<セリング・ラボ 佐藤正明 発行>

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~戦略的殿様商売のすすめ~
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【今回のテーマ】 Vol.159
「今、ガソリン車を売る」 ~活路の見つけ方~
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おはようございます。
セリング・ラボの佐藤です。
前々回、このメルマガの最後で「速読術」の教材をご紹介したところ、何人かの方から「怪しい」と
か、
「本当にできるのか」というご指摘を頂きました。
私自身の経験からも言えますが、やる気さえあれば、速読は誰でもマスターできます。
また私は、この速読術と併せ、記憶術と短眠術を、
“三種の神器”と呼んで活用しています。
私がノウハウを学んだ時は、費用が 5~6 万円の通信教育くらいしかありませんでしたが、現在は
e-Book の登場で、2~3 万円程度で同じレベルのものが手に入ります。
それらを紹介するサイトを立ち上げましたので、ご興味のある方は下の方でご紹介している URL か
ら覗いてみてください。
どれか1つでもマスターすれば、仕事は劇的に効率化できます。
さて、今、ハイブリッドカーが異様に売れています。
何とプリウスは、今注文しても納車は8ヶ月も先、なのだそうです。
私は、このハイブリッドカーについて、何度か、このメルマガの中で取り上げてきましたが、きょう
は、今、あえて従来型のガソリン車を売る方法について、考えてみたいと思います。
話を分かりやすくするため、
“商品”
は、
プリウスやインサイトと同じクラスの低公害車に設定します。
さっそく本題に入ります。
まず最初に、ハイブリッドカーがなぜ売れているのか、ということについて、考えてみる必要があり
ます。
言うまでもなく、それは環境意識の高まりがあるからです。
地球温暖化を含めた環境破壊に対し、
「自分にできることをしたい」という、日本人の律義な国民性が
ハイブリッドカーへのシンパシーを生んでいる、と考えるのが妥当です。
また、エコカー減税の影響もあると思います。
ただ、減税率は少し下がりますが、普通の低公害車も減税の対象になっていますから、これは大きな
問題ではないはずです。
そもそも、同クラスの車なら、ハイブリッド車の方が車両価格が高いので、減税率の差を考慮しても、
ガソリン車の方が安いからです。
次に、“シンパシー”をどうするか、です。
これは、一般消費者の勘違いに気づいてもらう以外に、手はないと思います。
そう、私が何度も書いてきた「ハイブリッドカーは環境に優しくない」
という話です。
東大大学院の木村文彦教授も言っているとおり、ハイブリッドガーはその構造が複雑で素材の種類も
多く、製造段階で排出する CO2 は普通のガソリン車を上回ります。
トヨタの謳い文句でも、ハイブリッドカーの CO2 排出量がガソリン車を下回る条件として、以下の
ようになっています。
「生涯走行距離 10 万キロ(10 年)、10.15 モード(燃費測定の走行パターン)の条件下で走行した場
合」
公共の交通機関のない地方に住んでいるような場合を除き、一般の自家用車の中で、廃棄までに 10
万キロも走行した車を見る機会は、ほとんどありません。
つまり、夏休みと正月休みに遠出をするくらいで、普段は買い物など街中のチョイ乗りをする程度で
は、製造段階で排出された CO2 を取り戻すには、何年かかるか分からない、ということです。
自動車会社が、この件についてまともな情報開示をしていないのは、それが不利な情報だからだ、と
言われても仕方がないと思います。
また、政府や関係省庁がそのことに触れようとしないのは、この国の基幹産業である自動車業界の、
唯一の売れ筋商品だからです。
さらに、マスコミが決して「それ」を追及しないのは、自動車業界が膨大な広告収入をもたらす得意
客だからです。
ただし、少しネットサーフィンすれば、その手の情報は、カンタンに見つけることができます。
どうでしょう。
たとえ、自社のラインナップにハイブリッドカーがなかったとしても、エコ減税の料率が、ハイブリ
ッドカーより 25%少なかったとしても、活路があるとは思いませんか。
少なくとも、ハイブリッドカーには、「門前市をなす」ような勢いで人が集まっているということは、
「代替需要を持ち、購買力がある」という人が存在する、ということです。
その人たちの興味を、こちらへ向けることができれば、勝負になるとは思いませんか。
そして、燃料費の削減効果にしても、車両価格の差を考えると、実はガソリン車の方が8年以上オト
クだ、という情報もあります。
http://www.goo-net.com/car_info/usedcar_topics/258/02.html
これで、減税を考慮しても、ハイブリッドカーは決して安いとは言えない上に、よほど長距離を走る
人でなければ、「環境にも優しくない」ということが証明できるはずです。
つまり、
「ハイブリッドカーを選ぶ理由」が消滅します。
要は、盲目的に信じ込んでいる間違った情報に気づきさえすればよいのですから、そこを一点突破で
きるかできないか、です。
そして、その前提として、
「聞く耳」を持ってくれる人を、どれくらい持っているのか、ということが
重要になります。
(手前味噌になりますが、
「聞く耳」を持つ人の集め方が、私の販売している営業マ
ニュアルのノウハウのキモです)
あなたがもし、ハイブリッド車を扱っていない自動車の営業だったら、今、どのような手を打つでし
ょう。
「ブームだから仕方ない」といって、白旗を掲げますか。
それとも、活路を探しますか。
そしてもちろん、それは自動車以外の商品の場合でも、まったく同じことが言えるはずです。
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http://www.knowledgeget.com/bizskill
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発行元:セリング・ラボ
編集人:佐藤正明
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