実用英語検定準2級(99年度第3回)解答・解説

実 用 英 語 検 定 準 2級 (99年 度 第 3回 )解 答 ・解 説
1.語彙力・文法 力の問題
( 1 ) brush … (ブラシで)磨く
( 2 ) huge … 巨大だ
the exit (出口)が見 つからないのだから local よりは huge 。
( 3 ) definitely … 絶対 「
いや、でも明日までには絶対やるぞ。」
( 4 ) the traffic was heavy 「
道が混んでいた」
交通量を表 すのが traffic で、交通量が多い場合は traffic が heavy 、と表現する。
( 5 ) disappear … なくなる
( 6 ) invent … 発明する
2. publish は「(広告で)広める」
( 7 ) assistant … 助手
1. patient 「患者」 4. client 「顧 客」は変。
( 8 ) bit … bite (噛む)の過 去形
hit された跡は残らないだろう。ate だったら大変。
( 9 ) Give me direction to ∼ 「
∼までの道を教えてくれ」
( 10 ) disturb … 邪魔をする
"DON'T DISTURB" はホテルで「
起こさないで」
の印にも使う。
( 11 ) be likely to 不定詞 「
∼しそうだ」
snow は「
雪が降る」
という動詞。
( 12 ) on the other hand … 一方で
( 13 ) for instance … 例えば
( 14 ) blow … 吹く
blow out the candles 「
ろうそくを吹き消せ」
( 15 ) I'd like to give it a try 「
やってみたいと思う」
( 16 ) above all … 何よりまず、とりわけ
( 17 ) by accident … 偶然に
( 18 ) similar to ∼… ∼と似ている
to の後ろが「先週 私たちがやったヤツ」と物を表すから friendly/kind to 人「
人に親
切だ」
は不可。
( 19 ) for free … 「
タダで」
( 20 ) look after ∼… 「
∼の面倒を見る」
( 21 ) B: ... these days. 「
最近テニスをしてるの」
から、A 「
今もまだ( still )バレーやってる?」
( 22 ) take 時間 to 不定詞 …「
∼ するのに時 間かかる」
( 23 ) Neither A nor B …「A も B どちらも∼ない」
both A and B
( 24 ) 前置 詞の後ろ(目的語 )は動 名詞
( 25 ) A: Hiroshi and I went ... B: ... So did I.
So 助 主 「
主もそうだ」 Nor 助 主
2. 会話表現
( 26 ) A: ナンシー、誕 生日オメデトウ!はい、プレゼント∼!
B: ありがと、ボブ。開けていい? A: (
)
B: 何コレ?キャー、何てきれいな指輪なの!気に入ったわぁ。
1. ちょっと待って。オレのじゃないよ。
2. いいよ、でも住所は確かめてね。
3. もちろんだよ。開けちゃって。
4. いや、誕生日まで待って。
( 27 ) A: クッキーおいしいよ、恵子ちゃん。 B: ありがと、治朗。もっとやっちゃって。
B: サンキュー。(
)
B: うん、よく週末に作ってるんだ。
1. お店で買ったの?
2. 自分で焼いたの?
3. 誰かからもらったの?
4. クッキーまずいんだけど。
( 28 ) A: リック∼、降りてきて∼ !手伝って欲しいの∼! B: いいよ∼、ママ∼、何∼?
A: この箱運ぶのに手貸 してくんな∼い!?
B: わかった∼!(
)
1. 今行くよ∼!
2. そこにいるからね∼!
3. やりたくないなぁ。
4. そうしてくれる∼?
( 29 ) A: ちょっとすんまそん。この辺の花屋さん探してるんですが。
B: え∼とですね、(
) A: 遠いですか? B: いえ、その角の近辺ですよ。
1. そりゃもういい花屋だと思いますよ。 2. 駅のそばにあると思 いますよ。
3. そこじゃ花は買えないと思いますよ。 4. ここに花屋はないと思いますよ。
( 30 ) A: 新しい CD 屋のこと聞 いた? B: うん、(
)
A: そうそう。で、最初の週だけ全部の CD10 %オフだって。
B: ヒャッホー、来週の月曜日行こうぜ!
1. でもしばらくそこにはいなかったんだ。 2. でもその店好きじゃないな。
3. 昨日 3 枚 CD 買ったよ。
4. 来 週開店らしいな。
3.整序問題
( 31 )
so he had to leave the house earlier than usual.
比 than usual: 「
いつもより∼」
( 32 )
Today Jeff and his teammates will talk about yesterday's game at the gym.
「
ジェフのバレー ボー ルチームは実に優 秀だ。昨 日 チームが試 合 があったので、彼は
いつもより早く家を出なければならなかった。試合は午前 9 時に始まり、彼のチームは
勝 った。今 日 ジェフとチー ムメー トは体 育 館 で昨 日 の試 合 につ いて話 をす る予 定 である。」
( 33 )
( 34 )
and Tomoya was on his way to Paris
on 人 's way to ∼「
人が∼へ行く途中で」
Since then, they have been writing to each other.
since then 「
それ以来 」
have been ~ing 「
(今まで)ずっと∼し(続け)ている」
動 作の継続。
「
智 也とエイミーは東 京 発 ロンドン行 きの飛 行 機で 3 年 前に出 会った。エイミーはスコ
ットランドに帰 省 するところで、智也は友 達に会いにパリに行く途中だった。二 人ともロ
ンドンで飛行機を乗り換えたが、それ以来 二人は文通を続けている。」
( 35 )
Although they are said to be very dangerous, be said to be ∼ 「
∼だといわれている」
「
グリズリーは主 に北 西 アメリカとカナダに住 む 茶 毛の熊の一 種 である。グリズリーはと
ても危 険 だといわれているが、人 間を攻 撃 す ることはめったにない。グリズリーは普 段
は根菜 や緑色植物、虫を食べているのだ。」
4.空所補充問題
( 36 )
Indeed, it looks as though it comes from a Disney movie.
