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米軍への思いやり予算を凍結し、被災地救援に充てる事を求める要請
総 理 大 臣
様
外 務 大 臣
様
防 衛 大 臣
様
2012 年
署名呼びかけ人 「思いやり」は被災地へ 有志一同
月
日
(安里英子・安次富浩・岡本由希子・高里鈴代・
宮里洋子・山口洋子・与那嶺芳子ほか)
那覇市久茂地 3-29-41 久茂地マンション 401 TEL: 098-861-1101
2011 年 3 月 11 日、巨大地震と津波は一瞬のうちに住民の命・家・仕事・車・船・飛行機・田畑等あら
ゆるものを飲み込んで、東北・関東地方に壊滅的被害を与え、今も余震が続く事態となっています。加え
て原子力発電所の崩壊による放射能汚染は日本全国への拡散で、いつ終わるのか先行き不明の恐怖をもた
らしています。報道によれば復興資金は(放射能汚染処理費は含まず)25 兆円を下らないだろうと試算
されています。
一方、民主党政府は昨年アメリカと米軍駐留経費(思いやり予算)を今後 5 年間にわたり、総額約 1 兆
円を提供するという合意を交わし、2011 年 3 月 31 日成立させました。今分かっていることは、未曾有の
災害が起こったこの東北・関東地方の復興に、途方もない巨額の資金と歳月が掛かるということです。
この事態に対し、日本政府は「思いやり予算」と米軍再編資金を凍結し、国家予算を大幅に組み替えて
被災地の支援・復興、原発災害の収束に向けて国の持てる総力をあげるべきではありませんか。このタイ
ミングでの「多額の思いやり予算支出決定」は、米国の名誉を損ねることになります。思いやり予算の凍
結に向けてアメリカと再交渉すべきではないでしょうか。しかし 6 月 21 日、日米 2 プラス 2 会議におい
て今後も「思いやり予算」を継続し、アメリカへ提供し続ける事を確認しました。
世界中が今日本に注目しています。しっかり復興の道筋をたてるためにも、アメリカの協力が不可欠で
す。困窮する日本へ、アメリカの真の「良き隣人政策」が今こそ必要です。
予算執行を凍結し、ただちに被災地救援に充てるよう、全力を挙げてご尽力されることを求めます。
お名前
ご
住
所
署名集約先 那覇市久茂地 3-29-41 久茂地マンション 401 群島舎 「思いやり」は被災地へ 有志一同
米軍への「思いやり予算は被災地救援へ」
署名活動
第 2 弾 再度挑戦! ご参加を!
2012年6月 11 日
昨年4月より始めたこの署名活動、1年かけて42700筆余を4月18日内閣府、外務大臣、
防衛大臣宛に提出いたしました。力不足の私たちにご協力下さった多くの皆様、本当にあり
がとうございました。また、ご報告が大変遅れましたこと、お許し下さい。
あの 3 月 11 日の未曾有の大災害から1年 3 ヶ月経ちました。沖縄にも多くの方々、とりわけ
子どもさんと避難される若いお母さんの姿があります。しかし国の施策は未だに具体的な、
被災者を元気づけるような決断と実行が見えないばかりか、益々国民を苦しめる消費税増税
を受け入れさせようと必死です。 また、アメリカも経済的苦境に追い込まれている現在、こん
な困窮の中にある日本からなりふり構わない姿勢で、資金を取り上げようと必死です。
本当に日米が友好な関係を保とうとするのなら、日本の困難な状況の中、永年にわたって
取り上げて来た「思いやり予算」を辞退するのが当然ではないか、又、辞退して欲しいと交渉
するのが国の仕事ではないか……。しかし今日までアメリカの要求に対して、要求以上のこ
とを提供するのが外務省の方針だとして対応して来た、官僚たちの外交感覚の劣化は目を覆
うばかりです
その上原子力発電の恐ろしさ、人間が制御出来ない核問題がはっきり示されたのに、あろ
うことか再稼働を画策している政府、私たち国民の命を無視している政府に、黙ってはいられ
ないと多くの方々が立ち上がり始めました。もっともっとたくさんの人が声を挙げるときだと思
います。大人しい日本人を卒業するチャンスであり、真の民主主義社会を実現する機会にし
なければならないと思います。
署名活動、沖縄で1年間頑張りました。これからは本土の方々が中心になってこの活動を
続けて頂き、せめてこの「思いやり予算」というムダに使われて来た税金があるということ、増
税などしなくても復興資金はあるのだということを知って頂くきっかけにして欲しいと思いまし
た。私たちも沖縄で頑張ります。みんなで力を合わせ、「思いやり予算」を撲滅しましょう。
そして被災者救援に一日も早く、結びつくことを願ってやみません。
署名呼びかけ人 「思いやり」は被災地へ 有志一同
(安里英子・安次富浩・岡本由希子・高里鈴代・宮里洋子・山口洋子・与那嶺芳子ほか)