子供たちは粘土遊びが大好きです。図工の授業で も粘土を使って作品を

子供たちは粘土遊びが大好きです。図工の授業で
も粘土を使って作品を作るときには、時間を忘れる
ほど熱中して取り組むことができます。
Aくんは大きな粘土の塊を引き伸ばしたり、ねじ
ったりして、大きくてダイナミックな作品を作って
いました。
「先生、見て見て!」と、作品ができる度
に見せに来てくれます。私も恐竜を作ったので、作
品を並べてみて、どっちが怖そうか比べてみました。
A君の恐竜は体の表面がゴツゴツしていて、とても
怖そうでした。
B君は、小さな作品をたくさん作りました。細か
いところも粘り強く丁寧に仕上げてあります。子供
たちに紹介して、B君の作品をみんなで鑑賞しまし
た。B君の作品を見た子から、
「わあ、すごく細かい
ね。」と、驚きの声が上がりました。
ほかにも個性的な作品がたくさんできました。子
供たちは立体で表現する楽しさを味わい、のびのび
と制作に取り組み、粘土を使った学習がとても気に
入ったようです。
給食当番の子供たちは、配膳がとても上手に
なりました。CさんとDさんは、一緒にシシャ
モフライを配っていました。シシャモフライを
つまんで配る役のCさんから見て、シシャモを
入れる場所が見にくかったので、Dさんが、ど
こに入れるのか、教えてあげていました。気を
利かせて仕事ができる子がいるおかげで、早く
給食の準備を進めることができました。
一人ひとりが力を出し合い、協力ができると
すばらしい学級になっていきます。