーを節約しながら品質の向上をお約束します。
ABB のプレスダクター技術による計測機器は、高いシェアで
日本市場をリードしています。日本の製鉄メーカーや製鉄機械
メーカーから高い評価をいただいており、製品分野でのシェアは
60〜 80% にも。また、ABBジャパンのプロセスオートメーション
事業部が現在、最も力を入れているのが、さまざまな産業分野
でご利用いただけるガス分析機器です。ABBならではの最先
端の分析技術を駆使することで、プロセス産業の品質管理や、
ボイラー・炉まわりの監視、環境負荷物質の管理などを通じた
生産性向上に貢献するソリューションを提供します。
1
1
広範な産業分野に
ソリューションを提供する
ABB のプロセスオートメーション事業部。
2
ABB の IndustrialIT は
企業内のオートメーションシステムを
シームレスに統合します。
3
高速性と操船性・省エネルギー性から
各国の海運業界で高い評価をいただく
船舶用ポッド型推進システム「Azipod」。
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ABB Japan profile
独自のプレスダクター技術で国内市場をリード
荷重による磁場の歪みを検知し測定する独自のプレスダクター
(磁歪)技術をABBが開発して約 50年。この技術によるABB
の計 測機 器は日本の製鉄 産業を中心に多くの実績があり
ます。特に圧延荷重計(ロードセル)
と形状検出計(ストレッソ
メーター)は、日本の製鉄業界でそれぞれ 60%、40%と高い
シェア(自社調べ)
を維持。圧延工程における鋼鈑の平担度を
検知する形状検出計は、自動車・家電用の高品位な鋼鈑の
製造に欠かせない存在です。日本国内はもとより、より付加
価値が高い製品作りを進める中国へも、日本の大手製鉄プラ
ントメーカーの機器への導入により輸出が拡大しています。
日本の国家的プロジェクトに貢献する電磁力技術
ABB は 1980 年代から 20 年以上にわたり、川崎製鉄(現・JFE
スチール)
と電磁力応用技術についての研究開発で提携してき
ました。1992 年に完成した「FC モールド」では相互にパテント
を提供。日本内外で納入実績があります。1995年には財団法
人「金属系材料研究開発センター」が主宰する「電磁気力プ
ロジェクト」に参加。主要な国内製鉄・製鉄設備メーカー、仏
ユジノール(当時)が参加した国家的なプロジェクトで、ABB は
溶鋼流制御と磁場解析技術を提供しました。表面品質の大幅
な向上と、日本のエネルギー消費量の約 0.2%に相当するエ
ネルギーの節約が見込まれる成果を残しています。
4
伝統のガス分析計技術で国内ビジネスを拡大中
ABB はハルトマン&ブラウン(Hartmann&Braun)やボーメン
(Bomem)
、ベンディックス(Bendix)といった伝統ある分析
機器メーカーのブランドを受け継ぎ、この分野でも世界トップ
クラスのシェアを持っています。ABBジャパンは 2004年から、
自社および従来の国内販売代理店と協力して、連続ガス分析
計や半導体向け薬液濃度装置の直販ビジネスを開始しまし
た。主力製品のガスクロマトグラフ「PGC2000」シリーズ、連
続ガス分析計「AO2000」
「EL3000」シリーズなど、多様な測
定ニーズに合わせて、単体、システムのいずれでも提供してい
ます。優れた測定性能と、豊富なプロセス分析のノウハウが
高い評価をいただき、石油化学、鉄鋼、工業用ガス、自動車
といった多くの分野で実績を拡大しています。
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4
プレスダクター技術による
計 測機 器は日本の製 鉄 業 界でも
高いシェアを獲得しています。
5
ABB ジャパンの Industrial IT
デモンストレーションコーナーで、
最新の制御システムを
実感できます。
6
ハルトマン&ブラウンの技術を
受け継ぐ ABB の連続ガス分析計は
日本での実績を拡大中。
世界トップの DCS と電力の技術を統合した
制御テクノロジー
6
ABB はプラントや発電所などの大規模制御 DCS(分散 型
制御システム)の分野で世界的なトップ企業です。2000 年代
に“Industrial IT Extended Automation System 800xA”を投
入。各国の多様な産業や公益事業で豊富な実績があり、旧シ
ステムの更新などの際にも幅広く採用されています。プラントの
配電系統制御システム(PMS: Power Management System)
分野では最先端の世界に類のないシステムを提供し、大規模な
LNG・石油精製プラントでは欠かせないものに。安全計装の分
野でも、SIL ベースのシステム、世界で 3 社しか持たない TMR
(三重化冗長構成)システム、プラントの安全診断サービスな
ど、複数のラインナップによりさまざまな要求にお応えします。
その他、ABB ならでは特長を生かした DCSと他の技術の統
合、通信システムと送配電の広域監視・制御技術を応用した
Telecom / Scada の Hybrid ソリューションや、オフショア分野
での実績を生かした Offshore DCS といった独自のソリュー
ションを、グローバルなサービス体制と共に提供します。
ABB Japan profile
電力事業部
安全で信頼性に優れた
発電・送変電を実現する
総合的な電力テクノロジーを提供
2
1
