14 年 10 月 3 日市警ニュース JSS 和訳 31 分署の近隣警護係官が、模造拳銃及び 16000 ドル以上に相当するヘロインを押収シェパード西通り/チェスウッド通りトロント市警は、逮捕及び相当額 16000 ドル以上のヘロインと模造拳銃 2 丁を押収したことをお知らせする。報告によると、  10 月 1 日水曜日、警察はシェパード西通りとチェスウッド通り付近で、規制薬物の密売をしていたと思われる男女の逮捕に踏み切った。  警官が男を取り調べようと近づくと、男はバタフライナイフ(中折れナイフの一種）で武装し,逃走した。  警官は男を追いかけ、逮捕した。報告によるとさらに、  警察は規制薬物法に基づく令状 2 件を執行し、末端価格 16000 ドル以上に相当するヘロインと模造拳銃 2 丁の押収に至った。トロント在住の Arash Hatamanadi Farahani34 歳、トロント在住の Jamie Atchison29 歳の 2 人は、以下の容疑で告訴された。 1) 禁止された銃器の所持 2) 第 1 種規制薬物(ヘロイン)所持 3) 密売目的で第 1 種規制薬物所持 4) 犯罪による盗品・金銭の所持 5) (訳者注;裁判所などに誓約した条件)違反 2件 6) 第 2 種規制薬物所持(マリワナ) 10 月 2 日木曜日午前 10 時、2 人は旧シティホール法廷に出廷する。話 416-808-3100）、匿名希望の場合はクライムストッパーズ（電話 416-222-TIPS (8477)、オンラインでは www.222tips.com 、テキスト通信の場合は TOR につづけてメッセージを CRIMES (274637)、ないしは情報をフェイスブックに残して）に連絡されたい。 iTunes, Google Play または Blackberry App World でクライムストッパーズの移動通信向けアプリが無料でダウンロードできる。 JSS 説明 CDSA は Controlled Drugs and Substances Act の略である。カナダ国の薬品/薬物の取扱いを規制する法律である。規制される薬物は 8 つに分類され、それぞれの分類には危険性のレベルで分けられた薬物のリストが含まれている。先週に続き今週も薬物に関する事件が報告されている。先週は、マリワナをブラウニーに混入し、若者を対象に密売を行う事件の記事であった。今週は末端価格が 16000 ドル以上に相当するヘロインが押収された事件である。このことからわかるように、トロント市内で麻薬密売は稀な事ではない。北米には薬物に関して日本とは異なる認識が一部の人々にあるが、トロントでも薬物、特にマリワナは簡単に手に入りやすいのが実態である。カナダ政府の統計を見ると過去 10 年で、大麻・コカイン・ヘロインに関わる麻薬犯罪は減少傾向を見せているが、犯罪がなくなることはなく、身近で常に発生しているのが現実である。最近日本で目立っている犯罪の一つが、規制に先行して行われるハーブなどの取引である危険ないし脱法ハーブ取引であり、多くの悲劇的な結果をもたらしている。特にトロントに一時滞在している人々は、薬物使用の興味と誘惑に負けないよう注意して欲しい。カナダ政府の CDSA に関するウェブサイトは以下を参照されたい。 http://laws-lois.justice.gc.ca/eng/acts/c-38.8/ 本件に関する情報を持っている人は警察（電