国際大学大学院 修了要件と取得学位 (2014/2015年度入学者用)

国際大学大学院 修了要件と取得学位
(2014/2015年度入学者用)
2015年4月
1. 国際関係学研究科 国際関係学専攻
国際関係学研究科の修了要件は、各プログラムにおいて各表のとおり定められた授業科
目の履修により所定の単位を修得し、2 年間在学し、必要な研究指導を受けたうえ学位
論文の審査及び最終試験に合格することである。ただし、公共政策プログラムは、標準
修了年限を1年とする(1年コース)。
修士学位論文の審査にあたっては、指導教員を含む 2 名の研究科教員により審査委員会
が構成される。学位論文(及び学位論文の指導を行う特別演習科目)は、合格(Pass)ま
たは不合格(Fail)の評語により評価される。また、一定の期間内に加筆修正することな
どを課したうえで、審査委員会に合否を保留(Referred)する措置もとられる。その場合
は、一定の期間後に再審査が行われ、改めて合否が判定される。また、審査委員会の推
薦に基づき、特に優れた論文と認められたものについては、欧米大学の教授等学外の専
門家に当該論文の審査を仰ぐという外部審査制度を採っている。その審査により、「特
に優れたもの」と認められた論文については「D」(Distinction)、
「際立って優れたもの」
と認められた論文には「HD」(High Distinction)の評語が与えられる。
(1) 国際関係学プログラム
a. 取得学位:修士(国際関係学)または修士(国際平和学)
英文学位名称:Master of Arts in International Relations
Master of Arts in International Peace Studies
b. 履修の方法(修了要件)
:
修士(国際関係学)
科目区分
必修
科目
基礎科目
授業科目名・単位数
国際政治経済学、国際政治学、人権とグローバル・ジャスティス
6 単位
専門科目
選 択 必
修科目
特別演習
応用科目
地域科目
国際機構論、外交と国家、国際経済システムと秩序、対外政策論、国際
関係における安全保障戦略
10 単位
特別演習 I, II, III
6 単位
応用科目群より 6 単位以上取得 次の授業科目の履修を推奨
現代政治経済と地域主義、比較政治社会論、経済学要論、グローバル市
民社会、グローバル・イシュー、国際紛争処理論、社会変革の中の政治
制度とガバナンス、貧困と人間の安全保障
6 単位
地域科目より 6 単位以上取得 次の授業科目の履修を推奨
アメリカ対外政策論、中国の外交政策、現代日本政治論、日本政治経済
論、戦後日本外交、日本の行財政システム、戦後日本経済論、中東にお
けるガバナンスと政治経済、東南アジア政治経済論
6 単位
自由選択科目
6 単位
全ての開講科目より
40 単位
修了要件単位数
修士(国際平和学)
科目区分
必修
科目
基礎科目
授業科目名・単位数
国際政治経済学、国際政治学、人権とグローバル・ジャスティス
6 単位
貧困と人間の安全保障、環境と人間の安全保障、国際紛争処理論、グロ
10 単位
ーバル市民社会、経済学要論
特別演習 特別演習 I, II, III
6 単位
自 由 選 全授業科目より18単位
次の授業科目の履修を推奨
択科目
概論
対外政策分析、IT 戦略と政策立案
専門科目
国際法
国際公法
環境と持続可能 環境経済論
開発
多文化社会
異文化コミュニケーション論、人の国際移動と人間の安全保障
グローバルガバ グローバル・イシュー
ナンスと社会
日本フォーカス
戦後日本外交、日本政治経済論、日本の行財政システム、近代日
本の戦争と平和
地域フォーカス
アメリカ外交政策論、東南アジア国際関係論
マネジメント
プロジェクト発掘評価論、公共経営学
修了要件単位数
18 単位
40 単位
(2) 国際開発学プログラム
a. 取得学位:修士(国際開発学)または修士(経済学)
英文学位名称:Master of Arts in International Development
Master of Arts in Economics
b. 履修の方法(修了要件)
:
修士(国際開発学)
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
特別演習
選 択 必 応用科目
修科目
地域科目
自由選択科目
修了要件単位数計
授業科目名/必要単位数
ミクロ経済学Ⅰ、マクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(A)、統計学、ミクロ
経済学Ⅱ、マクロ経済学Ⅱ、リサーチ方法論、計量経済学、開発経済学
18 単位
特別演習 I, II, III
6 単位
応用科目群より 12 単位
次の授業科目の履修を推奨
農業経済論、応用時系列分析、計算可能な一般均衡モデル、企業ファイ
ナンス、費用便益分析、クロスセクション・パネルデータ分析、開発計
画論、環境経済論、環境政策、財務会計、金融資本市場と金融のグロー
バル化、医療経済論、医療政策、産業組織と公共政策、不平等と貧困、
国際金融論、国際貿易投資論、投資理論、上級マクロ経済学、金融経済
と政策分析、貨幣と銀行システム、プロジェクト発掘評価論、行政学、
財政学、公的予算と財務、公共経営学、公共政策プロセス、公共経済論、
