7年 美 術 ( 週2時間 )

7年
学 期
美
単
術
( 週2時間 )
元
学習項目
○
1 学期
「見ること」と「表わす」ことのつながり
を考え、視点を固定して見えたとおりに描
『1本のビン 』
く。
―ガラスのビンを描くー
○
(着彩)
2学期
身につける。
○
明暗・質感・立体感の表現方法を習得する。
○
詩に描かれている情景をイメージ豊かに
想像し、色と形で自由に表現する。
『最初の絶望』
(ケストナー作)
○
― 感情を絵で表す ―
(着彩)
透明水彩絵の具による 重ね塗り の技法を
少年の悲しみや絶望感を、冷たく静まりか
えった夜の町と重ね合わせて描いていく。
○
奥行き・遠近・夜の色調・光と影の表現方
法を習得する。
○
3 学期
幾何学的構成による明快な美しさ、モチー
フの創造的な美しさを持つ 模様 を描く。
『マンダラ風の模様』
―回転対称からなる模様―
○
定められた条件の中でイメージ豊かに「テ
ーマ性」を盛り込みながら、細やかに美し
(細密ペン画)
く 模様を描き出す。
○
極細ペンによる単色細密描写の可能性と
表現効果の美しさを習得する。
8年
学 期
美
術
単
( 週2時間 )
元
学習項目
○
1 学期
自分に直接関わりのある物をモチーフに描
く。
『 My
Jeans 』
○
自分のジーンズ を描きたい形に演出し、そ
のものの置かれている空間を創りだす。その
― ジーンズを描く ー
場に出現する「ドラマ」から受けた印象を素
直に受け止め表現する。
(着彩)
○
ジーンズ独得の質感や色調、しわの重なりが
おりなす明暗の細やかな変化を表現する。
○
2学期
窓の外に広がるいつも見慣れている風景も、
その時の自分の心の状態によって違って見
えることがある。また、窓の外の景色が心に
強く響くこともある。室内から景色を眺める
『 窓 』
自分の気持ちと窓の外の風景を重ね合わせ、
― 窓から見た風景 ―
1枚の絵として表現していく。
〔内的視点の習得〕
(着彩)
○
窓を境界線とした室内と外界という二つの
空間を遠近や奥行、室内と外界との光量(明
暗・彩度)や空気感のちがいなどに注意しな
がら表現する。
〔外的視点の習得〕
○ 定められたテーマについて深く考察した上
3 学期
で、物語やメッセージのある作品を制作する。
『 ボックスアート 』
○ 条件に沿って、限られた空間を有効に使いな
がら構成する。
(立体)
○ 素材による質感や性質の違いを楽しみながら
1つの作品にまとめ上げる。
9年
学 期
美
術
単
( 週2時間 )
元
学習項目
○ 既存の絵画作品(原画)を仔細に観察し色
1 学期
彩を用いて再現描写する。
『 模写 』
○
作業を通じて原画作者の視点や思考、制作
過程等を感じ取ることで表現内容や様式、
(着彩)
技法などを吸収して美術に対する視野を
広げ、自分の表現力の向上に繋げる。
○ 我々が暮らす場である「都市」の現実を主
2学期
題に、自由な視点と解釈で描く事物を設定
3 学期
して大画面に表現を行う。
― 卒業制作 ―
『 都市を描く 』
○
表現が主観的・記号的な観念に終始しない
よう、自分が選んだ現実の事物をあるがま
(着彩)
まに正しく理解しようとする、積極的・具
体的なアプローチを重視する。
これを起点に考察を深めながら表現の可
能性を試し、充実した視覚的メッセージに
結実させていく。