平成 27 年度 第2回学校協議会 議事録 平成 27 年 10 月 14 日(水)午後2時~午後 4 時 30 分 於:大阪府立八尾北高等学校 1.学校長挨拶 2.委員紹介 3.授業参観 (1) 3年「小論文」 ディベート 担当:赴任4年目国語科教員 (2) 1年「情 報」 担当:赴任1年目情報科教員(初任者) 4.事務局から (1) 出席者紹介 (2) 時程、配布資料の説明 5.第1回協議会以降の学校行事等の報告 (1) 体育祭 ・今年のテーマは「正々堂々」 。団旗や一番盛り上がる応援合戦も、3年生が中心となり1、 2年生をよくリードして取り組んでいた。また今回は、全団、衣装も手作りで、本当によ く頑張り、昨年を越える体育祭になったと感じる。 (2) 修学旅行 ・7月8日(水)から3泊4日で、東北・仙台~北海道・函館という行程。1 日目は岩手県奥 州市でのファームステイを楽しみ、2 日目は奥入瀬散策から十和田湖を訪れ湖畔で1泊。 3日目は函館に移動し赤レンガ倉庫周辺を散策。夜景にも感動し、翌日全員元気に帰阪。 (3) 進路状況(別紙にて説明) ・現時点での 1 次試験の内定率は 83.9%(1 次最終は 84.8%) 。今年は難しいといわれている 事務職が全員内定を頂いた。今回不内定の生徒や、今後就職に進路変更する生徒たちに対 しても、しっかりとケアしていきたい。 ・進学に関しては、AO入試、指定校推薦、公募推薦、一般とこれからが正念場。しっかり と指導していきたい。結果等の報告は次回になる見込み。 (4) 文化祭の取り組み ・テーマは「Innovation ~心ひとつに、八尾北 PRIDE!~」 。革新ということで、生徒会役 員5名が今までと何か違う新しいことをしようということで、アーチを3Dにしたり、校 長室の外側にタイムトンネルを作り、過去から未来へ進もうということで、写真スポット を設け、そこに設置するジブリのロボット兵や恐竜のオブジェを現在製作中である。 ・サブテーマの「心ひとつに」は、クラスや八尾北がひとつにならないとできないことがあ るとか、 「八尾北 PRIDE 」は、伝統的な行事を通して大きなプライドを育もうという含み もある。 (5) 元気の出るような話題 この間、数多くのTV放映と新聞掲載があった。その一部の放送録画を視聴。 ○ 関西テレビ ゆうがたライブワンダー「熱血教え人」のコーナー 本校の男性家庭科教員にスポットを当て、授業風景、生徒へのインタビューなどを紹 介。当該教諭の『 「教える」とは“相手をその気にさせる”ことである。 』の言葉で番組 は締めくくられた。 ○ 毎日放送「ちちんぷいぷい」 ・番組内では、多文化共生部オアシス(外国にルーツを持つ生徒たち)の通訳ボランテ ィアの活動を紹介。具体的には、土日、夏休みに、生徒たちが、大阪市営地下鉄駅で 市職員と連携し中国語の通訳ボランティアとして活動している姿、そしてインタビュ ーの様子が紹介された。 ・番組内の生徒たちのコメント 「来日した時は助けられてばかりだったので、ボランティアを通して“人を助ける” 側を経験できてとても嬉しかった。 」 「コミュニケーションがうまくとれると、自信がもて、とても楽しかった。 」 などを取り上げ、活動の成果、教育的効果を実感させる内容の番組であった。 6.協議…「よりよい授業づくりについて」 ・まず、本日、見学の対象となった 2 人の授業担当者からコメント ○ iPadを使用しながらのグループ学習…知的財産について問題を与えて自分たち でちで班に1台だけのiPadをうまく使って調べるという学習だったが、時間が短か ったこともあり、1年生の元気さだけが目立つ授業だった。しかし、授業を繰り返して いく中で成長していくだろうと思わせてくれる部分もあり、われわれ教員の今後が大切 だと感じた。 ○ ディベートでの授業…前回、授業見学でディベートを実施したときにうまく出来なか ったと感じていた生徒たちが再チャレンジを強く願い出るということがあって、当初、 予定していたやり方を変更して実施したものである。今回は、生徒たちがアイデアを出 したり工夫して改善した部分も多く見られて、成長が感じられた。 ・次に、授業を見学した委員の方々から感想や意見を戴き協議を行った。 以下●印は委員、○印は学校側の発言 ● ホームヘルパーの資格はとっていたが、自分も高齢者になり、妻ばかりに頼っていて も駄目だと思い、今、自分で食事を作っている。高齢者も自立しなければ・・・・と思った。 VTRを見て、もっと料理がうまくなるのではと思い、先生の授業を受けてみたくなっ た。また、教科書も一度拝見したい。 ● iPadを使用した知的所有権の授業は、非常に興味があった。ワークショップとい うのは、最初はわからなかったり、とまどったりするが、やっていく中で、身につける べきことがだんだん整理されてわかってくる。今回は、わからないと騒がしかったり、 iPadの取り合いがあったりと、それがいい。そこから今後の成長につながれば、す ばらしいワークショップだと思う。それが、社会に出たときの力になり、まさに、本番 に強い人間になるのだと思う。将来の突発的なことにも対応できる力につながる授業だ と思う。 ● オアシス生徒のボランティア活動は、とても素晴らしく、かかわった生徒たちの生き 生きした表情を見ることが出来て非常によかった。この取り組みを次のステージである、 彼ら彼女らの進路指導にも生かしてほしいし、就職先・進学先へもしっかりと先生方か ら伝えてあげてほしい。また、彼らには、感謝してもらえることばかりでなく、ボラン ティアになじみのない母国の文化として、時には、邪険に扱われたり、厳しく拒否され ることもあるので、その部分は先生方でフォローしてあげてほしい。 ● 「体験は人を育てる」 「失敗から学ぶ」といった言葉があるように、生徒たちは成功 体験を重ねることで育っていくと思う。 “学校にとって、生徒は最高の資産”というよ うに、生徒が自主的に参加できるテーマをうまく設定しながら、生徒たちを育てていっ ていただきたい。 ○ “八尾北高校に来て(八尾北高校で)よかった”と思って卒業していけるように、教 員も多様な関わりをもって、生徒たちを育てていきたい。 6.次回、第3回学校協議会について 平成 28 年 1 月下旬、学校教育自己診断等を予定。詳細については、後日、調整をさせていた だくつもりである。 ■資料:協議会委員 森 実 様(大阪教育大学 教職教育研究開発センター教授) 今回ご欠席 石部 敏雄 様(八尾北会顧問) 細合 道子 様(財団法人八尾市国際交流センター スタッフ) 小柴 直之 様(八尾市立桂中学校 校長) 今回ご欠席 靍原 隆司 様(八尾市立桂小学校 校長) 今回ご欠席 辻川 滋基 様(八尾北高校PTA会長) 今回ご欠席
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