食物栄養学科 - 九州栄養福祉大学

食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
キャリアガイダンス Ⅰ
担当者名
専任教員
科目コード
1100102
授業形態
演習
学
年
1
開
通年
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本演習は、本学の建学の精神に基づき 4 年間の大学生活を充実したものとし、未来
を切り開くための総合的基礎学習を行う。内容としては、大学生活に適応し学問分
野への動機づけを高めるために、学生間交流、履修指導、論理的思考法・文献の読
み方・文章の書き方・口述発表の仕方等の指導を行う。さらに、建学の思想を理解
させ、学生個々の目的を達成させるための教科及び生活指導を行う。
授業の到達目標
・大学生として最低限必要な、読む、書く、聞く、話す力等の基礎的技能を習得する。
・研究テーマに関する文献を収集し、正確に読み取り、論理的に思考することができる。
・チームワークやリーダーシップを発揮できるような協調性を身につける。
・本学の建学の精神に基づいた社会に不可欠な人材として求められる資質能力を身につ
ける。
授業計画
理想の管理栄養士像について
1.
学内レクスポ大会の練習
2.
大学での勉強の進め方
3.
1・2 年生交流会①
4.
1・2 年生交流会②
5.
大学祭に向けて(1・2 年合同)
6.
7. 【特別講演】ビジネスマナー講座
8. 【特別講演】危機管理講座
調査研究(管理栄養士の仕事)①
9.
10. 調査研究(管理栄養士の仕事)②
11. 調査研究(管理栄養士の仕事)③
12. 研究発表(管理栄養士の仕事)①
13. 研究発表(管理栄養士の仕事)②
14. 【特別講演】リプロダクティブヘルス&ライツ
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
【特別講演】
15. 卒業生からのメッセージ①
前期定期試験の諸注意
30.
後期開始にあたって・大学祭の意義
大学祭準備①
大学祭準備②
大学祭準備③
大学祭の反省(1・2 年合同)
【特別講演】最新の研究について
リメディアル教育講座①
調査研究(食材について)①
調査研究(食材について)②
調査研究(食材について)③
研究発表(食材について)①
研究発表(食材について)②
リメディアル教育講座②
【特別講演】卒業生からのメッセージ②
後期定期試験の諸注意
2 年生に向けて
成績評価の方法
・レポート、研究発表により総合的に成績評価を行う。
評価の比率は、レポート(40%)、研究発表(60%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・調査研究や研究発表はグループごとに行います。授業外にグループごとに集まり
調査研究を行って下さい。その際、インターネットだけでなく図書館を利用する
ことを推奨します。
使用テキスト
「図解 栄養士・管理栄養士をめざす人の文章術ハンドブック」
西川 真理子(化学同人)
参考書(参考資料等)
・学生便覧、シラバス 等
その他
(受講生への要望等)
・授業の目標を達成できるよう意識して講義に臨むこと。さらに、レポート等
の提出期限を厳守することを心掛けて下さい。
教員 e-mail アドレス
各担当教員のオフィスアワーを確認すること。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
キャリアガイダンス Ⅱ
担当者名
専任教員
科目コード
1100103
授業形態
演習
学
年
2
開
通年
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
選択
必修
修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本演習では、本学科が理想とする管理栄養士に必要な「勇気」
(管理栄養士とし
ての責任感を持ち、積極的かつ忍耐強く努力する力)、「親和」力(相手を思い
やり、助け合う心)、
「愛」
(地域住民の健康生活と福祉の向上を願う心)、
「知性」
(知識、教養を培う努力を惜しまず、新たな視点から解決策を提案できる力)
の修得に向けた総合的基礎学習を行う。
「食の番人」的役割を果たすことのできる管理栄養士を目指してほしい。
授業の到達目標
・建学の精神である「筑紫の心」に基づく、本学科が理想とする管理栄養士に
必要な資質(勇気、親和力、愛、知性)を身につける。
・見聞を広めるため、読書を習慣づける。
・自分の長所、短所を自覚し、短所の改善に向けて努力できる。
・社会人としての使命感を養い、壁にぶつかった際の対処方法を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
16.
17.
勇気、親和力を磨く②(交流会準備) 18.
勇気、親和力を磨く③(1・2 年交流会) 19.
勇気、親和力を磨く④(1・2 年交流会) 20.
自己 PR、ES、面接について学ぶ
21.
学友会総会
22.
プロフェッショナルに学ぶ①
23.
大学祭に向けて(テーマ・企画決め) 24.
プロフェッショナルに学ぶ②
25.
プロフェッショナルに学ぶ③
26.
プロフェッショナルに学ぶ④
27.
プロフェッショナルに学ぶ⑤
28.
プロフェッショナルに学ぶ⑥
29.
特別講義 卒業生からのメッセージ① 30.
ミッション(使命)について考える
世の中について考える①
勇気、親和力を磨く①(レクスポ大会準備)
親和力、知性を磨く①(大学祭準備)
親和力、知性を磨く②(大学祭準備)
親和力、知性を磨く③(大学祭準備)
親和力、知性を磨く④(大学祭準備)
世の中について考える②
世の中について考える③
世の中について考える④
世の中について考える⑤
日本語力を鍛える①
日本語力を鍛える②
自分と異なる視点に立って考える①
自分と異なる視点に立って考える②
仕事について考える
特別講義 卒業生からのメッセージ②
[評価項目と割合]
読書課題点(50%)、取り組み姿勢(50%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・継続して読書をすること。
使用テキスト
使用しない(授業中にプリントを配布する)
参考書(参考資料等)
・授業中に紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・プリントは各自でファイリングすること。
・授業開始時までに着席しておくこと。
・課題や提出物の締め切りを厳守すること。
教員 e-mail アドレス
各担当教員のオフィスアワーを確認すること。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食と哲学 Ⅰ
担当者名
吉田
科目コード
1000001
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
正史
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食の根本的意義や食をめぐる諸問題を哲学的視点から考察してみたい。具体的
には様々な食思想の紹介が中心となるが、前期の数時間は、
「建学の思想」と題
して、本学が理想とする「食の番人」像にも迫ってみたい。また全体を通じて
論理的思考力を涵養することも狙いの一つとしている。
授業の到達目標
代表的な食思想の理解を通して、食の根本的意義や食をめぐる諸問題を出来る
だけ多くの観点からまた出来るだけ深く自ら論理的に考察する力を獲得するこ
と。また本学の理想とする「食の番人」像についての理解を深めること。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
はじめに
建学の思想
建学の思想
建学の思想
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
食思想の様々
まとめ
本学園の歴史
勇気・親和・愛・知性 ―筑紫の心―
「食の番人」の概念
道元① その生涯と著作
道元② 「食は諸法の法なり」
道元③ 「五観の偈」
道元④ 「典座教訓」
道元⑤ 「喜心、老心、大心」
貝原益軒① その生涯と著作
貝原益軒② 天地父母の大恩と養生
貝原益軒③ 養生の要
貝原益軒④ 天寿
貝原益軒⑤ 飲食の心得
[評価項目と割合]
定期試験(100%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業中に指示した参考図書を読むことが望ましい。
使用テキスト
・教科書は使用しないが、適宜資料等を配布する。
参考書(参考資料等)
○『九州栄養福祉大学の教育思想』
(非売品)。
・その他参考図書は授業中に適宜指示する。
その他
(受講生への要望等)
・質問のある場合、メールは使わずに直接当方研究室(I-207)まで来られたい
(研修日を除けば、基本的に午後 5 時まで研究室に在室)。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食と哲学 Ⅱ
担当者名
吉田
科目コード
1000002
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
正史
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食の根本的意義や食をめぐる諸問題を哲学的視点から考察してみたい。具体的
には様々な食思想の紹介が中心となるが、後期は、自然条件からくる各民族固
有の食環境が、それぞれの民族の文化や思想形成に及ぼす影響についても探っ
てみたい。また全体を通じて論理的思考力を涵養することも狙いの一つとして
いる。
授業の到達目標
代表的な食思想の理解を通して、食の根本的意義や食をめぐる諸問題を出来る
だけ多くの観点からまた出来るだけ深く自ら論理的に考察する力を獲得するこ
と。また異なる食文化についての理解を深めること。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
はじめに
食思想の様々
水野南北
慎食と禍福
食思想の様々
安藤昌益
「直耕」
食思想の様々
フォイエルバッハ「人間は彼が食べるところのものである」
食思想の様々
ピュタゴラス 西洋における菜食主義の祖
食思想の様々
宮沢賢治①
その生涯と著作
食思想の様々
宮沢賢治②
菜食主義の諸タイプ
食思想の様々
宮沢賢治③
生態学と菜食主義
食思想の様々
宮沢賢治④
生物学と菜食主義
食思想の様々
宮沢賢治⑤
宗教と菜食主義
食思想の様々
宮沢賢治⑥
栄養学と菜食主義
食環境と思想形成 一般論 ―和辻の「風土の基礎理論」―
食環境と思想形成 ヨーロッパの場合
食環境と思想形成 日本の場合
まとめ
定期試験(100%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業中に指示した参考図書を読むことが望ましい。
使用テキスト
・教科書は使用しないが、適宜資料等を配布する。
参考書(参考資料等)
○鶴田静『ベジタリアンの世界 ―肉食を超えた人々』(人文書院、1997)
・その他参考図書は授業中に適宜指示する。
その他
(受講生への要望等)
・質問のある場合、メールは使わずに直接当方研究室(I-207)まで来られたい
(研修日を除けば、基本的に午後 5 時まで研究室に在室)。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食と福祉
担当者名
藤野
科目コード
1000003
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
博史
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「食」は人間の健康に密接な関係を持っている。健康は、肉体的、精神的及び社
会的に健全な状態を意味しており、そこに「食」が重要な役割を果たしている。
「食」
を取り巻く環境の変化により、肥満や生活習慣病の増加など、国民の健康の保持・
増進及び生活の質(QOL)の向上を妨げている。本講義では、
①健康の定義と健康の現状 ・②栄養の面からの理解、
③精神と健康(食欲の面から)の理解、
・④福祉の面からの理解(高齢社会と食)、
⑤子どもの食生活の問題点と食育、・⑥専門職と食、
について取り上げ、食と人間生活を取り巻く諸問題について理解するとともに、食
を通して福祉を実現するためにはどうしたらいいかを考える。
授業の到達目標
・国民の健康と栄養の現状について知り、問題点を把握し、健康を確保するた
めの方法について考える。
・健康を守る職業人としてのあるべき姿について考える。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・主として、定期試験の結果により評価するが、レポート、小テストなどを実施した場合には
その評価も加味する。また、授業態度も評価に加味する。
評価の比率は:期末テスト(90%)その他(小テスト、レポート)(10%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・テキストは全て触れることはできないので、可能な限り授業外で熟読しておくこと。
・適宜、課題を出すので、その課題に取り組むこと。
使用テキスト
○「栄養学を拓いた巨人たち」 杉 晴夫 著 (ブルーバックス 講談社)
○「食欲の科学」櫻井 武 著(ブルーバックス 講談社)
参考書(参考資料等)
○「国民衛生の動向」厚生労働統計協会 編(厚生労働統計協会)
○「国民健康・栄養の現状」(第一出版)
○「食育白書 平成 26 年版」内閣府 編(勝美印刷)
その他
(受講生への要望等)
・テキスト、配布資料に基づき、授業を進める。
・適宜、関係 DVD を映写する。その際は必ずレポートを求める。
・可能な限り、質問の時間を設けたいので、活発に質問をしていただきたい。
・配布資料については、授業で触れることのできない場合もあるので、熟読していただきた
い。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
ガイダンス 食と福祉の基本理念(本学教育思想)について考える。
健康の定義、国民の健康と栄養の現状
栄養学の基礎(1): 栄養学の成立(体内の燃焼・消化と吸収)
栄養学の基礎(2): ビタミンの発見の歴史
栄養学の基礎(3): エネルギー代謝、栄養学と社会
人間活動における食欲(1):
脳における食欲(視床下部を中心に)
人間活動における食欲(2):
脳における食欲(食欲のしくみ)
人間活動における食欲(3):
人の食欲と食生活(食欲の制御は可能か)
人間の幸福と福祉(福祉の制度)
高齢化社会における現状と問題点
老化と食生活
子どもの食生活の現状
食育を考える
専門職(栄養士・管理栄養士)と食
まとめ(食を通して福祉を実現するには)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養士のための農園演習
担当者名
室井
科目コード
1100104
授業形態
演習
学
年
1
開
通年(全 15 回)
数
1
履修方法
単
位
由起子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
小倉南区キャンパス実習農園の太陽の下で、土とふれあい、野菜を育てること
で、心の畑を耕し、筑紫の心を育む。また、附属幼稚園園児と一緒に、日本の
伝統行事に必要な食に関する知識を学ぶことで、食育に展開する知識・技術を
習得する。
授業の到達目標
管理栄養士・栄養士として、働く時に必要な旬の野菜の知識及び育て方、育て
た野菜の調理への展開方法等実践的知識を習得し、活かせるようになる。
授業計画
1.
オリエンテーション
2.
桜 餅 づ く り
・桜の葉の新芽を採取し、塩漬けの作り方を学ぶ
3.
夏野菜の植え方
・トマト、茄子、胡瓜、ゴーヤ、オクラ、大豆に必要
な土作り及び植え方を学ぶ
4.
柏 餅 づ く り
・柏の木の葉を採取し、下処理方法について学ぶ
5.
バケツ稲作り
・玄米、白米の知識を身につけ、玄米の発芽段階を観察
・バケツを使って稲作りを行う
6.
夏野菜の手入れ
・夏野菜の手入れの方法を学ぶ
7.
玉ねぎ・じゃがいもの収穫
・玉ねぎの種類、収穫方法、保存方法について学ぶ
・じゃがいも種類について収穫しながら学ぶ
8.
夏野菜の調理
・農園の夏野菜を使用した調理実践
9.
冬野菜の植え方
・大根、かぶ、ブロッコリー、白菜に必要な土作り及
び植え方を学ぶ
10.
米・大豆の収穫
11.
12.
13.
14.
15.
味
成績評価の方法
噌
作
り
・授業の進め方及び農園実習にあたっての事前準備及
び調理実習時の諸注意
・前期に種を蒔いた大豆の収穫及びバケツ稲の収穫を
行う
・合わせ麹を使用して味噌作りを行う
切干大根作り
・農園で収穫した大根を使用して切干大根を作る
漬
物
作
り
・農園で収穫した大根、かぶを使用してぬか漬けを作る
特
別
講
演
・浅川幼稚園園長 福原先生の講話
米・味噌・切干大根の調理
・米を炊き、味噌汁を作り、切干大根を調理する
[評価項目と割合]
レポート(50%)と授業態度(50%)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・配布資料を用いて、毎回の実習の意義や方法を復習すること。
使用テキスト
使用しない
・適宜資料を配布
参考書(参考資料等)
・配布資料 等
その他
(受講生への要望等)
・天候、収穫した野菜により、授業内容の変更を行うため、シラバス通りでは
ありません。
・園児と一緒に動くこと、調理、コニュニケーションをとることが好きな学生
の受講を望みます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
文章校正と編集
担当者名
栗林
科目コード
1100005
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
精司
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
わかりやすい文章を書くことは大学でのレポート、社会での伝達文書にとって
大切なこと。この授業では、そのためのテクニックを身につけていくため、日
本語の特徴などを知り、気をつけていくことを学ぶ。例文を示し、解説。そし
て毎回テーマの作文を書いてもらい、添削して指導する。
授業の到達目標
1.
2.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
「書く」ことを苦手としないように、気軽に書けるようになる。
レポート、(就職の際の)エントリーシートなど、きちんと書けること。
概論 ―文章はうまくなる その基本的要素を考える
わかりやすい文章(1)
主語、述語をきっちり示す
わかりやすい文章(2)
短文が大切―句読点の打ち方(読み違いを防ぐ)
わかりやすい文章(3)
わかりやすい言葉を使う(難しい言葉は避ける)
季節の言葉など、文章にアクセント、色彩を与
わかりやすい文章(4)
える言葉
わかりやすい文章(5)
漢字、仮名、カタカナなど表現の豊かさを理解
わかりやすい文章(6)
漢字学習―同音異義語など
文章をかく前にすること ―テーマをしっかり決める。素材集めの仕方
わかりやすい文章(7)
接続語の使い方
段落をつける。書き出しの工夫、小見出しをつ
わかりやすい文章(8)
ける
わかりやすい文章(9)
「です」「ます」調について、文体の統一を
わかりやすい文章(10)
専門用語の使い方、注意点
わかりやすい文章(11)
避けたい言葉、誤用の注意
レポートの書き方
テーマを与え、書いてみる
まとめ
校正、編集、作文でわかる「良い文章」
成績評価の方法
・ほぼ毎回作文提出 課題レポート(期末に)
評価比率は、期末試験(70%)、毎回の提出作文は加点式で(30%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・与えられたテーマで文を書き提出。言葉調べ(辞書などで)。
・添削された自分の文章を再び書いてみて原文と比べてみる。
使用テキスト
・講義中に適宜、資料を配布
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・国語辞典は必須。
・原稿用紙に文章を書いていくことをくり返す。書くことを、苦しくても続け
ていくこと。
教員 e-mail アドレス
授業終了後 10 分間は 2 号館 4 階非常勤講師室に待機。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
人間関係の心理
担当者名
松本
科目コード
1000004
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
心理学は「人間行動の科学」と定義される。行動の法則を定立し、それをもとに行
動を記述・説明・予測・制御することを目的としている。そして、その研究分野は
多岐にわたっている。パーソナリティとその成り立ち、人生における心の成長と変
化の過程、対人関係の始まりと展開、心の悩みや病を抱える人に対する心理学的な
理解と援助など多くのテーマがある。そこで、本講義では医療従事者にとって役に
立つ心理学の知識を精選し、主に人格・発達・社会・臨床心理学について講じ、人
間理解を深めるための一助としたい。
授業の到達目標
1)人間関係の心理に関する知識を身につけ、他者と良好な人間関係を築く。
2)人格形成に関する基礎的な理論を理解し、心理検査を体験することにより自己理解を深める。
3)アサーショントレーニングやアクティブリスニングに関する知識と技能を身につける。
4)ストレスマネージメント等に関する知識や技能を身につけ、自らの心のセルフケアを行う。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・コメントシート、レポートをもとに成績評価を行う。
評価の比率は、コメントシート(40%)、レポート(60%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・毎回の講義終了後に各自で復習を行い、レポート作成に向けて自己分析を深
めて下さい。
・レポート課題は次回の講義時に担当教員に直接提出してもらいます。
使用テキスト
・適宜、プリントを配布します。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・レポートはプライバシーに関わる内容も含まれますので、記述できる範囲で
書いてもらって結構です(レポートについては担当教員以外が見ることはあ
りません)。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
心理学の定義・歴史・方法・分野
パーソナリティの類型論と特性論
エゴグラムまたは新性格検査実習、TST 実習
バウムテスト実習
ゲゼル・ワトソン・フロイトの発達理論
エリクソン・ピアジェ・バンデューラの発達理論
アクティブリスニング実習
アサーショントレーニング実習
対人認知、説得的コミュニケーション、同調と服従
職場におけるコミュニケーション・リーダーシップ論
カウンセリングとサイコセラピー
ストレスマネージメント実習
リラクゼーション・自律訓練法・フォーカシング実習
認知療法実習
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
日本国憲法
担当者名
狭間
科目コード
1100006
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
直樹
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
私たちは日本というひとつの国をつくり、様々なルール、すなわち法律を決め
て日々暮らしています。一人ひとりの自由や平等、国を運営していくしくみを
定めた法律が日本国憲法です。この授業では、なるべく身近な話題から、憲法
の持つ意味や、憲法をめぐる様々な議論を考えていきましょう。
授業の到達目標
1.
2.
3.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末試験の成績(筆記試験、100 点満点)で評価します。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各回の講義にて、事後学修等について連絡をします。
使用テキスト
・使用しない。講義中に資料を配付する。
参考書(参考資料等)
・必要に応じて講義中に紹介します。
その他
(受講生への要望等)
・講義中の私語には厳しく注意します。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
人権や政治に関する用語を適切に理解する。
人権や政治に関する新聞記事やニュース番組に関心を持つ。
人権や政治に関する様々な議論について、自身の考えを深める。
個人の尊重
日本国憲法の構成
自由権①表現の自由
自由権②表現の自由とプライバシー
自由権③信教の自由
自由権④信教の自由、政教分離原則
自由権⑤人身の自由
自由権⑥人身の自由、冤罪
裁判所のしくみ
生存権
生存権、社会保障制度、生活保護
統治のしくみ①平和主義
統治のしくみ②国会
統治のしくみ③内閣
統治のしくみ④地方自治
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養士の法制度論
担当者名
岩下
科目コード
1100007
授業形態
講義
学
年
1
開
前期(集中講義)
数
2
履修方法
単
位
榮一
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
栄養士に関る法律の講義である。
日本国民の平均寿命、健康寿命は国際的に最高水準にあるが、急速な高齢化の
中、生活習慣病も急増している。生活習慣病は食生活と深く関連し、
「医食同源」
といわれるように、
「食」こそまさに健康の源であり、薬であり、時として毒と
もなる。
その意味で、栄養の指導に従事することを業とする栄養士、管理栄養士には大
きな期待と責任が課せられている。そこで、国は、食をとりまく環境の変化を
ふまえ、栄養の専門家としての栄養士、管理栄養士をどう位置づけているか法
制度の側面から考察する。
授業の到達目標
・主に食に関する 7 本の法律について、その立法の過程、立法の精神を理解し、
国家試験に対応する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
憲法 25 条をどう読むか
栄養士法とは
健康増進法の精神
健康増進法と栄養管理
食品衛生法の背景
食の安全と国民生活
食品安全基本法
食品をめぐる偽装問題など
BSE や鳥・豚インフルエンザなど
食品添加物への対応
食品の放射能規制
食育基本法の役割
食育基本法の展開
学校給食法
栄養教諭制度とは?
健康についての国民の権利について考える
法の歴史的背景
高齢社会における国民の健康
法は栄養管理についてどう定めているかを探る
食品衛生法の立法の歴史と背景を考える
国民の食の安全のために国に何が求められるか
法の基本理念とは
国や自治体はどう対応してきたかを検証する
国際化と食の安全を考える
避けられない添加物とどう向き合うか
その実態、対策は
法の制定とその背景を探る
法に基づく施設の展開と栄養士の役割を考える
学校給食導入の歴史と背景、児童の健康について考える
栄養職員から栄養教諭へ、その役割について
成績評価の方法
・試験を実施するか、レポートにするかは、学生の希望を考慮して決めるが、
授業態度を重視する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・適宜、次回の講義までに行うべき準備学修及び事後学修について指示します。
使用テキスト
・テキストは使用しないが、レジュメを全回配布する。
参考書(参考資料等)
○「栄養士必携」(第一出版株式会社)
その他
(受講生への要望等)
・時間は有限であり、真剣に講義するので、熱心に聞いてほしい。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食と経済
担当者名
髙森
科目コード
1000005
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
俊明
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
私たちの生命を維持するのに不可欠な要素である食は、私たちが営む経済活動
によって支えられています。
この授業では、食をめぐる様々な事象とその背景について、私たちの生活に身
近な事例を紹介しながら、わかりやすく解説します。授業は、講義・板書を中
心とし、食に関するビジネスの新しいトレンド等についても、映像教材を使用
して紹介する予定です。
授業の到達目標
1) 戦後の私たちの食生活の変化について説明することができる。
2) 食生活の変化をもたらした背景について説明することができる。
3) わが国のフードシステムについて説明することができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業内容の理解を深めるため、簡単な課題を課す場合がある。
・成績評価は、受講態度、小テスト、定期試験を勘案して総合的に評価する。
・評価の比率は、
受講態度(30%)、課題・小テスト(40%)、定期試験(30%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・準備学修内容:課 題 の 考 察(標準学修時間 0.5h)
・事後学修内容:授業内容の確認(標準学修時間 0.5h)
使用テキスト
使用しない(講義中に適宜、資料を配布する場合がある。
)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・高校までの授業は、学習(学び習う)ですが、大学での授業は、学問(学ん
で問う)です。自ら考え、答を導き出す気持ちを持って授業に臨んでくださ
い。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション、食とは?経済とは?
食の歴史
食品という財の特徴
食生活成熟の経済学的意味
食生活の変化とその誘因
食生活の特殊性
家族の変化と食生活
外食産業と中食産業
流通革命による食の変化
地域資源としての食(地域ブランド、6 次産業化)
食文化と経済(インバウンド、地域振興)
食と消費者行動(通販、ポイントサービス)
食ビジネスの新しいトレンド(1)(映像教材)、小テスト
食ビジネスの新しいトレンド(2)(映像教材)、小テスト
食ビジネスの新しいトレンド(3)(映像教材)、小テスト
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
生活とマスコミ
担当者名
栗林
科目コード
1100008
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
精司
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
マスコミは生活に影響を与えている。現代にあって、考え方を作っていくうえ
でも圏外にいることはできない。そのマスコミ―各メディアの歴史・現状を知
り、報道、広告など身近な問題を理解する。時事のニュースのテーマについて
も学習して、メディアリテラシーの力を養い、社会への関心を高める。
授業の到達目標
1.
2.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末に課題のレポートで評価。新聞記事を自分で選んで、そのテーマをミニ
レポートする。
期末試験(80%)、ミニレポートは加点式で(20%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・次回のテーマについて調べる。関心のある時事テーマをどんどん挙げること。
使用テキスト
・講義中に適宜、資料配布。新聞を配り、講義中に読み、関心のある記事につ
いて話し合うことも。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・次回のテーマについて事前に自分の考えをまとめ、講義で発展的に深めたい。
「生のニュース」を数多く取り上げたいので、要望を。
(シラバスの順序は変更になる場合がある)
教員 e-mail アドレス
授業終了後 10 分間は 2 号館 4 階非常勤講師室に待機。
マスコミに盲目的でなく、批判的態度をもって対応できる力をつける。
現状を反映したニュース・テーマに関心を持ち、自分の生活との関係を考
えていくこと。
概論 ―マスコミの発達、社会への影響、変容する“今”
メディアの現況 (1)テレビ局の在り方、番組の特徴
〃
(2)新聞の行方―日本の新聞の特徴、課題
〃
(3)出版物はどうなる―雑誌の事情、電子書籍は・・
話題のニュースを追って(1)<例えば 円安などの経済状況>
メディアと人権 (1)過剰報道、風評被害
〃
(2)過剰取材―メディアスクランブルにどう対応するか
〃
(3)誤報と虚報
話題のニュースを追って(2)<ヘイトスピーチなど>
メディアと人権 (4)実名・匿名報道について
〃
(5)報道する側の「署名記事」について
広告と私たち ―社会の流行とマスコミの広告(CM)を考える
マスコミにみるジェンダー
プロパガンダへの警戒
まとめ
―生活の中のマスコミへの対応の仕方。ネット社会の問題も考える。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
基礎生物学
担当者名
杉元
科目コード
1000006
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
康志
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
将来、食と栄養分野に携わる者として、生物の原則や生命現象の基本を学んでおく
ことは重要であり、それらの内容を扱うのが生物学である。本講義では、ヒトの身
体の仕組みに焦点を絞り、植物や生態学以外の生物学の基礎的な内容から基礎医学
の教養レベルまでを取り扱う。基本的にはテキストに沿い、不足する部分は適宜プ
リントを配布する。また授業のはじめに前回の内容の確認として小テストを行う。
授業の到達目標
分子、細胞レベルから個体レベルへ順次理解し、このクール以降に履修する、
生物学から派生する専門科目の土台となるような知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
生物学を学ぶ意義
細胞の構造と機能
組織の種類
栄養と代謝①(消化、ATP、糖質代謝)
栄養と代謝②(脂質代謝、タンパク質代謝)
人体の主要な構成成分(タンパク質、脂質、水)
遺伝
遺伝子の本体 DNA
血液
各器官系 (消化系、循環系、呼吸系、排出系)
運動の制御(感覚系、筋肉)
恒常性の維持①(神経系)
恒常性の維持②(内分泌系)
免疫
まとめ
授業への取り組み姿勢(10%)、小テスト(20%)、定期試験(70%)を総合的に
判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・目次の内容と各ページにある図に目を通しておいてください。
使用テキスト
○「わかる生物学」 小野廣紀、内藤通孝 著 (化学同人)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・生物学は今後の専門科目の基礎にあたる内容なので、毎回の小テストで復習し、
一つ一つおさえていくようにしてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食物と薬
担当者名
村岡 敬治
科目コード
1100009
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食物と薬とのその両面の接点を理解するため料理(一般食材 )、薬膳(生薬、一般食材)、漢
方薬(生薬)および西洋薬などで生活習慣病の種々疾患についてそれぞれに対比させ、「食」
を基本として各疾患の予防・治療の具体例を挙げて薬食同源を真から理解して頂くよう種々
の角度【 例:予防するのは疾患ではなく、疾患の基礎にあって自覚できない初期の病理変化
のあるものに対応するのに対する「食」、未病の治療が軽い自覚症状に対応するのに対する「漢
方薬」、炎症反応が痛みなどの自覚症状をともない、病気であることに気づくものもあり、あ
るいは、自覚症状なく現れた癌などに対応するのに対する「西洋薬」】から眺められる頭脳に
育てることおよび管理栄養士の国家試験の基礎基盤(生化学, 基礎栄養学, 食品機能学など)
になる教育、また大学外の医療実践に目を向ける幅広い教育も実施する。
授業の到達目標
食物には、五大栄養素(炭水化物、蛋白質、脂質、ビタミン、ミネラル)などがあり、この
ほか食物繊維、香気成分など非栄養成分が多種含まれ、健康維持、健康増進があると共に、
病気の予防・治療に関わる生体機能の調節や薬の視点で働きうる重要な化学物質も存在して
いることその化学物質が薬であるとは言っても量的なものを知つて初めて薬であるというこ
とを理解すること、また分析されたものでなく食物全体が薬になりうることの中国医学の自
然療法の陰陽五行説の基礎基盤があることの理解度を深める。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
Ⅰ
Ⅱ
食物の機能性:生体機能には生命の維持、感覚機能、生理調節機能など
食物の機能性および薬
高 血 圧:トマト、柑橘類など
アレルギーと免疫:玉葱、蓮根、銀杏、ウメなど
癌:大蒜、ブロッコリ-など
血 栓 症:小豆、納豆、玉葱、若芽など
肝 疾 患:蜆、ウコン、小柴胡湯など
糖尿病:明日葉など
痛風:コ-ヒ-など、骨粗鬆症;納豆、椎茸など
肥満:唐辛子など、認知症;魚、ハッカ、ラベンダ-、グレ-プフル-ツなど
Ⅲ
食物の機能性と機能性素材:食物繊維について野菜類など
機能性糖質、食物繊維、杜仲(茶)食物類一品一品の内容について
ⅡとⅢについて東洋医学と西洋医学の両面から学ぶ
Ⅳ
Ⅴ
世界の伝統食品、生薬
1.伝統的な発酵食品(納豆) 2.漢方・生薬(葛)
コラム まとめ
[評価項目と割合]
授業態度(10%)、定期試験(80%)、小テスト(5%)、レポ-ト(5%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・医療関係の学習研究(NST についてなど)で学んだことの感想を提出希望。
使用テキスト
○「新版
参考書(参考資料等)
○石原結實:「医者いらず」食べもの事典 PHP 研究所(2009)、
○佐々木薫:アロマ&ハ-ブの教科書 株 PHP 研究所 (2010)、
○兵頭 明:東洋医学のしくみ、新星出版社(2011)、
○近藤隆一、正山征洋,李剛:薬湯・薬膳・薬種手帳 玄海町発行所(2012)
○丁 宗鐵:はじめての漢方手帖(株)メディアバル(2013)、
その他
(受講生への要望等)
・環境問題に目を向けて食材の産地などについて環境の諸問題をいかに考えるか。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食品機能学への招待」―生活習慣病予防と機能性食品―
須見洋行、矢田貝智恵子(三共出版株式会社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
基礎化学
担当者名
南
科目コード
1000007
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
育子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
化学は自然現象を理解するために必須の知識である。本講義では、大学におけ
る化学を学ぶ上で土台となる、基礎的な知識を理解し身につけることを目標と
する。
授業の到達目標
大学での化学を学ぶために必要な、基礎的な概念を理解する。自然現象を化学
として説明するための、化学式、反応式、計算を独力であらわせるようになる
こと。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
第 1 編 物質の構成粒子とその結合
Ⅰ物質の構成(物質の成分、原子、電子配置)
Ⅰ物質の構成(イオン、元素の周期表)
Ⅱ粒子の結合(イオン結合とイオンからなる物質、共有結合と分子)
Ⅱ粒子の結合
(共有結合と分子、極性分子と電気陰性度、共有結合の結晶、金属結合と金属の結晶)
Ⅲ粒子の相対質量と物質量(原子量・分子量・式量、物質量)
Ⅲ粒子の相対質量と物質量(物質量)
第 2 編 物質の状態
Ⅰ物質の三態
(拡散と粒子の熱運動、分子間力と三態の変化、物質の種類と物理的性質)
Ⅱ気体(気体の体積)
Ⅲ溶液(溶液のしくみと溶解度、希薄溶液の性質)
Ⅲ溶液(希薄溶液の性質)
第 3 編 物質の変化
Ⅰ化学反応式と熱化学方程式(化学反応式、反応熱)
Ⅱ反応の速さと化学平衡
(化学反応の速さ、反応の速さを変える条件、可逆反応と化学平衡、平衡状態)
Ⅲ酸と塩基の反応(酸と塩基、中和反応)
Ⅲ酸と塩基の反応(水の電離平衡と溶液の pH、塩)
Ⅳ酸化還元反応(酸化・還元と電子の授受)
Ⅳ酸化還元反応(酸化・還元と酸化数、酸化剤・還元剤)
第 5 編 物質の性質(2)
有機化合物の分類
天然有機化合物
[評価項目と割合]
授業態度(20%)、小テスト(20%)、定期試験(60%)により判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に教科書の講義内容の部分を一読しておくこと。講義の度に課題として問題
を出すので、自力で解けるよう復習すること。各自で問題集の自習をすること。
使用テキスト
・資料等を準備する予定だが、テキストを指定する場合もある。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・特に高等学校で化学を履修していない学生は、講義の内容を習得する積極的
な姿勢が望まれる。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
化学
担当者名
喜多
科目コード
1100010
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
大三
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
化学は物質の構造とその性質を学ぶことにある。この授業では、化学結合と物
質の構造、酸塩基反応および酸化還元反応などを理解し、大学でこれから学ぶ
生化学、栄養学および食品学などを受講する上で必要な化学の基礎的知識を習
得することを目的とする。講義の終わりにドリルを配布して、講義のポイント
を復習させる。
授業の到達目標
1) 化学結合と物質の構造の習得。
2) 酸塩基反応の習得。
3) 酸化還元反応の習得。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
1) 成績評価方法:不定期に実施する小テスト、授業態度および定期試験の合計で評
物質の構成粒子と物質の分類:原子構造、同位体、分子およびイオンなど
物質量と化学反応式Ⅰ:原子の相対的量と原子量など
物質量と化学反応式Ⅱ:化学反応における諸法則など
原子の性質と周期律Ⅰ:原子モデルについて
原子の性質と周期律Ⅱ:原子の電子配置について
原子の性質と周期律Ⅲ:原子の性質と周期表について
化学結合とその種類Ⅰ:化学結合と電気陰性度について
化学結合とその種類Ⅱ:化学結合の種類など
共有結合と分子の形状Ⅰ:原子軌道と軌道混成など
共有結合と分子の形状Ⅱ:混成軌道と分子形など
酸と塩基反応Ⅰ:アレニウスの酸と塩基、ブレンステッドの酸と塩基など
酸塩基平衡と水素イオン濃度:水のイオン積と水素イオン指数など
酸化還元反応Ⅰ:酸化と還元、酸化還元反応など
酸化還元反応Ⅱ:酸化剤と還元剤の強さ、電池の起電力と電位など
まとめ
価する。
2) 成績評価基準(100%)
:小テスト(20%)、定期試験(筆記試験)(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1) 前期で基礎化学を受講した学生は、夏期休暇を利用して復習をしておくこと。
2) 次の授業までに行うべき予習・復習について指示します。
使用テキスト
○「<基礎固め> 化学 第二版」小島一光 著(化学同人)
参考書(参考資料等)
1) 講義毎に資料を配布する。
2) 参考書:「化学はじめの一歩シリーズ 1
化学基礎」
北條博彦・渡辺正 著(化学同人)
その他
(受講生への要望等)
・質問等のある場合は、2 号館 708 研究室にて対応。火曜日と木曜日 16 時 30 分~
17 時 30 分の時間帯でオフィスアワーの時間になっていますので、講義の前後か
メール等で事前に連絡下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
基礎統計学
担当者名
松本
科目コード
1100011
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
統計学は、データを客観的に分析し、意味のある事柄を導き出すための重要な
手段である。本講義では特に、栄養学の実験や調査でよく用いられる基礎的な
統計学の手法を解説し、実際に使えるようになることを目的とする。
授業の到達目標
1)区間推定を行い、その結果を正しく解釈することができる。
2)カイ二乗検定を行い、その結果を正しく解釈することができる。
3)t 検定(対応なし・対応あり)を行い、その結果を正しく解釈することができ
る。
4)分散分析(一要因、繰り返しなし)と、事後の多重比較を行うことができる。
5)ピアスンの積率相関係数を算出し、無相関検定を行うことができる。
6)回帰直線を求め、その式から予測値を算出することができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・レポート、期末テストをもとに成績評価を行う。
評価の比率は、レポート(50%)、定期試験(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・講義前には教科書や配布資料を熟読して下さい。講義後に宿題としてレポー
トを適宜課しますので、次回の講義時に提出してください。
使用テキスト
○「統計学がわかる-ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学」
向後千春 他(技術評論社刊)
参考書(参考資料等)
○「マンガでわかるナースの統計学」(オーム社刊)
○「バイオサイエンスの統計学」(南江堂刊)
その他
(受講生への要望等)
・実際にデータ処理を行いながら講義を行いますので、√付きの電卓を毎回の
講義に持参して下さい。なお、学内 LAN mango の教科「基礎統計学」の
フォルダの中に講義中の配布資料を置いています。さらに、そのフォルダの
中に web 独習教材も置いていますので是非利用して下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
統計学とは?
