平成28年5月 第8号 たかとりちどり保育園 新緑の美しさを感じられる季節になり、たかとりちどり保育園が開園して半年が過ぎ、初 めての春を迎えました。子どもたちは慣れない環境に戸惑いを感じ、お母さんが恋しくて泣 いたりして、4 月は本当ににぎやかな毎日でした。泣いている子どもたちの姿に保護者の方 も心配だったのではないでしょうか。また、中には初めは泣かずに遊んでいたのに、日を追 うごとに朝 園に近づくと「お母さんがいい」と泣き出したりする姿が見られた子どももい ましたね。よくそこまで頑張って我慢をしていたと思います。早かれ、遅かれ泣けたことも 成長の一歩です。 「安心してください。 」それを越えて新しい環境に慣れていきます。日常の 大半を保育園で過ごす子どもたちにとって、保育園が特別の場所ではなく、時間がかかって も、子どもの心を読み取り、不安をやわらげ、少しずつですが、園が居心地の良い場所(第 2の家庭)となるように接していきます。 2歳から5歳までの異年齢クラスはまだ少人数ですが、幼児さんの遊びをじっと見て後 を追い、やってみようと挑戦する 2 歳児さん。幼児さんは小さい子どもたちを気にするよ うになり、子どもなりに少しずつ関わりが広がっています。これからは、お互いによい刺激 を受け合って成長していきます。また、同年齢での遊びも生活の中に徐々に入れていき、い ろいろな経験をさせたいと考えております。 保護者の皆さんは子育てと仕事の両立がなかなか大変なことだと思います。大人も頑張 り過ぎると心が辛くなります。その前に気軽に職員に声をお掛けください。お待ちしており ます。 越智 るみ子 子育て支援講演会「おもちゃライブラリー」 4月6日に「キッズいわきぱふ」の岩城敏之先生をお招きし、地域の方を対象 に、子育てのお話をしていただきました。当日は7組の親子が参加されました。 子どもたちは部屋中に置いてある玩具に大興奮!自分の好きな玩具を見つけ楽し んでいました。子どもたちが遊んでいる間に、保護者の方々は岩城先生とカード ゲームを楽しんだり、子育てに関するいろいろなお話を聞いたりしました。最後 には悩み相談の場もあり、皆さんご家庭で困っていらっしゃることを質問し、ア ドバイスをいただきました。 今後も園の子どもたちが安心して過ごせる環境を整えて いくのは勿論のこと、地域の子ども たち、保護者の方々の支援にも力を 入れていきたいと思います。 岡本 理恵 あさひぐみ 「(お母さんがいない・・・)」涙の大合唱から早いもので1ヶ月が経ちました。1日 も早く保育園に慣れていけるよう、一人ひとりとゆっくり関わることを大切に過ごし てきました。今では少しずつお部屋や保育士に慣れ、抱っこしてと甘えたり、かわいい 笑顔を見せたりするようになってきました。月齢の低いお友だちは腹這いになって元 気に手足を動かしたり、玩具に手を伸ばしたりして楽しんでいます。月齢の高いお友 だちはお部屋の探索をしていろいろな玩具に興味津々です。キャッキャッ!と声を出 して楽しむ姿が見られるようになってきて嬉しいです。 保育園の食事にも少しずつ慣れてきました。今は1対1で「もぐもぐ」と言葉をかけ ながら楽しく食べられるようにしています。お家の方と連携を取りながら離乳食を進 めていき、食べる楽しさや喜びを伝えていきたいと思います。 今月も一人ひとりの生活リズムを大切にしてゆったりと関わっていき、興味ある玩 具で遊んだり、ふれあい遊びを楽しんだりする予定です。また、お天気のいい日にはテ ラスで遊び、安心して笑顔で過ごせるようにしていきたいと思います。 谷川 美里 ひかりぐみ 新しいお友だち5名を迎え、15名でスタートしたひかりぐみ。初めの頃は、 「ママ がいい~」と泣く事の方が多かった子どもたちですが、できるだけ毎日同じ保育士が 関わり、一緒に過ごす事で、新しい担任やお部屋にも慣れ、ニコニコ笑顔で過ごせる 時間が増えてきました。