1
最新の電力系統
制御・監視システム。
電力の安定供給に貢献します。
2
高性能かつコンパクトな
特別高圧・超高圧 GIS
(ガス絶縁開閉装置)
。
世界トップクラスの
シェアを誇る製品です。
3
風力発電での
約20年の経験をもとに、
ABB は風力発電事業の
計画段階から電力網への
接続にいたるすべてのプロセスで、
お客さまをサポートしています。
数多くの海外プロジェクトを手がける日本のお客さまにABB
グループが取りそろえる広範な電力テクノロジー製品を提供
するのが、ABBジャパンの電力事業部です。
より多様化し高度化するニーズにお応えするために、ABB
ジャパンは世界100カ国に展開するABBグループとの連携を
一層強化しています。例えば数カ国にまたがるABBの生産
工場の工程を管理し、タイムリーなスケジュールで製品をお
届けする一方、プロジェクトが行われる現地のABBが現場の
サポートとサービスを担当。プロジェクトに関わるすべての
ことを、ABBジャパンが単一の窓口となって提供します。
3
10
ABBジャパンは、電力プロジェクトに必要なさまざまな電力
機器をパッケージで供給するだけでなく、エンジニアリングや
プロジェクト管理、現地でのフォローアップ・サポートも併せ
て提供し、お客さまの電力プロジェクトの成功に貢献します。
ABB Japan profile
世界各国の ABB を統括し大型案件を積極支援
4
5
6
4
巨大プロジェクトに必要な
膨大な数の電力設備や制御システム。
ABB ジャパンが単一窓口となり、
各国の ABB をコーディネートして
供給します。
5
世界最高クラスの遮断性能を持つ
発電機遮断器 HEC7。
日本でも約 20 台の
納入実績があります。
6
海外の発電所案件には、
インターフェースの
エンジニアリングと共に
ABB の電力機器・システムを
パッケージで提供します。
7
ABB が世界で初めて実用化に
成功した高圧直流(HVDC)
送電システム。
120億ドルをかけてカタールで建設が進む世界最大級のLNG
プラント。このような巨大プロジェクトでは、膨大な数の電力
設備や制御システムが必要となります。ABBジャパンは、同プ
ロジェクトの EPC(設計・調達・建設)を担当する日本企業を
通じ数百万ドル規模の電力機器や電気機器、計装・制御機
器をパッケージで納入しました。
石油価格の高騰を背景とするエンドユーザーのニーズは、建
設の早期完了というものでした。ABB ジャパンは、変圧器、
スイッチギア(開閉装置)
、計測機器、制御システムなど広範な
製品の納入までの工程を、
「 アジアバーチャル工場」のコンセ
プトのもとに円滑に遂行。各製品を担当する ABB の韓国、
マレーシア、ベトナム、タイの各工場の製造スケジュールを、
あたかもひとつの工場で行うかのようにコーディネートすると
ともに、制御システムについてはノルウェー工場のサポートを
受けて対応しました。ABB ジャパンが単一の窓口になること
でニーズに応え、スケジュール通りに製品を納入しました。
最高性能の発電機遮断器で日本国内に実績
ABB は 世界最 高クラスの 遮 断 性 能を持 つ 発 電 機 遮 断 器
HEC7を富津火力発電所の 4 号系列(総出力 1500MW)に、
提供しています。発電機遮断器とは、発電機主回路におけ
る厳しい回路条件で 使用されるもの。1969 年に世界で初め
て開発に成功した ABBは現在でも世界的なリーダーの地位
にあり、定格遮断電流 200kA-rms という性能は、ガス遮断
器では ABBだけが持つものです。ABB ではこのほかに、常陸
那珂火力発電所や広野火力発電所など日本国内に約 20 台の
発電機遮断器を納入した実績があります。
海外プロジェクトに電力機器をパッケージで供給
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ABB Japan profile
電力事業部は、ABB が世界各地に展開する電力機器の工場
からプロジェクトに最適な機器を厳選し、機器間のインター
フェースのエンジニアリングと共にパッケージで提供します。
例えば、
マレーシアの大型石炭火力発電所(総出力 2100MW)
のプロジェクトでは、スイス、韓国、ベトナム、
マレーシアの各工
場と協力し、同発電所の発電設備を担当する日本企業に発電
機遮断器、所内変圧器(油入り・乾式)
、低圧スイッチギア、
発電機 保護リレーなどの機器を供給しました。さらに ABB
ジャパンでは、納品までの適確なプロジェクトマネジメントを
行い、
プロジェクトの効率化に貢献します。
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ABB の社員たち
個性あふれる精鋭たち
それが ABB のワンチーム
ABBジャパンではさまざまな国から集まった社員たちが、
目標に向けて心を合わせて働いています。
ABBの特長は世界のどこでも母国のように働けること。
それが成長を続けるABBの原動力です。
1
新岡 卓
2
ABB ドイツ パワープロダクトディビジョン MV-GIS スイッチギア
1993 年に新卒で入社し、当時の電力事業部で保護リレーを担当しまし
た。その後は取り扱う製品が増え、前職の技術部部長を経て、2006年よ
り ABBドイツのマーケティング部門に勤務。職場は MV-GIS スイッチギ
アなどを生産するラティンゲン工場にあります。異なる環境の中で、新
たな目標への挑戦です。
