2015年度 音楽学部 講義要綱 2015 年度 音楽学部 講義要綱 活水女子大学_シラバス(音楽学部) 表紙 − M 柴田 背は mm(決*平) 音 楽 学 部 音 楽 学 科 音楽学部 〈 音楽学科専門教育科目 年次開講科目〉 〈 年次開講科目〉 器 楽 研 究 a ・ b ………………… キ リ ス ト 教 音 楽 概 論 ………………… 声 楽 研 究 a ・ b ………………… キ リ ス ト 教 音 楽 研 究…………………… 作 曲 研 究 a ・ b ………………… 演奏表現・教育研究Ⅰa・Ⅰb ………………… 音 楽 教 育 研 究 a ・ b ………………… コミュニケーションと文章 ………………… 音 楽 ジ ャ 音 楽 メ デ ィ ア 研 究 Ⅱ ………………… ン ル 論 ………………… 音 楽 メ デ ィ ア 研 究 Ⅰ ………………… 打 声 究 ………………… ポ ピ ュ ラ ー 音 楽 研 究 Ⅱ a ………………… 究 ………………… ポ ピ ュ ラ ー 音 楽 研 究 Ⅱ b ………………… 楽 演 奏 ピ ア ノ 演 研 奏 研 楽 器 演 奏 研 究 ………………… ポ ピ ュ ラ ー 音 楽 研 究 Ⅰ a ………………… ソルフェージュⅡa・Ⅱb …………… ポ ピ ュ ラ ー 音 楽 研 究 Ⅰ b ………………… 合 ソルフェージュⅠa・Ⅰb …………… 音 楽 理 論 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 合 唱 Ⅰ a 音 楽 理 ・ 論 Ⅰ 基 ∼ 唱 Ⅱ a ・ Ⅱ ∼ b ………………… b ………………… 副 科 実 技 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… 礎 ………………… オ ル ガ ン 作 品 研 究 ………………… 音 楽 理 論 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… ピ 副 科 ピ ア ノ a ・ b ………………… 吹 奏 楽 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 副 科 声 楽 b ………………… ア ン サ ン ブ ル Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… ポ ピ ュ ラ ー 作 品 研 究 ………………… 即 興 演 奏 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… 吹 奏 楽 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… コ ン ピ ュ ー タ 研 究 Ⅱ ………………… ア ン サ ン ブ ル Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… 楽 コンピュータ研究Ⅰa・Ⅰb ……………… 音 楽 療 法 各 論 Ⅰ ………………… 論 ………………… 音 楽 療 法 各 論 Ⅱ ………………… 論 ………………… ド イ ツ 語 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 音 楽 医 療 a 法 ・ 学 概 概 ア ノ 伴 奏 器 法 ………………… 学 ………………… 社 会 福 祉 論 ………………… イ タ リ ア 語 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 音 楽 史 概 論 ………………… 音 楽 セ ミ ナ ー Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 音 楽 史 各 論 ………………… ド イ ツ 語 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… イ タ リ ア 語 Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… 音 楽 セ ミ ナ ー Ⅰ a ・ Ⅰ b ………………… 〈 年次開講科目〉 公 開 演 公 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb ………………… 卒 音 楽 療 法 各 論 Ⅱ ………………… 音 楽 表 現 ・ 教 育 研 究 Ⅲ …………… 音 楽 療 法 各 論 Ⅲ ………………… 音 音楽文化専門セミナーⅠa・Ⅰb ………………… 音 ポピュラー音楽専門セミナーa・b ………………… 音 楽 療 法 実 習 Ⅲ a ・ Ⅲ b ………………… ソルフェージュⅢa・Ⅲb …………… 原 楽 a 曲 対 ・ 発 年次開講科目〉 表 ………………… 合 唱 Ⅲ 奏 〈 ・ Ⅲ 分 位 ∼ 開 演 奏 業 楽 楽 療 ・ 発 研 法 療 著 究 ………………… 各 法 表 ………………… 論 演 講 ∼ Ⅲ ………………… 習 ………………… 読 ………………… b ………………… 音 楽 文 化 専 門 セ ミ ナ ー Ⅱ ………………… 析 ………………… ス テ ー ジ プ レ イ ン グ ………………… 法 ………………… ソルフェージュⅣa・Ⅳb …………… ∼ 副 科 実 技 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 合 ピ ア ノ 副 科 実 技 Ⅲ a ・ Ⅲ b ………………… 指 導 研 究 ………………… オペラ・ミュージカル研究b 唱 Ⅳ a ・ Ⅳ b ………………… ……………… オペラ・ミュージカル研究b ………………… ア ン サ ン ブ ル Ⅲ a ・ Ⅲ b ………………… ア ン サ ン ブ ル Ⅳ a ・ Ⅳ b ………………… 即 興 演 奏 Ⅱ a ・ Ⅱ b ………………… 音 音 ミュージックプロデュース概論 ………………… 響 学 概 論 ………………… マ ル チ メ デ ィ ア 概 論 ………………… 臨 作 編 曲 法 a ………………… 海 作 編 曲 法 b ………………… 臨 床 心 理 学 a ・ b ………………… 民 族 音 楽 概 論 ………………… 日 本 音 楽 演 習 ………………… 指 揮 音 楽 セ ミ 海 外 法 ………………… ナ 研 ー Ⅲ ………………… 修 ………………… 響 床 学 医 外 学 概 各 研 論 ………………… 論 b ………………… 修 ………………… 音楽学科 新・旧カリキュラム科目対照表 新科 目 の 名 称 旧 科 目 の 名 称 音楽ジャンル論 音楽文化研究Ⅰa 音楽メディア研究Ⅰ 音楽文化研究Ⅰb 社会福祉論 社会福祉論b 音楽セミナーⅠa 音楽セミナーⅠ コミュニケーションと文章 音楽文化研究Ⅱa 音楽メディア研究Ⅱ 音楽文化研究Ⅱb 音楽セミナーⅡa 音楽セミナーⅡ 音楽セミナーⅡb 科目名 器楽研究a・b(ピアノ分野) (The study of instrumental music(piano major)) 担当者 単位数 井谷 俊二 ほか 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 器楽研究aは、音楽表現・教育コースの演奏分野のうち、ピアノ演奏の基礎について、それぞれの学生の学習過程と能力に沿っ て学習する。教材としては Carl Czerny などの練習曲と J.S.Bach のクラヴィーア作品から 声インヴェンションや 声シンフォ ニアなどの重要で基本的な作品の学習を通して、その多声的な作品の理解と奏法を展開する。 器楽研究b…器楽研究aで学んだ基本的な事がらを理解し展開させるために、緩序楽章を含む古典 Sonate の楽曲を題材にピア ノのレパートリーの基本である古典作品の演奏様式をその楽曲分析を踏まえて学ぶ。 授業の概要 ピアノにおいては基礎となる運指、指の独立といった諸技術の習得。音を聞き、均一性、流暢さを目指して基本的な練習曲、小 規模な作品を課する。管弦打楽器においては基本となる姿勢、楽器の構え方、調弦法等の奏法の基本の習得の徹底を図る。 「奏 法の基礎」 「読譜」 授業計画 〈前期〉 .導入その として、学生個々の課題の点検とその指導。 .導入その 学生個々の能力に即してピアノ奏法の基本 を学んでいく。 .導入その 学生個々の課題に即してピアノ奏法の基本 と諸問題を学んでいく。 .応用練習その 課題練習曲と基礎的な J·S·Bach の多 声作品の学習を推しすすめる。 .応用練習その 上記の課題楽曲の読譜と理解を推しす すめる。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、 課題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査 していく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々 の学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 〈後期〉 .導入その として、学生個々の課題の点検とその指導。 .導入その 学生個々の能力に即してピアノ奏法の基本 を学んでいく。 .導入その 学生個々の課題に即してピアノ奏法の基本 と諸問題を学んでいく。 .応用練習その 課題練習曲と基礎的な J·S·Bach の多 声作品の学習を推しすすめる。 .応用練習その 上記の課題楽曲の読譜と理解を推しす すめる。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、 課題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査 していく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々 の学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 筆記試験を行う。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 評価方法及び基準 出席、楽曲に取り組む姿勢 科目名 %。実技試験試験 %。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 器楽研究a・b(パイプオルガン) (The study of instrumental Music a・b(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 基礎的なオルガン奏法を習得し、さらに 世紀から 世紀の北ドイツ楽派の音楽を中心に、ルネサンス、バロック時代のオルガ ン音楽の様式、テクニック、表現力を身につける。また、バッハ・コラール作品の基礎を勉強し、奏法の基本を徹底する。 a)ではJ. S. バッハのコラール作品と、北ドイツ楽派のオルガン作品を学び様式感、構成力を身につける。 b)では、J. S. バッハの自由作品と、南ドイツ、イタリアのバロック時代の作品を学び様式感、構成力を身につける。 授業の概要 個人レッスンにより、学生の習熟度に応じて進める。基本的な奏法と姿勢、そして指使いなどを中心に徹底して学ぶ。 「奏楽」 「教会音楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .オルガン演奏基礎の確認(姿勢など) .オルガン演奏基礎の確認(オルガンタッチ) .オルガンコラール作品の習得(楽譜の読み方) .オルガンコラール作品の習得(指使い) .オルガンコラール作品の習得(フレーズ) .北ドイツオルガン楽派の様式習得(音楽の理解) .北ドイツオルガン楽派の様式習得(指使い) .北ドイツオルガン楽派の様式習得(フレーズ) .北ドイツオルガン楽派の様式習得(構成力) .北ドイツオルガン楽派の様式習得(まとめ) .J. S. バッハのコラールの演奏法 .器楽研究 a で勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 〈後期〉 .導入 イタリア、南ドイツのトッカータの紹介 .導入 イタリア、南ドイツのその他の作品 .J. S. バッハの自由作品の習得(楽譜の読み方) .J. S. バッハの自由作品の習得(指使い) .J. S. バッハの自由作品の習得(フレーズ) .イタリア・トッカータ様式の習得(音楽の理解) .イタリア・トッカータ様式の習得(指使い) .イタリア・トッカータ様式の習得(足鍵盤の使用法) .J. S. バッハの自由作品の演奏法(音楽の理解) .J. S. バッハの自由作品の演奏法(フレーズ) .J. S. バッハの自由作品の演奏法(楽曲分析) .器楽研究bで勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 試験・課題等の内容 a)J. S. バッハのコラール作品と北ドイツ・バロック時代 作品。 b)J. S. バッハの自由作品と、イタリアまたは南ドイツ・ バロック時代の作品。 いずれの試験も暗譜演奏とする。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』 (NHK 出版)その他、適宜指示 する。 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 授業外における学習方法 この授業のためには毎日の練習が必要。 以上の練習時間を確保すること。 実技試験 % % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、 技術の両面から総合的に評価する。 テキスト J. S. バッハのオルガン作品集(Bärenreiter 版、Breitkopf 版)他、任意の楽曲の指定された楽譜。 週間に合計 時間 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 器楽研究a・b(管楽器) 担当者 (The study of instrumental Music a・b(percussion)) 単位数 草場紀久子 管楽器担当教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 各管楽器の基礎的な奏法を身につけていくことを目標とする。楽器の持ち方、指の動かし方、姿勢、呼吸、アンブシュア、タン ギング、等の項目を確認しながら、豊かな音作り、安定したレガート、テクニックを向上させる。 選曲は個人の習熟度に合わせる。その時代の楽曲の特徴や様式感を学び、理解することを目指す。 授業の概要 エクササイズ、エチュード、楽曲を必要に応じて教材にする。上記の基礎奏法を確認、理論的に理解しながら身体的な習得を出 来るよう、反復しながら取り組む。詳しい概要は各管楽器担当教員によるので、下記授業計画は一つの参考として目安とされた い。 キーワード「基礎」 「奏法」 授業計画 〈前期〉 .導入①管楽器基礎奏法の確認 .導入②呼吸法の確認 .エクササイズ:スケールとレガート .エクササイズ:アルペジョと運指法 .エクササイズ:アンブシュア .奏法の課題を見つける .奏法の課題に対応する練習の方法を探る .エチュード (緩徐な曲) .エチュード (急速な曲) .楽曲の準備 .楽曲:練習 .楽曲:読譜 .楽曲:特徴・様式の理解 .楽曲:表現する .仕上げ 〈後期〉 .導入①管楽器基礎奏法の確認 .導入②呼吸法の確認 .エクササイズ:トリルとタンギング .エクササイズ:跳躍とタンギング .エクササイズ:ダイナミクスとハーモニクス .エチュード (単純拍子の曲) .エチュード (複合拍子の曲) .課題となる奏法の向上を探る .楽曲の準備 .楽曲:練習・読譜 .楽曲:速度、拍子感の確認 .楽曲:構成・和声・フレージング .楽曲:音色・パッセージワーク .楽曲:音楽的表現 .仕上げ 試験・課題等の内容 実技試験 所要時間、 楽曲選択の基準については、 学部作成のガイドブッ クを参照のこと。 参考文献 各担当者が適宜推薦する。 評価方法及び基準 取組状況 % 日常の研究状況とその成果 試験点 % 試験時における演奏の評価 授業外における学習方法 毎回の授業で指示される練習方法や取り組む課題を、毎日一 定時間練習すること。 テキスト 任意の練習曲集、任意の楽曲の指定された楽譜。担当者によ り異なる。 科目名 声楽研究a・b (The Study of Vocal Music a・b) 担当者 単位数 持松 朋世 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 正しい歌唱法を習得するための基本である呼吸法や発声法、身体の使い方を理解し、その基本的な訓練を通して声の育成に努め る。声楽教則本(コンコーネ 番練習曲)を使用しながら歌唱の基本を学ぶとともに、イタリア歌曲を教材として取り組み、豊 かな音楽性と表現力を育むことを目的とする。さらに日本歌曲の歌唱方にも触れ、幅広く歌曲全般について理解、把握すること を目的とする。 授業の概要 個人授業形態(個人レッスン)で行い、毎回母音唱法による発声練習とコンコーネ 番練習曲を併用し技量の習得を図る。さら に個々の学生の習熟度に応じてイタリア歌曲から課題を出し、発声練習で学んだ技法を歌曲で応用する歌唱法の習得を行う。 「声楽」 「個人レッスン」 「イタリア歌曲」 「日本歌曲」 「主科」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、レッスンにおいてディスカッションを重ねる。 授業計画 〈前期〉 .発声の基礎、呼吸法、身体の使い方 .母音による発声法と呼吸法(身体の使い方) .母音による発声法と呼吸法(共鳴腔の意識) .母音唱法とレガートについて(コンコーネ 番 No.) .母音唱法とレガートについて(コンコーネ 番 No.) .母音唱法とレガートについて(コンコーネ 番 No.) .母音唱法とフレージングについて (コンコーネ 番 No. ∼ ) .母音による発声練習とイタリア語の発音と基礎知識(ア クセントを中心に) .母音による発声練習とイタリア語の発音と基礎知識(子 音と母音の発音を中心に) .イタリア歌曲演習(一定の母音唱法) ・コンコーネ 番 No. .イタリア歌曲演習(階名の母音唱法) ・コンコーネ 番 No. .イタリア歌曲演習(歌詞による歌唱) ・コンコーネ 番 No. 番 .イ タ リ ア 歌 曲 演 習(試 験 曲 の 選 曲) ・コ ン コ ー ネ No. .イ タ リ ア 歌 曲 演 習(試 験 曲 の 分 析) ・コ ン コ ー ネ 番 No. .前期のまとめ(発声法について) ・試験の振返り・休暇 中の課題の選曲 試験・課題等の内容 前期・後期ともに任意のイタリア歌曲 曲の実技試験を行う。 詳細については音楽学部のガイドブックを参照とする。 評価方法及び基準 授業への取組状況 実技試験 % % 課題への取り組みの積極性に対して 評価します 実技試験において、 試験での演奏を総合的 (音 程やリズム、楽曲分析、言葉、発声など)に 評価します テキスト ・イタリア古典歌曲集 , リーニ歌曲集 ・コンコーネ 番練習曲集 ・日本歌曲集 など , 巻、トスティ歌曲集、ベッ 〈後期〉 .休暇中の課題演習・コンコーネ 番 No. ∼ .コンコーネ 番 No. ∼ 母音唱法とフレージンク・イ タリア歌曲演習 .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(母音唱法 を中心に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(言葉を中 心に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(曲想を中 心に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(母音唱法 を中心に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(言葉を中 心に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(曲想を中 心に) .コンコーネ 番 No. ∼・日本歌曲演習(母音唱法を中 心に) 番 No. ∼・日 本 歌 曲 演 習(言 葉 を 中 心 .コ ン コ ー ネ に) .コ ン コ ー ネ 番 No. ∼・日 本 歌 曲 演 習(曲 想 を 中 心 に) .コンコーネ 番 No. ∼・イタリア歌曲演習(試験曲の 選曲) .イタリア歌曲作品について(古典派の歌曲) .イタリア歌曲作品について(ロマン派の歌曲 .後期のまとめ(歌曲歌唱について) ・試験の振返り・休 暇中の課題の選曲 参考文献 適宜配布する。 授業外における学習方法 受講生は授業で学んだことを復習し、練習を重ねて次回の授 業に臨むこと。 科目名 作曲研究a・b (Composition a・b) 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 作曲研究aでは古典的で代表的なスタイルによる作曲技術を習得する。作曲の基礎となるメロディー創作、ハーモニーの基礎学 習を行なう。形式的には最も簡略な歌謡形式( 部形式)の音楽構造を理論的に理解し、実作に役立てていく。作曲研究bでは aで学んだ作曲の基礎技法を基に、自分の意図をこめたオリジナル作品の作曲にとりかかる。また古典的な形式感を極端に軽視 しないように作曲技法の習熟のための習作として作曲する。 授業の概要 作曲研究aにおいては作曲技法の基礎を学ぶため、小規模な作品を完成させる。その際、過去の大家の作品などの分析を含めな がら実習していく。またピアノ曲ばかりでなく木管や弦楽器などのための作品、声楽曲など自分が思考し易い形態を選択して作 曲を試みる。楽器のソノリティーに対する研究もここで平行して学ぶようにする。作曲研究bにおいては、やや規模の大きなピ アノ曲、その他の器楽のための実作の実習となる。つまり曲を形式論的に眺めながら、一回の講義で形式のある部分まで作曲し、 それを添削、修正し次の部分に向うという講義方法ですすめる。 授業計画 〈前期〉 .作曲技法の基礎(小規模な形式) .メロディーの作り方 .ハーモニーのしくみ . 部形式の学習 .範例に従った 部形式の作品創作 .作品の完成と浄書の仕方 .実作①(テーマの創作、発想) .実作②(テーマの添削、発展について) .実作③(演奏形態の決定。ピアノ曲など) .実作④(テーマの展開と復帰) .実作⑤(再現部の工夫について) .実作⑥(曲全体のクライマックスとは) .実作⑦(終結部の重要性) 〈後期〉 .作曲技法応用編 .器楽曲の作曲概説 .テーマの作曲 .選択した楽器の音色、技法などを調べる .テーマの完全な完成 .テーマ部の作曲① .テーマ部の作曲② .中間部分の作曲① .中間部分の作曲② .再現部分の作曲① .再現部分の作曲② .終結部分の作曲① .終結部分の作曲② 試験・課題等の内容 前期、作品提出 後期末の作品提出 テキスト 特にないが、適時プリントを渡し、参考にする 評価方法及び基準 取組状況 % 次回講義日までの課題にしっかり取り組んで 来ているかの評価。および出欠席 作品評価 % 作品の評価については、学部内の専門教員に よる回覧、評価会を経て評価を決定する 参考文献 取り組む作品の形態に応じた既成曲を紹介、図書館などを利 用させ文献を選択する。 科目名 音楽教育研究a・b (The Study of Music Education a・b) 授業外における学習方法 授業外学習においての創作。 担当者 単位数 持松 朋世 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 中学校や高等学校における音楽科教育の目的を知り、且つ理解を深め、音楽科教育が担う課題について多方面から考える授業と する。さらに各々が音楽科教育で何を伝えていきたいのか、テーマを持って音楽教育ついて考え、各々の様々な気付きを増やす ことを目的とする。 授業の概要 学習指導要領より「音楽科教育」についての理解を深め、創意工夫を活かした音楽科教育の在り方や教材研究について考えてい く。また音楽科教育で何を伝えていきたいのか、具体的な模擬授業を通して、各々の考える力、感じる力、伝える力を育む。さ らに毎回の授業では「今日の一曲」として各々がお勧めの一曲を準備し、プレゼンを行う。 「音楽科教育」 「模擬授業」 〈アクティブ・ラーニング〉 プレゼンによるディスカッションを行う 授業計画 〈前期〉 .オリエンテーション 音楽科教育について(現在の状況 の把握) .音楽科教育の現状と今後に望むもの .中学校音楽科教育の目標について .音楽科学習指導要領の各学年の目標について .音楽科学習指導要領の各学年の内容について(A表現) .音楽科学習指導要領の各学年の内容について(B鑑賞) .音楽科学習指導要領の共通事項について .授業実践にあたって音楽的発達と教材研究について .高等学校音楽科の目標について .高等学校音楽科の内容について(A表現−歌唱と器楽) .高等学校音楽科の内容について(A表現−創作) .高等学校音楽科の内容について(B鑑賞) .指導計画について(理解) .指導計画について(比較・研究) .前期のまとめ・課題について(音楽科の目標や内容のレ ポート) 〈後期〉 .オリエンテーション・課題発表の準備 .課題発表 .題材について .学習指導案について .評価について .歌唱の教材研究について(説明・理解) .歌唱の教材研究について(楽曲分析) .歌唱の教材研究について(関連教材の精選) .歌唱の教材研究のプレゼンテーション .歌唱教材における指導計画と本時の指導案の立案 .歌唱教材における指導計画と指導案の実践(模擬授業) .模擬授業の振返り .歌唱教材の学習指導案の立案 .歌唱教材の学習指導案のプレゼンテーション .後期のまとめ・課題について(学習指導案の立案) 試験・課題等の内容 模擬授業やレポート課題を課す。 参考文献 適宜配布する。 評価方法及び基準 レポート課題 % レポートの充実度を評価します 取組状況 % 課題への取り組みの積極性に対して評価します 発表 % 模擬授業やプレゼンテーションなどのへの積極性 を評価します 授業外における学習方法 レポート課題や模擬授業などを行うが、準備をして授業に臨 むこと。 テキスト ・中等科音楽教育法 中学校・高等学校教員養成課程用(音 楽之友社) ・中学校学習指導要領解説 音楽編(文部科学省) ・高校生の歌集 つどい(啓隆社) 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽ジャンル論 (Music Genres) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽文化を学ぶ上で必要とされる、音楽すべてのジャンルについて学ぶことをテーマとし、この先巡りあう音楽の正しい位置づ けができるようになることを目標とする。 授業の概要 世界音楽から身近なポップスミュージックまで、音楽の全ジャンルについて系統的に学ぶ。また、それぞれのジャンルの音楽に 実際に触れることも重要であるため、いろんな音楽現場を体験していくことからも併せて学んでいく。 「音楽の全体像」 「体験学習」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈前期〉 .ワールドミュージック .ワールドポップス(インターナショナル) .ワールドポップス(ローカル) .R&B とその周辺 .南米におけるラテンミュージック .中米におけるラテンミュージック .ロック .ジャズ .クラシックとアヴァンギャルド .日本の大衆音楽 .ニューミュージック .JPOP .アジアのポップス .映画音楽 .ニューエイジ 試験・課題等の内容 最も興味を持ったジャンルについての研究レポートを提出。 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回の感想レポートの充実度を基準に判断す る。 レポート % 期末に提出するレポート内容の正確さと取り 組みへの意欲を基準に判断する。 参考文献 『はじめての世界音楽∼諸民族の伝統音楽からポップスまで ∼』 『世界のポピュラー音楽史∼アーティストでつづるポピュ ラー音楽の変遷∼』 授業外における学習方法 次回の授業テーマに関連する曲を 曲あらかじめ聴いておく こと。授業後は毎回、感想レポートを提出すること。 テキスト 未定 科目名 音楽メディア研究Ⅰ (Music Media Ⅰ) 担当者 単位数 吉田 峰明、他 単位 授業の到達目標及びテーマ 放送局の仕組みと業務内容について学ぶとともに、音楽メディアの基礎を習得することをテーマとし、MIDI 検定 要な力をつけることを目標とする。 級合格に必 授業の概要 放送局スタッフの講師によるオムニバス方式の講義により、放送局の仕組みと業務内容について学ぶ(放送局に出向いて受講す ることもある) 。さらに音楽メディアに関する基本を体系的に学ぶ。各種体験学習からも並行して学ぶ。 「放送局」 「音楽メディア基礎」 授業計画 〈後期〉 .発声・話し方講座(自分を上手に表現するには) 林田 .発声・話し方講座(滑舌などのテクニック) 林田 .ラジオ放送のなりたち 栗原 .ラジオ番組の制作現場(作品の鑑賞を通して) 中村 .ラジオ番組の制作現場(制作に必要な知識と技術)中村 .テレビ放送のなりたち 藤井 .テレビ番組の制作現場 宮路 .放送局スタジオ見学 吉田 .メディアと音楽 吉田 .パソコンとサウンドの知識 吉田 .圧縮オーディオ 吉田 .音と音楽 吉田 .MIDI の知識と MIDI 音源 吉田 .CDR/RW と DVDR/RW 吉田 .メディア活用と著作権 吉田 試験・課題等の内容 放送メディア全般についての研究レポート、ならびに音楽メ ディアについての研究レポートを提出。 参考文献 授業内で紹介する。 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回の感想レポートの充実度を基準に判断す る。 レポート % 期末に提出するレポート内容の正確さと取り 組みへの意欲を基準に判断する。 授業外における学習方法 次回授業までにテキストでその授業のテーマに関連する部分 を読んでおくこと。授業後は毎回感想レポートを提出するこ と。 テキスト 『ミュージックメディア入門』 (音楽電子事業協会) 科目名 声楽演奏研究 (The Study of Vocal Playing) 担当者 単位数 松尾 宗人、持松 単位 朋世 授業の到達目標及びテーマ 正しい音程やリズムを意識して歌唱することを基礎とし、美しい声を出すための身体の使い方や呼吸法、発声法などを演習を通 して学ぶことを目的とする。正確な音程の認識は、歌唱やアンサンブルの安定感や充実感へ連動し、完成度が高い演奏力に繋が る。また教員免許取得予定者のために日本の伝統音楽についても学ぶ。 授業の概要 授業の ∼ 回 (松尾担当) はヴォイストレーニングを中心に、呼吸の仕方や発声法、言葉の発音の仕方などを学び、ポピュラー 音楽のための歌唱法を演習する。 ∼ 回(持松担当)は初歩的なソルフェージュの教則本を用い、正しい音程やリズム感を養 い、クラシック音楽の声楽作品へと展開させる。唱歌やイタリア歌曲なども演習する。また日本の伝統音楽についても鑑賞や歌 唱を通して触れる。 「ヴォイストレーニング」 「ソルフェージュ」 「日本歌曲・唱歌・イタリア歌曲」 〈アクティブ・ラーニング〉 録音による課題の発見と気づきをディスカッションにて行う。 授業計画 〈前期〉 .複式発声、滑舌、リズムトレーニングの基礎 .基本練習及び、課題曲の発表とディスカッション .基本練習及び、課題曲の練習(主旋律) .基本練習及び、課題曲の練習(ハーモニー) .基本練習及び、課題曲の練習(主旋律とハーモニー) .歌唱を録音し聴くことで、自己を客観視し、新たな課題を見出す .歌唱を録音し、前半の授業の総括を行う .簡易なソルフェージュの本を用い、音程やリズムを学ぶ(音程中心) .簡易なソルフェージュの本を用い、音程やリズムを学ぶ(リズム中心) .日本の伝統音楽を鑑賞し、歌唱法、旋法などを学ぶ .唱歌や日本歌曲を課題に歌唱演習する .初歩的なイタリア歌曲を課題に歌唱演習する(母音唱法中心) .初歩的なイタリア歌曲を課題に歌唱演習する(言葉中心) .初歩的なイタリア歌曲を課題に歌唱演習する(曲想中心) .試験のための課題曲の個人レッスン 松尾 松尾 松尾 松尾 松尾 松尾 松尾 持松 持松 持松 持松 持松 持松 持松 持松 試験・課題等の内容 ・音程とリズムが正しく歌えるか、ソルフェージュの教則本 を用いて実技試験を行う。 ・課題として与えた歌曲の実技試験を行う。 参考文献 授業内で提示 評価方法及び基準 実技試験(歌曲) 授業外における学習方法 ソルフェージュの教則本を用いて、次週の授業の予習を行い、 授業時の歌唱の準備を行うこと。歌曲の演習の場合も同様で ある。 % 読譜の正しさや表現力を基準に評価 します 実技試験(ソルフェージュ) % 音程やリズムの把握を基 準に評価します 取組状況 % 授業への取り組みの積極性に対して評価しま す テキスト ・コールユーブンゲンなど ・イタリア歌曲集など 科目名 ピアノ演奏研究 (The Study of Piano Play) 担当者 単位数 太田 昭子 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽基礎理論の理解を鍵盤上にも展開できるようにし、演奏するにあたってその土台となる基本的な奏法、分析方法を身につけ、 様々なレパートリーに対応できる力をつける。 授業の概要 下記の授業計画のもと、ピアノ作品を通して楽譜の読み方、基本的奏法、練習の方法を学ぶ。 授業計画 〈後期〉 .導入 .音階奏法 .読譜の方法 .古典派の作品の特徴について .古典派の小品作品の分析・練習方法 .連弾作品について理解する .ロマン派以降の作品について理解する .ロマン派以降の作品の分析・練習方法 .連弾作品の取り組み(課題曲を決める) .連弾作品の練習方法 .自由曲に取り組む⑴ .自由曲に取り組む⑵ .連弾作品のアンサンブル実施 .連弾作品の発表 .まとめ 試験・課題等の内容 音階奏、自由曲、>連弾曲を演奏する実技試験 評価方法 取り組み状況 % 実技試験 % テキスト 授業内で提示 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 ポピュラー音楽研究Ia (Popular MusicIa (Song Writing) ) 担当者 単位数 田中 俊廣、安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ 過去のさまざまなヒット曲の詞や曲などに触れることを通して、詞や曲を創作し、歌を作ることができようになることを目指す。 授業の概要 歌詞が先にある場合、旋律が先にある場合、それぞれに適した創作の方法を学ぶ。教員が随時アドバイスを行いながら、学生同 士で批評し合い、より良いものを作るとはどういうことかを研究する。 〈アクティブ・ラーニング〉 提出された作品の推敲を学生・教員と共に行う 授業計画 〈前期〉 .詩と詞 .旋律の成り立ち⑴ .旋律の成り立ち⑵ .簡単な定型詩の創作⑴ .簡単な定型詩の創作⑵ .詞に旋律をつける⑴ .詞に旋律をつける⑴ .詞と旋律の関わり .旋律と和音 .旋律に詞を付ける .自由詩の作り方 .作品の仕上げ⑴ .作品の仕上げ⑵ .作品発表 .まとめ 田中 安川 安川 田中 田中 安川 安川 田中 安川 田中 田中 田中・安川 田中・安川 田中・安川 田中・安川 試験・課題等の内容 作品提出 テキスト 随時配布する 評価方法 取組状況 提出課題 参考文献 『作曲本』野口義修 『作詞本』遠藤幸三 % % 作品への取組、出席状況 授業内で作成した作品(詞・曲をまとめて 提出する。 授業外における学習方法 授業の進捗に合わせて創作課題(詞・曲、またはその両方) を課す 科目名 ポピュラー音楽研究Ⅰb(ポピュラーヴォーカル) (POP Vocal Laboratry) 担当者 単位数 松尾 宗人 単位 授業の到達目標及びテーマ .腹式呼吸および正確かつグルーヴィーなリズムの乗り方を習得することを目的とする .課題曲を耳コピーすることで聴感を鍛え、より実感的技術を習得することを目的とする .様々なヴォーカルスタイルを知ることを目的とする 授業の概要 .CD や Youtube を使用して、様々なシンガーのスタイルを鑑賞しディスカッション .発声やリズムの基礎練習 .PA を使用したステージヴォーカルの実践 .歌唱を録音し、繰り返し聞くことで自己を客観的に捉える 授業計画 〈後期〉 .課題曲発表とディスカッション .発声、滑舌およびリズムの乗り方の基礎練習 .基礎練習と課題曲練習 .基本および声の使い方(アクセント) 、課題曲 .基本および声の使い方(抑揚) 、課題曲 .基本および声の使い方(ビブラート) 、課題曲 .基本およびマイクテクニック、課題曲 .基本および声の使い方(ブレス) 、課題曲 .基本および声の使い方(アクセント) 、課題曲 .基本および声の使い方(抑揚) 、課題曲 .基本および声の使い方(ビブラート) 、課題曲 .基本および声の使い方(ブレス) 、課題曲 .基本およびマイクテクニック、課題曲 .課題曲の仕上げ⑴ .課題曲の仕上げ⑵ 試験・課題等の内容 課題曲の実技および採譜 参考文献 適宜配布 評価方法及び基準 取組状況 % 授業への取り組み状況 試験、課題提出 % 実技および採譜した楽譜 授業外における学習方法 随時、基礎および課題の反復練習 テキスト 適宜配布 科目名 ソルフェージュⅠa・Ⅰb、Ⅱa・Ⅱb、Ⅲa・Ⅲb、Ⅳa・Ⅳb(Aクラス) 担当者 (Solfege Ⅰa・Ⅰb、Ⅱa・Ⅱb、Ⅲa・Ⅲb、Ⅳa・Ⅳb(Class A)) 単位数 吉田 峰明 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽的基礎力の向上をテーマとする。学習者がこれからの活動に十分耐えうる能力の獲得を目標とする。特にこのクラスではや や高度な課題に十分取り組める力を獲得していく。 