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校 長
堀 江 振一郎
和歌山高専の教育研究理念
本校は、5年間の一貫教育を通じて、エンジニアとしての素養を身につける基礎教育と、実践を重視した専門教育を効
果的に行うことにより、工学を社会の繁栄と環境との調和に生かすための創造力と問題解決能力を身につけ、豊かな人間
性と国際性を備えた人材の育成を目指す。
とりわけ自然環境に恵まれた和歌山県中南部に位置する本校は、地域社会の特色を生かしつつ、地球環境に配慮した新
技術の開発に貢献することにより、新たな課題に挑戦する。
こうした環境と地域連携を考慮した教育・研究活動が、国際社会へもアピールできるよう努力を重ねる。
「地域環境デザイン工学」教育プログラムの学習・教育目標[日本技術者教育認定機構(JABEE)認定]
(A)和歌山県の地域環境、地域社会との共生に関する理解および倫理観を身につけ、公共の安全や利益に配慮したもの
づくりの考え方を理解し説明できる。
(B)社会のニーズおよび環境に配慮し、かつ与えられた制約下で、工学の基礎的な知識・技術を統合して課題を解決す
るデザイン能力を身につける。
(C)自主的・継続的な学習を通じて、自己の専門分野での深い学問的知識や経験に加え、他分野にまたがる幅広い知識
を身につける。
(D)自分の考えを論理的に文章化する確かな記述力、国際的に通用するコミュニケーション基礎能力、プレゼンテーショ
ン能力を身につける。
目次
1.国立和歌山工業高等専門学校 概要 ………… 1
2.組 織 …………………………………………… 5
〈本科進路〉
組織図・運営図
就職
教職員数 大学等編入学
3.知能機械工学科 ………………………………… 6
2009年度本科卒業生進路先一覧
専任教員・非常勤講師
〈専攻科進路〉
教育課程
大学院進学(専攻科)
4.電気情報工学科 ………………………………… 9
専攻科就職先一覧
専任教員・非常勤講師
12.学 生 ……………………………………………31
教育課程
〈本 科〉
5.物質工学科 ………………………………………12
学生の定員及び現員
専任教員・非常勤講師
入学志願者及び入学者
教育課程
〈専攻科〉
11.進 路 ……………………………………………27
6.環境都市工学科 …………………………………15
学生の定員及び現員
専任教員・非常勤講師
入学志願者及び入学者
教育課程
外国人留学生
7.一般科目 …………………………………………18
高校からの編入学志願者及び編入学者
専任教員・非常勤講師
出身地
教育課程
奨学金
8.専攻科 ……………………………………………21
授業料免除
メカトロニクス工学専攻
学生会
エコシステム工学専攻
学生寮(柑紀寮:こうきりょう)
教育課程
9.研究活動・地域との連携………………………24
13.学年暦・学校行事 ……………………………35
14.校舎配置図他 …………………………………37
地域共同テクノセンター
校歌・校章
科学研究費補助金
15.会計・沿革 ……………………………………39
外部資金の導入 2009年度 決算
公開講座
歴代校長
大学等開放推進事業
名誉教授
出前講座
沿革
10.メディアセンター ……………………………26
図書館
情報処理教育センター
1.国立和歌山工業高等専門学校 概要
和歌山高専は、5年間の一貫教育により、すぐれた技術者を育成します。
高等専門学校は、「深く専門の学芸を教授
し、職業に必要な能力を育成する」ことを
目的として設置された、中学校卒業程度を入
学資格とする高等教育機関です。豊かな教養
と専門の工学とを身につけた技術者の育成を
使命として、5年制の一貫教育を行っていま
す。
国立和歌山工業高等専門学校は、1964(昭
和39)年に設置されました。現在、知能機械
工学科、電気情報工学科、物質工学科、環
境都市工学科の4学科を有しています。2002
(平成14)年には、専門的なエンジニアを育
成するため、メカトロニクス工学専攻および
エコシステム工学専攻の専攻科(修業年限
2年、定員各8名)が設置されました。2010
(平成22)年5月現在、学生総数は887名で
す。
本校の教育目的は、理論を実践面に生かす
柔軟な頭脳をもった技術者を育成すること
であり、一般科目と専門科目を有機的に関連
させた特色ある教育課程を編成し、少人数教
育とあわせてきめ細かな教育を提供していま
す。また、全人教育の重要性から1968(昭和
43)年以後、低学年全寮制を導入し、それに
よって培われる自治と規律の精神は、企業か
らも高い評価をいただいています。
希望者全員が大手企業・国立大学等に就職・進学しています。
・本科卒業生の約半数ずつがそれぞれ就職、または進学しています。
・本校に対する企業からの求人数は、就職希望者の10倍以上です。(2009年度の求人は19.0倍)
・就職率は毎年ほぼ100%です。
国公立大学
25%
本校専攻科
17%
私立大学
1%
進学 43%
官公庁
1%
本 科
その他
4%
2009年度進路
99人以下の
企業 6%
就職 53%
100∼499人の
企業 18%
500人以上の
企業 28%
1
和歌山高専の「ものづくりの教育」
技術者教育は、「ものづくりの教育」です。理論のほかに、体で覚える面もあります。高等専門学校では、中学校卒業
時点から集中的に教育することで、ものづくりに最も大切な、ものづくりのセンスを養います。本校教員の多くがものづ
くりの経験を実際に持ち、技術的な指導にあたっています。ものづくり教育を担う和歌山高専が展開する技術者教育の特
色は次のとおりです。
技術者に向いた入学者を確保する「体験実習入試」の実施
実験実習で入学者を選抜する「体験実習入試」を、全国の高専に先がけて、平成17年度から実施しています。
技術者育成に特化した教育
・実験実習の重視
ものづくりのセンスは、実際にものに触れ、体験することで養われます。入学当初から授業に実験実習を多く取り
入れるとともに、企業でものづくりの経験がある人材を教員として多く採用しています。
・専門教育の早期導入
1年時から専門の授業を多く取り入れるとともに、1年生の担任に専門科目の教員を充てるなど、入学当初から大
学教員レベルの専門家とふれあう機会を増やし、専門分野への興味を深めています。
・専門科目と一般科目との融合
一般科目の数学、物理、化学の内容を、専門科目と関連付けて教えることで、学生の理解を深めています。
・インターンシップは全学生が体験
第4学年全員が1∼2週間インターンシップに参加し、実社会で体験的に学んでいます。
・補講や特別指導によるきめ細かな教育
理解度の低い学生に対しては、補講や特別指導を行い、留年者や中退者を減らすことに努力しています。昨年度の
補講・特別指導は延べ約1000回に及びます。
・授業改善への積極的な取り組み
教員相互の授業参観のほか、保護者による授業参観とアンケートを実施しています。また、学生による授業アン
ケートの実施、学生と教務関係教員との懇談会の開催など、積極的に授業改善を図っています。
・人間教育の重視
全国有数の大規模寮を利用した全人教育や、大学入試にわずらわされないクラブ活動など、特色ある教育を展開し
ています。
国際交流会館開設
デザインコンペティション2009 優秀賞
国際交流会館開所式で挨拶する堀江校長。「国際的に、
環境都市工学科チームが、
「環境にやさしい水質浄化コン
よりいっそう開かれた学校にしましょう。」
テスト」部門で全国2位となり、優秀賞を受賞しました。
2
地域への貢献
和歌山工業高等専門学校は和歌山県中南部地域、唯一の高等教育機関として地域の発展に貢献しています。
地域に役立つ研究
・地元市町村の求めに応じて「津波浸水ハザードマップ」を作成しました。
・農業生産・加工技術開発の支援を図り、地域の企業と協力のもと、梅の成長促進や保存、梅干し加工排水の有効利
用、木材乾燥の新しい方法などを研究しています。
・本校と「焼きたてのパンサンタ」(那智勝浦町)の共同研究により、和歌山県北山村特産のジャバラ果皮の苦味を
抑えることに成功し、「ジャバラグミ」「ショコラケーキジャバラタイプ」等の健康食品が製品化されました。
地元企業との交流
・地元企業への就職機会を創出し、優秀な人材確保につなげることを目的として㈱紀陽銀行との共催で「和歌山県内
企業合同説明会」を開催しました。精密機械や電気、コンピューター、建設、食品など計38社の参加があり就職活
動を控えた4年生を中心とした学生が説明を受けました。
中小企業の現職技術者の再教育
御坊商工会議所が実施する「和歌山県の新エネルギーと地場産品を活用する技
術教育と研修」事業(経済産業省中小企業庁補助事業)に協力しています。
技術についての小・中学生、一般の理解促進
・小中学生向けの公開講座、出前講座などを開催しています。
・日高港エネルギーパークに協力しています。
・「きのくにロボットフェスティバル」に協力しています。
本校のブランド
「ナルリッチ」
ロゴと本
校校舎のイラストがあしらわれたジャ
バラ入りショコラケーキのラベル。
協力の枠組み
・和歌山高専産官学技術交流会(御坊地域の企業で結成)への参加・支援を行っています。
・南紀熊野産官学技術交流会(田辺地域の企業で結成)への参加・支援を行っています。
外部評価
和歌山高専は、積極的に外部機関による客観的な評価を受けています。それは本校の対外的な認知とともに、教育にお
ける透明性の確保のためです。主な外部評価は、機関別認証評価とJABEEの二つです。
機関別認証評価
2005年度、本校は、大学評価・学位授与機構により、高等専門学校機関別認証評価を受審し、高等専門学校評価基
準をすべて満たしている、との評価を得ました。機関別認証評価は、学校の目的、教育内容や成果、財務、管理運
営、研究活動などの幅広い観点から審査されるものです。
JABEE(日本技術者教育認定機構)
2006年度、日本技術者教育認定機構(JABEE)の審査
を受けた和歌山高専は、2007年5月、「地域環境デザイン
工学」のプログラムによって、高等教育機関の実施する技
術者教育として社会の要求水準を満たしていると認定され
ました。
機関別認証評価「認定書」
3
JABEE「認定書」
国立和歌山工業高等専門学校 概要
大学や高校との交流(推薦制度等)
和歌山高専専攻科には、早稲田大学大学院情報生産システム研究
科、和歌山大学大学院システム工学研究科への大学院推薦制度があ
ります。
また、本科・専攻科は、2005年3月に大阪大学工学部・工学研究
科、2007年10月に大阪大学基礎工学部・基礎工学研究科と、2007年
3月には、京都大学工学部・工学研究科と教育研究交流協定を結
び、緊密な交流を推進しています。
2007年11月に和歌山県教育委員会と和歌山県立内工業高校との連
携協力包括協定を締結しました。
海外との交流
和歌山高専は、「国際性を備えた人材の育成」を図る施策の一つ
として、中国上海電機学院との交流を行っています。2002年に交流
協定を締結、2004年より学生交流が始まり、年1回、10名程度の学
生が、約2週間の相互訪問を行っています。
このほか、2010年4月現在、6か国15名の留学生が本科に在籍
し、日本人学生とともに学んでいます。
また、2010年春には国際交流会館を設置しました。
校舎の大規模改修工事
本館(知能機械工学科、電気情報工学科、物質工学科、一般科目・管理
部)の耐震対策を含む大規模改修工事と環境都市工学科棟の一部改修工事
が完了しました。各教室には冷暖房が完備され、学生がくつろぐための
オープンラウンジも設けました。また、本館にはエレベーターを新設しま
した。
2010年春竣工した本館(物質工学科)内部。
実験室も明るく広くなりました。
学生数
本 科(5年)
入学定員
学生定員
知能機械工学科
40人
80人
82人
( 0)
〈 0〉
機械工学科
40人
120人
122人
( 3)
〈 5〉
電気情報工学科
40人
200人
215人
(10)
〈 3〉
物質工学科
40人
200人
203人
(57)
〈 4〉
環境都市工学科
計
専攻科(2年)
学生数
メカトロニクス工学専攻
エコシステム工学専攻
計
40人
200人
205人
(21)
〈 3〉
160人
800人
827人
(91)
〈15〉
8人
16人
25人( 1)
〈 0〉
8人
16人
20人( 5)
〈 0〉
16人
32人
45人
( 6)
〈 0〉
(注)( )内は女子の内数 〈 〉は外国人留学生の外数
入 寮 者 数
教職員数
教 員
64人
職 員
41人
計
105人
521人(71)
(注)( )内は女子の内数
専門科目担当教員47名の内約89.4%が博士