数量的意思決定論、時系列分析、都市地域計画論
12 単位
地域科目群より 4 単位 次の授業科目の選択を推奨
現代日本産業史、日本のエネルギー政策と規制、日本の銀行と金融シス
テム、日本の行財政システム、中東におけるガバナンスと政治経済、戦
後日本経済論
4 単位
全ての開講科目から
4 単位
44 単位
修士(経済学)
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
特別演習
授業科目名/必要単位数
ミクロ経済学Ⅰ、マクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(A)、統計学、ミクロ
14 単位
経済学Ⅱ、マクロ経済学Ⅱ、計量経済学
特別演習 I, II, III
6 単位
選 択 必 応用科目
以下に指定する応用科目群・地域科目群より 14 単位
修科目
群・地域科 農業経済論、応用時系列分析、計算可能な一般均衡モデル、企業ファイ
目群
ナンス、費用便益分析、クロスセクション・パネルデータ分析、開発経
済学、開発計画論、環境経済論、財務会計、金融資本市場と金融のグロ
ーバル化、医療経済論、産業組織と公共政策、不平等と貧困、国際金融
論、国際貿易投資論、投資理論、日本の銀行と金融システム、上級マク
ロ経済学、金融経済と政策分析、貨幣と銀行システム、財政学、公的予
算と財務、公共経済論、数量的意思決定論、リサーチ方法論、時系列分
14 単位
析
自由選択科目
全ての開講科目から
10 単位
修了要件単位数計
44 単位
修士(経済学)
マクロ経済政策プログラム:中央銀行・財務省等のスペシャリスト向け特別プログラム
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
特別演習
自由選択科目
修了要件単位数計
授業科目名/必要単位数
ミクロ経済学Ⅰ、マクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(A)、統計学、上級マ
クロ経済学、ミクロ経済学Ⅱ、マクロ経済学Ⅱ、計量経済学、財政学、
金融経済と政策分析、国際貿易投資論、国際金融論
24 単位
特別演習 I, II, III
6 単位
全授業科目より 14 単位
以下の科目を推奨
農業経済論、応用時系列分析、計算可能な一般均衡モデル、企業ファイ
ナンス、費用便益分析、開発経済学、開発計画論、環境経済論、財務会
計、金融資本市場と金融のグローバル化、医療経済論、産業組織と公共
政策、不平等と貧困、投資理論、日本の銀行と金融システム、貨幣と銀
行システム、公共経済論、公的予算と財政、数量的意思決定論、リサー
14 単位
チ方法論、時系列分析
44 単位
(3) 公共経営・政策分析プログラム
a. 取得学位:修士(公共経営学)
英文学位名称:Master of Arts in Public Management
b. 履修の方法(修了要件)
:
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
特別演習
選択必修科目
自由選択科目
修了要件単位数計
授業科目名/ 必要単位数
ミクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(B)
、統計学、公共経営学、データ分析、
公共政策モデリング、公共政策プロセス、行政学、公的予算と財務
17 単位
特別演習 I, II, III
6 単位
次の授業科目より選択
比較政治社会論、企業ファイナンス、費用便益分析、開発経済学、現代
日本産業史、開発計画論、環境政策、財務会計、ウエブ技術の基礎、公
会計論、医療政策、国際機構論、国際税務、Eガバメント、IT戦略と
政策立案、日本のエネルギー政策と規制、日本の行財政システム、地方
自治体と公共サービス、ミクロ経済学Ⅱ、政策評価論、プロジェクト発
掘評価論、財政論、公共セクターの人的資源管理、公共情報政策管理、
国際公法、公共経営情報システム、公共組織論、官民連携論、数量的意
思決定論、リサーチ方法論、都市地域計画論
8 単位
全ての開講科目から選択
13 単位
44 単位
公共経営・政策分析プログラム:情報システム経営コンセントレーション
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
特別演習
選択必修科目
授業科目名/ 必要単位数
経済経営数学(B)
、統計学、公共経営学、公共政策モデリング、公共政
策プロセス、データ分析、公共情報政策管理、公共経営情報システム、E
ガバメント
17 単位
特別演習 I, II, III
6 単位
次の授業科目より選択
(特に推奨する科目)
費用便益分析、データベースデザインと経営戦略、ウエブテクノロジー
の基礎、IT 戦略と政策立案、ネットワーキングとセキュアデータ・トラ
ンスミッション、プロジェクト発掘評価論、数量的意思決定論
自由選択科目
修了要件単位数計
(上記以外の選択必修科目)
開発計画論、財務会計、公会計論、ミクロ経済学Ⅰ、政策評価論、行政
学、公的予算と財務、公共セクターの人的資源管理、公共組織論、官民
連携論、都市地域計画論
14 単位
全ての開講科目から選択
7 単位
44 単位
(4) 公共政策プログラム
c. 取得学位:修士(公共政策)
