平成26年6月4日 平成26年度 海外研修企画案仕様書(案) 1.実施概要 (1)研修の目的 本研修では、欧州各国のエネルギー事情を通し、欧州におけるエネルギー政策や環境 共生によるまちづくり先進地等を視察し、その取り組みを学びます。 (2)期間 平成26年10月4日(土)から10月11日(土)の8日間 ※視察先との調整等により、期間を変更する場合有り (3)訪問地域 ドイツ (4)研修参加者 電源地域の市町村・都道府県等の行政職員、各種団体、事業者、NPO、個人、電力 会社等で電源地域の振興に関わっている方 (5)研修先 以下の視察先(2個所:3日目、5日目)は必須とする。また、 「エネルギー・環 境共生のまちづくり」関係(2個所以上)の視察先は、提案とする。 ① ドイツ・グライフスヴァルト(3日目・終日) ・原子力発電所<廃止済:現場視察> ・ノルト中間貯蔵施設<現場視察> ・地元自治体<意見交換> ・ノルトエネルギー社<意見交換> ② ドイツ・コンラッド(5日目・終日) ・コンラッド中低レベル放射性廃棄物処分場<現場視察> ・連邦放射性防護庁(BfS)<意見交換> ・ドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社(DBE社)<意見交換> (6)研修行程 各研修先の研修行程は以下のとおりとする。 訪問先 宿泊都市 1日目 福岡→欧州(直行便) ※提案 2日目 3日目 グライフスヴァルト(上記(5)①) 全て提案とする。 4日目 ※提案 5日目 コンラッド(上記(5)②) 6日目 ※提案 7・8日目 欧州→福岡(直行便)※提案 - ※早朝出発および深夜到着等、体力面において過度な負担がかからない余裕ある行程を 組むこと (7)その他留意点 ①ドイツ・グライフスヴァルト(上記(5)①)、ドイツ・コンラッド(上記(5)②) の視察にかかる調整窓口は電源地域振興センターとし、視察内容の提案は不要。 ②その他の視察先との調整窓口は、旅行代理店とする。 また、全ての研修先について必要に応じ手続き代行(英文での申請書類作成等)を旅 行代理店に依頼することもある。 1 ③視察先(必須視察先は除く)における視察内容は提案とする。 また、視察先において、地元自治体のトップクラスや住民の代表等、キーパーソン から事業の考え方や苦労話、悩みなどの質疑応答・意見交換等の設定も考慮する。 ④ 九州地区の自治体が複数名参加意向のため、移動等を考慮し、福岡空港発着とする。 なお、福岡⇔欧州は直行便とし、欧州における使用空港はドイツに限らない。 2.提出書類 提出書類は「企画書」および「見積書」とする。 (1)企画書 企画書は以下の内容で構成する(様式任意)。 a.視察先の概要 研修先1個所ごと(提案部分のみ)に、以下の項目を基本にポイントを絞って判りやす く記載する。 ①研修のねらい ②研修先(機関名、所在市町村名(国名)、概要) ③研修内容(何が学べるか) ④研修スタイル(講義・現場でのレクチャー・討論・交流会・その他) ⑤講師、説明者、アドバイザー(どのような立場の誰から学べるのか) ⑥研修月日、時間(所要時間) ⑦通訳の概要(専門分野、関連業務の主たる実績等) b.行程に関わる書類 ・行程表、航路図、訪問先位置関係図(研修地、宿泊地等の位置関係が把握できるもの を1セットとする)。 (留意事項) ・全行程を通じて、安全対策(テロ対策・交通事故・新型インフルエンザ等)、快適性、 時間的余裕等に十分配慮し、効率的な研修行程を考慮する。 ・訪問先、視察先における質問、意見交換会の時間に余裕(60~120分程度)をも った行程とする。 c.実施体制および事故、緊急時の連絡体制表 ・役割分担、要員配置、夜間を含む緊急時の連絡網等について記載する。 d.同様の事業を遂行した実績 ・過去に同様の事業を遂行した実績を記載する。 (2)研修費用の見積書 別紙の様式を使用する。 3.研修費用 (1)旅行人数 7人(研修参加者:6名、センター随行者:1名)で算出する。また、参考として、 合計人数が10人の場合の費用を算出する。 (2)研修旅行代金に含まれる費用 a.研修旅行日程に明示された全行程における団体行動中の利用交通機関の運賃 <航空機> ・福岡~欧州間はエコノミークラスで算定し、利用人数によって単価が変動する場合 は、その内容を「備考欄」に明記する。 ・参考として、福岡~欧州間のビジネスクラス運賃(一人あたり)を記載する。(利 用人数によって単価が変動する場合は、その内容を「備考欄」に明記する。) ・燃油サーチャージも運賃に含めること。 2 ・参加者人数および氏名の決定連絡は、平成26年8月上旬を予定しており、航空運 賃等は考慮のうえ設定すること。 <鉄 道> 鉄道利用に際しては、大型スーツケースを所有していることを考慮し、荷物の運 搬には便宜を図る。 <バ ス> 車内座席以外に大型スーツケース等の荷物を収納可能タイプの車両を使用する。 b.宿泊料金 ホテルは、経済性と安全性を十分考慮したうえで三つ星クラス以上、全員シン グルユース(ツインまたはダブルルームの1人利用)とし、ホテル名を明記する。 