April, 2011 Vol 5 - 3 今月の健康ニュースレター ( Monthly ) ◇◆◇ 米国小児学会で推奨される予防接種 ◇◆◇ 皆様へ東北地方太平洋沖地震により、多くの方々の尊い命が失われたことに深い哀悼の意を捧げます。同時に被災された方々へ、心からお見舞いを申し上げます。－日本クリニックスタッフ一同－ NEW YORK ●パピローマウィルスＨＰＶ（子宮頸がん予防ワクチン）ＨＰＶは、一般的によくみられるウィルスです。アメリカのＣＤＣ（Center for the Disease and Control)では、性的に活動的な人の少なくとも５０％が、一生のうちにＨＰＶに罹患すると推測しています。 (212) 575-8910 【ＨＰＶとは？】 SAN DIEGO ＨＰＶ感染後、ほとんどの場合に自然消滅しますが、そうでない場合は、子宮頸がん、前がん状態の病変、性器いぼの原因となります。米国内の日本クリニック ATLANTA (404) 843-8910 CHICAGO （847） 952-8910 （858）560-8910 Nihon Clinic 2010 S. Arlington Heights Road, Suite 101 Arlington Heights, IL 60005 予約：(847) 952-8910 内科：(847) 952-8910 小児科：(847) 640-5437 カイロ： (847) 956-3250 ウェブサイトもご利用下さい。ＨＰＶワクチンのひとつ、ガーダジ【感染経路】ル（Gardasil）は、ＨＰＶの主となるヒトからヒトへの飛沫直接感染に４つのタイプ（６、１１、１６、１８）をよって伝染し、特に狭い混み合っ予防します。この４つのタイプはた場所（都市部、学生寮、兵舎）現在、子宮頸がんの約７０％、性で感染のリスクが高くなります。器いぼの約９０％の原因となっています。【ワクチンの接種】ワクチンは、３回の接種が必要です。（初回・２ヵ月後・６ヵ月後）ワクチンは疾患の予防にはなっても、治療には効果がありません。そのため、ＨＰＶに感染するリスクがまだない、プレティーン（１１～１４歳）の時期に接種することが理想的とされています。米国では毎年約２６００人の感染が起こりますが、その内、死亡率は１０～１５％、深刻な合併症（手や足の切断、聴覚障害、神経系障害など）が約１５％に至ります。【接種の推奨対象者】特に学生寮に住む大学新入生は髄膜炎菌感染症になりやすいとされています。髄膜炎球菌ワクチンは１１～１４歳で接種することが望ましいとされています。（特に大学の寮生）現在のところ接種は１回ですが、今後追加接種が必要とされる可能性もあります。 ●髄膜炎菌【ワクチンの副作用】 Neisseria Meningitides （ＭＣＶ）髄膜炎球菌は、その名の通り髄ワクチンによる副作用が、主に局部の発赤、熱などの軽度なもの膜炎の原因となる菌です。で、深刻な副作用は稀です。【症状】【ＨＰＶワクチンについて】髄膜炎球菌の感染による症状とＨＰＶワクチンは、子宮頸がんのしては、まず高熱、関節痛などの予防となる画期的なワクチンです初期症状に続き、頭痛・嘔気・精が、ＨＰＶには１００以上のタイプ神症状・頚部硬直などの髄膜炎があるため、１００％の予防効果様症状を呈し、重症例では菌血症から死に至ります。があるわけではありません。 ◇◆人間ドックからのお知らせ◆◇ ◇◆小児科からのお知らせ◆◇ 当院の健康診断をご利用頂きありがとうございます。 ●この度、増井医師がご家族と共に他州に転居することとなりました。 Website: www.nihonclinic.com E-mail: [email protected] １．健康診断の予約状況＜４月、５月の人間ドック実施日＞ 4月：1 4 5 8 9 11 12 19 22 23 25 26 29 日本クリニックでは、小児科の診療時間が変わります。詳しくは当院のウェブサイトをご覧ください。 5月：2 3 7 9 10 13 16 17 20 21 23 24 患者様にはご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。 ※健康診断のご予約は、お早めに！ ※５月３１日までは、通常通り診察いたします。