Happy come come Vol.91 2016.10 お子様の「歯とお口」の悩みをサポートする情報紙です す 今回のテーマ・・ 1.指しゃぶりは、赤ちゃんが自分の体を自分でさわって確認する探索行動の1つとして始まります。 2.生後2~4ケ月頃では、口の周りにきた指や物を捉えて無意識に吸うようになり、そして5ケ月頃になる と、何でも口に持っていって「しゃぶるという行動が見られます。 な 3 吸ったり、舐めたりする事で「物の形」 「触感」 「状態」を確認しているのです。 赤ちゃんは、眠気や寂しさを感じた際に自然に指しゃぶりをします。これ自体は、ストレスコントロール の 1 つなので、さほど大きな問題はありません。 指しゃぶりが問題となるのは・・・ 3歳以上の幼児がその後も続けていると「歯並び」や「噛み合わせ」に影響がでてしまうことがあります。 2~3 歳児になると、お友達と遊んだり、積み木やおもちゃ、お人形遊び、お外遊びなどが増え、 少しずつ指しゃぶりは減少していきます。 歯医者さんに「歯並び」「嚙み合わせ」を診てもらいながら一緒に様子を見ていくといいですね! おしゃぶりをさせる理由としては・・・ 「寝ない」 「泣き止まない」 「外出時に静かにしていてほしい」など、おしゃぶりを与えておけば、おとな しくしていてくれるなどが理由のようです。 0~1歳児にとって「おしゃぶり」は、お母さんのおっぱいを吸っているのと同じような心地よい安心感 を得ることができ、新米ママにとっても「ぐずった時の頼みの綱」的な存在かもしれません。 長期の使用により、歯並びや噛み合わせ等にも影響を与えてしまうことがありますので、 言葉を使ってコミュニケーションの出来る2~3歳頃には、外していきましょう。 コミュニケーションの出来る2~3頃には、少しずつ外していきましょう。 長く続いている場合は、声かけや一緒に遊ぶ等、お子さんとしっかりコミュニケ―ションをとり、 「○○になったらおしゃぶり止めようかぁ?!」などの問いかけをしながら、子どもが自主的に卒業 できるように声かけしてあげるといいですね! 「指しゃぶり」=ストレスの現れ?生活環境の悪さ? 親が構ってない?などと言われることがあります。 確かにそうしたことで、 指しゃぶりをする子もいますが・・・ 宮崎市歯科保健推進協議会 作成 そもそも、赤ちゃんはママのお腹の中にいる時 から指しゃぶりをしています。 赤ちゃんの本能として眠気や寂しさを感じた とき、お腹がすいたときにも指しゃぶりをする ことがあります。 3歳過ぎてなかなか止められなくても強引な 止めさせ方をするのではなく、しっかり子ども に寄り添いながら自然にやめられるように見 守ってあげてください♡ 【問い合わせ】 宮崎市健康支援課 ☎ 0985-29-5286
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