徳島大学常三島地区 災害対策マニュアル 改訂 平成 26 年 8 月 徳島大学・総合科学部・工学部・附属図書館等 目次 第1章 災害時における対応体制 (1) 目的 (2) 常三島地区災害対策本部の設置場所 (3) 災害対策本部の組織 常三島地区災害対策本部(工学部・総合科学部等)の構成 常三島地区の巨大地震・津波災害対策班担当部門の構成 第2章 巨大地震・津波災害時における連絡・初動体制 (1) 安否調査 (2) 安否報告ルート (3) 教職員・学生の初動行動と参集基準 (4) 災害対策本部と災害対策班担当部門と一般教職員の活動方針 第3章 その他の災害・火災・事故における初動行動体制 (1) 常三島地区総合自衛消防団の設置 (2) 総合自衛消防団の構成 (3) 総合自衛消防団の活動方針 第4章 災害への備え (1)施設,設備の安全点検 (2)防災機能の整備 (3)災害時必要物資の備蓄及び調達対策 (4)土地及び危険物等の安全対策 (5)安全教育の実施 (6)防災訓練の実施 (7)広報 -------------------------------------------------------------------------------------------別紙 1「学生安否報告ルート」 別紙 2「教職員安否報告ルート」 別紙 3 常三島地区自衛消防団組織表 別紙 4 常三島地区自衛消防団役割表 別紙 5 主要な防災関係機関の連絡先 別紙 6 各学部等緊急連絡表 別紙 7 防災マップ 2 第1章 災害時における対応体制 (1) 目的 このマニュアルは,徳島大学災害対策規則,徳島大学災害対策マニュアルを受け,徳島 大学総合科学部,工学部,附属図書館,及び常三島地区に置く共同教育研究施設等と事務 局の各課等において巨大地震・津波災害その他の災害,火災,事故が発生した場合の講じ るべき対策について定め,学生及び教職員等の安全の確保や被害拡大防止のため,常三島 地区における防災対策をより一層推進することを目的としている。 (2)災害対策本部の設置場所 災害対策本部は,本学常三島地区に重大な災害等が発生し,または発生することが予想 される場合は,工学部共通講義棟 6 階大会議室に設置する。 (3) 災害対策本部の組織 災害対策本部の構成は本部長として工学部長,副本部長として総合科学部長,災害対策 本部員として常三島地区の上記以外の部局長等で構成する。常三島地区災害対策本部(工 学部・総合科学部等)の構成は表1に記載。 災害対応・復旧活動の実行部隊となる下部組織の構成は,想定される被害の範囲と規模 の違いを考慮し対策班を以下のとおり運用する。(1)巨大地震・津波災害に対応する組織 体制は,徳島大学災害対策本部の組織体制「巨大地震・津波災害対策班」と連携する常三 島地区の担当部門が,安全確保・避難・安否確認・被災者対策・復旧対策までを徳島大学 災害対策本部の支援を得て遂行する。常三島地区の巨大地震・津波災害対策班担当部門の 構成は表2に記載。(2)その他の災害・火災・事故に対応する組織体制は,「常三島地区 自衛消防団」として避難・消火等の初動対応を中心に遂行する。災害に応じ想定される被 害の範囲と規模の違いを考慮し対策班を切り替え運用する。 なお、「巨大地震・津波災害対策班」として復旧業務従事中において通電火災、余震等に よる災害・事故発生に対して、救助・消火の必要がある事態に対しては自衛消防隊の組織 体制を機能させる。 常三島地区災害対策本部長(以下「災害対策本部長」という)は,各部局等及び関係機関と 連絡調整の上,災害対策業務を指揮・統括する。 