授業の概要 聴音・視唱・リズム打ちその他による基礎的訓練の反復を中心としつつ、音楽の各要素を意識した学習を行う。さらに新曲・所 見についてのコツをつかむとともに、応用的な能力を養う。 「基礎能力」 「反復訓練」 授業計画 〈前期〉 .イントネーションを意識する .リズムを意識する .テンポ感を意識する .新曲・初見のコツ⑴ やや易しめの課題 .応用的なソルフェージュ⑴ メロディー面から .音色を意識する .音色の組み合わせを意識する .音色の変化を意識する .新曲・初見のコツ⑵ 中程度の課題 .応用的なソルフェージュ⑵ ハーモニー面から .ピアノ譜から音楽を読み取る .ヴォーカル譜から音楽を読み取る .スコアから音楽を読み取る .新曲・初見のコツ⑶ より高度な課題 .応用的なソルフェージュ⑶ リズム面から 〈後期〉 .イントネーションを意識する∼より複雑な状態について .リズムを意識する∼より複雑な状態について .テンポ感を意識する∼より複雑な状態について .新曲・初見のコツ⑴ポピュラーな曲 .応用的なソルフェージュ⑴ビートリズム .音色を意識する∼より複雑な状態について .音色の組み合わせを意識する∼より複雑な状態について .音色の変化を意識する∼より複雑な状態について .新曲・初見のコツ⑵調性のあやふやな曲 .応用的なソルフェージュ⑵ハーモニーリズム .ピアノ譜から音楽を読み取る∼より複雑な状態について .ヴォーカル譜から音楽を読み取る∼より複雑な状態につ いて .スコアから音楽を読み取る∼より複雑な状態について .新曲・初見のコツ⑶実験的な曲 .応用的なソルフェージュ⑶まとめ 試験・課題等の内容 期末試験(内容は授業中に指示) 。 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回授業への積極性を基準に判断する。 試験成績 % 期末試験成績を基準に判断する。 参考文献 授業内で紹介する。 テキスト 未定 授業外における学習方法 毎回扱った課題を用いて、歌う、弾く、などの練習を通して、 次回までに完全把握を図っておくこと。 科目名 ソルフェージュⅠ a・Ⅱ a・Ⅲ a・Ⅳ a (Solfege Ⅰa・Ⅱa・Ⅲa・Ⅳb) 担当者 単位数 井谷 俊二 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ すべての音楽活動の基本となる音楽基礎能力の向上を図る。 授業の概要 音楽活動の基部としての「歌う」 、 「聴く」 、 「演奏する(弾く) 」の つの活動について、それらの相互の円滑化と合一を図る。 恒常的に必要な 「 (自分のために) 歌う」 「聴く」 ことの訓練を通して、専門性の枠を超えて、音楽活動に関わるものすべてにとっ て必要な「演奏する」行為へと発展させる。 具体的には、ミュンヘン音楽学校作成の 「コール・ユーブンゲン」 の汎用性とその価値について、声楽的、理論的、殊に Melodik (旋律学)的な視点から学ぶほか、随時複数のテキストから順次選択し、継続性と連続性を据えて音楽基礎能力の向上を図る。 「音楽活動の基部」 「音楽基礎能力」 授業計画 〈前期〉 . 「音楽活動の基本行為」としての「歌う」ことの提示。 ∼コールユーブンゲンの価値を見直そう。聴音実習⑴ . 「歌う」ことは「聴くこと」∼コールユーブンゲン。 聴音実習!∼カデンツを理解して。 . 「歌う」こと「聴く」こと、そのうえで「弾く」こと。 聴音実習"∼二声聴音。 . 「Melodik (旋律学) 」 入門∼コールユーブンゲンを通して。 聴音実習#∼非和声音の作用、二声聴音。 .新曲視唱∼楽曲の構成を素早く認識する(楽式論入門) 。 聴音実習$∼シンコペーションの効果。 .新曲視唱∼楽曲構成と和声。聴音実習%∼理論的観点か らも聴き取る。和声聴音初級。 .楽式を踏まえた暗譜練習∼コールユーブンゲンを通して。 「弾き歌い」⑴∼楽曲の構成を素早く認識する。 .各音程の練習∼ 度と ∼コールユーブンゲンを通して。 「弾き歌い」!、新曲視唱∼楽曲の構成を素早く認識す る。 .各音程の練習∼ 度と 度。楽式と暗譜∼コールユーブ ンゲン通して。聴音実習⑺∼様々な派生音、変化音。 .各音程の練習∼ 度と 度。ソラミゼーション∼ハンガ リーのソルフェージュ⑴ .和声聴音∼三和音(ト音譜表) 。ソラミゼーション∼ハ ンガリーのソルフェージュ!。 .和声聴音∼三和音と四和音(ト音譜表、ヘ音譜表) 。単 リズムとうた⑴ .和声聴音∼四声体(大譜表) 。単リズムとうた!「変拍 子」 。小テスト(弾き歌い新曲) 。 .まとめ∼楽式論、 「Melodik」 、各聴音課題。 .試験のための準備 試験・課題等の内容 各期末試験(内容は授業中に指示) 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回授業への積極性を基準に判断する。 試験成績 % 期末試験成績を基準に判断する。 テキスト 全訳「コール・ユーブンゲン」 (大阪開成館ほか) 〈後期〉 . 「音楽活動の基本行為」としての「歌う」ことの提示。 ∼コールユーブンゲンの価値を見直そう。聴音実習⑴ . 「歌う」ことは「聴くこと」∼コールユーブンゲン。 聴音実習!∼カデンツを理解して。 . 「歌う」こと「聴く」こと、そのうえで「弾く」こと。 聴音実習"∼二声聴音。 . 「Melodik (旋律学) 」 入門∼コールユーブンゲンを通して。 聴音実習#∼非和声音の作用、二声聴音。 .新曲視唱∼楽曲の構成を素早く認識する(楽式論入門) 。 聴音実習$∼シンコペーションの効果。 .新曲視唱∼楽曲構成と和声。聴音実習%∼理論的観点か らも聴き取る。和声聴音初級。 .楽式を踏まえた暗譜練習∼コールユーブンゲンを通して。 「弾き歌い」⑴∼楽曲の構成を素早く認識する。 .各音程の練習∼ 度と ∼コールユーブンゲンを通して。 「弾き歌い」!、新曲視唱∼楽曲の構成を素早く認識す る。 .各音程の練習∼ 度と 度。楽式と暗譜∼コールユーブ ンゲン通して。聴音実習&∼様々な派生音、変化音。 .各音程の練習∼ 度と 度。ソラミゼーション∼ハンガ リーのソルフェージュ⑴ .和声聴音∼三和音(ト音譜表) 。ソラミゼーション∼ハ ンガリーのソルフェージュ!。 .和声聴音∼三和音と四和音(ト音譜表、ヘ音譜表) 。単 リズムとうた⑴ .和声聴音∼四声体(大譜表) 。単リズムとうた!「変拍 子」 。小テスト(弾き歌い新曲) 。 .まとめ∼楽式論、 「Melodik」 、各聴音課題。 .試験のための準備 参考文献 「はじめてのソルフェージュ」 リズム編〔応用〕吉川和 夫 他著(全音楽譜出版社) 、 「はじめてのソルフェージュ」 音程・視唱編 吉川和夫 他著(全音楽譜出版社) 、 「新 しいソルフェージュ指導書」D・ラースロー著(全音楽譜出 版社)ほか 授業外における学習方法 与えられたテキストの予習、および授業で行った聴音問題等 の課題を楽器(ピアノ)を使って「弾く」 「歌う」などの復 習を行うことによって、聴くこと、そして理解することの学 習とその徹底を図る。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 ソルフェージュⅠb・Ⅱb・Ⅲb・Ⅳb (Solfege Ⅰb・Ⅱb・Ⅲb・Ⅳb) 担当者 単位数 井谷 俊二 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ すべての音楽活動の基本となる音楽基礎能力の向上を図る。 授業の概要 音楽活動の基部としての「歌う」 、 「聴く」 、 「演奏する(弾く) 」の つの活動について、それらの相互の円滑化と合一を図る。 恒常的に必要な「 (自分のために)歌う」 「聴く」ことの訓練を通して、専門性の枠を超えて、音楽活動に関わるものすべてにとっ て必要な「演奏する」行為へと発展させる。 特にこの過程では、音楽を身体で受け止め、それに共振しながら音の所在を確認するソルフェージュの基本を学ぶため、ダルク ローズの提唱したリトミック理論から出発し、音を受けとめ、書き留める作業への転換とその展開方法について実践的に学んで いく。 「音楽活動の基部」 「音楽基礎能力」 授業計画 〈後期〉 . 「音楽活動の基本行為」として、音に合わせて身体を動かす。その )音の動きを身体で表現する。 . 「音楽活動の基本行為」として、音に合わせて身体を動かす。その )マーチング .身体の動きと「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。その .身体の動きと「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。その . 「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。聴音 その . 「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。聴音 その . 「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。聴音+コールユーブンゲン その ) . 「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。聴音+コールユーブンゲン その ) . 「歌う」ことそして「聴く」こと。そのうえで「弾く」こと。聴音+コールユーブンゲン その ) . 「歌う」ことそして「聴く」こと。 )各音程の練習。聴音+コールユーブンゲン その ) . 「歌う」ことそして「聴く」こと。 )各音程の練習。聴音+コールユーブンゲン その ) .和声聴音∼三和音と四和音(ト音譜表、ヘ音譜表) 。単リズムとうた( ) . 「歌う」ことそして「聴く」こと。 )和音。聴音+コールユーブンゲン その ) .まとめ∼楽式論、 「Melodik」 、各聴音課題。 .試験のための準備 試験・課題等の内容 各期末試験(内容は授業中に指示) 評価方法 取組状況 試験成績 % % 毎回授業への積極性を基準に判断する。 期末試験成績を基準に判断する。 テキスト 全訳「コール・ユーブンゲン」 (大阪開成館ほか) 参考文献 「はじめてのソルフェージュ」 リズム編〔応用〕吉川和 夫 他著(全音楽譜出版社) 、 「はじめてのソルフェージュ」 音程・視唱編 吉川和夫 他著(全音楽譜出版社) 、 「新 しいソルフェージュ指導書」D・ラースロー著(全音楽譜出 版社)子供のためのソルフェージュ(子供のための音楽教室 編 音楽の友社) 中学校、高等学校音楽教科書より抜粋、 「は じめてのソルフェージュ」 リズム編〔基礎〕吉川和夫 他著(全音楽譜出版社)ほか 授業外における学習方法 与えられたテキストの予習、および授業で行った聴音問題等 の課題を楽器(ピアノ)を使って「弾く」 「歌う」などの復 習を行うことによって、聴くこと、そして理解することの学 習とその徹底を図る。 科目名 ソルフェージュⅠa∼Ⅳb (Solfege Ⅰa∼Ⅳb) 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽を学ぶためのすべての基礎となる音程、リズム、音楽表現にいたる重要な音楽的要素について学ぶ 授業の概要 正確な音程を歌う事、またそれらを聴き取り楽譜に書くことを中心に講義を展開していく。歌う事については声楽的な歌唱法で はなく、正しい音程、正しいリズムで歌う事を徹底し、次にそれらを楽譜に書くことを学んでいく。正しく楽譜を作成すること については楽典の基礎知識を学びながら、単純な記譜法からより複雑な記譜法へと発展していく 授業計画 〈前期〉 .ソルフェージュとは(これから学ぶこと) .簡単な旋律聴音と視唱①(単純な音程 臨時記号なし) .簡単な旋律聴音と視唱②(単純な音程 臨時記号なし) .簡単な旋律聴音と視唱③(単純な音程 臨時記号なし) .簡単な旋律聴音と視唱④(単純な音程 臨時記号なし) .簡単な旋律聴音と視唱⑤(やや複雑な音程 臨時記号を 含む) .簡単な旋律聴音と視唱⑥(やや複雑な音程 臨時記号を 含む) .簡単な旋律聴音と視唱⑦(リズムの感覚を養う①) .簡単な旋律聴音と視唱⑧(リズムの感覚を養う②) .簡単な旋律聴音と視唱⑨(リズムの感覚を養う③) .簡単な旋律聴音と視唱⑩(リズムの感覚を養う④) .総合的な聴音と視唱(やや複雑な音程とリズム①) .総合的な聴音と視唱(やや複雑な音程とリズム②) .総合的な聴音と視唱(やや複雑な音程とリズム③) .総合的な聴音と視唱(やや複雑な音程とリズム④) 〈後期〉 .和音を聞く(後期で学ぶこと) . 声による和音①( 和音の聴き取り 基本位置) . 声による和音②( 和音の聴き取り 基本位置) . 声による和音③( 和音の聴き取り 転回位置) . 声による和音④( 和音の聴き取り 転回位置) . 声による和音⑤( 和音の聴き取り 基本、 転回位置) . 声による和音⑥( 和音の聴き取り 基本、 転回位置) . 声による和音⑦( 和音の聴き取り 基本、 転回位置) . 声による和音⑦(Sop. Alt, Bass 大譜表による) . 声による和音⑧(Sop. Alt, Bass 大譜表による) .旋律聴音と和音聴音①(前期の復習も含めて) .旋律聴音と和音聴音②(前期の復習も含めて) .旋律聴音と和音聴音③(前期の復習も含めて) .旋律聴音と和音聴音④(総括的な問題) .旋律聴音と和音聴音⑤(総括的な問題) 試験・課題等の内容 新曲視唱、聴音 参考文献 授業内で紹介する。 評価方法及び基準 試験 % 取り組み状況 % 授業に対する積極性、次週ま でに与えられる課題などへの取り組みなどを評価する 授業外における学習方法 講義中に出題された課題を正しく歌ったり、演奏したりでき るようにしておく テキスト 随時配布する。 科目名 ソルフェージュⅠ a・Ⅰ b、Ⅱ a・Ⅱ b、Ⅲ a・Ⅲ b、Ⅳ a・Ⅳ b (Solfege Ⅰ a・Ⅰ b、 Ⅱ a・Ⅱ b、 Ⅲ a・Ⅲ b、 Ⅳ a・Ⅳ b) 担当者 単位数 安川 徹 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 基本的な音楽能力および知識を身を付けることを目指す。 授業の概要 長音階・短音階の理解と正確な音程を歌唱させる。簡単な調での聴音、視唱、リズム奏などを通して、楽譜と実際の音を紐づけ ることを目標とする。 〈アクティブ・ラーニング〉 課題の書き取り、歌唱、演奏等 授業計画 〈前期〉 .導入 .音階の歌唱、聴音、視聴(以後毎回) .ハ長調、 度音程まで、 拍子 .ハ長調、 度音程まで、 拍子 .イ短調、 度音程まで、 拍子 .導音を含むイ短調、 度音程まで、 拍子 .イ短調、 度音程まで、 拍子 .♭♯ つ、 度音程まで、 拍子 .♭♯ つ、 度音程まで、 拍子 .♭♯ つ、 度音程まで、 拍子 .♭♯ つ、 度音程まで、 拍子 .リズムについて(聴音、視奏) . 拍子 .♭♯ つまで .まとめ 〈後期〉 .前期の復習 .付点(聴音、視唱) . 連符(聴音、視唱) . 声の聴音と視唱! . 声の聴音と視唱" .♭♯ つまで . 度以上の音程を含む課題 .臨時記号を含む課題 .転調を含む課題 .和音の種類(長三和音、短三和音) .複雑なリズム .和音の種類(減三和音、増三和音) .さまざまな調 .和声聴音 .まとめ 試験・課題等の内容 新曲視唱、聴音 テキスト 随時配布する。 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内における課題の習熟度、出席状況 試験 % 聴音、新曲視唱 授業外における学習方法 学生それぞれの音楽活動においてこれらの能力は必須のもの となるので、さまざまなシーンでの活用により繰り返し実践 を行うこと 科目名 ソルフェージュⅠa・Ⅰb(Eクラス) (Solfege Ⅰa∼Ⅰb) 担当者 単位数 草場紀久子 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽基礎力を培う。学生のレベルに応じた課題を与え、反復練習により確実な基礎能力の獲得を目標とする。ソルフェージュⅠ bではソルフェージュⅠa(前期授業)に引き続き、ソルフェージュ基礎能力の向上を図る。 授業の概要 ソルフェージュⅠaでは聴音・視唱・リズム打ちその他による基礎的訓練の反復を中心とする。聴音、視唱、リズム打ちを中心 としながら、正しい記譜能力、音楽理論的な裏づけも認識、理解していく。ソルフェージュⅠbでは聴音・視唱・リズム打ちそ の他による基礎的訓練の反復を中心とする。聴音ではメロディー、ハーモニー、リズムに、視唱、リズム打ちでは様々な調性と 拍子で連符・休符等の変化を含んだ課題に取り組む。毎回のテーマは前期に即するが難易度を前期のものから、一段階進めて設 定する。 キーワード「聴く」 「読む」 〈アクティブ・ラーニング〉 授業中に頻繁に当て、質疑応答をしてポイントを確認したり、うたったり、ピアノを弾いたり、音名を読んだりする。 授業計画 〈前期〉 .導入 正しい記譜法、聴音の取り方の説明など .基礎訓練、幹音での音程練習⑴ 視唱・リズム打ち・聴音⑴ .基礎訓練、幹音での音程練習⑵ 視唱・リズム打ち・聴音⑵ .基礎訓練、短 度、長 度までの音程練習⑴ 視唱・リズム打ち・聴音⑶ .基礎訓練、短 度・長 度までの音程練習⑵ 視唱・リズム打ち・聴音⑷ .基礎訓練、増 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑸ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑹ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑺ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑻ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑼ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑽ .基礎訓練、 度までの音程練習 視唱・リズム打ち・聴音⑾ .基礎訓練、ハ長調の主要三和音 視唱・リズム打ち・聴音⑿ .基礎訓練、ハ長調の主要三和音の転回形 視唱・リズム打ち・聴音⒀ .前期のまとめ(半年間で習得したものの総合的確認) 〈後期〉 .基礎訓練=聴音(メロディー、リズム、ハーモニー)視 唱。リズム打ち いずれもハ長調の教材を取り上げる。 リズム打ちでは即興。 .基礎訓練、ハ長調 リズム打ち、模倣 .基礎訓練、イ短調 リズム打ち、 分の 拍子 分音符まで .基礎訓練、ハ長調 リズム打ち 分の 拍子 付点音符 .基礎訓練、イ短調 リズム打ち 分の 拍子 シンコペーション .基礎訓練、ハ長調 リズム打ち 分の 拍子 分音符まで .基礎訓練、イ短調 リズム打ち 分の 拍子 タイを含む .基礎訓練、ト長調 リズム打ち 分の 拍子 連符を含む .基礎訓練、ホ短調 リズム打ち 分の 拍子 ハ長調の副三和音 .基礎訓練、ヘ長調 リズム打ち 分の 拍子 ハ長調の副三和音の転回形 .基礎訓練、ニ短調 リズム打ち 分の 拍子 ハ長調の属七の和音 .基礎訓練、変ロ長調 リズム打ち 分の 拍子 カデンツァ⑴ .基礎訓練、ト短調 リズム打ち 分の 拍子 ト長調の和音 .基礎訓練、ニ長調 リズム打ち 分の 拍子 ヘ長調の和音 .基礎訓練、ロ短調 リズム打ち 即興 カデンツァ⑵ 試験・課題等の内容 新曲視唱 試験 聴音 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回授業への積極性を基準に判断する。 試験成績 % 期末試験成績を基準に判断する。 参考文献 『コールユーブンゲン』 『やさしい旋律聴音Ⅰ』 (嵐野英彦著、 レッスンの友社) 、 『ハーモニー聴音』 (柴田南雄著、音楽之 友社) その他 年度初めのガイダン ス 時(Ⅰbは 前 期 末 試 験 に よ にクラス分けを行う。 各自に配当されたクラスの科目コー り) ドで履修登録すること。 テキスト 毎回プリントを配布 授業外における学習方法 毎回配布のプリント課題の復習 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 合唱Ia・Ib (ChorusIa・Ib) 担当者 単位数 森岡 千浦 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 発声法や呼吸法を学ぶことで、より美しく豊かな声での歌唱ができるようになる。 また、少人数でのアンサンブル歌唱により、互いの声を聴き合い感じ合い、ハーモニー力を身に着けることができるようになる。 授業の概要 合唱を通してさまざまな言語や時代の音楽に触れながら、音楽表現の幅を広げる。 「合唱」 「声楽アンサンブル」 「演奏発表」 授業計画 〈前期〉 .発声法(脱力した状態での声作り) .発声法(腹式呼吸の理解) .音感訓練(ハンドサインを用いて) .ハーモニー作り(カノンやパートナーソングを用いて) .響き作り(ハミングや母音歌唱) .Ave Maria の音取り・階名唱 .Ave Maria の歌詞の読み方・発音と内容の理解 .Ave Maria の歌詞唱 .日本歌曲の音取り・階名唱 .日本歌曲の歌詞の内容の理解 .日本歌曲の歌詞唱 .アカペラ曲の音取り(現代邦人合唱作品を用いて) .アカペラ曲の歌唱(現代邦人合唱作品を用いて) .少人数でのアンサンブル練習(カデンツを用いて) .少人数でのアンサンブル発表(カデンツを用いて) 〈後期〉 .発声法(高音歌唱の強化) .呼吸法(息を流す訓練) .リズム感訓練(ボディパーカッションを用いて) .Ave verum corpus の音取り・階名唱 .Ave verum corpus の歌詞の読み方と母音唱 .Ave verum corpus の歌詞唱 .現代の邦人合唱曲(ピアノ付)の音取り・歌詞唱 .現代の邦人合唱曲(ピアノ付)の内容理解 .Hallelujah の音取り・階名唱でのパート練習 .Hallelujah の歌詞の読みと内容理解 .Hallelujah の歌詞唱・仕上げ .クリスマス曲の讃美歌の音取り .グループ練習(クリスマス曲) .グループ発表(クリスマス曲) .グループ発表(クリスマス曲) ・まとめ 試験・課題等の内容 少人数アンサンブルでの演奏 テキスト 未定 評価方法及び基準 授業への取組状況 % 演奏への取り組みへの積極性に対し て評価します アンサンブル発表 % 演奏発表における成果の充実度を総 合的に評価します 参考文献 授業内で提示 科目名 音楽理論基礎 (Basic Music Theory) 授業外における学習方法 次回練習曲の音取りをし、歌詞を読んでおくこと。 担当者 単位数 草場紀久子 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽を学んでいく時に必要な、楽典の基礎知識を理解する。 これから 年間、音楽学科で学ぶ、すべての授業内容の根幹を成す、基本的な事柄を整理して、理解することを目指す。 授業の概要 楽典のテキストに添って、各項目を説明し、ドリル的に問題に当たりながら、その理解を深めていく。 キーワード「問題」 「ドリル」 〈アクティブ・ラーニング〉 授業中、ドリル問題をグループに分かれて取り組み、解くプロセスを質疑応答する。 授業計画 〈前期〉 .楽典を始めるにあたって .音符の符価 .長短音程 .増減音程 .和音の種類 .和音の転回 .長調 .短調 .拍子・リズム .楽式 .楽語①表情記号 .楽語②速度、ダイナミクス記号 .演習問題① . ∼ . .演習問題② . ∼ . .まとめ 試験・課題等の内容 授業であたった項目すべて。 テキストの内容すべて 参考文献 特になし 評価方法及び基準 取組状況 % 学期途中で小テストをする。入学時に理論学 力判定の試験を行っているので、そのときか らの学習の成果を見る。 試験 % 授業外における学習方法 毎回、テキスト内の演習問題、巻末の問題から範囲を指定し て宿題を課す。 テキスト 『楽典−理論と実習』石桁真礼生 他共著 音楽之友社 科目名 音楽理論基礎 (Basic Music Theory) 担当者 単位数 小國 雅香 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽学部で学ぶ全ての授業内容の基盤となる基礎的な知識を学ぶ。 特にはポピュラー音楽(Pops ポップス、Rock ロック、Jazz ジャズ、Bossanova ボサノバ等)の基礎知識を学び、様々な音楽のジャ ンルに対応出来る、応用力を身に付ける。 授業の概要 テキストに添って進めながら実際に※楽器を用いて、より理解を深めていく。 (※メロディー楽器なら何でも OK) 授業計画 〈前期〉 .導入ジャンルの枠を越え、様々な音楽に対応出来るために必要な基礎知識 .音の名称、調(Key)調号、速度記号、楽語 .リズム① Beet、 Beet、 Beet 等 .リズム② 実際に曲を用いての演習 .スケール① Major Scale、Minor Scale .スケール② その他の scale .音程 .コード(和音)① Chord( 和音) .コード(和音)② Notes Chord( 和音) .コード(和音)③ Notes Chord( 和音)及び分数コード .コード(和音)④ まとめ+Tension(Sensitive Tone) .演習① 実際に曲を用いての演習及び楽譜の書き方 . ② 〃 . ③ 〃 .まとめ 試験・課題等の内容 授業内容、テキスト内容すべて。 評価方法及び基準 取組状況 %、試験 課題 % % 参考文献 ジャズスタンダードバイブル 、 より 編・著/納浩一 発行/リットーミュージック 授業外における学習方法 テキスト内の exercise の他、参考文献から宿題を課す。 テキスト ジャズセオリーワークショップ (Jazz 理論講座初級編) 著者/小山大宣 発行/武蔵野音楽学院出版部 科目名 音楽理論Ⅰa・Ⅰb (Music Theory Ⅰa・Ⅰb) 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽理論Ⅰaでは音楽の基礎知識を習得することを目的とする。楽典や基本的な音楽知識の習熟度を確認しながら、実技講義、 理論講義などの理解のために不可欠な和声学(ハーモニー)に関する基礎知識を学ぶ。音楽理論Ⅰbでは和声学の基礎学習の第 段階としての知識、技術を習得する。特にここでは低音に対する知識の基礎を学んでいく。音楽理論Ⅰaで学んだ和音の配置、 連結に関する知識、実習を通して学んだ知識、技術を整理していく。 授業の概要 この講義では和声学を学ぶための前段階としての基礎知識の学習から始め、テキストを使っての和声学初歩の講義を展開してい く。理論の講義をすると同時にテキストにある課題を実施、その添削を教員が行い、新たなレベルへ進んでいく。音楽理論Ⅰb では和声の基本位置の配置と展開された和音の配置に関する基本的な法則を学ぶ。音楽理論Ⅰaで学んだ基本位置配置を含めて 混合問題で既に学んだ知識、技術を整理しながら講義を展開していく。 授業計画 〈前期〉 .基礎音楽理論Ⅰ 音名 .基礎音楽理論Ⅱ 近親調、遠隔調について .基礎音楽理論Ⅲ 音程について .基礎音楽理論Ⅳ 音階について .基礎音楽理論Ⅴ 和音について .基礎音楽理論Ⅵ 和声学概要その歴史について .和声学 基本位置 和音の配置の基礎(理論学習) .和声学 基本位置 和音の配置の実習と添削 .和声学 基本位置 和音の連結の基礎(理論学習) .和声学 基本位置 和音の連結の実習と添削 .和声学 和音設定の原理( 種の和音機能) .和声学 和音設定の原理(カデンツについて) .和声学基本位置 和音の連結実習(移調などの基礎知 識) .和声学基本位置 和音の連結実習(近親調内での実習) .和声学基本位置 和音の連結実習(遠隔調も含めたより 高度な課題) 試験・課題等の内容 和声学 バス課題 評価方法及び基準 取組状況 % 平常講義における課題への取組み、宿題など への取組み 出欠 試験 % 試験における指定内容に沿って解答している か 〈後期〉 .基本位置 和音の配置、連結に関する復習 .第 転回位置に関する基礎知識と配置 .第 転回位置の連結(共通音がある和音間での) .第 転回位置の連結(共通音がない和音間での) .基本位置を含めた第 転回位置との連結 .Ⅱの第 転回における特殊な配置について .和音指定をともなった課題の実習 .第 転回位置の配置と連結 .基本位置、第 転回と第 転回の連結 .第 転回位置を含むバス課題の実施法(第 転回の定 型) .Ⅴ の和音についての基礎知識 .Ⅴ の和音についての配置( 種類の基本位置、転回位 置配置の原則) .Ⅴ の和音についてのⅠ和音への連結(限定進行音につ いて) .Ⅴ の和音を含むバス課題の実施(上部構成音 b を使っ たもの) .Ⅴ の和音を含むバス課題の実施(定型による和音設定 その他) テキスト 『和声理論と実習Ⅰ』 (音楽之友社) 参考文献 特になし 授業外における学習方法 自宅学習のための課題を確実に解答できるようにする。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽理論Ⅰa・Ⅰb (Music TheoryIa・Ib) 担当者 単位数 安川 徹 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽の基礎的な知識と用語、コードネームや和声などを通して和音の機能や進行法など学習する。 コードネームの理解と実践、幹音だけを用いたの和声課題(パス課題・ソプラノ課題)の習得を目指す。 授業の概要 ドイツ語と英語の音楽用語を理解し、コードネームや和声法などの学習を下記授業計画に従って進めていく。 〈アクティブ・ラーニング〉 理解度に合わせて、理解した内容の解説を行わせる 授業計画 〈前期〉 .音楽用語(ドイツ語と英語) .コードネームの考え方 .三和音のコードネーム .テンションについて .変化音について .和音の機能 .和声法の大原則 .和音の配置 .ⅠおよびⅤの和音 .ⅠおよびⅤの和音の連結 .Ⅴの第 転回形と定型 .Ⅴの第 転回形と定型 .さまざまなⅤの和音の連結 .Ⅴ の基本形 .Ⅴ の基本形を使った連結 試験・課題等の内容 コードネームおよび和声課題の実施 楽曲、和声分析 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での習熟度やドリルの内容、出席状況 試験 % 期末試験 科目名 副科ピアノa・b (Non-major Practical Lessons a・b) 〈後期〉 .Ⅴ の第 転回形 .Ⅴ の第 転回形を使った課題の実施 .Ⅴ の第 転回形 .Ⅴ の第 転回形を使った課題の実施 .Ⅱの第 転回形を使った定型 .Ⅱの第 転回形を使った課題の実施 .パス課題の実施方法 .ソプラノ課題の実施方法 .さまざまな定型の復習 .パスおよびソプラノ課題の実施 .Ⅴ の第 転回形と定型 .Ⅴ の第 転回形を使った課題の実施 .Ⅳの基本形および第 転回形 .サブドミナント進行について .Ⅳの第 転回形と今までのまとめ テキスト 『学生のための和声の要点』伊藤謙一郎、柳田憲一 教員作成のドリル その他資料は随時配布する 授業外における学習方法 教員の作成したドリルを毎週実施し提出する 授業進度にあわせて教員が作成した課題を実施し提出する 担当者 単位数 各実技教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 子供のためのソルフェージュ(子供のための音楽教室 編 音楽の友社)中学校、高等学校音楽教科書より抜粋 「はじめてのソルフェージュ」 リズム編〔基礎〕吉川和夫 他著(全音楽譜出版社)ほか 授業の概要 個人授業で行い、それぞれの習熟度に応じて進める。 「奏法の基礎」 「読譜」 授業計画 〈前期〉 .導入その として、学生個々の課題の点検とその指導。 .導入その 学生個々の能力に即してピアノ奏法の基本 を学んでいく。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を学んでいく。 .基本練習その ピアノ演奏の基礎として、音階練習を 運指の基礎を踏まえて学ぶ .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめる。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .基本練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て提示する。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 副科ピアノa:自由曲、音階 副科ピアノb:練習曲、古典派のソナタ形式による楽曲(ソ ナチネも可) 、音階 評価方法及び基準 期末試験を到達度、表現意欲、完成度等の面から評価し、そ れを %の評価基準とする。 テキスト 各分野、各教員ごとに適宜配布。各分野、各教員ごとに適宜 配布。 〈後期〉 .導入その として、休暇中に課した課題の点検とその指 導 .導入その として、aで修めた諸事項の復習 .導入その 学生個々の課題に即して各分野の演奏の基 本と諸問題を学んでいく。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、音階練習 を運指の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめる。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .基本練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て提示する。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 科目名 副科声楽a・b (Non-major Voice Lessons a・b) 担当者 単位数 持松 朋世、永吉美恵子 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 声楽の基礎となる正しい身体の使い方や呼吸法と発声法を教則本(コンコーネ 番練習曲)を通じて学ぶとともに、声楽曲(イ タリア歌曲)を教材として演習し、歌唱力と表現力を育成する。さらに日本歌曲の歌唱法にも触れ、幅広く歌曲全般について理 解、把握することを目的とする。 授業の概要 個人授業形態(個人レッスン)で行い、前期は主に教則本(コンコーネ 番)を併用し、技法の習得を図る。後期は技法の習得 とともに、個々の習熟度に応じた声楽曲(イタリア歌曲・日本歌曲)を選曲し演習する。 「声楽」 「副科」 「個人レッスン」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、レッスンにおいてディスカッションを重ねる 授業計画 〈前期〉 .発声法と呼吸法、 正しい身体の使い方について (身体全体) .発声法と呼吸法、 正しい身体の使い方について (共鳴腔) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・レガート) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・フレージング) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・腹筋の意識) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・背筋の意識) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・共鳴腔の意識) .コンコーネ 番 No.∼ (母音唱法・身体の支えと共 鳴腔の意識) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(母音唱 法) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(言葉) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(曲想) .試験曲における表現へのアプローチ法について(選曲) .試験曲における表現へのアプローチ法について(分析) .前期のまとめ(コンコーネとイタリア歌曲) ・試験の振 返り・休暇中の課題の選曲 〈後期〉 .休暇中の課題演習(母音唱法) .休暇中の課題演習(言葉の確認) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(母音唱 法) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(言葉) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(曲想) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(分析) .コンコーネ 番 No. ∼ ・イタリア歌曲演習(伴奏合 わせ) .コンコーネ 番 No. ∼ ・日本歌曲の歌唱法について .コンコーネ 番 No. ∼ ・日本歌曲演習(言葉) .コンコーネ 番 No. ∼ ・日本歌曲演習(曲想) .コンコーネ 番 No. ∼ ・日本歌曲演習(分析) .コ ン コ ー ネ 番 No. ∼ ・日 本 歌 曲 演 習(伴 奏 合 わ せ) .試験曲における表現へのアプローチ法について(選曲) .試験曲における表現へのアプローチ法について(分析) .後期のまとめ(イタリア歌曲・日本歌曲について) ・試 験の振返り・休暇中の課題の選曲 試験・課題等の内容 ・前期:コンコーネ 番練習曲より任意の 曲(母音唱法) ・後期:任意のイタリア歌曲より 曲( 分以内) 参考文献 適宜配布する。 評価方法及び基準 授業への取組状況 授業外における学習方法 受講生は授業で学んだことを復習し、練習を重ねて次回の授 業に臨むこと。 