H28.4.5 生徒指導規程 広 島 県 立 御 調 1 高 等 学 校 生徒指導基本方針 1 基本方針 生徒指導は,教育活動の中で,生徒の進路を保障する上において,欠くことのできないも のである。 本校生徒の実態を踏まえて,基本的生活習慣の確立を基軸にした,具体的な実践を全教職 員ですすめる。 2 実践目標 (1) 進路を保障するために,学習習慣を定着させる。 (2) 問題行動に対する取組みと同時に,未然に防止する取組みを日常的に行う。 (3) 自らを大切にし,他人に迷惑をかけない生徒を育てる。 (4) 個人の能力・個性を伸長するとともに,それらが集団の中で発揮できるように指導する。 (5) 個々の生徒の置かれている生活環境全般を踏まえて,個としての指導と集団の指導を行う。 3 具体的実践 (1)生徒指導票を使って,服装・頭髪・遅刻・無断外出・自転車二人乗り等の指導を行う。 5回 生徒指導部注意 10回 校長指導・授業反省指導 15回 別室指導 20回,25回ごとに別室指導 (2)欠席・遅刻・早退・授業中の出歩き防止の指導 ① 時間厳守の意識を習慣付ける。 ② 遅刻防止の一環として校門指導に取り組む。 ③ 家庭との連携により保護者の理解と協力を得る。 ④ 遅刻・早退・外出等の時は担任,副担任から届けをもらい許可を得る。 (3)服装指導 ① 服装・頭髪の規定とその必要性について考えさせる。 ② 一斉検査を実施するが,日常の指導を大切にする。 ③ 家庭との連携により保護者の協力を得る。 (4)喫煙防止の指導 ① 健康・生活・きまりを自分のものとして考えさせる。 ② 校内巡回指導の実施。 (5)暴力・いじめ防止の指導 ① 集団づくりに取り組む。 ② 生徒の動向の把握に取り組む。 (早期発見・対応) ③ いじめは絶対に許さないという学校体制のもと,全教職員が意識統一して指導に当たる。 ④ 学期に一度,保護者・生徒にアンケートを行う。 ⑤ 生徒の行為が犯罪行為として取り扱われるべきと認められるときは,早期に教育委員会, 警察等関係機関に相談し,連携した対応を取る。いじめられている生徒の生命,身体又 は財産に重大な被害が生じるような場合には,直ちに警察に通報する。 (6)交通安全の指導 ① 生命尊重の精神を養う指導を日常的にすすめる。 ② 運転免許の取得は原則として禁止する。 (原付の許可条件,及び 3 年生の自動車免許取得については別に定める。 ) ③ 無免許運転,他人への車の便乗・自転車の二人乗りを防止する指導) (7)アルバイトの指導 ① 原則禁止とする。ただし,特別な事情のある生徒は,必ず届を提出し,許可を受ける。 (別紙1「アルバイトに関する注意事項」参照) ② 保護者・担任・生徒指導部との連携を持ち,内容について把握しておく。 (8)携帯電話は校内持ち込み禁止とする。違反した場合は,以下の指導を行う。 1回目:携帯電話を生徒指導部が預かり,保護者に来校していただき保護者に返却する。 本人には生徒指導部より厳重注意を行う。 2回目:本人・保護者に来校していただき,校長指導の後,携帯電話を保護者に返却する。 本人は特別な指導(授業反省指導)とする。 2 3回目:本人・保護者に来校していただき,校長指導の後,携帯電話を保護者に返却する。 その際, 携帯電話を解約する指導を行う。 本人は特別な指導(授業反省指導)とする。 (9)学業に必要のないものは学校に持ってきてはいけない。 違反した場合は,担任に預け,保護者に返却する。 (10)問題行動に対する指導 ① 行動・行為に対する問題点を分析させる。 ② 学習・生活全般を点検し,原因と課題を明らかにさせる。 ③ 将来の進路目標と今後の実践目標を設定させる。 (11)登下校指導 ① 生徒の登下校状況を把握する中で,挨拶の励行・交通指導を行う。 ② 登校中の交通ルール(自転車二人の乗り・併進など),登下校時の制服等の指導も併せて 行う。 ☆ 上記の具体的実践目標の遂行にあたって,生徒一人ひとりの自覚を促しながら, 「正しいこと」 の見極めのできる判断力の育成を図るとともに,生徒に自浄作用を身につけさせる。 学校生活に関する諸注意 1 服装,頭髪について 清潔な身だしなみにし,制服を正しく着用し,つぎの本校の規定に沿うこと。 (1) 男子 ・ 本校規定のブレザー,スラックス,カッターシャツ,ネクタイを着用する。(改造し た服装は不可) ・ インナーは,無地を基調とした派手でないものを着用する。 (ハイネック不可) ・ ブレザーの左胸部には,エンブレムを必ずつける。 ・ 冬期のベストまたはセーターは,本校規定のものを着用する。 ・ ソックスの色は,白・黒・紺を基調としたものとする。 (2) 女子 ・ 本校規定のブレザー,スカート,ブラウス,セーターまたはベスト,リボンを着用す る。 (改造した服装は不可) ・ インナーは,無地を基調とした派手でないものを着用する。 (ハイネック不可) ・ ブレザーの左胸部には,エンブレムを必ずつける。 ・ ソックスの色は,白・黒・紺を基調としたものとする(ルーズソックスは不可。)ス トッキングは黒または肌色とし,模様のあるものは不可。 (3) その他 ・ 冬期における防寒着は男女ともに本校指定のコート,ウインドブレーカー(雨具兼用) とする。 (4) 頭髪,化粧,装身具 ・ 頭髪は清潔にし,パーマ・カール等の変形及び染色・脱色は禁止。眉ぞり・そりこみ 等は禁止。整髪料はつけない。 ・ 化粧,装身具(指輪,ネックレス,ピアス,イヤリング等)は不可。(付けない・穴 をあけない) (5) 上履きは本校指定のもの。下履きは運動靴または革靴で派手でないもの。 (かかとを 踏んではならない) 2 携帯電話について 携帯電話は,校内持ち込み禁止とする。 1回目:携帯電話を生徒指導部が預かり,保護者に来校していただき保護者に返却する。 3 本人には生徒指導部より厳重注意を行う。 2回目:本人・保護者に来校していただき,校長指導の後,携帯電話を保護者に返却する。 本人は授業反省指導とする。 3回目:本人・保護者に来校していただき,校長指導の後,携帯電話を保護者に返却する。 その際,携帯電話を解約する指導を行う。本人は授業反省指導とする。 3 不要品 学業に必要のないものは学校に持ってきてはいけない。違反した場合は,保護者に返却する。 4 交通ルールを厳守し,安全に留意する (1) バイク通学に関しては,原則禁止する。 バイクの「3ない運動」を広島県内高等学校とPTAが協力してすすめている。バイ クの「3ない運動」とは, 「免許を取らない・バイクに乗らせない・バイクを買わない」 ことをいう。 (2) 自転車通学は防犯登録された自転車のみ許可する。 (平 成 6 年 6 月 20 日に 施 行 さ れ た 自 転 車 の安 全 利 用 の 促 進 及 び 自転 車 等 の 駐 車 対 策 の 総 合 的 推 進に 関 す る 法 律 の 一 部 改正 に よ り 自 転 車 防 犯 登録 が 義 務 化 。 各都道府県の自転車商防犯協力会に加入している自転車店で登録すること ができる。登録料500円 有効期限なし) (3) 自転車通学は届けを出し,点検を受けたのちナンバー登録証を交付する。自転車は決 められた自転車置き場に置くこと。 (4) 自転車保険等への加入を薦める。 5 アルバイトについて (1)アルバイトは原則禁止とする。 (2)経済的理由等やむを得ない場合,必ず許可を受けること。学校生活に支障が出る場合 は許可しない。 6 少年非行の防止について (1) 近年広島県では少年非行が増大し,暴走族や薬物乱用など社会問題となっている。高 校生を非行に走らせないためにも,学校と家庭が協力して早期防止に取り組んでいる。 (2) 深夜の外出,無断外泊,遊技場への出入り等,非行につながりやすいので,絶対にし ない・させないこと。 生徒指導重点目標 (1)自ら挨拶をする。 (3)服装・頭髪を正す。 (2)時間を守る。 (4)校内外美化に努める。 ・遅刻をしない。 ・授業の遅刻や無断欠課をしない。 4 服装・生活に関する規定 項目 基準 上着 男女 指導内容 本校指定服。 ズボン 男 本校指定服。(ずらさない) スカート 女 本校指定服。(短くしない) カッターシャツ 男 本校指定服。 (出さない) ブラウス 女 本校指定服。 (出さない) ネクタイ・リボン 男女 本校指定服。 ベスト・セーター 男女 本校指定服。 指導票を渡す 靴下は,白・黒・紺を基調とする。ルーズソックスは禁止。 靴下 (女)ストッキングは黒または肌色とし,模様のあるものは不可。 年間で ストッキング(女) 男女 インナーは,無地を基調とした派手でないものを着用する。 (ハイ 5枚・・・生徒指導部より注意。 インナー ネック不可) 10枚・・・校長指導(保護者同伴) 及び授業反省指導。 ベルト 男 黒・茶で派手でないもの。(穴が全て開いているものは不可) 15枚・・・別室指導。(2日以上) 運動靴(白・黒・紺基調)または革靴で派手でないもの。かかとを踏 靴 男女 んではならない。ハイカットは禁止。 これ以後5枚ごとに特別な指 導。 (別室指導2日以上,そ 上履き 男女 本校指定のもの。 の後授業反省 指導) 防寒コート・ ウインド゙ブレーカー 男女 本校指定服。(中学時の雨合羽も使用できる) ※指導票は1年間カウントされる。 (雨具) 清潔にし,パーマ・カール等の変形及び変色は禁止。眉毛そり・そ りこみ等は禁止。整髪料はつけない。前髪は目にかからない程度。 頭髪 ※本校指定服を改造した場合は,新 しいものを購入してもらう。 男女 一部を極端に長くしたり,短くしたりしない。 (男)側面は耳にかからない程度。後髪は襟につかない程度。 化粧 等 男女 一切しない。 装身具(ピアスなど) 男女 付けない,穴をあけない。 遅刻について 男女 8時35分までにホームルームに入っておく。やむを得ない理由に より遅刻する場合は,保護者から学校に連絡をすること。 遅刻の指導について ① 一か月の遅刻 2回目・・・反省文 3回目・・・反省文 4回目・・・校長指導 (保護者同伴)+反省文+授業反省指 5回目以降・・・校長指導 (保護者同伴)+反省文+別室指導 ② 指導票はすべての遅刻に対して出す。(ただし,通院・公共交通機関の遅れ等,特別と認めるものには指導票は出さない。なお, 通院については領収書を提出すること。) 5 特別な指導に該当する項目 項目 基準 指導内容 喫煙・飲酒・シンナー遊び・万引き・暴力行 飲酒・喫煙・薬物乱用・暴力行為・ 為・窃盗等,触法行為は絶対にしてはならな 1 窃盗・金銭強要・恐喝・万引き・器 特別な指導。(別室指導 2 日以上) い。喫煙・飲酒・薬物使用などの同席の場合 物破損など も同様の行為と見なす。 けんか・いじめ・嫌がらせ・暴言・ いじめ・けんか・嫌がらせ・暴言・指導拒否 指導拒否など など反社会的行為。 3 不必要な場所への出入り パチンコ店・麻雀店等に出入りしない。 4 定期試験等における不正行為 2 特別な指導。(別室指導 2 日以上) (指導により十分な効果を上げることが困難で ある場合において,その生徒の行為が犯罪行為と して取り扱われるべきと認められるときは,被害 生徒を徹底して守り通すという観点から,早期に 教育委員会,警察に相談し,連携した対応を取 る。) 特別な指導。(別室指導 2 日以上) 絶対にしない。なお,考査中に携帯電話が鳴 特別な指導。(別室指導 2 日以上) った場合は,不正行為とみなす。 バイク・自動車の免許の取得及び運 原則として禁止する。三年生の免許取得につ 転 いては別規定とする。 5 特別な指導。(別室指導 2 日以上) その他特別な指導が必要と考えられ 特別な指導。(別室指導 2 日以上又は授業反省指 る場合 導) 6 1 回目は生徒指導部より保護者に返却。 2 回目は校長指導の後保護者に返却。本人は授業 校内持ち込み禁止。 