3 表1 常三島地区災害対策本部(総合科学部・工学部)の構成 本部長 工学部長 副本部長 総合科学部長 本部員 工学部副学部長 総合科学部副学部長 代行者 巨大地震・津波の場合 東南海・南海地震 災害対策班担当部門 全学共通教育センター長 総合科学部長 附属図書館長 その他災害・火災・事故の場合 大学開放実践センター長 常三島地区 自衛消防団各班 情報センター長 工学部事務長 総合科学部事務長 学務部長 研究国際部長 保健管理・総合相談センター長 常三島各共同教育研究施設長 常三島在籍人事・会計事務責任者 表 2 常三島地区の巨大地震・津波災害対策班担当部門の構成 本部災害対策班 総務・外部連携班 医療・救護対策班 常三島地区災害対策本部 災害対策班担当部門 総合科学部事務部総務係、 工学部事務部総務係職員 本部スタッフ、学外機関との窓口、広報 教育支援課職員 避難負傷者の救急搬送 保健管理・総合相談C職員 負傷者の応急処置 職員安否確認班 被災職員対策班 職員の安否確認、住居被災把握、安否不明職員の捜索 人事課常三島職員 人事・給与支給班 学生安否確認班 学生対策班 役 割 住居被災職員の損傷状況調査把握、民間住居の借上げ斡旋等支援 職員の勤務実態の把握、システム復旧活動 総合科学部事務部学務係、 工学部事務部学務係職員 学生の安否確認、居住被災把握、安否不明学生の捜索 住居被災学生の損傷状況把握、学生の住居確保活動 ---- 留学生と外国人研究者の安否確認、住居状況把握、住居確保活動・帰 国支援 施設M部運営第1係職員 建物インフラ施設被災状況把握、建物危険度判定、インフラ応急復旧活動 班員:課長補佐・産学連携係職員、 総合技術C職員 研究施設、設備、材料被災状況把握、修復、代替施設・設備の検討 情報C職員 通信回線、情報システムサーバの被害把握、災害時対応HPシステム立上 教育環境班 入試対策班 総合科学部事務部学務係、 工学部事務部学務係職員 教室被災状況把握、教室清掃・代替教室確保 物資対策班 常三島会計事務C室職員 留学生等対策班 施設対策班 研究・医療設備対策班 情報システム対策班 避難住民対策班 (常三島体育館避難所): 図書館企画課職員 学部・大学院入試実施課題の把握、入試実施対策推進 災害対策班員・避難者への水食料寝具準備、救援物資の受入、被害記 録、義援金管理 避難所運営支援、自主運営化支援 (工学部共通講義棟一時避難所): 工学部事務部予算管理係職員 4 第2章 (1) 巨大地震・津波災害時における連絡・初動体制 安否調査 安否確認 IT システムが機能する部分は,学生安否確認システム,教職員安否確認システ ムにより応答者を把握し本部報告すると共に応答なき学生・教職員を把握し,その所属学 科長・所属上司に連絡し,上司を通じた調査を行うことにより把握率を上げていく。 なお,不明な学生・教職員について安否確認班の指揮による捜索を行う。 (2) 安否報告ルート IT システムが機能しない場合の安否の報告ルート (別紙 1)「学生安否報告ルート」に掲載 (別紙 2)「教職員安否報告ルート」に掲載 (3) 教職員・学生の初動行動と参集基準 勤務時間内に震度5強以上の地震が徳島市内に発生した場合と勤務時間外(夜間・休日) に震度5強以上の地震が徳島市内に発生した場合に大別し,災害時の初動対応と参集に係 わる基準を記載する。 