テラスでは追いかっけこや巧技台のぼり、室内では大好きな 体操…と毎日元気いっぱい体を動かして過ごしました。体操では、1曲が終わるたび に「かい!(もう1回)かい!」と言い、何度もなんどもリクエストし楽しんでいます。 体をたくさん動かした後は、お腹もすき食事の時間が待ち遠しい様子です。スプー ンや手づかみでとてもおいしそうに食べています。時には、食事が終わると「もっと ちょうだい~」と泣く事もあり、食欲旺盛のひかりぐみです。 今月も、楽しい雰囲気の中食事ができるよう、一人ひとりと丁寧に関わります。ま た、歌や音楽にたくさん触れる機会を作り、満足して過ごせるようにしていきます。 長田 麻里 お知らせ 5月の予定 誕生会 13日(金) 避難訓練 26日(木) 発育測定 25日(水)~27日(金) 6月25日(土)に「親子ふれあい デー」を計画しています。お仕事の都 合をつけていただき、ぜひご参加く ださい。詳細は後日、手紙を配布させ ていただきます。 きりんグループ 4月から新入園児さんも増え、ますますパワーアップした子どもたち!慣れない環境に お母さんと離れることが寂しくて、なかなかバイバイすることができない子どももいまし たが、保育士が側に付き一緒に遊ぶことで、すぐに気持ちを切り替えて、元気いっぱいの笑 顔をみせてくれるようになりました。ままごとや粘土・塗り絵・ラキューが子どもたちには 人気なようです。また、天気の良い日にはテラスや屋上園庭で遊んでいます。2・3歳児は 友だちと一緒にすべり台をすべったり、上手に平均台を渡ったりしています。4・5歳児は 鬼ごっこをしたり、鉄棒で逆上がりの練習をしたりしています。 給食時には、友だちや保育士と楽しい雰囲気の中で食事をしています。モリモリとたくさ ん食べて、おかわりもしている子どもたち。苦手な食べ物があっても一口は食べるよう声を かけると、頑張って食べています。今後は、2・3歳児にはスプーンやフォーク、4・5歳 児にはお箸の正しい持ち方を伝えていき、マナーを守りながら楽しく食事ができるように していきます。 入園・進級して1ヶ月が経ち、子どもたちも園生活に少しずつ慣れてきた様子です。外で 過ごすのが心地いい季節になってきたので、5月は園外に出て、公園までお散歩をしようと 考えています。元気いっぱいの子どもたちとのこれからの園生活がとっても楽しみです! 中丁 紗穂 ぞうグループ 4月当初は、不安で緊張した表情を見せていた子どもたちでしたが、今では笑顔で登園し ています。コーナー遊びをする中で、友だちと一緒にままごとや汽車で遊んだり、絵本を持 って来て「これよんで~」と保育士に甘えたり、触れあうことを楽しむ子どもたちです。戸 外に出ると電車が見えることに大興奮。「あ!ディーゼル機関車だー」「桃太郎は力持ちだ よ」と電車のことを熱く語って教えてくれます。また屋上園庭では、子どもたちと鬼ごっこ を楽しんでいます。これからもルールのある遊びをしたり、春の自然にたくさん触れたり、 一人ひとりが満足するまで遊びを楽しめるようにしたいと思います。 生活面では、手洗い・うがいを丁寧に伝え取り組んでいます。手順を伝えると、2歳の子 どもたちは、お兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をして同じようにやってみようとする姿が見ら れます。うがいは、3歳児から取り入れています。戸外遊びや食事の後、ガラガラうがいや ブクブクうがいをしています。 この1年間で生活習慣を身につけ、いろいろな遊びや経験を通して、一歩いっぽ自分の力 で進んでいくことができるように、個々に合った関わりをしていきたいと思います。また、 異年齢児との関わりの中で、優しさや思いやりの気持ちが育つような取り組みをしていきた いと考えています。 佐伯 紗羅
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