4
2010.5.1 現在
2.組織
2010年度 組織図・運営図
知的財産評価委員会
知能機械工学科
総務・企画係
ロボット教育センター
教職員数
2010.5.1 現在
区 分
校 長
教 授
准教授
講 師
助 教
教員計
職 員
教職員
計
現 員
1
26
29
2
6
64
41
105
5
和歌山高専が求める学生像
・自らの考えを文書や口頭で説明し、理解させることができる学生。
・科学技術に興味を持ち、充実した高専生活を送りたい学生。
知能機械工学科が求める学生像
・機械はもちろん、コンピュータにも関心があり、自己を高めたいと考えて
いる学生。
・将来、機械工学の知識を活かした仕事に就きたいと考えている学生。
ロボコン部:和歌山高専・紀州軍団
自動制御・電子制御
メカトロニクス
エネルギー工学
流体工学・熱工学
工業英語
2次元煙風洞装置
物体まわりの流れの様子や物体に働く抗力・揚力などを調べる装置
可搬型衝撃試験機の製作
卒業研究で材料試験機の小型化に取り組み、
出前授業等での活
用をめざす。
7
知能機械工学科 専任教員
職 名
教 授
博 士
(工 学)
FUKUDA Tadashi
博 士
(工 学)
SAKATA Mitsuo
博 士
(工 学)
KITAZAWA Masayuki
工学博士
工学博士
准 教 授
専門科目教育課程
氏 名
福田 匡*
坂田 光雄*
北澤 雅之*
藤原 昭文*
FUJIWARA Akibumi
溝川 辰巳*
MIZOGAWA Tatsumi
博 士
(理 学)
AOYAMA Yoshio
博 士
(工 学)
KASHIHARA Keizo
青山 歓生*
樫原 恵藏*
佐野 和男*
SANO Kazuo
博 士
(工 学)
NISHIMOTO Keigo
博 士
(理 学)
HAMADA Toshihiko
工学修士
助 教
西本 圭吾*
濵田 俊彦*
三原 由雅
MIHARA Yoshimasa
博 士
(工 学)
SANDOH Atsushi
博 士
(工 学)
TSUDA Naoaki
山東 篤*
津田 尚明*
担 当 科 目
熱力学、工業熱力学、機械概論、
機械設計製図、機械工学実験、物理、
熱流体工学*
振動工学、 水力学、流体力学、機械概論、
流体工学、機械工学実験、
熱流体工学*
機械設計製図、情報処理、工作実習、
機械工学実験
応用数学、工業力学、材料力学、
機械概論、材料力学特論、
機械工学実験、機械工学概論、生産工学*
応用数学、機械工学実験、物理、
量子力学*
応用物理、情報処理、物理、情報理論*
材料学、機械設計製図、材料強度学、
機械工学実験、材料科学*
工作実習、自動制御、電子制御、
メカトロ概論 、情報機器、機械工学実験、
計測制御工学*
機械工作法、工作実習、機械工学実験、
精密加工学*
数学、数学特論、
数理工学*
機械設計法、工作実習、機械工学実験
応用数学、応用物理、コンピュータ入門、
機械工学実験、建築学概論、
数値計算・解析法*
長期海外出張
嘱託教員
職 名
氏 名
矢野 敏雄
嘱託准教授
YANO Toshio
担 当 科 目
機械工学実験
非常勤講師
所 属
氏 名
担 当 科 目
元・㈱ノーリツ
池田 邦明
機械システム工学
関西外国語大学短期大学部
上山 清二
情報処理、情報機器
元・和歌山高専
久保井徳洋
応用物理
技術コンビニ WAKA 経営
田中 勇次
環境・福祉工学、デザイン工学
元・和歌山高専
博士(工学)
谷口 邁
機械設計法、機械システム工学
元・和歌山高専
田縁 正幸
エネルギー工学、機構学
元・ダイハツ工業㈱
中西 定實
機械システム工学
HNS INC. CEO
Ph. D.
近畿大学先端技術総合研究所
技術士(機械部門、総合技術
監理部門)
元・和歌山高専
工学博士
西畑 秀夫
工業外国語、工作機械、
生産工学概論
久保田 均 *
ロボット工学 *
佐々木清一 *
地域環境工学 *
㈳近畿化学協会
田村 敏雄 *
技術者倫理 *
イトーキ(株)
吉岡 慎一 *
生産工学 *
平成18年度以降入学
授業科目
単位数 1年
必修科目
応用数学
4
応用物理
4
工業外国語
1
工業力学
2
振動工学
1
材料力学
4
材料学
3
熱力学
1
工業熱力学
2
水力学
1
流体力学
2
機構学
2
機械概論
1
1
機械設計法
3
機械システム工学
2
機械設計製図
8
2
コンピュータ入門
2
2
情報処理
3
機械工学科必須科目
機械工作法
4
工作実習
8
2
電気工学概論
2
自動制御
1
電子制御
3
知能機械工学科必須科目
機械工作法
3
工作実習
6.5
2
ロボット創作実習
1.5
電子制御Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ
5
自動制御
2
メカトロニクス設計
2
機械工学実験
4.5
卒業研究
8.5
小 計
機械工学科
77
7
知能機械工学科
79
7
選択科目
単位数 1年
材料力学特論
1
材料強度学
2
エネルギー工学
2
流体工学
2
工作機械
1
生産工学概論
2
計測工学
1
環境・福祉工学
2
デザイン工学
2
機械工学科選択科目
メカトロ概論
2
情報機器
2
知能機械工学科選択科目
情報工学
2
企業実践講座
1
学外実習
1
小 計
機械工学科
21
知能機械工学科
19
開設単位数
機械工学科
98
7
知能機械工学科
98
7
修得単位数
機械工学科
7
82以上
知能機械工学科
7
一般科目合計
開設単位数
修得単位数
99
75以上
26
26
2年
3年
4年
5年
2
2
2
2
1
2
1
2
2
1
2
1
2
1
2
2
2
1
2
2
1
2
2
2
2
3
2
3
2
1
2
2
3
1
1.5
1.5
2
1
2
2
1
2
1.5
8.5
3
11
11
2年
18
19
3年
25
24
4年
16
18
5年
1
2
2
2
1
2
1
2
2
2
2
2
1
*
1
21
19
11
11
18
19
62
61
11
11
18
19
注
25
25
17
17
14
17
注
総 計
開設単位数
機械工学科
197
33
36
35
93
知能機械工学科
197
33
36
36
92
修得単位数
33
36
35
63以上
機械工学科
167以上
知能機械工学科
33
36
36
62以上
注 一般科目75単位以上、専門科目82単位以上、かつ合計167単
位以上修得すること。
(専門科目の選択科目のうち機械工学科:5単位、知能機械工
学科:3単位は必須。 一般科目又は専門科目の選択科目のうち
10単位以上(167−(75+82)
)は自由に選択可能。)
* は専攻科担当教員(専攻科科目)
8
4.電気情報工学科 Department of Electrical and Computer Engineering
「課題発見解決型」の技術者養成
電気情報工学科は、日々発展する電気・電子・情報技
術に柔軟に対応できる課題発見解決型の技術者を育成して
います。基礎学力の定着と応用力の涵養を重視する教育課
程は、「基礎・総合」系、「電子情報」系、「電気システ
ム」系の各専門科目から編成されます。
「基礎・総合」系専門科目
専門基礎科目となる電気回路論や電気磁気学等を開設
し、「電子情報」系の基礎科目である情報処理、論理回路
等も必修科目とすることにより、専門分野に柔軟に対応で
電気情報工学実験(3学年)
きる基礎学力の養成を図っています。
「電子情報」系・「電気システム」系専門科目
主に選択科目として開設しています。「電気システム」
系では認定に必要な選択科目をすべて履修すると、卒業後
5年間の実務経験のみで、第2種電気主任技術者の資格を
取得できます。
学外実習・海外研修旅行
企業における就業を経験する学外実習、国際社会の状況
を肌で感じることのできる海外研修旅行を実施していま
す。
電気情報工学実験(5学年)
卒業生の進路
電力、電気・電子機器産業をはじめ、情報、放送、輸送
機器、各種プラント、通信、印刷、物流、金融、サービス
など、電気・電子・情報技術者は、希望するあらゆる産業
分野に活躍の場を求めることができます。
本校専攻科、あるいは国公立大学3年次への進学者も増
えています。
企業での学外実習
情報処理の授業
電気磁気学の授業
9
和歌山高専が求める学生像
・自らの考えを文書や口頭で説明し、理解させることができる学生。
・科学技術に興味を持ち、充実した高専生活を送りたい学生。
電気情報工学科が求める学生像
・電気情報技術について、エンジニアとしての優れた素養を持つ学生。
・将来、電気情報工学の知識を活かした仕事に就きたいと考えている学生。
韓国への研修旅行
ロボコン部の活動(2006 全国大会にて)
卒業生プロフィール
池田 弘樹 デュプロ精工株式会社 代表取締役社長(電気工学科1975年卒)
後輩のみなさんに一言アドバイスを言うとすると、仕事を
するためには、学生時代の知識だけでは十分ではなく、新た
な知識を常に吸収し、物事にチャレンジすること、すなわち
「ものごとをやりきる」ことが大事です。そして、
「ものづくり」
の視点を常に忘れず、何がユニークなのか、ものの価値を見
出す発想やインスピレーションを磨くことが重要、というこ
とを心にとめて物事に打ち込んでください。
永 久弥 アイコム株式会社(電気工学科2001年卒)
IEEE802.11a/b/g の3つの規格に対応した高性能アクセ
スポイントや離れた拠点間を無線で結ぶ無線設備のソフト
ウェア設計を担当しています。常に最先端技術を追いかける
苦しみもありますが、その分達成感は大きいため、毎日充実
した日々を過ごしています。
10
電気情報工学科 専任教員
職 名
教 授
博 士
(工 学)
工学博士
氏 名
徳田 将敏*
TOKUDA Masatoshi
藤本 晶*
FUJIMOTO Akira
博 士
(工 学)
YAMAGUCHI Toshiyuki
博 士
(工 学)
SAKUMA Toshiyuki
博 士
(工 学)
山口 利幸*
佐久間敏幸*
謝 孟春*
XIE Mengchun
若野憲一郎*
WAKANO Kenichiro
理学修士
准 教 授
博 士
(理 学)
雑賀 洋平*
博 士
(工 学)
直井 弘之*
工学修士
博 士
(工 学)
講 師
渡邊仁志夫
WATANABE Nishio
博 士
(工 学)
SAIKA Yohei
NAOI Hiroyuki
森 徹*
MORI Toru
山吹 巧一*
YAMABUKI Koichi
村田 充利*
MURATA Mitsutoshi
専門科目教育課程
担 当 科 目
電機製品概論、メカトロニクス、
実験計画法、電気情報工学実験、数学、
基礎数学、計測工学、計測制御工学*
電機製品概論、電子工学、
光エレクトロニクス、
半導体工学、電気情報工学実験、
電気工学概論、センサー工学*
電機製品概論、電気回路、電気材料、
回路網理論、電気情報工学実験、
電気工学概論、機能材料学*
電機製品概論、応用数学、電子デバイス、
電気情報工学実験、数学、基礎数学、
ビジネスコミュニケーション*
計算機入門、情報処理、電機製品概論、
アルゴリズムとデータ構造、システム設計、
情報科学、電気情報工学実験、
創造プログラミング*
電気回路、電機製品概論、
電子回路、論理回路、マルチメディア工学、
電気情報工学実験、応用電子回路*
応用数学、電機製品概論、確率・統計、
応用物理、電気情報工学実験
電機製品概論、電気磁気学、
電気情報工学実験、数学、
物性物理*、信号処理理論*
電気回路、電機製品概論、
電気機器、電気情報工学実験
電機製品概論、マイクロコンピュータ、
データベース論、
数値解析、
電気情報工学実験、
基礎数学、情報伝送工学*
電機製品概論、電気磁気学、電子計測、
自動制御、電気情報工学実験、
パワーエレクトロニクス特論*
情報基礎、計算機入門、情報処理、
電機製品概論、アルゴリズムとデータ構造、
計算機アーキテクチャ、情報通信、
マイクロコンピュータ、情報セキュリティ、
電気情報工学実験
非常勤講師
所 属
氏 名
担 当 科 目
元・和歌山高専
博士(工学)
猪飼 健夫 *
電動力応用、パワーエレクトロニクス、
照明電熱、応用エネルギー工学 *
㈳関西電気管理技術者協会
中平電気管理事務所
中平 仁司
電気機器、電気設計、
高電圧工学、電気法規・電気施設管理
元・関西電力㈱
西垣内秀俊
送配電工学、発変電工学
㈲松房電機
松房 次郎
情報通信、通信工学、電子物性、
電気製図、電気工学概論
* は専攻科担当教員(専攻科科目)
平成18年度入学
授業科目
単位数 1年
必修科目
応用数学
1
確率・統計
2
アルゴリズムとデータ構造
2
計算機アーキテクチャ