数学の復習(1) 濃度算など
数学の復習(2) 確率など
平均と分散
正規分布
信頼区間
カイ 2 乗検定
t 検定(対応なし)
t 検定(対応あり)
分散分析(1 要因)
多重比較
相関係数
無相関検定
単回帰
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
コンピュータリテラシー Ⅰ
担当者名
赤松
科目コード
1100012
授業形態
演習
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
貴文
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本学部で開講されている多くの授業ではレポート課題が課される。パソコンを
使った文書作成技能は、現代社会における必須技能であることから、本演習で
は主に Microsoft Word による文書作成演習を行う。また、定期的にタイピング
速度の測定も行う。なお、文書作成演習のみならず、学内ネットワークの利用
方法、個人パソコンの管理方法についても触れる。
授業の到達目標
・タッチタイピングで 10 分間に 500 文字以上入力できる。
・レポートをはじめとする文書を Microsoft Word を使って作成できる。
・Microsoft Windows の基本操作をマスターする。
・学内ファイルサーバ、学内メールサーバの利用方法をマスターする。
・個人ノートパソコンの基本的な管理ができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・タイピング速度(40%)、文書作成テスト(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・タッチタイピングの練習をできる限り毎日行うこと。
・事後学習を必ず行い、学習内容の定着を図ること。
使用テキスト
使用しない(授業中にプリントを配布する)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・授業プリントは各自でファイリングすること。
・授業開始時までにコンピュータを利用できる状態にしておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
学内ネットワークの利用方法、教材データのコピー方法、タッチタイピング
Web メールの利用方法
検索サイト活用演習、Web ページの印刷、Web 上の情報の取り扱い
ページ設定、文字装飾、文字配置
段落、箇条書き、インデント、タブ、均等割り付け
表
画像、クリップアート、ワードアート、オブジェクト
図形、描画キャンバス
Microsoft Excel を使ったグラフの作成、作成したグラフの Word への挿入
ヘッダー・フッター、目次、セクション
段組み、段落罫線、段落網かけ、ページ罫線
総合演習
個人ノートパソコンの基本的な管理①
個人ノートパソコンの基本的な管理②
まとめ、確認の実技テスト
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
コンピュータリテラシー Ⅱ
担当者名
赤松
科目コード
1100013
授業形態
演習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
貴文
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本演習では Microsoft PowerPoint を使ったプレゼン演習を行う。Microsoft
PowerPoint の操作方法、分かりやすい発表とするためのポイントをマスターし
た後、プレゼン資料の作成演習とプレゼン演習を 2 回実施する。
これからプレゼンをはじめ、人前で発表を行う機会が増えることから、これら
を苦手と感じる者は積極的に履修して欲しい。
授業の到達目標
・要点をプレゼンテーション資料にまとめることができる。
・プレゼンテーション資料を Microsoft PowerPoint を使って作成できる。
・発表時における Microsoft PowerPoint の操作方法をマスターする。
・声の大きさ、話すスピードに留意し、分かりやすく発表できる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・プレゼン発表(100%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後学習を必ず行い、学習内容の定着を図ること。
・プレゼン演習は、メンバーが協力し授業外でも積極的に準備すること。
使用テキスト
使用しない(授業中にプリントを配布する)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・授業プリントは各自でファイリングすること。
・授業開始時までにコンピュータを利用できる状態にしておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
Microsoft PowerPoint の概要、ハイパーリンク、スライドマスター
画面切り替え効果、アニメーション効果
画像のデータ量、画像形式、スキャナによる印刷物の取り込み
分かりやすいプレゼンを行うために
プレゼン演習 1 ①情報収集
プレゼン演習 1 ②プレゼン資料作成
プレゼン演習 1 ③プレゼン資料作成、リハーサル
プレゼン演習 1 ④プレゼン発表
プレゼン演習 1 ⑤プレゼン発表
プレゼン演習 2 ①プレゼン演習1の講評、情報収集
プレゼン演習 2 ②プレゼン資料作成
プレゼン演習 2 ③プレゼン資料作成、リハーサル
プレゼン演習 2 ④プレゼン発表
プレゼン演習 2 ⑤プレゼン発表
プレゼン演習 2 の講評、全体の講評、まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
実用英語の基礎 Ⅰ
担当者名
川下
科目コード
1000008
授業形態
演習
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
剛
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
この授業では、管理栄養士に必要な知識やテーマが取り上げられている
“Simply Nutrition” をテキストとして、栄養学関連の専門用語を覚え、平易な
専門英語が読めるようになることを目標としている。また、
『英語で楽しむ福岡
の郷土料理』を副教材として、季節に合わせた福岡の郷土料理を学習する。
授業の到達目標
①
②
③
④
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
栄養学に関する英語の文章を読み、理解できる。
栄養学の用語が理解できる。
各回の栄養学に関する内容を理解し、説明ができる。
英語で福岡の郷土料理のレシピを説明することができる。
オリエンテーション
Nutrition for Good Health ① 栄養学とは何か
Nutrition for Good Health ② 栄養士とは何か
Carbohydrates ① 単糖類と二糖類
Carbohydrates ② 多糖類
Fats and Proteins ① 脂肪
Fats and Proteins ② タンパク質
前半のまとめ
Vitamins and Minerals ① ビタミン
Vitamins and Minerals ② ミネラル
The Importance of Balance ① 食事摂取基準
The Importance of Balance ② マイプレート
Diets for Different Needs ① 年齢に適した食事
Diets for Different Needs ② 特別なニーズのための食事
後半のまとめ
成績評価の方法
・小テスト、授業への取組み姿勢、定期試験から総合的に評価する。
評価の比率は、
小テスト(30%)、授業への取組み姿勢(20%)、定期試験(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・専門用語が多いので、授業前に分からない英単語を調べておくこと。
・説明された解説は次回までにすべて理解し、覚えておくこと。
使用テキスト
○“Simply Nutrition”
Peter Vincent など(南雲堂) 2014 年
○「英語で楽しむ福岡の郷土料理」 津田晶子など(海鳥社) 2015 年
参考書(参考資料等)
・オリエンテーションの際に指示する。
その他
(受講生への要望等)
・辞書は紙辞書でも電子辞書でもいいので必ず持参してください。
・携帯電話やスマートフォンの電源は授業前に必ず切ってください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
実用英語の基礎 Ⅱ
担当者名
川下
科目コード
1000009
授業形態
演習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
剛
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
この授業では、前期に引き続き、管理栄養士に必要な知識やテーマが取り上げ
られている “Simply Nutrition” をテキストとし、栄養学関連の専門用語を覚
え、平易な専門英語が読めるようになることを目標とする。また、
『英語で楽し
む福岡の郷土料理』を副教材として、季節に合わせた福岡の郷土料理を学習す
る。
授業の到達目標
①
②
③
④
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・小テスト、授業への取組み姿勢、定期試験から総合的に評価する。
評価の比率は、
小テスト(30%)、授業への取組み姿勢(20%)、定期試験(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・専門用語が多いので、授業前に分からない英単語を調べておくこと。
・説明された解説は次回までにすべて理解し、覚えておくこと。
使用テキスト
○“Simply Nutrition”
Peter Vincent など(南雲堂) 2014 年
○「英語で楽しむ福岡の郷土料理」 津田晶子など(海鳥社) 2015 年
参考書(参考資料等)
・オリエンテーションの際に指示する。
その他
(受講生への要望等)
・辞書は紙辞書でも電子辞書でもいいので必ず持参してください。
・携帯電話やスマートフォンの電源は授業前に必ず切ってください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
栄養学に関する英語の文章を読み、理解できる。
栄養学の用語が理解できる。
各回の栄養学に関する内容を理解し、説明ができる。
英語で福岡の郷土料理のレシピを説明することができる。
オリエンテーション
The Dangers of an Unbalanced Diet ① 過食
The Dangers of an Unbalanced Diet ② 栄養不足
Managing Body Weight ① 体重管理
Managing Body Weight ② BMI
Our Food Choices ① 私たちが選ぶ食べ物
Our Food Choices ② 宣伝とマーケティング
前半のまとめ
Eating Disorders ① 摂食障害
Eating Disorders ② 過食症
Foods that Can Make You Sick ① 食物不耐症と食物アレルギー
Foods that Can Make You Sick ② 食中毒
The Work of a Dietitian ① 栄養士の仕事
The Work of a Dietitian ② 食事の管理
後半のまとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
実用英語 Ⅰ
担当者名
川下
科目コード
1000010
授業形態
演習
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
剛
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
管理栄養士には、知識や技術だけでなく思いやりが必要である。たとえ、栄養
基準を満たした食事を提供できたとしても、相手を思いやる気持ちがなければ
冷めた味気ない食事となる。この授業では、サン=テグジュペリの『星の王子
さま』の英語版を精読することで、英語読解力を養うと同時に、人間の生につ
いて考え、人を思いやる気持ちについて考える。
授業の到達目標
① TOEIC 470 レヴェルの英文を読み、内容を理解できる。
② サン=テグジュペリについて説明ができる。
③ 『星の王子さま』から読み取れる、人を思いやる気持ちを理解できる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
オリエンテーション
ウワバミ
ひつじの絵
飛行機
ふるさとの星
バオバブの木
四十三度の日の入
王子さまの秘密
花を愛すること
活火山
王さま
うぬぼれ男
呑み助
実業屋
まとめ
授業への取組み姿勢(50%)、レポート(50%)。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業計画に従って 1 章ずつ読み進めて行くので、毎回予習をし、読みにくか
った箇所や気になる部分をチェックしておくこと。
・授業後には各回の授業内容をまとめておくこと。
使用テキスト
○「The Little Prince」
Antoine de Saint-Exupery(著) Richard Howard(訳)Mariner Books
参考書(参考資料等)
・オリエンテーションの際に指示する。
その他
(受講生への要望等)
・辞書は紙辞書でも電子辞書でもいいので必ず持参してください。
・携帯電話やスマートフォンの電源は授業前に必ず切ってください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
2000
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
実用英語 Ⅱ
担当者名
川下
科目コード
1000011
授業形態
演習
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
剛
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
後期では前期に引き続き、サン=テグジュペリの『星の王子さま』の英語版を
精読することで、英語読解力を養う。それと同時に、人間の生について考え、
人を思いやる気持ちについて考える。
授業の到達目標
① TOEIC 470 レヴェルの英文を読み、内容を理解できる。
② サン=テグジュペリについて説明ができる。
③ 『星の王子さま』から読み取れる、人を思いやる気持ちを理解できる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
オリエンテーション
点燈夫
地理学者
地球
へび
砂漠
高い山
バラの花
キツネ
スイッチ・マン
丸薬商人
井戸
水
へびの毒
まとめ
授業への取組み姿勢(50%)、レポート(50%)。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業計画に従って 1 章ずつ読み進めて行くので、毎回予習をし、読みにくか
った箇所や気になる部分をチェックしておくこと。
・授業後には各回の授業内容をまとめておくこと。
使用テキスト
○「The Little Prince」
Antoine de Saint-Exupery(著) Richard Howard(訳)Mariner Books
参考書(参考資料等)
・オリエンテーションの際に指示する。
その他
(受講生への要望等)
・辞書は紙辞書でも電子辞書でもいいので必ず持参してください。
・携帯電話やスマートフォンの電源は授業前に必ず切ってください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
2000
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
フランス語の基礎
担当者名
コモン・ティエリ
科目コード
1000012
授業形態
演習
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
対話形式で行う。ABC (アー,べー,セーと発音します) から始めて、より複雑
な構文の知識までを体系的に学習していくが、あわせて仏文和訳,和文仏訳お
よび基本的なフランス語によるコミュニケーションの練習を行う。また、フラ
ンスという国の現状やフランス人の生活など文化的な特徴にも触れる。
授業の到達目標
平易な文章を読みこなせるようになる。基本的な聴き取り能力や会話能力を身
につける。生きたフランス語の世界に触れ、同時にフランスの豊かな文化や歴
史、そしてフランスの社会の現在の姿を知る。
具体的には:
1.フランス語の発音がきちんとできるようになる。
2.簡単なコミュニケーションができるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業態度、課題の提出等、毎回の授業の取り組み方を含めて、
学期末試験で総合的に評価する。
・中間テストや小テストを行い、その結果も成績評価に反映させる。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1)予習は特に必要ないが、復習は必ず行うこと。
2)月に 1 回、フランス語で短い文章を作り、和訳と共にメールで送る。
使用テキスト
使用しない
・プリントを用意する。
参考書(参考資料等)
・最初の授業の時に紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・言葉は実践で身につけるものなので、習った事を使ったり、分からない時は
質問をしたりして、授業中は積極的に取組んでほしい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
初対面/自己紹介(やり方)
自己紹介(実践)/子音と母音/子音の役割/音節とは
フランス語の成り立ち/アルファベット/w と "y"
アルファベットの書き方/フランス語の母音
挨拶/フランスという国/数字:0〜20
フランス語の子音/名詞の性/文章の基本構成
プリント(動詞/単語)/ETRE/指示形容詞/所有形容詞 [1]
AVOIR/IL Y A〜/ALLER/〜から〜まで
VENIR/ここ、そこ、あそこ/否定形
中間テスト(20 分)/FAIRE/天気の表現
形容詞:位置と変化/SAVOIR/CONNAITRE
COMPRENDRE/とても/たくさん
冠詞 (不定/定/部分)/VOULOIR/POUVOIR
ETRE と IL Y A/数字:21 以上/所有形容詞 [2]
現在形 (-er 動詞 [1])/前期のまとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
料理とフランス語
担当者名
コモン・ティエリ
科目コード
1000013
授業形態
演習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
対話形式で行う。仏文和訳、和文仏訳および基本的なフランス語によるコミュ
ニケーションの練習を行う。フランスという国の現状やフランス人の生活など
文化的な特徴、特に食文化への理解を深める。
授業の到達目標
フランスの食文化の世界について理解する。
具体的には:
1.フランスの豊かな食文化やその歴史、地理との関係などを知る。
2.日本の食文化をフランス語で紹介できるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
復習
料理のフランス語
前期の復習
料理関係の単語リスト: フランス語/日本語(その 1)・所有形容詞
料理のフランス語
料理関係の単語リスト: フランス語/日本語(その 2)・er 動詞の現在形
フランスの食事 フランスの一般的な食事・会話練習
テーブルマナー フランスの食事マナー・-er 以外の動詞の現在形
メニュー
レストランのメニュー(その 1)・疑問文の作り方
メニュー
レストランのメニュー(その 2)・疑問文の作り方
フランスチーズ チーズの種類・会話練習
フランスチーズ チーズ:ノルマンディーの例・会話練習
フランスワイン フランスのワイン一般・会話練習
フランスのワイン/レストランのワインリスト・会話
フランスワイン
練習
郷土料理
フランスの郷土料理・会話練習
郷土料理
ノルマンディーの郷土料理・会話練習
まとめ 1
日本料理をフランス語で紹介する
まとめ 2
試験の準備
成績評価の方法
・授業態度、課題の提出等、毎回の授業の取り組み方を含めて、
学期末試験で総合的に評価する。
・中間テストや小テストを行い、その結果も成績評価に反影させる。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1)予習は特に必要ないが、復習は必ず行うこと。
2)月に 1 回、フランス語で短い文章を作り、和訳と共にメールで送る。
使用テキスト
使用しない
・プリントを用意する。
参考書(参考資料等)
・最初の授業の時に紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・言葉は実践で身につけるものなので、習った事を使ったり、分からない時は
質問をしたりして、授業中は積極的に取組んでほしい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
中国語の基礎
担当者名
鳥丸
科目コード
1000014
授業形態
演習
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
知子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
中国語の文法・発音の基礎を習得する。簡単な日常会話が身につくレベルまで
到達することを目標とする。
授業の到達目標
・簡単な日常会話が話せ、聴き取れるレベルまで到達してもらいたい。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
中国語概説
基本フレーズをマスターする① あいさつ、簡単な自己紹介
基本フレーズをマスターする② 動詞述語文
基本フレーズをマスターする③ 形容詞述語文
基本フレーズをマスターする④ 在、有、也、都の使い方、月日や時間の表現方法
自己紹介ができるようになる① 感情の表現方法
自己紹介ができるようになる② 状況の表現方法
自己紹介ができるようになる③ 丁寧な表現方法
自己紹介ができるようになる④ 現在、過去、未来の表現方法
日常会話をマスターする① 経験の表現方法
日常会話をマスターする② 時間や回数など数の表現方法
日常会話をマスターする③ 動作の表現方法
日常会話をマスターする④ 比較の表現方法
総合復習……… 会話の練習
総合復習……… プリント ドリル 個人発音チェック
授業態度(60%)、定期試験(40%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業中に次の授業までに行うべき予習、復習について指示します。
使用テキスト
使用しない
・講義の進度に応じて適宜プリント及び資料を配布。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・発言時間を多く設け、会話練習を中心に授業を進める。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
料理と中国語
担当者名
鳥丸
科目コード
1000015
授業形態
演習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
知子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食に関する中国語をテーマに、実践で使える中国語の習得を目標とする。同時
に、中国料理の種類、食事のマナーや食材を通じて、中国の多彩な食文化を知
り、異文化に対する理解を深める。
授業の到達目標
・レストランでの注文、食材の購入や調理方法など、食に関する簡単な会話が
出来るレベルまで到達してもらいたい。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
中国語に関して
レストランを予約する
レストランに行く
料理を選ぶ
料理を注文する
料理を注文する(後半)
お金を払う
お金を払う(後半)
市場で食材を買う
市場で食材を買う(後半)
スーパーで買い物をする
レシピを通じて、調理方法用いる中国語を学ぶ
レシピを通じて、調理方法用いる中国語を学ぶ(後半)
食をテーマにした中国語会話の実践練習
日中の食文化について考える
授業態度(60%)、定期試験(40%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業中に次の授業までに行うべき予習、復習について指示します。
使用テキスト
使用しない
・講義の進度に応じて適宜プリント及び資料を配布。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・発言時間を多く設け、会話練習を中心に授業を進める。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
国際理解(海外研修)
担当者名
竹並
科目コード
1100015
授業形態
演習
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
授業の到達目標
正宏
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
本学の教育目標を達成し、国際的な視野を持ち、食と福祉に貢献できる管理栄養士
を育成するために、国際理解(海外研修)を実施する。研修先として、治安の良好
な台湾(中華民国)
、台北市に隣接する桃園県の長庚大学とし、5 泊 6 日の海外研修
を予定している。平成 28 年度の主要研修内容は以下を計画している。
1. 海外研修の実施により国際的視野を深める。
2. 中医学基礎(中医薬概論、薬膳および薬膳実習、薬用植物観察、病院見学など)
3. 薬草学実習(台北迪化街など生薬販売店見学)により生薬の実際について学ぶ。
4. 長庚大学の教職員および学生との交流を行い、大学生の実情の理解を深める。
5. 台湾本場の中華料理を味わうことにより食の理解を深める。なお、大学のご厚
意により、大学の付属の招待所に 3 泊宿泊、長庚大学での円滑な研修及び大学
との充実した交流が期待できる。
① 事前の、台湾事情、中国語学習を通じて、充実した海外研修を目指す。
② 研修内容を理解し研修先の大学の教職員および学生との友好関係を深める。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験は実施しない。
担当教員が、事前学習の受講態度、研修中の状況及び研修終了後の報告書(レポー
ト)を総合的に評価する。
今年度国際理解(海外研修)に関するガイダンス
国際理解(海外研修)の位置づけ
台湾の歴史・長庚大学についての説明
中国語・英語(自己紹介)
中国語(自己紹介)
中国語(自己紹介)
中国語(会話)
中国語(会話)
海外渡航手続きについての説明
英語(自己紹介)
英語(自己紹介)
英語(会話)
中国語・英語(復習)
中国語・英語(復習)
結団式
[評価項目と割合]
授業態度(20%)、研修中の態度(20%)、報告書(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・本学の教育目標を達成し、食と福祉に貢献できる管理栄養士を育成する中で、海
外における日本人としての自覚を持ち、グローバル社会の中での様々な諸問題に
目を向けてほしい。
使用テキスト
使用しない。
・教科担任が配布資料を用意する。JTB より台北等の資料を配布する。
参考書(参考資料等)
・テレビで中国語講座など視聴覚を使いながら具体的にわかりやすく中国語を学ぶ。
その他
(受講生への要望等)
①授業の進め方:教科担任及び JTB 担当者が連携を取りながら、海外研修に関する
事前学習、渡航手続き、交流会の準備を行い、研修の充実を期す。
②事前・事後学修:台湾について中国語について事前学習を行い、旅行中はメモを
取り、速やかに報告書をまとめる。交流会においては、積極的に交流を進める。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
健康スポーツ科学 Ⅰ
担当者名
倉﨑
科目コード
1100016
授業形態
演習
学
年
1
開
通年(前期)
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
便利になり過ぎた現代社会は、通常のライフスタイルでは身体活動量が不足しがち
である。授業を通じて運動、スポーツに興味を持ち、生涯スポーツの実践につなが
ること、また合気道を通じて建学の精神の理解を深めることを目的とする。各々の
現体力を把握することで、より自分にフィットした運動を体験できるよう授業を展
開する。微妙な個人差や健康状態に合わせた運動の匙加減を体得し、自己管理能力
を身につけ、さらに技術の獲得やスポーツの楽しさを体得することでストレスに対
処するスキルの獲得を目指す。
授業の到達目標
・自分にフィットした身体運動の効果を体感する。
・自己管理能力を身につけ、心身ともに充実したライフスタイルを送ることができる。
・安全への配慮、マナー、協調性、リーダーシップ、コミュニケーション、チーム
ワークなどの社会的なスキルや筑紫のこころを身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
レクリエーションスポーツ(1) 学内レクスポ大会の練習
レクリエーションスポーツ(2) 学内レクスポ大会の練習
体力測定(1) 筋力測定
体力測定(2) 最大酸素摂取量の測定
バレーボール(1) ルールの理解と基礎練習
バレーボール(2) 基礎練習と 3 段攻撃練習
バレーボール(3) ゲーム(6 人制)
バレーボール(4) ゲーム(マネージメント・解析)
バレーボール(5) ゲーム(リーグ戦)
バドミントン(1) ルールの理解・基礎練習
バドミントン(2) 基礎技術とゲーム(ダブルス)
バドミントン(3) 応用・戦術的技術練習とゲーム
合気道(1) 合気道と本学の建学の精神「筑紫の心」との関わり
合気道師範:九州栄養福祉大学客員教授 清水康助先生
合気道(2) 合気道の技、精神、考え方、
合気道(3) 声の出し方、礼儀作法、 正しい姿勢
成績評価の方法
・評価の比率は、授業態度(60%)、技能(20%)、個人スコア(20%)とする。
※授業態度は安全面に配慮して個人、ペア、チームでプレイを楽しもうとしている
か、また楽しんでいるかを主に評価する。
※技能は個人のレベルに合ったプレイを行うよう努力しているか、またそれを実行
することができたかどうかを主に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・安全に運動が実施できるよう自己管理を徹底する。
・オリンピックのテレビ視聴やスポーツ観戦を通して様々な種目のルールや理解を
深める。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・天候によって種目を変更することがある。
・必ずスポーツを行うに相応しい服装に更衣する。
・第一体育館を使用する(合気道実施の際は小倉北区キャンパス 5 号館を使用)
。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
健康スポーツ科学 Ⅰ
担当者名
倉﨑
科目コード
1100016
授業形態
演習
学
年
1
開
通年(後期)
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
便利になり過ぎた現代社会は、通常のライフスタイルでは身体活動量が不足しがち
である。授業を通じて運動、スポーツに興味を持ち、生涯スポーツの実践につなが
ること、また合気道を通じて建学の精神への理解を深めることを目的とする。各々
の現体力を把握することで、より自分にフィットした運動を体験できるよう授業を
展開する。微妙な個人差や健康状態に合わせた運動の匙加減を体得し、自己管理能
力を身につけ、さらに技術の獲得やスポーツの楽しさを体得することでストレスに
対処するスキルの獲得を目指す。
授業の到達目標
・自分にフィットした身体運動の効果を体感する。
・自己管理能力を身につけ心身ともに充実した生活を送ることができる。
・安全への配慮、マナー、協調性、リーダーシップ、コミュニケーション、チーム
ワークなどの社会的なスキルや筑紫のこころを身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
体力測定 筋力測定
テニス(1) グリップ・フォアハンドストローク
テニス(2) バックハンドストローク・スマッシュ
合気道(4) 正しい姿勢 身体の使い方 集中すること
合気道師範:九州栄養福祉大学客員教授 清水康助先生
合気道(5) 護身術
合気道(6) 防犯への意識
バスケットボール(1) ルールの理解と基礎練習
バスケットボール(2) 個人技術練習とゲーム
バスケットボール(3) グループ技術練習とゲーム
バスケットボール(4) ゲーム(リーグ戦)
フットサル(1) パス、キック練習とミニゲーム
フットサル(2) ルールの理解・ゲーム
フットサル(3) グループ戦術・ゲーム
フットサル(4) ゲーム(リーグ戦)
集計(個人スコアおよびチームスコア)
成績評価の方法
・評価の比率は、授業態度(60%)、技能(20%)、個人スコア(20%)とする。
※授業態度は安全面に配慮して個人、ペア、チームでプレイを楽しもうとしている
か、また楽しんでいるかを主に評価する。
※技能は個人のレベルに合ったプレイを行うよう努力しているか、またそれを実行
することができたかどうかを主に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・安全に運動が実施できるよう自己管理を徹底する。
・オリンピックのテレビ視聴やスポーツ観戦を通して様々な種目のルールや理解を
深める。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・天候によって種目を変更することがある。
・必ずスポーツを行うに相応しい服装に更衣する。
・第一体育館を使用する(合気道実施の際は小倉北区キャンパス 5 号館を使用)
。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
健康スポーツ科学 Ⅱ
担当者名
倉﨑
科目コード
1100017
授業形態
演習
学
年
2
開
通年(前期)
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「健康スポーツ科学Ⅰ」で習得した技術をベースに、ゲーム中心の授業を実施す
る。複数のスポーツ種目を実施することで、積極的な学生同士のコミュニケー
ションを図り、主体的に且つ安全で効果的な実践に結びつく態度を養う。
前期では全員で同一種目を行い、後期は希望に応じて種目ごとにグルーピン
グを行い実施する。
授業の到達目標
・スポーツの継続による体力向上の知覚およびセルフエスティームの向上
・各種スポーツ技術の向上
・各種目のルール理解
・自ら安全に配慮しながらゲームを展開できる力を身につける
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・評価の比率は、授業態度(80%)、技能(20%)とする。
※授業態度は安全に配慮してペアまたはチームでゲームを戦略的に展開できて
いるかを主に評価する。
※技能はチームプレーなどの社会的スキル、体力の向上を主に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・安全に運動が実施できるよう自己管理を徹底する。
・オリンピックのテレビ視聴やスポーツ観戦を通して様々な種目のルールや理
解を深める。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・天候によって種目を変更することがある。
・必ずスポーツを行うに相応しい服装に更衣する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション
レクリエーションスポーツ
体力測定(1)
筋力測定
体力測定(2)
最大酸素摂取量の測定
バレーボール(1) 基礎練習・3 段攻撃の練習
バレーボール(2) 3 段攻撃の練習とゲーム
バレーボール(3) ゲーム(マネージメント・解析)
バレーボール(4) ゲーム
バレーボール(5) ゲーム(マネージメント・解析)
バレーボール(6) ゲーム
バドミントン(1) 基礎練習とゲーム(シングルス)
バドミントン(2) ドライブ打ちとゲーム(シングルス)
バドミントン(3) フォーメーション・戦略練習とゲーム
バドミントン(4) ゲーム(リーグ)
バドミントン(5) ゲーム(トーナメント)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
健康スポーツ科学 Ⅱ
担当者名
倉﨑
科目コード
1100017
授業形態
演習
学
年
2
開
通年(後期)
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「健康スポーツ科学Ⅰ」で習得した技術をベースに、ゲーム中心の授業を実施
する。
複数のスポーツ種目を実施することで、積極的な学生同士のコミュニケーショ
ンを図り、主体的に且つ安全で効果的な実践に結びつく態度を養う。
前期では全員で同一種目を行い、後期は希望に応じて種目ごとにグルーピング
を行い実施する。
授業の到達目標
・スポーツの継続による体力向上の知覚およびセルフエスティームの向上
・各種スポーツ技術の向上
・各種目のルール理解
・自ら安全に配慮しながらゲームを展開できる力を身につける。
授業計画
※
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
下記種目について希望者別にグルーピングを行い、ルール確認・練習
からゲーム実施までを各グループで実施する。
バレーボール、バドミントン、バスケットボール、フットサル
卓球、レクレーションスポーツ、ニュースポーツ、アダプテットスポーツ
後期のオリエンテーション及び各種目の説明 等
各種目別グルーピングの実施、種目のルール確認 等
各種目グループによる練習①
各種目グループによる練習②
各種目グループによる練習③
各種目グループによる練習④/ゲーム実施の際の諸注意 等
各種目グループによるゲームの実施①
各種目グループによるゲームの実施②
各種目グループによるゲームの実施③
各種目グループによる練習⑤(ゲーム内容等を反映)
各種目グループによる練習⑥(ゲーム内容等を反映)
各種目グループによるゲームの実施④
各種目グループによるゲームの実施⑤
各種目グループによるゲームの実施⑥
各種目別の総括 等
成績評価の方法
・評価の比率は、授業態度(80%)、技能(20%)とする。
※授業態度は安全に配慮してペアまたはチームでゲームを戦略的に展開できて
いるかを主に評価する。
※技能はチームプレーなどの社会的スキル、体力の向上を主に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・安全に運動が実施できるよう自己管理を徹底する。
・オリンピックのテレビ視聴やスポーツ観戦を通して種目のルールや理解を深
める。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・天候によって種目を変更することがある。
・必ずスポーツを行うに相応しい服装に更衣する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
スポーツ栄養学
担当者名
室井
科目コード
1100105
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
由起子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
運動やスポーツによって身体活動量が多い人に対して必要な栄養学的理論・知
識・スキルを習得する。栄養補給や食生活などの食に関わる全てについて、マ
ネジメントする実践能力を養う。
授業の到達目標
・管理栄養士として、スポーツ現場で働く時に活かせる知識の基礎を身につけ
ること及び、日常における自分の食生活がマネジメントできるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
オリエンテーション
スポーツ栄養マネジメント①
トレーニングとエネルギー消費量
スポーツ選手の身体組成と貯蔵エネルギー
エネルギー補給①
エネルギー補給②
からだづくりとたんぱく質摂取①
からだづくりとたんぱく質摂取②
骨づくりとカルシウム摂取・女性アスリート 3 主徴
貧血予防と鉄・たんぱく質摂取
コンディショニング維持とビタミン摂取
水分補給
試合前後の食事
スポーツ選手のサプリメント使用
スポーツ栄養マネジメント②
レポート(50%)と定期試験(50%)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・講義を実生活に活かし、自らをマネジメントする。
使用テキスト
○「新版 コンディショニングのスポーツ栄養学」樋口満 (市村出版)
参考書(参考資料等)
○「基礎から学ぶ!スポーツ栄養学」 鈴木志保子
(「基礎から学ぶ!」スポーツシリーズ) (ベースボールマガジン社)
その他
(受講生への要望等)
・スポーツ栄養に興味、関心がある人の受講を望みます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
健康管理概論
担当者名
上野
科目コード
1100018
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
晋
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
2000 年度より始められた『21 世紀における国民健康づくり運動(健康日本 21)』
は 2013 年に『健康日本 21(第二次)
』として目標も新たに設定された。この授
業ではこの健康日本 21(第二次)が目指すもの、また管理栄養士にとって必要
とされる疾患、特に生活習慣病の病態などを含め、健康管理の基礎を講義形式
で学ぶ。
授業の到達目標
健康の増進を図るために必要な基本的知識を理解する。また、管理栄養士は傷
病者に対する栄養管理・栄養指導の専門家として医療現場において果たし得る
役割が大きくなっていることから、代表的な生活習慣病についてはその病態の
基礎を正しく理解することを目指す。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・中間評価(小テストあるいはレポート、評価比率 20%)、
ならびに期末試験(評価比率 80%)により総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・準備学修としてテキスト(下記)の授業内容に該当する部分については事前
に読んでおくこと。
使用テキスト
○N ブックス 『改訂 健康管理論』 苫米地孝之助 監修 (建帛社)
参考書(参考資料等)
参考書:『国民衛生の動向 2015/2016』厚生労働統計協会
参考資料:『健康日本 21(第二次)参考資料スライド集』
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/kenkounippon21_sura.pptx
その他
(受講生への要望等)
病院や高齢者施設において、疾患の予防あるいは治療に対して管理栄養士は一
医療職としてチーム医療に携わることも求められる。栄養管理・栄養指導の専
門家として健康管理の基礎を理解することが重要であり、これが専門家への第
一歩であることを意識して学習してもらいたい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
健康の概念
健康の現状:①人口、平均寿命と健康寿命、出生の状況
健康の現状:②死亡の状況
健康に影響する生活要因:①生活習慣要因と生活習慣病
健康に影響する生活要因:②栄養・食生活、身体活動・運動
健康に影響する生活要因:③休養・ストレス、喫煙・飲酒
健康を阻害する疾病とその予防:①疾病予防の 3 段階
健康を阻害する疾病とその予防:②生活習慣病の予防、感染症の予防
健康づくりの施策:①国民健康づくり運動
健康づくりの施策:②健康づくりの法的対応、組織と従事者
健康管理の進め方:①健康管理の考え方と方法
健康管理の進め方:②健康教育、健康相談
健康管理の進め方:③健康診査・スクリーニング、健康管理の実際、国際保健
Evidence-based medicine (EBM) に基づく健康管理
健康情報
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
公衆衛生学 Ⅰ
担当者名
橋本
科目コード
1100019
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
昭雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
栄養士、管理栄養士としての業務を実施する上で必要な「人間」についての理解を深める教
育を行う。
地球上の一生物としての「人間」はヒトであり、地球環境と密接な関係にあること。「人間」
が作り出す産物が環境に影響を与え、人間社会の行動変容が、結果的に個人の健康生活に影
響していることを学ばせる。
人間の健康に影響を及ぼす物理的、化学的、生物学的要因の概要、その予防対策の概略、更
に健康増進のための各種保健活動の概略、正しい情報判断のための統計や疫学の手法につい
ても理解させる授業を行う。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
授業計画
「公衆衛生学」で学ぶ領域と現実社会の中での公衆衛生問題の関係を理解できる。
公衆衛生学は、多くの専門分野の総合学であり、各専門学の学問領域を説明できる。
各専門学の範疇である公衆衛生学上の重要事項について説明できる。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
管理栄養士として求められている学問レベルについて理解し、一定の質問には説明できる。
国内外の最新情報に関心を抱き、公衆衛生問題についてはノートや教科書に加筆するこ
とができる。
公衆衛生学序論~学ぶ範疇、健康の歴史と意義、健康問題の変遷について解説
公衆衛生学序論~公衆衛生と医療の歴史、日本の衛生・公衆衛生学・活動
保健統計~健康水準、罹患率等の健康指標、世界と日本の人口の歴史
保健統計~国勢調査、人口統計(人口動態調査など)の実際と国の施策
疫学~疫学序論、疾病の分類、疾病量・異常者の把握、疫学の方法
疫学~記述疫学研究、生態学的研究、コホート研究、症例対照研究
疫学~コホート研究と症例対照研究の比較、介入疫学研究
疾病予防と健康管理~リスクと予防医学、健康管理、健康増進
疾病予防と健康管理~集団検診とスクリーニング、ROC分析
主な疾病の予防~感染症の成立、感染症の定義と類型、国内感染症の動向
主な疾病の予防~循環器疾患、糖尿病、メタボの予防法
主な疾病の予防~がんの予防法、アレルギー疾患、事故と自殺の防止
環境保健(1)~人と環境、環境の把握と評価、物理学的環境要因、化学的環境要因
環境保健(2)~生物学的環境要因、空気衛生、水の衛生、廃棄物処理
環境保健(3)~衣食住の衛生、公害と環境問題、環境の管理
成績評価の方法
・毎回小テストの宿題を課し、採点答案を返却後解説する。
期末テストを行い、総合的に評価する。
評価比率は、期末テスト(80%)、小テスト(20%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・社会で発生している公衆衛生情報を毎回資料で配布し、公衆衛生学的見識を養う。小テス
トは講義済み内容に限らず、自己学習を前提とする。次回の解説では教科書記述内容と符
合させる。教科書記述が無い場合は別資料で説明する。
使用テキスト
○「シンプル衛生
参考書(参考資料等)
・「国民衛生の動向」、農林水産・厚生労働省関係資料&冊子、白書、報告書、ホームページ
情報、
「食」に関する調査報告書、日本公衆衛生学会はじめ関係学会の論文、公衆衛生関係
団体・学術団体ホームページ情報、啓発用パンフレットなど、
・北九州市保健福祉関係情報、公衆衛生ねっと・感染症 ML ほかの最新メーリング情報、メ
ルマガ情報 等
その他
(受講生への要望等)
・公衆衛生学は、人間がヒトとして生きてきた歴史に基づき、
「命を守る」をテーマに総合科
学としてまとめた学問領域です。生活の変化と共に変容していく学問であり、現在も、将
来も変化するので最新情報を収集し、学術情報を更新していかなければなりません。卒業
後、直ちに管理栄養士として現場で通用する実力を養うための教育を行います。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
公衆衛生学」鈴木庄亮 監修(南江堂)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
公衆衛生学 Ⅱ
担当者名
橋本
科目コード
1100020
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
昭雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
管理栄養士としての業務を実施する上で必要な「人間」についての理解を深める教育を
行う。地球上の一生物としての「人間」はヒトであり、地球環境と密接な関係にあるこ
と。「人間」が作り出す産物が環境に影響を与え、人間社会の行動変容が、結果的に個
人の健康生活に影響していることを学ばせる。人間の健康に影響を及ぼす物理的、化学
的、生物学的要、予防対策、健康増進各種保健活動の概略、正しい情報判断のための統
計や疫学の手法についても理解させる授業を行う。
授業の到達目標
1. 「公衆衛生学」で学ぶ領域と現実社会の中での公衆衛生問題の関係を理解できる。
2. 公衆衛生学は、多くの専門分野の総合学であり、各専門学の学問領域を説明できる。
3. 各専門学の範疇である公衆衛生学上の重要事項について説明できる。
4. 管理栄養士としての学問レベルについて理解し、一定の質問には説明できる。
5. 国内外の最新情報に関心を抱き、公衆衛生問題について教科書に加筆する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
地域保健と保健行政~地域社会と保健活動、地域保健活動の実際、消費者保健
地域保健と保健行政~行政施策、公衆衛生学会での研究成果など地域保健の実際
母子保健~乳児死亡・周産期死亡と母体、母子保健活動、行政サービスと課題
学校保健~子どもの健康、学校保健の特徴、健康診断と健康相談
学校保健~歯科保健、学校環境管理、学校保健教育
産業保健~産業保健の歴史、労働情勢・労働災害、労働衛生法規
産業保健~労働災害、職業病(1)
産業保健~職業病(2)、健康診断、労働時間、職場復帰
老人保健・福祉~健康状態、保健対策
老人保健・福祉~高齢者医療制度、福祉対策、介護保険
精神保健~基本知識、ストレスと精神健康の破綻、精神障害
精神保健~精神科疾患、精神保健福祉活動
国際保健医療~人種と民族と国、途上国の健康問題、日本の国際協力
保健医療福祉の制度と法規~保健医療行政の概要と基礎知識、行政の補償制度
保健医療福祉の制度と法規~医療制度の仕組み、医療保険、医療と福祉の制度と法規
成績評価の方法
・毎回小テストの宿題を課し、採点答案を返却後解説する。
期末テストを行い、総合的に評価する。
評価比率は、期末テスト(80%)
、小テスト(20%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・社会で発生している公衆衛生情報を毎回資料で配布し、公衆衛生学的見識を養う。小テス
トは講義済み内容に限らず、自己学習を前提とする。次回の解説では教科書記述内容と符
合させる。教科書記述が無い場合は別資料で説明する。
使用テキスト
○「シンプル衛生
参考書(参考資料等)
・「国民衛生の動向」、農林水産・厚生労働省関係資料&冊子、白書、報告書、ホームページ
情報、
「食」に関する調査報告書、日本公衆衛生学会はじめ関係学会の論文、公衆衛生関係
団体、学術団体ホームページ情報、啓発用パンフレットなど、
・北九州市保健福祉関係情報、公衆衛生ねっと・感染症 ML ほかの最新メーリング情報、メ
ルマガ情報 等
その他
(受講生への要望等)
・公衆衛生学は、人間がヒトとして生きてきた歴史に基づき、
「命を守る」をテーマに総合科
学としてまとめた学問領域です。生活の変化と共に変容していく学問であり、現在も、将
来も変化するので最新情報を収集し、学術情報を更新していかなければなりません。卒業
後、直ちに管理栄養士として現場で通用する実力を養うための教育を行います。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
公衆衛生学」鈴木庄亮 監修(南江堂)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
社会福祉論
担当者名
竹並
科目コード
1100021
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
正宏
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
高齢者や障害児・者、児童、経済的困窮者などの抱える福祉課題や現状、社会福祉
の制度や様々な専門職やボランティアによる活動について取り上げ、社会福祉に関
する基礎的な知識を習得するとともに生活者としてのクライエントを見る視点を
形成することをテーマに講義を実施する。
社会福祉は人々の生活に視点を置き、生活上の困難に対して様々なサービスや制
度、ボランティアなど社会資源を用いてその問題を解決しようとする。
授業の到達目標
①
②
③
人々の生活に視点を置き、生活上の困難に対し様々なサービスや制度、ボラン
ティアなど社会資源を用いて問題を解決することを目指す姿勢が身に付いて
いる。
管理栄養士がクライエントを支援しようとする時、栄養や食に対してサービス
の提供を中心としつつ、そのクライエントの食や疾病以外も含めた理解するこ
とができる。
社会福祉に関する基礎的な知識を習得するとともに生活者としてクライエン
トを見る視点が身に付いている。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業中に数回、小テストを行う。
福祉の意味と対象①・・・・・・・・管理栄養士・栄養士と社会福祉
福祉の意味と対象②・・・・・・・・社会福祉の定義、対象について
私たちの暮らしと社会保障①・・・・社会保障の種類、体系等について
私たちの暮らしと社会保障②・・・・社会保険制度について
公的扶助①・・・・・・・・・・・・公的扶助の概念と意義について
公的扶助②・・・・・・・・・・・・生活保護について
高齢者福祉①・・・・・・・・・・・高齢者の理解
高齢者福祉②・・・・・・・・・・・介護保険制度
高齢者福祉③・・・・・・・・・・高齢者に対する福祉サービス等について
児童福祉①・・・・・・・・・・・・児童福祉について
児童福祉②・・・・・・・・・・・・児童福祉の現状について
障害者福祉①・・・障害者福祉の現状、障害者福祉の法体系とサービス内容
障害者福祉②・・・・・・・身体障害者、精神障害者の状況と制度について
障害者福祉③・・・・・・・・・・・知的障害者の状況と制度について
まとめ
[評価項目と割合]
授業態度(30%)
、レポート(20%)
、定期試験(50%)を行い、総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・管理栄養士がクライエントを支援しようとする時には、栄養や食に対してのサー
ビスの提供を中心としつつも、そのクライエントの食や疾病以外も含めた生活全
体を見渡す力を学習するため社会の諸問題に興味や関心を示す。
使用テキスト
○「福祉・栄養・看護のための社会福祉論」赤木正典(建帛社)
参考書(参考資料等)
・毎回、使用テキストのまとめのプリントを配布し重要点を記入して参考資料とし
ていく。
その他
(受講生への要望等)
・食を通じ地域社会や地域住民の健康生活と福祉の向上に貢献することを要望する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
解剖生理学 Ⅰ
担当者名
大澤
科目コード
1100022
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
得二
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
解剖学、生理学は歴史のある学問であり、その成り立ちから学習を始める。そして
マクロ的な人体の見方を学ぶとともに、人体を構成する要素としての細胞と組織を
学び、次に人体のそれぞれの構造が持つ機能を考えていく。この科目は専門基礎分
野の一つである「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の中でも特に基礎となる
ものであり、
「医学入門」の性格を持つ。“解剖生理学Ⅰ”では、解剖生理学総論、
血液、骨格、筋肉、神経、循環器、呼吸器について学ぶ。
授業の到達目標
1)人体を肉眼解剖学的、細胞学・組織学的、生理学的にとらえることができるよう
になる。
2)総論、血液、骨格、筋肉、神経、循環器、呼吸器についての解剖生理学的な基礎
知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
人体の構造と機能・総論(1)構造(人体の構成、位置を示す用語、細胞、組織)
人体の構造と機能・総論(2)機能(成体成分、情報伝達の機序、恒常性)
体液と血液(1)構造(血球成分、リンパ)
体液と血液(2)機能(体液の組成、血液の役割)
骨格(1)構造(骨の組織、全身の骨格)
骨格(2)機能(骨の生理的役割、骨の形成)
筋肉(1)構造(筋の種類、筋の組織、全身の骨格筋)
筋肉(2)機能(筋収縮のメカニズム)
神経(1)構造(中枢神経系、末梢神経系)
神経(2)機能(神経細胞の生理、中枢神経の機能、末梢神経の機能)
循環器(1)構造(心臓と血管系)
循環器(2)機能(刺激伝導系、心電図、血圧)
呼吸器(1)構造(気道、肺、胸腔)
呼吸器(2)機能(内呼吸と外呼吸、呼吸運動、サーファクタントの役割、呼吸気量)
まとめ 問題練習
成績評価の方法
・定期試験(100%)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業の初めに小テストを行い前回学んだ内容の確認を行うので、各自内容を確実
に確認してくること。
使用テキスト
○「イラスト解剖生理学」青峰正裕 他(東京教学社)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・事前に教科書を通読し、事後には配布資料を復習すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
解剖生理学 Ⅱ
担当者名
大澤
科目コード
1100023
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
得二
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
“解剖生理学Ⅱ”は、
“解剖生理学Ⅰ”に引き続き、
「人体の構造と機能及び疾病の
成り立ち」の中の最も基礎的分野を扱うが、泌尿器、消化器、内分泌、生殖、皮膚
と感覚、免疫、およびエネルギー代謝を学ぶ。
授業の到達目標
1) 人体の構造と機能を、解剖学的、生理学的にとらえることができる。
2) 泌尿器、消化器、内分泌、生殖、皮膚と感覚、免疫、エネルギー代謝についての
解剖生理学的な基礎知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
泌尿器(1)構造(腎臓、尿管、膀胱、尿道)
泌尿器(2)機能
(尿の生成、腎臓で産成される生理活性物質、排尿、体液の調節)
消化器(1)構造
(消化管の基本構造、口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓)
消化器(2)機能-1(咀嚼、嚥下、胃、肝臓と胆嚢、膵臓)
消化器(3)機能-2(小腸、大腸、消化と吸収)
内分泌(1)構造(下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎、性腺)
内分泌(2)機能(ホルモンの作用機序、ホルモンの調節機構)
生殖(1)構造(男性生殖器、女性生殖器)
生殖(2)機能(精子形成、卵子形成、性周期、人体の発生、胎生期の血液循環)
皮膚と感覚(1)構造(皮膚と付属器、視覚器、平衡・聴覚器、嗅覚器、味覚器)
皮膚と感覚(2)機能(感覚の分類と性質、体性感覚、特殊感覚)
生体防御と免疫(1)構造(リンパ管、リンパ性器官)
生体防御と免疫(2)機能(免疫系、液性免疫と細胞性免疫、アレルギーと自
己免疫疾患)
エネルギー代謝と体温調節(エネルギー代謝、体温調節)
まとめ 問題練習
成績評価の方法
・定期試験(100)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業の初めに小テストを行い前回学んだ内容の確認を行うので、各自内容を確実
に確認してくること。
使用テキスト
○「イラスト解剖生理学」青峰正裕 他(東京教学社)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・事前に教科書を通読し、事後には配布資料を復習すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
生化学 Ⅰ
担当者名
原
科目コード
1100024
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
研治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
生化学は複雑な生命現象を分子レベルで理解しようとする学問である。そのな
かで、
「生化学Ⅰ」では、まず生体構成成分の構造や性質を学習する。次いで生
体エネルギー及び糖質代謝について学習し、構造・性質と代謝との関連を明確
に理解する。これらは後続の基礎栄養学、食品学、応用栄養学、臨床栄養学の
基本をなすもので十分な把握が求められる。
授業の到達目標
1)
2)
3)
4)
5)
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、無機質の構造を理解する。
上記物質の性質及び生理的機能について理解する。
ホルモンの機能、酵素反応と物質の変換とその調節について理解する。
エネルギー代謝とその調節の仕組みを理解する。
構造・性質と代謝との関連を的確に理解出来、後続の教科に対応できる。
細胞・生体膜の構造と機能
糖質の構造、性質及び糖質の分類
脂質の構造、性質及びリポたんぱく質の分類
アミノ酸の構造、性質、分類及びたんぱく質の性質、分類、機能
ヌクレオチドと核酸の構造、性質及び機能
脂溶性ビタミンの構造、性質、機能及び欠乏症
水溶性ビタミンの構造、性質、機能及び欠乏症
酵素の性質、機能、分類及び酵素反応速度論と酵素活性の調節
各種ホルモン(1)構造、性質、
各種ホルモン(2)機能及び、調節
自由エネルギー変化及び高エネルギー化合物
電子伝達系及び生体エネルギー(ATP)の産生
糖質の消化・吸収・解糖系及びクエン酸回路(TCA サイクル)
グルコースの完全酸化及びグリコーゲンの合成と分解
糖新生及び糖の相互変換、糖質代謝の異常と疾病
授業への取り組み姿勢(10%)、期末テスト(90%)を行い、総合的に判断する。
期末テストを最も重視する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・生化学では略号、化学記号や構造式が多く使用される。予習、復習(特に復
習)が大切です
使用テキスト
○「N ブックス改定生化学」林淳三 監修(建帛社)2,500 円+税
・ 参考資料(コピー)を必要に応じて配布する
参考書(参考資料等)
○「コア講義 生化学」田村隆明著(裳華房)
○「ヴォート生化学」 D.Voet 等著 田宮信雄 訳(東京化学同人)
その他
(受講生への要望等)
・基礎化学や構造式など基礎をしっかり学習して望んでください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
生化学 Ⅱ
担当者名
原
科目コード
1100025
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
研治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
○
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「生化学Ⅱ」は、代謝・作用機構及び調節など動的な面を中心とした内容とな
る。脂質、たんぱく質、核酸について、各々の代謝、代謝の相互関連やバラン
スを学習する。また、遺伝子発現とその調節、臓器の生化学と疾病との関連を
学習し、関連専門科目に対応できる知識を修得する。
授業の到達目標
1)
2)
3)
4)
5)
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
脂質、たんぱく質及び核酸の体内輸送・代謝を理解する。
各代謝の相互関係とともに代謝の全体像を理解する。
遺伝子発現とその制御、たんぱく質生合成との関連を理解する。
生体の恒常性、生体防御を理解する。
生体内の化学変化と恒常性が、生命維持につながることを理解し、専門基
礎科目に対応できる。
脂質の吸収及び体内での輸送・貯蔵
脂肪酸・アシルグリセロールの代謝
リン脂質、コレステロールの代謝及び脂質代謝異常
食餌性及び体内たんぱく質の分解・プール
アミノ基の窒素の排出
アミノ酸の利用と生産物
核酸塩基・ヌクレオチドの合成と分解
ヌクレオチドの代謝及び代謝異常
ゲノム、DNA の複製、核酸の合成と分
たんぱく質合成(転写と翻訳)及び遺伝子発現の調節
栄養と遺伝子、遺伝子多型及び遺伝子工学
遺伝子工学
臓器のホメオスタシス(血液、肝臓、腎臓)
神経伝達及び情報伝達の機序
生体防御(免疫、活性酸素)
授業への取り組み姿勢(10%)、期末テスト(90%)を行い、総合的に判断する。
期末テストを最も重視する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・生化学では略号、化学記号や構造式が多く使用される。予習、復習(特に復
習)が大切です
使用テキスト
○「N ブックス改定生化学」林淳三 監修(建帛社)2,500 円+税
・ 参考資料(コピー)を必要に応じて配布する
参考書(参考資料等)
○「コア講義 生化学」田村隆明著(裳華房)
○「ヴォート生化学」 D.Voet 等著 田宮信雄
訳(東京化学同人)
その他
(受講生への要望等)
・基礎化学や構造式など基礎をしっかり学習して望んでください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
病態生理学
担当者名
五十嵐
科目コード
1100110
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
友紀
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
ヒトの各種疾病に伴う人体の正常な機能の異常や調節機能破綻を理解し、これ
らの病態メカニズムを基礎から学習する。また、本科目は各種疾病に対する栄
養学的な評価法、治療法を理解するために必要な基礎科目である。本講義では、
各種疾病の病態について生理学的および臨床病理的な内容とそれらの病態メカ
ニズムなどについて学ぶ。
授業の到達目標
①
②
③
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
疾患診断の概要(問診や診察の仕方、臨床検査や画像検査の見方等)
疾患治療の概要(治療の種類、栄養学的治療計画、終末期医療等)
栄養障害と代謝疾患(メタボリック症候群、先天性代謝異常等)
消化器系の構造・機能と疾患(炎症性疾患、過敏性腸症候群等)
循環器系の構造・機能と疾患(動脈硬化の機序、心疾患等)
腎・尿路系の構造・機能と疾患(慢性腎機能障害、腎不全の病態等)
内分泌系の構造・機能と疾患(甲状腺疾患、ホルモン分泌異常等)
神経系の構造・機能と疾患(脳血管疾患、認知症、パーキンソン病等)
呼吸器系の構造・機能と疾患(慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息等)
運動器(筋・骨格)系の構造・機能と疾患(骨粗鬆症、骨軟化症等)
生殖器系の構造・機能と疾患(周産期疾患、妊娠高血圧症等)
血液・造血器・リンパ系の構造・機能と疾患(貧血、白血病等)
免疫・アレルギーと疾患(食物アレルギー、自己免疫疾患等)
感染症(院内感染、薬剤耐性菌等)
15.