実技試験 % % 課題への取り組みの積極性に対して 評価します 実技試験において、 試験での演奏を総合的 (音 程やリズム、楽曲分析、言葉、発声など)に 評価します テキスト ・コンコーネ 番練習曲 ・イタリア歌曲集 , , ・日本歌曲集 など 科目名 巻 ポピュラー作品研究 (Popular Works Studies) 担当者 単位数 安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ 海外のさまざまなジャンルの楽曲に触れることを通して、ポピュラー音楽の発展の歴史とこれからの展望を探る。 授業の概要 ルネッサンス以前の世俗歌曲から現代の作品まで、さまざまなジャンルのアーティストの音源を紹介しつつ、 時代の変化とポピュ ラー音楽がどう関わっているのかを研究する。 〈アクティブ・ラーニング〉 授業内で取り上げるアーティストについての授業内での調査および発表 授業計画 〈後期〉 .ポピュラー音楽とは .クラシック音楽における世俗歌謡 .ゴスペルからジャズ成立前夜 .ジャズの変遷! .ジャズの変遷" .ジャズの変遷# .ロックンロール .プログレッシブロック .クロスオーバー、フュージョン .ラテン音楽 .民族音楽からの影響 .劇伴からテレビドラマの音楽へ .映画音楽の世界! .映画音楽の世界⑵ .まとめ 試験・課題等の内容 レポート提出 テキスト 随時配布する 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での課題内容、出席状況 レポート % 授業内で取り上げた作品から複数作品を選ん でを詳しく調べること 授業外における学習方法 指定したアーティストについて調べ、その作品から 曲を選 び、調査する。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 吹奏楽Ⅰa・Ⅰb、Ⅱa・Ⅱb (Wind Orchestra Ⅰa・Ⅰb、Ⅱa・Ⅱb) 担当者 単位数 藤重 佳久、草場紀久子、三好 各 単位(半期) 直英 授業の到達目標及びテーマ 吹奏楽活動の基本となる管打楽器の演奏と合奏することの基本を学ぶ。 同時に、 吹奏楽指導法の視点と問題意識を持つ。 (Ⅰa・Ⅰb) 年目の履修者、楽器経験者、管楽器専攻生は、担当する楽器以外の楽器にも目を向け、吹奏楽指導の観点・視点を持って受講 し、社会に出て求められる、吹奏楽指導力を養う。 (Ⅱa・Ⅱb) 授業の概要 各管楽器の基礎訓練を行いながら楽器に慣れ(ⅠaⅠb) 、習得する(ⅡaⅡb) 。 (項目に関しては下記授業計画内に記載。 ) 吹奏楽の楽譜の読み方、合奏時の留意点等確認しながら、基礎教材、簡単な曲、吹奏楽作品を合奏する。その際、中学生、子供 たちに指導する折の手順、説明の仕方、等、現場の状況を示しながら説明する。 キーワード「指導」 「部活」 〈アクティブ・ラーニング〉 パート練習、セクション練習をする。Ⅱab履修者には指導法の模擬体験をする。 授業計画 〈前期〉 .ガイダンス、 楽器備品の説明、 パート分け及び編成、 音出し。 .楽器を吹こう ①B♭∼ オクターブ、 拍伸ばし、 姿勢 .合奏に向けて ①並び体型、 譜面台、 チューナー、 等確認 .楽器を吹こう ②半音で上行・下行、 呼吸筋、 チューリップの歌 .合奏に向けて ②コラール タンギング、 スラーについて .楽器を吹こう ③息の速さ、 圧力、 音高・音符の細分化との関係 .合奏に向けて ③チューニング、音のゆれ、姿勢、構え .楽器を吹こう ④半音階、B♭音階、スラー、テヌート、 マルカート、スタッカート .合奏に向けて ④コラール:声部、 カデンツ、 フレーズ、 リズム .打楽器について つ打ち、 つ打ち、フォーム、鍵盤 .楽器 を 吹 こ う ⑤ 半 音 階、Es:音 階、音 符 と 指 使 い、 音程取り歌う .楽曲の合奏 グリーンスリーブ 同じ形の引継ぎ .楽曲の合奏 グリーンスリーブス メロディー、オブリ ガート、伴奏 .楽曲の合奏 グリーンスリーブス ハーモニー、フレー ズ、音の方向 .まとめ 後期に向けて ∼ . の順番は前後することがある。 上記 . 〈後期〉 .ガイダンス、楽器備品の説明、前期履修内容の確認。音 出し。 .譜読み ①指使いを確認しながら 繰り返しと暗譜 .奏法の確認 ①発音、音の切り方、ユニゾンの美しさ。 .譜読み ②メロディライン、ベースライン、内声のバラ ンスをとる .奏法の確認 ②歌う、吹く、交互に。姿勢も大事。 .譜読み③平均律と純正調、ピッチの取り方 .奏法の確認 ③息をしっかり入れる、息のサポート .譜読み ④同じ音でリズム確認、歌いながら指使いの確 認 .奏法の確認 ④アーティキュレーションと息の関係 .譜読み ⑤音程、音色を作る、周りの音を聴く .奏法の確認⑤集中力。集団美とは? .楽曲の合奏 イメージを持って、抑揚のある表現 .楽曲の合奏 アゴーギグ= 部音符の表拍と裏拍 .楽曲の合奏 最高の音で。祈り、思いを込める .まとめ:吹奏楽を通して学ぶこと。ルールとマナー、思 いやり。 上記 . ∼ . の順番は前後することがある。 試験・課題等の内容 授業で取り組んだ教材、楽曲の演奏 公開の場での演奏発表の機会がある場合、必修とし、試験に 置き換えることがある。 評価方法及び基準 実技( %) 運指の習得、発音の安定性(楽器初心者) 授業で取り組んだ楽曲を安定して吹き通せるか。 (楽器経験者) レポート( %) 吹奏楽指導についての課題を出す。 取り組み状況( %) 集合、セッティング準備等率先して 行っている場合、積極的に取り組んでいるとみなし、評価に 加味する。学内外での演奏発表の場を設けた場合は、その参 加を必修とし、評価の対象とする。 参考文献 その他 前期後期と半期ずつの形になっているが、通年で履 修することが望ましい。 前期と後期では、必要に応じて一部担当楽器が変わることが あるが、原則、同一楽器を担当すること。担当楽器は編成に 応じて割り当てる。 テキスト 『JBC バンドスタディ』 、 回目の授業で担当 楽 器 が 決 ま っ たら、 そのパートブックを購入すること。 (YAMAHA、 ¥ 税抜き)グリーンスリーブス、ロマネスク、 ( 年度参考) 、 サウンドオブミュージック( 年度参考) 。楽曲楽譜は適 宜、配布する。 授業外における学習方法 大型楽器でない限り、楽器を所定の手続きを経て借用し、日 頃から練習すること。 科目名 アンサンブルⅠa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb(管弦打楽器専攻生グループ) (Ensemble majors Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb) 担当者 単位数 草場紀久子、三好 各 単位(半期) 直英、他実技担当教員 授業の到達目標及びテーマ 小規模な編成でのアンサンブルに親しむ。 (前期) 全体合奏及び小編成アンサンブルに取り組む(後期) 授業の概要 前期は ∼ 人程度のグループを編成する。 (木管アンサンブル、ホルン重奏、サクソフォン重奏、打楽器アンサンブル等、 ∼ グループの予定) オリジナルの楽曲の他、日本の歌やよく知られたポピュラーなメロディーを編曲したもの等に取り組みながら、アンサンブルの 基本的な技術を学んでいく。 後期は更に大きな編成の合奏にも対応できる力をつける。コラール、管弦楽作品からのアレンジ等に取り組む。 キーワード「聴く」 「読譜」 〈アクティブ・ラーニング〉 曲の構造、フレーズの方向性、和声、音程、ピッチ等について随時質疑応答する。 授業計画 〈前期〉 .アンサンブルへようこそーガイダンス .楽曲に取り組む―まずは合わせよう .楽曲に取り組む―テンポを決めよう .楽曲に取り組む―拍を合わせよう .楽曲に取り組む―フレーズの受け渡し .演奏しに行こう①ステージマナー .演奏しに行こう②本番の空間を体験 .これまでの見直しと確認① .楽曲を研究する―楽譜に書かれていること .楽曲を研究する―どんなスタイル?構成? .演奏を判断する―どんな風に聞こえてる? .演奏を判断する―どうすれば面白くなる? .発表に向けて仕上げよう① .発表に向けて仕上げよう② .アンサンブルを発表しよう 上記項目の順番は前後することがある 〈後期〉 .全体合奏へようこそ:前期小編成アンサンブルからの発展 .全体合奏へようこそ:コラールに挑戦 .楽曲に取り組む①(最初の / ) .楽曲に取り組む②(次の / ) .楽曲に取り組む③(最後の / ) .式典で歌唱伴奏の奏楽をする:準備 .式典で歌唱伴奏の奏楽をする:実践 .楽曲に取り組む④( 巡目前半) .楽曲に取り組む⑤( 巡目後半) .クリスマスコンサートで華やかに演奏しよう .全体合奏の留意点①合図・アインザッツ .全体合奏の留意点②ダイナミクス・テンポ .演奏会に向けて仕上げよう①弱点のチェック .演奏会に向けて仕上げよう②現地でのリハーサル .演奏会で演奏しよう:ブレーザーコンサート 上記項目の順番は前後することがある 試験・課題等の内容 取り組むグループごとの演奏発表を試験にかえる。授業で研 究したアンサンブル楽曲を学内学外で演奏し、これを試験と 見做すこともある。 (前期) 学内外での演奏機会、ブレーザーコンサートに向けての取り 組みと演奏を試験にかえる。 (後期) 参考文献 随時選択 評価方法及び基準 取組状況 % 日常の取組の状況とその成果 演奏 % 授業外における学習方法 グループメンバーで時間を取っての合奏練習。 テキスト グループごとに随時選択(前期) 校歌、創立記念日の歌、シェエラザード(後期: 年度参 考)R.シュトラウス: 管楽器のための組曲(後期: 年度参考) 科目名 アンサンブルⅠa,Ⅰb(パイプオルガン) (Ensemble Majors Ⅰa,Ⅰb(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ オルガンアンサンブルの基本は、礼拝での賛美歌奏楽である。賛美歌の様々の奏楽方法を学びながら、基本的なアンサンブル能 力を目指す。また、バロック時代のアンサンブルには欠かせない通奏低音奏法を 年間かけて習得する。そして実際に、他の器 楽や声楽と合わせることにより、通奏低音の実践を行う。 a)賛美歌の基本的奏法を習得する。 b)通奏低音の基本を身につける。 授業の概要 授業は、グループレッスンと個人レッスンを併用しながら進める。チャペルアワーや学外での演奏体験も視野にいれながら、様々 なアンサンブル体験を積むようにする。 「パイプオルガン」 「管楽器」 「アンサンブル」 「教会音楽」 「通奏低音」 「奏楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .礼拝・チャペルアワーの奏楽とは .賛美歌の手鍵盤のみの奏法 .賛美歌の足鍵盤付奏法 .賛美歌の前奏曲の即興 .賛美歌の奏楽方法(変奏等の仕方) .通奏低音の基礎と実践(数字の読み方) .通奏低音の基礎と実践(基本和音) .通奏低音の基礎と実践(第 転回形) .通奏低音の基礎と実践( の和音) .通奏低音の基礎と実践(掛留) .基礎的なアンサンブル体験(オルガンのみで) .基礎的なアンサンブル体験(歌曲) .通奏低音の基礎と実践(クリステンセン課題) .通奏低音の基礎と実践(器楽曲) .まとめ 〈後期〉 .賛美歌伴奏の発展(前期の復習) .賛美歌伴奏の発展(ビヂニウム) .賛美歌伴奏の発展(簡単な前奏の即興) .通奏低音の実践(ヘンデル・ソナタ) .通奏低音の実践(オルガン、管楽器別に授業) .通奏低音の実践(合わせの基本を身につける) .通奏低音の実践(バス声部を聴く練習) .通奏低音の実践(和声を聴く練習) .通奏低音の実践(フレーズを共につくりあげる) .通奏低音の実践(まとめ) . 台オルガンのアンサンブル(モーツァルト他) . 台オルガンのアンサンブル(ブレスの練習) . 台オルガンのアンサンブル(二人で合わせる) . 台オルガンのアンサンブル(まとめ) .様々なアンサンブルの発表 試験・課題等の内容 実技試験を行う。 a)オルガンまたは指定の楽器で讃美歌の演奏 b)アンサンブルの演奏 参考文献 『教会音楽ガイド』 (日本キリスト教団出版局) 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 授業外における学習方法 授業外での毎日の練習。 実技試験 % % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、技術の両面から総合的に評価す る。 テキスト 『讃美歌( 年版) 』 『讃美歌Ⅱ編』 (日本基督教団出版局) J.B.CHRISTENSEN 著『 Th Century Continuo Playing』 科目名 アンサンブルⅠa・Ⅱa・Ⅲa・Ⅳa・Ⅰb・Ⅱb・Ⅲb・Ⅳb 担当者 (Ensemble Ⅰa・Ⅱa・Ⅲa・Ⅳa・Ⅰb・Ⅱb・Ⅲb・Ⅳb) 単位数 松尾 宗人、安川 各 単位(半期) 徹 授業の到達目標及びテーマ .数多くの楽曲を習得することにより各々の演奏技術が上達することを目的とする。 .様々なタイプのアレンジ(編曲)法を学ぶことを目的とする。 .様々なライブステージやレコーディング体験を通し、より実践的で想像力に富んだ音楽体験を積むことを目的とする。 授業の概要 .課題を聴音してコピーすることから、オリジナル曲を作成しアレンジし演奏する .目標となるステージやレコーディングを想定した練習 授業計画 〈前期〉 .課題曲発表とディスカッション .課題曲練習基本編(正確さ①) .課題曲練習基本編(正確さ②) .課題曲練習基本編(リズム①) .課題曲練習基本編(リズム②) .課題曲練習応用編(リアレンジ①) .課題曲練習応用編(リアレンジ②) .課題曲練習応用編(リアレンジ③) .課題曲練習応用編(リアレンジ④) .課題曲練習応用編(リアレンジ⑤) .課題曲練習想定編(ライブ対応) .課題曲練習想定編(曲順決定) .課題曲練習想定編(MC 入り) .課題曲練習想定編(リハーサル①) .課題曲練習想定編(リハーサル②) 〈後期〉 .課題曲発表とディスカッション .課題曲練習基本編(正確さ①) .課題曲練習基本編(正確さ②) .課題曲練習基本編(リズム①) .課題曲練習基本編(リズム②) .課題曲練習応用編(リアレンジとアドリブ①) .課題曲練習応用編(リアレンジとアドリブ②) .課題曲練習応用編(リアレンジとアドリブ③) .課題曲練習応用編(リアレンジとアドリブ④) .課題曲練習応用編(リアレンジとアドリブ⑤) .課題曲練習想定編(ライブ対応) .課題曲練習想定編(曲順決定) .課題曲練習想定編(MC 入り) .課題曲練習想定編(リハーサル①) .課題曲練習想定編(リハーサル②) 試験・課題等の内容 実技 参考文献 適宜紹介 評価方法及び基準 取組状況 % 提出課題 % 授業外における学習方法 随時、基礎および課題の反復練習 テキスト 随時配布 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 コンピュータ研究Ia・Ib (Computer Studies Ia,Ib) 担当者 単位数 安川 徹 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽の現場におけるコンピュータの利用目的の理解とアプリケーションの習得 授業の概要 音楽現場でコンピュータを利用するさまざまな方法を学ぶ。 前期は浄書ソフト、後期はシーケンサソフトとレコーディングソフトを使用して、入力・作成したデータによるオリジナル CD を作成を目指す。 〈アクティブ・ラーニング〉 理解度に合わせて学生同士での教え合い 授業計画 〈前期〉 .音楽現場におけるコンピュータの利用法 .さまざまな音楽専用ソフトウェア .浄書の必要性 .浄書ソフトウェアとは .簡単な楽譜の試作 .さまざまなツール! .さまざまなツール" .さまざまなツール# .さまざまなツール$ .アーテュキレーション .歌詞の入力方法(日本語) .歌詞の入力方法(外国語) .移調譜の作り方 .パート譜の作成 .レイアウト、まとめ 試験・課題等の内容 作成したデータを提出 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内でのソフト習熟度、提出された共通課 題の内容、出席状況 提出課題 % 学生が選択した曲に基づく課題を提出 科目名 音楽療法概論 (General Studies in Music Terapy) 〈後期〉 .シーケンサソフトウェアの位置付け .ツールボックスの基本的な使用方法 .MIDI の基礎知識と音源の初期設定 .メロディの入力方法 .コードネームの入力方法 .編集方法あれこれ .自動アレンジ機能の使い方! .自動アレンジ機能の使い方" .リアルタイムレコーディング! .リアルタイムレコーディング" .ハードディスクレコーディング .デジタルレコーディングの基礎知識 .オーディオデータの作成 .CD 製作 .試聴会、まとめ テキスト 教員作成のマニュアル 課題は随時配布する 授業外における学習方法 授業内で指定した課題曲の作成、入力する課題の選定など 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽が、何故治療に用いられることが可能なのかについて理解できる。このため単なる自分自身の楽しみだけでなく、他者の心 身の健康のために音楽が果たす役割を伝えられるようになる。 授業の概要 授業計画にそって講義形式で行なう。DVD や可能な限り実践例での音源を用いて音楽療法の実際を紹介する。 〈アクティブ・ラーニング〉 班ごとの発表を行なう。後、相互に批評を行なう。 授業計画 〈前期〉 .音楽療法の定義 .音楽療法の主な理論(行動理論、人間学的理論) .音楽療法の主な理論(医学理論、精神分析理論) .適応領域(児童) .適応領域(成人) .適応領域(高齢者) .受動的音楽療法(GIM、RMT 等) .能動的音楽療法(FMT、ノードフ・ロビンズ、NMT、Basic Tone 等) .音楽療法技法(個人を対象) .音楽療法技法(集団を対象) .音楽療法に用いられる楽器 .音楽心理学 .音楽療法での即興演奏 .音楽療法での創作、編曲 .まとめ 試験・課題等の内容 講義の中で指摘した内容について記述を行なう。自身で作成 した講義ノートは、持参を許可する。各回で前回の講義につ いて、簡単な口頭試問を行なう。 評価方法及び基準 レポート % ・ ・ ・ ・ 講でレポートを提出。単 なるまとめだけでなく、まとめを基礎にして 自分の考えを発展させたものの記述を高く評 価する。 期末テスト % 講義中に詳しく説明した箇所を主な出題と する。記述を基本にするので、自分の考え をどのように表記したかが判定材料になり ます。 テキスト 古賀幹敏『基礎から学ぶ音楽療法』 授業外における学習方法 音楽に関する TV や新聞記事などに関心を持ち音楽と人との 関係を常に考える。 参考文献 松井紀和『音楽療法の手引き』牧野出版 村井靖児『音楽療法の基礎』音楽之友社 科目名 医学概論 (Introduction for Medical Science) 担当者 単位数 松本 逸郎 単位 授業の到達目標及びテーマ 人体の正常な働きを理解するため、基礎的な人体の構造と機能について学びます。音楽活動だけでなく、家族を造り、社会的活 動に踏み出す上でも人体の成り立ちと働きを理解することはとても重要です。また病気に遭遇したときに、リアルに病状を認識 出来ることは将来も役に立つ能力です。 授業の概要 つのテーマに分けて講義します。Ⅰ.ヒトが音楽を楽しむために必要な人体の装置(第 − 回) 。Ⅱ.ヒトが生きていくた めに必要な装置(第 − 回) 。Ⅲ.ヒトが遭遇する困難(ストレス)に立ち向かい、生き抜くための装置(第 − 回) 。Ⅳ. ヒトと繋がり、心豊かに生きる知恵としての音楽が脳に及ぼす効果(第 − 回)に分けて講義する。人体の構造と機能を音楽 に関連づけて、段階的に理解を深めながら進めたい。 「感覚器」 「筋肉」 「運動」 「声帯」 「構音」 「脳」 「心臓」 「呼吸」 「ストレス」 「音楽の効果」 授業計画 〈後期〉 .はじめに 音楽を楽しむための人体の装置は何が必要か?松本 .外部情報を得る装置:特殊感覚系Ⅰ「舌」 「目」 「皮膚」松本 .平衡情報を得る装置:内耳感覚Ⅰ「三半規管」 「前庭器官」松本 .音情報を得る装置:内耳感覚系Ⅱ「蝸牛」松本 .演奏するための装置:筋肉と神経「骨格筋」 「運動神経」松本 .声を出す装置:声帯の構造と構音「口腔、鼻腔、咽頭・喉頭、舌」松本 .感覚と筋運動の統合:大脳皮質「局在機能」松本 .酸素を取り込む装置:肺「気道、肺胞、呼吸運動」松本 .栄養を運ぶ装置:心臓と血管「心臓の自動性、血圧、赤血球」松本 .自律神経とストレス:交感神経、副交感神経「胃潰瘍、下痢・嘔吐」松本 .内分泌とストレス:ストレスホルモン「高血圧や血糖調節」松本 .免疫系とストレス:生体防衛軍「抗原・抗体、細胞性免疫」松本 .ストレスと心:心的障害「摂食障害、自律神経失調症」松本 .脳の高次機能:脳と言語:「脳波、光刺激、匂い効果」松本 .ストレスに対する音楽の効用「心身症、認知症」松本 試験・課題等の内容 数回の小テストと講義終了時の期末テスト。課題(本講座ス タート時に発表)によるレポート テキスト 講義と同じプリント(パワーポイントで作製されたスライド と同じもの) 評価方法及び基準 小テスト %( 点 回) 。当日の講義内容に沿って 簡単な質問( 題程度) 期末テスト % 本講座全体でふれた内容の筆記試験。 レポート %。音楽と人体機能に関する課題を本講座ス タートの早い段階で示した課題に沿って資料に 当たり、まとめてもらいます(字数制限無し) 。 参考文献 ナーシンググラフィカ(MC メディカ出版)地方位の構造と 機能 (¥ , ) 科目名 社会福祉論 (Social Welfare) 授業外における学習方法 レポートの課題に沿った内容の記載されている書籍を図書館 等で探してそれに沿って自己学習を行ってもらいます(進め 方が分からなければ適宜相談に乗ります) 。 担当者 単位数 徳永 幸子 単位 授業の到達目標及びテーマ 到達目標:社会福祉の構造・理念・制度の体系や歴史について基礎的なことを把握し、各分野における実施体制および相談援助 や権利擁護、社会福祉の動向や課題について理解する。 テーマ:社会福祉の意義 授業の概要 社会福祉は、すべての人が人として尊重され、人間らしい生活を営むことができることを目指している。この授業では、社会福 祉の構造、理念、制度体系、実施体系、歴史的変遷、相談援助、権利擁護を知ることを通して社会福祉とは何かについて理解す る。また、公的扶助、障害者福祉、高齢者福祉、児童家庭福祉、女性福祉、地域福祉などの各分野ごとにその概要、動向、課題 を理解する。 「人間らしい生活」 「権利擁護」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈後期〉 .オリエンテーション .社会福祉と生活 .社会福祉の構造、理念、制度体系、実施体制 .社会福祉の歴史(欧米) .社会福祉の歴史(日本) .社会保障と社会保険 .公的扶助(生活保護法) .障害者福祉の概要 .高齢者福祉の概要 .児童家庭福祉の概要 .地域福祉とボランティア .社会福祉施設と専門職 .相談援助(ソーシャルワーク) .女性福祉の概要 .まとめ 試験・課題等の内容 期末試験を行う。 評価方法及び基準 授業への取組状況 期末試験 % テキスト プリント配布 % 参考文献 『国民の福祉と介護の動向 / 』厚生労働統計協会 授業外における学習方法 毎回、授業の最初に前回の授業に関する質問をするので復習 しておくこと。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽史概論 (Introduction to Music History) 担当者 単位数 小林絵里子 単位 授業の到達目標及びテーマ 中世からバロックまでの西洋音楽の流れを把握し、各自の専門実技や研究の土台となる基礎知識を習得する。 授業の概要 音楽史の学習方法、ならびに前期古典派までの流れを、時代を追って修得していく。 「音楽史の基礎」 「中世から前期古典派まで」 授業計画 〈前期〉 .音楽史についての基礎知識とノートの取り方(前半) .音楽史についての基礎知識とノートの取り方(後半) .音楽の起源 .グレゴリオ聖歌 .中世の世俗音楽 .ポリフォニー音楽の起こり .アルス・ノーヴァ .中世・ルネサンスの楽器について .ブルゴーニュ楽派 .フランドル楽派∼ローマ楽派 .バロック・オペラ誕生 .ソナタの歴史 .コンチェルトの歴史 .バロックから前期古典派へ .まとめ 試験・課題等の内容 筆記試験及びレポート 参考文献 適宜紹介。プリント配布。 評価方法及び基準 試験 % 所定の知識への到達度を基準に評価します。 平常点(指定された課題への取り組みや内容を基準に評価し ます。 ) 授業外における学習方法 必ず授業範囲の教科書を事前に読み、参考文献にも適宜あた ること。 テキスト 「大人の音楽 史 入 門」 ミュージックメディア 科目名 長 沼 由 美・二 藤 宏 美 著 ヤマハ 音楽史各論 (Details of Music History) 担当者 単位数 小林絵里子 単位 授業の到達目標及びテーマ 前期開講の「音楽史概論」で学んだ西洋音楽史の流れを土台にして、声楽・鍵盤音楽・管弦楽の な知識を習得する。 つの面から更に詳しく具体的 授業の概要 前半は管弦楽、ピアノ・オルガン音楽、声楽の三分野に業績を残した作曲家を取り上げて、その特徴や意義を、後半は、学生自 らが選んだ作曲家について調べ、研究発表の形でお互いに学び合う。 「バッハ」 「モーツァルト」 「研究発表」 授業計画 〈後期〉 .J.S.Bach の管弦楽曲 .J.S.Bach のオルガン曲 .J.S.Bach の声楽曲 .W.A.Mozart の管弦楽曲 .W.A.Mozart のピアノ曲 .W.A.Mozart の声楽曲(オペラ) .W.A.Mozart の声楽曲(宗教音楽) .バロック・古典派のまとめ .ロマン派音楽の概説 .近代・現代音楽の概説 .! .$学生による研究発表 ." ロマン派・近代の作曲家の中から .$ 各自が選んだ作曲家の作品について .# Aグループ Bグループ Cグループ Dグループ Eグループ 試験・課題等の内容 筆記試験 参考文献 必要があれば授業の時に紹介する。 評価方法及び基準 試験 % 知識の到達度を基準に評価します。 授業への取り組み状況 % 毎回、授業の要点について提出 するレポートの内容を基準に評 価します。 研究発表の内容 % 発表への積極性を基準に評価します。 授業外における学習方法 図書館を利用して、積極的に授業で取り上げる音楽を自主的 に調べ、聴くこと。 テキスト 「大人の音楽史入門」 ミュージックメディア 長沼由 美・二 藤 宏 美 著 ヤ マ ハ・ 科目名 ドイツ語Ia・Ib (German Ia・Ib) 担当者 単位数 坂本彩希絵 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 話す、聞く、書くの各技能の練習問題を通して、ドイツ語の基本的な構造を理解するとともに、日常生活のさまざまな場面を想 定しながら、それをドイツ語で表現する運用能力を無理なく身につける。ドイツ語技能検定試験( 月に実施) 級程度の力の 習得および 年次に履修する「ドイツ語Ⅱa・Ⅱb」へのスムーズな接続を目指す。 授業の概要 話す、聞く、書くの各技能の練習問題を通して、日常生活のさまざまな場面で役立つような、総合的なコミュニケーション能力 の伸長を図る。毎回授業の最初に前の時間に学習した内容を復習する小テストを行う。 授業計画 〈前期〉 .ドイツ語とは? アルファベート .Lektion 挨拶【動詞の人称変化】 .Lektion 自己紹介【動詞の位置】 .Lektion 専攻・職業・国籍【現在人称変化】 .Lektion 物の名前【名詞の性・不定冠詞類】 .Lektion 物の名前【数・定冠詞】 .Lektion 食べ物の名前【 格・動詞 haben】 .Lektion 食べ物の名前【 格名詞の冠詞】 .Lektion 家族の紹介【人称代名詞】 .Lektion 家族の紹介【所有冠詞 ・ 格】 .名詞の性・数・格、冠詞の復習 .Lektion 趣味と余暇【不規則変化の動詞】 .Lektion 趣味と余暇【命令形】 .動詞の人称変化の復習 .期末試験対策 〈後期〉 .前期の復習 .前期の復習 .Lektion 休暇の予定【話法の助動詞】 .Lektion 贈り物【 格】 .Lektion 買い物【形容詞】 .Lektion 【 格支配の前置詞・動詞】 .Lektion 場所・位置【 格支配の前置詞】 .Lektion 行き方の説明【 格支配の前置詞】 .Lektion 日の行動【分離動詞】 .Lektion 日の行動【zu 不定詞】 .Lektion 日の行動【再帰代名詞】 .Lektion 身体の症状 .Lektion 過去【過去形・現在完了形】 .Lektion 【従属の接続詞・非人称表現】 .Lektion 【形容詞の比較級・最上級】 試験・課題等の内容 授業中に毎回課す練習問題およびその発音 小テスト 期末試験(筆記) 参考文献 下記の辞書ないし類似の辞典の購入が望ましい。 電子辞典も可。 根本道也他『アポロン独和辞典 第 版』 (同学社) 評価方法及び基準 小テスト % 毎回の授業内容から出題し、最終的に全得 点の合計を 点満点に換算する。 期末試験 % 後期の評価にはドイツ語技能検定試験の受 験とその成績も加味する。 授業外における学習方法 授業内容(教科書の解説および練習問題の復習) テキスト 新倉真矢子他『ゲナウ! コミュニケーションのドイツ語』 (第三書房) その他適宜資料を配布する。 科目名 イタリア語Ia・Ib (Italian Ia・Ib) 担当者 単位数 野田ディーナ 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ イタリア語の正しい発音を学び、特に日本語と異なる発音, および、日本語を母語とする学生にとって正しい発音がしに くい音に重点をおく。加えて、文法の基本的規則を簡単な文 を使って学習していく。授業の目的は日常の簡単な会話を理 解し、正しい発音で伝達できること。 授業の概要 教科書に沿って、イタリア語の読み方、基本的な文法、日常生活に必要な基本の会話や挨拶を学んでいきます。 授業計画 〈前期〉 .Orientation・イタリアの文化について・アルファベッ ト .入門教材①:すぐ役に立つ表現・挨拶・母音の発音 .入門教材②:子音の発音・日付けの書き方・天候 .入門教材③:子音の発音・アクセント・二重母音 .Unita :名詞の男女の単数形・冠詞・喫茶店で会話 .Unita :名詞の男女の複数形( ) ・冠詞の複数形 .Unita :復習・喫茶店の会話の role play・数字( ∼ ) .Unita :Che cosa c e ∼・名詞の複数( ) .Unita :Questo caffe e buono?疑問文の作り方 .Unita :Questi pomodori sono buoni?否定文の作り方 .Unita :形容詞の男女単数・指示形容詞 questo .Unita :再起動詞 chiamarsi 直説法現在・主語人称代 名詞 .Unita :自己紹介・人の紹介・家族 .Unita :essere 動詞の直説法現在・所有形容詞 .全体の復習 〈後期〉 .前期のテストで復習 .Unita :avere 動詞の直説法現在・数量表現の quanto .Unita :avere 動詞の直説法現在練習・数字( ∼ ) .Unita :avere の疑問文と否定文・ .Unita :avere を使った色々な表現・プルンと:tu と Lei .Tu と Lei の丁寧表現の使い方・見分け方 .Listening: In Treno(列車の中での会話) .Unita :規則動詞−are 形の直説法現在( ) .Unita :abitare 直説法現在:どこに住んでいるの?イ タリアの州 .Unita :不規則動詞 fare の直説法現在・職業 .Unita :規則動詞−are 形の直説法現在( )studiare .Unita :Che lingue parli? 定冠詞( ) .Unita :規則動詞−ere 形の直説法現在・レストラン での会話 .規則動詞−ere 形の練習・会話の role play .全体の復習 試験・課題等の内容 定期試験と授業内容の確認の中間試験 参考文献 伊和・和伊辞典 評価方法及び基準 試験 %(定期試験 % 授業への取り組み % 中間小テスト %) テキスト Viva l italiano(オリジナル教材:プリント) Un piatto d italiano (nuova edizione) Hakusuisha 授業外における学習方法 新しい単語を調べたり・課題を通して、理解の確認する 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽セミナーⅠa・Ⅰb (Special Music seminar Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 担当者 単位数 音楽学科教員分担 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 大学生として、また音楽を専門に学ぶ学生として必要な知識、思考の向上のために、一般の科目では得られない講座を展開して いく。それらは単に音楽の専門分野についてのみならず、社会人としての人間形成に役立つ幅広い知識、教養を身に付ける内容 が検討されている。ほかに音楽学部主催の学内の各演奏会に参加、または評価文を作成し鑑賞することによって、より積極的に 自己の音楽表現を深めるために鑑賞することを目的とする。 授業の概要 音楽学部主催の演奏会に参加し、また鑑賞することによって、その内容、感想などをレポートとして纏め上げる。また講座、特 別講座ではレポートの書き方、大学における講義の受講の仕方、朗読などを通じて人前での話し方、基本的な文章の書き方など を学んでいく。 「音楽活動の多様性」 「他者への理解」 授業計画 〈前期〉 .大学で学ぶとは?(音楽セミナーⅠ) 年度 音楽セミナー開始にあたって(音楽セミナー Ⅱ・Ⅲ) .教員講座 「レポートについて」 .教員講座 「ピアノチャレンジ」 .教員講座 日本語トレーニングその .教員講座 図書館利用と著作権について .特別講座 .教員講座 .教員講座 .特別講座 .はじめての実技試験に向けての準備講義 .演奏会∼ 年 前期リサイタル .演奏会∼ 年 前期リサイタル . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 オペラ公演 .演奏会 サマーコンサート 試験・課題等の内容 レポート提出 前期より 回、後期より 回、任意の演奏会、特別講義につ いて、各演奏会、講座の終了後 週間以内に東山手オーディ オルーム、または新戸町事務室に提出すること。手書き、ワー プロのいずれでもよいが、字数は 字以上とする。 〈後期〉 .後期音楽セミナー開始にあたって . 年と上級生との交流会 .教員講座 .演奏会秋期演奏会 .教員講座 .特別講座 .教員講座 .演奏会 .特別講座 . 年生の話し∼就職活動について .卒業生の話 . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 定期演奏会 .演奏会 クリスマスコンサート .特別講座 テキスト そのつど、担当講師によって提示される。 授業外における学習方法 あらかじめ提示されたテーマに沿って、各自で可能な予習を 行う。毎回、授業の内容についての小レポートを提出する。 評価方法及び基準 参加状況 % 提出物 % 発表への取り組み状況を評価する。 科目名 キリスト教音楽概論 (Introduction to Christian Music) 担当者 単位数 椎名雄一郎 単位 授業の到達目標及びテーマ 西洋音楽の基礎となるキリスト教音楽の歴史を学ぶことにより、普段私たちが演奏し、聴いている音楽がどのように発達してき たかを知ることが目的である。世界中には様々な音楽があるが、それらの中でなぜ西洋音楽のみが世界各地で受け入れられるよ うになったのだろうか。授業では古今の宗教音楽の名曲を紹介するとともに、キリスト教の歴史とその音楽の関連についても触 れる。私たちが普段チャペルアワーなどで接する音楽の神学的な意味についても考察することにより、建学の精神を言葉のみで はなく、音楽を通して知ることができるようになる。 授業の概要 カトリック教会のミサ、プロテスタント教会の礼拝とそこで歌われる聖歌、賛美歌を音楽的な観点から理解する。実際にキリス ト教音楽を聴き、グレゴリオ聖歌、ミサ曲、レクイエム、コラール、カンタータ、受難曲、福音唱歌、オルガン作品など鑑賞し つつ授業を進める。 「キリスト教」 「賛美歌」 「教会音楽」 「オルガン」 「建学の精神」 授業計画 〈前期〉 .教会音楽とは .讃美歌の成り立ちとその意味 .礼拝と音楽 .教会暦とグレゴリオ聖歌 .カトリックのミサ曲 .クリスマスの音楽 .受難節の音楽 .復活節の音楽 .レクイエムとは .聖母マリアへの賛美 .オラトリオとは .オルガンの起源 .オルガン音楽 .バッハの宗教曲 .まとめ 試験・課題等の内容 毎回授業のミニレポート提出、そして試験期間中に筆記試験 を行う。 評価方法及び基準 ミニレポート % 期末試験 % 毎回授業の内容に関するミニレポートを 評価する。 授業で鑑賞した音楽とその内容に関する試験 を行う。 テキスト 適宜プリントを配布する。 参考文献 金澤 正剛著『キリスト教音楽の歴史』 (日本キリスト教団 出版局) 金澤 正剛著『キリスト教と音楽』 (音楽の友社) 授業外における学習方法 毎回の授業のレポートは、重要な事柄を整理するためにも必 要。授業の課題は必ず準備すること。 科目名 キリスト教音楽研究 (Christian Music Study) 担当者 単位数 椎名雄一郎 単位 授業の到達目標及びテーマ キリスト教ではその成立時より聖歌、賛美歌が歌われてきた。イエス時代から現代までの聖歌、賛美歌の歴史をたどると共に、 どのようにその音楽が発達して来たかを学び、考察することにより、音楽をより深く理解することができるようになる。またグ ループ発表では、古今の宗教音楽一曲取り上げその作品、時代背景と歴史的意義について研究、発表することにより、キリスト 教音楽へ理解を深めると同時に、グループで役割分担とその発表方法を身につけることができるようになる。 