開催日:平成 27 年 12 月 15 日 <本日の献立> お酒の飲み方

開催日:平成 27 年 12 月 15 日
<本日の献立>
ご飯(140g)
照り焼きチキン
コールスローサラダ
コンソメスープ
いちご(2 個)
キウイフルーツ(40g)
☆栄養量☆
エネルギー:474kcal
たんぱく質:23.7g
脂質:7.0g
炭水化物:78.0g
塩分:3.0g
◎お酒の飲み方・たのしみ方
イベント事が多くなるこの時期。お酒を飲む機会も増えることでしょう。しかし、
アルコール飲料にもカロリーがあります。種類によってアルコール量は同じでも、エ
ネルギー量(カロリー)に違いがあるため、摂取エネルギー量の節減につなげる飲み
方を心がけましょう。
※できれば 1 日 200kcal 程度までにしましょう。
<アルコールのエネルギー量の目安>
種類
目安量
容量
エネルギー
ビール
普通サイズ缶
350ml
140kcal
ビール
中びん
500ml
200kcal
ビール
大びん
633ml
253kcal
生ビール
中ジョッキ
500ml
200kcal
発泡酒
普通サイズ缶
350ml
158kcal
日本酒
1合
180ml
193kcal
焼酎(25 度)
半合
90ml
131kcal
ウーロンハイ
中ジョッキ
500ml
219kcal
チューハイ
普通サイズ缶
350ml
278kcal
ワイン
グラス 1 杯
100ml
73kcal
ウイスキー
シングル 1 杯
30ml
71kcal
梅酒
グラス 1 杯
90ml
140kcal
<飲み方のポイント>
節度ある飲み方は、肝臓をいたわるだけでなく、
摂取エネルギーの節減にもつながります。
ポイント①:アルコールの適量を知る
多量飲酒を続けると、脂肪肝や肝炎などの肝障害、咽頭・食道のがんなどのリスク
を高めます。1 日に飲む量は純アルコールで 20g 程度が適量です。適量を守れば、
おのずとアルコールから摂取するエネルギーも適正な範囲におさまります。
※アルコール 20g の目安量:
ビール中びん 1 本、日本酒 1 合、ウイスキーダブル 1 杯程度
ポイント②:週 2 日の休肝日をつくる
休肝日は、肝臓を休めるだけでなく、アルコールから摂取するエネルギーの節減に
もなります。飲まない曜日を決めるなど、自分に合った休肝日を週 2 日設けましょう。
ポイント③:お酒の特徴を知る
お酒は、穀類などの原料を発酵させた「醸造酒」と、発酵液を加熱・蒸留してアル
コールを濃縮した「蒸留酒」に主に分かれます。醸造酒がアルコール以外の糖質など
を含むのに対し、蒸留酒は揮発しない成分が取り除かれるため、同じ酔い心地でもエ
ネルギーは蒸留酒の方が低めです。一方、蒸留酒は度数の高いものが多いので、水割
りにするなど、のどや肝臓をいたわりながら、たのしみましょう。
醸造酒
蒸留酒
ビール
紹興酒
ワイン
日本酒
ウイスキー
カロリー
高
低
ウォッカ
焼酎
ブランデー
ポイント④:量や時間を決めて飲む
アルコールは食欲を亢進するため、カロリーの高いつまみの食べ過ぎに注意が必要
です。飲む時は量や時間を決めて切り上げることを心がけましょう。
(参考)社団法人日本栄養士会
「見直したい
お酒の飲み方・たのしみ方」
<材料・作り方>
◎照り焼きチキン
鶏もも肉(皮なし)
:70g
下味(しょうゆ:6g 酒:2g みりん:3g)
付け合わせ(人参:30g バター:2g 塩:少々
少々)
ブロッコリー:40g
花かつを:
① 鶏もも肉は包丁で切り込みを入れ、下味に 30 分程度漬け込む。
フライパンに油を薄くしき、中火~弱火でふたをして焼き色が付くまで焼く。
② 付け合わせの人参は乱切りにして水から湯がき、柔らかくなったらお湯を捨て、バ
ターを入れて照りをつける。
ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、花かつをで和える。
③ 鶏肉は食べやすい大きさに切って盛り付け、付け合わせも添える。
◎コールスローサラダ
キャベツ:50g きゅうり:30g
フレンチドレッシング:12g
コーン:10g
ハム:10g
① キャベツは千切りにして湯がき、水切りしておく。
② きゅうりは小口切りにして塩もみして水でさらし、絞る。
③ コーンは湯がき冷ます。ハムはやや大きめのみじん切りに切る。
④ 材料をボールに入れ、ドレッシングで和え、盛り付ける。
◎コンソメスープ
水:150cc コンソメ顆粒:1g 塩:0.6g こしょう:少々
玉ねぎ:20g 人参:10g ドライパセリ:少々
① コンソメスープをつくる。
② 玉ねぎ、人参は千切りにする。
③ コンソメスープに玉ねぎ、人参を入れ煮込む。塩・こしょうで味を調え、盛り付けの
仕上げにドライパセリを振る。
*人工甘味料:マービーについて*
当院の入院患者様の食事(糖尿病食)にも使用しているマービーは、でんぷんから作られた
低カロリーの糖質で、体内でインスリンの分泌をほとんど促さないため、血糖値への影響は
ほとんどありません。
*同じ 10g でも…上白糖:38kcal、マービー:20kcal