まとめ
成績評価の方法
人体の正常な機能を理解する
病態を理解し、その原因ならびに治療について理解する
栄養学が疾病にどのように関与するのかを理解する
[評価項目と割合]
授業への取り組み態度(20%)、期末テスト(80%)により評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・準備学修として、使用テキストの授業内容に該当する部分については事前に
読んでおくこと。
使用テキスト
○「カレント
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 2」
志村二三夫、石田均 編著(建帛社)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・メタボリック症候群は、がん、脳卒中、心筋梗塞をはじめとする様々な病気
の原因となっています。栄養コントロールがメタボリック症候群の予防にい
かに大切かを意識して学んでもらいたい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
疾病の成り立ちと病態
担当者名
栗山
科目コード
1100026
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
敦治
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
解剖と生理学が独立している訳ではない。これらを独立して講義することは学
ぶ学生の興味を失わせる。現在の大学の講義は面白くすることが求められてい
る。
ヒトはいつも美味しいものを食べたいと思っている。口から入った食物は一体
どのように消化・吸収されているのか考えたことはない。また、摂取された栄
養素は ATP に蓄えられ、必要に応じて利用されている。すなわち生きている証
である。
口から入って肛門から排泄されるまで、摂取された栄養素が辿る道で起こる病
態生理を学ぶ必要がある。さらに合成された ATP を利用して、体温の上昇、筋
肉の収縮、物質の合成、輸送などが行われ 80 年も 100 年も生き続けている。
しかし、すべての人が長生きをする訳ではない。人という分子機械も必ず故障
する。この故障の原因を考え、いかに故障を少なくし、長生きするかを栄養面
から講義したい。
授業の到達目標
①疾病とは何か
②疾病の原因と特徴
③疾患による細胞・組織の変化
④疾病の臨床医学
(生活習慣病・代謝性疾患・感染症・消化器系疾患・循環器系疾患・腎尿路疾患・
内分泌疾患など)
⑤疾患治療の概要
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
変性・壊死・アポトシス・萎縮・化生
生活習慣病、栄養と代謝、肥満とやせ
糖尿病と低血糖
高脂血症、高尿酸血症、先天性代謝異常の病態
腫瘍の病態
胃・十二指腸疾患、腸疾患の病態
ウイルス性肝炎、肝硬変の病態
脂肪肝・胆石・胆嚢炎、膵炎の病態
循環障害、高血圧、動脈硬化の病態
狭心症・心筋梗塞、心不全、動脈硬化性疾患の病態
腎臓と尿路疾患の病態
甲状腺機能異常、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、更年期障
害、内分泌とは
神経・精神疾患、脳卒中・脳梗塞、認知症、パーキンソン病
呼吸器の機能、慢性閉塞性疾患・拘束性疾患、喘息、気管支喘息、肺炎
貧血・白血病・悪性リンパ腫
[評価項目と割合]
授業への取り組み態度(20%)、講義後に小テスト配布、次回の講義後に提出
(30%)、期末試験(50%)などを総合判定する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・15 回の講義には、疾病を学ぶのに必要な病態生理のプリント(約 20 ページ)を
配布して講義を理解しやすくしている。
・講義後には試験問題を配布して、次週の講義時に解答して提出するようにしてい
る。
食物栄養学部 食物栄養学科
使用テキスト
○「臨床医学~病態の成り立ち~」田中 明 ほか(羊土社)
参考書(参考資料等)
1)
2)
3)
4)
その他
(受講生への要望等)
・疾患を理解するには、各臓器の解剖とその病態生理を十分理解することが必須である。
・出来るだけ図を使用し、理解しやすいように講義を組み立てている。
・15 項目あるがその項目ごとに試験問題を課す。1 週間後に提出すること。
奈良 信雄:「ナースの内科学」(中外医学社)2010.
田村 明ほか:「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」(東京教学社)2011.
井村 裕夫ほか:「わかりやすい内科学」(光文社)1999.
酒井 健彦:「解剖学はじめの一歩」(日本医事新報)2013.
試験は、①過去の国家試験問題
②疾患のひらがなでの説明文を漢字に直す問題
③すべて間違っている文章を訂正する問題
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
などである。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
運動生理学
担当者名
倉﨑
科目コード
1100027
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
現代生活は、機械化・省力化による運動不足が生活習慣の一因であることが明
らかである。健康を維持・増進するためには適切な栄養とともに生活の中に運
動習慣を取り入れる必要がある。本講義では運動によって体にどのような変化
が生ずるか、その現象としくみについて学び、運動指導の実際に役立つよう理
解を深める。
授業の到達目標
・運動によって体にどのような変化が生ずるか、その現象としくみについて理
解できる。
・生活習慣との関係を理解できる。
・管理栄養士として適切な生活習慣あるいは健康の維持、増進につながる必要
な情報提供を行うことができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験、授業態度から総合的に評価する。
評価の比率は定期試験(80%)、授業態度(20%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に解剖、生理学を復習しておくこと。事後に教科書の予想問題を解き理
解すること。
使用テキスト
○「エキスパート 管理栄養士養成シリーズ
・講義中に適宜、資料を配布する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・教科書の予想問題の解答解説は、教科書名より検索できます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション
環境への適応 (1) 内部環境とホメオスタシス
環境への適応 (2) ストレス学説、ストレスと中枢神経系、内分泌系、免疫系
運動と筋、骨系(1) 骨の構造と機能
運動と筋、骨系(2) 骨格筋の構造と機能
運動・スポーツとエネルギー(1) エネルギー供給系
運動・スポーツとエネルギー(2) 運動と酸素摂取
運動・スポーツとエネルギー(3) エネルギー代謝、エネルギー消費量
運動と循環器系(1) 運動の心臓・脈管系に対する影響、血管調節機構
運動と循環器系(2) 運動に伴う循環系の反応、運動負荷と最大酸素摂取量
運動と呼吸器系(1) 呼吸器系のしくみ、呼吸運動の調節
運動と呼吸器系(2) 高地滞在による生理学的変化
運動と神経系(1)
運動制御における運動信号の出力、入力経路
運動と神経系(2)
反射 伸張反射、相反抑制、自原抑制、屈曲反射
まとめ
運動生理学」(化学同人)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
微生物学
担当者名
南
科目コード
1100028
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
育子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
○
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
比較的単純な生命体である微生物は、生物学の中で重要な位置を占めている。
微生物は、生活に役立つ発酵・醸造食品、工業的発酵生産物の製造・生産に必
要である。また、一面では種々の病気を引き起こす病原体として人間生活に関
与している。授業では微生物学の基礎から学習する。
授業の到達目標
・微生物学の生理について理解し、微生物の取り扱いについて学習する。さら
に、微生物が関与する疾病を学び、微生物の利用についても学習する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業態度(20%)、小テスト(20%)、定期試験(60%)により判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に教科書の講義内容の部分を一読しておくこと。実施した小テストと、
配布したプリントの内容も学習すること。
使用テキスト
○「基礎生物学テキストシリーズ 4 微生物学」青木健次(化学同人)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・特に高等学校で生物を履修していない学生は、講義の内容を習得する積極的
な姿勢が望まれる。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
微生物学の歴史
微生物の種類と分類
微生物の取扱い方
微生物の細胞構造(1)細菌の構造
(2)真菌の構造(3)ウイルスの構造
微生物の栄養と増殖
微生物の代謝(1)エネルギーの獲得
(2)物質の代謝(炭水化物)
(2)物質の代謝(脂質、アミノ酸、核酸、無機物)
(3)代謝調節
微生物の遺伝と遺伝子工学(1)遺伝情報の伝達と発現
(2)遺伝子の変異と修復、遺伝子工学
微生物の応用
微生物の生体と地球化学的物質循環への寄与
微生物の環境保全への利用
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
生化学実験
担当者名
奥野
科目コード
1100029
授業形態
実験
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
悦生
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
生化学実験では、生化学で学んだ主要な事項について理解を深めることを目標にし
ている。まず、血液検査で測定されるクレアチニンや蛋白の測定を行う。ついで生
命現象に深く関わる遺伝子の本体であるDNAの分離・精製など基本的な取り扱い
方法を習得する。また、臨床検査で測定される酵素の測定原理とその性質について
理解する。
授業の到達目標
・実験器具の操作や生体内物質の取扱いに習熟し、生命の営みについて理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・実験態度、特にレポートの提出は評価に深く関係する。
概要説明:器具の取扱い
物質の定量(1):クレアチニンの定量
物質の定量(2):ローリー法による蛋白質の定量
物質の分離(1):蛋白質のゲル濾過クロマトグラフィー
物質の分離(2):蛋白質の電気泳動
DNA(1):肝臓から DNA の単離
DNA(2):DNA の紫外吸収スペクトルとその変化
細胞内オルガネラ(1):細胞内顆粒の(ミトコンドリア)の分離
細胞内オルガネラ(2):マーカー酵素による顆粒の純度
酵素(1):アルカリフォスファターゼの活性測定
酵素(2):アルカリフォスファターゼの活性阻害
酵素(3):アミノ基転移酵素(AST)の活性測定
酵素(4):アミノ基転移酵素(AST)アイソザイムの性質
酵素蛋白の取扱い
まとめ:試験
[評価項目と割合]
授業態度(20%)、レポート(20%)、定期試験(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・それぞれの実験の最後に設問を設けているので、調べて理解するように。
使用テキスト
・適宜資料を配布する。
参考書(参考資料等)
○「N ブックス実験シリーズ
・その他実験室に常備
その他
(受講生への要望等)
・各種器具や試薬の特性を理解し、安全には十分に留意すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
生化学実験」(建帛社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
解剖生理学実習
担当者名
大澤
科目コード
1100030
授業形態
実習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
得二
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
解剖生理学の基本の学習法である顕微鏡観察と肉眼観察を通して、ミクロ的、そし
てマクロ的に人体を系統的にとらえていく。さらに発生学やヒト以外の動物の実験
観察も取り入れ、医学生物学的な幅広い知識を実体験を通して学んでいく。
授業の到達目標
1) 顕微鏡観察や肉眼観察を適切に行うことができ、記録を残すことができる。
2) 基礎医学的な知識が体験を伴ったものとして身についている。
授業計画
1.
顕微鏡を使いこなそう:顕微鏡の歴史、原理、構造、使い方を学ぶ。
2.
細胞の観察:自身の口腔粘膜上皮細胞の観察。血球の観察。
ヒトの染色体およびユスリカ幼虫の巨大染色体の観察。白血球の種類を学ぶ。
骨学実習(Ⅰ):a. 椎骨:頸椎、胸椎、腰椎のちがい。
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
レーウェンフックの顕微鏡の作製。ロバート=フックが行なったコルクの cell を観察する。
b. 頭蓋骨:構成している骨と主要な孔を学ぶ。咀嚼との関わりを考える。
マボヤの解剖:脊索動物の基本体制を学ぶ。鰓弓を学ぶことにより、ヒトの頭部形成、
鰓弓に分布する脳神経を理解する。
骨学実習(Ⅱ)
:c. 胸郭:その構成を学び、呼吸との関わりを考える。d. 上肢:上肢
帯と自由上肢骨にはどのようなものがあるか。上肢の動き方について学ぶ。
組織学実習(I)消化管:消化管の一般構造を学ぶ。食道、胃、小腸の組織切片の顕微
鏡観察。消化管の部位による特徴の違いを学ぶ。
骨学実習(Ⅲ):e. 骨盤:その構成と性差を学び、出産との関わりを考える。
f. 下肢:上肢を基本と考え、下肢はどの様に特殊化しているかを学ぶ。
発生学実習・:バフンウニとアフリカツメガエルの様々な発生段階の標本を実体顕微
鏡で観察し発生の基本を学ぶ。模型及びぬりえ教材でヒトの発生を学ぶ。
組織学実習(Ⅱ)実質臓器:肝臓、膵臓、腎臓、脳、精巣、卵巣の組織切片の顕微鏡
観察。
スルメイカの解剖:食材でもあるスルメイカを解剖し、軟体動物頭足類のボディープ
ランを理解する。
組織学実習(Ⅲ)筋、骨、軟骨、内分泌器:骨格筋、心筋、平滑筋、骨、軟骨および
下垂体と甲状腺の組織切片の顕微鏡観察。
ラットの解剖(Ⅰ):実験動物の取り扱いについて。3R の原則を学ぶ。胸腔、腹腔を
開き、臓器を観察する。
ラットの解剖(Ⅱ)
:摘出した臓器により、消化器系、呼吸器系、心臓と大血管、泌尿
生殖器系、脳を観察する。
線毛に関する生理学的実験:繊毛虫を用いて走電性、走化性の実験を行ない、線毛を
持つ組織、線毛の動きと細胞骨格について学ぶ。浸透圧に関する生理学的実験:泌尿
器の原始形と言える繊毛虫の収縮胞を観察し、浸透圧について学ぶ。
解剖生理学実習ふりかえり:14 回の解剖生理学実習について、そのポイント、意義、
手順などをふりかえる。
成績評価の方法
・レポート(50%)、定期試験(50%)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・配布資料と教科書を用いて毎回の実験、観察の手順と意義について復習すること。
使用テキスト
○「イラスト解剖生理学実験」青峰正裕(東京教学社)
・配布資料も使用する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・主体的な学習の姿勢と活発なディスカッションを望みます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
解剖生理学実験
担当者名
大澤
科目コード
1100031
授業形態
実験
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
得二
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
解剖生理学的を書物で学ぶだけでなく、できるだけ多くの実際の現象にふれ、多く
の体験をしていただきたい。ヒトの構造と機能をどう見るか、その見方を養うこと
が本実験の主眼である。自分自身を観察し、多様な実験動物を扱うことにより、幅
広い教養を身につけていただきたい。
授業の到達目標
1) 解剖生理学的な実験観察を適切におこない、その結果を考察することができる。
2) ヒトの基本体制を理解し、医学生物学的な見地からヒトをとらえることができる。
授業計画
1.
口腔の観察:自身の口唇、舌の観察。歯牙模型による乳歯と永久歯の観察。
歯の交換を学ぶ。
2.
眼に関する実験:自身の眼の観察、虹彩の反応の実験、盲点を探す、視力検
査、種々の検査用メガネレンズを用いて自身の適切な矯正レンズを探す。立
体視の実験。錯視の実験。
3.
味覚に関する実験:味覚閾値を調べる。舌の部位による味覚の違いを調べる。
葉状乳頭と味蕾の顕微鏡観察。
4.
皮膚感覚の実験と組織観察:自身の手背にマス目をつけ、触(圧)点、痛点、
温点、冷点の分布を調べる。皮膚組織の顕微鏡観察。SUMP 法による自身の
毛髪および皮膚の表面の顕微鏡観察。
5.
呼吸に関する実験:呼吸数の測定、肺活量の測定、肺組織の顕微鏡観察。
6.
カエルを使った実験(I)
:実験動物の取り扱いについて。平衡覚の実験、脊髄
反射の実験、口蓋の線毛運動の観察、消化管の蠕動運動の観察。
7.
カエルを使った実験(II):内臓、末梢神経、筋の観察。脱灰した頭部より脳
を摘出して観察する。
8.
ウェーバーの法則:重量感覚におけるウェーバーの法則の実証。
空間閾値の測定:自身の皮膚の部位による空間閾値の違いを調べる。
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
泌尿器に関する実験:尿試験紙による検査。糸球体の顕微鏡観察。ブタ腎臓
の断面の観察。
魚の解剖:マアジを用いて脊椎動物の基本体制を学ぶ。鱗、鰓の観察を通し
て、外骨格、鰓弓を理解する。体節筋、血合筋の観察。椎骨の基本形の理解。
下等脊椎動物に見られる脳の原始形の理解。
ホタテガイの解剖:食材でもある軟体動物のボディープランの理解。貝類の
見方を学ぶ。
血液循環に関する実験:リバ・ロッチ血圧計による血圧測定。自身の指先お
よびアフリカツメガエル幼生の毛細血管の観察。アフリカツメガエルの幼生
の心臓の拍動の観察。心音マイクにより自身の心音を聞く。パルスオキシメ
ータにより自身の心拍数と動脈血の酸素飽和度を計測する。
クルマエビの解剖:食材でもある節足動物甲殻類のボディープラン。体節を
理解する。ヒトと異なる消化管と神経系の位置関係、付属肢についてのとら
え方。
グリセリン筋の実験:ホタテガイの貝柱を用いて、ATP によるアクチン-ミ
オシン系の収縮を観察する。細胞の起源と進化:身近な食材や環境の中で、
細胞内のオルガネラと細胞骨格について、その起源と進化を考える。自身の
口腔粘膜上皮細胞の中のミトコンドリアを観察する。
解剖生理学実験ふりかえり:14 回の解剖生理学実験について、そのポイント、
意義、手順などをふりかえる。
食物栄養学部 食物栄養学科
成績評価の方法
・レポート(50%)、定期試験(50%)による。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・配布資料と教科書を用いて毎回の実験・観察の手順と意義について復習すること。
使用テキスト
○「イラスト解剖生理学実験」青峰正裕(東京教学社)
・配布資料も使用する
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・主体的な学習の姿勢と活発なディスカッションを望みます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品学総論
担当者名
三嶋
科目コード
1100032
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
食品を総論的に解説し、各論、加工や機能性などを学習するための基礎的知識
を習得させる。人間と食品の関わり、食品の主要成分、微量成分、嗜好成分、
有害成分、物性、食品成分表などについて理解させる。さらに、食品を構成す
る成分と食品品質との関わり、調理、加工、貯蔵中にこれらの食品成分がどの
ように変化するのかなど、食品の栄養、機能、安全、嗜好なども理解させる。
授業の到達目標
①
②
③
④
⑤
食品の主要成分(水分、糖質、たんぱく質、脂質)の化学的性質を理解する。
食品の微量成分(ビタミン、ミネラル、色素、におい成分)について、基
本的知識を理解する。
食品の化学的な呈味成分と物理的な味(物性)について理解する。
各種の食品の機能性を理解するための、基礎的知識を身につける。
食品成分表の基礎的知識を理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末テストにより評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のテキストを参照する。
②事後として、授業で出た重要語句の整理と暗記をする。
使用テキスト
○「新食品・栄養化学シリーズ 食品学総論」
森田潤司、成田宏史 編(化学同人)2,600 円+税
・講義において、資料も配布する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・食品学総論の内容は、食品に関する科目(食品加工学など)や生化学などとも繋
がっています。食品の化学的性質を理解していくと、これらの科目の理解も深ま
ります。覚えることが多い科目ですが、地道な努力が必要です。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
人間と食品の関わり(食物連鎖、フードマイレージなど)
食品の主要成分の化学的性質(水分、水分活性など)
食品の主要成分の化学的性質(アミノ酸)
食品の主要成分の化学的性質(タンパク質)
食品の主要成分の化学的性質(糖質:単糖、オリゴ糖)
食品の主要成分の化学的性質(糖質:多糖類)
食品の主要成分の化学的性質(脂質:基本性質、脂肪酸)
食品の主要成分の化学的性質(脂質:油脂)
食品の微量成分の化学的性質(ビタミン)
食品の微量成分の化学的性質(ミネラル)
食品の主要成分の化学的性質(脂質:基本性質、脂肪酸)
食品の物理的性質(物性)と味
食品の微量成分の化学的性質(呈味成分)
食品の微量成分の化学的性質(におい成分)、食品成分表の概要
食品成分の化学変化、まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品衛生学
担当者名
南
科目コード
1100033
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
育子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
食品の安全性を確保するためには食品の衛生管理が重要である。本講義では、
飲食によって発生する健康上の危害を防止する内容を学ぶ。
授業の到達目標
・食品衛生に関する法規、食品の変質、食品成分の変質、飲食による食中毒及
び感染症、食品中の汚染物質、食品添加物、食品衛生管理について学び、食
品の衛生管理についての知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
A 食品衛生と法規
(1)食品の安全性の確保に関するリスクアナリシス
(2)食品安全基本法と食品衛生法(3)食品衛生関連法規
(4)食品衛生行政組織(5)国際機関
B 食品の変質
(1)腐敗
(2)油脂酸敗
(3)トランス型不飽和脂肪酸
(4)食品の変質の防止法(5)鮮度、腐敗、酸敗の判定法
C 食中毒
(1)食中毒の定義(2)食中毒の発生状況
(3)微生物性食中毒
(4)自然毒食中毒(5)化学性食中毒
D 食品による感染症・寄生虫症
(1)経口感染症(2)人畜共通感染症(3)食品から感染する寄生虫症
(4)牛海綿状脳症(BSE)
E 食品中の汚染物質
(1)かび毒(2)化学物質
(3)有害物質・放射性物質(4)食品成分の変化により生ずる有害物質
(5)混入異物
F 食品添加物
(1)食品添加物のメリットとデメリット
(2)安全性評価(3)食品衛生法による分類と表示
(4)種類と用途
G 食品衛生管理
(1)HACCP(2)食品工場における一般衛生管理
(3)家庭における衛生管理
(4)残留農薬のポジティブリスト制(5)国際標準化機構
成績評価の方法
・授業態度(20%)、小テスト(20%)、定期試験(60%)により判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に教科書の講義内容の部分を一読しておくこと。実施した小テストと、配布
したプリントの内容も学習すること。
使用テキスト
○「サクセス管理栄養士講座
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・上述のとおり、事前に教科書の講義内容の部分を一読しておくこと。実施した小
テストと、配布したプリントの内容も学習すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食べ物と健康Ⅱ 食品衛生学」
植木幸英、阿部尚樹(第一出版)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品加工学
担当者名
杉元
科目コード
1100034
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
康志
講
期
必
修
選択
必修
○
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
生命の維持には食品から取る栄養は欠かせない。安定的な食料確保に人類は努力
をし、季節や年ごとの食料確保が貯蔵および加工技術を生み出してきた。栄養的向
上や嗜好性向上が図られ、我々の生活に密着した多くの加工貯蔵食品が行き渡って
いる。また、加工貯蔵することによって安全であることも求められている。本講義では
食品学知識をもとに食品加工学および貯蔵学についての基礎と応用および技術を学
ぶ。
授業の到達目標
・食品の加工、貯蔵の理論を理解し、管理栄養士として、加工食品に対する正しい認
識と自覚を深め、正しく選択利用できることを目標とする。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・主として、定期試験の結果により評価するが、レポート、小テストなどを実施した場合には
その評価も加味する。また、授業態度も評価に加味する。
評価の比率は:期末テスト(90%)、小テスト、レポート(10%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・加工食品について興味を持って、添付されているラベルを記録し、原材料名、栄養成
分、添加物、アレルギー物質などをまとめる。
農林水産省、厚生労働省、消費者庁などの web サイトを参考にして予習、復習をする
こと。
使用テキスト
○「三訂 食品加工学」 菅原龍幸、宮尾茂雄 (建帛社)
参考書(参考資料等)
・講義中に、補足資料を必要に応じて配布する。
その他
(受講生への要望等)
・講義内容について必ずノートに記録し、内容について正しく理解するように努めること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
講義の概要:食品加工・貯蔵の意義と目的
食品品質変化:食品劣化因子(水分、酸素、pH、温度、光、微生物、酵素)
食品の保蔵①:食品と微生物 1
食品の保蔵②:食品と微生物 2
食品の保蔵③:食品の貯蔵法:乾燥・塩蔵・糖蔵・酢漬け
食品の保蔵④:冷蔵冷凍・CA 貯蔵・殺菌滅菌
食品加工と成分変化
加工食品と加工技術
加工食品各論(1):調理加工食品、農産加工食品
加工食品各論(2):畜産加工食品、水産加工食品
加工食品各論(3):発酵食品、食用油脂、その他の加工食品
加工食品の包装:包装の概念。包装材料の種類及び特性、容器包装と環境
食品添加物、加工食品の安全性、保健機能食品、特定用途食品
食品の表示と規格
食品表示法について(平成 27 年 6 月、法施行予定)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
調理学
担当者名
楠瀬
科目コード
1100035
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
千春
講
期
必
修
選択
必修
選
択
○
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
調理学とは、調理全般の基礎知識と調理操作の意義を理論的に学び、調理過程が栄
養・嗜好に及ぼす影響について科学的な視点から理解する基礎科目である。
食は単に栄養素を摂取して生命を維持するためだけでなく、「おいしい食事」に伴
う精神的意義は大きい。さらに食事や調理法は歴史的背景を反映して発展してきた
文化の一つであり、対象者に適した献立作成する上でその背景の理解が必要であ
る。これら美味しい食事を提供するために必要な調理に関する知識を総合的に理解
する。
授業の到達目標
安全でおいしい食事の提供を可能とするため、食事計画、食材の選択、調理、供食
にいたるまでの一連の過程を十分に理解する。食品の調理特性と調理操作の意義を
結びつけ、深く理解することによって、将来管理栄養士として傷病者に食事を提供
する際に要求される多様な調理条件に、対応するための基礎知識を習得する。また、
単に生命維持のためではない豊かな食事の提案ができるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
オリエンテーション
調理操作
栄養計算
植物性食品の調理
特性と調理法
動物性食品の調理
特性と調理法
嗜好性 まとめ
授業評価及び授業の進め方について 調理の定義と意義
加熱調理操作① 調理操作の分類 湿式加熱 乾式加熱
加熱調理操作② 乾式加熱 焼く 直火 間接焼き
加熱調理操作③ 揚げる
炒める
加熱調理操作④ 湿式加熱 茹でる 煮る 蒸す
非加熱調理操作①計量 洗浄 浸漬 切る 砕く 混ぜる
栄養計算の基礎・献立作成
米の調理
米製品の調理
小麦粉の調理性① グルテン
小麦粉の調理性② 小麦でんぷん
野菜・豆・イモ類・でんぷんの調理性
食肉・魚介類の調理性
牛乳・鶏卵の調理性
嗜好の要因と評価 食文化 食具
まとめ
・定期試験の結果と授業時間内に実施する小テスト結果に加えて、提出物の評
価を合わせて総合評価する。
[評価項目と割合]
小テスト(10%)、レポート(20%)、定期試験(70%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・教科書の指定箇所を読み、知らない語句や感じがあれば調べる。
・わからない事項、興味のある事項を明らかにしてから授業に臨む。
・事後は、授業で学習した事項を復習する。授業の内容の関連事項を調べる。
使用テキスト
○「食べ物と健康 調理学」金谷昭子 編著(医歯薬出版)
○最新版「日本食品標準成分表 2010」収載「食品成分表 2016」
香川芳子監修(女子栄養大学出版部)
参考書(参考資料等)
○「Nブックス
その他
(受講生への要望等)
・この講義では、前回の講義で学習した知識を利用して、次回の講義が理解で
きるように構成されている。前回の講義で得た知識が自分のものとなるまで
理解したうえで次回の授業を受講すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
調理科学〔第 3 版〕」(建帛社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品学実験 Ⅰ
担当者名
三嶋
科目コード
1100036
授業形態
実験
学
年
2
開
前期(集中実験)
数
1
履修方法
単
位
敏雄 ・ 杉元
康志 ・ 南
講
期
育子
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
日本食品標準成分表に記載されている一般成分の水分、タンパク質、炭水化物、
脂質、灰分の測定と算出に関しての技術を習得し、成分表に対する理解を深め
る。また、水分活性、全糖、還元糖の測定を行い、食品分析の基礎的技術を習
得する。
授業の到達目標
①一般分析の実施によって、基礎的な分析・測定技術を習得する。
②得られた測定結果から差引により、炭水化物含量およびエネルギー量を求め
る方法を知る。
③比色法による糖の分析を実施し、食品中の全糖及び還元糖について理解する。
④水分活性の測定から食品の保存性について理解を深める。
⑤データの解析と報告書作成の基本を理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・レポート(40%)、期末テスト(60%)により、総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のプリントを参照する。
②事後として、実験ノートの整理とレポートの作成をする。
使用テキスト
○新版「食品学実験書」菅原龍幸・青柳康夫
(※1 年時に購入予定)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・集中講義であるために、1 日の休みが数回の欠席に相当しますので、休まずに 1
週間を過ごすことが大事です。
教員 e-mail アドレス
[email protected](三嶋)
、[email protected](杉元)
、[email protected](南)
実験の概要説明(試料配布、諸注意他)
一般分析用の試料(動物性食品と植物性食品)の調製
水分の定量(常圧加熱乾燥法)
脂質の定量(ソックスレー抽出法)
タンパク質の定量(ケルダール法(分解))
タンパク質の定量(ケルダール法(蒸留))
灰分の定量(乾式灰化法)
炭水化物の算出(差し引き法)
エネルギーの算出(エネルギー換算係数の適用)
糖質の定量用試料(ソース、みりん、醤油)の調製
全糖の定量(フェノール硫酸法)
還元糖の定量(ソモギー・ネルソン法)
水分活性の測定
水分の定量(電子式水分計)
まとめ
編著(建帛社)2,200 円+税
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品学実験 Ⅱ
担当者名
三嶋
科目コード
1100037
授業形態
実験
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
食品の素材及び加工・調理・貯蔵した食品の理化学的特性変化について、栄養・
安全・嗜好・生理機能の観点から代表的な食品をとりあげて分析する。分析対
象項目は、栄養・嗜好成分ではアミノ態窒素、微量成分(ミネラル)などを、
生理機能成分ではビタミン C、ポリフェノールを、栄養・安全成分では脂質(ケ
ン化価、ヨウ素価)を、またレオメーターによる物性測定などをとりあげる。
授業の到達目標
①食品の分析技術を習得する。
②食品の特性及び特性に及ぼす要因について理解する。
③卒業論文や社会でも活用できる高度で実践的な実験能力を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・レポート(40%)、期末テスト(60%)により、総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のプリントを参照する。
②事後として、実験ノートの整理とレポートの作成をする。
使用テキスト
○新版「食品学実験書」菅原龍幸・青柳康夫
(※1 年次に購入予定)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・
「食品学実験Ⅱ」は、実験に関する知識や技術を深める授業であり、4 年次に
卒業研究を選択する場合には、その基礎ともなりますので、実りのある学修
にしてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食品学実験Ⅱについて(講義)
魚肉タンパク質の電気泳動による分離
醤油のアミノ態窒素の分析
脂質の分析(ケン化価)
脂質の分析(ヨウ素価)
リンの定量(バーナードモリブデン比色法)
カルシウムの定量(過マンガン酸カリウム滴定法)
水の硬度測定(キレート滴定法)
フォリン・デニス法によるポリフェノールの分析
ジピリジル法によるビタミン C の定量
食品の物性(レオメータによる硬さ測定)
カリウムとナトリウムの定量(原子吸光法)
カリウムとナトリウムの定量(原子吸光法)
アンギオテンシン変換酵素阻害活性
まとめ
編著(建帛社)
2,200 円+税
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品加工学実習
担当者名
杉元
科目コード
1100038
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
康志
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
○
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「食品加工学」(3 年前期)で学んだ食品の加工・貯蔵・包装の甚礎的な知識を、実際
に実習によって実践することによって理解を深める。
実習項目は、
(1)食品の加工操作の実践(クッキー、加糖酸乳飲料、パン、うどん、ジャム、
ミカンびん詰、ソーセージ、豚肉缶詰)、
(2)食品の包装、食品貯蔵法(冷蔵・冷凍)、(3)食品の品質検査(糖度、酸度、pH など)
授業の到達目標
(1)食品の品質について、一般的な機器(糖度計・pH メーターなど)により
加工食品の品質を知る。
(2)食品の加工操作(加熱・焙焼・冷却・発酵・化学処理・燻煙など)を実習
によってその原理を理解する。
(3)冷蔵・冷凍・塩蔵・真空包装・びん詰及び缶詰など、食品の品質保持およ
び包装技術について、正しい知識を得る。
授業計画
※臨地実習の日程により、項目及び実施日を変更することがある。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
実習の実施の概要:日程、実施内容、班編成、実習室、当番、記録係
クッキー・酸乳飲料の説明及び打合せ
クッキー加工
酸乳飲料加工
パン・みかんのびん詰の説明及び打合せ
パン加工
みかんびん詰加工
ソーセージ・豚肉の缶詰の説明及び打合せ
ソーセージ加工
豚肉缶詰加工
うどん・ジャムの説明及び打合せ
うどん加工
ジャム加工
小麦粉・ミカン缶詰の品質検査
実習のまとめと、実習室の清掃・器具の整理
成績評価の方法
・評価は、主として、レポートおよび定期試験(電卓のみ持込可)の結果に、当番の実施状
況、実習に臨む態度も加味して総合的に評価する。
評価の比率は:レポート(20%)、期末テスト(70%)、その他(当番実施状況など)(10%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・加工食品に関連する図書館の関係書籍及び web サイトを参考にして予習、復習を
すること。
使用テキスト
○食物と栄養の科学 5 「食品加工貯蔵学実習」
仮屋園 璋、伊東裕子、島田和子,藤野博史、尊田民喜 著 (朝倉書店)
参考書(参考資料等)
・各実習内容に関する資料を実習ごとに配布する。
その他
(受講生への要望等)
・実習は実際に行うことが重要です。報告書(レポート)作成にあたっては、実習で実
施したことを正確にレポートすること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品衛生学実験
担当者名
南
科目コード
1100039
授業形態
実験
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
育子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
食品の安全性を確保するための基礎的実験を学ぶ。初歩的な微生物実験を行い
微生物実験の基本を習得し、食品を実験材料として各種の食品衛生検査を行う。
授業の到達目標
微生物実験を実際に行い、微生物の扱い、無菌操作について学ぶ。そして食品
衛生検査の微生物試験を行い、理化学試験による油脂劣化測定等を行う。結果
の統計処理について学ぶ。さらに初歩的な遺伝子工学実験を行い、分子生物学
の基礎的な知識を確認する。
授業計画
1.