表 3 常三島地区教職員の巨大地震時基本参集基準 通常勤務時間内に大 規模災害発生 徳島市震度5強以上 大学で安全確保、救助、初期消火等、 大津波警報で3階以上へ避難し待機(6時間以上)⇒災害対策本部設置 津波浸水が引き、大津波警報解除後の日中または翌日または翌々日朝を待って帰宅 翌日または翌々日 家族・自宅等の安全確認ができた後、参集可否判断 勤務先(常三島地区)の浸水無しまたは浸水が引いたなら、参集可能な者は 常三島地区災害対策本部員・対 学科長以上の教員は休日・勤 一般教員と職員、有期雇用職 策班員は休日・勤務日にかから 務日にかかわらず勤務地区に 員は通常勤務日に勤務地区に らず勤務地区に参集 参集 参集、 夜間・休日に大規模 災害発生 徳島市震度5強以上 大津波警報で3階以上の自宅・ビルへ避難し待機(6時間以上) 翌日または翌々日 津波浸水が引き、大津波警報解除後の、翌日または翌々日朝を待って、参集可否判断 自宅等で安全確保、自宅初期消火等、 勤務先(常三島)が浸水中だが、参集可能な者は 参集後蔵本に ⇐ 常三島地区災害 対策本部設置 災害対策本部員・対策班員、常 三島地区災害対策本部員は休 学科長以上の教員は休日・勤 一般教員と職員、有期雇用職 日・勤務日にかかわらず蔵本に 務日にかかわらず蔵本に参集 員は自宅/避難所で待機 参集 勤務先(常三島地区)の浸水無しまたは浸水が引いたなら、参集可能な者は 参集後常三島に ⇐ 災害対策本部設置 常三島地区災害対策本部員・対 学科長以上の教員は休日・勤 一般教員と職員、有期雇用職 策班員は休日・勤務日にかから 務日にかかわらず勤務地区に 員は通常勤務日に勤務地区に らず勤務地区に参集 参集 参集、 5 注1)震度5弱以下であっても常三島地区災害対策本部から参集要請があった場合は地区災害対策本部員は参集する 注2)参集可能な者とは自宅が床上浸水・倒半壊から免れ、家族の安全を確保できた者で、交通機関がマヒ している場合、徒歩、自転車で通勤ができる者(概ね通勤距離が徒歩で5Km、自転車で15Kmを目安とする) 参1)大災害で停電を想定している為、夜間の参集は求めない 参2)大津波警報は地震直後約10分で発令、津波が治まるまで6時間を想定している 参3)津波は第2波、第3波の方が高くなる場合がある 参4)大津波警報が解除され津波警報になるまで30時間、さらに津波警報が津波注意報になるまで11時間かかった (東日本大震災仙台市) 表4 災害対策本部員、教職員の参集場所 常三島地区災害対策本部員 常三島共通講義棟6階大会議室に災害対策本部を設置し参集する (注1)常三島地区が浸水の場合、常三島災害対策本部員は蔵本会館または大塚講堂に参集する (注2)常三島地区の浸水が引いた場合は、常三島共通講義棟6階大会議室に参集する 常三島地区学科長以上の教員 各学部で定めた災害対策検討場所に参集する (注1)常三島地区が浸水の場合、常三島地区学科長以上の教員は蔵本会館または大塚講堂に参集する (注2)常三島地区の浸水が引いた場合は、各学部で定めた災害対策検討場所または使用可能な棟・場所に参集す (参)災害対策班の班員でない一般教員・職員で、家族・自宅の安全が確認できた者は、勤務地区の浸水が引き、 参集可能な場合、各自の勤務場所(勤務場所が不適切な場合は代替場所)を参集場所とする (4) 災害対策本部と災害対策班担当部門と一般教職員の活動方針 巨大地震・津波災害が発生した場合の対策・復旧活動は,被災等のため参集できない教 職員を除く全員で当たるものとするが,徳島大学災害対策本部の各災害対策班と連携を取 る地区災害対策本部の災害対策班担当は,災害時に優先すべき行動と事前準備事項をまと めた「アクションマニュアル」を参考に行動する。教員・職員・有期雇用職員は,自己の 安全を確保した後,もしくは大学に参集した後、所属学部・学科長、部局長の指示に従い 行動する。 ① 全教員と職員は,自己と家族の安全を確保した後,所属学部・学科長、部局長の指 示に従い,学生・同僚の安否確認の支援、教室・居室への入室安全を確認した後, 自己研究室・居室の被災状況,研究設備の被害を把握し地区災害対策本部長,並び に各災害対策班に連絡を行う。 ② 地区災害対策本部から徳島大学災害対策本部に集約された情報に基づき判断された 緊急課題に対して,災害対策本部長の要請により支援活動を行うものとする。 ③ 学生は,自己と家族の安全を確保した後,所属学部・学科長・担任教員と連絡を取 り,帰宅後の連絡先,大学への再登校等の情報把握方法を確認して帰宅・待機する。 ④ 家庭での不安無き学生には,ボランティア活動(大学病院の支援、避難所運営の支 援、近隣被災住民の支援等)への参加を認め,活動窓口の役割を担う。 ⑤ 近隣住民・学生が避難してきた場合には,徳島市との協定書に基づき津波一時避難ビル として工学部共通講義棟および常三島体育館を提供する。また,一般災害避難所として 常三島体育館を提供する。また,夜間休日の発災を踏まえ感震解錠を設置し地域住民に 6 対応する。開設した以降は避難住民対策班に指揮を委ねる。 第3章 その他の災害・火災・事故における初動行動体制 (1) 常三島地区総合自衛消防団の設置 ①総合科学部・工学部等は,自主防災体制として常三島地区総合自衛消防団(以下「総 合自衛消防団」という。 )を設置する。 ②総合自衛消防団は,地震,火災,事故等が発生した場合における初期消火及び被害の 拡大を防ぐことを目的として,部局の枠組に関係なく総合消防団として一体となって 消火,避難,救護活動等応急対策を行う。また巨大地震・津波災害等の広域災害対策 中の期間であっても,火災,事故等の発生状況に応じて総合自衛消防団を召集・初動 対策活動を行うものとする。 ③総合自衛消防団の長は,工学部長をもって充てる。 ④総合自衛消防団は,災害発生の庁内放送,通報があった時点で班長の指示のもとに活 動を開始するものとする。 (2)総合自衛消防団の構成 ①総合自衛消防団の構成及び担当業務等は別紙 3 のとおりとする。 (3) 総合自衛消防団の活動方針 ①常三島地区で災害・事故が発生し,総合自衛消防団に出動要請があった場合は,直ち に参集し所定の班に課された活動を遂行する。 ② 総合科学部・工学部・各部局の長は,当該部局の施設,設備等の被災状況を速やかに 調査・記録するとともに報告する。 ③ 職員等は,災害が発生した場合,直ちに業務を停止し,速やかに被害拡大防止のため, 原動の停止措置,危険薬品類および RI 施設の安全措置を速やかに行い,必要に応じて 立入禁止,危険物の撤去措置を講じる。 第4章 災害への備え (1)施設,設備の安全点検 総合科学部・工学部・各部局の長は,施設・設備の安全点検を行い,異状を発見した場 合は,速やかに補強,補修措置を講じる。 ・施設,設備の防火,耐震等諸対策 ・設備,備品の落下,転倒,破損等防止対策 ・自家発電装置などライフラインの確保及び早期復旧対策 ・構内の清掃,飲料水の浄化,便所確保など保健衛生対策 7 (2)防災機能の整備 総合科学部・工学部・各部局の長は,災害発生時に迅速かつ適切な消火,避難,救護等 に必要な防災設備,避難場所,放送設備等を整備し,関連施設に必要な標示を行う。廊下, 階段,防災設備周辺には避難の妨げとなる物品を置かない。防災機能の整備状況や避難経 路,避難場所は徳島大学常三島地区防災マップ(別紙 7)を作成し,教職員等に周知徹底する。 教職員,学生等は自室からの避難経路を複数確認しておく。 (3)災害時必要物資の備蓄及び調達対策 総合科学部・工学部・各部局の長は,災害時必要物資を防災用品庫または非常持出袋等 に備蓄し,管理・点検を行う。 常三島会計事務センター室長は,災害発生時は通常の調達手段が機能しない恐れもある ことから,緊急必要物資の調達対策を整備する。 各研究室,各課,係等においては,非常持出の重要書類及び保管場所も把握しておく。 持ち出せない重要書類は耐火金庫などできるだけ安全な場所へ厳重に保管し,鍵の管理方 法にも十分留意する。 (4)土地及び危険物等の安全対策 各部局,施設マネジメント部は,構内の安全点検を実施し,災害に対する安全性に留意 して,適切な予防措置を講じる。 ・樹木等の地震,暴風雨対策・資産の盗難,亡失防止対策 ・電子データの落雷,停電,放水等による損壊等防止対策 (5)安全教育の実施 総合科学部・工学部・各部局の長は災害及び防災に関する知識の涵養並びに消火設備, 避難設備の取り扱い方や応急手当の技能の向上を図るとともに,災害発生時の教職員等の 役割を認識させるために必要な安全教育訓練を年 1 回行う。また,学生に対しても,防災 訓練等を通じて安全教育を実施する。徳島県立防災センターや防災関係機関主催の研修も 積極的に活用する。 (6)防災訓練の実施 総合科学部・工学部・各部局の長は,災害発生時の応急対策に係る自主防災組織の実効 性を検証するため,防災上必要な訓練を行う。 また,巨大地震・津波災害を想定した災害対策本部との連携訓練を年 1 回以上行う。 (7)広報 8 ①本学の学生及び教職員等 災害発生時に迅速かつ適切に行動できるよう,携帯用マニュアルの配布や徳島大学 災害対策規則,本マニュアル等を各部局等のホームページ上での公開を行い,防災設 備の設置場所や使用方法,避難場所,避難経路等を周知徹底する。 ②その他来学者等 災害発生時に迅速かつ適切に行動できるよう,建物内外における掲示,マニュアル の備え付け等により,防災設備の設置場所や使用方法,避難場所,避難経路等を周知 徹底する。 9 (別紙 1)学生安否報告ルート (別紙2)教職員安否報告ルート 10 別紙3 常三島地区総合自衛消防団組織表 団 長 副団長 総 工学部長(防火管理権限者) 工学部事務長 総合科学部事務長 班 名 調査班 合 自 衛 責 任 者 配 置 人 員 常三島会計事務センター室 長 通報連絡班 工学部総務係長 消火班 工学部事務長補佐 搬出班 国際課課長補佐 情報収集班 工学部学務係長 (学生) 情報収集班 常三島会計事務センター室調達係 常三島会計事務センター室第一経 理係 人事課課長補佐 人事課常三島職員係 (職員) 消 警備班 常三島会計事務センター室 室長補佐 防 団 避難誘導班 国際課長 国際課国際交流係 救護班 保健管理・総合相談センター 常三島会計事務センター室第二経 教授 理係 看護班 総合科学部学務係長 国際課国際企画係 防護措置班 工学部予算管理係長 総合科学部総務係長 ・常三島会計事務センター室,人事 課及び国際課の職員は,左記表示班 の用務を行う。 ・学部職員は,各学部消防計画に定 められた班の用務を行う。 11 別紙4 常三島地区総合自衛消防団役割表 班名等 責 任 者 業務・行動指針 団 長 工学部長(防火管理権限者) 副団長 工学部事務長 ・本部長を補佐し,災害対策本部の事務総括及び自衛 総合科学部事務長 消防団への本部長の指示,命令等の伝達及び災害応 急対策等に関する事務責任者及び全体の状況把握。 調査班 常三島会計事務センター室 ・災害発生後,直ちに被災状況を確認し,通報連絡班 長 に自衛消防団による応急対策を指示し,現場での災 害拡大の防止措置を講じる。また,沈静化後は被害 状況の把握を行う。 通報連絡班 工学部総務係長 ・緊急避難等の一斉放送を行う。 ・調査班からの指示を各班に伝達すると共に自衛消防 団による応急対策を開始させ,状況に応じ職員及び 学生に避難場所を指示し,避難させる。 ・災害発生直後には,混乱が予測されることから,危 険,安否,被害等の情報を迅速に収集し各班への伝 達に努める。 消火班 工学部事務長補佐 ・火災時には,直ちに消火器及び消火栓を活用し初期 消火を行う。 ・部屋全体に燃え広がる可能性がある場合は直ちに消 火活動を中止し,避難誘導班と連携し逃げ遅れた者 がいないか確認し,防火扉を閉める等被害拡大の防 止措置を講じた後安全な場所へ避難する。 ・消防署の到着後は,火災発生場所及び逃げ遅れた者 の有無等の情報提供を速やかに行う。 搬出班 国際課課長補佐 ・避難命令が出た場合,重要書類等を安全な場所へ搬 出する。 ・搬出後は,盗難・亡失のないよう厳重な管理を行う 。 ・救援物資を受入れる場合は,受入及び配給等の業務 に従事する。 情報収集班 工学部学務係長 ・学生の安否確認情報の集計及び報告を本 (学生) 達する。 12 部長へ伝 常三島地区自衛消防団役割表 情報収集班 人事課課長補佐 ・職員の安否確認情報の集計及び報告を本部長へ伝達 (職員) 警備班 する。 常三島会計事務センター室室 長補佐 ・常三島地区構内の警備にあたり,盗難等の防止に当 たる。 ・近隣住民が避難してきた時は市指定場所である常三 島体育館及び工学部工業会館への誘導を基本とし, 緊急の場合は総合科学部グランド等構内の安全な場 所を避難場所として提供し,住民を迅速に誘導する 。 避難誘導班 国際課長 ・避難命令が出た場合,避難設備を活用し職員,学生 を混乱することなく大声で迅速に避難場所へ誘導す るとともに,負傷者を搬送し救護班へ引き継 ぐ。 ・避難誘導後は,速やかに職員及び学生等の安否確認 を行い災害対策本部へ報告する。 ・安否確認の結果不明者がいる場合は,他班の協力を 得て二次災害に注意し迅速な発見に努める。 救護班 保健管理・総合相談センター教 ・緊急医薬品・担架等を携行し避難誘導班と連携し, 授 負傷者を安全な場所へ搬送し,応急処置必要な救護 活動を行う。多数の負傷者が発生した場合は,負傷 の緊急度や程度に応じ適切な治療及び搬送(徳島市 民病院)行うよう留意する。 看護班 総合科学部学務係長 ・緊急医薬品・担架等を携行し救護班と一体となって 負傷者の応急手当等必要な処置を行う。 ・負傷者等を把握し災害対策本部へ報告する。 防護措置班 工学部予算管理係長 ・直ちに全ての電気・ガス設備等の安全措置を講じ, 総合科学部総務係長 防災活動の妨げとなる障害物を除去するとともに避 難設備(テント等)設営し,避難経路を確認する。 ・エレベータ内も忘れず確認する。 ・火災時には防火扉を開閉し,防火区画を形成する。 ・沈静化後は二次災害に注意し,災害の拡大を防止す るため必要な応急措置,ライフラインの確保並びに 保健衛生に必要な措置を講じる。 13 別紙 5 主要な防災関係機関の連絡先 防災関係機関 外線電話番号 徳島県危機管理部危機管理政策課 621-2280 徳島市災害対策本部 621-5010 徳島地方気象台防災業務課 626-0676 徳島地方気象台天気予報 622-3857 国土交通省徳島河川国道事務所 654-2211 徳島県警察本部 622-3101 徳島東警察署 624-0110 徳島市消防局 656-1190 徳島東消防署 656-1195 徳島保健所 652-5151 徳島県立防災センター 683-2000 ライフライン関係機関 外線電話番号 四国電力徳島支店 622-7121 四国ガス徳島支店 654-2171 徳島市水道局 623-1187 NTT西日本徳島支店 113 交 通 機 関 外線電話番号 JR四国徳島企画部 652-7075 徳島市交通局 623-2151 徳島バス 622-1811 報 道 機 関 外線電話番号 NHK徳島放送局 626-5975 四国放送 655-7557 FMとくしま 656-2111 FMびざん 656-5000 徳島新聞社 655-7373 ケーブルテレビ徳島 655-4000 14 備 考 備 考 備 考 備 考 別紙 6 各学部等緊急連絡網は別掲載 15 別紙7 徳島大学常三島地区防災マップ 16
© Copyright 2024 Paperzz