私たちのハイタク基金 34 第 号 2014.10 平成25年度決算 特集号 那須の花畑(辻 雄次郎氏撮影) 入って安心 老後の保障 東京乗用旅客自動車厚生年金基金 ご あ い さ つ 理事長 岡 田 佑 事業主ならびに加入員の皆様におかれましては、ますますご清栄のことと お慶び申し上げます。 日頃から当基金の事業運営には、格別のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申 し上げます。 さて、9月に第二次安倍改造内閣が発足し、国(GPIF)の年金資産運 用のあり方について、積極的な発言が新聞紙上を賑わしています。当基金の 年金資産運用は、国(GPIF)の運用を注視しつつ機動的に資産運用管理 していくこととしています。平成25年度の年金資産運用は、16.05%という 高い運用利回りを獲得することができ、国の運用利回り8.2%と加算部分の 予定利回り5.5%をも大幅に上回ったことから、当年度剰余金約73億円を計 上することができました。今後も国の運用利回りを上回る実績を得られるこ とを期待するところです。 一方、4月に施行された改正厚生年金保険法に基づき、当基金では基金制 度終了に向けてのスケジュールを9月の代議員会で確認しました。 制度面では、当基金が上乗せ部分に係る掛金を加入員も折半負担してきた という特殊な事情があることから、解散する際に保有すべき年金資産の額 を、国へ返還することとなる最低責任準備金相当額と、上乗せ部分の最低積 立基準額の2分の1相当額とを合算した額とする基金規約の変更を行いまし た。このことにより解散時における上乗せ部分の最低積立基準額が確定し、 万一、解散時に不足金がある場合は、事業主に不足金のご負担をお願いする こととなっておりますので、3階部分の資産のうち、加入員に折半負担して いただいた分が失われる危惧が解消されました。 さらに、事務局では、基金制度を終了するための記録整理、年金未裁定者 の請求勧奨を行うなど、早期の制度終了を目指しております。 最後に、当基金はハイタク業界に関わる加入員、年金受給者を合わせ、5 万人以上の方々の老後の所得保障の一端を担う役割を果たしております。今 後とも当基金の運営にご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。 50 平成25年度 当基金の財政決算結果について 去る9月18日に第217回理事会と第172回代議員会が開催され、慎重審議の結果、 平成25年度業務報告と財政決算が原案どおり可決承認されました。 【可決承認された議案】 議案第1号 平成25年度業務報告書(案)について 議案第2号 平成25年度決算書(案)について 議案第3号 基金規約の一部変更について(解散の議決数) 議案第4号 基金規約の一部変更について(脱退一時金の選択・残余財産の分配) 議案第5号 基金規約の一部変更について(運用機関の解約) 議案第6号 基金諸規程の一部変更について 議案第7号 滞納掛金の不納欠損について 議案第8号 基金規約附則第15条第7項及び第11項該当事業所について 議案第9号 基金規約附則第15条第3項該当事業所について 議案第10号 当基金の解散に向けてのスケジュール概要 議案第11号 第172回代議員会に提出する議案等について 代議員会 本 誌 の 内 容 ⃝平成25年度当基金の財政決算結果について ・平成25年度業務概要 ・平成25年度決算(年金経理・業務会計) ・平成25年度積立水準の検証結果 ・第172回代議員会で承認された議案 ⃝当基金の現状と今後について ⃝年金資産運用管理について ⃝中途脱退者の取扱いについて ⃝加入員の皆様へお願い ⃝福祉事業・レオ若草について ⃝当基金の在職中死亡の状況について ⃝協同組合(グループ保険・自転車賠償責任保険・がん保険) 1 2〜3ページ 4〜6ページ 7〜8ページ 9ページ 10〜13ページ 14〜16ページ 17ページ 18ページ 19ページ 20ページ 21ページ 平成25年度業務概要 1 設立事業所数の推移 当年度は、羽田交通㈱が平成25年5月1日付で加入し、東京リムジン㈱が平成25年12月31日付で 脱退しました。 170 165 162事業所 162事業所 160 155事業所 155 150 平成21年度 平成22年度 平成23年度 156事業所 156事業所 平成24年度 平成25年度 2 加入員数及び平均標準給与月額の推移 加入員数は、前年度対比549人(2.8%)減少し、1万8,788人となりました。 平均標準給与月額(賞与支払額含む)は、前年度対比5,127円(1.6%)増加し、32万7,201円とな りました。 (人)23,000 315,426円 322,074円 307,545円 22,000 21,000 340,000(円) 320,000 295,868円 300,000 22,348人 280,000 21,378人 20,000 19,000 18,000 327,201円 19,337人 260,000 18,788人 20,001人 平成21年度 平成22年度 平成23年度 2 240,000 220,000 平成24年度 平成25年度 200,000 3 年金受給者数及び平均年金額の推移 ・年金受給者数は、前年度対比1,129人(3.1%)増加し、3万7,200人となりました。 