Ⅰ. 微生物実験の基礎
Ⅱ. 光学(生物)顕微鏡による微生物の観察
2.
Ⅲ. 落下菌試験・Ⅳ. 手指のブドウ球菌検査 培地調製
マイクロピペットの操作について(実技)
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
Ⅲ. 落下菌試験
Ⅳ. 手指のブドウ球菌検査
Ⅴ. 細菌の染色と顕微鏡観察(1)単染色
Ⅴ. 細菌の染色と顕微鏡観察(2)グラム染色
Ⅵ. 生菌数測定
Ⅵ. 生菌数測定
Ⅶ. 大腸菌群検査(1)デゾキシコレート寒天培地法(2)BGLB 法
Ⅶ. 大腸菌群検査(1)デゾキシコレート寒天培地法(2)BGLB 法
Ⅷ.油脂の劣化測定(1)酸価(2)過酸化物価
Ⅷ.油脂の劣化測定(3)チオバルビツール酸(TBA)試験値
11.
Ⅸ.食品添加物の測定(1)合成タール色素の定性
(2)亜硝酸塩の簡易測定
12.
13.
14.
15.
Ⅹ.食物アレルギーのアレルゲンの検出
Ⅺ. 遺伝子工学実験(1)大腸菌からのプラスミドの抽出
Ⅺ. 遺伝子工学実験(2)制限酵素処理、DNA の電気泳動
Ⅺ. 遺伝子工学実験(3)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法
成績評価の方法
・授業態度(40%)、実験ノート(30%)、定期試験(30%)で評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に実験手法や手順について、予習する必要がある。
・実験後は結果をまとめ、考察し、関連した情報を書籍やインターネットで調
べ、体系的な知識を得る。
使用テキスト
・実験書を印刷し配布する。
参考書(参考資料等)
・
「食品衛生学」
「微生物学」
「食品学基礎実験」で使用した教科書を適宜使用する。
その他
(受講生への要望等)
・集中して実験に取り組むこと。班員全員が協力して実験を行うこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
調理学実習 Ⅰ
担当者名
楠瀬
科目コード
1100040
授業形態
実習
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
千春
講
期
必
修
選択
必修
選
○
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
本授業は科学的な視点をもって「おいしい調理」を総合的に考える力を養う基礎科目である。
調理は長い歴史の中で発達し、その過程で得られた「コツ」や「カン」が技術として継承され
てきた。これらを実験で科学的に解明することにより、コツやカンに頼らずとも再現性が高
い合理的な調理が可能となる。また、美味しさや食べやすさは、対象者の状態によって異な
る。食材の硬さや軟らかさなどの物性は、食べやすさを大きく左右する。一般的な調理技術
の指導だけでなく、食品の物性をコントロール方法についても実験的な手法を取り入れて指
導する。本授業では、調理に関する実験と実習の両方を行う。食材の性質の変化や調理方法
の意義を知るための実験を行い、その知識を用いて調理実習を行う。
授業の到達目標
食材の持つ調理性に関与する成分や調理を行う上で必要とされる時間や温度等を明確化する
ことで、より再現性の高い合理的な基礎調理技術を修得する。また、将来管理栄養士となっ
た際に対象となる傷病者は、それぞれに食べやすい形態や物性が異なる。単に栄養素を充足
するだけでなく、各人の嗜好を満足させ、その上で各人が食べやすくなるための調理法を考
える力を修得する。また、高学年では調理実習を伴う専門科目を多数受講するので、その際
に必要な基礎調理技術を修得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験・レポート・授業態度から総合的に評価する。
オリエンテーション①
オリエンテーション②
加熱調理操作・計量
米の調理性
いも類の調理性①
ゼリー形成素材
肉の調理性
小麦粉の調理性①
小麦粉の調理性②
小麦粉の調理性③
嗜好飲料①
豆の調理性
嗜好飲料②
いも類の調理性②
まとめ
授業の進め方、評価について
調理実習室の使用方法と調理実習着の配布
基本調理操作・基礎実験
米の吸水性と加水量
さつまいもの加熱調理特性
ゲル形成のための濃度・温度
肉の軟化
パンの調理
鶏卵および砂糖の調理性(スポンジケーキの調理)
ルーの調理
実験の立案
豆の調理性
嗜好飲料実験
ジャガイモの加熱調理特性
実験のまとめ
[評価項目と割合]
授業態度(15%)
、レポート(40%)
、定期試験(45%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後のレポート作成時には、関連事項を調べ知識を深めること。その際には、インタ
ーネットの利用だけでなく、学内の図書館を利用すること。
・授業で行った基本的な切り方は、次回の授業までに自宅で出来るようになるまで練習
しておくこと。
使用テキスト
○「フローチャートによる 調理科学実験・実習」金谷昭子 編著(医歯薬出版)
○最新版「日本食品標準成分表 2010」収載「食品成分表 2016」
(女子栄養大学出版部)
参考書(参考資料等)
○「日本人の食事摂取基準 2015 年版」(第一出版)
その他
(受講生への要望等)
・料理は、少量作るときには簡単なことであっても、大量調理の時には、科学的な視点
で考える必要性が高くなる。科学的な視点とはどういうものであるかを、常に念頭に
置きながら受講すること。
・自分専用の包丁とまな板を購入して練習すること。また、献立作成に必要となるので、
量りを購入しておくことを推奨する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
調理学実習 Ⅱ
担当者名
楠瀬
科目コード
1100041
授業形態
実習
学
年
1
開
後期
数
1
履修方法
単
位
千春
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
「調理学」および「調理学実習Ⅰ」で学んだ食品の調理性、調理理論、基礎的な調理操
作の技術を踏まえ、実際の献立一食分の調理へ発展させる。将来管理栄養士として傷病
者への食事を提供する際に要求される高度な調理条件に対応可能な調理技能と理論を
体得することを目的としている。実習する食事は、日本食を中心に 1 汁 2 菜~3 菜とし、
調理操作の特徴と食品の特性を生かした献立とする。同時に食事構成、供卓方法、食事
作法について理解する。また、日常食および行事食の献立作成や調理の基礎技能の習得、
調理器具の扱い方および調味法を学習する。
授業の到達目標
日本食を中心に 1 汁 2 菜~3 菜とし、調理操作の特徴と食品の特性を生かした献立とす
る。同時に食事構成、供卓方法、食事作法について理解する。また、成人の献立を立案
できる基礎的な力を修得する。日常食および行事食の調理の基礎技能の習得、食品の特
性、調理性、調理器具の扱い方および調味法を修得する。
授業計画
1.
2.
オリエンテーション
評価について
基本の切り方
基本の切り方と飾り切り
3.
献立実習①
基本調理 基本的な切り方
4.
献立実習②
卵の調理(焼く)野菜の調理
5.
献立実習③
だし汁の理解 茶碗蒸し・炒り鳥
6.
献立実習④
包み焼き・味付け飯
7.
献立実習⑤
小麦粉の調理(パスタ)ソース
8.
演習(献立作成)
実習(基礎調理①)
献立作成について
米粉の調理
9.
献立実習⑥
魚の調理(三枚おろし・ムニエル)
10.
献立実習⑦
肉の調理(焼く・ハンバーグ)洋菓子
11.
実習
米粉の調理
12.
献立実習⑧
小麦粉の調理(天ぷら)和え物
13.
献立実習⑨
行事食(ひなまつり・ちらしずし)
14.
実技試験
15.
まとめ
成績評価の方法
基礎料理②
・定期試験・レポート・授業態度などから総合的に評価する。
[評価項目と割合]
レポート(30%)、定期試験(40%)、その他〔実技試験 30%〕
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業で行った切り方や調理方法は、次回までに自宅で練習してから授業に臨むこ
と。また、授業時間に次回の実習献立プリントを配布する。次回までに献立の調
理方法や作業の順番、質問事項等を班員で打ち合わせをした上で授業に臨むこと。
使用テキスト
○「新版 調理と理論 学生版」 山崎清子 他(同文書院)
参考書(参考資料等)
○「N ブックス
その他
(受講生への要望等)
・特に高学年で行われる大量調理の授業や、臨地実習では、正確な切り方の習
得だけでなく、切る速さも要求される。日ごろから練習して早く切れるよう
に努力すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
調理科学〔第 3 版〕」(建帛社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
調理学実習 Ⅲ
担当者名
原口
科目コード
1100042
授業形態
実習
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
明子 ・ 室井
由起子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
近年、食に関する関心が高まり、食育の重要性が見直されている。栄養面・衛
生面の知識を活かし、科学的に実践するのが調理学である。また調理は食品を
洗浄・切る・加熱する・混ぜる・盛り付けるなどの操作を行って食品をおいし
く・食べやすく・消化吸収の点を考慮して食品の持つ栄養素を十分に利用する
ことが重要となる。
「調理学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ基礎的な技術を基盤としてさらに
調理技術の取得を目指し、和・洋・中の各料理様式についてそれぞれの特色を
把握する。また郷土料理に見られる特色と季節の違いなどを学び、調理学全般
にわたる応用力を取得していく。
授業の到達目標
・
「調理学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ基礎的な技術を基盤としてさらに調理技術の取得を
目指し、和、洋、中の各料理様式についてそれぞれの特色を把握する。
・自らが料理をすることが好きになり、家庭で実践できる能力を養う。
授業計画
1.
2.
オリエンテーション
実習① 西洋料理
3.
実習②
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
講義
実習③
講義
実習④
実習⑤
実習⑥
実習⑦
実習⑧
実習⑨
実習⑩
実習⑪
実習⑫
成績評価の方法
圧力鍋を使用したトマトソースの作り方
蒸し器を使用した強飯の炊き方
日本料理
旬の山菜を使用して
料理の配色・テーブルマナーについて
中華料理
かん水を使用した中華麺の作り方
献立の立て方、朝ごはん・お弁当について
薬膳
食物がもつ薬理作用について
西洋料理
パイ生地、ポーチドエッグについて
日本料理
乾物の使い方・戻し率について
イタリア料理
ラザニア・一次発酵で作るパンについて
郷土料理
鯛めしの炊き方・揚げ物の仕方について
中華料理
生地から作る小龍包の作り方について
味噌作り
日本の代表的な発酵食品手前味噌について
行事食
七夕にちなんだ行事食の展開について
まとめ
・定期試験、レポート、授業態度から総合的に評価する。
[評価項目と割合]
授業態度(25%)レポート(25%)定期試験(50%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・調理実習の献立は、事前配布をするので、班で事前学習をし、献立のイメー
ジをつかみ実習に望んでください。
使用テキスト
○「流れと要点がわかる調理学実習 豊富な献立と説明」
香西みどり、綾部園子(光生館)
参考書(参考資料等)
○「新版調理と理論」(同文書院)
○「食品成分表 2016」(女子栄養大学出版部)
その他
(受講生への要望等)
・料理を楽しみ、料理ができる管理栄養士になってください。
教員 e-mail アドレス
[email protected](原口)、[email protected](室井)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
基礎栄養学
担当者名
原
科目コード
1100043
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
研治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
基礎栄養学では、まず栄養学の概念を把握する。摂食行動、糖質・脂質・たん
ぱく質の消化と吸収及びエネルギー代謝、ビタミン・無機質と他の栄養素との
関連を学習する。生化学で学習した栄養素の生化学的特性も加味して、栄養学
の基礎知識を的確に習得する。
授業の到達目標
1)
2)
3)
4)
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
栄養学の概念、栄養学史及び、食欲・摂食行動を理解する。
糖質・脂質・たんぱく質の消化・吸収及び代謝・栄養学的機能を理解する。
栄養素相互の関連、栄養素の過不足と健康との関連を理解する。
栄養と遺伝子及び遺伝子多型・倹約遺伝子と健康の関連について理解し、関
連専門科目に対応できる。
栄養と健康、栄養学史及び食欲と摂食行動
消化液、消化酵素及び消化の調節と吸収
糖質の消化と吸収、血糖及び糖質の代謝
エネルギー源としての糖質及び糖質と他の栄養素との関係
脂質の消化と吸収及び体内輸送
脂肪酸及び脂質の栄養学的機能
肥満・インスリン抵抗体に関わる因子と臓器
たんぱく質の消化と吸収及びアミノ酸の吸収
たんぱく質の代謝(動的状態、合成、アミノ酸プール)
たんぱく質の栄養価、アミノ酸と他の栄養素との関係及び不足と過剰
ビタミンの代謝と栄養学的機能
ビタミンと他の栄養素との関係
無機質の成分及び無機質の栄養悪的機能
栄養と遺伝子及び遺伝子多型・倹約遺伝子
食物繊維及びオリゴ糖の生理作用・機能
授業への取り組み姿勢(10%)、期末テスト(90%)を行い、総合的に判断する。
期末テストを最も重視する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・生化学では略号、化学記号や構造式が多く使用される。予習・復習(特に復
習)が大切です。
使用テキスト
○「N ブックス 三訂 基礎栄養学」林淳三 編著(建帛社)2,400 円+税
・参考資料(コピー)を必要に応じて配布する。
参考書(参考資料等)
○「ヴォート生化学」D.Voet 等著
その他
(受講生への要望等)
・基礎化学、化学など基礎をしっかり学習して望んでください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
田宮信雄 訳(東京科学同人)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
基礎栄養学実験
担当者名
原
科目コード
1100044
授業形態
実験
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
研治
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
栄養学に関する最も基本的な実験を行う。器具の取り扱・反応・数値処理(測
定結果の纏め)
・レポート作成を通して技術を身につけると共に実践的思考力を
培う。栄養素や体成分の分析・定量は、栄養学的知識を深めると共に、病院や
施設など実社会においても場合によっては必要な技術であり、しっかりとした
基礎固めをする。
授業の到達目標
1) 実験に当たり基礎知識として pH と緩衝作用を説明と実験で把握する。
2) 酵素反応に対する温度や pH の違いが与える影響を調べ、反応条件の重要性
を理解する。
3) でんぷん・脂質・たんぱく質の消化実験を行い、栄養素の消化及び酵素の意
義を理解する。
4) 生体成分定量キットを利用して、血糖・リン脂質・アルブミンなどの定量を行い、
その意義を理解する。
5) 生体成分の定量法を修得し、後続の実験に対応できる技術(器具取り扱い)を修
得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
全体の実験の概要説明、実験を安全に行うための説明と注意
pH の説明及び各種溶液の pH 測定
緩衝液の説明及び緩衝液の調製
糖の消化(1) 実験内容の説明及び試薬の準備
糖の消化(2) アミラーゼによるでんぷんの加水分解(温度の影響)
糖の消化(3) アミラーゼによるでんぷんの加水分解(pH の影響)
市販キットを用いた血糖の定量
リパーゼ、トリプシンによる加水分解実験の試薬の準備
脂質の消化
リパーゼによる油脂の加水分解
市販キットを用いたコレステロールの定量
市販キットを用いた血中リン脂質の定量
たんぱく質の消化 トリプトシンによるスキムミルク・卵白の加水分解
市販キットを用いた血中アルブミン・グロブリン比の定量
市販キットを用いた尿素窒素と尿酸の定量
分子モデルの作成法の説明及びアミノ酸・ペプチドの分子モデルの作成
授業への取り組み姿勢(20%)、レポート(30%)、期末テスト(50%)を行
い、総合的に判断する。
期末テストを最も重視する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・生化学・基礎栄養学の教科書で関連事項について勉強しておくこと。
使用テキスト
・:配布資料(コピーを毎回配布する)
・資料(実験室に常備)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・各実験終了後、レポートを提出してもらいます。欠席や遅刻は理由なくしな
いように。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
応用栄養学 Ⅰ
担当者名
奥野
科目コード
1100045
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
悦生
講
期
必
選択
必修
修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
応用栄養学は母親の胎内に宿る胎児の時期から始まる。ことに妊娠高血圧症候
群などの異常と栄養次いで新生児期から学童期にかけての諸問題についてこの
「応用栄養学I」で学ぶ。また、栄養アセスメントに対する臨床検査の判読に
ついても学ぶ。
授業の到達目標
・人間にとって栄養の必要性はライフステージにより異なっていることを理解
し、それぞれのライフステージにおける栄養的な特徴を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・「応用栄養学I」は栄養管理から妊娠よりヒトの一生の学童期まで学ぶ。
給食管理や公衆栄養とも関連があるので、これらの授業もしっかりと学んで
おくこと。
使用テキスト
○「健康・栄養科学シリーズ
参考書(参考資料等)
○「応用栄養学 ライフステージからみた人間栄養学
栄養アセスメント(1):生理・生化学的方法
栄養アセスメント(2):臨床検査
ライフサイクル:成長・発達・加齢
妊娠期(1):栄養
妊娠期(2):病態・疾患
授乳期:栄養と病態・疾患
新生児期・乳児期(1):栄養と実態
新生児期・乳児期(2):栄養と疾患
幼児期(1):幼児の発達
幼児期(2):栄養状態の変化
幼児期(3):栄養ケア
学童期(1):成長・発達
学童期(2):栄養アセスメント
学童期(3):疾患
まとめ:試験
授業態度(10%)、定期試験(90%)
応用栄養学[第 5 版]」渡邊令子(南江堂)
第 7 版」
澤 純子、森 基子、玉川和子、伊藤 朗、河野友信、佐古伊康、古谷 博、守田哲朗
(医歯薬出版株式会社)
その他
(受講生への要望等)
・講義の前に教科書等をよく読んでおくこと
教員 e-mail アドレス
[email protected]
著
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
応用栄養学 Ⅱ
担当者名
楠瀬
科目コード
1100046
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
千春
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
ヒトが誕生してから一生を終えるまでには、様々な段階(ライフステージ:妊娠期・授
乳期・新生児期・乳児期・幼児期・学童期・思春期・成人期・閉経期・高齢期)がある。
その各ライフステージは、継続的な変化の一過程であるが、各々のライフステージおい
て共通の特徴を持っている。従って、他のライフステージとは異なる社会的な背景や生
活習慣の特徴および生理的な特徴を理解することが重要であり、それに基づいた養学的
な対応や配慮が必要とされる。これらの知識を背景として、栄養アセスメント(栄養状
態の評価・判定)の基礎的な考え方について理解する。
「応用栄養学Ⅱ」では、「応用栄養学Ⅰ」に基づき、思春期・成人期・閉経期・高齢期
における生理状態の変化について講義を行う。
授業の到達目標
各ライフステージ特有の社会的な背景や生活習慣の特徴および生理的な特徴を理解し、
それに基づいた養学的な対応や配慮ができるようになる。これらの知識を背景として、
栄養アセスメント(栄養状態の評価・判定)の基礎的な考え方についても修得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
オリエンテーション
学童期
思春期
成人期
高齢期
閉経期
応用栄養学の概要、成績評価について
成長・発達
栄養アセスメント 病態・疾患、栄養ケアのあり方
思春期の特性
栄養アセスメント 病態・疾患、栄養ケアのあり方
成人期の特性
栄養アセスメント 病態・疾患、栄養ケアのあり方
高齢期の特性①
栄養アセスメント
病態・疾患、栄養ケアのあり方
閉経期に伴う身体各部の変化
栄養アセスメント
病態・疾患、栄養ケアのあり方
生体リズム
まとめ
・期試験の結果と授業時の小テストに加えて、提出物等を合わせて総合評価する
[評価項目と割合]
小テスト(30%)、定期試験(70%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・応用栄養学は、解剖生理学、生化学、基礎栄養学の知識と特に関連が深く、
その知識の上に成り立っている科目である。予習復習の際には、これらの関
連科目の教科書と照らし合わせて理解を深めること。授業にも上記 3 教科の
教科書を持参することを推奨する。
使用テキスト
○「健康・栄養科学シリーズ 応用栄養学〔第 5 版〕」渡邊令子(南江堂)
○「日本人の食事摂取基準〔2015 年版〕」 菱田明、佐々木敏(第一出版)
参考書(参考資料等)
○「日本食品標準成分表〔2015 年版〕」
その他
(受講生への要望等)
応用栄養学では、講義した内容を基に、管理栄養士として架空の対象者にどの
ようにアプローチするのかを学生同士でシュミレーションすることが多い。知
識の丸暗記でなく、得た知識をどのように管理栄養士として利用していくのか
を常に意識して授業に臨むこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
応用栄養学 Ⅲ
担当者名
楠瀬
科目コード
1100047
授業形態
講義
学
年
4
開
前期
数
2
履修方法
単
位
千春
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
ヒトの一生は、様々な段階(ライフステージ)がある。その各ライフステージは、
継続的な変化の一過程であるが、各々のライフステージおいて共通の特徴を持って
いる。従って、他のライフステージとは異なる社会的な背景や生活習慣の特徴およ
び生理的な特徴を理解することが重要であり、それに基づいた養学的な対応や配慮
が必要とされる。これらの知識を背景として、栄養アセスメント(栄養状態の評価・
判定)の基礎的な考え方についても修得する。
「応用栄養学Ⅲ」では、
「応用栄養学
Ⅰ・Ⅱ」に基づき、さらに社会環境でうけるストレスや宇宙などの特殊環境下にお
ける生理状態の変化についても理解を深める。
授業の到達目標
各ライフステージに特有の社会的な背景や生活習慣の特徴および生理的な特徴を
理解し、この知識を背景として、各ライフステージに適切な栄養アセスメント(栄
養状態の評価・判定)の基礎的な考え方について修得する。
「応用栄養学Ⅲ」では、
各ライフステージの復習と、特殊環境、生体リズム、運動時の栄養について学ぶ。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
オリエンテーション
15.
まとめ
成績評価の方法
ストレスと栄養
環境と栄養
生体リズム
エネルギーと栄養素の必要量
授業の評価について
生体のストレス応答
ストレスと疾患
ストレスと栄養
高温環境①
高温環境②
低温環境①
低圧環境①
低圧環境②
高圧環境②
無重力環境
生体リズムと栄養①
生体リズムと栄養②
適正摂取量の基準
・定期試験の結果と授業時の小テストに加えて、提出物等を合わせて総合評価する。
[評価項目と割合]
小テスト(30%)、定期試験(70%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
「応用栄養学」は、「解剖生理学」、「生化学」、「基礎栄養学」の知識と特に関連が
深く、その知識の上に成り立っている科目である。予習復習の際には、これらの関
連科目の教科書と照らし合わせて理解を深めること。授業にも上記 3 教科の教科書
を持参することを推奨する。
使用テキスト
○「健康・栄養科学シリーズ 応用栄養学〔第 5 版〕」 渡邊令子(南江堂)
参考書(参考資料等)
○「日本人の食事摂取基準〔2015 年版〕」(第一出版)
その他
(受講生への要望等)
・応用栄養学では、講義した内容を基に、管理栄養士として架空の対象者にどのよ
うにアプローチするのかを学生同士でシュミレーションすることが多い。知識の
丸暗記でなく、得た知識をどのように管理栄養士として利用していくのかを常に
意識して授業に臨むこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
応用栄養学実習
担当者名
後藤
科目コード
1100048
授業形態
実習
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
菜穂子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
基礎栄養学・応用栄養学に基づきその連携の中で人の栄養についてライフステ
ージ別に個人を対象として栄養管理を行うことを目的として栄養状態の把握と
評価・判定および食事計画への展開を学び、その技術を習得する。
授業の到達目標
成長期(乳児期、幼児期、学童期)
、青年期、壮年期、学齢期、妊産婦等に分け、
各人の家庭・社会の中で維持増進するための栄養マネージメントに基づいた献
立作成、調理の演習・実習、評価を行う。
授業計画
1.
オリエンテーション--------カリキュラムについて
2.
ライフステージと栄養管理
3.
授乳と離乳 講義及び実習
4.
成長期の栄養管理 ①講義
モデル献立実習
5.
成長期の栄養管理
②実習
6.
成長期の栄養管理
③講義
7.
学校給食の栄養管理
8.
青年期の栄養管理
実習
9.
壮年期の栄養管理
①実習
10.
壮年期の栄養管理
②モデル献立実習
11.
スポーツ栄養の特性と栄養管理
12.
老年期栄養の特性
高齢者の栄養管理
13.
14.
15.
成績評価の方法
1)ライフステージの特性
2)食事摂取基準・食品構成・献立作成・発注・
調理・栄養評価
1)母乳・混合・人工栄養について 特に母乳
の大切さを理解させる。
2) 調乳の実際
3)市販のベビーフード
1)乳児期の栄養
2)離乳期の栄養 お粥重湯の作り方
成長に応じた味付け、かたさ、量
1)幼児期の栄養
2)保育所給食(3~5 歳児の昼食)
3)アレルギー対策
1)学童期の栄養管理(学校給食)
2)糖尿病食事療養のための食品交換表の活用
小学校(低・中・高学年の区分)
・中学生給食
1)青年期の特性
2)貧血予防
3)肥満予防
父親・母親の食事、
脂質異常症予防・骨粗鬆症予防
----生活習慣病予防の現状と栄養管理
(高血圧症予防 減塩食)
老人介護食 咀嚼・嚥下食について
高齢者栄養の特性、健康な老人食・咀嚼・
嚥下困難な人の食事
妊産婦の栄養管理
実習
妊娠期・授乳期の特性・栄養について
行事食
--------------実習、日本の四季
ライフステージまとめ・調理実習室清掃
講義
実習
[評価項目と割合]
授業・実習態度(30%)、レポート(20%)、定期試験(50%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
準備学修①各年代の食事摂取規準を理解する。
②青年期、壮年期の生活習慣病についての学習。
③各年代の献立作成の練習。
事後学修①各年代の特徴(食生活・生活習慣)を理解する。
②献立作成から調理をとうして正しい食事のとり方を栄養指導につなげる。
食物栄養学部 食物栄養学科
使用テキスト
○「ライフステージ実習栄養学 健康づくりのための栄養と食事 第 6 版」
大里進子 他(医歯薬出版)
○「糖尿病食事療法のための食品交換表」(日本糖尿病協会・文光堂)
参考書(参考資料等)
○「栄養食事管理のための施設別献立集」(建帛社)
○「高齢者ソフト食」(厚生科学研究所)
その他
(受講生への要望等)
①保育園・学校給食・壮年期・高齢者の食事については就職先での栄養指導・
献立作成の基本になる。
②実習においては集団給食に向けての取組となる。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育論 Ⅰ
担当者名
林
科目コード
1100049
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
辰美
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
栄養教育は、管理栄養士・栄養士にとって専門性を発揮して行なう業務そのものである。管理栄養士とし
ての使命感、職業観を育み、健康の維持、増進ならびに傷病者の治療を目的とする食生活の指導ができ
るように、栄養教育に必要な基礎的知識と技能について、実際に即して学習する。
また現在必要とされている栄養教育の課題を理解し、栄養教育計画の立案ができることを目的とし、その
実践が栄養教育論実習において展開できるよう連携していく。
授業は、教科書にそってスライド及び当日配付の資料により説明、解説をして進めていく。
授業の到達目標
1.
2.
3.
栄養教育の意義と特性および現在必要とされている栄養教育の課題について理解し、説明できる。
栄養改善活動の歴史と現状について学習し、制度、法規について理解を深める。
わが国の栄養摂取状況を把握し、栄養素等摂取不足、摂取過剰による問題点と解決策を具体的に
説明できる。
4.
5.
6.
7.
栄養教育を実施する上で、栄養評価の重要性を理解し、的確に評価をすることができる。
問題解決のための栄養マネジメントを理解し、栄養教育計画を立案することができる。
問題解決のための情報取集の方法及び適切な学習方法を活用することができる。
栄養教育の評価の方法を理解し、それぞれの評価を行い、目的評価と技術評価ができる。
これらの学習を通して,栄養教育の方法と技術の基本を理解し,管理栄養士として行動できる態度を養う。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
栄養教育の概念 1 管理栄養士・栄養士倫理綱領 2013(第 3 版),栄養教育の目的・目標、管理
栄養士・栄養士の業務内容と法的根拠及び活躍の場
栄養教育の概念 2 栄養教育の対象と機会、ライフステージ・ライフスタイルからみた対象と機会、一次・
二次・三次予防の観点からみた対象と機会、個人・組織・地域社会のレベル別にみた対象と機会
栄養教育の概念 3
発症予防と重症化予防、健康日本 21(第二次)、身体活動新基準 2013
栄養教育の概念 4
栄養指導・栄養教育と歴史的背景、関係法規,栄養教育の国際的動向
健康・食物摂取に影響を及ぼす要因の評価 1
PDCA サイクル
健康・食物摂取に影響を及ぼす要因の評価 2
栄養教育のためのアセスメントと種類と方法
健康・食物摂取に影響を及ぼす要因の評価 3
身体的栄養状態の指標
健康・食物摂取に影響を及ぼす要因の評価 4
栄養状態に影響を及ぼす諸要因
栄養教育マネジメント 1
目標設定 1 学習目標、行動目標,実施目標
栄養教育マネジメント 2
目標設定 2 環境目標、結果(アウトカム)目標
栄養教育マネジメント 3
栄養教育プログラムの作成・実施 1 栄養教育プログラムの作成
栄養教育マネジメント 4
栄養教育プログラムの作成・実施 2 栄養教育のための情報収集、栄養
教育の教材・資料の種類と特徴、活用方法
栄養教育マネジメント 5
栄養教育プログラムの作成・実施 3 コミュニケーション理論
栄養教育マネジメント 6
栄養教育の評価 1
評価の意義、評価の種類と内容
栄養教育マネジメント 7
栄養教育の評価 2
評価の方法
成績評価の方法
①課題は期限を守って提出する。
②講義終了時に当該講義内容の復習問題を解答する。
③学期末に 15 回の講義日以外の日程で試験を実施する。①~③を総合して習熟度を評価する。
定期試験(70%)、レポート(15%)、積極的授業態度(②の評価)(15%)として、成績評価を行う。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前学習:食生活の現状について、情報収集を心がける。
・事後学習:学習内容を整理して記載し、復習を常に行ない、次週の授業に備える。
使用テキスト
○「イラスト栄養教育論・栄養指導論 第 4 版」城田知子 他 (東京教学社)
○「演習栄養教育第 6 版」大里進子 (医歯薬出版)
参考書(参考資料等)
・講義時に、適宜提示する。
その他
(受講生への要望等)
・必要なものは事前に連絡をするので、忘れ物がない状態で授業には臨むこと。
・毎時間、必要な教材・資料として、プリント、冊子などを適宜配付するので、各自ファイリングして活用すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育論 Ⅱ
担当者名
林
科目コード
1100050
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
辰美
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
「栄養教育論Ⅰ」の学習内容をふまえ、ライフステージ・ライフスタイルの栄養の特性に応じた栄養教育の
特徴と留意事項を学習する。その中で、個人または集団の改善計画の立案、栄養教育の実施に必要な
知識を習得し、健康増進、疾病の発症予防、重症化予防、治療に貢献することをめざす。また現在必要と
されている栄養教育の課題を理解し、栄養教育計画の立案ができることを目的とする。その実践が栄養
士・管理栄養士の現場において展開できるよう連携していく。
授業は、教科書にそってスライド及び当日配付の資料により説明、解説をして進めていく。内容によって
は、演習を併用して理解を深める。
授業の到達目標
1.
ライフステージ・ライフスタイルの栄養の特性に応じた栄養教育の特徴と留意事項を理解する。
2.
ライフステージ・ライフスタイルに応じた栄養、食生活の諸問題,課題を述べることができる。
3.
ライフステージ・ライフスタイルに応じた栄養教育のあり方と教育カリキュラムの要点を理解する。
4.
ライフステージ・ライフスタイルに応じた栄養教育を効果的に適用することができる。
5.
さまざまな分野における栄養教育について目指す方向性を述べることができる。
6.
食育推進基本計画の推進と栄養教育について理解を深める。
これらの学習を通して、栄養教育の方法と技術の展開を理解し、管理栄養士として行動できる能力を培
う。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 1
妊娠・授乳期の栄養教育の特徴と留意事項 1
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 2
妊娠・授乳期の栄養教育の特徴と留意事項 2
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 3
妊娠・授乳期の栄養教育の特徴と留意事項 3
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 4
乳幼児期の栄養教育の特徴と留意事項 1
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 5 乳幼児期の栄養教育の特徴と留意事項 2
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 6
学童期・思春期の栄養教育の特徴と留意事項 1
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 7 学童期・思春期の栄養教育の特徴と留意事項 2
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 8
成人期の栄養教育の特徴と留意事項
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 9
高齢期の栄養教育の特徴と留意事項 1
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 10 高齢期の栄養教育の特徴と留意事項 2
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育 11 傷病者の栄養教育の特徴と留意事項、障がい者の栄養
教育の特徴と留意事項
食育推進基本計画の推進と栄養教育 食育推進基本計画の重点課題 栄養教諭制度
各施設における栄養支援の実際 1
市町村・保健福祉センター、高齢者施設,病院
各施設における栄養支援の実際 2
学校、幼稚園、保育所(園)
栄養教育に関連する指針・新基準
栄養教育の実際の場において関連する指針及び新基準
①課題は,期限を守って提出する。
②講義終了時に当該講義内容の復習問題を解答する。学期中に中間テストを行い、経過評価を行う。
③学期末に 15 回の講義日以外の日程で試験を実施する。①~③を総合して習熟度を評価する。
定期試験(65%)、レポート(①)(25%)、積極的授業態度(②の評価)(10%)として、成績評価を行う。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前学習:食生活の現状について、情報収集を心がける。
・事後学習:学習内容を整理して記載し、復習を常に行ない、次週の授業に備える。
使用テキスト
○「イラスト栄養教育論・栄養指導論第 3 版」(東京教学社)
○「演習栄養教育第 6 版」(医歯薬出版)
○「日本人の食事摂取基準 2015 年版」(第一出版) <※3 冊共に 2 年後期に購入予定>
参考書(参考資料等)
・講義時に,適宜提示する。
その他
(受講生への要望等)
・必要なものは事前に連絡をするので、忘れ物がない状態で授業には臨むこと。
・毎時間,必要な教材・資料として、プリント、冊子などを適宜配付するので、各自ファイリングして活用すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育論 Ⅲ
担当者名
林
科目コード
1100051
授業形態
講義
学
年
4
開
前期
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
授業の到達目標
授業計画
辰美
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
生活習慣病をはじめとする多くの疾患の予防、治療のために、現行の食行動を変容させる必要があ
る人を援助し、食行動変容に関する理論と技法を学ぶ。そのために必要な心理、行動科学的理論
を学ぶ。さらに、カウンセリングの理論とその技法を栄養教育へ応用する方法を理解し、栄養士・管
理栄養士の現場において展開できるようにする。
授業は、教科書にそってスライド及び当日配付の資料により説明、解説をして進めていく。内容によ
っては、演習を併用して理解を深める。
1.
食行動変容に関する理論がわかる。
2.
食行動変容の段階と各ステージにおける心理的特徴と援助法がわかる。
3.
食行動変容により生じる心理的問題がわかる。
4.
セルフコントロールの効用と問題点がわかる。
5.
栄養教育の目標設定の意義と方法を理解し、応用ができる。
6.
栄養教育の評価の種類と評価デザインについて理解する。
教科内容は,栄養教育論の国家試験問題の中では、難解の部分であるため、授業では練習問題を
活用して理解を深める修練を行う。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
栄養教育と行動科学
行動科学の定義
行動科学の理論とモデル 1
刺激-反応理論、ヘルスビリーフモデル
行動科学の理論とモデル 2
トランスセオレティカルモデル
行動科学の理論とモデル 3
計画的行動理論
行動科学の理論とモデル 4
社会的認知理論
行動科学の理論とモデル 5
ソーシャルサポート、コミュニティーオーガニゼイション
行動科学の理論とモデル 6
イノベーション普及理論、コミュニケーション理論
栄養カウンセリング 1
行動カウンセリング、行動分析
栄養カウンセリング 2
カウンセリングの基礎的技法,コーチング
行動変容技法と概念 1
刺激統制、反応妨害・拮抗、行動置換、オペラント強化、認知再構成、意思決定バランス
行動変容技法と概念 2
目標宣言、行動契約、セルフモニタリング、自己効力感(セルフ・エフィカシー)
行動変容技法と概念 3 ストレスマネジメント、ソーシャルスキルトレーニング
組織づくり・地域づくりへの展開
セルフヘルプグループ、組織・作り、ネットワークづくり、グループダイナミクス、エンパワメント、ソーシャルキャピタル
栄養教育マネジメントで用いる理論やモデル
食環境づくりとの関連
プリシード・プロシードモデル、ソーシャルマーケティング、生態学的モデル
食物、情報へのアクセスと栄養教育、食環境に関わる組織・集団への栄養教育
成績評価の方法
①課題は,期限を守って提出する。
②講義終了時に当該講義内容の復習問題を解答する。学期中に中間テストを行い、経過評価を行う。
③学期末に 15 回の講義日以外の日程で試験を実施する。①~③を総合して習熟度を評価する。
定期試験(60%)、レポート(①)(25%)、積極的授業態度(②の評価)(15%)として、成績評価を行う。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前学習:食生活の現状について、情報収集を心がける。
・事後学習:学習内容を整理して記載し、復習を常に行ない、次週の授業に備える。
使用テキスト
○「イラスト栄養教育論・栄養指導論第 3 版」 (東京教学社)
○「演習栄養教育第 6 版」 (医歯薬出版)
○「日本人の食事摂取基準 2015 年版」 (第一出版) <※2 年及び 3 年後期に購入予定>
参考書(参考資料等)
・講義時に、適宜提示する。
その他
(受講生への要望等)
・必要なものは事前に連絡をするので、忘れ物がない状態で授業には臨むこと。
・毎時間、必要な教材・資料として、プリント、冊子などを適宜配付するので、各自ファイリングして活
用すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育論実習 Ⅰ
担当者名
林
科目コード
1100052
授業形態
実習
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
授業の概要と方法
辰美 ・ 安倍
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
栄養教育論実習の演習では、「栄養教育論Ⅰ」の学修を踏まえて、栄養教育の対象(学習者)の実態を把
握して,課題を抽出し、それに基づいて計画を立て、教育を実施する、この流れの中で管理栄養士が行
う、栄養教育の計画立案と実施の方法、評価及び改善、すなわち栄養教育の PDCA を体験学習する。
具体的には、学習者個人または集団に対応した情報取集、教材・学習方法・学習形態・メディアなどにつ
いての知識を深め、実際に活かすことができるようスキルを習得するための修練を行う。
授業の到達目標
対象(個人、集団)の健康状態の把握に際して、各種実態調査方法を適用することができる。
栄養評価(分析、データのまとめ、評価)のための情報収集ができる。
個人情報データの入力ができる。
対象(個人、集団)の改善・解決のための栄養教育計画を各々に相応して、結果目標、行動目
標を設定し、立案できる。
5.
対象に相応した栄養教育教材、メディアの企画、制作ができる。
6.
メディアを活用して、栄養教育を実際に行うことができる。
7.
栄養教育の PDCA を事例報告としてまとめることができる。
これらの学習を通して、栄養教育をより効率的に行うための基本を習得し、管理栄養士課程の臨地
実習に繋げる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
栄養教育の基礎知識 1
9.
栄養教育マネジメント 目標設定とセルフモニタリングの実際
学習目標、行動目標、実施目標、環境目標、アウトカム目標
10.
11.
12.
13.
14.
15.
栄養評価 3
1.
2.
3.
4.
