将来の夢 林婉婷 私には夢があります。難しいと思われるかもしれませんが、いつか科学者に なりたいです。小学校高学年の頃、クラスには成績優秀、スポーツ万能の女の 子がいました。彼女のような万能な優等生はどんな夢を抱いているのか、とて も気になったので、こっそりと彼女の作文を見たら、科学者になりたいと書い てありました。 「へえ、科学者になりたいの?さすが優等生だね」と私は感心し ました。当時の私は、とても彼女に憧れており、彼女のような完璧な女性にな りたいと思ったので、 「じゃ、私も科学者になろう」と心ひそかに決意しました。 その後、学校と塾の勉強に追われて、夢など考える暇もないくらい忙しかっ たです。再び自分の夢を思い出したのは高校三年生の頃でした。大学の進学志 望先を決めるとき、自分は将来何をやりたいのか、何になりたいのか、思い悩 んで、ある日、突然思い出しました。私には、いつか科学者になりたいという 夢がありました。その夢のために、また、子供の頃から植物が好きだったので、 私は農学部を選びました。 今の私は、足りないものや勉強すべきことはまだ山ほどありますが、地道に 科学者への道を進んでいます。夢を叶えるために、これから何をすべきか、私 は度々考えています。科学者とは社会を豊かにするため、日々の生活を便利に するため、対象となる物事に専念して研究する人だと思います。ですから、私 の目指すべきことは台湾の農業を繁栄させて、人々に安心・安全な食生活を提 供することです。 台湾の農業を繁栄させるには、台湾の素晴らしい農産物の国際競争力を上げ、 他の国へ売り出していかなければなりません。そのために、先ずブランドイメ ージを高めないといけません。私は最先端の農学研究のほかに、経営管理、マ ーケティングなども学んでいます。今はまだ学生で力不足ですが、この夢を叶 えるために、目標に向かって歩き続ければ、いつか必ずゴールできると信じて います。
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