面接は何のためにある！面接について学級での指導が始まりました。面接資料「ザ面接」を生徒に配布しました。進路ファイルに綴じ込んであります。面接を実施する県公立高校は、全日制が９０校、定時制は２３校です。自分が受検を考えている学校が面接を実施するのかどうか確認が必要です。面接を実施する目的は、「全人的評価の観点から、志願者の目的意識並びに学習意欲及び興味・関心等を把握する」ものです。つまり、学力検査の結果や学習の記録以外の良い面をできるだけ評価するためのものです。そのため、「自分は何のために高等学校へ進学するのだろうか」とか、「高等学校へ入学したら、何を学びたいと思っているのか」、「将来、どんな職業につきたいと考えているか」などということについて、明確にしておくことが大切です。面接の配点は、それぞれの高等学校が独自に決めていますので１学期に配布してあります「選抜基準」をご覧ください。次に面接の概要について確認をしたいと思います。＜チェックポイント＞面接の時、面接官がみるチェックポイントは、大きく６つぐらいに分けられます。１外観・印象、感じは良いか。身だしなみ（服装や髪型など）はきちんとしているか。２動作・態度・言葉遣いはよいか。礼儀作法をわきまえているか。態度は良いか。３性格・適応性、協調性、積極性、指導性、責任感、明朗性、人柄はどうか。４意識・意欲・目標や目的意識を持っているか。入学意欲や勉学意欲はどうか。教育方針への理解、協力度はどうか。５知能・適切な応答ができるか。中学生としての常識や知能は備えているか。６生活・家庭生活、学校生活の状況はどうか。家族、友達関係は良好か。規則正しい健康的な生活をしているか。されています。試験日当日はもちろん、学校説明会や願書の入手、提出時などあらゆる面でチェックは始まっているということを知っておきましょう。２「一夜漬け」は通用しません先輩たちは、「毎日やっていることが、ポロッと面接の時に出てしまうので気をつけた方が良い」と言っています。言葉遣いやマナー態度など普段から身につけておかないと緊張した時、うまくできません。３基本をしっかり身につけよう面接の要領がわかっていれば自信を持って面接に臨めますし、慌てる必要もありません。面接は「良い答え」を見るのではなく、「答え方」を見ます。友達や保護者の前で練習するのも良いでしょう。 ※詳しい内容は、「ザ・面接」の資料を参考にして身につけてください。＜２２年度公立高校前期入試面接質問内容及び感想・アドバイス＞その１ ☆大宮商業高校（個人）・志望理由・商業高校の中でも本校を選んだ理由・最近気になったニュース、どう思ったか？・趣味、特技・好きな教科、苦手な教科・ボランティアについてどう思うか？・最近読んだ本とその感想・中学校生活の一番の思い出・委員会について・自己アピール・高校で頑張りたいこと・部活動から学んだこと・中学校でやり残したこと・体験入学に何回くらい来たか？・高校のどんな行事に興味があるか？・中学校で続けていたことで誇れることは何？感想：多くの質問をされて事前に予想して考えていないと大変だった。アドバイス：○落ち着いて考えて答えること。質問を予想しておいた方がよい。 ○早く答える必要はないので、焦らずに落ち着いて、自分の思ったことを正直に言えばよいと思います。＜大切な心構え＞１面接時だけが「面接試験」ではありません。面接試験は「思ったよりも時間も短くて簡単だった」という先輩の声が多いようです。しかし、面接時だけが「面接試験」と思ったら大きなまちがいです。待ち時間に騒いでいて注意やチェックをされたという声が数多く報告 ☆春日部工業高校（個人）・電気科を志望した理由・部活動は何をしていたか？・部活動で学んだこと・高校に入ったら何部に入りたいか？・趣味、特技・技術家庭で作ったもので難しかったところは？・高校が求める生徒像は何か？・３０秒で自己ＰＲ・校則について思うことは？・好きな教科、嫌いな教科感想：面接官が２人で個人面接だったので緊張した。アドバイス：○なるべく緊張しないで、ゆったりしながらやるといいかもしれない。 ○トイレには必ず行っておく。 ○面接官の目を見る。 ○面接官の話にうなずいたり、「はい」など反応する。 -1- -2-