ラオスの魅力 今回、ASEAN ファッションアクセサリー&ギフト展の準備のため、ラオスの首都ビエン チャンを訪問しました。学生時代に訪れて以来の 7 年ぶりのラオスでしたが、ここでも道 路を走る車の増加など、いくつかの変化を感じました。 (ビエンチャン市内にはコンビニも出現) (市内を走る車やバイク) ただそれでも、他の国の首都に比べると静かで、ゆったりと時間が流れる、ラオスの良 さは未だ失われていないことを感じました。ラオスと言うと我々日本人にはあまりなじみ のない国ですが、旅行者であれビジネスマンであれ、訪れた人をやさしく癒す、不思議な 魅力をもった国だと言えるでしょう。 (市内を流れるメコン川の風景) さて、今回の目的である企業訪問ですが、魅力的な商品を作っている企業がありました ので、ご紹介いたします。 1社目は、Maicome Handicraft です。細部にまでこだわった、精密なデザインの絹織物が 特徴です。 価格は少々高く、ラオス人富裕層が主な顧客で、日本の皇室関係者の方もオーダーしたこ とのある格式高いお店です。 お店に併設された生産現場では、50 人もの訓練された女性がそれぞれの役割に懸命に取り 組んでいます。織物の中には、1 日に 5cm ほどしか刺繍できないデザインもあります。途 方もない作業を人の手で丁寧に織っていくことで、ひとつの製品が出来上がります。 2 社目は Fawatthana Co., Ltd.、です。シルバージュエリーなどのアクセサリーなどを扱 っている店で、ラオス人富裕層やラオス在住の外交関係者の方たちなどが多く訪れます。 独創的なデザインと精巧な作りが特徴で、一部日本人の方もデザインに協力しています。 こちらの製品も、金属を溶かすところから、 製品に仕上げるところまで、人の手で行われて います。こちらの会社では、主に男性の職人た ちが額に汗を流しながら、精一杯製品作りに携 わってあります。 これらの作業を経て出来た製品は、よりその輝きを増しているように感じられます。 どちらの会社も、人の手で一つずつ作られた製品を扱っています。機械によって大量生産 された商品ではないため、その分価格としては私たち日本人が思うほどには安くはないか もしれません。しかし、世界に二つとない、人のぬくもりがつまった製品です。このよう な製品の存在も、ラオスという国の魅力のひとつなのかもしれません。(yk) ※ご紹介した 2 社はどちらも、9 月 20 日から 27 日の期間(土日祝除く)に開催いたしま す ASEAN ファッションアクセサリー&ギフト、又は 9 月 28 日、29 日に開催の大阪インタ ーナショナルギフトショーに出展予定となっております。一般販売は予定されていません が、ご興味のある方はぜひご来場ください。
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