1
応用物理
2
工業外国語
2
基礎電気回路
2
2
電気回路論
5
電気磁気学基礎
1
電気磁気学
4
基礎情報処理
2
2
情報処理
2
論理回路
2
マイクロコンピュータ
1
電子回路
2
電子工学
2
電気材料
2
電子計測
4
電気機器 Ⅰ
2
電気情報工学実験
12
2
卒業研究
8
小 計
61
6
選択科目
単位数 1年
データベース論
1
数値解析
2
システム設計
2
情報セキュリティ
1
情報通信
1
情報科学
2
通信工学
1
光エレクトロニクス
1
半導体工学
1
IC 応用回路
1
電子物性
1
電子デバイス
1
マルチメディア工学
1
回路網理論
2
自動制御
2
電気製図
1
メカトロニクス
2
電動力応用
1
電気設計
2
電気機器 Ⅱ
1
パワーエレクトロニクス
1
送配電工学
2
発変電工学
2
高電圧工学
1
電気法規・電気施設管理
1
照明電熱
1
実験計画法
1
企業実践講座
1
学外実習
1
小 計
38
開設単位数
99
6
修得単位数
82以上
6
2年
3年
4年
5年
1
2
2
1
2
1
2
1
1
3
2
2
2
2
1
2
2
2
2
2
2
2
3
3
9
2年
18
3年
17
4年
2
8
11
5年
1
2
2
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
2
2
1
2
1
2
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
16
9
9
18
18
22
66
注
一般科目合計
開設単位数
修得単位数
101
75以上
26
26
25
25
17
17
200
167以上
32
32
34
34
35
35
15
18
注
総 計
開設単位数
修得単位数
99
66以上
注 一般科目75単位以上、専門科目82単位以上、
かつ合計167単位
以上修得すること。
(専門科目の選択科目のうち21単位は必須。一般科目又は専門科目の
選択科目のうち10単位以上(167(75+82)
)
は自由に選択可能。)
11
5.物質工学科 Department of Material Science
核磁気共鳴装置︵NMR︶
物質工学科について
物質工学科は、物質に関する幅広い理解を有するととも
に、バイオテクノロジーや地球環境に関しても十分な知識
を備えた実践的技術者を育成します。低学年から実験・実
習を取り入れて物質の本質について学びますが、第4学年
からは、物質工学と生物工学の2コース制を採用していま
す。
細胞 ・ 組 織 培 養 実 験
卒業生の進路
本学科卒業生は、化学工業の分野はもちろん、医薬品関連産
業や食品関連産業に従事し、生産現場や技術現場での技術職や
研究職に就いています。
化学分析実験
また、卒業生の約50%は、本校専攻科に進学したり、大学
(工学・理学・農学分野など)の3年次に編入したりしていま
す。
卒業生プロフィール
坂口 あい セイカ㈱(物質工学科 2006年卒)
私は、技術力が高く、世界に通じる和歌山の化学会社に勤務し頑張っています。
当社の主な製品は、電子材料や航空機の部材などに用いられる高機能性ポリ
マー原料、雑誌や新聞を彩る印刷インキの顔料の中間体であり、私たちの身近に
ある化学品の中間原料を製造しています。私の担当は、高度な分析機器を使って
製品の最終検査を行なうことです。和高専で学んだ化学工学や情報処理工学の知
識と豊富な実験の経験が役立ち、正確性が非常に求められる測定検査も直ぐに習得することができました。
物質工学科では、充実した授業内容と豊富な実験量、そしてクラブ活動や思い出に残る有意義な学校行事があり、社
会に出てからの十分な基礎教育が身に付きますので是非頑張ってください。
井上 滋登 花王㈱ 解析科学研究所(物質工学科 1998年卒)
みなさんにとってなじみの深い洗剤や化粧品、化学品原料を製造する会社で働
いています。私の仕事は、原子間力顕微鏡などの最先端の解析技術を駆使して、
「髪」の研究、「界面・表面」の基礎研究を行っています。これらの研究によっ
て、私たちが日常生活で目にする、あるいは感じる現象を、分子の世界まで掘り
下げて現象の本質を明らかにし、より良い製品開発へと役立てています。
現象の本質を明らかにする為には、化学の知識はもとより幅広い視点を持つ力が必要となりますが、物質工学科の幅広
い分野の実験とレポート作成、それに連動した講義によってこれらの力が培われたと思います。物質工学科では、化学
をはじめ、様々な分野で通用する専門知識と技術を身につける事が可能です。是非頑張ってください。
12
緩 衝 溶 液 実験
物質工学科の学習内容
物質工学科では、われわれの生活になくてはならない「物質」に
ついて「化学」と「バイオ(生物学)」の両面から次のようなこと
を学びます。
・「物質」の組成や構造などの分子レベルでの様子
・「物質」と「物質」が化学反応して新しい「物質」ができる仕組み
・ 微生物や動植物を使った「物質」の生産
・ 「物質」とわたしたちの生活や地球環境との関わり合い
学習内容の概要
タンパク質分析実験
和歌山高専が求める学生像
・自らの考えを文書や口頭で説明し、理解させることができる学生。
・科学技術に興味を持ち、充実した高専生活を送りたい学生。
卒業研究中間発表会
物質工学科が求める学生像
・化学や生物工学の世界に興味がある学生。
有機合成実験
・実験や観察が特に好きな学生。
・将来、化学や生物工学の知識を活かした仕事に就きたいと考えている学生。
卒業生プロフィール
三枝真吾 東京農工大学大学院(物質工学科 2004年卒)
私は東京農工大学大学院の工学府生命工学専攻博士後期課程に在籍して研
究を続けています。研究室では細胞にダメージを与えずに操作し、細胞を自
在に制御する究極の技術の開発を目指しています。自家細胞を用いた安全な
細胞移植医療技術として次世代を担う技術になることを夢見て日々実験をし
ています。研究は多くの失敗の上で成り立っていますが、問題をどのように
考えて解決するかは自分で考えなければなりません。
和歌山高専では百戦錬磨の教授陣に囲まれて工学の基礎を学ぶことができ、単なる知識の蓄積でない本当の考え
る力を養うための十分な環境が整っているため、将来、技術者や研究者として活躍できることは間違いありません。
また、5年間で生涯にわたって付き合える仲間に出会える場でもあります。みなさんが和歌山高専で多くを学
び、社会で活躍されることを期待します。
13
物質工学科 専任教員
職 名
教 授
医学博士
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
博 士
(薬 学)
准 教 授
山川 文徳*
YAMAKAWA Ayanori
米光 裕*
YONEMITSU Hiroshi
野村 英作*
NOMURA Eisaku
塩路 修平*
SHIOJI Shuhei
土井 正光*
DOI Masamitsu
博 士
(理 学)
ISHIMARU Hirohito
博 士
(工 学)
IWAMOTO Hitoshi
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
助 教
専門科目教育課程
氏 名
石丸 裕士
岩本 仁志*
河地 貴利*
KAWAJI Takatoshi
綱島 克彦*
TSUNASHIMA Katsuhiko
林 純二郎*
HAYASHI Junjiro
博 士
(工 学)
森田 誠一*
MORITA Seiichi
博 士
(工 学)
OKUNO Yoshiharu
博 士
(工 学)
KUSUBE Masataka
奥野 祥治*
楠部 真崇*
担 当 科 目
生物、分子生物学、
物質工学実験、生物工学実験
応用微生物学、培養工学、物質基礎実験、
物質工学実験、生物工学実験、
細胞工学 *
有機化学、高分子化学、合成化学、
物質基礎実験、物質工学実験、生物工学実験、
反応有機化学 *
物理化学、反応工学、物質基礎実験、
物質工学実験、生物工学実験、
化学反応論 *
生物化学、酵素化学、蛋白質工学、
物質工学実験、生物工学実験、
生体高分子 *
情報処理、物質工学実験、生物工学実験、
化学
情報処理、無機化学、物質基礎実験、
物質工学実験、生物工学実験、化学
有機化学、有機材料化学、物質工学実用数学、
物質基礎実験、物質工学実験、
生物工学実験
無機化学、無機材料化学、
物質工学実験、生物工学実験、
有機機能材料 *
分析化学、機器分析、生物物理化学、
物質工学実験、生物工学実験、
環境分析 *
化学工学、
物質工学実験、生物工学実験、
環境化学工学 *
情報処理入門、情報処理、食品工学、
物質基礎実験、物質工学実験、生物工学実験、
化学
情報処理入門、物質基礎実験、
物質工学実験、生物工学実験、
遺伝子工学 *
嘱託教授
職 名
嘱託教授
氏 名
冨上健次郎
TOKAMI Kenjiro
担 当 科 目
化学
非常勤講師
所 属
木之下技術士事務所
技術士(化学部門)
氏 名
木之下正史
担 当 科 目
物質工学特論、環境工学
元・㈱カネカ
小濱 進
移動速度論
元・和歌山高専
工学博士
高木 浩一
有機化学、量子化学
平成18年度以降入学
授業科目
単位数 1年
必修科目
応用数学
2
応用物理
4
情報処理入門
2
2
情報処理
2
生物
1
分析化学
3
無機化学
3
有機化学
4
物理化学
4
応用微生物学
2
生物化学
2
機器分析 Ⅰ
1
化学工学
5
高分子化学
2
物質基礎実験 Ⅰ
5
2
物質基礎実験 Ⅱ
4
卒業研究
7
物質工学コース必修科目
無機材料化学
2
有機材料化学
2
合成化学
2
反応工学
2
物質工学実験 Ⅰ
8
物質工学実験 Ⅱ
6
生物工学コース必修科目
分子生物学
4
酵素化学
2
培養工学
2
生物工学実験 Ⅰ
8
生物工学実験 Ⅱ
6
小 計
75
4
選択科目
単位数 1年
工業外国語
1
量子化学
1
機器分析 Ⅱ
1
移動速度論
1
物性物理化学
2
食品工学
2
蛋白質工学
1
生物物理化学
1
有機資源化学
1
電気工学概論
1
物質工学特論
1
環境工学
1
機械工学概論
1
計測制御工学
1
物質工学実用数学
1
企業実践講座
1
学外実習
1
小 計
19
開設単位数
94
4
修得単位数
82以上
4
2年
1
1
2
1
1
3年
4年
2
2
2
5年
1
1
2
2
2
2
1
2
2
1
3
2
2
3
4
7
2
2
2
2
8
6
2
2
2
2
8
9
2年
16
3年
6
19
5年
27
4年
1
1
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
9
9
16
16
1
1
3
30
16
35
注
* A および B グループからそれぞれ 1 単位以上を履修
一般科目合計
元・和歌山大学
理学博士
田中 和彦
元・本州化学工業
春木 庭公
機器分析、物性物理化学、有機資源化学
開設単位数
修得単位数
99
75以上
29
29
22
22
17
17
14
17
193
167以上
33
33
31
31
33
33
44
52
70以上
注
計測制御工学
総 計
* は専攻科担当教員(専攻科科目)
開設単位数
修得単位数
注 一般科目75単位以上、
専門科目82単位以上、
かつ合計167単位
以上修得すること。
(専門科目の選択科目のうち7単位は必須。 一般科目又は専門科目
の選択科目のうち10単位以上(167(75+82)
)
は自由に選択可能。)
14
*A
*B
*A
*A
*B
*B
6.環境都市工学科 Department of Civil Engineering
環境都市工学科について
環境都市工学の技術は、地震や台風といった災害に強く
て安全な国土造り、便利で活力のある国土造り、さらに、
自然と調和した国土造りを実現することに貢献していま
す。本学科では、構造、水理、地盤、計画、材料など国土
造りの基本となる科目を中心に、環境関係の科目や情報処
理関係の科目を組み合わせて、環境と調和した国土造りも
考えられる技術者を育成する教育を行います。
和歌山高専が求める学生像
ブリッジコンテストでの載荷風景:最大耐力72.4kg
・自らの考えを文書や口頭で説明し、理解させることが
できる学生。
・科学技術に興味を持ち、充実した高専生活を送りたい
学生。
カリキュラムについて
環境都市工学科が求める学生像
現代の市民生活は、土木技術者の築いた社会基盤の上に
意志のあるところに道は開けます。環境都市工学科は、
なり立っており、本学科ではまず土木技術者の果たす役割
下記の学生を求めます。
や姿勢について深く学びます。社会基盤整備拡充の計画立
