海外友好都市交流事業費

平成
27
年度 事後評価・決算
事務事業名
事業番号
事務事業マネジメントシート
海外友好都市交流事業費
所管課名
政策名
3
創造豊かな教育・文化の里づくり
施策名
10
交流の推進
00286
まちづくり課
係名
根拠法令等
平成28年7月
総合
作成
平成 27 年度課長名
小林 英将
担当者・シート作成者
近藤 裕子
鏡野町とイヴェルドンレバン市を結ぶ友好憲章
鏡野町友好都市交流事業実施要綱
1.事務事業の概要
①事業期間
②今年度の事業内容(具体的な内容、事務概要等を簡潔に記載する)
③開始したきっかけ(いつ頃どんな経緯で)
・20歳以上70歳未満の町民を対象に、スイス連邦・イヴェルドン・レ・バン市へ派遣。
平成17年度から隔年実施としている
・平成21年度は新型インフルエンザのため事業を中止した
期間限定複数年度
・当該年度の実施要綱の作成、募集、審査、参加者決定、事前研修を行う
(
年度~
年度) ・事後研修、報告会を行い、報告書を作成
・平成27年度は、イヴェルドン市オーケストラメンバーによる演奏会の受け入れを実
施。
単年度のみ
・派遣事業は実施しない。
単年度繰返し
2.事務事業の対象・意図・活動・成果指標
①対象(誰、何を対象にしているのか) ア 20歳から70歳未満の町民
→
イ
→
イ
→
参加して国際感覚を身につけても
らう
→
単位 区分
25 年度
26 年度
27 年度
13,810
13,671
13,519
25 年度
26 年度
27 年度
目標
人 実績
ア 参加者数(中学生を除いた一般数)
8
0
達成率
→
イ
単位 区分
見込
ア 事業実施年度における対象町民人口 人
実績
見込
イ
実績
見込
イ
実績
⑤成果指標(意図の達成度)
②意図(対象をどのような状態にしたいのか)
ア
④対象数の推移
・ペスタロッチの教育理念を鏡野町の町づくりに取
り入れたため、平成6年度から交流を開始。平成
8年10月7日には鏡野町とイヴェルドン市で友好
憲章を締結し、訪問受け入れも行っている。
20
60
300.0%
28 年度
13,519
32 年度
13,519
28 年度
32 年度
0
10
600.0%
目標
実績
イ
達成率
→
ウ
目標
実績
ウ
達成率
③主な活動内容
⑥活動回数
→
ア 研修の開催
単位 区分
目標
回 実績
ア 研修の開催回数
25 年度
2
26 年度
27 年度
0
28 年度
0
32 年度
2
0
達成率
→
イ
目標
実績
イ
達成率
→
ウ
目標
実績
ウ
達成率
3.事務事業の予算・コスト概要
会計
款
01
02
一般会計
総務費
25 年度
26 年度 27 年度
実績
実績
実績
予算科目
予算
(千円)
項
目
01
総務管理費
企画費
28 年度 32 年度 前年比
見込
見込
06
大事業 中事業
11
決算
(千円)
07
25 年度
実績
予算上の事業名
海外友好都市交流事業費
26 年度 27 年度 28 年度
実績
実績
見込
事業番号
00286
32 年度
見込
前年比
国庫支出金
0 国庫支出金
0
県支出金
0 県支出金
0
町 債
0
町 債
0
0
0 その他特財
その他特財
一般財源
2,573
0
594
1,223
2,500
594 一般財源
合計
2,573
0
594
1,223
2,500
594
財源名称
最終予算額
主 な
594 千円
95.6%
0
568
1,000
2,500
568
合計(A)
2,531
0
568
1,000
2,500
568
従事正職員人数
1
1
1
1
1
0
述べ業務事務時間
160
10
32
48
160
22
人件費計(千円)(B)
610
38
119
182
608
81
トータルコスト(A+B)
3,141
38
687
1,182
3,108
649
費用弁償
201 千円
食糧費
138 千円
支出事業内容 筆耕翻訳料
(予 算)
予算執行率
2,531
80 千円
委託料
30 千円
使用料
15 千円
主 な
費用弁償
201 千円
食糧費
138 千円
支出事業内容 筆耕翻訳料
(決 算)
80 千円
委託料
30 千円
使用料
15 千円
00286
事業番号
事務事業名
海外友好都市交流事業費
所管課名
まちづくり課
4.事務事業の環境変化・住民意見等
① 事務事業を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)はどう変化しているか?開始時期あるいは5年前と比べてどう変わったのか?
毎回、参加者が中々集まらない状況である。負担金が1/3から1/2に変更した事や、秋の平日などに行くことなどが影響していると思われる。
派遣交流により、10年ぶりにイヴェルドン市オーケストラメンバーの訪問を受けることができた。演奏会の受け入れを初めて行った。
②この事務事業に関するこれまでの改革改善の取り組み経緯
参加者の減少実態などから、17年度より隔年実施に切り替えるとともに、24年度より5名以下では実施しないこととした。
訪問の受け入れを優先し、派遣実施年度であるが、派遣を行わない交流を実施することとした。
③この事務事業に対して関係者(住民、議会、事業対象者、利害関係者等)からどんな意見や要望がどの程度寄せられているか?
派遣済み参加者の、再度の参加を認めてほしい。年齢制限を排除してほしいなどの要望がある。
演奏会に参加したい。・派遣事業はいつあるのか。・イヴェルドン市民(以前のホスト協力者)が来町予定。・イヴェルドン市長訪問団の来町予定が決まった。
5.事業評価
①政策体系との整合性(この事務事業の目的は町の政策体系に結びついているか?意図することが結果に結びついているか?)