7 携帯電話 反省指導。 ※指導票を渡す 3 回目は校長指導(解約指導)の後保護者に 返却。本人は授業反省指導。 絶対にしないこと。やむを得ない理由によっ 1回目・・・校長指導(保護者同伴)及び授業反 て欠席・早退・欠課・外出しなければならな 省指導。 い場合は担任に届ける。 2回目以降・・・別室指導2日以上。 怠学・エスケープ 8 (無断欠席・早退・欠課・外出) 原則として禁止する。家庭の事情その他やむ 無断アルバイトの場合は保護者同伴で校長指導。 9 アルバイト を得ない場合は担任に届出をし,生徒指導部 本人は授業反省指導。 で協議の上,許可をすることがある。 学業に必要のないものは持って来てはいけな 没収し担任に預ける。預かったものは保護者に返 10 不要品 い。(化粧品・トランプ・漫画本・週刊誌・ 却する。 ゲーム機類・音楽機器など) 11 自転車通学 自転車通学許可願いを提出し,学校指定のス 違反者は生徒指導票を渡し,改善させる。道路交 テッカーを貼り付け,所定の場所に駐輪し, 通法違反者の場合も同様。(2人乗り運転,傘さ 施錠をすること。 し運転など) 1回注意を受けても改善されないときは,指導票 12 授業中の態度 私語,居眠り等 を渡す。3回注意を受けても改善されないとき は,指導無視とみなし,授業反省指導。 6 問題行動に対する指導 1 生徒の問題行動への対応 (1)教員がその場で対処するとともに,生徒指導主事に報告する。 (発生後,対処する場合も ある。 ) (2)生徒指導主事は,担任に報告する。 (3)生徒指導主事は,特別な指導(学校反省指導・家庭反省指導など)に関わるものについ ては,2以降の対応を行うよう関係者に指示するとともに,管理職に報告する。 2 事実確認(生徒指導係・該当学年教員,場合によっては他学年教員) (1)複数の教員で個別に事情を聞く。 (すべての事情に矛盾のないように細部まで確認する。 ) (2)関係者・その他の情報があれば参考にする。 (3)生徒報告書を自署させる。 (4)事実確認後は,管理職・生徒指導係・担任で検討し,帰宅・別室待機などを判断する。 3 指導方針の検討及び決定(管理職,生徒指導係,学年会) (1)これまでの指導経過を明らかにし,生徒個々に検討する。 検討する内容 ア 問題行動の内容 イ 関与の程度 ウ 結果の重大性 エ 反省態度 オ これまでの指導経過 カ 改善の可能性 (2)基準に基づいて検討する。 (3)指導方針の検討を参考に,校長が,指導方法を判断する。 (4)問題行動の内容,指導方法の判断は,全職員に周知する。 (5)自主勧告,懲戒による停学・退学の場合は,生徒指導委員会で検討する。 4 特別な指導説明【特別な指導の申し渡し】(管理職,生徒指導主事,担任,本人・保護者) (1)特別な指導に至る経過・実施方法について説明する。 (2)保護者の意向を十分聞き,理解を得る。 (3)弁明の機会があることを伝える。 5 弁明についての検討(管理職,生徒指導係,学年会) (1)弁明の内容について検討する。 (2)新たな事実が判明した場合は,すべて確認する。 (3)必要がある場合は,指導方針を基準に基づいて再検討する。 (4)弁明についての検討を参考に,校長が,是非を判断する。 7 6 別室指導 (1)校長訓戒の後,学校(別室)反省指導を一定期間行う。 (2)学習と生活の基礎基本を見直し,徹底させる。 (3)必要に応じて,保護者の理解・指導のもとに家庭反省指導を実施する。 (4)一定の反省が出来たと判断されれば,授業反省指導を行う。 (管理職,生徒指導係,学年 会) 7 授業反省指導 (1)校長訓戒の後,授業反省指導を一定期間行う。 (2)1日の授業反省記録を書く。 (3)毎時間担当教員に評価してもらう。 (4)授業反省記録は担任に提出し,1日のまとめをする。 8 全面解除の検討及び決定(管理職,生徒指導係,学年会) (1)反省状況をもとに検討する。 (2)全面解除の検討を参考に,校長が,全面解除を判断する。 (3)反省状況と全面解除について,全職員に周知する。 (4)反省が深まらない生徒については,特別な指導と授業反省指導を繰り返し行う。 9 特別な指導解除説明【特別な指導解除の申し渡し】 (管理職,生徒指導主事,担任,本 人・保護者) (1)特別な指導解除について説明する。 (2)該当学年の教員のコメントをもらう。 ① 別室指導【別紙2】 1 指導票が15枚になった生徒 2 遅刻回数が月5回となった生徒 3 怠学・エスケープ(p.6 8)が年間で2回になった生徒 4 その他特別な指導に該当する項目の生徒 別室指導に関わる流れ 1 事実確認 2 指導方針の検討及び決定 3 申し渡し(開始)-場所 小会議室 (1)ア 生徒指導主事の話-経過・実施方法説明 保護者の意向を聴取し理解を得る。 イ 校長の話 (2)申し渡しの席配置 保護者 管理職 8 生徒 担任 生徒指導主事 4 別室指導の内容 (1)学校反省指導を基本とするが,反省が困難な場合,保護者の理解・指導のもとに家庭 反省指導を行う。 (2)学校反省指導は別室で実施する。 (3)期間は2日間を基本とする。 (4)指導には,生徒指導係・該当学年教員,場合によっては他学年教員がつく。 (5)学校反省指導は学校・教科とも出席扱いとするが,家庭反省指導は,学校・教科とも 欠席扱いとする。 (6)基本的な生活規律や学習の基礎基本を徹底し,生徒自身でどうすればよいかを考え, 実行し,継続できる内容を盛り込む。 例 今回の問題行動について考えさせる,各教科の課題・各教科の復習,作業(清 掃・草取りなど)などを通して,今後の学校生活をより充実させるための展 望を持たせる。 (7)一定の反省が出来たと判断されれば,授業反省指導を行う。 5 授業反省指導 (1)期間は5日間を基本とする。 (2)1日の授業反省記録を書く。 (3)毎時間担当教員に評価してもらう。 (4)授業反省記録は担任に提出し,1日のまとめをする。 (5)授業反省指導により十分な効果を上げることが困難である場合には,学年会と生徒指 導部の合同会議において十分に審議し,校長判断により別室指導を行う。 6 全面解除の検討及び決定 7 申し渡し(解除)-場所 小会議室 (1)ア 生徒指導主事の話-反省状況と今後の生活についてなど イ 校長の話 8 該当学年の教員のコメントをもらい,すべて終了。 ※ 担任は,全ての指導が終了後,指導に関わる一切の用紙をまとめて生徒指導係に提出する。 ② 授業反省指導 1 指導票が10枚になった生徒 2 遅刻回数が月4回となった生徒+反省文 3 怠学・エスケープ(p.6 8)があった生徒 4 携帯電話の校内使用が2回になった生徒 授業反省指導に関わる流れ 1 指導方針の検討及び決定(学年会―生徒指導係,学年会) (1)基準に基づいて検討する。 9 (2)指導方針の検討を参考に,校長が,指導方法を判断する。 (3)問題行動の内容,指導方法の判断は,全職員に周知する。 (4)ア 生徒指導係の話-経過・実施方法説明 保護者の意向を聴取し理解を得る。 イ (校長の話) 2 授業反省指導 (1)期間は5日間を基本とする。 (2)1日の授業反省記録を書く。 (3)毎時間担当教員に評価してもらう。 (4)授業反省記録は担任に提出し,1日のまとめをする。 3 全面解除の検討及び決定(生徒指導係,学年会) (1)反省状況をもとに検討する。 (2)全面解除の検討を参考に,校長が,全面解除を判断する。 (3)反省状況と全面解除について,全職員に周知する。 学年主任の任務 各学年主任は,次の状況になったとき担任とともに協力し,次の段階に進まないように取り組 みを続ける。 (1)指導票が5枚になった生徒に対して,生徒指導部とともに注意する。 (2)遅刻回数が月2回以上となった生徒に対して,反省文を書かせる。 10 別紙1 アルバイト届に関する注意事項 御調高等学校長 依 田 功 二 生 徒 指 導 部 本校では,アルバイトを原則として禁止します。