一次サンプル採取マニュアル 5567 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査 5th Dec. 2016 水痘.帯状ヘルペスウイルス抗体IgG [EIA][髄液] varicella-zoster virus, viral antibody IgG 基本情報 分析物 5F193 水痘.帯状ヘルペスウイルス 識別 1431 ウイルス抗体IgG JLAC11 JLAC10 (暫定案) 材料 041 髄液 測定法 第2章 特掲診療料 第3部 検査(1) 第1款 検体検査実施料 (免疫学的検査) D012 感染症免疫学的検査 診療報酬 39 グロブリンクラス別ウイルス抗体価(1項目当たり) 219点 ① ヘルペスウイルス 測定物 識別 材料 測定法 V3840 0000 410 水痘・帯状疱疹ウイルス抗体 IgG 髄液 第1節 検体検査料 検査オーダー・検体採取 患者同意に関する 要求事項 検査結果に影響を 与える臨床情報 オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検査項目分類 ⇒ 免疫学的検査 ⇒ ウイルス感染症検査(髄液) ⇒ 水痘帯状ヘルペスIgG オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検体検査 ⇒ 外注検査(一般) ⇒ 外注(髄液ウイルス) ⇒ 水痘帯状ヘルペスIgG オーダーボタン 検査予約 至急オーダー 検体ラベル(単項目オーダー時) 不可 ホンバン テスト 検査予約について オーダーについて 注 800 外 N60 患者の検査前準備 検体採取の タイミング 記号 添加物(キャップ色等)・採取容器 フ 丸底プレーン(白) 採取材料 ◎髄液 採取量 2mL 測定材料 ズイエキウィルス . 09.03 リコー ル @ 外注1 フ 採取容器について 検体採取について 検体搬送について 保管検体(提出前)の検体保存条件 髄液を凍結保存 再検査・追加検査の対応可能日数 検体到着日から60日(検体量ある場合のみ) http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1/3 **-****-27001* 2ml **-***-*** 一次サンプル採取マニュアル 5567 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査 5th Dec. 2016 水痘.帯状ヘルペスウイルス抗体IgG [EIA][髄液] varicella-zoster virus, viral antibody IgG 検査結果報告 測定機器 検査所要日数 まいこネット開示までの目安 検査部門 ベーリング゙ELISAプロセッサーⅢ 2~4日 3~5日後(土日祝日を除く) 外部委託(LSIメディエンス) 生物学的基準範囲 期間 現行 測定方法 酵素免疫測定法(EIA) 項目 11 水痘.帯状ヘルペスウイルス抗体IgG 基準値設定材料 髄液 男性 女性 0.20 未満 陰性 0.20 未満 陰性 緊急異常値 電話連絡対応 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 2/3 単位 一次サンプル採取マニュアル 5567 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査 5th Dec. 2016 水痘.帯状ヘルペスウイルス抗体IgG [EIA][髄液] varicella-zoster virus, viral antibody IgG 臨床情報 臨床的意義 水痘(varicella)は, 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)感染により引き起こされる発熱と発疹を主症状とする良性の疾患である. VZVは主に経気道を通して感染し, 局所のリンパ組織で増殖したのち肝臓や脾臓に達し, 全身に散布される. 皮膚に達したVZVは, 毛細血管内 皮細胞で増殖して水疱を形成し, 臨床的に水痘を発症させる. ウイルスは水痘治癒後も脊髄後根神経節および三叉神経節に潜伏感染し, それ が後年再活性化すると帯状疱疹(herpeszoster)となる. 一般に再罹患水痘やワクチン接種後の自然水痘は軽症である. 血清学的診断法として, CF法で急性期と回復期のペア血清で4倍以上の血清抗体価上昇があれば有意と判定できる. しかし, VZVとHSV(単純 ヘルペス)との間には交差反応がみられるので判断は注意を要する. 水痘罹患後はEIA法のIgM抗体が有用であり, 初感染の反応か再感染の反 応か区別ができる. また, ワクチン接種および経過観察などには, EIA法のIgG抗体および, IAHA法が有用である. また抗原検出検査としてウイル ス分離や患者微量材料から, FA法により抗原を検出することが可能である. 異常値を示す病態・疾患 Ramsy-Hunt症候群, 水痘・帯状疱疹, Reye症候群 関連項目 水痘・帯状ヘルペスウイルス抗原[シェル・バイアル法], 水痘・帯状ヘルペスウイルスDNA(PCR), 水痘・帯状ヘルペスウイルス(IAHA), 水痘・帯状 ヘルペスウイルスIgM[EIA], 水痘・帯状ヘルペスウイルス抗原[FA], ウイルス同定, 水痘・帯状ヘルペスウイルス[CF], ウイルス分離 参考文献 エスアールエル Web Page「検査項目レファレンス」 吉田晃他:臨床とウイルス13-4-490~496 1985 高山道子:日本臨床53-増-255~257 1995 変更履歴 2015年4月1日 2016年4月1日 URI 外部委託先変更(SRL⇒LSIM)(検査内容の変更点なし) 平成28年4月診療報酬改定 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/5567.html http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 3/3
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