低学年ブロックの実践 小単元計画 第1学年 「はなをそだてよう」 (12時間) 81.あさがおはかせになろう! あさがおはどんなたね? ①教科書の写真を見ながら自分が知っている花 を出し合う。 ②植木鉢に土を入れたり、もと肥を入れたりなど して、種をまく。 2.おおきくなあれ! どんなおせわのしたらいいのかな? ③毎日世話をし、朝顔の成長を観察する。 ④あさがおの世話の仕方を本や図鑑で調べ、話し 合う。 ⑤継続的に世話や観察をし、成長の様子に応じて 世話の仕方を変えながら育てる。 3.はながさいたよ! うれしいきもちをつたえよう ⑥つぼみや開花の様子を観察して、気付いたこと を出し合い、成長の喜びを分かち合う。 ⑦⑧花の美しさを残す方法を話し合い、好きな 方法で花遊びをする。 花や葉を使って作品づくりをする。 4. 「みてみて わたしの おはなが さいたよ かあど」をつくろう。 ⑨⑩育てたあさがおの成長や開花の喜びを、絵や 文で家の人に伝える。 ・あさがおのことを手紙で伝える。 ・きれいな色をみせるために、どうしたらいい か考える。 5.たくさんできたよ!たねとりを しよう ⑪種のできている様子を観察し、種とりをする。 ⑫あさがおを育てた喜びやこれまでの活動につ いてまとめ、種の使い方について話し合う。 視点1 研究の視点 1 効果的な学習過程の工夫 2 児童の力を高める評価の工夫 視点2 児童の力を高める工夫 効果的な学習過程の工夫 児童自身で力を高める自己評価・相互評価 気付きや思いを深めさせる工夫 ○自分の活動を振り返るために自己評価カード を実施する。【②④⑥⑧⑩⑪⑫】 ○あさがおの成長に気付かせるために、観察の際には「みつけたよカード」に 気付いたことや成長の様子を記録させる。【①③⑤⑥⑪】 ○自己評価カードによる児童の思いや願いを確認し て、次時の支援に生かす。 【②~⑫】 ○あさがおコーナーを設け、植物に関する本を置き、いつでも児童が手にとって 見たり、調べたりできるようにする。【①~⑫】 ○お互いの力を高めるために、友達のよいところや 自分との違いを見つけ、伝え合う活動を設定する。 【①④⑥⑩⑫】 ○観察の水やりの時に、あさがおの成長の変化や児童の小さな気付きを引き出す ように言葉かけを行う。 【②③⑤⑥⑪】 ○花の成長を喜び、愛着をもたせるために、花や葉を使った遊び場を多く設定す るように工夫する。【⑦⑧】 ペアの友達に発表す ることで、自分のよい 自分で花を成長させることで、愛着をもっ 伝え合う力を育てる工夫 所を発見することがで て花や葉を使った遊びをすることができた。 ○友達との関わりを多くもたせるために、 ペアや生活班などの尐人数での話し合 いの場を多く取り入れる。 【①③④⑥⑨⑩⑫】 きた。 ラッパみたいなお 児童の力を伸ばす教師の評価の工夫 花がさいたよ。 ○一人ひとりに適切な言葉かけをする。 【①~⑫】 私は、あさがお ○伝え合う力を高めるために、朝の会で、 あさがおニュースの時間を設定し、あさ がおの成長の様子を発表したり、質問し たりする。【①~⑫】 を使って、押し花 ○自己評価カードには次時への意欲へつながる賞賛 やヒントの言葉を書き入れる。 【②④⑥⑪⑫】 を作ってみたよ。 とてもきれいだね。ぼくも作ってみよう。 ○作ったものや体験したことを友達と伝え 合う力をつける手段として、活動の場を 工夫する。 【①②③④⑥⑦⑧⑨⑩⑫】 ぼくは、お手紙にあさが おをつけて、お父さんにあ りがとうを伝えたいな。 あさがおの花は大切に育 ててきたから、とっておく ことはできないかな? ○児童のつぶやきや発言を記録し、指導に生かす。 【①~⑫】 成 果 と 課 題 視点1 視点2 ○花や葉を使った遊び場を多く設定したことにより、花の成長を喜んだり愛着をもたせることができた。 ○観察後「みつけたよカード」に気付いたことや成長の過程を定期的に記録することができた。 ○子ども同士が関わりやすい活動の場をつくることで、作った作品のよさなどを伝え合う力がついた。 ●友達との関わりを多くもたせるために、ペアや生活班などの尐人数の話し合う場を多く取り入れらるよう模策し ていく。 ○自己評価カードに記された子どもの思いや願い、気付きを確認し、次時の授業に生かすことができて いた。 ○自己評価カードに書かれたことを次時の授業の中で生かすことによって、児童一人ひとりの考えをみ んなに知らせることができた。 ●児童の実態にあった力を高め合うため、友達のよいところや、自分との違いを見つけられるような活 動の場を工夫していきたい。
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