ビジネスを成功させるために重要なのは、好奇心を持ち続けること。
人や文化、そして技術に幅広い好奇心を持てれば、他の人々を理解でき
良好な関係を築けます。良い関係があれば、たとえ問題が起きてもそれ
を解決し、プロジェクトを成功に導くことができるのです。
赤尾 里
プロセスオートメーション事業部 計測・産業機器部
3
1
新岡 卓
ABB ドイツ パワープロダクトディビジョン MV-GIS スイッチギア
2
赤尾 里
プロセスオートメーション事業部
計測・産業機器部
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ラース・アンダーソン
ロボティクス事業部
ロボット部
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2005 年に新卒で入社し、現在は計測機器のアフターセールスを担当して
います。お客さまから注文いただいたスペアパーツをスウェーデンの工場
に発注し、納品が完了するまでが受け持ちです。昨年、工場で行われた
研修では、製品の知識を学んだことはもとより、工場や世界各国のスタッ
フと知り合えたことも大きな収穫です。現在は吸収するので精一杯です
が、早く営業として一人前になり、お客さまを担当したいと思っています。
入社したときから、営業としてキャリアを積みたいと思っていました。ひ
とりひとりの「こうしたい」という意志を尊重し、支えてくれるのが ABB
の大きな魅力です。
ラース・アンダーソン ロボティクス事業部 ロボット部
日本に来て13年になります。モーションコントロールのエンジニアリング
で修士号を取得して以来、ロボットに携わってきました。今もロボットに
夢中です。現在の担当はテクニカルセールスサポートで、日本のお客さ
まにはもちろん日本語で対応しています。お客さまに直接お目にかかって
話すこともでき、ニーズに耳を傾けながら迅速にサポートできるところが
魅力です。
この仕事の最大のやりがいは、何といってもお客さまに喜んでいただけ
ること。とはいえ日本のお客さまの要求はとても厳しく、それは容易な
ことではありません。しかし、お客さまに満足いただき、喜んでいただけ
れば、きっと末長く安定したお付き合いになるものと確信しています。
ABB Japan profile
雨宮 秀仁 ロボティクス事業部 カスタマーサービス部
ABB を選んだ理由は、より高度な機械に触れたかったからです。社会
人になって最初に 扱ったのが 航空機のエンジン。そして、究極の機 械、
ABBのロボットに出会って入社を決意しました。現在はフィールドサービ
スの担 当です。入社 2 年目には自動 車メーカーの工 場に出向し、最
新のロボット 28 台を導入した塗装ラインの立ち上げに参加。メンテナ
ンスやトラブル対応だけでなく、お客さまへの技術指導も行うことにな
り、一生懸命に学びながら、なんとか大役を果たすことができました。
ロボットと塗装の奥深い世界を少しずつ掘り下げながら、エンジニアと
しての 成長を実感する毎日です。
4
アナン・ナタラジャン
オートメーションプロダクト事業部
計装機器部
日本の国際 的な大学で経営を学ぶために、5 年以 上前にインドから
来日。現 在は ABB ジャパン の 計 装 機 器 部 に 所属しています。以 前
は ABB ジャパンに工場がある部署で海外のお客さまと仕事をしてい
ましたが、現在は逆に工場はすべて海外にあり、日本を拠点とするお
客さまが相手です。どちらもとても面白く、やりがいがある仕事です。
現在、日本のお客さまと、海外、特に欧州と米国の工場を担当していま
す。それぞれを有機的につなげていくことは、とても楽しいことです。こ
れまで学んできたことが 常に試される状 況ですが、一人の人間とし
てもプロとしても、一段 高いレベルに到達できると確 信しています。
5
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雨宮 秀仁 ロボティクス事業部
カスタマーサービス部 5
アナン・ナタラジャン
オートメーションプロダクト事業部
計装機器部
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オレグ・クドゥリャフツェフ
電力事業部
計画・プロジェクト部
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室園 法保
ABB フランス ロボティクスディビジョン
塗装アプリケーションエンジニア
8
川上 宣夫
人事統括責任者
オレグ・クドゥリャフツェフ 電力事業部 計画・プロジェクト部
ロシアで電気のエンジニアリングを学び、日本で修士課程と博士課程を
履修しました。3 年前に新卒で ABBジャパンに入社して以来、ABB が 電
力機器を供給するオイル・ガスの巨大プロジェクトを担当しています。技
術面だけでなく、学校では 学べない数多くの知識やスキルが必要な仕
事です。さらに、立場や文化背景が異なる方々とのやりとりが不可欠なた
め、
自分の思いどおりにならないこともあります。しかし、
とても興味深く、
エキサイティングな毎日です。
キャリアを積む 機会とやりがいのある仕事に恵まれ、自分が進みたい
道を自分で決めさせてくれる会社。それが ABBです。
室園 法保
6
7
ABB フランス ロボティクスディビジョン 塗装アプリケーションエンジニア
最初に配属された静岡県島田市のテクニカルセンターでは、塗装機の
性能テストや改良、お客さまへのデモ、