英文学位名称:Master of Public Policy
d. 履修の方法(修了要件)
:
国際関係コンセントレーション
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
政策演習
専門科目
選択科 日本関連
目
科目
自由選択
科目
授業科目名/ 必要単位数
2 単位
2 単位
行政学
政策演習 I, II
国際政治学、対外政策分析、人権とグローバル・ジャスティス、国際政
治経済学、外交と国家、国際経済システムと秩序、国際機構論、国際関
16 単位
係における安全保障戦略
次の授業科目より選択
現代日本の戦争と平和、現代日本政治論、日本政治、戦後日本経済論、
日本の行財政システム、日本の銀行と金融システム、日本のエネルギー
政策と規制、日本政治経済論、近代日本とマクロ経済政策、現代日本産
4 単位
業史、戦後日本外交、日本史と日本文化
全ての開講科目から選択
10 単位
34 単位
修了要件単位数計
経済開発コンセントレーション
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
政策演習
専門科目
選択科 日本関連
目
科目
自由選択
科目
授業科目名/ 必要単位数
2 単位
2 単位
行政学
政策演習 I, II
ミクロ経済学Ⅰ、マクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(A)、統計学、ミクロ
経済学Ⅱ、マクロ経済学Ⅱ、計量経済学、開発経済学
16 単位
次の授業科目より選択
現代日本の戦争と平和、現代日本政治論、日本政治、戦後日本経済論、
日本の行財政システム、日本の銀行と金融システム、日本のエネルギー
政策と規制、日本政治経済論、近代日本とマクロ経済政策、現代日本産
4 単位
業史、戦後日本外交、日本史と日本文化
全ての開講科目から選択
10 単位
34 単位
修了要件単位数計
公共経営コンセントレーション
科目区分
必 修 科 基礎科目
目
政策演習
専門科目
選択科 日本関連
目
科目
自由選択
科目
修了要件単位数計
授業科目名/ 必要単位数
行政学
政策演習 I, II
2 単位
2 単位
公共経営学、ミクロ経済学Ⅰ、経済経営数学(B)、統計学、データ分析、
公共政策モデリング、公共政策プロセス、公的予算と財務
16 単位
次の授業科目より選択
現代日本の戦争と平和、現代日本政治論、日本政治、戦後日本経済論、
日本の行財政システム、日本の銀行と金融システム、日本のエネルギー
政策と規制、日本政治経済論、近代日本とマクロ経済政策、現代日本産
4 単位
業史、戦後日本外交、日本史と日本文化
全ての開講科目から選択
10 単位
34 単位
2.国際経営学研究科 国際経営学専攻
国際経営学研究科の修了要件は、各プログラムにおいて次の各表のとおり定められた授
業科目の履修により所定の単位を修得し、研究指導を受け、2 年間の在学(標準修業年
限を 1 年とする MBA1 年制プログラム及び E ビジネス経営学プログラムにおいては 1
年)、学位論文または特定研究課題の成果の審査及び最終試験に B+以上で合格すること
である。加えて、3.0 以上の GPA を修了要件とする。
(1) MBA プログラム
a. 取得学位:修士(経営学)
英文学位名称:Master of Business Administration
b. 履修の方法(修了要件)
:
科目区分
必要単位数
エリア選択有
エリア選択無
必修(基礎科目)
財務会計学、管理会計学、マネジェリアル・エコノミ
クス、企業財務、組織行動論、マーケティング・マネ
ジメント、応用統計学、コンピュータ支援のビジネス
モデル、経営戦略、オペレーションズ・マネジメント
必修(演習科目)
必修(外国語科目)
Academic English I-III
自由選択科目(エリア・コンセントレーションを選択
する場合)
(エリア:ファイナンス、マーケティング、マネジメント、
IT とオペレーションズマネジメント)
自由選択科目
修了要件単位数
20
20
3
3-0
3
3–0
12
0
10 - 13
22 - 25
48
48
(2) MBA1年制プログラム
c. 取得学位:修士(経営学)
英文学位名称:Master of Business Administration
d. 履修の方法(修了要件)
:
科目区分
必修(基礎科目)
財務会計学、企業財務、組織行動論、マーケティング・
マネジメント、経営戦略、オペレーションズ・マネジ
メント、ジェネラル・マネジメント
必修(演習科目)
必修(キャップストーン科目)
指定選択科目
自由選択科目
修了要件単位数
必要単位数
14
4
4
9
7
38
(3) E ビジネス経営学プログラム
a. 取得学位:修士(Eビジネス経営学)
英文学位名称:Master of E-business Management
b. 履修の方法(修了要件)
:
科目区分
必修(基礎科目)
財務会計学、ウエブテクノロジーの基礎、マーケティ
ング・マネジメント、起業家精神と小事業開発、新製
品計画と開発、IT戦略と政策立案
必要単位数
12
必修(演習科目)
必修(起業家実習科目)
必修(外国語科目)
4
2
3-0
指定選択科目
自由選択科目
修了要件単位数
10
7 - 10
38
Academic English I-III