・街・道・港・橋などを作りたい学生。
案、環境評価、設計、施工管理、維持管理、補修・補強方
・地球環境を守りたい学生。
法などにわたって広く学習するとともに、自学自習の能力
・災害から人の命を守りたい学生。
を養い、またその方法を学びます。さらに、専門科目の講
義の他に、体験を重視した設計製図、実験、実習、イン
ターンシップ、卒業研究などがあります。
また、計算内容や評価・管理方法の高度化・複雑化に対
応して、CADソフトなど各種ソフトウエアの利用につい
進路について
ても学びます。
主な就職先は、橋・道路・トンネル等を建設する建設
業、西日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、大阪ガスをはじめと
する鉄道・電力・ガス会社などです。また、構造物、地
盤、水質及び測量などの調査設計をするコンサルタント会
社にも就職しています。本学科は、国土交通省、和歌山県
などの国家及び地方公務員に多数の合格者を出していま
す。さらに本校専攻科や国公立大学等への進学も活発で
す。このように、各自の個性を生かした幅広い分野への進
路が可能です。
なお、本学科を卒業すると、測量士補の資格を取得する
ことができます。
ソイルタワーの載荷風景:耐力167kg以上
15
新しい水理実験装置での実験の様子
自作のコンクリートカヌーでの競漕会の様子
卒業生プロフィール
「東京スカイツリー」
池田 賢二 ㈱大林組東京本社 東武業平橋工事事務所 所長(土木工学科 1974年卒)
私は、昭和49年3月に土木工学科を卒業し、4月
に㈱大林組に就職しました。首都圏の現場、特に鉄
道現場に従事しています。現在は、東武鉄道㈱から
発注される種々の工事を担当しています。その中で
も今、重点的に工事を行っているのは、新東京タワー
「東京スカイツリー」関連工事です。
タワー本体は建築が担当していますが、周辺土木関連工事について当事務所にて
担当しております。タワーは高さ610m、電波塔、展望台、商業施設となっており、
2012年春に開業される予定ですので是非一度来てください。
最近では、女性の進出が当業界の多くの職種で進んでいるのと同様に、環境都市
工学科に在籍する女性の後輩たちが増えてきたと聞いています。これからもより多
くの後輩たちが広く世界に飛翔するのを願うとともに、母校の益々のご発展を祈念
いたします。
「理工系の魅力」
山路 都子 和歌山市市長公室 秘書広報部秘書課 総務班長(土木工学科 1984年卒)
昭和59年3月に当時の土木工学科を卒業し、橋梁メーカーに就職しました。ヘッド
ハンティングならぬフットハンティングで翌年6月から和歌山市に転職し、下水道管
理課などで16年間技術者として仕事をしました。
その後、理工系で数字に強いということからでしょうか、財政課主計員に抜擢され
4年間予算編成に携わりました。また、3年前から現在の秘書課に配属され、忙しく
も有意義な毎日を過ごしています。
卒業時には考えられなかった職種ですが、理工系出身ということで数字をもとに論
理的に考えることができ、汗をかくことは当たり前ということが今の私を支えてくれ
ていると思っています。
16
環境都市工学科 専任教員
職 名
教 授
博 士
(工 学)
工学博士
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
准 教 授
博 士
(工 学)
博 士
(工 学)
助 教
氏 名
中本 純次*
NAKAMOTO Junji
大久保俊治*
OHKUBO Toshiharu
久保井利達*
KUBOI Yorimichi
辻原 治*
TSUJIHARA Osamu
靏巻 峰夫*
TSURUMAKI Mineo
小池 信昭*
KOIKE Nobuaki
三岩 敬孝*
MITSUIWA Yoshitaka
博 士
(工 学)
林 和幸*
HAYASHI Kazuyuki
博 士
(工 学)
YAMADA Osamu
山田 宰*
専門科目教育課程
担 当 科 目
建設材料学、社会基盤メンテナンス工学、
コンクリート構造学、総合演習、
コンクリート構造学特論、基礎実験、
応用材料工学 *
暮らしと環境問題、水環境工学、 水道工学、
下水道工学、設計製図、
総合演習、基礎実験、環境アセスメント *
測量学、測量学実習、道路工学、
環境地盤工学、基礎実験、
応用地盤工学 *
環境都市工学通論、構造力学、振動工学、
情報処理、総合演習、基礎実験、
建設設計工学 *
基礎製図、測量学実習、資源循環システム学、
都市環境工学、環境計画学、化学、
環境マネジメント *
基礎情報処理、水理学、水工水理学、
水圏工学 *
設計製図、構造力学、構造力学演習、
基礎実験、複合構造工学 *
測量学実習、設計製図、土質力学、
土質力学特論
コンピュータリテラシー、
応用情報処理演習、測量学、測量学実習
非常勤講師
所 属
氏 名
担 当 科 目
広島工業大学
博士(都市・地域計画)
伊藤 雅 *
都市地域計画、社会基盤計画学 *
㈲岡本土木技術
大平 智巳
設計製図
元・和歌山高専
工学博士
小川 一志
鋼構造学、構造力学特論
元・国土交通省
桐野 利男
機械工学概論
パシフィックコンサルタンツ㈱
技術士(総合監理部門、
建設部門)
小西 弘朗
景観工学
㈲Soto
外園 勝
景観工学
応用技術㈱
林 博文
地形情報処理学
南翔設計事務所
南島 克哉
コンピュータ製図
元・川崎重工業㈱
技術士(総合監理部門、
建設部門)
山田 正年
施行管理学
日本GPSソリューションズ
山本 昌也
測量学実習
* は専攻科担当教員(専攻科科目)
平成18年度以降入学
授業科目
単位数 1年
必修科目
応用数学Ⅰ , Ⅱ
4
応用物理
2
環境都市工学通論
1
1
コンピュータリテラシー
1
1
基礎情報処理
1
情報処理
2
構造力学Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ
5
構造力学演習
2
建設材料学
1
コンクリート構造学Ⅰ , Ⅱ
2
土質力学
2
水理学Ⅰ , Ⅱ
4
測量学Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ , Ⅳ
4
1
暮らしと環境問題
1
水環境工学
1
基礎製図
1
1
コンピュータ製図
1
設計製図Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ
5
基礎実験Ⅰ , Ⅱ
4
測量学実習Ⅰ , Ⅱ
5
総合演習Ⅰ
1
卒業研究
10
小 計
60
4
選択科目
単位数 1年
応用情報処理演習Ⅰ , Ⅱ
2
振動工学
1
鋼構造学
2
構造力学特論
1
耐震工学
1
コンクリート構造学特論
1
社会基盤メンテナンス工学
1
土質力学特論
1
環境地盤工学
1
施工管理学
2
道路工学
1
水工水理学
2
地形情報処理学
1
都市地域計画
1
計画数理
1
交通システム
1
景観工学
1
都市環境工学
1
環境計画学
1
資源循環システム学
1
水道工学
1
下水道工学
1
工業外国語
1
機械工学概論
1
電気工学概論
1
建築学概論
1
総合演習Ⅱ
1
企業実践講座
1
学外実習
1
小 計
33
開設単位数
93
4
修得単位数
82以上
4
2年
3年
4年
5年
4
2
1
1
2
2
2
2
1
1
1
1
2
1
1
2
2
1
1
1
3
1
2
2
2
2
2
1
9
2年
18
3年
10
12
5年
17
4年
2
1
2
1
1
1
1
1
1
2
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
9
9
18
18
33
62
注
一般科目合計
開設単位数
修得単位数
99
75以上
26
26
25
25
17
17
192
167以上
30
30
34
34
35
35
14
17
注
総 計
開設単位数
修得単位数
93
68以上
注 一般科目75単位以上、専門科目82単位以上、
かつ合計167単位
以上修得すること。
(専門科目の選択科目のうち22単位は必須。一般科目又は専門科目の
選択科目のうち10単位以上(167(75+82)
)
は自由に選択可能。)
17
7.一般科目 General Education
一般科目:技術者の教養と倫理
英語
技術者に必要な実践的コミュニケーションのため、英語
一般科目は、全学科の学生が共通に履修する科目で、そ
で積極的かつ能率的に情報を受信・発信する態度と能力の
の教育は、幅広く深い教養および総合的な判断力を培い、
涵養を目的とします。短期目標として、TOEICや英検な
豊かな人間性を涵養するように学生を導くことを目標とし
どの外部試験受験を奨励しています。
ています。
21世紀の国際化社会において、技術者は、すぐれた専門
技術だけでなく、厳しい倫理観を備えつつ、世界に向け、
科学技術の革新について積極的に発信する責務を負います。
一般科目を通して、学生は、専門学科の知識・技能を修得
するための基礎学力を構築しつつ、日本および国際社会の
急速な変化に柔軟に対応し、自ら問題を発見して解決に努
力する社会人として、必要な知力・体力を身につけること
が期待されています。
カリキュラム
一般科目のほとんどは必修科目で、低学年のうちにその
多くを修得し、漸進的に高等教育レベルの内容に移行する
よう配慮されています。以下に主な科目を紹介します。
数学
工学の各分野においては、様々な現象を数式化し、解析
する手法がとられます。それには数式の演算をはじめ、数
学の教科内容の十分な理解が必要となります。
高専での数学は、工学の専門科目に対応できるように微
分積分と線形代数が中心です。学生に十分な理解力を身に
つけてもらうために、授業は演習を行いながらすすめます。
国語
技術者にとって欠くことのできない、生産的な言語コ
ミュニケーション能力の獲得を目的として、情報の受信か
ら発信に至る日本語能力を、論理的思考・言語的感性の両
面にわたって育成します。
18
社会
知的財産権
社会の歴史・現在を様々な角度から考察しながら、我々
特許庁知的財産権教育推進協力校に、平成18年度より
がどこから来て今どこにいるのかを考えます。そのことを
3年連続して認定されました。技術者として必要な知的財
通して、社会を分析・考察する能力を高め、科学技術が現
産の知識(経済法や特許など)を学ぶとともに、社会の
代社会にとって持つ意味を多角的に捉えることができるよ
ルールや仕組みであるコンプライアンス意識を身につけま
うにします。
す。
体育・音楽
心と身体の健康は、勉学の基本的な条件です。保健・体
育、芸術(音楽)を通じて、心身の健康を図り、論理的思
専任教員による最近の著作
考はもちろんのこと、社会人として、あるいは、人間とし
て必要な、豊かな感性を養います。
19
一般科目 専任教員
職 名
教 授
教育学修士
宮本 克之*
MIYAMOTO Katsuyuki
修 士
(英語学)
MORIKAWA Hisashi
修 士
(法 学)
GOTOH Taeko
文学修士
准 教 授
一般科目教育課程
氏 名
森川 寿*
後藤多栄子*
和田 茂俊*
WADA Shigetoshi
博 士
(文 学)
AKASAKI Yuichi
博 士
(理 学)
AKIYAMA Satoru
理学修士
赤崎 雄一*
秋山 聡*
右代谷 昇
USHIROYA Noboru
修 士
(学 術)
KUWABARA Nobuhiro
博 士
(歴史学)
SHIGEMATSU Masafumi
文学修士
桑原 伸弘
重松 正史*
太古 隆治
TAIKO Ryuji
中出 明人
NAKADE Akito
博 士
(工 学)
文学修士
文学修士
文学修士
講 師
修 士
(学 術)
平岡 和幸*
HIRAOKA Kazuyuki
平山 規義
HIRAYAMA Noriyoshi
森岡 隆*
MORIOKA Takashi
吉田 芳弘
YOSHIDA Yoshihiro
芥河 晋
AKUTAGAWA Susumu
担 当 科 目
授業科目
必修科目
国語、
ビジネスコミュニケーション*
英語総合、英会話、地域と文化、
英語A、時事英語*
英語、英作文、英語B、知的財産権、
テクニカルライティング*、技術者倫理*
国語、
ビジネスコミュニケーション*
世界史、現代の世界、地域と文化、
現代アジア論*
数学、応用数学、
線形代数*
数学、数学特論
保健・体育
日本史、環境と社会、政治・経済、
社会と人間、地域と文化、現代アジア論*
英語総合、第2外国語B、英語A
保健・体育
数学、応用数学
英語、英語総合、第2外国語B
英語総合、英作文、英語A、
実用英会話*
