科 目 名:地球環境情報学実習 英語表記:Exercise of Geoinformatics 配当学年・開講期:3 年次・後期 担 当 者:升本 眞二 科目目標:地球情報のコンピュータ処理法の中で,特に空間情報処理の基礎となる原理・手法を コンピュータ実習等を通じて理解させる. 授業内容:地球学分野で一般的に行われている地図を基本とする物や量の2次元・3次元分布(空 間情報)をコンピュータで処理するための基礎理論を実習を通じて理解する. 1.格子データ形式で離散化された地形の図形表現方法(3回) 2.地形解析の基本原理とアルゴリズムおよびその具体化(2回) 3.不規則に分布する測定データを用いた格子データの補間推定(2回) 4.地質境界面の推定方法の原理とアルゴリズム(2回) 5.地質構造の論理モデルと3次元地質モデリング(2回) 6.実際のフィールドでの地質モデル作成・可視化(3回) 評価方法:空間情報処理の基礎的な原理・手法の理解度とコンピュータにより具体化する能力を 実習毎のレポートによる平常点(50%),および,まとめのレポート(50%)で評価する. コメント:2 年次の「地球情報基礎論実習」を受講していることが望ましい.なお,「地球環境 情報学」とは独立な内容で行っている. 教科書等:テキストを配布する.教科書等の指定はない. 科目の具体的目標と達成度のチェックリスト この授業では具体的には以下の能力を習得することを目標とします.各自で達成度の評価を 5 点満点で行い,( )の中の当てはまる数値に○,合計点と平均点を計算してください. (1)格子データ形式で離散化された地形の図形表現方法 □ 地形を格子データで表現する方法の基礎 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) □ 格子データの可視化手法 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) (2)地形解析の基本原理とアルゴリズムおよびその具体化 □ 接峰面の原理・作成アルゴリズム ・・・・・・・(5・4・3・2・1) □ 地形解析のアルゴリズムとその実現方法 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) (3)不規則に分布する測定データを用いた格子データの補間推定 □ 補間方法の基礎とアルゴリズム ・・・・・・・(5・4・3・2・1) □ テストデータを用いた補間方法の具体化 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) (4)地質境界面の推定方法の原理とアルゴリズム □ 地質情報の多様性と地質境界面の推定原理 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) □ テストデータを用いた地質境界面の推定方法 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) (5)地質構造の論理モデルと3次元地質モデリング □ 地質構造の論理モデルの基礎概念 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) □ 3次元地質モデルの構築原理 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) (6)実際の地形への応用 □ 実データによる応用 ・・・・・・・(5・4・3・2・1) 学籍番号 氏名
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