平成 25 年 1 月 7 日 高松第一高等学校 保健室 本年も、みなさんが心も体も健康で過ごせるよう応援していきます。 ★手洗いをまめにしよう!! 学校生活の中で 1 日何回手を洗っていますか、そのうち何回石けんを使って洗っていますか?保健委員会 では、毎月、各手洗い場の石けんの確認、補充をしていますが、あまり減っていない場所があります。 インフルエンザはもちろん、あらゆる感染予防の基本は『手洗い』と言われています。自分を守り、他人 への感染を防ぐ意味でも、常日頃からこまめに正しい方法で手洗いをすることが大事です。 手洗いのポイント ○ 手洗いで洗い残しやすいのはどこか 病原体が付着しているのは手の平だけ だと思われがちですが、実際には手指全 体についています。特に、甘皮、爪、爪 下のすきまなどは、病原体の格好の隠れ 場所です。よく使う指先、汚れが落ちに くい爪先は入念に洗いましょう。また、 親指、指の間、手首は洗い残しが多いの で、 ていねいに洗うよう心掛けましょう。 ○ 手洗いのタイミング ノロウイルスなどの病原体が、教室やトイレの取っ手などに付着していると、握ったと きに手指に付着し、そのまま手を洗わないとさらに食べ物、体の別の部分に付着し、病原 体が体内に入り感染します。帰宅時、トイレの使用後、食事前、おやつを食べる前には、 必ず手洗いをしましょう。さらに咳やくしゃみの際に、ティッシュなどで口と鼻をおおっ た後も手を洗いましょう。 ○手洗い直後の行動も大切です ・蛇口に付いた病原体が手洗い後に再び手につかないよう、手と合わせて、泡立て た石けんで蛇口も洗うのも予防になります。 ・ていねいに手を洗って、清潔にできた後に水滴のついた手で髪の毛を直したり、 服で拭いたりしている人を見かけたことがあります。それでは、服や髪の毛につい ている汚れを再び手につけてしまっています。清潔なハンカチ、タオルで手を拭いてください。 ・手が荒れるとバリア機能が低下して病原体が付着しやすい状態になり、皮膚表面の細菌数が 多くなります。手荒れ予防にハンドクリームなど保湿剤をしっかり使うことが大切です。 ★低温火傷は予防が一番! 低温火傷を起こしてしまうと、 皮膚の奥が、 じっくり焼いて脂身が溶けたバラ肉のような 状態になり、治りにくいのが特徴です。冬場 の低温火傷の原因は、カイロが一番です。正 しく使えば問題ないので、右の注意ポイント を押さえて使いましょう。 低温火傷は、カイロ、ゆたんぽ、あんか、 床暖房等で起こります。熱を受けた皮膚に違 和感があるときは、できるだけ早く皮膚科、 形成外科を受診しましょう。
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