トラブル対策のサポートなどを
担当しました。現在の勤務地はパリ近郊で、エンジニアリングに関し
て欧州各地のお客さまを担当し、販売担当の支援や、工場との連絡な
ど、ほとんどすべてのことを行っています。
国際的な職場環境で働くには、オープンなマインドが必 要です。ある
問題に対して、異なる文化的背景を持つ人が予期せぬ反応をとっても、
相手を理解しようと対応していけば、コミュニケーションは前に進みま
す。言語スキルよりも重要なのは、仕事のしかたに対してもそうしたオー
プンさを持つことです。
川上 宣夫
人事統括責任者
ABBに入社した当日、さっそく弁護士とCFOを交えた英語での会議に
出席。3カ月後に実施する合併プロジェクトのメンバーに、法務・税務
担当者として加わりました。その後も多くの重要なプロジェクトに携わっ
てきました。ひとつの契約書にサインするまでには、さまざまなハードル
があります。それらを乗り越え、最後に相手と握手したときの達成感は
何物にも替え難いものです。その後、コントローラー職も経験し、現在
は人事の責任者という仕事に取り組んでいます。社員の満足度を高め
る職場を作り、最終的には顧客満足度を高めてゆくことが大きな使命。
チャレンジと達成感―それがABBで働くということです。
8
ABB Japan profile
13
テクノロジー
ABBのテクノロジーは
電力の安定供給、生産性向上、
省エネルギーを実現します
世界をリードするテクノロジーの最先端で
ABB の基盤を支えるのは、研究開発。その最先端にいるのが、
研究担当エンジニアと科学者、さらにお客さまやサプライヤー、
世界各地の有力な技術研究機関です。製品とプロセスにおける
ABB の技術革新は、電力の信頼性と産業の生産性を向上させ、
競争力を強化し、環境への負荷を低減します。
さらなる拡充を遂げるABBの研究拠点
世界中に広がる研究開発センターを通じて、ABB はお客さま
やテクノロジーパートナーと密接な関係にあります。近年は、
インドや中国といった成長市場に研究拠点を増やすとともに、
米国での研究も拡充。カーネギーメロン大学やスタンフォード
大学、
マサチューセッツ工科大学(MIT)
、ケンブリッジ大学など、
世界有数の大学や研究機関 50 カ所以上と緊密な協力体制を
整えています。
技術革新と安定稼動を両立
1
ABB のお客さまが求めるのは、技術革新によって業務が改善
されること。さらには、ABB の製品とシステムが不測のトラブ
ルを起こすことなく何年も安定稼働することです。電力技術と
オートメーション技術の分野において、膨大な納入実績のある
ABB。技術革新と継続的な安定稼動性を両立させることは、
6000人を超える研究担当の科学者やエンジニアにとっての最
優先事項です。
1
ABB は革新的な研究開発を通じて、
経済と環境の両面からお客さまに
貢献する最先端の製品を提供します。
2
ABB の先進的なテクノロジーの研究は、
特別なクリーンルームで行われることも
しばしば。出荷された製品が現場で
完全に機能するよう保証するためです。
3
ABB の製品は開発の各段階で
厳格な検査を受けています
(写真は ACS コンバーター)。
4
産業で消費される電力のうち、
65%は電気モーターが使用するもの。
ABBが出荷した100万台以上の
加変速ドライブが、エネルギーの
効率化のために役立っています。
3
2
4
14
ABB Japan profile
幅広い分野で豊富な実績
先進技術を駆使したABBの製品は、各種電気モーターや変圧
器、開閉装置、加変速ドライブ、パワーエレクトロニクス製品、
SCADA(監視・制御・データ収集)システム、低電圧製品、計
装機器、制御システム、ロボットなど多岐にわたります。ABB
のオートメーションソリューションの世界での累計出荷額は、
1000億ドルを超えています。
送配電技術のリーディングカンパニー
世界中の公益事業と産業界のお客さまをABBの技術が支えて
います。ABBは送配電分野の世界的なリーディングカンパニー
として知られ、世界市場でのシェアは約20パーセントに達して
います。
5
初期投資とライフタイムコストを低減
5.6
ABB のモーターとインバーター、
計装・制御システムの
組み合わせで、
工場全体の信頼性を高め、
より効率的に。
ABBの製品とソリューションは、品質と生産性の向上だけで
はなく、電力とオートメーションへの投資効率を最大限に高め
ます。ABBの最先端のシステムは簡単に増強・拡張することが
可能なため、まだ使用可能な部分はそのままお使いいただけま
す。ABBの電力システムは、電力の品質と信頼性を向上させ、さ
らには生産量を飛躍的に増大させます。
6
大停電が突き付けた課題
近年、世界各地で発生した大規模な停電事故は、電力網の脆
弱(ぜいじゃく)さを露呈しました。ABBの先進的な送配電設
備を導入すれば、既存の電力網をより低コストで増強すること
が可能です。信頼性の向上や設備寿命の延長だけでなく、年数
の経った電力網の安定的かつ効率的な運用も実現します。
エネルギー節約と排出削減
7
ABBの大規模な電力機器は、
効率的な送電や国際送電網の
建設に役立ちます。
7
ABBがこれまでに出荷したACドライブだけでも、年間9600万
メガワット(12基の原子力発電所に相当)ものエネルギーを節
約。生産性を向上させただけでなく、年間8000万トンものCO 2
排出を削減していると推定されます。これは人口500万〜800万
人の国のCO2排出量に相当する量です。