授業の概要 賛美歌のこれまでの歴史、現代の賛美歌、そして明治時代以降の日本の賛美歌について活水の歴史と共に学ぶ。賛美歌と聖書を 使用し、毎回取り上げるテーマにより聖書を読み、賛美歌を実際に歌いながら、授業を進める。また古今のキリスト教音楽の作 品を学生による小グループで発表する機会を設け、各グループのテーマに沿った研究と発表を行う。 「キリスト教」 「賛美歌」 「教会音楽」 「建学の精神」 〈アクティブ・ラーニング〉 小グループで各課題について研究し、発表する。 授業計画 〈後期〉 .賛美歌に親しむ .カトリックの聖歌(グレゴリオ聖歌) .カトリックの聖歌(現代の聖歌) .宗教改革とルター派のコラール(宗教改革時代) .宗教改革とルター派のコラール(バッハ時代) .詩編歌 . 世紀の賛美歌(メソジスト派の賛美歌) . 世紀の賛美歌(福音唱歌) .現代の賛美歌 .日本の賛美歌 .バッハの生涯とその音楽(バッハの少年期) .バッハの生涯とその音楽(アルンシュタット時代) .バッハの生涯とその音楽(ヴァイマール時代) .バッハの生涯とその音楽(ケーテン、ライプツィヒ時代) .バッハの生涯とその音楽(受難曲とカンタータ) 試験・課題等の内容 毎回授業のミニレポートの提出、そして試験期間中に筆記試 験を行う。 参考文献 礒山 雅著『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』 (講談社学術 文庫) 評価方法及び基準 ミニレポート % 授業外における学習方法 毎回の授業のレポートは、重要な事柄を整理するためにも必 要。授業の課題は必ず準備すること。 期末試験 % 毎回授業の内容に関するミニレポートを 評価する。 授業で扱った音楽とその内容に関する試験を 行う。 テキスト 『讃美歌( 年版) 』 『讃美歌第Ⅱ編』 『讃美歌 督教団出版局) 『聖書』 (日本聖書協会) 科目名 』 (日本基 演奏表現・教育研究Ⅰa・Ⅰb(ピアノ実技分野) (majors Ⅰa・Ⅰb(Piano) ) 担当者 単位数 井谷 俊二ほか 各担当教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ピアノ演奏の芸術的展開を推し進める上で、器楽研究a・b(ピアノ実技分野)で学んだことをさらに発展的に学び、個性の確 立を目指す。 Ⅰa)ではJ・S・バッハのクラヴィーア曲研究の基礎として、その Invention、Sinfonia から、もしくは「平均律曲集」から一 曲を選択しプレリュードとフーガの両方を演奏する。それによってピアノ演奏の土台となる多声的な楽曲の理解と技術力の獲得 を目指す。 またロマン派の 分以内の楽曲を選択し、 ピアノ音楽とその演奏が最も隆盛を誇った時代の楽曲に取り組むことによっ て、各自の演奏能力とその表現の発展的な展開を図っていく。 Ⅰb)では、Ⅰaを受けて多声的作品の研究と器楽曲の原形といったものを歴史的も把握するために、特にJ・S・バッハの組曲 から選択して学ぶ。また幅広くピアノ作品を俯瞰するため、古典からロマン派及び近代の作品まで視野に入れて選択し、各自の ピアノ演奏の発展と自主的な表現への取り組みを促して行く。 授業の概要 学生の習熟度に応じて進める。原則として器楽研究Ⅰ b のあと、音楽表現・教育研究Ⅰa→・Ⅰbというふうに順次履修です すめる。 「ピアノ演奏の基礎」 「古典からロマン派」 授業計画 〈前期〉 .導入その :休暇中に課した課題の点検とその指導。器 楽研究Ⅰa、Ⅰb(ピアノ分野)で修めた諸事項の復習。 .導入その :新しい課題楽曲への準備。殊に Bach の楽 曲については動機、主題などの基本事項を確認する。 .応用練習その 課題となる楽曲の背景と特性について 講ずる。 .応用練習その それらの課題となる楽曲の正しい読譜 をおしすすめる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て講ずる .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て、学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について学生の自主性 を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について、さらにその 理解を推し進める。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課 題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査し ていく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々の 学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題につ いて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のため に個々の学生の課題を把握させる。 〈後期〉 .導入その :休暇中に課した課題の点検とその指導。音 楽表現・教育究Ⅰ a で修めた諸事項の復習。 .導入その :新しい課題楽曲 へ の 準 備。課 題 の Sonate 楽曲全体について俯瞰させる。 .応用練習その 課題となる楽曲(Sonate)の背景と特 性について、ソナタ楽章の分析を踏まえて講じる。 .応用練習その 引き続いて Sonate 楽章の正しい読譜 をおしすすめる。 .応用練習その Sonate 楽章とその他の楽章の分 析 と 演奏の課題について講ずる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て、学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について学生の自主性 を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について、さらにその 理解を推し進める。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課 題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査し ていく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々の 学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題につ いて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のため に個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 筆記試験を行う。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 評価方法及び基準 出席および取り組む姿勢 %。実技試験 % テキスト 任意のJ・S・バッハのクラヴィーア曲集ほか、任意の楽曲の 指定された楽譜。 担当者により異なる。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 演奏表現・教育研究Ⅰa,Ⅰb(パイプオルガン) (Majors Ⅰa,Ⅰ b (Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ これまで学んできた基礎的なオルガン奏法を確認し、さらに様々な国のルネサンス、バロック時代のオルガン音楽の様式、テク ニック、表現力を身につける。また、バッハのコラール作品を引き続き勉強し、音楽理解を深めることを目的とする。 ⅠaではJ. S. バッハの大規模な自由作品と、フランス古典期のオルガン作品を学び様式感、構成力を身につける。 Ⅰbでは、J. S. バッハのトリオソナタと、メンデルスゾーンのオルガン作品を学び様式感、構成力を身につける。 授業の概要 個人レッスンにより、学生の習熟度に応じて進める。基本的なオルガン奏法の徹底と、バロック時代のアーティキュレーション について理解する。 「パイプオルガン」 「奏楽」 「教会音楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .フランス古典期のオルガン音楽紹介 .フランス古典期作品の奏法について .フランス古典期奏法の習得(楽譜の読み方) .フランス古典期奏法の習得(指使い) .フランス古典期奏法の習得(フレーズ) .フランス古典期の様式の習得(音楽の理解) .フランス古典期の様式の習得(指使い) .フランス古典期の様式の習得(構成力) .バッハの自由作品の演奏法(音楽理解) .バッハの自由作品の演奏法(楽曲分析) .バッハのコラールの演奏法 .Ⅰaで勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 〈後期〉 .バッハ・トリオソナタの紹介 .演奏曲目の選定と練習の仕方について .メンデルスゾーンのオルガン奏法習得(楽譜の読み方) .メンデルスゾーンのオルガン奏法習得(指使い) .メンデルスゾーンのオルガン奏法習得(フレーズ) .バッハ・トリオソナタの習得(音楽の理解) .バッハ・トリオソナタの習得(指使い) .バッハ・トリオソナタの習得(構成力) .バッハのコラール作品の演奏法(音楽理解) .バッハのコラール作品の演奏法(フレーズ) .バッハのコラール作品の演奏法(楽曲分析) .Ⅰbで勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 試験・課題等の内容 Ⅰa)バッハの大規模な自由作品と、フランス古典期オルガ ン作品。 Ⅰb)J. S. バッハのトリオソナタと、メンデルスゾーンオ ルガン作品。 いずれの試験も暗譜演奏とする。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』 (NHK 出版)その他、適宜指示 する。 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 授業外における学習方法 この授業のためには毎日の練習が必要。 以上の練習時間を確保すること。 実技試験 % % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、技術の両面から総合的に評価す る。 週間に合計 時間 テキスト J. S. バッハのオルガン作品集(Bärenreiter 版、Breitkopf 版)他、任意の楽曲の指定された楽譜。 科目名 演奏表現・教育研究Ⅰa・Ⅰb(管楽器専攻) (majors Ⅰa・Ⅰb(Wind Instruments)) 担当者 単位数 草場紀久子他管楽器担当教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 年次から研究してきた各管楽器の基礎的な奏法を身に付け、更に発展させることを目標とする。 Ⅰa・Ⅰbでは、選曲にあたっては、各楽器の特徴を見ながら、また個人の習熟度に応じて進めるが、器楽研究abで取り組ん だ楽曲とは異なる時代のものを選び、その時代の特徴や様式感を学び、理解することを目指す。 授業の概要 エクササイズ、エチュード、楽曲、オーケストラスタディ等を教材にする。上記の基礎奏法を確認、理論的に理解しながら身体 的な習得を出来るよう、反復しながら取り組む。詳しい概要は各管楽器担当教員によるので、下記授業計画は一つの参考として 目安とされたい。 キーワード「技術」 「表現」 授業計画 〈前期〉 .導入①器楽研究aで修めた諸事項の復習 .導入②復習続き及び新しい楽曲への準備 .楽曲の背景と特性を概観する .読譜の確認 .楽曲分析 .演奏の課題を見つける .技術的課題に対応する練習の方法を探る .各人の課題に対応する練習の方法を探る .音楽的表現について考察する .音楽的表現のための方法を研究する .ピアノ伴奏と合わせる .速度感、拍子感の確認 .楽曲全体を見通す①形式、モティーフ、主題 .楽曲全体を見通す②演奏と表現のコミットメント .仕上げ 〈後期〉 .導入①音楽表現・教育研究Ⅰaで修めた諸事項の復習 .導入②復習続き及び新しい楽曲への準備 .楽曲の背景と特性を概観する .読譜の確認 .楽曲分析 .演奏の課題を見つける .技術的課題に対応する練習の方法を探る .各人の課題に対応する練習の方法を探る .音楽的表現について考察する .音楽的表現のための方法を研究する .ピアノ伴奏と合わせる .速度感、拍子感の確認 .楽曲全体を見通す①形式、モティーフ、主題 .楽曲全体を見通す②演奏と表現のコミットメント .仕上げ 試験・課題等の内容 実技試験 所要時間、 楽曲選択の基準については、 学部作成のガイドブッ クを参照のこと。 参考文献 各担当者が適宜推薦する。 評価方法及び基準 取り組み状況( %) 日頃の研究状況とその成果 試験時における演奏の評価( %) 授業外における学習方法 毎回の授業で、練習方法、意識して取り組むポイントを支持 するので、それに沿っての練習。 テキスト 任意の練習曲集、任意の楽曲の指定された楽譜。担当者によ り異なる。 科目名 演奏表現・教育研究Ⅰa・Ⅰb(声楽) (Majors Ⅰa・Ⅰb(Vocal) ) 担当者 単位数 永吉美恵子、持松 各 単位(半期) 朋世 授業の到達目標及びテーマ 年次で修得した呼吸法、発声法、正しい身体の使い方などの基礎的な声楽技法を継続して学習するとともに、古典イタリア歌 曲から広範囲な声楽曲(イタリア・ドイツ歌曲、古典派までのオペラアリア)の演習を通して、より難易度の高い演奏技法や、 歌詞と曲の解釈やその時代背景と演奏スタイルなどを修得し、より豊かな音楽性、歌唱力の向上を育成することを目的とする。 授業の概要 個人授業形態で行い、教則本(コンコーネ 番など)を併用しながら、技法の修得を図るとともに、前期は個々の学生の習熟度 に応じた自由曲、後期は自由曲とドイツ歌曲の中から選曲し、演習する。 「声楽」 「主科」 「歌曲とオペラアリア」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、レッスンにおいてディスカッションを重ねる 授業計画 〈前期〉 . 年次声楽実技学習について概論的に把握、発声法の確 認 .コンコーネ 番を用い歌唱技術の基本を確認、イタリア 古典歌曲を演習(母音唱法) .コンコーネ 番を用い歌唱技術の基本を確認、イタリア 古典歌曲を演習(言葉) .コンコーネ 番を用い歌唱技術の基本を確認し、イタリ ア古典歌曲を演習(曲想) .コンコーネ 番を用い歌唱技術の基本を確認、ベルカン ト時代の歌曲(ベッリーニ)を演習 .コンコーネ 番を用い歌唱技術の基本を確認し、ベルカ ント時代の歌曲(ドニゼッティ、ドナウディ)の演習② .ベルカント時代の歌曲と近代の作曲家による歌曲を演習 .近代の作曲家による歌曲の演習(言葉) .近代の作曲家による歌曲の演習(分析) .実技試験の選曲、歌詞のディクションと解釈 .試験曲の演習、 修得した技法の応用と表現の深化 (選曲) .試験曲の演習、 修得した技法の応用と表現の深化 (分析) .伴奏者とともに試験曲の演習(分析) .伴奏者とともに試験曲の演習(仕上げ) .前期のまとめ、試験の振返り、後期に向けての課題曲の 選曲 〈後期〉 .後期の課題曲であるドイツ歌曲の概論的な把握、発声法 の確認 .休暇中の課題楽曲の演習 .コンコーネ 番を用い歌唱技術の確認とドイツ歌曲、発 音を中心に演習 .コンコーネ 番を用い歌唱技術の確認と、シューベルト 歌曲を教材に演習(母音唱法) .コンコーネ 番を用い歌唱技術の確認と、シューベルト 歌曲を教材に演習(言葉) .コンコーネ 番を用い歌唱技術の確認と、シューベルト 歌曲を教材に演習(曲想) .シューベルト・モーツァルト歌曲を教材に演習 .モーツァルトの歌曲、オペラアリアを教材に演習(母音 唱法) .モーツァルトの歌曲、 オペラアリアを教材に演習 (言葉) .試験曲 曲を選曲し、歌詞のディクション、解釈、演奏 スタイルについて学習 .修得した技法の応用と表現のアプローチ(自由曲) .修得した技法の応用と表現のアプローチ(ドイツ歌曲) .伴奏者とともに試験曲の演習(自由曲) .伴奏者とともに試験曲の演習(ドイツ歌曲) .後期のまとめ、試験の振返り、次年度に向けての課題曲 の選曲 試験・課題等の内容 前期:任意の自由曲 曲( 分以内、日本歌曲を除く) 後期:任意の自由曲(モーツァルトまでのオペラアリア可) 曲と任意のドイツ歌曲 曲( 分以内) 評価方法及び基準 授業への取組状況 実技試験 % % 課題への取り組みの積極性に対して 評価します 実技試験において、 試験での演奏を総合的 (音 程やリズム、楽曲分析、言葉、発声など)に 評価します テキスト イタリア古典歌曲集 ・ ・ 巻 各イタリア歌曲集 各ドイツ歌曲集 モーツァルト オペラアリア集 他 科目名 音楽表現・教育研究Ⅰa・Ⅰb(作曲専攻) (Majors Ⅰa・Ⅰb(Composition) ) 参考文献 適宜配布する 授業外における学習方法 授業で演習する課題曲の譜読み、歌詞の内容の把握、作曲者 についての予習などを課す。 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽表現・教育研究Ⅰa(作曲専攻)では作曲研究Ⅰabで学んだ古典的で代表的なスタイルによる作曲技術を基盤にしながら 小曲の作曲を試みる。Ⅰa・Ⅰbにおいてはピアノ曲を中心とした作曲技法を学んでいく。 aでは 部形式からなる小品の作 曲。テーマの設定、中間部とその発展、終結部の書き方など実作を通して基礎知識、基本技法などを学ぶ。Ⅰbでは新たなピア ノ曲の作曲。より複雑な形式の作品を完成することを目標とする。特にクライマックスの構築感について古今の作品の楽譜、音 源などを参考に学んでいく。 授業の概要 音楽表現・教育研究Ⅰa・Ⅰbにおいては主に作曲技法の基礎を学ぶため、小規模な作品を完成させる。その際、過去の大家の 作品などの分析を含めた実習をしていく。ピアノ曲の作曲が中心となるが、そのスタイルは学習する人の傾向によって進めてい く。つまりクラシックのスタイル、ポピュラーまたはジャズなどのスタイルなど各種のジャンルを選択することができる。選択 したジャンルの作曲にあたって、そのジャンルにふさわしいハーモニー感、リズム感、形式なども同時に学んでいく。 授業計画 〈前期〉 .ピアノ曲の作曲技法について .メロディーの作り方 .ハーモニーのしくみ(各種のジャンル) . 部形式の学習 .範例に従った 部形式の作品創作 .作品の完成と浄書の仕方 .実作①(テーマの創作・発想) .実作②(テーマの添削、発展について) .実作③(演奏形態の決定、ピアノ曲など) .実作④(テーマの展開と復帰) .実作⑤(再現部の工夫について) .実作⑥(曲全体のクライマックスとは) .実作⑦(終結部の重要性) .実作⑧(オリジナル作品の最終仕上げ) .実作⑨(完成と浄書について) 〈後期〉 .より複雑な形式による実作 .形式の選択、楽曲研究(古典作品による) .テーマの作曲⑴ .テーマの作曲⑵ .テーマの完全な完成 .テーマ部の作曲① .テーマ部の作曲② .中間部分の作曲①(より複雑な発展を考える) .中間部分の作曲② .再現部分の作曲① .再現部分の作曲② .終結部分の作曲① .終結部分の作曲② .オリジナル作品の仕上げと浄書 .完成と浄書について 試験・課題等の内容 前期・後期とも作品提出 参考文献 特にないが、担当者が提示する古今の作品、音源などを図書 館の資料を参考に研究する 評価方法及び基準 取組み状況 % 授業外における学習方法 授業外での創作作業がきわめて重要である。講義の日までに 仕上がった部分をまとめておく 作品 % テキスト 特にない 毎回の作曲指導における作品の訂正、改作 への姿勢。出欠 提出曲については学部内の 人の作曲専門の教員 による審査によって評価される 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 コミュニケーションと文章 (Communication and Writing) 担当者 単位数 黒木 単位 香、井石 尚子、吉田 峰明 授業の到達目標及びテーマ 音楽現場において必要とされるコミュニケーションについて学ぶとともに、文章作りの基礎から音楽雑誌等における文章の作り 方・書き方について学び、デジタルによらない音楽伝達のテクニックをつかむことを目標とする。 授業の概要 音楽現場のケースごとにコミュニケーションのあり方を整理し、それぞれへの対応の仕方を学ぶ。また、音楽文化を学ぶ者にとっ て重要な文筆力について、音楽をテーマとした文章作成を通して学ぶとともに、雑誌などにおける音楽関連記事や文章の作り方 について段階的に学ぶ(学外に出向いて受講することもある) 。各種体験学習からも並行して学ぶ。 「音楽現場」 「文章力」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈前期〉 .音楽現場とコミュニケーション .話すことと書くこと .文章を書く目的 .伝える内容をまとめる .わかりやすい文章を書く .言いたいことが伝わる文章を書く .文章を組み立てる⑴∼全体像の構築 .文章を組み立てる⑵∼細部の表現 .読ませる文章に仕上げる .雑誌ができるまで .取材の仕方⑴インタビューの計画 .取材の仕方⑵インタビューの準備 .取材の仕方⑶インタビューの実際 .取材文章のまとめ方 .音楽を伝えるあり方についての総括 吉田 黒木 黒木 黒木 黒木 黒木 黒木 黒木 黒木 井石 井石 井石 井石 井石 吉田 試験・課題等の内容 音楽文化に関する文章ならびに取材文章の作成、ならびにコ ミュニケーションに関するレポートを提出。 参考文献 授業内で紹介する。 評価方法及び基準 取組状況 % 音楽文化に関する文章や取材文章の完成度を 基準に判断する。 レポート % 期末に提出するレポート内容の正確さと取り 組みへの意欲を基準に判断する。 授業外における学習方法 次回授業までに授業のテーマに関連する予備学習を行ってお くこと。授業後は学習内容の記録整理を行うこと。 テキスト 未定 科目名 音楽メディア研究Ⅱ (Music Media Ⅱ) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽メディアについて、さらなる理解を深めることをテーマとし、MIDI 検定 級合格に必要な力をつけることを目標とする。 授業の概要 音楽メディア全般に関する、より高度な理論学習を行う。各種体験学習からも並行して学ぶ。 「プログラミング理論」 「体験学習」 授業計画 〈後期〉 .音楽再生と制作の歴史 .現代の音楽制作プロセス .コンピューターとオーディオインターフェースの基礎知識 .DAW とこれに関する基礎知識 .ケーブル・コネクタ関連 .MIDI メッセージ .GM 音源とスタンダード MIDI ファイル .音に関する基礎知識 .デジタルオーディオ .電子音楽の歴史 .録音・編集・ミキシングの基礎知識 .トラックダウン・マスタリングについて .エフェクトとオーディオフォーマットの基礎 .楽譜情報とポピュラー音楽基礎理論 .MIDI データによる演奏表現 試験・課題等の内容 音楽メディアに関するレポートを提出。 参考文献 授業内で紹介する。 評価方法及び基準 取組状況 % 音楽メディアに関する理解度を基準に判断す る。 レポート % 期末に提出するレポート内容の正確さと取り 組みへの意欲を基準に判断する。 授業外における学習方法 次回授業までにテキストでその授業のテーマに関連する部分 を読んでおくこと。授業後は学習内容の完全理解を図るべく ノート整理を行うこと。 テキスト 『ミュージッククリエイターハンドブック』 (音楽電子事業協会) 科目名 打楽器演奏研究 (A STUDY ON PERCUSSION PLAYING) 担当者 単位数 中村 単位 健 授業の到達目標及びテーマ 楽曲における、主にドラムセットを用いた、打楽器の効果的なアンサンブルの方法を習得する。リズムの基礎知識の習得。 授業の概要 ・ドラムスティックのコントロール習得 ・各楽器の基本的な奏法を習得 ・ドラムセットで、色々なテンポ、ボリューム、リズム、グルーブの表現の仕方を習得。 ・ラテンパーカッション、アフリカンパーカッション等の基本奏法を習得。 授業計画 〈後期〉 .打楽器の役割、歴史等の講義、実技Ⅰ .スティック実技Ⅰ、読譜Ⅰ( 分、 分中心) .スティック実技Ⅱ、ドラムセットのコンビネーション(エイトビート) .ドラムセットのコンビネーション(エイトビート、 ビート) .ドラムセットのコンビネーション(エイトビート、 ビート) .ドラムスティック実技Ⅱ、読譜Ⅱ( 分中心) .ドラムセットのコンビネーション(トリプレット、シャッフル) .ドラムセットのコンビネーション(ファンク、スイング) .ドラムセットのコンビネーション(ラテン、アフリカン) .色々なパーカッションの奏法、アンサンブル .変拍子、ポリリズム .ドラムステッィクを用いた実技Ⅲ、読譜Ⅲ(ダブルストローク、パラディドル、フラム、ロール等) .アンサンブルⅠ(ドラムセット中心) .アンサンブルⅡ(パーカッション含む) .総復習 試験・課題等の内容 譜面を渡し、ある程度の練習後、スネアで演奏 譜面を渡し、ある程度の練習後、ドラムセットで演奏 CD にあわせて、ドラムセットで演奏 参考文献 授業内で提示 評価方法及び基準 スネアドラムの演奏 ドラムセットの演奏 パーカッションの演奏 授業への参加状況 授業外における学習方法 ・基本練習、チェンジアップ、リズムメソッドの反復練習 ・各授業で学んだ奏法を反復練習 ・復習重視、予習については研究課題を提示する。 % % % % テキスト 随時配布 科目名 ポピュラー音楽研究Ⅱ a(ポピュラーピアノ) (Popular Music Ⅱa(Popular Piano) ) 担当者 単位数 小國 雅香 単位 授業の到達目標及びテーマ ポピュラー音楽の基礎知識として、コードネーム、リズム(Beat)の理解を始めとし、基礎的コード奏法(ストローク、アル ペジオ等)及び即興演奏(アドリブ)の基礎を学び、さまざまなレパートリーに対応出来る力、楽譜作成、編曲(アレンジ)の 基礎を身に付ける。 授業の概要 下記の授業内容、計画のもと、ポピュラー音楽(Pops、Rock、Jazz、Bossanova 等)作品を通して、基本的奏法及び応用力を 身に付ける。 授業計画 〈前期〉 .導入∼ポピュラー音楽の基礎知識 .三和音( Chord) .四和音( Notes Chord) .実際に曲を用いての演習① . 〃 ② .左手コード奏法の基礎(ストローク、アルペジオ) . 〃 (アルペジオ、 度奏法) .自由曲に取組む(音源から楽譜作成・メロディライン及びコード) . 〃 ( 〃 ・左手バッキング) . 〃 (楽譜作成まとめ) .即興(アドリブ)導入①コードとスケールの不可分的説明 . 〃 ② 〃 . 〃 ③編曲(アレンジ)の導入 .曲全体のサウンドの見極め、編曲の仕合げ .まとめ 試験・課題等の内容 実技試験 % 参考文献 授業内で提示 評価方法及び基準 取組状況 % 試験 % 授業外における学習方法 次回授業範囲を事前に取り組む。 テキスト 授業内で提示 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 ポピュラー音楽研究Ⅱb(ギター、ベース) (Popular Music Ⅱ b(Guitar, Bass) ) 担当者 単位数 田口 悌治、丹羽 単位 肇 授業の到達目標及びテーマ ・ポピュラー音楽で使用する基本的なリズム・コード等を学習する。 ・楽器(ギター、ベース)の基本的奏法(コード、アルペジオ、スケール等)の習得を通してポピュラー音楽を研究する。 ・実際の楽曲の分析を通してポピュラー音楽の構成、コード進行等の仕組みを研究する。 ・既存の楽曲を用いて異なる楽器とのアンサンブルを行い、バンドアンサンブルの基礎を習得、研究する。 授業の概要 座学 基本的なポピュラー音楽理論、ポピュラー音楽史等 既存の楽曲の分析 実技 楽譜及びコード譜の読譜練習 リズムトレーニング 楽器(ギター、ベース)の基本的奏法(コード、アルペジオ、スケール等)の習得 楽器を使って既存のポピュラー音楽の演奏、アンサンブル 授業計画 〈後期〉 . (共通)リズムトレーニング、ポピュラー楽典 . (ギター)基本的なコードの習得 . (ベース)基本的なコードをアルペジオにて習得 . (共通)楽曲分析(コードの仕組みとコード進行について) . (ギター)メジャースケールと他の基本的なスケールの習得 . (ベース)メジャースケールと他の基本的なスケールの習得 . (共通)楽曲分析(実際の楽曲分析及び研究) . (ギター)リズムの種類とバッキングのテクニック . (ベース)各ジャンルのベースラインの研究(ロック・ポップス) . (ギター)ペンタトニックスケールを用いたアドリブ(即興演奏)の研究 . (ベース)各ジャンルのベースラインの研究②(ファンク・ラテン・ ビート) . (ギター)エフェクターの使用方法と各種ギター奏法の研究 . (ベース)各ジャンルのベースラインの研究(ジャズ・ボサノバ) . (共通)アンサンブルの実践(ブルース等) . (共通)アンサンブルの実践(ロック・ポップス等) 試験・課題等の内容 試験:楽曲演奏 課題等:コード、スケール等の練習課題 評価方法及び基準 授業への参加状況: % 科目名 % 課題・提出物: テキスト 都度資料配布 % 期末試験: 合唱Ⅱa,Ⅱb,Ⅲa,Ⅲb,Ⅳa,Ⅳb (Chorus Ⅱa,Ⅱb,Ⅲa,Ⅲb,Ⅳa,Ⅳb) 担当者 単位数 大谷 研二、持松 各 単位 朋世 授業の到達目標及びテーマ 合唱の本質を理解し、合唱の楽しさや美しさを認識しながら技術の習得を図る。 月に行われる定期演奏会などの公演を目標に 作品を緻密に研究し歌唱して合わせることを通して、合唱のアプローチ方法の模索をも行っていくことを目的とする。 授業の概要 授業計画に従って各々がテーマを持って合唱に取り組む。さらに合唱活動を通して各々の学びや気付きの軌跡をレポート課題と してまとめる。 「合唱」 「合唱曲の研究」 「定期演奏会などの公演」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、パートリーダーを中心にディスカッションを重ねる 授業計画 〈前期〉 .オリエンテーション .発声練習・公演に向けての選曲についての説明 .発声練習・公演に向けての音取り(パート) .発声練習・公演に向けての音取り(一斉) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 曲の全体像の把握) .発声練習・公演に向けての練習(振返り) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 発声の確認) .発声練習・公演に向けての練習(発音) .発声練習・公演に向けての練習(言葉の意味と発音) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる ハーモニーの意識) .発声練習・公演に向けての練習(振返り) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 言葉の確認) .発声練習・公演に向けての練習(言葉) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 中間仕上げ) .前期のまとめ・課題について・目標の再確認 〈後期〉 .発声練習・公演に向けての練習(音の確認) .発声練習・公演に向けての練習(パート練習) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 曲の把握) .発声練習・公演に向けての練習(前時の振返り) .発声練習・公演に向けての練習(言葉) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 発声と言葉の確認) .発声練習・公演に向けての練習(前時の振返り) .発声練習・公演に向けての練習(パート練習) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる ハーモニーの意識) .発声練習・公演に向けての練習(ハーモニー) .発声練習・公演に向けての練習(仕上げ) .公演に向けての表現アプローチ(指揮者レッスンによる 最終確認) .公演のリハーサル .公演の振返り .卒業式式歌練習・後期のまとめ 試験・課題等の内容 授業や公演での参加状況とレポート提出。 参考文献 適宜配布する 評価方法及び基準 授業への取組状況 授業外における学習方法 各自授業の準備(予習)や復習を行うこと。 レポート課題 テキスト 未定 % % 演奏会への参加状況など、取り組 みへの積極性に対して評価します レポートの充実度を評価します 科目名 音楽理論Ⅱa・Ⅱb (Music Theory Ⅱa・Ⅱb) 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 音楽理論Ⅰabで学んだ和声学の知識をさらに高度な専門的領域に近づける。多様な和声形態を知ることによって、古典的な和 声感から近代・現代に及ぶ和声学の可能性を探っていく。教科書を通じてのみの理論実習に留まらず、古今の名作にその範例を 見つけながら、より実践的な和声学習に発展していく。 授業の概要 「和声 理論と実習Ⅰ」をテキストとして使用した音楽理論Ⅰabに引き続き、ここではテキストの後半にあるより高度な和音 の種類へと進み、それらの配置、連結の実習に取り組む。講義の後半の時期では「和声 理論と実習Ⅱ」へとすすみ、課題を通 しての学習のほかに、 古今の作品にその範例を確認したり、 作品を鑑賞することによってより感覚的な和声感に対する意識を養っ ていく。また現代社会での音楽需要に対応できるコードネームの原理、またその応用にも言及する。 授業計画 〈前期〉 .Ⅴ の和音についての復習と課題の実施 .Ⅴ 根音省略形体の原理、原則 .Ⅴ 根音省略形体の配置、連結の実習 .Ⅴ 根音省略形体を含むバス課題の実施 .Ⅴ の和音についての原理、原則 .Ⅴ の和音基本位置配置と連結の実習 .Ⅴ の和音根音省略形体の原理と法則 .Ⅴ の和音根音省略形体の配置と連結 .減 の和音の原理と原則 .Ⅱ をはじめとするサブ・ドミナンド各種和音 .Ⅱ 和音の配置、連結、バス課題 .準固有和音の原理と法則 .ドッペル・ドミナンドの原理と法則、配置、連結 .コードネームの原理とその応用⑴ .コードネームの原理とその応用⑵ 〈後期〉 .楽式論について .和音の分析 .非和声音について⑴ .非和声音について⑵ . 部形式について . 部形式について . 部形式について .変奏形式について .複合 部形式について .ロンド形式について .ソナタ形式について⑴ モーツァルト、ベートーベン .ソナタ形式について⑵ ロマン派、近代、現代 .カノン、フーガ形式について .フーガ形式について⑴ バッハの作品を中心とした .フーガ形式について⑵ バッハ以外の作品を中心とした 試験・課題等の内容 和声バス課題(前期)楽式論(記述式試験) 参考文献 特になし 評価方法及び基準 取組状況 % 講義の最後に出される課題 (宿題) への取組み 期末試験の評価 % 授業外における学習方法 自宅学習のための課題を確実に解答できるようにする。 テキスト 『和声理論と実習Ⅰ・Ⅱ』 (音楽の友社) 科目名 音楽理論Ⅱa・Ⅱb (Music Theory Ⅱa/Ⅱb) 担当者 単位数 安川 徹 各 単位 授業の到達目標及びテーマ 臨時記号を使用するより複雑な和音(借用和音や偶成和音)の理解とコードネーム使った進行法の習得を目指す。また、後期は さまざまな音楽形式を実作品を当たりながら理解していく。 授業の概要 下記授業計画に従ってテーマを待って進めていく。 〈アクティブ・ラーニング〉 理解度に合わせて、理解した内容の解説を行わせる 授業計画 〈前期〉 .理論Ibの復習 .Ⅵの和音の接続 .コート進行の原則 .ⅢやⅦの和音について .基本的な進行 .循環進行 .さまざまなコード進行 .借用和音とは .副七の和音 .Ⅴ度Ⅴ度(ドッペルドミナント) .その他の副七 .準固有和音 .Ⅴ の和音 .Ⅴ の根音省略形 .まとめ 試験・課題等の内容 コードネームおよび和声課題の実施 楽曲、和声分析 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での習熟度やドリルの内容、出席状況 試験 % 期末試験 テキスト 『学生のための和声の要点』伊藤謙一郎、柳田憲一 教員作成のドリル その他資料は随時配布する 〈後期〉 .その他の和音について .変化和音 .経過和音 .代理和音 .楽曲の形式について . 部形式について . 部形式について .既成楽曲の形式分析 .既成楽曲の和音分析 .コード分析および演奏法! .コード分析および演奏法" .和声とコードの相互分析! .和声とコードの相互分析" .和音と楽曲形式との関わり .まとめ 参考文献 『楽式論』石桁真礼生 授業外における学習方法 授業進度にあわせて教員が作成した課題を実施し提出する 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 副科実技Ⅰa・Ⅰb (Non-major Practical Lessonsa・b) 担当者 単位数 各実技教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ピアノ、パイプオルガン、チェンバロ、声楽、管楽器、弦楽器、打楽器、ギター、ジャズピアノより選択し各分野の基本的な奏 法を身につけ、音楽の幅広い表現手段とその基礎となるテクニックの習得、と必要な能力の開発を目指す。 授業の概要 個人授業で行い、それぞれの習熟度に応じて進める。 「奏法の基礎」 「読譜」 授業計画 〈前期〉 .各分野、各楽器の特性とその演奏のための基本的な心が けについて確認する。 .導入その として、各分野、各楽器の特性とその演奏の ための基本的な課題の点検とその指導。