栄養教育の基礎知識 2
実態把握の方法 1 栄養・食事調査 生活時間調査
実態把握の方法 2 身体状況調査 体力測定 エネルギー消費量
実態把握の方法 3 特定健康診査の実際 階層化と特定保健指導
医学的検査法
栄養評価1 栄養診断の方法
栄養評価2 栄養評価の方法
情報処理と栄養統計 1
情報処理と栄養統計 2
調査研究のまとめ方
栄養教育法 1
個人,グループを対象とした教育
メディア制作
栄養教育法 2
個人,グループを対象とした教育
メディア制作
栄養教育法 3
メディアを活用した討議,討論
栄養教育法 4
栄養カウンセリング
成績評価の方法
①課題は期限を守って提出する。
②学期末に 15 回の講義日以外の日程で試験を実施する。①②を総合して習熟度を評価する。
定期試験(60%)、レポート(25%)、積極的授業態度(実習時の発表を含む)(15%)として、成績評価を行う。
③レポートを期日までに提出することを単位認定の要件とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前学習:食生活の現状について、情報収集を心がける。
・事後学習:学習内容を整理して記載し、復習を常に行ない、次週の授業に備える。
使用テキスト
○「イラスト栄養教育論・栄養指導論第 3 版」 (東京教学社),
○「演習栄養教育第 6 版」 (医歯薬出版)
○「日本人の食事摂取基準 2015 年版」 (第一出版) <※他の教科で購入予定>
参考書(参考資料等)
・講義時に、適宜提示する。
その他
(受講生への要望等)
・事前にパソコンの持参を指示することがある。忘れ物がないようにして授業には臨むこと。毎回、必要な
教材及び資料として、プリント、冊子などを適宜配付するので、各自ファイリングして活用すること。
教員 e-mail アドレス
[email protected](林) 、 [email protected](安倍)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育論実習 Ⅱ
担当者名
長江
科目コード
1100053
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
紀子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
各ライフステージにおける心身の状況に応じて、抱える課題を理解し、適切な指導
を行うことができる。
栄養教育に関する知識や技能を身につけ、栄養指導を展開する上での基本的な資質
能力を身につけている。
「栄養教育論実習 I」で学習した内容をさらに展開して、栄養業務を実践する上で
必要な知識と技術を学習する。
健康・栄養状態・食行動・食環境に関する情報の収集・分析しさらに総合的にマネジ
メントができるよう行動科学やカウンセリングなどの理論と応用について演習・実
習を活用して学習する。
授業の到達目標
1.
各ライフステージにおける心身の状況に応じて、抱える課題を理解し、適切な
指導を行うことができる。
栄養教育に関する知識や技能を身につけ、栄養指導を展開する上での基本的な
資質能力を身につけている。
2.
授業計画
成績評価の方法
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
教科ガイダンス
栄養教育・指導実習の概要
栄養指導のテクニック 1
個別対象の栄養教育・指導
カウンセリング実習
栄養指導のテクニック 2
集団対象の栄養教育・指導
カウンセリング実習
実態把握の方法と栄養教育の展開 1
ライフステージ別実態把握(栄養・食事・生活調査等)
実態把握の方法と栄養教育の展開 2
ライフステージ別アンケートの作成と問題点の確認
事例の指導・アセスメント 1
疾患別アセスメントの実際と問題点
事例の指導・アセスメント 2
施設における栄養アセスメント(症例検討)
食事摂取基準
食事摂取基準の総論・各論
実態把握の方法と栄養教育の展開 3
疾患別目標設定とセルフモニタリング
実態把握の方法と栄養教育の展開4
栄養指導の実際(各班のテーマ発表とメディアによる媒体作成)
栄養教育の展開 5
対象特性 生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連 まとめ
栄養教育の展開 6
栄養教育におけるカウンセリング(コミュニケーション能力)
栄養教育の展開 7
プレゼンテーション
ロールプレイングによる栄養指導 1
各班によるロールプレイング
ロールプレイングによる栄養指導 2
対象別のロールプレイ
媒体作成
教科のまとめ
・普段の受講態度、実習態度、レポート内容等を加味して評価する。
[評価項目と割合]
、レポート(20%)、定期試験(40%)
授業態度(20%)
その他〔各実習への積極的参加態度〕(20%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各回の講義にて、事後学修等について連絡をします。
使用テキスト
○「演習栄養教育(第 6 版)」大里進子 他編(医歯薬出版)
○「イラスト栄養教育・栄養指導論(第 4 版)
」城田知子他(東京教学社)
参考書(参考資料等)
適宜参考図書を紹介します。
その他
(受講生への要望等)
※各自のパソコンを持参する場合は、インターネット環境が利用できるようにし
て、実習を受講してください。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学 Ⅰ
担当者名
栗山
科目コード
1100054
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
敦治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
管理栄養士
必修
○
○
ヒトは生きるために栄養を摂取する必要がある。ただ単に栄養素を摂取するだけでは健
康を維持することは困難である。ヒトをはじめ動物は食物を摂取し、消化・吸収して必
要なエネルギーと物質を生産し、生命活動に利用している。また、代謝分解した不要な
ものは排泄処理し、生命を維持している。健康を維持するためには、どのような食物を
摂取して、どのように生命活動に利用したら良いかを考える必要がある。
臨床面から栄養の摂取と量との組合せを考え、疾患を予防し、健康で長生きすることが
大切である。
栄養面から疾患の正しい知識と病態を理解する必要がある。各疾患の病態を、分かりや
すく興味深く講義をする。
授業の到達目標
①臨床栄養の概念
②疾病の予防
③栄養障害がもたらす疾病
④栄養過多がもたらす疾病
⑤ヒトの体は飢餓モードに設定され飢餓に耐えるように作られている。
⑥疾患からみた臨床栄養の必要性
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
栄養士
必修
逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍と栄養
胃癌、下痢・便秘、過敏性腸症候群、小腸の構造・機能、大腸癌と栄養
潰瘍性大腸炎、クローン病と栄養
急性ウイルス性肝炎、慢性肝炎と栄養
肝硬変症、肝癌、脂肪肝と栄養
胆石症・胆嚢炎、膵炎、膵癌と栄養
肥満、るいそう、高脂血症と栄養
糖尿病と栄養
痛風、甲状腺機能障害と栄養
メタボリックシンドローム、動脈硬化、高血圧症
虚血性心臓病と栄養
心不全、脳卒中と栄養
上気道炎・肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患と栄養
腎臓の構造と病態、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群と栄養
腎不全、人口透析・腎不全
[評価項目と割合]
授業態度(5%)、小テスト(10%)、定期試験(80%)
定期試験時に担当教員の授業評価の感想など(5%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・15 回の講義には、疾病を学ぶのに必要な病態生理のプリント(約 20 ページ)を配布して講義
を理解しやすくしている。講義後には試験問題を配布して、次週の講義時に解答して提出する
ようにしている。
使用テキスト
使用しない
・資料等を配布予定
参考書(参考資料等)
1) 中屋 豊:栄養学の基本としくみ、秀和システム、2012.
2) 麻美 直美ほか:好きになる栄養学、講談社、2012.
3) 日本栄養臨床学会監修:臨床栄養学、南山堂、2001.
その他
(受講生への要望等)
・疾患を理解するには、各臓器の解剖とその病態生理を十分理解することが必須である。
出来るだけ図を使用し、理解しやすいように講義を組み立てている。
・15 項目あるがその項目ごとに試験問題を課す。1 週間後に提出すること。
試験は、①過去の国家試験問題、②疾患のひらがなでの説明文を漢字に直す問題、③すべて間
違っている文章を訂正する問題などである。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学 Ⅱ
担当者名
奥野
科目コード
1100055
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
悦生
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
ここでは「臨床栄養学Ⅰ」に引き続き、各種疾患の理解、さらに予防や治療に
必要な栄養学的知識を習得する。腎疾患ではその病態をよく理解し、栄養学的
にいかに対処するかは大切な問題である。その他、体液の調節、血液とその疾
患アレルギーについて学ぶ。
授業の到達目標
・各種疾患の病態生理を理解し、予防から治療について理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各種の疾患や病態は、生化学・生理学と密接な関係があるのでこれらの科目
と照らし合わせて理解するように。
使用テキスト
○「新しい臨床栄養学」 後藤昌義、瀧下修一(南江堂)
参考書(参考資料等)
○「臨床栄養学(第 5 版)」(医歯薬出版)
その他
(受講生への要望等)
・学外実習等で様々な患者さん達に出会うことがあると思うのでそれまで学ん
だことと照らし合わせてほしい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
腎疾患の栄養(1):腎臓の病態栄養
腎疾患の栄養(2):腎疾患
腎疾患の栄養(3):人工透析と腎臓食
体液とその異常(1):体液とその内外交流
体液とその異常(2):浮腫と脱水、電解質異常
体液とその異常(3):酸・塩基平衡とその異常
血液疾患と栄養(1):血液の機能とその異常
血液疾患と栄養(2):貧血・その病態と生理
免疫とアレルギー(1):免疫の役割とそれに関わる細胞
免疫とアレルギー(2):食物アレルギー
発熱と熱性疾患(1):体温と発熱
発熱と熱性疾患(2):急性熱性疾患
臨床検査:検査データの判読
栄養法:食事療法・経管栄養、経静脈栄養
まとめ
授業態度(10 %)、定期試験(90 %)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学 Ⅲ
担当者名
中野
科目コード
1100056
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
敬子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
臨床の場において、各個人に対応した栄養管理を行うために、栄養スクリーニ
ング・栄養アセスメント・栄養ケアプランの作成・実施・モニタリングと評価、
薬と栄養・食事の相互作用、栄養ケアの記録法などの知識と技術を養う。
また、疾患別の生理的特徴や栄養代謝の異常を理解し、適切な栄養管理が行え
るよう知識を養う。
授業の到達目標
傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいた、適切な栄養管理を行うための能力
を修得する。栄養ケアシステムにおける栄養スクリーニング、栄養アセスメン
ト、栄養ケアプランの作成(食事療法及び栄養補給方法、栄養教育)、実施、モ
ニタリングと再評価について理解する。栄養ケアの記録方法についての技術を
修得する。
授業計画
1.
2.
オリエンテーション・臨床栄養学の概念:意義と目的、医療・介護制度の基本
3.
傷病者・要介護者のアセスメント①
:意義と目的、栄養スクリーニングと栄養アセスメント、モニタリング、再評価
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
傷病者・要介護者のアセスメント②:身体計測、臨床検査、栄養・食事調査
傷病者・要介護者のアセスメント③:栄養必要量の算出
13.
14.
15.
臨床栄養学の概念:医療と臨床栄養
栄養ケアの計画と実施:目標設定と計画書作成(栄養補給法、栄養・食事療法)
傷病者・要介護者への栄養教育
疾患別栄養教育①:糖尿病患者の栄養教育
疾患別栄養教育②:腎臓病患者の栄養教育
疾患別栄養教育③:肝臓病、膵臓病、胆疾患患者の栄養教育
疾患別栄養教育④:術前・術後、腸疾患患者の栄養教育
疾患別栄養教育⑤:血液疾患患者の栄養教育
高齢期の栄養管理:高齢者の栄養特性と低栄養予防
薬と栄養・食事の相互作用:栄養・食事が医薬品に及ぼす影響
栄養ケアの記録:POS の活用、栄養管理計画書の作成
まとめ
成績評価の方法
・授業態度、小テスト、レポート、定期試験等を総合的に評価する
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・疾患別栄養・食事療法や栄養補給法については、人体の構造と機能及び成り
立ち、応用栄養学とも関連づけた知識が必要です。また、疾患と臨床検査値
との関係を理解しておくことも大切です。
使用テキスト
○「サクセス管理栄養士講座 臨床栄養学Ⅰ 総論」
外山健二、川島由紀子(第一出版)
参考書(参考資料等)
○「臨床栄養学実習書」 玉川和子、羽口章子、木戸詔子 編著(医歯薬出版)
○「糖尿病食事療法のための食品交換表」日本糖尿病学会 (文光堂)
○「腎臓病食品交換表」 黒川清、中尾俊之(医歯薬出版)
その他
(受講生への要望等)
・臨床栄養学の意義や目的を理解することは、臨床の場における栄養ケア・マ
ネジメントの方法に繋げることができます。臨地実習に応用できる力をつけ
ましょう。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食物とアレルギー
担当者名
奥野
科目コード
1100057
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
悦生
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
近年、アレルギー疾患が急増している。国民の 1/3 は何らかのアレルギーを有
していると言われるほど、アレルギー疾患は国民病的な様相をていしている。
中でも食物アレルギーの占める割合は多く、乳児から成人まで各年代にわたっ
ている。しかも各年代により原因となる食物アレルゲンが異なっているので厄
介である。ここでは食物アレルギーに関する基礎知識を習得し、食物アレルギ
ーの症状、診断、予防、食物除去療法などについて学習する。
授業の到達目標
・アレルギーにはⅠ型からⅣ型まであり、それぞれの発症機序について理解し、
食物アレルギーと免疫学的機序に関して理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
アレルギー(1):免疫の生理
アレルギー(2):アレルギーの分類と生理
アレルギー(3):アレルギー疾患とその生理
食物アレルギー(1):食物アレルゲンとその生理
食物アレルギー(2):病気と症状
食物アレルギー(3):診断の進め方
食物アレルギー(4):食物除去とその解除の実際
食物アレルギー(5):食物アレルギーの疫学
食物アレルギー(6):即時型食物アレルギー
食物アレルギー(7):遅発性食物アレルギー(アトピー性皮膚炎)
食物(1):妊娠中、授乳中の母親の食物
食物(2):栄養と食物アレルギー
アレルギーへの対応(1):集団給食とアレルギー児の生活指導
アレルギーへの対応(2):主なアレルゲン含有食物と対策
まとめ
授業態度(10 %)、定期試験(90 %)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・アレルギーとは免疫の異常のことであり、それゆえに免疫の基礎知識を身に
つけておいてもらいたい。
使用テキスト
○「知って安心!食物アレルギー―診療室からのメッセージ―」
佐守 友仁(診断と治療社)
参考書(参考資料等)
○最新「食物アレルギー」中村晋・飯倉洋治編著(永井書店)
その他
(受講生への要望等)
・ニュース等で毎年、新聞・テレビで花粉症など報じられているが、食物アレ
ルギーと同じⅠ型であると理解してもらいたい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学実習 Ⅰ
担当者名
中野
科目コード
1100058
授業形態
実習
学
年
3
開
前期
数
1
履修方法
単
位
敬子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
傷病者の病態や栄養状態の特徴を把握し、疾患・病態別にそれぞれの個人に対
応する栄養ケアマネジメントを行うための技術を修得することを目的とする。
臨床の場における疾患別献立作成(各治療食への展開)、調理技術を修得し、供
食としてその症例を理解する。また、各疾患別に食事計画を作成し、食事療法
の基本に添った栄養管理の実施方法を学習する。
授業の到達目標
・傷病者の病態や栄養状態に基づて栄養ケアマネジメントができる実践能力を養う。
・病院食の疾患別分類と成分別分類の栄養管理(献立作成、実習、評価)を行い、各種
疾患の食事について理解し、実践力に繋げることを目標とする。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
オリエンテーション・臨床栄養学実習の基礎
:意義と目的、疾患と栄養、医療と臨床栄養学
栄養補給法
:経口栄養法、経腸栄養法、経静脈栄養法
栄養食事療法
:一般食、特別食、栄養成分別管理
栄養成分別管理(1)エネルギーコントロール食について
:糖尿病、肝臓病、心臓病、高血圧など
エネルギーコントロール食①:糖尿病の栄養管理(献立作成・実習・評価)
エネルギーコントロール食②:肝臓病の栄養管理(献立作成・実習・評価)
栄養成分別管理(2)たんぱく質コントロール食について:腎臓疾患など
栄養成分別管理(3)脂質コントロール食について:脂質異常症、膵臓病など
エネルギーコントロール食③:心臓病、高血圧の栄養管理(献立作成・実習・評価)
その他の栄養管理:栄養成分別分類にに該当しない疾患の栄養管理
たんぱく質コントロール食①:急性腎炎の栄養管理(献立作成・実習・評価)
たんぱく質コントロール食②:慢性腎不全の栄養管理(献立作成・実習・評価)
脂質コントロール食:脂質異常症の栄養管理(献立作成・実習・評価)
バイキング
:糖尿病バイキング
まとめ
成績評価の方法
・授業態度、レポート、定期試験等、総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・「臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ」の学習内容(各種疾患の特徴・治療・予防)を理解してお
くことが必要です。また、調理の技術や給食管理の知識も必要です。
使用テキスト
○「臨床栄養学実習書」玉川和子、羽口章子、木戸詔子 編著(医歯薬出版)
○「糖尿病食事療法のための食品交換表」日本糖尿病学会(文光堂)
○「腎臓病食品交換表」 黒川清、中尾俊之(医歯薬出版)
○「サクセス管理栄養士講座 臨床栄養学Ⅱ 疾患別・病態別」(第一出版)
参考書(参考資料等)
○「栄養食事療法必携」中村丁次 編著(医歯薬出版)
その他
(受講生への要望等)
・体の構成成分、代謝機能について理解を深め、食品との関係を学び、実際の
食事と結び付けて考えられるようにしましょう。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学実習 Ⅱ
担当者名
大久保
科目コード
1100059
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
孔平
講
期
必
修
○
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
講義→スライド→実習と進め、実習中により詳しく(実習を行うと教科書には
ない結果が出てくるため)知識を深める。
授業の到達目標
・管理栄養士の国家試験合格を目指し、過去の国家試験を見直し、内容を把握
し、学生自身のものと出来るよう授業する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
臨床検査総論
尿一般検査
血液検査
微生物検査
寄生虫
―臨床検査とは…基準値・検査の見方
―尿検査講義実習①尿試験紙法②尿沈渣
―血液講義・実習①血液型検査②血液塗材標本・染色判定
―病原微生物・発酵微生物講義①微生物スライド染色判定
―食品中の寄生虫、スライド
中野担当講義
成績評価の方法
・実習レポート及び定期試験で評価
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・疾病の成り立ちや、臨床データ解析の技術を修得し、検査値に基づいた栄養
管理ができるよう症例検討を行う。
使用テキスト
・各回の講義にてプリントを配布します。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
特になし
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨床栄養学実習 Ⅱ
担当者名
中野
科目コード
1100059
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
敬子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
「臨床栄養学実習Ⅰ」に引き続き栄養食事療法の基礎的技術とともに、個々の症例に対
応した栄養管理を行うために、臨床検査値についての知識を習得し、適切な食事計画の
作成能力を養う。なお臨床所見から病態を的確に把握し栄養管理に生かせる知識と技術
ついて演習をとおして修得し、チーム医療に参画できる能力を養う。(症例をもとに疾
患の成因、栄養アセスメント、栄養補給、栄養教育についてグループで発表を行う)。
授業の到達目標
・傷病者の病態や検査値に基づいた栄養管理や栄養教育、退院時の栄養指導等ができる
よう実践的な能力を養うことを目標とする。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
大久保担当講義
オリエンテーション、症例に基づく栄養管理
:糖尿病性腎症、脂肪肝、動脈硬化症
8.
糖尿病性腎症食品交換表 、栄養食事指導案作成
:糖尿病性腎症食品交換表の活用、症例に基づく栄養食事指導案の作成
展開食
:一般食より成分別コントロール食への展開
高齢者の栄養管理①
:咀嚼・嚥下食(五段階食)
9.
高齢者の栄養管理②
10.
栄養ケアプランの作成 :①栄養スクリーニング ②栄養アセスメント
③栄養ケアプラン ④モニタリング ⑤評価
11.
栄養ケアの記録
12.
疾患別栄養ケア・マネジメント
13.
疾患別栄養食事療法① :脂肪肝の栄養管理(献立作成・実習・評価)
14.
疾患別栄養食事療法② :動脈硬化症の栄養管理(献立作成・実習・評価)
15.
まとめ
7.
:五段階食調理実習
:症例に基づく栄養指導記録演習
(SOAP)
:グループ研究・発表
成績評価の方法
・1~5:6~15 の比率は(33%)
:
(67%)とするが、定期試験等総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・疾病の成り立ちや、臨床データ解析の技術を修得し、検査値に基づいた栄養管理
ができるよう症例検討を行う。
使用テキスト
○「臨床栄養学実習書」 玉川和子・羽口章子・木戸詔子 編著(医歯薬出版)
○「栄養食事療法必携」 中村丁次 編著 (医歯薬出版)
○「糖尿病性腎症食品交換表」日本糖尿病学会(文光堂)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・症例についてパワーポイントを使用し、グループ発表を行います。解りやす
い資料作成の技術も必要となります。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
公衆栄養学 Ⅰ
担当者名
大村
科目コード
1100060
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
美智子
講
期
必
修
選択
必修
選
○
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
公衆栄養学は、人間集団を観測対象とし、食べ物を主な要素とする栄養学であ
る。ヒトの健康問題がどの因子に基づくものであるのか、その問題解決のため
にはどのようにすべきかを解明して、疾病予防・健康増進を図るものである。
日本人がかかえている疾病の多くは、栄養素の不適切な摂取が原因で起こる生
活習慣病の乱れによるものが多いことから、取り巻く環境・社会・経済・文化
的要因に関する情報を収集し・分析し、総合的に評価・判定する能力を養成す
る。また、地域公衆栄養活動を展開するうえでの理論と実際についても考察す
る。
授業の到達目標
・公衆栄養学を理解した上で、実践していけるようにする。そのために、管理
栄養士としての必要な基礎知識を身に付け、応用できるようにする。
・公衆栄養学には基礎となる法の理解が必要となる。
・法に基づいた公衆栄養学について説明ができるようにする。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業中に数回小テストを行う。
・期末テストを行い総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・授業中に次の授業に行う予習、復習を提示し、家庭学習をしてくるようにする。
使用テキスト
○「健康・栄養科学シリーズ 公衆栄養学」
田中平三、伊達ちぐさ、徳留信寛(南江堂)
参考書(参考資料等)
・厚生労働省のホームページからのプリントアウト
その他
(受講生への要望等)
・市民センターなど地域で行われている公衆栄養活動に、ボランティアで積極
的に参画してほしい。机上で学んでいることが実践できた時の達成感を味わ
ってほしい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
公衆栄養学の概念
ヘルスプロモーションの考え方
公衆栄養活動
公衆栄養活動の歴史
健康・栄養問題の現状と課題 社会環境と食事の変化に伴う健康状態の問題
わが国の栄養政策
地域保健法
わが国の栄養政策
健康増進法
食育基本法・食育推進基本計画 法の理解と活用法
管理栄養士・栄養士養成制度、栄養士法
国民健康・栄養調査
調査の目的・沿革・内容・方法・結果
公衆栄養活動実施に関する指針 食生活指針・学会ガイドライン
健康増進基本方針と地方計画
「健康日本 21」計画と第 2 次の推進
公衆栄養マネジメント
概念とプロセス PDCA サイクル
公衆栄養プログラム
公衆栄養プログラムの実施と評価
公衆栄養プログラム
地域集団の特性別プログラムの展開
公衆栄養プログラム
健康・食生活の危機管理と食支援
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
公衆栄養学 Ⅱ
担当者名
原口
科目コード
1100061
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
明子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
公衆衛生学の主目的は集団の健康の維持・増進と疾病の予防を図るものであり、
地域保健・地域医療の概念のもとに実践活動を伴う。現在の公衆衛生活動の内
容は、簡単にいえば「集団の中での疾病。若年死亡および疾病がもたらす不快
感や障害を減らすこと」である。疾病の発生要因の 1 つに栄養が関与しており
関与の程度が大きい時には、公衆衛生活動は公衆栄養活動になる。
公衆栄養学は栄養改善を通して公衆衛生の向上をはかる実践科学であり疾病・
健康モニタリングから栄養政策までを包含する幅広い学問である。
授業の到達目標
公衆栄養学は栄養改善を通して公衆衛生の向上を図る実践科学である。疾病・
健康モニタリングから栄養政策までを包含する幅広い学問である。保健統計の
動向、疫学の基本知識、栄養政策、栄養疫学、栄養プログラムの計画・実施を
理解し健康政策の全体像を理解する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
公衆栄養学の概念
健康・栄養問題の現状と課題
栄養政策
諸外国の健康・栄養政策
栄養疫学の概念
栄養疫学方法
栄養疫学のための食事調査法
食事摂取量の評価方法
総エネルギー調整栄養摂取量
公衆栄養マネジメント
公衆栄養プログラムの展開
地域集団の特性別プログラム
成人の公衆栄養プログラム(特定健康診査・特定保健指導)
高齢者の公衆栄養プログラム(介護予防・介護支援・認知症支援)
まとめ
レポート(20%)、小テスト(20%)、定期試験(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・課題は期限を守って提出する。
・授業の終わりにミニテストを行い理解できたかの確認をする。
・配布したプリントは、整理してファイリングする。
使用テキスト
○「健康・栄養科学シリーズ 公衆栄養学〔改定 5 版〕」古野純典 他(南江堂)
○「日本人の食事摂取基準・2015 年版」菱田明、佐々木敏(第一出版)
参考書(参考資料等)
○「わかりやすい EBN と栄養疫学」 佐々木敏(同文書院)
その他
(受講生への要望等)
・公衆栄養学で学んだことが実践の場で使用できるように、日頃から疑問を持
った時、自分で調べる習慣を身に着ける。特に、疫学、栄養疫学などは、自
己学習が必要になる。簡単な統計について勉強しておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
公衆栄養学実習(学内)
担当者名
原口
科目コード
1100062
授業形態
実習
学
年
3
開
前期
数
1
履修方法
単
位
明子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
○
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
保健所、保健センターでの実習が円滑にいくために、保健所、保健センターの
役割、行政栄養士の役割を学ぶと同時に、地域の健康問題や食生活の把握を行
うための手段や方法、および栄養関連情報の収集と情報処理、管理を行うため
の知識と技術を修得する。
授業の到達目標
1.
2.
3.
保健所、保健センターの役割を理解する。
地域診断をするための、保健統計を理解する。
公衆栄養活動の健康問題、栄養問題をアセスメントし問題解決の提案があでき
るようになる。
ライフスタイル別の健康、栄養問題を理解し、解決策が提案できるようになる。
4.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
オリエンテーション:公衆栄養学実習の考え方と目的について
公衆栄養学の情報の検索方法、我が国の公衆栄養問題
栄養状態の判定と評価
食事調査の種類と具体的な方法
国民健康・栄養調査
公衆栄養施策と食品表示制度
地域診断の進め方
地域診断・根拠に基づく健康施策の進め方
健康栄養調査の集計と解析
公衆栄養プログラムの実際
公衆栄養プログラム実際
母子保健事業の実際・栄養指導・媒体作成
高齢者の健康問題・施策・対策を考える
臨地実習地の健康・栄養問題を考える
栄養指導媒体作成・発表 まとめ
指導用媒体作成の取り組みと作品等(20%)、レポート(20%)、
定期試験(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・地域診断に保健統計が必要になりますので、統計学の初歩的な所を勉強する。
・実習中はいろいろな人とのコミュニケーションが必要になりますので、日頃
からコミュニケーションが取れるように、心がける。
・
「臨地実習Ⅱ」は、調理、応用栄養学、応用栄養学実習、栄養教育論、栄養教
育論実習等の知識が必要になりますので、関連のある項目の予習復習の際に
はこれらの関連科目の教科書と照らし合わせて理解を深めること。
使用テキスト
○「公衆栄養学実習〔第 3 版〕」上田伸男(化学同人)
○「健康・栄養科学シリーズ 公衆栄養学〔第 5 版〕」古野純典他(南江堂)
参考書(参考資料等)
・講義時に適宜提示する。プリント配布する。
その他
(受講生への要望等)
・レポート提出については、時間厳守。
・配布したプリントは、各自ファイリングすること。
・日頃から、新聞などで地域の状況の変化を学習しておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
給食管理
担当者名
後藤
科目コード
1100063
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
菜穂子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
○
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
給食管理は、特定多数人を対象に、継続的に供食する給食施設での栄養管理の在り方を
学ぶ教科である。給食施設での栄養管理の在り方は喫食者の健康維持・増進・疾病予防・
治療などに直接影響を与えるため、社会的責任が極めて大きいことを自覚させ、また適
正な栄養管理・運営ができる姿勢と責任を育成する。
各施設の目的に沿った供食の実施のため給与栄養量の算出、食品構成、献立立案とその
評価、食材の管理、衛生・安全対策、大量調理・配膳などの基礎知識・技術を修得させ、
さらに管理栄養士として経営管理についての基礎知識と認識を深めさせることを目標
とする。
授業の到達目標
特定給食施設の目的にそった供食の実施のため、給与栄養目標量の算出、食品構成、献
立立案とその評価、食材の管理、衛生管理、大量調理、配膳等の基礎知識・技術を習得
させ、さらに管理栄養士として栄養管理のみならず、経営管理について基礎知識の認識
を深めていく。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
給食管理のガイダンス・各種給食の運営上の特徴
特定給食施設の栄養管理に関する法令・意義・目的・
特定給食の概念・・・・・・・・・・・
歴史・栄養士と管理栄養士の役割
各種給食の運営上の特徴・・・
事業所・学校・病院・社会福祉施設
特定給食に関する法令・・・・・
各種法令、行政指導、配置規定
経営管理・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.
人事・労務管理・・・・・・・・・・・・
7.
8.
9.
10.
11.
原価管理と原価計算・・・・・・・
給食の運営管理、給食運営の委託化
人事・労務管理の内容、給食施設における人事、労務
管理
原価管理の意義、目的、原価計算の実際
給食の運営・・・・・・・・・・・・・・・
給食業務の流れ
栄養管理・・・・・・・・・・・・・・・・・
給食の給与栄養目標と栄養教育
食事計画と献立・・・・・・・・・・・
食事計画とは、献立作成に必要な知識と技術
食材管理・・・・・・・・・・・・・・・・・
12.
作業管理・・・・・・・・・・・・・・・・・
13.
衛生・安全管理・・・・・・・・・・・
14.
施設と設備・評価・・・・・・・・・・・
食材管理の業務、購入計画
調理作業の管理、大量調理の品質管理、新調理システ
ム
大量調理施設衛生管理マニュアル、安全管理の実際
調理室内の機械・器具・評価活動の実際、
調理室レイアウト
15.
ま
と
め
成績評価の方法
[評価項目と割合] 授業態度(10%)
、小テスト(20%)
、定期試験(70 %)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
【準備学修】①特定給食施設について
②特定給食施設での食事の提供について
③大量調理についての理解④特定給食施設の栄養管理について
【事後学修】①栄養士・管理栄養士の仕事及び必置規定
②健康増進法につて
③衛生管理について
④大量調理での生産工程について理解する
使用テキスト
○「給食管理」鈴木久乃、太田和枝,、冨田教代 他 (第一出版)
参考書(参考資料等)
・「給食経営管理論」他社出版会社の教科書、参考書を参考にする
その他
(受講生への要望等)
①「キャリアガイダンス」において学校給食、老人福祉施説、病院等の先輩管理栄養士を迎
え講演を聴く機会があるので、講演の中で給食に関する内容が含まれているので聞き逃さ
ないこと。
②管理栄養士の仕事内容について理解する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
給食経営管理論
担当者名
隅川
科目コード
1100064
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
喜子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
給食施設では対象者の健康の保持・増進、疾病の予防、治療を目的として対象者の特性
に応じた栄養計画、食事計画に基づいた食事の提供を行う。給食運営や、食品の開発状
況、給食にかかわる組織や経費などを総合的に学習し、栄養面、経済面全般のマネジメ
ントを行う能力を養う。マーケティングの原理や応用を理解し、組織などのマネジメン
トの基本的な考え方や方法を習得する。
授業の到達目標
「栄養・食事管理」と「経営管理」を大きな柱とし、「栄養・食事管理」では計画・生
産(調理)・サービスを行うための知識と技能の習得を、経営管理では栄養、食事サー
ビスを効率的かつ安全に運営するためのシステム構築。そのマネジメントを行うための
経営、品質管理、会計、原価管理、事故災害などの理論・手法を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
給食経営管理論のガイダンス
4.
給食経営管理の理念------栄養・食事管理の概要、経営管理の概要、給食の資源、給食運営業務
の外部委託
5.
6.
給食とマーケティング----給食とマーケティングの活用
7.
9.
栄養・食事管理-------栄養・食事のアセスメント、利用者の身体の状況、利用者の嗜好・満足度
調査
栄養・食事の計画-------給与エネルギー量と給与栄養素量の計画、献立作成基準、個別対応の方
法、栄養教育教材としての給食の役割
給食の品質---------------栄養・食事管理と総合品質、調理工程と調理作業の標準化品質改善と
PDCA サイクル
10.
給食の生産--------------給食の原価、給食と食材,購買方針と検収、食材の保管
11.
生産(調理)と提供------給食のオペレーシション(生産とサービス)
生産計画(調理工程、作業工程)
大量調理の調理特性施設・設備能力と生産性、廃棄物処理
12.
給食の安全・衛生--------給食と食中毒・感染症、危機管理対策
13.
事故・災害対策----------事故の種類、事故の状況把握と対応、災害時対応の組織と訓練
災害時のための貯蔵と献立
14.
15.
給食の施設・設備-------調理施設、設備設計作業区域と作業動線、施設設備のレイアウト
給食の概念-------「栄養・食事管理」「経営管理」の関係、給食システムの概念
健康増進法における特定給食施設の位置づけ----給食施設と関連法規
給食経営と組織----------組織の構築、リーダーシップとマネジメント
8.
成績評価の方法
給食の定義
給食の人事・事務-------給食業務従事者の教育・訓練
まとめ
[評価項目と割合]
授業態度(10%)、小テスト(15%)、レポート(15%)、定期試験(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
準備学修①各施設の栄養管理について
②各施設の運営状況を調べ理解する。
事後学修①給食の生産管理を理解する
②給食の経営について
③人事配置
④災害発生時対応について
⑤国家試験対策について
使用テキスト
○「サクセス管理栄養士講座
参考書(参考資料等)
○「管理栄養士国家試験集」
・各出版社の給食経営管理論の教科書および参考書
その他
(受講生への要望等)
・「臨地実習Ⅲ」において各施設の概要を参考にさせ授業を進めていく。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
給食経営管理論」
韓順子、大中佳子(第一出版)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
給食管理実習
担当者名
後藤
科目コード
1100065
授業形態
実習
学
年
3
開
前期
数
1
履修方法
単
位
菜穂子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
授業の概要と方法
学内の給食施設を利用して 1・2 年生の在学生を対象に食事の提供を行う実習である。献
立作成から発注業務・在庫管理・作業管理・安全・衛生管理・施設・設備管理・計画から実
施・評価までの一連の業務を学生自身が行うため、学生一人ひとりが組織の一員として責任
ある行動が要求される授業である。
短大および大学が共同使用している給食施設を利用。
授業の到達目標
献立・食材・発注・保管・作業・施設設備管理、安全衛生対策及び大量調理の基本的知識を
身につけ、給食対象者に適切で美味しい食事の提供、学生自ら運営することで給食経営管理
者としての技術を習得していく。
授業計画
1.
オリエンテーション
2.
事前教育(講義)
3.
事前教育(講義)
演習(講義) 事業所給食・老人福祉施設の給与栄養目標量決定
食品構成・献立作成・発注
調理作業計画
給食管理室内の機器説明、 清掃
B グループ:栄養計画、作業計画
モデル献立実習
A グループ:調理作業
4.
5.
成績評価の方法
(1)実習の目的・心得
(2)栄養教育と献立、各学生 2 提出献立より実習献立決定
(3)衛生管理(HACCP 概念に基づいて)調理施設の実際(ビデオ放映)
(4)大量調理の方法(大量調理機器の名称、使用方法)
(5)調理作業計画
(6)1~2 年生食券配布について
(7)事務処理(コンピュータ処理について)
(8)(6)の栄養計画、調理作業計画
栄養指導媒体作成
6.
モデル献立実習
B グループ:調理作業
7.
和食
A グループ実習
調理作業
8.
和食 B グループ
9.
洋食 A グループ
10.
洋食 B グループ
11.
中華 A グループ
12.
中華 B グループ
13.
14.
15.