ABBジャパン テクニカルセンター
塗装技術の国際的な拠点
8
8
テストを行うペイントブースでは、
最先端の塗装ロボットが稼働しています。
9
ABBジャパンのテクニカルセンター(静岡県島田市)は、ABB
グループにおける塗装技術の拠点として、静電塗装機の研究
開発から製造までを担っています。最先端の
設備によって製造する製品・システムを、日
本国内はもとより ABBグループのネットワー
クを通じて全世界に供給。ABBのペイントソ
リューションは塗装効率に優れ、環境負荷と
コストの低減を実現します。また、最新の設
備を使った塗装機器とロボットのトレーニン
グも行っています。
9
ABB ジャパンのテクニカルセンター
(静岡県島田市)。
ABB Japan profile
15
サステナビリティー(持続可能性)
社会と経済の発展に貢献し
環境への責任を果たします
1
1
スウェーデンのイェーテボリに
停泊中の船。ABB の技術により、
接岸中は陸上から電力供給を受け、
CO 2 排出を削減しています。
2
ABB はアラブ首長国連邦で
女性の職業能力開発に関する
数々の支援策を進めています。
16
2
ABB Japan profile
企業としての責任がビジネスの礎
3
ABB は「Access to Electricity」
プログラムに基づき、タンザニアの
遠隔地域における社会・経済・環境の
発展を支援しています。
4
ABB が保有する土地で
新しい農法を学ぶアルゼンチンの人々。
ABB は生活水準の向上に
貢献しています。
5
世界中の風力発電所で
ABB の発電機やモーター、
変圧器などの製品が使われています。
そこから生み出された電力を
地域の送電網に接続するのも
ABB のテクノロジーです。
3
ABB のビジネスの根幹にあるのが、ステークホルダー(利害関
係者)
に対して責任のある行動をとることです。ステークホルダー
には株主の皆さまやお客さまをはじめ、地域社会や従業員も含
まれます。企業としての責任とは、基本的な価値観や信条を基
盤とした終わりのない取り組みであり、リスクと機会の判別に向
けた事業に関する注意深いモニタリングや、外部に対する開放
性が必要です。
ABB のビジネスに欠かせない要素
ABB にとってのサステナビリティー(持続可能性)とは、経済の
発展、環境の保全、社会の進歩のバランスを追求すること。サス
テナビリティーは私たちのビジネスのさまざまな側面に組み込
まれています。例えば、エネルギーを節約する製品、システム、
サービスを提供すること、グループ全体で 特に発展途上国と
テクノロジーを共有すること、生活水準を向上させる多国間の
取り組みに参画することなどを行っています。
製品のライフサイクルを通じた環境性能の追求
サステナビリティーに対する私たちの最大の貢献の一つが、
製品のライフサイクルを通じた高い環境性能を実現すること。
ABB では製品のライフサイクル全般にわたる評価を行い、製
造に使用する原材料を最小限に抑えています。完成した製品
やシステムは効率性に優れ、消費エネルギーを軽減するので、
長い製品寿命を通じて温室効果ガスなどの有害な排出物の
発生を抑えることが可能です。
4
「トリプル・ボトム・ライン」のアプローチ
ABB はグローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)のガイ
ドラインに従っています。GRI は多様な利害関係者が参画する
国連の支援による国際的な取り組みのこと。GRI のガイドライ
ンは測定可能な「トリプル・ボトム・ライン」というレポーティン
グ・コンセプトに基づき、経済面、環境面、社会面の3つの領域
を対象としています。ABB が毎年発行するサステナビリティー
レポートもこの方針に基づいて作成されています。
地球規模で共同事業を積極的に推進
世界中で展開されるプロジェクトで ABB は、他の企業や非政
府組織と協力しながら、幅広い共同事業に参加しています。
アフリカの未開発地域における持続可能な発展のための合
同プロジェクトでは、電化に関する専門的知見を提供。このほ
か、有力な国際的企業によるさまざまな活動に参加し、人権の
5
保護と向上に貢献しています。
詳しくは www.abb.com/sustainabilityをご覧ください。
6
8
ABB Japan profile
7
6
過去10年間でABBが出荷した省エネルギータイプの
ACドライブは100万台を超えます。
さまざまな用途に使用され、コストの削減と
温室効果ガス排出の抑制に貢献しています。
7
ABB はブラジルの保健・教育プログラムに資金を提供。
貧困家庭の子どもたちも
食事を与えられ、学校に通い、健康診断を受けることが
できるようになり、明るい未来への可能性が開けました。
8
中国の貧しい家庭の若者たちがエンジニアリングについて
学ぶことができるよう ABB は支援しています。
17
ABB が提供する製品とサービス
ABBならではの製品・システムが
発電所から需要地までの
安全で効率的な送電を実現します
ABB は発電所の制御・運転用のオー
トメーションシステムと計 装システ
ム、電 力 用 設 備 を 提 供して い ま す。
発電所における電流の切り替えのた
め、世 界で 最も多く利 用されてい る
のが ABB の発電機遮断器です。
18
送電用変電所は長距離送電で電圧を
上げるために欠かせません。ABB は
世界で最も多くの送配電変電所の建
設 を行ってい る企 業。これまでに手