このうち、加算年金受給者数は8,904人で全体の23.9%です。 ・1人当たりの平均年金額は、前年度対比6,326円(1.4%)減少し、43万6,026円となりました。こ の要因は、新規裁定者の平均加入月数が9年9ヵ月となり、前年度対比12ヵ月減少したことによ るものです。 なお、加算年金受給者8,904人の加算年金額の1人当たりの平均額は14万6,829円です。 (人)40,000 35,000 30,000 25,000 457,847円 31,749人 34,860人 33,445人 450,000 445,000 447,204円 440,000 442,352円 15,000 436,026円 平成21年度 460,000(円) 455,000 451,784円 20,000 10,000 37,200人 36,071人 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 435,000 430,000 4 年金支払額の推移 当年度の年金支払額は、前年度対比0.7%増加し、160億5千万円(基本年金額149億1千2百万 円、加算年金額11億3千7百万円)となりました。 (百万円)17,000 15,000 13,000 11,000 14,477百万円 15,522百万円 15,238百万円 15,937百万円 16,050百万円 9,000 7,000 5,000 7.0% 5.3% 1.9% 2.7% 0.7% 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 5 一時金支払額の推移 一時金の支払額は、12億2千7百万円で、前年度対比3,204万円(2.7%)増加しました。 (百万円) 2,000 1,500 1,195百万円 1,227百万円 △0.4% △18.2% 2.7% 平成23年度 平成24年度 平成25年度 1,967百万円 1,466百万円 1,461百万円 21.9% △25.5% 平成21年度 平成22年度 1,000 500 3 平成25年度決算(年金経理) ・平成25年度は、資産運用利回りがプラス16.05%となり、12,548百万円の当期運用収益を計上しま した。 ・最低責任準備金(基金が解散や代行返上する際に国に返す代行部分の債務)の算出に係る過去デ ータの洗い替えにより、最低責任準備金が減少しました。 ・この結果、平成25年度は、7,282百万円の当年度剰余金を計上することとなりました。 損益計算書 経常収支 (平成25年4月1日~平成26年3月31日) (単位:百万円) 費 用 勘 定 科 目 収 益 勘 定 決算額 科 目 掛金等収入 年金給付費 ・年 金 16,050百万円 ・一時金 1,228百万円 6,649 17,278 受換金 ・企業年金連合会から引き継いだ中途脱退者の給付原資の受入 政府負担金 ・代行年金部分に対する国からの負担金 移換金 ・中途脱退による企業年金連合会への移換金 9 7 1 28 1,701 運用収益 12,548 特別収入 25 ・年金資産運用による収益 3,605 ・年金給付の過払い分に係る返納分等 業務会計からの受入金 7,282 合 計 1,417 69 ・年金資産運用による損失 当年度剰余金 1 519 業務委託費 コンサルティング料 指定年金数理人費 機械処理経費等 運用損失 責任準備金増加額 ・最 低責任準備金が過去期間代行給付現価の 50%を下回った場合の国からの負担金 17 ・離婚により年金が分割されたもの ・信託銀行、投資顧問会社に支払う運用手数料 給付現価負担金 323 離婚分割移換金 運用報酬等 決算額 責任準備金減少額 29,139 合 計 ※百万円単位としているため合計額に相違があります。 4 4 6,794 29,139 貸借対照表 純資産(固定資産+流動資産) −(流動負債+支払備金) 負債 基本金 (平成26年3月31日現在) (単位:百万円) 資 産 勘 定 負 債 勘 定 科 目 決算額 流動資産 流動負債 決算額 252 ・支払いが翌年度にかかる運用報酬等 4,729 ・預貯金及び収入が翌年度になる掛金等収入 科 目 支払備金 3,109 ・支払いが翌年度にかかる年金給付費等 固定資産 ・年 金給付のために積み立てて運用を行って いる年金資産 基本金 責任準備金 86,085 ・責任準備金(プラスアルファ部分) 4,571百万円 ・最低責任準備金 81,297百万円 ・最低責任準備金調整額 6,572百万円 12,270 ・繰越不足金 合 計 基本金 7,282 ・当年度剰余金 103,083 合 計 (数理債務 (未償却過去勤務債務残高 ※百万円単位としているため合計額に相違があります。 