事業所給食(実習)
A, B グループ 120 食調理
1,納品・検収・分配
2,格納(1,2 は前日準備)
3,下処理(廃棄量の確認)
4,冷菜調理
5,加熱調理
6,保管
7,出来上がり量の計量
8,供食(盛付・配膳)
9,残菜計量
10,食器洗浄・清掃
11,評価
A グループ:栄養計画、作業計画
栄養指導媒体作成
栄養管理・作業計画
事前
1,発注計画:食数、購入、伝票チェック
2,作業計画:調理・配食作業工程
3,検査・調査:水質検査、嗜好調査
事後
1,伝票整理:納品書、出庫伝票、日計表
栄養出納票、原価計算
2,実摂取量計算
3,調査:適温調査,大腸菌残留テスト
4,食器洗浄・清掃
5,評価:検食簿,日誌,アンケート
高齢者給食(実習)
演習・まとめ・清掃
[評価項目と割合]
実習態度(30%)、レポート(20%)、定期試験(50%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
準備学修①調理技術の向上に努めること。
②調理機器の使用手順を覚える③衛生管理の徹底に心掛ける
事後学修①少量調理と大量調理の違いを理解②旬の食材及び食材の価格を知る
使用テキスト
○「三訂 給食運営管理実習―学内編」殿塚婦美子、三好恵子 編著(建帛社)
参考書(参考資料等)
○「調理のためのベーシックデータ増補版」(女子栄養大学出版部)
○「メニューコーディネートのための食材別料理集」 宮沢節子 他(同文社)
その他
(受講生への要望等)
①家族や自分の食事作りは積極的に行うこと
②行事食や郷土食について調査すること
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食健康センター活動(演習)
担当者名
大澤 得二
科目コード
1100066
授業形態
演習
学
年
4
開
後期
数
1
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
管理栄養士は人々の健康を守り、人々を支える食に関わる専門職である。食と
健康について深く考え、実践できることが不可欠である。
「食健康センター活動」
は管理栄養士として社会に出る直前の学生に対しての、本学の教育理念である
「栄養福祉」の実現を目指す授業である。管理栄養士として食と健康の意義を
考え、実践活動をしていく力をつけることを目的としている。本演習では本学
の専門の教職員の連携のもとに、食と健康をテーマとして、各教職員の専門と
する分野の様々な知見について学習し、考察し、食と健康について理解してい
く。
授業の到達目標
それぞれの教職員の専門分野における、食と健康についての課題を学ぶ。また、
それらの課題について現状の問題点を考察し、解決法を考える。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・課題などを与え評価する。
評価項目と割合:学習態度(20%)、小テスト・レポート(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各自、毎回の内容についての予備知識を得てから受講すること。授業後はレ
ポート等、課題に取り組むこと。
使用テキスト
・試料を配布する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・専門分野における現在のトピックスを講義することになるので、受講者は各
自でその分野について広く調べる等、興味を深めていただきたい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション、健康とコラーゲン
食と環境
運動と水分摂取
疾患と栄養素
高齢者と栄養
健康とバイオ技術
健康寿命延伸のための栄養アセスメント
食べ物とクスリを対比して -高血圧の予防・治療-
食品衛生の基礎
食と健康
急性期病院における管理栄養士の役割
食品と薬の相互作用
食べやすい食事と調理
次世代を担うこどもへの食育
牛乳と健康
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨地実習指導(演習)
担当者名
隅川
科目コード
1100067
授業形態
演習
学
年
3
開
通年
数
1
履修方法
単
位
喜子 ・ 中野
敬子 ・ 原口
講
期
明子 ・ 後藤
必
修
選択
必修
菜穂子
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
臨地実習は、各教科で学んだことを基礎にして、各施設における先輩栄養士の
仕事に取り組む姿勢から必要な知識や技術を学びとり、自分の中で、これまで
に学んだことをもとに現場で体験することを目的としている。また目標とする
管理栄養士になるために、自分に不足している知識、技術を今後どのように補
うべきかを学ぶ場所でもある。演習は、短期間の実習の中で成果をあげるため
に、事前・事後の指導を行い受身にならず、できるだけ積極的で学生らしい態
度で実習に臨む態度を修得させる。
授業の到達目標
短期間の実習の中で成果をあげるために、事前・事後の指導を行い受身になら
ず、できるだけ学生らしい態度で実習に臨む態度を修得させる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
Ⅰ事前指導 1 実習の心得
(基礎知識の取得、施設訪問の心得、実習直前の準備)
Ⅰ事前指導 2 実習に必要な資料作成
(課題の設定、栄養指導の媒体の種類と活用)
Ⅰ事前指導 3 実習後の記録
(実習ノートの記録、実習の自己評価、指導担当者のコメント)
Ⅱ事後指導
実習後まとめ
(実習内容をまとめ、担当教員に提出し、施設ごとに発表する)
今回の実習で何を学んだか、それぞれの体験を持ち寄り発表後ディスカッションを行う。
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
臨地実習Ⅲ(給食管理)
①実習施設
事業所・福祉施設・学校給食
②実習期間
8 月(事業所・福祉施設)11 月(学校給食)
③授業計画
5 月~11 月に 5 回上記の事前・事後指導(演習)を行う。
臨地実習Ⅱ(公衆栄養学){原口明子}
①実習施設
保健所・保健センター
②実習期間
10 月
③授業計画
9 月~11 月に 5 回上記の事前・事後指導(演習)を行う。
臨地実習Ⅰ(臨床栄養学){中野敬子}
①実習施設
病院
②実習期間
2 月~3 月
③授業計画
12 月~4 月に 5 回上記の事前・事後指導(演習)を行う。
成績評価の方法
・授業態度、レポートにより総合的に評価する
授業態度(10%)、レポート(20%)、発表(20%)、課題(50%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・実習に向けて、献立作成についての学習を行うこと。
(社会福祉施設の場合はおやつレシピ等について)
使用テキスト
○「病院等栄養管理の基本と実際」
(公益社団法人 福岡県栄養士会)
参考書(参考資料等)
・相談に応じて、適宜参考資料をを紹介する
その他
(受講生への要望等)
・実習先の情報を事前に収集しておくこと。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨地実習 Ⅰ
担当者名
中野
科目コード
1100068
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
敬子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
学外施設(病院)における実習である。総合病院、大学病院、国立・自治体病
院など比較的大規模な病院で実習する。学内で習得した臨床栄養学実習Ⅰを医
療の場でどの程度生かせるか体験を通じて学ぶ。傷病者の病態に基づいた栄養
管理の知識や具体的な技術(栄養状態の評価、判定、栄養補給、栄養教育、食
品と医薬品の総合作用)を習得する。また、栄養管理の専門職として、管理栄
養士の位置づけやチーム医療における管理栄養士の役割について理解する。
授業の到達目標
傷病者を対象とした栄養管理の実際を理解し、病態や栄養状態の特徴に基づい
た適切な栄養マネジメントができる能力を養う。
授業計画
一
般
事
項
給
食
経
営
管
理
臨
床
栄
養
管
理
①病院および施設の概要
②栄養部門の概要
③施設栄養基準の実際
④チーム医療の実際
⑤クリニカルパスの実際
⑥患者・入院者への接遇
①嗜好調査とその分析
②喫食量調査とその分析
③食数管理、食事オーダー管理の実際
④食事の温度管理の実際
⑤調理作業員の人員配置と精度・作業管理
⑥衛生管理・衛生教育・危機管理
⑦経営ビジョンと給食業務の実際
①栄養スクリーニング
②身体計測、臨床検査値に基づいた栄養アセスメント
③栄養ケアプラン作成(栄養管理計画書)
④食事摂取量の把握と評価
⑤栄養状態のモニタリング
⑥診療録記入方法(POS 等)
⑦医療スタッフとのカンファレンスや病棟回診への参加
⑧外来患者の栄養食事指導(個人・集団)
⑨入院患者の栄養食事指導(個人・集団)
⑩経腸・経静脈栄養投与の実際
⑪症例をとおしての栄養管理の実際(検討会への参加等)
⑫NST、褥瘡回診の実際
⑬嚥下機能評価の実際
⑭リスクマネジメントの実際
成績評価の方法
・実習態度、実習評価、レポート内容等より総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に関係法規や実習に際して必要な病態別栄養管理、献立作成、展開食への応
用等予習しておく。また、臨床検査データと疾患の関係について理解しておく。
使用テキスト
○「臨床栄養学実習書」玉川和子・羽口章子・木戸詔子 編著(医歯薬出版)
○「病院等栄養管理の基本と実際」(公益社団法人 福岡県栄養士会)
参考書(参考資料等)
○「栄養食事療法必携」中村丁次 編著(医歯薬出版)
その他
(受講生への要望等)
・事前に関係法規や実習に際して必要な、病態別栄養管理、献立作成、展開食への
応用等予習しておく。また、臨床検査データと疾患の関係について理解しておく。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨地実習 Ⅱ
担当者名
原口
科目コード
1100069
授業形態
実習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
授業の概要と方法
授業の到達目標
授業計画
明子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
「臨地実習Ⅱ」を通して、保健所、市町村保健センターそれぞれが果たす役割
や業務を理解する。また、健康・栄養問題を取り巻くさまざまな情報を収集・
分析し、それらを総合的に評価・判定する。さらに、地域の対象者に応じた適
切な健康関連サービスを提供するプログラムの作成・実施・評価の過程を通じ
総合的なマネジメントの方法を理解する。
保健所、市町村保健センターでの「臨地実習Ⅱ」を通して、管理栄養士として
行政栄養士としてそれぞれが果たす役割や業務分担を理解する。また、健康・
栄養問題を取り巻くさまざまな情報を収集・分析し、それらを総合的に評価・
判定する。さらに、対象者に応じた適切な健康関連サービスを提供するプログ
ラムの作成・実施・評価の過程を通じ総合的なマネジメントに必要な事項を実
際学習する。対象者に対する支援の方法、他職種との連携の方法も合わせて理
解する。地域保健法に示されているように保健所と市町村保健センターの違い
を知る。
1) 管内の現況
2)組織及び機構
3)衛生行政の概要
4)管理栄養士の業務の概要
5)地域保健における栄養体制の整備
① 地域における実態把握、分析、施策化、政策評価
② 専門的な栄養指導、食生活支援、住民に対する健康教育、栄養相談
③ 健康なまちづくりと地区組織の等の育成
④ 食品保健部門と連携による健康危機管理体制の整備
⑤ 関係機関及び団体との連携
⑥ 食環境整備(食に関する情報の整備、外食・調理済み加工食品等の栄養
成分表示の推進等)
6)特定給食施設への栄養管理指導
7)市町村に対する栄養改善事業支援と連絡調整
8)人材育成、活用 等
成績評価の方法
・実習態度、実習評価、実習ノートを加味して評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・実習地の状況を把握するために、市政だよりなどの地方自治体の発刊物や新
聞などを読んで理解しておくこと。
・事前学習:事前訪問、課題作成、実習地の地域診断、問題点の抽出、改善策
を考える。目的を持って実習に望む。
・事後学習:臨地実習Ⅱ報告会(パワーポイント使用)、臨地実習ノート提出・
資料提出
使用テキスト
○「病院等栄養管理の基本と実際」(公益社団法人 福岡県栄養士会)
参考書(参考資料等)
・必要に応じて適宜紹介していきます。臨地実習でいただいた資料は、整理してフ
ァイリングすること。
その他
(受講生への要望等)
・「公衆栄養学Ⅰ」
、「公衆栄養学実習(学内)
」などで学んだことを通して、保
健所、市町村保健センターでの実習の課題、目標を見つけること。
・調理実習がある場合があるので、日頃から献立、調理を実践しておくこと。また
他職種とのコミュニケーション取れるようにすること。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
臨地実習 Ⅲ
担当者名
後藤
科目コード
1100070
授業形態
実習
学
年
3
開
前期
数
1
履修方法
単
位
菜穂子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
○
○
授業の概要と方法
①小学校給食:心身の発育・発達期にある児童・生徒の特質を考慮しながら、栄養・教育
的に扱われている学校給食の実際について習得する。
②老人福祉施設・養護施設:入所者は子供から高齢者までの幅が広く、健康状態もまち
まちである。老人施設においては、入所者の心身の健康と QOL の向上に寄与するこ
と及び他職種の協力で栄養ケアマネジメントの展開について習得する。
③事業所:勤労者の福利厚生・健康の保持増進・事業体の生産性の向上を目的としてい
るが委託化が進み直営が少ない状態の中での栄養管理・経営管理を習得する。
授業の到達目標
各職種の特徴を理解し、給食マネジメントの基本を身につける。
①学校給食:食育の指導者としての大きな職務が担えるよう、また徹底した衛生管理につ
いての実践を学ぶ。
②老人福祉施設:入所者の身体機能の変化や疾病の程度、過去からの長年にわたる食習
慣や嗜好など個人差が大きい分、献立への配慮、栄養ケアマネジメントの役割分担に
ついて学ぶ。
③事業所:対象となる勤労者は年齢(20 歳代~60 歳前後)
、男女の人数も違う事業所の
栄養管理、生活習慣病の予防を兼ねた栄養教育、委託の経営管理について学ぶ。
授業計画
[小学校]-------
①小学校給食の目的・組織
②北九州市教育委員会の給食実施計画(栄養管理・生産管理)
③HACCP に基づいた学校給食の衛生管理
④栄養教諭の役割
⑤アレルギー食の対応について
[老人福祉施設・養護施設]
[事業所]-------
①高齢者、介護福祉施設における食事の意義
②栄養管理・栄養計画の立案
③嚥下食及び行事食の取り組み
④栄養ケアマネジメントの実施状況
⑤自己負担としての食事費用額がどのように設定され徴収さ
れているのか、具体的管理について理解する。
①工場給食における昼食、嗜好を取り入れた献立作成・栄養管理・経営管理
②研修所における朝・昼・夕食の食事配分、嗜好を取り入れた
献立作成。「単一定食」
・「複数定食」の経営効果について
③生活習慣病の一次予防における栄養教育について
成績評価の方法
[評価項目と割合]
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
準備学修①事業所・学校・福祉施設などの食事について調べる。
②特定給食施設の衛生管理について理解する。
③実習先での栄養指導、献立、100kcal 前後のおやつを考える。
④細菌検査について
事後学習①実習報告会(パワーポイント使用による)
②臨地実習ノートの提出
使用テキスト
○「病院等栄養管理の基本と実際」(公益社団法人 福岡県栄養士会)
参考書(参考資料等)
○「臨地実習マニュアル(給食経営管理・給食の運営)第 2 版」
松崎政三、名倉秀子(建帛社)
○「病院等栄養管理の基本と実際」(公益社団法人 福岡県栄養士会)
その他
(受講生への要望等)
・学校給食(北九州市教育委員会)、老人福祉施設の管理栄養士の講義より課題
を見つけ事前学習をする。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
授業態度(80 %)
、レポート(20 %)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養カウンセリング
担当者名
松本
科目コード
1100071
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食事療法を受けなければならない患者は、長い年月をかけてつくりあげられた食習
慣を大きく変える必要に迫られる。これは簡単にできることではない。こうした場
面では、まず患者につらく苦しい胸のうちをじっくり語ってもらって、感情的な問
題を解決する必要がある。そのためには、そうした話をしっかり傾聴してくれて、
パートナーとして一緒に治療に取り組んでくれる栄養カウンセラーの存在が必要
である。そこで、本講義では栄養カウンセラーが身につけるべき基本的知識と技能
の習得を目的とする。
授業の到達目標
1)栄養カウンセリングの基本的態度と技法を身につけ、栄養教育に活用することが
できる。
2)クライエントとの直接的な接遇の要点を理解し、適切なコミュニケーションを行
うことができる。
3)拒食症、過食症、アルコール依存症者の心理を理解し、クライエントを具体的に
支援することができる。
4)行動科学の諸理論に関する知識を身につけ、食行動変容に役立てることができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・コメントシート、レポート、期末テストをもとに成績評価を行う。
栄養カウンセリングとは何か?
栄養カウンセリングの実際
患者とのコミュニケーションについて
精神分析療法について
来談者中心療法について
個人の行動変容に関する理論(1) 刺激-反応理論など
個人の行動変容に関する理論(2) トランスセオレティカルモデルなど
個人間の行動変容に関する理論
集団や社会の行動変容に関する理論
行動変容技法の応用(1) 刺激統制など
行動変容技法の応用(2) 認知再構成など
拒食症について
過食をコントロールするためのプログラム
飲酒のコントロール
まとめ
評価の比率は、コメントシート(30%)
、レポート(20%)
、期末テスト(50%)
とする
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後に復習に励んで下さい。レポート課題は次回の講義時に担当教員に提出
して下さい。
使用テキスト
・適宜、プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
○「演習栄養教育 第 6 版」大里進子、城田知子、矢野治江 編著(医歯薬出版株式会社)
○「イラスト栄養教育・栄養指導」大里進子、城田知子 他(東京教学社)
○「ライフスタイル療法Ⅰ 第 3 版」足達淑子(医歯薬出版株式会社)
その他
(受講生への要望等)
・本講義では栄養学の知識(望ましい食生活の在り方)については扱いません。
・行動科学とカウンセリングを栄養指導に応用する方法について講じます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養情報処理演習 Ⅰ
担当者名
赤松
科目コード
1100072
授業形態
演習
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
貴文
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
パソコン上で各種データを処理(整理・計算)する能力は、現代の管理栄養士
に求められる必須技能のひとつであることから、本演習では Microsoft Excel
を用いた表計算演習を行う。さらには、日々の生活や仕事に活用できる帳票の
作成を通じて、数的処理能力、論理的思考力、段取り力の涵養を目指すととも
に、もの作りの楽しさを知る。
授業の到達目標
・Microsoft Excel の基本操作をマスターする。
・数式や関数を使った表計算を行うことができるようになる。
・Microsoft Excel の機能を理解し、データを処理できるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
表計算ソフトウェアの基本概念、関数の概念
フィル機能、絶対参照、並べ替え
セルの書式設定、見た目上のデータと実際のデータの違い
行・列の非表示、ページ設定、グラフ作成、Word への貼り付け
関数演習①(数学/三角関数を中心に)
関数演習②(文字列操作関数を中心に)
関数演習③(日付/時刻関数を中心に)
関数演習④(統計関数を中心に)
関数演習⑤(データベース関数を中心に)
関数演習⑥(論理関数を中心に)
関数演習⑦(情報関数を中心に)、条件付き書式
データ処理演習①
データ処理演習②
データ処理演習③
まとめ、確認の実技テスト
実技テスト(100%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後学習を必ず行い、学習内容の定着を図ること。
使用テキスト
使用しない(授業中にプリントを配布する)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・授業プリントは各自でファイリングすること。
・授業開始時までにコンピュータを利用できる状態にしておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養情報処理演習 Ⅱ
担当者名
赤松
科目コード
1100073
授業形態
演習
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
貴文
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
管理栄養士が利用する献立作成ソフトや栄養価計算ソフトには、食品成分表デ
ータが収録されたデータベースが組み込まれている。本演習では、データベー
ス入門として、Microsoft Excel を用いたデータ抽出、データ検索について学習
した後、表形式のデータベースから検索を行うアプリケーションソフトを制作
する。また、個人情報保護をはじめとするコンピュータセキュリティについて
も学習する。
授業の到達目標
・Microsoft Excel を用いてデータ抽出、データ検索ができる。
・Microsoft Excel を用いて簡単なアプリケーションを制作できる。
・個人ノートパソコンのセキュリティ対策や、メンテナンス方法をマスターす
る。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
データの抽出、データの集計
データの検索① VLOOKUP 関数によるデータの検索
データの検索② 検索範囲の絞り込み
データベースとしてふさわしい表
検索範囲の絞り込みのために必要な表
アプリケーションの制作① テーマ、グループ決め
アプリケーションの制作② グループごとに制作
アプリケーションの制作③ グループごとに制作
アプリケーションの制作④ グループごとに制作
アプリケーションの制作⑤ グループごとに制作
制作したアプリケーションの評価
制作したアプリケーションのフォローアップ
セキュリティ対策① バグ対策、ウイルス対策
セキュリティ対策② パスワード管理、スマートフォンセキュリティ
まとめ、確認テスト
アプリケーション制作(60%)、確認テスト(40%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後学習を必ず行い、学習内容の定着を図ること。
・アプリケーション制作は、メンバーが協力し授業外でも積極的に作業すること。
使用テキスト
使用しない(授業中にプリントを配布する)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・授業プリントは各自でファイリングすること。
・授業開始時までにコンピュータを利用できる状態にしておくこと。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品学各論
担当者名
三嶋
科目コード
1100074
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
植物性食品(穀類、豆類、いも類、野菜類、果実類、種実類、きのこ類)、動物
性食品(畜産食品、水産食品)について、それらの種類、栄養特性、機能特性、
化学的性質、加工特性などについて理解する。その他、食品の機能性について
理解をする。
授業の到達目標
①植物性食品と動物性食品を中心とする様々な食品の特性を知る。
②各食品に含まれる特有の成分の化学的性質を知る。
③食品の機能性に関する法制度の概要を理解する。
④各食品の機能性成分に関する知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末テストにより、総合的に評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のテキストを参照する。
②事後として、授業で出た重要語句の整理と暗記をする。
使用テキスト
○「新食品・栄養化学シリーズ 食品学各論 第 2 版」
瀬口正晴、八田一 編(化学同人)2,600 円+税
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・食品学各論の内容は、食品に関する科目(食品学総論、食品加工学など)や
生化学などとも繋がっています。各食品の成分を理解していくと、これらの
科目の理解も深まります。覚えることが多い科目ですが、地道な努力が必要
です。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
農産食品 1(穀類)
農産食品 2(いも類、果実類)
農産食品 3(野菜類)
農産食品 4(果実類)
農産食品 5(きのこ類、海藻類)
畜産食品 1(食肉、死後硬直など)
畜産食品 2(卵類)
畜産食品 3(乳製品)
水産食品 1(一般成分、死後硬直など)
水産食品 2(個々の水産食品)
油脂・甘味料、香辛料
微生物利用食品
食品の機能性に関する諸制度
食品の機能性素材、加工食品とその素材
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品基礎実験
担当者名
三嶋
科目コード
1100075
授業形態
実験
学
年
1
開
前期
数
1
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食品基礎実験の目的は、食品に関する書籍や文献に記載されている事項、現象
を、実験を通して自分の手で再現し、確認することによって正確な知識として
現実的な理解を深めることにある。実験を行うに当っては、実験を行う意味を
明確にし、探究心を持って臨むことが重要である。この実験では、実験の原理
となる基礎知識を理解し、安全に実験を実施するための基本的な注意事項を学
ぶ。また、正確なデータを得るための基礎的な実験技術を修得し、得られたデ
ータの信頼性の確認を行う。さらに、結果についての報告書(レポート)作成
法について学ぶ。
授業の到達目標
①実験器具の基本的な使用法を学ぶ。
②安全で適確な実験の実施法を習得する。
③正確で安定した実験データを得るのに必要な基本的知識と技術を身につける。
④実験結果をレポートにまとめる方法を習得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・実技テスト(10%)、レポート(30%)、期末テスト(60%)により、
総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のプリントを参照する。
②事後として、実験ノートの整理とレポートの作成をする。
使用テキスト
○「新版 食品学実験書」菅原龍幸、青柳康夫 編著(建帛社)2,200 円+税
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・食品基礎実験は食品に関する実験以外にも、食物栄養学科で受ける実験の基
礎となります。実験の基礎を身につけるために重要な科目です。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
実験の概要(実験実施上の諸注意など)の説明
重量の測定、数値の処理、レポートの書き方の理解
容量の測定、溶液の調製、溶液の濃度の理解
食品の pH 測定、中和滴定曲線の作成と中和の理解
食品の官能検査・味覚テスト
酸度の測定(試料(果汁ジュース・食酢)の調製、第一回中和滴定)
酸度の測定(第二回中和滴定、試料(柑橘類・ソース)の調製)
酸度の測定(柑橘類の中和滴定)
酸度の測定(ソースの中和滴定)
醤油の沈殿滴定
酸度測定の実技テスト
数値処理計算の実技テスト、比色分析の理解
食品の酵素的褐変と非酵素的褐変
鉄の定量
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
有機化学
担当者名
喜多
科目コード
1100076
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
大三
講
期
必
修
選択
必修
選
栄養教免
必修
択
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
有機化学は、栄養学、食品学、生化学、薬理学など生命科学において基本とな
る学問のひとつである。生体の基本構成成分である DNA、RNA および酵素な
どの蛋白質、医薬品、食品に含有されているビタミン、ホルモン等も有機化合
物である。本講義は生命科学を理解するための有機化学的基礎知識を習得する
ことを目標とする。また、講義の終わりにドリルを配布して、講義のポイント
を復習させる。
授業の到達目標
1) 有機化合物の基礎的な基本骨格および化学反応を説明できる。
2) 生体を構成している主な有機化合物の基本骨格、有機化学的性質を説明できる。
授業計画
成績評価の方法
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
①生体と有機化合物 ②有機化合物の特徴 ③炭素原子の電子配置など
①原子の構造 ②電子軌道 ③二重結合と共鳴 ④電気陰性度と極性など
①水素とヘリウムの軌道 ②等核二原子分子の軌道など
①酸素分子と活性酸素分子種 ②混成軌道 ③アルカン ④アルケンなど
①アルカンの反応 ②ラジカル反応など
①アルケンの反応 ②アルキンの反応など
①ハロゲン化アルキル ②求核置換反応(SN1 と SN2 反応)など
①カルボニル化合物 ②カルボン酸など
①芳香族炭化水素 ②芳香族求電子置換反応など
①構造異性体 ②立体異性体など
生体を構成している主要な有機化合物Ⅰ:①アミノ酸・蛋白質・酵素など
生体を構成している主要な有機化合物Ⅱ:①炭水化物
②単糖・二糖・多糖など
生体を構成している主要な有機化合物Ⅲ:①脂質 ②核酸など
天然物と生理活性物質:①テルペン ②アルカロイド ③フラボノイドなど
まとめ
1)成績評価方法:不定期に実施する小テスト、授業態度および定期試験の合計
で評価する。
2)成績評価基準(100%):小テスト(20%)、定期試験(筆記試験)(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1)本科目を履修する学生は春期休暇を利用して、1 年後期の「化学」を復習を
しておくこと。
2)次の授業までに行うべき予習・復習について指示します。
使用テキスト
○「健康と栄養のための有機化学」 山本勇 編(建帛社)
参考書(参考資料等)
1) 講義毎に資料を配布する。
2) 「大学への橋渡し 有機化学」宮本真敏・斉藤正治(化学同人)
その他
(受講生への要望等)
・質問等のある場合は、2 号館 708 研究室にて対応。火曜日と木曜日 16 時 30 分~
17 時 30 分の時間帯でオフィスアワーの時間になっていますので、講義の前後か
メール等で事前に連絡下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養福祉論
担当者名
栗山
科目コード
1100077
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
敦治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
栄養福祉とは、食を通して福祉を実現しようとする概念である。社会福祉、保
健福祉、医療福祉の基本に食を据え付ける必要がある。食を通して健康を維持
し、幸福になろうとすることでもある。わが国は世界一の長寿国になったが、
健康に恵まれているとはいえない。生活習慣病におけるメタボリックシンドロ
ームが我々の健康を害している。その原因は食習慣の変化である。食習慣の変
化は、肥満、高血圧、心臓病、間接疾患、アレルギーに加えて心の病を引き起
こしている。動物の群れで異常行動が発生したら、水と餌に問題が生じたこと
である。人間の子供に異常が現れると「心の教育が欠けている」という。
本当だろうか。心は脳の働きである。脳にバランスのとれた栄養が供給されな
ければ、正しく働けない。栄養に関する正しい知識の欠如が原因で健康を害し、
心の乱れがもたらされる。以上のことから、保健・医療・福祉のための栄養福
祉論を講義したい。
授業の到達目標
①栄養福祉とは何か
②脂肪は本当に体に悪なのか
③欠食は脳の働きに影響する
④心の教育に栄養学が欠けている
⑤教育の視点が欠けた栄養学
⑥日本人はなぜ生活習慣病になりたがるのか
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
栄養学の歴史と変遷・食事が健康に及ぼす影響
何が人体を作るのか
蛋白質・脂肪・糖質の使命
人体を作る単位、なぜ、毎日食べるのか
消化管による消化
三大栄養素
脂肪は最高の食品か最低の食品か
蛋白質の行方、エネルギー通貨
以上に、代謝・吸収や分子生物学の基礎についての講義を実施する。確り生
物学の基礎を習得させた後、三大栄養素摂取のアンバランスがどのように疾病
を生み出すのか、また、こころの病気をも生み出すこと、さらに食と免疫、食
と体質、脳の栄養などについて講義する。
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
なぜそんなに生活習慣病になりたがるのか
脳と栄養
なぜ、若者はキレるのか
味の栄養学、嗅覚と食欲、健康医学と福祉
人体を守るメカニズム・免疫
アレルギーの仕組み
アトピー体質と食事
以上、三大栄養素のアンバランスが幸福を生み出したり、疾病を生み出したり、さらに
心の病気をも生み出すことを理解して、講義を楽しく聴けるようにしたい。
成績評価の方法
[評価項目と割合]
授業への取り組み態度(20%)、講義後に小テスト配布、次回の講義後に提出(30%)、
期末試験(50%)などを総合判定する。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各回の講義にて、事後学修等について連絡をします。
使用テキスト
○「栄養士・管理栄養士のための栄養福祉論
参考書(参考資料等)
1)
2)
3)
4)
5)
6)
その他
(受講生への要望等)
なし
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
第 2 版」栗山敦治(九州栄養福祉大学)
菱沼 典子:「人体機能学入門」(メディカルフレンド社)1999.
アンドルー・ワイル 上野 圭一 訳:「医食同源」(角川書店)2000.
諸江 辰男:「香のきた道」
(光風出版)昭和 61 年.
和田 昭充編集:
「食と免疫」(学会センター関西)1999.
永田 和弥監修:
「脳と心の仕組み」(かんき出版)2000.
島村 宗夫:「脳の好きな栄養」(日本学会事務センター)1999.
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
社会福祉援助技術
担当者名
竹並
科目コード
1100078
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
正宏
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
社会福祉援助技術(ソーシャルワーク)は、主に社会福祉士と精神保健福祉士とい
ったソーシャルワーカーといった専門職が主に用いる。理論や基本的姿勢の援助技
術の基礎を学び修得する。これらを学ぶことで管理栄養士として医療機関や保健機
関、福祉施設、学校などで栄養教育などの対人援助及び地域に対する援助を行う場
面において、クライエントや地域の人々とより良好な関係を築き、より利用者や地
域の気持ちや現実に寄り添った具体的な援助が可能となり、質の高いサービスの提
供の技術を修得する。
授業の到達目標
1.
多様な福祉制度やサービスを活用し、ケアの提供を行うことを通して、個人及
び家族の生活困難や生活問題を解決・緩和しより人間らしい暮らしを実現する
ことを目指す姿勢が身に付いている。
対象、過程、技術・アプローチについて学び、本質である信頼感や安心感がど
のように相談援助の方法と技術に係わっているか理解することができる。
2.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業中に数回、小テストを行う。
ソーシャルワーク① ソーシャルワークの定義、栄養士とソーシャルワーク
ソーシャルワーク② ソーシャルワークの要素、ソーシャルワークの種類
ケースワーク① ケースワークの定義、構成要素、原則など
ケースワーク② ケースワークの過程など
ケースワーク演習① ケースワークの事例検討①
ケースワーク演習② ケースワークの事例検討②
ケースワーク演習③ ケースワークの事例検討③
グループワーク① グループワークの定義、構成要素、原則など
グループワーク② グループワークの過程など
グループワーク演習① グループワークの事例検討①
グループワーク演習② グループワークの事例検討②
コミュニティワーク演習① コミュニティワークの基本的知識と技術
コミュニティワーク演習② コミュニティワークの事例検討
ケアマネジメント① ケアマネジメントの基本的知識と技術
ケアマネジメント② まとめ
授業態度(20%)
、レポート(20%)
、定期試験(60%)を行い、総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・社会福祉援助技術について学ぶことは、人間の信頼関係を築く手段、信頼関係を
築く援助技術で心を開き食事のあり方について相談するという社会福祉援助技
術の技法が身に付いて必要な機能や役割が円滑に果たせるよう、また回復できる
よう支援する役割を担う管理栄養士にとって重要であることを認識して臨む。
使用テキスト
○「五訂 栄養士・管理栄養士をめざす人の社会福祉」岩松珠美、三谷嘉明(みらい)
※2 年次に購入予定
参考書(参考資料等)
・毎回、使用テキストのまとめのプリントを配布し重要点を記入して参考資料としてい
く。
・視聴覚教育や KJ 法を使いながら、より具体的にわかりやすく進めていく。
その他
(受講生への要望等)
・食を通じ地域社会や地域住民の健康生活と福祉の向上に貢献することを要望する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
高齢者心理学
担当者名
松本
科目コード
1100079
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
管理栄養士の業務内容は多岐にわたるが、とりわけ老人ホームや病院において
障害を持つ高齢者と関わる機会は多い。現場では嗜好調査や食事時間に声かけ
等を行うが、その際、高齢者のこころとからだを深く理解し、それに応じたコ
ミュニケーションをとることが必要になる。そこで、本講義では認知症などの
障害をもつ高齢者の心身を深く理解し、具体的にどのように関わったらよいか
について心理学と精神医学の知見に基づいて、考えていきたい。
授業の到達目標
1)高齢者・障害者のこころとからだに対する理解を深める
2)障害を持つ高齢者とのコミュニケーションスキルを身につける
3)介護福祉士等のケアスタッフと連携・協働する力を身につける
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・コメントシート、レポート、グループ討論、研究発表を行い総合的に評価する。
評価の比率は、コメントシート(50 %)、レポート(20 %)、グループ討論(20%)、
研究発表(10 %)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後に復習に励んで下さい。
・レポート課題は次回の講義時に担当教員に提出して下さい。また、実際に高
齢者に対してライフヒストリーの聴き取り調査を行い、研究発表する機会を
設けています。
使用テキスト
○「ペコロスの母に会いにゆく」岡野雄一 (西日本新聞社)
・適宜、プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
○「介護福祉士受験ワークブック(上・下)」
介護福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会(中央法規出版)
その他
(受講生への要望等)
・身近に高齢者がいない場合は、歴史上の人物についてライフヒストリーを調
査研究してもらいます。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション
老年期の定義と発達課題
老化に伴うこころとからだの変化と日常生活
高齢者体験
車椅子体験
認知症を取り巻く状況
グループホームについて
パーソンセンタードアプローチ
アルツハイマー型・血管性認知症
レビー小体型認知症ほか
認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
認知症ケアにおける連携と協働、家族への支援
高齢者のライフヒストリー研究発表
高齢者のライフヒストリー研究発表(続き)
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
リハビリテーション概論
担当者名
橋元
科目コード
1100100
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
2
履修方法
単
位
隆 ・ 大丸
幸 ・ 佐野
講
幹剛
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
リハビリテーションの理念と社会性、地域リハビリテーションを含めた包括的なリ
ハビリテーションの考え方を教授する。各分野において分担講義を行う。
子どものリハビリテーションでは、重症心身障害児・者、肥満児、発達障害児に対
する生活・工学的支援、特に摂食指導における管理栄養士の役割について検討する。
授業の到達目標
1.
リハビリテーションの理念・歴史・目的・対象・分野等を学び、関わる職種の業務役
割、医療におけるチームワークの重要性について理解し、具現化できる。
重症心身障害児・者に対する摂食指導で管理栄養士の役割を理解することができ
る。
肥満児、発達障害児に対するソーシャルスキル、運動指導を理解することができる。
2.
3.
授業計画
成績評価の方法
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
総論・・・・・定義、歴史、理念、目的(橋元)
総論・・・・・障害分類とリハビリテーション関連職種(橋元)
日常生活活動の分析と支援(橋元)
医学的リハビリテーションの流れ・・・急性期・回復期・生活期のリハビリテーション(橋元)
医学的リハビリテーション・・・医学的リハビリテーションの対象①
運動器障害(橋元)
医学的リハビリテーション・・・医学的リハビリテーションの対象②
内部障害(橋元)
精神科領域におけるリハビリテーション・・・対象者の概要とリハビリテーションの取組(大丸)
精神科領域におけるリハビリテーション・・・認知症への取組(大丸)
職業的リハビリテーション(大丸)
障害支援工学・・・・・・・・・・・・・・・・・福祉機器等住環境整備について(佐野)
子どものリハビリテーション・・・・・・・・・・発達障害に対するリハビリテーション(佐野)
教育的リハビリテーション・・・・・・・・・・・特別支援教育でのリハビリテーション(佐野)
社会的リハビリテーション・・・・・・・・・・・地域リハビリテーション(橋元)
健康づくりと介護予防(橋元)
食と運動の融合(橋元)
[評価項目と割合]
授業への取り組み姿勢(20%)、定期試験(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・医療と介護現場における管理栄養士の業務・役割を生活という視点で考えてほし
い。
・12 回:肥満の原因や栄養指導について事前に調べておいて下さい。
使用テキスト
使用しない
・単元ごとにプリント等資料を配布する。
参考書(参考資料等)
○「目で見るリハビリテーション〔第 2 版〕」 上田敏 著 (東京大学図書出版)
その他
(受講生への要望等)
・リハビリテーションの最終目的は生活の再建である。対象となる方々は、人であ
り、尊厳をもって対応しなければならない。この授業を通して、将来自分が目指
す管理栄養士が身につけなければならない資質について学んで欲しい。
・11 回「子どものリハビリテーション」では、口腔機能チェック演習を行います。
各自必要な食品(プリンかゼリー、煎餅、水分)を準備しておいて下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected](橋元)
[email protected](大丸)
[email protected](佐野)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食事介助実習(学外)
担当者名
竹並
科目コード
1100081
授業形態
実習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
正宏
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食を通して利用者の福祉の実現を図るためには、利用者の食事場面に寄り添いコミ
ュニケーションをとりながらどのような食事が利用者の方々に喜ばれ、必要とされ
ているか知ることが求められている。そのため当実習では、基本的な食事介助技術
を学び介助を通し利用者とコミュニケーションを図りながら、利用者を食や栄養の
側面だけでなく多様な側面や視点から捉えることの重要性を理解する。
授業の到達目標
1.
食を通して利用者の福祉の実現を図るためには、利用者の食事場面に寄り添い
コミュニケーションをとりながらどういった食事が利用者の方々に喜ばれ、必
要とされているかを目指す姿勢が身に付いている。
基本的な食事介助が出来て、介助を通しコミュニケーションを図り、利用者の
ニーズをとらえる姿勢が身に付いている。
様々な介護場面の見学と体験を通し、多様な専門職が利用者に対し支援を行っ
ている場面と多く接し、利用者を食や栄養の側面だけでなく多様な側面や視点
から捉えることの重要性を理解する。
2.
3.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験は実施しない。
学内オリエンテーション(実習の内容について)
実習前指導①・・ 事前学習① 高齢者の心理の理解
実習前指導②・・ 事前学習② 高齢者の身体的特性の理解、高齢者施設の理解
実習前指導③・・ 事前学習③ 高齢者とのコミュニケーション
実習前指導④・・ 事前学習④ 基礎的な介護技術 介護全般
実習前指導⑤・・ 事前学習⑤ 基礎的な介護技術 食事介助
実習前指導⑥・・ 事前学習⑥ 基礎的な介護技術 食事介助
実習前指導⑦・・ 実習前準備等①
実習前指導⑧・・ 実習前準備等②
施設実習①・・・ 施設における実習 1 日目
施設実習②・・・ 施設における実習 2 日目
施設実習③・・・ 施設における実習 3 日目
実習後指導①・・ 実習の振り返り、実習後の指導等
実習後指導②・・ 実習後の指導、実習報告書作成指導
実習報告書作成
担当教員が、事前学習の受講態度、実習中の状況及び研修終了後の報告書(レポート)
を総合的に評価する。
[評価項目と割合]
授業態度(20%)、実習中の態度(20%)、報告書(60%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・管理栄養士の位置づけや役割について、改めて理解するとともに食事介助実習の
重要な役割としてとらえる姿勢を身に付けるため、今まで学んだ社会福祉論の復
習を行う。
使用テキスト
・配布したプリント、資料をもとに授業を行う。
参考書(参考資料等)
・毎回、まとめのプリントを配布し、重要点を記入し参考資料としていく。
その他
(受講生への要望等)
・食事介助実習を通して、社会福祉施設でのクライエントの健康生活と食の向
上に貢献することを要望する。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
料理特別実習 Ⅰ(洋料理)
担当者名
松尾
科目コード
1100082
授業形態
実習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
一利
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
日本における西洋料理はほとんどがフランス料理を基本に成り立っていると言
っても過言でではない。季節に応じたメニューを作り実習内容の充実を図りた
い。また実習を通じて西洋・東洋の食文化や調理方法の共通点を理解してもら
い、手軽に西洋料理が作れるよう指導したい。
授業の到達目標
・実習内容を参考に管理栄養士としてどう活用できるかを課題としたい。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
[評価項目と割合]
オリエンテーションと講義 西洋料理の歴史、道具、食材他
実習 アサリ貝のチャウダー、オムレツ、季節の果物入りクレープ
実習 グリーンピースのポタージュ、サーモンのムニエル、ルッコラのサラダ
講義 フォン(出し汁)とソース
実習 コーンスープ、ハンバーグステーキ、トマトサラダ
実習 エスカベッシュ、若鶏の煮込み、ミモザ風サラダ
実習 じゃが芋の冷製スープ、牛肉のストロガノフ、ババロア
実習 海老と白身魚の衣揚げ、リンゴとセロリのサラダ、トマトのコンフィ
実習 小海老の洋風茶碗蒸し、豚肉のマスタード風味、グリーンサラダ
実習 スモークサーモンの香草風味、ミネストローネ、海の幸のグラタン
講義 調理法、グリエ、ロースト、ポワレ、ヴァプール他
実習 スズキの冷製ヨーグルト、田舎風野菜のスープ、イタリアンサラダ
実習 海の幸のマリネ、かぼちゃのスープ、鶏胸肉のキエフ風
実習 トマトとチーズのブルスケッタ、イタリアンスープ、スパゲティ・カルボナーラ
実習 魚介類のスープサフラン風味、ミニッツステーキ、淡雪卵アングレーズ
授業態度(30%)、レポート(70%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・適宜、次回の講義までに行うべき準備学修及び事後学修について指示します。
使用テキスト
使用しない(適宜、ルセットをプリントして配布する)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
なし
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
料理特別実習Ⅱ(和料理)
担当者名
堤
科目コード
1100083
授業形態
実習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
剛一郎
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
①
②
③
④
⑤
授業の到達目標
・日本料理の基本的な動作及び調理技術の習得(基本的な出汁の取り方等)
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
和食料理の持つ特徴
四季折々の素材(旬のもの)
盛り付けの美しさ
世界のどの国よりも健康に留意した料理
おもてなしの心を持った料理等を基本とした指導を考える
【木 ノ 芽 和 え】
【き
す】
【と
き
な
し】
【羽
衣
椀】
【胡 麻 豆 腐 揚 げ 出 し】
【二 身 椎 茸 旨 煮】
【ひ す い 冬 瓜】
【白
和
え】
【馬 鈴 薯 饅 頭】
【冷 し の っ ぺ】
【フォアグラ蛇籠盛り】
【鯛
潮
仕
立】
【う
ざ
く】
【霞
椀】
【祝
い
寄
せ】
竹の子 他
三色揚げ 他
バター味噌焼き 他
素麺 卵 三つ葉
筍 他
海老すり身 他
そぼろ煮 他
海老 独活 空豆 蒟蒻
他
キリギリス(胡瓜)
他
他
大根
南瓜ソース
[評価項目と割合]
授業態度(60%)、レポート(40%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・最寄の市場や店舗で旬の野菜や魚貝類等の食材の種類や価格をリサーチする事。
・授業の調理実習を復習し、実際に調理すること。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・将来卒業後、管理栄養士等の職種に就いた場合、食事を提供する対象者の年
齢や性別、健康状態を考慮した献立を作成する学習や病院及び施設等の企業
から要求される原価(率)計算、又、幅広い年齢層のスタッフとの接し方等
の学修も行って貰いたい。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
料理特別実習
担当者名
井内
科目コード
1100084
授業形態
実習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
Ⅲ(中華料理)
孝明
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食在広州~食は広州にあり…との言葉は、中国四大料理の一つで広州に代表さ
れる広東料理を象徴しています。
中国料理の基本とも言える「医食同源」と共に五味調和(甜・酸・苦・辛・
鹹)をはかった広東料理を主に、四川・北京・上海・台湾料理を実習していき
たい。
授業の到達目標
・中国料理に関する知識や基本的な調理技術の習得(中華鍋等器具の扱い方、
包丁の使い方等)また、薬膳料理に対する知識を深める。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
講義(ビデオ・薬膳)
什錦炒飯(五目チャーハン)、木須湯(たまごスープ)
生汁鮮蝦球(海老のマヨネーズソース仕立て)、豆乳杏仁豆腐(豆乳風味の杏仁豆腐)
乾焼鮮蝦球(海老のチリソース)、抜絲炸地瓜(さつまいもの飴炊き)
焼売(シューマイ)、油淋炸鶏南(若鶏の特製ソース仕立て)
鮮五味鮮貝(ホタテのおろしソース風味)、糖酢炸丸子(肉団子唐揚げの甘酢かけ)
牛崧美炒飯(牛肉とレタス入りチャーハン)、八珍豆腐羮(豆腐とアスパラスープ)
麻婆茄子(マーボーナス)、凍椰汁糕(ココナッツゼリー)
蠣油牛肉片(牛肉としいたけのオイスターソース)、
蕃茄清湯(中華風トマトの野菜スープ)
毛豆蝦仁(海老と枝豆炒め)、豆腐蒸肉餅(豆腐と豚ひき肉蒸し物)
枸杞炒牛肉(牛肉のクコの実炒め)、翡翠魚翅(フカヒレスープのほうれん草風味)
芝麻球(あん入りごま団子)、格蘭汁蝦球(海老のポルトガルソース仕立て)
檸檬炸鶏甫(若鶏のレモンソース仕立て)、海鮮炒飯(海鮮あんかけチャーハン)
麻婆豆腐(マーボー豆腐)、香忙甸了(マンゴープリン)
黒椒牛肉(牛肉の黒胡椒炒め)、亜洲蝦仁(海老のオリエンタルソース仕立て)
成績評価の方法
・講義実習への状況・受講・実習態度などを総合的に評価
料理実習(70%)、授業態度(20%)、レポート(10%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・実習終了後、毎回実習内容をレポートにまとめて次回授業日に提出する。
使用テキスト
使用しない
・レシピをプリントで配布する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・中国料理は華やかで繊細で奥深い料理です。レシピの内容や調理技術等、ひ
とつでも多く学び習得してください。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
管理栄養士演習 Ⅰ
担当者名
専門科目担当教員
科目コード
1100085
授業形態
演習
学
年
4
開
通年
数
4
履修方法
単
位
授業の概要と方法
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
前期及び後期の開講初日にオリエンテーションを実施し、建学の理念である「筑紫の心」
に基づき、本学科が理想とする管理栄養士像について確認する。管理栄養士基本科目毎
に、オムニバス形式による講義を実施し基礎力の充実を図る。さらに複数の科目にまた
がる横断的テーマを設けて、関連する複数の教員で総合演習を行なう。
授業の到達目標
本演習では 3 年次までに積み重ねてきた管理栄養士基本科目について理解の深化を図るとと
もに、科目間の関連性を理解する。管理栄養士としての総合的な力を備え、実践力及び応用
力の充実を図る。本学科が理想としている、食指導を通じて社会の福祉(健康と幸福)に貢
献しようとする明確な(科学的)方法意識と使命感を持った管理栄養士を目指す。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
前期オリエンテーション
社会、環境と健康①
社会、環境と健康②
人体の構造と機能①
人体の構造と機能②
食べ物と健康①
食べ物と健康②
基礎栄養学①
基礎栄養学②
応用栄養学①
応用栄養学②
学内模擬試験
総合演習
総合演習
特別講演
「災害時における管理栄養士の役割」
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
栄養教育論①
栄養教育論②
臨床栄養学①
臨床栄養学②
公衆衛生学①
公衆衛生学②
給食経営管理論①
給食経営管理論②
総合演習
総合演習
応用力試験
総合演習
総合演習
卒業生による特別講演
30.