がけた数は 5000 件を超えます。
ABB ならではの HVDC Light シス
テムは、地下・海底送電に対応した設
計。架 空 送 電 線 が なく、電 磁 場 の 発
生も生じない など、環 境 面 でもさま
ざまな利点があります。
高 圧 直 流(HVDC)送 電 は、長 距 離 フ レ キ シ ブ ル 交 流 送 電 シ ス テ ム
大容量送電や周波数が異なる電力網 (FACTS)は 既 存 の 送 電 網 の 能 力
の 効 率 的 な 接 続 を 実 現 。ABB はこ を 増 強し、電 力 の 品 質 を 高 め ま す。
のテクノロジーを 世界で初めて実現 ABB はすでに 600 件以上のシステ
したパイオニアです。
ムの設置実績があり、世界市場におけ
るシェアは 50%を超えています。
ABB Japan profile
ABB がお届けするもの
工業・商業分野や電気・ガス・水道など公益事業分野のお客
さまに、変圧器や開閉装置、遮断器、コンデンサー、ケーブル、
さらに特別高圧・超高圧・高圧製品など、幅広い送配電用
製品・システム・サービスを提供しています。これらの多くは
販売店、システムインテグレーター、コントラクター、OEM 企
業などを通じての入手も可能です。
回 路 の 開 閉 や 電 流 の 遮 断を 行 う 特
別 高 圧・超 高 圧 製 品。ガス 絶 縁 開 閉
装置(GIS)は非常にコンパクトなた
め、設 置 スペースの 限られ た 屋 内 変
電所で特に有用です。
ABB Japan profile
世界 の電 力流 通を支 える ABB の電
力ネットワーク管 理ソリューション。
最 新 の イノベーションは、人 工 衛星
を 利 用した 広 域 監 視 システムで す。
ABB のソフトウエアは電力取引を支
援しています。
高圧・特別高圧 遮断器と開閉装置は
電 流を 制御し、施 設と電 気設備を保
護します。高速切り替えスイッチは病
院や工業施設など電気が不可欠な場
所での、電力供給を確実にします。
変 圧 器 は 送 配 電 に 欠 か せ な いプ ロ
セスであ る電 圧 の 昇 降を行う機 器。
ABB は 1 年間に 1500 基の発電用
変 圧 器、40 万 基 の 配 電 用 変 圧 器 を
生産しています。
ABB は 鉄 道 分 野 でも重 要な 役 割を
果 たしています。高品 質 な 高 圧 配 電
システムや車両用変 圧器などの特殊
製品が、鉄 道 輸 送 のための 安定した
電力供給を支えています。
19
ABB が提供する製品とサービス
ABBの幅広い製品とソリューションは
公益事業や産業界における
生産性の向上に貢献します
ABB の 電 力ソリュー ション は 送 電
網から工場の隅々にまで電力を供給
し、主 電 力と バックアップ用電 力 の
自家発電を管理しています。
20
ABB の計 装・制御システムとソフト
ウエアは、薬 品と原材料 の正 確 な混
合プ ロセ スを 実 現。50ppm 程 度 の
不純物を検知する能力があります。
ABB の モ ー ターとドライブ は 回 転
機 器に適 切な動 作とトルクを与える
とともに、エネルギー効率も改善。年
間数百万トンの規模で有害な排出物
を削減します。
ABB の分析機 器と制御システムは、 ABB の 計 測 機 器システムは 機 械 の
製 品の 特 性を監 視・調 整して要求さ 張 力と バランスを 管 理し、ライン速
れる仕 様に合 致 させます。オンライ 度を問わず円滑なオペレーションを
ン測定も 1 分間に最 大 数百メートル 実現。ABB は独自のプレスダクター
の水準で行います。
(磁歪)テクノロジーによる計測機器
の特許を 50 年前に取得しています。
ABB Japan profile
ABB がお届けするもの
ABB のオートメーション技術は、自動車や建設、化学、一般消費
財、電子、ライフサイエンス、製造、船舶、金属、鉱業、製紙、石油、
輸送、過給機、公益事業などの分野で利用されています。基
幹となるテクノロジーは、制御、
ドライブ、企業向けソフトウエア、
計装、低圧製品、モーター、ロボット、過給機などです。さらに
現場でのメンテナンスや資産管理サービスといったサポートも
実施。販売は、直販または販売パートナーを通じて行っています。
重 量 物の運 搬も確 実に行う ABB の
ロボット。マテリアルハンドリングや
仕 上げ、組 立などに利 用されていま
す。これ ま で に世 界 で 12 万 基 以 上
の出荷実績があります。
ABB Japan profile
ABB の 資 産 管 理 ソフトウエアはプ
ラント の 装 置を 常 時 監 視し、リアル
タイムな効率向上をサポート。オート
メーション技術の出荷実績は全世界
で 1000 億ドルを 超 え、数 多くのプ
ラントで活躍しています。
ABB のロジスティクスサービスとソ
フトウエアは、在庫の最小化に貢献。
サプライヤーからエンドユーザーに
至るバリューチェーン全体における製
品・サービ スの動きの 追 跡を可能に
します。
ABB の 低 電 圧 製 品とエネル ギ ー 管
理システムは、快 適 でエネル ギ ー 効
率の高いビル環境を実現。毎日 100
万台を超える製品が建設業者や設備
業者に出荷されています。
21
製品とシステム
ABBジャパンが 提供する産業用機器、
システム、
ソリューション
自動車産業
■
塗装・ロボット
塗装機器・設備
■
■
■
■
■
産業用ロボット
■
■
