多くの人の気持ちが、大きな力に 多くの人の気持ちが、大きな力に

Oh Me
(第3種郵便物認可)
2008年(平成20年)12月18日(木曜日)
毎 日 新 聞
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この情報紙は
「滋賀ガイド」
と提携しています
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öï쮲´¹ˁ±²ఌ±¸ஓհ 毎週木曜発行
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● Oh!Me 編集室/株式会社ヤマプラ:近江八幡市桜宮町294 TEL0748-34-8872 FAX0748-34-8927
●広告/滋賀毎日広告社:大津市打出浜3-16 TEL077-522-2603
●発行/毎日新聞大阪本社開発宣伝部:大阪市北区梅田3-4-5
都市景観大賞を受賞
(平成18年)
発行部数:100,000部
は、まず上流地域の人に現状を知っ
多くの人の気持ちが、大きな力に
てもらう必要がある」
と考え、地元テ
レビや小中学校の環境学習などを通
じて呼びかけた。
その結果、上流の自治体も清掃活動を
してくれるようになり、ゴミが減りは
じめた。また、活動に賛同した
「高島屋」
や地元の
「近江兄弟社学園」
「レオパレス」
そして他町の退職者の方々も清掃活動
を超えたコミュニケーションの場に
に参加してくれるようになった。
もなっている。
「遠方にかかわらず、こ
「ゴミを拾い始めると、沢が自分の庭
の風景が好きだからと言っ
のように思えてきます。自分の庭にゴ
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て、何回も参加してく
ミが落ちていたら拾うのは当たりまえ
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れる人がいます。何よ
ですから」
と西野さん。
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りも嬉しいのはモロコ
若い人は
「水を美しくしたい」
と言い、
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や手長エビが戻って来
会長の西野さん
会長の西野さ
年配の方は
「水を元に戻したい」
と言う
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き、そして週一回のゴミネットの回収
てくれたことです」
と西野さん。06
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と教えてもらった。
西野さんが子どものころ、北之庄沢の
などだが、当初はゴミの多さに驚いた
成18)
年には活動が認められ、都市景
やがて、みんなが
「美しい水を守りたい」
水は飲めるほど美しく、たくさんの魚
という。空き缶、ペットボトル、布団
観大賞を受賞した。
と言える日が来るのを期待して、北之
や貝が生息していた。ここで生まれ育
やソファ、自転車までが流れ着き、沢
ち、水遊びをした西野さんにとっては
の入り口に張ったゴミネットはあふれ
大切な思い出の場所である。しかし数
んばかりだった。
現在会員は 20 代から 80 代までの 91
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十年後、北之庄沢はゴミやヘドロで完
西野さんたちは
「ゴミを減らすために
人 。 親子で参加する人もあり、世代
会長:西野平さん ●TEL:0748-32-6178
庄沢を後にした。 (取材・福本)
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全に埋まってしまった。
幸い、市民の努力が実って00
(平成12)
しゅんせつ
年に県の浚渫工事が完了、北之庄沢に
元の美しい水が戻ってきた。
この様子を見た西野さんとその仲間は
よみがえ
「甦った北之庄沢を自分たちの手で
守っていきたい」
と立ち上がり同年12月、
西野さんを中心に72 人の有志が「北
之庄沢を守る会」
を結成した。
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具体的な活動としては、年3回の清掃
活動と、年1回全員総出で行うヨシ焼
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໗៹ႆ๊ষ‫ڨ‬ጤ【Oh!Me】
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