西洋建築史

平成22年度授業デザイン
平成22年4月15日
西洋建築史
担当
加藤耕一
〔目的〕
現代建築のはじまりは「西洋世界」にあった。コンクリートや鉄骨という現代建築の主要なマテリアルを積極的に建築
に採用し、現代建築の原型が創り出された。モダニズム建築は、歴史的な西洋建築に対するアンチテーゼとして自己主張
したムーブメントのように思われる。だが同時にそれは、西洋の建築の歴史という枠組みがあったからこそ、それを批判
的に再解釈した結果なのである。西洋建築史を学ぶことで、現代建築のデザインのあり方について考えて欲しい。
授業内容
月日
授業内容・課題
4/15
西洋建築史概説
4/22
古典主義様式の誕生
5/6
古代ギリシア・ローマ
5/13
初期キリスト教建築とビザンチン様式建築
5/20
イスラムの建築
5/27
ロマネスク様式の建築
6/3
中間試験
6/10
ロマネスク様式の終焉とゴシック様式の誕生
6/17
ゴシック様式の建築
6/24
ルネサンス建築
7/1
マニエリスム
7/8
バロックとロココ
7/15
近代と歴史主義
7/22
7/29
鉄とガラスの建築
期末試験
[評価方法]
中間試験(40%)、期末試験(50%)の成績およびレポート課題の評価(10%)で行い、合計が60点で合格とする。
[注意事項]
1 レポートでインターネットからのコピーペーストが発覚した場合、レポート課題は0点とする。
2 全出席を原則とする。欠席した場合には次回の授業日までに書面で研究室まで届け、2週間以内にA4用紙1枚の
休んだ回の建築に関するレポートを提出すること。