財務諸表分析と企業価値評価 - Nikkei Business School

主催/日本経済新聞社
日経ビジネススクール ベーシック300
財務諸表分析と企業価値評価
企業(事業)価値評価のエクセルシートがお持ち帰りいただけます
会社役員・マネージャー・経営企画担当者のための
日時/2016年9月8日(木)10:00~17:00
(開場9:30、昼食休憩12:30〜13:30)
会場/日本経済新聞社 日経ビル6階「日経・大手町セミナールーム 1」
(日経カンファレンス&セミナールーム内)
東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表)
講師
和田 正次 氏
公認会計士・税理士
受講料/ 34,560円(消費税を含む)
セミナーのねらいとプログラム
講 師 紹 介
現在のように市場の変動が大きく、チャンスとピンチが激し
く入れ替わるビジネス環境において、経営者による意思決定
の重要性は一層高まっています。
「財務諸表分析」は経営意思
決定の客観的な判断材料を提供するものです。現状を適正に
分析・評価し、正しいタイミングで的確な打ち手が実行できる
かどうかが、企業価値の大きな違いとなって表れてきます。こ
れからは、” 変化” の方向と大きさの分析がとりわけ重要とな
るでしょう。
早稲田大学商学部卒業。大手監査法人、ウィリアム・エム・
マーサー(現マーサー ジャパン)を経て和田公認会計士事務
所開設、現在に至る。日本公認会計士協会東京会経営委員会
委員長、日本公認会計士協会学術賞審査委員等を歴任。経
営・財務分野を中心に数多くの企業の指導、研修等に活躍中。
ケーススタディ方式による実践的で明快な指導には定評があ
る。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト
協会検定会員(CMA)。
著書に『Q&A 会計の基本50』
『ニューディールな会計戦略』
(以上、日本経済新聞出版社)、
『実践理解/月次決算書の見
方・説明の仕方』
『資金繰りと経営改善のポイントQ&A』
(以上、
税務研究会)、
『いまからはじめる「お金」づくりの本』
(かん
き出版)がある。
また、eラーニング・日経ビジネススクールオンライン講座『戦
略発想の企業財務と経営分析』の指導講師も担当している
(http://www.nikkei-nbsonline.com/)。
このセミナーでは、①財務諸表分析による日常的な経営管
理手法、②経営意思決定の重要な指標となる企業価値の評価
手法、そして③企業価値向上の好循環を生みだすためのヒン
トやノウハウを学んでいただきます。ケース・スタディーを交
え、実務的・実践的な内容は動画のプレゼンテーションも組
み入れながら、わかりやすく解説します。
1経営者と幹部のための企業・財務知識
5資本コストの徹底理解
FRS(国際財務報告基準)適用と
2I
企業価値評価
6EVA®による企業評価の実際と価値最大化
(1)
企業財務の知識なくして企業経営・経営企画ができな (1)資本コストの理解は企業価値向上の必要条件
い時代に
- 株主資本コストとは何か(IR上も重要)
(2)
経営のアナウンスメント効果・IRにも重要な経営指 (2)非公開企業にとっての資本コストとは
標による目標設定が不可欠
(3)企業価値向上のための利益配分政策
(配当金、
自社株買い)
(3)
経営的視点でのバランスシートと損益計算書の関係
- ケーススタディー
(1)
EVA®の概要と算出方法
(1)
経営幹部として知っておくべきIFRSのキーワード
- ROAとの違いと相関
(2)
IFRSの導入によって企業経営はどのような影響を (2)
事業部別・子会社別評価と価値最大化への活用
受けるか
- ケーススタディー
(3)
ケーススタディー
勝ち組企業の経営目標とは
- A社の高効率体質と持続的成長をEVA®で検証する
3(ROE、ROA、フリーキャッシュフロー等)
7
フリーキャッシュフローによる
(1)
収益性指標としてもっとも重要なROA・ROEと相
企業価値評価(FCFV)の実際と価値最大化
互関連
(1)
フリーキャッシュフローの算出
(2)
設備投資に借入金が有効な場合とは
計画期間を超える将来の「継続価値」の考え方と算出
(3)
キャッシュフローをバランスシートでビジュアルに理解する (2)
のしかた
(4)フリーキャッシュフローとは何か、どうすれば増えるのか
評価額と時価の違いは何を意味するのか
(5)キャッシュフロー指標を借入金残高の適正性、投資の (3)
- 市場混乱時の対応-
採算性の評価・判断にどう活かすか
(4)
ケーススタディー
企業価値評価の方法を知れば向上策もわかる - B社事業部の経営計画から事業価値を評価してみよう
※企業
(事業)価値評価のエクセルシート付き
(CD-ROM)
-各種評価手法とその特徴
4
(1)
企業価値評価方法の概要 - 三つのアプローチとその特徴
(2)
時価純資産価額法
(3)
類似業種(会社)比準法
(4)
配当還元法
(5)
DCF(割引現在価値)法
(6)第三者間取引で税務上の評価額と異なる場合の留意点
EVA®は米国スターン・スチュワート社の登録商標です
備考 ※電卓をお持ちください