英文法、地域と文化、
第2外国語A
保健・体育
非常勤講師
所 属
元・公立高校
氏 名
市瀬 賢二
担 当 科 目
環境と社会、倫理
元・公立高校
妹脊 修治
物理
大阪市立大学大学院生
小笠原愛子
国語
元・公立高校
北澤 正憲
国語
元・公立高校
庄司 隆
英語総合
博士(国際学)
陳 梅隠
第2外国語C
鄭 美玲
第2外国語C
元・公立高校
元・和高専
博士(工学)
元・公立高校
中村隆一郎
政治・経済
橋本 雅博
応用数学
平松 章弘
生物
孫本 真次
保健・体育
元・公立高校
増元 貞夫
化学
元・公立高校
道明 煕
日本史、政治・経済
満澤 由美
音楽
山本 Tracey
英会話
元・公立高校
平成21年度以降入学
単位数
1年
2年
3年
4年
5年
国語
9
3
3
3
世界史
2
2
日本史
2
2
環境と社会
1
1
現代の世界
1
1
政治・経済
2
2
倫理
1
1
日本経済論
1
1
知能機械工学科・物質工学科・環境都市工学科 必修科目
数学Ⅰα
3
3
数学Ⅰβ
3
3
数学Ⅱα
4
4
数学Ⅱβ
2
2
数学Ⅲα
3
3
数学Ⅲβ
2
2
電気情報工学科 必修科目
基礎数学
6
6
数学
11
6
5
物理
5
2
3
保健・体育
10
2
2
2
2
2
音楽
1
1
英語
2
2
英語総合
10
4
4
2
英文法
2
2
英会話
1
1
英作文
2
2
知能機械工学科・電気情報工学科・環境都市工学科 必修科目
化学Ⅰ
3
3
化学Ⅱ
2
2
生物
1
1
物質工学科 必修科目
化学Ⅰ
3
3
化学Ⅱ
2
2
生物
1
1
必須科目小計
知能機械工学科
電気情報工学科
75
26
25
17
5
2
環境都市工学科
物質工学科
75
29
22
17
5
2
選択科目
単位数 1年 2年 3年 4年 5年
地域と文化Ⅰ
1
1
地域と文化Ⅱ
1
1
地域と文化Ⅲ
1
1
地域と文化Ⅳ
1
1
第 2 外国語AⅠ
3
3
第 2 外国語BⅠ
3
3
第 2 外国語CⅠ
3
3
英語A
2
2
英語B
2
2
第 2 外国語AⅡ
2
2
第 2 外国語BⅡ
2
2
第 2 外国語CⅡ
2
2
1
知的財産権
1
電気情報工学科のみ開設
数学特論Ⅰ
1
1
数学特論Ⅱ
1
1
選択科目小計
知能機械工学科
物質工学科
24
9
15
環境都市工学科
電気情報工学科
26
10
16
開設単位数
知能機械工学科
26
25
環境都市工学科
99
17
14
17
物質工学科
29
22
電気情報工学科
101
26
25
17
16
17
修得単位数
知能機械工学科
26
25
電気情報工学科
17
注
75以上
環境都市工学科
物質工学科
29
22
注 一般科目75単位以上、専門科目82単位以上、
かつ合計167単位
以上修得すること。
特別活動
* は専攻科担当教員(専攻科科目)
20
単位時間数
90
1年
30
2年
30
3年
30
8.専攻科 Advanced Engineering Faculty
専攻科は、高専本科卒業生およびこれと同等の資格を有
メカトロニクス工学専攻
する社会人等を対象として、さらに深く、幅広く教育研究
を行う2年制の課程です。
高等専門学校等の知能機械工学系および電気情報工学系
本校の専攻科では、
学科において修得した知識と技術の上に、さらに専門性の
①持続可能な社会の形成に活かせる創造力
高い、知識と技術が修得できます。知能機械と電気情報の
②多面的に問題を発見し、解決する能力
両分野が融合したメカトロニクス工学専攻では、計測制
③豊かな人間性と国際性
御、材料、加工・設計、信号処理・情報伝送等の知識と技
を備えた人材の育成を目的としています。また、本科の
術を学びます。これにより、企業等で製品や製造プロセス
4、5学年と合わせて「地域環境デザイン工学」教育プロ
の設計・開発を行うことのできる技術者、または大学院で
グラムを設定し、国際的に通用する技術者の育成を目指し
更に高度な知識と技術を修得できる素養を持つ人材を養成
ています。本教育プログラムは日本技術者教育認定機構
します。
(JABEE)の認定を受けています。
本校の専攻科には、「メカトロニクス工学専攻」(定員
8名)と「エコシステム工学専攻」(定員8名)の2専攻
が設置されています。
専攻科修了生は、大学評価・学位授与機構の審査を経
て、大学工学部卒業生と同じ学士(工学)の学位を取得で
きます。専攻科修了後は、企業等への就職や大学院への進
高周波マグネトロン
スパッター装置
学(推薦入試制度あり)ができます。
マルチパラメータデータ
収集処理装置
太陽電池作製の研究
エコシステム工学専攻
工学特別実験
イ
ン︶
︵創造デザ
高等専門学校等の物質工学系および環境都市工学系学科
において修得した知識と技術を基盤に、両専門分野を総合
するとともに、より専門性の高い教育を行います。また、
環境問題を幅広く考慮することを重視した指導を行いま
す。これにより、幅広い視点に立ち、化学やバイオ技術を
駆使して人類に役立つ物質を創造できる能力、あるいは都
市環境を形成する土木構造物や環境システムの設計・開発
等を行うことができる能力、さらには、地球環境保全にも
蛍光顕微鏡観察
十分に対応できる能力等を備えた先端技術者を育成するこ
とに努めています。
水質浄化実験
大阪大学大学院
インターンシップ
DNA分析実験
21
インターンシップ
数理統計学、
数理工学、線形代数、
数値計算・解析法、
量子力学、
物性物理、
環境分析、環境化学工学
環境アセスメント、
環境マネジメント
インターンシップ
反応有機化学
有機機能材料
分離工学
化学反応論
建設設計工学
社会基盤計画学
複合構造工学
数理統計学、数理工学、線形代数、数値計算・解析法、量子力学、物性物理、情報理論、
センサー工学、応用エネルギー工学、創造プログラミング
22
メカトロニクス工学専攻 教育課程
授 業 科 目
単位数
○実用英会話
2
2
テクニカルライティング
2
○技術者倫理
2
一般科目 開設単位数
12
前期
後期
2
2
2
2
目
目
2
ビジネスコミュニケーション
後期
授 業 科 目
科
科
現代アジア論
前期
2年
般
般
2
1年
一
一
○時事英語
エコシステム工学専攻 教育課程
平成22年度以降入学
2
4
一般科目 修得単位
4
2
2
2
線形代数
2
2
2
数値計算・解析法
2
2
情報理論
2
2
物性物理
2
応用エネルギー工学
2
2
環境分析
2
2
数理統計学
2
2
2
目
専
目
2
2
ビジネスコミュニケーション
2
テクニカルライティング
2
1年
前期
2年
後期
前期
2
2
2
2
2
4
4
2
環境アセスメント
2
数理工学
2
2
2
線形代数
2
2
量子力学
2
2
センサー工学
2
2
環境化学工学
2
2
数値計算・解析法
2
2
情報理論
2
2
物性物理
2
応用エネルギー工学
2
環境分析
2
2
数理統計学
2
2
2
2
創造プログラミング
2
環境マネジメント
2
2
専門共通科目 開設単位数
28
10
○工学特別実験
4
2
2
○特別研究
14
2
2
○工学特別ゼミナール
4
遺伝子工学
2
2
2
応用材料工学
2
2
2
2
反応有機化学
2
2
2
2
細胞工学
2
2
計測制御工学
2
2
分離工学
2
2
パワーエレクトロニクス特論
2
2
応用地盤工学
2
2
ロボット工学
2
2
水圏工学
2
2
熱流体工学
2
2
有機機能材料
2
2
機能材料学
2
2
化学反応論
2
2
応用電子回路
2
2
生体高分子
2
2
情報伝送工学
2
2
建設設計工学
2
2
社会基盤計画学
2
2
地域環境工学
2
2
複合構造工学
2
2
専門共通科目 開設単位数
28
10
○工学特別実験
4
2
2
○特別研究
14
2
2
○工学特別ゼミナール
4
材料科学
2
信号処理理論
2
精密加工学
生産工学
専門共通科目 修得単位
科
専
4
6
2
2
門
攻
専
目
目
攻
科
科
目
目
専門専攻科目 修得単位
2
2
10
14
16
6
36単位以上
86
24
専門共通科目 修得単位
専
専
2
46
4
科
門
インターンシップ
一般・専門科目 修得単位
12
12単位以上
専門専攻科目 開設単位数
一般・専門科目 開設単位数 合計
2
門
2
門
2
環境マネジメント
30
22
10
62単位以上
インターンシップ
2
52
専門専攻科目 修得単位
一般・専門科目 修得単位
2
2
12
4
2
4
6
12単位以上
専門専攻科目 開設単位数
一般・専門科目 開設単位数 合計
2
6単位以上
2
創造プログラミング
後期
2
一般科目 修得単位
科
科
専
環境化学工学
現代アジア論
2
通
通
2
2
12
共
共
2
2
○実用英会話
○技術者倫理
門
門
2
センサー工学
2
一般科目 開設単位数
2
量子力学
○時事英語
2
専
専
2
数理工学
単位数
2
6単位以上
環境アセスメント
平成22年度以降入学
2
2
2
12
14
20
6
26
10
36単位以上
92
26
30
62単位以上
[注]○印は必修科目
インターンシップ2単位は1年次または2年次で履修できる。開設単位数の欄では便宜上1年前期に集計してある。
選択科目は、一般科目と専門科目から34単位以上修得すること。ただし、専門共通科目から12単位以上、専門専攻科目から14単位以上修得すること。
23
9.研究活動・地域との連携
地域共同テクノセンター
地域共同テクノセンターは、専門科目の枠を越えた学際
的組織の下で、産業界の動向や要請を十分に吸収した技術
者教育・研究を推進し、地域との連携を図ることを目的と
して、1995(平成7)年に開設されました。本センターで
は、次の活動を行っています。
(1) 産学共同研究の推進および地域産業への技術協力
(2) 公開講座・リフレッシュ教育を通じた社会貢献
(3) 学内の共同研究の推進
(4) 学生に対する産業技術教育の充実
地域との連携を目的として1997(平成9)年には、本校
と御坊市域の企業で構成される「和歌山工業高等専門学校
産官学技術交流会」が、1999(平成11)年には田辺市域の
企業を主要会員とする「南紀熊野産官学技術交流会」が発
足しました。また、2008(平成20)年には、地域経済の活
和高専・次世代テクノサロン
南紀熊野産官学技術交流会
性化を目的として㈱紀陽銀行と包括的な連携協定を締結し
ました。
地域産業との技術交流
和歌山高専産官学技術交流会
ファクトリ・オートメーション教育システム
ICP発光分光分析装置
全有機炭素測定装置
24
放電加工機
科学研究費補助金(2010年度)
研究種目
外部資金の導入(2009年度)
件 数
金 額(円)
4
4,300,000
基盤研究(C)
件 数
金 額(円)
寄附金
区 分
15
12,799,500
受託研究
7
16,587,327
受託事業
1
13,000,000
民間等との共同研究
9
2,609,000
公募事業(科研費を除く)
2
11,355,540
公開講座(2010年度)
講 座 名
開設期日
開催会場
受講対象者
7月6日、7月13日 本校
募集人員
デジカメの仕組み
(一般科目)
おもしろ科学の実験工作教室
(知能機械工学科)
(電気情報工学科)
県工業技術センター
8月9日∼8月11日
(物質工学科)
(和歌山市)
(環境都市工学科)
小学生(高学年)
中学生
自動機械の秘密を探る2010
(知能機械工学科)
本校
中学生(2、3年生)
簡単なコンピュータ回路を作ろう
(電気情報工学科) 8月19日、20日
本校
中学生・高校生
各12名
ヒューマノイドロボットで遊ぼう
(電気情報工学科)
8月28日
本校
午前・午後開催
中学生∼高校生
各5名
LEGOロボットで遊ぼう
(電気情報工学科)
8月28日
「世界の化学・生物実験 ∼楽しい化学実験∼
(物質工学科)
Color & Cold: 色彩と極低温」
約50名
35名
10名
8月23日
本校
中学生
15名
8月3日
本校
中学3年生
40名
和歌山ビック愛
中学生
20名
Big-U(田辺市)
中学生
20名
小中学校教員
15名
中学生
20名
女子中学生
20名
中学生
30名
Pressure Science: 圧力の世界
(物質工学科)
9月
Pressure Science: 圧力の世界
(物質工学科)
11月
地域教員連携−愉快な実践講座
(物質工学科)
9月∼11月
本校
世界の化学・生物実験
∼ Only One:唯一の存在∼
(物質工学科)
8月28日
本校
世界の化学・生物実験
(物質工学科)
∼ Food Science:美容と健康の伝統食∼
一般
和歌山高専に隠された宝を探せ!