学内模擬試験
成績評価の方法
管理栄養士専門科目の総合理解力を評価するために、各専門科目の小テスト、実力テスト及
び定期試験を実施し、授業態度を含めて教科担任会議において総合的に評価し、単位認定を
行う。なお、実力テスト及び定期試験については、到達目標を定め、目標達成状況を重要な
成績判定指標とする。さらに学習態度も成績評価に加味する。
[評価項目と割合]学習態度(20%)、各担当者の小テスト、実力テスト、定期試験の結果(80%)。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・開講までに国家試験過去問題(5 年分)を予習し、内容を把握しておくこと。
・前期、後期のオリエンテーション時に授業計画を配布するので、各授業について予習して
おくこと。
・1 年次から 3 年次までに開講された科目の教科書を常に手元に置き、疑問点は該当科目の
教科書に立ち返り学習すること。
・実力テスト、模擬試験の結果を自己分析し、弱点克服に努めること。各自で少人数のグル
ープを作り、予習復習を行なうことを勧める。
使用テキスト
○「九州栄養福祉大学の教育思想 -栄養福祉論概要―」(九州栄養福祉大学発行)
○「管理栄養士を目指して」(九州栄養福祉大学食物栄養学部編)
・その他、適宜プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
○「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」(第一出版)
・1 年生から 4 年生までの各科目の教科書
その他
(受講生への要望等)
これまで本学で学んできた知識及び技能を総合的に身につけているだけでなく、ディプロマ
ポリシーに示した「本学の理想とする管理栄養士像」に必要とされる資質を備えた者である
ことが望まれる。食物栄養学科の 3 つのポリシーをよく確認し、理解しておくこと。また、
報告・連絡・相談などの基本的なビジネスマナーや挨拶などのコミュニケーション能力が備わ
っていることが望まれる。
教員 e-mail アドレス
[email protected](大澤)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
管理栄養士演習 Ⅰ
担当者名
専門科目担当教員
科目コード
1100085
授業形態
演習
学
年
4
開
通年
数
4
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
前期及び後期の開講初日にオリエンテーションを実施し、建学の理念である「筑紫の心」
に基づき、本学科が理想とする管理栄養士像について確認する。管理栄養士基本科目毎
に、オムニバス形式による講義を実施し基礎力の充実を図る。さらに複数の科目にまた
がる横断的テーマを設けて、関連する複数の教員で総合演習を行なう。
授業の到達目標
本演習では 3 年次までに積み重ねてきた管理栄養士基本科目について理解の深化を図るとと
もに、科目間の関連性を理解する。管理栄養士としての総合的な力を備え、実践力及び応用
力の充実を図る。本学科が理想としている、食指導を通じて社会の福祉(健康と幸福)に貢
献しようとする明確な(科学的)方法意識と使命感を持った管理栄養士を目指す。
授業計画
31.
32.
33.
34.
35.
36.
37.
38.
39.
40.
41.
42.
43.
44.
45.
成績評価の方法
管理栄養士専門科目の総合理解力を評価するために、各専門科目の小テスト、実力テスト及
び定期試験を実施し、授業態度を含めて教科担任会議において総合的に評価し、単位認定を
行う。なお、実力テスト及び定期試験については、到達目標を定め、目標達成状況を重要な
成績判定指標とする。さらに学習態度も成績評価に加味する。
[評価項目と割合]学習態度(20%)、各担当者の小テスト、実力テスト、定期試験の結果(80%)。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・開講までに国家試験過去問題(5 年分)を予習し、内容を把握しておくこと。
・前期、後期のオリエンテーション時に授業計画を配布するので、各授業について予習して
おくこと。
・1 年から 4 年までに開講された科目の教科書を常に手元に置き、疑問点は該当科目の教科
書に立ち返り学習すること。
・実力テスト、模擬試験の結果を自己分析し、弱点克服に努めること。各自で少人数のグル
ープを作り、予習復習を行なうことを勧める。
使用テキスト
○「九州栄養福祉大学の教育思想 -栄養福祉論概要―」(九州栄養福祉大学発行)
○「管理栄養士を目指して」(九州栄養福祉大学食物栄養学部編)
・その他、適宜プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
○「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」(第一出版)
・1 年生から 4 年生までの各科目の教科書
その他
(受講生への要望等)
これまで本学で学んできた知識及び技能を総合的に身につけているだけでなく、ディプロマポリ
シーに示した「本学の理想とする管理栄養士像」に必要とされる資質を備えた者であることが望
まれる。食物栄養学科の 3 つのポリシーをよく確認し、理解しておくこと。また、報告・連絡・相
談などの基本的なビジネスマナーや挨拶などのコミュニケーション能力が備わっていることが望
まれる。
教員 e-mail アドレス
[email protected](大澤)
後期オリエンテーション
社会、環境と健康 特別演習①
社会、環境と健康 特別演習②
人体の構造と機能 特別演習①
人体の構造と機能 特別演習②
食べ物と健康 特別演習①
食べ物と健康 特別演習②
基礎栄養学 特別演習①
基礎栄養学 特別演習②
応用栄養学 特別演習①
応用栄養学 特別演習②
学内模擬試験
総合演習
総合演習
学長講話
46.
47.
48.
49.
50.
51.
52.
53.
54.
55.
56.
57.
58.
59.
60.
栄養教育論 特別演習①
栄養教育論 特別演習②
臨床栄養学 特別演習①
臨床栄養学 特別演習②
公衆衛生学 特別演習①
公衆衛生学 特別演習②
給食経営管理論 特別演習①
給食経営管理論 特別演習②
総合演習
総合演習
応用力試験
総合演習
総合演習
総合演習
学内模擬試験
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
管理栄養士演習 Ⅱ
担当者名
専門科目担当教員
科目コード
1100086
授業形態
演習
学
年
4
開
後期
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本演習は、管理栄養士としての実践力をさらに確実なものにするために、管理栄養
士としての基本科目(「社会・環境と健康」、「人体の構造ろ機能及び疾病の成り立
ち」
、
「食べ物と健康」、
「基礎栄養学」
、
「栄養教育論」
、
「臨床栄養学」、
「公衆栄養学」
、
「給食経営管理論」)についえ、専門性を深化させた内容の講義および演習を行な
う。食物栄養学科専門教育科目の基礎的科目および管理栄養士免許に必要な科目毎
に、オムニバス形式による講義・演習を実施する。1 回の講義・演習毎に実力テスト
を実施し、理解度を確認する。
授業の到達目標
専門性をより深化させた講義および演習を受講し、さらに高度な知識および実践力
を身につける。また、各科目の関連性についても理解し、総合的な理解を深める。
また、この知識と技能をもって各自で新たな視点から解決策を提案することのでき
る管理栄養士を目指す。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
管理栄養士専門科目の総合理解力を評価するために、1 回の講義・演習毎に実力テス
トを実施する。実力テストの結果と受講態度について、教科担任会議において総合
的に評価する。
[評価項目と割合]学習態度(20%)、各担当者の実力テストの結果(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・後期のオリエンテーションにおいて計画表を配布するので、各教科の予習をして
授業に臨むこと。
・授業中に実施された実力テストをもとに、学習の充実を図ること。予習及び復習
では該当科目の教科書に立ち返り学習すること。
使用テキスト
○「九州栄養福祉大学の教育思想 -栄養福祉論概要―」
(九州栄養福祉大学発行)
○「管理栄養士を目指して」(九州栄養福祉大学食物栄養学部編)
・その他、適宜プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
○「日本人の食事摂取基準(2015 年版)
」(第一出版)
・1 年生から 4 年生までの各科目の教科書
その他
(受講生への要望等)
・教科担当教員に質問し、理解を深めること。また任意で少人数でのグループ学習
を強く勧める。
教員 e-mail アドレス
[email protected](大澤)
オリエンテーション
薬と疾病
食品の成分と分類
疫学研究、保健・医療・福祉制度
食品学
公衆栄養学
栄養教育論
応用栄養学
給食経営管理論
疾病の成り立ちと病態
食品加工学
公衆衛生学
解剖生理学
臨床栄養学
応用力試験
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
運動処方論
担当者名
倉﨑
科目コード
1100087
授業形態
講義
学
年
4
開
前期
数
2
履修方法
単
位
信子
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
健康のための適切な運動は、生活習慣病などの予防や改善に効果が期待でき
る。しかし、どんなスポーツや運動でも効果が確実に現われ、健康に結びつく
というものではない。したがって本講義では「運動生理学」の内容を踏まえ、
科学的根拠に基づいた安全で合理的な運動処方を行うための基礎、実際につい
て学ぶ。
授業の到達目標
・運動の持つ危険性とその効果について理解できる。
・生活習慣病予防や改善に期待できる科学的根拠に基づいた運動処方について
理解できる。
・ACSM 代謝方程式を利用し健康指導の実践に活用できるスキルを身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験と授業態度から総合的に評価する。
評価の比率は、定期試験(80%)、授業態度(20%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後学修として教科書の予想問題を解き、理解すること。
使用テキスト
○「エキスパート 管理栄養士養成シリーズ 運動生理学」
山本順一郎 編(化学同人)
・講義中に適宜、資料を配布する。
参考書(参考資料等)
・アメリカスポーツ医学会ガイドライン
その他
(受講生への要望等)
・体力テストの実際として 2 週にわたり、実技を実施しますので体調管理を行
ってください。また体育館シューズを持参してください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション
運動の必要性(1) 身体組成の変化
運動の必要性(2) 骨格筋の適応
運動の必要性(3) 呼吸循環器系の適応
運動処方の考え方 運動処方とは、運動処方の基本条件、手順
検査(1) メディカルチェック
検査(2) 運動負荷テスト
検査(3) 体力テスト(筋力の測定)
検査(3) 体力テスト(持久力の測定)
適度な運動とは 運動の種類、強さ、頻度、コンディショニング
運動処方の実際(1) 生活習慣病(糖尿病者)の処方
運動処方の実際(2) 生活習慣病(肥満者)の処方
運動処方の実際(3) 生活習慣病者(高血圧症)の処方
運動処方の実際(4) 生活習慣病者の処方(脂質異常症)の処方
安全対策 運動前・運動中の注意
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品機能論
担当者名
杉元
科目コード
1100088
授業形態
講義
学
年
4
開
前期
数
2
履修方法
単
位
康志
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
食品は人類の生存を支える最も重要な物質であり、生体の恒常性維持、疾病の
発症や回復等に深く関わっている。食品についての価値評価は、以前には栄養
面からみた一次機能と、嗜好面からみた二次機能から行われていた。しかし近
年、食品は生体防御、体調リズムの調節、精神の高揚・鎮静等に深く関与して
いることが明らかになってきており、これを三次機能と称している。当授業で
は、さまざまな食品に含まれる機能性成分を紹介すると共に、三次機能につい
て理解を深めていく。
授業の到達目標
①食品の三次機能は生命の維持や嗜好性に直接関係はないが、病気の予防、健康の
増進等、生体の調節に関係する生理的なはたらきであることを理解する。
②各食品に含まれるさまざまな生理機能成分のはたらきを知り、その作用機構など
について理解を深める。
③生理機能食品の法制度である保健機能食品について、その制度や内容などについ
ても理解をする。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末テストにより、評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備として、前もって内容相当部分のテキスト(食品学各論)を参照する。
②事後として、授業で出た重要語句の整理と暗記をする。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・食品機能論は食品の三次機能を理解し、機能性成分の意義を理解するために
重要な科目です。食品に関する知識を深めるために活かしてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食品機能論とは‥食品の機能、機能性食品の概念と研究の進展
おなかの調子を整える機能
血糖値の上昇を抑制する機能
血中の中性脂肪やコレステロールの上昇を抑制する機能
適切な血圧を維持する機能、貧血を予防する機能
血栓症を抑制する機能、尿の生成による恒常性維持機能
骨を丈夫にする機能
筋肉を丈夫にする機能
食物アレルギーを予防する機能
生体の酸化を防止する機能
農産物の食品機能
水産物の食品機能
畜産物の食品機能
発酵食品・その他の食品機能
機能性食品・まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養薬理学 Ⅰ
担当者名
喜多
科目コード
1100106
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
大三
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
近年、管理栄養士はチーム医療スタッフとして重要な役割を担っている。たと
えば、栄養サポートチーム(NST:nutrition support team)における栄養管
理や生活習慣病などの栄養指導を進める上で、基本的な医薬品や薬物療法の理
解は必要な知識のひとつである。
「栄養薬理学Ⅰ」では、薬物の基本的な体内動
態および薬理作用を解説し、主な疾病に対する薬物療法について概説する。
授業の到達目標
1)主な疾病の薬物治療、基本的な薬物名および薬効・薬理作用の説明ができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
①成績評価方法:授業中に不定期に行なう小テスト、レポートおよび定期試験の合計で評価する。
薬理学総論:薬物の歴史、受容体および薬物の吸収・代謝
自律神経系の概説とアドレナリン受容体、交感神経作用薬および遮断薬
アセチルコリン受容体、副交感神経作動薬・遮断薬および筋弛緩薬
オータコイド類:プロスタグランジン、ヒスタミンおよびセロトニン
炎症に関する薬Ⅰ:非ステロイド性抗炎症薬および抗ヒスタミン薬
炎症に関する薬Ⅱ:ステロイド性抗炎症薬および抗アレルギー薬
循環器系に作用する薬Ⅰ:抗高血圧薬、利尿薬
循環器系に作用する薬Ⅱ:虚血性心疾患の治療薬
呼吸器・消化器系に作用する薬: 気管支喘息、胃・十二指腸潰瘍治療薬
中枢神経作用薬Ⅰ:神経変性疾患治療薬など
中枢神経作用薬Ⅱ:抗不安薬・睡眠薬、抗うつ・抗躁病薬、抗精神病薬
インスリン、経口糖尿病薬、高尿酸血症治療薬
抗生物質、抗ウイルスおよびニューキノロン剤
抗がん薬、化学療法薬
まとめ
②成績評価基準(100%)
:小テスト(20%)および定期試験(筆記試験)
(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1)6 月末までに、自律神経系の作動薬・遮断薬についてのレポートを提出してもら
います。
2)次の授業までに行うべき予習・復習について指示します。
使用テキスト
○「疾病の成り立ちと回復の促進 薬理学(第 3 版)」
中嶋敏勝 編(医歯薬出版)
参考書(参考資料等)
○第 3 版「新薬理学テキスト」佐藤進 編(廣川書店)
・講義毎に資料を配布する。
その他
(受講生への要望等)
・質問等のある場合は、2 号館 708 研究室にて対応。火曜日と木曜日 16 時 30
分~17 時 30 分の時間帯でオフィスアワーの時間になっていますので、講義
の前後かメール等で事前に連絡下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養薬理学 Ⅱ
担当者名
喜多
科目コード
1100107
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
大三
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「栄養薬理学Ⅱ」は「栄養薬理学Ⅰ」を習得した薬理学的知識を基礎として、
医療現場の管理栄養士として必要な医薬品や静脈経腸栄養に必要な経腸及び経
静脈栄養剤の知識を講義する。たとえば、NST の一員として栄養管理や栄養指
導などにおいて、基本的な医薬品や薬物療法、経腸・経静脈栄養剤の理解は必
要な知識のひとつである。
「栄養薬理学Ⅱ」では、医療現場で必要な医薬品、経
腸・経静脈栄養剤を解説し、生活習慣病に対する薬物療法や薬と食品との相互
作用について概説する。
授業の到達目標
1) 管理栄養士として必須の医薬品や経腸及び経静脈栄養剤の知識の習得。
2) 生活習慣病に対する薬物療法および薬と食品との相互作用の習得。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
①成績評価方法:授業中に不定期に行なう小テスト、レポートおよび定期試験の合計で評価する。
食品と薬物の相互作用について
食品の栄養と薬物の体内動態違いについて
薬物の体内動態に及ぼす食品の影響①
薬物の体内動態に及ぼす食品の影響②
自律神経に効く薬と食品との関係
生活習慣病と薬物治療① 糖尿病について
生活習慣病と薬物治療② 高脂血症について
生活習慣病と薬物治療③ 高血圧症について
生活習慣病と薬物治療④ 高尿酸血症について
生活習慣病と薬物治療⑤ 骨粗しょう症について
経腸栄養と経静脈栄養法について
経腸栄養について①
経腸栄養について②
経静脈栄養について
まとめ
②成績評価基準(100%):小テスト(10%)、レポート(10%)
および定期試験(筆記試験)(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
1) 11 月末までに、食品と薬物の相互作用についてのレポートを提出してもらい
ます。
2) 次の授業までに行うべき予習・復習について指示します。
使用テキスト
○「栄養薬理学」(建帛社)
参考書(参考資料等)
・講義毎に資料を配布する。
参考書
○「疾病の成り立ちと回復の促進 薬理学(第 3 版)」中嶋敏勝 編(医歯薬出版)
○「認定 NST ガイドブック」一般社団法人 日本病態栄養学会(メディカルレビュー社)
○「医科栄養学」近藤和雄、市丸雄平、佐藤和人 編著(建帛社)
その他
(受講生への要望等)
・質問等のある場合は、2 号館 708 研究室にて対応。火曜日と木曜日 16 時 30
分~17 時 30 分の時間帯でオフィスアワーの時間になっていますので、講義
の前後かメール等で事前に連絡下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
中国伝統医学と薬膳
担当者名
梁
科目コード
1100091
授業形態
講義
学
年
3
開
前期(集中講義)
数
2
履修方法
単
位
平
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
医食同源の言葉に代表される東洋食の食の文化を薬膳の立場より総覧し、真に
日本人の体質と嗜好に合う各種の生活習慣病等の疾病予防、回復に役立つ新し
い食文化を考察する。そのため、中国数千年の英知に学ぶ。
授業の到達目標
1.
2.
食療、四季養生などについて論述できる。
中国伝統医学の基礎知識を知り、薬膳基礎に入門することで伝統的東洋食
文化を再認識して、生活習慣病などの疾病の予防、回復に役立つことを認
識できるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
中国食療の簡史
・・・中国の食療について
医食同源について
・・・食は最高の薬だ
食材の特性
・・・陰陽、寒熱、昇降、収散、潤燥、毒性について
食材の良い/悪い相性
・・・食材と食材の相性について
体質について
・・・体質とは
体質に合う/合わない食材
・・・食材と体質の相性について
体質別養生法
・・・体質別養生法について
生薬の基礎理論
・・・生薬の基礎理論及び応用基本原則
中国の基礎理論及びその哲学思想
薬膳の役割
・・・予防医学、不老長寿、健康美容など幅広い役割
薬膳の基礎知識
・・・地域、四季、体質、持病、飲食相性の配慮
薬膳のつくり方
・・・薬膳のつくり方について
薬膳の常用食材
・・・薬膳、食療法によく使われる生薬
四季養生の概論
・・・四季養生について
体の養生、薬膳の調理法
・・・薬膳の調理法について
成績評価の方法
[評価項目と割合]
受講態度(50%)、レポート(50%)
内訳:まとめ能力、正確的内容、使命感 等
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・薬膳教室及び自学自習 等
使用テキスト
○「東方栄養新書」梁 晨千鶴(メディカルユーコン)
参考書(参考資料等)
○「女性のための東洋養生新書」梁 晨千鶴(海苑社)
○「東方薬草新書」梁 晨千鶴(メディカルユーコン:刊行予定)
その他
(受講生への要望等)
特になし
教員 e-mail アドレス
講義終了後に、個別に対応します。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
細菌性食中毒学
担当者名
栗山
科目コード
1100092
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
敦治
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
世界一裕福な国、わが国では食物は安全なものと考えがちであるが、毎日、我々
が食べている食物に無菌的なものはない。
安全であろうと、調理し提供した食物が、ある日、突然に食中毒を発生させる。
たとえ、それが食中毒病原体に汚染されていたとしても、肉眼的にも味覚的に
も視ることはできない。細菌培養などの専門的な検査を実施しない限り、食前
に汚染を知ることはきわめて困難である。
1996 年(平成 8 年)、穏やかな岡山県の小さな町に始まった腸管出血性大腸菌
O157 による諸食中毒はさらに拡大し、堺市では学童 6000 名を超える学校給食
での集団食中毒が発生し、日本中を恐怖のどん底に陥れた。その後も雪印乳業
に集団食中毒などが発生している。これらの食中毒はわが国のどこかで発症し
ている。最近では、食中毒病原体であるノロウイルスによる急性胃腸炎が多発
している。これらの感染源は多くの場合、食品を取り扱う者や調理人である。
食物は加熱処理すれば安全と考えがちであるが、毒素型食中毒の原因菌である
ブドウ球菌などは加熱によって食中毒を防ぐことはできない。たとえ、注意し
て調理したとしても、たった 1 個の腸炎ビブリオが食物に付着すると 2 時間後
には食中毒発生の危険をはらんでいる。また、食材はすでに汚染していること
を前提に調理しなければならない。
食前にこれらの姿の視えない敵に対処する手立てはあるのだろうか。それは敵
をよく知ること、すなわち、食中毒の知識を十分にもつことである。食中毒学
は栄養士・管理栄養士になろうとする学生に必須のものである。
授業の到達目標
①食は時に死をもたらす
②加熱すれば食品は安全なのか
③加熱すれば細菌は死滅するが毒素は残る
④加熱すると芽胞が発芽する
⑤ノロウイルスは本当に防御できるのか
⑥「食中毒」今が危ない
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
微生物の生活、原核生物と真核生物
生物の基本は細胞であるとともに生命活動の基本である。
食中毒の臨床
細菌の科学その 1~ウイルスとはなにか。細菌も病気をする。
細菌の科学その 2~細菌はなぜ死ぬのか。ウイルスと細菌との違い。
微生物の遺伝
抗生物質の使い方と作用機序
食中毒防御機構
我々を取り巻く微生物
~人は無菌では生きられない。食物は細菌だらけ。野菜や果物には多数の細菌がいる。
10.
感染型食中毒
11.
12.
13.
14.
15.
毒素型食中毒~黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌
ノロウイルス
輸入食品と食中毒
狂牛病の恐怖
まとめ
~下痢原性大腸菌、腸管出血性大腸菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクターセレウス菌、サルモネラなど
食物栄養学部 食物栄養学科
成績評価の方法
[評価項目と割合]
授業への取り組み態度(20%)、講義後に小テスト配布、次回の講義後に提出(30%)、
期末試験(50%)などを総合判定する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各回の講義にて、事後学修等について連絡をします。
使用テキスト
○「栄養士・管理栄養士のための細菌性食中毒読本」栗山敦治(九州栄養福祉大学)
参考書(参考資料等)
1) 坂崎 利一編集:
「食水系感染症と細菌性食中毒学」(中央法規出版)1991.
2) 金政 泰弘ほか:
「食中毒の恐怖―実際に役立つ知識と予防―」
(菜根出版)1998.
3) 三輪谷 俊夫監修:「食虫毒の正しい知識」(菜根出版)1993.
その他
(受講生への要望等)
なし
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品バイオテクノロジー
担当者名
三嶋
科目コード
1100093
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
バイオテクノロジー(biotechnology)とは、生物学の知見を元にして実社会に
有用な利用法をもたらす技術の総称であり、食品の効率的な生産や品質向上な
どにも関わっている。本講義では、バイオテクノロジーの中でも特に食品と関
連性の高い遺伝子工学と微生物学を中心に、食品とバイオテクノロジーの関連
性とそれらの科学的、技術的、応用的側面について学習する。
授業の到達目標
分子生物学と微生物学を中心としたバイオテクノロジーの利用を学習する中
で、生物多様性の仕組みやそれを利用した食品の生産について理解し、食品に
関連したバイオテクノロジーの知識を身につける。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験に重点をおいて成績評価をする。また、授業中に記述可能な簡易的なレ
ポート提出を求める。
食品とバイオテクノロジーの概要
食品と微生物工学の概要
微生物工学の科学(菌類など)
微生物利用食品 1(アルコール飲料)
微生物利用食品 2(調味料)
微生物利用食品 3(固体発酵食品)
微生物工学によるバイオテクノロジー総括
食品と遺伝子工学の概要
遺伝子と DNA
セントラルドグマ
遺伝子工学の手法(PCR、遺伝子導入など)
遺伝子工学の応用(トランスジェニック動物など)
遺伝子工学によるバイオテクノロジー総括
その他のバイオテクノロジー(食品機能性評価など)
全体総括
[評価項目と割合]
定期試験(70%)、小レポート(30%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・使用された専門用語をインターネットや図書館で調べると理解が深められる。ま
た、管理栄養士国家試験との関連科目について、その関係性を確認することが望
ましい。
使用テキスト
・講義中に適宜、参考資料を配布する。
参考書(参考資料等)
○「生物学―ヒトと環境の生命科学―」川崎祥二、古庄律 編著(建帛社)
○「中級バイオ技術者認定試験対策問題集」(中級バイオ技術者認定試験問題研究会)
その他
(受講生への要望等)
・病院などの管理栄養士だけでなく、民間企業や大学院進学、起業にも興味の
ある者にとって参考になる講義と思われる。管理栄養士のより広範囲な活躍
を期待している。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食卓デザイン論
担当者名
松尾
科目コード
1100094
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
一利
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
(テーマ)食卓コミュニテート
食卓を中心に家族が集い「食」を共にすることが相互の理解を深め、家族や友
人と絆を結びつけるコーディネートの場に
授業の到達目標
食卓はおいしく食べるための食空間演出であり、食事をする人々の五感を刺激
し、満たされ、喜びとなり、より思い出となるように食空間を整えることです。
食卓の基礎から学び、課題テーマを想定したテーブルコーディネートを発表す
ることを目指します。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・定期試験を重点において成績評価し、授業態度を考慮に入れる。
オリエンテーション(食卓デザインの意義と役割)
西洋料理の歴史と食空間の変遷
日本料理の歴史と食空間の変遷
一年間の行事歳時記と食空間のあり方
テーブルマナーとサービス
料理の知識とサービス方法
ワイン(飲料)の知識のサービス方法
ティーテーブルコーディネートとお茶の歴史&チーズ概論
リネンのの歴史とテーブルコーディネート
テーブルセッティングにおける備品・什器の知識
食空間のあり方と色彩のバランス(配色のポイント)
食卓における フラワーコーディネート
季節のテーブルコーディネート(テーマ及びコンセプトの決定)
課題テーマの準備(食器・器・カトラリー・センターピース・テーブルリネン)
課題作品制作発表
[評価項目と割合]
授業態度(30%)定期試験(40%)その他[課題作品の作成] (30%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・講義の進度に応じて、適宜紹介をしていきます。
使用テキスト
使用しない(適宜、資料を配布)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
なし
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品の官能評価・鑑別演習
担当者名
三嶋
科目コード
1100095
授業形態
演習
学
年
4
開
前期
数
2
履修方法
単
位
敏雄
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
多種多様な食品が販売消費されている現在においては、正しい知識を持って食
品の品質を評価し、選択していくことが豊かな食生活の構築に必要である。本
演習では、食品の官能検査法、化学的評価法、物理的評価法、個別食品の鑑別
についての演習を行う。
授業の到達目標
①食品の品質について、その官能的特性を把握する。
②食品の品質評価の基礎的な技術・知識を修得する。
③官能的検査法では官能検査を実践できる能力を養う。
④食品の化学的評価法や物理的評価法では、実験をもとに食品の品質評価の技
術や知識を深める。
⑤個別食品の鑑別では、個々の食品の品質評価に関する専門的知識を修得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・期末テストにより、評価する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
①準備学修として、前もって内容相当部分のテキスト(食品学総論・各論)を
参照すること。
②事後学修として、授業で出た重要語句の整理と暗記をすること。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・食品の官能評価・鑑別演習は、食品の品質を鑑別する技能を習得し、良い品
質の食品を選択できるようになるために必要ですので、実りのある学修にし
てください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
授業の概要の説明、食品の品質とは、人間と食品
官能検査の演習(2 点識別試験法)
官能検査の演習(3 点識別試験法)
官能検査の演習(順位相関係数)
官能検査の演習(評点法)
食品成分の化学的・物理的評価法(糖度と酸度)
食品成分の化学的・物理的評価法(褐変とその防止)
食品成分の化学的・物理的評価法(レオロジーとテクスチャー)
食品の規格と表示
個別食品の鑑別‥穀類、イモ類、豆類、種実類
個別食品の鑑別‥果実類、野菜類、きのこ類、海藻類
個別食品の鑑別‥肉と肉製品、乳と乳製品
個別食品の鑑別‥卵類と加工品、魚介類と加工品
個別食品の鑑別‥油脂、調味料
個別食品の鑑別‥香辛料、嗜好飲料
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
食品流通論
担当者名
髙森
科目コード
1100096
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
俊明
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
今日、私たちは流通技術の進歩とグローバル化の進展によって豊かな食生活を
享受できるようになりました。しかしその一方で、食の安心・安全を脅かす事
件・事故も頻発しています。この授業では私たちの命の糧となる食料(生産者)
と消費者とを繋ぐ流通の仕組みについて、身近な事例を紹介しながら解説しま
す。授業は、講義・板書を中心とし、最新の食品流通事情についても映像教材
を使用して紹介します。
授業の到達目標
1) 食品流通の仕組みについて説明することができる。
2) 食品流通の果たす役割について説明することができる。
3) 食品流通の変化とその背景について説明することができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・授業内容の理解を深めるため、簡単な課題を課す場合がある。
・成績評価は、受講態度、小テスト、定期試験を勘案して総合的に評価する。
・評価の比率は、
受講態度(30%)、課題・小テスト(40%)、定期試験(30%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・準備学修内容:授業予定範囲のテキスト通読(標準学修時間 0.5h)
・事後学修内容:課題の考察、授業内容の確認(標準学修時間 0.5h)
使用テキスト
○「新版
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・私たちの生活は食品流通によって支えられています。日々の生活と食品流通
とのかかわりについて問題意識を持って授業に臨んでください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
オリエンテーション・食料と現代生活
食品流通の働きと役割
経済活動と食料
食品流通の仕組み
価格の形成と流通経費
循環型社会の形成と食品流通
食品廃棄物のリバース・ロジスティクス
食品の品質と安全保障
食品の物流
流通革命を担うスーパーとコンビニ
食品マーケティング
食品ブランド
新しい食品流通ビジネス〔農業〕(映像教材)、小テスト
新しい食品流通ビジネス〔水産業〕
(映像教材)
、小テスト
新しい食品流通ビジネス〔食品小売業〕(映像教材)、小テスト
食品流通」茂野隆一 他編(実教出版)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
キャリアデザイン
担当者名
専門教育科目担当教員
科目コード
1100108
授業形態
演習
学
年
3
開
通年
数
2
履修方法
単
位
授業の概要と方法
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
本学の建学の精神に基づいて学んだ「キャリアガイダンス」を基礎とし、各自が到達すべき
将来の目標を定め、それを実現するために必要な学習を行う。具体的には、現場の管理栄養
士や管理栄養士に関わりの深い他職種の外部講師による講義を実施し、各自の将来の管理栄
養士像の明確化を図る。さらに、行事教育では、各自が積極的に参加し、本学の建学の理念
および行事の意義について理解を深める。さらに大学祭では、クラスごとの企画・展示発表
を行う。これまでに学んできた専門知識を地域住民に直接的に伝える貴重な機会ととらえ、
実践力を身につける場として取り組む。また、年間を通した調べ学習やレポート作成から 4
年生の専門ゼミナール活動及び卒業論文研究に取り組む基盤を培う。
授業の到達目標
・本学の建学の精神に基づき、社会人として必要な社会性、協調性を修得する。
・本学の目標とする管理栄養士像を理解し、各職域の講師及び先輩の実習報告を基に、それ
を実現する基礎を築き、自己のキャリアデザインを具体化する。
・4 年生の専門ゼミおよび卒論研究に向け、研究・調査方法に関する基礎知識を学習する。
授業計画
1.
目標とする管理栄養士像
16.
2.
学内レクスポの取り組みについて
17.
3.
社会人としてのマナー
18.
4.
先輩の臨地実習報告①(給食管理)
19.
5.
6.
7.
8.
9.
先輩の臨地実習報告②(給食管理)
20..
21.
22.
23.
24.
10.
【特別講義】福祉施設管理栄養士
【特別講義】小学校管理栄養士
先輩の臨地実習報告③(保健所)
先輩の臨地実習報告④(保健所)
大学祭に向けてテーマの決定
(地域に貢献できる栄養学的テーマ)
25.
11.
12.
13.
14.
大学祭に向けて(企画・内容の検討) 26.
前期を振返って各自の到達度の確認
27.
28.
29.
15.
前期定期試験に向けて
30.
就職指導(自己分析)
【特別講義】行政管理栄養士
後期開始にあたって
展示発表に向けて
(専門性の高い知識の伝え方)
展示発表にむけて
(わかりやすい媒体の作成)
大学祭
(来場者のための会場レイアウト立案)
(栄養指導案の作成)
大学祭の反省
栄養士実力認定試験にむけて到達度確認
【特別講義】医師の講演
【特別講義】病院管理栄養士
先輩の臨地実習報告⑤(病院)
先輩の臨地実習報告⑥(病院)
【特別講義】医療介護現場における接遇
就職指導
就職活動活動の実際
就職指導(先輩の就職活動報告)
就職指導(先輩の就職活動報告)
後期試験に向けて
各自の 1 年間の到達度確認
成績評価の方法
・定期試験は実施しない。レポート及び行事教育への取り組み、授業態度などにより
総合的に成績評価を行う。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・新聞、メディア等の報道に関心を持ち、現在の社会情勢を把握しておく。課題を実行する
際、インターネットだけでなく図書館を利用すること。また、毎週のレポートは、テキス
トの指定された箇所を読むだけでなく、関連事項を各自で調べ、考えをまとめて提出する。
使用テキスト
○「第 0 巻 導入教育」 (管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠) (医歯薬出版)
参考書(参考資料等)
・学生便覧、シラバス 等
その他
(受講生への要望等)
・不完全でも良いので、各自の理想とする管理栄養士像と目指す目標を定めること。
・将来の就職についても明確化できるように常に意識して取り組むこと。
・社会人としてのマナー等を積極的に身につけるよう努力すること。
・提出書類の期限を厳守すること。
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
○「佐々木敏の栄養データはこう読む!」(女子栄養大出版部)
・適宜プリントを配布
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
専門ゼミナール
担当者名
専門教育科目担当教員
科目コード
1100109
授業形態
演習
学
年
4
開
通年
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本演習では、本学科が理想とする管理栄養士に必要な能力の修得に向け、実践的学
習を行う。所属する専門ゼミナールにおいてテーマを決め、指導教員のもとで活動
を行う。前期においては、テーマの遂行に必要な資料の収集や準備を行う。後期に
おいては、学内外での実践的活動を行い、得られた成果の整理やまとめを行い、成
果集を指導教員に提出する。また、学生個々の目標を成就させ、「食の番人」的役
割を果たすことのできる管理栄養士となるための教科指導、生活指導、就職指導も
行う。
授業の到達目標
・本学が理想とする管理栄養士に必要な能力を修得する。
・所属する専門ゼミナールごとのテーマを実践する技術、解析方法、成果のまとめ
方を修得する。
授業計画
1.
前期開始にあたってのオリエンテー
ション(集会)
16.
後期開始にあたってのオリエンテ
ーション(集会)
2.
各専門ゼミナールの紹介
17.
各専門ゼミナールに分かれての活動
3.
各専門ゼミナールの紹介
18.
各専門ゼミナールに分かれての活動
4.
専門ゼミナール活動開始にあたって
の諸注意等の説明(集会)
19.
各専門ゼミナールに分かれての活動
5.
就職指導(就職指導課による講話)
20.
各専門ゼミナールに分かれての活動
6.
各専門ゼミナールに分かれての活動
21.
各専門ゼミナールに分かれての活動
7.
各専門ゼミナールに分かれての活動
22.
各専門ゼミナールに分かれての活動
8.
各専門ゼミナールに分かれての活動
23.
各専門ゼミナールに分かれての活動
9.
各専門ゼミナールに分かれての活動
24.
各専門ゼミナールに分かれての活動
10.
各専門ゼミナールに分かれての活動
25.
各専門ゼミナールに分かれての活動
11.
各専門ゼミナールに分かれての活動
26.
成果のまとめ
12.
各専門ゼミナールに分かれての活動
27.
成果のまとめ
13.
各専門ゼミナールに分かれての活動
28.
成果のまとめ
14.
就職指導(卒業生による講話)
29.
成果のまとめ
15.
前期の反省と改善(集会)
30.
卒業に向けて(集会)
成績評価の方法
・専門ゼミナール活動に取り組む姿勢や発表及びまとめ等を、総合的に判断する。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・各専門ゼミナール指導教員により、指導がある。
使用テキスト
・各専門ゼミナール指導教員により、指示がある。
参考書(参考資料等)
・各専門ゼミナール指導教員により、指示がある。
その他
(受講生への要望等)
なし
教員 e-mail アドレス
講義開始後に改めて連絡をします。
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
卒業論文
担当者名
専門教育科目担当教員
科目コード
1100099
授業形態
―
学
年
4
開
通年
数
2
履修方法
単
位
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「卒業論文」を履修する学生は、所属する「専門ゼミナール」において研究テーマ
を決定し、所属研究室の指導教員もとで研究活動を行う。卒業論文の前期において
は研究テーマに必要な各種原理、実験手技及び論文等の資料収集などを行い、基礎
的な研究を行う。後期においてはその研究を更に進行させ、研究結果は 12 月末に
開催される卒業論文発表会で報告する。卒業論文は 1 月末に担当教員に提出する。
授業の到達目標
1) 研究の進め方、研究手技および問題解決法を習得する。
2) データのまとめ方、それらの統計的な解析法などを学習し、論文のまとめ方及び
発表方法などを習得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
卒業論文研究テーマの選択
卒業論文研究テーマの決定
研究テーマ決定後の実験計画などの検討
研究テーマ決定後の実験方法などの検討
研究手技の検討や試薬調製
基礎的研究の遂行
同上
本研究の遂行
同上
研究データの整理
研究結果の検討
研究方法の検討
追加研究等の計画
追加研究結果の検討
前期の研究結果の中間発表・討論会
16.
17.
18.
19.
20..
