光熱費の削減に取り組め【間】今後、合併による交付税の特例が縮減されていくことから、将来を見据えて経費を減らしていかなければなりません。本庁舎や市有施設においての光熱水費の削減方法として、電気事業法の改正により、市役所のような高圧50kw以上の高圧受電の契約者は大手電力会社である一般電気事業者（東北電力など）とは別に、新電力（PPS）とも契約できるようになり、他自治体では電気料金を削減していますが、村上市でも導入を検討してはどうですか。また、燕市では新たな財政負担がなく、省エネルギー設備を導入でき、光熱費の削減と二酸化炭素排出量の削減に効果のあるエスコ事業（ESCO）を活用し、防犯灯をLED化して光熱費を削減しています。エスコ事業を村上市でも取り組んではどうですか。【答】新電力（PPS）が導入できるか検討していきますし、市には8800灯の防犯灯がありますので、エスコ事業（ESCO）などを活用できないか考えていきます。【新電力（PPS）とは】平成25年9月10日現在、新電力会社は全国に100社ほどあり、新電力会社は小型水力発電、風力発電、バイオマス発電など再生可能エネルギーを利用している会社も多いことから、経費削減や再生可能エネルギーの推進の意味からも、公共施設から導入を検討すべきと考えます。【エスコ事業（ES⊂0）とは】新たな財政負担がなく省エネルギー設備を導入でき、光熱費の削減と二酸化炭素排出量の削減に効果のある事業です。エスコ事業者に防犯灯をLED化してもらうなどの取り組みにより、経費も削減できます。高齢者を見守る対策は【間】高齢者の安心安全のために、事故や事件から守る取り組みはどうなっていますか。【答】道路での街頭指導や反射材、事故防止のチラシなどを配布して注意を促し、村上警察署とも連携して振り込み詐欺の被害に遭わないように広報や出前講座などで啓発に努めています。海亀［私の視点］良い制度はどんどん導入すべき 12月議会では、光熱費を削減するためにはどのような方法があるか調べました。新電力（PPS）の資料は、経済産業省のHPに載っていましたので、経済産業省に電話して議場で資料を使ってもよいか、確認を取りました。エスコ事業（ESCO）は埼玉県のHPに載っていた資料が一番わかりやすかったので、埼玉県庁に電話して使用の許可を頂きました。私だけが資料を見て質問してもわかりづらいので、事前に議長に許可を頂き、私の質問の前に、他の議員や理事者の机の上に配布してもらいました。東京都では新電力導入箇所を30施設から304施設に増やし、 1億9000万円の削減を実現しました。燕市では防犯灯の電気量を約64％削減しました。良い制度はどんどん取り入れていくべきで、経費削減は急務です。ただ今勉強中です地方自治のことなど、議員がもたなければならない「力」をあらためて意識して考えてみようと思い、現在、「議員力検定マスター問題集」で勉強中です。