?
(環境都市工学科)
7月31日
本校
物語られた世界
──科学技術と人間 2010──
(一般科目)
9月18日
和歌山市
一般
(高校生以上)
30名
物語られた世界
──社会と文学 2010──
(一般科目)
11月
御坊市
一般
(高校生以上)
30名
お手軽アニメーションの作成
(情報処理教育センター)
中学生∼一般
20名
7月24日
本校
大学等開放推進事業(2010年度)
講 座 名
開設期日
11月6日
(高専祭)
なるほど体験科学教室
開催会場
受講対象者
募集人員
本 校
小学生
中学生
100名程度
出前講座(2010年度)
共 催 先
講
座
名
開催日
対象
みなべ町教育委員会
形状記憶合金で遊ぼう
5月15日
小学生
印南町教育委員会
セメントでカラフル文鎮作り
7月21日
小学生
和歌山IT教育機構
LEGOロボットを作ろう
8月5日
小学生∼中学生
エアーホッケー
(ホバークラフトの製作)
8月23日
小学生
偏光シートで万華鏡
8月27日
トンボ玉を作ろう
10月23日
日高川町土生ボランティア
(なごみ会)
かつらぎ町教育委員会
25
小学5∼6年生
10.メディアセンター
開館時間
図書館
平日 午前9時∼午後9時
図書館では、専門書、学習参考書、一般教養書などの諸
(試験期間中 午前9時∼午後9時50分)
図書や、新聞・雑誌など、および、ビデオテープ・CD・
土曜 午前10時∼午後4時
DVDなどのAV教材を備え、学生および教職員に種々の情
蔵書
報を提供しています。
2010年4月1日現在
単行書
また、地域に開かれた図書館としても、情報サービスに
分 類
努めています。
0 総 記
1994年 貸出・返却、発注・受入、蔵書点検等の業務を電
算化。パソコンによる検索も可能となる。
2000年 地域に開かれた図書館として、図書館施設を学外
に開放。
2002年 所蔵図書目録をWeb 上に公開し、学内外で検索
が可能となる。
計
3,964冊
1 哲 学
3,867
2 歴 史
7,355
3 社会科学
7,294
4 自然科学
19,056
5 技 術
21,458
6 産 業
1,583
7 芸 術
3,316
2003年 「和歌山地域コンソーシアム図書館」検索システ
8 言 語
4,993
ムに参加。蔵書情報の提供と、県内全域への貸
9 文 学
12,875
計
85,761
出・配送サービスを開始する。
雑 誌
情報処理教育センター
情報処理教育センターは、教育用パーソナルコンピュー
タ140台と、教育用サーバー4台、高速並列計算機システ
ムを設置し、本校の教育・研究・地域連携を情報という側
面から支えています。
教育用パソコンは、ホストOSがWindows7、
VirtualBOX内でゲストOSとしてWindowsXP、Ubuntu
(Linux)環境下で、コンピュータ利用の基礎、IT応用ソ
フトの利用、および各種言語によるプログラミングの学習
に活用されます。高速並列計算機システムは、高度な解析
が要求される卒業研究・特別研究・教員研究に使用されま
す。
また、高速ギガビットネットワーク(LAN)により、
センター演習室や各学科研究室から学外へ高速回線でアク
セスできます。
情報処理教育センター
電子計算機室1
演習室3(教育用PC……第1演習室49台 第2演習室11台
第3演習室49台)
専攻科棟マルチメディア教室1(教育用PC……31台)
高速ギガビットネットワーク(LAN)機器
センター利用時間 平日 午前8時30分∼午後5時
26
452種
11.進路
5年間の一貫教育により技術者を育成する本校は、景気に左右されることなく、毎年100パーセントの就職率を保ち、
ほぼ全員が希望の大手企業等へ就職しています。また進学を希望する卒業生も増え、そのほとんどが国公立大学に編入学
したり、本校専攻科に進学したりしています。
2009年度の本科の求人率は19.0倍、卒業生の進路は、就職53パーセント、国公立大学への進学25パーセント、本校専攻
科への進学17パーセントでした。また、専攻科では企業への就職が83パーセント、大学院研究科への進学が17パーセント
でした。
〈本科進路〉
就職
本 科
2005
2006
2007
2008
2009
卒業生数
156
169
155
165
146
就職者数
101
105
86
91
77
1224
1569
1843
2007
1462
18
23
21
15
11
求 人 数
京浜地区
地 域 別
企業規模
機械工学科
卒業生数
就職者数
求 人 数
地 域 別
企業規模
京阪神地区
和歌山県
43
−
49
−
36
−
47
42
22
18
その他
40
33
29
7
6
500人以上
69
74
63
70
41
100人∼499人
15
15
10
13
27
99人以下
13
12
8
4
8
官公庁等
4
4
5
4
1
2005 2006 2007 2008 2009
43
42
42
41
37
33
29
28
23
24
416
538
621
657
465
京浜地区
3
4
7
1
4
京阪神地区
13
14
11
13
13
和歌山県
−
−
−
5
5
その他
17
11
10
4
2
500人以上
25
24
28
22
18
100人∼499人
5
3
1
4
99人以下
2
2
2
官公庁等
1
本校専攻科
3%
私立大学
5%
国公立大学
22%
進学 30%
99人以下の
企業 5%
その他
5%
機械工学科
2009年度進路
100∼499人の
企業 11%
就職 65%
500人以上の
企業 49%
2009年度卒業生進路・就職先
電気情報工学科
2005 2006 2007 2008 2009
卒業生数
40
43
40
41
43
就職者数
22
24
24
24
22
求 人 数
414
541
641
669
495
京浜地区
8
7
6
5
3
京阪神地区
6
11
8
14
12
地 域 別
和歌山県
−
−
−
3
6
その他
8
6
10
2
1
500人以上
20
18
13
19
14
100人∼499人
2
5
7
4
6
企業規模
99人以下
1
4
1
2
官公庁等
本校専攻科
25%
国公立大学
19%
99人以下の
企業 5%
100∼499人の
企業 14%
進学 44%
電気情報工学科
2009年度進路
就職 51%
2009年度卒業生進路・就職先
27
その他
5%
500人以上の
企業 32%
物質工学科
卒業生数
就職者数
求 人 数
地 域 別
企業規模
2005 2006 2007 2008 2009
35
42
40
41
33
19
24
15
18
13
223
276
335
364
261
京浜地区
4
4
3
2
1
京阪神地区
8
13
7
8
9
和歌山県
−
−
−
8
2
その他
7
7
5
1
500人以上
13
18
12
12
7
100人∼499人
3
4
2
5
3
99人以下
3
1
1
1
3
官公庁等
1
国公立大学
31%
本校専攻科
27%
進学 58%
物質工学科
2009年度進路
99人以下の
企業 9%
その他
3%
就職 39%
100∼499人の
企業 9%
500人以上の
企業 21%
2009年度卒業生進路・就職先
環境都市工学科
2005 2006 2007 2008 2009
卒業生数
38
42
33
42
33
就職者数
27
28
19
26
18
求 人 数
171
214
246
317
241
京浜地区
3
8
5
7
3
京阪神地区
16
11
10
12
8
地 域 別
和歌山県
−
−
−
6
5
その他
8
9
4
1
2
500人以上
11
14
10
17
2
100人∼499人
5
3
1
3
14
企業規模
99人以下
8
8
3
2
1
官公庁等
3
3
5
4
1
国公立大学
33%
本校専攻科
9%
進学 42%
官公庁等
3%
99人以下の
企業 3%
その他
3%
環境都市工学科
2009年度進路
500人以上の
企業 6%
就職 55%
100∼499人の
企業 43%
2009年度卒業生進路・就職先
大学等編入学
大 学 等
和歌山高専専攻科
大阪府立高専専攻科
豊橋技術科学大学
岐阜大学
徳島大学
広島大学
和歌山大学
長岡技術科学大学
東京農工大学
岡山大学
金沢大学
信州大学
静岡大学
神戸大学
筑波大学
三重大学
大阪大学
電気通信大学
大阪市立大学
弘前大学
岩手大学
秋田大学
群馬大学
茨城大学
千葉大学
富山大学
福井大学
京都工芸繊維大学
奈良女子大学
山口大学
香川大学
九州大学
九州工業大学
石川県立大学
日本大学
関西大学
大阪産業大学
岡山理科大学
計
県内企業合同説明会
ロボットコンテスト
28
2007
24
1
3
2
4
3
2
3
1
2
2
2
2
1
1
1
2008
21
2009
24
12
6
5
4
5
1
2
1
1
1
2
1
1
1
7
4
2
4
3
2
3
3
1
1
1
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
62
66
1
1
63
(独)水資源機構
1
㈱日本化学工業所
1
1
1
㈱日本触媒
1
1
1
1
小 計
1 1
0
1
日本製薬㈱
㈱エスアールアイ
2
2
パナソニックエレクトロニックデバイス㈱
エヌ・ティ・ティ・コムウェア西日本㈱
1
1
パナソニック㈱AVCネットワークス社
㈱エヌ・ティ・ティネオメイト
1
1
㈱ハルテック
1
不二製油㈱
1
㈱富士通関西システムズ
1
3
三菱電機システムサービス㈱
1
1
東京農工大学
1
明治乳業㈱関西工場
1
電気通信大学
1
1
㈱吉野工業所
1
長岡技術科学大学
1
1
2
ロックペイント㈱
1
金沢大学
1
1
和歌山石油精製㈱
1
岐阜大学
24 22 13 17 76
㈱INAX
1
大阪ガス㈱
1
㈱奥村組
1
花王㈱
1
川崎重工業㈱
1
関西グリコ㈱
関西電力㈱
1
1
1
共栄樹脂㈱
京セラ㈱滋賀八日市工場
1
1
1
コーンズドッドウェル㈱
コスモ石油㈱
1
1
五洋建設㈱
1
㈱サンアクティス
サントリーホールディングス㈱
1
2
三洋エナジー貝塚㈱
1
1
1
1
1
1
1
和歌山高専専攻科
1 11 9
1
秋田大学
1
2
群馬大学
1
千葉大学
和歌山大学
岡山大学
1
2
3
1
2
1 4
2
広島大学
1
徳島大学
1
1
1
1
1
1
2
1
2
小 計
2
2
1 4
合 計
37 43 33 33
1
1
1
1
1
大洋化学㈱
1
1
タイヨーインタナショナル㈱
1
1
大和歯車製作㈱
1
1
高田機工㈱
1
1
竹島鉄工建設㈱
1
1
2
3
西日本高速道路㈱
1
その他
大明ネットワーク㈱
㈱酉島製作所
1
11 19 19 14 63
1
1
1 2
1
1
1
1
2
1
2
1
東洋製罐㈱ 木工場
1
1
専門学校等
1
2 3
[その他]
1
1
東邦ガス㈱
小 計
1
1
㈱ダイヘン
東燃ゼネラル石油㈱
2 7
1
1
1