■
■
計測機器
■
静電塗装機
塗料供給装置
塗装ロボット
各種塗装設備
製 鉄・非 鉄
紙・パルプ
マテリアルハンドリング
ウォータージェットカッティング
レーザーカッティング
溶接
鋳造
組立
■
■
バリ取り
切断
トルクセンサー
計測・制御機器
制御機器
荷重計
形状計
■ 張力計
■ 板幅計
■ 厚み計
■ ガス分析計
流量計
温度計
■ 圧力計
■ 水質分析計
■ 調節計
■ 記録計
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
低電圧遮断器
■
流量計
温度計
■ 圧力計
■ 水質分析計
■ 調節計
■ 記録計
■
■
工場内のボイラー、タービン、発電設備用および各種プロセスライン用
製造管理システム(CPM@Metals)
SCADA システム
■ プロセス制御システム
■ アセットオプティマイゼーション
■ バッチ制御システム
■ テレコムシステム
制御システム
ガス分析計
張力計
安全計装システム
電気系統制御システム
(サブステーション制御負荷遮断システム)
■
パワーマネジメントシステム
(負荷分割システム)
工場内の受配電設備用
OEM 組み込み用(各種ブレーカー、サーキットプロテクター、電磁接触器)
電磁攪拌システム
電磁ブレーキ
■ スラグ検知装置
■ 板厚・板幅測定ケージ
■ 高周波誘導加熱装置
■
抄紙機
ワインダー
■ ドライヤー
■
生産設備
■
高周波誘導加熱装置
生産設備
■
■
モーター:プラント生産設備、装置・システム用( コンプレッサー、ポンプ、押出し機、プロセスラインドライブ、その他用)
高圧・低圧誘導電動機、高圧同期電動機、高圧・低圧同期発電機、舶用・風力発電機
■ 中圧・低圧ドライブ・インバーター(直流・交流)
、車両コンバーター
■
回転機器/可変速装置
発電機器制御装置
■
■
■
大型整流装置
産業用発電制御装置( 励磁装置、同期装置、起動装置)
特高・超高圧変電機器
電力機器
変圧器
スイッチギア(開閉装置)
■
工場内の受配電設備用
変電設備
配電システム
保護・制御・通信
22
■
(
工場内の受配電設備用 (サブステーション・オートメーション、保護リレー機器・システム、 高 速 母 線 切 替 装 置 、 故障記録
ABB Japan profile
製品についてのお問い合わせ先は:
ロボティクス事業部 プロセスオートメーション事業部
オートメーションプロダクト事業部
ロボティクス事業部 オートメーションプロダクト事業部
電力事業部
塗装機器・設備
Tel: 03-5784-6230 Fax: 03-5784-6280
産業用ロボット
Tel: 0565-26-0770 Fax: 0565-26-0210
石 油・ガス・石油化学
Tel: 03-5784-6261 Fax: 03-5784-6276
Tel: 03-5784-6220 Fax: 03-5784-6260
医薬・ライフサイエンス
セメント・鉱業
回転機器・可変速装置
Tel: 03-5784-6010 Fax: 03-5784-6260
Tel: 03-5784-6050 Fax: 03-5784-6277
その 他の産 業
輸送機 器(船舶・鉄道)
静電塗装機
塗料供給装置
■ 塗装ロボット
■ 各種塗装設備
■
■
マテリアル
ハンドリング
■ 溶接
■ 鋳造
■ パッキング
■ メッキ
■
マテリアル
ハンドリング
■ ピッキング
■ パッキング
■
■
ガスクロマトグラフ
質量分析計
■ フォトメーター
■ 連続ガス分析計
■ FTIR/NIR 分析計
流量計
温度計
■ 圧力計
■ 水質分析計
■ 調節計
■ 記録計
■
■
■
■
パレタイジング
■
鉄道車両清掃システム
■
シリンダー圧力監視装置
(ポジショナ、アクチュエータ) )
■
振動機器
■
■
振動機器
高周波誘導加熱装置
船舶用ポッド型
推進システム
■ 高周波誘導加熱装置
■
舶用発電機
電動機(モーター)
■ ドライブ・インバーター機器
■
■
■
舶用発電制御装置
(励磁装置、同期装置、起動装置)
・故障点評定装置、各種通信システム)
ABB Japan profile
23
製品とシステム
製品についてのお問い合わせ先は:
ロボティクス事業部
プロセスオートメーション事業部
オートメーションプロダクト事業部
ロボティクス事業部
オートメーションプロダクト事業部
電力事業部
塗装機器・設備
Tel: 03-5784-6230 Fax: 03-5784-6280
Tel: 03-5784-6261 Fax: 03-5784-6276
産業用ロボット
Tel: 0565-26-0770 Fax: 0565-26-0210
Tel: 03-5784-6220 Fax: 03-5784-6260
発電所
流量計 ■ 連続排ガス
温度計 分析システム
■ 圧力計
■ レベル計
■ 調節計
回転機器・可変速装置
Tel: 03-5784-6010 Fax: 03-5784-6260
Tel: 03-5784-6050 Fax: 03-5784-6277
送変電
受配電
■
■
計測機器
計測・制御機器
制御機器
■
バルブポジショナ、アクチュエータ
制御システム
■
Industrial IT
(Operate IT, Control IT, Engineer IT)
各種ブレーカー
サーキットプロテクター
■ 電磁接触器
■
低電圧遮断器
■
■
生産設備
回転機器/可変速装置
発電機器制御装置
モーター
(コンプレッサー、ポンプ、