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を学んでいく。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を推し進める。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、発声法、 発音法の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめる。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題につ いて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のため に個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 副科実技a:各分野によって個別に取り決めた基礎的な楽曲 を暗譜演奏する。 評価方法及び基準 出席および取り組む姿勢 %。実技試験 % 〈後期〉 .導入その として、 休暇中に課した課題の点検とその指導。 .導入その として、aで修めた諸事項の復習 .導入その 学生個々の課題に即して各分野の演奏の基 本と諸問題を学んでいく。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、音階練習 を運指の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめ る。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .基本練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て提示する。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題につ いて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のため に個々の学生の課題を把握させる。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 テキスト 各分野、各教員ごとに適宜配布。各分野、各教員ごとに適宜 配布。 科目名 オルガン作品研究 (Studies in Organ Literature) 担当者 単位数 椎名雄一郎 単位 授業の到達目標及びテーマ オルガン音楽の歴史をその時代の楽器、演奏法などの視点から学ぶことを目的とする。またヨーロッパ各国の音楽を実際に聴き ながら、各時代、国々の時代背景や文化を研究し、各時代の演奏様式を理解し、他の楽器等の演奏にも役立つことを目的とする。 授業の概要 オルガン音楽初期の中世から現代のメシアンまでを取り上げる。実際にオルガン、チェンバロ、ピアノ演奏も取り入れ、比較し ながら各時代の音楽の特長を理解する。オルガン専攻の学生の他、ピアノ、声楽、管楽器、音楽教育の専攻生も対象に、幅広く オルガン音楽を紹介し、ヨーロッパの文化を実際に体験する。 「パイプオルガン」 「歴史」 「西洋文化」 「キリスト教」 授業計画 〈前期〉 .パイプオルガンとは .ヨーロッパのオルガン音楽の概要 .中世の文化とその音楽 .ルネサンス・イタリア文化とその音楽 .ルネサンス・スペイン文化とその音楽 .バロック・ネーデルランド文化とその音楽 .バロック・イタリア文化とその音楽 .バロック・ドイツ文化とその音楽 .フランス古典期の文化とその音楽 .バッハのオルガン作品 .バッハの息子たちの音楽 .古典派の音楽 . 世紀ドイツ文化とその音楽 . 世紀フランス文化とその音楽 .現代のオルガン音楽 試験・課題等の内容 授業で扱った作品についてレポート 評価方法及び基準 授業へ取り組み状況 % 課題への取り組みに対する評価 レポート % オルガン作品についての期末レポート テキスト パイプオルガン入門 椎名雄一郎(春秋社) 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』NHK オルガン研究会編(NHK 出版) 授業外における学習方法 毎回授業で扱う音楽について、テキストを元に予習、復習を 行う。 科目名 ピアノ伴奏法 (The study of piano accompaniment) 担当者 単位数 井谷 俊二 単位 授業の到達目標及びテーマ あらゆる音楽シーンで活用されるピアノ伴奏の実際とその方法、学習の仕方を、ピアノの多面性と可能性の広がりを求めて、現 実に即して学習する。 授業の概要 イタリア歌曲、ドイツ歌曲、日本歌曲など歌唱芸術に求められるピアノ伴奏の課題を実際の楽曲を基に学習する。また教材につ いては中学、高校の音楽教科のなかで取り上げられる楽曲や歌唱練習曲などにも応用し、しばしば現場の授業で求められる、移 調奏やパート練習法についても実際の授業での運用を目指して学習していく。 「アンサンブルの基礎」 「アンサンブルにおけるピ アノの役割」 授業計画 〈後期〉 .導入その 段譜に慣れ、簡易な弾き歌い課題を学習する。 .導入その 上で取り上げた曲を独唱者(独奏者)とのバランスに注意しアンサンブル形態で学習する。 .展開その 歌唱芸術の基礎となる古典イタリア歌曲を取り上げ、その独唱と伴奏のあり方について学ぶ。 .展開その 上記の課題楽曲の読譜と楽曲理解を推しすすめる。 .展開その ドイツ歌曲、日本歌曲を取り上げる。 .展開その 上記の課題楽曲の読譜とテキスト理解から推しすすめる。 .応用練習その 中学校、高等学校での音楽教科で取り上げる教材について講ずる。 .応用練習その 上記の課題楽曲の読譜と楽曲理解を推しすすめる。 .応用練習その 上記の楽曲を使って移調奏やパート練習など、現場に即した応用と展開を図る。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .応用練習その ピアノ以外の器楽曲とのアンサンブルの初歩について講ずる。 .応用練習その 上記の課題楽曲の読譜と理解を推しすすめる。 .応用練習その 編成や楽曲の規模を拡大し、より高度な難易度が要求される楽曲についても学習する。 .試験のための準備 各自が選択した曲について公開演奏形式で講ずる。 .試験のための準備 上記の楽曲の芸術的展開を図り学習する。 試験・課題等の内容 学生同志でペアを組んで独唱者もしくは独奏者との実技試験 を行う。 評価方法及び基準 出席、楽曲に取り組む姿勢 %。実技試験試験 %。 テキスト そのつど用意する。 科目名 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 授業外における学習方法 各楽曲、教材については単に読譜練習にとどまらず、そのテ キストや作曲の背景についても十分に予習した上で理解を深 める。また自主的にあらかじめ決めた学生同志ペアまたはグ ループを組み準備と復習の練習を欠かさずに行う。 アンサンブルⅡa,Ⅱb(パイプオルガン) (Ensemble Majors Ⅱa,Ⅱb (Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ アンサンブルⅠで学んだ奏法を元に、礼拝、チャペルアワーでの実践を通して、アンサンブル能力を養う。また、バロック時代 のアンサンブルには欠かせない通奏低音奏法を引き続き習得する。そして実際に、他の器楽や声楽と合わせることにより、通奏 低音の実践を行う。 a)賛美歌の様々な伴奏方法を習得する。 b)様式に沿った通奏低音奏法を習得する。 授業の概要 授業は、グループレッスンと個人レッスンを併用しながら進める。チャペルアワーや学外での演奏体験も視野にいれながら、様々 なアンサンブル体験を積むようにする。 「パイプオルガン」 「管楽器」 「アンサンブル」 「教会音楽」 「通奏低音」 「奏楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .礼拝・チャペルアワーの奏楽とは .賛美歌の手鍵盤のみの奏法 .賛美歌の足鍵盤付奏法 .賛美歌の前奏曲の即興 .賛美歌の奏楽方法(変奏等の仕方) .通奏低音の基礎と実践(数字の読み方) .通奏低音の基礎と実践(これまでの復習) .通奏低音の基礎と実践(基本とる和音) .通奏低音の基礎と実践(初見課題) .通奏低音の基礎と実践(リアリゼーション) .基礎的なアンサンブル体験(オルガンのみで) .基礎的なアンサンブル体験(歌曲) .通奏低音の基礎と実践(クリステンセン課題) .通奏低音の基礎と実践(器楽曲) .まとめ 〈後期〉 .賛美歌伴奏の発展(前期の復習) .賛美歌伴奏の発展(ビヂニウム) .賛美歌伴奏の発展(簡単な前奏の即興) .通奏低音の実践(ヘンデル・ソナタ) .通奏低音の実践(オルガン、管楽器別に授業) .通奏低音の実践(合わせの基本を身につける) .通奏低音の実践(バス声部を聴く練習) .通奏低音の実践(和声を聴く練習) .通奏低音の実践(フレーズを共につくりあげる) .通奏低音の実践(まとめ) . 台オルガンのアンサンブル(モーツァルト他) . 台オルガンのアンサンブル(ブレスの練習) . 台オルガンのアンサンブル(二人で合わせる) . 台オルガンのアンサンブル(まとめ) .様々なアンサンブルの発表 試験・課題等の内容 実技試験を行う。 a)オルガンまたは指定の楽器で讃美歌の演奏 b)アンサンブルの演奏 参考文献 『教会音楽ガイド』 (日本キリスト教団出版局) 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 授業外における学習方法 授業外での毎日の練習。 実技試験 % % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、技術の両面から総合的に評価す る。 テキスト 『讃美歌( 年版) 』 『讃美歌Ⅱ編』 (日本基督教団出版局) J.B.CHRISTENSEN 著「 Th Century Continuo Playing』 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 即興演奏Ⅰa・Ⅰb (Improvisation Ⅰa・Ⅰb) 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ グレード資格取得(ヤマハなどの音楽教室関係)に必要な基礎知識の習得、伴奏付けなどの技術もふくむ 授業の概要 指定された和音に従って伴奏を付けたり、旋律から和音を選択したりする。また、将来、各種グレード検定や音楽教室関係の採 用試験受験準備としての基礎知識を学ぶ。Ⅰaの後半では、 小節ほどの与えられた動機から、 部形式(ABÁ)などの楽曲 を即興で作ることができるように実習する。Ⅰbでは与えられたテーマ( 小節)への伴奏付け、そのテーマによる つの変奏 を即興で行なう技術を身につける 授業計画 〈前期〉 .即興とは .A−B−Aの小曲のしくみについて .カデンツの和音進行と鍵盤実習⑴ .カデンツの和音進行と鍵盤実習⑵ .他調カデンツの鍵盤実習⑴ .他調カデンツの鍵盤実習⑵ . 小節モチーフの発展の仕方⑴ . 小節モチーフの発展の仕方⑵ . 小節の旋律の完成(伴奏付けを含む)⑴ . 小節の旋律の完成(伴奏付けを含む)⑵ .中間部の和音進行⑴ .中間部の和音進行⑵ .中間部を含んだA−B−A小曲の即興⑴ .中間部を含んだA−B−A小曲の即興⑵ .総括 〈後期〉 .動機即興の復習と変奏即興について . 小節の旋律に対しての伴奏つけ⑴ . 小節の旋律に対しての伴奏つけ⑵ .変奏の仕方(理論的な学習)⑴ .変奏の仕方(理論的な学習)⑵ . つの変奏方法の習得⑴ . つの変奏方法の習得⑵ . つの変奏方法の習得⑶ . 小節の課題の実習⑴ . 小節の課題の実習⑵ . 小節の課題の実習⑶ .動機即興の復習と変奏即興⑴ .動機即興の復習と変奏即興⑵ .動機即興の復習と変奏即興⑶ .総括 試験・課題等の内容 個人指導による問題の実習等によって評価する テキスト プリントなど 評価方法及び基準 取組状況 % 参考文献 『ヤマハグレード募集要項 講義時の評価 科目名 % 次回講義までに与えられた課題を宿題と してやっているかどうかなどの評価、出 欠 与えられた課題を実習させ、それを評価 する 即興演奏Ⅰa・Ⅰb (Improvisation Ⅰa・Ⅰb) 年度版』 授業外における学習方法 講義の際に与えられた課題を自宅で学習しておく 教員名 単位数 三上 直子 各 単位 授業の到達目標及びテーマ 各種メロディーに対する伴奏、移調奏、コードネームによる伴奏等の基本的技術を身につける。 授業の概要 Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ に代表される和音、カデンツによる簡易なメロディーへの瞬時の伴奏付けと、その移調奏習得を目指して、一人ず つ鍵盤で演習する。 同時に、コードネームの表記とその記譜について、且つコードのみでの伴奏付けもできるよう、鍵盤で演習する。 授業計画 〈前期〉 .Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ のカデンツによる伴奏付けの要領、概要 .和音による伴奏付けハ長調①、コードについて① .ハ長調②、コードについて② .ハ長調③、コードについて③ .調号(嬰、変) つまでの長調①、コード鍵盤演習① .同②、コード② .同③、コード③ .調号 つまでの長調の伴奏とその移調奏①、コード④ .同②、コード⑤ .調号 つまでの短調の伴奏とその移調奏①、コード⑥ .同②、コード⑦ .調号 つまでの短調の伴奏とその移調奏①、コード⑧ .同②、コード⑨ .調号 つまでの長調の伴奏とその移調奏①、コード⑩ .同②、コード⑪ 〈後期〉 .調号 つまでの短調の伴奏付、移調奏①、楽曲をコード で弾く① .同②、楽曲コード奏② .同③、楽曲コード奏③ .調号 ∼ つまでの長調①、楽曲コード奏④ .同②、楽曲コード奏⑤ .同③、楽曲コード奏⑥ .調号 ∼ つまでの短調①、楽曲コード奏⑦ .同②、楽曲コード奏⑧ .同③、楽曲コード奏⑨ .調号 つまでの長調①、楽曲コード奏⑩ .同②、楽曲コード奏⑪ .同③、楽曲コード奏⑫ .調号 つまでの短調①、楽曲コード奏⑬ .同②、楽曲コード奏⑭ .同③、楽曲コード奏⑮ 試験・課題等の内容 一名ずつ鍵盤による伴奏付けの実技試験を行う。 参考文献 特になし 評価方法及び基準 期末試験 %、授業への取組状況 % 授業外における学習方法 .演習した曲の移調奏を練習、復習しておくこと。 .カデンツを全調で弾けるよう、練習しておくこと。 テキスト 伴奏付け課題、コード用楽曲のプリントを毎時間配布する。 科目名 コンピュータ研究Ⅱ (Computer Studies Ⅱ) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ コンピュータを活用した、より進んだ研究の成果として、オリジナルムービーを制作することを目標とし、それに至る各過程の 技術ならびにプログラミングのコツをつかむことをテーマとする。 授業の概要 オリジナルムービー制作のための知識ならびに方法論を段階を追って解説しながら、各自、作品制作を進めていく。最終回でお 互いに鑑賞し、ディスカッションを行う。 「ムービー制作」 「プログラミング」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈後期〉 .動画制作の基礎 .動画制作のためのソフト .計画の立て方 .素材の収集について .静止画の編集 .動画の編集 .音声データの編集 .各種効果について .他の作品から学ぶ .映画についての基礎知識 .最終工程について」 .作品を磨く⑴素材レベルでのチェック .作品を磨く⑵音声とのシンクロ .作品を磨く⑶最終的なチェック .鑑賞会 試験・課題等の内容 制作したデータを提出。 テキスト 未定 評価方法及び基準 取組状況 % 参考文献 授業内で紹介する。 提出データ 科目名 % 毎回授業への積極性ならびにディスカッ ションへの積極的参加を基準に判断する。 期末に提出する制作データへの取り組み意 欲と完成度を基準に判断する。 楽器学 (Instrument Study) 授業外における学習方法 次回授業までに授業のテーマに関連する予備学習を行ってお くこと。授業後は学習内容の記録整理を行うこと。 担当者 単位数 草場紀久子、椎名雄一郎、平田 単位 信行 授業の到達目標及びテーマ 鍵盤楽器(ピアノ、オルガン、チェンバロ) 、管楽器など、普段演奏している楽器の構造と歴史を知ることにより、より深く楽 器とその音楽を理解することが目標である。 授業の概要 各鍵盤楽器の発音機構と歴史を学び、実際に各楽器の調律を体験する。またオルガンのパイプを紙を使用して実際に作成する。 ピアノの楽器発達の歴史と音楽の関わり、ピアノのメカニズムを学ぶ。管楽器の構造、歴史、変遷を概観する。時代楽器による 演奏を聴く。弦楽器、打楽器も含めて各楽器のための作品、室内楽、管弦楽曲を通して楽器を観察する。 「ピアノ」 「パイプオルガン」 「管楽器」 「弦楽器」 「打楽器」 「チェンバロ」 〈アクティブ・ラーニング〉 実際にパイプオルガンのパイプを受講者が作成する。 授業計画 〈前期〉 .鍵盤楽器の種類(変遷) 椎名 .各鍵盤楽器の構造と歴史 椎名 .パイプ作成 椎名 .調律(管楽器としてのオルガン) 椎名 .調律(弦楽器としてのチェンバロ) 椎名 .ピアノの歴史 (ピアノの前進楽器とピアノの誕生・ 発展) 平田 .ピアノ機能と構造(音の発生とピアノの新導体、 それらを取り巻く構造) 平田 .ピアノの音(音の分類・平均律音階・音の伝わり・ 音の性質) 平田 .アップライトとグランドピアノ 平田 .ピアノの保守管理と音のエチケット 平田 .管楽器の構造 木管楽器 草場 .管楽器の構造 金管楽器 草場 .弦楽器、打楽器の概観 草場 .管弦楽曲から見る楽器 草場 .まとめ 草場 試験・課題等の内容 期末試験(各担当者による) 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 % 課題への取り組み状況 (平常点) 期末試験 % つの分野による筆記試験 テキスト ヤマハピアノアカデミー教科書より抜粋 プリントを適宜配布する。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』NHK オルガン研究会編(NHK 出版) 『楽器学入門 オーケストラの楽器たち』金城威和雄(音楽 之友社) 授業外における学習方法 毎回の授業のレポートは、重要な事柄を整理するためにも必 要。授業の課題は必ず準備すること。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽療法各論Ⅰ(基礎) (Clinical Music Therapy Ⅰ) 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽療法の実践での必要な基礎的知識・技能を学ぶ。基礎的知識・技能を修得し臨床での学びをより深いものにする。統計につ いて簡単な知識を修得する。 このため、事例発表の理解が、高度になる。 授業の概要 講義と音楽療法での実技を学び、プログラム作成を試みる。同時に先行研究事例を通して事例発表のまとめ方を修得する。 〈アクティブ・ラーニング〉 作成したプログラムを互いに批評し合う。 授業計画 〈前期〉 .音楽技能基礎! 歌唱活動 .音楽技能基礎" 楽器活動、合奏 .音楽技能基礎# 運動と音楽 .音楽技能基礎$ 鑑賞 .音楽技能基礎% 集団と個人セッション .音楽技能基礎& 音楽聴取、リラクゼーション .音楽療法のプロセス! アセスメント .音楽療法のプロセス" 目標設定、プランニング、実施 .音楽療法のプロセス# 記録、評価 .音楽療法の実践事例! 児童領域 .音楽療法の実践事例" 成人領域 .音楽療法の実践事例# 高齢者領域 .事例発表のまとめ方 .統計について .まとめ 試験・課題等の内容 技能では、活動への参加態度を参考にする。 提供された事例に基づいてアセスメント、目標設定、プログ ラムを各自において作成する。 評価方法及び基準 取組状況 % 実技の完成度を判断基準とする。 レポート % 作成されたレポートでの記述表現と対象者理 解についての知識と考え方を判断基準とする。 科目名 音楽療法各論Ⅱ (Clinical Music Therapy Ⅱ) テキスト 松井紀和『音楽療法の手引き』牧野出版 参考文献 適宜指示する。 授業外における学習方法 楽器学や運動学の書籍の読解。 あらゆる種類の CD 聴取を行なう。 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽療法の臨床で係わる児童・成人・高齢者の各領域について学ぶ。実践にむけて特に対象者が示す症状と音楽の治療特性との 関連について知識を確かなものとする。 授業の概要 講義を中心に進めるが授業中に対象者に見立てた学生への実践練習を行なう。 〈アクティブ・ラーニング〉 模擬 実践について互いの批評を行なわせる。 授業計画 〈後期〉 .児童領域で使用する楽曲の理解( 曲) .児童領域で使用する創作および既製楽器の理解 .臨床像としての児童の症状理解 .アセスメント、治療計画の作成および模擬実践 .児童領域の全体のまとめ .成人特に精神科疾患の理解 .成人領域で使用する楽曲の理解 .精神科疾患の症状と音楽の治療特性理解 .成人領域での基礎的な治療実践 .成人領域全体のまとめ .高齢者全般についての多面的理解 .認知症(アルツハイマー型)の理解 .脳血管障害の理解と音楽療法臨床の理解 .認知症でのアセスメント、治療計画の作成と模擬実践 .高齢者領域の全体のまとめ 試験・課題等の内容 各領域で興味を持った疾患についてレポートを提出する。授 業中に提示された楽曲の歌唱ができるようになっておくこと。 症状にあった創作楽器について幾つかの設計図を提出するこ と。 テキスト 松井紀和『音楽療法の実際』牧野出版 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回口頭試問を行なう。口頭試問での応答か ら判定する。授業内での質問や実践での準備 状況も平常点として加える。 レポート % 期末レポートにおいて、障害を持った対象者 にとって音楽の与える意味についてどのよう なかんがえを記述しているかを判定基準とし ます。 授業外における学習方法 新聞、テレビ等の社会面での医療関係に必ず目を通すこと。 参考文献 適宜指示する。 科目名 ドイツ語Ⅱa・Ⅱb (German Ⅱa・Ⅱb) 教員名 Claudia Marra 単位数 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ この授業はドイツ語の会話の入門です。発音、イントネーション、読み方、書き方と文法は から紹介します。会話の内容はド イツの生活と文化です。前期のドイツ語の言語力の狙いは独検 級レベルで、後期は独検 級レベルです。 授業の概要 ドイツ語の勉強の基本を目指す:ペアワーク、ロールプレー、読み取りと聞き取りについての会話で自分の会話能力を目指しま す。宿題は単語能力の問題と作文となります。 授業中で自然な会話をトレーニングをします。活発的な授業参加が条件です。 授業計画 〈前期〉 .ドイツ語の紹介 .発音とアルファベット、Guten Tag. Lektion .Das ist. .Lektion B .Ich komme aus...Lektion C .Ein Gespräch. Lektion D/E .小テスト、Meine Familie, A .Wer ist wer? B .Leute vorstellen,C .Zahlen, D .Landeskunde .小テスト、Einkauf, A .Haben Sie...? B .Artikelüben .Gewichte und Maße, D .Einkaufsdialoge, E Testvorbereitung A 〈後期〉 .Wiederholung .Meine Wohnung, Lektion A .Wie ist das Zimmer? B .Möbel, C .Anzeigen lesen, Dialoge D/E .小テスト、Mein Tag, A .Uhrzeiten, B .Die Woche, C .Tageszeiten, D .Öffnungszeiten, E .小テスト、Zwischenspiel .Freizeit, A .Wetter, B/C .Hobbys, D/E .Testvorbereitung 試験・課題等の内容 学期中の小テスト(筆記/ 回) 、活発的な授業への参加度、 試験期間中のドイツ語会話テスト 参考文献 http://www.hueber.de/shared/uebungen/schritte-plus/ 評価方法及び基準 授業への参加度 / 授業外における学習方法 授業外に必ず単語の勉強をして下さい。教科書のホームペー ジ (http://www.hueber.de/shared/uebungen/schritte-plus/) の練習問題もお勧めします。 / 、小テスト / 、試験 (会話テスト) テキスト Niebisch u.a.: Schritte plus . Hueber Verlag. ISBN 978-3-19011911-0 科目名 イタリア語Ⅱa・Ⅱb (Italian Ⅱa・Ⅱb) 担当者 単位数 野田ディーナ 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 一年目で学習した構文に基づいて、積極的に伝達したり、辞書を引きながら簡単な読み物を読んで訳したり、簡単な文書を書く。 また、日常や旅行会話ができるようになる。 授業の概要 イタリア語Ⅰa・Ⅰbで使用した教材を引き続き用いて、role play で行う会話学習を中心にした文法、表現と語彙を学習する。 また、別のプリントで、リスニング学習も加えて、より実践的な communication 力を身に付けることができます。 授業計画 〈前期〉 .イタリア語 Ib の後記のテストをつかって、全体の復習 をする .Unita :−ire 動詞の 種類の変化 .Unita :人の好みを訪ねたり、自分の好みを表現する .−are・ere・ire 動詞の全体の練習 .Unita :時間の読み方 .Unita :piacere⑴・間接人称代名詞 .Unita :piacere⑵・間接人称代名詞 .Unita :piacere⑶・…はどうですか。意見 .Unita :再起動詞 . :不規則動詞・andare . :不規則動詞・venire・場所を表す前置詞 . :不規則動詞・fare・uscire .Unita :助動詞・sapere(できる) .Unita :助動詞・volere (∼したい・∼が欲しい) .復習 〈後期〉 .前期のテストを使って、全体の復習 .Unita :助動詞・dovere (∼しなければならない) .Unita :助動詞・potere(∼することができる) .Unita :過去形 ⑴avere+ 過去分詞 .Unita :過去形 ⑵essere+ 過去分詞 .過去形を使った会話⑴ .過去形を使った会話⑵ .Unita :直説法半過去⑴ .Unita :直説法半過去⑵ .Unita :直説法半過去⑶・形容詞 bello .Unita :規則動詞未来形 .Unita :不規則動詞未来形 .未来形を使った会話 .Unita :道案内の表現・会話 .復習 試験・課題等の内容 定期試験と授業内容の確認の中間試験 参考文献 伊和辞典・和伊辞典 評価方法及び基準 試験 % 定期試験 授業への取り組み % % 中間テスト 授業外における学習方法 単語・語彙を調べる、CD を使って発音の練習・自分につい てレポートをイタリア語で書く % テキスト Un piatto d italiano(nuova edizione)Hakusuisha プリント 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽セミナーⅡa・Ⅱb (Special Music seminar Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 担当者 単位数 音楽学科教員分担 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 大学生として、また音楽を専門に学ぶ学生として必要な知識、思考の向上のために、一般の科目では得られない講座を展開して いく。それらは単に音楽の専門分野についてのみならず、社会人としての人間形成に役立つ幅広い知識、教養を身に付ける内容 が検討されている。ほかに音楽学部主催の学内の各演奏会に参加、または評価文を作成し鑑賞することによって、より積極的に 自己の音楽表現を深めるために鑑賞することを目的とする。 授業の概要 音楽学部主催の演奏会に参加し、また鑑賞することによって、その内容、感想などをレポートとして纏め上げる。また講座、特 別講座ではレポートの書き方、大学における講義の受講の仕方、朗読などを通じて人前での話し方、基本的な文章の書き方など を学んでいく。 「音楽の多様性」 「他者への理解」 授業計画 〈前期〉 .大学で学ぶとは?(音楽セミナーⅠ) 年度 音楽セミナー開始にあたって(音楽セミナー Ⅱ・Ⅲ) .教員講座 「音楽鑑賞講座」 .教員講座 「ピアノチャレンジ」 .教員講座 作曲の実際について .教員講座 .特別講座 .教員講座 .教員講座 .特別講座 .海外留学経験談講座 .演奏会∼ 年 前期リサイタル .演奏会∼ 年 前期リサイタル . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 オペラ公演 .演奏会 サマーコンサート 試験・課題等の内容 レポート提出 前期より 回、後期より 回、任意の演奏会、特別講義につ いて、各演奏会、講座の終了後 週間以内に東山手オーディ オルーム、または新戸町事務室に提出すること。手書き、ワー プロのいずれでもよいが、字数は 字以上とする。 評価方法及び基準 参加状況 % 提出物 % 科目名 〈後期〉 .後期音楽セミナー開始にあたって . 年と上級生との交流会 .教員講座 .演奏会秋期演奏会 .教員講座 .特別講座 .教員講座 .演奏会 .特別講座 . 年生の話し∼就職活動について .卒業生の話 . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 定期演奏会 .演奏会 クリスマスコンサート .特別講座 テキスト そのつど、担当講師によって提示される。 授業外における学習方法 あらかじめ提示されたテーマに沿って、各自で可能な予習を 行う。毎回、授業の内容についての小レポートを提出する。 発表への取り組み状況を評価する。 公開演奏・発表(公開演奏) (public performance) 担当者 単位数 音楽学科専任教員 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽活動の一環として地域との交流や連携を図り、学生が積極的に社会と呼応流することを促進する目的の基に、公開の場での 演奏や作品の発表を行い、その準備過程も含めて単位として認定する。 この科目を履修するためは、あらかじめ選定された発表の機会について、学生は事前に計画書を提出し、発表後それを証明する 書類等とともに報告書の提出を行う。対象となるのは下記に掲げる「対象となる演奏・発表活動」等である。 授業の概要 計画に基づいた活動に付き、所定の手続きを経たものについて評価する。 「演奏の公開性」 「演奏とその社会的位置づけ」 授業計画 〈前期〉 以下に掲げる「対象となる演奏・発表活動」について各自で 参加し、しかる後、所定の手続きをとる。 〈後期〉 以下に掲げる「対象となる演奏・発表活動」について各自で 参加し、しかる後、所定の手続きをとる。 〈対象となる演奏・発表活動〉 ・各種音楽コンクール ※ ・各種音楽オーディション ※ ・外部主催者による公開演奏会(公的機関のもの。個人主催 の「おさらい会」等は不可。 ) ・本学部主催による定期演奏会。 ・その他 〈対象となる演奏・発表活動〉 ・各種音楽コンクール ※ ・各種音楽オーディション ※ ・外部主催者による公開演奏会(公的機関のもの。個人主催 の「おさらい会」等は不可。 ) ・本学部主催による定期演奏会。 ・その他 ※対象となるコンクール、オーディションの例 ・日本音楽コンクール ・長崎県新人演奏会オーディション ・飯塚新人コンクール ・宮日音楽コンクール ほか ※対象となるコンクール、オーディションの例 ・日本音楽コンクール ・長崎県新人演奏会オーディション ・飯塚新人コンクール ・宮日音楽コンクール 試験・課題等の内容 履修を希望するものは、学期の始めに、所定の用紙「公開演 奏 届け」により単位取得のための必要事項を記載して履修 登録を行う。学生は事前に計画書を提出し、発表後それを証 明する書類等とともに報告書の提出を行う。 該当するコンクール、演奏会等終了後、学生は担当教員のも と所定の用紙「公開演奏 届け」を記載し発表内容を証明す る修了書、賞状、プログラム、パンフレット、演奏録音物等 を学科主任に提出する。 評価方法及び基準 提出された「公開演奏 届け」と、関係資料等によって学科 教授会で審査し単位を認定する。 授業外における学習方法 公開演奏で取り上げる楽曲は、自宅および大学の内外でも十 全に準備されるよう指導教員の指示を受けること。 科目名 公開演奏・発表(公開発表) (public performance(composition) ) 担当者 単位数 音楽学科専任教員 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽活動の一環として地域との連携や交流を図り、学生が社会と積極的に交流することを促進する目的の基に、公開の場での演 奏や作品の発表を行い、その準備過程も含めて単位として認定する。この科目の履修のためには、あらかじめ選定された発表の 機会について、学生は事前に計画書を提出し、発表後それを証明する書類等とともに報告書の提出を行う。対象となるのは下記 に掲げる「対象となる演奏・発表活動」等である。 授業の概要 計画に基づいた活動につき、所定の手続きを得たものについて評価する。 授業計画 〈前期〉 以下に掲げる「対象となる演奏・発表活動」について各自参 加し、しかるのち、所定の手続きをとる。 (対象となる演奏・発表活動) 各種音楽コンクール ※ 各種音楽オーディション ※ 外部主催者による公開演奏会(公開機関のもの。個人主催の おさらい会等は不可。 ) 本学主催による定期演奏会 その他 ※対象となるコンクール、オーディションの例 日本音楽コンクール 長崎県新人演奏会コンクール 飯塚新人コンクール 宮日音楽コンクール ほか 〈後期〉 以下に掲げる「対象となる演奏・発表活動」について各自参 加し、しかるのち、所定も手続きをとる。 (対象となる演奏・発表活動) 各種音楽コンクール ※ 各種音楽オーディション ※ 外部主催者による公開演奏会(公開機関のもの。個人主催の おさらい会等は不可。 ) 本学主催による定期演奏会 その他 ※対象となるコンクール、オーディションの例 日本音楽コンクール 長崎県新人演奏会コンクール 飯塚新人コンクール 宮日音楽コンクール 試験・課題等の内容 履修を希望するものは、学期の始めに、所定の用紙「公開演 奏・発表届け」により単位取得のための必要事項を記入して 履修登録を行う。学生は事前に計画書を提出し発表後それを 証明する書類等とともに報告書の提出を行う。該当するコン クール、演奏会、作品発表等終了後、学生は担当教員のもと 所定の用紙「公開演奏・発表届け」を記入し発表内容を証明 する修了書、賞状、プログラム、パンフレット、演奏・発表 録音物等を学科主任に提出する。 評価方法及び基準 提出された「公開演奏・発表届け」と関係資料等によって学 科教授会で審査し単位を認定する 科目名 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(ピアノ実技分野) (majors Ⅱa・Ⅱb (Piano) ) 担当者 単位数 井谷 俊二 単位 ほか各担当教員 授業の到達目標及びテーマ ピアノ演奏の芸術的展開を推し進める上で、器楽研究a・b(ピアノ実技分野)で学んだことをさらに発展的に学び、個性の確 立を目指す。 Ⅱa)ではⅠ、Ⅱで学んだJ・S・バッハのクラヴィーア曲研究のまとめとして、その「平均律曲集」からプレリュードとフーガ 一曲を選択し演奏する。ピアノ演奏の芸術的展開を各自の個性の確立から捉え、後期はじめの公開演奏を目指し、ピアノの全レ パートリーから自由に選択し演奏する。 Ⅱb)では、ピアノの演奏の基本となる古典派のソナタを取り上げ、全楽章の研究と演奏を通して、楽曲理解と構成、また演奏 の見通しや安定という重要な事項を実践的に学んでいく。 授業の概要 学生の習熟度に応じて進める。原則として器楽研究Ⅰbのあと、音楽表現・教育研究Ⅰa→・Ⅰbというふうに順次履修ですす める。 「演奏、その基礎から展開へ」 「ピアノ・レパートリーを知る」 授業計画 〈前期〉 .導入その :休暇中に課した課題の点検とその指導。器 楽研究Ⅰa、Ⅰb(ピアノ分野)で修めた諸事項の復習。 .導入その :新しい課題楽曲への準備。殊に Bach の楽 曲については動機、主題などの基本事項を確認する。 .応用練習その 課題となる楽曲の背景と特性について 講ずる。 .応用練習その それらの課題となる楽曲の正しい読譜 をおしすすめる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て講ずる .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て、学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について学生の自主性 を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について、さらにその 理解を推し進める。