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社会学の現在 松崎 茂

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社会学の現在
1年次/ 2 単位
選択
後期
松崎 茂【非常勤講師】
学科・クラス
指 定 等
本講義では,環境社会学の基礎的な考え方や概念を学ぶことによって,環境問題に対する分析的な視点を身につけることを目指していきたい。また,それ
らの概念を使って自分の考えをまとめ,レポートとして表現することを目標とする。
学習目標
学 び の 自然環境の保全と保存、開発と公害、社会的ジレンマ
キーワード
現在の社会で起こっている環境問題について,日々の新聞やニュースを通じて知っておくこと。履修条件はなし。
準備学習及び復習
の内容・履修条件
授業講義形式で行う。必要に応じて資料を提示する。また,講義中に小レポートを課す。
授業方法
平常点30%,レポート70%による総合評価。環境社会学の分析枠組み,概念を用いて環境問題の分析を行うことができれば合格(60点)。
成績評価
基 準
教科書:開講時に指示する。
オフィスアワー:質問等は授業終了後,教室にて受け付ける。
備 考
回 数
授 業 内 容
ガイダンス:本講義の概要を解説し,併せて進め方,成績評価等の説明を行う。
1
序論:環境問題の出現が,社会と社会を研究する学問(社会学を含む社会科学全般)に与えた影響について論じる。
2
環境問題の歴史(1):第2次世界大戦までの環境問題の歴史について,伝統社会と近代社会との関わりから論じる。
3
環境問題の歴史(2):第2次世界大戦後から1970年代までの環境問題の歴史について,農村社会と都市社会との関わりから論じる。
4
環境問題の歴史(3):1970年代から現在までの環境問題の歴史について,産業社会と消費社会との関わりから論じる。
5
環境破壊の社会的メカニズム(1):公害問題を例に取り上げ,その範囲の拡大過程と問題の不可視化の進行について論じる。
6
7
8
環境破壊の社会的メカニズム(2):経済成長と環境破壊。経済的合理性に基づいた市場メカニズムの発展が,その外部に社会的損失としての環境問題をも
たらすことを論じる。
環境破壊の社会的メカニズム(3):社会的ジレンマとしての環境問題。個人の合理的選択の集合が,社会的には非合理的な結果をもたらすという「社会的
ジレンマ論」を検討する。
環境問題と社会運動(1):エネルギー問題と脱原子力運動。社会の動脈であるエネルギーの転換と,核エネルギー問題について論じる。
9
10
環境問題と社会運動(2):廃棄物問題とリサイクル運動。最終処分場から見た現代の大量消費社会のあり方と,リサイクル運動の展開および限界を論じる
。
環境問題と社会運動(3):「環境正義」の観点から,環境を巡る差別と権力の問題について論じる。
11
現代社会と自然環境(1):自然保護運動と「保全主義」および「保存主義」の基本的な立場について論じる。
12
現代社会と自然環境(2):コモンズと生活環境。森,川,海への連続した生態系の保全について,流域の自然と人間の生活環境との関わりから論じる。
13
現代社会と自然環境(3):経済開発中心の発展から「持続可能な発展」への転換を試みる「環境主義」と「エコロジズム」の思想について論じる。
14
まとめ:議論の要点を総括し,今後の人間と自然との関わりについて論じる。
15
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