国連総会で、 一一〇 一 二年を国際協同 組合年にする採択 ・ 決議がされ

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国連総会で、 二O 一二 年 を 国 際 協 同
二 O 一二年は
国際協同組合年です
標に向けてそれぞれ計画している 。
岩本繁
.東京経済大学理事長
ある ﹂ と 勧 告 を 発 表 し て い る 。
日本の協同組合のうち、 I C Aには
J A全 農 、 生 活 協 同 組 合 、 農 林 中金 等
組合年にする採択・決議がされた。 こ
の十 三 団 体 が 加 盟 し て い る 。 また、
一八九五
年 に 設立 さ れ た 国 際 協 同 組合 同盟 (
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九五 六 年 に 日 本 協 同 組 合 連 絡 協 議 会
世界の協同組合の現状は、
取 り 組 み に つ い て 、 国 連 が 現 代 社会 に
保 険 、 漁 業 、林業、 労 働 者 、 旅 行 、 住
CA) に世界各国の農業、消費者、信用、
れは、世界の経済社会で重要と認める
おける協同組合の価値を認めたもので、
(
J JC)が 設 立 さ れ 、 わ が 国 の 協 同
等 の 経 済 的 問 題 の 解 決 に 協 同 組 合 の役
割を重要視している 。
根絶、雇用の創出、社会的弱者の救済
の限界を露 呈 し 、 世 界 の 飢 餓 や 貧 困 の
二年 に は 国 際 労 働 機 関 (
I L O)が
、﹁
経
機 関 第 一グル ープに 登 録され、 二O O
O)と し て 国 連 経 済 社 会 理 事 会 の 諮 問
NG
また、世界最大の非政府組織 (
全体 で 十 億 人 を 超 え て い る 。
二百四十九団体、 傘 下 の 組 合 員 は世界
期にさかのぼる 。
の困窮等 、 社会 的 な 崩 壊 に 直 面 し た 時
貧 富 の格差 、 資 本 家 と 労 働 者 、 農 民 層
と し た 急 速 な 産 業革 命 と 都 市 化 により、
一
画期的なものと 言え る 。
宅 、 エ ネ ル ギ ー等 あ ら ゆ る 分 野 の 協 同
リl マン ・シ ョ ック後 の金 融危機、
組合運動の相互の連携、 ICAと の 連
携強 化 を 図 る こ と を 目 的 に し て い る 。
国連は 、 国 際 協 同 組 合 年 の 目 標 に つ
済社会の発展において協同組合は、世
I C Aの 加 問 国 組 織 は 、 九 十 三 カ国、
組合の 全 国 組 織 が 加 盟 し て い る 。
それに続く世界経済の停滞は、競争や
いて 、 協 同 組 合 の 経 済 社 会 的 役 割 の 認
利 説 追求型の 資 本 主 義 、 市 場 原 理 主 義
知 度 の 向 上 、 成 長 、 制 度 ・政策の確立
界のどの地域においても極めて重要で
タl に小 売 業 者 が 集 ま り 、 ロ ッ チ デ l
一八四四年にイギ リ スのマンチェス
協同組合の源流は、イギリスを中心
を 掲 げ 、 各 国 が 二O 一二年 を 通 じ て 目
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May 2072
ル公正先駆者協同組合を設立した 。 こ
年間の経営改革である 。
従業員は夜学に進める等教育機関の充
十歳までの就業の禁止、学校の開設、
で﹁混ぜ物のない食品﹂を提供するた
実 、 従 業員住宅の改善、 利益の 一部 を
れは、労働者に対して﹁正直な価格﹂
めの生協である 。 また、フランスでも、
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安価で良質な生活物質が購入できる生
生 したが、連荷して組織的に行動する
資金 として 医療 ・治療のために投資、
者 協 同 組 合 を 設 立 し た 。 一八 四0年 代
協の開設等、広範囲な従業員の待遇改
理念も同時期に生まれた 。
一八四0年代 に 労 働 者 が 主 導 し て 労 働
から一八五0年代にかけて 、 ドイツで
り、スコットランドで最大規模の会社
善 に 努 め た 結 果 、 工 場 の 生 産 性 が上が
業 員 とその 家 族 が 楽 し く 生 活 で き る 協
と な っ た 。 最 盛 期 に は、約 三 千 人 の 従
念と経済活動が再認識されるのは当然
る現在、その対極をなす協同組合の理
岸に水力を利用した紡績工場ニュ l ラ
った が 、 結 果 的 に は 協 同 組 合 の 原 点 で
効率性、利益の拡大を求めて改革を行
す 良 い 機 会 と 思 う。
経済社会の中で協同組合の役割を見直
二O 一二 年が国際協同組合年であり、
である 。
ナl クが設立された 。一 七九 三年のニ
ある 協 同 ・公正 ・参加 を 実 践 し 、 優 良
オl ウエンは資本家として、会社の
同村が創出された 。
資本主義経済の限界がとりざたされ
満 た す た め に 信用 協 同 組 合 を 設 立 し た 。
農民や商工業者が自らの金融ニ lズを
も う 一つ忘れてはならないものがあ
る。 イギ リ ス産業革命初期、スコット
ュl ラナl クは、従業員 一
一 五七 人で、
紡 績 工 場 を 造 り 上 げ た 。 オl ウエンが
ランドのクライド河の美しい渓谷の河
成 人 三百六十 二人 、 そ の 他 は 少 年 少 女
協同組合の父と呼ばれるゆえんである 。
イギリスの 産 業 改 革 は 、 資 本 主 義 経
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たちであり、このうち四百五十人は十
済の発展の原動力となり、その後は資
歳 以 下 で あ っ た が 、当 時 の 紡 績 工 場 で
は 普 通 の こ とであった 。 ニュ l ラナl
一方で は 、 必 然 的 に 経 済 的 弱 者 が 発
本の原理により増殖を続けてきた 。
一八O O年 ご ろ か ら 経
クの特異性は、
営 の 中心 と な っ た 創 業 者 の 義 理 の 息 子
である ロパlト ・オl ウ ェ ン の 約 二 十
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