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課 題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査し ていく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々の 学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題につ いて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のため に個々の学生の課題を把握させる。 〈後期〉 .導入その :休暇中に課した課題の点検とその指導。音 楽表現・教育究Ⅰaで修めた諸事項の復習。 .導入その :新しい課題楽曲 へ の 準 備。課 題 の Sonate 楽曲全体について俯瞰させる。 .応用練習その 課題となる楽曲(Sonate)の背景と特 性について、ソナタ楽章の分析を踏まえて講じる。 .応用練習その 引き続いて Sonate 楽章の正しい読譜 をおしすすめる。 .応用練習その Sonate 楽章とその他の楽章の分 析 と 演奏の課題について講ずる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題につい て、学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について学生の自主性 を引き出す。 .応用練習その 課題曲の諸課題について、さらにその 理解を推し進める。 .試験のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課 題曲の音楽的表現について考察する。 .試験のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査し ていく。 .試験のための準備 特に技術的な課題について個々の 学生の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 確実な暗譜とその方法に重きを置 きながら、諸課題について考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の 特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法 の徹底を図る。 .試験のための準備 全楽章演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 筆記試験を行う。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 評価方法及び基準 出席、楽曲に取り組む姿勢 %。実技試験 %。 テキスト 任意のJ・S・バッハのクラヴィーア曲集ほか、任意の楽曲の 指定された楽譜。 担当者により異なる。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(パイプオルガン) (Majors Ⅱa,Ⅱb(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ これまで 年間学んできたバロック、ルネサンス時代のオルガン音楽を基に、さらに 世紀以降のドイツ、フランスのオルガン 音楽のテクニック、表現力を身につける。 Ⅱaではフランスのロマン派作品を取り上げロマン派作品の演奏基礎を学ぶ。またバッハの後期オルガン作品にも挑戦する。 ⅡbではⅡaで学んだ、ロマン派以降のテクニック、表現力を基に、ドイツ・ロマン派、また近現代の大曲にチャレンジする。 またJ. S. バッハの大規模なコラール作品を通して、様式感、構成力を学ぶ。 授業の概要 個人レッスンにより、学生の習熟度に応じて進める。ロマン派時代の楽曲はピアノ演奏テクニックを使用することに留意し、オ ルガンだけてなく、ピアノでも練習を課すことがある。 年次のバッハの作品はバッハの円熟期の作品を取り上げ、深い理解に 基づいた演奏を目指す。 「パイプオルガン」 「奏楽」 「教会音楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .フランスのオルガン音楽の紹介 .演奏曲目の選定と練習の仕方について .基本的なロマン派奏法の習得(楽譜の読み方) .基本的なロマン派奏法の習得(指使い) .基本的なロマン派奏法の習得(フレーズ) .フランス・ロマン派の様式の習得(音楽の理解) .フランス・ロマン派の様式の習得(指使い) .フランス・ロマン派の様式の習得(構成力) .バッハの後期オルガン作品の演奏法(様式) .バッハの後期オルガン作品の演奏法(指使い) .バッハの後期オルガン作品の演奏法(構成) .Ⅱaで勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 試験・課題等の内容 Ⅱa)バッハ後期作品と、フランス 世紀以降の作品。 Ⅱb)J.S.バッハの大規模なコラール作品と、ドイツ・ロマ ン派または近現代のオルガン作品。 いずれの試験も暗譜演奏とする。 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 実技試験 科目名 % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、 技術の両面から総合的に評価する。 〈後期〉 .ドイツのオルガン音楽の紹介 .演奏曲目の選定と練習の仕方について .近現代のオルガン奏法の習得(楽譜の読み方) .近現代のオルガン奏法の習得(指使い) .近現代のオルガン奏法の習得(フレーズ) .ドイツ・ロマン派様式の習得(音楽の理解) .ドイツ・ロマン派様式の習得(指使い) .ドイツ・ロマン派様式の習得(構成力) .バッハのコラール作品の演奏法(様式) .バッハのコラール作品の演奏法(指使い) .バッハのコラール作品の演奏法(構成) .Ⅱbで勉強した作品の発表会 .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する テキスト J. S. バッハのオルガン作品集(Bärenreiter 版、Breitkopf 版)他、任意の楽曲の指定された楽譜。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』 (NHK 出版) 示する。 その他、適宜指 % 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(管楽器専攻) (majors Ⅱa・Ⅱb(Wind Instruments)) 授業外における学習方法 この授業のためには毎日の練習が必要。 以上の練習時間を確保すること。 担当者 単位数 草場紀久子 各 単位 週間に合計 時間 他管楽器担当教員 授業の到達目標及びテーマ 器楽研究ab( 年次) 、音楽表現・教育研究ⅠaⅠb( 年次)と研究してきた演奏法、テクニックを更に発展させる。 楽曲に取り組む際には、時代様式、楽曲様式の視点を持って学び、演奏することを目指す。学内外で増えてくる演奏機会に生か し、自主的、自発的な音楽作りが出来る力を習得する。また、楽器の指導法にも取り組む。 授業の概要 エクササイズ、エチュード、楽曲、オーケストラスタディ等を教材にする。これまで研究してきた奏法の理論的、身体的な確認、 発展をしながら、指導法にも結び付ける。詳しい概要は各管楽器担当教員によるので、下記授業計画は一つの参考として目安と されたい。 キーワード「理論」 「身体」 「指導」 授業計画 〈前期〉 .導入①音楽表現・教育研究Ⅰbで修めた諸事項の復習 .導入②復習続き及び新しい楽曲への準備 .楽曲の背景と特性を概観する .読譜の確認 .楽曲分析 .演奏の課題を見つける .技術的課題に対応する練習の方法と指導法を探る .各人の課題に対応する練習の方法を探る .音楽的表現について考察する .音楽的表現のための方法と指導法を研究する .ピアノ伴奏と合わせる .速度感、拍子感の確認 .楽曲全体を見通す①形式 .楽曲全体を見通す②曲つくり .仕上げ 〈後期〉 .導入①音楽表現・教育研究Ⅱaで修めた諸事項の復習 .導入②復習続き及び新しい楽曲への準備 .楽曲の背景と特性を概観する .読譜の確認 .楽曲分析 .演奏の課題を見つける .技術的課題に対応する練習の方法と指導法を探る .各人の課題に対応する練習の方法を探る .音楽的表現について考察する .音楽的表現のための方法と指導法を研究する .ピアノ伴奏と合わせる .速度感、拍子感の確認 .楽曲全体を見通す①形式 .楽曲全体を見通す②曲つくり .仕上げ 試験・課題等の内容 実技試験 前期試験曲は後期はじめの秋期演奏会の演奏曲となるので、 その点を考慮して選曲すること。 所要時間、 楽曲選択の基準については、 学部作成のガイドブッ クを参照のこと。 テキスト 任意の練習曲集、任意の楽曲の指定された楽譜。担当者によ り異なる。 評価方法及び基準 取組状況 % 演奏 % 授業外における学習方法 毎回、練習方法を指示する。意識的にその課題改善に向けて、 質の良い練習が問われる。 日常の研究状況とその成果 試験時における演奏 参考文献 担当者が適宜推薦する。 科目名 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(声楽) (Majors Ⅱa・Ⅱb) 担当者 単位数 永吉美恵子 各 単位 授業の到達目標及びテーマ 声楽研究a・b、音楽表現Ⅰa・Ⅰbで習得した歌唱の基礎的な技法、及び知識をもとにして、その学習を継続して技術面での 一層の向上を図る。日本歌曲(日本の伝統的な音楽についての知識も含む)や宗教曲にも触れ、より広範囲な声楽作品を演習し、 演奏者として豊かな歌唱力と表現力を育む。また詞のディクションや解釈、時代背景や演奏スタイルについても学習し、幅広い 音楽的教養を身に付けることを目的とする。 授業の概要 個人授業形態(個人レッスン)で行い、コンコーネ 番、コンコーネ 番も併用しながら、より高度な歌唱技法の向上を図る。 さらに個々の学生の習熟度に応じて幅広い声楽曲から課題を選曲し演習する。 授業計画 〈前期〉 .発声練習 コンコーネ 番 No. ∼ 任意の歌曲① .発声練習 コンコーネ 番 No. ∼ 任意の歌曲② .コンコーネ 番 No. ∼ 発声練習 日本歌曲につい て① .コンコーネ 番 No. ∼ 発声練習 日本歌曲につい て② .自由曲の選曲と日本歌曲の演習、歌唱における課題の把 握 .自由曲と日本歌曲の演習、歌唱時の課題解決に向けて① .自由曲と日本歌曲の演習、歌唱時の課題解決に向けて② .自由曲と日本歌曲の演習と表現へのアプローチ法 .習熟度に応じた試験曲(自由曲と日本歌曲)の選曲と歌 唱へのアプローチ法 .試験曲における習得した技法の応用① .試験曲における習得した技法の応用② .試験曲における表現へのアプローチ法① .試験曲における表現へのアプローチ法② .試験曲における表現へのアプローチ法③ .前期のまとめ(外国歌曲と日本歌曲の歌唱法について) 演奏に向けて 試験・課題等の内容 前期:任意の自由曲 後期:任意の自由曲 曲と日本歌曲 曲 曲と宗教曲 曲 評価方法及び基準 % 出席状況や課題への取り組みに対する評価(平常点) % 試験における演奏評価(実技試験) 〈後期〉 .発声練習 コンコーネ 番 No. ∼ 任意の歌曲① .発声練習 コンコーネ 番 No. ∼ 任意の歌曲② .コンコーネ 番 No. ∼ 発声練習 オラトリオにつ いて① .コンコーネ 番 No. ∼ 発声練習 オラトリオにつ いて② .自由曲の選曲とオラトリオの演習、歌唱における課題の 把握 .自由曲とオラトリオの演習、 歌唱時の課題解決に向けて① .自由曲とオラトリオの演習、 歌唱時の課題解決に向けて② .自由曲とオラトリオの演習と表現へのアプローチ法 .習熟度に応じた試験曲(自由曲とオラトリオ)の選曲と 歌唱へのアプローチ法 .試験曲における習得した技法の応用① .試験曲における習得した技法の応用② .試験曲における表現へのアプローチ法① .試験曲における表現へのアプローチ法② .試験曲における表現へのアプローチ法③ .後期のまとめ(歌曲とオラトリオの歌唱法について) 演奏に向けて テキスト ・各歌曲集(日本歌曲集含む) ・コンコーネ 番、コンコーネ 番 ・オラトリオのヴォーカルスコア など 参考文献 適宜配布する。 授業外における学習方法 受講生は授業で学んだことを復習し、練習を重ねて次回の授 業に臨むこと。 科目名 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(打楽器) (Majors Ⅱ a・Ⅱ b(percussion) ) 担当者 単位数 冨田 篤、田代佳代子 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 器楽研究abで学んだ基本的な技術を踏まえ、様々な打楽器及びマリンバのために書かれた楽曲に触れていく。Ⅱaでは、マル チパーカッションを含む打楽器小品を、Ⅱbでは鍵盤打楽器(マリンバ)の小品を奏し、さまざまな時代の楽曲に触れることで 打楽器の歴史を考察するとともに、打楽器音楽の幅広い音楽表現方法を学んでいく。 授業の概要 Ⅱaではマルチパーカッション(複数個を組み合わせた打楽器群)を用いて、エチュードや小品に取組、音符の捉え方、マレッ トやバチの選択など、楽譜から読み取る情報を、正確に把握・演奏することを学び、器楽研究で学んだ基礎技術の応用を試みな がら、一つの作品に仕上げていく。また皮膜打楽器以外にも、金属・木質と異なる響を持つ楽器のコントロールについても検証 する。Ⅱbでは、マリンバを用いて、Ⅰbで扱わなかったピアノや弦楽器のために書かれたクラシックの小品に触れ、ここでも アーティキュレーションやフレージングをより細部まで読み解き、作品の時代背景を深く考察するとともに、近現代に書かれた マリンバのための小品にも触れ、古典から学んだ発音やフレージングを、近現代の作品に応用・発展できるよう試みる。 授業計画 〈前期〉 .エチュード①(音符の適切な捉え方) .エチュード②(マレット選択の考察) .エチュード③(各打楽器による音響の変化を知る) .小品①(楽曲分析) .小品②(特殊奏法の研究) .小品③(基礎技術の応用と検証) .小品④(フレージングの確認) .小品⑤(楽曲の完成) .マルチ・パーカッション①(楽器選択とチューニング) .マルチ・パーカッション②(楽曲分析) .マルチ・パーカッション③(使用楽器・マレットの検証) .マルチ・パーカッション④(金属・木質楽器の考察) .マルチ・パーカッション⑤(音楽の構築と表現) .マルチ・パーカッション⑥(全体構図の再確認) .マルチ・パーカッション⑦(楽曲の完成) 〈後期〉 .古典楽曲への取り組み① (アーティキュレーション分析) .古典楽曲への取り組み②(フレージング分析) .古典楽曲への取り組み③(古典作品語法の考察) .古典楽曲への取り組み④(楽曲の完成) .エチュード①(フレーズの捉え方と歌い方) .エチュード②(基礎技術の応用) .エチュード③(音楽構築の検証) .エチュード④(古典から現代的な語法への転換) .エチュード⑤(楽曲の完成) .近現代の小品①(近現代作品の読み解き) .近現代の小品②(楽器・マレットの選択と検証) .近現代の小品③(基礎技術の応用) .近現代の小品④( 本マレットの習得) .近現代の小品⑤(全体構図の再確認) .近現代の小品⑥(楽曲の完成) 試験・課題等の内容 ab共に試験期間中に、実技試験を行う。 参考文献 各教員より適時配布。 評価方法 試験 授業への取組状況 授業外における学習方法 先回の授業(レッスン)で得た、アドバイスを参考に、より 確実な表現を準備する。 % % テキスト Ⅱa/ルイ・ベルソン:オド・タイム・リーディング・テキ ストクセナキス:ルボンab、サッファ Ⅱb/ゼルツマン: マレット・マリン バ・プ レ イ ン グ、 バッハ:無伴奏チェロ組曲、安倍圭子:竹林 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽表現・教育研究Ⅱa・Ⅱb(作曲専攻) (Major Ⅱa・Ⅱb(Composition) ) 担当者 単位数 加藤 単位 豊 授業の到達目標及びテーマ 音楽表現・教育研究Ⅱaでは音楽表現・教育研究Ⅰaで学んだピアノ曲の作曲技法を基盤としながら任意の楽器のための小品の 作曲を試みる。Ⅱaにおいては作曲しようとする楽器のメカニズムを研究し基礎的な作曲技法を学んでいく。テーマの設定、中 間部とその発展、終結部の書き方など実作を通し基本知識、基本技法を学ぶ。Ⅱbではアンサンブルの作曲。編曲、アレンジな どの技術を学びながらより大きな作品を完成することを目標とする。特にクライマックスの構築感について古今の作品の楽譜、 音源などを参考に学んでいく 授業の概要 音楽表現・教育研究Ⅱabにおいては主に作曲技法の応用知識を学ぶため、やや規模の大きな作品を完成させる。その際、過去 の大家の作品などの分析を含めながら実習していく。任意の楽器のための作曲が中心となるが、そのスタイルは学習する人の傾 向によってすすめていく。つまりクラシック、ポピュラーまたはジャズなどの各種のジャンルを選択することができる。選択し たジャンルにふさわしいハーモニー感、リズム感、形式なども同時に学んでいく。 授業計画 〈前期〉 .任意の楽器のための作曲技法 .楽器のメカニズムの研究⑴ .楽器のメカニズムの研究⑵ .楽器のメカニズムの研究⑶ .移調楽器についての知識 .作品の完成と浄書の仕方 .実作①(テーマの創作、発想) .実作②(テーマの添削、発展について) .実作③(演奏形態の決定。楽器の選択) .実作④(テーマの展開と復帰について) .実作⑤(再現部のくふうについて) .実作⑥(曲全体のクライマックスとは) .実作⑦(終結部の重要性) .実作⑧(オリジナル作品の最終仕上げ) .実作⑨(完成と浄書について) 〈後期〉 .アンサンブルのための実作 .編曲(アレンジについての基礎知識) .テーマの作曲⑴ .テーマの作曲⑵ .テーマの完全な完成 .テーマ部の作曲① .テーマ部の作曲② .中間部分の作曲①(より複雑な発展を考える) .中間部分の作曲② .再現部分の作曲① .再現部分の作曲② .終結部分の作曲① .終結部分の作曲② .オリジナル作品の完成と浄書 .完成と浄書について 試験・課題等の内容 前期、後期の作品提出 テキスト 特にない 評価方法及び基準 取組状況 % 参考文献 特にないが、取り組む作品に応じて、過去の作曲家の作品な どを図書館などを利用して研究する 作品の評価 科目名 % 次週までに与えられた課題 (作曲について) への取組み 出欠 提出された作品は音楽学部内の作曲専門の 教員に譜面審査の評価を行なう 音楽療法各論Ⅲ (Clinical Music Therapy Ⅲ) 授業外における学習方法 次回の講義に備えての創作作業はきわめて重要なことである 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 精神科領域での療法としての音楽の治療特性を学ぶ。特に精神療法としての音楽療法について個人・集団での療法活動について 精神分析的な理解を深める。 授業の概要 授業計画にそって講義形式で行なう。DVD や実践例での音源を用いて音楽療法の精神科領域での実際について紹介をする。ま た、心理テストについて体験を行なう。 〈アクティブ・ラーニング〉 DVD や実践例について議論を行なう。 授業計画 〈後期〉 .ライフサイクル論(エリクソン)理解 .認知(ピアジェ)発達論 .精神分析の歴史 .精神分析治療の概要 .個人力動及び集団力動と音楽療法としての音楽の活用法 . ∼ までのまとめ .精神科疾患の歴史(近代ヨーロッパと日本について) .神経症・心身症理解 .躁鬱病理解 .統合失調症の概要 .統合失調症の個人音楽療法の実際 .統合失調症の集団音楽療法の実際 .心理テスト(質問紙法、投影法)理解 .精神科疾患に対する模擬実践(アセスメント、治療計画を含む) .全体のまとめ 試験・課題等の内容 講義の内容にそったテストを行なう。とくに実践音源につい てどのような音楽構造を持っているかの音楽分析と対象者の 反応についてのレポートを提出すること。 評価方法及び基準 レポート % 取組状況 % 期末テスト % ・ ・ ・ 講でレポートを提出。自分の 言葉で文章を作成することを高く評価する。 授業内で使用した楽曲についての概要理解 と心理テストにおける取組について評価する。 講義中の重要箇所について記述中心のテス ト及び DVD や実践例の楽曲伴奏、歌唱の 完成度を判断基準とする。 テキスト 松井紀和『音楽療法の実際』牧野出版 参考文献 適宜指示する。 授業外における学習方法 TV、新聞記事などで精神科領域への関心を高め、そのよう な現象が何故起きてくるのか常に自身で思考し、他者の意見 にも耳を傾ける。 科目名 音楽文化専門セミナーⅠa・Ⅰb (Seminar Ⅰa・Ⅰb) 担当者 単位数 吉田 峰明、他 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ Ⅰaではレコーディングの意義と実際についての基本事項をテーマに学ぶ。 Ⅰbではレコーディングについて実践を通してさらに深めることをテーマとする。 あわせて音楽文化理解の一環として、Ⅰa∼Ⅰbを通してインターンシップ等による各種音楽現場を体験するとともに、これに 必要な研究ならびに将来に向けた研究を行う。レコーディングと実体験による、専門性の高い音楽人となることを目標とする。 授業の概要 Ⅰaでは使用機材の名称および役割の理解からレコーディングの実践までを行う。 Ⅰbではさらに実践を重ねてレコーディング全般にわたる技術を習得する。インターンシップでは実際の現場に赴いて、所定の 時間内で各自に与えられた実習・演習等を行う。学内ではこれを補充する講義を行うとともに、現場研究など将来に役立つ知識 を習得する。 「レコーディング実践」 「インターンシップ」 授業計画 〈前期〉 .レコーディングの仕組みと機材について .ケーブルの種類について .マイクロフォンとスタンドについて .ミキシングコンソールについて .レコーダーについて .DAW について .レコーディングの準備 .レコーディング計画 .レコーディング設計 .信号の流れを理解する .アコースティックセットによるライブ録音 . ∼ 本のマイクを使ったライブ録音 .ミックスダウン・バランス・パン・イコライジング .リバーブ・コンプレッション .マスタリング・CD ライティング 試験・課題等の内容 前期はレコーディングに関する試験を行う。前後期とも学習 内容に関するレポートを提出する。 評価方法及び基準 取組状況 % レコーディングやインターンシップなどへの 積極度を基準に判断する。 試験成績ならびにレポート % 前期試験成績、ならびに期 末に提出するレポート内容 の正確さと取り組みへの意 欲を基準に判断する。 科目名 ポピュラー音楽専門セミナーa・b (Popular Music Seminara・b) 〈後期〉 .多チャンネルトラックのレコーディング .打ち込み音源との同期 . 本以上のマイク録音(リズム録音) . 本以上のマイク録音(より高度なリズム録音) .オーバーダビング録音 (基礎技術) .オーバーダビング録音 (トラック操作) .オーバーダビング録音 (エフェクトトラック) .オーバーダビング録音 (トラックの整理) .ミックスダウン・バランス・パン .ミックスダウン・イコライジング .ミックスダウン・コンプレッション .リバーブ・ディレイ・モジュレーション .最終チェック・ミックスマスター作成 .最終音質と音圧の調整・CD ライティング .まとめ テキスト 『レコーディング概論』松尾宗人著 参考文献 授業内で紹介する。 授業外における学習方法 次回授業までにテキストでその授業のテーマに関連する部分 を読んでおくこと。授業後は学習内容の記録整理を行うこと。 担当者 単位数 安川 徹 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ポピュラー楽曲の創作を行う。簡単なピアノ曲から始めて、器楽曲やヴォーカル曲、さらに編成の大きなものの創作を目指す。 また、文化コースと連携しレコーディングも行う。 授業の概要 作曲の基礎からクラシック楽曲とポピュラー楽曲との違いや共通点を理解し、創作活動を行う。また、楽譜だけでなく演奏、録 音などメディアの使い方についても演習を行う。 〈アクティブ・ラーニング〉 授業そのものがアクティヴ・ラーニングによる 授業計画 〈前期〉 .メロディの形式 .簡単な旋律の創作 .和音付けについて .ピアノ曲としての伴奏付け .よりピアノ曲らしくするには .前奏や間奏、エンディング .二重奏曲の創作 .さまざまな楽器について .楽器の音域や特性 .テーマの創作 .全体の構想の楽器の割り当て .伴奏とソロ .仕上げ .実演と校訂 .まとめ 試験・課題等の内容 授業内課題と作品提出 評価方法及び基準 取組状況 % 作品への取組状況 提出課題 % 創作した楽曲の提出 〈後期〉 .レコーディングに向けて .歌の創作 .詞の選定 .曲の方向性の決定 .ピアノ伴奏の歌の試作 .ピアノ伴奏の歌の完成 .前期制作作品のレコーディング .自作品をどう広報していくかの検討 .メディアの探索と研究 .より大きな編成へのアレンジ .アンサンブルの可能性 .実作品の作成 .演奏に向けて .実演(レコーディング) .まとめ 授業外における学習方法 自作品の創作、既成楽曲の分析 使用する楽器の使い方・音域の調査など 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 楽曲分析 (Music Analysis) 担当者 単位数 加藤 単位 豊 授業の到達目標及びテーマ 古典派、ロマン派(前期、後期ロマン派) 、近代、現代と音楽の歴史を踏まえながら各時代の名作、時代を象徴する作品を取り 上げ、分析していく。音楽学部の各専攻に共通する楽曲に対する解釈、それぞれの専攻の学習に役立つ知識を取り入れながら楽 曲を分析する意義などを理解することを目標とする。 授業の概要 各時代の作曲家たちの作風を和声的観点から、あるいは楽曲構造的な観点から比較しながら講じていく。和声に関しては音楽理 論(和声学)で学んだ知識を基としながらより単純で基本的な和声進行から、より複雑で芸術的な和声展開を作品の楽譜を読み、 また曲を聴くことで理解していく。楽曲構造についても古典的な楽曲形式を学んだ後より複雑で、自由な形式で構成されるロマ ン派、近代の作品に目を転じていく。また 世紀以降の現代音楽の成り立ちや、その変遷を学び、未来の音楽への可能性を考察 していく。 〈アクティブ・ラーニング〉 回、 回目の講義で学生による分析発表を試みる。その後学生同士のディスカッションを実施したい 授業計画 〈前期〉 .古典派のピアノ作品 .古典派の室内楽作品 .古典派のオーケストラ作品 .ロマン派のピアノ作品⑴ .ロマン派のピアノ作品⑵ .ロマン派の室内楽作品 .ロマン派のオーケストラ作品⑴ .ロマン派のオーケストラ作品⑵ .近代のピアノ作品⑴ .近代のピアノ作品⑵ .近代の室内楽作品 .近代のオーケストラ作品 .現代の諸作品 .楽曲分析プレゼンテーション⑴ .楽曲分析プレゼンテーション⑵ 試験・課題等の内容 最も興味を持った作品や作曲家についてのレポートを提出 評価方法及び基準 取組み状況 % レポート 科目名 % 毎回の作曲指導における作品の訂正、改作 への姿勢。出欠 プレゼンテーションの成績もここに加味さ れる 対位法 (Polyphony) テキスト 特に使わないが、テーマとする作曲家についての研究書など をその都度紹介していきたい。 参考文献 その都度紹介していく 授業外における学習方法 次回の講義で取り上げられる作品やその作品の作曲家につい て事前に調べておく。 担当者 単位数 安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ さまざまなポリフォニー音楽の鑑賞や分析、簡単にカノンなどの製作を通して、複旋律の音楽と形式を理解する。 授業の概要 バッハのインヴェンションや平均律クラヴィア曲集を中心に、対位法音楽の歴史的な流れや、様々な作曲家が技法をどう取り入 れているかを分析を通して探っていく。 〈アクティブ・ラーニング〉 分析や学生同士の相互解説 授業計画 〈後期〉 .対位法とは .単音から複音に、そして複旋律に .カノン .インヴェンション! .インヴェンション" .インヴェンション# .フーガという形式について . 声のフーガ . 声のフーガ! . 声のフーガ" . 声のフーガ! . 声のフーガ" . 声以上のフーガ .ロマン派以降の楽曲への影響 .現代作品における対位法 試験・課題等の内容 授業内課題とレポート提出 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での楽曲分析などの提出、出席状況 レポート % 指定した楽曲の声部および楽曲分析 テキスト J.S.Bach『インヴェンションとシンフォニア』 J.S.Bach『平均律クラヴィア曲集第 巻』 J.S.Bach『平均律クラヴィア曲集第 巻』 上記楽譜はヘンレ版が望ましい 参考文献 『フーガ』マルセル ビッチ、ジャン ボンフィス 授業外における学習方法 期末レポート以外にも指定した楽曲の分析を実施し提出 科目名 副科実技Ⅱa・Ⅱb (Non-major Practical Lessonsa・b) 担当者 単位数 各実技教員 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ ピアノ、パイプオルガン、チェンバロ、声楽、管楽器、弦楽器、打楽器、ギター、ジャズピアノより選択する。各分野、各楽器 演奏の初歩からはじめ、基本的な奏法を身につけ、幅広い表現手段とその基礎となるテクニックの習得を目指す。 授業の概要 個人授業で行い、教材、テキスト等はそれぞれの習熟度に応じて選択して進める。 「演奏の基礎」 「読譜」 授業計画 〈前期〉 .各分野、各楽器の特性とその演奏のための基本的な心が けについて確認する。 .導入その として、各分野、各楽器の特性とその演奏の ための基本的な課題の点検とその指導。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を学んでいく。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を推し進める。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、発声法、 発音法の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめ る。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査してい く。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 〈後期〉 .導入その として、休暇中に課した課題の点検とその指 導。 .導入その として、aで修めた諸事項の復習 .導入その 学生個々の課題に即して各分野の演奏の基 本と諸問題を学んでいく。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、音階練習 を運指の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめ る。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .基本練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て提示する。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査してい く。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 副科実技a:各分野によって個別に取り決めた基礎的な楽曲 を暗譜演奏する。 テキスト 各分野、各教員ごとに適宜配布。各分野、各教員ごとに適宜 配布。 評価方法及び基準 出席および取り組む姿勢 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 %。実技試験 % 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 科目名 ピアノ指導研究 (Piano Teaching Methods) 担当者 単位数 井谷 俊二 単位 授業の到達目標及びテーマ 「ピアノの初歩指導とはピアノを用いた音楽の基礎の指導である」という観点から、ピアノ初歩指導の目的と方法を考察してい く。また、演奏法という観点から、専門課程に踏み込んだ鍵盤奏法書の重要な著作についても触れる。 授業の概要 音に反応し、そして音を求める姿勢をどう育むか、エミール・ジャック=ダルクローズの音楽教育理論を学びながら、コミュニ ケーションとしてのリズム論と、音楽とピアノへの誘導を図る方法について考察する。ピアノ教則本、いわゆるメソードについ ても概観し、それぞれの特色と問題点を考察する。ピアノ指導を情操の発展と人格形成の有益な媒体として位置づけ、そのあり 方を考察する。 演奏法入門∼C・Ph・E・バッハ『正しいピアノ演奏法』をはじめ歴史的演奏法著作に触れ、 世紀以降の『音楽社会学』Musiksoziologie の誕生についても紹介する。 「ピアノに触れる前に」 「ピアノの教育的価値」 授業計画 〈前期〉 .導入:子供のこころ∼鍵に触れる前に .音楽教育とピアノ .幼児のピアノ指導 .メソード研究∼世界のピアノ教育 .メソード研究∼バイエル .メソード研究∼ツェルニー .メソード研究∼バルトークの「ミクロコスモス」研究 .メソード研究∼ヴァン・デル・ヴェルト他のフランス・メソード、アメリカのバスティン、ギロック等 .ピアノ指導=音楽指導=合唱指導を通して音楽社会学入門 .エミール・ジャック=ダルクローズのリトミック論 Eurhythmic の紹介 .歴史的演奏法書の紹介① 大バッハの場合、C·Ph·E・バッハ『正しいピアノ奏法』 .歴史的演奏法書の紹介② B=スコダ『モーツァルトの作品 演奏と解釈』 .ピアノ指導法実践∼ 楽曲にあたる ① 幼児期の教材 .ピアノ指導法実践∼ 楽曲にあたる ② 学童期の教材 .ピアノ指導法実践∼ 楽曲にあたる ③ 専門課程の教材 試験・課題等の内容 レポート作成 評価方法及び基準 出席を %、レポートを テキスト あり、別途配布 %として算出し評価する。 参考文献 最新ピアノ講座 ∼ 「世界のピアノ教育とピアノ教本」 (音 楽の友社) 、こどもの心理とピアノ指導法 大野桂著 (音 楽の友社) 、リズム・音楽・教育 エミール・ジャック=ダ ルクローズ著 開成出版、リトミック・芸術と教育 エミー ル・ジャック=ダルクローズ著(音楽の友社) 、全訳コール ユーブンゲン 信時潔訳(大阪開成館) 授業外における学習方法 毎回、授業の内容についての小レポートを提出する。また必 ず授業範囲の教科書を事前に読み、参考文献にも適宜あたる こと。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 オペラ・ミュージカル研究b (Opera & Musical Studies b) 担当者 単位数 加藤 豊、永吉美恵子、 野村 一樹、持松 朋世 単位 授業の到達目標及びテーマ フンパーディンク作曲のオペラ『ヘンゼルとグレーテル』を歌唱、音楽、演技の多方面から総合的に学習し、日本語による全曲 公演を行うことを目的とする。 授業の概要 音楽表現・教育コースの 年生と 年生を中心として合同授業とする。レチタティーヴォ・セッコ、重唱、アリアを歌唱面、音 楽面から音楽表現・教育研究の授業に継続して学習し、完成度を高めていく。さらに演技の学習も付加し、全曲公演を目指す。 また文化コース等の他コース履修生は舞台運営の実践的な場として研修する。 「オペラ公演」 「ヘンゼルとグレーテル」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、配役・舞台・合唱でディスカッションを重ねる 授業計画 〈前期〉 .オリエンテーション 第 幕 音楽稽古 .第 幕 音楽稽古 .第 幕 音楽稽古 .全幕 音楽稽古・立ち稽古について .第 幕 立ち稽古(言葉とリズム) .第 幕 立ち稽古(音楽) .第 幕 立ち稽古(言葉とリズム) .第 幕 立ち稽古(音楽) .第 幕 立ち稽古(言葉とリズム) .第 幕 立ち稽古(音楽) .全幕 立ち稽古 .全幕 立ち稽古(衣装・小道具) .全幕 立ち稽古(男性ソリスト参加) .全幕総合練習 .ゲネプロ 試験・課題等の内容 授業への参加状況、公演における担当役割の成果をもって評 価する。 評価方法及び基準 授業への取組状況 実技・レポート課題 科目名 テキスト 『ヘンゼルとグレーテル』ヴォーカルスコア 参考文献 適宜指示する % % 演奏会への参加状況など、取り 組みへの積極性に対して評価し ます 公演における各々の役割の成果 (実技やレポート)などの充実 度を総合的に評価します 授業外における学習方法 各自予習をして授業に臨むこと。 アンサンブルⅢa,Ⅲb(パイプオルガン) (Ensemble Majors Ⅲa,Ⅲb(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ アンサンブルⅠ,Ⅱで学んだ奏法を元に、礼拝、チャペルアワーでの実践を通して、アンサンブル能力を養う。また、バロック 時代のアンサンブルには欠かせない通奏低音奏法を引き続き習得する。そして実際に、他の器楽や声楽と合わせることにより、 通奏低音の実践を行う。 a)賛美歌の即興演奏も含めた奏楽を習得する。 b)様々な編成での通奏低音奏法を習得する。 授業の概要 授業は、グループレッスンと個人レッスンを併用しながら進める。チャペルアワーや学外での演奏体験も視野にいれながら、様々 なアンサンブル体験を積むようにする。 「パイプオルガン」 「管楽器」 「アンサンブル」 「教会音楽」 「通奏低音」 「奏楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .礼拝・チャペルアワーの奏楽とは .賛美歌の手鍵盤のみの奏法 .賛美歌の足鍵盤付奏法 .賛美歌の前奏曲の即興 .賛美歌の奏楽方法(変奏等の仕方) .通奏低音の基礎と実践(数字の読み方) .通奏低音の基礎と実践(これまでの復習) .通奏低音の基礎と実践(基本とる和音) .通奏低音の基礎と実践(初見課題) .通奏低音の基礎と実践(リアリゼーション) .基礎的なアンサンブル体験(オルガンのみで) .基礎的なアンサンブル体験(歌曲) .通奏低音の基礎と実践(クリステンセン課題) .通奏低音の基礎と実践(器楽曲) .まとめ 試験・課題等の内容 実技試験を行う。 a)オルガンまたは指定の楽器で讃美歌の演奏 b)アンサンブルの演奏 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 実技試験 % 〈後期〉 .賛美歌伴奏の発展(前期の復習) .賛美歌伴奏の発展(ビヂニウム) .賛美歌伴奏の発展(簡単な前奏の即興) .通奏低音の実践(ヘンデル・ソナタ) .通奏低音の実践(オルガン、管楽器別に授業) .通奏低音の実践(合わせの基本を身につける) .通奏低音の実践(バス声部を聴く練習) .通奏低音の実践(和声を聴く練習) .通奏低音の実践(フレーズを共につくりあげる) .通奏低音の実践(まとめ) . 台オルガンのアンサンブル(モーツァルト他) . 台オルガンのアンサンブル(ブレスの練習) . 台オルガンのアンサンブル(二人で合わせる) . 台オルガンのアンサンブル(まとめ) .様々なアンサンブルの発表 テキスト 『讃美歌( 年版) 』 『讃美歌Ⅱ編』 (日本基督教団出版局) J.B.CHRISTENSEN 著『18Th Century Continuo Playing』 参考文献 『教会音楽ガイド』 (日本キリスト教団出版局) % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、 技術の両面から総合的に評価する。 授業外における学習方法 授業外での毎日の練習。 科目名 アンサンブルⅢa・Ⅲb、Ⅳa・Ⅳb (Ensemble majors Ⅲa・Ⅲb、Ⅳa・Ⅳb) 担当者 単位数 草場紀久子、三好 各 単位 直英 他実技担当教員 授業の到達目標及びテーマ Ⅰ a∼Ⅱ b で学んできたアンサンブル演奏の力を更に発展させ、学内外の様々な演奏会における実践の場に応用する。空間の広 さや響きによって、配置、音量のバランス、テンポ等、設定する感覚を磨き、楽曲の様式、構造を理解、調和のとれた、表現力 のあるアンサンブル演奏にするための力を身につけていく。 授業の概要 前期は ∼ , 人程度のグループを編成する。 (木管アンサンブル、ホルン重奏、サクソフォン重奏、打楽器アンサンブル等 ∼ グループの予定) オリジナル・アレンジ作品のほか、演奏機会に応じた小品やポピュラー楽曲にも取り組む。 後期は、小編成のグループ演奏と併せ、より大きな編成で、管弦楽作品の編曲版に取り組む。 キーワード「合わせ」 「合図」 〈アクティブ・ラーニング〉 曲の構造、フレーズの方向性、和声、音程、ピッチについて随時質疑応答する。 授業計画 〈前期〉 .アンサンブル基本の確認 .楽曲に取り組む①譜読み .楽曲に取り組む②メロディー .楽曲に取り組む③ハーモニー .楽曲に取り組む④テンポ .演奏会場での実践①ステージマナー .演奏会場での実践②本番空間の音響 .見直しと確認 .楽曲を研究する スコアを読む .楽曲を研究する 様式、構成を理解する .演奏を研究する バランスを整える .演奏を研究する 表現力を付ける .仕上げとまとめ①問題点を見つける .仕上げとまとめ②問題点を解決する .演奏発表 上記項目の順番は前後することがある 試験・課題等の内容 取り組むグループごとの演奏発表を試験にかえる。授業で研 究したアンサンブル楽曲を学内学外で演奏し、これを試験と 見做すこともある。 (前期) 学内外での演奏機会、ブレーザーコンサートに向けての取り 組みと演奏を試験とする。 (後期) 評価方法及び基準 取組状況 % 演奏 % 科目名 〈後期〉 .全体合奏の基本の確認 .コラールに取り組む .楽曲に取り組む①最初の / .楽曲に取り組む②次の / .楽曲に取り組む③最後の / .式典での歌唱奏楽:準備 .式典での歌唱奏楽:実践 .楽曲に取り組む④ 巡目前半 .楽曲に取り組む⑤ 巡目後半 .クリスマスコンサートでの演奏研究 .全体合奏の確認①合図、アインザッツ .全体合奏の確認②ダイナミクス、テンポ .演奏会へ向けて 仕上げ①弱点のチェック .演奏会へ向けて 仕上げ②現地でのリハーサル .演奏発表:ブレーザーコンサート 上記項目の順番は前後することがある テキスト グループごとに随時選択(前期) 校歌、創立記念の歌、シェエラザード他( 年度実績:後 期)R.シュトラウス: 管楽器のための組曲( 年度実 績:後期) 参考文献 随時選択 日常の研究状況とその成果 取り組む楽曲ごとの演奏 即興演奏Ⅱa・Ⅱb (Improvisation Ⅱa・Ⅱb) 授業外における学習方法 グループのメンバーで時間を取っての合奏練習。 担当者 単位数 加藤 豊 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ グレード資格取得(演奏グレードおよび指導グレード)に必要な基礎知識の習得、伴奏付けなどもふくむ 授業の概要 即興演奏Ⅰa・bで学んだ鍵盤実技の技術をさらに高度なものに高める。さらに伴奏付け、弾き歌い、副旋律理論(カウンター ライン)などの知識を身につける 授業計画 〈前期〉 .動機即興、変奏即興の復習(基礎編 ) .同上:基礎編 他調問題課題 .同上:基礎編 他調問題課題 .同上:応用編 より変則的な課題 .同上:応用編 より変則的な課題 .同上:応用編 より変則的な課題 .予見のみによる実習 .予見のみによる実習 .予見のみによる実習 .実際の試験問題による実習 .実際の試験問題による実習 .実際の試験問題による実習 .実際の試験問題による実習 .資格試験受験についての心得⑴ .資格試験受験についての心得⑵ 〈後期〉 .指導グレードとは .弾き歌いの伴奏付け実習⑴ .弾き歌いの伴奏付け実習⑵ .歌唱を含めた弾き歌い実習⑴ .歌唱を含めた弾き歌い実習⑵ .歌唱を含めた弾き歌い実習⑶ .伴奏付け課題について .弾き歌いおよび伴奏付け実習⑴ .弾き歌いおよび伴奏付け実習⑵ .弾き歌いおよび伴奏付け実習⑶ .コードネームについて .複旋律法(カウンターライン)について⑴ .複旋律法(カウンターライン)について⑵ .グレード受験についての全ての総括⑴ .グレード受験についての全ての総括⑵ 試験・課題等の内容 個人指導による問題の実習によって評価する テキスト プリントなど 評価方法及び基準 取組状況 % その講義で学んだ技術等を自学し、次の講義 に備えるかどうかの評価、出欠 通常講義における課題実習についての評価 % その講義で学んだ技術を授業内でどの程度習 得できるかという評価 参考文献 『 年度ヤマハグレード募集要項』 授業外における学習方法 毎回講義で提示される課題の自宅での予習 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 即興演奏Ⅱa・Ⅱb (Improvisation Ⅱa・Ⅱb) 教員名 単位数 三上 直子 各 単位 授業の到達目標及びテーマ 即興演奏Ⅰa・Ⅰbの更なる発展として、難易度の増した各種メロディーに対する、即興的で色彩豊かな伴奏付けを身につける。 また、コードネームによる、難易度の高い名曲のメロディーへの伴奏付けも習得する。 授業の概要 下記授業計画に従い、一人ずつ数曲の中から選択して、鍵盤で演習する。 授業計画 〈前期〉 .Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ 以外の和音の使用①、カデンツ(以下K) ① .同②、K ② .Ⅰ−Ⅲ−Ⅳ−Ⅴによる伴奏付け①、K③ .同②、K④ .下行するバスによる伴奏付け要領①、K⑤ .同②、K ⑥ .バスが途中で上昇するパターン、K⑦ .副Ⅴ(他調のドミナント)の和音の挿入①、K⑧ .同②、K⑨ .下行後、上行するバスの伴奏付け、K⑩ .Ⅰの代わりにⅥを使用する伴奏付け、K⑪ .下行するバス+副Ⅴの使用①、K⑫ .同②、K⑬ .同③、K⑭ .上行後、下行するバス、K⑮ 〈後期〉 .下行するバス+副Ⅴ使用②、カデンツ(以下K)① .伴奏和音の内声が動く伴奏付け、K② .内声が下行し、バスは 小節単位で下行、K③ .副ⅤによるD→Tを多用する、K④ .順次進行する内声、K⑤ .過渡的な dim の使用①、K⑥ .前半は跳躍し、後半は順次進行するバス、K⑦ . つの音のコードを中心にする①、K⑧ .同②、K⑨ .前半 つの音のコードが上行するもの、K⑩ .同②、K⑪ .過渡的な dim の使用②、K⑫ .同③、K⑬ .前半、半音階的な進行をするバス、K⑭ .バスの順次進行を中心としたバス、K⑮ 試験・課題等の内容 一名ずつ鍵盤による伴奏付けの実技試験を行う。 参考文献 特になし 評価方法及び基準 期末試験 %、授業への取組状況 % 授業外における学習方法 プリントの課題の曲で、授業中に選択、演習しなかった曲を 実施し、不明点は次回質問できるよう準備しておくこと。 テキスト 伴奏付け課題、コード用楽曲のプリントを毎時間配布する。 科目名 音響学概論 (Introduction to Acoustics) 担当者 単位数 山内 勝也 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽をより深く理解し、人と音楽の関わり方について客観的な理解をするための知識を学ぶ。 現在の音楽および音楽環境を理解するためには、芸術としての音楽のあり方だけでなく、工学的・心理学的な視点からの幅広い 音楽への視点が重要である。本講義では、音に関わる基礎知識(工学的な音響学知識)と、人間が音や音楽を聴いた際の心理(心 理学的な音響学知識)について学ぶ。また、オーディオ機器から音声認識技術まで、様々な最新の音響技術についても概要を学 び、音楽製作における音響学の関わりを考察する。 授業の概要 〈物理現象としての音〉と〈人が聴いた際の心理〉 、さらにそれらの関係について学ぶ。また、種々の音響技術についても概要を 学び、音楽制作における音響学の関わりを考える。 「音響心理」 「音響技術」 「音響設計」 授業計画 .イントロダクション .音の基礎(物理としての音の正体) .音の基礎(音の伝搬) .聴覚のしくみ(心理としての音の知覚) .音の大きさの心理音響学 .音の高さの心理音響学 .音色の心理音響学 .音色の識別的側面と印象的側面 .音の空間性 .室内音響設計(コンサートホールの響きの科学) .音響設計技術⑴ 音楽記録メディアの技術と歴史 .音響設計技術⑵ レコーディング・PA/SR の音響技術 .音のデザイン⑴ 音楽とサウンドスケープ .音のデザイン⑵ 音環境デザイン .総括 試験・課題等の内容 授業と取り上げたテーマについて考察するレポートを課す。 テキスト 特に指定しない。資料は適宜配布する。 評価方法 レポート内容 講義参加状況 参考文献 「よくわかる最新音響の基本と仕組み」秀和システム 「音楽の科学」ナツメ社 年 % 内容の充実度をもとに評価 % 授業参加への積極性について評価 年 科目名 マルチメディア概論 (Outline of Multimedia) 担当者 単位数 安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ マルチメディアの発達とその必然性の理解。現代における様々なメディアの位置づけ。 授業の概要 マルチメディアとはなにか。コンピュータやインターネットの発達の過程とともに、新しいメディアの在り方を探る。また、プ レゼンテーションやビデオ編集などメディアを使っての実践的な取り組みにもチャレンジする。 〈アクティブ・ラーニング〉 さまざまなメディアに対するアブローチ 授業計画 〈後期〉 .既成のメディアと新しいメディア⑴ .既成のメディアと新しいメディア⑵ .コンピュータの歴史⑴ .コンピュータの歴史⑵ .パソコン通信からインターネットへ .さらに携帯端末へ .情報交換の場としてネットワーク .コンピュータグラフィックの発達史⑴ .さまざまなマルチメディア作品 .コンピュータゲーム⑴ .コンピュータゲーム⑵ .音楽への新しいアプローチ .経済的なコンテンツとしての様々な試み .芸術とインターネット .これからの展望 試験・課題等の内容 授業内での課題発表 テキスト 随時配布する 評価方法及び基準 取組状況 % 提出課題 % 参考文献 課題への取組、出席状況 授業内で作成した作品 授業外における学習方法 プレゼンテーションやビデオ編集のための素材集め・下調べ、 ソフトウェアの機能の予習、など 科目名 作編曲法a (Composition & Arrangement a) 担当者 単位数 安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ 創作におけるさまざまな形式の習得と実際にメロディや和音を付与することによって創作を行う。またピアノ曲以上の簡単な作 品の創作を目指す。 授業の概要 音楽の成り立ちと旋律と和音やリズムとの関係を探り、多面的な作曲へのアプローチを試みる。 〈アクティブ・ラーニング〉 提示された複数の推敲案からの選択等 授業計画 〈前期〉 .音と音楽 .さまざまな音階 .旋律とリズム .コードネームとさまざまな和音 .コード進行 .簡単な楽曲形式 .二部形式とは .古今東西の名曲の旋律分析 .三部形式とは .単純な和音から複雑な和音まで .ピアノ曲にするためには .伴奏付けの実際 .前奏・間奏・エンディング .変奏・アドリブについて .まとめ 試験・課題等の内容 自作曲の提出 テキスト 随時配布する 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での旋律や和音付などの提出課題の内 容、出席状況 提出課題 % 作曲課題 参考文献 『作曲本』野口義修/シンコーミュージック 授業外における学習方法 指定した音列やコード進行などによる創作課題を課す 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 作編曲法b (Composicion & Arrengement b) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 作曲における各種テクニックを段階的に学ぶことをテーマとし、将来において求められる、作編曲についてのあらゆる対応がで きる基礎力を養うことを目標とする。 授業の概要 作曲・編曲の方法論を段階的に展開するとともに、作品の鑑賞や実作の分析を通してそれらの効果を観察し、自身の作編曲への 手がかりとしていく。 授業計画 〈後期〉 .メロディーの作り方 .ハーモニーの作り方⑴基礎編 .ハーモニーの作り方⑵応用編 .伴奏の付け方⑴基礎編 .伴奏の付け方⑵応用編 .音楽の形式⑴基礎編 .音楽の形式⑵応用編 .楽譜の作り方 .単一音色の響き .複数音色の響き .編曲の基礎⑴基礎編 .編曲の基礎⑵応用編 .歌詞のある作品について⑴基礎編 .歌詞のある作品について⑵応用編 .音楽のスタイルとまとめ 試験・課題等の内容 作品またはレポートを提出する。 テキスト 未定 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回授業への積極性を基準に判断する。 作品またはレポート % 期末に提出する作品またはレポー トへの取り組み意欲を基準に判断 する。 参考文献 授業内で紹介する。 科目名 臨床心理学a・b (Clinical Psychologya・b) 授業外における学習方法 次回授業までに授業のテーマに関連する予備学習を行ってお くこと。授業後は学習内容の記録整理を行うこと。 担当者 単位数 長尾 博 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 人間関係のあり方の基礎として、発達と病理の観点から心の健康・不健康と適応・不適応について学べます。 授業の概要 テキストに即して下記のテーマを詳しく取り扱う。 授業計画 〈前期〉 .心の健康と不健康 .正常と異常の診断基準 .適応と不適応 .ストレスと予防 .欧米の精神保健の歴史 .日本の精神保健の歴史 .乳幼児の発達と不適応・障害 .幼児期の発達と不適応・障害 .児童期の発達と不適応・障害 .青年期の発達と不適応・障害 .成人期の発達と不適応・障害 .中年期の発達と不適応・障害 .老年期の発達と不適応・障害 .死の受容 .まとめ 〈後期〉 .家庭の精神保健 .学校の精神保健 .職場の精神保健 .地域社会の精神保健 .心の病の診断基準 .自我の強さと心の病 .神経症 .心身症 .パーソナリティ障害 .精神病 .精神保健福祉行政システム .不適応と心の病の治療 .社旗復帰にむけて .ビデオ (心の健康) .ビデオ ( 〃 ) 試験・課題等の内容 レポート提出が課題。 テキスト 長尾博著『図表で学ぶ精神保健』培風館、 評価方法及び基準 レポート内容 % 授業取組状況 % 参考文献 授業ごとに参考文献を紹介します 授業外における学習方法 そのつど復習が必要 . 科目名 民族音楽概論 (Introduction to Folk Music) 担当者 単位数 福井 昭史 単位 授業の到達目標及びテーマ 諸外国の民族音楽や日本の音楽の諸相や表現についての理解を深めることが授業の目的である。具体的には、人々の生活の中か ら生み出され育まれてきた諸民族の音楽のあり方や、西洋のクラシック音楽の背景にある民族音楽を知ることによって、音楽に 対する理解を深め、さらに音楽を文化のなかで幅広くとらえることによって音楽観の拡大を図る。 授業の概要 下記の授業計画に従い、各回ごとのテーマに添って進める。授業では内容に関連する楽曲の視聴や聴取によって各々の理解を深 める。 授業計画 〈後期〉 .民族音楽の概念と諸相 ⑴民族音楽の概念 .民族音楽の概念と諸相 ⑵音楽の起源に関する学説と民族音楽 .民族音楽の概念と諸相 ⑶社会の変化と音楽 .民族音楽の概念と諸相 ⑷歌の伝播と派生 .民族音楽の広がり ⑴日本古代の文化交流 .民族音楽の広がり ⑵日本の楽器とアジアの民族音楽 .楽器とその歴史と発展 ⑴筝曲の歴史と発展 .楽器とその歴史と発展 ⑵琵琶楽の発展と語り物音楽 .楽器とその歴史と発展 ⑶三味線の伝来と発展 .アジアの舞台芸能 ⑴日本の舞台芸能の音楽①(能の音楽の特徴) .アジアの舞台芸能 ⑵日本の舞台芸能の音楽②(文楽と歌舞伎の音楽の特徴) .アジアの舞台芸能 ⑶中国・インド・インドネシアの舞台芸能 .民俗音楽と芸術音楽 ⑴民族舞曲とクラシック音楽 .民俗音楽と芸術音楽 ⑵スペイン音楽のリズム .民俗音楽と芸術音楽 ⑶民謡をもとにしたクラシック音楽 試験・課題等の内容 学習内容に関する筆記試験(音楽の聴取や視聴を伴う出題を 含むこともある) 評価方法及び基準 筆記試験 % テキスト 授業ごとに必要な資料を配付又は紹介する。 参考文献 「よくわかる日本音楽基礎講座」 (音楽之友社)福井昭史著 日常の学習状況 % 授業外における学習方法 授業で紹介した楽曲を聴取するなど、復習によって学習内容 の定着 科目名 日本音楽演習 (Japanese Music Techniques) 教員名 単位数 竹山 直樹 単位 授業の到達目標及びテーマ 日本の伝統音楽の中で筝、三味線の実技の修得と、歴史について深めたい 授業の概要 楽器と形態、基本的実技の修得並びに演奏形式による発表出来る様、生徒の皆さんと共に時間配分しながら効率を高める。 授業計画 .日本音楽の教育的意義 伝統的古典音楽の継承と伝承 日本音楽の種類の特色 筝曲・三味線音楽について 筝曲の歴史 .地歌の起源と展開 生田流、山田流の特色の違い 江戸後期より明治時代の筝曲の変化 明治の筝曲、新日本の音楽 .日本の楽器(筝) 名称、種類、形態、構造、調律法 .宮城道雄小曲集による奏法 小曲集 練習 ∼ .宮城道雄 小曲集 ∼ .さくらさくら合奏曲 生徒一部を練習 .さくらさくら合奏曲 一部、二部合奏 .各個人の演奏修得発表 .三味線音楽の歴史 種目・流派の展開について 三味線音楽分類 の表示 .分類その 三味線楽器、構造、形態、調律の方法 .三味線基本練習 宮城道雄、三絃楽譜参照 .撥による三絃を弾く練習 .ポジション(カンドコロ)の習得練習 .小曲集 ∼ .個人演奏修得発表 試験・課題等の内容 課題曲を設定し、一人一人の演奏能力を高め、発表の時間を とる 参考文献 「宮城道雄小曲集」 「日本の音楽の指導」 その他実技向上の為の資料 評価方法及び基準 授業に対する取組状況 実技・発表 % 授業外における学習方法 ○筝の演奏の為の爪を購入してもらう 〈個人の指の大きさが違うため〉 楽器がたらない事が多いため、楽器がそろうのは集中講義 の三日間ですのでその期間に休憩時間を利用して予習・復 習をやってもらいます。 又、歴史などの筆記内容については、翌日の授業時間内で 個人発表をしてもらい理解度を確認します。 !個人発表時間の為に 分 "はとっております。 #実技予習、復習などで 分 $ % 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 指揮法 (Conducting) 担当者 単位数 加藤 単位 豊 授業の到達目標及びテーマ 指揮とは何か。人間の集団の心理をつかみ、それぞれの個性を伸ばしながら最終的には自分の主張をそこに表現する。 「指揮法」 とは単なるバトンテクニックの学習だけではない。幅広い技術を習得しなければならない要素がある。指揮をするものと人間の 集団とのコミュニケーションを基本に段階を踏んで講義をすすめていく。 授業の概要 まず単純に身体を動かす動作から学習していく。身体から無駄な力を省き、自然体で物理的な運動こそが指揮の基本である。正 しくテンポを示し、正しい拍を刻む。そして数々の応用動作が加えられ、与えられた楽曲の学習が始まる。しっかり譜を読み、 準備ができる指揮者に集団は従うものである。またここで身につく指揮法テクニックは 年次に経験する教育実習などの対策に 有効であろう。したがって、この講義での教材も主に中学、高校の教科書にある合唱曲を使用していく。 授業計画 〈後期〉 .指揮とは .打点をつくる① .打点をつくる② . 拍子・ 拍子の図形 . 拍子・複合拍子の図形 .予備について(曲頭から始める) .予備について(弱拍からの開始) .予備について( 拍目、 拍目、 拍目からの開始) .ウラ打ち .カットの方法(各拍での終了動作) .合唱曲(第 段階での)を使った実習 .合唱曲を使った実習:フェルマータの指示 .合唱曲を使った実習:ディナミークの表現 .合唱曲を使った実習:複雑な指示を演奏者に与える .吹奏楽、その他の器楽曲、オペラなどの指揮について 試験・課題等の内容 実技による試験 テキスト プリントなど 評価方法及び基準 取組状況 % 大人数での実技授業ゆえ自分が指導を受けて いないときなど私語やマナーの悪さは評価の 対象となる 試験 % 与えられた課題を前もってしっかりと準備し、 確実な技術で指揮をする 参考文献 中学校、高校での合唱曲を教材とする 科目名 音楽セミナーⅢ (Special Music seminar Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 授業外における学習方法 身体つくり、特に無駄な力を入れないトレーニング 担当者 単位数 音楽学科教員分担 単位 授業の到達目標及びテーマ 大学生として、また音楽を専門に学ぶ学生として必要な知識、思考の向上のために、一般の科目では得られない講座を展開して いく。それらは単に音楽の専門分野についてのみならず、社会人としての人間形成に役立つ幅広い知識、教養を身に付ける内容 が検討されている。ほかに音楽学部主催の学内の各演奏会に参加、または評価文を作成し鑑賞することによって、より積極的に 自己の音楽表現を深めるために鑑賞することを目的とする。 授業の概要 音楽学部主催の演奏会に参加し、また鑑賞することによって、その内容、感想などをレポートとして纏め上げる。また講座、特 別講座ではレポートの書き方、大学における講義の受講の仕方、朗読などを通じて人前での話し方、基本的な文章の書き方など を学んでいく。 「音楽活動の多様性」 「他者への理解」 授業計画 〈前期〉 .大学で学ぶとは?(音楽セミナーⅠ) 年度 音楽セミナー開始にあたって(音楽セミナー Ⅱ・Ⅲ) .教員講座 「音楽鑑賞講座」 .教員講座 「ピアノチャレンジ」 .教員講座 作曲の実際について .教員講座 .特別講座 .教員講座 .教員講座 .特別講座 .海外留学経験談講座 .演奏会∼ 年 前期リサイタル .演奏会∼ 年 前期リサイタル . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 オペラ公演 .演奏会 サマーコンサート 試験・課題等の内容 レポート提出 前期より 回、後期より 回、任意の演奏会、特別講義につ いて、各演奏会、講座の終了後 週間以内に東山手オーディ オルーム、または新戸町事務室に提出すること。手書き、ワー プロのいずれでもよいが、字数は 字以上とする。 評価方法及び基準 参加状況 % 提出物 % 発表への取り組み状況を評価する。 〈後期〉 .後期音楽セミナー開始にあたって . 年と上級生との交流会 .教員講座 .演奏会 秋期演奏会 .教員講座 .特別講座 .教員講座 .演奏会 .特別講座 . 年生の話し∼就職活動について .卒業生の話 . 「ピアノチャレンジ」認定試験 .演奏会 定期演奏会 .演奏会 クリスマスコンサート .特別講座 テキスト そのつど、担当講師によって提示される。 授業外における学習方法 あらかじめ提示されたテーマに沿って、各自で可能な予習を 行う。毎回、授業の内容についての小レポートを提出する。 科目名 海外研修 (Overseas Seminar) 担当者 単位数 学科専任教員 単位 授業の到達目標及びテーマ 海外の音楽関連施設や教育機関を探訪することにより、大きな視野の育成をはかることをテーマとし、音楽力、音楽人として必 要なコミュニケーション能力など、国内で学びえないスキルを修得することを目標とする。 授業計画 〈前期〉 .事前指導 .講習( 日間)ミュールドルフ市立音楽学校 その他 オペラ鑑賞等を実施 .事後指導 試験・課題等の内容 レポートを提出。 参考文献 説明時に紹介する。 評価方法及び基準 取組状況 % 研修への積極性や意欲を基準に判断する。 レポート % 研修後に提出したレポートの充実度を基準に 判断する。 授業外における学習方法 参加者は各自、綿密な学習計画を立てること。 科目名 卒業研究(演奏分野) (Graduation Study) 担当者 単位数 井谷 俊二、椎名雄一郎、草場紀久子、 持松 朋世 ほか 単位 授業の到達目標及びテーマ 器楽研究a、声楽研究aよりはじまって、音楽表現・教育研究Ⅲに至るまでの各自が修得した各専攻楽器、声楽の各分野の 年 間にわたる演奏研究の集大成として位置づけられる。具体的には各自の特性と自主性を尊重して、各分野の膨大な作品群の中か ら担当教員と入念に選曲を行い、 その研究計画を作成する。 その一環として規定の要領にのっとって作品分析を骨子とするレポー トを作成し、作品成立の経緯をとらえながら、多角的かつ透徹した楽曲理解を図る。これらは単に 年間の学習の総括のみなら ず、卒業後の各自の演奏の展開と実社会に役立つ音楽全般の滋養の礎となるよう、その成果の向上を期して展開される。 授業の概要 器楽研究a、声楽研究aから音楽表現・教育研究Ⅲまでと同様、個人指導の形態であるが、その演奏法、表現法の諸問題につい ては、いっそうの学生の自主性が要求される。 「 年間の学習の集大成」 「演奏と分析」 授業計画 〈後期〉 .導入その 卒業演奏曲の指導。特に楽曲の構成について講ずる。 .導入その 課題楽曲の正しい読譜をおしすすめながら、その出自の資料等について収集していく。 .応用練習その 課題楽曲の正しい読譜をおしすすめ、レポート作成の準備として主に文献を読み解いていく。 .応用練習その 課題楽曲の個別の箇所の準備について講ずる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析を、演奏のバックアップとレポート作成の両面から展開する。 .公開演奏のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲の音楽的表現について考察する。 .公開演奏のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .公開演奏のための準備 特に技術的な課題について個々の学生の自主的な研究を促す。 .レポート作成についての経過を提出する。ひきつづいてそれらの諸課題について考察していく。 .公開演奏のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の特性についてもう一度確認させる。 .公開演奏のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法の徹底を図る。 .公開演奏のための準備 全曲演奏への確認事項を、特に暗譜演奏の安定を目的として推し進める。 レポート作成の最終段階として、その論旨と譜例を精査し、提出までの体裁を検証する。 .公開演奏のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のために個々の学生の課題を把握させる。 .公開演奏のための準備 引き続いて、安定した演奏のために個々の学生の課題を把握させる。 .公開演奏後の事後指導 公開演奏の結果について、個々の学生とその成果を総括する。 年間の学修の成果と、卒業後のこ の分野での研究の展望、抱負を確認する。 試験・課題等の内容 筆記試験を行う。 評価方法及び基準 実技試験 % 公開演奏とする。 レポート % 演奏楽曲に関するレポートを決められた期日 までに提出する。その要領については別途定 める。 ( 「卒業演奏規定」 ) テキスト 専攻分野、各担当教員によって異なる。 随時準備する。 参考文献 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 卒業研究(パイプオルガン) (Graduation Recital(Organ)) 担当者 単位数 椎名雄一郎 単位 授業の到達目標及びテーマ これまで 年間学んできたルネサンス時代から現代に至るまでのオルガン音楽を基に、 分以内のプログラムを考えて演奏する ことを目的とする。また卒業レポートにより選択した楽曲の研究、分析を通して、より深く作品を理解できるようになる。 授業の概要 個人レッスンにより、学生の習熟度に応じて進める。レッスンは各自が毎回の課題に取り組んだ結果をディスカッションし、次 回の課題を教員と共に考え試験曲の完成を目指す。 「パイプオルガン」 「奏楽」 「教会音楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈後期〉 .卒業演奏作品の選定とレポートの計画 .選定した作曲家に関する先行研究を調べる .演奏曲の習得(指使い) .演奏曲の習得(足鍵盤の確認) .演奏曲の習得(フレーズ) .演奏曲の習得とレポート内容指導(構成) .演奏曲の習得とレポート内容指導(和声分析) .演奏曲の習得とレポート内容指導(演奏上の確認) .演奏曲の習得とレポート内容指導(レポート内容) .演奏曲の習得とレポート内容指導(レポート最終確認) .演奏プログラムのリハーサル(発表会) .リハーサルの反省と確認 .レポート内容と実際の演奏を関連付けて演奏する .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 試験・課題等の内容 学生が自由に選択した いてレポート。 分以内のプログラムと演奏作品につ 評価方法及び基準 演奏試験 % 前期リサイタル試験の到達度、表現意欲など の面から評価する。 レポート % 卒業レポートの内容、楽曲分析から評価する。 テキスト J. S. バッハのオルガン作品集(Bärenreiter 版、Breitkopf 版)他、任意の楽曲の指定された楽譜。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』 (NHK 出版) 示する。 授業外における学習方法 この授業のためには毎日の練習が必要。 以上の練習時間を確保すること。 科目名 卒業研究 (Graduation Recital(Popular) ) 担当者 単位数 安川 単位 その他、適宜指 週間に合計 時間 徹 授業の到達目標及びテーマ 年間の学習の総まとめとして、演奏する作品を 曲以上(オリジナルを含むことも可)選び、公開の場での演奏を目指す。ま た、既成楽曲の場合にはレポートを作成することによって、それらの楽曲やアーティスト、また時代背景やジャンルについてな ど、より深い理解を深めることを目標とする。 授業の概要 楽曲の選択、演奏するための楽器編成、アレンジ。 レポートのためには楽曲やアーティストの調査、楽曲の楽譜作成、分析、さらに演奏法についての自分なりの解釈までを行う必 要がある。 〈アクティブ・ラーニング〉 関係資料の調査 授業計画 〈後期〉 .卒業演奏までの流れ .選曲 .楽曲の調査 .アーテイストの調査 .演奏方法の模索 .演奏方法の決定 .アレンジについて .レポートの作成 .楽譜の作成 .楽曲分析 .演奏方法の模索と実践 .演奏についてのレポートへの反映 .演奏( ) .演奏( ) .まとめ 試験・課題等の内容 卒業試験(場合によっては作品提出のみ) テキスト 随時配布する。 評価方法及び基準 レポート % 卒業試験で演奏する曲に対するレポート。オ リジナル曲の場合にはその楽譜を提出する 試験 % 上記レポートや楽譜の楽曲を演奏する。演奏 不可能な作品の場合は譜面審査とする 参考文献 授業外における学習方法 さまざまな調査や楽譜作成など 科目名 卒業研究 (Graduation Study(Music Culture) ) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 年間の学習の総まとめとして、この前期に取り組んだ各自テーマに基づき、内容・分量とも充実した論文を制作する。これを 通して、音楽文化についてより深い視点から探究できる人材になることを目標とする。 授業の概要 前期においてそれぞれに課せられたテーマについての研究をより一層深めるとともに、論文としての体裁を整えていく。担当者 との質疑応答を通して、妥協の余地なく、疑問点の解決を図っていく。 「課題解決」 「論文作成」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈後期〉 .探究を深める⑴問題点の洗い出し .探究を深める⑵問題解決内容の検証 .論文作成へ向けて⑴図書の活用 .論文作成へ向けて⑵ネットの活用 .論文作成へ向けて⑶その他紙媒体の活用 .資料の整理⑴必要なデータを網羅する .資料の整理⑵データの取捨選択 .論文を整える⑴文法的な視点から .論文を整える⑵内容的な視点から .論文を整える⑶レイアウトな視点から .論文をもとにパワーポイントデータ作成⑴全体構成 .論文をもとにパワーポイントデータ作成⑵文章の簡略化 .論文をもとにパワーポイントデータ作成⑶ワードデータ のレイアウト .論文をもとにパワーポイントデータ作成⑷写真データの レイアウト .論文をもとにパワーポイントデータ作成⑸エクセルデー タのレイアウト 試験・課題等の内容 卒業論文の提出。 テキスト 未定 評価方法及び基準 取組状況 % 研究への積極性や毎回の進展状況を基準に判 断する。 論文 % 提出された論文内容の正確さと取り組みへの意欲 を基準に判断する。 参考文献 授業内で紹介する。 科目名 授業外における学習方法 主体的な研究を重視する。毎回、一定量の進捗の見られる資 料を準備すること。 卒業研究 担当者 (Graduation Study(Research of the Music Therapy)) 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 卒業研究テーマを自身で選択・決定し、論文作成の手順を踏んだ計画策定を行なう。 これらを修得することで、以降に行なう自身の音楽療法セッションを事例研究として学会での発表に繋げることを目標とする。 授業の概要 テーマ選択に始まり論文作成の順序に従って各ステップでの小項目についての確認を行なう。最終段階の仕上げまで順を追って 調査、準備、資料整理等を積み上げていく。 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の発表について、相互の批評を行なう。 授業計画 〈後期〉 .テーマ選択 .選択内容の分類〈アンケート調査、症例研究、実験〉 .テーマの決定 .事前調査 .仮アウトラインの決定 .先行事例、先行研究の探索、調査 .関連文献調査 .最新の関連領域〈新聞、TV、学会、研究会〉の調査 .文献・情報入手、及び整理 .入手した文献・情報の読解と用語の整理 .最終アウトラインの決定 .研究発表と利用資料の整合性の確認 .執筆〈図表の整理、本文との配置及びバランス〉 .出典表示〈引用・参考文献の整理〉 .仕上げ、倫理事項の最終確認 試験・課題等の内容 テーマ選択での興味・関心について報告を求める。 テキスト 特にない。資料を配布する。 評価方法及び基準 取組状況 % 各段階での確認、質問等を平常点に加える。 論文 % 示された手順通りの執筆であるか、最終アウトラ インの適切さ、文章表現の解り易さ等を判断基準 とする。 参考文献 貫行子『音楽療法研究と論文のまとめ方』音楽之友社 授業外における学習方法 情報は書籍、雑誌、新聞、TV の順に速くなるので、新聞、 TV 欄などのチェックを行い、最新の情報入手を心がける。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 卒業研究(作曲分野) (Graduation Study(Composition) ) 担当者 単位数 加藤 単位 豊 授業の到達目標及びテーマ 作曲研究Ⅰab、音楽表現・教育研究ⅠabおよびⅡab、音楽表現・教育研究Ⅲにいたる 年間にわたる作曲技法の研究、音 楽を創作するという幅広い見地からの学習の集大成とでも言うべき内容がこの卒業研究には求められる。