92,440 103,083 27,684) 23,113) 当 基 金 の 財 政 状 況 ①24年度決算 (資産) (負債) 未償却過去 勤務債務残高 24,518 責任準備金 (プラスアルファ部分)4,154 年金資産 83,359 最低責任準備金 88,092 当基金 運用利回り 7.04% 厚生年金本体 運用利回り 9.57% 不足金 12,270 ②25年度決算 (資産) 単位:百万円 未償却過去 勤務債務残高 23,113 責任準備金 (プラスアルファ部分)4,571 数理債務 28,672 責任準備金 95,629 年金資産 87,452 最低責任準備金 81,298 当基金 運用利回り 16.05% 厚生年金本体 運用利回り 8.22% 繰越不足金 12,270 最低責任準備金調整額 3,383 不足金の内訳 当年度不足金 4,399百万円 繰越不足金 7,871百万円 (負債) 5 最低責任準備金調整額 6,572 当年度剰余金 7,282 単位:百万円 数理債務 27,684 責任準備金 92,440 平成25年度年金経理の当年度剰余金の発生要因 平成25年度決算では7,282百万円の当年度剰余金を計上いたしました。その主な要因は、当基金 の運用利回りが16.05%(時価ベース利回り:15.36%)となり、厚生年金保険本体の運用利回り8.22 %及び当基金の予定利率(基本部分3.2%、加算部分5.5%)を上回ったことにより利差益が生じた ためです。 (下図参照) 予定利率と運用利回りの関係 プラスアルファ部分 に相当する資産 15.36% 7.14% 8.22% 5.5% 3.2% 基金の 実績 運用利回り 厚生年金 本体の実 績利回り (推定値) 基金の 実績 運用利回り 12.16% 9.86% 代行部分に 相当する 資産 加算部分の 基本部分の 予定利率 予定利率 プラスアルファ部分に 相当する資産に係るもの 代行部分に相当する 資産に係るもの 平成25年度決算(業務経理) ・平成25年度は、加入員数の減少により事務費掛金収入が減少しました。一方、支出については、 役職員の給与・諸手当等の事務管理費が減少した他、消耗品費や通信運搬費、福祉施設会計への 繰入れが減少しました。 ・この結果、平成25年度は、58万円の当年度剰余金を計上しました。 収入支出実績 費用勘定 事務管理費 (平成25年4月1日∼平成26年3月31日) (単位:百万円) 134 事務費掛金 代議員会費 繰入金(福祉施設会計等へ) 雑支出 当年度剰余金 収益勘定 150 2 16 3 1 雑収入 6 6 平成25年度積立水準の検証結果 基金では、貸借対照表による財政検証のほかに、基金が今後も継続していくという観点「継続基 準」と、基金が解散した場合に加入員や年金受給者に規約で約束した給付(受給権)が確保されて いるかどうかという観点「非継続基準」の2つの積立水準の検証を行うこととなっております。 当基金の平成25年度財政決算結果では、継続基準、非継続基準とも積立水準を下回りましたが、 掛金の見直し又は追加拠出は留保することが可能となっています。 大西指定年金数理人のコメント (抄) 財政運営上の留意すべき事項 ・今年度は、基金の実績利回りが厚生年金本体の利回りを上回ったことによる利差益等 を主因として剰余金が発生し、当年度繰越不足金は4,988百万円に減少することとな りました。 ・純資産額が最低責任準備金を上回ることとなりましたが、 「最低責任準備金+最低責任 準備金調整額」は下回っている状態であり、また今後積立比率が低下する可能性も考 えられますので、財政検証における掛金対応の要否にかかわらず、積立比率向上に向 けた掛金対応を検討すべきと考えます。 (単位:百万円) } 上乗せ部分 の最低積立 基準額 (33,445) 許容繰越 不足金 13,866 純資産額 純資産額 責任準備金 最低責任 最低積立 87,452 87,452 92,440 準備金 基準額 81,298 114,743 ③ ④ ⑤ 将来の給付を 賄うために必 要な額 代行部分の給 付を賄うため に必要な額 過去の加入期間 に見合った給付 に必要な額 ① 基金の 実際の資産額 ② 7 1 責任準備金を上回る純資産額が積み立てられているかどうかを検証し、下 回った場合は、下回った額が許容繰越不足金の範囲内であるかどうかを検証 します。 積立水準 継続基準 平成25年度 平成24年度 平成23年度 (純資産額+許容繰越不足金)/ 責任準備金(1.00以上) 1.09 1.02 1.06 ※許容繰越不足金とは、不足金がこの金額内であれば、掛金引上げをしないでも良いという 規定であり、当基金ではこの額の上限を「責任準備金の15%相当額」と定めております。 92,440百万円×15%=13,866百万円 純資産額が責任準備金を下回り継続基準に抵触しましたが、下回った 額が許容繰越不足金の範囲内であるため、継続基準においては変更計算 (掛金の見直し)を留保することが可能となりました。 2 非継続基準 基金を解散したと仮定した場合、解散時に加入員や受給者に約束した給付 に必要な純資産額が積み立てられているかどうかを検証します。 積立水準 平成25年度 平成24年度 平成23年度 Ⅰ純資産額/ 最低責任準備金 (1.05以上) 1.07 0.94 0.90 Ⅱ純資産額/ 最低積立基準額 (1.05が必要) 0.76 (経過措置により 0.94以上) 0.68 (経過措置により 0.92以上) 0.66 (経過措置により 0.90以上) 純資産額の最低積立基準額に対する割合が基準を下回り非継続基準に 抵触しましたが、平成23年度決算から「積立比率に応じた掛金設定」 に変更したことにより、事業年度における掛金見込額が非継続基準の抵 触を受けて計算した積立てに必要となる額を上回るため、掛金の追加拠 出は必須ではなくなりました。 