在日外国人の医療相談に 応じる民間ボランティア団 体 「AMDA国際医療

は微妙な言葉のニュアンスザを持ち、国民健康保険ををほう助している﹄と法務
かせないか、通訳を通してをかけてくる外国人は、ビができない。﹁﹃不法滞在
らない。どうしたらいいるとき、言葉の壁は″入りできない状況にある。しか
の内訳は、アメリカ十八件
か伝わらない。﹁アドバイ取得する資格があるなど、局にマークされることを恐
か﹂。精神科の場合、患者Pの問題にすぎない。なにし、病院や地方自治体は積
▽ペルー、中国、ブラジル
スしようにも、患者さんの日本での身分が法的に保障れているからです﹂とある
いる。
各七件▽韓国、カナダ各四
症状すら分からない状態でされているケースが多い。医療関係者。
先月までに寄せられた相
件−など。相談内容は﹁言
は満足な対応もできませ ﹁確かに言葉の問題も重 センターの小林米幸所長
在日外国人の医療相談に
葉の通じる病院を紹介して
ん。電話相談の眼界を感じ要ですが、それ以前に、ビはこう語る。
と医師の会話が治療には欠より、こうした相談の電話極的な支援に乗り出すこと
ほしい﹂が圧倒的に多かっ
談は計七十件に上る。国別
た。
応じる民間ボランティア団
圖
一一一一41
体﹁AMDA国際医療情報
センター関西﹂ ︵宮地尚子
代表︶が、大阪市浪速区に
開設されたのは昨年十二月
﹁始めてみて、言葉の問
である。
題で困っている外国の人た
一民間団体が頑張
ました﹂と横山さん。 ザ切れの不法滞在の外国人 ﹁外国人の医療問題は、’
が、外国人の医療を考えは、摘発を恐れて病院にも 一個人、
南米の人からこんな相談
っても解決で
きるものでは
行かないヤ・・スが多い。ま
い。言葉の問題だけでも解
ていいものでは決してな
だからといって放っておい
●・・
た保険がないから、医療費
決できれば、医療トラブル
言葉の通じる施設を
が高額になり、安い賃金で
はかなり解消されるでしょ
ありません。
働くこれらの人たちには払
う。また、在留資格の問題
た不法滞往者の医療問題
に上るといわれる。こうし
いる不法滞在者は十数万人
日本に″出稼ぎ″に未て
る。
木栄司事務局長は指摘す
ている外国人互助協会の鈴
人を医療費の面から支援し
があります﹂と、在日外国
院も少ない、という悪循環
る。
化への対応が迫られてい
るだろう。医療もまた国際
って来る人は今以上に増え
港する。海外から日本にや
九月に関西国際空港が開
◇
ります﹂
らこそ動きやすいこともあ
にくい而もあり、民間だか
で行政の窓口に相談に行き
第四部国際化のうねり
があった。﹁友人が、病院
院しているの
の精神科に入
だが、良くな
るのを嫌って受け入れる病
えない。そして未払いにな
は、もはや見て見ぬふりが
外国人の医療相談を行うAMDA国際医療情報
センター関西。言葉の壁が大きな問題だ
ちの多さに改めて驚きまし
どの通じる病院を紹介して
語、中国語、スペイン語な
ボランティアの通訳が英
八十の病院のリスト作成。
調査を行い、京阪神の約百
や診療科などのアンケート
け入れ可能な外国語の種類
クアップした。そして、受
け入れてくれる病院をピッ
に先立ち、往日外国人を受
センターーー関西では、股立
んは言う。
た﹂と事務局の横山雅子さ
s