自己表現としての創作 曲、また古典から、近代、現代、そして未来にわたる音楽の姿を、自らの創作で表現していくことを目標とし、また 年間取り 組んできた創作を通じての自分自身のテーマのより個性的な表現を実現する。 授業の概要 音楽表現・教育研究Ⅲで準備されたテーマをより具体的に実現するため、その個人に応じた計画で作品の完成にむけて努力する。 授業計画 〈後期〉 .作品の構想:ジャンル、テーマなど基本的な方針 .作品の構想:編成や曲の規模などより具体的な計画 .テーマの作曲①そのジャンル、編成に応じた内容の考察 .テーマの作曲②:ハーモニーからの考察 .テーマの展開:主たるテーマに対する副主題 .テーマの展開:主たるテーマに対する副主題 .主部の完成と中間部への移行、中間部の作曲 .中間部における展開や新しい要素など① .中間部における展開や新しい要素など② .中間部における展開や新しい要素など③ .主題の再現、主部の復帰における展開と高揚① .主題の再現、主部の復帰における展開と高揚② .全体のクライマックスに対する考察 .終結部の創作、作品の完成 .作品の完成と楽譜作成への留意 試験・課題等の内容 作品提出( 分∼ 分の曲としてまとめる) 評価方法及び基準 取組み状況 % 作品 % ただ、作曲をするのではなく 年間の集大 成としてのしっかりとした準備をしていくか レポート % テキスト 特にない 参考文献 特にないが、担当者が提示する古今の作品、音源などを図書 館の資料を参考に研究する 授業外における学習方法 授業外での創作作業がきわめて重要である。講義の日までに 仕上がった部分をまとめる。 科目名 音楽表現・教育研究Ⅲ(ピアノ実技分野) (majors Ⅲa・Ⅲb(Piano) ) 担当者 単位数 井谷 俊二ほか 単位 各担当教員 授業の到達目標及びテーマ 年間のピアノ実技研究の集大成として、各自が自由に選択し作成したプログラム楽曲について講ずる。選曲については、過去 の「器楽研究a∼b」 、 「音楽表現研究Ⅰa∼Ⅱb」の試験で演奏した曲でもよいが、極力新しい曲を入れた意欲的なプログラム が望ましく、またそのプログラム昨成も充分演奏意義に適うものとし、それぞれの個性や関心に基づき、担当教員との綿密な話 し合いのもとに行う。 授業の概要 演奏は前期の「前期リサイタル」期間中か、それに代わる機会において公開するものとし、またその開催については、受講学生 の積極的な企画、広報とその協力をはかる。 「演奏の公開性」 「レパートリー探求」 授業計画 〈前期〉 .導入その 休暇中に課した公開演奏予定曲の点検とその導入。特に楽曲の背景について講ずる。 .導入その 公開演奏予定曲の指導。特に楽曲の構成について講ずる。 .応用練習その 課題楽曲の正しい読譜をおしすすめる。 .応用練習その 課題楽曲の個別の箇所の準備について講ずる。 .応用練習その 課題曲の楽曲分析と演奏の課題について講ずる .公開演奏のための準備 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲の音楽的表現について考察する。 .公開演奏のための準備 その音楽的表現を一つ一つ精査していく。 .公開演奏のための準備 特に技術的な課題について個々の学生の自主的な研究を促す。 .公開演奏のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題について考察していく。 .公開演奏のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲の特性についてもう一度確認させる。 .公開演奏のための準備 楽曲に要求される速度感と表現法の徹底を図る。 .公開演奏のための準備 全曲演奏への確認事項を、特に暗譜演奏の安定を目的として推し進める。 .公開演奏のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のために個々の学生の課題を把握させる。 .公開演奏のための準備 引き続いて、安定した演奏のために個々の学生の課題を把握させる。 .公開演奏後の事後指導 公開演奏の結果について、個々の学生の課題を把握させ、次期に受講予定の「卒業演奏」について、 諸問題を確認させる。 試験・課題等の内容 分以上 分以内のプログラムを作成して演奏する。過去に 試験で演奏した曲も取り上げてもよいが、極力新しい曲を入 れた意欲的なプログラムで演奏することが望ましい。 評価方法及び基準 出席、楽曲に取り組む姿勢 %。実技試験 %。 なお、この単位を修めないものは「卒業演奏」の単位を取得 できない。 テキスト 担当者により異なるが、楽譜は原典版を中心に選択する。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 科目名 音楽表現・教育研究Ⅲ(パイプオルガン) (Majors Ⅲ(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 単位 授業の到達目標及びテーマ これまで 年間学んできたルネサンス時代から現代に至るまでのオルガン音楽を基に、 分以上 分以内で自由にリサイタルの プログラムを組む。その際、様々な時代の音楽を演奏できるようにプログラムを工夫する。演奏会でのプログラムの組み方、そ して実際の演奏に際して、どのような注意が必要かを学ぶ。 授業の概要 個人レッスンにより、学生の習熟度に応じて進める。これまでの演奏レパートリーをまとめると共に、演奏習慣についても理解 して演奏する。レッスンは各自が毎回の課題に取り組んだ結果をディスカッションし、次回の課題を教員と共に試験曲の完成を 目指す。 「パイプオルガン」 「奏楽」 「教会音楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .演奏会のプログラムの組み方(作品の紹介) .演奏会のプログラムの組み方(プログラミング) .プログラムに沿った演奏曲の習得(指使い) .プログラムに沿った演奏曲の習得(フレーズ) .プログラムに沿った演奏曲の習得(足鍵盤の練習) .プログラムに沿った演奏曲の習得(構成力) .プログラムに沿った演奏曲の習得(まとめ) .演奏する作品の様式研究(各様式の確認) .演奏する作品の様式研究(フレーズの確認) .演奏する作品の様式研究(構成の確認) .演奏する作品の様式研究(和声分析) .演奏プログラムのリハーサル(発表会) .発表会の反省と確認 .暗譜で演奏し、安定感を身に着ける .全曲演奏し、各自の課題を把握する 試験・課題等の内容 学生が自由に選択した 分以上 分以内のプログラム。必ず つ以上の様式による作品を演奏のこと(たとえばバロック 時代とロマン派の作品など) 。 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 実技試験 科目名 % % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、 技術の両面から総合的に評価する。 音楽表現・教育研究Ⅲ(前期リサイタル) (Instrument Performance Ⅲ) テキスト J. S. バッハのオルガン作品集(Bärenreiter 版、Breitkopf 版)他、任意の楽曲の指定された楽譜。 参考文献 『オルガン音楽のふるさと』 (NHK 出版) 示する。 授業外における学習方法 この授業のためには毎日の練習が必要。 以上の練習時間を確保すること。 担当者 単位数 草場紀久子 単位 他 その他、適宜指 週間に合計 時間 管楽器担当教員 授業の到達目標及びテーマ 「前期リサイタル」では異なる時代から複数の楽曲に取り組み、異なる角度からのアプローチを行う、または ∼ 楽章からな る協奏曲やソナタの全楽章(時間によっては抜粋)に取り組み、全体の構成感を示す、などプログラミングの工夫をすること。 今までの実技試験での「研究の成果を発揮する」視点から、 「研究の成果を構成しテーマ性を持って提示する」視点へと発展さ せることを目標とする。 授業の概要 年間積み重ねて習得してきた演奏法を基に選曲し、演奏研究をする。今後のために、レパートリーとしてバロック・古典から 近・現代の作品に少しでも多く触れる時間を持ちたい。 キーワード「テーマ性」 「プログラミング」 授業計画 〈前期〉 .導入①実技研究Ⅲbで修めた諸事項の復習 .導入②復習続き及び新しい楽曲の選曲準備 .各楽曲又は書く楽章の特徴を概観する .読譜の確認 .楽曲分析 .楽曲(楽章)ごとの演奏技法の課題を見つける .楽曲(楽章)ごとの技術的課題を探る①前半 .楽曲(楽章)ごとの技術的課題を探る②後半 .音楽的表現について考察する .音楽的表現のための方法を研究する .ピアノ伴奏と合わせる .速度感、拍子感の楽曲(楽章)ごとの様式感の確認 .楽曲全体を見通す①演奏体力 .楽曲全体を見通す②本番会場でのリハーサル .仕上げ 試験・課題等の内容 前期リサイタル 所要時間、 楽曲選択の基準については、 学部作成のガイドブッ クを参照のこと。 評価方法及び基準 取組状況 % 演奏 % 日常の研究状況とその成果 試験時における演奏 テキスト バロックから現代までの楽曲 参考文献 内外管楽器奏者の CD 専攻楽器、取り組む楽曲に関する文献 授業外における学習方法 毎回、練習の方法を指示するが、自分で課題克服の工夫をす ることも求めたい。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽表現・教育研究Ⅲ(声楽) (Majors Ⅲ(Vocal) ) 担当者 単位数 永吉美恵子、大久保美穂、持松 単位 朋世 授業の到達目標及びテーマ これまでの声楽実技研究で修得した技法と音楽上の体験(歌曲、オペラアリア、日本歌曲、宗教曲など)を踏まえて、個々の習 熟度、音楽性に応じたレパートリーを探究し、個々で演奏会のプログラムを組み立て、それを技法と表現の両面から深く学習す ることによって、演奏者としての自覚と成長を促すことを目的とする。 授業の概要 個々の習熟度に応じて個人授業形態で行う。各自の個性、音楽的関心に基づいて 分程度のプログラムを組み、公開による前期 リサイタルとし、企画から広報までの運営を自主的に行い、卒業後の演奏活動、及び社会活動に備える。 「声楽」 「主科」 「演奏」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回の授業で課題を見つけ、レッスンにおいてディスカッションを重ねる 授業計画 〈前期〉 . 年間に修得した技法の学習の反復、さらに難易度の高い教則本を使用して学習を継続する .教則本を使用し、技法の習得を継続、各自の個性と声・音楽的資質に適合するレパートリーを模索し、演奏楽曲を自主的に 演習する .教則本を使用し、技法の習得を継続、各自の個性と声・音楽的資質に適合するレパートリーを模索し、演奏楽曲の選曲を探 究する .個々の習熟度に合わせて、演奏曲目を継続的に探索し演習する .リサイタルの楽曲を選曲し、プログラミングをする .演奏する楽曲の読譜、歌詞のディクションと解釈、演奏スタイルの考察を行う .選曲楽曲の歌唱時の技法上の課題を把握、楽曲の時代背景、文学的背景の考察を行う .演奏楽曲演習、歌唱時の技法上の課題解決の継続を行う .演奏楽曲演習、歌唱時の技法上の課題解決と表現へのアプローチを行う .演奏楽曲演習とともに、前期リサイタル開催における企画、運営、広報についての確認をする .演奏楽曲演習、歌唱時の技法上の課題解決と表現へのアプローチのための演習とともに、伴奏者との関係の考察をする .演奏楽曲演習、リサイタルのための歌唱技法と、表現の両面からの課題を把握し、解決を試みる .前期リサイタル準備のため全曲演奏し、全体の流れの中で課題を把握し、解決を試みる .演奏楽曲を歌唱技法、表現ともに完成させ、舞台上のマナーについても考察する .リサイタル終了後の演奏上の反省点と、卒業演奏に向けての課題について確認する 試験・課題等の内容 ・各自で前期リサイタルのプログラムを作成する ・ 分以内の任意の自由曲 (時間内であれば曲数の制限なし) ・公開演奏とし、それを実技試験とする 評価方法及び基準 授業への取組状況 実技試験 科目名 テキスト 各歌曲集、オペラアリア集、ヴォーカルスコア、オラトリオ 集など 参考文献 適宜配布する % 課題への取り組みへの積極性に対 して評価します % 実技試験において、試験での演奏を総合的 (音程やリズム、楽曲分析、言葉、発音な ど)に評価します 音楽表現・教育研究Ⅲ(作曲専攻) (Major Ⅲ(Composition) ) 授業外における学習方法 課題楽曲の授業以前の読譜、詩の解釈、時代背景、作曲家に ついての研究など課題を課す。 担当者 単位数 加藤 単位 豊 授業の到達目標及びテーマ 音楽表現・教育研究Ⅲでは音楽表現・教育研究Ⅱabで学んだ作曲技法を基盤としながらより高度な作曲技法の習得を学ぶ。楽 器のメカニズムを研究はもちろん、より個性的で複雑な作曲技法を学んでいく。しかしながらここではテーマの設定、中間部と その発展、終結部の書き方など基本知識、基本技法にも立ち返り、より構成力に富んだ作品の完成を目指す。 授業の概要 音楽表現・教育研究Ⅱabにおいて学んだ作曲技法をさらに応用しつつ、より規模の大きな作品の構想を練る。それは後期に予 定される卒業研究、卒業作品の完成へと推移していく。任意の楽器のための作曲が中心となるが、そのスタイルは学習する人の 傾向によってすすめていく。つまりクラシック、ポピュラーまたはジャズなどの各種のジャンルを選択することができる。選択 したジャンルにふさわしいハーモニー感、リズム感、形式なども同時に学んでいく。なお、音楽表現・教育研究Ⅲにおいては講 義後半で試作の実習をするが、この作品がかならずしも後期に設定されている卒業作品へ移行する必要はない。 授業計画 〈前期〉 .作曲についての総合的学習①(テーマについて) .作曲についての総合的学習②(ハーモニーについて) .作曲についての総合的学習③(楽曲構成について) .作曲についての総合的学習④(楽曲構成について) .作曲についての総合的学習⑤(クライマックスとは) .作曲についての総合的学習(終結部とは) .実作①( ∼ 回目の講義をもとに試作する) .実作②(テーマの作曲、発展について) .実作③(演奏形態の決定。楽器の選択) .実作④(テーマの展開と復帰について) .実作⑤(再現部のくふうについて) .実作⑥(曲全体のクライマックスとは) .実作⑦(終結部の重要性) .実作⑧(オリジナル作品の最終仕上げ) .実作⑨(完成と浄書について) 試験・課題等の内容 前期の作品提出 テキスト 特にない 評価方法及び基準 取組状況 % 参考文献 特にないが、取り組む作品に応じて、過去の作曲家の作品な どを図書館などを利用して研究する 作品の評価 % 次週までに与えられた課題 (作曲について) への取組み 出欠 提出された作品は音楽学部内の作曲専門の 教員に譜面審査の評価を行なう 授業外における学習方法 講義で学んだことを生かして、次回の講義に備えて創作をす る。 科目名 音楽療法各論Ⅲ (Clinical Music Therapy Ⅲ) 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 精神科領域での療法としての音楽の治療特性を学ぶ。特に精神療法としての音楽療法について個人・集団での療法活動について 精神分析的な理解を深める。 授業の概要 授業計画にそって講義形式で行なう。DVD や実践例での音源を用いて音楽療法の精神科領域での実際について紹介をする。ま た、心理テストについて体験を行なう。 〈アクティブ・ラーニング〉 DVD や実践例について議論を行なう。 授業計画 〈後期〉 .ライフサイクル論(エリクソン)理解 .認知(ピアジェ)発達論 .精神分析の歴史 .精神分析治療の概要 .個人力動及び集団力動と音楽療法としての音楽の活用法 . ∼ までのまとめ .精神科疾患の歴史(近代ヨーロッパと日本について) .神経症・心身症理解 .躁鬱病理解 .統合失調症の概要 .統合失調症の個人音楽療法の実際 .統合失調症の集団音楽療法の実際 .心理テスト(質問紙法、投影法)理解 .精神科疾患に対する模擬実践(アセスメント、治療計画を含む) .全体のまとめ 試験・課題等の内容 講義の内容にそったテストを行なう。とくに実践音源につい てどのような音楽構造を持っているかの音楽分析と対象者の 反応についてのレポートを提出すること。 評価方法及び基準 レポート % ・ ・ ・ 講でレポートを提出。自分の 言葉で文章を作成することを高く評価する。 取組状況 % 授業内で使用した楽曲についての概要理解と 心理テストにおける取組について評価する。 期末テスト % 講義中の重要箇所について記述中心のテス ト及び DVD や実践例の楽曲伴奏、歌唱の 完成度を判断基準とする。 科目名 音楽療法演習 (Practical Group Experience) テキスト 松井紀和『音楽療法の実際』牧野出版 参考文献 適宜指示する。 授業外における学習方法 TV、新聞記事などで精神科領域への関心を高め、そのよう な現象が何故起きてくるのか常に自身で思考し、他者の意見 にも耳を傾ける。 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 対人援助では、音楽だけで無く use of myself(治療者自身の活用)は避けて通ることができない。自身の持つ身体の特徴(声、 容姿、立ち居振る舞い)や内面を含めて自己の再発見を行うことが目標である。自己の再発見ができる者だからこそ、他者の中 にあるその人自身が気づいていない部分に気付けるようになる。 授業の概要 授業計画からも理解できると思われるがワークショップ・ロールプレイを通して、自己理解・他者理解を深める内容である。 〈アクティブ・ラーニング〉 模擬実践についての、相互批評を行なう。 授業計画 〈前期〉 .対人援助技術の基礎概念 .声の方向性について .歌唱、歌声の使用方法 .非言語(音声、ジェスチャー等)交流の理解 .視線の持つ対人関係のあり方 .パーソナルゾーン(安全空間)の理解 .身体接触、接触の持つ意味理解 .小集団体験でのロールプレイ(主治療者) .小集団体験でのロールプレイ(協同治療者) .小集団体験での援助の出し方とタイミング .治療者−患者間の信頼関係構築 .患者体験を通しての自己理解 .患者体験を通しての他者理解 .音楽と非音楽系の臨床での活用法 .まとめ 試験・課題等の内容 実際のロールプレイへの参加態度、その後のロールプレイ中 に感じた自己の気づきについてのレポート提出を求める。自 分の中にある言葉で、自己・他者について記述する。 テキスト 特にない。適宜プリント等を配布する。 評価方法及び基準 取組状況 % ロールプレイへの積極的な参加態度を判断基 準にする。事後の会話などでの体験の言語化 も判定の基礎になる。 レポート % 体験したものを自己理解を含めて、他者へ正 確に伝える記述がどの程度出来ているかが判 断基準になる。 授業外における学習方法 行なったロールプレイの再確認・練習および使用した専門用 語の整理は重要。 参考文献 古賀幹敏『基礎から学ぶ音楽療法』 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 音楽療法実習Ⅲa・Ⅲb (Practice in Music Terapy Ⅲa・Ⅲb) 担当者 単位数 古賀 幹敏 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ 卒業後に音楽療法士として配置された職域・職場で、専門職として活動できる基礎を身につける。 特にⅢaでは、音楽療法の必須の治療道具としての音楽の取り扱い方を学び、臨床現場での音楽技術のスキルアップを目標にす る。その結果、どのような対象者の要請にも音楽の展開を行なえるような基礎力が育つことを目指す。 またⅢbでは、対人援助技法の一つである音楽療法の諸技法をより効果的に用い、設定した治療目標をクリアするために治療構 造の中で必要とされる治療技法について知識を確かなものにする。 このことが音楽療法技法の効果を高め、 治療者としての安心・ 安全感を高める。 授業の概要 各実習施設での毎回の事前・事後指導を通してアセスメント、対象者理解、目標設定、プログラミング(即応的変更も含む) 、 音楽技術、集団操作技法などの指導を行なう。 〈アクティブ・ラーニング〉 実習に関して、相互批評を行なう。 授業計画 〈前期〉 .抜粋アセスメントによる対象者理解 .活動を通しての対象者理解 .実践見学―観察と記録〈個人〉 .実践見学―観察と記録〈集団〉 .実践―主治療者として〈司会〉 .実践―主治療者として〈個人・集団の把握〉 .実践―主治療者として〈反応への即応性〉 .実践―主治療者として〈集団評価、集団力動操作〉 .音楽を用いた対象者・集団への介入〈伴奏方法〉 .音楽を用いた対象者・集団への介入〈指導技術〉 .音楽を用いた対象者・集団への介入〈合奏技術〉 .音楽を用いた対象者・集団への介入〈編曲技術〉 .対象者・集団への言語、ジェスチャー等による支持 .対象者とのコミュニケーション .実践全体の記録〈記述を中心にして〉 試験・課題等の内容 毎回の実習でのプログラム作成及び伴奏内容会話などの内容 についての準備、対象者に行なう音楽技術の詳細な指導案の 作成。 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回行なう事後指導での指摘を次回の実習に、 どのように反映させているか、同時に伴奏・ 司会等の技術面での日々の練習がきちんと行 なわれていて、演奏ミスや言い澱みがないな どが判定基準になる。 レポート % 実践内容を記録・評価して、一人よがりで無 く第三者にも理解できるよう、図、表などを 活用して自分の言葉で考察していることが判 定基準になる。 科目名 原著講読 (Reading in Original Works) 〈後期〉 .目標設定の妥当性 .目標達成のためのプログラム作成 .目標達成のための音楽技術 .目標達成のための言語、 非言語 (音声、 ジェスチャー) 技術 .目標達成のための集団操作技術 .集団力動を利用した目標達成〈個人〉 .集団力動を利用した目標達成〈集団〉 .臨床場面でのプログラム変更 .プログラム変更の基準とポイント .個人の適応水準を基準にしたプログラム変更 .集団の適応水準を基準にしたプログラム変更 .使用楽曲の持つ適応水準を基準にしたプログラム変更 .プログラム実践での音楽即興技術 .プログラム実践での個人、集団の反応への即応性 .記録の確認と整理及び次の目標設定 テキスト 松井紀和『音楽療法の実際』牧野出版 参考文献 特にない 授業外における学習方法 実習プログラムで使用する楽曲だけで無く、あらゆるジャン ルの音楽に触れておくこと。会話の話題として、新聞や TV の情報にもひと通り目を通す。 担当者 単位数 井石 哲也 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽療法に関する入門書を原著(英語)で読むことにより、専門用語やこの分野に特有な表現を英語で理解することができるよ うになります。 授業の概要 音楽療法に関する入門書から抜粋して講読します(身体障害児のための音楽療法、自閉症児と音楽療法) 。毎回の担当箇所を事 前に指示するので、学生はグループ単位で発表準備をし、授業ではその部分の概要説明をします。その後、担当者とともに、専 門用語や表現を確認しながら、内容と問題点をさらに詳しく検討します。 授業計画 〈前期〉 .導入:テキストの構成と授業の進め方の説明 .テキスト講読:Music Therapy for Children with Physical Disablilities ① .同上② .同上③ .同上④ .同上⑤ .同上⑥ .Music Therapy with Austic Children ① .同上② .同上③ .同上④ .同上⑤ .同様⑥ .同様⑦ .講読部分( 章分)についてのディスカッション 試験・課題等の内容 期末試験(筆記試験)を行います。 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回の授業における発表内容を評価します。 期末試験 % 講読した部分を範囲として、筆記テストを行 います。 テキスト Davis, Gfeller and Thaut, McGrow-Hill, 1999 参考文献 Bleck, E., and D. Nagel, eds. 1982. New York: Grune and Stratton, その他、授業時に指示します。 授業外における学習方法 毎回の発表のための準備を重視します。特に専門用語の日本 語の意味をよく調べてください。 科目名 音楽文化専門セミナーⅡ (Seminar Ⅱ) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽文化に関する理解をさらに深めるため、各自が立てた計画に沿った研究をテーマとし、後期の卒業論文へつなげることを目 標とする。希望者は学外におけるインターンシップに参加する。 授業の概要 それぞれに課せられたテーマについて研究を深める。計画立てから資料収集・実地調査までを行い、それらについてより詳しく 研究を重ね、完成度を高める。インターンシップを行う場合は現場に赴いて、所定の時間内で与えられた実習・演習等を行う。 「課題解決」 「現場学習」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈前期〉 .計画を立てる⑴全体像の構築 .計画を立てる⑵コンテンツの構築 .資料を集める⑴図書の活用 .資料を集める⑵ネットの活用 .資料を整理する⑴紙媒体の整理 .資料を整理する⑵ワープロへの整理 .アウトラインを整える⑴概要の流れ .アウトラインを整える⑵細部の整合性 .実地調査を行う⑴学内外の情報収集 .実地調査を行う⑵アンケートについて .調査データを分析する⑴資料の整理 .調査データを分析する⑵エクセルへのデータ化 .研究内容をまとめあげる⑴全体的な視点 .研究内容をまとめあげる⑵部分的な視点 .研究内容をまとめあげる⑶細部への視点 試験・課題等の内容 レポートを提出。 テキスト 未定 評価方法及び基準 取組状況 % 研究への積極性や毎回の進展状況を基準に判 断する。 レポート % 期末に提出するレポート内容の正確さと取り 組みへの意欲を基準に判断する。 参考文献 授業内で紹介する。 科目名 ステージプレイング (Stage Playing) 授業外における学習方法 主体的な研究を重視する。毎回、一定量の進捗の見られる資 料を準備すること。 担当者 単位数 安川 単位 徹 授業の到達目標及びテーマ ライブを開催するにあたって必要な企画やマネージメント、ステージの組み立てまでを、実際のライブを題材に学習・研究する。 授業の概要 前期終了時に開催するライブを念頭に計画を立て、ライブのコンセプト、実現までに必要なスケージュールを構築し、スタッフ の配置から機材の準備・セッテイング、そしてリハーサルや本番のタイムテーブルなど、ライブ開催に必要なすべてのマネージ メントを行う。 〈アクティブ・ラーニング〉 他コース学生や下級生とのディスカッションなど 授業計画 〈前期〉 .日程、コンセプト .大まかなスケジュールと仕事の割り出し .スケジュール詳細 .スタッフの配置と日程表の作成 .ちらし等、印刷物について .予算概算 .広報について .ちらしデザイン等 .経過確認 .スケジュール調整 .ステージタイムテーブル .ステージプランニング .曲順、パンフレット作成 .曲順等の最終確認 .まとめ 試験・課題等の内容 ライブ企画書、台本等の作成 参考文献 評価方法及び基準 取組状況 % 授業内での作成したさまざまな資料、ライ ブ本番への準備状況など 授業外における学習方法 楽曲調査、プレスリリース作成・配布、取材のお願いなど実 際の活動を下級生と共に行う テキスト 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 科目名 副科実技 Ⅲa・b (Non-major Practical Lessons a・b) 担当者 単位数 各実技教員 単位 授業の到達目標及びテーマ ピアノ、パイプオルガン、チェンバロ、声楽、管楽器、弦楽器、打楽器、ギター、ジャズピアノより選択する。各分野、各楽器 演奏の初歩からはじめ、基本的な奏法を身につけ、幅広い表現手段とその基礎となるテクニックの習得を目指す。 授業の概要 個人授業で行い、教材、テクスト等はそれぞれの習熟度に応じて選択して進める。 「演奏の基礎」 「読譜」 授業計画 〈前期〉 .各分野、各楽器の特性とその演奏のための基本的な心が けについて確認する。 .導入その として、各分野、各楽器の特性とその演奏の ための基本的な課題の点検とその指導。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を学んでいく。 .導入その として、そのうえで学生個々の能力に即して 奏法の基本を推し進める。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、発声法、 発音法の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめ る。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査してい く。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 〈後期〉 .導入その として、休暇中に課した課題の点検とその指 導。 .導入その として、a で修めた諸事項の復習 .導入その 学生個々の課題に即して各分野の演奏の基 本と諸問題を学んでいく。 .基本練習その 各分野の演奏の基礎として、音階練習 を運指の基礎を踏まえて学ぶ。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜を推しすすめ る。 .基本練習その 学生個々の課題曲の読譜と理解を推し すすめる。 .基本練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て提示する。 .応用練習その 課題楽曲の分析と演奏の諸課題につい て学生の自主性を引き出す。 .応用練習その 楽曲分析から一歩推し進めて、課題曲 の音楽的表現について考察する。 .応用練習その その音楽的表現を一つ一つ精査してい く。 .応用練習その 特に技術的な課題について個々の学生 の自主的な研究を促す。 .試験のための準備 ひきつづいてそれらの諸課題に ついて考察していく。 .試験のための準備 楽曲全体の見通しをつけ、楽曲 の特性についてもう一度確認させる。 .試験のための準備 楽曲に要求される速度感と表現 法の徹底を図る。 .試験のための準備 全曲演奏後、安定した演奏のた めに個々の学生の課題を把握させる。 試験・課題等の内容 副科実技a:各分野によって個別に取り決めた基礎的な楽曲 を暗譜演奏する。 参考文献 担当教員によりその都度提示する。 評価方法及び基準 出席 および取り組む姿勢 授業外における学習方法 各楽曲、教材に必要な準備と予習、練習を行う。そのあり方 については担当教員からの指導を基に能率的、系統的に行う。 %。実技試験 % テキスト 各分野、各教員ごとに適宜配布。各分野、各教員ごとに適宜 配布。 科目名 アンサンブルⅣa,Ⅳb(オルガン) (Ensemble Majors Ⅳa,Ⅳb(Organ) ) 担当者 単位数 椎名雄一郎 各 単位(半期) 授業の到達目標及びテーマ これまで学んだ奏法を元に、礼拝、チャペルアワーでの実践を通して、アンサンブル能力の向上が目的である。また、バロック 時代のアンサンブルには欠かせない通奏低音奏法を引き続き習得する。そして実際に、他の器楽や声楽と合わせることにより、 通奏低音の実践を行う。 a)様々な時代の讃美歌の伴奏、即興方法を身につける。 b)バッハのフルート・オーボエソナタを通して通奏低音奏法を習得する。 授業の概要 授業は、グループレッスンと個人レッスンを併用しながら進める。チャペルアワーや学外での演奏体験も視野にいれながら、様々 なアンサンブル体験を積むようにする。 「パイプオルガン」 「管楽器」 「アンサンブル」 「教会音楽」 「通奏低音」 「奏楽」 〈アクティブ・ラーニング〉 毎回課題を課すので、各自がその課題ができるように練習する。 授業計画 〈前期〉 .礼拝・チャペルアワーの奏楽とは .賛美歌の手鍵盤のみの奏法 .賛美歌の足鍵盤付奏法 .賛美歌の前奏曲の即興 .賛美歌の奏楽方法(変奏等の仕方) .通奏低音の基礎と実践(数字の読み方) .通奏低音の基礎と実践(これまでの復習) .通奏低音の基礎と実践(基本とる和音) .通奏低音の基礎と実践(初見課題) .通奏低音の基礎と実践(リアリゼーション) .基礎的なアンサンブル体験(オルガンのみで) .基礎的なアンサンブル体験(歌曲) .通奏低音の基礎と実践(クリステンセン課題) .通奏低音の基礎と実践(器楽曲) .まとめ 試験・課題等の内容 実技試験を行う。 a)オルガンまたは指定の楽器で讃美歌の演奏 b)アンサンブルの演奏 評価方法及び基準 授業への取り組み状況 実技試験 % 〈後期〉 .賛美歌伴奏の発展(前期の復習) .賛美歌伴奏の発展(ビヂニウム) .賛美歌伴奏の発展(簡単な前奏の即興) .通奏低音の実践(ヘンデル・ソナタ) .通奏低音の実践(オルガン、管楽器別に授業) .通奏低音の実践(合わせの基本を身につける) .通奏低音の実践(バス声部を聴く練習) .通奏低音の実践(和声を聴く練習) .通奏低音の実践(フレーズを共につくりあげる) .通奏低音の実践(まとめ) . 台オルガンのアンサンブル(モーツァルト他) . 台オルガンのアンサンブル(ブレスの練習) . 台オルガンのアンサンブル(二人で合わせる) . 台オルガンのアンサンブル(まとめ) .様々なアンサンブルの発表 テキスト 『讃美歌( 年版) 』 『讃美歌Ⅱ編』 (日本基督教団出版局) J.B.CHRISTENSEN 著『18Th Century Continuo Playing』 参考文献 『教会音楽ガイド』 (日本キリスト教団出版局) % 課題への取り組みに対する評価 (平常点) 演奏を音楽、 技術の両面から総合的に評価する。 授業外における学習方法 授業外での毎日の練習。 科目名 ミュージックプロデュース概論 (Theory of Music Produce) 担当者 単位数 吉田 峰明 単位 授業の到達目標及びテーマ 音楽を応用し、社会に役立てていくための具体的な方法論の展開をテーマとし、将来に役立ちうる力の習得を目標とす。 授業の概要 個人から業界にいたる音楽人のあり様を観察することから始め、それぞれにとってふさわしい方法論を探り、企画を通して現実 的な感覚を養う。自主企画を行い、積極的に取り組みながら理解する。 「音楽業界」 「自主企画」 〈アクティブ・ラーニング〉 グループディスカッションを行う。 授業計画 〈前期〉 .音楽業界の研究 .企画の立て方の基礎 .正式な企画書に学ぶ .収支の立て方∼イベントの場合 .収支の立て方∼CD 制作の場合 .趣意書の作成 .収支予算書の作成 .PR アイテムの作成 .各種企画の観察 .自主企画制作⑴全体像の構築 .自主企画制作⑵細部の点検 .自主企画制作⑶プレゼンの準備 .プレゼンテーションとディスカッション⑴Aグループ .プレゼンテーションとディスカッション⑵Bグループ .プレゼンテーションとディスカッション⑶Cグループ 試験・課題等の内容 企画書の提出。 テキスト 未定 評価方法及び基準 取組状況 % 毎回授業への積極性、ならびにプレゼンテー ションとディスカッションへの意欲を基準に 判断する。 企画書 % 期末に提出する企画書への取り組み意欲を基 準に判断する。 参考文献 授業内で紹介する。 科目名 臨床医学各論b (Clinical Medicine b) 授業外における学習方法 次回授業までに授業のテーマに関連する予備学習を行ってお くこと。授業後は学習内容の記録整理を行うこと。 担当者 単位数 古賀 幹敏 単位 授業の到達目標及びテーマ 臨床医学の基礎知識を身につけることで、自分や家族の健康に充分な配慮を行うことができるようになる。また、音楽療法の臨 床場面でも不安の無い状態でセッションにのぞむことができるようになる。 授業の概要 はじめに身体に関する知識を図、動画などを用いて理解を深めます。次に音楽療法との関係の深い精神科疾患について触れ、最 後に我が国の大きな社会問題である高齢化社会との関わりの中で音楽療法士が直面するであろう高齢者について解説を行なう。 〈アクティブ・ラーニング〉 身近な疾患について、講義を基礎とした報告をすること。 授業計画 〈後期〉 .はじめに .身体のしくみと機能 .診断・治療 .耳、目、のどの病気 .生活習慣病 .呼吸器疾患、アレルギー .血管、血液、免疫の病気 .心身症 .精神科疾患(統合失調症) .精神科疾患(うつ病、神経症等) .高齢者の疾患(認知症、パーキンソン病等) .ターミナル期医療について .リハビリテーション医療について .予防医学と健康について .まとめ 試験・課題等の内容 授業中のノートとプリント・資料等を自分の言葉でまとめて レポートしておく。 評価方法及び基準 レポート % 期末テスト ・ ・ 回で提出するレポートの記述か ら講義の理解度を判定 % 講義の内容に関しての一般的で音楽療法士 (補) にも出題頻度の高いものから出題する。 テキスト プリント・資料を配布する。 参考文献 適宜指示する。 授業外における学習方法 プリント・資料の再読と専門用語の理解と整理をすること。 音 楽 学 部 音 楽 学 科 専 門 教 育 科 目 2015年度 音楽学部 講義要綱 2015 年度 音楽学部 講義要綱 活水女子大学_シラバス(音楽学部) 表紙 − M 柴田 背は mm(決*平)
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