8 第172回代議員会で承認された議案 【議案第3号】 基金規約の一部変更について(解散の議決数) 平成26年4月1日に施行された「公的年金制度の健全性及び信頼性 の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」により、基 金が解散する場合の代議員会での議決数が代議員定数の「4分の3」 から「3分の2」に変更となりました。 これに伴い、当基金の規約についても、解散時の代議員会での議決 数を代議員定数の「4分の3」から「3分の2」に変更いたしました。 【議案第7号】 滞納掛金の不納欠損について 企業倒産等により既に当基金を任意脱退した5事業所の滞納掛金 (537,119,744円)について、 ①2年間の消滅時効期間が経過し、事務的に滞納処分ができないこと ②改正厚生年金保険法の施行により、基金制度の終了に向けて当基金 の債務を整理する必要があること から不納欠損処分を行うことといたしました。 嶋崎 功氏 撮影 9 当基金の現状と今後について 厚生年金基金制度の見直しを目的とした改正厚生年金保険法が平成26年4月1日に施 行されました。 当基金では、事業主・従業員代表17名で構成される「基金制度検討特別委員会」で、 当基金の解散に向けての課題について検討が続けられております。 検討結果は代議員会に報告され、必要な規約変更が行われ、より良い方向に進むための 努力が続けられております。 【当基金の現状】 基金制度の終了に係る規約の整備等を行い、基金制度終了後の新制度移行への準備を行っていま す。 1.解散に係る規約の一部変更について (解散時に保有すべき年金資産額について) 5月20日開催の第170回代議員会で承認され、厚生労働大臣から認可されました。 当基金では、基金が解散する時に政令で定める積立金(解散時に保有すべき年金資産額)を保有 していること、仮に積立金がこれを下回るときは、下回る額を事業主が一括拠出することを規約で 規定しています。 解散時に保有すべき積立金については、平成14年5月に「当分の間、最低責任準備金の額とす る」と規定していましたが、平成26年7月に「最低責任準備金と上乗せ部分の最低積立基準額の2 分の1に相当する額とを合算した額」に変更しました。 変更した理由は、当基金では上乗せ部分に係る掛金を加入員も折半負担してきたという特殊な事 情があることから、解散時にはこの分を担保する必要があるとの考えによるものです。また万一、 解散時に不足金がある場合は、事業主に不足金のご負担をお願いすることとなります。 このことにより、3階部分の資産のうち、加入員の折半負担相当額が失われるという危惧が解消 することとなりました。 基準額 最低積立 純資産 A 最低積立基準額 (上乗せ部分)の1/2 最低責任準備金 (代行部分) A<Bの場合は不足金額を全額一括拠出 10 B 2.残余財産の分配方法について(検討中) 基金を解散する際には、残余財産を加入員、年金受給待期者、年金受給者( 「解散時加入員等」 と言います)に分配することとなっています。 本年7月になって、この分配基準についての見直しの通知が厚生労働省から出状されたことか ら、基金制度検討特別委員会で当基金の実態に合う分配方法を検討しております。 現在は、残余財産は解散時加入員等一人ひとりの最低積立基準額を基準として分配することとさ れていますが、今回の変更通知では、基金の固有の事情を勘案し、予め解散時加入員等に十分な説 明をしたうえで、現在の方式以外の別の基準で分配しても良いとされました。 当基金では、加入員も上乗せ部分の掛金を折半負担していることを勘案し、分配基準を「上乗せ 部分に係る加入員、受給者、待期者の本人負担分と要支給額(一時金相当額)とを比較し、大きい 額に基づいて分配する」という案を中心に、財政的な検証を含めて検討しております。 分配案の一定の方向性が確認された後、加入員、年金受給者はじめ関係者への丁寧な説明を行っ てまいります。 【基金制度終了に向けて】 基金制度を終了する際は、加入員及び年金受給権者全員の代行部分の支給義務を日本年金機構に 引き継ぐこととなります。 このためには、当基金の加入員約1万8,000人、年金受給者約3万7,000人、過去に退職されて企 業年金連合会に記録を移換した約15万7,000人の方々の基金記録と国の厚生年金被保険者記録とが 完全に一致している必要があり、そのための記録整理が必要になります。 現在、基金事務局では、事業所のご協力も得ながら記録整理を行っていますが、この記録整理の 完了は2年後(平成28年3月末日頃)と見込んでおります。 【基金制度終了後について】 今後、基金制度検討特別委員会では当基金が基金制度を終了した後の新たな企業年金制度につい て、検討される予定となっております。 11 当基金の方向性についての検討経緯 当基金では下記のとおり当基金の将来の方向性について検討を進めています。 