送風機、その他用)
■
ドライブ・インバーター機器
■
発電制御装置
(励磁装置、同期装置、起動装置)
遮断器
断路器
■ 避雷器
■ 計器用変成器
■ 直流高圧送電
■ 無効電力補償装置
■
遮断器
■ 断路器
■ 避雷器
■ 送分離母線
■
特高・超高圧変電機器
■
電力機器
変圧器
スイッチギア(開閉装置)
変電設備
配電システム
AIS、GIS 変電所
小型モジュラー
■ 配電システム
■ 変電所用システム
■
■
発電所用DCS
■ サブステーション・オートメーション
■ 保護リレー機器・システム
■ 高速母線切替装置
■ 故障記録・故障点評定装置
■ 各種通信システム
■ 系統監視システム
■
保護・制御・通信
ケーブル
24
■
高圧ケーブル
ABB Japan profile
ABB ジャパングループ企業
ABB日本ベーレー株式会社
計装制御システムと関連機器のトータルサプライヤー
取扱製品・サービス
ABB日本ベーレー株式会社は ABBと極東貿易株式会社、株式
会社 IHI の合弁会社です。ABB日本ベーレーの制御システムの最
大の特長は、一貫した設計思想に基づいてすべてのハードウエア
とソフトウエアが開発・生産されていることです。この考え方があ
らゆる制御システムに反映されているため、統一された最も理想
的なシステムの構築が可能となります。また、制御システムだけで
なく、各種の検出端および操作端を含めたトータルな製品ライン
ナップを構成し、一貫したプロセス・オートメーションを実現します。
現在、ABB日本ベーレーでは、IndustrialIT をはじめとする、これらの
システム、機器を提供しながらデジタル制御システムの多角的な展
開を図り、
マーケットのニーズにあわせて、化学、医療、食品、環境保
全などさまざまな分野の開拓をすすめています。
■
お問い合わせ:
ABB日本ベーレー株式会社
Tel: 055-949-3311 Fax: 055-949-1114
http://www.bailey.co.jp/
ターボ システムズ ユナイテッド株式会社
舶用過給機を強力にサポート
取扱製品・サービス
ターボ システムズ ユナイテッド 株式会社は、ABBと株式会社 IHI
の合弁会社です。ABB および IHI が生産する過給機とその補用
部品の提供を受け、日本・台湾市場の各エンジンメーカーなら
びにユーザーに、
最高の品質の製品とサービスをお届けするため、
1998 年 10 月 1日に設立されました。
エンジニアリングでは、機関メーカーとの総合的なパートナーシッ
プが当社の目標です。機関の概念設計からフィールドにおける
搭載までサポートする最高級レベルのエンジニアリングをご提供
いたします。アフターサービスでは、経験豊かなサービス員と優
れた補用部品調達によって、製品の稼動状況を最良の状態に
保ち、予防保全や素早いトラブル解消作業を可能に。また、交換
部分をカートリッジに一体化した「過給機カートリッジ交換プロ
グラム」の導入により、より確実・迅速なサービスを実現しました。
MSA(エムエスエー)株式会社
システム関連機器
制御システム、保守支援ツール、操作・監視
ステーション
■ 計装関連機器
コントロールドライブ、コンバーター、トランス
ミッタ・フローエレメント、コントロールバルブ、
フローメーター、その他インスツルメント
ABB、IHI 製過給機本体および 部品販売
最新設備を備えた工場での点検整備
および S/E の派遣
■ 過給機のアプリケーションにおける
技術コンサルティング
■ ワールドワイドでの日常保守・予防保全の
計画および実施
■ 過給機カートリッジ交換プログラム
■
■
お問い合わせ:
ターボ システムズ ユナイテッド株式会社
Tel: 03-5611-5988 Fax: 03-5611-5978
http://www.turbo.co.jp/
先進のポリマー形避雷器製品を展開
取扱製品・サービス
MSA 株式会社は、ABBと株式会社明電舎が避雷器事業のため、
2004 年 4 月に設立した合弁会社です。世界初のギャップレス避
雷器「ソレスター」を開発し日本内外で 豊富な実績を持つ明電
舎と、ポリマー形避雷器の最新技術と世界トップクラスのシェア
を持つ ABB の力が 結集して誕生しました。明電舎が 持つ避雷
器市場における豊富な実績と、ABB が 誇る最先端のポリマー
技術という両社の強みを活かし、事業を展開いたします。
ABB から技術のライセンス提供を受け、MSA が 製品の開発・
製造・販売を行います。品ぞろえ・納期・サービスに至るまで、
お客さまのご要望に迅速かつ的確にお応えいたします。2006 年
■
避雷器
発変電用、送電線用、配電用、
避雷器の付属品
■ 特殊用途避雷器
■ 低圧用 SPD
お問い合わせ:
MSA 株式会社
Tel: 055-929-4300 Fax: 055-929-4399
http://www.msa-arrester.com/
春には大規模な製造設備を導入し、生産ラインを拡充しました。
両社の共同の取り組みにより、国内トップシェアをめざすと同時
に、国際競争力の強化を図ります。
ABB Japan profile
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For more information please visit www.abb.co.jp
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