ピノキオ幼児舎 園 平成28年度7月 梅雨に入り、湿度を含んだ暑さに体力を消耗しやすい時期ですね。この時期特有の高温多湿は自律神経機能を乱し、 胃腸の働きが低下しやすくなります。胃腸が元気でいてくれる事は疲れない体でいる為にとても大切。冷たいものは 控えめにして、なんでもよく噛んで食べる事を意識して食事をしましょう! 体に大切な水 体内の 60~70%は水分です。人は水がないと生きていけな 水分補給はこまめに いと言われるのが分かりますね。そしてこの水分は体を正常 に働かせるために、重要な役割を果たしています。 1日に必要な水分量の目安 <体重1kgあたりの必要水分量> 新生児 50~120ml ★1日に必要な水分量の目安 乳児 120~150ml (例えば3歳で 12kg の幼児の場合、 幼児 100ml 6 歳~ 90~100ml 10 歳~ 70~85ml 14 歳~ 50~60ml 成人 50ml 老人 40ml =体重×体重1kg あたりの必要水分量 12kg×100ml=1200ml) ※離乳食を始めた頃の赤ちゃんは、飲み物・ 夏は汗をたくさんかきます。こまめな水 分補給が必要になりますが、冷たいもの を一度に飲むと、胃腸の働きが悪くなり ます。また、糖分が多い清涼飲料を飲み すぎると、食欲不振や消化不良を招くこ ともあります。イオン飲料は熱のあると きに使用し、普段は水やお茶 を少しずつ取るようにしま しょう。 食べ物がほとんどが水分です。ミルクと離乳 食以外に、別の水分を与えなければならない という事ではありません。 離乳食を食べた後にお口をきれいにする湯 ざましや、汗を多くかいたときに与える程度 で考えましょう。 食べ物 絵本♪ 必要な水分はこういうところから摂っています! ① ② ③ ④ 梅雨時期や夏場に食べたくなる梅干し。 そんな梅干しが季節のうつろいと共に出来あ がっていくまでが描かれている絵本です。 日本の伝統的な色彩が使用されたやさしい画 風やわらべ歌のようなリズミカルな文に心地よ さを感じます! ちょっと大人っぽい絵本ですが、うめぼしさんの 様々な表情を楽しみながら、日本の伝統的な 食材に興味を持ってもらえるような一冊です。 ごはんやおかずなど食事から。 食事にともなう汁物から。 (みそ汁・スープ・お茶など) 食べものを消化吸収するときに体内でできる燃焼水から。 意識的な水分補給から。 (コップ2~3杯) このように、お茶などの水分だけでなく、食事も体内の水分補 給に関わっています。夏場は食事量が減ったり、汁物を添えた 食事が減りがちです。しっかり食べて体を潤しましょう! おウチで楽しむ 夏の行事食レシピ! 【材料(子ども1人分)] そうめん……40g 卵……………15g ロースハム…10g にんじん……15g オクラ………10g 天の川そうめん *だし(かつお節・昆布)40g *水…………………………80 ㏄ *しょうゆ…………………9g *みりん……………………8g ※具はお好みで替えて楽しんで下さい! 夏の行事、七夕。星を祭る7月7日の夜はまだ梅雨の時期で、 天の川や彦星、織姫星を見る事が出来ない事が多いですね。 もともとこの行事は旧暦の7月7日に行われていたため、現在 の暦で考えると一ヶ月近くも日にちがズレてしまいます。 【作り方】 現在の歴で考えると 2016 年の伝統的七夕は8月9日(火) ① *の材料でめんつゆを作ります。そうめんは茹でておきます。 にあたります。綺麗に天の川が見られる確率が高いそうなの ② 卵は薄焼きにして、飾り用に星型に抜き、残りは千切りにする。 ③ ロースハムは星型に型抜きして湯通しする。 ④ にんじんは 5 ㎜の輪切りにし、星型に抜き柔らかく茹でる。 ⑤ オクラは茹でて5㎜の輪切りにする。 ⑥ 器にそうめんを盛り、せん切の卵を川に見立てて盛り付け、星型の具 を散らし、食べる直前にめんつゆをけかる。 で、星の観察にチャレンジしてみてはどうでしょうか? 夏真っ盛り、夜ごはんには七夕の行事食「そうめん」もおすす めです。
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