当基金が行ったこと 年月・会議名 平成25年7月3日 第166回代議員会 9月17日 「当基金の将来の方向性について」確認 第167回代議員会 「基金制度検討特別委員会設置」を承認 11月22日 第1回基金制度検討特別委員会 12月17日 項 目 第168回代議員会 ①厚生年金基金制度改革法案と当基金について ②今後のスケジュール等(案)について ①当基金の解散の方針の議決について ②基 金規約の一部変更について(遺族一時金の加算金の停 止) 12月25日 第2回基金制度検討特別委員会 ①検討項目とスケジュール(案) ②解散・代行返上について ③事業主の負担額について 平成26年1月30日 第3回基金制度検討特別委員会 ①政省令の概要と当基金の方向性について ②第2回委員会での委員からのご発言と考え方 ③規約(解散時一括拠出金)の一部変更について ④当基金の今後について(案) 3月3日 第4回基金制度検討特別委員会 ①当基金の方向性について (事業主代表委員と従業員代表委員の考え方について) ②第3回委員会での委員からのご発言と考え方 ③規約(解散時一括拠出金)の一部変更について ④当基金の将来制度のスキーム概要(案) 第169回代議員会 基金制度を巡る状況と当基金の対応について承認 4月10日 第5回基金制度検討特別委員会 ①政省令の概要について ②シミュレーション結果について ③規約(解散時一括拠出金)の一部変更について 3月11日 5月20日 第170回代議員会 6月5日 第6回基金制度検討特別委員会 7月4日 第171回代議員会 9月12日 第7回基金制度検討特別委員会 9月18日 第172回代議員会 解散時一括拠出金に係る基金規約の変更承認 ①解散時の残余財産の分配について(パブコメ)と当基金の 対応について ②これまでのまとめと今後について 基金制度検討特別委員会委員の交替 解散時の残余財産の分配方法について 改正厚生年金保険法に基づく基金規約の一部変更 ①解散の議決数 ②残余財産の分配 12 当面のスケジュール概要(平成26年10月3日現在) 当基金の解散後のスケジュール概要(予定)を直近のものに更新しながら進めております。 平成25/9 11 12 26/3 4 7 9 12 27/4 28/3 4 29/4 ①政省 令 ・ 通 知 等 9月 概要が示さ 26/3 政省令公布 ・法案施行 れた ・残 余財産の分配 11月 パブコメの についての 通 知 実施 改正 ②代議員会 12/17 5/20 ・代 議員会で当 基 理事会・代議員会 金の「 仮の方向 性」決議 ・3/11 代議員会 ・9/18 ・代議員会 *27/3末日基準の 理事会・代議員会 ・解散方針決議 財政再計算 (25年度決算) *解 散時保有資産 ・ 「残余財産の分 変更 (認可される) ③制度運営検討委員会 11/22 第1回 3/3 第4回 ・9/12 委員会 12/25 第2回 4/10 第5回 ・残 余財産の分配 1/30 第3回 6/5 第6回 について( 規 約 ・新 設確定給付企 業年金の制度に ついて の見直し) ④最低責任準備金 企業年金連合会で ・ 「みなし7号方式」 システム・情報提供 を含めた最責の試算 ・連合会からの提供 ⑤記録整理 1/22 記 録 整 理 ・記録整備 ・第一次突合終了 の説明会 ・申請後記録突合 2月 業者選定 申請前記録突合開 始 ⑥資産運用 ・運 用基本方針改 ・新基本方針承認 訂 ・新 たな資 産 運 用 開始 ・外 国株式の一部 を解約し、債券と 国内株式へ ⑦制度説明 11/29 12/2 事業主説明会 従業員代表者研修 明会 ・6/10 事業主説 ・事業主説明会 会 残余財産の分配に ・従 業員代表者研 ついて受給者への説 修会 明 ⑧給付減額 将来、特例解散を 選択せざるを得なく なる場合を想定して、1/9 厚労大臣宛提 行う 出 ⑨同意書 同意書の取付け ⑩債権整理 未収滞納債権の整 未裁定者への裁定 返納金債権の整理 理 請求の勧奨 13 (予定) ・解散 清算事務 配基準」の規約 について規約変更 ・解散等認可申請 年金資産運用管理について 平成25年度の資産運用は運用利回り16.05%、 年金資産は860億円となりました。 1.平成25年度運用結果について 【市場環境】 国内では日銀の量的・質的金融緩和による全般的な金利低下により、投資資金が国内株式 市場に流入し株高となりました。 海外では、米国の量的金融緩和策(QE3)縮小懸念や、平成26年1月の寒波などにより 株価が下落する調整局面があったものの、米国の経済成長が堅調であったこと等から、市場 環境が不調であったエマージング株式を除き、先進国株式は30%を超える高い収益率となり ました。この高い収益率の要因の一つとして、為替が対ドル、ユーロで円安が進行し、外貨 建て資産の収益率にプラスの効果をもたらしたことがあげられます。 【投資行動】 年金資産運用利回りは、修正総合利回りで16.05%となり、加算部分で予定している5.5 %の目標収益率を上回りました。 また、厚生労働省から示された最低責任準備金の算定に用いる利率の8.22%をも大幅に上 回る収益を獲得しました。 当基金では、平成25年12月に「年金資産運用の基本方針」を改訂し、GPIF(年金積立金 管理運用独立行政法人)の収益率と加算部分の予定利率5.5%とを複合した収益率の獲得を目 標としたことから、運用環境の変化に対応した機動的な運用を行っています。 