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
後期研究開始
本研究の遂行
同上
同上
同上
研究結果の検討
追加研究の計画
追加研究の実施
研究結果の検討
後期の研究結果の中間発表・討論会
前期・後期の研究結果のまとめ
研究結果のまとめとスライド作成
卒業論文抄録作成と発表予行
卒論発表会で報告
卒業論文作成・提出
①成績評価方法:研究に向けての取り組みおよび卒業論文を総合的に評価する。
②成績評価基準(100%)
:研究に向けての取り組み (20%)
、卒業論文(80%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・研究テーマの遂行に必要な各種原理、実験手技及び論文等の資料収集などを行い、
指導教員のもと、実験計画および方法について検討する。
使用テキスト
○各専門ゼミナール指導教員の推薦テキスト
参考書(参考資料等)
○各専門ゼミナール指導教員の推薦の参考書
その他
(受講生への要望等)
・質問等のある場合は、各担当教員のオフィスアワーの時間で対応することになっ
ているので、講義の前後若しくはメール等で事前に担当教員に連絡下さい。
教員 e-mail アドレス
担当教員のメールアドレス
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
児童・生徒の栄養指導 Ⅰ
担当者名
安倍
科目コード
1800001
授業形態
講義
学
年
3
開
前期
数
2
履修方法
単
位
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
近年、子どもたちの食生活の現状では、朝食欠食、栄養の偏り、肥満、痩身傾向等、
生活環境や食生活の乱れが深刻になっている。そのような背景のもとに栄養教諭は、学
校給食の管理と食に関する指導を一体的なものとして、栄養に関する専門性をいかに教
育に生かすかと言う視点で教育力や食の専門性の向上を図らなければならない。
本授業では、食に関する指導の意義を児童・生徒の食の課題を踏まえながら理解を深め
る。給食時間や、関連教科、道徳、特別活動等における食に関する指導の目標やその内
容について理解する。
授業の到達目標
栄養教諭の役割及び職務内容の全体像を理解し、小・中学校等における食に関する指導
に必要な基本的知識や技術を習得する。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
オリエンテーション/栄養教諭の役割及び職務内容に関する事項(1)
・・児童・生徒の栄養の指導及び管理の現状と課題
栄養教諭の役割及び職務内容に関する事項(2)
・・栄養教諭の職務内容、使命、役割・学校給食の意義と役割等
栄養教諭の役割及び職務内容に関する事項(3)
・・児童・生徒の指導及び管理に係る社会的事情、児童・生徒の指導及び管
理に係る法令及び諸制度
食に関する指導の在り方 ・・食に関する指導の目標や具体的内容
食に関する指導の方法(1)
・・食に関する指導に係る全体計画の立て方
食に関する指導の方法(2)
・・食に関する指導に係る全体計画立案演習
食に関する指導の展開・・食に関する指導のカリキュラムの作成及び成果の評価
給食時間における食に関する指導
給食時間における食に関する指導の演習
教科における食に関する指導目標や内容・・家庭科、技術・家庭科
教科における食に関する指導目標や内容・・体育科、保健体育科
教科等における食に関する指導目標や内容・・道徳、特別活動
教科等における食に関する指導目標や内容・・生活科、総合的な学習の時間
学校・家庭・地域の連携した食に関する指導・・学校、家庭、地域の連携の図り方
まとめ ・・教科のまとめ
成績評価の方法
・普段の受講態度、実習態度、レポート内容等を加味して評価する。
[評価項目と割合] 授業態度(20%)
、自主学習態度(10%)、プレゼンテーション(10%)、
定期試験(50%)レポート(10%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
※事前に小・中学校の学習指導要領に目を通し、教科の目標・内容をつかんで授業
に望んで下さい。
使用テキスト
○「三訂 栄養教諭論(第 2 版)」金田雅代(建帛社)
○「食に関する指導の手引(第一次改定版)」文部科学省(東山書房)
○「小学校学習指導要領」(文部科学省)
○「中学校学習指導要領」(文部科学省)
参考書(参考資料等)
○「食生活教材指導者用」(文部科学省)
○「食生活教材児童生徒用」(文部科学省)
○「学校給食衛生管理基準の解説」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)
○「衛生管理・調理技術マニュアル」(文部科学省)
その他
(受講生への要望等)
・学校給食や食と関連のある教科領域を通して、子どもが一生涯心身共に健康で過ごす
ことができる望ましい食習慣を身につけさせるための支援の方法を理解してください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
児童・生徒の栄養指導 Ⅱ
担当者名
安倍
科目コード
1800002
授業形態
講義
学
年
3
開
後期
数
2
履修方法
単
位
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
「児童・生徒の栄養指導Ⅰ」の学習を基礎とし、グループ別に、児童・生徒の食の課
題を考慮に入れ、これに即した指導案を計画し、実際に食に関する模擬授業を実施する。
特に、家庭科、技術・家庭科、体育科、保健体育科、道徳、特別活動、生活科、及び
総合的な学習の時間等における模擬授業を実践する。より良い指導ができるよう工夫や
改善点について検討をし、模擬授業を改善していき指導の方法を習得する。また、食に
関する特別な指導を要する場合(個別相談指導)の指導演習も行う。
授業の到達目標
「児童・生徒の栄養指導Ⅰ」をふまえ、小・中学校等における食に関する指導を演習す
ることにより、学習指導案や教材の作成等をより実際的に理解する。
授業計画
オリエンテーション
1.
学習指導案の基本と実際の手順(1)・・学習指導案作成の意義と形式の理解
学習指導案の基本と実際の手順(2)・・学習指導案作成の手順とその留意点
2.
実践演習(模擬授業)の準備(1)
3.
「児童・生徒の栄養指導Ⅰ」で作成した食に関する指導の全体計画をもとに、
グループ単位(教科等別に 6 グループ編成)で題材を決定し、4 週にわたり 1
時間の模擬授業を準備する。)
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
教科等の別のグループで児童・生徒の食の課題を考慮に入れて指導案を作成する。
14.
15.
成績評価の方法
各グループ別に模擬授業に適応した教材を作成する。
立案した指導法にもとづき、1 時間の模擬授業の予行演習をする。
模擬授業の実施と評価(1)家庭科、技術・家庭科
模擬授業の実施と評価(2)体育科・保健体育科
模擬授業の実施と評価(3)道徳
模擬授業の実施と評価(4)特別活動
模擬授業の実施と評価(5)総合的な学習の時間
模擬授業の実施と評価(6)生活科
食生活に関する歴史と文化
個別栄養相談指導・・食物アレルギー等食に関する特別な指導を要する児童・生徒な
らびに他の児童・生徒への指導上の配慮について
まとめ・・・教科等のまとめ
・普段の受講態度、実習態度、レポート内容、等を加味して評価する。
[評価項目と割合]
授業態度(10%)、自主学習態度(20%)、試験(40%)、レポート(10%)、
プレゼンテーション(20%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・
「児童・生徒の栄養指導Ⅰ」で作成した食に関する指導の全体計画及び年間指導計画をも
とにグループ単位(教科等別に 6 グループ編成)で題材を決定し、4 週間にわたり、1 時
間の模擬授業を準備します。そのための資料を収集しましょう。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
○「小学校学習指導要領・中学校学習指導要領」(文部科学省)
○「三訂 栄養教諭論(第 2 版)」金田雅代(建帛社)
○「食に関する指導の手引」(第一次改定版)文部科学省(東山書房)
○「食生活教材児童生徒用」(文部科学省)○「食生活教材指導者用」(文部科学省)
その他
(受講生への要望等)
・自主学習の成果を、模擬授業に反映できるようにしましょう。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育職の研究
担当者名
木守
科目コード
1800003
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、教育職の意義と職責、中でも学校組織の一員としての栄養教諭への
期待や役割を認識し、教育職に就くことの意義と意味を見出し、教育職への理
解を深め、教育職を目指そうとする意欲を一層高めることを目標としている。
そのため、教育職を目指す者にとって必要な教育職の意義と役割、義務と責任
について理解を深めるとともに、教育職に求められる資質能力を知り、教育職
ならではの喜びや教育職に関わる現代的課題について考察していく。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
6.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・事前学習で作成したレポートと学期末の筆記試験とを総合して評価を行う。
評価比率は、レポート(50%)、筆記試験(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に指定したテキストの授業該当箇所を A4 用紙 1 枚程度にまとめ、授業
に臨む。
使用テキスト
○「教職概論」佐久間裕之(玉川大学出版部)
参考書(参考資料等)
・授業中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・授業中紹介した教育職や教員の職務等授業内容に関わる関係法令には、目を
通すようにしてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
教育職の意義と役割、義務と責任について理解し説明できる。
教育職の職務内容とその特徴を理解し説明できる。
教員養成制度と免許制度とその特徴を理解し説明できる。
学校における教職員組織とその運営の特徴を理解し説明できる。
教育職を巡る現代的課題について考察できる。
栄養教諭としての資質能力向上への意識と教職への意欲を高める。
教員への道(教員になることの意味、教職課程の意義と履修過程の概要)
教育職の意義
(聖職者、労働者 専門職)
教育職の種類と役割
(校長、教員、職員の職務)
教育職の歴史
(明治期・大正期・昭和期における教師の役割)
教員の職務
(教員の職域、個業と協業)
教員の身分と服務
(身分保障、分限、懲戒、服務の根本基準)
教員養成と免許制度
(開放性の教員養成、免許更新制)
学校における教職員組織(校務分掌、運営組織、学校経営)
教育改革と教員(学校評価、学校評議員、教員評価、一貫教育と一貫校)
教員の資質能力と現職教育(専門性、学び続ける存在)
教育職をめぐる現代的課題(教員と社会的要請、勤務状況)
教育組織と連携(校務分掌間の連携、チーム学校)
栄養教諭の役割と連携(教職員・家庭・地域)
栄養教諭への道①
(教育職の魅力、現職教員からの声)
栄養教諭への道②
(教員採用制度とその実際)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育原理
担当者名
木守
科目コード
1800004
授業形態
講義
学
年
1
開
前期
数
2
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、教育の意義や目的、人間の発達と教育作用に対する思考を深め、受
講者自身の教育観・子ども観の基盤を形成することを目標としている。そのため、
西洋や日本の教育思想や指導観並びに、日本における教育の歴史や学力観や能力観
の変遷を概観するとともに、人間の発達への教育作用や学校・子どもを巡る教育課
題への教育の働きを考察していく。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
教育に関する思想、指導観の特徴を理解し説明できる。
人間の発達と教育に関する諸理論の特徴を理解し説明できる。
日本における教育の歴史や学力観・能力観の変遷と特徴を理解し説明できる。
社会の変化に伴う課題への教育作用とその意義について考察できる。
講義の概要
(教育原理を学ぶ意味)
教育の意義と目的(教育の概念と子ども観)
人間の発達と教育(発達と教育に関する諸理論)
近代学校の成立と特徴(文化伝達方式の変化、日本の近代学校)
西洋における教育思想と指導観(1)
(ソクラテス、コメニウス、ロック、ルソー)
西洋における教育思想と指導観(2)
(ペスタロッチ、ヘルバルト、フレーベル)
西洋における教育思想と指導観(3)(デューイ、イリイチ、フレイレ)
日本における近代教育の特質(前近代教育と西洋近代教育の受容)
日本における教育の歴史(1)(公教育の成立期から戦前まで)
日本における教育の歴史(2)(戦時下から戦後まで)
学力観・能力観の変遷 (学習指導要領の変遷をもとに)
教育と共生
(子どもの権利、特別支援教育)
子どもの現状と教育課題(いじめ、体罰等)
社会の変化と教育
(グローバル化、キャリア教育)
教育の意義・目的の再考(多様な教育の姿)
成績評価の方法
・授業準備で作成した小レポート、まとめのレポート、学期末の筆記試験を総
合して評価を行う。
評価比率は、
小レポート(30%)、まとめのレポート(30%)、筆記試験(40%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に指定したテキストの授業該当箇所をA4用紙 1 枚程度にまとめ、授業
に臨む。
・まとめのレポートの準備(最終回に提出)
使用テキスト
○「教育の理念・歴史」田中智志、橋本美保(一藝社)
参考書(参考資料等)
・授業中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・第 15 回目の授業には、自らの教育観(教育とは何か、どのような働きなのか)
をレポートにまとめて提出してもらうので、教科書や授業中に紹介した参考
図書や資料を読み、それらを参考にして自らの考えをまとめておいてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育心理学
担当者名
松本
科目コード
1800005
授業形態
講義
学
年
1
開
後期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
教育心理学は、教育に関する心理学的事実や法則を明らかにし、教育の営みを
効果的に促進するために役立つ知識や技術を提供するものである。教育現場で
は子どもの学習過程や集団心理、子どもの発達とその障害等について深く理解
することが求められる。本講義では、このような教育現場でのさまざまな要請
に応えるために活用できる心理学の知識と技術を身につけることを目標とす
る。
授業の到達目標
1)子どもの学習過程について基礎的な知識を身につけ、それに応じて適切に指
導することができる。
2)学級集団を心理学的に理解し、効果的な学級経営を行うことができる。
3)学習指導法に関する知識や技能を身につけ、子どもにとって魅力的な授業を
展開することができる。
4)教育評価について基礎的な知識を習得し、子どもの能力を適切に評価するこ
とができる。
5)子どもの発達とその障害に関する理解を深め、それに基づいて効果的な支援
を行うことができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・コメントシート、小テスト、期末テストをもとに成績評価を行う。
評価の比率は、
コメントシート(20%)、小テスト(30%)、期末テスト(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に教科書を熟読し疑問点を明確にし講義に臨んで下さい。事後は小テストに
向けて復習に励んで下さい。
使用テキスト
○「やさしい教育心理学〔第 3 版〕
」 鎌原雅彦、竹綱誠一郎(有斐閣)
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・教科書に沿って講義を行います。各章終了後に小テストを行います。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
教育心理学とは何か
記憶力がいいとはどういうことか
学ぶことと考えること
ほめることの大切さについて
モデルを見て学ぶ
「やる気」を考える
学級という社会
仮説実験授業とは何か
グループ学習と個別学習
絶対評価と相対評価
知能テストと性格テスト
人間の発達ついて考える
知的発達のメカニズム
人格発達の基礎
発達障害とは?
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育制度論
担当者名
木守
科目コード
1800006
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、学校教育をはじめとする公教育に関わる制度への理解を深めること
を目標としている。そのため、学校教育制度の歴史的発展過程、学校教育制度
の運用に不可欠な教育行政制度の理念や機能、更には学校教育以外の教育制度
について教育関係法令とも関係付けながら我が国の公教育制度の特徴を概観す
るとともに、学校の組織運営や経営の実際と課題についての考察も行う。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
我が国の公教育制度の歴史及び現在の教育制度の内容・特徴を理解し説明
できる。
教育制度の基本原理の内容・特徴及び関連法規を理解し説明できる。
教育行政の作用・基本原理・内容を理解し説明できる。
学校の組織とその運営、学校経営の課題について理解し説明できる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・事前学修としてのレポートと筆記試験により総合的に評価する。
評価比率は、事前学修レポートが(50%)、筆記試験が(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に指示したテキストの該当部分の要約を A4 用紙 1 枚程度にまとめ、授
業に臨むこと。
使用テキスト
○「学校教育制度概論」坂野慎二、福本みちよ(玉川大学出版部)
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・教育制度の発展過程の中で栄養教諭制度の創設を捉え、併せて関連する法律
についても目を通してみてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
現在の学校教育制度(学校体系、学校の種類)
現在の学校教育制度(初等・中等教育制度)
教育制度の基本原理(公共性、義務性)
教育制度の基本原理(無償性、中立性、機会均等)
教育制度に関わる法律(教育基本法、学校教育法、地教行法など)
法改正と教育制度の変化(新たな職、学校評価、免許更新制、義務教育学校)
日本における公教育制度の歴史(明治期、大正期)
日本における公教育制度の歴史(戦時下、戦後、現在)
社会教育・生涯教育(理念と意義)
生涯学習(リカレント教育、リフレッシュ教育)
教育行政制度(教育行政の目的・作用・対象・原理)
地方教育行政と中央教育行政(責務と組織)
地方教育行政の実際(教育行政の内容、教育委員会制度)
教育財政の現状と学校教育(中央、地方)
教育制度改革と学校運営(教職員の職、定数、学校運営、一貫教育)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育課程論
担当者名
木守
科目コード
1800007
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、学習指導のための全体計画・実施・評価を統合した営みである教育
課程の基本的な概念や構造及びその変遷の理解と、教育課程の実施と評価の実
際を学ぶことを目標としている。そのため、教育課程の意義や思想、学習指導
要領の変遷、教育課程の編成・実施・評価について講義を行うとともに、教育
課程実施の実際を体験的に学ぶために学習指導案作成の演習を行う。
授業の到達目標
1.
教育課程に関する基本的な概念、学習指導要領の変遷と改革の特徴を理解し説
明できる。
2.
教育課程の編成・実施・評価に関する理論と方法を理解し説明できる。
3.
教育課程に関する理論をもとに、食に関する学習指導案を作成することができ
る。
授業計画
1.
2.
3.
4.
教育課程とは(定義、次元)
教育課程に係わる法令(教育基本法、学校教育法他)
教育課程の構造(1)(教育課程の思想)
教育課程の構造(2)(基本構造とその変遷)
5.
教育課程の変遷(1)(経験主義~教育の現代化)
6.
教育課程の変遷(2)(人間性重視の教育~現在)
7.
教育課程の基準と編成(基準の機能、大綱化・弾力化、編成の要件・主体)
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
教育課程編成の過程(指導計画と指導案、カリキュラム・マネジメント)
教育課程の実施(教授・学習過程、授業の諸条件)
教育課程の評価(教育課程評価と学習評価)
教育課程の実施と授業(1)(学習指導案の構造と要素)
教育課程の実施と授業(2)(学習指導案の分析)
教育課程の実施と授業(3)(学習指導案の作成手順)
教育課程の実施と授業(4)(教育方法の選択)
教育課程の実施と授業(5)(教材・教具の選択と作成)
成績評価の方法
・事前学習のまとめ、授業中に行う学習指導案作成(演習)、学期末に実施する
筆記試験とを総合して評価する。
評価比率は事前学習が(30%)、演習が(30%)、筆記試験が(40%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に指示した課題について、A4 用紙 1 枚程度にまとめ、授業に臨む。
使用テキスト
○「小学校学習指導要領解説
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・4 年生の教育実習の基盤の一つとなる授業であることをふまえ、積極的に学
んで下さい。また、食に関する学習指導案については、各都道府県教育セン
ターの指導案データベースを見て参考にしてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
総則編」文部科学省(東洋館出版社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
道徳教育の理論と方法
担当者名
木守
科目コード
1800008
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、道徳教育への理解を深め自らの道徳観の基盤を形成する機会とする
とともに、道徳科の授業過程を構想できる基礎を養うことを目標としている。
そのため、道徳性の発達理論や道徳教育観に触れるとともに、我が国における
道徳教育の歴史を概観することを通して道徳教育の意義と役割を考察し理解を
深める。また、学校における道徳科の授業を構成・実施するための基礎的演習
を行う。
授業の到達目標
1.
2.
3.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・道徳の授業計画に関する演習と期末の筆記試験を実施し、それらを基に総合
的に評価する。
評価比率は、演習が(50%)、筆記試験が(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前の準備学習として、
「小学校学習指導要領解説 道徳偏」の次時該当箇所を
読み理解しておいてください。
使用テキスト
○「小学校学習指導要領解説 道徳偏」 文部科学省(東洋館出版社)
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・食育において取り上げるべき道徳教育の内容や取り上げ方について、栄養教
諭としての視点を持って考察し、第 5 回からの演習に備えておいてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
道徳に関する根源的な問いについて考察し、自らの考えを高める。
道徳教育と道徳性の発達について理解し説明できる。
道徳授業を構成し実施するための基礎を身に付ける。
道徳教育の意義と必要性(社会規範と道徳、道徳観)
道徳教育の意義と必要性(道徳と道徳教育、道徳教育を巡る意見)
道徳性の発達理論とその意義(フロイト、バンデューラ)
道徳性の発達理論とその意義(ピアジェ、コールバーグ)
道徳教育の歴史(近代学校成立から戦後までの道徳教育の特徴)
道徳教育の歴史(戦後から現在までの道徳教育の特徴)
道徳教育と「道徳科」(道徳教育の場、道徳教育の目標)
道徳教育と「道徳科」(道徳科における指導、教科等における道徳教育)
道徳教育の実際(道徳授業の構成)
〔演習〕
道徳教育の実際(資料分析)〔演習〕
道徳教育の実際(道徳授業の指導案の作成①)
〔演習〕
道徳教育の実際(道徳授業の指導案の作成②)
〔演習〕
道徳教育の実際(道徳授業の指導案の検討・考察①)〔演習〕
道徳教育の実際(道徳授業の指導案の検討・考察②)〔演習〕
道徳教育の実際(道徳授業における評価の特徴)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
特別活動の理論と方法
担当者名
木守
科目コード
1800009
授業形態
講義
学
年
2
開
前期
数
1
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、教育課程を構成する一領域である特別活動について理解を深めると
ともに、特別活動と栄養教諭との関わりについて学ぶことを目標としている。
そのため、特別活動の意義や目標、内容や方法を歴史的経過と併せて概観する
とともに、特別活動の内容と活動例についての調査研究を通して、特別活動に
おける栄養教諭の役割と指導内容を検討・考察する。授業前半は講義を中心と
して、後半は受講者の調査研究報告を中心として進める。
授業の到達目標
1.
2.
3.
授業計画
1.
2.
3.
4.
特別活動の教育課程における位置付け
特別活動の意義、性格
特別活動の目標(特別活動への期待、目標の改善)
特別活動の方法(集団活動、体験活動、教師に求められる力)
5.
特別活動の歴史(各時代の学習指導要領における特別活動の特徴①)
6.
7.
8.
9.
10.
11.
特別活動の歴史(各時代の学習指導要領における特別活動の特徴②)
特別活動の内容(学級活動・ホームルーム活動の目標・内容)
特別活動の内容(学級活動・ホームルーム活動の運用と課題)
特別活動の内容(児童会活動・生徒会活動の目標・内容)
特別活動の内容(児童会活動・生徒会活動の運用と課題)
特別活動の内容(学校行事の目標・内容)
12.
特別活動の内容(学校行事の運用と課題)
13.
14.
15.
特別活動の内容(クラブ活動の目標・内容)
特別活動の内容(クラブ活動の運用と課題)
特別活動と他の教育活動(教科・総合的な学習・道徳・生徒指導との関連)
特別活動の目標・意義・内容・方法が理解でき説明できる。
特別活動の各内容について、目標と具体的活動が理解でき説明できる。
特別活動と教科等との差異や関連性が考察できる。
成績評価の方法
・特別活動の各内容についての調査研究・発表と筆記試験により総合的に評価
する。
評価比率は、調査研究レポートと発表が(50%)、筆記試験が(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・特別活動の各内容についての調査研究及びそのプレゼンテーションを授業計
画後半に行います。そのため、早期から準備をして発表に向けて取り組んで
ください。
使用テキスト
○「小学校学習指導要領解説
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・栄養教諭による特別活動における指導例については、都道府県教育センター
の指導案データベースで見ることができるので、参考にしてみてください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
特別活動編」文部科学省(東洋館出版社)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教育方法論
担当者名
木守
科目コード
1800010
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
1
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、学校教育を実践する上での理論と様式・技術を原理的に探求すると
ともに、教育実践の具体的な営みを通して教育方法について理解を深めること
を目標としている。そのため、教育方法に関わる理論と歴史、授業に関する基
礎理論と技術、カリキュラムと教育評価について講義を行うとともに、模擬授
業と相互批評についての演習の機会を設けて実践的・具体的に教育方法への理
解を深める。
授業の到達目標
1.
2.
3.
授業計画
1.
2.
西洋における教育思想と教育方法(1)
(コメニウス~ルソー)
西洋における教育思想と教育方法(2)
(ペスタロッチ~デューイ)
3.
日本における教育思想と教育方法(1)
(明治~現在)
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
日本における教育思想と教育方法(2)
(戦後の学力・教育方法を巡る考え)
学習理論と学習方法(プログラム学習・発見学習・有意味受容学習)
教育評価の理論(相対評価~真正の評価)
授業の理論と技術(1)(学習指導案、教材)
授業の理論と技術(2)(発問・板書、メディアの活用)
授業と授業研究(食に関する指導の模擬授業と相互批評[演習 1]
)
授業と授業研究(食に関する指導の模擬授業と相互批評[演習 2]
)
授業と授業研究(食に関する指導の模擬授業と相互批評[演習 3]
)
授業と授業研究(食に関する指導の模擬授業と相互批評[演習 4]
)
授業と授業研究(模擬授業と相互批評を通した教育方法の探求[演習 5])
授業と授業研究(模擬授業と相互批評を通した教育方法の探求[演習 6])
授業のまとめ(模擬授業における理論と実践の融合)
教育方法の理論と歴史を理解し説明できる。
授業と教育評価に関する理論の特徴を理解し説明できる。
授業の理論と方法を理解し模擬授業に適用することができる。
成績評価の方法
・事前学習のまとめ、授業中の演習(模擬授業)、学期末に実施する筆記試験を
総合して評価する。
評価比率は事前学習が(30%)、演習が(30%)、筆記試験が(40%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事前に指示した課題について、A4 用紙 1 枚程度にまとめ、授業に臨む。
使用テキスト
○「新しい時代の教育方法」田中耕治 他(有斐閣)
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・4 年生の教育実習の基盤の一つとなる授業であることをふまえ積極的に学ん
で下さい。また、授業の理解を深めることに繋がる事前学習を確実に行って
ください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
生徒指導の理論と方法
担当者名
木守
科目コード
1800011
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
正幸
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は教員として生徒指導上必要な資質の基盤を形成することを目標として
いる。そのため、生徒指導の意義や機能、教育課程における生徒指導の位置付
け、生徒指導に必要な児童生徒理解の方法、教育相談、生徒指導の実施体制及
び生徒指導の方法について講義を行うとともに、生徒指導上の諸問題とその具
体的対応に関する調査研究を基に検討・考察を行う。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・生徒指導上の諸問題に関する調査研究と発表を課すとともに、期末に筆記試
験を行い総合的に評価する。
評価比率は、調査研究・発表が(50%)、筆記試験が(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・講義開始時に各自が設定した生徒指導上の課題を授業外の時間に調査・研究
し、授業後半の発表に向けてまとめ上げる。プレゼンテーションの方法も工
夫すること。
使用テキスト
○「生徒指導提要」文部科学省(教育図書株式会社)
参考書(参考資料等)
・講義中に適宜、紹介する。
その他
(受講生への要望等)
・国立教育政策研究所のホームページ〔生徒指導・進路指導研究センター〕に
掲載されている資料に目を通してください。
・栄養教諭という視点に立って、生徒指導上の問題とその対応について考察し
てください。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
生徒指導に関する基本的な知識を習得する。
生徒指導の目標や意義を理解し説明できる。
児童生徒理解の意義と方法について理解し説明できる。
生徒指導上の問題とその対応例について調査研究し検討・考察ができる。
教育相談の意義とその進め方について理解し説明できる。
イントロダクション(講義の概要、学習の仕方・評価)
生徒指導の目標・意義と機能
生徒指導の内容
教育課程と生徒指導
生徒指導と児童生徒理解
生徒指導の組織・体制
生徒指導の方法(全体指導と個別指導)
教育相談の意義と進め方
生徒指導上の諸問題とその対応①(いじめ)
生徒指導上の諸問題とその対応②(SNS といじめ)
生徒指導上の諸問題とその対応③(不登校)
生徒指導上の諸問題とその対応④(非行)
生徒指導上の諸問題とその対応⑤(児童虐待)
生徒指導上の諸問題とその対応⑥(自殺)
生徒指導における家庭・地域・関係機関との連携
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
学校カウンセリング
担当者名
松本
科目コード
1800012
授業形態
講義
学
年
2
開
後期
数
2
履修方法
単
位
明夫
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
心の問題がクローズアップされている現代において、目の前にいる気になる児
童生徒にどのように関わればよいのかという実践的な知識と技能が教育現場で
は求められている。そこで本講義では、臨床心理学や精神医学の知見を紹介し
ながら、児童生徒が抱えるさまざまな心の問題について理解を深め、具体的に
どのような支援ができるのか事例を通して検討していく。
授業の到達目標
1)カウンセリングに関する基礎的な知識や技能を身につけ、教育相談を行うこ
とができる。
2)不登校児のこころを理解し、支援することができる。
3)いじめを早期に発見し、解決に向けての取り組みを行うことができる。
4)少年が非行に至った経緯を適切に把握し、対応と援助を行うことができる。
5)発達障害を抱える児童生徒を正しく理解し、支援することができる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
・コメントシート、レポート、期末テストをもとに成績評価を行う。
評価の比率は、コメントシート(20%)、レポート(30%)、
期末テスト(50%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・事後に復習に励んで下さい。レポート課題は次回の講義時に担当教員に提出
して下さい。
使用テキスト
・適宜、プリントを配布する。
参考書(参考資料等)
特になし
その他
(受講生への要望等)
・目の前にいる気になる児童生徒にどのように関わったらよいのかという具体
的対応策とその理由について理解を深めて下さい。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
教育相談に役立つカウンセリング(1) 精神分析療法、来談者中心療法
教育相談に役立つカウンセリング(2) 認知行動療法
不登校児のこころの理解
不登校児への支援の実際
いじめ問題の心理学的理解
ネットいじめについて
いじめ問題への取り組みの実際
非行問題の基本的理解
非行少年への対応
LD(限局性学習症)の児童生徒の理解と支援
ADHD(注意欠如・多動症)の児童生徒の理解
ADHD 児の上手な指導法
ASD(自閉スペクトラム症)の児童生徒の理解
TEACCH プログラムについて
まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
教職実践演習(栄養教諭)
担当者名
木守
科目コード
1800013
授業形態
演習
学
年
4
開
後期
数
2
履修方法
単
位
正幸 ・ 松本
明夫 ・ 安倍
講
期
ちか
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本授業は、教職課程の全体を通じて、教員として最小限必要な資質能力につい
て確実に体得させて、その資質能力の全体を明示的に確認することを目標とし
ている。そのために、食に関する教科専門科目の教員と教職に関する専門科目
の教員とが連携・協力した指導体制を構築し、教師としての資質能力を基盤に
した①使命感や責任感、教育的愛情、②社会性や対人関係能力、③児童生徒理
解や学級経営能力、④教科・食に関する指導力などについて履修カルテを基に
確認し、場合によっては個別的に補完指導を行う。授業は担当教員によるチー
ムティーチング形式で行い、受講者の発表やディスカッションを中心に進める。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
子どもの可能性に人生をかける教師として、社会に不可欠な人材を養成すると
いう教育理念、教員としての職責や義務を自覚し、教育愛や使命感をもって教
育に当たる姿勢を身に付ける。
子どもの食育について、学校組織の一員としての自覚をもって、また目的や状
況に応じて対応する力を身に付ける。
子どもの発達や心身の状況に応じて抱える食に関する課題を理解し、カウンセ
リングマインドをもって、適切な個人・集団指導が実践できる。
子どもとの間に信頼関係を築き、学級集団を把握し担任教師等と協力して適切
な食に関する指導を行うことができる。
授業を行う上での基本的な技術について教師としての最小限必要な資質能力
を身に付ける。
イントロダクション
(これまでの栄養教諭としての学修について講義、グループ討論・発表)
教職の意義や教員の役割・職務内容、特に栄養教諭の役割・職務内容、子
どもに対する責任等についてグループ討論・発表
社会性や対人関係能力(学校という組織の一員としての自覚、保護者や地
域の関係者との人間関係の構築等)、特に食育・食指導を行う際の教員の
連携に関する事例研究、グループ討論・発表
食に関する問題(アレルギー、肥満、極度の痩身、欠食、個食・孤食など)
の個別指導の在り方について講義、ロールプレイ、グループ討論・発表
食に関する問題を抱える子ども及びその保護者への対応に関する事例研
究、グループ討論・発表
食に関する問題(アレルギー、肥満、極度の痩身、欠食、残飯、食と脳科
学研究等)の全体指導の在り方についてグループ討論・発表
食育の全体計画(教科、生活科、道徳、特別活動・給食指導、総合的な学
習の時間等)の策定についてのグループ討論・発表
食に関する教材研究(地域の特色を含む)・指導力について講義、グルー
プ討論・発表
食育の模擬授業(教科、生活科、道徳、特別活動・給食指導、総合的な学
習の時間等)・役割演技(ロールプレイング)を通じて教材解釈力、子ど
も理解、教育方法等の教育実践論についてグループ討論・発表(その 1)
食育の模擬授業・役割演技、グループ討論・発表(その 2)
食育の模擬授業・役割演技、グループ討論・発表(その 3)
食育の模擬授業・役割演技、グループ討論・発表(その 4)
食育の模擬授業・役割演技、グループ討論・発表(その 5)
食育の模擬授業・役割演技、グループ討論・発表(その 6)
教員としての最小限必要な資質能力の確認、まとめ
食物栄養学部 食物栄養学科
成績評価の方法
・第 8 回までの授業においては各テーマについてのグループ討論・発表の状況
と小レポートにより目標への到達状況を評価し、第 9 回からの模擬授業では
食に関する指導を行う資質能力を見極める。また第 15 回ではレポートと履修
カルテも含め、教員として最小限必要な資質能力を総合的に評価する。
評価比率は、
グループ討議が(30%)、模擬授業が(30%)、レポートが(30%)、履修カル
テが(10%)とする。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・これまでの学修状況を履修カルテで把握し、不十分な点を事前学習してくだ
さい。また、第 9 回からの模擬授業に向けて、教育実習で作成した食育の学
習指導案(教科、生活科、道徳、特別活動・給食指導、総合的な学習の時間
等)の修正や整理を行っておいてください。
使用テキスト
・教職課程の全教科で指定されたテキスト、
学習指導要領、食生活学習教材、教職課程履修カルテ
参考書(参考資料等)
・栄養教育実習で行った査定授業の学習指導案及び授業記録 等
その他
(受講生への要望等)
・履修カルテによりこれまでの学修状況を把握して自らの学習目標と課題意識
を持って授業に臨んでください。
教員 e-mail アドレス
[email protected](木守)、[email protected](松本)、
[email protected](安倍)
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育実習事前・事後指導
担当者名
安倍
科目コード
1800014
授業形態
演習
学
年
3
開
後期
数
1
履修方法
単
位
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本科目は、栄養教育実習を充実させるための事前指導及び実習終了後の学びを
深化させるための事後指導の構成となる。授業の流れは事前指導で栄養教育実
習の目的、目標、実習の流れを説明し、実習開始までの準備と心構えを確認す
る。続いて栄養教育実習手帳の活用方法について説明する。また、授業観察の
着眼点や記録の仕方を演習する。主として、各教育実習校の課題について情報
収集をし、教材研究に取り組む展開となる。一方事後指導では、各自の教育実
習を PowerPoint にまとめ、報告会で紹介しあうことでより学びの共有化を行
い資質の向上をはかることができる。
授業の到達目標
・栄養教育実習開始までの準備が十分にでき、教育実習生としての自覚を高める。
・小,中学校の教育課程や栄養教諭の職務内容が簡単に説明できる。
・食に関する指導の実践に積極的に参画できるようになる。
授業計画
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
成績評価の方法
教育実習オリエンテーション
・・・栄養教育実習の目的・意義・心構え等について、教育実習の流れをつかむ
実習先について・・・実習校との事前打ち合わせ事項について(1)
実習先について・・・実習校との事前打ち合わせ事項について(2)
学校の概要について・・・①小・中学校の服務について
学校の概要について・・・②小・中学校の危機管理について
学校の概要について・・・③人権への配慮について
学校の概要について・・・④小・中学校の教育課程・特別活動等について(1)
学校の概要について・・・⑤小・中学校の教育課程・特別活動等について(2)
研究課題の設定の方法について
研究課題の設定(1)朝食について
研究課題の設定(2)偏食について
研究課題の設定(3)間食について
研究課題の設定(4)はしの持ち方等の食事のマナーについて
各研究課題についての総評
まとめ
・受講態度、レポートにより総合的に評価する
[評価項目と割合]
授業態度(20%)、自主学習態度(20%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(30%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・教育実習校での授業実践については、実習先の児童・生徒の実態により内容が設
定されますが、今の段階から予想される複数の研究課題について、それぞれどの
ように取り組めばよいかを事前に考えておきましょう。
使用テキスト
○「学校給食衛生管理基準の解説」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)
○「衛生管理・調理技術マニュアル」(文部科学省)
○「小学校学習指導要領」
(文部科学省)
○「中学校学習指導要領」
(文部科学省)
参考書(参考資料等)
食生活教材児童生徒用(文部科学省)食生活教材指導者用(文部科学省)
食に関する指導の手引(第一次改定版)文部科学省(東山書房)
その他
(受講生への要望等)
・4 年生で行う栄養教育実習に向けて実習への準備を十分し、教育実習生とし
ての自覚を高めましょう。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育実習事前・事後指導
担当者名
安倍
科目コード
1800014
授業形態
演習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
授業の概要と方法
本科目は、栄養教育実習を充実させるための事前指導及び実習終了後の学びを深化
させるための事後指導の構成となる。授業の流れは事前指導で栄養教育実習の目
的、目標、実習の流れを説明し、実習開始までの準備と心構えを確認する。続いて
栄養教育実習手帳の活用方法について説明する。また、授業観察の着眼点や記録の
仕方を演習する。主として、各教育実習校の課題について情報収集をし、教材研究
に取り組む展開となる。一方事後指導では、各自の教育実習を PowerPoint にまと
め、報告会で紹介しあうことでより学びの共有化を行い資質の向上をはかることが
できる。
授業の到達目標
栄養教育実習開始までの準備が十分にでき、教育実習生としての自覚を高める。
小・中学校の教育課程や栄養教諭の職務内容が簡単に説明できる。食に関する指導
の実践に積極的に参画できるようになる。
授業計画
1.
実習内容の指導・・実習内容の再確認・実習の心得について
2.
教育実習にあたっての必要な技術・・授業観察の仕方(実習校の教諭による授業
参観における授業観察の仕方等について)
3.
実習校の確認・・実習事前の挨拶、実習校との連絡方法
4.
食に関する指導の指導案作成及び献立作成
・・各実習校の課題により指導案を作成する
食に関する指導の指導案作成及び献立
・・各実習校の課題により指導案を作成する
食に関する指導の指導案作成・・各実習校の課題により指導案を作成する
5.
6.
7.
8.
成績評価の方法
実習ノートの指導・・記入上の留意点等
実習協力校への礼状作成・・礼状作成の留意点等
9.
栄養教育実習報告会における資料作成・
・・教育実習のまとめを各自 PowerPoint による実習報告資料を作成する
10.
11.
12.
13.
14.
15.
栄養教育実習報告会・・実習内容の発表
栄養教育実習報告会・・実習内容の発表
栄養教育実習報告会・・実習内容の発表
栄養教育実習報告会・・実習内容の発表
栄養教育実習報告会・・実習内容の発表
実習ノートの提出・・実習ノート、実習ファイル、自己評価票、教科のまとめ
・受講態度、レポートにより総合的に評価する
[評価項目と割合]
授業態度(30%)自主学習態度(20%)プレゼンテーション(30%)レポート(20%)
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・教育実習では多くの先生方の授業参観をさせて戴くため、事前に授業参観の
着眼点や記録の仕方を考えておきましょう。
使用テキスト
○「学校給食衛生管理基準の解説」
(独立行政法人 日本スポーツ振興センター)
○「調理場における衛生管理&調理技術マニュアル」(文部科学省)
参考書(参考資料等)
○「三訂 栄養教諭論(第 2 版)
」金田雅代(建帛社)
○「食に関する指導の手引(第一次改定版)」文部科学省(東山書房)
○「小学校学習指導要領(文部科学省)
」 ○「中学校学習指導要領」
(文部科学省)
○「食生活教材児童生徒用」
(文部科学省)○「食生活教材指導者用」
(文部科学省)
その他
(受講生への要望等)
・教育実習では受け入れ校に多大なご指導を戴く事になります。感謝の心をもって
実習に取り組まなければならないことを自覚しましょう。
教員 e-mail アドレス
[email protected]
食物栄養学部 食物栄養学科
授業科目名
栄養教育実習
担当者名
安倍
科目コード
1800015
授業形態
実習
学
年
4
開
前期
数
1
履修方法
単
位
授業の概要と方法
ちか
講
期
必
修
選択
必修
選
択
栄養教免
必修
栄養士
必修
管理栄養士
必修
○
栄養教諭の指導が行われている学校教育現場において、児童・生徒に直接触
れ合いながら栄養教諭の職務についての専門的知見と実践技能を学ぶことを狙
いとする。本教育実習の進め方は、
①実習校への事前訪問(遅くとも 1 ヶ月前には実習校へ連絡をし、事前の訪
問をする。その際、食に関する指導の課題についても指導を受ける。
)
②実習開始までの準備(学習指導案の検討、教材研究)
③実習(担任教諭や栄養教諭の指導のもと、日常生活活動、学校保健行事、
食に関する教育活動、児童・生徒の栄養に係る課題に関する業務等の実践
を行う。)
④実習報告会(実習で得た学びや気づきのまとめを紹介しあう。)の流れで
展開する。
授業の到達目標
栄養教諭が担う食に関する指導や栄養管理の実際を教育現場で経験することに
よって、これまで学習してきた基礎教養科目、教職科目、管理栄養士課程の専
門科目を統合的にとらえ、課題追求ができるようになる。
授業計画
学校教育は、意図的・計画的・組織的に行われているため、まずは教育実習校
の組織、運営を理解し、年間指導計画、特に食に関する指導の全体計画の概要
をつかむ。配属される学年や学級に早くなじむために、座席表などで児童・生
徒の氏名を覚え、積極的に関わる。また指導教諭の授業観察から授業全体の流
れや指導教諭の指導と児童・生徒の反応を対比させるなど、自分の査定授業の
構想に活用する。具体的には、児童・生徒の実態に即した学習指導案を試行錯
誤しながら作成していく。1 週間の実習であるため、特に、食に関する指導に
ついて重点的に実習を行う。
成績評価の方法
・教育実習校の評価及び学生の自己評価、実習の事前課題への取り組み状況や
実習報告会、レポート等を総合して行う。
授業外で行うべき学修
(準備学修・事後学修等)
・教育実習校における査定授業の題材に関連した教材研究をしましょう。
使用テキスト
使用しない
参考書(参考資料等)
○「小学校学習指導要領」(文部科学省)
○「中学校学修指導要領」(文部科学省)
○「食生活教材 食生活を考えよう(指導者用)」 (文部科学省)
○「食生活教材 食生活を考えよう(児童生徒用)
」(文部科学省)
○「食に関する指導の手引(第一次改定版)」文部科学省(東山書房)
その他
(受講生への要望等)
・教育実習において、
「大学での模擬授業と全然違う」と言うことが実感できま
す。児童や生徒及び指導教諭の方々との深い関わりは、生涯忘れることのな
い経験となると思います。
教員 e-mail アドレス
[email protected]