科目コード 学科 学年 科 目 名 年度 2016 単位 商船・航海 4 航海法規Ⅱ : Laws and Regulations for NavigationⅡ 1 教 員 名 学 習 教育目標 小林 豪 : KOBAYASHI Go D-(1) 科目コード 学科 分野記号 学年 33 13 HSS 4 必修・選択 開講時期 高専番号 必修 到達レベル 通し番号 4 275 単位種別 前期 履修単位 JABEE基準 - 副担当教員 COCとの 関連性 船舶交通の輻輳する日本沿岸海域や港域においては海上衝突予防法だけでは衝突を避けるための手段が十分でない。特に東京湾・伊勢湾・ 科 目 瀬戸内海では特別の交通方法を定め、衝突の危険を防止するための規制を行うことにより、船舶交通の安全を図ることを目的とする「海上交通安 概 要 全法」、並びに港内における船舶交通の安全及び港内の整頓を図ることを目的とする「港則法」が定められている。この授業では海上衝突予防法 に対し特別立法の立場をとる海上交通安全法についての知識を身につける。 到 達 目 標 (1) (2) (3) (4) (5) 海上交通安全法の目的が説明できる。 法律の用語・定義が説明できる。 航路における一般的航法が説明できる。 航路ごとの航法が説明できる。 他の法令との関係性が説明できる。 到達目標 到達目標に対する到達基準 標準的な到達レベル 理想的な到達レベル 未到達のレベル 1 海上交通安全法制定の必要性や制定に至る 海上交通安全法制定の必要性、経緯、目 経緯の説明及び、法律の目的が説明できる。 的を説明できる。 海上交通安全法制定の必要性、経緯、目的を 説明できない。 2 海上交通安全法で使用される語句の定義が 正しく説明できる。 使用される語句の定義を説明できない。 3 海上交通安全法に定められている航路におけ 航路における一般的航法が説明できる。 る一般的航法が説明できる。 4 海上交通安全法に定められている航路ごとの 各航路を示し、航路ごとの航法が説明でき 各航路を示し、航路ごとの航法が説明できな 特別な航法が説明できる。 る。 い。 5 他の法令との関係性を理解し、適用される航 法が説明できる。 総合評価割合 使用される語句の定義を説明できる。 他の法令との関係性を説明できる。 評 価 割 合 レポート・課題 発表 航路における一般的航法が説明できない。 他の法令との関係性を説明できない。 定期試験 小テスト 成果品・実技 その他 合計 70 20 10 100 70 20 10 100 基礎的能力 内 訳 専門的能力 分野横断的能力 学習上の留意点・関連する科目 (1) (2) (3) (4) 教科書、海事六法、配付した資料等、指示されたものを持参すること。 関連科目である航海法規Ⅰ(3年次履修)の内容を理解しておくこと。 レポートを課すので必ず期限内に提出すること。 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。 教科書・参考書 海上交通安全法の解説(海文堂)、海事六法(海文堂)、配布資料 授 業 計 画 授業内容 コア 時間数 各内容における到達目標 .海上交通安全法 ・予防法の復習 ・海交法制定の必要性、経緯等 ・他の法令との関連 ・法の目的・適用船舶・定義 ・航路における一般的航法 13 前期中間試験 答案返却・解説 2 .海上交通安全法 ・航路における一般的航法 ・航路ごとの航法 ・特殊な船舶の航路における交通 方法の特則等 ・危険の防止、罰則等 13 前期末試験 答案返却・解説 2 総授業時間数 30 ・予防法の概要を復習。 ・海交法制定の必要性、経緯を理解する。 ・他の法令との関連性を理解する。 ・法の目的・適用船舶・定義を理解する。 ・航路における一般的航法(避航、航路航行義務、速力の制限等)を理解する。 ・航路における一般的航法(航路横断の方法、びょう泊の禁止、航路外での待機等)につい て理解する。 ・浦賀水道航路や伊良湖水道航路等、11航路の航法について理解する。 ・巨大船の航行、灯火、罰則等について理解する。
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