平成25年度は、GPIFの運用利回りと比べて、収益率が高かった外国株式を多く保有し、収 益率が低かった国内債券を少なくしていたこと、絶対収益を目標とするオルタナティブ運用 が安定した収益を獲得したことが資産全体の高収益率に貢献しました。 また、平成25年度には資産構成割合の見直しを行い、国内株式ファンド(1社)と、エマ ージング株式ファンド(1社)を採用し、定性・定量評価が低下した運用機関(1社)を解 約しました。 収益率と資産額の推移 (平成21年度∼平成25年度) (億円) 1,200 1,100 24.81 1,089 984 1,000 900 資産額(左軸) 過去5年間の単純平均収益率 当基金収益率(右軸) 当基金:9.07% 厚年本体収益率(右軸) 厚年本体:5.45% 16.05 861 800 700 7.54 600 500 −0.26 −0.23 平成21年度 平成22年度 820 9.57 7.04 860 8.22 20.00 15.00 5.00 0.00 −2.32 14 25.00 10.00 2.17 平成23年度 30.00 (%) 平成24年度 平成25年度 -5.00 当基金とGPIFの資産構成 (平成26年3月末現在) マネージド・ フューチャーズ 短期資産 ディストレスト 2% 6% 3% 保険 (3社) 森林 1% 6% アクティブ運用 ファンドオブヘッジ 11% 短期 ファンズ (2社)3% 資産 不動産 (3社)2% オルタナティブ 6% リスク管理プログラム 17% パッシブ運用 3% 4% 新興国等株式 (3社) 国内債券 5% 24% バンクローン・ハイ イールド債(2社) 6% 欧州株式 エマージング債券 (2社) 外国株式 3% 9% 年金資産 合計 860億円 36% 国内株式 17% 米国株式 (2社) 12% <参考> 短期資産 1% 財投債 パッシブ 14% アクティブ 2% パッシブ 8% アクティブ 3% 集中投資 (2社) 7% 短期資産 外国株式 1% 16% 外国債券 11% パッシブ 14% 6% GPIFの 資産構成 国内株式 16% アクティブ 5% 国内債券 55% パッシブ 44% スマートベータ型 アクティブ 1% ロング・ショート 小型株 9% グローバル 1% 株式 7% 伝統的アクティブ 1% 2.平成26年(4月〜9月)の運用状況について 国内では日銀の追加金融緩和への期待感の後退、消費税増税の駆け込み需要の反動で景気は落ち 込んだものの、個人消費の戻りや企業業績の改善期待、また為替の円安傾向と併せて現在の株式市 場は株価上昇傾向で推移しています。 海外ではウクライナや中東情勢等の地政学的リスクはあるものの、米国や中国の景気回復により 株式市場は上昇基調が継続しています。また、為替も円安に推移していることから外貨建て資産に はプラスの要因となっています。 このような市場環境の中、当基金の資産運用は9月末現在運用利回り5.20%、856億円で推移して います。今後も資産の保全と安定した資産運用管理を行ってまいります。 平成26年9月末の運用状況 当基金及びGPIFの収益率推移 6.00% 5.20% 当基金 GPIF 5.00% 9.00% 3.00% 2.70% 2.05% 2.00% 0.00% −1.00% 4.61% 4.04% 4.00% 1.87% 1.00% 0.66% −0.34% 当基金各資産収益率 3.04% 2.25% 4月 8.63% 8.00% 7.17% 7.00% 6.00% 5.00% 5.20% 4.00% 3.02% 3.00% 2.00% 0.56% 1.49% 1.00% −0.29% 3月 10.00% 5月 6月 7月 8月 9月 0.00% 15 全体 国内債券 国内株式 外国株式 オルタナティブ 当基金とGPIFの直近の資産構成 (平成26年9月末現在) マネージド・フューチャーズ 3% 短期資産 ディストレスト 1% 保険(3社) 2% アクティブ運用 6% 11% 森林 1% 短期資産 1% ファンドオブ ヘッジファンズ (2社)3% 不動産 (2社) 3% リスク管理プログラム 3% 新興国等株式 2% 欧州株式 (2社) 10% パッシブ運用 4% オルタナティブ 18% 外国株式 33% 当基金 年金資産 合計 856億円 米国株式 (2社) 13% (平成26年6月末現在) (単位:%) 国内債券 27% バンクローン・ハイ イールド債(2社) 6% エマージング債券 3% マルチ債券 2% 国内株式 21% アクティブ運用 3% 集中投資 (2社) 8% 小型株 10% グローバル 株式 5% 短期資産 2% 国内債券: 財投債 6% 外国株式 16% 外国債券 11% GPIFの 資産構成 国内債券:市場型 48% 国内株式 17% 【新規運用戦略の採用について】平成26年度上期に以下の運用機関を選任しました。 ・国内債券代替運用戦略 ニューバーガー・バーマン株式会社(米国マルチ・インカム戦略) ・国内株式運用戦略 DIAMアセットマネジメント株式会社(国内株式 アクティブ 市場型) 16 中途脱退者の取扱いについて 「私たちのハイタク基金」第33号(2014.4発行)10ページでお知らせしました「中 途脱退者の取扱いについて」を下記のとおり一部訂正させていただきます。 平成26年4月1日から施行された改正厚生年金保険法により、企業年金連合会の業務内容が変更 され、これまで行っていた加入員期間10年未満の退職者の企業年金連合会への基本部分の記録の移 換が停止されることとなりました。 4月以降は、加入員期間10年未満で退職した加入員の 基本部分の記録を企業年金連合会へ移換せず、当基金で 管理、給付することとなりました。 下図のとおり加入員期間10年未満の退職者の第2種退職年金は、当基金から給付を受けていただ きます。 脱退一時金は下記の2つの方法から選択していただくこととなります。 ①基金から脱退一時金として受ける(退職時に当該事業所の年金福祉委員に申し出ください) 。 ②企業年金連合会から脱退一時金相当額を受ける(資格喪失日から1年以内に本人から基金へ申 し出が必要)。 変更内容 現行 加入員期間 1 ヵ月以上 10年未満 で退職 平成26年3月まで 企業年金連合会 から支給 第2種 退職年金 ①基金から脱退 一時金を受け る。 脱退 一時金 改正後 平成26年4月から 基金から支給 第2種 退職年金 ①基金から脱退 脱退 一時金を受け 一時金 る。 本人が退職時に事業所の年 金福祉委員に申し出る。 または または ②企業年金連合会から将来年 金に加算して受けるか 一時金として受けるか 本人が退職後1年以内に選 択をする。 17 ②企業年金連合会から脱退一 時金相当額を受ける。本人 が退職後1年以内に基金に 申し出が必要。 … 加入員の皆様へお願い … 基礎年金番号の一本化を! 基礎年金番号(厚生年金記号番号)は、日本年金機構から国民年金・厚生年金の加入者 に交付された手帳に記載された番号です。 平成9年に基礎年金番号制が導入されましたが、導入前はオレンジ色(厚生年金記号番 号) 、導入後は青色(基礎年金番号)の手帳が交付されています。 この基礎年金番号は転職等で職種変更された場合も引続き同じ番号で引き継がれます。 ところが、転職等により年金手帳を紛失し新たに手帳が交付され、複数冊、複数の基礎年 金番号を保有されている方がおります。番号が複数交付されている場合は、ご本人の加入 記録が通算されていないケースがあります。 将来の年金給付額にも影響いたしますので、最寄りの年金事務所で番号を一本化し、加 入記録を通算して職歴に誤りがないかの確認をお願いいたします。 在職年金 (働きながら受ける年金) の請求は お済みですか! 老齢厚生年金の受給資格を満たしていて60歳以降も引続き厚生年金に加入して会社で 働く方は、賃金に応じて年金額が調整される在職老齢年金を受けることができます。在職 老齢年金を受給した場合は、当基金からも在職年金を受けることができます。 当基金への請求がお済みでない方は、当基金にご連絡をください。請求書をお送りいた します。(基金事務局 業務課 電話03-3263-2525) 【年金額の調整方法】 ●年金月額と総報酬月額相当額の合計が 60歳〜64歳→28万円以下、 65歳以上→46万円以下 ●年金月額と総報酬月額相当額の合計が 60歳〜64歳→28万円を超える、 65歳以上→46万円を超える 全額支給される 総報酬月額相当額に応じた割合で 支給停止される ※年金月額とは…報酬比例部分+定額部分 総報酬月額相当額とは…月給+(その月以前1年間の賞与額÷12) ご注意 ‼ 在職年金も通常の年金同様、5年の時効が援用されます。 例えば、67歳時に60歳まで遡及して在職年金を請求した場合は、 62歳以降分の年金の支給となります。 18 福祉事業について 第34回家族ハイキ ングを 開催いたしました。 球 大会 第40回基 金支部対抗野 を開催いたします。 第34回 家 族 ハ イキングを5月 11日( 日 ) に高尾山にて開催 いたしました。 当日は天候にも 恵まれ多くの方々 にご参加 いただきました。 予選が 会は、9月に支部 基金支部対抗野球大 終了しました。 と た各支部代表6チーム この予選を勝ち抜い る ームの計8チームによ 前年度優勝、準優勝チ す。 アムにて開催いたしま 本部大会を大田スタジ 《日程》 準々決勝 準決勝 決 勝 10月29日(水) 11月 4日(火) 11月13日(木) 《支部代表チーム》 改進タクシー株式会社 社 関東自動車交通株式会 第2支部 第3支部 第4支部 第5支部 第6支部 第7支部 健康管理に関するDVDを ご利用ください。 省東自動車株式会社 平和タクシー株式会社 盈進自動車株式会社 前年度優勝 前年度準優勝 現在7種類の健康管理に関するDVDの貸し 出しを行っております。貸し出しを希望される 方は、事業所のご担当者または基金事務局庶務 課までお問い合わせください。 日本交通株式会社三鷹 社 八王子交通事業株式会 昭栄自動車株式会社 基金事務局庶務課/電話03-3234-7438 《DVDライブラリー》 狭心症と心筋梗塞 新型インフルエンザの予防と対策 死の四重奏 白内障・緑内障 タバコ百害 禁煙サポート 座ってでもできる立ってでもできるラジオ体操 名医が教える腰痛予防・改善法 保養所 「湯河原温泉レオ若草」 について 保養所「湯河原温泉レオ若草」は、平成25年12月17日開催の代議員会で早期 に売却することが決定されました。 