見直し余地がある
理由
説明
友好憲章を結んでいるスイスのイヴェルドンレバン市との交流事業を行うことは、政策である「広域の連携と国
際交流の推進」に結びついている。
結びついている
目
的 ②町が関与する妥当性(この事業は町が行わなければならないものか?税金を投入して行うべき事業か?住民や地域民間等に任せることはできなか?)
妥
イヴェルドン市への派遣については、町民を対象とした事業であり、妥当である。
当
見直し余地がある
理由
交流が継続することで、経済連携などの発展にもつなげられるよう、町として関与できることとして妥当と考え
性
説明
妥当である
る。
評
価 ③対象・意図の妥当性(事務事業の現状や成果から考えて、対象と意図を見直す余地がないか?)
見直し余地がある
理由
説明
適切である
派遣対象は20歳以上70歳未満の町民であり、海外交流により国際感覚豊かな人材を育成するため行なうも
のであり、対象・意図とも適切である。また、イヴェルドン市からの訪問団受入により、鏡野町民との直接交流人
数も増え、成果が明確であり、現時点での見直しは必要ないと考える。
④成果の向上余地(成果向上の余地はないか?成果を向上させる有効な手段はないか?何が原因で成果が向上しないのか?)
向上余地がある
目標水準に達している
理由
説明
派遣事業だけを捉えれば、参加者も少なく、返金年齢も60歳を上回るような状況であることから、参加者を増
やすことについての工夫は必要と考えている。ただ、イヴェルドン市からの訪問団受け入れにより、今回も中学
生を含めると360人以上の町民との交流機会を提供できているので、成果は格段に向上している。
有 ⑤廃止・休止の成果への影響(事務事業を廃止・休止した場合の影響の有無は?目的を達成するにはこの事務事業以外に方法はないか?)
効
相手側との友好憲章もあり、全くの事業廃止というわけにはいかない。鏡野町としても、今後のインバウンド政策や、諸外
影響がない
性
理由
国に対して民間企業などによる新たな経済交流等を模索しようとしている現時点で、友好都市交流を行っている海外都市を
評
説明
足がかりにすることは有効な手段であり、事業を廃止されることについては、かなりの影響がある。
影響がある
価
⑥方法・手段の改善余地(やり方等を改善して成果をより向上させることはでないか?)
改善余地がある
理由
説明
改善余地がない
イヴェルドン市への派遣については、平成17年度から隔年での実施としているが、事業効果などから振り返り
を行うと、十分な成果とはなっていないことから、例えば、経済交流の実施に向けた派遣等、ケースによっては
従来の研修とは異なった実施方法へ改善を検討すべきではないかと思う。
⑦事業費の削減余地(成果を下げずに仕様や工法の見直し、住民の協力などで事業費を削減できないか?)
ホームスティなど行っている現状からみれば、あまり削減できる余地はない。
削減余地がある
理由
効
また、受け入れに関しても、公用車の使用や町内施設の見学などを主なものとしているため、これ以上の事業
説明
率
費削減は難しい。
削減余地がない
性
評 ⑧人件費(延べ業務時間)の削減余地(成果を下げずにやり方の見直しや民間委託などでコスト削減できないか?)
価
職員1名が兼務で相手方との調整や資料作成等行っており、これ以上の削減余地はない。
削減余地がある
理由
むしろ、町の求める成果を出していくためには、現状の事務時間数では不足している。
説明
削減余地がない
公 ⑨受益機会・費用負担の適正化余地(事業内容が「対象」の全体でなく、一部の受益者に偏っていないか?受益者負担は公平・公正となっているか?)
平
町からの派遣対象者は20歳以上70歳未満の町民を対象としており、公平・公正である。
見直し余地がある
性
理由
また、平成19年度から個人負担を1/3から1/2とした。
評
説明
公平・公正である
価
6.事業評価の総括と今後の方向性
①上記の評価結果
②全体総括(振り返り・成果・反省点)・ 評価結果の根拠
A 目的妥当性
適切
見直しの余地有り
B 有効性
適切
見直しの余地有り
C 効率性
適切
見直しの余地有り
D 公平性
適切
見直しの余地有り
相手側との友好憲章もあり、全くの廃止という訳には行かないが、もう少し参加者の交流成
果が出るような工夫を考える必要がある。また、町の考えるインバウンドや経済交流等につい
ても、他課と連携しての検討が必要と考える。
派遣事業参加者の交流が発端で、10年ぶりにイヴェルドン市オーケストラメンバーの訪問
を受けることができ、町民との交流機会を持つことができた。また、音楽会に来られた一般聴
衆は想定外の多数で、町民の海外交流に対する関心の深さが明らかとなった。
これらの事業成功により、イヴェルドン市長訪問団の来町予定が確実となった。
③今後の事業の方向性(改革改善案)・・・複数選択可
今後の改革改善案
拡充
現状維持
目的再設定
改善
休止・廃止
④担当課としての事業の方針
隔年の研修実施について、募集に対する参加状況等を勘案し、内容も含め
た検討が必要ではないかと考える。
イヴェルドン市長訪問を受け入れ、相互交流の意向を確認し、今後の交流
を新たな方向へ発展させるよう、検討する。
⑤改革改善案を実施する上で解決すべき課題
コスト
削減 維持 増加
向上
○
成果 維持
派遣事業については、旧鏡野町時代から継続されている事業であり、事業費の関係から2年に1度の実施に見直しされたが、この
事業への参加をたのしみにされている町民の方もおられるため、内容を変更することについて理解を得られるかが課題。
町民レベルでの交流の促進と、市町間の交流を継続することで、今後の交流を新たな方向へ発展できる。
経済交流へ発展させるきっかけとして、市長の訪問時に民間企業の視察等を企画し、協力者・協力企業を発掘する必要がある。
2枚目
低下
(廃止・休止の場合は記入不要)