2010年9月 - 大阪府立みどり清朋高等学校

ダメ!絶対!
薬物乱用防止教育
特別号
大阪府立みどり清朋高等学校 保健室
2010.9.15(水)
乱用される薬物は、
いずれもとても危険な薬物です!!
薬物乱用とは、薬物を不正な目的や方法で使用することを言います。医薬品を医療目的以外に
急性中毒
使用したり、医療目的にない薬物を不正に使用したりすることなども含みます。薬物乱用は一度
乱
でも犯罪です。
用
正常な脳の働きを
変えてしまいます
量によっては、急激に心身
に影響を及ぼし死んでしま
うこともあります。
慢性中毒
● 覚せい剤
中枢神経が興奮し、気分が高揚して、疲れがとれたように感じますが、
薬が切れるとその反動で、強い疲労感や倦怠感、脱力感が襲ってきま
す。繰り返し使用していると、中枢神経に異常をきたし、幻覚や妄想を
伴う覚せい剤精神病になります。大量に摂取すると死んでしまうことが
あります。
●大麻(マリファナ)
● シンナー等有機溶剤
感覚が異常になり、幻覚や妄想が
めいてい
急激に酩酊 状態(酔っぱらったような
現れます。乱用を続けていると無
状態)となり、大量に摂取すると呼吸困
気力になり大麻精神病になります。
難に陥り死に至ります。情緒不安定、
生殖機能の低下、月経異常を引き
無気力となり、幻覚や妄想が現れて、
起こすとの報告もあります。
有機溶剤精神病になります。
依
存
耐
性
精神的、身体的に依存
を引き起こします
同じ量では効かなく
なります
乱用したときの快感をえる
ため、また、乱用をやめた
ときの苦痛から逃れるた
め、薬物を強く求め、やめ
られない状態になります。
薬物を乱用し続けると、同
じ量だとだんだん効き目
がなくなったように感じ、
そのため乱用量や使用回
数が増加します。
薬物精神病に
なります
幻覚や妄想に支配され
て、人格に異常をきたし
ます。このため、疑い深
くなったり、恐怖感にと
らわれ、犯罪を起こした
りすることもあります。
心臓や肝臓など全身の臓
器が影響を受けます。
写真:関東信越厚生局 麻薬取締部
また、
その他
● コカイン
● ヘロイン
● LSD
● マジックマッシュルーム
● MDMA
薬物は別の呼び名(隠語)で呼ばれている場合があります。
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覚せい剤・・・・・・・・・スピード、エス、シャブ
コカイン・・・・・・・・・コーク、クラック
LSD・・・・・・・・・・・アシッド
シンナー等有機溶剤・・・アンパン、ジュントロ
大麻・・・・・・・・・・・・・チョコ、ハッパ、ハッシシュ
MDMA・・・・・・・・・エクスタシー、エックス、バツ
※ けいれん発作や幻覚、妄想が現れ精神病や呼吸困難に陥り、死んでしまうこともあります。
※ 脱法ドラック(法律に基づく取り締まりの対象になっていない薬物)も他の薬物と同様、法律違反です!!
・ 薬物を入手するための恐喝や窃盗などの事件を起こす
・ 密売や乱用者による勧誘をし、乱用者を拡大させる
・ 乱用した薬物の作用に基づく凶悪な犯罪を起こす
など
薬物が引き起こす社会的影響も問題になっています。