このため、平成27年1月末日をもってレオ若草の運営を取り止めることとし ております。 19 当基金の在職中死亡の状況について(平成25年度) ・平成25年度に当基金で在職中に死亡された方は65人でした。死亡原因は、一般死 30人、がん17人、心疾患13人、脳疾患5人となっております。(下図Ⅰ) ・一方、東京都ハイヤータクシー福祉事業協同組合のグループ保険に加入しておら れた方の死亡は合計34人で、その死亡原因は、がん14人、一般死11人、心疾患7 人、脳疾患2人となっております。(下図Ⅱ) ・な お、当基金の在職中死亡者65人のうち、グループ保険に加入しておられた方 は、17人(26%)でした。(下図Ⅲ) Ⅰ 基金在職中の死亡(65人) ■ ■ ■ ■ 5人 (8%) 17人 (26%) 13人 (20%) がん 一般死 心疾患 脳疾患 30人 (46%) Ⅱ グループ保険加入者の死亡(34人) ※34人のうち、定時制8人、家族9人 2人 (6%) 7人 (21%) Ⅲ 基 金在職死亡者で、グループ保険に 加入していた者(17人) 2人 (12%) 14人 (41%) 3人 (18%) 11人 (32%) 8人 (47%) 4人 (23%) 基金在職中の死亡の推移(平成21年度∼ 25年度) 件数 50 がん 40 一般死亡 30 心疾患 20 脳疾患 10 0 平成21年度 平成22年度 平成23年度 20 平成24年度 平成25年度 リーズナブルな保険料で グループ保険・自転車賠償 責任保険に加入しましょう。 大きな安心! グループ保険 1口 27年度新規加入者随時募集中! 2口 3口 4口 5口 6口 7口 8口 4,400円 5,190円 5,980円 6,770円 - - - - 本人・配偶者 940円 1,880円 2,820円 3,610円 こども 230円 460円 690円 770円 ※保険料は27年度の概算保険料です。 ※加入員の方は8口まで加入できます。定時制乗務員の方は4口まで加入でき ます。 ※65歳以上70歳未満の方は1口加入できます。 〈掛金と保障の例〉 月額の掛金940円(1口)加入の場合 ▶病気死亡…100万円 ▶不慮の事故による死亡…200万円 ▶不慮の事故による入院…1,500円(5日以上入院の場合1日につき) 自転車賠償責任保険 〈補償内容と金額〉 〈こんなときに補償されます〉 本人・配偶者 賠償責任 決算時の 剰余金は 配当金として お戻しします ▶自転車で他人にケガ・死亡をさせてしまった。 その他の親族 ▶自転車運転中にケガ・死亡してしまった。 無制限 (国外1億円) 無制限 (国外1億円) 死亡・後遺障害 200万円 200万円 ▶自転車で物を破損させてしまった。 入院日額 2,000円 1,500円 ▶自動車運転・乗車中にケガ・死亡してしまった。 通院日額 1,000円 500円 ※タクシー乗務中の事故を含む。 ▶駅のホームで転倒しケガ・死亡してしまった。 〈月額保険料〉 本人のみ 夫婦のみ 家族 340円 490円 650円 ▶買い物中に店の商品を破損させてしまった。 がん保険 「がん」になった場合の備えは大丈夫ですか? 生きるための がん保険 Days 現在のがん治療に合わせて進化したがん保険です。 ちゃんと応える 医療保険 EVER 入院はもちろん通院も保障する医療保険です。 お手軽な保険料で一生涯続く病気・ケガの保障です。 資料請求はこちらまで 《募集代理店》 0120-5931-98 国際保険株式会社 ☎(フリーダイヤル) 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-15-15 DSビル4F 営業時間/月~金(祝祭日を除く)9:00~17:15 会社の担当窓口または東京都ハイヤータクシー福祉事 業協同組合へお気軽にお問い合わせください。 また、パンフレットやホームページもご参照ください。 東京都ハイヤータクシー福祉事業協同組合 TEL 03-3263-2787 ホームページ http://www.tokyo-taxi-kikin.jp/ 21 (鶴岡 幸一氏撮影) 当誌に掲載している写真は、当基金の「ハイタク基金友の会」写真同好会会員の作品です。 基金の現況 平成26年9月末現在 加 入 事 業 所 数 加 入 員 数 年金受給者数 156社 計 18,668人 男 17,936人 女 732人 計 37,464人 シンボルマークについて 年金の年をかたどった中央の若木は、7枚の葉(7支部)をつけ、未来に大きくのびる力強さと 希望を秘めています。輪郭は自動車のハンドルの輪、まろやかな和を象徴しています。みんなの ためにみんなで育てる基金です(昭和52年7月制定)。 発 行 東京乗用旅客自動車厚生年金基金 〒102-8265 東京都千代田区九段南4-8-13 自動車会館5階 TEL03-3263-2524(代表) 発行日 平成26年10月27日 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