また、参考として、ツインルーム(2人利用)の料金を記載する。 c.食事料金 行程中の全ての朝食を含む。昼食および夕食代については参加者負担とするが、 食事の手配は旅行代理店側で行う。 d.訪問先視察費用 現地での団体行動中における視察、訪問等のための入場料、税金・サービス料等 すべての費用とする。 e.各国空港税等 国内空港施設使用料等および海外空港諸税 f.添乗員経費と通訳等に係わる費用 <添乗員> 福岡発着で原則1名とし、訪問先の知識、経験を有する者とする。 <通 訳> 原則各国1名とし、テーマに関した専門的知識が豊富で、現地事情に詳しい者とする。 g.渡航手続き費用 渡航手続きのための諸費用 h .その他必要経費 *資料作成費用(参加人数分と予備2部) ・事前研修資料(訪問都市・訪問機関の概要と研修のポイント、渡航中の日程表) ・渡航用冊子(出発のご案内、団員名簿、行程図、ホテルリスト、部屋割表、海外旅 行に必要な一般情報(現地通貨、時差、携帯品等)) *団体行動中のチップ、税金・サービス料等 *福岡空港特別待合室使用料(結団式用) *携帯電話レンタル料(1台) (3)研修旅行代金に含まない費用 a.研修参加募集に係わる費用 b . 電 話 代 ・ ク リ ー ニン グ 代 等 、 参 加 者 の個 人 的性 質 の 諸費 用 及 び こ れ に 伴 う税 ・ サービス料等 c.昼食・夕食代(参加者負担) d.超過手荷物運搬料金(航空会社規定を超過する分について) e.旅券取得に係わる費用(旅券印紙代等) 3 f.福岡空港までの国内交通費および宿泊費 4.プレゼンテーション (1)日時および場所 平成26年6月18日(水) 13:30~ 電源地域振興センター 会議室 (2)プレゼンテーション参加の連絡および仕様に関する問合せ プレゼンテーションに参加を希望する旅行代理店は、平成26年6月11日(水) 17:00までに、当センターの下記連絡先にプレゼンテーションへの参加を希望する 旨を記載した上で、社名(支店名)、住所、電話番号、担当者名(および E-mail アドレ ス)、プレゼンテーション当日の参加者名(3人まで)をメールで連絡する。 また、仕様に関する問合せは、メールによることとし平成26年6月13日(金) 17:00までとする。 ≪連絡先≫ 一般財団法人 電源地域振興センター 地域振興部振興業務課 担当:宮武・竹下 E-mail:[email protected] TEL:03-6372-7305 (3)企画内容説明時間 旅行代理店1社につき20分のプレゼンテーションの後、10分間の質疑応答を行う。 なお、説明開始時間については別途連絡する。 (4)資料提出部数 7部(うち1部は企画書および見積書にそれぞれ公印捺印の上、企画書と見積書は別 綴じとする) (5)留意事項 ・開始時間に遅れた場合は、失格とする。 ・所定の説明時間到達時点で強制的に説明終了とする。 5.審査 (1)審査方法 各旅行代理店からの提案に対し、選定委員による審査項目ごとの評価点の合計により1 社を選定する。 (2)審査項目 a.価格点 安い順に高得点とする。 b.事業目的との適合 研修の目的に沿った内容となっているか。 c.スケジュールの妥当性 事業を確実に遂行できる行程になっているか。全行程を通じた参加者の負担(体力) を考慮しているか。移動手段や宿泊施設は適切か。 d.事業の実施体制および過去の実績 適切な実施体制・要員数が確保されているか。業務毎に役割分担が明確になってい るか。効果的かつ経済的な工夫がなされているか。過去に同様の事業を遂行した実績 があるか。 4 (3)審査結果の通知 審査結果は、平成26年6月25日(水)までに当センターから各旅行代理店に個 別に連絡する。 6.その他 (1)研修の講師の人選は、当センターで行う。 (2)本企画競争に係る費用は、当センターでは支給しない。 (3)採用企画案を基軸とするが、当センターとの調整によりその内容・予算配分等を 変更する場合がある。 (4)研修への参加申込者が少ない等の場合には研修を中止することもある。 (5)上記(3)、(4)の結果、発生する可能性のある視察手配変更、取消に伴うキャン セル料等については、当センターでは負担しない。 以 上 5 (別紙) <記載上の留意点> ・研修費用見積書は、下表の区分でできるだけ詳細に費用内訳(算出の根拠)を明記する。 (参考) 1 人あた 7 人合計 費用区分 費用内訳 備考 10 人合計 り金額 金額 金額 1.航空運賃 エコノミークラス 2.宿泊料金 各ホテル別料金明記 3.食事料金 朝食の料金を明記 4.訪問先視察費用 入場料、訪問先謝金等 5.利用交通機関料金 行程、交通手段等明記 6.各国空港税等 空港名明記 7.添乗員経費 8.通訳経費 9.渡航手続き費用 10.その他必要経費 合 資料作成、チップ、税 金、サービス料等 計 <参考> ビジネスクラス運賃 ツインルーム (2人利用)料金 福岡~欧州往復 (1 人あたり) 各ホテル別料金明記 (1 人あたり) <備考欄> 6
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