材料工学 工業材料の多くを占める金属材料について、その基礎的な事項

授業の
目標概要
教育目標
事前学習・
履修上の
留意点
平成28年度
単位数 ※2
必修
前期
○
材料工学
専門科目
○
選必
選択
○
後期
学科
制御情報工学科
学年
5年
通年
学科
機械工学科
氏名
佐藤 昭規
工業材料の多くを占める金属材料について、その基礎的な事項として、金属の構
造と性質に関する基礎知識である、結晶構造、状態図を学び、実用材料の性質を理
解する一助とする。
C, D
学習・教育到達目標
C-2, D-1
「授業項目」に対応する教科書の内容を事前に読んでおくこと。また、ノートの前回
の授業部分を復習しておくこと。授業は座学が中心で、理解を容易にするために、プ
リントで補足しながら進めてゆく。探究心を持って取り組んでいただきたい。
前
期
後
期
第1週
第2週
第3週
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第 10週
第 11週
第 12週
第 13週
第 14週
第 15週
第1週
第2週
第3週
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第 10週
第 11週
第 12週
第 13週
第 14週
第 15週
授 業 項 目
材料の分類
金属の一般的性質
金属結合
結晶構造(体心・面心立方格子)
結晶構造(稠密六方格子)
結晶面および方向(ミラー指数)
中間試験
同素変態および磁気変態
固溶体の種類
組成の表示法
二元系平衡状態図
全率固溶型状態図
共晶型状態図
包晶型・偏晶型状態図
達成度の点検
期末試験の回数
評価方法
評価基準
評
(
価
内
容
できる
5
4
3
2
1
でき
ない
)
日程
達成
度の
点検
(
年度
授業科目
一般科目
受講学生
担当教員
工業材料の分類と複合材料の概略がわかる。
金属の一般的性質がわかる。
金属結合が理解できる
体心・面心立方格子の結晶構造がわかる。
稠密六方格子の結晶構造がわかる。
結晶面および方向を表示できる。
純鉄の同素変態および磁気変態がわかる。
固溶体の種類がわかる。
合金組成を表示できる。
二元系平衡状態図の相律がわかる。
全率固溶型状態図がわかる。
共晶型状態図がわかる。
包晶型・偏晶型状態図がわかる。
1 回)
試験結果(80%)、課題(20%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。
金属・合金の性質を構造と関連させて本質の理解が得られるよう、金属結合および固
体結晶における原子配列について学び、ついで結晶構造から金属の変態、固溶体、さら
に平衡状態図の基本的な概念の理解の程度を評価する。自学自習をして課題を提出するこ
と。自己学習の課題の未提出が、4 分の1を超える場合は不合格点とする。総合評価で 60 点以
上を単位修得とする。
加工学、材料力学
書 名
教科書
材料学
参考書
若い技術者のための機械・金属材料
オフィスアワー(教員在室時間)
関連科目
著 者 名
発 行 所
定 価
コロナ社
2,600円
久保井徳洋他
丸善
2,900円
矢島悦次郎他
授業の際にお知らせします。