1
3
1
綜合警備保障㈱
1
2 4
1
住金マネジメント㈱和歌山事業所
東京電力㈱
1
1
岡山理科大学
東海旅客鉄道㈱
1 1
1
1
1
1
2
1 2
1
1
㈱ダイナム
1
大阪大学
1
大鉄工業㈱
3
京都工芸繊維大学
1
1
3
1
昭和化学工業㈱
ダイダン㈱
1
1 1
1
ジェイーワイテックス㈱
ダイキン工業㈱
1
1
大阪産業大学
1
1
2
1
1
3 24
豊橋技術科学大学
1
第一工業製薬㈱
5
1
1
1
1
1
1
1
静岡大学
小 計
三洋化成工業㈱
ソーバル㈱
1
1
1
極東興和㈱
1
1
0 0
2 [進 学]
2
1
計
[官公庁等]
㈱日新システムズ
環境都市
2
1
1
物
質
電気情報
進 路 先
機
械
2
1
計
1
1
環境都市
西日本旅客鉄道㈱
1
アタカ大機㈱
㈱イシダ
物
質
電気情報
進 路 先
[企 業]
アイエムティー㈱
機
械
計
環境都市
物
質
電気情報
進 路 先
機
械
2009年度
(平成21年度)
本科卒業生進路先一覧
1
29
6
進路
〈専攻科進路〉
大学院進学(専攻科)
大 学 院
2005
メ カ
2006
エ コ
メ カ
長岡技術科学大学大学院
2007
エ コ
メ カ
2008
エ コ
メ カ
1
2009
エ コ
メ カ
エ コ
2
豊橋技術科学大学大学院
1
金沢大学大学院
1
山梨大学大学院
名古屋大学大学院
1
名古屋工業大学大学院
大阪大学大学院
1
和歌山大学大学院
1
徳島大学大学院
1
広島大学大学院
1
1
1
1
1
1
九州工業大学大学院
佐賀大学大学院
奈良先端科学技術大学院大学
1
1
1
1
産業技術大学院大学
合 計
1
1
2
4
2
1
2
4
3
専攻科就職先一覧
専攻
年度
1
1
メカトロニクス工学専攻
エコシステム工学専攻
2005
アイコム㈱、㈱ウエスト、大阪ガス㈱、
㈱島精機製作所、シャープ㈱、
日本電気システム建設エンジニアリング㈱、
阪和電子工業㈱、㈱日立アドバンストデジタル
2006
アイコム㈱、NECネッツエスアイ・エンジニアリング㈱、 ソイルアンドロックエンジニアリング㈱、㈱ソユー、
㈱NHKテクニカルサービス、㈱NTTファシリティーズ、 壺山建設㈱、前田道路㈱、三浦工業㈱
シャープ㈱、㈱松風、中外製薬工業㈱、
パナソニックエレクトロニックデバイス㈱2、
ボッシュ㈱
アタカ大機㈱、㈱三宝化学研究所、
塩野義製薬㈱、和光純薬工業㈱
2007
アトラス情報サービス㈱、オリンパスイメージング㈱、
㈱神戸製鋼所、シャープ㈱3、
大日本印刷㈱、デンソーテクノ㈱、
パナソニックエレクトロニックデバイス㈱、
㈱ハル研究所
2008
㈱イシダ、塩野義製薬㈱、
パナソニックエレクトロニックデバイス㈱
㈱三宝化学研究所、森永乳業㈱
2009
関西電力㈱、紀州ファスナー工業㈱、
シャープ㈱、デュプロ精工㈱、
東燃ゼネラル石油㈱、TOWA㈱、
日新電機㈱、
パナソニック㈱AVCネットワークス社
三浦工業㈱、
三菱電機㈱冷熱システム製作所
笠野興産㈱、恵和㈱、㈱三晃空調、
新興プランテック㈱、スガイ化学工業㈱、
㈱竹中土木、中外製薬工業㈱、
DIC㈱、和歌山縣ヘルス工業㈱、
和歌山石油精製㈱
㈱三宝化学研究所、ダイセル化学工業㈱
30
1
12.学生
2010年5月現在、本科の現員は842名、専攻科の現員は45名、計887名の学生が本校に在籍しています。近年は女子学生
が増加する傾向にあり、現在、本科に93名、専攻科に6名、計99名の女子が在籍しています。またマレーシア、ラオス、
ベトナム、中国、インドネシア、バングラデシュからの外国人留学生15名が日本人学生とともに学んでいます。
〈本 科〉
学生の定員及び現員
学 科
2010年5月1日現在
学級数
入学定員
1年
機械工学科
1
40
知能機械工学科
1
40
43
電気情報工学科
1
40
43
2年
45
〈1〉
4年
(2)
39
〈3〉
5年
(1)
43
〈1〉
計
(3)
127
〈5〉
39
(2)
物質工学科
1
40
(13)
42
環境都市工学科
1
40
41
4
160
(19)
169
計
3年
42
82
(1)
(10)
42
(4)
41
(5)
(16)
164
46
42
40
(5)
〈1〉
(8)
〈1〉
(3)
(16)
173
〈3〉
43
(2)
〈2〉
(17)
40
〈1〉
(3)
41
〈1〉
(24)
163
〈7〉
44
(1)
(11)
218
〈3〉
(58)
207
〈4〉
(21)
208
〈3〉
(93)
842
〈15〉
(10)
41
〈2〉
(6)
45
〈2〉
(18)
173
〈5〉
( )内は女子内数 〈 〉は外国人留学生内数
入学志願者及び入学者
学 科
機械工学科
知能機械工学科
電気情報工学科
物質工学科
環境都市工学科
計
2006
2007
2008
2009
2010
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
(2)
(1)
(2)
(2)
(0)
(0)
69
42
59
40
60
40
(2)
(0)
(1)
(0)
63
40
65
42
(4)
(1)
(1)
(1)
(5)
(5)
(2)
(1)
(3)
(2)
77
42
55
42
73
42
56
41
74
42
(14)
(13)
(16)
(14)
(14)
(9)
(18)
(10)
(21)
(13)
41
40
54
43
69
40
78
42
84
42
(5)
(5)
(3)
(4)
(5)
(3)
(6)
(5)
(6)
(4)
51
40
51
43
59
40
68
41
77
41
(28)
(16)
(31)
(19)
(25)
(20)
(22)
(21)
(24)
(17)
265
164
300
167
238
164
219
168
261
162
( )内は女子内数
〈専攻科〉
学生の定員及び現員
専 攻
メカトロニクス工学専攻
エコシステム工学専攻
計
2010年5月1日現在
学級数
入学定員
1
8
1
8
2
16
1年
2年
(0)
12
(3)
12
(3)
24
計
(1)
13
(2)
8
(3)
21
(1)
25
(5)
20
(6)
45
入学志願者及び入学者
2010
専 攻
志願者
メカトロニクス工学専攻
24
エコシステム工学専攻
27
計
51
外国人留学生
マレーシア
〃
〃
〃
ラオス
ベトナム
〃
中華人民共和国
インドネシア
〃
バングラデシュ
12
(8)
12
(9)
24
(0)
(3)
(3)
( )内は女子内数
( )内は女子内数
国
入学者
(1)
2010年5月1日現在
学 科
機械工学科
電気情報工学科
物質工学科
環境都市工学科
環境都市工学科
電気情報工学科
物質工学科
機械工学科
物質工学科
環境都市工学科
電気情報工学科
計
3年
1
4年
2
1
1
5年
1
(1)
(1)
1
1
1
1
1
1
1
1
1
3
7
(2)
5
計
4
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
15
(1)
(1)
(2)
( )内は女子内数
31
高校からの編入学志願者及び編入学者
2006
2007
2008
2009
2010
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
志願者
入学者
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
6
1
1
1
3
2
5
3
4
3
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
5
2
2
2
8
2
10
2
8
3
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
0
0
2
1
4
1
2
0
0
0
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
1
1
3
2
5
2
1
1
1
1
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
18
6
13
7
12
4
8
6
20
7
学 科
機械工学科
電気情報工学科
物質工学科
環境都市工学科
計
( )内は女子内数
出身地
2010年5月1日現在
出身地
和歌山県
地 区
和 歌 山
紀 の 川
海 南
有 田
御 坊
田 辺
新 宮
大 阪 府
京 都 府
兵 庫 県
奈 良 県
滋 賀 県
愛 知 県
計
1年
155(18)
47
15
6
16
39
28
4
10
2
(1)
(2)
(0)
(3)
(9)
(3)
(0)
(1)
(0)
2年
140(16)
47
4
10
16
34
21
8
18
2
(4)
(0)
(2)
(3)
(4)
(1)
(2)
(0)
(0)
3年
149(16)
30
12
8
17
47
30
5
19
1
(3)
(1)
(0)
(2)
(4)
(6)
(0)
(0)
(0)
4年
137(20)
29
9
8
16
49
20
6
18
(2)
(2)
(1)
(2)
(8)
(3)
(2)
(1)
1 (1)
2 (0)
169(19)
2 (0)
1 (0)
1 (0)
164(16)
1 (0)
170(16)
156(22)
5年
142(17)
本科計
専攻科1年 専攻科2年 専攻科計
723(87)
22 (3)
18 (3)
40 (6)
25
12
13
21
48
18
5
24
1
1
(1) 178(11)
(1)
52 (6)
(1)
45 (4)
(2)
86(12)
(8) 217(33)
(3) 117(16)
(1)
28 (5)
(1)
89 (3)
(0)
6 (0)
(0)
2 (1)
4 (0)
1 (0)
2 (0)
168(18) 827(91)
7
2
2
3
4
1
3
2
(1)
(1)
(0)
(0)
(0)
(0)
(1)
(0)
2
5
1
1
5
2
2
3
24 (3)
(0)
(2)
(0)
(0)
(0)
(0)
(1)
(0)
21 (3)
9
7
3
4
9
3
5
5
(1)
(3)
(0)
(0)
(0)
(0)
(2)
(0)
45 (6)
( )内は女子内数
奨学金
学 年
1 年
2 年
3 年
4 年
5 年
専攻科1年
専攻科2年
計
2009年度
日本学生支援機構
第一種
10
11
8
10
12
3
6
60
授業料免除
外国人留学生
第二種
0
0
0
2
2
2
0
6
和歌山県 大阪府
10
6
9
8
6
0
0
39
7
4
4
5
2
0
0
22
㈶中西 中津基金 その他
0
1
1
1
1
0
0
4
3
0
1
2
1
0
1
8
1
2
1
10
2
1
0
17
計
31
24
24
38
26
6
7
156
2009年度
前 期
後 期
学 年
全額免除 半額免除 免除者数/
