ワシントン大学短期英語プログラム 事後報告書 北海道教育大学札幌校1年 基礎学習開発専攻 京谷夏奈 自分の経験も含め、次に参加する方の参考になるような報告書にしたいと思います。 *大学生活について 初日にクラス分けのテストがあり、今回は3つのクラスに分かれました。どのクラス も9時半~12時20分までなので、午後からは友達と出かけたり、ホストファミリー と過ごしたり、自由に過ごすことできます。火曜日と木曜日には Field trip という自由 参加のプログラムがあるので、そちらに参加するのもおすすめです。授業内容は、グル ープ活動や最後のプレゼンに向けての準備が主なものでした。 教育大の外国語コミュニケーションのようなものだと思って くれれば良いと思います。 今回は参加者が全員日本人だったのですが、せめて授業中 は英語で話す、といったように積極的に英語を使うように するべきだと思います。 *ホストファミリーについて 私のホストファミリーはお父さん、お母さん、20歳の 娘さん、13歳の息子さんの4人家族でした。あまり気を使う必要はないと思いますが、 お土産を持っていくと良いと思います。おすすめはロイズのチョコレート、白い恋人な どです。日本のチョコレートはおいしい!と喜んでもらえました。 ホスト先によって待遇は様々です。毎食作ってくれる家庭、家族みんなでお出かけに 連れて行ってくれる家庭、場合によってはほとんど干渉してこない家庭もあるそうです。 私の場合はとても珍しいことだと思うのですが、私のホストマザーと、一緒にこのプロ グラムに参加した友達のホストマザーがかなりの仲良しで、常に家族ぐるみで行動して いました。そのおかげで英語を使う場面が増えたり、行き帰りの送迎で安全面もばっち りでした。また、13歳の息子さんが学校で日本語を学んでいるので、宿題を手伝った り、逆に手伝ってもらったり、たくさんコミュニケーションをとることができました。 家にいる間は、自分の部屋に閉じこもるのではなく、なるべくホストファミリーのい る部屋で過ごすべきです。もし話すことがなくても、同じ空間にいて、家族同士の会話 を聞くだけでも勉強になると思います。 あと、スリッパは必須です。待っていかないと、家庭によっては部屋の中でも靴で過 ごさなければなりません。また、ティッシュもあるといいと思います。私のホスト先に はティッシュがなく、手持ちのポケットティッシュでなんとかしたのですが、もし風邪 をひいていたらとんでもないことになっていたと思います。 *シアトルの様々なことについて まず一番に伝えたいことは、シアトルは 私たちが思っている以上に寒いということ です。私は行き帰りのことを考えて冬物の コートを着て出発し、シアトルで着る用に 秋物の上着を二着持って行ったのですが、 秋物の上着は一度も着ませんでした。また マフラーや手袋といったような防寒具もあ ったら良いと思います。 右側の写真は、ダウンタウンの PIKE PLACE MARKET の様子です。周辺にはスターバ ックスの一号店やガムウォールなどがあり、観光はもちろん、買い物にも最適な場所で す。楽器を演奏している人、大道芸を披露している人などもたくさんいて、とても賑や かな場所ですが、変な人もたくさんいます。時には優しい人もいますが、もし話しかけ られたら無視してしまうのが一番安全だと思います。 また、移動手段はバスになります。シアトルパスという定期のようなものもあるので すが、大変高額なので、私のお勧めはオルカカードというチャージ式のカードです。 Kitaka のようなものだと思ってください。シアトルのバスはおつりがでないので、この ようなカードを持っていると無駄な出費を抑えることができます。 *まとめ 帰国して「シアトル、どうだった?」とたくさんの人に聞かれましたが、毎回「本当 に楽しかった!」と答えています。それくらい楽しくて楽しくて仕方なかったです。街 並み、食文化、生活様式など、様々な点で 日本との違いを感じることができ、毎日が 刺激の連続でした。 三週間という短い期間です、英語力が飛ぶ 躍的に伸びるということはあまりないと思 います。ですが、日本にいては知ることが できないことをたくさん知ることができま す。なにより、私のことを迎え入れてくれ たホストファミリーに出会えたことが、私 にとって大きな財産になりました。 色々な所に連れて行ってくれたホストファミリー、ワシントン大学で出会って一緒に 活動をした人々、アドバイスをくださった先生や国際課の方々、親切にしてくださった 教育大の先輩方、いつも一緒に行動してくれた英語科の三人、そしてこのプログラムに 参加することを賛成してくれた家族に感謝です。このプログラムに参加して本当に良か ったです!ありがとうございました!
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