実際、それはディズニーの映画から出てきたようだ。
( 37 )
As a result, ..... and so they feel lonely.
結果、彼らは隣人と知り合う機会もなく、自分がひとりぼっちだと感じる。
( 38 )
Disney hopes that these things will help people get to know one another.
デ ィズニー はこれ らのものが人 々がお 互 いを知 るきっかけになれ ば いいな、と
思っている。
( 39 )
In some ways, however, the town will be very modern.
しかし、いくつかの方法でその都市は近代化 するだろう。
( 40 )
it is too early to say whether it will be a success.
それが成 功かどうかを判断するにはまだ早すぎる。
ウォル ト・デ ィズニー 社 は 、まるでデ ィズニー 映 画 から飛 び 出 てきたような「
セレブ
レーション」
と名付けられた街を作った。
アメリカでは人 と人 とが交 流 す る機 会 があまりないため、このセレブレー ション市 は
歩 いていける商 店 街 や たくさんの教 会 を設 置 して人 々 の交 流 を促 進 しようという狙 い
がある。
この街 もいず れは近 代 化 されるだろう。この市に特 設 されたネットワー クを介 して家
庭同 士、あるいは家庭と施設が結ばれる日 もやってくるに違 いない。
セレブレーション市にはすでに 2000 人近くの人が住んでいるが、この市の生活をあ
まり好まない人もいるが、この市が成功すれば暖かく親しみやすい街になるだろう。
5.長文読解問題
[ A ] インドの将 来に向けた家造り
・every two seconds 「2 秒おきに」
・give India the ∼ 「
インドに∼を」
( SVOO )
・has made homelessness a ∼ 「
ホームレスを∼にしてきた」
( SVOC )
・instead ( of ∼) 「
(∼の)代わりに」
・including ∼ 「
その中には∼もある」
(現在分詞)
・so that he won't have to ∼ 「
彼が∼しなくてもいいように」
・He hopes ( that ) [ the builders he has trained ] will ∼ [
]が that 節内の主語
インドは現 在 10 億の人 口を抱えており、( 41 )インド国 内ではホームレスが深 刻な問
題になってきている。
1945 年 にインドにや ってきたイギリス出 身 の建 築 家 、ロー リー ・ベ イカーはホームレ
スの人 々 向 けに建 物 を建 てている。( 42 )彼 の建 築 物 は、例 えば 手 作 りのレンガや 竹 と
いった天 然 素 材 を用 いているので、とても安 価 だ。ただ、彼 は環 境 は 守 らね ば ならな
いと思 っているので、材 料 をリサイクル したり、エアコンの代 わりに壁 に風 穴 を開 けた
り、( 43 )時には木 材の伐採をしなくてもいいように設計を変えたりもする。
ベ イカーは現 在 82 歳で、多くの家を建ててきた。彼は( 44 )自分が育ててきた大工に
将 来 も彼 のや り方 を生かしてほしいと思っている。彼 は言 う。「
インドにはまだ 4000 万
以上のホームレスがいる。( 45 )まだまだやることは多いなぁ」
と。
[ B ] ワシントン D.C. に住むビーバー
・第 2 パラグラフの "it"=the beaver
・as ∼ 「
∼ しているときに」
・as planned 「
予定どおり」
・in such bad condition that ∼= in bad condition so that ∼「
悪条件だったので∼」
・whether the beavers ∼ 「
ビーバーが∼かどうか」
(間 接疑問文)
1912 年に東京都はワシントン D.C. に両都市の( 46 )友好の象徴として 3000 本の桜の
木を寄贈した。
昨 年の 3 月、合衆 国 国 立 公 園 局の役 人が、桜の木の多くがビー バーにかじられて
いるのに気 づ いた。ビー バ ー は大 きめの猫 くらいの大 きさで、長 く鋭 い歯 を使 って木
の幹をかじり、( 47 )かじりとった木を使って自分たちの家を造る。
桜 の傷 は 公 園 局 の役 人 が国 民 さくらパレー ドの準 備 をしているときに発 見 され た。
このお なじみ のパレー ドは毎 年 開 かれ、( 48 )世 界 中の人 が参 加 してパフォー マンスが
繰り広 げられる。パレードは予 定どおり行われたが、そのような悪 条件のため何 本かは
切り倒された。
公 園 局の役 人はビー バーを捕 まえることにした。その後 3 匹が捕 まり、郊 外の湿っ
た森 林に放された。市 民の中にはビーバーが新 しい土 地になじめるかどうか心 配 する
者 もお り、専 門 家 も元 々 そこに住 んでいるビー バー に襲 われる恐 れがあると警 告 した
が、役 人が 2 ∼ 3 週 間後森に戻って調査 したところ、ビーバーが幸 せそうに暮らして
いるのが分かって喜んだ。