全額免除 半額免除 免除者数/
希望者数
希望者数
者数
者数 対象者数(%)
者数
者数 対象者数(%)
1 年
24
13
6
11.4
24
13
3
9.6
2 年
27
11
5
9.6
21
8
3
6.7
3 年
18
7
7
8.2
15
7
6
7.7
4 年
25
6
8
8.1
21
8
7
8.7
5 年
16
7
4
7.5
17
6
6
8.2
専攻科1年
1
0
1
4.8
1
0
0
0.0
専攻科2年
7
2
1
12.5
4
3
1
16.7
計
118
46
32
9.0
103
45
26
8.2
32
クラブ活動
本校学生はクラブ活動を通して、高専体育大会、高専ロ
ボコン大会、県高校体育連盟、県高校野球連盟等の競技大
会で活躍しています。また、演奏会や公開講座などによっ
て地域の文化向上にも貢献しています。
体育系クラブ
中紀地区高校バスケットボール
大会優勝
(H22)
陸上競技部、硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、テ
平成18、19年度
全国ロボコン大会準優勝
ニス部(硬式)、ソフトテニス部、水泳部、バレーボール
部、バスケットボール部、バドミントン部、卓球部、ハン
ドボール部、ボクシング部、柔道部、剣道部、弓道部、空
手道部、少林寺拳法部、フットサル同好会
文化系クラブ
ロボコン部、コンピュータ部、自動車部、サイエンス同
高専弓道大会準優勝
(H21)
好会、電気技術研究会、吹奏楽部、音楽同好会、軽音楽
吹奏楽部の定期演奏会
部、写真部、総合美術同好会、国際文化研究会、ボラン
ティアサークル・アメーバ
学生会
本会は、学生の自発的な活動を通してその人間形成を助
長することを目的に学生会員で構成されています。学生会
県高校卓球選手権大会
ベスト4
(H21)
の活動中心である執行委員会は、高専祭、体育大会などを
主催するほか、近畿地区高専との交流会等を通じ、自主活
下草刈りに汗を流すボランティア
グループ・アメーバ
動の研鑽に努めています。
県高校総体ボクシング
競技優勝
(H22)
中夜祭
(高専祭)
綱引き
(校内体育大会)
クラス展示
(高専祭)
サッカー
(校内体育大会)
ストリートジャズ
(高専祭)
33
学生
学生寮(柑紀寮)
集団生活を通じて人間形成を図る教育の場として、和歌
山高専は学生寮(柑紀寮)を設置しています。特に、第
1、2学年の男子学生に対しては、原則として全寮制が採用
されています。
協力と信頼に基づく集団生活から、自立と協調の精神や
豊かな人間性が養われます。寮生活や学習の指導には、上
女子寮室内
級生の指導寮生があたり、寮生で組織された寮生会が、学
寮生活に彩りを添える、さまざまな行事を開催します。
男子寮6棟(男子学生450名)
寮食堂
女子寮1棟(女子学生71名)
合計521名(留学生・専攻科生を含む。)
各室定員 低学年2∼3名 高学年1∼2名
各室備品 学習机・書棚・ベッド・ロッカー・
女子寮から中庭を望む
電話機
補食室備品 冷蔵庫・電子レンジ
洗濯室備品 洗濯機・乾燥機
食事は2種類のメニューから選べる
談話室備品 テレビ・ビデオ・エアコン
入寮状況
本 科
2010年5月1日現在
1年
2年
3年
(0)
22
〈1〉
機械工学科
4年
(1)
18
〈3〉
5年
(0)
11
〈1〉
計
(1)
51
〈5〉
知能機械工学科
(0)
38
(0)
33
(0)
71
電気情報工学科
(2)
33
(1)
33
(5)
29
〈1〉
(2)
22
〈2〉
(0)
13
(10)
130
〈3〉
物質工学科
(10)
32
(8)
37
(6)
23
〈1〉
(6)
18
〈1〉
環境都市工学科
(4)
39
(5)
35
(3)
18
計
(16)
142
(14)
138
(14)
92
〈3〉
(3)
20
〈1〉
(12)
78
〈7〉
(6)
16
〈2〉
(3)
18
〈2〉
(9)
58
〈5〉
(36)
126
〈4〉
(18)
130
〈3〉
(65)
508
〈15〉
専 攻 科
メカトロニクス
工学専攻
エコシステム
工学専攻
計
1年
(1)
1
(1)
5
(3)
6
(2)
2
(5)
8
(3)
10
(3)
3
(6)
13
学生寮
(柑紀寮)
全景
34
計
(0)
4
( )内は女子内数 〈 〉は外国人留学生内数
男子寮室内
2年
13.学年暦・学校行事
前 学 期
入学式
始業式
創立記念日
4月
5月
入寮
定期健康診断
新入生オリエンテーション
指導寮生研修会・任命式
学生会クラブ紹介
寮生避難訓練
新入生特別教育活動
ウェルカミングパーティ
校内体育大会
学生総会
寮生総会
交通・生活講話
救急救命講習会
クラブリーダー研修会
専攻科入学試験(推薦)
編入学試験(推薦)
前期中間試験
授業参観
専攻科入学試験(学力)
編入学試験(学力)
1 年生寮部屋替え
6月
7月
夏季休業
8月
オープンキャンパス
前期末試験
研修旅行
学校行事日
保護者懇談会
閉寮
近畿地区高専体育大会
公開講座
全国高専体育大会
開寮
1、2年生寮部屋替え
9月
35
後 学 期
学校説明会
専攻科入学試験(社会人)
後期中間試験
冬季休業
10月
ロボコン地区大会
プログラミング コンテスト本選
指導寮生任命式
指導寮生研修会(他高専訪問)
寮生避難訓練
校内体育大会
二輪車安全運転講習会
11月
高専祭
なるほど体験科学教室
近畿地区高専ラグビー大会
きのくにサイエンスセミナー
ロボコン全国大会
デザインコンペティション
防火・避難訓練
英語プレゼン近畿大会
留学生スピーチ大会
寮祭
12月
体験実習入試
入学試験(推薦)
1月
学力検査入試
後期末試験
終業式
卒業証書授与式
学年末休業
進路指導説明会
閉寮
全国高専ラグビー大会
開寮
ニューイヤースポーツフェスティバル
学生総会
寮生総会
留学生との討論会「世界はファミリー」
英語プレゼン全国大会
本科卒業研究発表会
2月
3月
36
合同卒業研究発表会
教員研究発表会
寮部屋替え
閉寮
14.校舎配置図他
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
敷 地
校舎敷地
寄宿舎敷地
運動場敷地
その他敷地
建 物
校 舎
本館(一般科目・管理部)
本館(物質工学科)
本館(電気情報工学科)
本館(機械工学科)
(知能機械工学科)
環境都市工学科棟
地域共同テクノセンター
普通教室棟
実習工場
情報処理教育センター
水理実験室
門衛所
バス車庫
事務倉庫1
事務倉庫2
用具倉庫
危険物貯蔵所
物質化学実験室
陸上器具庫
体育用具庫
車庫
廃水処理施設
専攻科棟
図書館
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
計101,400㎡
44,566
18,130
35,267
3,437
屋内運動場
武道場
第1体育館
第2体育館
屋外便所1
屋外便所2
体育器具庫
プール附属屋
弓道場
福利厚生施設
福利センター・
国際交流会館
合宿施設
部室1
部室2
寄 宿 舎
寄宿舎食堂・浴室
寄宿舎1号館
寄宿舎2号館
寄宿舎3号館
寄宿舎4号館
寄宿舎5号館
寄宿舎6号館
寄宿舎7号館
食品倉庫
寄宿舎ボイラー室
寄宿舎電気室
実習工場
情報処理教育センター
武道場
寄宿舎6号館
福利センター・国際交流会館
合宿施設
37
第1体育館
校歌・校章
和歌山工業高等専門学校校歌
ほがらかに
=88
あ
え
ひ
こ ね の
ん じゅ が
だ か の
作詞 四 宮 春 行
作曲 片 山 頴太郎
う
は
か
ら の
ま の
わ の
あ
み
き
ひ
わ
や
ー ろ
ー ら
ー ま
き
ぬ
ぬ
な
な
な
が さ
が さ
が さ
ま
ま
ま
い
い
い
や と
や か
や お
お
た
も
く
く
く
ま
ま
た
な
こ
く
あ
あ
あ
ー
ー
ー
わ
が
お き
ど り
よ き
う
ま
み
み
つ
ず
に
に
に
わ
わ
わ
び
と
み
ま
お
き
み
な
さ
わ
が
び
は
と
な
こ う
こ う
こ う
め ん
め ん
か ん
や
ど
ど
ど
あ
あ
あ
て な
き わ
が れ
く
か
て
ぞ
か
の
み
い
ち
(ア ア)
(ア ア)
(ア ア)
あ
あ
あ
の
ち
い
あ
あ
あ
ー
38
15.会計・沿革
2009年度決算
(単位:万円)
収 入
金 額
運営交付金等
%
支 出
金 額
%
110,560
61.2
人件費
89,972
49.9
自己収入
22,306
12.3
物件費
42,872
23.8
施設整備費
30,824
17.0
施設整備費
30,824
17.1
受託研究事業費等
16,391
9.1
受託研究事業費等
16,095
8.9
科学研究費補助金
715
0.4
科学研究費補助金
640
0.3
180,796
100.0
180,403
100.0
計
計
* 収入及び支出の計の差は、受託研究事業費等に含まれる寄付金収入が2009年度の受入金額であり、対する支出
は前年度からの繰越額を含めた財源からの支出であるための差額等による。
歴代校長
氏 名
在 任 期 間
初代 澤 井 八洲男
1964(昭和39年).4.1∼1972(昭和47年).3.31
2代 工学博士 近 藤 繁 人
1972(昭和47年).4.1∼1980(昭和55年).4.1
3代 工学博士 市 原 松 平
1980(昭和55年).4.1∼1985(昭和60年).3.31
4代 工学博士 阿 河 利 男
1985(昭和60年).4.1∼1991(平成3年).3.31
5代 工学博士 岡 本 平
1991(平成3年).4.1∼1997(平成9年).3.31
6代 理学博士 興 地 斐 男
1997(平成9年).4.1∼2003(平成15年).3.31
7代 山 本 博
2003(平成15年).4.1∼2004(平成16年).12.30
8代 韮 澤 弘 志
2005(平成17年).4.1∼2009(平成21年).3.30
9代 堀 江 振一郎
2009(平成21年).4.1∼
校 長 挨 拶 http://www.wakayama-nct.ac.jp/gakkou/koutyou/gakkou-koutyou.htm
校長ブログ http://www.wakayama-nct.ac.jp/koutyou_blog/blog2010.htm(一部公開)
名誉教授
幡 川 三 夫
工学博士 岡 本 平
博士(工学)谷 口 邁
日 吉 雄 次
伏 木 博
山 岸 昭 英
田 縁 正 幸
工学博士 佐々木 清 一
瀧 本 豊
博士(工学)宮 原 一 典
工学博士 橋 本 巌
韮 澤 弘 志
工学博士 谷 口 匡
工学博士 橋 口 清 人
溝 口 幸 美
工学博士 高 木 浩 一
工学博士 阿 河 利 男
吉 川 壽 洋
西 芝 茂 樹
冨 上 健次郎
玉 置 邦太郎
原 敏 晴
博士(工学)猪 飼 健 夫
工学博士 小 川 一 志
鈴 木 正 義
理学博士 興 地 斐 男
尼 田 正 男
博士(工学)橋 本 雅 博
39