上の二枚の写真は,実物投影機を使って,ワークシートをそのまま大きく

岡山県総合教育センターだより
平成 24 年度第7号(通算 158 号)
平成 24 年7月6日(金) 発行
岡山県総合教育センター
Tel (0866)56-9101 Fax (0866)56-9121
上の二枚の写真は,実物投影機を使って,ワークシートをそのまま大きく映し,児童自身が聴き手に分か
りやすく伝えようと,書き込んだり指し示したりしながら発表している様子です。
実物投影機を活用すれば,先生方の説明を充実させるだけでなく,児童生徒の「説明する学習活動」を充
実させることができます。今回は,その際のポイントをご紹介します。
授業で,先生が意図した話し合いができていますか?写真(左)はてこがつり合う「理由」を発表させて
います。また,写真(右)は1週間の朝食メニューを調べた結果という「事実」を発表させています。この
ように,児童生徒に,何を説明させるのかを明確に意識して,先生が意図的に発問・指示することが大切で
す。まずは,焦点を絞った「説明する学習活動」を,授業の中に取り入れましょう。
教室にいる全ての子どもに,
「説明する学習活動」の場面を保障できていますか?授業では,下のような様々
な「説明する学習活動」を設定しましょう。実物投影機は写真を見ても分かるように,学級全体に説明させ
る際に,効果を発揮します。
「声の大きさ」
「説明する内容の順番」等の話し方の工夫に加えて,実物投影機を用いる際には,下の三つ
の「焦点化」の工夫をすれば,聴き手の視線を集中させることができます。
【参考文献;ホット エデュ・プラス vol.3(クラスルーム・ソリューション・プロジェクトより無料配布中)】
次回の発行は 7 月 20 日の予定です
(担当;情報教育部)
【バックナンバー】http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/sougou/koho/