ただし経済的な理由等でやむをえずアル バイトをしなければならならない場合には,許可制にしておりますので,この届出用紙の注意 事項をよくお読みいただいた上で,必要事項に記入,捺印して提出してください。学校で審議の 上,認められる場合にのみ許可いたします。 < 注意事項 > (1)保護者責任の下でアルバイト生として従事し,保護者・企業間で連携を取ってください。 (2) 自ら得た報酬の使途についても保護者の責任の下で決定してください。 (3) アルバイト生として従事する業種については,未成年として適さないと判断される業種 にはつかせないでください。 (4) 就業時間は早朝の新聞配達・牛乳配達を除いて,学校生活に支障を来さない19時ま で。 (帰宅時間が20時を越えない)とするのが望ましい。 (5) 学校生活を第一にすること,また許可後に学校生活に支障が起きる場合にはアルバイト 許可を取り消します。 ① 遅刻・早退,欠席が多い場合は,学校としてアルバイトの就業を禁止します。 ② 成績不振,単位不認定の場合においてもアルバイト就業を禁止します。 ③ 問題行動の発生に伴う特別な指導の場合は, 「反省」という観点から反省期間中はア ルバイトの就業を禁止します。 ④ 試験発表後より試験終了時までは,アルバイトの就業を禁止にします。 (6) アルバイトを辞めた場合は,速やかに担任までその旨を申し出てください。 別紙2 学校反省指導(別室指導)についての諸注意 1 概要 本校の特別な指導は学校反省指導を原則とする。ただし,特別な指導 の生徒が登校することで被害者の生徒が登校できない場合と学校反省指 導が困難な場合は,学校反省指導をしないことがある。 (1)目的 ① 基本的生活習慣を確立する。 ② 自己を見つめ,周囲との関係を整理する。 ③ 教科学習を充実する。 ④ 今後の学校生活をより充実させるための展望をもつ。 (2)日程 ~ 8∶00 ~ 8∶35 登校 掃除,担任・監督者からの話,反省日誌の 8∶35 ~ 8∶45 8∶50 ~ 8∶55 8∶55 ~ 朝読 一日の目標設定 反省の動機付け 課題(教科課題・復習,作業など) 昼食 一日の反省-反省日誌作成(朝から6校時 8∶00 2 指針 以下の反省項目に従って集中して反省すること。この反省指導が今後 の高校生 活の基礎となるよう自ら意欲をもって取り組むこと。 (1)事実の整理 今回の問題行動について ① 問題点を考える。 ② なぜその問題行動をしてしまったのか原因と背景を考える。 (2)内観(自分をみつめる) 周囲の親しい人(主に家族)と自分との関係を見つめる。 ① テーマ ② 対象 ア お世話になったこと ア 保護者 エ 友人 イ して返したこと イ 担任 ウ 迷惑をかけたこと ウ 先生 確認 昼食後 ~ まで) 15∶00 ~ 6校時 下校(ただちに,帰宅) (3)注意事項 (ア)生活の全てが反省中であることを自覚すること。 (イ)遅刻を絶対にしないこと。 (ウ)私語をしないこと。 (エ)監督の指示に従うこと。 (オ)学校反省中の扱いは,学校・教科とも出席扱いである。 (カ)反省期間中の家庭生活では外出はできない,電話等で外部との連絡 をとってもいけない。やむを得ず外出する場合は,保護者同伴とす る。 (キ)できるだけ弁当を持参すること。 ③ 時代区分 ア 小学校時代 イ 中学校時代 ウ 高校時代⇒入学当時 ⇒ 1年生 ⇒ 2年生 ⇒ 3年生 (3)次の段階のテーマ (自分について考える) ① 御調高校入学までの自分 ② どのような希望を持って御調高校に入学したのか ③ 現在の自分について ④ 理想とする自分について ⑤ 将来の夢 (4)最終段階のテーマ ① この反省で得た物は何か。 ② これからの高校生活をどのような決意を持って過ごしていくのか。 ③ 決意文の作成
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